JP2014130602A - 幾何学パターンを形成する面分のグループ - Google Patents

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Abstract

【課題】3次元モデル化オブジェクトを設計するためのコンピュータ実施方法を提供する。
【解決手段】方法は、モデル化オブジェクトの境界表現を提供するステップ(S10)と、面分が互いのコピーである1組の面分のサブセットを決定するステップ(S20)と、幾何学パターンを形成する、サブセット内の面分の第1のグループを形成するステップ(S30)と、面分の第1のグループに面分の少なくとも1つの第2のグループを関連付けるステップ(S40)であって、第2のグループの各面分は、第1のグループのそれぞれの面分に隣接し、第2のグループの面分の各ペアは、ペアの面分が隣接する第1のグループのそれぞれの面分を一方から他方に変換する剛体運動を介して整合する、ステップとを含む。
そのような方法は、3Dモデル化オブジェクトの設計を改善する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータプログラムおよびシステムの分野に関し、より詳細には、3次元(3D)モデル化オブジェクトを設計するための方法、システム、およびプログラムに関する。
オブジェクトの設計、エンジニアリング、および製造のための数々のシステムおよびプログラムが、市場で提供されている。CADは、コンピュータ支援設計(Computer−Aided Design)の頭字語であり、例えば、オブジェクトを設計するためのソフトウェアソリューションに関する。CAEは、コンピュータ支援エンジニアリング(Computer−Aided Engineering)の頭字語であり、例えば、将来の製品の物理的挙動をシミュレートするためのソフトウェアソリューションに関する。CAMは、コンピュータ支援製造(Computer−Aided Manufacturing)の頭字語であり、例えば、製造プロセスおよび操作を定義するためのソフトウェアソリューションに関する。そのようなシステムでは、技法の効率性に関して、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)が重要な役割を演じる。これらの技法は、製品ライフサイクル管理(PLM:Product Lifecycle Management)システム内に組み込むことができる。PLMとは、製品の開発のために、構想から耐用期限が尽きるまで、拡大された事業の構想の全般にわたって、製品データを共有し、共通プロセスを適用し、企業知識を活用する際に企業の助けとなるビジネス戦略のことである。
(CATIA、ENOVIA、およびDELMIAという商標の下で)Dassault Systemesによって提供されたPLMソリューションは、製品エンジニアリング知識を編成するエンジニアリングハブ(Engineering Hub)、製造エンジニアリング知識を管理するマニュファクチャリングハブ(Manufacturing Hub)、ならびに、事業統合、およびエンジニアリングハブおよびマニュファクチャリングハブ両方との接続を可能にするエンタープライズハブ(Enterprise Hub)を提供する。すべてが一緒になって、システムは、最適化された製品定義、製造準備、生産、およびサービスを推進する、動的な知識ベースの製品創造および決定支援を可能にするための、製品、プロセス、リソースを結び付けるオープンオブジェクトモデルを提供する。
現在、多くのCADシステムは、ユーザが、3Dモデル化オブジェクトを、ユーザに提供されたモデル化オブジェクトの境界表現(boundary representation)(B−Rep)に基づいて設計することを可能にする。B−Repは、各々がそれぞれのサポート面(supporting surface)の有界な部分として定義される1組の面分(face)を含む、データ形式である。ユーザは、既存の面分を変更すること、新しい面分を生成すること、いくつかの面分を削除すること、ならびに/または面分に対する制約および/もしくは面分の間の制約を定義すること、あるいは使用するCADシステムによって提供された任意のアクションなどによって、1組の面分に働きかけることができる。そのような場合、効率性のため、立体(solid)の履歴は、一般にユーザから利用可能ではない。
開発下にあるそのような3D設計の一側面は、「パターン認識」として知られている。「パターン」という用語は、同じ幾何学的特徴の規則的なレイアウトのコピーを指している。パターンの認識は、設計中にそのようなパターンを単一の要素として処理することを可能にし、それによって、一連の設計の可能性を広げる。例えば、パターンの要素を1つずつ変更する代わりに、パターンの事前認識のおかげで、ユーザは、パターンの変更を、例えば単一のアクションで、全体的に実行することができる。パターン認識は、機械設計、消費財、建造物建築、航空宇宙、または他の領域など、CADの様々な領域にも関連する。
パターン認識は、特徴認識に関連することができる。特徴認識は、所与の3Dオブジェクト(通常は機械部品を表す立体)における特徴的な形状を認識するのに有益である。機械設計において関心のある特徴的な形状は、例えば、ホール(hole)、押出パッド(extruded pad)、押出ポケット(extruded pocket)、フィレット(fillet)もしくはラウンド(round)、外旋パッド(revolute pad)、および/または外旋ポケット(revolute pocket)を含む。特徴的な形状の認識は、例えば、押出もしくは外旋形状の輪郭、外旋形状の回転軸、ラウンドおよびフィレットの半径値、押出方向、ならびに/または押出深さなど、その仕様を、より良い意味レベルで識別することにつながる。この情報は、例えば押出の輪郭を編集することによって、形状を変更するために、または例えば機械加工プロセスなど、下流のプロセスを供給するために使用される。
特徴認識機能は、以下の手順を通して、商用CADシステムにおいて利用可能である。ユーザは、認識する特徴のタイプを選択することができる。その後、任意選択で、ユーザは、探索を初期化するために、立体上の特徴の1つまたは複数の面分を選択する。システムは、認識を実行し、認識された特徴の仕様を生成する。
入力された立体の形状を局所的に変更することが意図される場合、「直接編集」機能も利用可能である。「履歴なしモデリング(history free modeling)」とも呼ばれるこの技術は、履歴設計の代替として、CADエディタによって促進される。目標は、B−Repだけを使用して、立体の形状を容易に変更することである。ユーザの観点から見て編集を簡潔にするために、「直接編集」技術は、立体の局所形状を認識しなければならない。例えば、システムは、ホールの円筒形状を維持すること(および円筒を自由形式面(free form surface)に変更しないこと)、ポケットの壁の垂直方向を維持すること、ならびに/または形状の外旋性もしくは押出性を維持することを行わなければならない。結果として、「直接編集」分野であっても、特徴認識は不可避である。
従来の特徴認識は、一度に1つの特徴を扱う。それは、所与の特徴の複数のコピーを識別せず、これらのコピーのレイアウトを識別しない。パターン認識に関して、この主題は、未だ開発下にあるが、既存の解決策には、多くのユーザ介入が必要であると思われる。
したがって、既存の解決策は、特にユーザ利用の観点および網羅性の観点から見て、効率性を欠いている。これに関連して、3Dモデル化オブジェクトを設計するための改善された解決策が未だ必要とされている。
したがって、一態様によれば、3Dモデル化オブジェクトを設計するためのコンピュータ実施方法が提供される。方法は、モデル化オブジェクトの境界表現を提供するステップを含む。境界表現は、各々がそれぞれのサポート面の有界な部分として定義された1組の面分を含む。方法は、面分が互いのコピーである境界表現の1組の面分のサブセットを決定するステップも含む。方法は、幾何学パターンを形成する、サブセット内の面分の第1のグループを形成するステップも含む。方法は、面分の第1のグループに面分の少なくとも1つの第2のグループを関連付けるステップを含む。第2のグループの面分は、第2のグループの各面分が、第1のグループのそれぞれの面分に隣接する。また、第2のグループの面分は、第2のグループの面分の各ペアが、ペアの面分が隣接する第1のグループのそれぞれの面分を一方から他方に変換する剛体運動を介して整合する。
方法は、以下のうちの1つまたは複数を含むことができる:
− 関連付けるステップについて、面分のペアは、少なくともペアの面分が第1のグループのそれぞれの面分に隣接する領域において、剛体運動が、ペアの面分それぞれのサポート面も一方から他方に変換する場合、ペアの面分が隣接する第1のグループのそれぞれの面分を一方から他方に変換する剛体運動を介して整合するかを評価され、
− 第2のグループの面分の数は、第1のグループの面分の数から所定の閾値を減算したものよりも大きく、
− 方法は、面分の第1のグループに面分のブロックの少なくとも1つのグループを関連付けるステップをさらに含み、各ブロックは、第2のグループのそれぞれの面分に隣接する1組の接続された面分であり、ブロックの各ペアは、剛体運動を介して整合し、
− 方法は、反復され、ある反復において第1のグループに含まれた、または第1のグループに関連付けられた面分は、次回以降の反復のために廃棄され、
− サブセット内の面分の第1のグループを形成するステップは、所定の1組の幾何学パターンのうちの1つの出現がサブセット内に存在するかどうかをテストするステップを含み、
− 所定の1組の幾何学パターンは、1組の反復的に定義されるパターンを含み、
− 1組の反復的に定義されるパターンは、直線パターンおよび/もしくは円パターンを含む1次元パターン、ならびに/または長方形グリッドパターンおよび/もしくは円グリッドパターンを含むグリッドパターンを含み、
− テストするステップは、優先順位に従って、所定の1組の幾何学パターンをブラウズするステップを含み、
− 所定の1組の幾何学パターンは、円グリッドパターン、長方形グリッドパターン、円パターン、その次に直線パターンを含み、ならびに/または
− テストするステップは、最高順位から最低順位に向かって、円グリッドパターン、長方形グリッドパターン、円パターン、その次に直線パターンの順に順序付ける優先順位に従って、所定の1組の幾何学パターンをブラウズするステップを含む。
上述の方法を実行するための命令を含むコンピュータプログラムがさらに提案される。コンピュータプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記録されるように適合される。
上述のコンピュータプログラムを記録しているコンピュータ可読記憶媒体がさらに提案される。
メモリに結合されたプロセッサと、グラフィカルユーザインタフェースとを備えるCADシステムがさらに提案され、メモリは、上述のコンピュータプログラムを記録している。
次に、本発明の実施形態を、非限定的な例によって、添付の図面を参照しながら説明する。
方法の一例のフローチャートである。 グラフィカルユーザインタフェースの一例を示す図である。 クライアントコンピュータシステムの一例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。 方法の例を示す図である。
図1は、3Dモデル化オブジェクトを設計するためのコンピュータ実施方法のフローチャートを示している。方法は、モデル化オブジェクトの境界表現を提供するステップS10を含む。境界表現は、1組の面分を含む。各面分は、それぞれのサポート面の有界な部分として定義される。方法は、面分が互いのコピーである境界表現の1組の面分のサブセットを決定するステップS20も含む。方法は、幾何学パターンを形成する、サブセット内の面分の第1のグループを形成するステップS30も含む。方法は、面分の第1のグループに面分の少なくとも1つの第2のグループを関連付けるステップS40を含む。第2のグループの面分は、第2のグループの各面分が、第1のグループのそれぞれの面分に隣接する。第2のグループの面分は、第2のグループの面分の各ペアが、ペアの面分が隣接する第1のグループのそれぞれの面分を一方から他方に変換する剛体運動を介して整合する。
そのような方法は、3Dモデル化オブジェクトを設計するための改善された解決策を構成する。幾何学パターンを形成する面分の第1のグループを形成するステップS30によって、方法は、幾何学パターンを識別し、それによって、パターンベースの設計機能をユーザに開放する。方法の特定の方法で面分の第1のグループに面分の少なくとも1つの第2のグループを関連付けるステップS40によって、方法は、識別されたパターンの適切な拡張が、意図されたパターンをより一層把握し、設計をより一層容易にすることを可能にする。方法は、面分レベルで機能し、面分が互いのコピーであること、および面分のペアが所与の剛体運動を介して整合することなど、面分に関連する特性の識別を含むので、方法は、容易に実施することができ、したがって、自動化することができ、それによって、網羅的で迅速な方法で有意味なパターンを識別することができる。これは、以下の説明においてすべて詳述される。
モデル化オブジェクトは、コンピュータシステムのメモリ内に記憶されたデータによって定義される、任意のオブジェクトである。拡大解釈される場合、「モデル化オブジェクト」という表現は、データ自体も指す。「3Dモデル化オブジェクトを設計する」とは、3Dモデル化オブジェクトを精巧に作り上げるプロセスの少なくとも一部である、任意のアクションまたは一連のアクションのことを指す。したがって、方法は、3Dモデル化オブジェクトをゼロから作成するステップを含むことができる。あるいは、方法は、先に生成された3Dモデル化オブジェクトを提供するステップと、その後、その3Dモデル化オブジェクトを変更するステップとを含むことができる。
3Dモデル化オブジェクトは、CADモデル化オブジェクト、またはCADモデル化オブジェクトの一部とすることができる。いずれの場合も、方法によって設計される3Dモデル化オブジェクトは、例えば、CADモデル化オブジェクトによって占有される3D空間など、CADモデル化オブジェクトまたは少なくともそれの一部を表すことができる。CADモデル化オブジェクトは、CADシステムのメモリ内に記憶されたデータによって定義される、任意のオブジェクトである。システムのタイプによって、モデル化オブジェクトは、異なる種類のデータによって定義することができる。CADシステムは、CATIAなど、モデル化オブジェクトのグラフィカル表現に基づいて少なくともモデル化オブジェクトを設計するのに適した任意のシステムである。したがって、CADモデル化オブジェクトを定義するデータは、モデル化オブジェクトの表現を可能にするデータ(例えば、空間内の相対位置を含む幾何学データ)を含む。
方法は、製造プロセスに含めることができ、製造プロセスは、方法を実行した後、例えば、方法によって認識された幾何学パターンに従って、モデル化オブジェクトに対応する物理的製品を生産することを含むことができる(そのような場合、製造プロセスには、幾何学パターンについての情報が供給される)。いずれの場合も、方法によって設計されたモデル化オブジェクトは、製造オブジェクトを表すことができる。したがって、モデル化オブジェクトは、モデル化立体(すなわち、立体を表すモデル化オブジェクト)とすることができる。製造オブジェクトは、部品または部品の組立品などの、製品とすることができる。方法は、モデル化オブジェクトの設計を改善するので、製品の製造も改善し、したがって、製造プロセスの生産性を向上させる。方法は、DELMIAなどの、CAMシステムを使用して実施することができる。CAMシステムは、少なくとも製造プロセスおよび操作の定義、シミュレーション、および制御を行うのに適した、任意のシステムである。
方法は、コンピュータで実施される。これは、方法が、少なくとも1つのコンピュータ、または任意の同様のシステム上で実行されることを意味する。例えば、方法は、CADシステム上で実施することができる。したがって、方法のステップ(例えば、ユーザによってトリガされるステップ、および/もしくはユーザ対話を伴うステップ)は、おそらくは完全に自動的に、または半自動的にコンピュータによって実行される。特に、提供ステップS10および/または決定ステップS20は、ユーザがトリガすることができる。形成ステップS30および/または関連付けステップS40は、自動的に(すなわち、いかなるユーザ介入もなしに)、または半自動的に(すなわち、例えば、結果を確認するための、もしくはユーザが決定した要素をグループに追加/から削除するための、例えば、僅かなユーザ介入を伴って)、実行することができる。
方法のコンピュータ実施の典型的な例は、この目的に適したシステムを用いて方法を実行することである。システムは、方法を実行するための命令を記録したメモリを備えることができる。言い換えると、ソフトウェアは、直ちに使用できるように、メモリ上にすでに準備されている。したがって、システムは、他のいかなるソフトウェアもインストールすることなしに、方法を実行するのに適している。そのようなシステムは、メモリに結合された、命令を実行するための少なくとも1つのプロセッサも備えることができる。言い換えると、システムは、プロセッサに結合されたメモリ上に符号化された命令であって、方法を実行するための手段を提供する命令を含む。そのようなシステムは、3Dモデル化オブジェクトを設計するための効率的なツールである。
そのようなシステムは、CADシステムとすることができる。システムは、CAEおよび/またはCAMシステムとすることもでき、CADモデル化オブジェクトは、CAEモデル化オブジェクトおよび/またはCAMモデル化オブジェクトとすることもできる。実際、モデル化オブジェクトは、これらのシステムの任意の組合せに対応するデータによって定義できるので、CAD、CAE、およびCAMシステムは、一方が他方にとって排他的とはならない。
システムは、例えばユーザによって命令の実行を開始するための、少なくとも1つのGUIを備えることができる。特に、GUIは、ユーザが、提供ステップS10をトリガし、その後、ユーザがそうすることを決定した場合、例えば、(例えば「パターン認識」と称される)特定の機能を起動することによって、決定ステップS20をトリガすることを可能にすることができる。その後、形成ステップS30と、それに続いて、関連付けステップS40を、自動的または半自動的に実行することができる。
3Dモデル化オブジェクトは、3D(すなわち3次元)である。これは、モデル化オブジェクトが3D表現を可能にするデータによって定義されることを意味する。特に、B−Repの面分は、3Dであり、サポート面は、3D表面である(すなわち、それらは、すべてのサポート面の結合体が非平面となるように、3Dにおいて定義される)。3D表現は、すべての角度から表現物を見ることを可能にする。例えば、モデル化オブジェクトは、3D表現された場合、その軸のいずれかの周りで、または表現が表示された画面内の任意の軸の周りで処理し、回転させることができる。これは、特に、3Dモデル化されていない2Dアイコンを、それらが2Dパースペクティブにおいて何かを表現する場合であっても、除外する。3D表現の表示は、設計を容易にする(すなわち、設計者が統計的に仕事を成し遂げるスピードを速める)。製品の設計は製造プロセスの一部であるので、これは、製造業における製造プロセスをスピードアップする。図のいくつかの例が2Dで表現されていても、方法の3D特徴に関する説明が成り立つことに留意されたい。これらの例は方法を理解するためのものであることが理解されなければならない。
図2は、典型的なCADシステムのGUIの一例を示している。
GUI2100は、標準的なメニューバー2110、2120、ならびに下部および側部ツールバー2140、2150を有する、典型的なCADタイプのインタフェースとすることができる。そのようなメニューおよびツールバーは、1組のユーザ選択可能なアイコンを含み、各アイコンは、当技術分野で知られるように、1つまたは複数の操作または機能に関連付けられる。これらのアイコンのいくつかは、GUI2100内に表示された3Dモデル化オブジェクト2000に対して編集および/または作業を行うように適合された、ソフトウェアツールに関連付けられる。ソフトウェアツールは、ワークベンチにグループ化することができる。各ワークベンチは、ソフトウェアツールのサブセットを含む。特に、ワークベンチの1つは、モデル化製品2000の幾何学的特徴を編集するのに適した、編集ワークベンチである。操作中、設計者は、例えば、オブジェクト2000の一部を事前選択し、その後、適切なアイコンを選択することによって、操作(例えば、造形操作、もしくは寸法、色などを変更するような他の任意の操作)を開始すること、または幾何学的制約を編集することができる。例えば、典型的なCAD操作は、画面上に表示された3Dモデル化オブジェクトの穴開けまたは折り曲げのモデル化である。
GUIは、例えば、表示された製品2000に関連するデータ2500を表示することができる。図2の例では、「特徴ツリー」として表示されたデータ2500と、それらの3D表現2000は、ブレーキキャリパ(brake caliper)およびディスクを含むブレーキ組立体に関する。GUIは、例えば、オブジェクトの3D方向付けを容易にするための、編集された製品の動作のシミュレーションをトリガするための、または表示された製品2000の様々な属性を表すための、様々なタイプのグラフィックツール2130、2070、2080をさらに示すことができる。カーソル2060は、触覚デバイスによってコントロールすることができ、ユーザがグラフィックツールと対話することを可能にする。
図3は、例えば、ユーザのワークステーションなど、クライアントコンピュータシステムとしてのシステムのアーキテクチャの一例を示している。
クライアントコンピュータは、内部通信バス1000に接続された中央処理装置(CPU)1010と、やはりバスに接続されたランダムアクセスメモリ(RAM)1070とを備える。クライアントコンピュータには、バスに接続されたビデオランダムアクセスメモリ1100に関連付けられた、グラフィックス処理ユニット(GPU)1110がさらに設けられる。ビデオRAM1100は、当技術分野において、フレームバッファとしても知られている。大容量記憶デバイスコントローラ1020は、ハードドライブ1030などの大容量メモリデバイスへのアクセスを管理する。コンピュータプログラム命令およびデータを有形に具体化するのに適した大容量メモリデバイスは、例を挙げると、EPROM、EEPROM、およびフラッシュメモリデバイスなどの半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよび着脱可能ディスクなどの磁気ディスク、光磁気ディスク、ならびにCD−ROMディスク1040を始めとする、すべての形態の不揮発性メモリを含む。上記のいずれも、特別に設計されたASIC(特定用途向け集積回路)によって補うこと、またはその中に組み込むことができる。ネットワークアダプタ1050は、ネットワーク1060へのアクセスを管理する。クライアントコンピュータは、カーソル制御デバイスまたはキーボードなどの、触覚デバイス1090も含むことができる。カーソル制御デバイスは、図2を参照して言及されたように、画面1080上の任意の所望の位置にユーザがカーソルを選択的に配置することを可能にするために、クライアントコンピュータにおいて使用される。画面によって、コンピュータモニタなど、その上で表示が実行され得る任意のサポートが意味される。加えて、カーソル制御デバイスは、ユーザが、様々なコマンドを選択し、制御信号を入力することを可能にする。カーソル制御デバイスは、制御信号をシステムに入力するための、数々の信号発生デバイスを含む。典型的には、カーソル制御デバイスは、マウスとすることができ、信号を発生させるために、マウスのボタンが使用される。
システムに方法を実行させるため、コンピュータによって実行するための命令を含むコンピュータプログラムが提供され、命令は、この目的のための手段を含む。プログラムは、例えば、デジタル電子回路で、もしくはコンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアで、またはそれらの組合せで実施することができる。本発明の装置は、プログラム可能プロセッサによって実行するための、機械可読記憶デバイスに有形に具体化されるコンピュータプログラム製品で実施することができ、本発明の方法ステップは、入力データの操作および出力の生成によって本発明の機能を実行するために、命令からなるプログラムを実行するプログラム可能プロセッサによって実行することができる。命令は、データ記憶システムからデータおよび命令を受け取り、データ記憶システムにデータおよび命令を送るように結合された、少なくとも1つのプログラム可能プロセッサと、少なくとも1つの入力デバイスと、少なくとも1つの出力デバイスとを含む、プログラム可能システムにおいて実行可能な、1つまたは複数のコンピュータプログラムで有利に実施することができる。アプリケーションプログラムは、高水準手続き型もしくはオブジェクト指向プログラミング言語で、または望ましければアセンブリ言語もしくは機械語で実施することができ、いずれの場合も、言語は、コンパイル言語またはインタプリタ言語とすることができる。プログラムは、完全インストールプログラムまたは更新プログラムとすることができる。後者の場合、プログラムは、方法を実行するのに適したシステムになった状態に、既存のCADシステムを更新する。
提供ステップS10が、次に説明される。
方法は、モデル化オブジェクトのB−Repを提供するステップS10を含む。提供ステップS10は、モデル化オブジェクト(この場合、その境界表現)上で作業する設計者に起因し、または例えば既存のライブラリ内で検索された、すでに存在するB−Repに方法を適用できるということに起因することができる。いずれの場合も、モデル化オブジェクトは、S10においてB−Repとして提供される。境界表現は、3Dオブジェクトをそのエンベロープ(すなわち、その外表面)の観点からモデル化するための、広く知られた形式である。したがって、B−Repは、幾何学データおよび位相データを含むことができる、特定の形式のデータを指す。幾何学データは、3D位置の観点から記述される実体である、幾何学的実体を提供するデータである。位相データは、幾何学的実体との関連性、および/または例えば相対的な位置決めなど、他の位相的実体との関係の観点から記述される実体である、位相的実体を提供するデータである。典型的には、関係は、位相的実体を他の位相的実体に関連付ける、「によって境界付けされる(is bounded by)」関係を含むことができ、それによって、それらは、位相的に境界付けされる。
提供ステップS10は、いずれの履歴データも排除することができる。言い換えると、S10において提供されるモデル化オブジェクトは、履歴なしとすることができる。これは、モデル化オブジェクトが、その設計の履歴を示すいかなるデータにも関連付けられておらず、B−Repを含む宣言的データのみによっていることを意味する。したがって、方法は、設計者がモデル化オブジェクトの履歴を所有していない状況において機能し、このことは、モデル化オブジェクト上で設計される幾何学パターンが、S10において提供されるモデル化オブジェクト上でそのようなものとして定義されないことを特に暗示する。
この方法の場合、(例えば幾何学)データは、少なくとも、いわゆる「サポート面」、例えば、パラメトリック曲面(parametric surface)(すなわち、2D領域を定義するパラメータに関連付けられた3D位置の観点からモデル化された3D表面)を含む。サポート面は、典型的には、ナーブス曲面(Nurbs surface)とすることができるが、平面、標準曲面(canonical surface)、または手続き型曲面(procedural surface)とすることもできる。(例えば位相)データは、少なくとも1組の面分を含み、各面分は、(幾何学データで提供される)それぞれのサポート面の有界な部分として定義される。したがって、面分は、切り取られた面に対応する。したがって、サポート面は、何らかの切り取り操作によって面分がその上に定められる(それによって面分を「サポート」する)面である。
B−Repの概念は、広く知られているが、S10において提供され得るモデル化オブジェクトの一例を通して、次にさらに説明される。しかし、例えば、少なくともいくつかの位相的実体に対して、「によって境界付けされる」関係とは異なる関係を用いる、B−Repの他の例も、方法によって企図され得る。
すでに言及したように、モデル化オブジェクトのB−Repは、位相的実体および幾何学的実体を含むことができる。幾何学的実体は、面(surface)(例えば平面(plane))、曲線(curve)(例えば線(line))、および/または点(point)である、3Dオブジェクトを含むことができる。面は、2つのパラメータの関数として提供することができる。曲線は、単純に1つのパラメータの関数として提供することができる。点は、3D位置として提供することができる。位相的実体は、面分、稜線、および/または頂点を含むことができる。その定義によって、面分は、サポート面と呼ばれる、それぞれの面の有界な部分に対応する。したがって、「面分」という用語は、面のそのような有界な部分、または2D領域の対応する有界な部分を区別せずに指すことができる。同様に、稜線は、例えばサポート曲線(supporting curve)と呼ばれる、曲線の有界な部分に対応する。したがって、「稜線」という用語は、曲線またはその領域のそのような有界な部分を指すことができる。頂点は、3D空間内の点との結び付きとして定義することができる。これらの実体は、以下のように互いに関連する。曲線の有界な部分は、曲線上にある2つの点(頂点)によって定義される。面の有界な部分は、その境界によって定義され、この境界は、面上にある1組の稜線である。面分の境界の稜線は、共有する頂点によって一緒に接続される。面分は、共有する稜線によって一緒に接続される。定義によって、2つの面分は、それらが稜線を共有する場合、隣接する。同様に、2つの稜線は、それらが頂点を共有する場合、隣接する。面、曲線、および点は、それらのパラメータ化を介して、一緒に結び付けることができる。例えば、境界の頂点を定義するために、曲線を定義するパラメトリック関数のパラメータの値が提供され得る。同様に、境界の稜線を定義するために、曲線のパラメータを面の2つのパラメータに結び付ける関数が提供され得る。しかし、B−Repのそのような位相データの非常に詳細な構造は、本説明の範囲外にある。
図4および図5は、S10において提供されるモデル化オブジェクトとすることができ、図において1、2、3の番号が付された3つの面分、すなわち、上部平面面分1と、2つの側面円筒面分2、3とから作成される、円筒スロット80のB−repモデルを示している。図4は、スロット80の斜視図を示している。図5は、すべての面分の分解図を示している。重複する番号は、共有の稜線および頂点を示している。面分1は、平面の有界な部分である。面分1の境界は、稜線4、5を含み、それらの各々は、頂点10と頂点11によって境界付けされる。それらはともに、同じサポート円を有する。面分2は、稜線6、8、5、13によって境界付けされ、そのすべては、無限円筒曲面(すなわち、面分2のサポート面)上にある。面分1、2は、それらが稜線5を共有するので、隣接している。面分2、3は、それらが稜線8、13を共有するので、隣接している。面分1、3は、それらが稜線4を共有するので、隣接している。
図6は、スロット80のB−repモデルの「によって境界付けされる」位相関係を示している。高位レイヤ101のノードは、面分であり、中位レイヤ103のノードは、稜線であり、低位レイヤ105のノードは、頂点である。図7および図8は、位相的実体(面分、稜線、頂点)とサポート幾何学形状(無限円筒、無限平面、無限直線、点)の間の関係を示している。CADシステムでは、B−repモデルは、「によって境界付けされる」関係と、位相的実体とサポート幾何学形状の間の関係と、サポート幾何学形状の数学的記述とを適切なデータ構造で収集する。言い換えると、図6および図7に示されるデータ構造は、この例の位相データの一部であり、それは、幾何学データの幾何学的実体との結び付き(これは図7である)、および位相的実体の間の結び付き(これは図6である)を含む。
方法の他のアクション(すなわち、ステップS20〜S40)が、次に説明される。
方法は、例えば、ユーザがトリガしたときに、面分が互いのコピーである境界表現の1組の面分のサブセットを決定するステップS20を含む。結果として、面分のサブセットは、互いに一方が他方のコピーである、または言い換えると、互いに幾何学的に同一である、もしくは互いに一方が他方の幾何学的レプリカである、1組の面分である。サブセットは、当業者が望む任意の実装形態に従って、S20において決定することができる。例えば、方法は、面分のペアの間で比較を実行するステップを含むことができ、面分は、任意の順序に従ってブラウズされる。そのような比較は、任意の方法で実行することができる。例が、後で提供される。また、CADの分野から分かるように、数値計算を伴う任意の決定は、システムによって適用される必要な数値近似の影響を受ける。本ケースでは、面分は、それらが理論的には僅かに異なるとしても、S20において、互いのコピーであると決定されることがある。したがって、方法は、実際には、S20において、実質的に互いのコピーである面分のサブセットを決定することができる。しかし、近似が実施される方法は、本説明の主題ではないので、以下では、「実質的に互いのコピー」と「互いのコピー」とは区別されない。実際のところ、方法は、2つの面分が互いのコピーであるかどうかを判別するための所定の基準に従うとしか見なされない。
方法は、その後、幾何学パターンを形成する、サブセット内の面分の第1のグループを形成するステップS30を含む。便宜的に「第1」と呼ばれる、面分の第1のグループは、S30において形成されるときは、サブセットのうちの1組の面分であり、したがって、互いのコピーである1組の面分である。グループを「形成する」によって、グループの存在を示すために、データがモデル化オブジェクトに追加されることが意味される。例えば、グループ名が生成され、グループの面分とグループ名の間の結び付きが、モデル化オブジェクト(を定義するデータ)に追加される。要素を一緒に結び付けるこの方法は、決定ステップS20のために実施することもできるが、形成ステップS30の場合、グループの形成は、新しいデータが永続メモリ上に記憶されること、または少なくともユーザが幾何学パターン上で作業を行えるだけ十分に長く記憶されることを暗示し、一方、決定ステップS20において生成されるサブセットを表す新しいデータについては、必ずしもそうであるとは限らず、この新しいデータは、主として形成ステップS30を実行する目的で生成される。これらは、まさに当業者に知られた実装形態の内容である。
さらに、方法は、面分を選択して、それらが幾何学パターンを形成するように、第1のグループを形成する。「幾何学パターン」という表現は、第1のグループの面分が幾何学形状を構成し、その要素(すなわち、第1のグループの面分または面分の組)が、予測可能な方法で、すなわち、所定の規則に従って配置され、それによって、完全なランダム性を排除していることを意味する。幾何学パターンを形成する面分のグループを形成するステップS30によって、方法は、モデル化オブジェクト内の幾何学パターンの認識を開始する。幾何学パターンの面分は、最初、互いのコピーであるように選択されるので、方法は、設計意図に従った意味を有する幾何学パターンを認識する。これは、より容易な設計を可能にする。まず第一に、これは、幾何学パターンを後でユーザに提示することを可能にする。したがって、ユーザは、設計者の意図を把握することができる。これは、先に言及したように、後で設計アクションを幾何学パターン上で全体的に(すなわち、自動的な統一された方法で)実行することも可能にする。例えば、ユーザは、幾何学パターン全体を単一の「ドラッグアンドドロップ」アクションを用いて変換することができる。または、ユーザは、パターンを選択し、その後、その要素の新しいサイズを一度だけ入力することによって、幾何学パターンのすべての要素のサイズを大きくすることができる。これらは、ほんの一例にすぎない。方法は、そのような後の設計アクションのいずれかまたはいくつかを含むことができる。方法は、幾何学パターンを含むいくつかの特定の設計をより僅かなユーザアクションで達成することを可能にするので、これは、概して、CADの分野で有益である。これは、モデル化オブジェクトが製品を表す場合、機械設計の分野で特に有益であり、そのような場合、方法は、そのすべてのフェーズの時間最適化を必要とする全体的な工業プロセスに属する。方法は、認識された幾何学パターンを製造プロセスに供給するステップも含むことができる。
形成ステップS30は、所定の1組の幾何学パターンのうちの1つの出現がサブセット内に存在するかどうかをテストするステップを含むことができる。言い換えると、方法は、例えば永続メモリ上に記憶された、おそらくは所定またはユーザ定義の、幾何学パターンの所定の1組のタイプに基づいており、形成ステップS30の場合、方法は、S20において決定されたサブセットが、所定の組に属する幾何学パターンを尊重/構成する面分を含むかどうかをテストする。そのような所定の組に対して作業を行うことは、企図される任意の分野の設計に従って、方法をできるだけ効率的にすることを可能にする。特に、所定の組は、変更可能とすることができる。所定の組は、2Dパターン(すなわち、平面レイアウト)および/または3Dパターン(すなわち、非平面分布)を含むことができる。
所定の1組の幾何学パターンは、1組の反復的に定義されるパターンを含むことができる。これらのパターンは、機械設計の分野でしばしば使用され、結果として、それらの認識は、特に有益である。反復的に定義されるパターンは、例えば面分、例えば1つまたは2つの初期面分など、1つまたは複数の初期幾何学要素によって、ならびに初期要素および/または先に生成された要素から他の要素を生成するための1つまたは複数の規則によって定義されるパターンである。反復的に定義されるいずれのパターンも、規則が全体的に定義され、反復の特定のインデックスに付属しない場合(規則が、例えば、n、または2nと2n+1、または3nと3n+1と3n+2など、汎用的なインデックスに対して定義され、すなわち、特定の値に対して定義されない場合)、規則的とすることができる。したがって、第1のグループを形成するステップS30の場合、方法は、S20において決定されたサブセット内で、考察中の幾何学パターンに対応する規則に従って生成された可能性のある1組の面分が存在するかどうかをテストするステップを含むことができる。これは、所定の1組のパターンのうちのパターンをブラウズすることによって、複数回繰り返すことができる。言い換えると、方法は、テスト中の幾何学パターンに従って、(パターンが1つまたは複数の初期要素を有するかどうかに応じて)1つまたは複数の面分を定義するステップと、その後、定義された初期面分にパターン規則を適用することから、幾何学パターンの出現が存在するかどうかをチェックするステップとを含むことができる。反復的に定義されるパターンの例と、その出現をテストする方法は、後で提供される。
S30において第1のグループを形成するときに、どのような幾何学パターンが認識されるにしても、またそのためにどのようなプロセスが使用されるにしても、方法は、その後、第1のグループに、面分のいわゆる「第2のグループ」を関連付けるステップS40を含む。言い換えると、新しいデータが、S30におけるのと同様に、S40において生成され、この新しいデータは、第1のグループとまだ第1のグループに属していないB−Repの他の面分との間の結び付きを含む。したがって、関連付けステップS40は、認識される幾何学パターンを新しい面分にまで「拡張」する。したがって、「幾何学パターン」という表現は、以下では、初期幾何学パターンのこの拡張バージョンを指すことができる。したがって、以下では、方法によって認識されるいずれの幾何学パターンも、互いのコピーである「第1のグループ」の面分と、以下で説明されるような一定の制約を尊重する「第2のグループ」の面分とを少なくとも含む。
面分の第2のグループは、S10において提供されたB−Repの1組の面分全体のサブセットである、1組の面分である。第2のグループの面分は、それらが、第2のグループのどの面分についても、第1のグループのそれぞれの面分に隣接するという特殊性/制約を有する。言い換えると、第2のグループの各面分は、第1のグループの面分と稜線を共有する。この第1のグループの面分は、以下では、隣接する第2のグループの面分との関係を表すために、「『それぞれの』第1のグループの面分」として設計される。第2のグループの面分の別の特殊性/制約は、それらが、第2のグループの面分のどのペアについても、特定の剛体運動を介して整合することである。面分は、点集合と見ることができ(それによって、そのようなものとして方法によって処理することができ)、すなわち、3次元空間
Figure 2014130602
の部分集合と見ることができる。剛体運動は、D(x)=Rx+Tによって、2つの点集合の間で定義される写像
Figure 2014130602
であり、ここで、Rは、回転であり、Tは、並進ベクトルである(ゼロの可能性あり)。y=D(x)は、x=D−1(y)と等価であり、ここで、D−1(y)=R−1y−R−1Tであるので、剛体運動は、可逆的である。第1のグループの面分は、互いのコピーであるので、第1のグループの2つの面分が与えられた場合、剛体運動を適用することによって、一方を他方から導出することができる。ここで、S40において第1のグループに関連付けられた、面分の一部である隣接する面分について、方法は、それらが、2つずつ、それぞれの第1のグループの隣接面分を一方から他方に変換する剛体運動を介して整合することを要求する。これは、例えば、方法によって実施される特定のテストにおいて、第1のグループの面分に隣接する面分を第2のグループに追加できるかどうかを判定するために、そのような剛体運動が使用されることを意味することができる。
整合性の概念は、第2のグループの面分が、特定のそれぞれの剛体運動を介して、2つずつ幾何学的に結び付けられることを意味するが、それらは、特定のそれぞれの剛体運動を用いて、必ずしも一方から他方を導出可能でなくてもよい(すなわち、基準は、そのような場合、「のコピーである(is a copy of)」基準よりも「緩やか」である)。これは、当業者によって企図される任意の方法で実施することができる。例えば、方法は、少なくともペアの面分が第1のグループのそれぞれの面分に隣接する領域において、剛体運動が、ペアの面分それぞれのサポート面も一方から他方に変換する場合、ペアの面分が特定の剛体運動(すなわち、ペアの面分が隣接する第1のグループのそれぞれの面分を一方から他方に変換する剛体運動)を介して整合するかどうかを評価することができる。隣接する領域は、実際には、第2のグループの面分上の隣接稜線(すなわち、2つの隣接面分によって共有される稜線)の所定の近傍とすることができる。近傍のサイズは、当業者によって企図される任意の方法で定めることができる。それは、それぞれのサポート面の一部に限定することができる。その後、方法は、第1のグループのそれぞれの面分を一方から他方に変換する剛体運動を介して、そのような近傍において、サポート面が互いのコピーであるかどうかを評価することができる。別の例は、1つの第1のグループの面分を他に変換する剛体運動を介して、隣接稜線(のみ)が互いのコピーであるかどうかを評価することができる(面派生物(surface derivative)についてのいくつかの情報は、隣接稜線に付属させることが、例えば、後で説明するように、局所軸系は、稜線によって境界付けされる潜在的な第2のグループの面分に付属させることができるので、第1のグループの面分が互いのコピーであっても、これは必ずしも成り立たない)。あるいは、方法は、特定の剛体運動がそれぞれのサポート面全部も一方から他方に変換する場合、面分のペアがその剛体運動を介して整合するかどうかを評価することができる。いずれの場合も、(形成ステップS30と比較しての)関連付けステップS40のための幾何学的比較基準の緩和は、S30においてより厳格な基準に基づいて幾何学パターンが存在することをすでに決定した、すでに存在する情報を利用する、幾何学パターンのより頻繁な拡張を可能にする。また、(例えば、ユーザは、その後、S40において関連付けられた幾何学パターンのいくつかの要素を、それらがユーザには幾何学パターンの一部であると思えない場合、削除することができ、これは、忘れていたとユーザに思える新しい要素を追加するよりも容易に行うことができるので)、結果は、ユーザによってより容易に扱うことができる。
したがって、面分定義に基づいた簡単な幾何学的計算を実行することによって、互いのコピーであり、幾何学パターンを形成する、面分の第1のグループを識別することによって、その後、隣接面分を用いて第1のグループを適切に拡張することによって、方法は、識別を助けるためにユーザがモデル化オブジェクト上の任意の特定の面分または位置を識別(すなわち事前選択)する必要なしに、複雑であり得る(毎回ただ1つの面分からなるパターンよりも入り組んでいる)幾何学パターンを効率的に識別する。方法は、実際に、ユーザによって行われるそのような識別を排除することができる。したがって、方法は、モデル化オブジェクトの境界表現に適合された、パターンの効率的な識別を可能にする。方法は、ユーザが行う幾何学形状のいかなる視覚的分析も必要としない。方法は、入力された幾何学形状をシステマティックに分析することによって、重複する幾何学形状の配置に集中する。ユーザはそのプロセスに直接的には係わらないので、他の仕事のための時間が確保される。さらに、後で説明するように、最終結果として重複する幾何学形状のすべての配置をもたらすために、方法を使用することができる。これは、1回限りのプロセスである。結果として、本発明は、パターン認識のために費やされる時間を短縮し、可能な限り最良の結果を提供する。
ここで、方法は反復できることに留意されたい。反復は、ある反復のS30において第1のグループに含まれる面分、またはS40において第1のグループに関連付けられる面分が、次回以降の反復のために廃棄されるように実行される。特に、方法は、上で説明したように、1つの初期提供ステップS10を含むことができる(B−Repは実際には最初に提供されるが、その後、少なくとも方法が終了するまで、存在する)。その後、方法は、パターン認識を開始するために、ユーザがトリガステップを実行するステップを含むことができる。その後、方法は、すべてのパターン(方法によって認識可能なすべてのパターン)が認識されるまで、例えば、自動的に(すなわち、いかなるユーザ介入もなしに)、決定ステップS20、形成ステップS30、および関連付けステップS40を反復することができる。各反復では、(第1のグループを形成する面分の一部である面分、および第2のグループに関連付けられた面分ばかりでなく、後で説明される、いわゆる「面分のブロック」に属する面分も含む)「使用された」いずれの面分も、次回以降の反復において使用されないように、取り除く(すなわち、廃棄する)ことができる。これは、パターン認識をシンプルに保つためであり、所与の面分をたかだか1つの幾何学パターンに属させるためである。
そのような反復のおかげで、方法は、ユーザ介入を最低限に抑えながら、網羅的な方法で、十分に込み入った/精細な幾何学パターンを認識することができる。最初の決定ステップS20は、互いのコピーである面分から成るすべてのサブセットを決定することができ、その後、各反復の決定ステップS20は、これらの最初に決定されたサブセットの中からの選択から成ることにここで留意されたい。初期サブセットは、方法の例を参照して後で説明するように、方法の他のアクションの反復に従って変更することができる。方法のステップS30とS40とを反復のたびに交互に行うこと、またはあるいは、いくつかの反復では形成ステップS30を実行し、その後、いくつかの反復では関連付けステップS40だけを実行することが可能であることにも留意されたい。方法のステップが反復される正確な順序は、パターン認識の網羅性には必須ではない。各反復において方法のステップをいかに実行するかについての方法の例は、後で提供される。当業者によって実施可能な変形形態はいずれも、本説明の範囲内にある。
したがって、方法は、入力オブジェクト内の幾何学特徴のすべてのコピー、およびこれらのコピーすべてのそれぞれの配置を自動的に見つけることが可能である。この作業は、いかなるユーザ選択も伴わずに、入力オブジェクト、典型的には立体のB−Repに対して実行される。アルゴリズムは、すべての複製された特徴を記述するのに必要なだけ多くのパターンを出力する。一例では、方法は、最初、入力された立体を1組の独立の面分と見なす。この例の第1のステップでは、剛体運動を法として同一な面分が、サブセットに収集される。これは、最初の1組の面分を互いに素のサブセットにする区分けをもたらす。概略的に言うと、同じサブセット内の2つの面分a、bを任意に与えると、b=D(a)であるような、剛体運動Dが存在する。例の第2のステップでは、面分の各サブセット内において、アルゴリズムが、すべての特徴的なパターンを識別する。後で提供される例において説明されるように、1次元パターンは、等間隔に配置されたオブジェクトの直線または円系列であり、2次元パターンは、長方形グリッドまたは同心の円配列である。例の第3のステップは、パターン化された特徴を拡張することである。
次に、いくつかの定義を行った後、方法の例を説明する。
点集合Xを与えた場合、簡潔にはY=D(X)と表記される、Y={D(x),x∈X}であるような、剛体運動Dが存在する場合、点集合Yは、Xの「レプリカ」である。
「方向付けされた点集合(oriented point−set)」は、2つ組(X,u)であり、ここで、
Figure 2014130602
は、点集合であり、uは、写像u:X→Sであり、ここで、Sは、
Figure 2014130602
の1組の単位ベクトルである。言い換えると、任意の点x∈Xにおいて、単位ベクトルu(x)が定義される。
方向付けされた点集合(Y,u)は、Yが方向付けを保ったXのレプリカである場合、方向付けされた点集合(X,u)の「コピー」である。より正確には、すべてのx∈Xについて、レプリカ上の対応する点D(x)の単位ベクトルは、点xにおけるXの単位ベクトルを回転したものである。形式的に、すべてのx∈Xについて、u(D(x))=Ru(x)であり、これは、以下のダイアグラムが可換であることを意味する。
Figure 2014130602
決定ステップS20が依存する、点集合上の関係「コピーである」は、同値関係である。それを証明するには、以下の特性をチェックすれば十分であり、それは難しくない。(1)点集合はそれ自体のコピーである、(2)YがXのコピーであるならば、XはYのコピーである、(3)YがXのコピーであり、ZがYのコピーであるならば、ZはXのコピーである。
基本的な代数によれば、点集合の有限集合G(すなわち、Gの要素が点集合である)が与えられた場合、同値関係「コピーである」は、Gを、コピーからなる互いに素かつ最大の部分集合Gに分類する。これは、i≠jならば、G∩G=φであること、G=∪であること、X、Y∈Gならば、YはXのコピーであること、およびX∈Gかつ
Figure 2014130602
ならば、YはXのコピーでないことを意味する。部分集合Gは、実際、同値関係の同値類を参照することによって、点集合の「類」となる。
先の理論は、立体(すなわち、この例におけるモデル化オブジェクトは立体である)の面分に適用される(しかし、それに限定されない)。面分は、点集合の役割を演じ、立体のB−Repは、集合Gである。言い換えると、決定ステップS20を実施するために、当業者は、面分を点集合として、またS10において提供されるB−Repを上で定義されたような集合Gとして表すことができる。
決定ステップS20の例が、次に説明される。
例えば、立体を表すモデル化オブジェクトを与えた場合、S10において提供される立体のB−Repは、1組の独立した面分と見なされる。すなわち、G={f、…、f}であり、ここで、fは、立体の第iの面分である。まさに最初のステップは、「コピーである」関係に従って、Gの部分集合を計算することである(すなわち、決定ステップS20)。全体的なアルゴリズムは、以下の通りである。
For i = 1 to n do begin
If fi is not already used in a subset then
Create a new subset Gi := {fi}
For j := i + 1 to n do begin
If fj is not already used in a subset then
If fj is a copy of fj then
Gi := Gi∪{f}
Store the rigid motion that
changes fi into f
End if
End if
End for
End if
End for
以上のように、最初に、コピーから成るすべてのサブセットが決定され、後で説明されるように、決定されたサブセットに変更を施すことも可能である。
面分に対して「コピーである」関係をいかに実施するかについての例が、次に説明される。
先に説明したように、立体の面分は、サポート面(例えば平面)と、境界稜線とによって定義される。一例では、面分は、立体の外向きの法線ベクトルを備える。境界稜線は、この法線ベクトルに従って方向付けされる。境界稜線は、共有頂点によって接続される。
比較を実行して、剛体運動を見つけるため、各面分は、いくつかの軸系(axis system)を備える。面分の各頂点vでは、軸系は、以下のように生成される。原点Pの座標は、頂点vの座標である。Uで表される第1のベクトルは、vの入力境界稜線の接線であり、−Uは、境界稜線と同じに方向付けされる。Vで表される第2のベクトルは、vの出力境界稜線の接線であり、境界稜線の方向に方向付けされる。「入力」および「出力」という語は、面分の法線ベクトルに従った、境界稜線の位相的方向付けに関連する。第3のベクトルは、頂点vにおいて計算される、面分の外向きの法線ベクトルNである。Nは常にUおよびVに対して垂直であるにも係わらず、軸系(P,U,V,N)は、概して、有向でなく、直交しないことに留意されたい。
図9〜図11は、半円筒面分90の軸系を示している。図9は、面分90と、その法線ベクトル92とを示している。図10は、法線ベクトル92によって誘導される境界稜線94の位相的方向付けを示している。境界稜線aは、頂点vの入力稜線である。境界稜線bは、頂点vの出力稜線である。図11は、各境界頂点における軸系のベクトルU、V、Nを表示している。
ここで、方法は、一例では、決定ステップS20内において、2つの面分が互いのコピーであるかどうかを、存在するならば、それらの間の剛体運動を探索することによって判定することができる。f、gを、(同数の)局所軸系
Figure 2014130602
および
Figure 2014130602
をそれぞれ備える、2つの面分とする。面分f、gが、同数の局所軸系を有さない場合、それは、それらが、同数の境界頂点を有さないことを意味し、そのため、それらは互いのコピーではないと判定され、剛体運動探索は開始されない。
第1のステップは、面分fの第iの軸系を面分gの第jの軸系に変更する剛体運動Di,jをそれぞれ計算することである。i、j=1、…、mであるので、最大でm個のそのような剛体運動が存在する。形式的に、剛体運動は、
Figure 2014130602
のようになる。
Figure 2014130602
Figure 2014130602
、およびDi,j(x)=Ri,jx+Ti,jであり、これは、未知数が、行列Ri,jの係数と、ベクトルTi,jの座標であることに留意して、最初に、以下の線形システムを解くことによって獲得されることに留意されたい。
Figure 2014130602
第2に、行列Ri,jが回転であることを保証するために、以下の2つの条件が、チェックされなければならない。
i,ji,j =I
det(Ri,j)=1
これらが満たされない場合、Ri,jは回転ではないので、Di,jは剛体運動ではない。
その後、fをgに変更する剛体運動Dが、存在するならば、先に計算されたDi,jの中から見出される。ここでの問題は、f、g、および剛体運動Dが与えられた場合、D(f)=gは真か?という質問に答えることである。これは、3D点x、k=1、…、qの集まりで面分fをサンプリングし、点D(x)と面分gの間の距離が、同一のオブジェクトについての所定の閾値数値と比較して、十分に小さいことをチェックすることによって、行うことができる。Di,jの中のいくつかの剛体運動がfをgに変更できる場合、可能なときは、純粋な並進が選択される。これは、決定ステップS20を実行する効率的な方法であり、ユーザの意図に沿った結果をもたらす。
S20の反復において決定されるサブセットのためのデータ構造の一例が、次に説明される。
剛体運動および関連する点集合は、(所与の面分に対応する)所与の点集合のコピーと、関連する剛体運動とを取り出すために、次に説明される適切なデータ構造内に記憶することができる。概念的に、このデータ構造は、有向グラフW=(P,A,α,ω)を含み、ここで、ノードPは、点集合であり、弧Aは、剛体運動によってラベル付けされる。ラベル付けは、写像m:A→SE(3)であり、ここで、SE(3)は、3次元剛体運動のグループである。より正確には、弧u∈Aは、ノードα(u)=x∈Pで開始し、ノードω(u)=y∈Pで終了するという記述は、点集合xと点集合yが、互いのコピーであること、および剛体運動m(u)が、xをyに変更し、それは、y=m(u)xと表記されることを意味する。ここで、弧v∈Aが、xとz∈Pとを接続し、それが、α(v)=x、ω(v)=zと記述されると仮定する。xをzに変更する剛体運動は、z=m(v)xである。その場合、zは、yのコピーでもあり、yをzに変更する剛体運動は、z=m(v)m(u)−1yである。反対に、zをyに変更する剛体運動は、y=m(u)m(v)−1zである。この情報はすべて、データ構造によって保存することができる。
性質上、初期サブセットを計算するアルゴリズムは、それらの各々がサブセットである、深度1の木グラフから作成される、グラフを生成する。定義上、深度1の木は、入力弧のない1つのノード(根ノード)と、出力弧のない他のすべてのノード(葉ノード)とを有する木グラフである。言い換えると、すべての非根ノードは、根ノードに接続される。結果として、深度1の木グラフ内の任意の2つのノードを与えた場合、それらを連結する弧からなる経路がただ1つ存在し、この一意的な経路は、ただ2つの弧を含む。
図12〜図13は、初期サブセットを計算するアルゴリズム(決定ステップS20)からもたらされる、グラフデータ構造を示している。図12は、面分に1から12までの番号が付された、一列に並んだ4つの円筒スロットから成る、モデル化オブジェクトのB−Rep120を示している。それらには、位相的データ構造内におけるある任意の記憶に従って、番号が付されている。図13は、2つの深度1の木132を含む、グラフ130を示している。
したがって、1つの点集合を他の任意の点集合に変更する剛体運動は、2つの点集合を連結する弧からなる経路に沿って剛体運動を組み合わせることによって計算される。この経路は2つの弧を含むので、ただ2つの剛体運動が組み合わされる。サブセット内の任意の2つの点集合に関連する剛体運動を計算するこの機能は、方法のこの例において広く使用される。
形成ステップS30の例が、次に説明される。これらの例では、サブセット内の面分の第1のグループを形成するステップS30は、所定の1組の幾何学パターンのうちの1つの出現がサブセット内に存在するかどうかをテストするステップを含む。1組の反復的に定義されるパターンを含む所定の1組の幾何学パターンについて、テストおよびその結果のアクションの例が提供される。より具体的には、例の1組の反復的に定義されるパターンは、直線パターンおよび/または円パターンを含む1次元パターンと、長方形グリッドパターンおよび/または円グリッドパターンを含むグリッドパターンとを含む。この構造は、これらのパターンがしばしば発生する、機械設計に特によく適合する。したがって、これら4つのパターンをすべて含む組(すなわち、所定の1組の幾何学パターンは、円グリッドパターン、長方形グリッドパターン、円パターン、および直線パターンを含む)に基づいて形成ステップS30を実行することは、機械設計者の最も意図するパターンを把握することを可能にする。組がこれら4つのパターンから成る場合、方法の実行のスピードとの良好なトレードオフが、同様に保証される。
テストおよびその結果のアクションの定義および例が、これらのパターンの各々について、次に提供される。
点集合の集合Gを与え、H⊂Gを、S20において決定されるGの部分集合とする。これは、Hのすべての要素が、互いのコピーであることを意味する。
Hの1次元パターンは、2つ組(H’,D)であり、ここで、H’={h、…、h}は、H内に含まれる集合であり、Dは、hi+1=D(h)、i=1、…、p−1であるような、剛体運動である。
直線パターンは、図14に示されるように、剛体運動Dが並進である、1次元パターンであり、図14は、互いのコピーである、並進された半円筒面分140によって形成された、直線パターンを示している。
円パターンは、図15に示されるように、剛体運動Dが回転である、1次元パターンであり、図15は、円盤面分150の円パターンを示している。
グリッドパターンは、平行ではない2つの剛体運動を用いる2Dレイアウトパターンである。
Hの長方形グリッドパターンは、3つ組(H’,D,B)であり、ここで、H’={hi,j;i=1、…、p;j=1、…、q}は、Hの部分集合であり、
剛体運動BおよびDは、同一線上にない並進であり、
i,j+1=B(hi,j)、j=1、…、q−1であり、
i+1,j=D(hi,j)、i=1、…、p−1、j=1、…、qである。
図16は、円盤面分160の長方形グリッドパターンを示している。
Hの円グリッドパターンは、3つ組(H’,R,T)であり、ここで、H’={hi,j;i=1、…、p;j=1、…、q}は、Hの部分集合であり、Tは、並進であり、Rは、回転であり、
並進Tは、Rの回転軸に垂直であり、
i,j+1=T(hi,j)、j=1、…、q−1であり、
i+1,j=R(hi,j)、i=1、…、p−1、j=1、…、qである。
図17は、三角形面分170の円グリッドパターンを示している。
この例では、形成ステップS30は、可能であればパターンの形成を試み(これはパターンの「初期化」と呼ばれる)、その後、サブセット内においてパターンを拡張することによって、上で説明された幾何学パターンのうちの1つの出現がサブセット内に存在するかどうかをテストするステップを含む。
1次元パターンを初期化する方法の例が、次に説明される。
この例におけるテストは、1次元パターンを形成する3つの要素を見つけようと試みることを含む。1次元パターンの最初の3つの要素を見つけるためのアルゴリズムは、以下の通りである。Hを、点集合の部分集合とする(すなわち、Hの要素hは、互いのコピーである)。アルゴリズムの開始時には、すべての要素が未使用であり、すなわち、それらは、どのパターンにもまだ含まれていない。hと表記される、最初に与えられる未使用要素は、任意の方法で選択することができる。
ステップ(1):hからの距離が増えて行くように、すなわち、Dist(L(i+1),h)≧Dist(L(i),h)、i=0、…、n−1となるように、リストL(i)、i=1、…、n内の他のすべての未使用要素をソートする。
ステップ(2):hをリストL内の最初の要素とする。Dを、h=D(h)であるような、剛体運動とする。h=D(h)であるような、別の未使用要素hを探索する。このhが存在する場合、パターン({h、h、h},D)が初期化され、要素h、h、hは使用され、アルゴリズムは停止する。
ステップ(3):さもなければ、h=D(h)であるような、別の未使用要素hを探索する。このhが存在する場合、パターン({h、h、h},D)が初期化され、要素h、h、hは使用され、アルゴリズムは停止する。
ステップ(4):そのような要素hおよびhが存在しない場合、ステップ(2)に進み、リストL内の次の要素としてhを取る。リストL内のすべての要素が調べられた場合、hからパターンは初期化されない。
ステップ(2)および(3)において、並進Dは、直線パターンを初期化し、回転Dは、円パターンを初期化する。
図18〜図19は、直線パターン初期化を示している。
図20は、リストLがなぜ有益かを示している。パターン初期化を、要素h=aを用いて開始する場合、リストLは、L=(g、b、c、d、e、f)である。aに最も近い要素は、h=L(1)=gであり、g=T −1(a)である。しかし、h=T −1(g)またはa=T −1(h)であるような、要素hおよびhは存在しない。その場合、リストL内の次の要素であるL(2)=bを検討することによって、h=T(b)であるような、h=cが存在し、パターン({a、b、c},T)が初期化される。
円グリッドパターンを初期化する方法の例が、次に説明される。
この例におけるテストは、円グリッドパターンを形成する4つの要素を見つけようと試みることを含む。円グリッドパターンの最初の4つの要素を見つけるためのアルゴリズムは、以下の通りである。Hを、点集合の部分集合とする(すなわち、Hの要素hは、互いのコピーである)。初期状態では、すべての要素が未使用であり、すなわち、それらは、どのパターンにもまだ含まれていない。最初に与えられる未使用要素は、h1,1と表記される。
ステップ(1):h1,1からの距離が増えて行くように、すなわち、Dist(L(i+1),h1,1)≧Dist(L(i),h1,1)、i=0、…、n−1となるように、リストL(i)、i=1、…、n内の他のすべての未使用要素をソートする。
ステップ(2):リストL内において、h2,1と表記される最初の要素を、h1,1をh2,1に変更する剛体運動R、すなわち、h2,1=R(h1,1)が、回転となるように探索する。そのような要素h2,1が存在しない場合、h1,1から円パターンは初期化されない。
ステップ(3):リストL内において、h1,2と表記される最初の要素を、h1,1をh1,2に変更する剛体運動T、すなわち、h1,2=T(h1,1)が、回転Rの軸と垂直の並進となるように探索する。そのような要素h1,2が存在しない場合、ステップ(2)に進み、リストLの次の要素h2,1を用いる。
ステップ(4):最後に、h2,2=R(h1,2)となるような、別の未使用要素h2,2を探索する。そのような要素h2,2が存在する場合、パターン({hi,j;i=1、2;j=1、2},R,T)が初期化され、hi,j;i、j=1、2が使用される。そのような要素h2,2が存在しない場合、ステップ(3)に進み、リストLの次の要素h1,2を用いる。
図21は、円グリッドパターン初期化を示している。
長方形グリッドパターンを初期化する方法の例が、次に説明される。
この例におけるテストは、長方形グリッドパターンを形成する4つの要素を見つけようと試みることを含む。長方形グリッドパターンの最初の4つの要素を見つけるためのアルゴリズムは、以下の通りである。Hを、点集合の部分集合とする(すなわち、Hの要素hは、互いのコピーである)。初期状態では、すべての要素hが未使用であり、すなわち、それらは、どのパターンにもまだ含まれていない。最初に与えられる未使用要素は、h1,1と表記される。
ステップ(1):h1,1からの距離が増えて行くように、すなわち、Dist(L(i+1),h1,1)≧Dist(L(i),h1,1)、i=0、…、n−1となるように、リストL(i)、i=1、…、n内の他のすべての未使用要素をソートする。
ステップ(2):リストL内において、h2,1と表記される最初の要素を、h1,1をh2,1に変更する剛体運動D、すなわち、h2,1=D(h1,1)が、並進となるように探索する。そのような要素h2,1が存在しない場合、h1,1から長方形グリッドパターンは初期化されない。
ステップ(3):リストL内において、h1,2と表記される最初の要素を、h1,1をh1,2に変更する剛体運動B、すなわち、h1,2=B(h1,1)が、並進Dと一直線上にない並進となるように探索する。そのような要素h1,2が存在しない場合、ステップ(2)に進み、リストLの次の要素h2,1を用いる。
ステップ(4):最後に、h2,2=D(h1,2)となるような、別の未使用要素h2,2を探索する。そのような要素h2,2が存在する場合、パターン({hi,j;i=1、2;j=1、2},D,B)が初期化され、hi,j;i、j=1、2が使用される。そのような要素h2,2が存在しない場合、ステップ(3)に進み、リストLの次の要素h1,2を用いる。
図22は、長方形グリッドパターン初期化を示している。
S20において決定されたサブセット内の1次元パターンを形成ステップS30中に拡張する方法の一例が、次に説明される。
点集合の部分集合Hと、この部分集合において初期化されたパターンPとを与え、目標は、初期パターンPを含む最大パターンを計算することとする。1次元パターンP=({h、…、h},D)を与え、hは、Pの最初の要素と名付けられ、f(P)と表記され、hは、Pの最後の要素と名付けられ、l(P)と表記される。拡張アルゴリズムは、前向き拡張(forward extension)ステップ
While there exists an unused element h in subset
H such that h = D(l(P)) do begin
Include h in pattern P at last position,
meaning l(P) := h
End while
と、後ろ向き拡張(backward extension)ステップ
while there exists an unused element h in the
subset such that f(P) = D(h) do begin
Include h in pattern P at first position,
meaning f(P) := h
End while
とを含む。
「while」ループが終わるとき、最大の1次元パターンPが、部分集合H内において完成する。
S20において決定されたサブセット内の2次元パターン(例えばグリッドパターン)を形成ステップS30中に拡張する方法の一例が、次に説明される。
点集合の部分集合Hと、この部分集合において初期化されたパターンPとを与え、目標は、初期パターンPを含む最大パターンを計算することとする。拡張プロセスは、前向き行拡張アルゴリズムと、後ろ向き行拡張アルゴリズムと、前向き列拡張アルゴリズムと、後ろ向き列拡張アルゴリズムとを含む。2次元パターンP=({hi,j;i=1、…、p;j=1、…、q},D,B)を与えた場合、前向き行拡張アルゴリズムは、図23のフローチャートに示されるようになる。
図24〜図27は、円グリッドパターンの前向き行拡張アルゴリズムを経時的に示している。点線は、拡張された円パターンに含まれていない点集合である。この例では、q=2、p=4である。
前向き列拡張アルゴリズムは、図28のフローチャートに示されるようになる。図29〜図31は、円グリッドパターンの前向き列拡張アルゴリズムを経時的に示している。点線は、拡張された円パターンに含まれていない点集合である。この例では、q=3、p=3である。
前向き行および前向き列拡張アルゴリズムはともに、長方形および円グリッドパターンに対して使用するために設計されている。後ろ向き行および列拡張アルゴリズムは、前向き拡張バージョンから容易に推測されるので、詳述されない。例えば、1つの方法は、行の番号付けを逆転し、列の番号付けを逆転することである。
すべての場合において、テストは、優先順位に従って、所定の1組の幾何学パターンをブラウズすることを含むことができる。言い換えると、所定の(おそらくはユーザ定義の)優先順位が、所定の1組のパターンに関連付けられ、形成ステップS30は、その順序に従ってテストを実行することによって、これらのパターンの出現を見つけようと試みることができる。実際、決定ステップS20の後、方法は、S20において決定されたコピーからなるサブセット内においてパターンを探す。方法を企図された適用例により適合したものにするため、異なるパターンの間の何らかの優先順位に従って、これを繰り返すことができる。例えば、最優先パターンのすべての出現が、存在するならば、S30において形成され、次に、優先順位2番のすべての出現が、存在するならば、形成され、それ以降も、最低順位のものまで、同様に形成される。
上で説明されたパターンの特定の例を参照すると、優先順位は、最高順位から最低順位に向かって、円グリッドパターン、長方形グリッドパターン、円パターン、その次に直線パターンの順に順序付けることができる。そのような構造は、(1組の異なるユーザについて観測される統計的な計算時間に関して)機械設計の分野に特によく適合されている。
問題としている方法の例は、以下のパターンタイプ、すなわち、1D直線、2D直線、1D円、および2D円を扱う。パターンは、以下の順位が低下していく優先順位リストに従って、アルゴリズムによって探索される。
1. 2D円(すなわち、円グリッド)
2. 2D直線(すなわち、長方形グリッド)
3. 1D円
4. 1D直線
この優先順位リストは、実行すると非常に良好な結果を与える、以下の発見的な考察に基づいている。
1つの発見は、2D円が2D直線よりも良好なことである。図32に示される入力幾何学形状を与えた場合、2D直線(図33)と2D円(図34)の両パターンが、理論的には認識され得る。しかし、2D円パターンが、最も合理的な設計意図として選択される。
別の発見は、2D直線が1D円よりも良好なことである。図35に示される入力幾何学形状を与えた場合、1D円(図36)と2D直線(図37)の両パターンが、理論的には認識され得る。しかし、2D直線パターンが、最も合理的な設計意図として選択される。
別の発見は、1D円が1D直線よりも良好なことである。図38に示される入力幾何学形状を与えた場合、部分的な1D直線(図39)と部分的な1D円(図40)の両パターンが、理論的には認識され得る。1D円パターンが、最も合理的な設計意図として選択される。
関連付けステップS40の例が、次に説明される。
最大パターンは、例の先のアルゴリズムを通して、各サブセット内で計算することができる。関連付けステップS40の1つの目標は、パターン化された点集合(すなわち、面分の幾何学パターン)をできるだけ大きく拡張することである。原理は、隣接面分に及ぶ位相的拡張を実行することである。言い換えると、各パターンPと、このパターン内の各要素について、目標は、要素に隣接する面分を、その面分がパターンPの構造を保存する場合には、他のパターンまたはサブセットから取り込むことである。データ構造の観点から、そのような面分は、それ自体のパターンまたはサブセットからパターンPに移ることができる(言い換えると、方法は、先行する反復において決定されたサブセットまたは幾何学パターンを変更することができる)。
この位相的拡張は、以下のように進められる。ここでも、やはり、要素は、隣接面分を調べることによって拡張されるが、この例における目標は、立体上で複製された場合に、コピーが同じように切り取られないことを識別することである。この例における原理は、パターン化された要素内に、以下の基準を満たす面分を含めることである。(1)候補面分は、パターン化された要素に隣接する。候補面分とパターン化された要素とによって共有される稜線を、e、i=1、…、nで表す。(2)候補面分のサポート面は、パターン構造に一致する。(3)稜線eの頂点の(上で定義されたような)局所軸系は、パターン構造に一致する。
例えば、図41の立体410に適用されるパターン認識アルゴリズムは、S30の反復において、図42に示された、四角形パッド414の4つの上部面分412を含む直線パターン420を認識し、形成する。
図41〜図42の例では、パターン化された面分の隣接面分は、互いのコピーではなく、これが、それらがいかなるパターンにも属さない理由である。図43に示されるように、面分432、433、および434は、面分431のコピーではない。それにも係わらず、それらは位相的拡張基準を満たすので、それらは、パターンに含められる。すべての側面面分が含められた後、初期パターン420は、図44に示されるパターン440になる。
第2のグループの面分の数は、第1のグループの面分の数から、例えば1など、所定の閾値を減算したものよりも多くすることができる。言い換えると、関連付けステップS40を実行するとき、方法は、第2のグループを生成する前に、別の制約を課し、それは、第1のグループの面分の数よりも小さいが、所定の閾値が減算されたこの数よりも大きくすることができる(したがって、それは最小値よりも大きくなければならない)、一定の数の面分を有さなければならない。その狙いは、第1のグループよりも(要素の数に関して)はるかに小さい第2のグループを用いてパターンを拡張しないことであり、これは、検討中の隣接面分がパターンに従うようにはおそらく意図されていなかったことを意味するからである。しかし、第1のグループと同じほど大きい第2のグループを有する必要はなく、これは、厳格すぎることがあり、設計中に局所変更がパターン生成後に発生した状況を不適切に切り捨てるからである。したがって、方法は、そのような局所変更のためのいくらかの余裕を残していることができる。所定の閾値のための数1は、誤検出と検出漏れの間の良好なトレードオフをもたらす。
したがって、隣接面分に及ぶ位相的拡張は、すべてのコピーには現れない面分を考慮することができる。例えば、(明瞭にするため3つの異なる視点から見た)図45〜図47に示された立体450が考察される。
パターンアルゴリズムは、形成ステップS30において、図48に示された四角形パッドの上部面分452の直線系列を認識する。他の面分は、S30においては、図49に示されるパターン490に含まれることはできない。
その後、例の方法は、S40において、初期パターンの面分に隣接する、サポート平面がパターン仕様に一致するような、面分を含める(すなわち、第1のグループの面分に隣接するいくつかの第2のグループの面分を用いて、S40を数回反復する)。これは、図50〜図52に経時的に示されるような、パターン490の漸進的な変更をもたらす。
ここで、方法は、面分のいわゆる「ブロック」からなる少なくとも1つのグループを、第1のグループに関連付けるステップをさらに含むことができる。各ブロックは、第2のグループのそれぞれの面分に隣接する1組の接続された面分であり(すなわち、ブロックは、1組の1つまたは複数の面分であり、それらは、例えば推移的な稜線共有を介して、すべて一緒に接続される)、ブロックの各ペアは、剛体運動を介して整合する。言い換えると、方法は、S30において形成された幾何学パターンを、S40においてそれを拡張した後、第1のグループの面分には隣接しないが、第2のグループの面分に接続された、新しい面分にさらに拡張する。
整合性のために保持される基準は、関連付けのためのものと正確に同じとすることができる。言い換えると、ブロックのペアの対応する面分は、少なくとも検討中の面分が(現在拡張されている)パターンのそれぞれの面分に隣接する領域において、それぞれの第1のグループの面分を一方から他方に変換する剛体運動を介して一方から他方を導出可能な、サポート面を有さなければならない。本例の場合、サポート面は、実際には、関連付けステップS40の場合のように、一方を他方から正確に(すなわち完全に)導出可能とすることができる。
さらに、対応する第2のグループの面分の数は、(所定の閾値を法として)第1のグループの面分の数よりも少なくすることができるが、ブロックの数は、第2のグループの面分の数と等しくなるように制限することができる。これは、ブロックが第1のグループの面分からすでに「遠い」からである。
いくつかのコピーに隣接し、他のコピーでは見当たらない面分を許可することによって、またパターンをブロックに拡張することによって、図53のパターン530が計算される。この結果のパターン530は、例の方法によって決定されるように、以下の設計意図、すなわち、図55に示された立体550における図54に示された特徴540の複製に対応する。
方法のステップの上述の例の反復に関する問題が、次に例を用いて説明される。パターン拡張は、面分を一方からもう一方に動かすことによって、パターンおよびサブセットを再加工するので、変更されたパターンおよびサブセットを調べるために、反復が必要である。
例えば、S10において提供される初期モデルは、図56に示されるように、11個の小さな四角形と、4個の大きな四角形の配列560とすることができる。小さな四角形8、9、10、11は、それぞれ、大きな四角形12、13、14、15に隣接する。初期サブセット計算アルゴリズムは、小さな四角形のサブセットC={1、…、11}と、大きな四角形のサブセットC’={12、…、15}とを直接的にもたらすことができる。サブセット内におけるパターン認識は、大きな四角形の直線パターンP’=({12、…、15},D)と、小さな四角形の直線グリッドパターンP=({1、2、3、4、5、7、8、9、10、11},D,B)とをもたらすことができる。図57は、サブセットおよびパターンステータスを示している。
パターン拡張アルゴリズムは、小さな四角形と大きな四角形の隣接性のため、およびT=Dであることのため、パターンP’が、小さな四角形8、9、10、11の面分を取り込むことができることを見出す。この操作は、面分をパターンPからパターンP’に移動させ、パターンPを削除する。更新されたパターンP’は、P’=(〔{8、12},{9、13},{10、14},{11、15}〕,T)である。さらに、サブセットCは、要素8から11がパターンP’に寄与しているので、ここではC={1、…、7}であり、サブセットC’は、図58に示されるように、そのすべての要素がパターンP’に含まれるので、削除される。
サブセットCが変更されたので、反復が開始される。それは、図59に示されるように、直線パターンP”=({1、…、6},T)を見出す。サブセットCは、単一の要素に縮小され、反復は、停止される。
特定の詳細が、次に説明される。
本発明において説明されるパターン認識アルゴリズムは、いくつかの解法が存在し得るにも係わらず、単一の結果を提供する。例えば、図60〜図61は、円盤の同じ初期入力に対する、(点線の囲い内の)長方形パターンの2つの可能な解法を示しており、先験的には、一方を他方より好ましくする理由は存在しない。方法は、これら2つのうちの一方を無作為に計算することができる。
また、パターンが認識された後、複製された特徴の基準バージョンが必要になることがある。基準特徴のすべてのコピーは、切り取り操作によって変更できるので、例えば編集目的で、「未加工の」基準特徴を計算することが有益なことがある。方法は、任意の実装形態に従って、基準バージョンのそのような決定を含むことができる。

Claims (14)

  1. 3次元モデル化オブジェクトを設計するためのコンピュータ実施方法であって、
    前記モデル化オブジェクトの境界表現を提供するステップ(S10)であって、前記境界表現は、各々がそれぞれのサポート面の有界な部分として定義された1組の面分を含む、ステップと、
    前記面分が互いのコピーである前記境界表現の前記1組の面分のサブセットを決定するステップ(S20)と、
    幾何学パターンを形成する、前記サブセット内の面分の第1のグループを形成するステップ(S30)と、
    面分の前記第1のグループに面分の少なくとも1つの第2のグループを関連付けるステップ(S40)であって、前記第2のグループの各面分は、前記第1のグループのそれぞれの面分に隣接し、前記第2のグループの面分の各ペアは、前記ペアの前記面分が隣接する前記第1のグループの前記それぞれの面分を一方から他方に変換する剛体運動を介して整合する、ステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記関連付けるステップ(S40)について、面分のペアは、少なくとも前記ペアの前記面分が前記第1のグループの前記それぞれの面分に隣接する領域において、剛体運動が、前記ペアの前記面分に対するそれぞれの前記サポート面も一方から他方に変換する場合、前記ペアの前記面分が隣接する前記第1のグループのそれぞれの面分を一方から他方に変換する剛体運動を介して整合するかを評価されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のグループの面分の数は、前記第1のグループの面分の数から所定の閾値を減算したものよりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 面分の前記第1のグループに面分のブロックの少なくとも1つのグループを関連付けるステップをさらに含み、各ブロックは、前記第2のグループのそれぞれの面分に隣接する1組の接続された面分であり、ブロックの各ペアは、剛体運動を介して整合することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記方法は反復され、ある反復において前記第1のグループに含まれた、または前記第1のグループに関連付けられた前記面分は、次回以降の反復のために廃棄されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記サブセット内の面分の前記第1のグループを形成するステップ(S30)は、所定の1組の幾何学パターンのうちの1つの出現が前記サブセット内に存在するかどうかをテストするステップを含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記所定の1組の幾何学パターンは、1組の反復的に定義されるパターンを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記1組の反復的に定義されるパターンは、直線パターンおよび/もしくは円パターンを含む1次元パターン、ならびに/または長方形グリッドパターンおよび/もしくは円グリッドパターンを含むグリッドパターンを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記テストするステップは、優先順位に従って、前記所定の1組の幾何学パターンをブラウズするステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記所定の1組の幾何学パターンは、円グリッドパターン、長方形グリッドパターン、円パターン、その次に直線パターンを含むことを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の方法。
  11. 前記テストするステップは、最高順位から最低順位に向かって、前記円グリッドパターン、前記長方形グリッドパターン、前記円パターン、その次に前記直線パターンの順に順序付ける優先順位に従って、前記所定の1組の幾何学パターンをブラウズするステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載の方法を実行するための命令を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
  13. 請求項12に記載のコンピュータプログラムを記録していることを特徴とするデータ記憶媒体。
  14. メモリに結合されたプロセッサと、グラフィカルユーザインタフェースとを備え、前記メモリは、請求項12に記載のコンピュータプログラムを記録していることを特徴とするCADシステム
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