JP2014130137A - 把持及びロック/ロック解除システム、並びに核物質試料ホルダの取り扱いへの応用 - Google Patents

把持及びロック/ロック解除システム、並びに核物質試料ホルダの取り扱いへの応用 Download PDF

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Abstract

【課題】内筒を把持し、内筒を外筒にロックする/外筒からロック解除するためのシステム、及び核燃料などの核物質のための試料ホルダの取り扱いへの応用を提供すること。
【解決手段】本発明は、内筒を把持し、内筒を、内筒と同心の外筒にロックする/外筒からロック解除するためのシステムに関する。本発明によるシステムには、内筒を把持部材に対して及び内筒を外筒に対しての両方のシールしたロック/ロック解除を、移動範囲A又は移動範囲Bにわたる把持部材の並進運動のみで達成することを可能にする1つ又はそれ以上の捕捉装置が設けられる。
本発明によるシステムは、有利なことに、核燃料などの核物質の試料を収容するための試料ホルダ筒を、測定センサ及び冷却システムを収容するための測定計装ホルダ筒の中に挿入し及び引き出すためのシステムを構成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、新しい型式の把持及びロック/ロック解除システムに関する。
本発明が目標とする主たる用途は、外部環境に対して、格納容器を全く破損させずに、試料ホルダを挿入し、取り出すことを可能にする、研究用原子炉内の核物質試料ホルダの取り扱いである。
主要な用途は、後に説明するが、本発明は、内筒を外筒に挿入し、挿入に続いてこの2つを互いにロックし、かつ、逆に、外筒に収容された内筒を取り出す前に、筒を互いからロック解除することが必要なあらゆる用途にも応用される。
簡潔を図るために、本出願全体を通して、試料ホルダ筒を「SH筒」と呼び、計装ホルダ筒を「IH筒」と呼ぶこととする。
本出願全体を通して、「下部」、「上部」、「垂直」、「引き上げる」、「引き下げる」、「下に」及び「頂部」などの用語は、垂直に位置決めされた外筒に対し、その上部端の頂部から把持部材により取り扱われることを意味すると理解する。従って、外筒へ内筒を挿入する取り扱い操作中、把持部材は引き下げられる。
産業用原子炉の本格運転を代表する熱、中性子、又はさらに化学的ストレスに曝される物質及び燃料がどのように挙動するかを試験するために、原子力発電システムの研究開発に不可欠なツールである研究用原子炉を使用するのは、一般的な方式である。
研究用原子炉は、炉心近く又は炉心内のプールで、核燃料などの核物質の試料に対して照射実験を行うことができるので、一般的に照射炉としても知られる。
特に、仏国でまもなく稼働する研究用原子炉、Jules Horowitz原子炉(JHR)では、様々な照射シナリオにおいて核燃料がどのように挙動するかを研究することができる。
照射原子炉において照射実験を行うために、照射装置は、具体的には、照射線束が集中する区画にある炉心内及び/又は炉心近くの専用の位置に適合させて特に設計される。
JHR炉内には、核燃料、及び核燃料を収容する燃料棒用の被覆材を研究するために特に設計された照射装置がある。
研究用原子炉において核物質の試料を取り扱うために、核燃料ペレットの円柱などの試料が収容された筒が内部にある試料ホルダを使用するのは、一般的な方式である。
より具体的には、試料ホルダ筒(SH筒)は、これ以降把持ヘッドと呼ぶ上部を拡大したもの等の異なる断面の幾つかの筒状部分を含み、把持ヘッドを介して、SH筒を把持して取り扱うことができる。照射される試料自体は、特に、試料が照射燃料ペレットの円柱である場合、把持ヘッドから離れた、好ましくは把持ヘッドの反対側の端部の、SH筒の部分に配置される。炉心内又は炉心近くでの照射用の据付構成において、試料が収容されるSH筒の部分は、照射実験に必要な条件(T°、環境等)下で、中性子線束に曝される区画に配置する必要がある。
試料に関連する物理パラメータの測定を行うために、特に測定センサ及び冷却システムを収容する、これ以降計装ホルダ筒(IH筒)と呼ぶ、同心の閉止筒にSH筒を挿入するよう準備する。IH筒は、照射装置の部分に固定される。
さらに、安全要件を満たすために、通常少なくとも160barの高圧において、IH筒とSH筒との間を循環する冷却システムの冷却材は、照射原子炉のプールに漏れてはならないので、内筒を構成するSH筒と外筒を構成するIH筒との間のシールを保証して格納容器隔壁を形成することが必要である。換言すれば、据え付けられた照射構成において、SH筒をIH筒内にロックし、かつシールする必要がある。
従って、照射実験を行う前、SH筒の取り扱いは、把持部材でSH筒を把持し、把持部材及びSH筒を下げて、SH筒をIH筒に挿入し、これらSH筒及びIH筒の2つを固定し、合わせてシールし、把持部材だけを引き上げる必要がある。
逆の操作については、照射実験を行った後、IH筒に収容されたSH筒の取り扱いは、把持部材を下降させ、把持部材を用いてSH筒を把持し、SH筒をIH筒からロック解除し、次いで把持部材をSH筒と共に引き上げる必要がある。
ここでも、安全要件を満たすために、把持部材によるSH筒の把持は、把持部がロックされた状態で行わなければならない。
核物質つまり放射性物質の取り扱いの分野においては、固定されたフィンガの把持による把持フィンガを有する把持システム(把持アセンブリ)と、核物質或いはそれ自体が放射性物質を含有するコンテナを収容するコンテナ又はドラムをロック/ロック解除するためにフックを使用することは周知の慣行である。ロック手段としてのフックの使用は、フックの製造が簡単であり、特に必要な機械的部品が少ない信頼性の高い解決法を構成するので、好ましいことが多い。
ここで、特許文献1は、放射性物体を取り出すために、内部シールによって蓋付きドラムを容器ドアに取り付け、これにより、内部シールにピボット取り付けされたフックを用いて、内部シールに対する蓋のロック/ロック解除を行い、ドラムは、容器の壁面にピボット取り付けされたベルクランク・ピボットと呼ばれるフックを用いて、容器に対してロック/ロック解除される、解決法を記載する。記載される解決法の1つの大きな欠点は、これが事実上、2つの別個のロック/ロック解除システムの取り付けを必要とし、これにより、部品数が増加し、従って、溶着のリスクが高まる。さらに、実際に正しくドラムを把持する前に、ドラムの取り扱いには、ドラムの下に位置決めした吊り上げ板の使用を必要とする。ここで、本発明が目的とする主要な用途において、SH筒及びIH筒の下に何らかの吊り上げ装置を設置することは想定しない。最後に、記載される解決法を完全に実施するため、すなわち、蓋及び内部シールの両方を取り外してドラムの内側を容器の容積内に露出することは、非常に多くの取り扱い操作を必要とし、そのため工程時間が長くなる。ここで、研究用原子炉の文脈において、格納容器を破損するリスクなしに、照射された試料を新しい試料に置き換えることは、所与の期間に一つの同じIH筒を用いて実行できる実験の数を増やすことができるように、単純で素早く行える操作である必要がある。
特許文献2は、その一部で、放射性物質を含有するレセプタクルを移送するためのコンテナにおいて、磁気把持部を帯磁した蓋に向けて引き下げるか、又は、蓋にピボット取り付けされた機械的把持部をピボット運動させて、フックをピボット運動させることにより、コンテナの蓋を、蓋にピボット取り付けされたフックを用いてコンテナの本体に対してロック/ロック解除することができる、コンテナを記載する。磁気手段による又は同文献に記載された機械的把持部を用いる蓋の把持・保持のためのシステムは、原子炉の文脈において、想定しない。
仏国特許出願公開第2,725,188号明細書 仏国特許出願公開第2,906,638号明細書
従って、信頼性があり、限られた数の部品で簡単に製造することができ、素早く使用できる、試料ホルダ筒を把持、保持し、かつ、把持部がロック/ロック解除されたまま、照射原子炉内の計装ホルダ筒内の試料ホルダをシールしたロック/ロック解除するためのシステムに対するニーズがある。
より一般的には、特に信頼性があり、限られた数の部品で簡単に製造することができ、素早く使用できる、把持部をロック/ロック解除したまま、内筒と同心の外筒内の内筒を把持し、ロック/ロック解除するためのシステムに対するニーズがある。
本発明は、これらのニーズの全て又は幾つかを満たそうとするものであり、その態様の1つにおいて、把持及びロック/ロック解除システムであって、外筒と、外筒内に嵌まるように設計された内筒と、内筒に収容されるように設計された把持ヘッドを有する把持部材とを含み、外筒及び把持ヘッドは、それぞれ周縁部に少なくとも1つの溝を含み、内筒は上部端に接続された少なくとも1つの捕捉装置と、内筒の上部端からの厚さに形成された少なくとも1つのノッチとを含み、
捕捉装置は、
外筒の溝内に収容されて内筒と外筒とを互いにロックするロック位置と、溝から離れたロック解除位置との間で、内筒の長手方向軸と直交するピボット・ピンの周りでピボット運動するように取り付けられた、ロックフックと呼ばれる、第1のフックと、
把持ヘッドの溝内に収容されて内筒を把持する把持位置と、溝から離れた少なくとも1つの解放位置との間で、内筒の長手方向軸と直交するピボット・ピンの周りで、第1のフック上でピボット運動するように取り付けられた、把持フックと呼ばれる、第2のフックと、
ロックフックが、ノッチから離れかつ内筒の中に突出しない第1の中立位置と、ノッチに収容された第2の中立位置との間でピボット運動するピボット・ピンの周りに取り付けられ、内筒の中に突出する作動位置を通り、作動位置と第2の中立位置との間でロックフックに回転可能に接続され、第1の中立位置と第2の中立位置との間ではロックフックとは独立して自由に回転する、作動レバーと、
把持フックを解放位置から把持位置に戻すための第1の弾性戻し手段と
を含み、
システムは、
内筒が、外筒の中に嵌められ、戻し手段によって保持されるロックフックによって外筒にロックされると、所与の移動範囲(A)にわたる内筒における把持ヘッドの下向きの並進運動は、作動レバーを、作動位置から第2の中立位置にピボット運動させ、同時にロックフックを、ロック位置からロック解除位置にピボット運動させ、次いで、把持フックを、その自重及び第1の戻し手段の弾性の両方の影響により、把持ヘッドの溝へピボット運動させ、従って、内筒及び外筒を互いからロック解除し、次いで、内筒が、移動範囲(A)の最後に、ヘッドによって把持され、
把持ヘッドと内筒が把持フックによって互いにロックされると、移動範囲(A)より大きい所与の移動範囲(B)にわたる把持ヘッド及び外筒内の内筒の下向きの並進運動は、把持フックを、把持ヘッドの溝から解放させ、次いで、作動レバーを第2の中立位置から外し、同時にロックフックを、少なくとも自重の影響により、ロック解除位置からロック位置にピボット運動させ、従って、内筒を把持ヘッドからロック解除し、移動範囲Bの最後において、内筒と外筒とが互いにロックされる、
ように構成される、システムに関する。
換言すれば、本発明は、本質的に、照射原子炉における照射実験の前後に、SH筒の把持部材に対するシールしたロック/ロック解除、及び、実験を実行するためのSH筒及びIH筒のシールしたロック/ロック解除、の両方を、移動範囲A又は移動範囲Bにわたる把持部材の並進運動のみで行うことができる、1つ又はそれ以上の捕捉装置を有するシステムからなる。
本発明によるかかるシステムは、製造が簡単であり、信頼性があり、素早く使用できるので、特に有利である。
SH筒が、離れたところにある把持部材によりIH筒の中に据え付けられた構成において、本発明によるシステムを用いて行われるIH筒内へのSH筒のシールしたロックは頑丈であり、SH筒とIH筒との間の冷却システムの冷却材を、通常少なくとも160barの比較的高い圧力下で配置することができる。
さらに、材料の試料を、ブラインド状態、すなわち視認できない、又はカメラなどの何らかの他の技術的手段を用いて、要素がロック状態にあるかどうかをチェックできない構成において、確実に取り扱うことができる。実際、必要なのは、把持部材がSH筒に向かって、かつSH筒内への移動範囲(A、B)を移動したかをチェックすることだけである。
本発明によるシステムは、外筒の中に収容される内筒を把持し、ロック/ロック解除することが必要な任意の用途に用いることができる。
1つの有利な変形によれば、システムは、内筒の上部端に接続された複数の捕捉装置を含み、捕捉装置は、ロック及び把持負荷の配分を静定的に特定するために、内筒の周縁部の周りに配分される。選択により、この変形によれば、システムは、内筒の長手方向軸の周りに120°離間して配置された3つの捕捉装置を含む。このことは、機械的負荷をこのように分散させることによって、システムの信頼性をさらに強化する。
有利な変形によれば、第1の弾性戻し手段は、把持フックがピボット運動するピボット・ピンの周りに取り付けられたねじりコイルばねからなり、その2つの座巻は固定され、押し付けする中央巻部分は把持フックを押し付けるように構成される。かかる変形は、ねじりばねは、製造、サイズ決め、及び捕捉装置に嵌めるのが簡単であるので、有利である。
有利な実施形態によれば、システムは、ロックフックをロック解除位置からロック位置に戻すための第2の弾性戻し手段を含む。かかる実施形態は、ロックフックが、自重の影響だけよりも、より素早く戻ることができるので、有利である。選択により、第2の弾性戻し手段は、ロックフックがピボット運動するピボット・ピンの周りに取り付けられたねじりコイルばねからなり、ばねは、内筒の上部端に接続された2つの座巻と、ロックフックを押し付けるように構成された押し付け中央巻部分とを含む。
選択により、ロックフックは、外筒の溝を補完する形状のフィンガと、フィンガに接続され、内部に把持フックが取り付けられる概ねV字形状のヨークとからなる。
第1の変形によれば、外筒の溝は外筒の周縁全体の周りに延びる。
代替的に、第2の変形によれば、外筒の部分にわたって延びる少なくとも1つの溝を設けることができる。
変形によれば、把持ヘッドの溝は、把持ヘッドの周縁全体にわたって延びる。
作動レバーは、有利なことに、製造が簡単な突起部で構成される。
1つの有利な実施形態によれば、特に、内筒と外筒との間の空間を加圧できるように、シールしたロックを得ることが望ましい場合、内筒及び/又は外筒は、互いにシールした組立体を形成するために、1つ又はそれ以上のシールを含むことができることが有利である。筒の一方及び/又は他方の周縁全体の周りの溝に収容されるOリングシールとすることができる。
把持部材及び/又は捕捉装置は、内筒が、外筒に導入される又は外筒から引き出される際の、シールの摩擦力を克服するような寸法にされる。通常、JHR照射原子炉において用いることが想定されるSH筒及びIH筒については、冷却システムの冷却材は175barの圧力まで加圧され、把持部材及び捕捉装置は、1370Nのオーダーのシール摩擦力を克服するような寸法にする必要がある。
内筒は、材料試料ホルダ筒を構成することができ、外筒は、測定計装ホルダを構成することができる。
本発明が目的とする主要な用途において、システムは、核燃料などの核物質の試料を収容する意図の試料ホルダ筒を、測定センサ及び冷却システムを収容する意図の測定計装ホルダ筒に挿入する及び測定計装ホルダから引き出すためのシステムを構成する。
本発明のさらなる利点及び特徴は、以下の図面を参照し、例証的かつ非限定的な例によって与えられる本発明の幾つかの例示的な実施形態の詳細な説明を読むことによって、より明らかになるであろう。
研究用原子炉における計装ホルダ(IH)筒内の試料ホルダ(SH)筒の照射用据付構成の概略図である。 本発明による内筒に接続された捕捉装置の部分分解概略図である。 ロックフックを戻すための随意的な戻し手段を有する、本発明による捕捉装置の詳細を示す内筒の内側からの概略図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いからロック解除されるのと同時に、把持部材が内筒を把持する様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いからロック解除されるのと同時に、把持部材が内筒を把持する様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いからロック解除されるのと同時に、把持部材が内筒を把持する様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いからロック解除されるのと同時に、把持部材が内筒を把持する様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いからロック解除されるのと同時に、把持部材が内筒を把持する様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いからロック解除されるのと同時に、把持部材が内筒を把持する様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いからロック解除されるのと同時に、把持部材が内筒を把持する様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いからロック解除されるのと同時に、把持部材が内筒を把持する様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いからロック解除されるのと同時に、把持部材が内筒を把持する様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いからロック解除されるのと同時に、把持部材が内筒を把持する様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いにロックされるのと同時に、把持部材から内筒が解放される様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いにロックされるのと同時に、把持部材から内筒が解放される様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いにロックされるのと同時に、把持部材から内筒が解放される様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いにロックされるのと同時に、把持部材から内筒が解放される様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いにロックされるのと同時に、把持部材から内筒が解放される様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いにロックされるのと同時に、把持部材から内筒が解放される様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いにロックされるのと同時に、把持部材から内筒が解放される様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いにロックされるのと同時に、把持部材から内筒が解放される様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いにロックされるのと同時に、把持部材から内筒が解放される様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 本発明による、内筒及び外筒が互いにロックされるのと同時に、把持部材から内筒が解放される様々な段階を示す斜視図及び断面図である。 把持部材が近くにある状態の、本発明により互いにロックされた内筒及び外筒を示す概略斜視図である。 互いにロックされた内筒と外筒との間に形成されたシールの詳細を示す断面図である。
図1は、核燃料などの核物質の試料を収容する意図の試料ホルダ筒を構成する、長手方向軸Xの内筒1、10を示し、内筒は、研究用原子炉の水が充填されたピット3における照射実験を実行する目的のために、測定センサ及び冷却システムを収容する意図の測定計装ホルダを構成する外筒2内にロックする必要がある。より具体的には、内筒1は、核燃料ペレットの円柱などの核物質の試料が収容される筒状下部と、把持部材6がそれを介して内筒を把持する筒状上部10とを含む。
全ての照射実験の前に、内筒1は、把持部材6を引き下げて、内筒1を、外筒2に近づけて、挿入し、次いで、外筒2にロックし、把持部材6は、内筒1から解放して、再び引き上げる必要がある。
1又はそれ以上の照射実験後、内筒1は、収容された外筒2からロック解除し、把持部材6は、内筒をピット3から取り出すために、ロック解除された内筒1を把持し、内筒と共に再び引き上げる、必要がある。
本発明によれば、少なくとも1つの捕捉装置4を有するシステムは、最初に、内筒1を把持部材6から解放し、把持部材6の同じ運動において、内筒1を外筒2にロックして、シールし、次に、外筒2に収容された内筒1をロック解除し、把持部材6の同じ運動において、把持部材6が内筒1を把持できるように設計される。
本発明によれば、外筒2及び把持部材6の各々は、それぞれの溝20、60を含む。内筒1、10は、上部端10aに少なくとも1つのノッチ11を含む。把持部材6の把持ヘッドは、内筒1の内径に合わせた外径を有する。
本発明による捕捉装置4は、内筒10の上部端10aに接続される。捕捉装置は、二重のフック40、41からなり、一方のフック40は、内筒の長手方向軸Xと直交する軸Y1の、ピボット・ピン42の周りにピボット取り付けされる。図2及び図3に示されるように、ピボット・ピン42は、互いから離れた2つの突起部12に取り付け、2つの突起自体は内筒1、10の上部端10aに固定することができる。2つの突起部は、内筒1、10と一体の部品として製造することができる。
より具体的には、捕捉装置4は、まず第1に、外筒2の溝20に収容されて外筒2を内筒1にロックするロック位置と、溝20から離れたロック解除位置との間に、内筒の長手方向軸Xと直交する軸Y1の、ピボット・ピン42の周りにピボット取り付けされたロックフック40を含む。図6に示されるように、ロックフック40は、外筒2の溝20を補完する形状のフィンガ40a、及びフィンガ40aに接続された概ねV字形状のヨーク40bからなる。
捕捉装置4は、同様に内筒1の長手方向軸Xと直交する軸Y2の、ピボット・ピン43の周りのロックフックにピボット取り付けされた把持フック41も含み、把持フック41は、把持ヘッド6の溝60内に収容されて内筒を把持する把持位置と、溝60から離れた少なくとも1つの解放位置との間でピボット運動する。図6に示されるように、把持フック41は、ロックフック40のヨーク40bの内側に取り付けることができる。
捕捉装置4は、ノッチから離れ内筒1に突出しない第1の中立位置と、ノッチ11内に収容された第2の中立位置との間に、ロックフック40のピボット運動の軸Y1上に取り付けられ、内筒1内に突出する作動位置を通る、作動レバー44も含む。図4A乃至図4Iを参照して以下で説明されるように、作動レバー44は、作動位置と第2の中立位置との間で、ロックフック40に回転可能に接続され、第1の中立位置と第2の中立位置の間では、ロックフック40と独立して自由に回転する。全ての図に示されるように、作動レバーは、ロックフック40から続く単一の突起部44からなることができる。
本発明による把持及びロック/ロック解除システムは、最後に、把持フック41を解放位置から把持位置に戻すための弾性戻し手段5を含む。図6に示されるように、弾性戻し手段は、有利なことに、把持フック41がピボット運動する軸Y2の、ピボット・ピン43の周りに取り付けられたねじりコイルばね5からなり、2つの座巻は固定され、押し付け中央巻部50は、把持フック41を押し付けるように構成することができる。
本発明によるシステムは、ロックフック40を、ロック解除位置からロック位置に戻すための追加の弾性戻し手段7をさらに含むことができる。図3に示されるように、追加の弾性戻し手段7は、有利なことに、ロックフック40がピボット運動する軸Y1の、ピボット・ピン42の周りに取り付けられたねじりコイルばね7からなり、2つの端部の座巻71、72は固定され、押し付け中央巻部70は、ロックフック40を押し付けるように構成することができる。
図4A乃至図5Jに示される実施形態において、本発明によるシステムは、内筒の長手方向軸(X)の周りに120°離間して配置された、説明されたものと同様の3つの捕捉装置4を有する。かかる実施形態は、把持及びロックの負荷の配分を静定的に特定することができるので、有利である。同じ実施形態において、外筒2の溝20及び把持部材6の溝60は、それぞれ、外筒及び把持部材6の周縁全体の周りに作製される。
図6に示される実施形態において、本発明によるシステムは、直前に説明したように1つだけの捕捉装置4を有する。同じ実施形態において、溝20は、外筒2の周縁部だけにわたって製造されるように準備される。
本明細書において、矢印Dは、把持部材6の下降運動を示し、矢印Rは、把持部材6の上昇運動を示すと特定される。
また、移動範囲Aは、外筒2にロックされた内筒1を把持するときの下向き運動の最後に、把持部材6により達成される移動量を示すと特定される(図4A乃至図4J)。
移動範囲B自体は、内筒1を解放し、外筒2にロックするときの下向き運動の最後に、把持部材6により達成される移動量を示す(図5A乃至図5J)。
ここで、本発明によるシステムの構成が可能な、把持部材6による内筒1の把持、及び把持部材6の同じ運動における、内筒1及び外筒2の互いからのロック解除の運動学を説明する。
内筒1及び外筒2がロックフック40によって互いにロックされている際に、内筒1を取り出すことが所望される場合、把持部材6が引き下げられる(図4A及び図4B)。
把持部材6の下向き運動において、把持部材6が作動レバー44に当接すると、作動レバー44はピボット運動し、レバー44に回転可能に接続されたロックフック40も同時に、軸Y1の周りで、筒1、2の内側に向かってそのロック位置からロック解除位置に対してピボット運動する(図4C−図4D)。把持ヘッドの外面と接触しているために、把持フック41は、筒の外側に向かって数度の角度を通ってピボット運動する。
把持部材6の下向き運動は継続し、これにより、作動レバー44は、ノッチ11内の中立位置に留まるようになり、同時に、ロックフック40は、外筒2の溝20から完全に解放される、すなわち、ロック解除位置へ移動する(図4E)。外筒からの内筒1のロック解除が実際に達成される。この位置において、把持フック41は、その自重及びフック41を筒1、2の内側に向かけて戻すねじりばね5の影響下で、把持部材6の溝60に向かってピボット運動し始める。
次に、把持部材6の下降は、移動範囲Aの端部で停止し、把持フック41は、その把持位置に向かって、筒1の内側に向かってピボット運動し続ける(図4F)。
次に、把持部材6の引き上げを開始することができ、把持フック41のピボット運動は、把持フックが把持部材6の溝60に入るまで、すなわち、把持位置に到達するまで継続する(図4G)。これにより内筒1の把持及び把持部材6へのロックが実際に達成され、内筒1は外筒2からロック解除もされる。従って、内筒が把持されると、操作者は、把持システム、内筒自体、又はこれら2つの間の接続に損傷のリスクがないことを確認できる。この態様は、操作を、例えば、JHR照射原子炉の場合のように、スラブ又は不透明なヘッドに対してブラインド状態で行う場合に、特に重要である。2つの移動範囲A及びBを自動化システムに組み込むことによる、移動範囲A及びBにわたるを完全な制御により、操作が安全に完了することを保証することができる。
次に、把持部材6の引き上げが続く(図4H乃至図4J)。把持部材6及び捕捉装置4は、内筒1が外筒2から取り出される際の、内筒1の周縁における溝80内に収容されたシール8の摩擦力を克服するような寸法にされる(図4J)。
ここで、本発明によるシステムの構成が可能な、外筒2における内筒1のシールしたロック、及び把持部材6の同じ運動における、把持部材6からの内筒1の解放の運動学を説明する。
内筒1が、把持部材6によって把持され、把持位置で把持フック41を用いて把持部材6にロックされる際に、内筒1を外筒2にロックすることが所望される場合、把持部材6が引き下げられる(図5A及び図5B)。把持部材6及び捕捉装置4は、内筒1が外筒2に挿入される際の、内筒1の周縁における溝80に収容されたシール8の摩擦力を克服するような寸法にされる(図5A)。
外筒2への内筒1の挿入が始まると、把持部材6の引き下げは、内筒1が底部に当接する(図5D)まで継続される(図5C)。この位置において、内筒1の上部端10aは、外筒2の上部端と同じ高さである。
把持部材6の引き下げは継続し、これにより、把持フック41が把持部材6の溝60から解放される(図5E)。
把持部材6の引き下げは、移動範囲Aより大きい移動範囲Bの移動が達成されるまで継続する(図5F)。この位置において、作動レバー44は、把持部材6によってノッチ11内の中立位置に保持される。
次いで、ロックフック40は、その自重及びねじりばね7の影響下で、筒1、2の外側へ向かって、軸Y1の周りでピボット運動し、同時に、ロックフック40に回転可能に接続された作動レバー44がピボット運動し、また、把持フック41が、ねじりばね5により維持される解放位置にピボット運動する。ロックフック40のピボット運動は、ロックフック40がロック位置に到達するまで継続する(図5G)。この位置において、内筒1及び外筒2相互の実際のロックは、ロックフック40によって実際に達成される。
次いで、把持部材6が引き上げられ、作動レバー44を、作動位置(図5G)からその中立位置(図5H)まで上向きにピボット運動させ、中立位置においては、作動レバー44は内筒1内に突出しない(図5I)。
次いで、把持部材6の引き上げは、作動レバー44が、自重により下向きにピボット運動し、最初の作動位置に戻るまで、継続することができる(図5J)。
本発明は、本明細書で説明された例に限定されるものではなく、特に、図示された例の特徴を、図示されていない変形と互いに組み合わせることができる。
従って、例えば、図示される把持フック41のL字形状を変更することができ、同様に、ロックフック40及び作動突起部44の形状も変更することができる。
さらに、特に、シール8のより大きいシール力を克服できるように、捕捉装置4の数を増やすこともできる。
1:内筒
2:外筒
3:水を充填したピット
4:捕捉装置
5:弾性戻し手段
6:把持部材
7:追加の弾性戻し手段
8:シール
10:内筒の上部
10a:上部端
11:ノッチ
12:突起部
20:外筒の溝
40:ロックフック
40a:フィンガ
40b:ヨーク
41:把持フック
42、43:ピボット・ピン
44:作動レバー
50、70:押し付け中央巻部
60:把持部材の溝
71、72:座巻
80:内筒の周縁部の溝
X:長手方向軸
Y1、Y2:Xと直交する軸
D:把持部材の下降運動
R:把持部材の上昇運動

Claims (15)

  1. 把持及びロック/ロック解除システムであって、
    外筒(2)と、前記外筒の内側に嵌るように設計された内筒(1、10)と、前記内筒(1)に収容されるように設計された把持ヘッドを有する把持部材(6)とを含み、前記外筒及び前記把持ヘッドは、それぞれ周辺部に少なくとも1つの溝(20、60)を含み、前記内筒は上部端(10A)において接続された少なくとも1つの捕捉装置(4)と、前記内筒の前記上部端に形成された少なくとも1つのノッチ(11)とを含み、
    前記捕捉装置は、
    ロックフック(40)と呼ばれ、前記外筒(2)の前記溝(20)内に収容されて前記内筒と前記外筒とが互いにロックされるロック位置と、前記溝から離れたロック解除位置との間に、前記内筒の長手方向軸(X)と直交するピボット・ピン(42)の周りでピボット運動するように取り付けられた第1のフックと、
    把持フック(41)と呼ばれ、前記把持ヘッド(6)の前記溝(60)内に収容されて前記内筒を把持する把持位置と、前記溝から離れた少なくとも1つの解放位置との間に、前記内筒の前記長手方向軸(X)と直交するピボット・ピン(43)の周りで、前記第1のフック(40)上でピボット運動するように取り付けられた第2のフックと、
    前記ノッチから離れかつ前記内筒の中に突出しない第1の中立位置と、前記ノッチに収容された第2の中立位置との間で前記ロックフックがその周りをピボット運動する前記ピボット・ピン(42)に取り付けられた作動レバーであって、前記内筒の中に突出する作動位置を通り、この作動位置と前記第2の中立位置との間で前記ロックフックに回転可能に接続され、前記第1の中立位置と前記第2の中立位置との間では前記ロックフックとは独立して自由に回転する、前記作動レバーと、
    前記把持フック(41)を前記解放位置から前記把持位置に戻すための第1の弾性戻し手段(5)と、
    を含み、
    前記システムは、
    前記内筒(1)が、前記外筒(2)の中に嵌められ、前記ロックフック(40)によって前記外筒(2)にロックされると、所与の移動範囲(A)にわたる前記内筒(1)における前記把持ヘッド(6)の下向きの並進運動は、前記作動レバー(44)を、前記作動位置から前記第2の中立位置にピボット運動させ、同時に前記ロックフック(40)を、前記ロック位置から前記ロック解除位置にピボット運動させ、次いで、前記把持フック(41)を、その自重及び前記第1の弾性戻し手段(5)の弾性の両方の影響により、前記把持ヘッドの前記溝(60)へピボット運動させ、それにより前記内筒及び前記外筒を互いからロック解除し、次いで、前記内筒が、前記移動範囲(A)の最後に、前記ヘッドによって把持され、
    前記把持ヘッド(6)と前記内筒(1)とが前記把持フック(41)によって互いにロックされると、前記移動範囲(A)より大きい所与の移動範囲(B)にわたる前記把持ヘッド及び前記外筒内部における前記内筒の下向きの並進運動は、前記把持フック(41)を、前記ヘッドの前記溝(60)から解放させ、次いで、前記作動レバー(44)を前記第2の中立位置から外し、同時に前記ロックフック(40)を、少なくとも自重の影響により、前記ロック解除位置から前記ロック位置にピボット運動させ、それにより前記内筒(1)を前記把持ヘッドからロック解除し、前記移動範囲Bの最後に、前記内筒と前記外筒とが互いにロックされる、
    ことを特徴とする把持及びロック/ロック解除システム。
  2. 前記内筒(1)の前記上部端に接続された複数の捕捉装置(4)を含み、前記捕捉装置は、ロック用負荷及び把持用負荷の配分を静定的に特定するために、前記内筒の周縁部の周りに配分されることを特徴とする、請求項1に記載の把持及びロック/ロック解除システム。
  3. 前記内筒の前記長手方向軸(X)の周りに120°離間して配置された3つの前記捕捉装置(4)を含むことを特徴とする、請求項2に記載の把持及びロック/ロック解除システム。
  4. 前記第1の弾性戻し手段(5)は、前記把持フック(41)が周りをピボット運動する前記ピボット・ピン(43)の周りに取り付けられたねじりコイルばねからなり、前記ねじりコイルばねの2つの座巻は固定され、押し付け中央巻部分(50)は、前記把持フック(41)を押し付けるように構成されることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の把持及びロック/ロック解除システム。
  5. 前記ロックフック(40)を前記ロック解除位置から前記ロック位置に戻すための第2の弾性戻し手段(7)を含むことを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の把持及びロック/ロック解除システム。
  6. 前記第2の弾性戻し手段は、前記ロックフック(40)が周りをピボット運動する前記ピボット・ピン(42)の周りに取り付けられたコイルねじりばね(7)からなり、前記ねじりコイルばねの2つの座巻(71、72)は固定され、押し付け中央巻部分(70)は前記ロックフック(40)を押し付けるように構成されることを特徴とする、請求項5に記載の把持及びロック/ロック解除システム。
  7. 前記ロックフックは、前記外筒(2)の前記溝(20)を補完する形状のフィンガ(40a)と、前記フィンガに接続され、内部に前記把持フック(41)が取り付けられる概ねV字形状のヨーク(40b)とからなることを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の把持及びロック/ロック解除システム。
  8. 前記外筒(2)の前記溝(20)は、前記外筒の周縁部全体の周りに延びることを特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の把持及びロック/ロック解除システム。
  9. 前記外筒(2)の部分にわたって延びる少なくとも1つの溝(20)を含むことを特徴とする、請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の把持及びロック/ロック解除システム。
  10. 前記把持ヘッド(6)の前記溝(60)は、前記把持ヘッドの周縁部全体にわたって延びることを特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の把持及びロック/ロック解除システム。
  11. 前記作動レバー(44)は突起部からなることを特徴とする、請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の把持及びロック/ロック解除システム。
  12. 前記内筒(1)及び/又は前記外筒(2)は、互いにシールされた組立体を形成するために、1つ又はそれ以上のシールを含むことを特徴とする、請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の把持及びロック/ロック解除システム。
  13. 前記把持部材及び/又は前記捕捉装置は、前記内筒が、前記外筒に挿入される又は前記外筒から引き出される際の、前記シール(8)の摩擦力を克服するような寸法にされることを特徴とする、請求項12に記載の把持及びロック/ロック解除システム。
  14. 前記内筒は、材料試料ホルダ筒を構成し、前記外筒は、測定計装ホルダ筒を構成することを特徴とする、請求項1〜請求項13のいずれか一項に記載の把持及びロック/ロック解除システム。
  15. 核燃料などの核物質の試料を収容するための前記試料ホルダ筒を、測定センサ及び冷却システムを収容するための前記測定計装ホルダ筒に挿入する及び前記測定計装ホルダから引き出すためのシステムを構成することを特徴とする、請求項14に記載の把持及びロック/ロック解除システム。
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