JP2014126741A - レンズ付きフェルールの製造方法および該製造方法に用いる金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ファイバを挿入保持するレンズ付きのフェルールにおいて、挿入保持される光ファイバの前端面の軸芯とレンズ部の軸芯とを一致させる。
【解決手段】成形するフェルールの光ファイバ挿入側後端面から前端レンズ面にかけて中心軸線に沿って2分割したフェルールの半周部をそれぞれ成形する型面を有する第1型1A、第2型1Bからなる金型を備え、型閉め時に第1型1Aと第2型1Bの後端側接合面の間で光ファイバ挿通穴形成用のピン9の後端側を挟持固定して、第1型1Aと第2型1Bの型面で囲まれるキャビティ6A、6B内にピン9を突出すると共に、ピン9の前側のレンズ部成形用キャビティ5A、5Bへの突出部を前記第1型1Aと第2型1Bに設けたピン把持用突起8A、8Bで挟持し、型閉めした前記金型内に樹脂を充填し、その後、ピン9を引き抜いて成形するフェルールの中心軸線に沿って光ファイバ挿通穴を設けている。
【選択図】図2

Description

本発明はレンズ付きフェルールの製造方法、該製造方法に用いる金型、更に、該製造方法で製造されるフェルールおよび該フェルールを備えた光コネクタに関し、詳しくは、フェルールの前端に設けるレンズ部の軸芯と挿入する光ファイバの軸芯とを精度良く一致させるものである。
近年、自動車内では光ケーブルを用いた通信が普及している。光ファイバケーブルの芯線である光ファイバの接続方式として、例えば、図8(A)、(B)に示すように、光ファイバ103を挿通保持したフェルール102がハウジング101内に収容された光コネクタ100を接続相手方の光コネクタ110に嵌合し、互いのフェルール102、112の前端より露出させた光ファイバ103、113の前端面103a、113a同士を直接接触させて光結合させる方式が一般的に用いられている。互いに接触させる光ファイバ前端面103a、113aのコア径は例えば50μm程度と非常に小さいため、双方の光ファイバの前端面103a、113aの軸芯が僅かにずれたり光ファイバの前端面103a、113aに微細な塵等が付着したりするだけで光結合ができなくなるおそれがある[特開2006−91404号公報(特許文献1)参照]。
そこで、特開2005−316292号公報(特許文献2)や特開2011−174988号公報(特許文献3)では、フェルールの前端側にレンズ部を形成したレンズ付きのフェルールを提案している。該フェルールは透明樹脂で一体成形され、例えば図9(A)に示すような断面形状を有している。レンズ付きのフェルール120には、該フェルール120の中心軸線に沿って、図9(B)のように光ファイバ130aの貫通穴121aと光ファイバケーブル130bの貫通穴121bを連続して設けていると共に、前記光ファイバの貫通穴121aの前部にレンズ部122を設け、該レンズ部122の前端面は凸状に球面加工したレンズ面122aとしている。
前記のようなフェルール120に挿入保持した光ファイバ130aの接続は、図10に示すように、一方のフェルールの光ファイバ130aの前端面130a−1から出射した光が前端側のレンズ部122により発散されて平行光となり、該平行光が他方のフェルールのレンズ部122によって収束されて他方の光ファイバ130aの前端面130a−1に集光されることで行われる。
特開2006−91404号公報 特開2005−316292号公報 特開2011−174988号公報
前記フェルール120を用いた光ファイバの接続方式では、出射光をレンズ部122によって発散させて平行光化しているため、接続する双方の光ファイバ130aの若干の軸ずれやレンズ面122aへの微細な塵等の付着は光結合に大きな影響を及ぼさないという利点がある。その一方、フェルール120に挿入保持される光ファイバ130aの前端面130a−1の軸芯と該フェルール120のレンズ部122の軸芯とのずれは光結合に大きな影響を及ぼすため、光ファイバの前端面130a−1とレンズ部122の軸ずれを極力生じさせないようにすることが求められる。
より定量的には、一般的な外径125μm、コア径50μmの光ファイバを用いた場合、コネクタ接続損失を1.5dB以下に抑えるためにはレンズ軸と光ファイバ軸との軸ずれ量を概ね5μm以下に抑える必要がある。これは成形樹脂圧を受ける約125μm径の成形ピン片持ち把持金型構造では到底達成困難なレベルである。
前記フェルール120の製造には、図11(A)に示すように、フェルール120の後部を成形する上型140と、レンズ部122を前端とするフェルール120の前部を成形する下型141を用いて樹脂成形する。上型140の上壁面には、光ファイバの貫通穴121aおよび光ファイバ被覆部(即ち、光ファイバケーブル)の貫通穴121bを連続的に成形するためのピン142を下向きに突設しており、図11(B)のように、上型140と下型141とを型閉めしてキャビティ内143に透明樹脂を充填し、樹脂硬化後に上下型140、141を開いてピン142を引き抜くことによりフェルール120を得ている。
しかし、上型140よりキャビティ143内に垂下され光ファイバの貫通穴121aおよび光ファイバ被覆部の貫通穴121bを形成するピン142は片持ちで先端部142aが自由端とされているため、キャビティ143内への樹脂流入時にピン142の先端部142aが揺動し、樹脂成形された光ファイバの貫通穴121aの軸芯とレンズ部122の軸芯とのずれが生じやすい。結果的に光ファイバの貫通穴121aに挿入保持された光ファイバ130aの前端面130a−1とレンズ部122の軸ずれが発生してしまうおそれがある。
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、光ファイバを挿入保持するフェルールの前端側をレンズ部としたレンズ付きのフェルールにおいて、挿入保持される光ファイバの前端面の軸芯とレンズ部の軸芯とを一致させることを課題としている。
前記課題を解決するため、第一の発明のレンズ付きフェルールの製造方法として、
成形するフェルールの光ファイバ挿入側後端面から前端レンズ面にかけて中心軸線に沿って2分割したフェルールの半周部をそれぞれ成形する型面を有する第1型、第2型からなる金型を備え、
型閉め時に前記第1型と第2型の後端側接合面の間で光ファイバ挿通穴形成用のピンの後端側を挟持固定して、前記第1型と第2型の型面で囲まれるキャビティ内に前記ピンを突出すると共に、該ピンの前端近傍を前記第1型と第2型に設けたピン把持用突起で挟持し、
型閉めした前記金型内に樹脂を充填し、その後、前記ピンを引き抜いて成形するフェルールの中心軸線に沿って光ファイバ挿通穴を設けているレンズ付きフェルールの製造方法を提供している。
前記第1の発明のレンズ付きフェルールの製造方法に用いる金型として、
前記第1型と第2型はフェルールの中心軸線を支線として対称形状であり、
前記第1型と第2型は、光ファイバ被覆部挿通穴を軸芯に備えた後側部および中間部、光ファイバ挿通穴を軸芯に備えた前側部および該前側部の前端側のレンズ部からなるフェルールの半周部をそれぞれ形成するキャビティと、
前記キャビティの後端面の中央から前記第1型と第2型の接合面の中心軸線に沿って延在するピン嵌合溝と、
前記キャビティの前側部の位置で該第1型と第2型の型面からキャビティ内に径方向に突出する前記ピン把持用突起を備えているフェルール成形用金型を提供している。
前記のように、光ファイバ挿通穴形成用のピンの前端近傍を第1型、第2型の型面からキャビティ内に径方向に突出するピン把持用突起で挟持して、レンズ部に突き当てるピン前端の揺動、軸ずれを防止することができる。よって、該ピンによって形成される光ファイバ挿通穴の前端面の軸芯をレンズ部の軸芯に精度良く一致させることができる。その結果、該レンズ付きのフェルールに挿入保持する光ファイバ同士を接続する際の接続損失を低減し、光結合を確実に行わせることが可能となる。
前記ピン把持用突起の数や突出位置はピンを効果的に把持できれば特に限定されないが、一対のピン把持用突起を前記第1型、第2型のキャビティの前側部の型面の中心軸線を挟む対向位置から径方向に突出させていることが好ましい。前記ピン把持用突起の先端にはピンを把持しやすくするための凹み部が設けられていることが好ましい。
前記第1型、第2型のキャビティの前端に形成した開口に、レンズ面成形用曲面部を有する前部スライド型を配置することが好ましい。
前記対称形状を有する第1型と第2型のみで、フェルールのレンズ部前端のレンズ面から後側部の後端までを成形する構成としてもよいが、前記第1型と第2型のキャビティの前端に形成した開口に、レンズ面成形用曲面部を有する前部スライド型を該キャビティ内に挿入して、前記レンズ部前端のレンズ面を成形する構成としてもよい。
前記のように、第1、第2型に加えて、レンズ面成形用曲面部を有する前部スライド型を用いることにより、レンズ面の中央にバリが形成されるのを防いで光ファイバ接続時の接続損失のさらなる低減を図ることができる。
前記第1型、第2型のキャビティの中間部の型面には、少なくとも対向した位置にフランジ成形用の凹部を設けていることが好ましく、前記フランジ成形用の凹部を前記中間部の型面の周方向に連続的に形成しておくことが特に好ましい。
前記のようにフランジ成形用の凹部を第1型、第2型の中間部の型面に設けて、フェルールの中間部にフランジ部を設けることにより、光コネクタのコネクタ・ハウジング内に前記フランジ部を係止させてフェルールの安定保持を図ることができる。
第2の発明のレンズ付きフェルールの製造方法として、
成形するフェルールの後側部成形用の第1型と、フェルールのレンズ部を含む前側部成形用で且つ型面に開口する左右一対の貫通穴を備えた第2型からなる金型を備え、
型閉め時に前記第1型から光ファイバ挿通穴形成用のピンの後端側を保持して前記第2型のキャビティ内に前記ピンを突出し、該ピンの前端近傍を前記第2型の前記一対の貫通穴に挿入して突出する左右スライド型で挟持し、
型閉めした前記金型内に樹脂を充填し、その後、前記ピンを引き抜いて成形するフェルールの中心軸線に沿って光ファイバ挿通穴を設けているレンズ付きフェルールの製造方法を提供している。
前記第2の発明のレンズ付きフェルールの製造方法に用いる金型として、
前記第1型としてフェルールの後側部成形用のキャビティを備えた上型を備え、
前記第2型としてフェルールの中間部、前側部およびレンズ部成形用のキャビティを備え、該キャビティの中間部の型面の少なくとも対向した位置にフランジ形成用の凹部があると共に、該キャビティの前側部に前記左右一対の貫通穴を備え、かつ、前端面にレンズ面成形用曲面部を設けた下型を備え、
前記左右一対の貫通穴に挿入してキャビティに突出させる左右スライド型を備えているフェルール成形用金型を提供している。
前記第2型のキャビティの前端に形成した開口に、レンズ面成形用曲面部を有する前部スライド型を設けていることが好ましい。
前記のように、第2の発明のフェルール成形用金型では、フェルールの後側部成形用のキャビティを備えた上型と、フェルールの中間部、前側部およびレンズ部成形用のキャビティを備えた下型とを用い、キャビティの前側部の型面に直径方向に開口する左右一対の貫通穴を設けると共に、該側部スライド型を前記一対の貫通穴よりキャビティ内に挿入して、上型の上壁中央よりキャビティの軸芯に沿って垂下するピン先端の小径部を挟持させる構成としている。よって、光ファイバ挿通穴を形成するピンの小径部を前記側部スライド型で両側より把持してピン先端の揺動、軸ずれを防止することができるため、該ピンの小径部によって形成される光ファイバ挿通穴の前端面の軸芯をレンズ部の軸芯に容易に一致させることができる。即ち、前記光ファイバ挿通穴に挿通保持する光ファイバの前端面の軸芯をレンズ部の軸芯に一致させることができるため、製造されたレンズ付きのフェルールに挿入保持する光ファイバ同士を接続する際の接続損失を低減し、光結合を確実に行わせることができる。
第3の発明では、前記第一の発明および第二の発明のフェルール製造装置で成形されたレンズ付きフェルールを提供している。
前記フェルールでは、後側部および中間部の貫通穴に光ファイバ被覆部を貫通させ、前記前側部の貫通穴に前記光ファイバを貫通させると共に、前記ピン把持用突起または前記側部スライド型によって前記前側部の貫通穴の周壁に形成された穴部に接着剤が充填されている。
前記フェルールは、前側部の光ファイバ挿通穴を形成するピンの小径部を前記ピン把持用突起または側部スライド型で把持して成形されるため、前側部に形成される光ファイバ挿通穴の周壁に穴部が形成される。前記穴部の形成により、光ファイバ挿入時に該貫通穴内に溜まった空気を該穴部を通って外部に放出させることができ、その後、前記のように、穴部に接着剤を充填することで挿入した光ファイバをフェルール内に安定保持することができる。
穴部に充填する接着剤としては、例えば、エポキシ系接着剤を用いることができる。
前記フェルールは透明樹脂で成形されている。透明樹脂として、例えば、ポリエーテルイミド樹脂(PEI)やポリカーボネート樹脂(PC)等が挙げられる。
さらに、第4の発明として、前記フェルールと、該フェルールに端末側が挿入保持される光ファイバと、前記フェルールを挿入保持する光コネクタ・ハウジングを備え、
前記光コネクタ・ハウジング内に収容された前記フェルールの前記レンズ部の軸芯と前記フェルールに挿入保持された前記光ファイバの軸芯とが一致していることを特徴とする光コネクタを提供している。
前記第四の発明に係わる光コネクタでは、光コネクタ・ハウジング内に収容されたフェルールのレンズ部の軸芯と該フェルールに挿入保持された光ファイバの軸芯とを一致させているため、光コネクタを相手方の光コネクタに嵌合させるだけで、それぞれの光コネクタ・ハウジング内のフェルールに挿入保持された光ファイバ同士を低い接続損失で確実に接続することができる。
前述したように、第1の発明では、レンズ部を前端に設けたフェルールの半周部を形成するキャビティをそれぞれ備えた対称形状の第1型、第2型を用い、光ファイバ挿通穴を形成するキャビティの前側部の位置で、前記第1型、第2型の型面からキャビティ内に径方向に突出するピン把持用突起を設け、該ピン把持用突起でキャビテイ内にぶら下がり状態となるピンの前端近傍を挟持している。よって、ピン前端側の揺動、軸ずれを防止することができるため、該ピンの小径部によって形成される光ファイバ挿通穴の前端面の軸芯をレンズ部の軸芯に容易に一致させることができる。即ち、前記光ファイバ挿通穴に挿通保持する光ファイバの前端面の軸芯をレンズ部の軸芯に一致させることができるため、本発明のフェルールに挿入保持する光ファイバ同士を接続する際の接続損失を低減し、光結合を確実に行わせることが可能となる。
また、第2の発明では、フェルールの後側部成形用のキャビティを備えた第1型(上型)と、フェルールの中間部、前側部およびレンズ部成形用のキャビティを備えた第2型(下型)とを用い、キャビティの前側部の型面に直径方向に開口する左右一対の貫通穴を設けると共に、側部スライド型を前記一対の貫通穴よりキャビティ内に挿入して、上型の上壁中央よりキャビティの軸芯に沿って垂下するピン先端の小径部を挟持させる構成としている。
よって、光ファイバ挿通穴を形成するピンの小径部を前記側部スライド型で両側より把持してピン先端の揺動、軸ずれを防止することができるため、該ピンの小径部によって形成される光ファイバ挿通穴の前端面の軸芯をレンズ部の軸芯に容易に一致させることができる。即ち、前記光ファイバ挿通穴に挿通保持する光ファイバの前端面の軸芯をレンズ部の軸芯に一致させることができる。
また、本発明に係わるフェルールでは、光ファイバの中心軸線とフェルールの中心軸線とを正確に一致できる。
よって、光ファイバの端末を前記フェルールに装着した光コネクタ・ハウジング内に収容された光コネクタでは、フェルールのレンズ部の中心軸線と該フェルールに挿入保持された光ファイバの中心軸線を一致させているため、光コネクタを相手方の光コネクタに嵌合させるだけで、それぞれの光コネクタ・ハウジング内のフェルールに挿入保持された光ファイバ同士を低い接続損失で確実に接続することができる。
本発明の第1実施形態のフェルール製造装置の型閉め前の第1型、第2型およびピンを示し、(A)は断面図、(B)は(A)のA−A線断面図である。 型閉め後の第1型、第2型およびピンを示し、(A)は断面図、(B)は(A)のB−B線断面図である。 製造されたフェルールを示し、(A)は斜視図、(B)はC−C線断面図、(C)は光ファイバを挿入保持したフェルールを示す断面図である。 第1実施形態の変形例のフェルール製造装置の第1型、第2型、前部スライド型およびピンを示し、(A)は型閉め前の断面図、(B)は型閉め後の断面図である。 本発明の第2実施形態のフェルール製造装置の型閉め前の上型、側部スライド型およびピンを示し、(A)は断面図、(B)は(A)のD−D線断面図である。 型閉め後の上型、側部スライド型およびピンを示し、(A)は断面図、(B)は(A)のE−E線断面図である。 本発明のフェルールで光ファイバを挿入保持してコネクタ内に収容した光コネクタを示す断面図である。 互いのフェルールの前端より露出させた光ファイバの前端面同士を直接接触させて光結合させる方式の従来例を示し、(A)は光コネクタ嵌合前の状態を示す一部断面図、(B)は光コネクタの嵌合状態を示す一部断面図である。 従来例を示し、(A)はレンズ付きのフェルールの断面図、(B)は光ファイバを挿入保持したフェルールの断面図である。 レンズ付きのフェルールに挿入保持した光ファイバ同士の光結合状態を示す説明図である。 従来のレンズ付きのフェルールを成形するための上下型を示し、(A)は上下型を型閉めする前の状態の断面図、(B)は上下型を型閉めした状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3に本発明の第1実施形態を示す。
第1実施形態のフェルール成形用金型は図3に示すレンズ付きのフェルール11を製造する装置である。該フェルール11は、後側部12、中間部13、前側部14およびレンズ部15からなり、後側部12および中間部13には光ファイバケーブル20aの挿通穴19aを軸芯に設け、前側部14には前記光ファイバ被覆部20a(光ファイバケーブル)の被覆を皮剥ぎして前端より突出させる光ファイバ20bの挿通穴19bを軸芯に設けている。また、レンズ部15は、前記フェルール11の前側部14に貫通する光ファイバ20bの前端側に設けられ、該レンズ部15は前端面を凸状に球面加工したレンズ面16としている。
第1実施形態のフェルール成形用金型は、図1および図2に示すような上下対称形状の第1型1Aと第2型1Bからなる射出成型用金型を備えている。なお、本実施形態では前記第1型1A、第2型1Bを上下対称形状の上下型としているが、左右対称形状の左右金型としてもよい。
第1型1A、第2型1Bは、それぞれ前記フェルール11の半周部を成形するキャビティ6(6A、6B)を有している。キャビティ6(6A、6B)は、フェルール11の後側部12を形成する後側部成形用キャビティ(以下、後側部という)2(2A、2B)と、フェルール11の中間部13を形成する中間部成形用キャビティ(以下、中間部という)3(3A、3B)と、フェルール11の前側部14を形成する前側部成形用キャビティ(以下、前側部という)4(4A、4B)と、フェルール11のレンズ部15を形成するレンズ部成形用キャビティ5(5A、5B)とからなる。
第1型1A、第2型1Bの中間部3A、3Bの型面には、周方向に連続してフランジ成形用の凹部10A、10Bを連続して設けている。フランジ成形用の凹部10A、10Bを第1型、第2型の中間部3A,3Bの型面に設けて、フェルール11の中間部13にフランジ部17を突設することにより、図7に示す光コネクタのコネクタ・ハウジング内で、前記フランジ部17を係止させてフェルール11の安定保持を図ることができる。
また、フェルール11の後側部12および中間部13の光ファイバ被覆部挿通穴19aを形成する大径部9aと、フェルール11の前側部14の光ファイバ挿通穴19bを形成する小径部9bとからなるピン9を第1型1A、第2型1Bに組み付けている。具体的には、キャビティ6の後側部2の後端面の中央から第1型1A、第2型1Bの接合面の中心軸線に沿ってピン嵌合溝7A、7Bを設けている。該ピン嵌合溝7A、7Bに前記ピン9の大径部9aの後側部を挟んで型閉めすることでピン9を安定状態で挟持し、キャビティ6の軸芯に沿ってピン9の大径部9aが後側部2および中間部3に、ピン9の小径部9bが前側部4に突出されるようにしている[図2(A)]。
また、キャビティの前側部4A、4Bの位置で、第1型1A、第2型1Bの型面からキャビティの前側部4A、4B内に径方向に突出するピン把持用突起8A、8Bを突出させている。本実施形態では、前記一対のピン把持用突起8A、8Bをキャビティ6の軸芯を挟む対向位置に設けている。ピン把持用突起8A、8Bの先端にはピンを把持しやすくするための凹み部8A−1、8B−1を設けている。第1型1A、第2型1Bを型閉めすることで、ピン把持用突起8A、8Bがキャビティの前側部4に突出するピン9の小径部9bを上下両側より把持する構造としている[図2(A)、(B)]。
また、第1型1A、第2型1Bにはピン把持用突起8A、8Bを挟んだ両側のキャビティ6に開口する樹脂注入穴11Aと12A、11Bと12Bを設けている。なお、第1型1Aと第2型1Bのいずれか一方側にのみ前記樹脂注入穴を設けてもよい。
図2に示す型閉め状態で、樹脂注入穴11Aと12A、11Bと12Bよりキャビティ6にり透明樹脂[本実施形態ではポリエーテルイミド樹脂(PEI)]を充填する。樹脂硬化後に第1型1A、第2型1Bを開き,ピン9を引き抜くことで、図3に示すレンズ付きのフェルール11を得ることができる。
前記のように、第1実施形態では、レンズ部15を前端に設けたフェルール11の半周部を形成するキャビティ6A、6Bをそれぞれ備えた上下対称形状の第1型1A、第2型1Bを用い、光ファイバ挿通穴19bを形成するキャビティの前側部4A、4Bの位置で、第1型、第2型の型面1A、1Bからキャビティ前側部4A、4B内に径方向に突出するピン把持用突起8A、8Bを設ける構成としている。
よって、キャビティ6の後端面中央から該キャビティ6の軸芯を通って前側部4に突出され光ファイバ挿通穴19bを形成するピンの小径部9bを、前記ピン把持用突起8A、8Bで両側より把持してピン先端の揺動、軸ずれを防止することができるため、ピンの小径部9bによって形成される光ファイバ挿通穴19bの前端面の軸芯をレンズ部15の軸芯に容易に一致させることができる。即ち、光ファイバ挿通穴19bに挿通保持する光ファイバ20bの前端面の軸芯をレンズ部15の軸芯に一致させることができる。よって、本実施形態の製造装置により製造されたフェルール11に挿入保持する光ファイバ20b同士を接続する際の接続損失を低減し、光結合を確実に行わせることが可能となる。
第1実施形態の製造装置で製造したフェルール11は、前側部14の光ファイバ挿通穴19bを形成するピンの小径部9bをピン把持用突起8A、8Bで把持して成形するため、前側部14の貫通穴19bの周壁には一対の穴部18A、18Bが形成される。そこで、一方の穴部18Bに接着剤21を充填した状態で、フェルール11の後側部12および中間部13の光ファイバ被覆部挿通穴19aに光ファイバ被覆部20aを貫通させ、前側部14の光ファイバ挿通穴19bに光ファイバ被覆部20aの被覆の前端から突出させた光ファイバ20bを貫通させた後、他方の穴部18Aに接着剤21を充填している[図3(C)]。
前記穴部18A、18Bの形成により光ファイバ挿通穴19b内に溜まった空気を光ファイバ挿入時に穴部18A、18Bを通って外部に放出させることができる。また、光ファイバ挿入後、穴部18A、18Bに接着剤21を充填することで挿入した光ファイバ20bをフェルール11内に安定保持することができる。
図4に第1実施形態の変形例を示す。
本変形例では、図4(A)、(B)に示すように、第1型1A、第2型1Bのキャビティ26A、26Bの前端に開口27A、27Bを設け、該開口27A、27Bよりレンズ面成形用曲面部1C−1を有する前部スライド型1Cをキャビティ26A、26B内に挿入してレンズ部15のレンズ面16を成形する構成としている。
前記のように、前記第1型1A、第2型1Bに加えて、レンズ面成形用曲面部1C−1を有するスライド型1Cを用いることにより、レンズ面16の中央にバリが形成されるのを防いで、光ファイバ接続時の接続損失のさらなる低減を図ることができる。
図5および図6に第2実施形態を示す。
第2実施形態のフェルール製造装置も第1実施形態と同様、図3に示すフェルール11を製造するものである。
第2実施形態のフェルール製造装置は、図5および図6に示すような上型30および下型31からなる射出成型用金型を備えている。なお、該金型は上下型に限定されず、左右型としてもよい。
上型30はフェルール11の後側部12を成形するキャビティ32を備えている。
下型31はフェルール11の中間部13、前側部14およびレンズ部15をそれぞれ成形するキャビティ33、34、35を備え、中間部のキャビティ33には、周方向に連続するフランジ形成用の凹部33aを設けていると共に、下型31の周壁には前側部のキャビティ34の型面に直径方向に開口する左右一対の貫通穴36A、36Bを設けている。さらに、下型31の前端部にはレンズ面成形用曲面部37を設けている。
なお、本実施形態の下型31は分割した2つのブロック31a、31bから形成し、内側のブロック31bに前記レンズ面成形用曲面部37を設け、外側のブロック31aに前記左右一対の貫通穴36A、36Bを設けている。しかし、下型31を分割せずに一体で形成してもよい。
また、上型30の上壁中央より上型30のキャビティ32および下型31のキャビティ33、34、35の中心軸線に沿って貫通穴形成用のピン38を垂下している。ピン38は、図6のように上下型30、31を型閉めしたときに上型30のキャビティ32および下型の中間部のキャビティ33内に位置する部分を大径部38aとし、下型31の前側部のキャビティ34内の前端近傍まで位置する部分を小径部38bとしている。大径部38aはフェルール11の後側部12および中間部13の軸芯に設ける光ファイバ被覆部挿通穴19aを形成する部分であり、小径部38bはフェルール11の前側部14の軸芯に設ける光ファイバ挿通穴19bを形成する部分である。
さらに、前記左右一対の貫通穴36A、36Bに挿入して、下型31の前側部のキャビティ34内に両側より突出させる一対の側部スライド型39A、39Bを備えている。図6のように上下型30、31を型閉めしたとき、前記左右一対の貫通穴36A、36Bに挿入した一対の側部スライド型39A、39Bが前側部のキャビティ34内に垂下させたピンの小径部38bを左右両側から把持する構成としている。なお、側部スライド型39A、39Bの先端にはピンを把持しやすくするための凹み部39A−1、39B−1を設けている。
図6に示す型閉め状態で、第1実施形態と同様の透明樹脂をキャビティ32、33、34、35内に充填する。樹脂硬化後に側部スライド型39A、39Bを貫通穴36A、36Bから引き抜いて側部スライド型39A、39Bによる小径部38bの挟持を解除すると共に、上下型30、31を開いてピン38を引き抜くことで、図3に示すレンズ付きのフェルール11を製造している。
前記第2実施形態では、フェルールの後側部成形用のキャビティ32を備えた上型30と、フェルールの中間部、前側部およびレンズ部成形用のキャビティ33、34、35を備えた下型31とを用い、キャビティの前側部34の型面に直径方向に開口する左右一対の貫通穴36A、36Bを設けると共に、該貫通穴36A、36Bより側部スライド型39A、39Bを中間部のキャビティ34内に挿入して、上型30の上壁中央よりキャビティ32、33、34、35の軸芯に沿って垂下するピン38先端の小径部38bを挟持させる構成としている。
よって、光ファイバ挿通穴19bを形成するピンの小径部38bを前記側部スライド型39A、39Bで左右両側より把持してピン先端の揺動、軸ずれを防止することができるため、該ピンの小径部38bによって形成される光ファイバ挿通穴19bの前端面の軸芯をレンズ部15の軸芯に容易に一致させることができる。即ち、光ファイバ挿通穴19bに挿通保持する光ファイバ20bの前端面の軸芯をレンズ部15の軸芯に一致させることができるため、本実施形態の製造装置により製造されたフェルール11に挿入保持する光ファイバ20b同士を接続する際の接続損失を低減し、光結合を確実に行わせることが可能となる。
図7に前記第1実施形態の製造装置で製造した図3に示すレンズ付きのフェルール11に光ファイバーの端末を装着し、互いに嵌合させる光コネクタ51、53を示す。
光コネクタ51、53のコネクタ・ハウジング52、54にそれぞれフェルール11を挿入し、フェルール11のフランジ部17をコネクタ・ハウジング52、54内で係止させている。
前記光コネクタ51、53では、コネクタ・ハウジング52、54内に収容係止したフェルール11のレンズ部15の軸芯と、光ファイバ20bの前端の軸芯とが正確に一致する。よって、光コネクタ51、53のフェルール11に保持された光ファイバ20b同士を低い接続損失で確実に光結合できる。
1A 第1金型
1B 第2金型
1C 前部スライド型
6 キャビティ
2、32 後側部成形用キャビティ
3、33 中間部成形用キャビティ
4、34 前側部成形用キャビティ
5、35 レンズ部成形用キャビティ
7A、7B ピン嵌合溝
8A、8B ピン把持用突起
9、38 ピン
9a、38a 大径部
9b、38b 小径部
11 フェルール
12 後側部
13 中間部
14 前側部
15 レンズ部
16 レンズ面
18A、18B 穴部
19a 光ファイバ被覆部挿通穴
19b 光ファイバ挿通穴
20a 光ファイバケーブル
20b 光ファイバ
21 接着剤
30 上型
31 下型
36A、36B 貫通穴
37 レンズ面形成用曲面部
39A、39B 側部スライド型
51、53 光コネクタ

Claims (8)

  1. 成形するフェルールの光ファイバ挿入側後端面から前端レンズ面にかけて中心軸線に沿って2分割したフェルールの半周部をそれぞれ成形する型面を有する第1型、第2型からなる金型を備え、
    型閉め時に前記第1型と第2型の後端側接合面の間で光ファイバ挿通穴形成用のピンの後端側を挟持固定して、前記第1型と第2型の型面で囲まれるキャビティ内に前記ピンを突出すると共に、該ピンの前端近傍を前記第1型と第2型に設けたピン把持用突起で挟持し、
    型閉めした前記金型内に樹脂を充填し、その後、前記ピンを引き抜いて成形するフェルールの中心軸線に沿って光ファイバ挿通穴を設けているフェルールの製造方法。
  2. 請求項1に記載のフェルールの製造方法に用いる金型であって、
    前記第1型と第2型はフェルールの中心軸を支線として対称形状であり、
    前記第1型と第2型は、光ファイバ被覆部挿通穴を軸芯に備えた後側部および中間部、光ファイバ挿通穴を軸芯に備えた前側部および該前側部の前端側のレンズ部からなるフェルールの半周部をそれぞれ形成するキャビティと、
    前記キャビティの後端面の中央から前記第1型と第2型の接合面の中心軸線に沿って延在するピン嵌合溝と、
    前記キャビティの前側部の位置で該第1型と第2型の型面からキャビティ内に径方向に突出する前記ピン把持用突起を備えているフェルール成形用金型。
  3. 前記第1型、第2型のキャビティの前端に形成した開口に、レンズ面成形用曲面部を有する前部スライド型を設けている請求項2に記載のフェルール成形用金型。
  4. 成形するフェルールの後側部成形用の第1型と、フェルールのレンズ部を含む前側部成形用で且つ型面に開口する左右一対の貫通穴を備えた第2型からなる金型を備え、
    型閉め時に前記第1型から光ファイバ挿通穴形成用のピンの後端側を保持して前記第2型のキャビティ内にピンを突出し、該ピンの前端近傍を前記第2型の前記一対の貫通穴に挿入して突出させる左右スライド型で挟持し、
    型閉めした前記金型内に樹脂を充填し、その後、前記ピンを引き抜いて成形するフェルールの中心軸線に沿って光ファイバ挿通穴を設けているフェルールの製造方法。
  5. 請求項4に記載のフェルールの製造方法に用いる金型であって、
    前記第1型としてフェルールの後側部成形用のキャビティを備えた上型を備え、
    前記第2型としてフェルールの中間部、前側部およびレンズ部成形用のキャビティを備え、該キャビティの中間部の型面の少なくとも対向した位置にフランジ形成用の凹部があると共に、該キャビティの前側部に前記左右一対の貫通穴を備え、かつ、前端面にレンズ面成形用曲面部を設けた下型を備え、
    前記左右一対の貫通穴に挿入してキャビティに突出させる左右スライド型を備えているフェルール成形用金型。
  6. 前記第2型のキャビティの前端に形成した開口に、レンズ面成形用曲面部を有する前部スライド型を設けている請求項5に記載のフェルール成形用金型。
  7. 請求項1または請求項4に記載の方法で製造されたレンズ付きフェルール。
  8. 請求項7に記載のフェルールと、該フェルールに端末側が挿入保持される光ファイバと、前記フェルールを挿入保持する光コネクタ・ハウジングを備え、
    前記光コネクタ・ハウジング内に収容された前記フェルールの前記レンズ部の軸芯と前記フェルールに挿入保持された前記光ファイバの軸芯とを一致させていることを特徴とする光コネクタ。
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