JP2014123798A - 受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、LCX境界においても通信品質を良好に保つことが可能な受信装置の提供を目的とする。
【解決手段】本発明に係る受信装置200は、LCXを介して基地局と通信を行う移動局に搭載される受信装置であって、複数のアンテナ21,22,23,24と、信号判別部4と、信号合成部5とを備え、信号判別部4は、D/U比を判別する所定の基準に基づいて、アンテナ21,22,23,24の各々で受信した信号が電波干渉の少ない信号であるか否か判別し、信号合成部5は、信号判別部4の判別結果に基づいて、アンテナ21,22,23,24の各々で受信した信号についてダイバーシチ方式で合成を行うことを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】本発明に係る受信装置200は、LCXを介して基地局と通信を行う移動局に搭載される受信装置であって、複数のアンテナ21,22,23,24と、信号判別部4と、信号合成部5とを備え、信号判別部4は、D/U比を判別する所定の基準に基づいて、アンテナ21,22,23,24の各々で受信した信号が電波干渉の少ない信号であるか否か判別し、信号合成部5は、信号判別部4の判別結果に基づいて、アンテナ21,22,23,24の各々で受信した信号についてダイバーシチ方式で合成を行うことを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は受信装置に関し、特に、LCXを介して基地局と通信を行う移動局に搭載される受信装置に関する。
従来の列車無線システムは、線路沿いに漏洩同軸ケーブル(LCX:Leaky CoaXial Cable)を敷設し、安定したレベルの電波を受信できるようにしている。
固定基地局の送信信号はある一定の区間、LCXにて伝送される。線路沿いの全てのLCXに送信信号を伝送するために、複数の固定基地局を設置する。
しかし、異なる基地局に接続されたLCXの切れ目(以下では、LCX境界と呼ぶ)付近では、同一周波数にて電波干渉が発生し、無線通信品質(ビット誤り率等)の劣化を招いていた。
複数のアンテナを用いて、その受信レベル情報により重み付けを行い合成する最大比合成ダイバーシチ受信の場合、LCX境界のような無線干渉がある区間では、あるアンテナにおける希望波対妨害波電力比(以下、D/U比と記述)が小さくなる場合があり、そのアンテナにおける受信レベルが高いと、重み付けも高くなり、最大比合成後の通信品質の劣化を招く問題があった。
上述したLCX境界における電波干渉の影響を、ダイバーシチ技術の工夫などにより低減する技術が知られている。例えば、特許文献1では、異なる基地局識別信号を送信する複数の基地局と、上記基地局と無線回線で接続される移動局にて構成され、移動局において受信した信号から基地局識別信号の検出を行い、基地局の識別結果に応じて、受信信号を選択する制御を行うことで、基地局ハンドオーバー時間を短縮する効果がある。
特許文献1の方式では、同一の基地局からの信号についてのみダイバーシチ方式で合成を行うため、LCX境界において、複数のアンテナがそれぞれ異なる基地局からの信号を受信している場合は、複数のアンテナから受信する信号を利用することができず、通信品質が劣化する問題があった。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、LCX境界においても通信品質を良好に保つことが可能な受信装置の提供を目的とする。
本発明は、LCXを介して基地局と通信を行う移動局に搭載される受信装置であって、複数のアンテナと、信号判別部と、信号合成部とを備え、信号判別部は、D/U比を判別する所定の基準に基づいて、アンテナの各々で受信した信号が電波干渉の少ない信号であるか否か判別し、信号合成部は、信号判別部の判別結果に基づいて、アンテナの各々で受信した信号についてダイバーシチ方式で合成を行うことを特徴とする。
本発明によれば、ダイバーシチ方式で合成を行うときに、アンテナの各々で受信した信号が電波干渉の少ない信号であるか否かに基づいて合成を行うことにより、電波干渉の多寡に関係なく合成を行う場合に比べて、通信品質を向上させることが可能である。
<実施の形態1>
<構成>
図1を用いて、本実施の形態におけるLCX通信システムの概要を説明する。移動局100は軌道2上を移動する。軌道2の両側には、軌道2に沿って第1〜4のLCX11,12,13,14が延設されている。第1のLCX11と第2のLCX12は第1の無線セルに属する基地局1に繋がっており、第3のLCX13と第4のLCX14は第2の無線セルに属する基地局1に繋がっている。第1のLCX11と第2のLCX12、または第3のLCX13と第4のLCX14の境界領域3をLCX境界と呼び、この領域周辺において、後述する電波干渉が生じる。
<構成>
図1を用いて、本実施の形態におけるLCX通信システムの概要を説明する。移動局100は軌道2上を移動する。軌道2の両側には、軌道2に沿って第1〜4のLCX11,12,13,14が延設されている。第1のLCX11と第2のLCX12は第1の無線セルに属する基地局1に繋がっており、第3のLCX13と第4のLCX14は第2の無線セルに属する基地局1に繋がっている。第1のLCX11と第2のLCX12、または第3のLCX13と第4のLCX14の境界領域3をLCX境界と呼び、この領域周辺において、後述する電波干渉が生じる。
図2に、本実施の形態における受信装置200のブロック図を示す。受信装置200は移動局100に搭載されている。受信装置200は、移動局100の片側に2本ずつ、合計4本の第1〜4のアンテナ21,22,23,24を備える。第1〜4のアンテナ21,22,23,24は、第1〜4のLCX11,12,13,14からの電波を受信し易いように、移動局100の車体側面の近傍に配置される。
受信装置200は、さらに、第1〜4のアンテナ21,22,23,24と接続された信号判別部4および信号判別部4と接続された信号合成部5を備える。信号判別部4は、第1〜4のアンテナ21,22,23,24で受信した信号が、電波干渉の少ない信号であるか否かを、後述する基準によって判別する。信号合成部5は、信号判別部4の判別結果に基づいて、第1〜4のアンテナ21,22,23,24で受信した信号をダイバーシチ方式で合成する。
このように、軌道2上を移動する移動局100と、地上の基地局1は、軌道2の両側に沿って延設された第1〜4のLCX11,12,13,14を介して無線通信を行う。
<動作>
図3を用いて、境界領域3周辺において発生する電波干渉について説明する。なお、図3において、図の見易さのために、受信装置200は一部のみを描いてある。
図3を用いて、境界領域3周辺において発生する電波干渉について説明する。なお、図3において、図の見易さのために、受信装置200は一部のみを描いてある。
図3に示す信号強度は、軌道2に沿った位置xに位置する第1のアンテナ21もしくは第2のアンテナ22が第1のLCX11および第2のLCX12から受信する信号の強度を意味する。境界領域3の前後において、アンテナが、第1のLCX11から受信する信号と第2のLCX12から受信する信号の両方を受信する、電波干渉区間が存在する。
図3に示す様に、移動局100が、第1のLCX11の信号領域から第2のLCX12の信号領域に向けて進行する場合について考える。このとき、移動局100の後部側に設けられた第1のアンテナ21において、第1のLCX11から受信する信号(希望波)の強度に対して、第2のLCX12から受信する信号(妨害波)の強度が非常に小さい。つまり、第1のアンテナ21が受信する信号は、D/U比が大きいため、この信号を復号した場合、良好な通信品質が保たれている可能性が高い。
一方、移動局100の前部側に設けられた第2のアンテナ22において、第1のLCX11から受信する信号(希望波)の強度と、LCX12からの受信する信号(妨害波)の強度は同程度である。つまり、第2のアンテナ22が受信する信号は、D/U比が小さいため、この信号を復号したとしても、通信品質が劣化している可能性が高い。
なお、以上の説明では、移動局100の片側に延設された第1および第2のLCX11,12と、第1および第2のLCX11,12側に設けられた第1および第2のアンテナ21,22の関係について述べたが、第3および第4のLCX13,14と、第3および第4のアンテナ23,24の関係についても同様に説明することができる。
次に、本実施の形態における受信装置200に備わる信号判別部4の動作について説明する。信号判別部4は、後述する基準に基づいて、第1〜4のアンテナ21,22,23,24で受信した信号が電波干渉の少ない信号であるか否かの判断を行う。
基地局1と移動局100の間で送受信される信号は、一般に制御チャネルとデータチャネルから構成される。制御チャネルには、例えば、無線セルを識別するための識別信号などが含まれている。また、データチャネルには、通信情報本体が格納されている。
信号判別部4は、第1〜4のアンテナ21,22,23,24で受信した信号の制御チャネルに含まれている、無線セルを判別するための識別信号を復調および復号する。そして、復号した信号から無線セルを識別可能であれば、そのアンテナにおいて受信した信号はD/U比が大きい、つまり電波干渉が少ないと判別する。一方、復号した信号から無線セルが識別不可能な場合、そのアンテナから受信した信号はD/U比が小さい、つまり電波干渉が多いと判断する。信号判別部4の判別結果の例を図4に示す。図4では、第1のアンテナ21において受信した信号は電波干渉が多いと判別され、一方、第2〜4のアンテナ22,23,24において受信した信号は電波干渉が少ないと判別されている。
次に、信号合成部5の動作について説明する。信号合成部5は、信号判別部4において電波干渉が少ないと判別された信号を受信するアンテナから受信する信号のみを選んでダイバーシチ方式で合成し、復号を行う。例えば、図4に示した判別結果に基づいて合成を行う場合は、アンテナ22,23,24において受信した信号のみを選んで合成し、アンテナ21で受信した信号は合成に使用しない。信号合成部5において、合成および復号された信号は、例えば、出力端子(図示せず)に出力される。
このように、電波干渉の少ない信号のみを選んで合成することで、境界領域3(即ちLCX境界)周辺の電波干渉領域において、良好な通信品質を維持することが可能である。
なお、本実施の形態において、受信装置200が備えるアンテナ(即ち第1〜4のアンテナ21,22,23,24)の本数を4本としたが、アンテナは複数本であれば、これに限らない。
なお、本実施の形態において、LCX境界周辺における受信を問題としたが、LCX境界周辺以外の領域においても、本実施の形態において述べた方法で受信を行うことにより、通信品質を良好に保つことが可能である。
また、一般に、ダイバーシチ方式で受信を行う場合、アンテナの設置間隔(例えば第1のアンテナ21と第2のアンテナ22の設置間隔)分だけ電波干渉区間が実質的に広くなる。本実施の形態の受信装置200によれば、電波干渉の少ない信号を受信するアンテナを選択して信号の合成を行うため、上述のようにアンテナの設置間隔によって電波干渉区間が拡大する場合であっても、通信品質を良好に保つことが可能である。
<効果>
本実施の形態における受信装置200は、LCX(即ち第1〜4のLCX11,12,13,14)を介して基地局1と通信を行う移動局100に搭載される受信装置200であって、複数のアンテナ(即ち第1〜4のアンテナ21,22,23,24)と、信号判別部4と、信号合成部5とを備え、信号判別部4は、D/U比を判別する所定の基準に基づいて、アンテナの各々(即ち第1〜4のアンテナ21,22,23,24)で受信した信号が電波干渉の少ない信号であるか否か判別し、信号合成部5は、信号判別部4の判別結果に基づいて、アンテナの各々(即ち第1〜第4のアンテナ21,22,23,24)で受信した信号についてダイバーシチ方式で合成を行うことを特徴とする。
本実施の形態における受信装置200は、LCX(即ち第1〜4のLCX11,12,13,14)を介して基地局1と通信を行う移動局100に搭載される受信装置200であって、複数のアンテナ(即ち第1〜4のアンテナ21,22,23,24)と、信号判別部4と、信号合成部5とを備え、信号判別部4は、D/U比を判別する所定の基準に基づいて、アンテナの各々(即ち第1〜4のアンテナ21,22,23,24)で受信した信号が電波干渉の少ない信号であるか否か判別し、信号合成部5は、信号判別部4の判別結果に基づいて、アンテナの各々(即ち第1〜第4のアンテナ21,22,23,24)で受信した信号についてダイバーシチ方式で合成を行うことを特徴とする。
従って、ダイバーシチ方式で合成を行うときに、第1〜4のアンテナ21,22,23,24で受信する信号が電波干渉の少ない信号であるか否かに基づいて合成を行うことにより、電波干渉の多寡に関係なく合成を行う場合に比べて、特に電波干渉区間において通信品質を向上させることが可能である。また、従来は例えば、移動局100が複数の連結した車両から構成される場合、先頭車両と最後尾車両のそれぞれに受信装置を搭載して、電波干渉の少ない受信装置の信号を選択することにより通信品質を保っていたが、本実施の形態における受信装置200は、移動局に搭載する個数が1つであっても、電波干渉区間において通信品質を向上させることが可能なため、従来と比較して受信装置の搭載個数を減らすことが可能であり、全体としての電力消費量を削減することが可能である。
また、本実施の形態における受信装置200において、信号判別部4は、アンテナの各々(即ち第1〜4のアンテナ21,22,23,24)で受信した信号が、どの無線セルから送信された信号であるか識別可能な場合に、この信号が電波干渉の少ない信号であると判別し、信号判別部4は、アンテナの各々(即ち第1〜4のアンテナ21,22,23,24)で受信した信号が、どの無線セルから送信された信号であるか識別不可能な場合に、この信号が電波干渉の多い信号であると判別することを特徴とする。
従って、制御チャネルに含まれている無線セル識別データを利用して、D/U比を判別することが可能である。
また、本実施の形態における受信装置200において、信号合成部5は、信号判別部4において電波干渉の少ない信号であると判別された信号のみについてダイバーシチ方式で合成を行うことを特徴とする。
従って、電波干渉の少ない信号であると判別された信号だけを用いて、ダイバーシチ方式で合成を行うことにより、電波干渉の多い信号であると判別された信号も用いて合成を行う場合と比較して、通信品質を向上させることが可能である。
<実施の形態2>
本実施の形態における受信装置200は、実施の形態1における受信装置200に対して、信号判別部4の動作が異なる。それ以外の構成、動作は実施の形態1と同じであるため、説明を省略する。
本実施の形態における受信装置200は、実施の形態1における受信装置200に対して、信号判別部4の動作が異なる。それ以外の構成、動作は実施の形態1と同じであるため、説明を省略する。
本実施の形態における信号判別部4は、以下で述べる基準に基づいて、第1〜4のアンテナ21,22,23,24の各々で受信した信号が電波干渉の少ない信号であるか否か判別を行う。
本実施の形態において、基地局1から送信される信号の制御チャネルには、既知のデータパターンが含まれているとする。これは例えば、擬似ランダムデータ等である。
信号判別部4は、第1〜4のアンテナ21,22,23,24で受信した信号の制御チャネルに含まれている、データパターンをCRC(Cyclic Redundancy Check)復号する。そして、復号したデータパターンが、既知のデータパターンと完全一致するか、もしくは所定の条件以上に一致すれば、既知のデータパターンを復号可能であると判断して、その信号を電波干渉が少ないと判別する。
一方、復号したデータパターンと既知のデータパターンとの一致の程度が所定の条件を満たさない場合は、既知のデータパターンを復号不可能であると判断して、その信号を電波干渉が多いと判別する。信号判別部4の判別結果の例を図5に示す。図5では、第1のアンテナ21において受信した信号は電波干渉が多いと判別され、一方、第2〜4のアンテナ22,23,24において受信した信号は電波干渉が少ないと判別されている。
信号合成部5は、実施の形態1と同様に、信号判別部4の判別結果に基づいて、第1〜4のアンテナ21,22,23,24で受信した信号の合成を行う。
<効果>
本実施の形態における受信装置200において、信号には、既知のデータパターンが含まれており、信号判別部4は、アンテナの各々(即ち第1〜4のアンテナ21,22,23,24)で受信した信号からデータパターンを復号可能な場合に、当該信号が電波干渉の少ない信号であると判別し、信号判別部4は、アンテナの各々(即ち第1〜4のアンテナ21,22,23,24)で受信した信号からデータパターンを復号不可能な場合に、当該信号が電波干渉の多い信号であると判別することを特徴とする。
本実施の形態における受信装置200において、信号には、既知のデータパターンが含まれており、信号判別部4は、アンテナの各々(即ち第1〜4のアンテナ21,22,23,24)で受信した信号からデータパターンを復号可能な場合に、当該信号が電波干渉の少ない信号であると判別し、信号判別部4は、アンテナの各々(即ち第1〜4のアンテナ21,22,23,24)で受信した信号からデータパターンを復号不可能な場合に、当該信号が電波干渉の多い信号であると判別することを特徴とする。
従って、制御チャネルに含まれている既知のデータパターンを利用して、受信信号のD/U比を判別することが可能である。
<実施の形態3>
本実施の形態における受信装置200は、実施の形態1の受信装置200に対して、信号合成部5の動作が異なる。それ以外の構成、動作は実施の形態1と同じであるため、説明を省略する。
本実施の形態における受信装置200は、実施の形態1の受信装置200に対して、信号合成部5の動作が異なる。それ以外の構成、動作は実施の形態1と同じであるため、説明を省略する。
実施の形態1で述べたように、信号判別部4は、基地局の識別結果に基づいて電波干渉の多寡を判別する。本実施の形態における信号合成部5は、信号判別部4において電波干渉の多い信号であると判別された信号よりも、信号判別部4において電波干渉の少ない信号であると判別された信号に大きな重みをつけて、ダイバーシチ方式で合成を行う。
例えば、信号判別部4において、図4に示す判別結果を得た場合、信号合成部5は、アンテナ21で受信する信号よりも、第1〜4のアンテナ22,23,24で受信する信号により大きな重みを付けて合成を行う。
なお、本実施の形態において、実施の形態2で述べたように、信号判別部4は、既知のデータパターンの復号結果に基づいて電波干渉の多寡を判別しても良い。
<効果>
本実施の形態における受信装置200において、信号合成部5は、信号判別部4において電波干渉の多い信号であると判別された信号よりも、信号判別部4において電波干渉の少ない信号であると判別された信号に大きな重みをつけて、ダイバーシチ方式で合成を行うことを特徴とする。
本実施の形態における受信装置200において、信号合成部5は、信号判別部4において電波干渉の多い信号であると判別された信号よりも、信号判別部4において電波干渉の少ない信号であると判別された信号に大きな重みをつけて、ダイバーシチ方式で合成を行うことを特徴とする。
従って、D/U比が小さい信号により小さな重み付けをし、D/U比が大きい信号により大きな重み付けをして合成を行うことで、D/U比に関わらず同じ重み付けで合成を行う場合に比べて、通信品質を良好に保つことが可能である。
また、第1〜4のアンテナ21,22,23,24のうち、電波干渉が少ないと判別された信号を受信するアンテナが1つしか存在しない場合であっても、複数のアンテナ21,22,23,24で受信した信号を利用してダイバーシチ方式で合成を行うことが可能なため、電波干渉が少ないか否かの判別結果が変化しても、通信品質の悪化を抑制することが可能である。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 基地局、2 軌道、3 境界領域、4 信号判別部、5 信号合成部、11 第1のLCX、12 第2のLCX、13 第3のLCX、14 第4のLCX、21 第1のアンテナ、22 第2のアンテナ、23 第3のアンテナ、24 第4のアンテナ、100 移動局、200 受信装置。
Claims (5)
- LCXを介して基地局と通信を行う移動局に搭載される受信装置であって、
複数のアンテナと、
信号判別部と、
信号合成部と、
を備え、
前記信号判別部は、D/U比を判別する所定の基準に基づいて、前記アンテナの各々で受信した信号が電波干渉の少ない信号であるか否か判別し、
前記信号合成部は、前記信号判別部の判別結果に基づいて、前記アンテナの各々で受信した信号についてダイバーシチ方式で合成を行うことを特徴とする、
受信装置。 - 前記信号判別部は、前記アンテナの各々で受信した信号が、どの無線セルから送信された信号であるか識別可能な場合に、当該信号が電波干渉の少ない信号であると判別し、
前記信号判別部は、前記アンテナの各々で受信した信号が、どの前記無線セルから送信された信号であるか識別不可能な場合に、当該信号が電波干渉の多い信号であると判別することを特徴とする、
請求項1に記載の受信装置。 - 前記信号には、既知のデータパターンが含まれており、
前記信号判別部は、前記アンテナの各々で受信した信号から前記データパターンを復号可能な場合に、当該信号が電波干渉の少ない信号であると判別し、
前記信号判別部は、前記アンテナの各々で受信した信号から前記データパターンを復号不可能な場合に、当該信号が電波干渉の多い信号であると判別することを特徴とする、
請求項1に記載の受信装置。 - 前記信号合成部は、前記信号判別部において電波干渉の少ない信号であると判別された信号のみについてダイバーシチ方式で合成を行うことを特徴とする、
請求項1〜3のいずれかに記載の受信装置。 - 前記信号合成部は、前記信号判別部において電波干渉の少ない信号でないと判別された信号よりも、前記信号判別部において電波干渉の少ない信号であると判別された信号に大きな重みをつけて、ダイバーシチ方式で合成を行うことを特徴とする、
請求項1〜3のいずれかに記載の受信装置。
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