JP2014122619A - タービンシステムにおいてファウリングを計測するためのシステム及び方法 - Google Patents

タービンシステムにおいてファウリングを計測するためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コンプレッサファウリングを直接的に計測するための高信頼性のシステムを提供すること。
【解決手段】ガスタービンコンプレッサ内でファウリングを計測するためのシステム及び方法は、コンプレッサのインレット口の中に配置させた導電率抵抗センサを含む。コンプレッサファウリングの程度は、導電率抵抗センサにより計測される抵抗値の変化に相関している。抵抗値変化の計測値は、ファウリングの指標に変換されると共に、これを用いてコンプレッサの清浄をトリガしている。
【選択図】図1

Description

本明細書に開示する主題は全般的にはガスタービンのコンプレッサファウリング(compressor fouling)検出に関し、またより具体的には導電率/抵抗値センサを用いてコンプレッサファウリングを計測するためのシステム及び方法に関する。
ガスタービンを含むタービンシステムは一般に、1つのコンプレッサセクションと、1つまたは複数の燃焼器と、1つのタービンセクションと、を含む。典型的には、コンプレッサセクションは引き入れた空気に圧力をかけ、次いでこの空気を燃焼器の方向に向けてあるいは燃焼器と逆に流しており、この燃焼器においてこれが燃焼器の冷却のため並びに燃焼過程用の空気提供のために用いられる。多重燃焼器タービンでは、その燃焼器は一般にタービンの周りに環状アレイの形に配置されると共に、移行ダクトによって各燃焼器のアウトレット端をタービンセクションのインレット端と接続し、燃焼過程の高温産生物をタービンに伝達している。
タービンシステムの構成要素はその動作時にファウリングによるダメージを受ける。ファウリングはコンプレッサの構成要素上への材料の堆積のことである。ファウリングは、翼(airfoil)や環状表面への粒子の付着によって生じる。ファウリングを生じさせる粒子は典型的には2〜10μmより小さい。ファウリングによって空気力学的断面の変化に繋がり、これによってコンプレッサの効率が低下することがあり、またファウリングはタービンシステムの性能やヒートレートに大きな影響を及ぼすことがある。
コンプレッサの効率よい動作を維持するために、工業用タービンシステムのオペレータは様々なメンテナンス装置(オンライン水洗浄、オフライン検査、オフライン水洗浄及びフィルタメンテナンスを含むのが一般的)を実行する。ファウリングは、オフライン検査及びオフライン水洗浄によって除去することが可能であり、またオンライン水洗浄によって遅延させることが可能である。オンライン水洗浄によればタービンシステムをシャットダウンせずにコンプレッサが洗浄されるという利点が提供される。オンライン洗浄方式は、効率がより高いオフライン洗浄の実行のためのシャットダウン時間が動作スケジュールのために許容されない場合にタービンシステム効率を回復させている。このシステムの水ノズルは、コンプレッサの朝顔形開口ケーシングの上流側位置にあるいは直接ケーシングへのインレット位置に配置させることがある。これらのノズルは比較的低速空気の領域内部にミスト噴霧の水飛沫を生成させる。動作時においてこのミスト噴霧は、回転するコンプレッサが発生させる陰圧によって、朝顔形開口を通過しかつコンプレッサインレット内に至るように引き込まれる。
勿論、これらのタスクの実行が頻繁過ぎたり回数が少な過ぎたりすると欠点が生じる。例えば、過剰なオンライン洗浄では浸食を促進する可能性がある一方、オンライン洗浄が十分でないとコンプレッサ羽根の上へのファウリング媒介物の堆積が増加することになる。必然的に、ダウンタイムを招くタービンのシャットダウンや分解を必要とするようなオフライン検査を実施しなければならなくなる。オフライン検査は非常にコストがかかるものであるが、これらの検査を適時に実施しないと、点腐食に起因するコンプレッサ羽根の遊離(liberation)などのためにタービンに損傷を生じさせる可能性がある。したがって、破滅的事態を回避するようにコンプレッサ性能をモニターして修復を実施するために、タービンシステムのオペレータは慎重にスケジュール設定したオフライン検査に依拠している。
米国特許出願第2011/0027063 A1号
目下のところコンプレッサファウリングを直接的に計測するための高信頼性のシステムは存在しない。
本開示は、コンプレッサファウリングの直接計測に関する問題に対する1つの解決法を提供する。
非限定の例示的な一実施形態では、本発明はファウリング計測システムに関する。本ファウリング計測システムは、コンプレッサ内に配置させた導電率センサと、導電率センサから抵抗計測値を生成する検出器サブシステムと、を含む。本ファウリング計測システムはさらに、抵抗計測値をファウリングの指標に変換するプロセッサを含む。
別の実施形態では、コンプレッサ及びコンプレッサケーシングを有するタービンシステムを提供する。本タービンシステムはさらに、コンプレッサケーシング上に配置された導電率センサと、導電率センサの抵抗値の変化を計測するためのサブシステムと、を含む。
別の実施形態では、タービンシステムにおいてファウリングを計測するための方法は、タービンシステム内のコンプレッサケーシング上に配置された導電率センサによって抵抗値を計測し抵抗計測値を生成する工程と、該抵抗計測値にファウリングパラメータを適用する工程と、抵抗計測値をファウリング指標に変換する工程と、を含む。
本発明に関するその他の特徴及び利点については、一例として本発明のある種の趣旨の原理を図示した添付の図面に関連して取り上げた好ましい実施形態に関する以下のより詳細な説明から明らかとなろう。
ファウリング計測システムを有する例示的なタービンシステムの概要図である。 ファウリングセンサの一実施形態の概要図である。 ファウリングセンサの一実施形態の上面図である。 ファウリングセンサの等価回路図である。 ファウリングセンサの別の実施形態の図である。 図5で図6とラベル付けした部分の詳細図である。 図5のファウリングセンサの別の実施形態を線A−Aに沿って切って見た断面図である。 ファウリング計測システムの一実施形態の構成概要図である。 コンプレッサファウリングを検出するための方法の流れ図である。
本開示はコンプレッサファウリングに関する計測を提供する。この計測は、コンプレッサインレット口の位置及び/またはコンプレッサ段同士の間に配置させた導電率/抵抗値センサを用いて実現させている。ファウリングを生じさせる粒子は、コンプレッサ翼上と同じ割合で導電率/抵抗値センサ上にも被着し、これによりその抵抗値を低下させる。ファウリングの程度はこの抵抗値の低下と相関する。
図1は、タービンシステム100の一実施形態の上半分断面概要図である。タービンシステム100は、コンプレッサアセンブリ102、燃焼器アセンブリ104、第1段タービンノズル106、タービンノズル冷却サブシステム108、タービンアセンブリ110及び共通コンプレッサ/タービンシャフト112を含む。
動作時においてコンプレッサアセンブリ102を通るように空気が流れ、またコンプレッサアセンブリ102と流体連通する燃焼器アセンブリ104に対して圧縮空気が供給される。燃焼器アセンブリ104は、コンプレッサアセンブリ102からの空気を用いて例えば天然ガス及び/または燃料オイルなどの燃料に点火して燃焼させると共に、高温の燃焼ガスストリームを発生させる。燃焼器アセンブリ104はまた、第1段タービンノズル106と流体連通する。タービンノズル冷却サブシステム108によって第1段タービンノズル106の冷却を容易にしている。タービンアセンブリ110は共通コンプレッサ/タービンシャフト112と回転自在に結合してこれを駆動しており、このシャフトは続いてコンプレッサアセンブリ102に回転力を提供し、コンプレッサアセンブリ102はさらに共通コンプレッサ/タービンシャフト112と回転自在に結合している。この例示的実施形態では、燃焼器アセンブリ104を1つまたは複数存在させることがある。以下の検討では特段指示しない限り、各構成要素についてその1つだけを検討することにする。コンプレッサケーシング125に対してファウリング計測システム120が取り付けられており、ファウリング計測システム120の少なくとも一部分がコンプレッサアセンブリ102内のコンプレッサインレット口127中を通る空気流及び/またはコンプレッサ段同士の間の空気流に対して曝露されるようにしてこれを配置させている。
図2及び3には、ファウリング計測システム120の一実施形態を図示している。ファウリング計測システム120は、コンプレッサケーシング125に対して取り付けられた導電率/抵抗値センサ121を含む。導電率/抵抗値センサ121は安価でありかつ一般的な多くのシステムで使用されるタイプのものである。導電率/抵抗値センサ121は、コンプレッサケーシング125に接続するように適合させた取付構成要素130を含む。取付構成要素130はまた、第1の電極140及び第2の電極145を有する平坦な非導電性サブストレート135を支持している。図2に示したように、第1の電極140と第2の電極145は互いに離間させると共に、平坦非導電性サブストレート135だけを介して接続されている。第1の電極140と第2の電極145は信号ワイヤ150と接続させており、次いでこのワイヤが読取機155及び交番電流源160に接続されている。
図4には、導電率/抵抗値センサ121向けの等価計測回路167を表している。この等価計測回路は、電源170及び検出器175を含む。この回路は、信号配線抵抗180(R1)、サブストレート抵抗185(R2a)及び表面抵抗190(R2b)を含む。表面抵抗190はファウリングの増加と共に低下する。総抵抗195(RT)は次式に従って計算することができる。
T=R1+R2 (ここで、R2=R2a2b/(R2a+R2b))
ファウリング計測システム120は、コンプレッサアセンブリ102のコンプレッサインレット口127の位置及び/またはコンプレッサ段同士の間において空気流ストリーム内に配置させることがある。時間の経過と共に平坦非導電性サブストレート135上にファウリングを生じさせる粒子が被着し、これにより表面抵抗190(R2b)が低下する。したがって総抵抗195(RT)の変化は、コンプレッサアセンブリ102内のファウリングの程度の関数となる。平坦非導電性サブストレート135及び平坦非導電性サブストレート135上に被着した粒子の導電率は、平坦非導電性サブストレート135にまたがって生じる電圧降下を計測することによって計測される。この電圧降下は、回路部分からの電流を平坦非導電性サブストレート135及び平坦非導電性サブストレート135上に被着した粒子に通すことによって第1の電極140と第2の電極145の間で計測される。
図5、6及び7には、コンプレッサケーシング125に取り付け得る円筒状のセンサ200を表している。図5は、円筒状センサ200についてコンプレッサケーシング125を部分的に切り欠きした斜視図である。図7は、図5の線A−Aに沿って切って見た円筒状センサ200の断面図である。円筒状センサ200はコンプレッサインレット口127内に配置させている。円筒状センサ200は、取付構成要素215、下側キャップ220、高抵抗表面導体225及び端部キャップ230を含む。円筒状センサ200の内部には、第1の電極235及び第2の電極240を配置させている。端部キャップ230と高抵抗表面導体225の界面は、表面ファウリングに対する感度を改善するように延長界面245(図6参照)とすることがある。この感度増加は、第1の電極235と第2の電極240の間で高抵抗表面225上のファウリング堆積に対して曝露させる相対面積を増大させることによって実現させている。第1の電極235と第2の電極240は信号ワイヤ250に接続させている。円筒状センサ200の等価回路は導電率/抵抗値センサの等価回路と同じであり、またそのファウリングの程度は高抵抗表面導体225の両端で計測した抵抗値の低下と相関させることが可能である。
動作時には円筒状センサ200及び導電率/抵抗値センサ121は、コンプレッサインレット口127あるいはより後のいずれかの段に配置させることがある。導電率/抵抗値センサ121の場合は、平坦非導電性サブストレート135をまたがって第1の電極140と第2の電極145の間に電流を提供している。抵抗値は読取機165によって計測される。この抵抗値または導電率は、導電率/抵抗値センサ121を通る電圧降下を所定の値に維持するために円筒状センサ200及び導電率/抵抗値センサ121を通過させねばならない電流の値を決定することによって計測されることがある。時間の経過と共に、平坦非導電性サブストレート135上に粒子が被着し、このため第1の電極140と第2の電極145の間の抵抗値が低下する。抵抗値の低下はファウリングの程度と相関する。円筒状センサ200の場合は、高抵抗表面導体225をまたがって第1の電極235と第2の電極240の間に電流を提供している。粒子が高抵抗表面導体225に付くに連れて、回路の全体抵抗値が低下する。
図8は、ファウリング計測システム251の構成概要図である。ファウリング計測システム251は1つまたは複数の導電率センサ255を含む。導電率センサ255は、計測済抵抗モジュール265に信号を提供しこの信号を処理モジュール270による処理が可能な出力に変換する。処理モジュール270は、モデルベースの制御及びカルマン(Kalman)フィルタを利用して計測済抵抗を処理すると共に、特徴付けモジュール275に対して入力を提供する。モデルベース制御は、ファウリング計測システム251のモデルから導出する。モデル化に至る方式の1つは、システム同定として知られる数値処理を利用している。システム同定には、システムからデータを収集し、次いで刺激−反応データを数値解析してシステムのパラメータを推定することが必要である。処理モジュール270は、データのシフトを同定するために、カルマンフィルタ処理、トラッキングフィルタ処理、回帰マッピング、ニューラル(neural)マッピング、逆モデル化技法、あるいはこれらの組み合わせなどのパラメータ同定技法を利用することがある。このフィルタ処理は修正カルマンフィルタ、拡張カルマンフィルタや別のフィルタ処理アルゴリズムによって実行されることがあり、あるいはこのフィルタ処理をスクエア型(n入力、n出力)や非スクエア型(n入力、m出力)のレギュレータの別の形態によって実行することがある。特徴付けモジュール275は、ファウリングを導電率や抵抗値の計測値変化の関数として特徴付けする。特徴付けモジュール275は抵抗値をファウリングの程度に相関させる較正入力280を受け取ることがある。較正は生産施設においてあるいは現場内で行われることがある。特徴付けモジュール275はまた、入力として最終のオフライン水洗浄285以降の時間を受け取ることがある。特徴付けモジュール275からの出力は、グラフィックユーザインタフェースなどの表示モジュール295に対して提供されることがある。表示モジュール295の出力300は、コンプレッサ洗浄に関する推奨またはトリガとすることがある。
ファウリング計測システム251は、従来型のGeneral Electric SpeedtronicTM Mark VIタービンシステム制御システムなどより大型の制御システム内に組み込まれることがある。SpeedTronicTM制御器は、タービンシステムに関連付けされた様々なセンサや別の計測器をモニターしている。燃料流量などタービンの特定の機能の制御に加えて、SpeedTronicTM制御器はそのタービンセンサからデータを作成し、このデータをタービンオペレータに対して表示するように提示する。このデータは、General Electric CimplicityTM HMIソフトウェア成果物などデータチャートやその他のデータ提示を生成するソフトウェアを用いて表示させることがある。
SpeedtronicTM制御システムは、センサ入力や人間のオペレータからの命令を用いてタービンシステムの動作を制御させるプログラムを実行するマイクロプロセッサを含んだコンピュータシステムである。この制御システムは、ソフトウェア内あるいは実配線型の論理回路によって実現し得るサンプルアンドホールド、和差ユニットなどの論理ユニットを含む。制御システムプロセッサが発したコマンドはタービンシステム上のアクチュエータに対して、例えば燃焼室に燃料を供給する燃料制御システムの調整、コンプレッサに合わせたインレット案内翼の設定、並びにタービンシステムに関する別の制御設定値の調整をさせている。
この制御器は、プロセッサが実行する様々なアルゴリズムを用いてセンサ読み値をデータに変換しているコンピュータプロセッサ及びデータ記憶装置を含むことがある。アルゴリズムが作成したデータは、タービンシステムの様々な動作条件を示している。このデータは、オペレータディスプレイ(オペレータディスプレイと電子的に結合させたコンピュータワークステーションなど)の上に提示されることがある。このディスプレイ及び/または制御器は、General Electric CimplicityTMデータ監視/制御ソフトウェアアプリケーションなどのソフトウェアを用いてデータ表示及びデータ印字出力を作成することがある。
図9には、一実施形態に従ったタービンシステムにおいてファウリングを計測するための方法350を表している。方法350は、ファウリング計測システム251によって実現させている。
工程355において方法350は、タービンシステム内のケーシング上に配置させた導電率センサ255(または、導電率センサのアレイ)によって抵抗値を計測する。
工程360において方法350は、抵抗計測値の変化を決定する。
工程365において方法350は、抵抗計測値にファウリングパラメータを適用する。
工程370において方法350は、抵抗計測値をファウリング指標に変換する。
工程375において方法350は、表示モジュール295にファウリング指標を表示する。
工程380において方法350は、コンプレッサ洗浄をトリガする信号を発生させる。
用語の定義が当該用語の通常使用される意味から逸脱している場合、出願人は以下に示した定義を利用するように意図している(ただし、特に指定する場合を除く)。
本明細書で用いる用語法は、具体的な実施形態の記述のみを目的としたものであり、本発明の限定を意図していない。用語の定義が当該用語の通常使用される意味から逸脱している場合、出願人は以下に示した定義を利用するように意図している(ただし、特に指定する場合を除く)。単数形で「a」、「an」及び「the」としていてもその複数形も同様に含むように意図している(ただし、コンテキストから含まないことが明瞭に指示される場合を除く)。様々な要素の記述において第1の、第2の、その他の用語を用いることがあるが、これらの要素はこれらの用語により限定すべきでないことが理解されよう。これらの用語は単に、ある要素を別の要素と区別するために用いたものである。用語「及び/または」には、列挙した関連する1つまたは複数の項目のうちのいずれかのみ、全部、これらの組み合わせが含まれる。「に結合させ(coupled to)」及び「と結合させ(coupled with)」という表現は、直接的な結合や間接的な結合を企図している。
記載したこの説明では、本発明(最適の形態を含む)を開示するため、並びに当業者による任意のデバイスやシステムの製作と使用及び組み込んだ任意の方法の実行を含む本発明の実施を可能にするために例を使用している。本発明の特許性のある範囲は本特許請求の範囲によって規定していると共に、当業者により行われる別の例を含むことができる。こうした別の例は、本特許請求の範囲の文字表記と異ならない構造要素を有する場合や、等価的な構造要素を含む場合があるが、本特許請求の範囲の趣旨域内にあるように意図したものである。
100 タービンシステム
102 コンプレッサアセンブリ
104 燃焼器アセンブリ
106 第1段タービンノズル
108 タービンノズル冷却サブシステム
110 タービンアセンブリ
112 共通コンプレッサ/タービンシャフト
120 ファウリング計測システム
121 導電率/抵抗値センサ
125 フォワードコンプレッサケーシング
127 コンプレッサインレット口
130 取付構成要素
135 平坦非導電性サブストレート
140 第1の電極
145 第2の電極
150 信号ワイヤ
155 読取機
160 交番電流源
165 読取機
167 等価計測回路
170 電源
175 検出器
180 信号配線抵抗
185 サブストレート抵抗
190 表面抵抗
195 総抵抗
200 円筒状センサ
215 取付構成要素
220 下側キャップ
225 高抵抗表面導体
230 端部キャップ
235 第1の電極
240 第2の電極
245 延長界面
250 信号ワイヤ
251 ファウリング計測システム
255 導電率センサ
265 計測済抵抗モジュール
270 処理モジュール
275 特徴付けモジュール
280 較正入力
285 最終オフライン水洗浄
295 表示モジュール
300 出力
350 方法
355 工程
360 工程
365 工程
370 工程
375 工程
380 工程

Claims (20)

  1. コンプレッサ内に配置させた導電率センサと、
    導電率センサから抵抗計測値を生成する検出器サブシステムと、
    抵抗計測値をファウリングの指標に変換するプロセッサと、
    を備えるファウリング計測システム。
  2. 前記導電率センサはサブストレート及び1対の電極を備える、請求項1に記載のファウリング計測システム。
  3. 前記サブストレート及び1対の電極は、コンプレッサを通る空気流に対して曝露させている、請求項2に記載のファウリング計測システム。
  4. 前記サブストレートは高抵抗の表面導体を備えている、請求項3に記載のファウリング計測システム。
  5. 前記導電率センサはコンプレッサケーシングに対して取り付けられている、請求項1に記載のファウリング計測システム。
  6. アレイ状に配置させた追加的な1つまたは複数の導電率センサをさらに備える請求項1に記載のファウリング計測システム。
  7. 前記導電率センサは水洗浄器より下流側に配置されている、請求項1に記載のファウリング計測システム。
  8. タービンシステムにおいてファウリングを計測するための方法であって、
    抵抗計測値を作成するためにタービンシステム内のケーシング上に配置された導電率センサによって抵抗値を計測する工程と、
    抵抗計測値にファウリングパラメータを適用するする工程と、
    抵抗計測値をファウリング指標に変換する工程と、
    を含む方法。
  9. 抵抗計測値の変化を決定する工程をさらに含む請求項8に記載のタービンシステムでファウリングを計測する方法。
  10. 導電率センサにより抵抗計測値を計測する前記工程は導電率センサのアレイによって抵抗計測値を計測する工程を含む、請求項8に記載のタービンシステムでファウリングを計測する方法。
  11. ファウリング指標をディスプレイに表示する工程をさらに含む請求項8に記載のタービンシステムでファウリングを計測する方法。
  12. コンプレッサ洗浄をトリガするための信号を発生させる工程をさらに含む請求項8に記載のタービンシステムでファウリングを計測する方法。
  13. コンプレッサと、
    コンプレッサケーシングと、
    コンプレッサケーシング上に配置された導電率センサと、
    導電率センサの抵抗値の変化を計測するためのサブシステムと、
    を備えるタービンシステム。
  14. 抵抗値の変化をファウリングの指標に変換するためのサブシステムをさらに備える請求項13に記載のタービンシステム。
  15. 前記ファウリングの指標を表示するように適合させたディスプレイをさらに備える請求項14に記載のタービンシステム。
  16. 導電率センサの抵抗値の変化を受け取ると共に該抵抗値変化をファウリングの指標に変換するために較正パラメータを適用するプロセッサをさらに備える請求項13に記載のタービンシステム。
  17. 前記プロセッサはコンプレッサ洗浄をトリガする時点を決定している、請求項16に記載のタービンシステム。
  18. 前記導電率センサは高抵抗サブストレート上に配置させた1対の電極を備えている、請求項13に記載のタービンシステム。
  19. 前記導電率センサはコンプレッサを通る空気流に対して曝露させている、請求項13に記載のタービンシステム。
  20. コンプレッサケーシング上に配置された導電率センサのアレイをさらに備える請求項13に記載のタービンシステム。
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