JP2014122564A - 洋上型発電プラント - Google Patents
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Abstract
【課題】発電容量の増加を容易に実現することができる、洋上型発電プラントを提供する。
【解決手段】本実施形態は、海洋に浮かべられる浮体を備え、浮体が発電部と深層水取得部とを支持する。ここでは、ガスタービン発電設備において、熱交換器は、深層水取得部によって取得された深層水を用いて、空気を冷却する。また、蒸気タービン発電設備において、復水器は、深層水取得部によって取得された深層水を用いて、蒸気タービンから排出された蒸気を冷却する。
【選択図】図1
【解決手段】本実施形態は、海洋に浮かべられる浮体を備え、浮体が発電部と深層水取得部とを支持する。ここでは、ガスタービン発電設備において、熱交換器は、深層水取得部によって取得された深層水を用いて、空気を冷却する。また、蒸気タービン発電設備において、復水器は、深層水取得部によって取得された深層水を用いて、蒸気タービンから排出された蒸気を冷却する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、洋上型発電プラントに関する。
再生可能エネルギーを利用して発電を行う方式の一つとして、海水温度差発電が知られている。海水温度差発電を行う発電プラントでは、海洋の温かい表層水と冷たい深層水との間の温度差を利用して、発電を行う。
また、発電に利用した海水を種々の設備で再利用することが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
海水温度差発電を行う発電プラントは、発電容量が小さく、発電単価が高いため、大都市でのベースロード用として運用することは、困難である。
上記のように海水を用いて発電を行う発電プラントにおいて、発電容量を増やすためには、発電設備の増設が必要である。しかし、沿岸部において発電プラントを設置する用地を確保する必要が生ずる。このため、発電容量を増加させることは、容易ではない。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、発電容量の増加を容易に実現することができる、洋上型発電プラントを提供することである。
本実施形態の洋上型発電プラントにおいては、発電部がガスタービン発電設備と蒸気タービン発電設備とを含み、深層水取得部が海洋から深層水を取得する。また、海洋に浮かべられる浮体を備え、浮体が発電部と深層水取得部とを支持する。ガスタービン発電設備は、熱交換器と燃焼器とガスタービンとを有する。ガスタービン発電設備においては、熱交換器が空気を冷却し、その熱交換器で冷却された後に圧縮された空気と燃料とを混合し燃焼させることによって燃焼器が燃焼ガスを生成する。そして、ガスタービンが、燃焼器から作動流体として供給された燃焼ガスのエネルギーを回転運動エネルギーに変換し、当該回転運動エネルギーが発電機で電力に変換される。ここでは、深層水取得部によって取得された深層水を用いて、熱交換器が空気を冷却する。蒸気タービン発電設備は、蒸気タービンと復水器とを有する。蒸気タービン発電設備においては、蒸気タービンが、作動流体として供給された蒸気のエネルギーを回転運動エネルギーに変換し、当該回転運動エネルギーが発電機で電力に変換される。そして、その蒸気タービンから排出された蒸気を復水器が冷却する。ここでは、復水器が、深層水取得部によって取得された深層水を用いて、蒸気タービンから排出された蒸気を冷却する。
実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
[A]構成
図1は、第1実施形態に係る洋上型発電プラントを模式的に示す側面図である。
[A]構成
図1は、第1実施形態に係る洋上型発電プラントを模式的に示す側面図である。
洋上型発電プラント1は、図1に示すように、浮体2と、発電部3と、深層水取得部4とを備えている。
以下より、洋上型発電プラント1を構成する各部について、順次、説明する。
[A−1]浮体2
浮体2は、図1に示すように、大型の構造物であって、海洋Mに浮かべられる。図示を省略しているが、浮体2は、錨が係留ケーブルを介して設けられており、錨が海底に沈められることによって、海底に係留される。
浮体2は、図1に示すように、大型の構造物であって、海洋Mに浮かべられる。図示を省略しているが、浮体2は、錨が係留ケーブルを介して設けられており、錨が海底に沈められることによって、海底に係留される。
また、浮体2は、発電部3と深層水取得部4とが上面に設置されており、両者を支持している。
[A−2]発電部3
図2は、第1実施形態に係る洋上型発電プラントにおいて、発電部の主要部を模式的に示す図である。
図2は、第1実施形態に係る洋上型発電プラントにおいて、発電部の主要部を模式的に示す図である。
発電部3は、ハイブリッド発電システム(コンバインドサイクル発電システム)であり、図2に示すように、ガスタービン発電設備31と蒸気タービン発電設備32とを備えている。
[A−2−1]ガスタービン発電設備31
発電部3において、図2に示すように、燃料タンク311、エアフィルタ312、熱交換器313、圧縮機314、燃焼器315、ガスタービン316、及び、発電機317を有する。
発電部3において、図2に示すように、燃料タンク311、エアフィルタ312、熱交換器313、圧縮機314、燃焼器315、ガスタービン316、及び、発電機317を有する。
ガスタービン発電設備31のうち、燃料タンク311は、LNG(Liquefied Natural Gas)、シェールガスなどの燃料を内部で貯蔵する。
ガスタービン発電設備31のうち、エアフィルタ312は、外部から空気(燃焼用空気)が供給され、その供給された空気中に含まれる塵などの異物を取り除く。
ガスタービン発電設備31のうち、熱交換器313は、エアフィルタ312を介して空気F312が供給される。これと共に、熱交換器313は、深層水取得部4が取得した深層水F41が供給される。そして、熱交換器313では、空気F312と深層水F41との間において熱交換が行われる。これにより、熱交換器313では、空気F312が深層水F41で冷却され、その冷却された空気F313Aが圧縮機314へ排出される。この一方で、熱交換器313では、深層水F41が空気F312で加熱され、その加熱された深層水F313Bが海洋Mへ排出される。
ガスタービン発電設備31のうち、圧縮機314は、熱交換器313から空気F313Aが供給され、その供給された空気F313Aを圧縮する。ここでは、圧縮機314は、予め定めた圧力になるように、空気F313Aを圧縮する。そして、その圧縮した空気F314(圧縮空気)が圧縮機314から燃焼器315へ排出される。
ガスタービン発電設備31のうち、燃焼器315は、燃料タンク311から燃料F311がガス化された状態で供給される。これと共に、燃焼器315は、圧縮機314において圧縮された空気F314(圧縮空気)が供給される。そして、燃焼器315は、燃料F311と空気F314とを混合して、燃料F311を燃焼させる。そして、その燃焼によって生成された燃焼ガスF315が燃焼器315からガスタービン316に排出される。
ガスタービン発電設備31のうち、ガスタービン316は、燃焼器315で生成された燃焼ガスF315が作動流体として供給されて駆動する。ガスタービン316は、燃焼器315から供給された燃焼ガスF315のエネルギーを回転運動エネルギーに変換する。具体的には、ガスタービン316は、ケーシング(図示省略)の内部にロータ(図示省略)が収容されており、その供給された燃焼ガスF315によってロータが回転する。そして、ガスタービン316から燃焼排ガスF316が排熱回収ボイラ321に排出される。
ガスタービン発電設備31のうち、発電機317は、圧縮機314と共に、ガスタービン316の回転軸に連結されており、ガスタービン316で発生した回転運動エネルギーを電力に変換する。発電機317で発電された電力は、たとえば、送電ケーブル(図示省略)を介して、陸地に送電される。
[A−2−2]蒸気タービン発電設備32
発電部3において、蒸気タービン発電設備32は、図2に示すように、排熱回収ボイラ321、蒸気タービン322、発電機323、及び、復水器324を有する。
発電部3において、蒸気タービン発電設備32は、図2に示すように、排熱回収ボイラ321、蒸気タービン322、発電機323、及び、復水器324を有する。
蒸気タービン発電設備32のうち、排熱回収ボイラ321は、ガスタービン316から燃焼排ガスF316が供給される。これと共に、排熱回収ボイラ321は、復水器324において凝縮された凝縮水F324Aが供給される。そして、排熱回収ボイラ321では、燃焼排ガスF316と凝縮水F324Aとの間において熱交換が行われる。これにより、排熱回収ボイラ321では、燃焼排ガスF316が凝縮水F324Aによって冷却されると共に、凝縮水F324Aが燃焼排ガスF316によって加熱されて気化する。つまり、排熱回収ボイラ321は、ガスタービン316から排出された燃焼排ガスF316の排熱を回収して、蒸気F321A(水蒸気)を生成する。そして、排熱回収ボイラ321において発生した蒸気F321Aは、排熱回収ボイラ321から蒸気タービン322に排出される。この一方で、排熱回収ボイラ321で冷却された燃焼排ガスF321Bは、排熱回収ボイラ321から外部へ排出される。
蒸気タービン発電設備32のうち、蒸気タービン322は、排熱回収ボイラ321から蒸気F321Aが作動流体として供給されて駆動する。蒸気タービン322は、その排熱回収ボイラ321から作動流体として供給された蒸気F321Aのエネルギーを回転運動エネルギーに変換する。具体的には、蒸気タービン322は、ケーシング(図示省略)の内部にロータ(図示省略)が収容されており、その供給された蒸気F321Aによってロータが回転する。そして、蒸気タービン322から、蒸気F322(排蒸気)が、復水器324へ排出される。
蒸気タービン発電設備32のうち、発電機323は、蒸気タービン322の回転軸に連結されており、蒸気タービン322で発生した回転運動エネルギーを電力に変換する。発電機323で発電された電力は、たとえば、送電ケーブル(図示省略)を介して、陸地に送電される。
蒸気タービン発電設備32のうち、復水器324は、蒸気タービン322が排出した蒸気F322(排蒸気)が供給される。これと共に、復水器324は、深層水取得部4が取得した深層水F42が供給される。そして、復水器324では、蒸気F322と深層水F42との間において熱交換が行われる。これにより、復水器324では、蒸気F322が深層水F42で冷却され凝縮し液化されることにより、凝縮水F324Aが生成される。つまり、復水器324は、深層水取得部4によって取得された深層水F42を用いて、蒸気タービン322から排出された蒸気F322を冷却する。そして、その冷却で生成された凝縮水F324Aが、ポンプ(図示省略)を介して、排熱回収ボイラ321へ排出される。この一方で、復水器324では、深層水F42が蒸気F322で加熱され、その加熱された深層水F324Bが海洋Mへ排出される。
[A−3]深層水取得部4
深層水取得部4は、図1に示すように、取水管41が設けられており、取水管41を介して、海洋Mから深層水F4を取得する。
深層水取得部4は、図1に示すように、取水管41が設けられており、取水管41を介して、海洋Mから深層水F4を取得する。
具体的には、深層水取得部4は、ポンプ(図示省略)を備えており、海洋において水深が200m以深に存在する海水が、深層水F4として、ポンプで汲みあげられる。
深層水取得部4が取得した深層水F4は、深層水取得部4から排出された後に分岐される。そして、その分岐された一方の深層水F41が、ガスタービン発電設備31の熱交換器313に供給される。また、他方の深層水F42が、蒸気タービン発電設備32の復水器324に供給される。
[B]動作
以下より、上記の洋上型発電プラント1を流れる流体の主な動作を説明する。ここでは、ガスタービン発電設備31と蒸気タービン発電設備32とのそれぞれにおける動作の概要について、図2を参照して示す。
以下より、上記の洋上型発電プラント1を流れる流体の主な動作を説明する。ここでは、ガスタービン発電設備31と蒸気タービン発電設備32とのそれぞれにおける動作の概要について、図2を参照して示す。
[B−1]ガスタービン発電設備31の動作
ガスタービン発電設備31では、図2に示すように、エアフィルタ312を通過した空気F312が熱交換器313において冷却された後に、その冷却された空気F313Aが圧縮機314において圧縮される。そして、その圧縮された空気F314(圧縮空気)が、燃焼器315において、燃料タンク311から供給された燃料F311と混合される。その後、燃焼器315において燃料F311が燃焼される。そして、その燃焼によって生成された燃焼ガスF315が、燃焼器315からガスタービン316に作動流体として供給される。そして、ガスタービン316の駆動によって、発電機317において発電が行われる。
ガスタービン発電設備31では、図2に示すように、エアフィルタ312を通過した空気F312が熱交換器313において冷却された後に、その冷却された空気F313Aが圧縮機314において圧縮される。そして、その圧縮された空気F314(圧縮空気)が、燃焼器315において、燃料タンク311から供給された燃料F311と混合される。その後、燃焼器315において燃料F311が燃焼される。そして、その燃焼によって生成された燃焼ガスF315が、燃焼器315からガスタービン316に作動流体として供給される。そして、ガスタービン316の駆動によって、発電機317において発電が行われる。
上記したように、ガスタービン発電設備31の熱交換器313では、深層水取得部4が取得した深層水F41を用いて、空気F312の冷却が行われる。
[B−2]蒸気タービン発電設備32の動作
蒸気タービン発電設備32では、図2に示すように、蒸気F321Aが、排熱回収ボイラ321から蒸気タービン322に作動流体として供給される。そして、蒸気タービン322の駆動によって、発電機323において発電が行われる。そして、蒸気タービン322から排出された蒸気F322(排蒸気)が、復水器324において冷却される。そして、復水器324での冷却により生成された凝縮水F324Aが、排熱回収ボイラ321において、燃焼排ガスF316によって加熱されて気化する。
蒸気タービン発電設備32では、図2に示すように、蒸気F321Aが、排熱回収ボイラ321から蒸気タービン322に作動流体として供給される。そして、蒸気タービン322の駆動によって、発電機323において発電が行われる。そして、蒸気タービン322から排出された蒸気F322(排蒸気)が、復水器324において冷却される。そして、復水器324での冷却により生成された凝縮水F324Aが、排熱回収ボイラ321において、燃焼排ガスF316によって加熱されて気化する。
上記したように、蒸気タービン発電設備32の復水器324では、深層水取得部4が取得した深層水F41を用いて、蒸気F322の冷却が行われる。
[C]まとめ
以上のように、本実施形態の洋上型発電プラント1は、浮体2が海洋Mに浮かべられる。そして、浮体2が、発電部3と深層水取得部4とを支持する。
以上のように、本実施形態の洋上型発電プラント1は、浮体2が海洋Mに浮かべられる。そして、浮体2が、発電部3と深層水取得部4とを支持する。
このため、本実施形態では、沿岸部において発電プラントを設置する用地を確保する必要がなく、大規模化が容易であるので、発電容量の増加を容易に実現することができる。その結果、本実施形態の洋上型発電プラント1は、ベースロード用として運用することができる。
また、本実施形態の洋上型発電プラント1では、ガスタービン発電設備31の熱交換器313が、深層水取得部4によって取得された深層水F41を用いて、空気F312を冷却する。
深層水取得部4が海洋から取得する深層水F41は、低温であって、温度が季節によって変動せずに一定である。このため、本実施形態においては、熱交換器313は、空気F312を安定に冷却することができる。その結果、本実施形態では、気温が高い夏季などの季節において、吸気温度の上昇に伴って、ガスタービン発電設備31の出力が低下することを、防止することができる。
さらに、本実施形態の洋上型発電プラント1では、蒸気タービン発電設備32の復水器324が、深層水取得部4によって取得された深層水F42を用いて、蒸気F322を冷却する。
上述したように、深層水F42は、低温であって、温度が季節によって変動せずに一定である。このため、本実施形態においては、復水器324は、蒸気F322を安定に冷却することができる。その結果、本実施形態では、復水器324の圧力が安定的に低くなるので、蒸気タービン発電設備32の発電効率を向上させることができる。
[D]変形例
上記の実施形態では、発電部3が、ガスタービン発電設備31と蒸気タービン発電設備32とを備える場合について説明したが、これに限らない。たとえば、発電部3は、ガスタービン発電設備31と蒸気タービン発電設備32とのいずれか一方であってもよい。
上記の実施形態では、発電部3が、ガスタービン発電設備31と蒸気タービン発電設備32とを備える場合について説明したが、これに限らない。たとえば、発電部3は、ガスタービン発電設備31と蒸気タービン発電設備32とのいずれか一方であってもよい。
また、上記の実施形態では、ガスタービン316と蒸気タービン322とのそれぞれが、複数の異なる発電機317,323のそれぞれを駆動させる場合について示したが、これに限らない。ガスタービン316と蒸気タービン322との両者が1本の回転軸で連結されており、1つの同じ発電機を駆動させるように構成してもよい。つまり、ハイブリッド発電システムである発電部3は、多軸形以外に、一軸形であってもよい。
<第2実施形態>
[A]構成等
図3は、第2実施形態に係る洋上型発電プラントにおいて、発電部の主要部を模式的に示す図である。
[A]構成等
図3は、第2実施形態に係る洋上型発電プラントにおいて、発電部の主要部を模式的に示す図である。
図3に示すように、本実施形態は、発電部3の構成の一部が、第1実施形態と異なる。本実施形態は、この点、および、これに関連する点を除き、第1実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において、上記の実施形態と重複する個所については、適宜、説明を省略する。
図3に示すように、発電部3は、上記の実施形態と同様に、ガスタービン発電設備31を備えている。また、発電部3は、上記の実施形態と異なり、蒸気タービン発電設備が複数であって、第1蒸気タービン発電設備32bと第2蒸気タービン発電設備33とを備えている。
第1蒸気タービン発電設備32bは、図3に示すように、排熱回収ボイラ321、蒸気タービン322(第1蒸気タービン)、発電機323、及び、復水器324b(第1復水器)を有する。第1蒸気タービン発電設備32bにおいては、上記の実施形態と同様に、蒸気タービン322が蒸気F321Aを作動流体として駆動し、発電が行われる。
この一方で、第2蒸気タービン発電設備33は、図3に示すように、蒸気タービン332(第2蒸気タービン)、発電機333、及び、復水器334(第2復水器)を有する。第2蒸気タービン発電設備33は、第1蒸気タービン発電設備32bにおいて作動流体として用いられた水(水蒸気)よりも沸点が低い低沸点媒体の蒸気F324Bが、作動流体として用いられて、発電が行われる。たとえば、第2蒸気タービン発電設備33では、フロン系、ブタンなどの炭化水素系、アンモニアなどの低沸点媒体が用いられる。
以下より、第1蒸気タービン発電設備32bと第2蒸気タービン発電設備33とのそれぞれを構成する各部について、順次、説明する。
[A−1]第1蒸気タービン発電設備32b
第1蒸気タービン発電設備32bにおいて、排熱回収ボイラ321、蒸気タービン322(第1蒸気タービン)、及び、発電機323は、上記の実施形態の蒸気タービン発電設備32の場合と同様である。
第1蒸気タービン発電設備32bにおいて、排熱回収ボイラ321、蒸気タービン322(第1蒸気タービン)、及び、発電機323は、上記の実施形態の蒸気タービン発電設備32の場合と同様である。
第1蒸気タービン発電設備32bにおいて、復水器324b(第1復水器)は、上記の実施形態の蒸気タービン発電設備32の場合と同様に、蒸気タービン322が排出した蒸気F322(排蒸気)が供給される。しかし、上記の実施形態と異なり、復水器324bは、第2蒸気タービン発電設備33の復水器334において低沸点媒体の蒸気F332(排蒸気)が凝縮された凝縮媒体F334Aが、深層水F42(図2参照)に代わって、供給される。
そして、復水器324bにおいては、蒸気F322と凝縮媒体F334Aとの間において熱交換が行われる。これにより、復水器324bでは、蒸気F322が凝縮媒体F334Aで冷却され液化されることにより、凝縮水F324Aが生成される。つまり、復水器324bは、第2蒸気タービン発電設備33の復水器334において凝縮された凝縮媒体F334Aを用いて、蒸気タービンから排出された蒸気F322を冷却する。
そして、第1蒸気タービン発電設備32bにおいては、復水器324bでの冷却によって生成された凝縮水F324Aが、ポンプ(図示省略)を介して、排熱回収ボイラ321へ排出される。そして、その凝縮水F324Aは、排熱回収ボイラ321において、燃焼排ガスF316によって加熱されて気化する。そして、排熱回収ボイラ321での加熱によって生成された蒸気F321Aが、蒸気タービン322に作動流体として供給され、蒸気タービン322の駆動によって発電機323が駆動して発電が行われる。
この一方で、第1蒸気タービン発電設備32bでは、復水器324bでの熱交換によって、凝縮媒体F334Aが蒸気F322で加熱される。そして、その加熱により生成された蒸気F324Bが、第2蒸気タービン発電設備33の蒸気タービン332に作動流体として供給される。
[A−2]第2蒸気タービン発電設備33
第2蒸気タービン発電設備33において、蒸気タービン332(第2蒸気タービン)は、いわゆる媒体タービンであって、第1蒸気タービン発電設備32bの復水器324bから低沸点媒体の蒸気F324Bが、作動流体として供給されて駆動する。蒸気タービン332は、その作動流体として供給された蒸気F324Bのエネルギーを回転運動エネルギーに変換する。具体的には、蒸気タービン332は、ケーシング(図示省略)の内部にロータ(図示省略)が収容されており、その供給された蒸気F324Bによってロータが回転する。
第2蒸気タービン発電設備33において、蒸気タービン332(第2蒸気タービン)は、いわゆる媒体タービンであって、第1蒸気タービン発電設備32bの復水器324bから低沸点媒体の蒸気F324Bが、作動流体として供給されて駆動する。蒸気タービン332は、その作動流体として供給された蒸気F324Bのエネルギーを回転運動エネルギーに変換する。具体的には、蒸気タービン332は、ケーシング(図示省略)の内部にロータ(図示省略)が収容されており、その供給された蒸気F324Bによってロータが回転する。
第2蒸気タービン発電設備33のうち、発電機333は、蒸気タービン332の回転軸に連結されており、蒸気タービン332で発生した回転運動エネルギーを電力に変換する。発電機333で発電された電力は、たとえば、送電ケーブル(図示省略)を介して、陸地に送電される。
第2蒸気タービン発電設備33のうち、復水器334(第2復水器)は、蒸気タービン332が排出した蒸気F332が供給される。これと共に、復水器334は、深層水取得部4が取得した深層水F42が供給される。そして、復水器334においては、蒸気F332と深層水F42との間において熱交換が行われる。これにより、復水器334では、蒸気F332が深層水F42で冷却され液化される。つまり、復水器334は、凝縮器であって、深層水取得部4によって取得された深層水F42を用いて、蒸気タービン332から排出された蒸気F332を凝縮する。そして、その冷却によって凝縮された凝縮媒体F334Aが、復水器334(第2復水器)から、ポンプ(図示省略)を介して、第1蒸気タービン発電設備32bの復水器324b(第1復水器)へ排出される。この一方で、復水器334では、深層水F42が蒸気F332で加熱され、その加熱された深層水F334Bが海洋Mへ排出される。
[B]まとめ
以上のように、本実施形態において、第1蒸気タービン発電設備32bの復水器324b(第1復水器)は、第2蒸気タービン発電設備33の復水器334(第2復水器)での冷却によって低沸点媒体の蒸気F332が凝縮されて生成された凝縮媒体F334Aを用いて、蒸気タービン322(第1蒸気タービン)から排出された蒸気F322(排蒸気)を冷却する。これに伴い、第1蒸気タービン発電設備32bの復水器324b(第1復水器)では、凝縮媒体F334Aが加熱され、その加熱により生成された低沸点媒体の蒸気F324Bが、第2蒸気タービン発電設備33の蒸気タービン332に作動流体として供給される。
以上のように、本実施形態において、第1蒸気タービン発電設備32bの復水器324b(第1復水器)は、第2蒸気タービン発電設備33の復水器334(第2復水器)での冷却によって低沸点媒体の蒸気F332が凝縮されて生成された凝縮媒体F334Aを用いて、蒸気タービン322(第1蒸気タービン)から排出された蒸気F322(排蒸気)を冷却する。これに伴い、第1蒸気タービン発電設備32bの復水器324b(第1復水器)では、凝縮媒体F334Aが加熱され、その加熱により生成された低沸点媒体の蒸気F324Bが、第2蒸気タービン発電設備33の蒸気タービン332に作動流体として供給される。
このように、本実施形態においては、第1蒸気タービン発電設備32bの余剰熱を利用して、第2蒸気タービン発電設備33の蒸気タービン332を駆動することができる。その結果、本実施形態では、発電効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、第2蒸気タービン発電設備33の復水器334(第2復水器)は、深層水取得部4によって取得された深層水F42を用いて、蒸気タービン332(第2蒸気タービン)から排出された低沸点媒体の蒸気F332を冷却する。
上述したように、深層水F42は、低温であって、温度が季節によって変動せずに一定である。このため、本実施形態においては、復水器334は、低沸点媒体の蒸気F332を安定に冷却することができる。その結果、本実施形態では、復水器334の圧力が安定的に低くなるので、発電効率を更に向上させることができる。
<第3実施形態>
[A]構成等
図4は、第3実施形態に係る洋上型発電プラントにおいて、発電部の主要部を模式的に示す図である。
[A]構成等
図4は、第3実施形態に係る洋上型発電プラントにおいて、発電部の主要部を模式的に示す図である。
図4に示すように、本実施形態は、発電部3の構成の一部が、第2実施形態と異なる。本実施形態は、この点、および、これに関連する点を除き、第2実施形態の場合と同様である(図3参照)。このため、本実施形態において、上記の実施形態と重複する個所については、適宜、説明を省略する。
図4に示すように、発電部3は、第2実施形態と同様に(図3参照)、ガスタービン発電設備31と、第1蒸気タービン発電設備32bと、第2蒸気タービン発電設備33とを備えている。この他に、発電部3は、第2実施形態と異なり、電磁流体力学発電機34を備えている。
電磁流体力学発電機34は、図4に示すように、ガスタービン発電設備31の燃焼器315において生成された燃焼ガスF315が供給される。これにより、電磁流体力学発電機34は、MHD(Magnetoro−Hydro−Dynamics)発電を行う。
具体的には、電磁流体力学発電機34においては、導電性の燃焼ガスF315が磁界を横切って流れることにより、発電が行われる。ここでは、燃焼ガスF315は、ガスタービン316に作動流体として供給される温度(たとえば、1000〜1500℃)よりも高い温度(たとえば、2000〜3000℃)で、電磁流体力学発電機34に流入する。
電磁流体力学発電機34で発電された電力は、たとえば、送電ケーブル(図示省略)を介して、陸地に送電される。そして、電磁流体力学発電機34から燃焼ガスF34がガスタービン316に作動流体として排出される。
[B]まとめ
以上のように、本実施形態においては、発電部3が電磁流体力学発電機34を更に備えている。
以上のように、本実施形態においては、発電部3が電磁流体力学発電機34を更に備えている。
電磁流体力学発電機34では、上述したように、ガスタービン316よりも高い温度の燃焼ガスF315を作動流体として用いることができる。このため、本実施形態では、より高い熱エネルギーを電力に変換するため、全体の発電効率を向上することができる。
<第4実施形態>
[A]構成等
図5は、第4実施形態に係る洋上型発電プラントにおいて、発電部の主要部を模式的に示す図である。
[A]構成等
図5は、第4実施形態に係る洋上型発電プラントにおいて、発電部の主要部を模式的に示す図である。
図5に示すように、本実施形態は、発電部3の構成の一部が、第3実施形態と異なる。本実施形態は、この点、および、これに関連する点を除き、第3実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において、上記の実施形態と重複する個所については、適宜、説明を省略する。
図5に示すように、発電部3は、第3実施形態と同様に(図4参照)、ガスタービン発電設備31と、第1蒸気タービン発電設備32bと、第2蒸気タービン発電設備33と、電磁流体力学発電機34を備えている。この他に、発電部3は、第2実施形態と異なり、燃焼ガス加熱部351と、第1蒸気加熱部352と、第2蒸気加熱部353とを備えている。
燃焼ガス加熱部351は、図5に示すように、電磁流体力学発電機34とガスタービン316との間に設けられている。燃焼ガス加熱部351は、ガスタービン316に作動流体として供給される燃焼ガスF34を、太陽熱で加熱する。燃焼ガス加熱部351は、たとえば、複数の曲面ミラー(図示省略)を備えた太陽熱集熱部である。燃焼ガス加熱部351は、電磁流体力学発電機34から排出された燃焼ガスF34に対して、曲面ミラーが太陽光を反射して集光することによって、燃焼ガスF34を加熱する。そして、燃焼ガス加熱部351からガスタービン316へ、その加熱された燃焼ガスF351が作動流体として供給される。
第1蒸気加熱部352は、図5に示すように、排熱回収ボイラ321と蒸気タービン322(第1蒸気タービン)との間に設けられている。第1蒸気加熱部352は、蒸気タービン322に作動流体として供給される蒸気F321Aを、太陽熱で加熱する。第1蒸気加熱部352は、燃焼ガス加熱部351と同様に、たとえば、複数の曲面ミラー(図示省略)を備えた太陽熱集熱部である。第1蒸気加熱部352は、排熱回収ボイラ321から排出された蒸気F321Aに対して、曲面ミラーが太陽光を反射して集光することによって、蒸気F321Aを加熱する。そして、第1蒸気加熱部352から蒸気タービン322へ、その加熱された蒸気F352が作動流体として供給される。
第2蒸気加熱部353は、図5に示すように、復水器324b(第1復水器)と蒸気タービン332(第2蒸気タービン)との間に設けられている。第2蒸気加熱部353は、蒸気タービン332に作動流体として供給される蒸気F324Bを、太陽熱で加熱する。第2蒸気加熱部353は、燃焼ガス加熱部351および第1蒸気加熱部352と同様に、たとえば、複数の曲面ミラー(図示省略)を備えた太陽熱集熱部である。第2蒸気加熱部353は、復水器324bから排出された蒸気F324Bに対して、曲面ミラーが太陽光を反射して集光することによって、蒸気F324Bを加熱する。そして、第2蒸気加熱部353から蒸気タービン332へ、その加熱された蒸気F353が作動流体として供給される。
[B]まとめ
以上のように、本実施形態においては、燃焼ガス加熱部351が、ガスタービン316に作動流体として供給される燃焼ガスF34を太陽熱で加熱する。第1蒸気加熱部352が、蒸気タービン322に作動流体として供給される蒸気F321Aを太陽熱で加熱する。第2蒸気加熱部353が、蒸気タービン332に作動流体として供給される蒸気F324Bを太陽熱で加熱する。
以上のように、本実施形態においては、燃焼ガス加熱部351が、ガスタービン316に作動流体として供給される燃焼ガスF34を太陽熱で加熱する。第1蒸気加熱部352が、蒸気タービン322に作動流体として供給される蒸気F321Aを太陽熱で加熱する。第2蒸気加熱部353が、蒸気タービン332に作動流体として供給される蒸気F324Bを太陽熱で加熱する。
このため、本実施形態では、作動流体を高温化することができるので、発電効率を更に向上させることができる。
[C]変形例
本実施形態では、燃焼ガス加熱部351と第1蒸気加熱部352と第2蒸気加熱部353とのそれぞれを設置する場合について説明したが、これに限らない。これらの全てを設置しなくてもよく、少なくとも一つを設置するように、構成してもよい。
本実施形態では、燃焼ガス加熱部351と第1蒸気加熱部352と第2蒸気加熱部353とのそれぞれを設置する場合について説明したが、これに限らない。これらの全てを設置しなくてもよく、少なくとも一つを設置するように、構成してもよい。
<第5実施形態>
[A]構成等
図6は、第5実施形態に係る洋上型発電プラントを示す斜視図である。
[A]構成等
図6は、第5実施形態に係る洋上型発電プラントを示す斜視図である。
図6に示すように、本実施形態は、洋上型発電プラント1の設置状態が、上記の実施形態と異なる。本実施形態は、この点、および、これに関連する点を除き、上記の実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において、上記の実施形態と重複する個所については、適宜、説明を省略する。
本実施形態では、洋上型発電プラント1は、図6に示すように、複数である。
その複数の洋上型発電プラント1は、互いに連結されている。たとえば、連結部材(図示省略)によって、洋上型発電プラント1の浮体2の間が連結されている。
[B]まとめ
以上のように、本実施形態においては、洋上型発電プラント1を容易に増設することができる。このため、電力の需要に応じて、発電の規模を容易に調整することができる。また、洋上型発電プラント1の規格化および量産化を容易に実現することができる。
以上のように、本実施形態においては、洋上型発電プラント1を容易に増設することができる。このため、電力の需要に応じて、発電の規模を容易に調整することができる。また、洋上型発電プラント1の規格化および量産化を容易に実現することができる。
<第6実施形態>
[A]構成等
図7は、第6実施形態に係る洋上型発電プラントを模式的に示す側面図である。
[A]構成等
図7は、第6実施形態に係る洋上型発電プラントを模式的に示す側面図である。
図7に示すように、本実施形態は、電力利用部5を備える。本実施形態は、この点、および、これに関連する点を除き、上記の実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において、上記の実施形態と重複する個所については、適宜、説明を省略する。
電力利用部5は、図7に示すように、浮体2に連結され、支持されている。電力利用部5は、電線を介して発電部3に電気的に接続されており、発電部3において発電された電力を利用して駆動する。
本実施形態において、電力利用部5は、採掘設備51を含む。採掘設備51は、海洋Mに浮かべられ、発電部3が設置された浮体2に連結された他の浮体2fの上面に設置されている。採掘設備51は、発電部3で発電された電力が供給されて駆動し、海底の資源を採掘する。具体的には、採掘設備51は、たとえば、メタンハイドレート、マンガン団塊、コバルト・リッチ・クラストなどのように、深海底に分布する資源を採掘する。
[B]まとめ
以上のように、本実施形態においては、発電部3において発電された電力を利用して、採掘設備51を含む電力利用部5が駆動する。このため、本実施形態では、海底資源の採掘を効率的に行うことができる。
以上のように、本実施形態においては、発電部3において発電された電力を利用して、採掘設備51を含む電力利用部5が駆動する。このため、本実施形態では、海底資源の採掘を効率的に行うことができる。
[C]変形例
本実施形態では、発電部3が設置された浮体2に連結された他の浮体2fの上面に、採掘設備51が設置される場合について説明したが、これに限らない。発電部3が設置された浮体2の上面に、採掘設備51を含む電力利用部5を設置してもよい。
本実施形態では、発電部3が設置された浮体2に連結された他の浮体2fの上面に、採掘設備51が設置される場合について説明したが、これに限らない。発電部3が設置された浮体2の上面に、採掘設備51を含む電力利用部5を設置してもよい。
<第7実施形態>
[A]構成等
図8は、第7実施形態に係る洋上型発電プラントを模式的に示す側面図である。
[A]構成等
図8は、第7実施形態に係る洋上型発電プラントを模式的に示す側面図である。
図8に示すように、本実施形態は、電力利用部5が第6実施形態と異なる。本実施形態は、この点、および、これに関連する点を除き、上記の実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において、上記の実施形態と重複する個所については、適宜、説明を省略する。
電力利用部5は、図8に示すように、浮体移動部52を備えている。浮体移動部52は、推進システムを含み、発電部3において発電された電力を利用して、浮体2を海洋において移動させる。
[B]まとめ
以上のように、本実施形態では、発電部3において発電された電力を利用して、浮体移動部52を含む電力利用部5が駆動するため、遠洋への移動が容易である。その結果、深層水の取得や、海底資源の採掘を容易に行うことができる。また、気象などの状況に応じて、移動をすることができる。
以上のように、本実施形態では、発電部3において発電された電力を利用して、浮体移動部52を含む電力利用部5が駆動するため、遠洋への移動が容易である。その結果、深層水の取得や、海底資源の採掘を容易に行うことができる。また、気象などの状況に応じて、移動をすることができる。
<第8実施形態>
[A]構成等
図9は、第8実施形態に係る洋上型発電プラントにおいて、発電部の主要部を模式的に示す図である。
[A]構成等
図9は、第8実施形態に係る洋上型発電プラントにおいて、発電部の主要部を模式的に示す図である。
図9に示すように、本実施形態は、藻類バイオ燃料生産設備36と藻類バイオ燃料発電設備37とを備える。本実施形態は、この点、および、これに関連する点を除き、上記の実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において、上記の実施形態と重複する個所については、適宜、説明を省略する。
藻類バイオ燃料生産設備36は、深層水取得部4によって海洋Mから取得された深層水を利用して藻類バイオ燃料を生産する設備である。藻類バイオ燃料生産設備36は、たとえば、培養タンク(図示省略)を含み、熱交換器313から排出された深層水F313Bと、復水器334から排出された深層水F334Bとのそれぞれが、その培養タンクに供給される。そして、その培養タンクにおいて、藻類が育てられる。その後、その藻類から油を精製することによって、藻類バイオ燃料を生産する。
藻類バイオ燃料発電設備37は、藻類バイオ燃料生産設備36によって生産された藻類バイオ燃料を用いて発電を行う。
[B]まとめ
以上のように、本実施形態では、藻類バイオ燃料生産設備36において、深層水取得部4によって海洋から取得された深層水を利用して藻類バイオ燃料を生産する。そして、その藻類バイオ燃料生産設備36によって生産された藻類バイオ燃料を燃料として用いて藻類バイオ燃料発電設備37で発電を行う。
以上のように、本実施形態では、藻類バイオ燃料生産設備36において、深層水取得部4によって海洋から取得された深層水を利用して藻類バイオ燃料を生産する。そして、その藻類バイオ燃料生産設備36によって生産された藻類バイオ燃料を燃料として用いて藻類バイオ燃料発電設備37で発電を行う。
深層水は、栄養物質を多量に含んでいるため、藻類バイオ燃料生産設備36では、藻類バイオ燃料を効率良く生産することができる。このため、本実施形態では、発電量の増加を容易に実現することができる。
<その他>
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…洋上型発電プラント、2…浮体、2f…浮体、3…発電部、4…深層水取得部、5…電力利用部、31…ガスタービン発電設備、32…蒸気タービン発電設備、32b…第1蒸気タービン発電設備、33…第2蒸気タービン発電設備、34…電磁流体力学発電機、36…藻類バイオ燃料生産設備、37…藻類バイオ燃料発電設備、41…取水管、51…採掘設備、52…浮体移動部、311…燃料タンク、312…エアフィルタ、313…熱交換器、314…圧縮機、315…燃焼器、316…ガスタービン、317…発電機、321…排熱回収ボイラ、322…蒸気タービン(第1蒸気タービン)、323…発電機、324…復水器、324b…復水器(第1復水器)、332…蒸気タービン(第2蒸気タービン)、333…発電機、334…復水器(第2復水器)、351…燃焼ガス加熱部、352…第1蒸気加熱部、353…第2蒸気加熱部
Claims (15)
- ガスタービン発電設備と蒸気タービン発電設備とを含む発電部と、
海洋から深層水を取得する深層水取得部と、
海洋に浮かべられ、前記発電部と前記深層水取得部とを支持する浮体と
を備え、
前記ガスタービン発電設備は、
空気を冷却する熱交換器と、
前記熱交換器で冷却された後に圧縮された空気と燃料とを混合し燃焼させることによって燃焼ガスを生成する燃焼器と、
前記燃焼器から作動流体として供給された燃焼ガスのエネルギーを回転運動エネルギーに変換し、当該回転運動エネルギーが発電機で電力に変換されるガスタービンと
を有し、前記熱交換器が、前記深層水取得部によって取得された深層水を用いて、前記空気を冷却し、
前記蒸気タービン発電設備は、
作動流体として供給された蒸気のエネルギーを回転運動エネルギーに変換し、当該回転運動エネルギーが発電機で電力に変換される蒸気タービンと、
前記蒸気タービンから排出された蒸気を冷却する復水器と
を有し、前記復水器が、前記深層水取得部によって取得された深層水を用いて、前記蒸気タービンから排出された蒸気を冷却することを特徴とする、
洋上型発電プラント。 - ガスタービン発電設備を含む発電部と、
海洋から深層水を取得する深層水取得部と、
海洋に浮かべられ、前記発電部と前記深層水取得部とを支持する浮体と
を備え、
前記ガスタービン発電設備は、
空気を冷却する熱交換器と、
前記熱交換器で冷却された後に圧縮された空気と燃料とを混合し燃焼させることによって燃焼ガスを生成する燃焼器と、
前記燃焼器から作動流体として供給された燃焼ガスのエネルギーを回転運動エネルギーに変換し、当該回転運動エネルギーが発電機で電力に変換されるガスタービンと
を有し、前記熱交換器が、前記深層水取得部によって取得された深層水を用いて、前記空気を冷却することを特徴とする、
洋上型発電プラント。 - 蒸気タービン発電設備を含む発電部と、
海洋から深層水を取得する深層水取得部と、
海洋に浮かべられ、前記発電部と前記深層水取得部とを支持する浮体と
を備え、
前記蒸気タービン発電設備は、
作動流体として供給された蒸気のエネルギーを回転運動エネルギーに変換し、当該回転運動エネルギーが発電機で電力に変換される蒸気タービンと、
前記蒸気タービンから排出された蒸気を冷却する復水器と
を有し、前記復水器が、前記深層水取得部によって取得された深層水を用いて、前記蒸気タービンから排出された蒸気を冷却することを特徴とする、
洋上型発電プラント。 - 第1蒸気タービン発電設備と第2蒸気タービン発電設備とを含む発電部と、
海洋から深層水を取得する深層水取得部と、
海洋に浮かべられ、前記発電部と前記深層水取得部とを支持する浮体と
を備え、
前記第1蒸気タービン発電設備は、
蒸気が作動流体として供給され、当該蒸気のエネルギーを回転運動エネルギーに変換し、当該回転運動エネルギーが発電機で電力に変換される第1蒸気タービンと、
前記第1蒸気タービンから排出された蒸気を冷却する第1復水器と
を有し、
前記第2蒸気タービン発電設備は、
前記第1蒸気タービンに供給される作動流体よりも沸点が低い低沸点媒体の蒸気が作動流体として供給され、当該蒸気のエネルギーを回転運動エネルギーに変換し、当該回転運動エネルギーが発電機で電力に変換される第2蒸気タービンと、
前記第2蒸気タービンから排出された前記低沸点媒体の蒸気を冷却する第2復水器と
を有し、
前記第1復水器は、前記第2復水器での冷却により前記低沸点媒体の蒸気が凝縮されて生成された凝縮媒体を用いて、前記第1蒸気タービンから排出された蒸気を冷却し、
前記第2復水器は、前記深層水取得部によって取得された深層水を用いて、前記第2蒸気タービンから排出された蒸気を冷却することを特徴とする、
洋上型発電プラント。 - 前記発電部は、
ガスタービン発電設備
を含み、
前記ガスタービン発電設備は、
空気を冷却する熱交換器と、
前記熱交換器で冷却された後に圧縮された空気と燃料とを混合し燃焼させることによって燃焼ガスを生成する燃焼器と、
前記燃焼器から作動流体として供給された燃焼ガスのエネルギーを回転運動エネルギーに変換し、当該回転運動エネルギーが発電機で電力に変換されるガスタービンと
を有し、
前記熱交換器は、前記深層水取得部によって取得された深層水を用いて、前記空気を冷却することを特徴とする、
請求項4に記載の洋上型発電プラント。 - 前記発電部は、
前記燃焼器において生成された燃焼ガスが供給されることによって発電を行う電磁流体力学発電機
を含み、
前記電磁流体力学発電機は、当該供給された燃焼ガスを前記ガスタービンに排出することを特徴とする、
請求項1,2,5のいずれかに記載の洋上型発電プラント。 - 前記ガスタービンに作動流体として供給される燃焼ガスを、太陽熱で加熱する燃焼ガス加熱部
を備えることを特徴とする、
請求項1,2,5,6のいずれかに記載の洋上型発電プラント。 - 前記蒸気タービンに作動流体として供給される蒸気を太陽熱で加熱する蒸気加熱部
を備えることを特徴とする、
請求項1から3のいずれかに記載の洋上型発電プラント。 - 前記第1蒸気タービンに作動流体として供給される蒸気を太陽熱で加熱する第1蒸気加熱部と、
前記第2蒸気タービンに作動流体として供給される蒸気を太陽熱で加熱する第2蒸気加熱部と
の少なくとも一方を備えることを特徴とする、
請求項4または5に記載の洋上型発電プラント。 - 当該洋上型発電プラントは、複数であり、
当該複数の洋上型発電プラントは、互いに連結されることを特徴とする、
請求項1から9のいずれかに記載の洋上型発電プラント。 - 前記発電部において発電された電力を利用して駆動する電力利用部
を有し、
前記浮体は、前記電力利用部を支持することを特徴とする、
請求項1から10のいずれかに記載の洋上型発電プラント。 - 前記電力利用部は、
海底の資源を採掘する採掘設備
を含むことを特徴とする、
請求項11に記載の洋上型発電プラント。 - 前記電力利用部は、
前記浮体を海洋において移動させる浮体移動部
を含むことを特徴とする、
請求項11または12に記載の洋上型発電プラント。 - 前記発電部は、
前記深層水取得部によって海洋から取得された深層水を利用して藻類バイオ燃料を生産する藻類バイオ燃料生産設備
を備えることを特徴とする、
請求項1から13のいずれかに記載の洋上型発電プラント。 - 前記発電部は、
前記藻類バイオ燃料生産設備によって生産された藻類バイオ燃料を燃料として用いて発電を行う藻類バイオ燃料発電設備
を含むことを特徴とする、
請求項14に記載の洋上型発電プラント。
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