JP2014120894A - 基地局、端末、同期信号送信方法、及び誤検出判定方法 - Google Patents

基地局、端末、同期信号送信方法、及び誤検出判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】誤検出されたセルIDを判定し、端末の処理負担を軽減する。
【解決手段】基地局10において、形成部11は、互いにタイミングがずれたN(Nは2以上の自然数)個のフレームタイミング候補と複数のセルID候補との対応関係に基づいて、自身のセルIDに対応するフレームタイミング信号を形成する。そして、送信処理部13は、形成部11で形成されたフレームタイミング信号に応じた所定タイミングで、自身のセルIDに対応する同期信号を、無線送信部14を介して送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、基地局、端末、同期信号送信方法、及び誤検出判定方法に関する。
無線通信システムでは、従来から、端末が接続する基地局を検出する処理、つまり、セルサーチが行われている。また、端末の移動に伴い、接続する基地局を切り替えるハンドオーバが行われている。ハンドオーバ先の基地局を検出する場合にも、セルサーチが行われる。
セルサーチでは、端末は、受信信号と同期信号レプリカとの相関値を算出し、相関値のピークに基づいてフレームタイミングを検出し、相関値の大きい同期信号レプリカに対応するセルIDを特定する。すなわち、基地局からセルIDに対応する同期信号が送信されてくるので、端末は、同期信号レプリカを順次変更して相関値を算出し、算出された相関値を用いて、フレームタイミング及びセルIDを検出することができる。
特に、3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Radio Access Network Long Term Evolution)に対応する無線通信システムでは、同期信号として、第1同期チャネル(PSC:Primary Synchronization Channel)及び第2同期チャネル(SSC:Secondary Synchronization Channel)のコード(シグナル)が利用される。
PSC及びSSCは、各セルにおいて5msごとに周期的に送信される。
そして、まず、システムで定義された各中心周波数(キャリア周波数)候補の受信信号と、所定数の種類のPSC系列のそれぞれとの相関値が時間領域で算出される。ここで、受信信号に含まれるPSCと一致するPSC系列から得られる相関値は、5ms毎にピークを有する。このため、相関ピークを検出することによって、接続すべきセルの、キャリア周波数、PSCの受信タイミング(5msレベルの時間同期)、及び、セルIDグループが検出される。
そして、検出されたPSCの受信タイミングに基づいて、SSCの受信タイミングでの受信信号とSSC系列との相関値が算出される。そして、最大の相関値をとるSSC系列から、10msのフレームタイミング及びセルIDが検出される。
特開2010−45545号公報
しかしながら、セルIDが誤検出される場合がある。誤検出には、主に、2種類あり、それは、(1)端末の周辺に存在していない基地局のセルIDが検出されてしまうこと、(2)端末の周辺に位置している基地局のセルIDにも関わらず検出されないことである。
特に(1)の誤検出の場合、その後に、周辺に存在しない基地局のセルIDを用いた処理(例えば、受信レベル測定に関するシーケンス)が無駄に実行されてしまう。この結果、端末の処理負担が増加し、端末のリソースが無駄に消費されてしまう。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、誤検出されたセルIDを判定し、端末の処理負担を軽減できる、基地局、端末、同期信号送信方法、及び誤検出判定方法を提供することを目的とする。
開示の態様では、互いにタイミングがずれたN(Nは2以上の自然数)個のフレームタイミング候補と複数のセルID候補との対応関係に基づいて、自身のセルIDに対応するフレームタイミング信号を形成する形成部と、前記形成されたフレームタイミング信号に応じた所定タイミングで、自身のセルIDに対応する同期信号を送信する送信処理部と、を具備する。
開示の態様によれば、誤検出されたセルIDを判定し、端末の処理負担を軽減できる。
図1は、実施例1の基地局の一例を示すブロック図である。 図2は、実施例1の形成部の一例を示すブロック図である。 図3は、実施例1の端末の一例を示すブロック図である。 図4は、実施例1の基地局のフレームタイミングの説明に供する図である。 図5は、実施例2の基地局の一例を示すブロック図である。 図6は、実施例2の端末の一例を示すブロック図である。 図7は、基地局のハードウェア構成を示す図である。 図8は、端末のハードウェア構成を示す図である。
以下に、本願の開示する基地局、端末、同期信号送信方法、及び誤検出判定方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願の開示する基地局、端末、同期信号送信方法、及び誤検出判定方法が限定されるものではない。また、実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施例1]
[基地局の構成]
図1は、実施例1の基地局の一例を示すブロック図である。図1において、基地局10は、形成部11と、記憶部12と、送信処理部13と、無線送信部14とを有する。
形成部11は、互いにタイミングがずれたN(Nは2以上の自然数)個のフレームタイミング候補と複数のセルID候補との対応関係に基づいて、自身のセルIDに対応するフレームタイミング信号を形成する。N個のフレームタイミング候補は、1/Nフレームずつタイミングがずれている。また、例えば、対応関係では、各セルID候補は、各セルID候補をNで除算したときの余りに応じたフレームタイミング候補と対応づけられている。
具体的には、形成部11は、図2に示すように、基準信号生成部21と、シフト部22とを有する。
基準信号生成部21は、基準タイミング信号を形成し、シフト部22へ出力する。基準タイミング信号は、基準となるフレームタイミング信号に対応し、例えば、Nで除算したときの余りがゼロとなるセルIDに対応するフレームタイミング信号に対応する。
シフト部22は、基準タイミング信号を自身のセルIDに対応するシフト量位相シフトさせることにより、フレームタイミング信号を形成する。具体的には、シフト部22は、自身のセルIDをNで除算したときの余りとオフセット量の1単位である1/Nフレームとの乗算結果分、基準タイミング信号を位相シフトする。なお、自身のセルIDは、記憶部12に記憶されており、基準信号生成部21は、記憶部12から自身のセルIDを読み取る。
こうして形成されたフレームタイミング信号は、送信処理部13へ出力される。
送信処理部13は、形成部11で形成されたフレームタイミング信号に応じた所定タイミングで、自身のセルIDに対応する同期信号を、周期的に無線送信部14を介して送信する。同期信号は、M(Mは自然数)種類の候補を有している。送信処理部13は、自身のセルIDに対応する同期信号として、自身のセルIDをMで除算した余りに応じた候補を用いる。
無線送信部14は、送信処理部13から受け取る同期信号に所定の無線送信処理、つまりデジタルアナログ変換、アップコンバート等を施して、アンテナを介して送信する。
[端末の構成]
図3は、実施例1の端末の一例を示すブロック図である。図3において、端末30は、無線受信部31と、検出部32と、記憶部33と、判定部34と、レベル検出部35とを有する。
無線受信部31は、基地局10から送信された信号をアンテナを介して受信し、受信信号に所定の無線受信処理、つまりダウンコンバート、アナログデジタル変換等を施して、検出部32へ出力する。
検出部32は、無線受信部31から受け取る受信信号と、各同期信号候補が異なるセルID候補と対応する、複数の同期信号候補のそれぞれとに基づいて、フレームタイミング及びセルIDを検出する。なお、3GPP LTEに対応する無線通信システムの場合、検出部32は、まず、キャリア周波数、PSCの受信タイミング(5msレベルの時間同期)、及び、セルIDグループを検出する。そして、検出部32は、検出されたPSCの受信タイミングに基づいて、SSCの受信タイミングでの受信信号とSSC系列との相関値を算出し、算出結果に基づいて、フレームタイミング及びセルIDを検出する。すなわち、3GPP LTEに対応する無線通信システムの場合、同期信号には、PSC及びSSCが含まれる。そして、PSCの種類の数Mは、3である。
そして、検出部32は、検出されたフレームタイミング及びセルIDを記憶部33に記憶させる。
記憶部33は、検出部32で検出されたフレームタイミング及びセルIDを記憶する。また、記憶部33は、端末30が既に接続しているセル、つまりサービングセルのセルID及びフレームタイミングを記憶している。
判定部34は、互いにタイミングがずれたN(Nは2以上の自然数)個のフレームタイミング候補と複数のセルID候補との対応関係を、検出部32で検出されたフレームタイミング及びセルIDが満たさない場合、検出されたセルIDが誤りであると判定する。ここでの対応関係は、基地局10で用いられるものと同じである。
具体的には、判定部34は、記憶部33から、サービングセルのセルID及びフレームタイミングと、検出部32で検出されたフレームタイミング及びセルIDとを読み出す。
そして、判定部34は、サービングセルのフレームタイミングを基準として対応関係に基づいて求められる検出セルIDに対応するフレームタイミングと、検出部32で検出されたフレームタイミングとが一致する場合、検出されたセルIDが正しいと判定する。一方、判定部34は、サービングセルのフレームタイミングを基準として対応関係に基づいて求められる検出セルIDに対応するフレームタイミングと、検出部32で検出されたフレームタイミングとが一致しない場合、検出されたセルIDが誤りであると判定する。換言すれば、判定部34は、サービングセルのフレームタイミングと検出部32で検出されたフレームタイミングとの差分が、サービングセルのセルIDと検出部32で検出されたセルIDとの差分に対応する場合、検出されたセルIDが正しいと判定する。一方、判定部34は、サービングセルのフレームタイミングと検出部32で検出されたフレームタイミングとの差分が、サービングセルのセルIDと検出部32で検出されたセルIDとの差分に対応しない場合、検出されたセルIDが誤りであると判定する。すなわち、サービングセルのセルID及びフレームタイミングとの相対的な関係によって、検出部32で検出されたフレームタイミング及びセルIDが上記した対応関係を満たしているか否かが判定される。そして、その判定結果によって、検出されたセルIDが正しいか否か判定される。
そして、判定部34は、正しいと判定されたセルIDに対応する基地局10から送信された信号の受信レベル測定を指示する指示信号をレベル検出部35へ出力する。一方、判定部34は、誤りと判定されたセルIDに対応する基地局10から送信された信号の受信レベル測定を指示する指示信号をレベル検出部35へ出力しない。これにより、周辺に存在しない基地局10のセルIDを用いた処理が無駄に実行されてしまうことを防止できる。この結果、端末30の処理負担が増加し、端末30のリソースが無駄に消費されてしまうことを防止できる。
レベル検出部35は、判定部34からの指示信号に従って、当該指示信号に対応するセルIDに対応する基地局10から送信された信号の受信レベル測定を実行する。
[基地局及び端末の動作]
以上の構成を有する基地局10及び端末30の処理動作について説明する。
基地局10において形成部11は、互いにタイミングがずれたN(Nは2以上の自然数)個のフレームタイミング候補と複数のセルID候補との対応関係に基づいて、自身のセルIDに対応するフレームタイミング信号を形成する。
図4は、実施例1の基地局のフレームタイミングの説明に供する図である。図4では、説明を簡単にするために、N=2の場合が示されている。図4では、基地局10として、eNB1−4が示されている。ここで、「セル」とは、各基地局10がカバーするエリア、つまり各基地局10から送信された信号が到達するエリア、又は、当該エリアが分割された分割エリア(つまり、所謂セクタ)と、周波数とによって規定される。ただし、ここでは、説明を簡単にするために、セルと基地局とが1対1に対応するものとして説明する。そして、図4では、セルIDをNの値である2で割った余りがゼロであるeNB2,4が同じグループとされ、セルIDをNの値である2で割った余りが1であるeNB1,3が同じグループとされている。そして、同じグループのeNBは、フレームタイミングが同じである。
そして、送信処理部13は、形成部11で形成されたフレームタイミング信号に応じた所定タイミングで、自身のセルIDに対応する同期信号を、周期的に無線送信部14を介して送信する。
一方、端末30において検出部32は、受信信号と、各同期信号候補が異なるセルID候補と対応する、複数の同期信号候補のそれぞれとに基づいて、フレームタイミング及びセルIDを検出する。
そして、判定部34は、互いにタイミングがずれたN(Nは2以上の自然数)個のフレームタイミング候補と複数のセルID候補との対応関係を、検出部32で検出されたフレームタイミング及びセルIDが満たさない場合、検出されたセルIDが誤りであると判定する。
具体的には、判定部34は、サービングセルのフレームタイミングと検出部32で検出されたフレームタイミングとの差分が、サービングセルのセルIDと検出部32で検出されたセルIDとの差分に対応する場合、検出されたセルIDが正しいと判定する。例えば、図4に示す例において、検出部32で検出されたセルIDが3であり且つ検出されたフレームタイミングがセルID=1のサービングセルと同じである場合には、その検出されたセルIDは正しいと判定される。一方、検出部32で検出されたセルIDが3であり且つ検出されたフレームタイミングがセルID=1のサービングセルと異なる場合、例えば、セルID=2のセルと同じフレームタイミングである場合には、その検出されたセルIDは誤りと判定される。なお、誤差を考慮するために、図4に示すような誤差範囲が設けられてもよい。すなわち、判定部34は、検出部32で検出されたフレームタイミングが、サービングセルのフレームタイミングを基準として検出セルIDと対応関係とに基づいて求められるフレームタイミングを中心とする誤差範囲内にあれば、検出セルIDが正しいと判定する。
詳細には、次のような判定処理が行われる。
まず、1フレームは10ミリ秒であるので、上記したオフセット量は、次の式(1)で求められる。
T-shift = (Cell-ID % N-grp) × 10/N-grp [ms]・・・(1)
ここで、Cell-IDはセルID、%は剰余演算子を示す。
端末30による誤検出判定処理は、例えば以下のアルゴリズムで表される。
FT-judge = FT-srv + ((Cid-det % N-grp) − (Cid-srv % N-grp) × 10/N-grp) [ms]
If ( |FT-det − FT-judge| > 10/(2N-grp) )
Then
C-err = true
Else
C-err = false
Endif
ここで、N-grpはグループ数を意味する。また、FT-srvは、サービングセルのフレームタイミングを意味し、Cid-srvは、サービングセルのセルIDを意味する。また、FT-detは、検出されたセルのフレームタイミングを意味し、Cid-detは、検出されたセルのセルIDを意味し、C-errは、誤検出判定結果(trueの場合に誤検出を意味する)を意味する。
以上のように本実施例によれば、基地局10において、形成部11は、互いにタイミングがずれたN(Nは2以上の自然数)個のフレームタイミング候補と複数のセルID候補との対応関係に基づいて、自身のセルIDに対応するフレームタイミング信号を形成する。そして、送信処理部13は、形成部11で形成されたフレームタイミング信号に応じた所定タイミングで、自身のセルIDに対応する同期信号を、周期的に無線送信部14を介して送信する。
こうすることで、端末30において、検出部32で検出されたフレームタイミング及びセルIDが上記対応関係を満たすか否かに基づいて、検出されたセルIDの正誤を判定することができる。
ここで、同期信号は、M(Mは自然数)種類の候補を有している。同じグループの複数のセルに対して割り当てられる同期信号は、できるだけ互いに異なっていることが好ましい。これは、同種の同期信号が同じタイミングで送信されることで生じる干渉を低減するためである。このため、Mは、Nより小さいことが好ましい。さらに好ましくは、MとNとは、互いに素の関係である。
また、同期信号は、1/L(Lは自然数)フレーム周期で送信される。特に、3GPP LTEに対応する無線通信システムの場合、Lは、2である。同期信号は、互いに干渉を起こさないように、できるだけ異なるタイミングで送信されることが好ましい。このため、Lは、Nよりも小さいことが好ましい。さらに好ましくは、NとLとは、互いに素の関係である。
さらに、同期信号の種類及び送信周期の両方を考慮すると、LとMとの乗算結果と、Nとは、互いに素の関係であることが好ましい。
なお、N=5とした場合には、N=1の場合と比べて、誤検出の軽減率を約80パーセントとすることができる。
[実施例2]
実施例2では、フレームタイミング候補の数Nを可変とする。
図5は、実施例2の基地局の一例を示すブロック図である。図5において、基地局40は、候補数制御部41を有する。
候補数制御部41は、フレームタイミング候補の数Nを決定し、形成部11及び送信処理部13へ出力する。例えば、候補数制御部41は、自身の置かれた環境における伝搬遅延が大きい程、Nを小さくする。すなわち、Nが大きくなる程、上記したオフセット量は小さくなる。従って、検出されたフレームタイミングが、実際のフレームタイミングと異なってしまう状況が生じ易い。このため、自身の置かれた環境における伝搬遅延が大きい程Nを小さくすることにより、フレームタイミングの誤検出を低減することができる。
形成部11は、候補数制御部41から受け取る、フレームタイミング候補の数Nを用いて、自身のセルIDに対応するフレームタイミング信号を形成する。
送信処理部13は、候補数制御部41から受け取る、フレームタイミング候補の数Nを無線送信部14を介して送信する。このとき、フレームタイミング候補の数Nは、BCCH(Broadcast Control Channel)によって送信されてもよいし、他の制御チャネル又はデータチャネルによって送信されてもよい。
図6は、実施例2の端末の一例を示すブロック図である。図6において、端末50は、候補数情報取得部51を有する。
候補数情報取得部51は、受信信号から、フレームタイミング候補の数Nを抽出し、判定部34へ出力する。
判定部34は、候補数情報取得部51から受け取った、フレームタイミング候補の数Nを用いて、検出部32で検出されたセルIDの正誤を判定する。
以上のように実施例2によれば、基地局40において候補数制御部41は、フレームタイミング候補の数Nを決定する。そして、形成部11は、候補数制御部41から受け取る、フレームタイミング候補の数Nを用いて、自身のセルIDに対応するフレームタイミング信号を形成する。
また、端末50において候補数情報取得部51は、受信信号から、フレームタイミング候補の数Nを抽出し、判定部34へ出力する。そして、判定部34は、候補数情報取得部51から受け取った、フレームタイミング候補の数Nを用いて、検出部32で検出されたセルIDの正誤を判定する。
こうすることで、フレームタイミング候補の数Nを可変にすることができるので、より柔軟な制御が可能となる。
[他の実施例]
[1]実施例1及び実施例2の基地局及び端末は、次のようなハードウェア構成により実現することができる。
図7は、基地局のハードウェア構成を示す図である。図7に示すように、基地局100は、ハードウェアの構成要素として、RF(Radio Frequency)回路101と、CPU(Central Processing Unit)102と、メモリ103と、ネットワークIF(Inter Face)104とを有する。メモリ103は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリにより構成される。記憶部12は、メモリ103により実現される。形成部11と、送信処理部13と、候補数制御部41とは、例えばCPU102等の集積回路により実現される。無線送信部14は、RF回路101により実現される。
図8は、端末のハードウェア構成を示す図である。図8に示すように、端末200は、ハードウェア的には、RF回路201と、CPU202と、メモリ203とを有する。メモリ203は、例えば、SDRAM等のRAM、ROM、フラッシュメモリにより構成される。記憶部33は、メモリ203により実現される。検出部32と、判定部34と、レベル検出部35と、候補数情報取得部51とは、例えばCPU202等の集積回路により実現される。
[2]また、実施例1及び実施例2で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。すなわち、形成部11と、送信処理部13と、候補数制御部41とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ103に記録され、各プログラムがCPU102に読み出されてプロセスとして機能してもよい。また、検出部32と、判定部34と、レベル検出部35と、候補数情報取得部51とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ203に記録され、各プログラムがCPU202に読み出されてプロセスとして機能してもよい。
以上、本実施例を含む実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)互いにタイミングがずれたN(Nは2以上の自然数)個のフレームタイミング候補と複数のセルID候補との対応関係に基づいて、自身のセルIDに対応するフレームタイミング信号を形成する形成部と、
前記形成されたフレームタイミング信号に応じた所定タイミングで、自身のセルIDに対応する同期信号を送信する送信処理部と、
を具備することを特徴とする基地局。
(付記2)前記N個のフレームタイミング候補は、1/Nフレームずつタイミングがずれ、
前記対応関係では、各セルID候補は、前記各セルID候補を前記Nで除算したときの余りに応じたフレームタイミング候補と対応づけられる、
ことを特徴とする付記1に記載の基地局。
(付記3)前記同期信号は、M(Mは自然数)種類の候補を有し、
前記Mは、前記Nより小さい、
ことを特徴とする付記2に記載の基地局。
(付記4)前記Mと前記Nとは、互いに素の関係にある、
ことを特徴とする付記3に記載の基地局。
(付記5)前記同期信号は、1/L(Lは自然数)フレーム周期で送信され、
前記Lは、前記Nよりも小さい、
ことを特徴とする付記2に記載の基地局。
(付記6)前記Nと前記Lとは、互いに素の関係にある、
ことを特徴とする付記5に記載の基地局。
(付記7)前記同期信号は、M(Mは自然数)種類の候補を有し、且つ、1/L(Lは自然数)フレーム周期で送信され、
前記Nと、前記Lと前記Mとの乗算結果とは、互いに素の関係にある、
ことを特徴とする付記2に記載の基地局。
(付記8)前記フレームタイミング候補の数Nを決定する制御部を有し、
前記送信処理部は、前記決定されたフレームタイミング候補の数Nを送信する、
ことを特徴とする付記1に記載の基地局。
(付記9)前記制御部は、伝搬遅延の大きさに基づいて、前記フレームタイミング候補の数Nを決定する、
ことを特徴とする付記8に記載の基地局。
(付記10)受信信号と、各同期信号候補が異なるセルID候補と対応する複数の同期信号候補のそれぞれとに基づいて、フレームタイミング及びセルIDを検出する検出部と、
互いにタイミングがずれたN(Nは2以上の自然数)個のフレームタイミング候補と複数のセルID候補との対応関係を、前記検出されたフレームタイミング及びセルIDが満たさない場合、前記検出されたセルIDが誤りであると判定する判定部と、
を具備することを特徴とする端末。
(付記11)前記N個のフレームタイミング候補は、1/Nフレームずつタイミングがずれ、
前記対応関係では、各セルID候補は、前記各セルID候補を前記Nで除算したときの余りに応じたフレームタイミング候補と対応づけられる、
ことを特徴とする付記10に記載の端末。
(付記12)前記複数の同期信号候補は、M(Mは自然数)種類の候補を有し、
前記Mは、前記Nより小さい、
ことを特徴とする付記11に記載の端末。
(付記13)前記Mと前記Nとは、互いに素の関係にある、
ことを特徴とする付記12に記載の端末。
(付記14)前記受信信号は、同期信号を1/L(Lは自然数)フレーム周期で有し、
前記Lは、前記Nよりも小さい、
ことを特徴とする付記11に記載の端末。
(付記15)前記Nと前記Lとは、互いに素の関係にある、
ことを特徴とする付記14に記載の端末。
(付記16)前記複数の同期信号候補は、M(Mは自然数)種類の候補を有し、
前記受信信号は、同期信号を1/L(Lは自然数)フレーム周期で有し、
前記Nと、前記Lと前記Mとの乗算結果とは、互いに素の関係にある、
ことを特徴とする付記11に記載の端末。
(付記17)前記受信信号から、基地局で決定された、フレームタイミング候補の数Nを抽出する抽出部を有し、
前記判定部は、前記抽出されたフレームタイミング候補の数Nを用いて、前記検出されたセルIDの正誤を判定する、
ことを特徴とする付記10に記載の端末。
(付記18)互いにタイミングがずれたN(Nは2以上の自然数)個のフレームタイミング候補と複数のセルID候補との対応関係に基づいて、基地局のセルIDに対応するフレームタイミング信号を形成し、
前記形成されたフレームタイミング信号に応じた所定タイミングで、前記基地局のセルIDに対応する同期信号を送信する、
ことを特徴とする同期信号送信方法。
(付記19)受信信号と、各同期信号候補が異なるセルID候補と対応する複数の同期信号候補のそれぞれとに基づいて、フレームタイミング及びセルIDを検出し、
互いにタイミングがずれたN(Nは2以上の自然数)個のフレームタイミング候補と複数のセルID候補との対応関係を、前記検出されたフレームタイミング及びセルIDが満たさない場合、前記検出されたセルIDが誤りであると判定する、
ことを特徴とする誤検出判定方法。
10,40 基地局
11 形成部
12,33 記憶部
13 送信処理部
14 無線送信部
21 基準信号生成部
22 シフト部
30,50 端末
31 無線受信部
32 検出部
34 判定部
35 レベル検出部
41 候補数制御部
51 候補数情報取得部

Claims (8)

  1. 互いにタイミングがずれたN(Nは2以上の自然数)個のフレームタイミング候補と複数のセルID候補との対応関係に基づいて、自身のセルIDに対応するフレームタイミング信号を形成する形成部と、
    前記形成されたフレームタイミング信号に応じた所定タイミングで、自身のセルIDに対応する同期信号を送信する送信処理部と、
    を具備することを特徴とする基地局。
  2. 前記N個のフレームタイミング候補は、1/Nフレームずつタイミングがずれ、
    前記対応関係では、各セルID候補は、前記各セルID候補を前記Nで除算したときの余りに応じたフレームタイミング候補と対応づけられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 前記同期信号は、1/L(Lは自然数)フレーム周期で送信され、
    前記Lは、前記Nよりも小さい、
    ことを特徴とする請求項2に記載の基地局。
  4. 受信信号と、各同期信号候補が異なるセルID候補と対応する複数の同期信号候補のそれぞれとに基づいて、フレームタイミング及びセルIDを検出する検出部と、
    互いにタイミングがずれたN(Nは2以上の自然数)個のフレームタイミング候補と複数のセルID候補との対応関係を、前記検出されたフレームタイミング及びセルIDが満たさない場合、前記検出されたセルIDが誤りであると判定する判定部と、
    を具備することを特徴とする端末。
  5. 前記N個のフレームタイミング候補は、1/Nフレームずつタイミングがずれ、
    前記対応関係では、各セルID候補は、前記各セルID候補を前記Nで除算したときの余りに応じたフレームタイミング候補と対応づけられる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の端末。
  6. 前記受信信号は、同期信号を1/L(Lは自然数)フレーム周期で有し、
    前記Lは、前記Nよりも小さい、
    ことを特徴とする請求項5に記載の端末。
  7. 互いにタイミングがずれたN(Nは2以上の自然数)個のフレームタイミング候補と複数のセルID候補との対応関係に基づいて、基地局のセルIDに対応するフレームタイミング信号を形成し、
    前記形成されたフレームタイミング信号に応じた所定タイミングで、前記基地局のセルIDに対応する同期信号を送信する、
    ことを特徴とする同期信号送信方法。
  8. 受信信号と、各同期信号候補が異なるセルID候補と対応する複数の同期信号候補のそれぞれとに基づいて、フレームタイミング及びセルIDを検出し、
    互いにタイミングがずれたN(Nは2以上の自然数)個のフレームタイミング候補と複数のセルID候補との対応関係を、前記検出されたフレームタイミング及びセルIDが満たさない場合、前記検出されたセルIDが誤りであると判定する、
    ことを特徴とする誤検出判定方法。
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