JP2014120814A - 撮像装置、情報処理装置、情報処理方法、プログラムならびに記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、情報処理装置、情報処理方法、プログラムならびに記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2014120814A
JP2014120814A JP2012272602A JP2012272602A JP2014120814A JP 2014120814 A JP2014120814 A JP 2014120814A JP 2012272602 A JP2012272602 A JP 2012272602A JP 2012272602 A JP2012272602 A JP 2012272602A JP 2014120814 A JP2014120814 A JP 2014120814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
comparison point
image
captured
captured image
shooting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012272602A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoki Sato
元紀 佐藤
Hiroomi Kurosawa
裕臣 黒沢
Masahiko Goto
雅彦 後藤
Kazuyuki Kanemura
和行 兼村
Kanako Saito
奏子 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Marketing Japan Inc
Canon IT Solutions Inc
Canon MJ IT Group Holdings Inc
Original Assignee
Canon Marketing Japan Inc
Canon MJ IT Group Holdings Inc
Canon Software Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Marketing Japan Inc, Canon MJ IT Group Holdings Inc, Canon Software Inc filed Critical Canon Marketing Japan Inc
Priority to JP2012272602A priority Critical patent/JP2014120814A/ja
Publication of JP2014120814A publication Critical patent/JP2014120814A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】 撮像装置の撮影条件を変えて複数撮影した撮像画像を、撮像装置の小さなディスプレイで確認する場合でも、きれいに写したい部分をきれいに撮影できているかどうかを容易に把握することを可能にする。
【解決手段】
本発明は、被写体を複数スチール撮影する複数撮影する撮像装置であって、複数撮影された撮像画像を一時的に記憶し、一時記憶された撮像画像からユーザの希望撮像画像を判断させるための比較ポイント画像を抽出する。抽出された比較ポイント画像を拡大して並べて表示させ、複数の撮像画像の内、ユーザからの選択を受け付けた撮像画像のみを記憶装置に記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラに代表される撮像装置で撮影後、複数の似た画像を判断する撮像装置、情報処理装置、情報処理方法、プログラムならびに記憶媒体に関する。
最近のデジタルカメラに代表される撮像装置は連続撮影が可能であり、また複数枚の画像を撮像装置に付随するディスプレイ上に表示して、それぞれを確認することができる。
特許文献1では、免許証などの顔画像付き証明用媒体に印刷する顔画像を撮影する画像撮影システムにおいて、被撮影者の顔画像を撮影した際、証明用媒体に印刷を行なう前の事前確認として被撮影者自信が顔画像の良否、選択を行なうために、撮影装置とは別に設けられた複数の確認装置で行なうシステムが開示されている。
特開2005−184129
しかし、特許文献1では、免許証などの顔画像を撮影する撮像装置において、複数撮影された撮像画像を並べて表示しているだけである。顔画像のように、目を閉じているか開いているかを判断する程度であれば、特許文献1の構成でも良いが、露出やシャッタースピードなどを変えて複数撮影した画像を撮像装置に付随するディスプレイで確認する場合などは、撮像画像を並べただけでは、詳細な違い(ピントやぼけ)は把握できない。
本発明は、上記のような課題を解決するために、撮像装置の撮影条件を変えて複数撮影した撮像画像の比較ポイントを検索し、比較ポイントを拡大して表示することにより、撮像装置の小さなディスプレイであっても、きれいに写したい部分をきれいに撮影できている画像を選択することができることを目的としている。
本発明は、上記の課題を解決するために 被写体を複数スチール撮影する複数撮影手段を有する撮像装置であって、前記複数撮影手段により撮影された複数の撮像画像を記憶する撮像画像一時記憶手段と、前記撮像画像一時記憶手段により記憶された複数の撮像画像の中でユーザの希望撮像画像を判断させるための比較ポイント画像を抽出する比較ポイント抽出手段と、前記比較ポイント抽出手段で抽出された比較ポイント画像を拡大して表示する比較ポイント表示手段と、前記比較ポイント表示手段で表示された複数の撮像画像の内、ユーザからの選択を受け付けた撮像画像を記憶する撮像画像記憶手段とを有する。
本発明では、撮像装置の撮影条件を変えて複数撮影した撮像画像の比較ポイントを検索し、比較ポイントを拡大して表示することにより、撮像装置の小さなディスプレイであっても、きれいに写したい部分をきれいに撮影できている画像を選択することができるという効果を有する。
本願発明で示す情報処理装置100及び撮像装置300に適用可能なソフトウェア構成を示すブロック図である。 図1に示した情報処理装置100に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1に示した撮像装置300に適用可能な撮像装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明実施形態における撮像装置300の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明実施形態における撮像システムの制御処理手順の一例を示すシーケンスチャートである。 本発明実施形態における撮像装置300の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明実施形態における撮像装置300が情報処理装置100に送信する撮影条件および撮影位置情報、撮影時刻情報の一例を示した模式図である。 本発明実施形態における情報処理装置100に記憶されている撮像画像の撮影位置情報、撮影時刻情報およびその時の撮影条件を示す模式図である。 本発明実施形態における情報処理装置100において、撮像画像の構図により、撮影条件を検索する処理を説明するための模式図である。 本発明実施形態における情報処理装置100が生成する撮影条件の一例を示す模式図である。 本発明実施形態における撮像装置300で被写体をオートブラケット撮影した一連の撮像画像の例を示した模式図である。 本発明実施形態における撮像装置300で被写体を撮影する際の、撮像装置300の入出力部319が有するディスプレイが表示画面に撮像画像を表示した模式図である。 本発明実施形態における撮像装置300において、撮像画像を比較するための表示イメージの一例を示した模式図である。 本発明実施形態における撮像装置300において、撮像画像を比較するための表示イメージの一例を示した模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を示す情報処理装置について説明する。
図1は、本願発明で示す情報処理装置100及び撮像装置300に適用可能なソフトウェア構成を示すブロック図である。
図1に記載のように、本実施例では、撮像装置300と情報処理装置(サーバ)100からなっている。なお、撮像装置300と情報処理装置100は、通常は無線LANや3G回線などの無線回線により、通信の都度接続されるが、有線回線によって接続されていても良い。
図1の撮像装置300は、複数撮影部101を有し、撮影条件(本実施例では、シャッタースピード、絞り値F、ISO感度)を撮影条件変更部104により変更しながら連写する、いわゆるオートブラケット撮影の機能を有している。オートブラケット撮影の撮影条件は、情報処理装置100から受信する撮影条件を考慮して、決定する。
なお、初期の撮影条件は、撮像装置300に備えられている撮影条件設定部108により決定される撮影条件である。
また、撮像装置300は、オートブラケット撮影された画像を一時的に記憶する撮像画像一時記憶部106を有し、一時記憶された画像からユーザが比較するためのポイントを抽出する抽出する比較ポイント抽出手段102により、複数の撮像画像の比較ポイント画像が抽出される。
また、撮像装置300は、比較ポイント抽出手段102により抽出された比較ポイント画像を同じ倍率で拡大して表示させる比較ポイント表示部103を有しており、また、比較ポイントが複数ある撮像画像については、比較ポイント切替受付部105により比較ポイント画像を切り替えて表示することが可能である。
また、撮像装置300は、比較ポイント抽出部102により比較ポイント画像を抽出するために、人の顔を検出する検出部106や、比較ポイントをユーザに入力させる比較ポイント入力部107などを有している。
また、図示していないが、撮像装置300は、撮像装置300の位置をGPSや方位コンパスなどで特定する位置検出部も有している。
このようにして、ユーザに複数の撮像画像を表示して、ユーザに保存を希望する画像を選択させて、最終的に撮像画像記憶部110にユーザから選択された撮像画像を保存する。
一方、情報処理装置100は、複数の撮像画像の撮影条件と位置情報、時間情報を記憶した撮影条件記憶部115を有している。
また、情報処理装置100は、撮像装置300から撮影条件と位置情報、時間情報を取得する撮影条件取得部111を有している。
また、情報処理装置100は、撮影条件取得部111により取得した位置情報と時間情報とから、撮影位置や撮影時間が近い撮影条件を撮影条件記憶部115から検索抽出する撮影条件抽出部112を有する。
また、情報処理装置100は、撮影条件取得部111により取得された撮影条件と、撮影条件抽出部112により抽出された撮影条件との間の値を撮影条件として生成する撮影条件補間部113を有し、撮影条件補間部113により生成された撮影条件および撮影条件抽出部112により抽出された撮影条件を撮像装置300に送信する送信部114を有する。
以上の構成により、複数枚の撮影条件が異なる撮影することができ、ユーザが望むような撮像画像を撮影できる可能性が上がり、また、複数枚撮影した画像からユーザが必要な撮像画像を取捨選択することが容易になるという効果を有する。
以下、図2は、図1に示した情報処理装置100に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN400)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
図3は、図1に示した撮像装置300に適用可能な撮像装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、300は本発明の撮像装置(例えば、デジタルカメラ,デジタルビデオカメラ等)であり、レンズ310,レンズ絞り制御部311,撮像素子312,ROM,メモリ313,CPU314,外部記憶メモリ315(フラッシュメモリ等),シャッタ速度制御部316を備えている。なお、撮像装置300は、上記310〜315に示した以外に、焦点距離を合わせるレンズ駆動モータ、シャッタボタン、光学系部材等の多数の部品から構成されるものであるが図2では省略してある。
レンズ絞り制御部311は、CPU314からの指示により、図示しないレンズの光学絞り機構を駆動させて、撮像素子で撮影する被写体の被写界深度や明るさを設定している。シャッタ速度制御部316は、CPU314で指示されたシャッタ速度で、図示しないシャッタ速度調整機構により、撮像素子に入射する被写体光の露出時間を調整している。撮像素子312は、例えばCCD,COMSセンサ等であり、レンズ310を透過した光を感知して画像データに変換しメモリ313に転送する。
CPU314は、メモリ313に記憶されたプログラムを実行して、メモリ313から画像データを読み込み、後述するフローチャートに示す処理を実行して、画像データを外部記憶メモリ315に保存する。
通信I/F317は、外部の情報処理装置100や画像形成装置などと撮像装置300を接続するインタフェースであり、現在はUniversal
Serial Bus(USB)等による接続が主流である。
入出力制御部318は、CPU314からユーザへの情報表示やユーザからのCPU314への情報入力を行うための入出力部319への情報入出力を制御する。
位置情報取得部320は、GPS衛星からの情報により、現在地の位置を特定する情報を生成することが可能であり、その情報を情報処理装置100に送信する。撮像装置300から情報処理装置100に送信された情報を元に、情報処理装置100では、位置情報が一致もしくは近い撮像画像情報を検索する。なお、位置検知部302は必ずしもGPS衛星による情報でなくても良く、携帯電話基地局を利用した情報やWiFi基地局を利用した情報などから撮像装置300の現在地の位置を測位しても良い。また、撮影方向も検出する場合、位置情報取得部320は、ジャイロ機構や方位コンパスなどによって、撮像装置の向きを把握することも可能とする。
撮影時刻登録部321は、撮像装置が撮影した時刻を撮影データ内に登録させる登録部であり、撮影時刻情報を情報処理装置100に送信する。撮像装置300から情報処理装置100に送信された撮影時刻情報を元に、情報処理装置100では、撮影時刻情報が一致もしくは近い撮像画像情報を検索する。
以下、図4〜図14を参照して、本発明の実施形態における制御動作について説明する。
図4は、本発明実施形態における撮像装置300の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、このフローチャートの各処理は、図3に示した各処理部313〜321により実行される。すなわち、図3に示したCPU314がメモリ313内のプログラム領域に格納されるプログラムを実行することにより実現される。また、図中、S401〜S409は処理の各ステップを示す。
図4のフローチャートは、ユーザが撮像装置300により撮影すると開始される。
まず、ステップS401において、撮像装置300のCPU314は、ユーザにより被写体の複数の撮像画像が撮影する。ステップS401の詳細を図5を参照して説明する。
図5は、本発明実施形態における撮像システムの制御処理手順の一例を示すシーケンスチャートであり、このシーケンスチャートの各処理は、図2及び図3に示した各処理部201〜208、313〜321により実行される。すなわち、図2に示したCPU201や図3に示したCPU314が、それぞれのROM203や外部メモリ211、もしくはメモリ313内のプログラム領域に格納されるプログラムを実行することにより実現される。また、図中、S501〜S510は処理の各ステップを示す。
図5のシーケンスチャートは、ユーザが撮像装置により被写体を撮影使用とすると開始される。
ステップS501において、撮像装置300のCPU314は、ユーザの指示により被写体の撮影を行う。この撮影の際の撮影条件(シャッタースピードや絞り、ISO感度など)は、撮影する被写体の状況から撮像装置300が自動的に設定する値(いわゆるオート撮影の設定条件)でも良いし、ユーザが撮影前に設定した撮影条件でも良い。撮影された撮影条件は撮像画像にExif情報などとして付加される。
ステップS501において、撮像装置300のCPU314は、ユーザの指示により被写体の撮影を行うと、位置検出部320により現在の撮影位置情報を取得し、また、撮影時刻登録部321により撮影時刻情報を取得して、それぞれの情報を撮像画像にExif情報として付加し、撮像画像を情報処理装置100に送信する。情報処理装置100に送信する情報の例として、図7を参照して説明する。
図7は、本発明実施形態における撮像装置300が情報処理装置100に送信する撮影条件および撮影位置情報、撮影時刻情報の一例を示した模式図である。
図7の700には、撮像装置の撮影時の撮影条件が記載されており、送信された撮像画像の撮影条件として、701のように、ISO感度が「200」、シャッタースピードが「1/250s」、絞り値Fが「2.8」であることを意味している。
図7の710には、撮像装置の撮影位置情報と撮影時刻情報とが記載されており、送信された撮像画像の撮影場所は711のように、「東経36.558701」、「北緯139.898283」であり、撮影時刻は712のようにGPS時間で「6:00:00」であることを意味している。
なお、情報処理装置100へ送信する情報は、前記撮影時の撮影条件、撮影位置情報と撮影時刻情報だけでも良く、撮像画像自体は送信しなくても良い。その場合は、以降のステップS503の処理を省略する。図5のシーケンスチャートの説明に戻る。
次に、ステップS502において、情報処理装置100のCPU201は、撮像装置300から受信した撮像画像および撮影条件、撮影位置情報、撮影時刻情報を取得し、情報処理装置100で保持している撮像画像の中で、撮影位置情報や撮影時刻情報が一致もしくは近い撮像画像があるか検索する。図7および図8を参照してステップS502の処理を説明する。
図8は、本発明実施形態における情報処理装置100に記憶されている撮像画像の撮影位置情報、撮影時刻情報およびその時の撮影条件を示す模式図である。
図8の800、810、820はそれぞれ、撮像画像に紐付いて記憶されている撮影位置情報、撮影時刻情報およびその時の撮影条件であり、撮影位置情報が801欄、撮影時刻情報が802欄に、撮影条件が804欄に記載されている。これらのデータの内、撮影位置情報801欄や撮影時刻情報802欄が、撮像装置300から送信された撮影位置情報(図7の場合は711)および撮影時刻情報(図7の場合は712)と一致もしくは近いデータを選択する。
図8のようなデータを情報処理装置100が記憶している場合に、図7の710のような撮影位置情報や撮影時刻情報を撮像装置300から取得した場合として、以降を考慮する。711の撮像位置情報「東経36.558701」、「北緯139.898283」と近い撮影位置情報として、800の「東経36.558709」、「北緯139.898283」があり、また撮影時刻情報であるGPS時間712「06:00:00」と近い撮影時刻情報である800の「05:59:54」があるので、710の撮影位置情報および撮影時刻情報での適する撮影条件の候補としては、804のISO感度「100」、シャッタースピード「1/60s」、絞り値Fが「5.6」であることが分かる。
なお、撮影時刻情報は、ある時間帯では共通とすることにより、撮影条件を検索する条件を緩和することができる。すなわち、日本時間で十分明るい時間帯であるAM7時ぐらいからPM4時ぐらいまでの時間は共通の時間帯とみなして検索することなどにより、特定の時間でなくても検索できる条件が緩和される。
図5のシーケンスチャートの説明に戻る。
次に、ステップS503において、情報処理装置100のCPU201は、撮影画像の構図によって、さらに撮影条件を絞り込む。なお、撮影条件としてステップS502で検索した結果、1件しか候補が見つからなかった場合は、この処理は飛ばしても良い。ステップS503の処理を図9を参照して説明する。
図9は、本発明実施形態における情報処理装置100において、撮像画像の構図により、撮影条件を検索する処理を説明するための模式図である。
図9の900と910は、たとえば、図8の805の撮影位置情報と806の撮影時刻情報を有する保存撮像画像の2枚である写真番号A100と写真番号A101の保存撮像画像であり、920は、図7の撮影位置情報および撮影時刻情報で撮影された撮像画像であるとする。なお、図面中の丸破線は各画像の一致した特徴点を抽出したものであり、画像データには含まれていない。
ステップS502において、図8の805と図7の711との関係、および図8の806と図7の712との関係から、写真番号A100およびA101の保存撮像画像が撮影位置情報や撮影時刻情報が近いと判断されているので、ステップS503では、800の条件で撮影された保存撮像画像900、910と、710の撮影条件で撮影した撮像画像910との構図を比較する。
構図の比較は、たとえば、特徴点を抽出し特徴点の位置がある程度一致している、もしくは特徴点間の距離が一定の割合であるなどにより判断する。なお、構図の比較に関しては他の画像マッチング方法でも良いのは言うまでもない。
構図の比較の結果、ステップS502で候補に挙がった保存撮像画像の中から、画像の一致率が高い画像を選択して、撮影条件抽出候補画像とする。
図9の場合、撮像画像の特徴点の位置(たとえば、920の破線の丸)と保存撮像画像の特徴点(たとえば、900の破線の丸)の一致率が、写真番号A101よりも写真番号A100の方が高い場合、撮影条件抽出候補画像としては、A101ではなくA100となる。図5のシーケンスチャートの説明に戻る。
ステップS503での撮像画像の構図、もしくはステップS502での撮影位置情報および撮影時刻情報などの一致から、参考になる保存撮像画像(撮影条件抽出候補画像)を抽出できた場合、情報処理装置100のCPU201は、ステップS504の判断分岐において、ステップS505へと処理を移行する。一方、ステップS503での撮像画像の構図やステップS502での撮影位置情報および撮影時刻情報などが一致するもしくは近い保存撮像画像がないと判断された場合は、ステップS508に処理を移行し、引き続きユーザの指示により撮影を行う。
ステップS505へと処理が移行すると、情報処理装置100のCPU201は、ステップS502で取得した撮影条件(パラメータ)とステップS502もしくはS503で選定した保存撮像画像の撮影条件を抽出する。ここで撮影条件とは、ISO感度やシャッタースピード、絞り値Fなどである。
情報処理装置100のCPU201は、この2つの撮影条件の値を抽出し、新たなシャッタースピード、絞り値F、ISO感度などの撮影条件を生成し(ステップS506)、生成した複数の撮影条件を撮像装置300に送信する(ステップS507)。
具体的な撮像条件の生成方法を図7、図8、図10を参照して説明する。
図7の700は、ステップS501でユーザが撮影した撮影条件の例である。また、図8の807に記載の撮影条件は情報処理装置100が保持する保存撮像画像の中で、撮影状況がステップS501で撮影された状況と似ている保存撮像画像の撮影条件である。従って、ユーザが図8の800の撮影条件の撮像画像(すなわち、図9の900)のような写真を撮影したい場合は、撮影条件を807のような条件にすれば、ある程度は可能である。
しかし、当日の天気や素人が手で持つことによる手ぶれなどの影響も考慮すると、必ずしも807のような撮影条件が適切とは限らない。
そこで、ユーザが撮影時に設定したもしくはオート撮影により設定された撮影条件と、図8の800のような情報処理装置100に保存されている撮像画像の撮影条件の間の撮影条件を複数作成し、撮像装置に複数の撮像条件でオートブラケット機構での撮影を行わせる。
図10は、本発明実施形態における情報処理装置100が生成する撮影条件の一例を示す模式図である。
図10の700は、ステップS501で撮影された撮影条件(以後、仮撮影条件)であり、図7の700と同じ値である。1020の範囲の撮影条件が撮像装置300に送信され、該撮影条件でユーザにより撮影される。
1000の欄は、露出値を仮撮影条件700と同じ条件としてユーザに撮影させるために撮像装置に送信する撮影条件であり、絞り値Fとシャッタースピードをそれぞれ、保存撮像画像の撮影条件と仮撮影条件と組み合わせている撮影条件である。
1001は保存撮像画像の撮影条件(以後、保存撮影条件)であり、保存撮像画像の撮影条件804と同じである。1002は、露出値Evを700の仮撮影条件と同じに保ったまま、シャッタースピードを1001の保存撮影条件の値「1/60s」とし、絞り値Fを仮撮影条件700の絞り値Fの値「2.8」とした場合の撮影条件である。露出を一定に保つため、ISO感度は50まで下げている。また、1003は、露出Evを700の仮撮影条件と同じに保ったまま、シャッタースピードを仮撮影条件700の値「1/250s」とし、絞り値Fを保存撮影条件1001の絞り値Fの値「5.6」とした場合の撮影条件である。露出を一定に保つため、ISO感度は800まで上げている。
また、1010の欄は、シャッタースピードを仮撮影条件700と同じ条件としてユーザに撮影させるために撮像装置に送信する撮影条件であり、絞り値Fと露出値Evをそれぞれ、保存撮影条件と仮撮影条件とを組み合わせている撮影条件である。
1011は保存撮影条件1001に、シャッタースピードだけを仮撮影条件700の値「1/250s」に変更した撮影条件である。また、1012は、シャッタースピードを仮撮影条件700の値「1/250s」とし、絞り値Fが仮撮影条件700の値「2.8」、露出値Evが保存撮影条件1001と同じになるようにISO感度を設定した撮影条件である。また、1013は、シャッタースピードを仮撮影条件700の値「1/250s」とし、絞り値Fが保存撮影条件1001の値「5.6」、露出値Evが仮撮影条件700と同じになるようにISO感度を設定した撮影条件である。
なお、本実施例では、仮撮影条件と保存撮影条件のシャッタースピードや絞り値、露出値Evを一方の条件で揃えて撮影条件としているが、仮撮影条件と保存撮影条件との間の値を使って撮影条件としても良い。たとえば、仮撮影条件のシャッタースピードが「1/250s」であり、保存撮影条件のそれが「1/60s」であった場合、2つのシャッタースピードの間である「1/125s」で撮影条件を作成しても良い。その場合、露出値Evか絞り値Fを仮撮影条件の値か保存撮影条件の値に揃えても良いし、シャッタースピードと同様に間の値を取って撮影条件としても良い。
以上のように、サーバ上にある保存撮像画像の撮影条件を流用することにより、撮影者の撮影条件の幅を広げることが容易になり、撮影する状況が多少異なっていても、サーバ上にある保存撮像画像の撮影条件を流用して、適切な撮影が可能となる。
図5のシーケンスチャートの説明に戻る。
情報処理装置100のCPU201は、ステップS506で前述のように生成した複数の撮影条件を、ステップS507において、撮像装置300に送信する。
次に、ステップS508において、撮像装置300のCPU314は、情報処理装置100から受信した複数の撮影条件を反映して、オートブラケット機構による撮影を行わせるようにユーザに指示し、ユーザはオートブラケット撮影を行う。オートブラケット撮影された画像の一例として、図11を参照して説明する。
図11は、本発明実施形態における撮像装置300で被写体をオートブラケット撮影した一連の撮像画像の例を示した模式図である。
図11の1101から1103がそれぞれ、異なる撮影条件で撮影された撮像画像の例である。
この図のような複数の似たような撮像画像を、撮像装置の入出力部319が有する小さなディスプレイに表示する画像だけで、撮像画像の善し悪し(ピントが合っているか、もしくはぼけが反映されているかなど)をユーザに判断させるのは困難である。そのため、次から説明する比較画像抽出処理、表示処理により、ユーザが判断しやすいように制御する。
以上の処理により、図5の複数の撮影を行うシーケンスチャートの処理を終える。
図4のフローチャートの説明に戻る。
図4のステップS401において、オートブラケット撮影による複数の撮像画像を得ると、撮像装置300のCPU314は、次のステップS402において、ユーザに画像を比較・選択させるための画像の抽出をおこなう。ステップS402の処理の詳細を図6のフローチャートを参照して説明する。
図6は、本発明実施形態における撮像装置300の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、このフローチャートの各処理は、図3に示した各処理部313〜321により実行される。すなわち、図3に示したCPU314がメモリ313内のプログラム領域に格納されるプログラムを実行することにより実現される。また、図中、S601〜S608は処理の各ステップを示す。
図6のフローチャートは、図4のステップS401のオートブラケット撮影が行われた後で開始される処理の流れで、このフローチャートにより、ユーザが撮影した複数の画像を比較する対象となる部分の画像を比較ポイント画像として抽出する。
まず、ステップS601において、撮像装置300のCPU314は、撮像画像内に人の顔があるかを判断する。人の顔を検出する手法は記憶している画像とのパターン認識でも良いし、目や鼻の特徴を抽出する方法でも良く、他の顔検出の方法でも構わない。
撮像画像内に人の顔が検出されると、ステップS602に処理を移行し、人の顔が検出されないとステップS603へと処理を移行する。
ステップS602へと処理が移行すると、撮像装置300のCPU314は、人の顔の周辺の画像を比較ポイントとして抽出し、比較ポイントとして追加し、メモリ313に記憶する。人の顔を検出する数は1つでも良いし複数でも良い。複数の場合は1つ1つを比較ポイントとして追加しても良いし、複数の顔検出画像をまとめて1つの比較ポイントとしても良い。
次に、ステップS603において、撮像装置300のCPU314は、撮像画像のピントが合う位置を比較ポイントとするための判断をする。ピントが合う位置があれば、ステップS604へと処理を移行し、ピントが合う位置がなければ、ステップS605へと処理を移行する。なお、ここで言うピントが合う位置とは、オートフォーカス機能における焦点位置の設定場所であり、いわゆるフォーカスポイントに該当する。
ステップS604へと処理が移行すると、撮像装置300のCPU314は、撮像画像のピントが合う位置の周辺の画像を比較ポイントとして抽出し、比較ポイント画像として追加する。ピントが合う位置の周辺を比較ポイント画像として登録する処理を図12を参照して説明する。
図12は、本発明実施形態における撮像装置300で被写体を撮影する際の、撮像装置300の入出力部319が有するディスプレイが表示画面に撮像画像を表示した模式図であり、1200が撮像装置300の外観を示す。
1201は撮像装置300が有するディスプレイの画面であり、撮像画像のピントがあっている点が十字の1202と1204の位置である。
ピントが合っている点1202の周辺画像を比較ポイント画像として登録するために、撮像装置300のCPU314は、ピントが合っている点1202を比較ポイントとして追加し、メモリ313に記憶する。
図12では、ピントが合っている点として、他に1204がある。そのためピントが合っている点として、1204も比較ポイントとして追加し、メモリ313に記憶する。図6のフローチャートの説明に戻る。
次に、図6のステップS605において、撮像装置300のCPU314は、ユーザが比較したいポイントを選択させるための画面を、撮像装置300の入出力部319が有するディスプレイに表示し、ユーザに比較ポイントの選択を促す。
具体的には、図12のような画像に1204のようなカーソルを表示させ、カーソルボタン1206によりカーソルを移動させて、図示しない決定ボタンにより、ユーザが詳細に確認したい比較領域を指定させる。
この処理を行うことにより、たとえば、被写体とバックの東京タワー両方ともにピントを合わせて撮影したい場合、通常は手前の被写体にピントが合うため、ステップS603では、手前の被写体のみが比較ポイントとして追加されてしまう。したがって、バックの東京タワーは比較ポイントには追加されないため、あらかじめユーザが撮影する画像の指定する位置をディスプレイ上で指定し、その位置は比較ポイントとすることを可能にしている。
次に、ステップS606において、撮像装置300のCPU314は、事前にユーザの指定した比較ポイントがあるかの確認をする。ユーザの指定した比較ポイントがある場合は、ステップS607の処理へと移行し、ユーザの指定した比較ポイントが無い場合は、ステップS608へと処理を進める。
ステップS607において、撮像装置300のCPU314は、事前にユーザにより指定された位置を比較ポイントとして追加し、メモリ313に記憶する。
続いて、ステップS608において、撮像装置300のCPU314は、ステップS602,ステップS604,ステップS607で取得してメモリ313に記憶した比較ポイントを、それぞれオートブラケット撮影された一連の画像に対して抽出し、それぞれの比較ポイントの周辺画像をそれぞれの比較ポイント画像として抽出する。比較ポイント画像の抽出方法を図12を参照して説明する。
図12の1203は、撮像画像のオートフォーカス機能におけるフォーカスポイントが1202である場合の周辺画像を指定する範囲の例である。図12が図11のように3枚のオートブラケット撮影により得られた撮像画像の内の1枚である場合は、1203の範囲の画像を1101から1103までの3枚について抽出する。抽出した結果の例は、図13の1301から1303に該当する。詳細は後述する。
同様に1205は、撮像画像のオートフォーカス機能におけるフォーカスポイントが1204である場合の周辺画像を指定する範囲の例である。図12が図11のように3枚のオートブラケット撮影により得られた撮像画像の内の1枚である場合は、1205の範囲の画像を1101から1103までの3枚について抽出する。抽出した結果の例は、図14の1401から1403に該当する。詳細は後述する。なお、本実施例では抽出する画像の外形は、図13のように横3列縦1行の3×1で表示させる場合を考え、縦に長い長方形であるが、図13に該当する画面が2×2の4分割で表示する場合は、横長の画像でも良い。また、縦1列横3列に分けた1×3で表示する場合は、より横長の画像として表示しても良い。これらの設定は図示しないユーザ設定により変更可能とする。
以上の処理により、図6の処理を終えて、図4のフローチャートの説明に戻る。
図4のステップS402において、複数の比較ポイント画像を抽出すると、ステップS403において、撮像装置300のCPU314は、撮像装置300の入出力部319のディスプレイに比較ポイント画像を表示する。比較ポイント画像を撮像装置300の入出力部319のディスプレイに表示した例を、図13を参照して説明する。
図13は、本発明実施形態における撮像装置300において、撮像画像を比較するための表示イメージの一例を示した模式図であり、1300が撮像装置300の外観を示す。
図13の1301から1303が、オートブラケット撮影された3枚の比較ポイント画像の例であり、ステップS608で抽出した比較ポイント画像である。図13は、図12において、1203の領域が選択された場合の例である。
1301から1303に表示されているように、元の図12の画像よりも比較ポイント周辺を拡大して表示している。この拡大された画像により、オートブラケット撮影の中で、ユーザが本当に保存したい撮像画像を選択することができるようになる。
図13の1300の入出力部319のディスプレイに表示されている1301から1303の画像の中に表示されている各種ボタンが押下されることにより、ユーザが保存したい撮像画像を選択もしくは保留する。図4のフローチャートの説明に戻る。
図4のステップS403において、比較ポイント画像を表示すると、次にステップS404へと処理を移行する。ステップS404では、撮像装置300のCPU314は、図13の1300の入出力部319のディスプレイに表示される各種ボタンの入力状況により、次の処理を決定する。
ステップS404において、全体ボタン1304が押下されると、撮像装置300のCPU314は、全体ボタンの押下された画像の全体像、すなわち、図12のような画面を表示する処理に遷移する(ステップS407)。このボタンを押下することにより、ユーザは撮像画面全体のイメージから保存したい撮像画像を選択することができる。
次に、ステップS408において、撮像装置300のCPU314は、全体ボタンを部品表示ボタンに切り替えて、ステップS404へと遷移し、撮像装置300のCPU314は、再びボタンの入力待ちとなる。
この状態では、図12の様なイメージの撮像画像が表示されており、表示されているボタンとしては、図示しない部品表示ボタン、選択ボタン1305、次ポイントボタン1306が表示されており、この段階で部品表示ボタンが押下されると、ステップS407において、撮像装置300のCPU314は、ステップS403で表示した画面(図13)を表示し、部品表示ボタンを全体ボタンに変えて、ステップS404へと処理を戻す。
一方、ステップS404において、次ポイントボタン1306が押下されると、撮像装置300のCPU314は、ステップS405へと遷移し、現在表示されている比較ポイント画像とは異なる比較ポイント画像を表示する処理を行う。ステップS405の処理を図14を参照して説明する。
図14は、本発明実施形態における撮像装置300において、撮像画像を比較するための表示イメージの一例を示した模式図であり、1400が撮像装置300の外観を示す。
図14の1401から1403が、オートブラケット撮影された3枚の比較ポイント画像の例であり、ステップS608で抽出した比較ポイント画像である。図14は、図12において、1205の領域が選択された場合の例である。
1401から1403に表示されているように、図13の比較ポイント画像とは異なる位置の比較ポイント画像を表示することにより、オートブラケット撮影の中で、ユーザが本当に撮影したい被写体の画像を次々と表示することにより、保存したい撮像画像を確認することが可能となる。
また、図14で表示されている1401から1403の画像について、一つの画像を拡大縮小すると、各々の画像の倍率も共通して拡大率を変えて表示させる様にしても良い。これにより、撮像装置300の入出力部319が有する小さなディスプレイに表示する場合でも、各画像を共通の倍率で拡大でき、各画像の詳細な違いを把握しやすくなる。
ステップS405の処理が終了すると、ステップS404へと処理を戻す。
また、ステップS404において、選択ボタン1305が押下されると、ステップS406の処理へと移行し、撮像装置300のCPU314は、選択ボタンの押下された撮像画像をその撮影条件と共に外部メモリに保存し、他の撮像画像を削除する。
その後、ステップS409において、撮像装置300のCPU314は、選択ボタンが押下された撮像画像をその撮影条件と共に情報処理装置100に送信し、送信された撮像画像とその撮影条件は、今後撮影する際の参考情報として情報処理装置100に記憶され、以後、ステップS504などのデータ選定で使われる。
以上で、図4のフローチャートの処理を終える。
なお、上記ボタンはディスプレイ上に配置されていても良いし、ハードウェア的なボタン1307やカーソルボタン1308により代用されても良い。
以上の構成により、撮像装置300での撮影条件と異なる撮像条件を情報処理装置100から取得し、撮影条件の違いを補間する複数の撮影条件で撮影することにより、ユーザが望むような撮像画像を撮影することができ、また、複数枚撮影した、似たような画像も比較するポイントを拡大して表示することにより、取捨選択が容易になるという効果を有する。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 情報処理装置
101 複数撮影部
102 比較ポイント抽出部
103 比較ポイント表示部
104 撮影条件変更部
105 比較ポイント切替受付部
116 検出部
107 比較ポイント入力部
108 撮像条件設定部
109 撮像画像一時記憶部
110 撮像画像記憶部
111 撮像条件取得部
112 撮像条件抽出部
113 撮像条件補間部
114 送信部
115 撮像条件記憶部
300 撮像装置

Claims (10)

  1. 被写体を複数スチール撮影する複数撮影手段を有する撮像装置であって、
    前記複数撮影手段により撮影された複数の撮像画像を記憶する撮像画像一時記憶手段と、
    前記撮像画像一時記憶手段により記憶された複数の撮像画像の中でユーザの希望撮像画像を判断させるための比較ポイント画像を抽出する比較ポイント抽出手段と、
    前記比較ポイント抽出手段で抽出された比較ポイント画像を拡大して表示する比較ポイント表示手段と、
    前記比較ポイント表示手段で表示された複数の撮像画像の内、ユーザからの選択を受け付けた撮像画像を記憶する撮像画像記憶手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記複数撮影手段は、被写体を撮影条件を変えて連続撮影することが可能な撮影条件変更手段を有し、
    前記比較ポイント抽出手段は、前記複数の撮像画像毎に複数の比較ポイント画像を抽出し、
    前記比較ポイント表示手段は、前記複数の撮像画像の1箇所の比較ポイント画像について、同じサイズで該複数の撮像画像を拡大して表示することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記比較ポイント表示手段は、前記比較ポイント抽出手段により抽出された複数の比較ポイント画像の表示を切り替える入力を受け付ける比較ポイント切替受付手段を有し、
    前記比較ポイント切替受付手段により、比較ポイント画像の表示切り替え入力を受け付けると、前記比較ポイント表示手段は、次の比較ポイント画像を表示することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像画像の人の顔を検出する検出手段と、
    前記比較ポイント抽出手段は、前記検出手段で検出された人の顔の周辺画像を比較ポイント画像として抽出することを特徴とする請求項1乃至3に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像画像は、撮像画像上の焦点が合う座標情報を有しており、
    前記比較ポイント抽出手段は、前記撮像画像が有する焦点が合う座標情報の座標の周辺画像を比較ポイント画像として抽出することを特徴とする請求項1乃至4に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像画像の比較ポイント画像を抽出すべく、比較ポイント入力画面から比較ポイントを指定させる比較ポイント入力手段と、
    前記比較ポイント抽出手段は、前記入力手段により入力された比較ポイントの周辺画像を比較ポイント画像として抽出することを特徴とする請求項1乃至5に記載の撮像装置。
  7. 被写体を複数スチール撮影する複数撮影手段を有する撮像装置から前記複数撮影手段により撮影された複数の撮像画像を受信する受信手段を有する情報処理装置であって、
    前記複数の撮像画像を記憶する撮像画像一時記憶手段と、
    前記撮像画像一時記憶手段により記憶された複数の撮像画像の中でユーザの希望撮像画像を判断させるための比較ポイント画像を抽出する比較ポイント抽出手段と、
    前記比較ポイント抽出手段で抽出された比較ポイント画像を拡大して表示する比較ポイント表示手段と、
    前記比較ポイント表示手段で表示された複数の撮像画像の内、ユーザからの選択を受け付けた撮像画像を記憶する撮像画像記憶手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  8. 被写体を複数スチール撮影する複数撮影手段を有する撮像装置から前記複数撮影手段により撮影された複数の撮像画像を受信する受信手段を有する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記複数の撮像画像を撮像画像一時記憶手段に登録する撮像画像一時登録ステップと、
    前記撮像画像一時登録ステップにより記憶された複数の撮像画像の中でユーザの希望撮像画像を判断させるための比較ポイント画像を抽出する比較ポイント抽出ステップと、
    前記比較ポイント抽出ステップで抽出された比較ポイント画像を拡大して表示する比較ポイント表示ステップと、
    前記比較ポイント表示ステップで表示された複数の撮像画像の内、ユーザからの選択を受け付けた撮像画像を撮像画像記憶手段に登録する撮像画像登録ステップと
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  9. 請求項8に記載された情報処理方法をコンピュータが実行するためのプログラム。
  10. 請求項8に記載された情報処理方法をコンピュータが実行するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記録媒体
JP2012272602A 2012-12-13 2012-12-13 撮像装置、情報処理装置、情報処理方法、プログラムならびに記憶媒体 Pending JP2014120814A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012272602A JP2014120814A (ja) 2012-12-13 2012-12-13 撮像装置、情報処理装置、情報処理方法、プログラムならびに記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012272602A JP2014120814A (ja) 2012-12-13 2012-12-13 撮像装置、情報処理装置、情報処理方法、プログラムならびに記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014120814A true JP2014120814A (ja) 2014-06-30

Family

ID=51175334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012272602A Pending JP2014120814A (ja) 2012-12-13 2012-12-13 撮像装置、情報処理装置、情報処理方法、プログラムならびに記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014120814A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2016123893A1 (zh) 拍照的方法和装置以及终端
KR102314594B1 (ko) 이미지 디스플레이 방법 및 전자 장치
US20090227283A1 (en) Electronic device
US20140092272A1 (en) Apparatus and method for capturing multi-focus image using continuous auto focus
JP6861342B2 (ja) 撮像装置および撮像装置とサーバとを含むシステム
US20170111574A1 (en) Imaging apparatus and imaging method
JP2017168882A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
US20120002094A1 (en) Image pickup apparatus for providing reference image and method for providing reference image thereof
WO2022161260A1 (zh) 对焦方法、装置、电子设备及介质
JP2008003335A (ja) 撮像装置、フォーカス制御方法、およびフォーカス制御プログラム
JP2013038668A (ja) 表示装置、表示方法及びプログラム
US20140210941A1 (en) Image capture apparatus, image capture method, and image capture program
US10291835B2 (en) Information processing apparatus, imaging apparatus, information processing method, and imaging system
JP2016144050A (ja) 撮像機器
JP2017162371A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP5248951B2 (ja) カメラ装置、画像撮影支援装置、画像撮影支援方法、及び画像撮影支援プログラム
CN113302908B (zh) 控制方法、手持云台、系统及计算机可读存储介质
JP2008035246A (ja) 構図評価装置、構図調整装置、画像撮影装置、構図評価プログラム、構図調整プログラム、画像撮影プログラム、構図評価方法、構図調整方法及び画像撮影方法
US20180198983A1 (en) Image pickup apparatus, image pickup system, image pickup method, image pickup program, and display apparatus for image pickup
JP2014120815A (ja) 情報処理装置、撮像装置、情報処理方法、プログラムならびに記憶媒体
JP2009111827A (ja) 撮影装置及び画像ファイル提供システム
CN114245018A (zh) 图像拍摄方法及其装置
JP2014120814A (ja) 撮像装置、情報処理装置、情報処理方法、プログラムならびに記憶媒体
CN113873160B (zh) 图像处理方法、装置、电子设备和计算机存储介质
JP2010062778A (ja) 画像撮影装置及び画像撮影制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150410