JP2014118727A - Ｆｒｐ製ｌ型擁壁 - Google Patents

Abstract

【課題】施工、運送の低コスト化、及び、施工時の安全性を高めることができるＬ型擁壁ブロックを提供する。
【解決手段】Ｌ型擁壁本体１を従来のコンクリート製からＦＲＰ製に変えるとともに、底部に切欠け部３の様な切欠け部を開け、それらの切欠け部から底部と基礎部分との隙間をコンクリートを流し込む事によって埋め、なおかつ、その底部がコンクリート流れ止め部５による箱状に有るため、引き続き、基礎として必要な厚さまでコンクリートを流し込む事ができ、その部分がコンクリート基礎になり、初期基礎も簡略に形成できる。また、素材のＦＲＰ化での、低重量化、及び、穴あけ、切断加工の安易化による、施工コスト及び運送コストの低減、かつ施工安全の向上ができる。
【選択図】図１

Description

本発明はL型擁壁の施工の安全性を高め、そして低コスト化をはかる物である。

従来のL型擁壁は施工の安全を図る物がある。

特開２０００−１５３１２９号公報

従来のL型擁壁はコンクリート製がほとんどで有り、その重量の重さから施工、運搬の危険性及びそれらのコストが大きい物である。

本発明は、材質をFRPに変え、その低重量、及びその材質による成型、加工の安易さを活かした本発明形状によって、施工、運搬の安全性を高め、なおかつ低コスト化を目的にしたものである。

本発明は上記目的を達成する為に材質をFRPに変え、図１の形状を持つ。

切りかけ部１からは底部と基礎部分との隙間にコンクリートを流し込む事ができ、よって、その隙間を埋め、なおかつその底部が箱状に有るため、
ひきつずきコンクリートを流し込む事ができ、その部分がコンクリート基礎になり、よって一次基礎の簡略ができ、FRP化での低重量による、施工コスト及び運送コストの低減、なおかつ施工安全の向上ができる物である。

図１は本発明に関するL型擁壁の例を示す外観図、図２は本発明の施工終了時の側面図。

図１の基礎１のように杭が有る、それらの杭の頭端の高さをそろえ、本発明のL型擁壁を置く、杭とL型擁壁底部を釘等で固定し、左右連結ボルトにて、左右連結をする。そして切欠け部３等から底部と一次基礎部分との隙間にコンクリートを流し込み、ひきつずき基礎として必要な厚さまで流し込み、擁壁の完成とする。

本発明のL型擁壁の例を示す外観図である。

本発明の施工終了時の側面図である。

１ 本体

２ 連結ボルト穴

３ 切欠け部

４ 底板

５ コンクリート流れ止め部

６ 補強リブ

７ 杭

８ 固定釘

９ 基礎コンクリート

Claims (2)

1. L型擁壁においての材質のFRP化。
2. L型擁壁において、本形状よる二次的基礎の構築化による一次基礎の簡易化、及び左右連結の簡易化、および高強度化。