JP2014117742A - 板金加工システム及びその方法並びに補正システム - Google Patents

板金加工システム及びその方法並びに補正システム Download PDF

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Abstract

【課題】板厚のバラツキが発生しても、実材料でのブランクから曲げ加工の作業工程と複合加工精度不良を未然に回避し、かつ、CAD設計までの手戻り作業も無くし、実材料(板厚)に即したブランクから曲げ工程の高品質複合加工が実現する。
【解決手段】板金立体モデルを参照する板金加工システムSである。そして、板金加工システムSは、実材料情報を取得する手段と、実材料情報に応じて板金立体モデルの板厚の補正を行い一時的な板金立体モデルを生成する手段と、一時的な板金立体モデルから展開図データを生成する手段とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は板金加工システム及びその方法並びに補正システムに関し、詳細には、板厚のバラツキが発生しても、実材料でのブランク加工から曲げ加工の作業工程と複合加工(ブランク加工、曲げ加工等の組み合わせ)の精度不良を未然に回避し、かつ、CAD設計までの手戻り作業も無くし、実材料(実板厚等)に即したブランク加工から曲げ工程の高品質複合加工が実現できる板金加工システム及びその方法並びに補正システムに関する。
図面を参照し従来技術を説明する。図26を参照する。ステップSF01では、2D/3D−CAD設計を行う。ステップSF02では2D展開図(DXFファイル)を読み込む。
ステップSF03では、板金展開図データを作成する。ステップSF04では、板金立体モデルの作成処理を行う。ステップSF05では、ブランク用(レーザ)加工プログラムの作成処理を実行する。
ステップSF06では、曲げ用加工プログラムの作成処理を行う。ステップSF07では、ブランク実加工を行う。ステップSF08では、曲げ実加工を行う。
図27〜図30を参照し、さらに詳細に説明する。図27を参照する。ステップSG01では、2D/3D−CAD設計システムが作動する。2D展開図(DXFデータ)、パーツ(3DCADデータ)を記憶部に記憶する。
ステップSG02では、2D/3D−CAD入力処理が行われる。
ステップSG03では、板金展開図データの作成処理が行われる。この際に、新曲げ伸び値マスタ、加工属性参照データ、材料データが参照される。一方、板金展開図データが作成され記憶部に記憶される。
ステップSG04では、板金立体モデル(データ)の作成が行われる。この際に、板金展開図データが参照される。一方、板金属性付立体モデル(データ)が記憶部に記憶される。
図28を参照する。続いて、ステップSG05では、生産管理システムが処理を行う。製作手配が記憶部に記憶される。ステップSG06では、製作手配の入力処理が行われる。
ステップSG07では、ブランク用(レーザ)ネスティング処理が行われる。板金展開図データ、材料在庫情報が参照される。そして、板取り情報が作成され記憶部に記憶される。ステップSG08では、加工プログラミングの作成処理が行われる。この際に、板取情報が参照される。そして、加工プログラムが記憶部に記憶される。
ステップSG09では、スケジュールの作成処理が実行される。そして、スケジュールが記憶部に記憶される。
図29を参照する。ステップSG10では、生産管理システムが所定処理を行う。そして、製作手配が記憶部に記憶される。ステップSG11では、製作手配が参照され、製作手配の入力処理が行われる。
ステップSG12では、曲げ加工プログラミングの作成処理を行う。この際に、板金立体データ、材料データ、新曲げ伸び値マスターが参照される。そして、加工プログラムが作成され記憶部に記憶される。ステップSG13では、スケジュールの作成処理が行われる。そして、スケジュールが記憶部に記憶される。
図30を参照する。ステップSG14では、材料手配が行われる。ステップSG15では、材料納品と保管ストックヤード、棚に保管が行われる。一般的に厚板材の購入時には仕入先、手配ロット毎に板厚のバラつきが発生する。
ステップSG16では、ブランク工程で使用する材料準備を行う。そして、材料在庫情報が記憶部に記憶される。ステップSG17では、ブランク工程でのレーザ切断加工が行われる。この際に、加工プログラム、スケジュール、材料在庫情報が参照される。ステップSG18では、レーザ切断後の部品仕分け、搬送作業が行われる。
ステップSG19では、曲げ工程での曲げ加工が行われる。加工プログラム、スケジュールが参照される。
ステップSG20では、ブランク/曲げ加工で複合精度に不具合が発生したか否かが判断される。不具合が発生したと判断した場合に処理はステップSG01に戻る。不具合が発生していないと判断した場合に処理はステップSG21に進む。ステップSG21では、次工程、溶接・組立工程の処理が行われる。
また、特許文献1を参照。
特開2000−331188号
これらの従来のシステム運用において、CAD工程、CAM工程では、予め、板金CAD/CAM設計時の設計上の材料数値(材質、板厚、XY寸法など)に基づき作成された板金加工属性付き展開図データと板金立体モデル(データ)から各加工機のための加工プログラムを作成する。
実際の製造手配が掛かった時点に、現場で使用する実材料の板厚が設計上と大きく異なることが板材(特に厚板材)では頻繁に発生する。
その場合、設計上の展開図データと板金立体モデル(データ)に基づいたブランク加工後の部品を曲げ加工した場合、実板厚の差異により、複合加工(ブランク加工、曲げ加工等の組み合わせ)での寸法精度差異が発生するため、複合加工そのものが出来なくなる。例えば、板金立体モデルを分割し、展開図データを作成した場合に展開された形状の大きさ等が板厚の差異に応じてそれぞれ異なる。
そのため、対象の全部品について、最初のCAD設計までの手戻りが発生し、莫大な時間と工数、材料費のロスが発生する。
本願発明は、板材(厚板材等)の板厚のバラツキが発生しても、実材料でのブランクから曲げ加工の作業工程と複合加工精度不良を未然に回避し、かつ、CAD設計までの手戻り作業も無くし、実材料(板厚)に即したブランクから曲げ工程の高品質複合加工が実現することを目的とする。勿論、次工程(溶接・組立)への同様の品質向上は図れる。
本発明は上述の問題を解決するためのものであり、請求項1に係る発明は、板金立体モデルに係る板金加工システムにおいて、
実材料情報を取得する手段と、前記実材料情報に応じて前記板金立体モデルの板厚の補正を行い一時的な板金立体モデルを生成する手段と、前記一時的な板金立体モデルから展開図データを生成する手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、板金加工属性および工程情報付き板金立体モデルから製造指示時点毎に実材料情報を参照し、一時的な板金立体モデルと、展開図データとを自動生成し、その展開図データを用いて作成されたブランク加工プログラム、曲げ加工プログラムにより実加工を行うことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、材料在庫情報について、実材料情報毎に材料製造ID番号によるユニーク管理を行うものであり、ブランク工程、曲げ工程、次工程間の各部品、製品で使用している実材料と、品質との追跡を行うことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、板金立体モデルに係る板金加工方法において、
実材料情報を取得する工程と、前記実材料情報に応じて前記板金立体モデルの板厚の補正を行い一時的な板金立体モデルを生成する工程と、前記一時的な板金立体モデルから展開図データを生成する工程とを有することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、板金立体モデルを補正する補正システムにおいて、
実材料情報を取得する手段と、前記実材料情報に応じて前記板金立体モデルの板厚の補正を行い一時的な板金立体モデルを生成する手段と、前記一時的な板金立体モデルから展開図データを生成する手段とを備えたことを特徴とする。
例えば、以下の効果を奏する。
(1)購入材の板厚(特に厚板材等)の実板厚のバラツキに対応した、ブランク加工から曲げ加工までのCAD/CAMの自動化処理が実現される。実際のブランク加工から曲げ加工までの複合加工精度の課題が解決可能になるため、2D/3D−CAD設計までの手戻りした再作業を無くせる。
(2)本運用は薄板材の精密加工に対しても、同様の効果が得られる。
(3)本運用は板金加工属性・工程情報付き板金立体モデルのマスターに曲げ以降の溶接/組立工程の属性を対応することにより、曲げ工程以降の溶接/組立工程についても品質等が向上するという効果が得られる。
板金立体モデル作成装置およびブランク用自動プログラミング装置を説明する説明図である。 曲げ自動プログラミング装置を説明する説明図である。 ブランク加工機制御装置を説明する説明図である。 曲げ加工機制御装置を説明する説明図である。 各装置間の相関関係を説明する説明図である。 CAD設計からブランク加工、曲げ加工の処理を説明するフローチャートである。 各情報の関係を説明する説明図である。 各情報の関係を説明する説明図である。 各情報の関係を説明する説明図である。 (a)、(b)、(c)、(d)、(e)は材料板厚のバラツキによる実加工での影響を説明する説明図である。 (a)、(b)、(c)は材料板厚のバラツキによる実加工での影響を説明する説明図である。 (a)、(b)、(c)、(d)は材料板厚のバラツキによる実加工での影響を説明する説明図である。 板金加工システムの動作を示すフローチャートである。 板金加工システムの動作を示すフローチャートである。 板金加工システムの動作を示すフローチャートである。 板金加工システムの動作を示すフローチャートである。 板金加工システムの動作を示すフローチャートである。 板厚の補正を説明する説明図である。 (a)、(b)、(c)、(d)は板厚の補正を説明する説明図である。 (a)、(b)、(c)、(d)は板厚の補正を説明する説明図である。 板厚の補正を説明するフローチャートである。 板厚の補正を説明するフローチャートである。 板厚の補正を説明する説明図である。 (a)、(b)、(c)は板厚の補正を説明する説明図である。 板厚の補正を説明するフローチャートである。 従来の技術を説明する従来図である。 従来の技術を説明する従来図である。 従来の技術を説明する従来図である。 従来の技術を説明する従来図である。 従来の技術を説明する従来図である。
以下に本発明の実施の形態について図面を参照し説明する。
図1を参照する。板金立体モデル作成装置1を示す。
前記板金立体モデル作成装置1は、2D(2次元)/3D(3次元)−CAD入力処理部1Aと、板金加工属性変換部1Bと、マスター板金モデル作成処理部1Cと、マスター板金立体モデル展開図データ作成処理部1Dと、板金加工属性編集処理部1Eと、実材料情報(在庫情報)自動補正処理部1Fとを備えている。
2D(2次元)/3D(3次元)−CAD入力処理部1Aは、2D(2次元)/3D(3次元)−CADの入力処理を行う。板金加工属性変換部1Bは、加工属性参照データ1G、材料データ1Hを参照し、板金の加工属性の変換を行う。
マスター板金立体モデル作成処理部1Cは、材料データ1Hを参照しマスター板金立体モデル1Jの作成処理を行う。マスター板金立体モデル展開図データ作成処理部1Dは、新曲げ伸び値マスター1Iを参照しマスター板金立体モデルの展開図データ1Lを作成する。板金加工属性編集処理部1Eは、マスター板金立体モデル1Jを参照し板金加工属性の編集を行う。
実材料情報(在庫情報)自動補正処理部1Fは、新曲げ伸び値マスター1M、材料在庫情報1N、マスター板金立体モデル1J、材料データ1K、マスター板金展開図データ1Lを参照し、実材料情報(在庫情報)の自動補正処理を行う。そして、一時的な板金立体モデル1O、一時的な板金立体モデル展開図データ1Pを記憶部に記憶する。
なお、2D/3D−CADシステム2は、2D展開図3(DXFデータ等)と、パーツ(3D−CADデータ)4を記憶する。
上記の「板金加工属性」とは、例えば、工程設計内で決定された、曲げの金型、突き当ての位置など他の工程で考慮されなければならない情報を含むものである。また、板金立体モデルおよび形状フィーチャ−等に付加される板金立体モデル内の情報を含む。
新曲げ伸び値マスター1Iは曲げで伸びる値を記憶する。一時的な板金立体モデル1Oは板厚の補正を行った板金立体モデルは一時的に記憶される。一時的な板金立体モデル展開図データ1Pは、一時的な板金立体モデル1Pを展開した展開図データである。
ブランク用自動プログラミング装置5は、製作手配入力処理部5Aと、該当部品用実材料在庫引当処理部5B、実材料情報(在庫情報)自動補正処理部5Cと、該当部品用一時的な展開図データ参照処理部5Dと、ネスティング処理部5Eと、加工プログラミング作成処理部5Fと、スケジュール作成処理部5Gとを備える。
製作手配入力処理部5Aは、製作手配の入力を行う。そして、製作手配5Hを記憶部に記憶する。該当部品用実材料在庫引当処理部5Bは、製作手配5H、材料在庫情報5Iを参照し、該当部品用の実材料在庫の引当を行う。実材料情報(在庫情報)自動補正処理部5Cは、実材料情報(在庫情報)の自動補正を行う。この際、実材料情報(在庫情報)自動補正処理部1Fの呼出に応じて処理を実行する。
該当部品用一時的な展開図データ参照処理部5Dは、該当部品用の一時的な展開図データ1Pの参照し処理を行う。ネスティング処理部5Eは、一時的な板金立体モデル展開図データ1Pを参照しネスティング処理を行う。そして、板取り情報5Jを記憶部に記憶する。加工プログラミング作成処理部5Fは、一時的な板金立体モデル展開図データ1P、板取情報5Jを参照し加工プログラミング5Kの作成を行う。スケジュール作成処理部5Gは、スケジュール5Lの作成を行い記憶部に記憶する。
なお、生産管理システム6から出力される製作手配7は製作手配入力処理部5Aが参照する。
図2を参照する。曲げ用自動プログラミング装置8は、製作手配入力処理部8Aと、ブランク加工引当の実材料情報引当処理部8Bと、該当部品用一時的な板金立体モデル8Cと、曲げ加工プログラミング作成処理部8Dと、スケジュール作成処理部8Eとを備える。
製作手配入力処理部8Aは、製作手配の入力処理を行う。ブランク加工引当の実材料情報引当処理部8Bは、製作手配8F、材料在庫情報8Gを参照しブランク加工において実材料情報の引当を行う。
該当部品用一時的な板金立体モデル8Cは、一時的な板金立体モデル1O、材料在庫情報8Gを参照し部品を作成する。
曲げ加工プログラミング作成処理部8Dは、前記部品、一時的な板金立体モデル1O、新曲げ値マスター8Hを参照し、曲げ加工プログラミングの作成を行う。スケジュール作成処理部8Eは、製作手配8I、曲げ加工プログラム8Jを参照しスケジュール8Kの作成を行う。
なお、生産管理システム6から出力される製作手配7は製作手配入力処理部8Aが参照する。
図3を参照する。ブランク加工機制御装置9は、スケジュール入力処理部9Aと、スケジュール編集処理部9Bと、加工プログラム描画処理部9Cと、材料在庫管理部9Dと、材料入庫時実材料板厚測定処理部9Eと、スケジュール運転処理部9Fと、NCインタフェース9Gと、自動制御インタフェース9Hとを備える。
スケジュール入力処理部9Aは、スケジュール9Iと、加工プログラム9Jを参照し、スケジュールの入力処理を行う。そして、加工プログラム9Kと、加工用スケジュール9Lを記憶部に記憶する。スケジュール編集処理部9Bは、加工用スケジュール9Lの編集処理を行う。
加工プログラム描画処理部9Cは、加工プログラム9Kに基づき描画処理を行う。材料在庫管理部9Dは、材料データ9Mを参照し、材料在庫情報9Nの管理を行う。
材料入庫時実材料板厚測定処理部9Eは、材料データ9Mを参照し材料入庫時の実材料板厚の測定処理を行う。そして、材料製造ID番号9Oを記憶部に記憶する。スケジュール運転処理部9Fは、加工プログラム9K、加工用スケジュール9L、材料在庫情報9Hを参照しスケジュールの運転を行う。
NCインタフェース9Gは、NC装置10とのインタフェースである。自動制御インタフェース9Hは、自動制御装置12とのインタフェースである。
前記ブランク加工機制御装置9は、NC装置10と、レーザ加工機11と、自動制御装置12と連携し制御を実行する。
なお、材料入庫時、デジタルノギス等により実材料の板厚測定と通知を行う。
図4を参照する。曲げ加工機制御装置13は、スケジュール入力処理部13Aと、スケジュール編集処理部13Bと、加工プログラム描画処理部13Cと、スケジュール運転処理部13Dと、NCインタフェース13Eとを備える。
スケジュール入力処理部13Aは、スケジュール13Fと、加工プログラム13Gを参照しスケジュールの入力処理を行う。そして、加工プログラム13Hと、加工用スケジュール13Iを記憶部に記憶する。スケジュール編集処理部13Bは、加工用スケジュール13Iの編集処理を行う。
加工プログラム描画処理部13Cは、加工プログラム13Hに基づき描画処理を行う。スケジュール運転処理部13Dは、加工プログラム13Hと、加工用スケジュール13Iを参照しスケジュールの運転を行う。NCインタフェース13Eは、NC装置14とのインタフェースである。
前記曲げ加工制御装置13は、NC装置14と、曲げ加工機15と連携し制御を実行する。
図5を参照する。板金加工システムSの構成の相関を示す。板金立体モデル作成装置1と、ブランク用自動プログラミング装置5と、曲げ用自動プログラミング装置8と、ブランク加工機制御装置9と、曲げ加工機制御装置13と、材料情報サーバ16とを備える。さらに、レーザ加工機11と、曲げ加工機15とを備える。これらの各装置が協働して板金加工システムSとして作用する。
そして、各装置の協働により、板金加工システムS(特に板金立体モデル作成装置1)は、実材料情報を取得する手段と、実材料情報に応じて板金立体モデルの板厚の補正を行い一時的な板金立体モデルを生成する手段と、一時的な板金立体モデルから展開図データを生成する手段として機能する。
また、板金加工システムS(特に板金立体モデル作成装置1)は、板金加工属性および工程情報付き板金立体モデルから製造指示時点毎に実材料情報を参照し、一時的な板金立体モデルと、展開図データとを自動生成し、ブランク加工機制御装置9は、その展開図データを用いて作成されたブランク加工プログラム、曲げ加工プログラムにより実加工を行う。
さらに、板金加工システムSは、材料在庫情報について、実材料情報毎に材料製造ID番号によるユニーク管理を行うものであり、ブランク工程、曲げ工程、次工程間の各部品、製品で使用している実材料と、品質との追跡を行う。
なお、マスタ板金立体モデルから実板厚が反映された一時的な板金立体モデルと展開図データを自動生成する。新曲げ伸び値マスターが参照される。
ブランク加工用加工プログラム、スケジュール生成(ネスティング処理)を行う。また、曲げ加工用加工プログラム、スケジュール生成を行う。
なお、これらの各装置はコンピュータにより構成されるものであり、コンピュータ本体にCPU(Central Processing Unit)、記憶部、RAM、ROM等を含む。そして、表示装置3と、キーボード4と、マウス5とがコンピュータ本体に接続する。
図6を参照する。上述のように構成された板金加工システムSの動作を示す。ステップSA01では、2D(2次元)/3D(3次元)−CAD設計を行う。ステップSA02では、2D展開図DXFファイルを読み込む。
ステップSA03では、マスター板金立体モデルの作成処理を行う。ステップSA04では、曲げ用加工プログラムの作成処理を行う。ステップSA05では、展開図データ作成を行う。ステップSA06では、ブランク用(レーザ)加工プログラムの作成処理を行う。
ステップSA07では、ブランク実加工を行う。ステップSA08では、実曲げ加工を行う。
材料在庫情報について、実材料情報毎に材料製造ID番号によるユニーク管理を行う。そして、ブランク工程、曲げ工程、次工程間の各部品、製品で使用している実材料と、設計に係る製造品質との追跡を行う。以下に示すように各データが関連付けられているため追跡が可能となる。
図7はCAD系情報である。図7を参照する。マスターでは、データ名DMは部品番号BBである。一時的な板金立体モデルではデータ名DMは部品番号BBと材料製造ID番号ZIDとを含む。
材料データは、材料コード名ZCM、材料名称ZM、材質ZA、板厚IT、X寸法XS、Y寸法YSを含む。
材料在庫情報は、保管アドレスHA、材料コード名ZC、材料製造ID番号ZID、板厚IT、X寸法XS、Y寸法YS、在庫数ZSを含む。
材料製造ID番号は、材料コード名ZC、板厚IT、X寸法XS、Y寸法YS、納入業者NG、入庫日NYとに関連付けられている。
図8は製造オーダー系情報である。一時的な板金立体モデルにおいて、製造オーダー番号SOBのデータ名DMは部品番号BBと材料製造ZID番号を含む。
製作手配は、製造オーダー番号SOB、部品番号BB、製作数SS、製造納期SN、材料コード名ZCM、材料製造ID番号ZID、加工機KKを含む。
図9は製造CAM系情報である。加工プログラム番号PBにおいて、データ名DMは、製造オーダ番号SOBと、部品番号BBと、材料製造ID番号ZIDとを含む。
製作手配は、製造オーダー番号SOB、部品番号BB、製作数SS、製造納期SN、材料コード名ZCN、材料製造ID番号ZID、加工機KKを含む。
図10(a)〜図10(e)を参照する。板厚のバラツキによる実加工での影響と解決手段を示す。
図10(a)に示すように、板厚:6mmの設計を想定する。図10(b)に示すように、実板厚のバラツキによる影響において、実材料板厚5.5mmの場合に隙間ズレが発生する(エリアEA参照)。図10(c)を参照する。解決策として、実板厚での再立体と展開処理を行う。なお、実材料板厚が、5.5mmの場合は、展開長は伸長である(矢印AR1方法に伸ばす)。コーナー形状変更である。また、曲げ位置変更である。
図10(d)を参照する。実材料板厚が、6.5mmの場合に、重なり干渉発生している(エリアEA参照)。図10(e)を参照する。解決策として、展開長を縮長する(矢印AR2方向に縮める)。コーナー形状変更、曲げ位置変更する。
図11(a)〜(c)、図12(a)〜(d)を参照し、さらに、説明する。
図11(a)を参照する。板厚:6mm設計の場合である。L1で示す線は板厚6mmを示す線である。図11(b)を参照する。マスター板金立体モデルである。図11(c)を参照する。マスター板金立体モデル展開図データである。
図12(a)を参照する。実材料板厚:5.5mm(展開長:伸長、切欠け、フランジ伸長)である。L1で示す線は板厚6.0mmを示す。L2で示す線は実板厚5.5mmを示す線である。
図12(b)を参照する。実材料板厚:6.5mm(展開長:短縮、切欠け、フランジ短縮)である。L1で示す線は板厚6mmの線である。L3で示す線が実板厚6.5mmを示す線である。
図12(c)を参照する。随時、一時的な板金立体モデルである。図12(d)を参照する。随時、一時的な板金立体モデルの展開図データ生成である。
図13〜図17は、板金加工システムSにおける板厚の補正の動作を示す。
図13を参照する。ステップSB01では、2D/3D−CAD設計システムが実行される。2D展開図(DXFデータ)3、パーツ(3DCADデータ)4を記憶部に記憶する。ステップSB02では、2D/3D−CADのデータの入力処理を行う。
ステップSB03では、板金加工属性の変換が行われる。この変換の際に、加工属性参照データ1G、材料データ1Hが参照される。
ステップSB04では、マスター板金立体モデルと展開図データの作成が行われる。この処理の際に、新曲げ伸び値マスター1I、加工属性参照データ1G、材料データ1Hが参照される。
一方、マスター板金立体モデル1J、マスター板金立体モデル展開図データ1Lが記憶部に記憶される。
図14を参照する。ステップSB05では、生産管理システムの処理が行われる。そして、製作手配7が記憶部に記憶される。ステップSB06では、製作手配の入力処理が行われる。
ステップSB07では、材料手配が行われる。続いて、ステップSB08では、材料の納品の処理が行われる。ステップSB09では、納品材料の実板厚の測定処理が行われる。この結果、材料製造ID番号と実板厚の情報を記憶部に登録する。
ステップSB10では、材料保管ストックヤード、棚にストックする。これに対応して、材料在庫情報5Iを記憶部に記憶する。
ステップSB11では、実材料の在庫情報の参照が行われる。この際に材料在庫情報5Iが参照される。
ステップSB12では、実板厚のバラツキの影響度を判定する。ステップSB13では、影響の有無の判断を行う。影響が有ると判断した場合に処理はステップSB14に進む。影響が無いと判断した場合に処理はステップSB15に進む。
ステップSB14では、実材料情報(在庫情報)の自動補正処理部が実材料に応じた一時的な板金立体モデルと、展開図データの生成を行う。
この際に、材料製造ID番号、新曲げ伸び値マスター1M、材料在庫情報1N、マスター板金立体モデル1J、マスター板金立体モデル展開図データ1Lが参照される。そして、一時的な板金立体モデル1Oが記憶部に記憶される。一時的な板金展開図データ1Pが記憶部に記憶される。
ステップSB15では、マスター板金立体モデルを一時的な立体モデルと展開データへ複製する。この際、マスター板金モデル展開図データ1Lが参照される。
図15を参照する。ステップSB16では、生産管理システムが処理を行う。そして、製作手配7を記憶部に記憶する。ステップSB17では、製作手配7の入力処理を行う。
ステップSB18では、曲げ加工プログラミングの作成処理を行う。この際に、一時的な板金立体モデル1O、材料データ1K、新曲げ伸び値マスター8Hを参照する。そして、加工プログラム8Jを記憶部に記憶する。ステップSB19では、スケジュール8Kの作成処理を行う。そしてスケジュール8Kを記憶部に記憶する。
図16を参照する。ステップSB20では、生産管理システムが処理を行う。そして、製作手配7が記憶部に記憶される。ステップSB21では、製作手配7の入力処理を行う。
ステップSB22では、一時的な展開図データ1P、材料在庫情報5Iを参照し、ブランク用(レーザ加工用)のネスティング処理を行う。そして、板取り情報5Iを記憶部に記憶する。ステップSB23では、加工プログラミング5Kの作成処理を行う。そして、加工プログラミング5Kを記憶部に記憶する。ステップSB24では、スケジュール5Lの作成処理を行う。そして、スケジュール5Lを記憶部に記憶する。
図17を参照する。ステップSB25では、材料手配を行う。そして、ステップSB26では、材料納品と保管ストックヤード、棚への保管を行う。また、材料準備を行う。ステップSB27では、ブランク工程で使用する材料準備を行う。そして、材料在庫情報5Iを記憶部に記憶する。
ステップSB28では、ブランク工程でのレーザ切断加工を行う。この際に、加工プログラム9K、スケジュール9L、材料在庫情報5Iが参照される。ステップSB29では、レーザ切断後の部品仕分け、搬送作業を行う。
ステップSB30では、曲げ工程での曲げ加工を行う。加工プログラム13H、スケジュール13Iを参照する。この際に、複合精度不具合発生しない。
ステップSB31では、次工程、溶接・組立工程へ処理が進む。
図18〜図25を参照する。マスター板金立体モデルを構築し、そこから実材料情報および設計意図を考慮した一時的な板金立体モデルを作り出す方法を説明する。
図18を参照する。板金立体モデルの各面を3次元空間上に配置する。各面はローカル座標系を有する。
例えば、ローカル座標系Dimは、[1]面KMが存在する3次元空間上のX,YおよびZ座標、[2]X軸方向ベクトル、[3]Y軸方向ベクトル、[4]Z軸方向ベクトルで構成される。
ローカル座標系DimのXY平面に面KMの輪郭の図形要素が定義され、Z軸方向に厚みを持たせることによって、ソリッドの状態を作り出す。
面間が曲げで接続される場合、曲げ情報を有する。曲げ情報は、[1]曲げで接続する面とその接続稜線、[2]曲げ伸び値、[3]突き合わせパターン、[4]曲げRで構成される。なお、エリアEB、EB、EBに対しての詳細は図中に示してある。
図19(a)〜(d)を参照する。突き合わせパターンとは以下の種類を含む。図19(a)に「外−内」の曲げの突き合わせパターンを示す。図19(b)に「内−外」の曲げの突き合わせパターンを示す。図19(c)に「内−内」の曲げの突き合わせパターンを示す。図19(d)に「外−外」の曲げの突き合わせパターンを示す。曲げの突き合わせパターンは、それぞれのパターンでマージ点が規定されている(図中で黒丸で示したところ)。なお、以上は曲げの内部のデータ構造を示したもので、曲げ形状を表示する場合はR形状の外形を表示させるものである。
複数の面が曲げで繋がる板金パーツでは、基準となる面が1つ存在する。そして、各面を曲げ伸び値を考慮して2次元平面にレイアウトすることで展開図が作成される。
図20(a)〜(d)を参照する。図20(a)に示すように、通常板金立体モデルの三面図には、板厚の外寸または内寸のいずれが重要寸法か、寸法線によって設計意図が表現されている。
マスター板金立体モデルを作成する際、その設計意図通りに面を作成していくことによって、設計意図を含んだマスターの板金立体モデルを作成することが可能となる。
例えば、図20(b)に示すように、幅40の面を作成し、図20(c)に示すように、幅30の面を「内−外」で作図する。そして、図20(d)に示すように、幅20の面を「外−外」で作図する。
図21を参照する。マスター板金立体モデルの板厚を補正する動作を示す。板金立体モデルの実材料情報(在庫情報)自動補正処理部1Fが主に行う処理である。
ステップSC01では、生成した、マスター板金立体モデルに対して、実材料情報が与えられる。ステップSC02では、基準となる面KMのローカル座標系を固定し、実板厚値にモデルの厚みを修正する。矢印AR1に面を移動することで、板厚Tを板厚Tに修正する。
ステップSC03では、面KMと曲げで繋がる面KMの突き合わせパターンで規定されるマージ点MPが移動した場合、当該面KMのローカル座標を移動する。このとき当該面から曲げによって接続される面(従属面)、その従属面から更に曲げで繋がる従属面という順番で、それぞれのローカル座標系を突き合わせパターンで規定されるマージ点へ移動する。
ステップSC04では、基準となる面KMから曲げで繋がる面KMを次の基準となる面とする。
ステップSC05では、基準となる面から曲げによって接続される面、その面から更に曲げで繋がる面という順番でステップSC02〜ステップSC04の処理を繰り返す(面KMに係る厚みを矢印AR2方向に修正しマージ点を更新後、更に面KMに係る厚みを矢印AR3方向に修正する。)ことによって、マスター板金立体モデルは実材料情報が考慮され、かつ、設計者が意図した重要寸法が守られた一時的な立体モデルを作り出し、実材料情報の適切な曲げ伸び値で展開することで、マスター板金立体モデルとは異なる一時的な板金立体モデルの展開図を作成すことが可能となる。
ステップSC06では、展開図に差が発生する。すなわち、マスター板金立体モデルの展開図と、一時的な板金立体モデルの展開図に差が発生する。
図22を参照する。上述の処理をフローチャートで示す。板金立体モデルの実材料情報(在庫情報)自動補正処理部1Fが主に行う処理である。
ステップSD01では、基準面の板厚を変更する。ステップSD02では、基準面の全ての従属面のローカル座標系を突き合わせパターンで規定されるマージ点まで移動する。
ステップSD03では、実板厚にまだ変更していない従属面が存在するかの判断を行う。存在すると判断した場合はその従属面を基準面とし、ステップSD01に進む。存在しないと判断した場合に処理は終了する。
図23を参照する。マスター板金立体モデルを構築し、そこから実材料情報および設計意図を考慮した一時的な板金立体モデルを作り出す際に、更に突き合わせ形状を調整する。前記した仕組みを突き合わせにも応用する。3次元空間上に置かれた板金モデルの面間で突き合わせ処理が必要な箇所に対して、突き合わせ情報を有する。
なお、図中にはエリアEC、ECの突き合わせパターンの詳細を示してある。
突き合わせ情報は、[1]曲げで接続する面とその接続稜線、[2]突き合わせパターン、[3]適正隙間量とで構成される。
図24(a)〜(d)を参照する。突き合わせパターンとは、図24(a)に示す「外−内」のパターンと、図24(b)に示す「内−外」のパターンと、図24(c)に示す「内−内」と、図24(d)に示す「外−外」のパターンのいずれかとなり、それぞれのパターンでマージ点(図中では黒丸で示した点)が規定されている。突き合わせ情報は、実際に面同士が干渉しなくても設定することが可能である。
図25を参照する。前記したマスター板金立体モデルに対して実材料情報が与えられ、曲げ情報を使い一時的な板金立体モデルが作られた後、突き合わせ情報を使い突き合わせ形状の調整を行う。
各面のローカル座標系上に定義されている面輪郭を、突き合わせ情報が持つ突き合わせパターンで規定されたマージ点に適正隙間量を考慮した点を通過するように変形する。一時的な板金立体モデルから一時的な板金立体モデルの展開図を作成する。
板金立体モデル1の実材料情報(在庫情報)自動補正処理部1Fが主に行う処理である。
ステップSE01では、板金立体モデルを生成する。本例では、板厚Tの板金立体モデルを生成する。ステップSE02では、曲げ情報を使い一時的な板金立体モデルを生成する。板厚Tの一時的な板金立体モデルが生成される。
ステップSE03では、突き合わせ情報を使い、面MNの輪郭を変形することで突き合わせ形状を調整する。具体的には、面MNを、矢印AR2、AR3の方向へ移動する。ステップSE04では展開処理を行う。これにより、一時的な板金立体モデルの展開図が作成される(マスター板金立体モデルの展開図とは異なる)。
以上の如く本発明では、板金加工属性、工程情報付き立体モデルデータをマスター運用することで、板金加工情報変更(新たな加工方法や板金属性追加、実材料情報の板厚、XY寸法の反映など)、工程情報の変更(新たな工程追加や変更)に対して、動的なデータ反映を行うことが出来る。同時に、一時的な板金加工属性・工程情報付き立体データ、展開データを自動生成し、ファイルサーバー登録が行える。また、曲げ用自動プログラミング装置とブランク用(例:レーザ)自動プログラミング装置による自動一括処理による加工プログラム生成処理が実現されるため、購入材の実材料情報の厚板材の板厚のバラツキを考慮し、動的な板金加工属性・工程情報付立体モデルマスター運用をさせることにより、ブランク加工(例:レーザ)と曲げ加工による複合加工精度が正確である。
この発明は前述の発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。
S 板金加工システム
1 板金立体モデル作成装置
2 2D/3D−CADシステム
3 2D展開図DXFデータメモリ
4 3D−CADデータメモリ
5 ブランク用自動プログラミング装置
6 生産管理システム
7 製作手配メモリ
8 曲げ用自動プログラミング装置
9 ブランク加工機制御装置
10 NC装置
11 レーザ加工機
12 自動制御装置
13 曲げ加工機制御装置
14 NC装置
15 曲げ加工機
16 材料情報サーバ

Claims (5)

  1. 板金立体モデルに係る板金加工システムにおいて、
    実材料情報を取得する手段と、
    前記実材料情報に応じて前記板金立体モデルの板厚の補正を行い一時的な板金立体モデルを生成する手段と、
    前記一時的な板金立体モデルから展開図データを生成する手段とを備えたことを特徴とする板金加工システム。
  2. 板金加工属性および工程情報付き板金立体モデルから製造指示時点毎に実材料情報を参照し、一時的な板金立体モデルと、展開図データとを自動生成し、その展開図データを用いて作成されたブランク加工プログラム、曲げ加工プログラムにより実加工を行うことを特徴とする請求項1に記載の板金加工システム。
  3. 材料在庫情報について、実材料情報毎に材料製造ID番号によるユニーク管理を行うものであり、ブランク工程、曲げ工程、次工程間の各部品、製品で使用している実材料と、品質との追跡を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の板金加工システム。
  4. 板金立体モデルに係る板金加工方法において、
    実材料情報を取得する工程と、前記実材料情報に応じて前記板金立体モデルの板厚の補正を行い一時的な板金立体モデルを生成する工程と、前記一時的な板金立体モデルから展開図データを生成する工程とを有することを特徴とする板金加工方法。
  5. 板金立体モデルを補正する補正システムにおいて、
    実材料情報を取得する手段と、
    前記実材料情報に応じて前記板金立体モデルの板厚の補正を行い一時的な板金立体モデルを生成する手段と、
    前記一時的な板金立体モデルから展開図データを生成する手段とを備えたことを特徴とする補正システム。
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