JP2014117084A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷回路の状態を複数の対象をもとに判定する場合でも、1つのポートにより入力される信号を用いて判定を行うことが可能な電子機器を提供する。
【解決手段】接続部を通じて電源を前記負荷回路に供給する供給ラインと、前記供給ラインに発生する電圧を分圧し、監視電圧として取り出す分圧回路と、前記取り出された監視電圧を、1つのポートを通じて取得し、取得された前記監視電圧の値に応じて、前記負荷回路の状態を判定する制御部と、を有し、前記制御部は、前記監視電圧に応じた値が第1閾値以上であれば前記負荷回路が前記接続部を用いて接続されていないと判定し、前記監視電圧が前記第1閾値と比べて低い第2閾値以下であれば前記負荷回路がショートしていると判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、接続部を用いて接続された負荷回路に電源を供給して該負荷回路を駆動する電子機器に関する。
従来、コネクター等の接続部を用いて負荷回路と接続し、この負荷回路に電源を供給して駆動させる電子機器が知られている。負荷回路の一例としては、電子機器内部を送風するDC(Direct Current)ファンや、光源としてのランプ、更にはHDD(Hard Disk Drive)のようなメモリーが該当する。
また、電子機器は、負荷回路の状態を複数の対象をもとに、判定する場合がある。例えば、負荷回路がショートしている場合や、負荷回路が接続されていない場合を想定して、電子機器内部に、各対象を判定するための判定回路を備えるものが知られている(例えば、特許文献1−3参照)。
実開昭60−17463号公報 登録実用新案公報 第3036977 特開平7−72185号公報
電子機器が判定回路を複数備える場合、各判定回路から出力される信号は制御部の個別のポートにより受信され、信号に応じた処理が行われる。そのため、電子機器が複数の対象を判定する場合、制御回路は対象の数に応じてポートを設ける必要がある。しかし、ポートの数が増加すると、基板内での制御部自体のサイズの増加や、配線の引き回しが問題となる。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、その目的の1つとして、負荷回路の状態を複数の対象をもとに判定する場合でも、1つのポートにより入力される信号を用いて判定を行うことが可能な電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、接続部を用いて負荷回路と接続し、該負荷回路を駆動させる電子機器において、前記接続部を通じて電源を前記負荷回路に供給する供給ラインと、前記供給ラインに発生する電圧を分圧し、監視電圧として取り出す分圧回路と、前記取り出された監視電圧を、1つのポートを通じて取得し、取得された前記監視電圧の値に応じて、前記負荷回路の状態を判定する制御部と、を有し、前記制御部は、前記監視電圧に応じた値が第1閾値以上であれば前記負荷回路が前記接続部を用いて接続されていないと判定し、前記監視電圧が前記第1閾値と比べて低い第2閾値以下であれば前記負荷回路がショートしていると判定する、構成としてある。
上記のように構成された発明では、供給ラインは、接続部を通じて電源を負荷回路に供給する。また、分圧回路は、この供給ラインに発生する電圧を分圧し、監視電圧として取り出す。そして、制御部は、取り出された監視電圧を、1つのポートを通じて取得し、取得された監視電圧の値に応じて、負荷回路の状態を判定する。このとき、制御部は、監視電圧に応じた値が第1閾値以上であれば負荷回路が接続部により接続されていないと判定する。一方、制御部は、監視電圧に応じた値が第2閾値以下であれば負荷回路がショートしていると判定する。
そのため、制御部が備える1つのポートを用いて、負荷回路の未接続状態とショート状態の2つの状態を判定することができる。
また、所定の文字又は画像を表示する表示部を有し、前記制御部は、前記負荷回路が前記接続部を用いて接続されていないと判定した場合、前記表示部にエラーを表示させる、構成としてもよい。
上記のように構成された発明では、負荷回路の未接続が判定された場合に、表示部を用いて利用者に通知することができる。
そして、前記供給ラインを用いた前記電源の供給を切換えるスイッチ回路を有し、前記制御部は、前記負荷回路がショートしていると判定した場合、前記スイッチ回路を切換えて、前記負荷回路への前記電源の供給を遮断させる、構成としてもよい。
上記のように構成された発明では、負荷回路がショートした場合に直ちに電源の供給を遮断することで、装置の安全性を高めることができる。
さらに、前記負荷回路は、DCファンであり、前記DCファンは、回転が停止した場合に、自動で回転を再開させるよう該DCファンに電流を流す再起動手段を備え、前記制御部は、前記監視電圧が、所定期間において所定の変化パターンに応じて変化している場合、前記DCファンに対して前記再起動手段が繰返し実行されていると判定する構成としてもよい。
DCファンでは、回転が停止した場合に、自動で回転を再開させるよう該DCファンに電流を流す再起動手段を備えるものが知られている。そのため、このような手段を備えるDCファンを使用する場合に、1つのポートを用いて再起動手段が継続していることを判定することができる。
また、前記分圧回路は、直列接続された複数の抵抗により構成され、前記ポートは、前記抵抗間の接続点と接続されている構成としてもよい。
上記のように構成された発明では、分圧回路をより抵抗を用いた簡易な構成により実現することができる。
レコーダー1の構成を説明するブロック図である。 DCファン30の構成を説明するブロック図である。 サブマイコン10により実行される処理を説明するフローチャートである。 第1判定モード時におけるサブマイコン10の処理を説明するフローチャートである。 第1判定モード時における判定部12の判定を説明するための図である。 第2判定モード時におけるサブマイコン10の処理を説明するフローチャートである。 第2判定モード時における判定部12の判定を説明するための図である。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
1.第1の実施形態:
2.その他の実施形態:
1.第1の実施形態:
1.1.電子機器の構成:
図1は、レコーダー1の構成を説明するブロック図である。また、図2は、DCファン30の構成を説明するブロック図である。
本実施形態では、電子機器の一例として、画像データーや音声データーを記録するレコーダー1を説明する。
図1に示すように、レコーダー1は、概略、サブマイコン(制御部)10と、DCファン30と、メインマイコン40と、電源制御回路50と、HDD60とを備える。
電源制御回路50は、例えば、AC100Vのメイン電源Pの供給を受け、このメイン電源Pを他の回路の駆動に必要なAC電源やDC電源に変換する。電源制御回路50は、例えば、整流回路や、変圧回路を備える。また、本実施形態では、特に、電源制御回路50は、DCファン30を駆動するためのファン駆動電圧Vdを生成する。
電源制御回路50の出力側は、スイッチ回路20を通して供給ライン21の入力側に接続されている。このスイッチ回路20は、トランジスター等により構成される。スイッチ回路20は、サブマイコン10の制御ポート14と接続されており、この制御ポート14から出力される信号に応じて、オン・オフを切換える。
供給ライン21は、制限抵抗R1を有し、電源制御回路50から供給されるファン駆動電圧Vdを取り出す。そして、供給ライン21の出力側は、分圧回路22及びコネクター23にそれぞれ接続されている。
分圧回路22は、直列接続された抵抗R2、R3を有する。そして、抵抗R2の一端は供給ライン21と接続され、抵抗R3の一端がグランドに接続されている。そして、抵抗R2と抵抗R3との接続点22aは、サブマイコン10のA/D変換ポート15に接続されている。上記構成とすることで、分圧回路22を抵抗を用いた簡易な構成により実現することができる。
コネクター(接続部)23は、DCファン30と接続されたコネクター24と着脱可能に接続する。そして、コネクター23は、コネクター24を介して、供給ライン21に生じるファン駆動電圧VdをDCファン30に供給する。本実施形態では、コネクター23、24は2ピンタイプのものを使用するが、3ピンタイプや多ピン型のものであってもよい。
DCファン30は、コネクター23、24を通じて入力されたファン駆動電圧Vdにより駆動する。図2は、DCファン30の構成を説明するブロック構成図である。DCファン30は、ファン31と、このファン31を回転させるDCモーター32と、DCモーター32の回転を検出するホール素子33と、DCモーター32の回転を制御するドライバ34とを備える。
ドライバ34は、コネクター24を通じて供給されたファン駆動電圧VdによりDCモーター32を回転(駆動)させる。また、ドライバ34は、ホール素子33により検出されたDCモーター32の回転数に応じて、DCモーター32の駆動を制御する。更に、本実施形態では、ドライバ34は、ホール素子33を通じてDCモーター32の回転が停止したことを検出すると、所定期間が経過した後、DCモーター32を再度回転させるよう電流(ファン電流Id)を流すオートリスタート機能35を備える。なお、オートリスタート機能35については後述する。
図1に戻り、サブマイコン10は、メインマイコン40、電源制御回路50、スイッチ回路20、分圧回路22、表示部25、更には操作部27とそれぞれ接続されている。サブマイコン10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備え、CPUがROMに記録されたプログラム等を実行することで所定の処理を行なう。
サブマイコン10は、まず、レコーダー1に対して所定の条件が成立したことを検出すると、電源制御回路50を制御して、レコーダー1を待機モードに移行させる、モード変換部11として機能する。待機モードでは、メインマイコン40や、HDD60に供給される電源を低くし、その駆動を停止させる。また、モード変換部11は、図示しないタイマー等による自動起動や利用者による起動操作で、この待機モードを解除する。
また、サブマイコン10は、A/D変換ポート15に発生する電圧(以下、監視電圧Vobとも記載する。)の値に応じて、負荷回路としてのDCファン30の状態について判定する判定部12としても機能する。判定部12が判定するDCファン30の状態としては、DCファン30のコネクター24がコネクター23に接続されていない場合、DCファン30を構成する回路のショート、更には、オートリスタート機能35が継続されている場合である。
そして、サブマイコン10は、判定部12の判定結果に応じて、表示部25や電源制御回路50に所定の処理を実行する処理部13としても機能する。
メインマイコン40は、画像データーや音声データーに対して所定の信号処理を施すプロセッサーとして機能する。即ち、メインマイコン40は、入出力端子26から入力されたデーターを圧縮処理等して、HDD60に記録する。また、HDD60に記録されたデーターを再生する場合、データーを解凍し、入出力端子26から図示しない表示装置等に出力する。
HDD60は、メインマイコン40により圧縮処理されたデーターが記録される。また、HDD60は図示しないコネクターを介してメインマイコン40に接続されており、負荷回路としても機能する。
図3は、サブマイコン10により実行される処理を説明するフローチャートである。図3に示す処理は、サブマイコン10が行う判定部12の機能を選択する場合に行われる処理である。即ち、図3に示す処理により、判定部12は、DCファン30のコネクター24がコネクター23に接続されていない場合、及びDCファン30を構成する回路のショートを判定する第1判定モードか、DCファン30のオートリスタート機能35が継続されている場合を判定する第2判定モードのいずれかを切換える。
ステップS1では、サブマイコン10は、判定部12が行う判定モードの選択を受付ける。第1判定モードと第2判定モードの選択は、例えば、利用者が操作部27を操作して設定する。
第1判定モードが設定された場合(ステップS2:YES)、ステップS3では、サブマイコン10は、この第1判定モードを実行する。即ち、サブマイコン10は、A/D変換ポート15を用いて入力される監視電圧Vobをもとに、DCファン30のコネクター24の未接続と、DCファン30のショートとを判定する。また、この判定結果に応じて、処理を行なう。
一方、第2判定モードが設定されている場合(ステップS2:NO)、ステップS4では、サブマイコン10は、第2判定モードを実行する。即ち、サブマイコン10は、A/D変換ポート15を用いて入力される監視電圧Vobをもとに、DCファン30のオートリスタート機能35が継続されているか否かを判定する。また、この判定結果に応じて、処理を行なう。以下、第1判定モード及び第2判定モードについて、詳細に説明していく。
1.2.第1判定モード
図4は、第1判定モード時におけるサブマイコン10の処理を説明するフローチャートである。また、図5は、第1判定モード時における判定部12の判定を説明するための図である。
まず、ステップS31では、判定部12は、監視電圧Vobが、第1閾値T1と第2閾値T2とで規定される範囲内であるか否かを判定する。判定部12は、監視電圧Vobをアナログ・デジタル変換して、変換されたデジタル値を第1閾値T1及び第2閾値T2と比較する。無論、判定部12が、監視電圧Vobをアナログ・デジタル変換することなく、アナログ値として判定するものであってもよい。以下、説明を簡単にするため、変換後の監視電圧Vobの値を単に監視電圧Vobとして記載する。
DCファン30のコネクター24が未接続の場合、供給ライン21には負荷が生じないため、ファン駆動電圧Vdは規定値を維持する。例えば、図5に示すように、ファン駆動電圧Vdの電圧をDC12Vとした場合、DCファン30が負荷として作用しない場合、このファン駆動電圧Vdが分圧回路22により分圧されて監視電圧Vobは、3.24Vとなる。一方、DCファン30が通常回転している場合、DCファン30が負荷となるためファン駆動電圧Vdに電圧降下が生じ、供給ライン21に生じる電圧は9V付近となる。そして、分圧回路22により分圧される電圧は、例えば、2.43V付近となる。
そのため、判定部12は、DCファン30の通常回転時の電圧降下により生じる監視電圧Vodの上限に応じた値を第1閾値とし、同電圧降下により生じる監視電圧Vodの下限に応じた値を第2閾値T2として設定している。即ち、監視電圧Vobが第1閾値と第2閾値T2との間である場合、判定部12は、DCファン30は通常回転していると判定する。
監視電圧Vobが第1閾値T1と第2閾値T2の間の値でない場合(ステップS31:NO)、ステップS32では、判定部12は、監視電圧Vobが第1閾値T1以上であるかを判定する。
監視電圧Vobが第1閾値T1以上であれば(ステップS32:YES)、ステップS33で、判定部12は、DCファン30のコネクター24が接続されていないと判定する。即ち、図5に示すように、DCファン30のコネクター24が接続されていないと、ファン駆動電圧Vdに電圧降下が生じないため、監視電圧Vobは、第1閾値T1以上となるからである。
そして、ステップS34で、処理部13は、表示部25を用いてDCファン30のコネクター24が接続されていないことを通知させる。DCファン30のコネクター24の未接続は、発熱等を生じさせず、直ちに問題が生じるわけではないため、まずは、表示部25を用いてユーザーに通知のみを行う。
そして、ステップS35において、サブマイコン10の内部タイマーにより所定時間経過したことを検出した後(ステップS35:YES)、監視電圧Vobが、依然として、第1閾値T1以上である場合(ステップS36:YES)、判定部12は、ステップS38に進む。そして、ステップS38では、処理部13は、スイッチ回路20をオフさせて、DCファン30へのDC12Vの供給を遮断する。
一方、監視電圧Vobが第1閾値T1以下となれば(ステップS36:NO)、判定部12は、DCファン30のコネクター24がコネクター23に接続されたと考え、処理を終了する。
また、ステップS32において、監視電圧Vobが第1閾値T1以上でない場合(ステップS32:NO)、判定部12は、ステップS37に進む。この場合、監視電圧Vobは、第2閾値T2以下であるため、ステップS37では、判定部12は、DCファン30がショートしていると判定する。即ち、DCファン30がショートしていると、ファン駆動電圧Vdが電圧降下により所定の電圧値まで下がるため、監視電圧Vobが第2閾値T2以下となるからである。
そして、ステップS38に進み、処理部13は、スイッチ回路20をオフさせて、DCファン30へのファン駆動電圧Vdの供給を遮断する。DCファン30のショートは、発熱等を生じさせるため、直ちにスイッチ回路20をオフし、DCファン30への電源供給を遮断した方が良いからである。無論、DCファン30への電源供給の遮断とともに、表示部25を用いてユーザーに通知を行うものであってもよい。
1.3.第2判定モード:
図6は、第2判定モード時におけるサブマイコン10の処理を説明するフローチャートである。また、図7は、第2判定モード時における判定部12の判定を説明するための図である。
この第2判定モードでは、DCファン30のオートリスタート機能35が繰り返し実行されている場合を異常として判定する。DCファン30のオートリスタート機能35は、ファン31の回転が何らかの原因で停止した際、ドライバ34がこれを検知し、DCモーター32に供給するファン電流Idを一端停止させた後、再びDCモーター32を回転させるようファン電流Idを供給する機能である。
しかし、図7に示すように、DCファン30を停止させる要因が取り除かれていない場合、ドライバ34は、ファン電流Idの供給停止と、再供給とを繰り返す。この状態では、DCファン30を停止させる要因(例えば、ファン31の回転を阻害する異物等)を取り除かない限り、オートリスタート機能35が継続されてしまう。そのため、サブマイコン10はこの状態を判定し、所定の処理を行なう。
まず、図6の、ステップS41では、判定部12は、A/D変換ポート15に生じる監視電圧Vobの変化を所定期間監視する。図7に示すように、ドライバ34がオートリスタート機能35を繰り返す場合、ドライバ34が所定周期でファン電流IdをDCモーター32に流すため、ファン電流Idがパルス状に上昇した後、下降する波形変化が生じる。そのため、A/D変換ポート15に生じる監視電圧Vobは、ファン電流Idが流れる期間だけ電圧降下が生じ、それ以外の期間においては、所定の値を維持する。
そこで、所定期間において監視電圧Vobが図7に示すパターンを生じさせた場合、ステップS42において、判定部12は、DCファン30がオートリスタート機能35を繰り返していると判定する。パターンの判定方法としては、例えば、判定部12が、所定期間において監視電圧Vobが電圧降下する回数を閾値T2を用いてカウントし、カウント数により判定すればよい。
そして、監視電圧Vobの電圧変化が予め設定されたパターンと一致した場合(ステップS42:YES)、ステップS43では、判定部12は、DCファン30がオートリスタート機能35を繰り返していると判定する。
ステップS44では、処理部13は、スイッチ回路20をオフさせる。そのため、DCファン30への電圧供給が遮断される。
そして、ステップS45では、処理部13は、表示部25を用いて利用者に通知を行う。この通知では、DCファン30がオートリスタート機能35を繰返しているため、ファン駆動電圧Vdの供給を停止したことを示す表示が行われる。そのため、この通知を見た利用者は、DCファン30の状態をチェックすることとなる。
以上説明したように、本発明では、制御部が備える1つのポートを用いてDCファン(負荷回路)のコネクターの接続の有無と、ショート状態との複数の対象を判定することができる。
また、コネクター24の未接続が判定された場合、表示部を用いて利用者に通知することができる。
そして、負荷回路(DCファン30)がショートした場合に直ちに電源の供給を遮断することで、装置の安全性を高めることができる。
さらに、オートリスタート機能35(再起動手段)を備えるDCファンを使用する場合に、1つのポートを用いてオートリスタート機能35が継続していることを判定することができる。
2.その他の実施形態:
本発明は、様々な実施形態が存在する。
電子機器としてレコーダーを用いたことは一例に過ぎず、どのような装置であってもよい。
また、本発明が適用できる負荷回路は、DCファン30以外にも、HDDや、ランプ等コネクターを用いて接続できる物であればどの様な物であってもよい。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。即ち、
上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用してもよい。
公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用してもよい。
公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用してもよい。
1…レコーダー、10…サブマイコン、11…モード変換部、12…判定部、13…処理部、14…制御ポート、15…A/D変換ポート、20…スイッチ回路、21…供給ライン、22…分圧回路、23、24…コネクター、25…表示部、26…入出力端子、27…操作部、30…DCファン、31…ファン、32…DCモーター、33…ホール素子、34…ドライバ、35…オートリスタート機能、40…メインマイコン、50…電源制御回路、60…HDD

Claims (5)

  1. 接続部を用いて負荷回路と接続し、該負荷回路を駆動させる電子機器において、
    前記接続部を通じて電源を前記負荷回路に供給する供給ラインと、
    前記供給ラインに発生する電圧を分圧し、監視電圧として取り出す分圧回路と、
    前記取り出された監視電圧を、1つのポートを通じて取得し、取得された前記監視電圧の値に応じて、前記負荷回路の状態を判定する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記監視電圧に応じた値が第1閾値以上であれば前記負荷回路が前記接続部を用いて接続されていないと判定し、前記監視電圧が前記第1閾値と比べて低い第2閾値以下であれば前記負荷回路がショートしていると判定する、電子機器。
  2. 所定の文字又は画像を表示する表示部を有し、
    前記制御部は、前記負荷回路が前記接続部を用いて接続されていないと判定した場合、前記表示部にエラーを表示させる、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記供給ラインを用いた前記電源の供給を切換えるスイッチ回路を有し、
    前記制御部は、前記負荷回路がショートしていると判定した場合、前記スイッチ回路を切換えて、前記負荷回路への前記電源の供給を遮断させる、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の電子機器。
  4. 前記負荷回路は、DCファンであり、
    前記DCファンは、回転が停止した場合に、自動で回転を再開させるよう該DCファンに電流を流す再起動手段を備え、
    前記制御部は、前記監視電圧が、所定期間において所定の変化パターンに応じて変化している場合、前記DCファンに対して前記再起動手段が繰返し実行されていると判定する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 前記分圧回路は、直列接続された複数の抵抗により構成され、
    前記ポートは、前記抵抗間の接続点と接続されている、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子機器。
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