JP2014116920A - 映像コンテンツ再生装置 - Google Patents

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Ichiro Mizobuchi
一郎 溝渕
Akira Koike
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Abstract

【課題】視聴者に対して視覚上の違和感を与えることなく、視聴中の映像コンテンツに適用する映像処理の切り替えを行うこと。
【解決手段】テレビ(10)は、静止画である第1のフレーム画像が表示されるタイミングで、映像コンテンツに適用する映像処理を切り替える切り替え部(206)と、映像処理の切り替え中、第1のフレーム画像と同一のフレーム画像を、表示部(216)に表示させる表示制御部(214)とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、映像コンテンツの再生時に利用可能な、映像コンテンツ再生装置に関する。
近年、テレビジョン受像機(以下、「テレビ」と略称する。)においては、例えば「通常画質モード」、「高画質モード」等、複数の映像処理モードを備えたものが存在する。このようなテレビにおいては、再生中のコンテンツに適用する映像処理モードを、条件または設定に応じて切り替え、出力される映像の画質を変更することが可能となっている。
しかしながら、上記テレビにおいて、映像コンテンツの再生中に、映像処理の切り替えが生じてしまうと、映像の表示が一旦途切れてしまい、視聴者に対して視覚上の違和感を与えてしまう。特に、ユーザの操作によらず、自動的に映像処理の切り替えが生じてしまうと、視聴者に与える違和感は、より強いものとなる。このような問題は、映像処理を切り替える場合のみならず、出力する映像信号を切り替える場合にも発生し、この場合も同様に、視聴者に対して視覚上の違和感を与えてしまう。
そこで、従来、上記視覚上の違和感を抑制する技術が考案されている。例えば、下記特許文献1には、映像信号処理装置において、出力する映像信号を第1の映像信号から第2の映像信号に切り替える際に、(1)第1の映像信号に基づく映像をフェードアウトさせるとともに、第2の映像信号に基づく映像をフェードインさせる、または、(2)第1の映像信号に基づく映像と第2の映像信号に基づく映像との平均輝度レベルに応じた映像を表示することが記載されている。この技術によれば、違和感なくスムーズに映像の切り替えを行うことができると、下記引用文献1に記載されている。
特開2008−252761号公報(2008年10月16日公開)
しかしながら、上記特許文献1の技術は、映像信号の切り替え中には、その前後に表示される映像と異なる映像(例えば、黒画面)が表示されるため、表示内容の連続性を保つことができず、上記視覚上の違和感を払拭することができない。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、視聴者に対して視覚上の違和感を与えることなく、視聴中の映像コンテンツに適用する映像処理の切り替えを行うことにある。
上記した課題を解決するため、本発明の一態様に係る映像コンテンツ再生装置は、映像コンテンツを再生する映像コンテンツ再生装置であって、前記映像コンテンツを構成する複数のフレーム画像の中から、静止画である第1のフレーム画像を特定する特定手段と、前記映像コンテンツの再生中、前記第1のフレーム画像が表示されるタイミングで、前記映像コンテンツに適用する映像処理を、第1の映像処理と第2の映像処理とで切り替える切り替え手段と、前記映像処理の切り替え中、前記第1のフレーム画像と同一のフレーム画像を、表示部に表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、視聴者に対して視覚上の違和感を与えることなく、視聴中の映像コンテンツに適用する映像処理の切り替えを行うことができるという効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係るテレビのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るテレビの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るテレビによる、表示制御処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るテレビにおいて、ある映像から求められた、フレーム差分ヒストグラムの一例(第1例)を示すグラフである。 本発明の第1実施形態に係るテレビによる、フレーム画像の表示タイミングの一例を示すタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態に係るテレビにおいて、ある映像から求められた、フレーム差分ヒストグラムの一例(第2例)を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係るテレビによる、表示制御処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係るテレビによる、表示制御処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係るテレビによる、メッセージの表示例を示す。 本発明の第4実施形態に係るテレビによる、表示制御処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係るテレビにおいて、ある映像から検出された輝度ヒストグラムの一例を示す。
以下、本発明の一実施形態について、図面を用いて説明する。
〔テレビ10のハードウェア構成〕
図1は、本発明の第1実施形態に係るテレビ10のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1に示すテレビ10は、各種映像コンテンツ(例えば、地上デジタル放送の放送番組コンテンツや、BS/CSデジタル放送の放送番組コンテンツ等)を再生することにより、当該映像コンテンツをユーザに視聴させることが可能な機器である。
図1に示すように、テレビ10は、チューナ110、映像処理回路115、表示制御回路120、ディスプレイ122、音声出力回路130、スピーカ132、通信インタフェース140、外部機器インタフェース150、赤外線受光器155、制御回路160、およびレコーダ170を備えている。
(チューナ110)
チューナ110は、図示を省略するアンテナまたは通信インタフェース140を介して、放送局によって放送された映像コンテンツ(すなわち、放送番組コンテンツ)を受信する。チューナ110によって受信された映像コンテンツは、直ちにテレビ10において再生されるか、または、レコーダ170の制御によって記録媒体に録画された後、任意のタイミングで再生される。テレビ10において再生された映像コンテンツは、その映像データが表示制御回路120へ送信されるとともに、その音声データが音声出力回路130へ送信される。これにより、上記映像データに対応する映像がディスプレイ122に表示されるとともに、上記音声データに対応する音声がスピーカ132から出力されることとなる。
テレビ10において、チューナ110の搭載形態は様々である。例えば、テレビ10として、ある放送種別のチューナ110(例えば、地上デジタルチューナ)を1つ備えているもの、放送種別が異なる複数のチューナ110(例えば、地上デジタルチューナおよびBS/CSデジタルチューナ)を備えているもの、放送種類が同一の複数のチューナ(例えば、Wチューナ)を備えているもの、等が用いられ得る。
(映像処理回路115)
映像処理回路115は、再生された映像コンテンツに対し、各種映像処理を施す。例えば、映像処理回路115は、再生された映像コンテンツに対し、ノイズが強調されないように輪郭を強調する処理を施す。なお、テレビ10において、映像処理回路115を設ける代わりに、映像処理回路115の機能を、制御回路160が実現する構成を用いてもよい。
(表示制御回路120、ディスプレイ122)
表示制御回路120は、入力された映像データに応じてディスプレイ122を制御することにより、各種映像(例えば、映像コンテンツの映像、各種設定画面、番組表等)をディスプレイ122に表示させる。ディスプレイ122としては、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ、ブラウン管ディスプレイ等が採用され得る。
(音声出力回路130、スピーカ132)
音声出力回路130は、入力された音声データから音声信号を生成し、当該音声信号をスピーカ132へ出力することにより、各種音声(例えば、映像コンテンツの音声、各種案内音声、読み上げ音声等)をスピーカ132から出力させる。
(通信インタフェース140)
通信インタフェース140は、通信ネットワークに接続可能であり、当該通信ネットワークへの通信接続、および、当該通信ネットワークを介した外部機器とのデータ通信を制御する。通信インタフェース140には、LANインタフェース、Wi−Fi(Wireless Fidelity)等が採用され得る。例えば、テレビ10は、通信インタフェース140によってインターネットにアクセスすることで、インターネットからコンテンツをダウンロードして再生したり、インターネットからテレビ番組情報等の各種情報を取得して表示したり、インターネットに対して懸賞の応募情報等の各種情報を送信したりすることが可能となる。
(外部機器インタフェース150)
外部機器インタフェース150は、外部機器が接続可能であり、当該外部機器との通信を制御する。例えば、外部機器インタフェース150には、USB、Bluetooth(登録商標)、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)等が採用され得る。また、上記外部機器としては、HDD(Hard disk drive)レコーダ、BD(Blu-ray Disc(登録商標))レコーダ等の、各種録画機器および各種再生機器が挙げられる。
(赤外線受光器155)
赤外線受光器155は、リモコン30からリモコン信号として送信された赤外線を受光する。赤外線受光器155がリモコン信号を受信すると、テレビ10においては、そのリモコン信号に応じた機能(例えば、選局、音量調整、電源切り替え、入力切り替え、各種設定等)が実行される。なお、図1では、リモコン30をテレビ10の外部に示しているが、本実施形態のテレビ10を、“リモコン30を備えたテレビ10”と表現することもできる。
(制御回路160)
制御回路160は、処理プロセッサとしてCPU162を備え、メモリとしてROM(Read Only Memory)164およびRAM(Random Access Memory)166を備えて構成されており、上記メモリに記憶されているプログラムをCPU162が実行することにより、テレビ10の各部を制御したり、テレビ10の各種機能を実行したりする。
(レコーダ170)
レコーダ170は、チューナ110によって受信された映像コンテンツを、録画する。例えば、レコーダ170は、上記映像コンテンツを、テレビ10の内部または外部に設けられている、HDD(Hard disk drive)、BD(Blu-ray Disc)等の記録媒体(図示省略)に録画する。
例えば、レコーダ170は、予め設定された時刻が到来すると、予め設定されたチャンネルの映像コンテンツを録画することができる。また、レコーダ170は、ユーザがある映像コンテンツを視聴中に、ユーザによって録画指示がなされると、それ以降、当該映像コンテンツを録画することができる。さらに、レコーダ170は、いわゆる裏録画機能を有しており、これにより、ある映像コンテンツの再生中に、他の映像コンテンツを録画することが可能となっている。
〔テレビ10の機能構成〕
図2は、本発明の第1実施形態に係るテレビ10の機能構成を示すブロック図である。
以下、テレビ10が備える表示制御機能について説明する。ここでいう表示制御機能とは、映像コンテンツの再生中において、当該映像コンテンツに対する映像処理の切り替えを行った際に、視聴者に対して違和感を与えないために、テレビ10が実行する機能のことである。以降では、テレビ10が備える上記表示制御機能について説明し、テレビ10が備えるその他の機能については、一般的なテレビジョン受像機が備える機能と同様であるため、説明を省略する。
図2に示すように、テレビ10は、再生部202、特定部204、切り替え部206、第1映像処理部208、第2映像処理部210、フレームメモリ212、表示制御部214、および表示部216を備えている。
(再生部202)
再生部202は、映像コンテンツを再生する。例えば、再生部202は、チューナ110によって放送局から受信した映像コンテンツを再生する。また、再生部202は、テレビ10が備える記録媒体(図示省略)に録画されている映像コンテンツ(すなわち、レコーダ170によって録画された映像コンテンツ)を再生することもできる。
(特定部204)
特定部204は、再生部202によって再生された映像コンテンツを構成する複数のフレーム画像の中から、静止画(以下、「第1のフレーム画像」と称する)を特定する。特定部204による静止画の特定方法については、図4を用いて後述する。
(第1映像処理部208)
第1映像処理部208は、再生部202によって再生された映像コンテンツに対して、上記第1の映像処理を施す。本実施形態において、「第1の映像処理」とは、通常の画質の映像を出力するための映像処理のことを意味する。なお、「第1の映像処理」は、映像コンテンツに対して何も映像処理を行わずに、映像コンテンツをそのまま出力する処理であってもよい。
(第2映像処理部210)
第2映像処理部210は、再生部202によって再生された映像コンテンツに対して、上記第1の映像処理とは別の上記第2の映像処理を施す。本実施形態において、「第2の映像処理」とは、より高い画質の映像を出力するための映像処理のことを意味する。第2の映像処理は、第1の映像処理よりも処理工程が多いため、第1の映像処理よりも、CPU162にかかる処理負荷が高くなっている。
例えば、第2映像処理部210は、ノイズを抑制しつつ輪郭を強調する処理を、第2の映像処理として行う。これに限らず、第2映像処理部210は、これ以外の処理を第2の映像処理として行ってもよく、複数の映像処理を第2の映像処理として行ってもよい。
(切り替え部206)
切り替え部206は、再生部202によって再生された映像コンテンツに適用する映像処理を、第1の映像処理と第2の映像処理とで切り替える。例えば、テレビ10は、第1の映像処理を行う第1の映像処理回路と、第2の映像処理を行う第2の映像処理回路とを備えている。この場合、切り替え部206は、再生された映像コンテンツの供給先を、第1の映像処理回路と第2の映像処理回路とで切り替える。
切り替え部206は、裏録画機能の停止および開始に連動して、上記映像処理の切り替えを自動的に行うことが可能となっている。
例えば、切り替え部206は、上記映像コンテンツの再生中に、裏録画機能が起動されると、これに連動して、当該映像コンテンツに適用する映像処理モードを、第2の映像処理モードから第1の映像処理モードへ切り替える。
また、切り替え部206は、上記映像コンテンツの再生中に、裏録画機能が停止されると、これに連動して、当該映像コンテンツに適用する映像処理モードを、第1の映像処理モードから第2の映像処理モードへ切り替える。
さらに、切り替え部206は、上記映像コンテンツの再生中、特定部204によって特定された第1のフレーム画像(静止画)が表示されるタイミングで、上記映像処理の切り替えを行うことが可能となっている。
例えば、切り替え部206は、上記映像コンテンツの再生中に、裏録画機能が起動されると、第1のフレーム画像が表示されるタイミングまで、上記映像処理の切り替えを行わず、第1のフレーム画像が表示されるタイミングが到来した時点で、上記映像処理の切り替えを行う。
同様に、切り替え部206は、上記映像コンテンツの再生中に、裏録画機能が停止されると、第1のフレーム画像が表示されるタイミングまで、上記映像処理の切り替えを行わず、第1のフレーム画像が表示されるタイミングが到来した時点で、上記映像処理の切り替えを行うことができる。
(フレームメモリ212)
フレームメモリ212には、映像コンテンツが再生されると、その映像コンテンツを構成する複数のフレーム画像が、順次書き込まれる。フレームメモリ212に書き込まれたフレーム画像は、表示制御部214によって読み出されることにより、表示部216への表示が可能となっている。
(表示制御部214、表示部216)
表示制御部214は、表示部216による映像コンテンツの表示を制御する。例えば、表示制御部214は、第1映像処理部208によって第1の映像処理が施された映像コンテンツを、表示部216に表示させる。また、表示制御部214は、第2映像処理部210によって第2の映像処理が施された映像コンテンツを、表示部216に表示させる。
さらに、表示制御部214は、映像処理の切り替え時(すなわち、静止画が表示されるタイミング)には、第1のフレーム画像と同一のフレーム画像(以下、「第2のフレーム画像」と称する)を、フレームメモリから読み出し、表示部216に表示させる。
上記第2のフレーム画像とは、表示内容が第1のフレーム画像(静止画として判断されたフレーム画像)と略同一のフレーム画像を意味する。例えば、上記第2のフレーム画像は、第1のフレーム画像そのもの、第1のフレーム画像の直前のフレーム画像、第1のフレーム画像の直後のフレーム画像、等である。
(ハードウェアとの対応)
図2に示す機能のうち、例えば、再生部202、特定部204、切り替え部206、第1映像処理部208、第2映像処理部210、およびフレームメモリ212は、図1に示す映像処理回路115およびCPU162によって実現され、表示制御部214は、図1に示す表示制御回路120によって実現され、表示部216は、図1に示すディスプレイ122によって実現される。
ここで、映像処理回路115は、CPU162と連携して、各種映像処理を行う。例えば、映像処理回路115は、比較的処理負荷の高い映像処理を、CPU162に行わせる。または、映像処理回路115は、映像処理を、常にCPU162に行わせる。したがって、映像処理回路115による映像処理(特に、第1の映像処理および第2の映像処理)の実行は、CPU162による他の処理(例えば、裏録画処理)に影響を及ぼす可能性がある。このために、本実施形態のテレビ10は、裏録画機能の停止および開始に連動して、映像処理の切り替えを自動的に行う構成を採用しているのである。
〔テレビ10が奏する効果〕
(1)上記のとおり、本実施形態のテレビ10は、裏録画機能の停止および開始に連動して、上記映像処理の切り替えを自動的に行うことが可能である。
例えば、本実施形態のテレビ10は、裏録画機能が起動されたことによってCPU162の稼働率が高まった場合には、上記映像コンテンツに適用する映像処理モードを、CPU162に係る処理負荷がより低い第1の処理モードへ自動的に切り替えることが可能となっている。
また、本実施形態のテレビ10は、裏録画機能が停止されたことによってCPU162の稼働率が低まった場合には、上記映像コンテンツに適用する映像処理モードを、CPU162に係る処理負荷がより高い第2の処理モードへ自動的に切り替えることが可能となっている。
これにより、本実施形態のテレビ10は、CPU162の稼働率に応じた適切な映像処理を、上記映像コンテンツに適用することができる。したがって、本実施形態のテレビ10は、裏録画機能に影響を及ぼすことなく、CPU162を有効利用することができる。
(2)上記のとおり、本実施形態のテレビ10は、第1のフレーム画像(静止画)が表示されるタイミングで、映像処理の切り替えを行うことが可能である。さらに、本実施形態のテレビ10は、上記映像処理の切り替え時に、第2のフレーム画像を、フレームメモリから読み出し、表示部216に表示させることが可能である。すなわち、本実施形態のテレビ10において、上記映像処理の切り替え時には、映像の出力が途絶えたり、表示内容が急変したりすることはない。よって、本実施形態のテレビ10は、視覚上の違和感をユーザに与えることなく、上記映像処理の切り替えを行うことができる。
〔表示制御処理の手順〕
図3は、本発明の第1実施形態に係るテレビ10による、表示制御処理の手順を示すフローチャートである。
(再生工程、表示工程)
まず、再生部202が、映像コンテンツの再生を開始する(ステップS302)。そして、表示部216が、表示制御部214の制御により、上記映像コンテンツのフレーム画像(通常のフレーム画像)を、順次、表示する(ステップS304)。ここでは、テレビ10において、既に裏録画機能が開始されており、上記映像コンテンツに第1の映像処理が適用されているものとする。
次に、切り替え部206が、裏録画機能が停止されたか否かを判断する(ステップS306)。ステップS306において、「裏録画機能が停止されていない」と判断された場合(ステップS306:NO)、テレビ10は、ステップS304へ処理を戻す。一方、ステップS306において、「裏録画機能が停止された」と判断された場合(ステップS306:YES)、テレビ10は、ステップS308へ処理を進める。
(特定工程)
ステップS308では、切り替え部206が、第1のフレーム画像が表示されるタイミングが到来したか否かを判断する(ステップS308)。例えば、特定部204によって、次に表示されるフレーム画像が静止画(第1のフレーム画像)であると特定された場合、切り替え部206は、「第1のフレーム画像が表示されるタイミングが到来した」と判断する。
ステップS308において、「第1のフレーム画像が表示されるタイミングが到来していない」と判断された場合(ステップS308:NO)、表示部216は、表示制御部214の制御により、引き続き、上記映像コンテンツのフレーム画像(通常のフレーム画像)を、順次、表示する(ステップS310)。そして、テレビ10は、ステップS308へ処理を戻す。
(表示制御工程、切り替え工程)
一方、ステップS308において、「第1のフレーム画像が表示されるタイミングが到来した」と判断された場合(ステップS308:YES)、表示制御部214が、フレームメモリ212から、当該第1のフレーム画像と同一のフレーム画像である第2のフレーム画像を、フレームメモリ212から読みだし(ステップS310)、表示部216は、表示制御部214の制御により、当該第2のフレーム画像を表示する(ステップS314)。そして、第2のフレーム画像の表示中に、切り替え部206が、上記映像コンテンツに適用する映像処理を、第1の映像処理から第2の映像処理へ切り替える(ステップS316)。
その後、表示制御部214が、上記映像処理の切り替えが終了したか否かを判断する(ステップS318)。
ステップS318において、「上記映像処理の切り替えが終了していない」と判断された場合(ステップS318:NO)、表示制御部214は、「上記映像処理の切り替えが終了した」と判断されるまで、繰り返し、ステップS318の処理を行う。
そして、ステップS318において、「上記映像処理の切り替えが終了した」と判断された場合(ステップS318:YES)、表示部216は、表示制御部214の制御により、上記映像コンテンツのフレーム画像(通常のフレーム画像)を順次表示し(ステップS320)、テレビ10は、図3に示す表示制御処理を終了する。
このように、テレビ10は、裏録画機能が停止すると、その後、静止画が表示される時に、映像処理を切り替える。そして、当該切り替え中には、上記静止画と同一のフレーム画像を表示する。これにより、テレビ10は、表示内容の連続性を保持している。
なお、テレビ10は、図3と同様の手順により、裏録画機能が開始された場合にも、その後、静止画が表示される時に、映像処理の切り替えを行い、当該切り替え中に、上記静止画と同一のフレーム画像を表示することも可能である。
〔静止画の特定方法の具体例〕
図4は、本発明の第1実施形態に係るテレビ10において、ある映像から求められた、フレーム差分ヒストグラムの一例(第1例)を示すグラフである。
図4に示すフレーム差分ヒストグラムは、特定部204により、あるフレーム画像の各画素について、フレーム間(当該フレーム画像と前のフレーム画像との間)の輝度の差分値を統計することによって得られたものであり、当該差分値の度数分布を示すものである。このフレーム差分ヒストグラムにおいて、横軸は、上記差分値(グループ単位)を示し、縦軸は、画素数(度数)を示す。
テレビ10の特定部204は、このように、あるフレーム画像から求められたフレーム差分ヒストグラムに基づいて、当該フレーム画像が静止画(第1のフレーム画像)であるか否かを判断する。
具体的には、特定部204は、あるフレーム画像から検出されたフレーム差分ヒストグラムにおいて、以下条件を満たす場合、そのフレーム画像が“静止画(第1のフレーム画像)である”と判断する。
(条件)上記差分値が1(第1の閾値)以下である画素を「差分無」とした場合において、「差分無」に該当する画素数が、全画素数の90%(第2の閾値)以上である。
例えば、図4に示すフレーム差分ヒストグラムにおいては、全画素が、「差分無」、「差分小」、および「差分大」に分類されている。「差分無」には、上記差分値が0〜1の画素が属する。上記差分値が0〜1の画素は、動きが無い画素であると考えられる。「差分小」には、上記差分値が2〜24の画素が属する。上記差分値が2〜24の画素は、動きが無い画素であると考えられ、当該画素に生じた上記差分値は、ノイズによるものと考えられる。「差分大」には、上記差分値が25〜1023の画素が属する。上記差分値が25〜1023の画素は、動きがある画素であると考えられる。
そして、図4に示すフレーム差分ヒストグラムにおいては、「差分無」(すなわち、「動きが無い画素」)の画素数が、全画素数の90%以上となっている。すなわち、図4に示すフレーム差分ヒストグラムは、上記条件を満たす。このため、特定部204は、このフレーム差分ヒストグラムが求められた映像が“静止画(第1のフレーム画像)である”と判断する。
なお、上記条件は、本願の発明者らが、静止画が用いられることが多い天気予報等の映像シーンを分析することによって、見出した好適なものである。ただし、本実施形態に適用する条件は、上記したものに限らず、適宜変更され得るものである。例えば、上記条件においては、第2の閾値を「90%」としたが、第2の閾値を「80%」あるいは「70%」等に変更してもよい。また、上記条件においては、「差分無」の画素数によって判断するものとしたが、図6に例示するように、上記条件を「差分無」の画素数と「差分小」の画素数との合計数によって判断するものに変更してもよい。
図5は、本発明の第1実施形態に係るテレビ10による、フレーム画像の表示タイミングの一例を示すタイミングチャートである。
図5に示す例では、映像コンテンツの再生中、フレーム画像f1(動画)が表示された時(タイミングt1)に、裏録画機能が停止されている。この時点では、テレビ10は、映像処理を切り替えず、次のフレーム画像f2(動画)を表示する。
そして、テレビ10は、次のフレーム画像f3(静止画)が表示された時(タイミングt2)、このフレーム画像f3が静止画であることを検出すると、この時点で、映像処理を切り替える。
テレビ10は、映像処理の切り替えが行われている間、フレーム画像f3と同一のフレーム画像f3’をフレームメモリ212から読み出し、このフレーム画像f3’を表示し続ける。図5に示す例では、映像処理の切り替えに2フレーム期間を要していることから、テレビ10は、この2フレーム期間(通常のフレーム画像f4,f5の表示期間に相当する)に亘って、フレーム画像f3’を表示する。
そして、テレビ10は、映像処理の切り替えが終了すると、上記フレーム画像f3’の表示を解除し、以降、通常のフレーム画像(2フレーム分後ろにシフトしたもの)である、フレーム画像f6,f7,f8,・・・を順次表示する。
このように、本実施形態のテレビ10は、映像コンテンツの再生中に映像処理の切り替えを行う場合であっても、当該切り替えが行われている間、当該切り替え開始時に表示されたフレーム画像(静止画)と同一のフレーム画像を、フレームメモリ212から読み出して表示する。このため、本実施形態のテレビ10によれば、上記切り替え時に、映像の出力が途絶えたり、表示内容が急変したりすることはなく、視覚上の違和感をユーザに与えることはない。
なお、上記例において、フレーム画像f3’の表示期間は、映像処理の切り替えに要するフレーム期間に応じて、適宜調整され得る。フレーム画像f3’の表示期間内に、映像処理の切り替えが完了するように、フレーム画像f3’の表示期間が設定されることが好ましい。
〔静止画の特定方法の変形例〕
図6は、本発明の第1実施形態に係るテレビ10において、ある映像から求められた、フレーム差分ヒストグラムの一例(第2例)を示すグラフである。
この変形例では、テレビ10の特定部204は、あるフレーム画像から検出されたフレーム差分ヒストグラムにおいて、以下条件を満たす場合、そのフレーム画像が“静止画(第1のフレーム画像)である”と判断する。
(条件)上記差分値が0〜1である画素を「差分無」とし、上記差分値が2〜24である画素を「差分小」とした場合において、「差分無」に該当する画素数が、全画素数の75%以上であり、且つ、「差分無」に該当する画素数と「差分小」に該当する画素数との合計数が、全画素数の90%以上である。
本変形例によれば、例えばノイズを原因とする差分小の画素が、ある程度含まれている場合であっても、ノイズの影響を排除して、静止画の検出を行うことができる。これにより、高精度で、静止画の検出を行うことができる。
〔第2実施形態〕
次に、図7を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態のテレビ10は、裏録画処理(CPUの処理負荷が高くなる処理)の発生が予定されている場合に、映像コンテンツに適用する処理を、高画質映像処理(第2の映像処理)から通常画質映像処理(第1の映像処理)に切り替える。以下、第2実施形態のテレビ10に関し、第1実施形態のテレビ10との相違点について説明する。
〔表示制御処理の手順〕
図7は、本発明の第2実施形態に係るテレビ10による、表示制御処理の手順を示すフローチャートである。
(再生工程、表示工程)
まず、再生部202が、映像コンテンツの再生を開始する(ステップS702)。これにより、表示部216による映像コンテンツの表示が開始される。ここでは、テレビ10において、上記映像コンテンツに高画質映像処理(第2の映像処理)が適用されているものとする。
次に、切り替え部206が、30分以内に裏録画処理が開始されるか否かを判断する(ステップS704)。切り替え部206は、録画予約一覧等を参照することにより、上記判断を行うことが可能である。
ステップS704において、「30分以内に裏録画処理が開始されない」と判断された場合(ステップS704:NO)、テレビ10は、所定時間(例えば、1分)経過後、再度ステップS704の処理を行う。一方、ステップS704において、「30分以内に裏録画処理が開始される」と判断された場合(ステップS704:YES)、テレビ10は、ステップS706へ処理を進める。
(特定工程)
ステップS706では、切り替え部206が、静止画(第1のフレーム画像)が表示されるタイミングが到来したか否かを判断する(ステップS706)。ステップS706において、「静止画が表示されるタイミングが到来していない」と判断された場合(ステップS706:NO)、テレビ10は、再度ステップS706の処理を行う。
(表示制御工程、切り替え工程)
一方、ステップS706において、「静止画が表示されるタイミングが到来した」と判断された場合(ステップS706:YES)、表示制御部214が、フレームメモリ212から、当該静止画と同一のフレーム画像である第2のフレーム画像を、フレームメモリ212から読みだし(ステップS708)、表示部216は、表示制御部214の制御により、当該第2のフレーム画像を表示する(ステップS710)。そして、第2のフレーム画像の表示中に、切り替え部206が、上記映像コンテンツに適用する映像処理を、高画質映像処理(第2の映像処理)から通常画質映像処理(第1の映像処理)へ切り替える(ステップS712)。
その後、表示制御部214が、上記映像処理の切り替えが終了したか否かを判断する(ステップS714)。
ステップS714において、「上記映像処理の切り替えが終了していない」と判断された場合(ステップS714:NO)、表示制御部214は、「上記映像処理の切り替えが終了した」と判断されるまで、繰り返し、ステップS714の処理を行う。
そして、ステップS714において、「上記映像処理の切り替えが終了した」と判断された場合(ステップS714:YES)、表示部216は、表示制御部214の制御により、上記第2のフレーム画像の表示を終了するとともに、上記映像コンテンツのフレーム画像(通常のフレーム画像)を順次表示し(ステップS716)、テレビ10は、図7に示す表示制御処理を終了する。
このように、第2実施形態のテレビ10は、所定時間後(上記例では30分後としているが、これに限らない)に、裏録画処理が開始されると判断した場合、その判断後、静止画が表示される時に、映像処理を切り替える。そして、当該切り替え中には、上記静止画と同一のフレーム画像を表示する。これにより、第2実施形態のテレビ10は、裏録画処理の事前に映像処理を切り替えておくことができ、当該切り替えの際には、表示内容の連続性を保持することができる。よって、第2実施形態のテレビ10は、見た目上の違和感を視聴者に与えることなく、映像処理の切り替えを行うことができる。
〔第3実施形態〕
次に、図8および図9を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態のテレビ10は、第1実施形態のテレビ10と同様に、裏録画処理(CPUの処理負荷が高くなる処理)が発生した場合に、映像コンテンツに適用する処理を、高画質映像処理(第2の映像処理)から通常画質映像処理(第1の映像処理)に切り替える。しかしながら、第3実施形態のテレビ10は、上記映像処理の切り替えの際に、静止画(第2のフレーム画像)を表示するのではなく、メッセージを表示する点で、第1実施形態のテレビ10と異なる。以下、第3実施形態のテレビ10に関し、第1実施形態のテレビ10との相違点について説明する。
〔表示制御処理の手順〕
図8は、本発明の第3実施形態に係るテレビ10による、表示制御処理の手順を示すフローチャートである。
(再生工程、表示工程)
まず、再生部202が、映像コンテンツの再生を開始する(ステップS802)。これにより、表示部216による映像コンテンツの表示が開始される。ここでは、テレビ10において、上記映像コンテンツに高画質映像処理(第2の映像処理)が適用されているものとする。
次に、切り替え部206が、裏録画処理が開始されたか否かを判断する(ステップS804)。ステップS804において、「裏録画処理が開始されていない」と判断された場合(ステップS804:NO)、テレビ10は、所定時間(例えば、1分)経過後、再度ステップS804の処理を行う。一方、ステップS804において、「裏録画処理が開始された」と判断された場合(ステップS804:YES)、テレビ10は、ステップS806へ処理を進める。
(表示制御工程、切り替え工程)
ステップS806では、表示部216が、表示制御部214の制御により、予め定められたメッセージを、上記映像コンテンツの前面に重ねて表示する(ステップS806)。そして、上記メッセージの表示中に、切り替え部206が、上記映像コンテンツに適用する映像処理を、高画質映像処理(第2の映像処理)から通常画質映像処理(第1の映像処理)へ切り替える(ステップS808)。
その後、表示制御部214が、上記映像処理の切り替えが終了したか否かを判断する(ステップS810)。
ステップS810において、「上記映像処理の切り替えが終了していない」と判断された場合(ステップS810:NO)、表示制御部214は、「上記映像処理の切り替えが終了した」と判断されるまで、繰り返し、ステップS810の処理を行う。
そして、ステップS810において、「上記映像処理の切り替えが終了した」と判断された場合(ステップS810:YES)、表示部216は、表示制御部214の制御により、上記メッセージの表示を終了するとともに、引き続き、上記映像コンテンツのフレーム画像(通常のフレーム画像)を順次表示し(ステップS812)、テレビ10は、図8に示す表示制御処理を終了する。
〔メッセージの表示例〕
図9は、本発明の第3実施形態に係るテレビ10による、メッセージの表示例を示す。図9は、表示部216によって表示された画面の一例を示すものであり、映像コンテンツ900およびメッセージ910を含んで構成されている。映像コンテンツ900は、再生部202によって再生された映像コンテンツである。メッセージ910は、映像コンテンツ900に適用する映像処理が切り替えられる際に、映像コンテンツ900の前面に重ねて表示されるメッセージであり、文字列「裏録を開始しました。」を含んでいる。
このように、第3実施形態のテレビ10は、裏録画処理が開始された場合、再生中の映像コンテンツに適用する映像処理を切り替える。そして、当該切り替え中には、所定のメッセージを映像コンテンツの前面に重ねて表示する。これにより、第3実施形態のテレビ10は、上記切り替えの際に、上記メッセージに視聴者を注目させることができる。よって、第3実施形態のテレビ10は、見た目上の違和感を視聴者に与えることなく、映像処理の切り替えを行うことができる。
〔第4実施形態〕
次に、図10および図11を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。第4実施形態のテレビ10は、上記映像処理の切り替えの際に、静止画(第2のフレーム画像)を表示するのではなく、ミュート処理を行う点で、第1実施形態のテレビ10と異なる。ミュート処理とは、再生中の映像に関する映像信号の出力を遮断し、これにより、表示部216の表示画面に、上記再生中の映像を表示させない処理のことである。以下、第4実施形態のテレビ10に関し、第1実施形態のテレビ10との相違点について説明する。
〔表示制御処理の手順〕
図10は、本発明の第4実施形態に係るテレビ10による、表示制御処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、テレビ10が、映像処理の切り替えの一例として、画質設定の切り替えを行うものとして、表示制御処理の手順を説明する。
(再生工程、表示工程)
まず、再生部202が、映像コンテンツの再生を開始する(ステップS1002)。これにより、表示部216による映像コンテンツの表示が開始される。
次に、切り替え部206が、画質設定の切り替えの必要性が生じたか否かを判断する(ステップS1004)。ステップS1004において、「画質設定の切り替えの必要性が生じていない」と判断された場合(ステップS1004:NO)、テレビ10は、再度ステップS1004の処理を行う。一方、ステップS1004において、「画質設定の切り替えの必要性が生じた」と判断された場合(ステップS1004:YES)、テレビ10は、ステップS1006へ処理を進める。
(特定工程)
ステップS1006では、切り替え部206が、入力されたフレーム画像の輝度ヒストグラムを解析することによって、黒画面が表示されるタイミングが到来したか否かを判断する(ステップS1006)。ステップS1006において、「黒画面が表示されるタイミングが到来していない」と判断された場合(ステップS1006:NO)、テレビ10は、再度ステップS1006の処理を行う。
(表示制御工程、切り替え工程)
一方、ステップS1006において、「黒画面が表示されるタイミングが到来した」と判断された場合(ステップS1006:YES)、表示制御部214がミュート処理を行う(ステップS1008)。そして、このミュート処理が行われている間、切り替え部206が、画質設定の切り替えを行う(ステップS1010)。ここで、テレビ10が、ミュート処理を行うミュート処理部を別途備えている場合、当該ミュート処理部がミュート処理を行うようにしてもよい。
その後、表示制御部214が、上記画質設定の切り替えが終了したか否かを判断する(ステップS1012)。
ステップS1012において、「上記画質設定の切り替えが終了していない」と判断された場合(ステップS1012:NO)、表示制御部214は、「上記画質設定の切り替えが終了した」と判断されるまで、繰り返し、ステップS1012の処理を行う。
そして、ステップS1012において、「上記画質設定の切り替えが終了した」と判断された場合(ステップS1012:YES)、表示制御部214が、上記ミュート処理を終了する(ステップS1014)。これにより、表示部216は、引き続き、上記映像コンテンツのフレーム画像(通常のフレーム画像)を順次表示することとなる。そして、テレビ10は、図10に示す表示制御処理を終了する。
〔黒画面の特定方法の具体例〕
図11は、本発明の第4実施形態に係るテレビ10において、ある映像から検出された輝度ヒストグラムの一例を示す。図11に示す輝度ヒストグラムは、テレビ10において、ある映像を構成する複数の画素の輝度を統計することによって得られたものであり、当該輝度の度数分布を示すものである。この輝度ヒストグラムにおいて、横軸は、輝度レベルを示し、縦軸は、画素数(度数)を示す。
テレビ10は、このように、ある映像から検出された輝度ヒストグラムに基づいて、その映像が黒画面であるか否かを判断する。例えば、テレビ10は、以下手順(1)および(2)を実行することにより、その映像が黒画面であるか否かを判断する。
(1)「黒つぶれした画素」とみなすことができる輝度レベルを閾値として設定する。
(2)輝度ヒストグラムにおいて、ヒストグラムデータがすべて上記閾値以下の場合、その輝度ヒストグラムが得られた映像を、黒画面と判断する。
例えば、図11に示す輝度ヒストグラムにおいては、輝度レベル「25」が上記閾値として設定されている。画素の輝度レベルが「0」〜「25」の範囲内であれば、その画素を、概ね黒つぶれされている画素とみなすことができるからである。
テレビ10は、上記閾値を設定する際、現在適用されている画質設定を考慮してもよい。上記画質設定において、上記閾値に関係する設定項目および設定値の一例を、以下に示す。
(1)メーカ初期値−ガンマ :つぶれ量「0」
(2)メーカ初期値−黒レベル :つぶれ量「−1」
(3)ユーザ設定値−ガンマ :つぶれ量「+2」
(4)ユーザ設定値−黒レベル :つぶれ量「0」
例えば、上記設定例において、つぶれ量の設定値の合計は「+1」である。この場合、輝度レベルが「26」の画素についても、概ね黒つぶれされている画素とみなすことができる。このため、テレビ10は、輝度レベル「26」を、上記閾値として設定してもよい。
なお、モード変更や、設定変更等により、上記設定値に変更が生じた場合、テレビ10は、変更後の設定値に応じて、上記閾値を再算出し、再算出された閾値を新たに設定してもよい。
このように、第4実施形態のテレビ10は、黒画面が表示されるタイミングで、ミュート処理を行い、このミュート処理が行われている間に、再生中の映像コンテンツに適用する映像処理を切り替える。これにより、第4実施形態のテレビ10は、上記ミュート処理が行われたことをユーザに意識させることなく(すなわち、上記黒画面が引き続き表示されているものとユーザに認識させつつ)、上記映像処理の切り替えを行うことができる。よって、第4実施形態のテレビ10は、見た目上の違和感を視聴者に与えることなく、映像処理の切り替えを行うことができる。
〔第4実施形態の変形例〕
上記表示制御処理(ステップS1006)において、切り替え部206は、黒画面が表示されるタイミングが到来したか否かを判断する代わりに、予め定められた内部パターンに類似する画面が表示されるタイミングが到来したか否かを判断してもよい。この場合、上記表示制御処理(ステップS1008)において、表示制御部214は、ミュート処理を行う代わりに、上記内部パターンをメモリから読み出して、当該内部パターンを表示部216に表示させてもよい。
例えば、テレビ10は、予め、上記内部パターンの輝度ヒストグラムと、上記内部パターンの彩度ヒストグラムとを求めておく。そして、テレビ10は、入力された映像から検出された輝度ヒストグラムと、上記内部パターンの輝度ヒストグラムとが一致または類似し、且つ、入力された映像から検出された彩度ヒストグラムと、上記内部パターンの彩度ヒストグラムとが一致または類似した場合に、「入力された映像が内部パターンに類似する画面である」と判断する。
ここで、輝度ヒストグラムとは、テレビ10において、ある映像を構成する複数の画素の輝度を統計することによって得られたものであり、当該輝度の度数分布を示すものである。また、彩度ヒストグラムとは、テレビ10において、ある映像を構成する複数の画素の彩度を統計することによって得られたものであり、当該彩度の度数分布を示すものである。
例えば、白画面は、輝度ヒストグラムにおいて、輝度レベル「100%(例えば、輝度信号値が16〜235の範囲を有する場合、235がこれに相当する)」に全画素が集中し、彩度ヒストグラムにおいて、彩度レベル「0(色なし)」に全画素が集中するため、輝度ヒストグラムおよび彩度ヒストグラムから、容易に特定することが可能である。
同様に、単色画面(例えば、赤画面、青画面等)は、輝度ヒストグラムにおいて、ある輝度レベルに全画素が集中し、彩度ヒストグラムにおいて、ある彩度レベルに全画素が集中するため、輝度ヒストグラムおよび彩度ヒストグラムから、容易に特定することが可能である。
また、単色の領域がいくつか組み合わされた画面(例えば、カラーバー画面等)は、その色の組み合わせに応じて、輝度ヒストグラムにおいては、複数の輝度レベルに画素が集中し、彩度ヒストグラムにおいて、複数の彩度レベルに画素が集中するため、輝度ヒストグラムおよび彩度ヒストグラムから、容易に特定することが可能である。
この変形例のテレビ10によれば、所定の内部パターンに類似する画面が表示されるタイミングで、内部パターンを表示し、この内部パターンが表示されている間に、再生中の映像コンテンツに適用する映像処理を切り替える。これにより、この変形例のテレビ10は、上記ミュート処理が行われたことをユーザに意識させることなく(すなわち、上記類似する画面が引き続き表示されているものとユーザに認識させつつ)、上記映像処理の切り替えを行うことができる。よって、この変形例のテレビ10は、見た目上の違和感を視聴者に与えることなく、映像処理の切り替えを行うことができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
テレビ10の制御ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、テレビ10は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔補足事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、また、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
(適用対象装置)
本実施形態では、本発明をテレビジョン受像機に適用する例を説明した。これに限らず、本発明は、少なくとも映像コンテンツを再生することが可能な装置であれば、どのような装置にも適用することができる。例えば、本発明は、チューナ機器、プレーヤ機器、レコーダ機器、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話等にも、適用することができる。
(映像処理)
本実施形態では、2つの映像処理の間で、映像コンテンツに適用する映像処理を切り替える例を説明したが、これに限らず、3つ以上の映像処理の間で、映像コンテンツに適用する映像処理を切り替える構成としてもよい。
(静止画の定義)
本実施形態では、フレーム差分ヒストグラムに基づいて、静止画を特定する方法を採用しているが、これ以外の方法を用いて、静止画を特定してもよい。例えば、他のフレームとの間における動きベクトルを算出し、当該動きベクトルに基づいて、静止画を特定してもよい。
また、本実施形態では、1つの静止画が検出された場合に、映像処理の切り替えを行うこととしているが、複数の静止画が連続して検出された場合、映像処理の切り替えを行うようにしてもよい。これにより、静止画の検出精度を高めることが可能である。
なお、本書における「静止画」は、完全に動きが静止しているフレーム画像のみに限らない。少なくとも、視聴者によって概ね静止画として認識され得るものであり、且つ、予め定められた条件を満たすものであれば、「静止画」の範疇に含まれる。
〔まとめ〕
以上のように、本実施形態の映像コンテンツ再生装置(テレビ10)は、映像コンテンツを再生する映像コンテンツ再生装置であって、前記映像コンテンツを構成する複数のフレーム画像の中から、静止画である第1のフレーム画像を特定する特定手段(特定部204)と、前記映像コンテンツの再生中、前記第1のフレーム画像が表示されるタイミングで、前記映像コンテンツに適用する映像処理を、第1の映像処理と第2の映像処理とで切り替える切り替え手段(切り替え部206)と、前記映像処理の切り替え中、前記第1のフレーム画像と同一のフレーム画像を、表示部に表示させる表示制御手段(表示制御部214)とを備えることを特徴とする。
本映像コンテンツ再生装置によれば、映像コンテンツの再生中に映像処理の切り替えを行う場合であっても、当該切り替えが行われている間、当該切り替え開始時に表示された第1のフレーム画像(静止画)と同一のフレーム画像を表示する。このため、本実施形態のテレビによれば、上記切り替え時に、映像の出力が途絶えたり、表示内容が急変したりすることはなく、視覚上の違和感をユーザに与えることはない。
上記映像コンテンツ再生装置において、前記表示制御手段は、前記映像処理の切り替え中、前記第1のフレーム画像と同一のフレーム画像を、フレームメモリから読みだし、前記表示部に表示させることが好ましい。
この構成によれば、上記同一のフレーム画像をフレームメモリから読み出すため、迅速且つ確実に、上記同一のフレーム画像を取得および表示することができる。また、この構成によれば、“フレームメモリからフレーム画像を読み出す”という既に確立されている技術を用いることが可能なため、容易に実現可能である。
上記映像コンテンツ再生装置において、前記特定手段は、対象とするフレーム画像について、他のフレーム画像からの各画素の輝度値の変化に基づいて、当該フレーム画像が前記第1のフレーム画像であるか否かを特定することが好ましい。
上記輝度値は、フレーム画像における各画素の輝度値の変化は、映像コンテンツにおける表示内容の変化を如実に表すものであるため、この構成によれば、対象とするフレーム画像が静止画であるか否かを、高精度で特定することができる。
また、上記映像コンテンツ再生装置において、前記特定手段は、対象とするフレーム画像について、他のフレーム画像からの輝度値の変化が第1の閾値よりも小さい画素の画素数が、第2の閾値よりも多い場合に、当該フレーム画像が前記第1のフレーム画像であると特定することが好ましい。
この構成によれば、対象とするフレーム画像が静止画であるか否かを、簡単なロジックを用いて、高精度で特定することができる。また、映像コンテンツの種類に応じて、上記各閾値を調整することで、より高精度な特定が可能である。
また、上記映像コンテンツ再生装置において、前記第2の映像処理は、前記第1の映像処理よりも、処理プロセッサにかかる処理負荷が大きく、前記切り替え手段は、当該映像コンテンツ再生装置において、予め定められた機能が停止された後、前記第1のフレーム画像が表示されるタイミングで、前記映像処理を、前記第1の映像処理から、前記第2の映像処理へ切り替えることが好ましい。
この構成によれば、上記予め定められた機能からCPUが解放された状態で、映像コンテンツに対して上記第2の映像処理を適用することができる。すなわち、この構成によれば、上記予め定められた機能と、上記第2の映像処理とが同時に実行されることはなく、CPU過剰な負荷がかかることを防止することができる。
また、上記映像コンテンツ再生装置において、前記予め定められた機能は、裏録画機能であることが好ましい。
特に、裏録画機能は、CPUの占有率が高い機能であるため、この構成によれば、CPUの負荷を抑制する効果を高めることができる。
また、上記映像コンテンツ再生装置において、前記第2の映像処理は、前記第1の映像処理よりも、処理プロセッサにかかる処理負荷が大きく、前記切り替え手段は、当該映像コンテンツ再生装置において、予め定められた機能が所定時間以内に開始されることが特定された後、前記第1のフレーム画像が表示されるタイミングで、前記映像処理を、前記第2の映像処理から、前記第1の映像処理へ切り替えることが好ましい。
この構成によれば、事前に、映像処理の切り替えを行うことができる。すなわち、映像処理の切り替えタイミングと、予め定められた機能の開始タイミングとをずらすことができる。このため、映像処理の切り替えが行われることをユーザに意識させることなく、当該映像処理の切り替えをおこなうことができる。
また、上記映像コンテンツ再生装置において、前記第1のフレーム画像は、黒画面であり、前記表示制御手段は、前記映像処理の切り替え中、ミュート処理を行うことにより、前記表示部の表示をブラックアウトさせることが好ましい。
この構成によれば、黒画面が表示されるタイミングで、映像処理の切り替えを行い、映像処理の切り替えが行われている間、ミュート処理を行うことにより、表示部による表示状態を、黒画面が表示されている状態と同一の状態とすることができる。このため、この構成によれば、上記切り替え時に、表示内容が急変したりすることはなく、視覚上の違和感をユーザに与えることはない。
また、上記映像コンテンツ再生装置において、前記第1のフレーム画像は、内部パターンに類似する画面であり、前記表示制御手段は、前記映像処理の切り替え中、前記内部パターンを、表示部に表示させることが好ましい。
この構成によれば、内部パターンに類似する画像が表示されるタイミングで、映像処理の切り替えを行い、映像処理の切り替えが行われている間、内部パターンを表示することができる。このため、この構成によれば、上記切り替え時に、表示内容が急変したりすることはなく、視覚上の違和感をユーザに与えることはない。
また、本実施形態の映像コンテンツ再生装置は、映像コンテンツを再生する映像コンテンツ再生装置であって、前記映像コンテンツの再生中、予め定められた機能が開始または停止されるタイミングで、前記映像コンテンツに適用する映像処理を、第1の映像処理と第2の映像処理とで切り替える切り替え手段と、前記映像処理の切り替え中、予め定められたメッセージを、前記映像コンテンツの前面に重なるように、表示部に表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする。
本映像コンテンツ再生装置によれば、映像処理の切り替え中に、所定のメッセージを映像コンテンツの前面に重ねて表示することにより、上記切り替えの際に、上記メッセージに視聴者を注目させることができる。よって、本映像コンテンツ再生装置によれば、見た目上の違和感を視聴者に与えることなく、映像処理の切り替えを行うことができる。
また、本実施形態のテレビジョン受像機は、上記映像コンテンツ再生装置を備えることを特徴とする。
また、本実施形態の表示制御方法は、再生された映像コンテンツの表示を制御する表示制御方法であって、前記映像コンテンツを構成する複数のフレーム画像の中から、静止画である第1のフレーム画像を特定する特定工程と、前記映像コンテンツの再生中、前記第1のフレーム画像が表示されるタイミングで、前記映像コンテンツに適用する映像処理を、第1の映像処理と第2の映像処理とで切り替える切り替え工程と、前記映像処理の切り替え中、前記第1のフレーム画像と同一のフレーム画像を、表示部に表示させる表示制御工程とを含むことを特徴とする。
また、本実施形態のプログラムは、コンピュータを上記映像コンテンツ再生装置として機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを前記映像コンテンツ再生装置が備える前記各手段として機能させる。
また、本実施形態の記録媒体は、上記プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
上記テレビジョン受像機、上記表示制御方法、上記プログラム、および上記記録媒体によれば、上記映像コンテンツ再生装置と同様の効果を奏することができる。
本発明は、映像コンテンツを再生すること可能な各種装置(例えば、テレビジョン受像機、チューナ機器、プレーヤ機器、レコーダ機器、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話等)において、高品位な映像の出力を実現するための一手法として、好適に利用することができる。
10 テレビ(映像コンテンツ再生装置、テレビジョン受像機)
30 リモコン
110 チューナ
115 映像処理回路
120 表示制御回路
122 ディスプレイ
130 音声出力回路
132 スピーカ
140 通信インタフェース
150 外部機器インタフェース
155 赤外線受光器
160 制御回路(制御装置)
162 CPU
164 ROM
166 RAM
170 レコーダ
202 再生部(再生手段)
204 特定部(特定手段)
206 切り替え部(切り替え手段)
208 第1映像処理部
210 第2映像処理部
212 フレームメモリ
214 表示制御部(表示制御手段)
216 表示部

Claims (9)

  1. 映像コンテンツを再生する映像コンテンツ再生装置であって、
    前記映像コンテンツを構成する複数のフレーム画像の中から、静止画である第1のフレーム画像を特定する特定手段と、
    前記映像コンテンツの再生中、前記第1のフレーム画像が表示されるタイミングで、前記映像コンテンツに適用する映像処理を、第1の映像処理と第2の映像処理とで切り替える切り替え手段と、
    前記映像処理の切り替え中、前記第1のフレーム画像と同一のフレーム画像を、表示部に表示させる表示制御手段と
    を備えることを特徴とする映像コンテンツ再生装置。
  2. 前記表示制御手段は、
    前記映像処理の切り替え中、前記第1のフレーム画像と同一のフレーム画像を、フレームメモリから読みだし、前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像コンテンツ再生装置。
  3. 前記特定手段は、
    対象とするフレーム画像について、他のフレーム画像からの各画素の輝度値の変化に基づいて、当該フレーム画像が前記第1のフレーム画像であるか否かを特定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の映像コンテンツ再生装置。
  4. 前記特定手段は、
    対象とするフレーム画像について、他のフレーム画像からの輝度値の変化が第1の閾値よりも小さい画素の画素数が、第2の閾値よりも多い場合に、当該フレーム画像が前記第1のフレーム画像であると特定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の映像コンテンツ再生装置。
  5. 前記第2の映像処理は、
    前記第1の映像処理よりも、処理プロセッサにかかる処理負荷が大きく、
    前記切り替え手段は、
    当該映像コンテンツ再生装置において、予め定められた機能が停止された後、前記第1のフレーム画像が表示されるタイミングで、前記映像処理を、前記第1の映像処理から、前記第2の映像処理へ切り替える
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の映像コンテンツ再生装置。
  6. 前記第2の映像処理は、
    前記第1の映像処理よりも、処理プロセッサにかかる処理負荷が大きく、
    前記切り替え手段は、
    当該映像コンテンツ再生装置において、予め定められた機能が所定時間以内に開始されることが特定された後、前記第1のフレーム画像が表示されるタイミングで、前記映像処理を、前記第2の映像処理から、前記第1の映像処理へ切り替える
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の映像コンテンツ再生装置。
  7. 前記第1のフレーム画像は、
    黒画面であり、
    前記表示制御手段は、
    前記映像処理の切り替え中、ミュート処理を行うことにより、前記表示部の表示をブラックアウトさせる
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像コンテンツ再生装置。
  8. 前記第1のフレーム画像は、
    内部パターンに類似する画面であり、
    前記表示制御手段は、
    前記映像処理の切り替え中、前記内部パターンを、表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像コンテンツ再生装置。
  9. 映像コンテンツを再生する映像コンテンツ再生装置であって、
    前記映像コンテンツの再生中、予め定められた機能が開始または停止されるタイミングで、前記映像コンテンツに適用する映像処理を、第1の映像処理と第2の映像処理とで切り替える切り替え手段と、
    前記映像処理の切り替え中、前記映像コンテンツの前面に重なるように、予め定められたメッセージを、表示部に表示させる表示制御手段と
    を備えることを特徴とする映像コンテンツ再生装置。
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