JP2014116883A - アンテナ装置並びに通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型でも十分なダイバーシティ効果を得るとともに、広い帯域をカバーすることができるアンテナ装置を提供する。
【解決手段】第1のアンテナ110と第2のアンテナ120は、互いの短絡線路112、122同士を向かい合わせて配設している。第1のアンテナ110の給電部111と第2のアンテナ120の給電部121の間隔をλ/4程度とし、2本のアンテナ110、120間の結合効果によって、インピーダンス調整され、帯域が広げられる。また、開放線路113、123は、複数の折り曲げ形状を有しており、導体パターンの実装面積を小さくしている。
【選択図】 図1

Description

本明細書で開示する技術は、複数本のアンテナを備えてダイバーシティなどの効果を得るとともに、ノートブック・コンピューターやモバイル端末の機器に内蔵して用いられるアンテナ装置並びに通信装置に関する。
近年のネットワーク利用傾向として、ノートブック・コンピューターを始め、携帯電話やスマートフォンなどのモバイル端末、ゲーム機などに無線通信機能が搭載されるようになってきている。現在、この種の機器の多くは、例えばIEEE802.11系の無線LAN(Local Area Network)機能が搭載されている。さらには、WiMAX(Wireless Metropolitan Area Network)などの中長距離エリアをカバーする無線通信機能を搭載することも望まれている。
電波通信に利用されるアンテナの基本構造として、使用波長λの4分の1の長さを持つモノポールを導体地板上に設置したモノポール・アンテナが知られている。また、機器内に収納するには小型化が必須であるが、ポールの先端を折り曲げて低姿勢化するとともに、給電点位置付近に短絡部を設けてインピーダンス整合をとった、逆Fアンテナが知られている。
また、複数のアンテナを用いてダイバーシティ効果を得ることは知られている。例えば、複数の逆Fアンテナをユニット内に埋め込んだコンピューター・デバイスについて提案がなされている(例えば、特許文献1を参照のこと)。
例えば、キーボードを含む本体に対し表示パネルを含んだ蓋体が開閉可能に取り付けられた、クラムシェル構造のノートブック・コンピューターの場合、良好な受信感度を得るには、蓋体の先端部分にアンテナを配置することが好ましく、また、ダイバーシティ効果を得るには2つのアンテナ間の距離をできる限り大きくすることが好ましい(図19を参照のこと)。
逆Fアンテナは、小型且つ低姿勢化が可能であることから、図19に示したようなレイアウトは可能である。ところが、逆Fアンテナは、比帯域が狭いという問題がある。逆Fアンテナは、2.4〜2.5GHz帯のIEEE802.11系の無線LANに広く使用されているが(例えば、特許文献2を参照のこと)、さらに2.5〜2.7Hz帯のWiMAXまでカバーすることは厳しい。
図20には、従来の逆FアンテナのS11特性(リターン損失若しくは反射係数)を例示している。S11特性の一般的な要求スペックは、−10dB未満である。無線LANにWiMAXを加えた帯域2.4〜2.7GHzで使用すると、図示の周波数エッジはぎりぎりである。
2.4〜2.5GHz帯の無線LAN用のアンテナの他に、2.5〜2.7Hz帯のWiMAX用の別のアンテナを用意すれば、これら2つの無線通信機能をカバーすることができる。しかしながら、2系統のアンテナを利用すると、アンテナの実装面積が増えるとともに、アンテナ本数が増えた分だけ信号処理回路との結線も増えるため、機器内部が煩雑になる。
付言すると、良好なダイバーシティ効果を得るには、アンテナ間をできる限り離すことが好ましいが(図19に示す例では、蓋体の左右両端にアンテナを配置するのが理想的である)、機器設計のネックになったり、小型化の妨げになったりする。
本明細書で開示する技術の目的は、複数本のアンテナを備えてダイバーシティなどにより広帯域化の効果を得るとともに、ノートブック・コンピューターやモバイル端末の機器に内蔵して用いられる、優れたアンテナ装置並びに無線通信装を提供することにある。
本明細書で開示する技術のさらなる目的は、小型でも十分なダイバーシティ効果を得るとともに、広い帯域をカバーすることができる、優れたアンテナ装置並びに通信装置を提供することにある。
本願は、上記課題を参酌してなされたものであり、請求項1に記載の技術は、
第1の給電部と、地板に接続する第1の短絡部と、第1の開放部を有する第1のアンテナと、
前記第1の給電部とは電気経路長がnλ/4程度離間して配置された第2の給電部と、前記地板に接続する第2の短絡部と、第2の開放部を有する第2のアンテナと、
を具備するアンテナ装置である。
本願の請求項2に記載の技術によれば、請求項1に記載のアンテナ装置の前記給電部は、前記第1の給電部から、目的とする周波数帯域の高域端に相当するλ/4×0.75、乃至、目的とする周波数帯域の低域端に相当するλ/4×1.25の範囲で離間して配置される。
本願の請求項3に記載の技術によれば、請求項1に記載のアンテナ装置の前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナは、誘電体基板上に形成された導体パターンからなる。
本願の請求項4に記載の技術によれば、請求項3に記載のアンテナ装置の前記第1の開放部及び前記第2の開放部は、折り曲げ形状の線路からなる。
本願の請求項5に記載の技術によれば、請求項3に記載のアンテナ装置の前記地板は、前記第1の給電部と前記第2の給電部の間にスロットを有している。そして、前記第1の給電部と前記第2の給電部は、前記スロットを迂回した電気経路長がnλ/4程度となるように離間して配置されている。
本願の請求項6に記載の技術によれば、請求項3に記載のアンテナ装置の前記第1の短絡部及び前記第2の短絡部は、前記地板に直接接続されている。
本願の請求項7に記載の技術によれば、請求項3に記載のアンテナ装置の前記第1の短絡部及び前記第2の短絡部は、それぞれLC回路素子を介して前記地板に接続されている。
本願の請求項8に記載の技術によれば、請求項3に記載のアンテナ装置の前記第1の短絡部及び前記第2の短絡部は、それぞれパターン回路を介して前記地板に接続されている。
本願の請求項9に記載の技術によれば、請求項3に記載のアンテナ装置の前記第1の短絡部と前記第2の短絡部が互いに向かい合わせ、前記第1の開放部と前記第2の開放部が互いに背を向けるように配置されている。
また、本願の請求項10に記載の技術は、
請求項1に記載のアンテナ装置と、
前記アンテナ装置を介して送受信する通信信号を処理する信号処理部と、
を具備する通信装置である。
本願の請求項11に記載の技術によれば、請求項10に記載の通信装置の前記信号処理部は、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナを用いてダイバーシティ送受信するように構成されている。
本願の請求項12に記載の技術によれば、請求項10に記載の通信装置の前記信号処理部は、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナを介して送受信する信号を空間多重分離するように構成されている。
本明細書で開示する技術によれば、小型でも十分なダイバーシティ効果を得るとともに、広い帯域をカバーすることができる、優れたアンテナ装置並びに通信装置を提供することができる。
本明細書で開示する技術によれば、単一のアンテナ装置により例えば無線LANにWiMAXを加えた広帯域をカバーすることができる。したがって、無線通信機能毎にアンテナ装置を装備する場合と比較して、実装面積を抑制して小型化を実現できる。また、1つのアンテナ装置で済むことから、信号処理回路との結線が増えず、機器が簡素化する。
要するに、本明細書で開示する技術によれば、アンテナ本数を少なく抑えながら広帯域化を実現できるので、機器の小型化、利便性、デザイン性向上といった効果がある。
本明細書で開示する技術のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
図1は、本明細書で開示する技術の一実施形態に係るアンテナ装置100の構成を示した図である。 図2は、アンテナ装置100に生じる電流分布のシミュレーション結果を示した図である。 図3は、アンテナ装置100のS11特性を示した図である。 図4は、アンテナ装置100をノートブック・コンピューター400に搭載した様子を示した図である。 図5は、本明細書で開示する技術の他の実施形態に係るアンテナ装置500の構成を示した図である。 図6は、アンテナ装置500に生じる電流分布のシミュレーション結果を示した図である。 図7は、アンテナ装置500のS11特性を示した図である。 図8は、本明細書で開示する技術のさらに他の実施形態に係るアンテナ装置800の構成を示した図である。 図9は、アンテナ装置800に生じる電流分布のシミュレーション結果を示した図である。 図10は、アンテナ装置800のS11特性を示した図である。 図11は、本明細書で開示する技術のさらに他の実施形態に係るアンテナ装置1100の構成を示した図である。 図12は、アンテナ装置1100に生じる電流分布のシミュレーション結果を示した図である。 図13は、アンテナ装置1100のS11特性を示した図である。 図14は、アンテナ装置1100の変形例を示した図である。 図15は、互いの開放線路113、123同士を向かい合わせ、互いの短絡線路112、122が背を向けるような配置にした、アンテナ装置100の変形例を示した図である。 図16は、図15に示したアンテナ装置のS11特性を示した図である。 図17は、ダイバーシティ方式の通信装置1700の構成例を示した図である。 図18は、MIMO方式の通信装置1800の構成例を示した図である。 図19は、クラムシェル構造の装置にダイバーシティ・アンテナを搭載した様子を示した図である。 図20は、従来の逆FアンテナのS11特性を例示した図である。
以下、図面を参照しながら本明細書で開示する技術の実施形態について詳細に説明する。
図1には、本明細書で開示する技術の一実施形態に係るアンテナ装置100の構成を示している。
アンテナ装置100は、第1のアンテナ110と第2のアンテナ120を含み、ダイバーシティ・アンテナを構成している。図示の例では、各アンテナ110、120はそれぞれ、誘電体基板130上に形成された導体パターンからなる。
第1のアンテナ110は、給電部111と、短絡線路112と、開放線路113を備えている。
短絡線路112は、給電部111から伸延させた配線であり、図示の例では略コの字をなして、端部で誘電体基板130上に形成された地板131に短絡している。
開放線路113は、短絡線路112とは反対方向に、給電部111から伸延させた配線である。開放線路113は、例えば使用波長λの4分の1の長さを持ち、第1のアンテナ110を逆Fアンテナとして動作させる。図示の例では、開放線路113は、複数の折り曲げ形状を有しており、導体パターンの実装面積を小さくしている。
また、第2のアンテナ120は、給電部121と、短絡線路122と、開放線路123を備えている。
短絡線路122は、給電部121から伸延させた配線であり、図示の例では略コの字をなして、端部で誘電体基板130上に形成された地板131に短絡している。
開放線路123は、短絡線路122とは反対方向に、給電部121から伸延させた配線である。開放線路123は、例えば使用波長λの4分の1の長さを持ち、第2のアンテナ120を逆Fアンテナとして動作させる。図示の例では、開放線路123は、複数の折り曲げ形状を有しており、導体パターンの実装面積を小さくしている。
なお、図1では、第1のアンテナ110の開放線路113と第2のアンテナ120の開放線路123を左右対称的に描いているが、両者が同一の折り曲げ形状である必要はない。
図1に示す例では、第1のアンテナ110と第2のアンテナ120は、互いの短絡線路112、122同士を向かい合わせ、互いの開放線路113、123が背を向けるように配設されている。本明細書で開示する技術において特徴的なのは、第1のアンテナ110の給電部111と第2のアンテナ120の給電部121の間隔(より厳密には、「電流経路長」)をλ/4程度としている点である。これによって、2本のアンテナ110、120間の結合効果によって、インピーダンス調整され、帯域が広げられる。
図2には、第1のアンテナ110の給電部111と第2のアンテナ120の給電部121の間隔をλ/4程度とした場合の、アンテナ装置100に生じる電流分布のシミュレーション結果を示している(赤→黄色→青の色変化を濃淡に置き換えるように図面を修正中です)。同図から、第1のアンテナ110の給電部111と第2のアンテナ120の給電部121の間隔をλ/4程度としたことにより、両アンテナ110、120の各短絡線路112、122の短絡部分にGND電流が分布することが分かる。
図3には、アンテナ装置100のS11特性(リターン損失若しくは反射係数)を示している。図3を参照すると、アンテナ装置100が、図20と比較して、S11特性の一般的な要求スペックである−10dB未満となる帯域が大きくとれていることが分かり、無線LANにWiMAXを加えた帯域2.4〜2.7GHzにおいても十分に使用することができる。
ここで、第1のアンテナ110の給電部111と第2のアンテナ120の給電部121の間隔が「λ/4程度」とは、具体的には、目的とする周波数帯域の高域端に相当するλ/4×0.75、乃至、目的とする周波数帯域の低域端に相当するλ/4×1.25の範囲であれば、上記の広帯域化の効果が得られることを意味する。また、誘電体基板130(又は、アンテナ装置100を搭載した機器の筐体)による波長短縮効果がある場合を考慮すると、「λ/4程度」を、目的とする周波数帯域の高域端に相当するλ/4×0.75×1/√εr、乃至、目的とする周波数帯域の低域端に相当するλ/4×1.25×1/√εrの範囲と表現することもできる(但し、εrは誘電体基板130(又は、アンテナ装置100を搭載した機器の筐体)の比誘電率)。
第1のアンテナ110の給電部111と第2のアンテナ120の給電部121の間隔は、λ/4ではなく、λ/4の倍数すなわちnλ/4(nは正の整数)であってもよい。但し、アンテナ装置100の小型化を考慮すると、n=1すなわちλ/4であることが妥当である。
図4には、アンテナ装置100をノートブック・コンピューター400に搭載した様子を示している。図示の例では、クラムシェル構造のノートブック・コンピューター400の蓋体401側の先端ほぼ中央に、アンテナ装置100が搭載されている。第1のアンテナ110と第2のアンテナ120間の間隔がλ/4と小型に構成されていることから、設置場所が1箇所で済む。勿論、蓋体401の先端中央ではなく、左右いずれかの端部に設置してもよい。図19に示したように2つのアンテナ間の距離を大きくとって配置する場合と比較して、機器設計が柔軟になる。
図1に示す例では、第1のアンテナ110と第2のアンテナ120は互いの短絡線路112、122同士を向かい合わせ、互いの開放線路113、123が背を向けるように配設されている。第1のアンテナ110の給電部111と第2のアンテナ120の給電部121の間隔がnλ/4という条件を満たすのであれば、図15に示すように、互いの開放線路113、123同士を向かい合わせ、互いの短絡線路112、122が背を向けるように各アンテナ110、120を配置でもよい。
図16には、図15に示したアンテナ装置のS11特性(リターン損失若しくは反射係数)を示している。図16を参照すると、互いの開放線路113、123同士を向かい合わせ、互いの短絡線路112、122が背を向けるように各アンテナ110、120を配置しても、S11特性の一般的な要求スペックである−10dB未満となる帯域が大きくとれていることが分かり、無線LANにWiMAXを加えた帯域2.4〜2.7GHzにおいても十分に使用することができる。
図5には、本明細書で開示する技術の他の実施形態に係るアンテナ装置500の構成を示している。
アンテナ装置500は、第1のアンテナ510と第2のアンテナ520を含み、ダイバーシティ・アンテナを構成している。図示の例では、各アンテナ510、520はそれぞれ、誘電体基板530上に形成された導体パターンからなる。
第1のアンテナ510は、給電部511と、短絡線路512と、開放線路513を備えている。短絡線路512は、給電部511から伸延させた配線であり、図示の例では略コの字をなして、端部で誘電体基板530上に形成された地板531に短絡している。また、開放線路513は、短絡線路512とは反対方向に、給電部511から伸延させた配線であり、複数の折り曲げ形状を有している(同上)。
また、第2のアンテナ520は、給電部521と、短絡線路522と、開放線路523を備え、第1のアンテナ510とはほぼ左右対称となる形状の導体パターンからなる。但し、互いの開放線路513、523が同一の折り曲げ形状である必要はない。
図5に示す例では、第1のアンテナ510と第2のアンテナ520は、互いの短絡線路512、522同士を向かい合わせ、互いの開放線路513、523が背を向けるように配設されている。アンテナ装置500において特徴的なのは、第1のアンテナ510と第2のアンテナの短絡線路512と第2のアンテナ520の短絡線路522の間で地板531にスロット(切り込み部)532を形設することにより、互いの給電部511、521が地板531を介して結合する電流経路長がスロット532を迂回してλ/4程度となるように構成している点である。スロット532は、図中、垂直方向(若しくは、アンテナ510、520の高さ方向)にほぼ直線状に、地板531を切り込んでいる。これによって、図1に示した給電部511、521間の間隔をλ/4程度とした場合と同様に、2本のアンテナ510、520間の結合効果によって、インピーダンス調整され、帯域が広げられる。また、スロット532の存在により給電部511、521間がλ/4よりも短くなるようにアンテナ510、520を近接して配置することができるので、アンテナ装置500は、図1に示したアンテナ装置100よりもさらに小型化することができる。
図6には、アンテナ装置500に生じる電流分布のシミュレーション結果を示している(赤→黄色→青の色変化を濃淡に置き換えるように図面を修正中です)。同図から、第1のアンテナ510の給電部511と第2のアンテナ520の給電部521の間隔はλ/4よりも短いが、スロット532を形設することで電気経路長をλ/4程度としたことにより、両アンテナ510、520の各短絡線路512、522の短絡部分にGND電流が分布することが分かる。
図7には、アンテナ装置500のS11特性(リターン損失若しくは反射係数)を示している。図7を参照すると、スロット532を形成してアンテナ装置500をさらに小型化しても、S11特性の一般的な要求スペックである−10dB未満となる帯域が大きくとれていることが分かり、無線LANにWiMAXを加えた帯域2.4〜2.7GHzにおいても十分に使用することができる。
図8には、本明細書で開示する技術のさらに他の実施形態に係るアンテナ装置800の構成を示している。
アンテナ装置800は、第1のアンテナ810と第2のアンテナ820を含み、ダイバーシティ・アンテナを構成している。図示の例では、各アンテナ810、820はそれぞれ、誘電体基板830上に形成された導体パターンからなる。
第1のアンテナ810は、給電部811と、短絡線路812と、開放線路813を備えている。短絡線路812は、給電部811から伸延させた配線であり、図示の例では略コの字をなして、端部で誘電体基板830上に形成された地板831に短絡している。また、開放線路813は、短絡線路812とは反対方向に、給電部811から伸延させた配線であり、複数の折り曲げ形状を有している(同上)。
また、第2のアンテナ820は、給電部821と、短絡線路822と、開放線路823を備え、第1のアンテナ810とはほぼ左右対称となる形状の導体パターンからなる。但し、互いの開放線路813、823が同一の折り曲げ形状である必要はない。
図8に示す例では、第1のアンテナ810と第2のアンテナ820は、互いの短絡線路812、822同士を向かい合わせ、互いの開放線路813、823が背を向けるように配設されている。アンテナ装置800においても、第1のアンテナ810と第2のアンテナの短絡線路812と第2のアンテナ120の短絡線路822の間で地板831にスロット(切り込み部)832を形設している。スロット832は、図中、水平方向(若しくは、アンテナ510、520の配置方向)にほぼ直線状に地板831を切り込んでいる。このスロット832により、互いの給電部811、821が地板831を介して結合する電流経路長がスロット832を迂回してλ/4程度となることから、2本のアンテナ810、820間の結合効果によってインピーダンス調整され、帯域が広げられる。スロット832の存在により給電部811、821間がλ/4よりも短くなるようにアンテナ810、820を近接して配置して、アンテナ装置800を小型化することができる。また、スロット832は横長であることから、アンテナ装置500よりも縦方向のサイズを短縮し、低姿勢化することができる。
図9には、アンテナ装置800に生じる電流分布のシミュレーション結果を示している(赤→黄色→青の色変化を濃淡に置き換えるように図面を修正中です)。同図から、第1のアンテナ810の給電部811と第2のアンテナ820の給電部821の間隔はλ/4よりも短いが、スロット832を形設することで電気経路長をλ/4程度としたことにより、両アンテナ810、820の各短絡線路812、822の短絡部分にGND電流が分布することが分かる。
図10には、アンテナ装置800のS11特性(リターン損失若しくは反射係数)を示している。図10を参照すると、横長のスロット832を形成してアンテナ装置800をさらに小型化、低姿勢化しても、S11特性の一般的な要求スペックである−10dB未満となる帯域が大きくとれていることが分かり、無線LANにWiMAXを加えた帯域2.4〜2.7GHzにおいても十分に使用することができる。
図11には、本明細書で開示する技術のさらに他の実施形態に係るアンテナ装置1100の構成を示している。
アンテナ装置1100は、第1のアンテナ1110と第2のアンテナ1120を含み、ダイバーシティ・アンテナを構成している。図示の例では、各アンテナ1110、1120はそれぞれ、誘電体基板1130上に形成された導体パターンからなる。
第1のアンテナ1110は、給電部1111と、短絡線路1112と、開放線路1113と、LC回路部1114を備えている。短絡線路1112は、給電部1111から伸延させた配線であるが(同上)、端部でLC回路部1114を介して誘電体基板1130上に形成された地板1131に接続している。また、開放線路1113は、短絡線路1112とは反対方向に、給電部1111から伸延させた配線であり、複数の折り曲げ形状を有している(同上)。
また、第2のアンテナ1120は、給電部1121と、短絡線路1122と、開放線路1123と、LC回路部1124を備え、第1のアンテナ1110とはほぼ左右対称となる形状の導体パターンからなる。但し、互いの開放線路1113、1123が同一の折り曲げ形状である必要はない。
第1のアンテナ1110と第2のアンテナ1120は、互いの短絡線路1112、1122同士を向かい合わせ、互いの開放線路1113、1123が背を向けるように配設されている。図11に示す例では、各アンテナ1110、1120の短絡線路1112、122の端部が、直接短絡せず、地板1131との間にそれぞれLC回路部1114、1124が装荷されている点で、通常の逆Fアンテナとは相違する。
LC回路部1114、1124は、例えば図11中に示すように、直列接続した6.2nHのインダクター及び3.1pFのコンデンサーと、直列接続した6.7nHのインダクター及び6.3pFのコンデンサーとを並列接続したLC回路からなる。このようなLC回路部1114、1124を各アンテナ1110、1120の短絡線路1112、1122の端部と地板1131間に装荷することで、給電部1111、1121をλ/4の電流経路長だけ離間させたときと同じアンテナ1110、1120間の結合効果を得ることができる。すなわち、給電部1111、1121間がλ/4よりも短くなるようにアンテナ1110、1120を近接して配置して、アンテナ装置1100を小型化することができる。
図12には、アンテナ装置1100に生じる電流分布のシミュレーション結果を示している(赤→黄色→青の色変化を濃淡に置き換えるように図面を修正中です)。同図から、第1のアンテナ1110の給電部1111と第2のアンテナ1120の給電部1121の間隔はλ/4よりも短いが、LC回路部1114、1124を装荷することで電気経路長をλ/4程度としたことにより、両アンテナ1110、1120の各短絡線路1112、1122の短絡部分にGND電流が分布することが分かる。
図13には、アンテナ装置1100のS11特性(リターン損失若しくは反射係数)を示している。図13を参照すると、1120の各短絡線路1112、1122の短絡部分にLC回路部1114、1124を装荷してアンテナ装置1100を小型化しても、S11特性の一般的な要求スペックである−10dB未満となる帯域が大きくとれていることが分かり、無線LANにWiMAXを加えた帯域2.4〜2.7GHzにおいても十分に使用することができる。
逆Fアンテナの給電部に整合回路(マッチング回路)を装荷することは、従来からよく行なわれている。これに対し、図11に示した構成例では、給電部1111ではなく各短絡線路1112、1122の短絡部分に、LC回路を装荷するという点で異なる。
図14には、図11に示したアンテナ装置1100の変形例を示している。図示のように、両アンテナ1110、1120の各短絡線路1112、1122の短絡部分に、インダクターやコイルなどの回路素子の代わりに、スパイラル1401やミアンダ1402などのパターン回路を挿入することによっても、同様に広帯域化と小型化を実現することができる。
図17には、実施例1〜4のいずれかに係るアンテナ装置を用いて構成されるダイバーシティ方式の通信装置1700の構成例を示している。以下では、説明の便宜上、実施例1に係るアンテナ装置100を用いたものとする。
ダイバーシティ・スイッチ(SW)1701は、ダイバーシティ送受信のため、第1のアンテナ110と第2のアンテナ120のアンテナ切り替えを行なう。
送受信切り替えスイッチ(SW)1702は、上記のダイバーシティ・アンテナを、送信時には送信アンプ部1703に接続し、受信時には受信アンプ部1704に接続する。
送信アンプ部1703は、送信RF信号を電力増幅する。受信アンプ部1704は、受信RF信号を低雑音増幅する。
周波数変換部1705は、送信信号をRF帯にアップコンバートし、受信RF信号をダウンコンバートする。
A/D及びD/A変換部1706は、送信ディジタル信号をアナログ信号に変換し、受信アナログ信号をディジタル変換する。
変復調信号処理部1707は、送信データの符号化及び変調処理や、受信信号の復調及び復号処理を行なう。
上述したように、アンテナ装置100はS11特性の一般的な要求スペックである−10dB未満となる帯域が大きくとれているので、この1系統でも、通信装置1700は、無線LANに加え、WiMAXをカバーすることができる。
図18には、実施例1〜4のいずれかに係るアンテナ装置を用いて構成される、MIMO(Multiple Input Multiple Output)方式の通信装置1800の構成例を示している。MIMOは、複数のアンテナを使って複数の通信ストリームを空間多重して、伝送容量の拡大を図る通信方式である(例えば、特許文献3を参照のこと)。以下では、説明の便宜上、実施例1に係るアンテナ装置100を用いたものとする。
通信装置1800は、第1のアンテナ110、第2のアンテナ120毎に送受信ブランチを備えた構成である。
送受信切り替えスイッチ1801は、第1のアンテナ110を、送信時には送信アンプ部1802に接続し、受信時には受信アンプ部1803に接続する。
送信アンプ部1802は、送信RF信号を電力増幅する。受信アンプ部1803は、受信RF信号を低雑音増幅する。周波数変換部1804は、送信信号をRF帯にアップコンバートし、受信RF信号をダウンコンバートする。A/D及びD/A変換部1805は、送信ディジタル信号をアナログ信号に変換し、受信アナログ信号をディジタル変換する。
送受信切り替えスイッチ1811は、第2のアンテナ120を、送信時には送信アンプ部1812に接続し、受信時には受信アンプ部1813に接続する。
送信アンプ部1812は、送信RF信号を電力増幅する。受信アンプ部1813は、受信RF信号を低雑音増幅する。周波数変換部1814は、送信信号をRF帯にアップコンバートし、受信RF信号をダウンコンバートする。A/D及びD/A変換部1815は、送信ディジタル信号をアナログ信号に変換し、受信アナログ信号をディジタル変換する。
空間多重及び変復調処理部1810は、ブランチ毎の送信ストリームの空間多重、ブランチ毎の受信信号の空間分離処理、並びに、送受信ストリームの符号化復号、変復調処理を行なう。
上述したように、アンテナ装置100はS11特性の一般的な要求スペックである−10dB未満となる帯域が大きくとれているので、この1系統でも、通信装置1800は、無線LANに加え、WiMAXをカバーすることができる。
なお、本明細書の開示の技術は、以下のような構成をとることも可能である。
(1)第1の給電部と、地板に接続する第1の短絡部と、第1の開放部を有する第1のアンテナと、前記第1の給電部とは電気経路長がnλ/4程度離間して配置された第2の給電部と、前記地板に接続する第2の短絡部と、第2の開放部を有する第2のアンテナと、を具備するアンテナ装置。
(2)前記給電部は、前記第1の給電部から、目的とする周波数帯域の高域端に相当するλ/4×0.75、乃至、目的とする周波数帯域の低域端に相当するλ/4×1.25の範囲で離間して配置される、上記(1)に記載のアンテナ装置。
(3)前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナは、誘電体基板上に形成された導体パターンからなる、上記(1)に記載のアンテナ装置。
(4)前記第1の開放部及び前記第2の開放部は、折り曲げ形状の線路からなる、上記(3)に記載のアンテナ装置。
(5)前記地板は、前記第1の給電部と前記第2の給電部の間にスロットを有し、前記第1の給電部と前記第2の給電部は、前記スロットを迂回した電気経路長がnλ/4程度となるように離間して配置される、上記(3)に記載のアンテナ装置。
(6)前記第1の短絡部及び前記第2の短絡部は、前記地板に直接接続される、上記(3)に記載のアンテナ装置。
(7)前記第1の短絡部及び前記第2の短絡部は、それぞれLC回路素子を介して前記地板に接続される、上記(3)に記載のアンテナ装置。
(8)前記第1の短絡部及び前記第2の短絡部は、それぞれパターン回路を介して前記地板に接続される、上記(3)に記載のアンテナ装置。
(9)前記第1の短絡部と前記第2の短絡部が互いに向かい合わせ、前記第1の開放部と前記第2の開放部が互いに背を向けるように配置される、上記(3)に記載のアンテナ装置。
(10)上記(1)に記載のアンテナ装置と、前記アンテナ装置を介して送受信する通信信号を処理する信号処理部と、を具備する通信装置。
(11)前記信号処理部は、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナを用いてダイバーシティ送受信する、上記(10)に記載の通信装置。
(12)前記信号処理部は、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナを介して送受信する信号を空間多重分離する、上記(10)に記載の通信装置。
特開2006−325178号公報 特開2009−44604号公報 特許第4039413号公報
以上、特定の実施形態を参照しながら、本明細書で開示する技術について詳細に説明してきた。しかしながら、本明細書で開示する技術の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
本明細書では、2.4〜2.5GHz帯の無線LANに2.5〜2.7GHz帯のWiMAXを加えた広帯域を単一のアンテナ装置でカバーする実施形態を中心に説明してきたが、本明細書で開示する技術の要旨はこれに限定されるものではない。例えば、本明細書で開示する技術を適用することにより、800MHz/900MHz帯の電話用アンテナを、700MHz帯のシステム(例えば、スーパーWi−Fi)と共用することが可能である。
要するに、例示という形態により本明細書で開示する技術について説明してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
100…アンテナ装置
110…第1のアンテナ
111…給電部、112…短絡線路、113…開放線路
120…第2のアンテナ
121…給電部、122…短絡線路、123…開放線路
130…誘電体基板、131…地板
400…ノートブック・コンピューター、401…蓋体
500…アンテナ装置
510…第1のアンテナ
511…給電部、512…短絡線路、513…開放線路
520…第2のアンテナ
521…給電部、522…短絡線路、523…開放線路
530…誘電体基板、531…地板、532…スロット
800…アンテナ装置
810…第1のアンテナ
811…給電部、812…短絡線路、813…開放線路
820…第2のアンテナ
821…給電部、822…短絡線路、823…開放線路
830…誘電体基板、831…地板、832…スロット
1100…アンテナ装置
1110…第1のアンテナ
1111…給電部、1112…短絡線路
1113…開放線路、1114…LC回路部
1120…第2のアンテナ
1121…給電部、1122…短絡線路
1123…開放線路、1124…LC回路部
1130…誘電体基板、1131…地板
1700…通信装置
1701…ダイバーシティ・スイッチ、1702…送受信切り替えスイッチ
1703…送信アンプ、1704…受信アンプ、1705…周波数変換部
1706…A/D及びD/A変換部、1707…変復調信号処理部
1800…通信装置
1811、1811…送受信切り替えスイッチ
1802、1812…送信アンプ、1803、1813…受信アンプ
1804、1814…周波数変換部
1805、1815…A/D及びD/A変換部
1810…空間多重及び変復調処理部

Claims (12)

  1. 第1の給電部と、地板に接続する第1の短絡部と、第1の開放部を有する第1のアンテナと、
    前記第1の給電部とは電気経路長がnλ/4程度離間して配置された第2の給電部と、前記地板に接続する第2の短絡部と、第2の開放部を有する第2のアンテナと、
    を具備するアンテナ装置。
  2. 前記給電部は、前記第1の給電部から、目的とする周波数帯域の高域端に相当するλ/4×0.75、乃至、目的とする周波数帯域の低域端に相当するλ/4×1.25の範囲で離間して配置される、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナは、誘電体基板上に形成された導体パターンからなる、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  4. 前記第1の開放部及び前記第2の開放部は、折り曲げ形状の線路からなる、
    請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記地板は、前記第1の給電部と前記第2の給電部の間にスロットを有し、
    前記第1の給電部と前記第2の給電部は、前記スロットを迂回した電気経路長がnλ/4程度となるように離間して配置される、
    請求項3に記載のアンテナ装置。
  6. 前記第1の短絡部及び前記第2の短絡部は、前記地板に直接接続される、
    請求項3に記載のアンテナ装置。
  7. 前記第1の短絡部及び前記第2の短絡部は、それぞれLC回路素子を介して前記地板に接続される、
    請求項3に記載のアンテナ装置。
  8. 前記第1の短絡部及び前記第2の短絡部は、それぞれパターン回路を介して前記地板に接続される、
    請求項3に記載のアンテナ装置。
  9. 前記第1の短絡部と前記第2の短絡部が互いに向かい合わせ、前記第1の開放部と前記第2の開放部が互いに背を向けるように配置される、
    請求項3に記載のアンテナ装置。
  10. 請求項1に記載のアンテナ装置と、
    前記アンテナ装置を介して送受信する通信信号を処理する信号処理部と、
    を具備する通信装置。
  11. 前記信号処理部は、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナを用いてダイバーシティ送受信する、
    請求項10に記載の通信装置。
  12. 前記信号処理部は、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナを介して送受信する信号を空間多重分離する、
    請求項10に記載の通信装置。
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