JP2014115883A - 端末装置、コンテンツ利用システム、ライセンス管理方法及びプログラム - Google Patents

端末装置、コンテンツ利用システム、ライセンス管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ソフトウェアの更新により、有効なライセンスを保有しているにも関わらずコンテンツを使用できなくなる不都合の発生を抑制する。
【解決手段】コンテンツのライセンスデータを記憶するライセンス保存部34と、コンテンツを使用する指示入力がなされると、ライセンス保存部34に記憶されているライセンスデータを参照してそのコンテンツが使用可能か否かを判断するライセンス管理部33と、自装置内の所定のソフトウェアの更新予定を示す更新通知を受取ると、更新実行前に、ライセンス保存部34に記憶されているライセンスデータをライセンス保管サーバ40に送信するバックアップ部35と、を有する端末装置30。
【選択図】図1

Description

本発明は、端末装置、コンテンツ利用システム、ライセンス管理方法及びプログラムに関する。
端末装置を用いて動画、音楽、電子書籍等のコンテンツを使用(再生、閲覧等)する例として、使用可能回数や使用可能期間などの条件が付された使用ライセンスを購入し、そのライセンスの範囲内でコンテンツを使用するものがある。
特許文献1及び2に関連技術が開示されている。
特許文献1には、クライアント端末から通知された著作権管理方式とライセンスサーバ及び配信サーバが使用可能な著作権管理方式が異なる場合、ライセンスサーバがマルチメディアコンテンツにおける著作権管理方式の変換を著作権管理方式変換サーバに依頼し、著作権管理方式変換サーバが著作権管理方式の変換依頼を受信すると、配信サーバから配信されたマルチメディアコンテンツの著作権管理方式をクライアント端末が使用可能な著作権管理方式に変換し、変換後のマルチメディアコンテンツをクライアント端末に転送するコンテンツ配信システムが開示されている。
特許文献2には、ライセンス管理の対象となるソフトウェアが稼動する管理対象装置と、ライセンス管理情報を保持するライセンス管理サーバとが、ネットワークを介して定期的にランセンス確認情報の確認要求と確認応答を交換するライセンス管理方法が開示されている。当該技術において、通常運用時には、管理対象装置からライセンス管理サーバに対してライセンス確認要求が送られると、ライセンス管理サーバは、ユーザー名、ソフトウェア管理用シリアル番号及び管理対象装置の装置固有情報の組み合わせデータに対するハッシュ値を、装置固有情報に基づくソフトウェアライセンス確認情報1として管理対象装置に返送する。管理対象装置の交換時には、交換された管理対象装置からライセンス管理サーバに対してライセンス確認要求が送られると、ライセンス管理サーバは、ユーザー名、ソフトウェア管理用シリアル番号及び管理対象装置の運用環境情報の組み合わせデータに対するハッシュ値を、動作環境情報に基づくソフトウェアライセンス確認情報2として、交換された管理対象装置に返送する。
国際公開第2006/092840号 特開2006−113806号公報
定期的に又は間欠的に端末装置のソフトウェアが更新(バージョンアップ等)される場合があるが、このようなソフトウェアの更新により、有効なライセンスを保有しているにも関わらずコンテンツを使用できなくなる不都合が発生し得る。
本発明は、ソフトウェアの更新により、有効なライセンスを保有しているにも関わらずコンテンツを使用できなくなる不都合の発生を抑制するための技術を提供することを課題とする。
本発明によれば、
コンテンツのライセンスデータを記憶するライセンス保存手段と、
自装置内の所定のソフトウェアの更新予定を示す更新通知を受取ると、更新実行前に、前記ライセンス保存手段に記憶されている前記ライセンスデータを外部装置に送信するバックアップ手段と、
を有する端末装置が提供される。
また、本発明によれば、前記端末装置と、前記外部装置と、を有するコンテンツ利用システムが提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
所定のコンテンツに関するライセンスデータを記憶するライセンス保存手段、
自装置内の所定のソフトウェアの更新予定を示す更新通知を受取ると、更新実行前に、前記ライセンス保存手段に記憶されている前記ライセンスデータを外部装置に送信するバックアップ手段、
として機能させるためのプログラムが提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
自装置内の所定のソフトウェアの更新予定を示す更新通知を受取ると、更新実行前に、自装置内に記憶されているライセンスデータを外部装置に送信するバックアップステップを実行するライセンス管理方法が提供される。
本発明によれば、ソフトウェアの更新により、有効なライセンスを保有しているにも関わらずコンテンツを使用できなくなる不都合の発生を抑制することができる。
本実施形態のコンテンツ利用システムの全体像の一例を示す図である。 ライセンスデータの一例を示す図である。 ライセンスの取得フローの一例をあらわすフローチャートである。 端末装置上でのコンテンツの利用動作の一例をあらわすフローチャートである。 端末装置に保存されていたライセンスデータをライセンス保管サーバに保存(バックアップ)する動作の一例をあらわすシーケンス図である。 端末装置がライセンス保管サーバからライセンスデータを受領する手順の一例をあらわすシーケンス図である。 端末装置が備えることができる構成の一例を示す図である。 端末装置が備えることができる構成の一例を示す図である。 本実施形態のコンテンツ利用システムの全体像の一例を示す図である。 端末装置がライセンス保管サーバからライセンスデータを受領する手順の一例をあらわすシーケンス図である。 本実施形態のコンテンツ利用システムの全体像の一例を示す図である。 端末装置に保存されていたライセンスデータをライセンス保管サーバに保存(バックアップ)する動作の一例をあらわすシーケンス図である。 端末装置に保存されていたライセンスデータをライセンス保管サーバに保存(バックアップ)する動作の一例をあらわすシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、複数の図面に共通して現れる構成要素については共通の符号を付し、適宜説明を省略する。
なお、本実施形態のシステム、装置は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされたプログラム(あらかじめ装置を出荷する段階からメモリ内に格納されているプログラムのほか、CD等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムも含む)、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット、ネットワーク接続用インターフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
また、本実施形態の説明において利用する機能ブロック図は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。これらの図においては、各システム、装置は1つの機器により実現されるよう記載されているが、その実現手段はこれに限定されない。すなわち、物理的に分かれた構成であっても、論理的に分かれた構成であっても構わない。
<第1の実施形態>
図1に本実施形態のコンテンツ利用システムの全体像の一例を示す。本実施形態のコンテンツ利用システムは、1つ又は複数の端末装置30と、ライセンス保管サーバ40とを有する。さらに、コンテンツ配信サーバ10及びライセンス配信サーバ20を有してもよい。これら装置及びサーバは、インターネット等のネットワークを介して通信可能になっている。
コンテンツ配信サーバ10は、コンテンツ配信部11と、コンテンツ記憶部12とを有する。コンテンツ配信部11は、端末装置30からネットワークを通じて所定のコンテンツの配信要求を受け付けると、コンテンツ記憶部12から当該コンテンツを取得し、端末装置30に配信する。コンテンツ記憶部12には、一つまたは複数のコンテンツが記憶されている。コンテンツの種類は特段制限されず、例えば、動画、音楽、電子書籍等が考えられる。
ライセンス配信サーバ20は、ライセンス配信部21とライセンス生成部22とを有する。ライセンス配信部21は、端末装置30からネットワークを通じて所定のコンテンツの使用に関するライセンス要求を受け付けると、当該要求に対応するライセンスをライセンス生成部22に要求する。ライセンス生成部22は、ライセンス配信部21からライセンス要求を受け付けるとライセンスを生成し、ライセンス配信部21に返信する。ライセンス配信部21はこのようにして取得したライセンスを端末装置30に配信する。
なお、コンテンツ配信サーバ10及びライセンス配信サーバ20の構成は、従来技術を適用して実現することができる。
端末装置30は、ライセンス保存部34と、バックアップ部35とを有する。端末装置30は、さらに、コンテンツ利用部31と、コンテンツ保存部32と、ライセンス管理部33とを有することができる。端末装置30は、例えば、携帯電話、携帯ゲーム、音楽プレーヤー等の携帯端末や、パーソナルコンピュータ等が該当する。
コンテンツ保存部32は、コンテンツ配信サーバ10から取得した1つ又は複数のコンテンツを記憶する。コンテンツ利用部31は、コンテンツ保存部32からコンテンツを取得し、当該コンテンツを利用する処理、例えば動画や音楽を再生したり、電子書籍等のコンテンツをディスプレイに表示したりする処理を実行する。
ライセンス保存部34は、ライセンス配信サーバ20から取得したコンテンツのライセンスデータを記憶する。ライセンスデータは、コンテンツを識別する情報と、当該コンテンツの利用制限(ライセンスの有効期限、コンテンツを利用できる回数等)とを対応付けた情報を含んでもよい。図2にライセンスデータの一例を示す。
ライセンス管理部33は、所定のコンテンツを使用する指示入力がなされると、ライセンス保存部34に記憶されている当該コンテンツのライセンスデータを参照し、そのコンテンツが使用可能か否か、すなわち、有効なライセンスを有するか否かを判断する。そして、判断結果をコンテンツ利用部31に入力する。コンテンツ利用部31は、ライセンス管理部33が使用可能と判断したコンテンツに対してのみ利用する処理を実行する。
バックアップ部35は、自装置内の所定のソフトウェアの更新(バージョンアップ等)予定を示す更新通知を受取ると、更新実行前に、ライセンス保存部34に記憶されているライセンスデータを外部装置(ライセンス保管サーバ40)に送信する。
所定のソフトウェア(以下、「バックアップ処理対象ソフトウェア」)は、端末装置30で実施可能なライセンス管理方式が変更する可能性があるものや、ライセンス保存部34に記憶しているデータに影響を及ぼす可能性があるものとすることができる。バックアップ部35は予めバックアップ処理対象ソフトウェアを識別する情報を記憶しておくことができる。例えば、端末装置30の設計者や利用者が端末装置30にインストールされているソフトウェアの中のいずれをバックアップ処理対象ソフトウェアとするか決定し、決定したバックアップ処理対象ソフトウェアを識別する情報をバックアップ部35に保持させておいてもよい。
バックアップ部35は、例えば、ユーザーが入力したバックアップ処理対象ソフトウェアを更新する処理を実行する指示を、更新通知として受取ってもよいし、又は、バックアップ処理対象ソフトウェアのバージョンや端末装置30における更新処理を管理するソフトウェア更新サーバから、更新通知を受取ってもよい。
また、バックアップ部35は、バックアップ処理対象ソフトウェアの更新実行後、更新実行前にライセンス保管サーバ40に送信したライセンスデータの返還要求をライセンス保管サーバ40に送ることができる。そして、返還要求に応じてライセンス保管サーバ40から送信されてきたライセンスデータを取得すると、当該ライセンスデータをライセンス保存部34に記憶することができる。例えば、ライセンス保存部34に記憶されているライセンスデータを、新たに取得したライセンスデータで更新することができる。
ライセンス保管サーバ40は、ライセンス引継ぎ管理部41と、ライセンス保管部42とを有する。ライセンス引継ぎ管理部41は、端末装置30のバックアップ部35から送信されてきたライセンスデータを、端末装置30を識別する情報、又は、端末装置30を利用するユーザーを識別する情報に対応付けて、ライセンス保管部42に記憶する。例えば、バックアップ部35から送信されてきたライセンスデータに、端末装置30を識別する情報、又は、端末装置30を利用するユーザーを識別する情報が付されていてもよい。また、ライセンス引継ぎ管理部41は、端末装置30のバックアップ部35からライセンスデータの返還要求を受信すると、所定のライセンスデータをライセンス保管部42から取出し、端末装置30に送信する。例えば、バックアップ部35から送信されてきた返還要求に、端末装置30を識別する情報、又は、端末装置30を利用するユーザーを識別する情報が付されていてもよい。
次に、本実施形態のコンテンツ利用システムの処理の流れの一例について説明する。
図3は本システムにおけるライセンスの取得フローの一例をあらわすフローチャートである。
まず、ユーザーは端末装置30を操作してライセンス配信サーバと接続し、利用したいコンテンツの選定、及び、そのコンテンツのライセンス条件の確認を行う(S10)。
利用者がライセンス条件に同意しない場合(S11のNo)、処理を終了する。
一方、利用者がライセンス条件に同意する場合(S11のYes)、端末装置30のライセンス管理部33はライセンス配信サーバ20のライセンス配信部21に対してそのコンテンツのライセンスを要求する(S12)。
すると、ライセンス配信部21は、そのコンテンツのライセンスデータをライセンス生成部22に要求する。ライセンス生成部22は当該要求に応じてライセンスデータを生成し、ライセンス配信部21に送信する。その後、ライセンス配信部21は、ライセンス生成部22から受信したライセンスデータを、ライセンス管理部33に送信する(S13)。
ライセンスデータを受信したライセンス管理部33は、そのライセンスデータをライセンス保存部34に保存する(S14)。
以上の動作により、端末装置30内にライセンスデータが保存される。
図4は、端末装置上でのコンテンツの利用動作の一例をあらわすフローチャートである。以下では、コンテンツを再生動作する例について説明する。
利用者が端末装置30を操作して所定のコンテンツ(以下、「対象コンテンツ」)を再生する指示入力を行うと、コンテンツ利用部31は、ライセンス管理部33に対象コンテンツのライセンスのチェックを要求する。ライセンス管理部33は、ライセンス保存部34に格納されているライセンスデータを参照し、対象コンテンツを利用するライセンスを有するか否か、すなわち、対象コンテンツを利用できるか否か判断する。例えば、図2に示すようなコンテンツデータを参照し、今回の対象コンテンツの利用は、利用可能期限内の利用か、又は、利用可能回数内の利用か等を判断する。利用可能期限を超えていたり、また、利用可能回数を超えている場合、ライセンス管理部33は、対象コンテンツを利用するライセンスを有さないと判断する。その他、ライセンス管理部33は対象コンテンツのコンテンツデータがライセンス保存部34に記憶されているか否かを判断し、記憶されていない場合は、対象コンテンツを利用するライセンスを有さないと判断することができる。そして、ライセンス管理部33は、判断結果をコンテンツ利用部31に送信する。
コンテンツ利用部31は、ライセンス管理部33から受信した判断結果に基づいて、対象コンテンツの使用ライセンスを有するか否かを判断する。対象コンテンツの使用ライセンスを有さない場合(S20のNo)、例えばその旨を示す情報をユーザーに向けて出力した後、処理を終了する。
一方、対象コンテンツの使用ライセンスを有する場合(S20のYes)、コンテンツ利用部31は、対象コンテンツがコンテンツ保存部32に格納されているかチェックする。コンテンツ保存部32に格納されている場合には(S21のYes)、対象コンテンツをコンテンツ保存部32から取出し、再生処理を実行する(S24)。一方、コンテンツ保存部32に格納されていない場合には(S21のNo)、コンテンツ配信サーバ10のコンテンツ配信部11に対して対象コンテンツの配信を要求する(S22)。そして、当該要求に応じてコンテンツ配信部11から送信されてきた対象コンテンツを受信すると(S23)、当該対象コンテンツをコンテンツ保存部32に保存するとともに、再生処理を実行する(S24)。
図5は端末装置30に保存されていたライセンスデータをライセンス保管サーバ40に保存(バックアップ)する動作の一例をあらわすシーケンス図である。
端末装置30がバックアップ処理対象ソフトウェアの更新通知を受取ると、その後かつ更新実行前の所定のタイミング(例:更新通知受領後すぐに、更新通知受領後であって更新通知受領時に実行中の処理を終了後、更新実行タイミングの直前)で、バックアップ部35が起動する。なお、バックアップ部35には、バックアップ処理対象ソフトウェアの更新通知を受取ったために起動したことを示す情報が入力される。すなわち、これからバックアップ部35が行うべき処理が、端末装置30に保存されているライセンスデータをライセンス保管サーバ40に保存(バックアップ)する処理であることを示す情報が、バックアップ部35に入力される。
バックアップ部35は、ライセンス管理部33にライセンスデータを要求する(S30)。すると、ライセンス管理部33その時点でライセンス保存部34に保存されているライセンスデータを取出し、バックアップ部35に送信する(S31)。
次に、バックアップ部35は、ライセンス保管サーバ40に対してライセンスデータ保管要求を送信する(S32)。ライセンスデータ保管要求には、S31で取得したライセンスデータが含まれる。また、ライセンスデータ保管要求には、端末装置30を識別する情報、又は、端末装置30を利用するユーザーを識別する情報が含まれてもよい。なお、バックアップ部35は、予めライセンス保管サーバ40のアドレス情報を記憶しておき、当該情報を利用してS32の送信を実現することができる。
ライセンス保管要求を受信したライセンス保管サーバ40のライセンス引継ぎ管理部41は、受信したライセンスデータ保管要求からライセンスデータを取得し、ライセンス保管部42に送信する(S33)。S33では、ライセンスデータとともに、端末装置30を識別する情報、又は、端末装置30を利用するユーザーを識別する情報が送信される。
ライセンス保管部42は、ライセンスデータを受信すると、受信したライセンスデータを、端末装置30を識別する情報、又は、端末装置30を利用するユーザーを識別する情報に対応付けて記憶する。そして、ライセンス保管部42はライセンスデータを保管したことを示す応答をライセンス引継ぎ管理部41に送信する(S34)。すると、ライセンス引継ぎ管理部41はライセンスデータを保管したことを示す応答をバックアップ部35に送信する(S35)。
このようにすることで、端末装置30内にあったライセンスデータがライセンス保管サーバ40に保管(バックアップ)される。
図6は、端末装置30が、ライセンス保管サーバ40からライセンスデータを受領する手順の一例をあらわすシーケンス図である。
端末装置30がバックアップ処理対象ソフトウェアの更新処理を実行すると(完了すると)、その後の所定のタイミング(例:更新処理完了後すぐに)で、バックアップ部35が起動する。なお、バックアップ部35には、バックアップ処理対象ソフトウェアの更新処理が完了したために起動したことを示す情報が入力される。すなわち、これからバックアップ部35が行うべき処理が、ライセンス保管サーバ40からライセンスデータを受領する処理であることを示す情報が、バックアップ部35に入力される。
バックアップ部35は、ライセンス引継ぎ管理部41にライセンスデータを要求する(S40)。この要求には、端末装置30を識別する情報、又は、端末装置30を利用するユーザーを識別する情報が含まれる。
すると、ライセンス引継ぎ管理部41は、ライセンス保管部42に、S40で要求を送信してきた端末装置30を識別する情報、又は、当該端末装置30を利用するユーザーを識別する情報に対応付けて保管されているライセンスデータの要求を送信する(S41)。
すると、ライセンス保管部42は所定のライセンスデータをライセンス引継ぎ管理部41に送信する(S42)。そして、ライセンス引継ぎ管理部41は、S42で受信したライセンスデータをバックアップ部35に送信する(S43)。
S43でライセンスデータを受信したバックアップ部35は受信したライセンスデータをライセンス保存部34に記憶する(S44、S45)。
このようにすることで、ライセンス保管サーバ40に保管されていたライセンスデータが、端末装置30内に戻される。
以上説明した本実施形態の端末装置30、コンテンツ利用システムによれば、端末装置30内の所定のソフトウェアが更新される場合、その前に、ライセンスデータをライセンス保管サーバ40に保存することができる。そして、そのソフトウェアの更新が終了すると、その後、ライセンスデータをライセンス保管サーバ40から受領し、再び、端末装置30内に保存することができる。
このような本実施形態によれば、ソフトウェアの更新によりライセンスデータが誤って削除される等の不都合が生じても、ライセンス保管サーバ40からライセンスデータを受領し、端末装置30内に保存して、そのままライセンスの範囲内でコンテンツを使用することができる。
また、本実施形態によれば、このような一連の処理をコンピュータが自動的に行うことができるので、ユーザーの手間を省くことができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、バックアップ部35は、ライセンスデータをライセンス保管サーバ40に送信する際、その時点でライセンス保存部34に保存されている全てのライセンスデータを送信していたが、本実施形態のバックアップ部35は、バックアップ処理対象ソフトウェアの更新時(更新処理時)にライセンスが有効であるライセンスデータをライセンス保管サーバ40に送信し、バックアップ処理対象ソフトウェアの更新時(更新処理時)にライセンスが無効であるライセンスデータはライセンス保管サーバ40に送信しない点で相違する。本実施形態のその他の構成は、第1の実施形態と同様である。
例えば、ライセンスデータには、各ライセンスの有効日時を特定する情報が含まれていてもよい。また、バックアップ部35が受信する更新通知には、更新が実行される日時を特定する情報が含まれていてもよい。そして、バックアップ部35及び/又はライセンス管理部33は、これらの情報を利用して、バックアップ処理対象ソフトウェアの更新時(更新処理時)にライセンスが有効であるライセンスデータを特定してもよい。そして、バックアップ部35は、バックアップ部35及び/又はライセンス管理部33が、バックアップ処理対象ソフトウェアの更新時(更新処理時)にライセンスが有効であると判断したライセンスデータをライセンス保管サーバ40に送信し、その時に無効であると判断したライセンスデータはライセンス保管サーバ40に送信しないように構成してもよい。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果が実現される。また、端末装置30及びライセンス保管サーバ40間で送受信するデータ量を減らすことができるほか、ライセンス保管サーバ40の記憶容量の負担を軽減することができる。
<第3の実施形態>
現在、ライセンス管理部33とライセンスデータとを用いたライセンス管理方式は、複数種類が存在している。1つの端末装置30が1つのライセンス管理方式を実施可能な場合もあれば、複数のライセンス管理方式を実施可能な場合もある。
図7は、端末装置30が有するソフトウェア保存部36及びデータ保存部37を示している。ソフトウェア保存部36には、各部を実現するためのソフトウェアが保存されている。データ保存部37は、データを保存するよう構成され、コンテンツ保存部32、及び、ライセンス保存部34を含む。端末装置30はこれらの部に加えて、第1及び第2の実施形態で説明したその他の部を有することができる。
ライセンス管理部33は、ソフトウェア保存部36に保存されたソフトウェアにより実現される。図7に示す例の場合、端末装置30は、ライセンス管理機能Aにより実現される第1のライセンス管理部33と、ライセンス管理機能Aとは異なるライセンス管理機能Bにより実現される第2のライセンス管理部33とを有することとなる。
データ保存部37には、第1のライセンス管理部33が処理可能な形式のライセンスデータ、及び、第2のライセンス管理部33が処理可能な形式のライセンスデータが、各々を識別可能に保存されている。
第1のライセンス管理部33は自身が処理可能な形式のライセンスデータを用いて、所定のコンテンツ(第1のコンテンツ)に対するライセンス認証処理を行う。また、第2のライセンス管理部33は自身が処理可能な形式のライセンスデータを用いて、その他のコンテンツ(第2のコンテンツ)に対するライセンス認証処理を行う。
ところで、端末装置30の所定のソフトウェアの更新により、端末装置30が実施可能なライセンス管理方式が変更する場合がある。
例えば、ソフトウェアの更新により、図7に示す例の端末装置30が図8に示すようになる場合がある。図8においては、ソフトウェアの更新により、ソフトウェア保存部36からライセンス管理機能Aが削除されている様子が示されている。すなわち、図8に示す例の端末装置30は、第2のライセンス管理部33が存在するが、第1のライセンス管理部33は存在しない。
このような状態変化が意図せず生じると、その後、第1のライセンス管理部33がライセンス認証処理を行っていた第1のコンテンツに対するライセンス認証処理が行えなくなり、結果、有効なライセンスを有しているにも関わらず第1のコンテンツを利用できなくなる。
本実施形態はこのような不都合を解消する構成を有する。
図9に本実施形態のコンテンツ利用システムの全体像の一例を示す。コンテンツ配信サーバ10及びライセンス配信サーバ20の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。
端末装置30のバックアップ部35は、バックアップ処理対象ソフトウェアの更新処理を実行後、その時点で自装置において実施可能なライセンス管理方式を示す情報と共に、ライセンスデータの返還要求をライセンス保管サーバ40に送信する。
端末装置30のその他の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。
本実施形態のライセンス保管サーバ40は、変換部43を有する。
ライセンス引継ぎ管理部41は、端末装置30から、端末装置30において実施可能なライセンス管理方式を示す情報と共に、ライセンスデータの返還要求を受信すると、当該端末装置30に送信するライセンスデータの中に、その時点で端末装置30が実施できないライセンス管理方式のライセンスデータが含まれていないか確認する。含まれていなければ、第1及び第2の実施形態同様の処理を行う。
一方、当該端末装置30に送信するライセンスデータの中に、その時点で端末装置30が実施できないライセンス管理方式のライセンスデータが含まれている場合、そのライセンスデータを、その時点で端末装置30が実施できるライセンス管理方式のライセンスデータに変換するよう変換部43に指示する。
変換部43は、ライセンス引継ぎ管理部41の指示に従いライセンスデータの形式を変換すると、変換後のライセンスデータをライセンス引継ぎ管理部41に送信する。そして、ライセンス引継ぎ管理部41は、このようにして変換されたライセンスデータを端末装置30に送信する。
ライセンス保管サーバ40のその他の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。
図10は、端末装置30が、ライセンス保管サーバ40からライセンスデータを受領する手順の一例をあらわすシーケンス図である。
端末装置30がバックアップ処理対象ソフトウェアの更新処理を実行すると、その後の所定のタイミング(例:更新処理完了後すぐに)で、バックアップ部35が起動する。なお、バックアップ部35には、バックアップ処理対象ソフトウェアの更新処理が完了したために起動したことを示す情報が入力される。すなわち、これからバックアップ部35が行うべき処理が、ライセンス保管サーバ40からライセンスデータを受領する処理であることを示す情報が、バックアップ部35に入力される。
バックアップ部35は、その時点で自装置において実施可能なライセンス管理方式を示す情報(図8の場合、ライセンス管理機能Bを識別する情報)と共に、ライセンスデータの返還要求をライセンス保管サーバ40に送信する(S50)。この返還要求には、端末装置30を識別する情報、又は、端末装置30を利用するユーザーを識別する情報が含まれてもよい。
すると、ライセンス引継ぎ管理部41は、ライセンス保管部42に、S40で返還要求を送信してきた端末装置30を識別する情報、又は、当該端末装置30を利用するユーザーを識別する情報に対応付けて保管されているライセンスデータの要求を送信する(S51)。
すると、ライセンス保管部42は所定のライセンスデータをライセンス引継ぎ管理部41に送信する(S52)。そして、ライセンス引継ぎ管理部41は、S52で受信したライセンスデータの中に、S50で受信した情報で特定されるライセンス管理方式で処理できないものが含まれているか判断する。含まれている場合、ライセンス引継ぎ管理部41は、そのライセンスデータを、S50で受信した情報で特定されるライセンス管理方式で処理できる形式に変換する変換要求を変換部43に送信する(S53)。例えば、ライセンス管理機能A用のライセンスデータをライセンス管理機能B用のライセンスデータに変換するように要求する。
すると、変換部43は要求に従いライセンスデータを変換し、変換後のライセンスデータをライセンス引継ぎ管理部41に送信する(S54)。その後、ライセンス引継ぎ管理部41は、変換後のライセンスデータ、及び、変換が不要であったライセンスデータを、バックアップ部35に送信する(S55)。
S55でライセンスデータを受信したバックアップ部35は受信したライセンスデータをライセンス保存部34に記憶する(S56、S57)。例えば、新たに受信したライセンスデータで、その時点でライセンス保存部34に記憶されていたライセンスデータを更新する(置き換える)。
本実施形態によれば、第1及び第2の実施形態と同様の作用効果が実現される。また、端末装置30の所定のソフトウェアの更新により端末装置30が実施可能なライセンス管理方式が変更されたことに起因して、有効なライセンスを保有しているにも関わらずコンテンツを使用できなくなるという不都合の発生を抑制することができる。
<第4の実施形態>
図11に本実施形態のコンテンツ利用システムの全体像の一例を示す。コンテンツ配信サーバ10、ライセンス配信サーバ20及びライセンス保管サーバ40の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。本実施形態のコンテンツ利用システムは、ソフトウェア更新サーバ50をさらに有することができる。ソフトウェア更新サーバ50は、所定の端末装置30に更新通知を送信するソフトウェア更新部51を有する。
端末装置30は、コンテンツ利用部31、コンテンツ保存部32、ライセンス管理部33、ライセンス保存部34、及び、バックアップ部35に加えて、ソフトウェア保存部36及びソフトウェア更新処理部38を有する。コンテンツ利用部31、コンテンツ保存部32、ライセンス管理部33、ライセンス保存部34、バックアップ部35、及び、ソフトウェア保存部36は、第1乃至第3の実施形態で説明したとおりであるので、ここでの説明は省略する。
ソフトウェア更新処理部38は、ソフトウェア更新サーバ50から更新通知を受信すると、その一部または全部をバックアップ部35に送信する。バックアップ部35に送信される情報の中には、更新するソフトウェアを識別する情報、及び、更新処理を実行するタイミング(日時)を特定する情報が含まれてもよい。
また、ソフトウェア更新処理部38は、更新通知に従い、所定のタイミングでソフトウェアの更新処理を実行する。
図12は端末装置30に保存されていたライセンスデータをライセンス保管サーバ40に保存(バックアップ)する動作の一例をあらわすシーケンス図である。
ソフトウェア更新処理部38がソフトウェア更新サーバ50のソフトウェア更新部51からバックアップ処理対象ソフトウェアの更新通知を受取ると(S60)、その後かつ更新実行前の所定のタイミング(例:更新通知受領後すぐに、更新通知受領後であって更新通知受領時に実行中の処理を終了後、更新実行タイミングの直前)で、ソフトウェア更新処理部38は、ライセンスデータバックアップ要求をバックアップ部35に送信する(S61)。すると、バックアップ部35が起動する。
以降の処理は、図5を用いて説明したものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
図13は端末装置30に保存されていたライセンスデータをライセンス保管サーバ40に保存(バックアップ)する動作の一例をあらわすシーケンス図である。
ソフトウェア更新処理部38がソフトウェア更新サーバ50のソフトウェア更新部51からバックアップ処理対象ソフトウェアの更新通知(更新予定日時を含む)を受取ると(S70)、その後かつ更新実行前の所定のタイミング(例:更新通知受領後すぐに、更新通知受領後であって更新通知受領時に実行中の処理を終了後、更新実行タイミングの直前)で、ソフトウェア更新処理部38は、ライセンスデータバックアップ要求(更新予定日時を含む)をバックアップ部35に送信する(S71)。
すると、バックアップ部35が起動する。バックアップ部35は、ライセンス管理部33に、更新予定日時において有効なライセンスに関するライセンスデータを要求する(S72)。すると、ライセンス管理部33はその時点でライセンス保存部34に保存されているライセンスデータのうち、上記条件に合致するライセンスデータを抽出し、バックアップ部35に送信する(S73)。
以降の処理は、図5を用いて説明したものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
本実施形態によれば、第1乃至第3の実施形態と同様の作用効果が実現される。
<<付記>>
上記説明によれば、以下の発明の説明がなされている。
<付記1>
コンテンツのライセンスデータを記憶するライセンス保存手段と、
自装置内の所定のソフトウェアの更新予定を示す更新通知を受取ると、更新実行前に、前記ライセンス保存手段に記憶されている前記ライセンスデータを外部装置に送信するバックアップ手段と、
を有する端末装置。
<付記2>
付記1に記載の端末装置において、
前記バックアップ手段は、前記ライセンス保存手段に記憶されている前記ライセンスデータの中の、前記ソフトウェアの更新時にライセンスが有効である前記ライセンスデータを前記外部装置に送信し、前記ソフトウェアの更新時にライセンスが無効である前記ライセンスデータは前記外部装置に送信しない端末装置。
<付記3>
付記2に記載の端末装置において、
前記ライセンスデータには、各ライセンスの有効日時を特定する第1の情報が含まれており、
前記更新通知には、更新が実行される日時を特定する第2の情報が含まれており、
前記バックアップ手段は、前記第1の情報及び前記第2の情報を利用して、前記ソフトウェアの更新時にライセンスが有効である前記ライセンスデータを特定する端末装置。
<付記4>
付記1から3のいずれかに記載の端末装置において、
前記バックアップ手段は、
前記ソフトウェアの更新実行後、その時点で自装置において実施可能なライセンス管理方式を示す情報と共に、前記ライセンスデータの返還要求を前記外部装置に送信し、
前記返還要求に応じて前記外部装置から返信されてきた前記ライセンスデータを受信すると、前記ライセンス保存手段に記憶されている前記ライセンスデータを新たに受信した前記ライセンスデータで更新する端末装置。
<付記5>
付記1から4のいずれかに記載の端末装置において、
コンテンツを使用する指示入力がなされると、前記ライセンス保存手段に記憶されている前記ライセンスデータを参照してそのコンテンツが使用可能か否かを判断するライセンス管理手段をさらに有する端末装置。
<付記6>
付記1から5のいずれかに記載の端末装置と、
前記外部装置と、
を有するコンテンツ利用システム。
<付記7>
付記6に記載のコンテンツ利用システムにおいて、
前記外部装置は、前記ソフトウェアの更新実行後、その時点で前記端末装置において実施可能なライセンス管理方式を示す情報と共に、前記ライセンスデータの返還要求を前記端末装置から受信すると、前記ソフトウェアの更新実行前に受信した前記ライセンスデータを、前記ソフトウェアの更新実行後に前記端末装置で実施可能なライセンス管理方式で処理可能な形式で前記端末装置に返信するコンテンツ利用システム。
<付記8>
付記6又は7に記載のコンテンツ利用システムにおいて、
前記端末装置に前記更新通知を送信するソフトウェア更新サーバをさらに有するコンテンツ利用システム。
<付記9>
コンピュータを、
所定のコンテンツに関するライセンスデータを記憶するライセンス保存手段、
自装置内の所定のソフトウェアの更新予定を示す更新通知を受取ると、更新実行前に、前記ライセンス保存手段に記憶されている前記ライセンスデータを外部装置に送信するバックアップ手段、
として機能させるためのプログラム。
<付記9−2>
付記9に記載のプログラムにおいて、
前記バックアップ手段に、前記ライセンス保存手段に記憶されている前記ライセンスデータの中の、前記ソフトウェアの更新時にライセンスが有効である前記ライセンスデータを前記外部装置に送信させ、前記ソフトウェアの更新時にライセンスが無効である前記ライセンスデータは前記外部装置に送信させないプログラム。
<付記9−3>
付記9−2に記載のプログラムにおいて、
前記ライセンスデータには、各ライセンスの有効日時を特定する第1の情報が含まれており、
前記更新通知には、更新が実行される日時を特定する第2の情報が含まれており、
前記バックアップ手段に、前記第1の情報及び前記第2の情報を利用して、前記ソフトウェアの更新時にライセンスが有効である前記ライセンスデータを特定させるプログラム。
<付記9−4>
付記9から9−3のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記バックアップ手段に、
前記ソフトウェアの更新実行後、その時点で自装置において実施可能なライセンス管理方式を示す情報と共に、前記ライセンスデータの返還要求を前記外部装置に送信させ、
前記返還要求に応じて前記外部装置から返信されてきた前記ライセンスデータを受信すると、前記ライセンス保存手段に記憶されている前記ライセンスデータを新たに受信した前記ライセンスデータで更新させるプログラム。
<付記9−5>
付記9から9−4のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータを、さらに、
コンテンツを使用する指示入力がなされると、前記ライセンス保存手段に記憶されている前記ライセンスデータを参照してそのコンテンツが使用可能か否かを判断するライセンス管理手段として機能させるプログラム。
<付記10>
コンピュータが、
自装置内の所定のソフトウェアの更新予定を示す更新通知を受取ると、更新実行前に、自装置内に記憶されているライセンスデータを外部装置に送信するバックアップステップを実行するライセンス管理方法。
<付記10−2>
付記10に記載のライセンス管理方法において、
前記バックアップステップでは、自装置内に記憶されている前記ライセンスデータの中の、前記ソフトウェアの更新時にライセンスが有効である前記ライセンスデータを前記外部装置に送信し、前記ソフトウェアの更新時にライセンスが無効である前記ライセンスデータは前記外部装置に送信しないライセンス管理方法。
<付記10−3>
付記10−2に記載のライセンス管理方法において、
前記ライセンスデータには、各ライセンスの有効日時を特定する第1の情報が含まれており、
前記更新通知には、更新が実行される日時を特定する第2の情報が含まれており、
前記バックアップステップでは、前記第1の情報及び前記第2の情報を利用して、前記ソフトウェアの更新時にライセンスが有効である前記ライセンスデータを特定するライセンス管理方法。
<付記10−4>
付記10から10−3のいずれかに記載のライセンス管理方法において、
前記バックアップステップでは、
前記ソフトウェアの更新実行後、その時点で自装置において実施可能なライセンス管理方式を示す情報と共に、前記ライセンスデータの返還要求を前記外部装置に送信し、
前記返還要求に応じて前記外部装置から返信されてきた前記ライセンスデータを受信すると、自装置内に記憶されている前記ライセンスデータを新たに受信した前記ライセンスデータで更新するライセンス管理方法。
<付記10−5>
付記10から10−4のいずれかに記載のライセンス管理方法において、
前記コンピュータが、さらに、
コンテンツを使用する指示入力がなされると、自装置内に記憶されている前記ライセンスデータを参照してそのコンテンツが使用可能か否かを判断するライセンス管理ステップを実行するライセンス管理方法。
10 コンテンツ配信サーバ
11 コンテンツ配信部
12 コンテンツ記憶部
20 ライセンス配信サーバ
21 ライセンス配信部
22 ライセンス生成部
30 端末装置
31 コンテンツ利用部
32 コンテンツ保存部
33 ライセンス管理部
34 ライセンス保存部
35 バックアップ部
36 ソフトウェア保存部
37 データ保存部
38 ソフトウェア更新処理部
40 ライセンス保管サーバ
41 ライセンス引継ぎ管理部
42 ライセンス保管部
43 変換部
50 ソフトウェア更新サーバ
51 ソフトウェア更新部

Claims (10)

  1. コンテンツのライセンスデータを記憶するライセンス保存手段と、
    自装置内の所定のソフトウェアの更新予定を示す更新通知を受取ると、更新実行前に、前記ライセンス保存手段に記憶されている前記ライセンスデータを外部装置に送信するバックアップ手段と、
    を有する端末装置。
  2. 請求項1に記載の端末装置において、
    前記バックアップ手段は、前記ライセンス保存手段に記憶されている前記ライセンスデータの中の、前記ソフトウェアの更新時にライセンスが有効である前記ライセンスデータを前記外部装置に送信し、前記ソフトウェアの更新時にライセンスが無効である前記ライセンスデータは前記外部装置に送信しない端末装置。
  3. 請求項2に記載の端末装置において、
    前記ライセンスデータには、各ライセンスの有効日時を特定する第1の情報が含まれており、
    前記更新通知には、更新が実行される日時を特定する第2の情報が含まれており、
    前記バックアップ手段は、前記第1の情報及び前記第2の情報を利用して、前記ソフトウェアの更新時にライセンスが有効である前記ライセンスデータを特定する端末装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の端末装置において、
    前記バックアップ手段は、
    前記ソフトウェアの更新実行後、その時点で自装置において実施可能なライセンス管理方式を示す情報と共に、前記ライセンスデータの返還要求を前記外部装置に送信し、
    前記返還要求に応じて前記外部装置から返信されてきた前記ライセンスデータを受信すると、前記ライセンス保存手段に記憶されている前記ライセンスデータを新たに受信した前記ライセンスデータで更新する端末装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の端末装置において、
    コンテンツを使用する指示入力がなされると、前記ライセンス保存手段に記憶されている前記ライセンスデータを参照してそのコンテンツが使用可能か否かを判断するライセンス管理手段をさらに有する端末装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の端末装置と、
    前記外部装置と、
    を有するコンテンツ利用システム。
  7. 請求項6に記載のコンテンツ利用システムにおいて、
    前記外部装置は、前記ソフトウェアの更新実行後、その時点で前記端末装置において実施可能なライセンス管理方式を示す情報と共に、前記ライセンスデータの返還要求を前記端末装置から受信すると、前記ソフトウェアの更新実行前に受信した前記ライセンスデータを、前記ソフトウェアの更新実行後に前記端末装置で実施可能なライセンス管理方式で処理可能な形式で前記端末装置に返信するコンテンツ利用システム。
  8. 請求項6又は7に記載のコンテンツ利用システムにおいて、
    前記端末装置に前記更新通知を送信するソフトウェア更新サーバをさらに有するコンテンツ利用システム。
  9. コンピュータを、
    所定のコンテンツに関するライセンスデータを記憶するライセンス保存手段、
    自装置内の所定のソフトウェアの更新予定を示す更新通知を受取ると、更新実行前に、前記ライセンス保存手段に記憶されている前記ライセンスデータを外部装置に送信するバックアップ手段、
    として機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータが、
    自装置内の所定のソフトウェアの更新予定を示す更新通知を受取ると、更新実行前に、自装置内に記憶されているライセンスデータを外部装置に送信するバックアップステップを実行するライセンス管理方法。
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