JP2014115065A - 太陽熱温水器の集熱器 - Google Patents

太陽熱温水器の集熱器 Download PDF

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Abstract

【課題】Oリングの噛み込みを防止しながら施工性を向上させることができる太陽熱温水器の集熱器を提供する。
【解決手段】太陽熱温水器の集熱器11は、熱媒の流路21が形成される集熱板23と、集熱板23が収容される集熱器ケース27と、流路21に連通して集熱板23に接続される一端開口部37の内周面45に平行雌ねじ部47が形成されるとともに集熱器ケース27を貫通して導出される他端開口部39の内周面45に円筒状シール面49が形成される出入口管35と、平行雌ねじ部47に螺合する平行雄ねじ部57を有するとともに円筒状シール面49に密着するOリング51を備える嵌合シール部59が一端に設けられる継手管55と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽熱温水器の集熱器に関する。
太陽熱温水器は、一般的に、太陽熱を集める集熱器と、その熱を蓄熱できる貯湯槽と、これらの間で熱媒を循環させる熱媒配管系と、を備えている。集熱器で集めた太陽熱は、熱媒配管系を通る熱媒によって貯湯槽へ運ばれる。貯湯槽内には熱媒配管系に接続された熱交換器が設けられるとともに、給湯水が貯留される。貯湯槽では、熱交換器によって熱媒の熱が給湯水に伝えられて蓄えられる。
ここで、太陽熱温水器の集熱器には、一般的に管状集熱器やプレート式集熱器が使用される。二枚のプレートを接合して熱媒の流路が形成される集熱板を備えたプレート式集熱器は、管状集熱器に比べ構造を簡素にでき、軽量化が可能である利点を有する。
上記太陽熱温水器の集熱板には、流路の上流端と下流端とで熱媒循環管路に連通する少なくとも二箇所に出入口管が取り付けられる(通常は、集熱器の汎用性を考慮して、集熱板の四隅に出入口管が取り付けられる。)。そして、この出入口管に接続ホースなどの配管を接続接続する際には、テーパーねじを切ってある出入口管へ継手管をねじ込んでから接続ホースを取り付けているが、出入口管のテーパーねじに予めシールテープを巻き、工具を用いて継手管を組み付けるため、シールテープの巻き方や継手管の締め込み量などの施工技量によって漏れの発生が左右されていた。
そこで、シールテープ巻きや締め込み量管理が不要なクイックファスナー方式が採用されている。図6に示すように、樹脂成形品の継手管であるクイックファスナー501により集熱板503に接続ホース517を接続する接続構造では、集熱板503の出入口管505に円筒状シール面507が形成され、クイックファスナー501の一端には周溝509にOリング511が装着される。クイックファスナー501の一端外周には一対の係止アーム513が揺動自在に設けられ、係止アーム513は出入口管505の開口フランジ部515に係止可能とされている。
そして、集熱板503に接続ホース517を接続する際には、クイックファスナー501の他端に接続ホース517を接続してワンタッチバンド519で締め、クイックファスナー501の一端を出入口管505の円筒状シール面507内に挿入し、係止アーム513を開口フランジ部515に係止してクイックファスナー501を出入口管505に固定する。これにより、シールテープや工具を用いることなく、クイックファスナー501の一端と出入口管505の円筒状シール面507との間がOリング511によって水密シールされる。
特開2003−262402号公報
しかしながら、クイックファスナー501を用いて出入口管505に接続ホース517を接続する際、出入口管505とクイックファスナー501との中心軸線がずれたままで施工すると、Oリング511が噛み込み、漏れの発生する可能性があった。また、クイックファスナー501は、出入口管505の軸線方向に沿って延在する係止アーム513を備えるため、係止アーム513の収容スペースを確保しなければならず、その結果、屋根と集熱器との隙間寸法が増大する不利があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、Oリングの噛み込みを防止しながら施工性を向上させることができる太陽熱温水器の集熱器を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 熱媒の流路が形成される集熱板と、前記集熱板が収容される集熱器ケースと、前記流路に連通して前記集熱板に接続される一端開口部の内周面に平行雌ねじ部が形成されるとともに前記集熱器ケースを貫通して導出される他端開口部の内周面に円筒状シール面が形成される出入口管と、前記平行雌ねじ部に螺合する平行雄ねじ部を有するとともに前記円筒状シール面に密着するOリングを備える嵌合シール部が少なくとも一端に設けられる継手管と、を備えることを特徴とする太陽熱温水器の集熱器。
上記(1)の構成の太陽熱温水器の集熱器によれば、集熱板の流路に連通して集熱器ケースから導出された出入口管に、継手管を接続する際には、出入口管の他端開口部に、継手管の一端が挿入される。出入口管の他端開口部に挿入された継手管は、平行雄ねじ部が、出入口管の一端開口部に形成された平行雌ねじ部と螺合することで、出入口管の軸線に継手管の軸線が一致する(なお、ここで出入口管の軸線及び継手管の軸線は真直であり、出入口管及び継手管は断面円形であるとする)。これにより、出入口管と継手管とは、同軸度公差、円周振れ公差等が小さく抑えられる。出入口管の軸線に継手管の軸線が一致した継手管は、Oリングの中心が円筒状シール面の軸線に一致する。継手管は、その状態のまま螺合されることで、嵌合シール部のOリングが円筒状シール面に均等に潰されて水密シールされる。即ち、Oリングは、出入口管と継手管との偏芯によって円周方向の一部が過剰に潰れる噛み込みが生じない。継手管は、この水密シール状態で、少なくとも一回転以上回転されて螺合が完了される。これにより、例えばL字(エルボ)管状の継手管の場合、螺合完了位置から一回転以下の回転角度で逆回転されることで、他端が接続ホースの配索方向に応じて360°任意の導出方向へ容易に変更自在となる。
(2) 上記(1)の構成の太陽熱温水器の集熱器であって、前記平行雄ねじ部が前記平行雌ねじ部に対して螺進した後、前記Oリングが前記円筒状シール面に密着させられることを特徴とする太陽熱温水器の集熱器。
上記(2)の構成の太陽熱温水器の集熱器によれば、出入口管の他端開口部に挿入された継手管は、先ず、平行雄ねじ部が、出入口管の平行雌ねじ部と螺合する。継手管は、その状態のまま螺合されて行くことで、Oリングの中心が円筒状シール面の軸線に一致して、出入口管の他端開口部へ進入開始される。これにより、嵌合シール部は、Oリングが継手管と出入口管の他端開口部周縁とに挟まる(噛み込まれる)ことなく、円筒状シール面に均等に潰されて、円筒状シール面を水密シールされる。
(3) 上記(1)または(2)の構成の太陽熱温水器の集熱器であって、前記出入口管の一端開口部が、二枚のプレートを接合して形成された前記集熱板の下側のプレートに接続され、前記出入口管の他端開口部が、前記集熱器ケースの底板を貫通して底面側に導出されることを特徴とする太陽熱温水器の集熱器。
上記(3)の構成の太陽熱温水器の集熱器によれば、出入口管の一端開口部は、集熱板の下側のプレートに対して垂直方向に溶接或いはロー付けによって接合して、熱媒の流路に接続することができる。従来の集熱板と出入口管との接続構造では、二枚のプレートを貼り合わすことで熱媒が通る流路を形成した集熱板の場合、プレート縁部の流路開口部と出入口管の外周部との間の隙間部を溶接或いはロー付けによって塞ぐ場合があり、このような溶接或いはロー付け作業は作業者の熟練を要しており、自動溶接が困難であった。これに対し、本構成によれば、下側のプレートに開口した円形のロー付け開口部に、出入口管の円形の一端開口部を挿入した単純な構造での容易な溶接或いはロー付け作業が可能であり、自動溶接も可能となる。
本発明に係る太陽熱温水器の集熱器によれば、Oリングの噛み込みを防止しながら施工性を向上させることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の一実施形態に係る集熱器の要部断面図である。 図1の集熱器が用いられる太陽熱温水器の全体斜視図である。 図1に示した継手管のOリングが装着されていない状態の斜視図である。 集熱器同士を接続する継手構造中央部の分解斜視図である。 図1に示した継手管を集熱器に取付ける手順を説明するための要部拡大断面図であり、(a)は取付け初期状態を示し、(b)は取付け完了状態を示す。 従来のクイックファスナーを用いた配管接続部の要部断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1に示す本発明の一実施形態に係る集熱器11は、図2に示す太陽熱温水器13に用いられる。太陽熱温水器13は、併設された2枚の集熱器11の上方に貯湯槽15を配置し、集熱器11と貯湯槽15との間を図示しない熱媒循環系により熱媒が強制循環されて貯湯槽内の水と熱交換する。また、太陽熱温水器13は、集熱器11と貯湯槽15とを分離し、集熱器11は屋根の上、貯湯槽15は別のスペースに設置されてもよい。
本実施形態の集熱器11は、四角形に形成した二枚のプレート19のうち、一方または双方のプレート19を波形に形成し、これら二枚のプレート19を貼り合わすことで熱媒が通る流路21を形成した集熱板23を有するプレート式集熱器である。集熱板23は、周縁部25が集熱器ケース27の内部固定片29にビス31によって固定され、集熱器ケース27に収容される。集熱板23を構成するプレート19には、熱伝導性のよい金属材料が使用される。集熱板23を収容する集熱器ケース27の上表面側には、透明板33が取付けられている。
集熱板23には、流路21の上流端と下流端とで熱媒循環管路に連通する少なくとも二箇所に出入口管35(連結管)が取り付けられる。本実施形態では、集熱器11の汎用性を考慮して、集熱板23の四隅に出入口管35が取り付けられる。出入口管35は、一端開口部37が、二枚のプレート19を接合して形成された集熱板23の下側のプレート19に接続される。出入口管35の他端開口部39は、集熱器ケース27の底板41を貫通して底面側に導出される。出入口管35と集熱板23との接続は、下側のプレート19に開口した円形のロー付け開口部43に、出入口管35の円形の一端開口部37を挿入した単純な構造で、容易な溶接或いはロー付け作業で行われる。
流路21に連通して集熱板23に接続された出入口管35は、一端開口部37の内周面45に平行雌ねじ部47が形成されるとともに、集熱器ケース27を貫通して導出される他端開口部39の内周面45に円筒状シール面49が形成される。出入口管35の他端開口部39には、Oリング51の受け入れをガイドする面取り部53が形成される。
この出入口管35には、図3に示す継手管55が接続される。継手管55は、平行雌ねじ部47に螺合する平行雄ねじ部57を有するとともに、円筒状シール面49に密着するOリング51を備える嵌合シール部59が少なくとも一端に設けられる。本実施形態において、継手管55は、L字(エルボ)管状に形成されるが、継手管55は直管状であってもよい。L字管状に形成された継手管55は、一端に平行雌ねじ部47と嵌合シール部59が形成され、エルボ部61を挟んで反対側の他端に接続ホース63(図4参照)を外周に接続する接手(所謂、タケノコ)65が形成されている。
継手管55の嵌合シール部59は、基端側にOリング51の装着される周溝67が形成され、その先端側に平行雄ねじ部57が形成される。ここで、平行雄ねじ部57の先端からOリング51までの長さLは、図5(a)に示すように、円筒状シール面49の軸線方向の長さSよりも大きく設定されている。従って、平行雄ねじ部57が、出入口管35の平行雌ねじ部47に対して螺進した後、図5(b)に示すように、Oリング51が円筒状シール面49に密着するように構成されている。
継手管55の周溝67は、継手管55の一端に設けられる一対の内側鍔部69及び外側鍔部71の間に形成される。周溝67に装着されたOリング51は、内径が周溝底面73の外径よりも小さく設定される。従って、周溝67に装着されたOリング51は、内周が周溝底面73に密着する。この状態で、Oリング51の外径は、内側鍔部69及び外側鍔部71の外径よりも大きくなるように設定される。
一方、出入口管35の円筒状シール面49の内径は、内側鍔部69及び外側鍔部71の外径よりも大きく、且つ装着されたOリング51の外径よりも小さく設定される。従って、Oリング51の装着された嵌合シール部59は、円筒状シール面49に挿入されることで、Oリング51が所定の圧縮量で圧縮される。圧縮されたOリング51は、弾性復元力によって周溝底面73と円筒状シール面49に密着することで、出入口管35と継手管55との隙間を水密シールする。
なお、集熱板23は、流路内が陽圧となるので、周溝内で潰されたOリング51は、周溝内の外部側へ移動される。その際、Oリング51は、円筒状シール面49と外側鍔部71との隙間に押しつけられてこの隙間を塞ぐことによっても、出入口管35と継手管55との隙間を水密シールする。
次に、上記集熱器11の接続ホース接続手順を説明する。
L字管状の継手管55を集熱器11に接続するには、先ず、地上で、出入口管35に継手管55を、平行雄ねじ部57がストップするまで平行雌ねじ部47に回して仮固定する。この際、継手管55は、平行雄ねじ部57が出入口管35の平行雌ねじ部47に対して螺進した後、Oリング51が円筒状シール面49に密着する。
次に、集熱器11を屋根上のラック75に固定する。集熱器11の固定完了後、継手管55を接続しやすい位置まで逆回転させる。図4に示すように、集熱器11同士を接続する継手構造中央部の場合、双方の継手管55の他端同士が向き合う位置まで回転する。この際の回転は原則1回転以内となる。次に、双方の継手管55の他端同士に接続ホース63を接続し、それぞれの接手65に接続ホース63をワンタッチバンド77で固定して、接続ホース63を介して集熱器11同士の接続を完了する。
次に、上記集熱器11の作用を説明する。
以上のように、本実施形態に係る太陽熱温水器13の集熱器11では、集熱板23の流路21に連通して集熱器ケース27から導出された出入口管35に、継手管55を接続する際には、出入口管35の他端開口部39に、継手管55の一端が挿入される。図5(a)に示すように、出入口管35の他端開口部39に挿入された継手管55は、平行雄ねじ部57が、出入口管35の一端開口部37に形成された平行雌ねじ部47と螺合することで、出入口管35の軸線Yに継手管55の軸線Xが一致する(なお、ここで出入口管35の軸線Y及び継手管55の軸線Xは真直であり、出入口管35及び継手管55は断面円形であるとする)。
これにより、出入口管35と継手管55とは、同軸度公差、円周振れ公差等が小さく抑えられる。出入口管35の軸線Yに軸線Xが一致した継手管55は、Oリング51の中心が円筒状シール面49の軸線に一致する。図5(b)に示すように、継手管55は、その状態のまま螺合されることで、嵌合シール部59のOリング51が円筒状シール面49に均等に潰されて水密シールされる。その結果、Oリング51は、出入口管35と継手管55との偏芯によって円周方向の一部が過剰に潰れる噛み込みが生じない。
継手管55は、この水密シール状態で、少なくとも一回転以上回転されて螺合が完了される。これにより、L字管状の継手管55の場合、螺合完了位置から一回転以下の回転角度で逆回転されることで、他端が接続ホース63の配索方向に応じて360°任意の導出方向へ容易に変更自在となる。また、本実施形態の集熱器11では、工具やシールテープを使う必要がないので、施工技量に左右されることなく施工ができ、Oリング51の噛み込みも生じなくなるので、漏れの発生を簡単な施工で確実に防止できる。
また、従来のクイックファスナー501を用いた場合は、図6に示したように係止アーム513の収容スペースが必要であったが、本実施形態の継手管55を用いた構成では、このような収容スペースが不要となるので、屋根と集熱器11との隙間寸法を小さくすることができる。
また、本実施形態に係る太陽熱温水器13の集熱器11では、出入口管35の他端開口部39に挿入された継手管55は、先ず、平行雄ねじ部57が、出入口管35の平行雌ねじ部47と螺合する(図5(a)参照)。継手管55は、その状態のまま螺合されて行くことで、Oリング51の中心が円筒状シール面49の軸線(出入口管35の軸線Y)に一致して、出入口管35の他端開口部39へ進入開始される。これにより、嵌合シール部59は、Oリング51が継手管55と出入口管35の他端開口部周縁とに挟まる(噛み込まれる)ことなく、円筒状シール面49に均等に潰されて、円筒状シール面49に水密シールされる(図5(b)参照)。
更に、本実施形態の太陽熱温水器13の集熱器11では、出入口管35の一端開口部37は、集熱板23の下側のプレート19に対して垂直方向に溶接或いはロー付けによって接合して、熱媒の流路21に接続することができる。従来の集熱板と出入口管との接続構造では、二枚のプレートを貼り合わすことで熱媒が通る流路を形成した集熱板の場合、プレート縁部の流路開口部と出入口管の外周部との間の隙間部を溶接或いはロー付けによって塞ぐ場合があり、このような溶接或いはロー付け作業は作業者の熟練を要しており、自動溶接が困難であった。これに対し、本実施形態の集熱器11の構成によれば、下側のプレート19に開口した円形のロー付け開口部43に、出入口管35の円形の一端開口部37を挿入した単純な構造での容易な溶接或いはロー付け作業が可能であり、自動溶接も可能となる。尚、本発明の集熱器は、従来のように貼り合わせた二枚のプレートのプレート縁部の流路開口部に出入口管35を溶接或いはロー付けしてもよいことは言うまでもない。
従って、本実施形態に係る太陽熱温水器13の集熱器11によれば、Oリング51の噛み込みを防止しながら施工性を向上させることができる。
なお、本発明の太陽熱温水器の集熱器は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
11…集熱器
13…太陽熱温水器
19…プレート
21…流路
23…集熱板
27…集熱器ケース
35…出入口管
37…一端開口部
39…他端開口部
41…底板
45…内周面
47…平行雌ねじ部
49…円筒状シール面
51…Oリング
55…継手管
57…平行雄ねじ部
59…嵌合シール部

Claims (3)

  1. 熱媒の流路が形成される集熱板と、
    前記集熱板が収容される集熱器ケースと、
    前記流路に連通して前記集熱板に接続される一端開口部の内周面に平行雌ねじ部が形成されるとともに前記集熱器ケースを貫通して導出される他端開口部の内周面に円筒状シール面が形成される出入口管と、
    前記平行雌ねじ部に螺合する平行雄ねじ部を有するとともに前記円筒状シール面に密着するOリングを備える嵌合シール部が少なくとも一端に設けられる継手管と、
    を備えることを特徴とする太陽熱温水器の集熱器。
  2. 請求項1記載の太陽熱温水器の集熱器であって、
    前記平行雄ねじ部が前記平行雌ねじ部に対して螺進した後、前記Oリングが前記円筒状シール面に密着させられることを特徴とする太陽熱温水器の集熱器。
  3. 請求項1または請求項2記載の太陽熱温水器の集熱器であって、
    前記出入口管の一端開口部が、二枚のプレートを接合して形成された前記集熱板の下側のプレートに接続され、
    前記出入口管の他端開口部が、前記集熱器ケースの底板を貫通して底面側に導出されることを特徴とする太陽熱温水器の集熱器。
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