JP2014114840A - 検出センサの付着物除去装置 - Google Patents

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/68Inputs being a function of gearing status
    • F16H59/70Inputs being a function of gearing status dependent on the ratio established

Abstract

【課題】変速機構の検出センサに付着する付着物を効果的に除去することができる付着物除去装置を提供すること。
【解決手段】ターゲット220の外周面220Aに、検出センサ10のセンシング面110に接触する長さの複数本の毛21を備えたブラシ20が設けられ、検出センサ10のセンシング面110の周縁部に、外側に向かって延びるつば部31を有するカバー30が設けられる。そして、ブラシ20の少なくとも一部の毛21は、少なくともターゲット220のシフト動作及びセレクト動作中の可動範囲内における所定位置において、上記の一部の毛21の先端がつば部31の外周端部を超える長さとしている。これにより、検出センサ10に付着した付着物のみならず、ブラシ20に付着した付着物もつば部31で削ぎ落として除去される。
【選択図】図8

Description

本発明は、磁気を用いた非接触型の検出センサに付着する付着物を除去する検出センサの付着物除去装置に関するものである。
自動車の変速機構などにおいては、制御のために各種の部品等が所定の位置にあるか否かを検出する検出センサ(位置検出センサ)が用いられている。このような検出センサには、マグネット(永久磁石)とホール効果素子(磁気変換素子、以下、単に「ホール素子」という)とを組み合わせたものがある。この種の検出センサでは、部品が検出センサに対して相対的に移動又は回転すると、ホール素子の感磁面に対する磁界方向が変化し、その変化した角度に対応した電気信号がホール素子から出力される。この電気信号の値(電圧値)に基づいて部品の位置を検出する。
ここで、このような検出センサでは、マグネットを用いているので、マグネットから生じる磁気(磁力)により鉄粉等のゴミ(付着物)が付着してしまう。自動車等の内部の検出センサにおいて鉄粉等のゴミが付着した場合、検出センサを取り外してゴミを洗浄したり、直接拭き取りを行う以外は、ゴミを自力で除去することは困難である。そこで、以下に示すような、検出センサに付着する鉄粉等のゴミを除去する方法が種々提案されている。
特許文献1には、回転体(車輪のホイール)にマグネットが埋め込まれ、フレームにセンサ部が設けられ、フレームにおいてマグネットと対向する位置に付着物除去ブラシが装着され、マグネットが回転する毎に付着物除去ブラシに接触して付着物を除去する装置が記載されている。
また、特許文献2には、回転体を載置して回転させるための2本の永久磁石ローラの表面に付着する付着物を除去する装置が記載されている。この装置では、2本の永久磁石ローラと回転体の間に薄状の磁性体金属テープが配置され、この磁性体金属テープに付着した付着物をブラシで除去する。
実開平4−116768号公報 実開平4−122148号公報
上記特許文献1に記載された装置では、マグネットが埋め込まれた回転体にブラシを接触させるだけの構造である。したがって、回転体に付着した付着物をブラシで掃き出したとしても、ブラシに付着物がこびり付いて離れずに残ってしまう(溜まってしまう)。また、自動車等における往復移動する部品の位置を検出する検出センサに適用する場合、ブラシで付着物を掃き出したとしても、ブラシに残った付着物が往復移動するだけで、付着物を完全には除去することができない。
また、上記特許文献2に記載された装置では、2つのローラとブラシを用いているので、部品点数が多くなり、コストがかかってしまう。また、かかる装置を自動車内部(トランスミッション内部)に設置するための空間を確保する必要があるので、自動車内部で用いる検出センサに適用することは困難である。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、比較的に安価かつ簡易な構成で、自動車の変速機構などが備える検出センサに付着する付着物を効果的に除去することができるとともに、ブラシに付着する付着物も除去することができる検出センサの付着物除去装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では以下のようにした。
本発明に係る検出センサの付着物除去装置は、変速機構(200)の切り替え動作に伴って可動する可動部(204)に対向した位置に設けられ、可動部(204)の可動に伴ってマグネット(15)により生じる磁界の変化を検出することにより可動部(204)の位置を検出する検出センサ(10)において、該検出センサ(10)における可動部(204)に対向する対向面(110)に付着する付着物(300)を除去する検出センサの付着物除去装置であって、可動部(204)の外周部(220A)に、検出センサ(10)の対向面(110)に接触する長さの複数本の毛(21)を備えたブラシ(20)が設けられ、検出センサ(10)の対向面(110)の周縁部に、外側に向かって延びるつば部(31)が設けられ、ブラシ(20)の少なくとも一部の毛(21b)は、少なくとも可動部(204)の可動範囲内における所定位置において、一部の毛(21b)の先端がつば部(31)の外周端部を超える長さであることを特徴とする。
このような構成によれば、変速機構における可動部の位置検出を行う検出センサに付着する付着物がブラシで除去されるとともに、ブラシに付着する付着物もつば部で削ぎ落とされる。その結果、鉄粉等の付着物によってマグネットの磁界方向が変化してしまうことで検出センサのセンサ感度(精度)が低下してしまうことを防止することができる。また、本発明にかかる付着物除去装置を備えた検出センサは、可動部にブラシを取り付けるとともに、検出センサの対向面につば部(つば部を有するカバー)を取り付けるだけで構成することができるため、比較的に安価かつ簡易な構成であり、簡単に設置することができる。
また、上記の検出センサの付着物除去装置では、可動部(204)は、軸線回りに回転して変速機構(200)のシフト動作を行う軸(203)の外周部に設けられ、ブラシ(20)の少なくとも一部の毛(21b)は、少なくとも可動部(204)がシフト動作中の可動範囲内における所定位置において、一部の毛(21b)の先端がつば部(31)の外周端部を超える長さである構成とされていてもよい。このような構成によれば、変速機構のシフト動作に合わせて検出センサの対向面に付着する付着物の除去が行われるため、付着物の除去を行うための特別な動作を行う必要がなく、変速機構のシフト動作が行われる度に検出センサの付着物が除去されるようになる。
また、上記の検出センサの付着物除去装置では、可動部(204)は、軸線方向に移動して変速機構(200)のセレクト動作を行う軸(203)の外周部に設けられ、ブラシ(20)の少なくとも一部の毛(21b)は、少なくとも可動部(204)がセレクト動作中の可動範囲内における所定位置において、一部の毛(21b)の先端がつば部(31)の外周端部を超える長さである構成とされていてもよい。このような構成によれば、変速機構のセレクト動作に合わせて検出センサの対向面に付着する付着物の除去が行われるため、付着物の除去を行うための特別な動作を行う必要がなく、変速機構のセレクト動作が行われる度に検出センサの付着物が除去されるようになる。
また、上記の検出センサの付着物除去装置では、ブラシ(20)の複数本の毛(21)のうち、外側の毛(21b)は内側の毛(21a)よりも長いことが望ましい。このような構成によれば、ブラシの内側の短い毛で付着物を周囲に導き、外側の長い毛に付着した付着物をつば部の外周端部で確実に削ぎ落とすことができる。
また、上記の検出センサの付着物除去装置では、ブラシ(20)及びつば部(31)は樹脂製であることが望ましい。このような構成によれば、検出センサにブラシ及びつば部を取り付けた場合でも、ブラシ及びつば部が磁界方向に影響を与えることがないため、検出センサの精度を低下させてしまうことはない。
また、上記の検出センサの付着物除去装置では、つば部(31)の外周端部は、マグネット(15)より生じる磁気の影響を受けない距離だけ該マグネット(15)から隔たれていることが望ましい。このような構成によれば、つば部の外周端部において削ぎ落とした付着物が磁気によって付着してしまうことも防止することができる。
また、上記の検出センサの付着物除去装置では、つば部(31)は、対向面(110)と所定角度で、可動部(204)と反対方向に延びるように構成されていることが望ましい。このような構成によれば、つば部の外周端部においてより確実に付着物を削ぎ落とすことができる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態における構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
本発明にかかる構成によれば、変速機構における可動部の位置検出を行う検出センサに付着する鉄粉等の付着物をブラシで除去するとともに、ブラシに付着する付着物も除去する構成であるので、検出センサに付着する付着物を効果的に除去することができる。
トランスミッションにおけるシフト動作及びセレクト動作を説明するための図である。 本実施形態におけるトランスミッションの構成を示す立面図である。 図2の要部を示す平面図である。 シフトアーム角度と電圧との関係を示すグラフである。 付着物除去装置の構成例を示す図で、シフトアームと検出センサに取り付けたブラシ及びカバーの取付状態を示す図である。 ブラシの構成例を示す図で、(A)は、検出センサ側から見た平面図、(B)は、側断面図である。 カバーの構成例を示す図で、(A)は、ターゲット側から見た平面図、(B)は、側断面図である。 付着物除去装置の動作を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本実施形態におけるトランスミッションのシフト動作及びセレクト動作を説明するための図である。また、図2は、本実施形態におけるトランスミッションの構成を示す立面図である。また、図3は、図2の要部を示す平面図である。本実施の形態においては、検出センサ10は、マニュアル式のトランスミッションのシフトポジションがニュートラル位置にあるか否かを検出するためのニュートラルセンサとして用いられる。
図1〜図4に示すように、トランスミッション200は、1〜6速といった複数段のギヤ及びリバース段のギヤを備えており、自動車の運転者が、自動車の進行方向に沿った縦方向(図1におけるシフト方向)と、この縦方向に直交する横方向(図1におけるセレクト方向)とに図示しないシフトレバーを操作することで、特定のギヤが選択される。すると、エンジンの出力軸の回転が、選択されたギヤを介して、車輪を駆動するドライブシャフトに伝達される。このとき、選択されたギヤのギヤ比により、エンジンの出力軸と、車輪を駆動するドライブシャフトとの回転比(減速比、増速比)が決まる。この実施の形態では、図1に示すシフト方向にシフトレバーを操作することに対応するトランスミッション200の動作をシフト動作といい、セレクト方向にシフトレバーを操作することに対応するトランスミッション200の動作をセレクト動作という。
ここでは、トランスミッション200の概念的な構成のみを説明するが、トランスミッション200としては、詳しくは、例えば特開2002−235851号公報に記載されたものを採用することができる。
トランスミッション200は、各段を構成するギヤ201をエンジンの出力軸とドライブシャフトとに選択的に接続するため、本実施形態では、プレート状の4本のシフトピース202A〜202Dが、互いに積層されるようにして設けられている。シフトピース202A〜202Dのぞれぞれは、積層方向に直交する方向(図2の紙面に直交する方向)にスライド可能とされており、中立位置からその表面に沿った一方向にスライドさせたときと、中立位置から他方向にスライドさせたときとで、互いに異なる段のギヤ201が選択されようになっている。ここで、シフトピース202Aは、1速−2速のギヤ201を選択するための部材であり、シフトピース202Bは、3速−4速のギヤ201を選択するための部材であり、シフトピース202Cは、5速−6速のギヤ201を選択するための部材であり、シフトピース202Dは、リバースのギヤ201を選択するための部材である。
このようなシフトピース202A〜202Dは、シフトセレクトシャフト203に設けられたシフトアーム204により操作される。シフトセレクトシャフト203は、シフトピース202A〜202Dの積層方向と平行な軸線を有して配置されている。このシフトセレクトシャフト203は、スリーブ205に形成された貫通孔に沿って軸線方向に往復移動可能に設けられている。
シフトセレクトシャフト203の上端部には、シフトセレクトシャフト203を軸線方向に移動させるためのセレクトアーム206が設けられている。このセレクトアーム206は、中間部206bがスリーブ205に回転自在に支持され、一端206aに設けられたピンがシフトセレクトシャフト203の上端部に連結されている。そして、セレクトアーム206の他端に設けられたピン206cは、図示しないシフトレバーに接続された操作ワイヤーや操作ロッドに連結されている。シフトレバーの横方向の操作に応じて、セレクトアーム20が中間部206bを中心として回転し、これによってシフトセレクトシャフト203がその軸線方向に沿って往復動するようになっている。
また、シフトセレクトシャフト203の外周側にシフトロータ207が一体に設けられている。このシフトロータ207に、シフトセレクトシャフト203の外周側に位置するピン207aが設けられ、このピン207aが、図示しないシフトレバーに接続された操作ワイヤーや操作ロッドに連結されている。そして、シフトレバーの縦方向の操作に応じて、シフトロータ207がシフトセレクトシャフト203とともにその軸線周りに回転するようになっている。
シフトアーム204には、外周側に突出する凸部208が形成されている。そして、シフトレバーが横方向(図1に示すセレクト方向)に操作されると、セレクトアーム206が作動してセレクト動作が行われ、凸部208が、シフトセレクトシャフト203の軸線方向、つまりシフトピース202A〜202Dの積層方向に移動し、シフトピース202A〜202Dのいずれかに対向する。
シフトピース202A〜202Dの先端部には、凸部208が噛み合う凹部209(図3参照)がそれぞれ形成されており、凸部208がシフトピース202A〜202Dの積層方向に移動することで、シフトピース202A〜202Dのいずれかに形成された凹部209に嵌り込むようになっている。
そして、シフトピース202A〜202Dのいずれかに形成された凹部209に凸部208が嵌り込んだ状態で、シフトレバーを縦方向(図1に示すシフト方向)に動かすと、シフトロータ207が作動してシフト動作が行われ、シフトセレクトシャフト203がその軸線周りに回転することで、凸部208がシフトピース202A〜202Dのいずれか(噛み合ったもの)を中立位置から一方の側または他方の側に移動させる。
シフトピース202A〜202Cとシンクロメッシュ機構のスリーブ(図示せず)とがシフトフォーク215A〜215Cを介して連結されている。なお、図2、図3には示していないが、シフトピース202Dとシンクロメッシュ機構のスリーブともシフトフォークを介して連結されている。そして、シフトピース202A〜202Dのいずれかが中立位置から一方の側または他方の側に移動することにより、シフトフォーク215A〜215Cを介してシンクロメッシュ機構のスリーブを一方の側または他方の側に移動させることで、ギヤ201の選択(インギヤ)が行われる。例えば、シフトピース202Aに形成された凹部209に凸部208が嵌り込んだ状態でシフト動作が行われ、シフトセレクトシャフト203(つまりシフトアーム204)がその軸線周りに回転すると、凸部208がシフトピース202Aを中立位置から一方の側または他方の側に移動させる。これにより、シフトフォーク215Aを介してスリーブが1速のギヤ201の側または2速のギヤ201の側にスライドして、ギヤ201を噛み合わせる。
ここで、図3に示すように、シフトアーム204には、その外周部において凸部208と反対側の位置に、外周側に突出したターゲット(センサターゲット)220が設けられている。また、ターゲット220の外周面220Aには、外周側に突出した検出突起221が設けられている。ターゲット220(検出突起221を含む)は、鉄などの磁性体で形成されている。また、図3に示すように、シフトアーム204は、締結ボルト230によってシフトセレクトシャフト203に締結(ボルト締め)されている。
図3に示すように、検出突起221に近接して対向する位置に、検出センサ10が設けられている。検出センサ10は、トランスミッション200のハウジング211にブラケット(図示せず)を介して固定されている。検出突起221は、シフトレバーおよびシフトピース202A〜202Dが中立位置にあるニュートラル状態で、検出センサ10に最も近接して位置するようになっている。検出センサ10では、この検出突起221が近接した位置にあるか否かを検出することで、シフトアーム204の回転を検出する。
図3に示すように、検出センサ10は、筒状のケース11と、このケース11の外周面の溝(Oリング溝)に嵌め込まれるシール用のOリング12と、筒状のホルダー13とを有する。また、ケース11内部には、検出センサ10の構成部品である、マグネット15(図5参照)やホール素子(図示せず)などが内蔵されている。したがって、ケース11の先端面であるセンシング面110(シフトアーム204のターゲット220と対向する面)に鉄粉等の付着物が付着し易い。また、図示は省略するが、ホルダー13には、配線が接続されるコネクタなどが内蔵されている。
図4は、シフトアーム角度と電圧との関係を示すグラフである。シフトアーム204がシフトセレクトシャフト203の軸線回りに回転することにより、検出突起221が検出センサ10のセンシング面110に対して相対的に回転する。これにより、ホール素子の感磁面に対する磁界方向(磁束密度)が変化し、その変化した角度に対応した電圧の電気信号がホール素子から出力される。この電気信号の電圧値に基づいて検出突起221(すなわち、シフトアーム204)の位置(回転角度)を検出する。
図4に示すように、シフトアーム204の角度が0度のときに(すなわち検出突起221がセンシング面110に最も近接した位置にあるときに)、シフトピース202A〜202Dが中立位置にあるニュートラル状態である。このときのホール素子からの電圧値が最大値(例えば3.7V)となる。また、シフトアーム204の角度が0度から徐々にプラスの方向に進んでいくと電圧値が下がっていく。シフトアーム204の角度が20度以上(例えば23度)のときに、奇数段(1速、3速、5速)のギヤがインギヤとなる。このときのホール素子からの電圧値は所定の閾値(例えば1.0V)以下となる。また、シフトアーム204の角度が0度から徐々にマイナスの方向に進んでいくと電圧値が下がっていく。シフトアーム204の角度が−20度以上(例えば−23度)のときに、偶数段(2速、4速、6速)のギヤがインギヤとなる。このときのホール素子からの電圧値も所定の閾値(例えば、1.0V)以下となる。
このような構成において、検出センサ10は、電圧値が所定の閾値(例えば3.3V)以上のときに検出突起221(すなわちシフトアーム204)が規定の位置(ニュートラル位置)にあると判断し、電圧値が所定の閾値(例えば1.0V)以下のときに検出突起221がインギヤの位置にあると判断する。そして、検出センサ10は、検出した検出突起221の位置に応じた信号を電子制御ユニットなどの制御部に出力する。制御部は、例えば、ニュートラル位置にあると判断したことを条件にエンジンの始動を許可する制御を行う。なお、電圧値が0.5V以下のときはグランドショート又は断線の故障であると判断され、電圧値が4.5V以上のときは5Vショートの故障であると判断される。
しかし、マグネット15の磁力に引き寄せられて、トランスミッション200内部の鉄粉等の付着物がケース11のセンシング面110に溜まってしまうと、センシング面110に付着した鉄粉等の付着物によって磁性体が増し、検出される電圧が上昇してしまう傾向となる。そのため、インギヤ動作において検出される電圧が下がり難くなり、インギヤ検出用の閾値以下とならないことが懸念される。そこで、本実施形態では、ブラシ20及びカバー30を備えた付着物除去装置により、検出センサ10のセンシング面110に付着する鉄粉等の付着物の除去を行うように構成している。
本実施形態にかかる検出センサ10が備える付着物除去装置の構成を説明する。図5は、付着物除去装置の構成例を示す図で、シフトアーム204に取り付けたブラシ20と検出センサ10に取り付けたカバー30の取付状態を示す図である。図6は、ブラシ20の構成例を示す図で、(A)は、検出センサ10側から見た平面図、(B)は、側断面図である。また、図7は、カバー30の構成例を示す図で、(A)は、ターゲット220側から見た平面図、(B)は、側断面図である。
図5に示すように、ブラシ20は、複数本の毛21がシート部22に植え付けられた構造となっている。このブラシ20(毛21及びシート部22)は樹脂材料(合成樹脂材料)で形成されている。ブラシ20のシート部22は、ターゲット220の外周面220Aの形状(つまり、ターゲット220の形状)に沿った形状(断面が略7の字の形状)となっている。また、シート部22の一端には、締結ボルト230が貫通される締結穴22aが形成されている。シート部22は、ボルト230によるシフトセレクトシャフト203に対するシフトアーム204の締結の際、シフトアーム204に対して共締めされて固定される。
また、シート部22の他端には、ターゲット220の側面220Bに設けられた溝222に嵌合する嵌合爪22bが形成されている。したがって、シート部22の嵌合爪22bを溝222に嵌合させた後、シート部22をターゲット220の外周面220Aに沿って貼り付け、シート部22の一端を締結ボルト230でボルト締めすることで、ブラシ20がターゲット220に固定される。なお、シート部22には、ブラシ20がターゲット220に固定された場合における検出突起221が対応する位置に、検出突起221を貫通させる穴22cが設けられている。
また、図5に示すように、ブラシ20の毛21の長さは、ターゲット220がニュートラル位置にあるときに、少なくとも毛21の先端がセンシング面110に接触する長さとなっている。
また、図6に示すように、ブラシ20のシート部22は略長方形であって、その横幅はターゲット220の外周面220Aの幅よりも広くなっている。また、シート部22の中心付近には検出突起221を貫通させる穴22cが形成されている。シート部22の内側の長方形の範囲21aにおいては、ブラシ20の毛21の長さは短く、シート部22の長方形の範囲21aを囲む外側の範囲21bにおいては、ブラシ20の毛21の長さは長くなっている。例えば、内側の範囲21aの毛21の長さを2mm(例えば検出突起221の長さと同じ長さ)とし、外側の範囲21bの毛21の長さを4〜5mmとする。
また、図5及び図7に示すように、ケース11のセンシング面110の周縁部に、つば部31を備えたカバー30が装着されている。筒状のカバー30は、検出センサ10のケース11におけるOリング12の装着位置からセンシング面110の周縁部までの部分を覆う筒状の部材である。このカバー30は、樹脂材料(合成樹脂材料)で形成されている。このカバー30はケース11のセンシング面110側から被せられている。これにより、カバー30がケース11に取り付けられる。カバー30には、センシング面110の周縁部から外側(外径側)に向かって延びるつば部31が形成されている。つば部31は、センシング面110と所定角度(例えば45度)で、シフトアーム204(つまりターゲット220)と反対方向に延びる構造となっている。また、カバー30の上端面の中央(つば部31の内径側)には、センシング面110が露出するように穴32が形成されている。これにより、センシング面110がカバー30によって塞がれて検出センサ10の検出精度が低下することがなくなる。さらに、本実施形態では、図7に示すように、検出センサ10のケース11の外周面とカバー30の内周面との間にクリアランス(隙間)を設けることにより、マグネット15とつば部31との距離33を遠ざけるように構成している。
また、本実施形態では、ブラシ20の少なくとも一部の毛21(外側の範囲21bの毛21)は、少なくともターゲット220(すなわちシフトアーム204)のシフト動作中及びセレクト動作中の可動範囲内における所定位置において、上記の一部の毛21の先端がつば部31の外周端部を超える長さとしている。このように構成したことによって、シフトアーム204のシフト動作及びセレクト動作が行われることにより、センシング面110に付着する付着物がブラシ20で除去されるとともに、ブラシ20に付着する付着物もつば部31において少なくとも一部の毛21によって削ぎ落とされて除去される。
次に、上記構成の付着物除去装置の動作を説明する。図10は、付着物除去装置の動作を説明するための図で、(A)は、シフトポジションがニュートラル位置の状態、(B)は、奇数段ギヤがインギヤとなっている状態、(C)は、偶数段ギヤがインギヤとなっている状態を示している。
図10(A)に示すシフトポジションがニュートラル位置の状態では、ターゲット220の検出突起221が検出センサ10のセンシング面110に最も近接した位置にある。このとき、鉄粉300がセンシング面110のマグネット15の周辺に溜まっている。そして、シフトレバーの操作に応じたシフト動作が行われることにより1速段ギヤなどの奇数段ギヤへのインギヤが行われると、図10(B)に示すように、ターゲット220がシフトセレクトシャフト203の軸線回りに所定角度(図10中の左側方向に所定角度)回転する。このとき、鉄粉300の一部がブラシ20の毛21によってセンシング面110の外側(ターゲット220の回転方向である図10中の左側方向の外径側)に掃き出される。
さらに、シフトレバーの操作に応じたシフト動作が行われることにより、2速段ギヤなどの偶数段ギヤへのインギヤが行われると、図10(C)に示すように、ターゲット220がシフトセレクトシャフト203の軸線回りに所定角度(図10中の右側方向に所定角度、つまり図10(B)とは反対方向に所定角度)回転する。このとき、図10(B)においてブラシ20の毛21によってセンシング面110の外側に掃き出された鉄粉300の一部がカバー30のつば部31で削ぎ落とされる。また、削ぎ落とされずに毛21に残った鉄粉300は、ブラシ20の毛21によって外側(ターゲット220の回転方向である図10中の右側方向)に掃き出される。このような動作を繰り返すことにより、センシング面110に付着した鉄粉300がブラシ20によってセンシング面110の外側に掃き出され、さらにブラシ20の毛21に付着した鉄粉300もカバー30のつば部31で削ぎ落とされる。
また本実施形態では、既述のように、マグネット15とつば部31との距離33を遠ざけるように構成している。すなわち、つば部31(具体的には、つば部31の外周端部)を、マグネット15より生じる磁力(磁気)の影響を受けない距離だけマグネット15から隔てている、このような構成によって、つば部31の外周端部において削ぎ落とした鉄粉300が磁力によってカバー30に付着してしまうことも防止することができる。
なお、図8においては、シフトレバーの操作に応じたシフト動作が行われる場合について説明したが、シフトレバーの操作に応じたセレクト動作が行われる場合についても図8に示した場合と同様に、セレクト動作に伴うターゲット220の移動(図6(A)に示すセレクト方向の移動)により、センシング面110のマグネット15の周辺に溜まった鉄粉300がブラシ20によってセンシング面110の外側に掃き出され、さらにブラシ20に付着した鉄粉300がつば部31の外周端部で削ぎ落とされる。
以上説明したように、本実施形態の検出センサ10の付着物除去装置は、ターゲット220(シフトアーム204)の外周面220Aに、検出センサ10のセンシング面110に接触する長さの複数本の毛21を備えたブラシ20が設けられ、検出センサ10のセンシング面110の周縁部に、外側に向かって延びるつば部31が設けられ、ブラシ20の少なくとも一部の毛21(例えば外側の範囲21bの毛21)は、少なくともターゲット220の可動範囲内における所定位置において、上記の一部の毛21の先端がつば部31の外周端部を超える長さとしている。このような構成によって、検出センサ10のセンシング面110に付着する付着物をブラシ20で除去することができるとともに、ブラシ20に付着する付着物もつば部31で削ぎ落とすことができる。その結果、鉄粉300等の付着物によってマグネット15の磁界方向が変化してしまうことにより検出センサ10のセンサ感度(検出精度)が低下してしまうことを防止することができる。また、この付着物除去装置は、ターゲット220にブラシ20を取り付けるとともに、検出センサ10のセンシング面110につば部31を有するカバー30を取り付けるだけで構成することができるため、比較的に安価かつ簡易な構成であり、かつ簡単に設置することができる。
また、上記の実施の形態では、トランスミッション200のシフト動作及びセレクト動作に合わせて検出センサ10のセンシング面110に付着する付着物の除去が行われるため、付着物の除去を行うための特別な動作を行う必要がなく、トランスミッション200のシフト動作又はセレクト動作が行われる度に検出センサ10の付着物の除去を行うことができる。
また、上記の実施の形態では、ブラシ20の複数本の毛21のうち、外側の範囲21bの毛21は内側の範囲21aの毛21よりも長くなるように構成されているので、主にブラシ20の内側の範囲21aの短い毛21で付着物を周囲に導き、主に外側の範囲21bの長い毛21に付着した付着物をつば部31の外周端部で確実に削ぎ落とすことができる。
また、上記の実施の形態では、ブラシ20及びカバー30を樹脂材料で形成したので、検出センサ10にブラシ20及びカバー30を取り付けた場合でも、ブラシ20及びカバー30が磁界方向に影響を与えることがないため、検出センサ10の精度を低下させてしまうことはない。
また、上記の実施の形態では、つば部31の外周端部は、マグネット15より生じる磁気の影響を受けない距離だけ該マグネット15から隔たれているので、つば部31の外周端部において削ぎ落とした鉄粉300がカバー30に付着してしまうことも防止することができる。
また、上記の実施の形態では、つば部31は、センシング面110と所定角度(例えば45度の角度)で、シフトアーム204(ターゲット220)と反対方向に延びるように構成されているので、つば部31の外周端部においてより確実に付着物を削ぎ落とすことができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、ブラシ20の毛21の長さとして、内側の範囲21aの毛21は短く、外側の範囲21bの毛21は長くする構成としていたが、シート部22の中心付近から外側に向かって徐々に毛21の長さを長くするように構成してもよい。また、毛21の長さは、ターゲット220の検出突起221とセンシング面110との距離、つば部31の外周端部の位置などを考慮して、適宜変更される。
また、ブラシ20の毛21の本数も、鉄粉300を除去するために最適な本数に適宜変更される。また、ブラシ20の毛21の硬さは、本実施形態では歯ブラシ程度の硬さを想定しているが、そのような硬さに限定されるわけではなく、適宜変更され得る。
また、上記の実施の形態では、ブラシ20及びカバー30を、それぞれターゲット220及び検出センサ10に取り付ける別部品としていたが、ターゲット220及び検出センサ10に一体的に構成されていてもよい(すなわち同一部品としてもよい)。
また、上記実施の形態では、検出センサ10を自動車を構成する部品の位置検出用としたが、その用途は何ら限るものではない。すなわち、本発明にかかる検出センサは、自動車を構成する部品が特定の位置にあるか否かを検出するために用いられるものであれば、用途は上記実施形態に示すトランスミッション200のシフトポジションセンサに限るものではなく、様々な用途に用いることが可能である。
10 検出センサ
15 マグネット
20 ブラシ(付着物除去装置)
21 毛
21a 内側の範囲
21b 外側の範囲
22 シート部
30 カバー(付着物除去装置)
31 つば部
110 センシング面(対向面)
200 トランスミッション(変速機構)
201 ギヤ
203 シフトセレクトシャフト(シフト軸)
204 シフトアーム
220 ターゲット
221 検出突起
300 鉄粉(付着物)

Claims (7)

  1. 変速機構の切り替え動作に伴って可動する可動部に対向した位置に設けられ、前記可動部の可動に伴ってマグネットにより生じる磁界の変化を検出することにより前記可動部の位置を検出する検出センサにおいて、該検出センサにおける前記可動物に対向する対向面に付着する付着物を除去する検出センサの付着物除去装置であって、
    前記可動部の外周部に、前記検出センサの前記対向面に接触する長さの複数本の毛を備えたブラシが設けられ、
    前記検出センサの前記対向面の周縁部に、外側に向かって延びるつば部が設けられ、
    前記ブラシの少なくとも一部の毛は、少なくとも前記可動部の可動範囲内における所定位置において、前記一部の毛の先端が前記つば部の外周端部を超える長さである
    ことを特徴とする検出センサの付着物除去装置。
  2. 前記可動部は、軸線回りに回転して前記変速機構のシフト動作を行う軸の外周部に設けられ、
    前記ブラシの少なくとも一部の毛は、少なくとも前記可動部が前記シフト動作中の可動範囲内における所定位置において、前記一部の毛の先端が前記つば部の外周端部を超える長さである
    ことを特徴とする請求項1に記載の検出センサの付着物除去装置。
  3. 前記可動部は、軸線方向に移動して前記変速機構のセレクト動作を行う軸の外周部に設けられ、
    前記ブラシの少なくとも一部の毛は、少なくとも前記可動部が前記セレクト動作中の可動範囲内における所定位置において、前記一部の毛の先端が前記つば部の外周端部を超える長さである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の検出センサの付着物除去装置。
  4. 前記ブラシの前記複数本の毛のうち、外側の毛は内側の毛よりも長い
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の検出センサの付着物除去装置。
  5. 前記ブラシ及び前記つば部は樹脂製である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の検出センサの付着物除去装置。
  6. 前記つば部の外周端部は、前記マグネットより生じる磁気の影響を受けない距離だけ該マグネットから隔たれている
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の検出センサの付着物除去装置。
  7. 前記つば部は、前記対向面と所定角度で、前記可動部と反対方向に延びる
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の検出センサの付着物除去装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101784116B1 (ko) * 2016-12-19 2017-10-27 주식회사 퓨트로닉 마그네틱 센싱 방식의 파워 트랜스퍼 유닛 디스커넥트 액추에이터
CN108571588A (zh) * 2017-03-09 2018-09-25 上海汽车集团股份有限公司 变速器及其电子式挡位传感器
CN112469929A (zh) * 2018-07-23 2021-03-09 雷诺股份公司 用于检测变速箱内部控制装置的位置的装置

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