JP2014114560A - Cradle for supporting curtain wall - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、カーテンウォール支持用の架台に関する。 The present invention relates to a support for curtain wall support.
カーテンウォールを屋外で建物外周面の設置位置まで搬送する搬送システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の搬送システムでは、先に設置された方立をガイドレールとし、カーテンウォールにガイドローラーをブラケットを介して取り付けて、ガイドレールとガイドローラーとによってカーテンウォールの上昇を案内している。
A conveyance system that conveys a curtain wall outdoors to an installation position on the outer peripheral surface of a building is known (for example, see Patent Document 1). In the transport system described in
特許文献1に記載の搬送システムでは、ガイドローラーが取り付けられたブラケットをボルトとナットとによりカーテンウォールの背面に取り付けている。そのため、カーテンウォール1の搬送前には、ブラケットをカーテンウォールに取り付ける作業が発生し、カーテンウォール1の搬送後には、ブラケットをカーテンウォールから取り外す作業が発生する。ここで、カーテンウォールをガイド機構付の架台に載せて上部と下部との振れ止めを行った状態で、架台を揚重装置で揚重すれば、ガイド機構をカーテンウォールに対して着脱する作業を不要にできる。しかしながら、上下の振れ止め機構を架台に設けることによって、架台に設置できるカーテンウォールの高さが制限されることになると、高さが異なる各種のカーテンウォール毎に専用の架台を製作しなければならなくなり、高コストになる。
In the transport system described in
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、高さが異なる様々な種類のカーテンウォールを、その上下の振れ止めをした状態で支持できる架台を提供することを課題とするものである。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a gantry capable of supporting various types of curtain walls having different heights while keeping their upper and lower steadying. .
上記課題を解決するために、本発明に係るカーテンウォール支持用の架台は、カーテンウォールを支持し、揚重装置によって建物の外周面に沿って揚重される架台であって、前記揚重装置によって揚重される本体フレームと、前記本体フレームの下部に設けられ、カーテンウォールの下部の振れ止めをした状態でカーテンウォールの荷重を支える下部振れ止め部と、前記本体フレームにおける前記下部振れ止め部よりも上側に設けられ、カーテンウォールの上部の振れ止めをする上部振れ止め部と、前記下部振れ止め部と前記上部振れ止め部との高さ方向の距離を調整する調整機構とを備える。 In order to solve the above-mentioned problem, a curtain wall supporting frame according to the present invention is a frame that supports a curtain wall and is lifted along the outer peripheral surface of a building by a lifting device, wherein the lifting device is A main body frame that is lifted by the main body frame, a lower anti-rest portion that is provided at a lower portion of the main body frame and supports a load of the curtain wall in a state in which the lower portion of the curtain wall is anti-static, and the lower anti-rest portion of the main body frame An upper steadying portion provided on the upper side of the curtain wall, and an adjustment mechanism for adjusting a distance in a height direction between the lower steadying portion and the upper steadying portion.
前記カーテンウォール支持用の架台は、前記本体フレームに設けられ、カーテンウォールを前記本体フレームに引揚げる揚重装置を備えてもよい。 The frame for supporting the curtain wall may include a lifting device that is provided on the main body frame and lifts the curtain wall to the main body frame.
前記カーテンウォール支持用の架台は、前記本体フレームに設けられ、建物に設置済のカーテンウォールのサッシに着脱可能に又は一体で設けられたガイドレールに沿って、前記本体フレームが昇降するように案内するガイド機構を備えてもよい。 The curtain wall support frame is provided on the main body frame, and is guided so that the main body frame moves up and down along a guide rail that is detachably or integrally provided on a sash of a curtain wall already installed in a building. A guide mechanism may be provided.
前記カーテンウォール支持用の架台において、前記ガイド機構は、前記ガイドレールと共に、前記本体フレームのカーテンウォールの幅方向への振れを抑える第一のガイドローラーと、前記ガイドレールと共に、前記本体フレームのカーテンウォールの厚み方向への振れを抑える第二のガイドローラーとを備えてもよい。 In the curtain wall support frame, the guide mechanism, together with the guide rail, a first guide roller that suppresses a swing of the main body frame in the width direction of the curtain wall, and the guide rail together with the curtain of the main body frame. You may provide the 2nd guide roller which suppresses the shake to the thickness direction of a wall.
本発明によれば、高さが異なる様々な種類のカーテンウォールを、その上下の振れ止めをした状態で支持できる架台を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a gantry capable of supporting various types of curtain walls having different heights in a state where the top and bottom of the curtain walls are steady.
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態に係るカーテンウォール1の支持用の架台20を備える搬送システム100の概要を示す立面図である。この図に示すように、搬送システム100は、建設中の高層ビル2の屋外に設置された複数の垂直搬送システム10及び複数の水平搬送システム50とを備えている。カーテンウォール1は、上下2枚のガラスとこれらを保持するサッシとからなり、ビル1階分の高さを有する外壁ユニットである。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is an elevation view illustrating an outline of a
垂直搬送システム10は、建設中の高層ビル2の複数階毎に2組ずつ設置され、水平搬送システム50は、複数階毎に1組ずつ設置されている。垂直搬送システム10は、建設中の高層ビル2の所定階のフロアレベルに設置された揚重装置12と、揚重装置12によって揚重される架台20とを備えている。また、水平搬送システム50は、揚重装置12の設置階の1階下のフロアレベルに当該階の全周に亘って設置された水平レール60と、水平レール60に沿って移動可能に設けられた揚重装置52とを備えている。垂直搬送システム10では、揚重装置12が、カーテンウォール1を支持した架台20を、建設中の高層ビル2の外周面に沿って垂直(鉛直)に揚重する。そして、水平搬送システム50では、揚重装置52が、カーテンウォール1をその上部に取り付けられたブラケット3を介して吊持した状態で、水平レール60に沿って水平に搬送する。
Two sets of the
図2は、垂直搬送システム10を示す立面図(正面図)であり、図3は、図2の3矢視図(側面図)である。また、図4は、架台20を示す平面図である。これらの図に示すように、垂直搬送システム10は、揚重装置12と、揚重装置12の設置階のフロアレベルに設置された架台14と、架台14上に水平移動可能に構成され、揚重装置12が固定された移動台16と、制御盤18と、コントローラー19とを備えている。
FIG. 2 is an elevational view (front view) showing the
揚重装置12は、電動ウインチであり、ワイヤWを介して架台20を揚重する。また、架台14は、揚重装置12の設置階の床面から屋外に張り出すように設置されている。この架台14の上面には、ビル外周面に沿って延びる一対のレールが設けられ、移動台16の下面には、レールに沿って走行可能な車輪16Aが設けられている。また、移動台16の下面には、一対のアンカーブロック16Bが設けられており、このアンカーブロック16Bで移動台16を架台14に固定することが可能である。これにより、揚重装置12をビル外周面に沿って水平に移動させて揚重装置12の水平方向の位置を調整し、その位置で揚重装置12を架台14に固定することが可能である。
The
コントローラー19は、ジョイスティック式の操作装置であり、有線で制御盤18に接続されている。作業者によりコントローラー19が操作されると、制御盤18から揚重装置12に駆動信号が送信されて揚重装置12が駆動される。
The
架台20は、2枚のカーテンウォール1が横に並べられて立てられた状態で設置される縦長の台であり、複数の角型の鋼管21A〜Fが組み合わされて構成された本体フレーム21を備える。また、架台20は、本体フレーム21の上部に設置された左右一対の揚重装置22と、本体フレーム21の左側に設置された上下一対のガイドローラーユニット23と、本体フレーム21の右側に設置された上下一対のガイドローラーユニット24と、本体フレーム21の下部と上下方向中間部とに夫々設置された下部振れ止め機構25及び上部振れ止め機構26とを備えている。
The
鋼管21Aは、本体フレーム21の上部に水平に配されている。この鋼管21Aには、左右一対のワイヤロープ取付部27が設けられている。左右のワイヤロープ取付部27は、鋼管21Aの軸方向中央部から等距離の位置に設けられており、揚重装置12のフック12Fに掛けられた玉掛けワイヤロープWRがシャックルSを介して取り付けられている。また、鋼管21Aには、左右一対の揚重装置取付部28が設けられている。左右の揚重装置取付部28は、鋼管21Aの軸方向端部に設けられており、揚重装置22が吊り下げられている。
The
左右一対の鋼管21Bは、鉛直に配されてその上端が鋼管21Aに結合されている。左右の鋼管21Bは、左右のワイヤロープ取付部27の直下に配されている。上下一対の鋼管21Cは、水平に配されて一対の鋼管21Bの中間部又は下端部に結合されている。この鋼管21Cの両端には、ガイドローラーユニット23、24が取り付けられている。
The pair of left and
左右一対の鋼管21Dは、左右一対の鋼管21Bを左右に挟むように鉛直に配されて上下一対の鋼管21Cに結合されている。また、左右一対の鋼管21Eは、夫々鋼管21Bと鋼管21Dの上端部との間に水平に配されてこれらを結合している。さらに、鋼管21Fは、本体フレーム21の下部に水平に配されて左右一対の鋼管21Dの下端に結合されている。
The pair of left and
揚重装置22は、電動式のチェーンブロックであり、カーテンウォール1の上部に取り付けられたブラケット3にフック22Fを掛けた状態で、カーテンウォール1を架台20上まで引揚げる。ガイドローラーユニット23、24は、架台20の昇降を案内する。ここで、ビル外周面に設置済のカーテンウォール1のサッシには、仮設材であるガイドレール4が取り付けられており、このガイドレール4が複数階に亘って鉛直方向に連続している。ガイドローラーユニット23、24は、ガイドレール4に沿って昇降することにより、架台20の昇降を案内する。
The lifting
下部振れ止め機構25は、鋼管21Fの軸方向中央部及び両側部に取り付けられた3個の振れ止め材37を備えており、これらによりカーテンウォール1の下部の振れ止めを行う。また、上部振れ止め機構26は、左右一対の鋼管21Dの上端部と左右一対の鋼管21Bの上下方向中間部とに取り付けられた4個の振れ止め材38を備えており、これらによりカーテンウォール1の上部の振れ止めを行う。
The
図5は、ガイドローラーユニット23、24を拡大して示す平面図であり、図6は、図5の6矢視図であり、また、図7は、図5の7−7断面図である。これらの図に示すように、ガイドレール4は、互いに平行な一対のフランジ4Fと、これらを結合する互いに平行な一対のウェブWとにより、断面II(ローマ数字の2)字状に構成されており、左右両側にコ字状の溝4Cが形成されている。
5 is an enlarged plan view showing the
ガイドローラーユニット23、24は、複数のガイドローラー31と、複数のガイドローラー32とを備えている。複数のガイドローラー31は、各組2個ずつの複数組に分けられており、各組の2個のガイドローラー31は、一対のウェブ4Wを左右に挟むように配され、複数組のガイドローラー31は、上下方向に並べて配されている。このガイドローラー31は、カーテンウォール1に対して直交する回転軸の周りに回転可能であり、その外周面をウェブ4Wに当接させた状態で回転可能である。このため、複数組のガイドローラー31とこれらに挟まれるウェブ4Wとが、架台20の左右の振れを止める。
The
また、複数のガイドローラー32は、各組2個ずつの複数組に分けられており、各組の2個のガイドローラー31は、一対のウェブ4Wを左右に挟むように配され、複数組のガイドローラー32は、上下方向に並べて配されている。このガイドローラー32は、ビル外周面に対して平行な水平方向に配された回転軸の周りに回転可能であり、その外周面をフランジ4Fに当接させた状態で回転可能である。このため、複数組のガイドローラー32とこれらを挟む一対のフランジ4Fとが、架台20の前後の振れを止める。
The plurality of
図5に示すように、ガイドローラーユニット23、24は、左右一対のローラーホルダー33を備えており、このローラーホルダー33にガイドローラー31、32が回転可能に取り付けられている。また、鋼管21Cには左右一対のブラケット34が結合され、ローラーホルダー33には左右一対のブラケット33Aが設けられている。この左右一対のブラケット33Aが左右一対のブラケット34の間に挿入されており、これらは、左右方向に貫通する連結ピン35により結合されている。
As shown in FIG. 5, the
ここで、ガイドローラーユニット23では、左右のブラケット33Aとそれらの外側のブラケット34とが、隙間が無い状態で結合されているのに対して、ガイドローラーユニット24では、左右のブラケット33Aとそれらの外側のブラケット34とが、カラー36を挟んだ状態で結合されている。すなわち、ガイドローラーユニット24では、カラー36の厚みを変えて左右のブラケット33Aとそれらの外側のブラケット34との隙間を調整することによって、ガイドローラーユニット24と鋼管21Cとの左右方向の相対位置を調整することが可能になっている。
Here, in the
図8は、下部振れ止め機構25を拡大して示す側面図である。この図に示すように、カーテンウォール1の下端には、ビル外周面に沿って水平に延びる溝1Aが設けられている。下部振れ止め機構25が備える3個の振れ止め材37は、鋼管21Fから前方へ水平に突出して直角に上側に屈曲するL字状のフック部37Aを備えている。このフック部37Aの先端が、カーテンウォール1の下端の溝1Aに嵌ることにより、カーテンウォール1の下部の前後の振れが止まる。
FIG. 8 is an enlarged side view showing the lower
図9は、上部振れ止め機構26を拡大して示す側面図である。この図に示すように、カーテンウォール1の上端には、ビル外周面に沿って水平に延びる溝1Bが設けられている。上部振れ止め機構26が備える4個の振れ止め材38は、鋼管21B又は鋼管21Dの側面に回動可能に取り付けられたL字状のフック部38Aと、このフック部38Aを図中反時計周り方向に付勢するバネ(図示省略)とを備えている。フック部38Aは、鋼管21B又は鋼管21Dから前方へ突出して直角に下側に屈曲する。このフック部38Aの先端が、カーテンウォール1の上端の溝1Bに嵌ることにより、カーテンウォール1の上部の前後の振れが止まる。また、フック部38Aをバネの付勢力に抗して図中時計周り方向に回動させることにより、フック部38Aをカーテンウォール1の上部の溝1Bから外すことができる。
FIG. 9 is an enlarged side view showing the upper
図10は、下部振れ止め機構25と上部振れ止め機構26との高さ方向の距離を調整する調整機構40を示す側面図である。この図に示すように、調整機構40は、鋼管21Fと一体で形成されて鋼管21Fから鉛直上方に延びる角型の鋼管41を備える。この鋼管41には、鋼管21Dの下部が挿入されており、鋼管41と鋼管21Dの下部とはボルトで固定されている。
FIG. 10 is a side view showing an
ここで、鋼管41及び鋼管21Dの下部には上下方向に所定間隔で複数のボルト通し孔Hが形成されており、鋼管41と鋼管21Dとの結合位置を変えることにより、鋼管21Dの下端から鋼管21Fまでの長さを調整し、下部振れ止め機構25と上部振れ止め機構26との高さ方向の距離を調整することが可能である。これによって、カーテンウォール1の高さ寸法に応じて、下部振れ止め機構25と上部振れ止め機構26との高さ方向の距離を調整することが可能であり、高さ寸法が異なる複数種類のカーテンウォール1を、架台20に設置することが可能である。
Here, a plurality of bolt through holes H are formed at predetermined intervals in the vertical direction at the lower part of the
図11は、水平搬送システム50を示す側面図(一部断面図)である。これらの図に示すように、水平搬送システム50は、揚重装置52と、水平レール60と、水平レール60を設置階に支持する架台62と、揚重装置52を水平レール60に移動可能に支持する支持機構70と、揚重装置52に給電する給電機構80とを備えている。
FIG. 11 is a side view (partially sectional view) showing the
揚重装置52は、電動チェーンブロックであり、チェーンCとブラケット3とを介してカーテンウォール1を揚重する。この揚重装置52は、不図示の有線又は無線のリモコンで操作される。水平レール60は、I形鋼である。架台62は、揚重装置52の設置階の床面から屋外に張り出すように設置されており、この架台62の先端部の下面に水平レール60の上側のフランジ60Fが固定されている。また、架台62の先端部と上階の架台20の基端部とは斜張材としてのワイヤロープ63で繋がれており、架台62に作用する荷重が、上階の躯体で支えられる。
The lifting
支持機構70は、揚重装置52に固定され揚重装置52から上方へ張り出した一対の支持板72と、一対の支持板72に支持された一対のガイドローラー74とを備えている。一対の支持板72は、水平レール60をフランジ60Fの幅方向に挟むように配されている。また、ガイドローラー74は、一対の支持板72の間に、水平レール60のウェブ60Wを挟み、下側のフランジ60F上を転動できるように配されている。このため、揚重装置52に水平方向の力が与えられると、ガイドローラー74が水平レール60の下側のフランジ60F上で転動することにより、揚重装置52が水平レール60に沿って移動する。
The support mechanism 70 includes a pair of
給電機構80は、架台62の先端部にブラケット81を介して取り付けられたトロリーダクト82と、外側の支持板72にブラケット83を介して取り付けられたトロリー84とを備えている。トロリーダクト82は、水平レール60に沿って延びており、複数列の端子が水平レール60に沿って配されている。このトロリーダクト82は電源に接続されている。トロリー84は、トロリーダクト82の端子に接触する複数の端子を備え、揚重装置52と電源ケーブルで接続されている。このため、揚重装置52の位置や停止・移動の状態にかかわらず、トロリーダクト82及びトロリー84を介して揚重装置52に電源を供給できる。
The
図12は、一組の垂直搬送システム10と水平搬送システム50とを示す側面図である。この図に示すように、垂直搬送システム10の揚重装置12は、フック12Fが水平レール60とビル外周面との間を通って昇降するように配され、水平搬送システム50の揚重装置52は、フック52Fが水平レール60の直下で昇降するように配されている。
FIG. 12 is a side view showing a set of the
以下、カーテンウォール1を設置位置まで搬送して設置する方法について説明する。まず、カーテンウォール1を垂直搬送システム10の架台20に載せる(図2〜4参照)。この工程では、まず、ブラケット3とガイドレール4とをカーテンウォール1に取り付ける。また、架台20の下方の屋外スペースに台車を設置する。そして、その台車の上にカーテンウォール1を、ブラケット3側が架台20の下方に位置するように寝かせた状態で載置する。そして、揚重装置22のフック22Fをブラケット3に掛けて、揚重装置22によりカーテンウォール1を引揚げる。この際、カーテンウォール1がその上部側から引揚げられるのに追従して台車がビル屋内側へ移動する。これにより、カーテンウォール1の下部が引きずられることを防止でき、カーテンウォール1の下部に傷がつくことを防止できる。
Hereinafter, a method of transporting and installing the
そして、揚重装置22により架台20上に引揚げたカーテンウォール1の下部を、下部振れ止め機構25にセットする。この際、振れ止め材37のフック部37Aの先端を、カーテンウォール1の下部の溝1Aに嵌める(図8参照)。また、カーテンウォール1の上部を、上部振れ止め機構26にセットする。この際、振れ止め材38のフック部38Aの先端を、カーテンウォール1の上部の溝1Bに嵌める(図9参照)。
Then, the lower part of the
つぎに、垂直搬送システム10の揚重装置12により架台20を、カーテンウォール1の設置階まで揚重する(図12参照)。この工程では、架台20は、左右両側のガイドローラーユニット23、24と、ビル外周面に残置されている左右一対のガイドレール4とにより前後左右に位置決めされた状態で上昇する。ここで、ガイドローラーユニット23、24のガイドローラー31と、ガイドレール4の一対のウェブ4Wとにより、架台20の左右方向の位置決めがなされ、ガイドローラーユニット23、24のガイドローラー32と、ガイドレール4の一対のフランジ4Fとにより、架台20の前後方向の位置決めがなされる。これにより、架台20を安定した状態で揚重することができる。
Next, the
つぎに、カーテンウォール1を、垂直搬送システム10の揚重装置12から水平搬送システム50の揚重装置52に受け替える(図12参照)。この工程では、まず、水平搬送システム50の揚重装置52のフック52FをワイヤロープWR及びシャックルSを介してブラケット3に取り付け、架台20の揚重装置22のフック22Fをブラケット3から取り外す。また、上部振れ止め機構26の振れ止め材38をカーテンウォール1の上部の溝1Bから外す。そして、揚重装置52でカーテンウォール1を揚重する。
Next, the
つぎに、カーテンウォール1を設置位置まで水平に移動させる。ここで、水平搬送システム50の揚重装置52は、水平レール60に水平移動可能に吊り下げられているため、カーテンウォール1をビル外周面に沿って横方向に押すことにより、カーテンウォール1を揚重装置52と共に水平方向に移動させることができる。
Next, the
最後に、カーテンウォール1を所定位置に設置する。この工程では、カーテンウォール1の水平方向の位置を調整すると共に、リモコンで揚重装置52を操作してカーテンウォール1の高さを調節する。そして、カーテンウォール1を所定位置に固定する。その後、ブラケット3をカーテンウォール1から取り外す。
Finally, the
ところで、カーテンウォール1は、建設工事中の高層ビル2の下層の所定階に搬入して、当該階から設置位置まで搬送システム100により屋外で搬送する。ここで、垂直搬送システム10によりカーテンウォール1を垂直に搬送する際には、設置済のカーテンウォール1に取り付けられたガイドレール4を使ってカーテンウォール1の搬送を案内する。そのため、カーテンウォール1の設置は、下層から高層へと進めていく。その際、カーテンウォール1の設置を下層で行う際には、下層に設置した搬送システム100を使用し、カーテンウォール1の設置を高層で行う際には、高層に設置した搬送システム100を使用する。ここで、カーテンウォール1の搬送路に水平レール60や架台62等が位置しないように、カーテンウォール1の設置が完了した階層の水平搬送システム50は撤去しておく。
By the way, the
ここで、図10に示すように、本実施形態に係るカーテンウォール1の支持用の架台20は、揚重装置12によって揚重される本体フレーム21と、その本体フレーム21の下部に設けられ、カーテンウォール1の下部の振れ止めをした状態でカーテンウォール1の荷重を支える下部振れ止め機構25と、本体フレーム21における下部振れ止め機構25よりも上側に設けられ、カーテンウォール1の上部の振れ止めをする上部振れ止め機構26と、下部振れ止め機構25と上部振れ止め機構26との高さ方向の距離を調整する調整機構40とを備える。
Here, as shown in FIG. 10, the
以上の構成を備える架台20によれば、カーテンウォール1の高さに応じて、調整機構40により下部振れ止め機構25と上部振れ止め機構26との高さ方向の距離を調整することによって、高さが異なる様々な種類のカーテンウォール1を、上下の振れ止めをした状態で支持することができる。従って、高さが異なる各種のカーテンウォール1に専用の架台20を製作する必要が無くなり、架台20の製作コストを低減できる。
According to the
また、本体フレーム21に設けた揚重装置22により、カーテンウォール1を本体フレーム21に引揚げるようにしたことによって、カーテンウォール1を本体フレーム21に載せる作業を容易化でき、作業者の労力を軽減できる。
Further, by lifting the
また、本体フレーム21に設けたガイドローラーユニット23、24と、設置済のカーテンウォール1のサッシに着脱可能に設けられたガイドレール4とによって、本体フレーム21の昇降を案内するようにしたことによって、架台20を、振れを抑えた安定した状態で昇降させることができる。ここで、ガイドローラーユニット23、24では、ガイドローラー31が、ガイドレール4の一対のウェブ4Wをカーテンウォール1の幅方向に挟むことによって、本体フレーム21のカーテンウォール1の幅方向への振れを抑える。また、ガイドローラー32が、ガイドレール4の左右両側の溝4Cに嵌り込むことによって、本体フレーム21のカーテンウォール1の厚み方向への振れを抑える。これによって、架台20を、前後左右の振れを抑えた安定した状態で昇降させることができる。
In addition, the
なお、上述の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。例えば、上述の実施形態では、ガイドレール4を仮設材とし、カーテンウォール1のサッシに着脱可能に設けたが、ガイドレール4を本設材とし、カーテンウォール1のサッシに一体で設けてもよい。また、架台20の昇降を案内するためのガイド機構として、ガイドローラー31、32をガイドレール4の溝4Cに嵌まり込むように設けたが、その代わりにゴム等の弾性部材をガイドレール4の溝4Cに嵌まり込むように設ける等してもよい。
In addition, the above-mentioned embodiment is for making an understanding of this invention easy, and does not limit this invention. It goes without saying that the present invention can be changed and improved without departing from the gist thereof, and that the present invention includes equivalents thereof. For example, in the above-described embodiment, the
1 カーテンウォール、1A 溝、1B 溝、2 高層ビル、3 ブラケット、4 ガイドレール、4C 溝、4F フランジ、4W ウェブ、10 垂直搬送システム、12 揚重装置、12F フック、14 架台、16 移動台、16A 車輪、16B アンカーブロック、18 制御盤、19 コントローラー、20 架台、21 本体フレーム、21A 鋼管、21B 鋼管、21C 鋼管、21D 鋼管、21E 鋼管、21F 鋼管、22 揚重装置、22F フック、23 ガイドローラーユニット、24 ガイドローラーユニット、25 下部振れ止め機構、26 上部振れ止め機構、27 ワイヤロープ取付部、28 揚重装置取付部、31 ガイドローラー、32 ガイドローラー、33 ローラーホルダー、33A ブラケット、34 ブラケット、35 連結ピン、36 カラー、37 振れ止め材、37A フック部、38 振れ止め材、38A フック部、40 調整機構、41 鋼管、50 水平搬送システム、52 揚重装置、52F フック、60 水平レール、60F フランジ、60W ウェブ、62 架台、63 ワイヤロープ、70 支持機構、72 支持板、74 ガイドローラー、80 給電機構、81 ブラケット、82 トロリーダクト、83 ブラケット、84 トロリー、100 搬送システム 1 curtain wall, 1A groove, 1B groove, 2 high-rise building, 3 bracket, 4 guide rail, 4C groove, 4F flange, 4W web, 10 vertical conveying system, 12 lifting device, 12F hook, 14 frame, 16 moving table, 16A wheel, 16B anchor block, 18 control panel, 19 controller, 20 mount, 21 body frame, 21A steel pipe, 21B steel pipe, 21C steel pipe, 21D steel pipe, 21E steel pipe, 21F steel pipe, 22 lifting device, 22F hook, 23 guide roller Unit, 24 Guide roller unit, 25 Lower steady rest mechanism, 26 Upper steady rest mechanism, 27 Wire rope attachment part, 28 Lifting equipment attachment part, 31 Guide roller, 32 Guide roller, 33 Roller holder, 33A Bracket, 34 Bracket , 35 connecting pin, 36 collar, 37 steady rest material, 37A hook part, 38 steady rest material, 38A hook part, 40 adjustment mechanism, 41 steel pipe, 50 horizontal conveying system, 52 lifting device, 52F hook, 60 horizontal rail , 60F flange, 60W web, 62 frame, 63 wire rope, 70 support mechanism, 72 support plate, 74 guide roller, 80 power supply mechanism, 81 bracket, 82 trolley duct, 83 bracket, 84 trolley, 100 transport system
Claims (4)
前記揚重装置によって揚重される本体フレームと、
前記本体フレームの下部に設けられ、カーテンウォールの下部の振れ止めをした状態でカーテンウォールの荷重を支える下部振れ止め部と、
前記本体フレームにおける前記下部振れ止め部よりも上側に設けられ、カーテンウォールの上部の振れ止めをする上部振れ止め部と、
前記下部振れ止め部と前記上部振れ止め部との高さ方向の距離を調整する調整機構と
を備えるカーテンウォール支持用の架台。 A stand that supports the curtain wall and is lifted along the outer peripheral surface of the building by a lifting device,
A main body frame lifted by the lifting device;
A lower anti-rest part provided at the lower part of the main body frame and supporting the load of the curtain wall in a state of anti-swaying the lower part of the curtain wall;
An upper steadying portion that is provided above the lower steadying portion in the main body frame and that prevents the top of the curtain wall from being steady;
A curtain wall support pedestal comprising: an adjustment mechanism that adjusts a distance in a height direction between the lower steadying portion and the top steadying portion.
前記ガイドレールと共に、前記本体フレームのカーテンウォールの幅方向への振れを抑える第一のガイドローラーと、
前記ガイドレールと共に、前記本体フレームのカーテンウォールの厚み方向への振れを抑える第二のガイドローラーと
を備える請求項3に記載のカーテンウォール支持用の架台。 The guide mechanism is
Along with the guide rail, a first guide roller that suppresses the swing in the width direction of the curtain wall of the main body frame,
The gantry for supporting the curtain wall according to claim 3, further comprising: a second guide roller that suppresses the swing of the main body frame in the thickness direction of the curtain wall together with the guide rail.
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