JP2014112984A - 直流送電制御システム。 - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来電力変換器では直流事故時に交流系統から事故電流流入することから、直流事故時にMMCCを全停止・再起動する必要があった。直流系統に耐えうる遮断器無は商用ベースでは存在せず。全停止、再起動を行うとすると高速復帰ができないという課題があった。
【解決手段】
本発明は,複数のフルブリッジ回路の直列体アームを複数備えた複数の電力変換装置と複数の断路器と直流系統側に設置した複数の電流センサより構成されることを特徴とする直流送電システムにおいて、直流系統事故が発生したときには,上記電流センサからの異常信号により前記電力変換装置がIdc=0にする。数秒後前記電力変換装置が再立ち上げ時に直流側系統事故が継続しているか否かの判定後,前記事故が除去されていれば前記電力変換装置は運転継続,否であれば再びMMCCはIdc=0にすることを特徴とする直流送電システムを提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流送電制御システムに係り,特に,電力変換装置を用いるに好的な直流送電制御システムに関する。
近年、送電の効率化のために直流送電が多く用いられるようになってきた。一般の電力系統は交流であるので、そのために、直流送電のためには、交流系統の電力を電力変換装置で直流に変換して送電する。
ここで、交流系統或いは直流送電線に落雷などによる事故が発生することがある。事故発生のまま直流送電を継続すると、例えば、電力変換装置が事故で発生した電圧に絶えられない等、送電システム全体に影響が及ぶので、一旦、送電を停止する必要がある。
そのため、例えば、事故発生の場合には、全ての電力変換装置の動作を停止する。また、各電力変換装置間において直流送電線に直流遮断器を設け、事故が発生した場合に、電力変換装置の動作が停止となった後、直流送電線の直流電流が零になった時点で、直流遮断器により直流送電を切離す。このような技術は、例えば、特開2008−29044号公報に記載されている。
また、直流送電システムにおいて直流電流センサを備え、事故時に電力変換装置の運転を停止し、事故原因の除去と同時にシステムを再起動する。このような技術は、例えば、特開2000−50498号公報に記載されている。
特開2008−29044号公報 特開2000−50498号公報
上記の特許文献1の技術では、事故発生の場合には、電力変換装置を全て停止して直流電流が零になった時点で切離すので、1対複数を有する端子構成に応用できる余地がなかった。また、上記の特許文献2の技術では、直流送電線に全ての変換装置が接続されているので、直流送電線に事故が発生した場合には、やはり、全ての変換装置を停止させなければならなかった。
特許文献1ならびに特許文献2はいずれも直流送電システムにおける端子数が少数の端子から構成されており、更に端子が増えることによる系統事故時の対応に関する意識がされていない。
さらには、自励式直流送電であるVSC−HVDCとして高電圧、低歪み波形を出力可能なMMCC(Multi Modular Cascade Converter)方式が有力だが、系統事故時の復旧には時間を要しており、上記従来技術では対応ができなかった。
本発明の目的は、上記問題点のうち、少なくとも1を解決することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、第1の送電路の一方側に第1の電力変換装置の直流側を接続し、第2の送電路の一方側に第2の電力変換装置の直流側を接続し、前記第1の送電路の他方側と前記第2の送電路の他方側に第3の電力変換装置の直流側を接続し、前記第1の送電路と第2の送電路の各々に遮断手段を配置した直流送電システムの送電を制御するものでであって、前記送電路の事故を検出し、前記事故の検出された送電路に接続される直流を出力している変換装置の出力を停止させ、その後、前記事故の検出された送電路の遮断手段を作動させるように構成した。
本発明の構成によれば、事故発生の場合には、電力系統に接続する一部の電力変換装置を停止させつつ、他の電力変換器の運転を継続することができる。
高圧直流多端子システムの全体図 断路器106の詳細図 直流事故が発生した時の動作フロー図 直流事故が発生した場合の動作状況を示す図 直流事故が発生した場合の動作状況を示す図 電力変換器106の構成図
本発明を実施する形態について説明する。
図1は、高圧直流多端子システム全体を示している。この高圧直流多端子システムは、交流系統101が4か所に存在し、各々には連系変圧器103を介して交流を直流へ変換する電力変換器102a、102b、102c、102dと電気的に接続している。交流系統101の数は例示的に示したのであり、4か所より多くあったも良い。
電力変換器102a、102b、102c、102dが、直流送電網5004にメッシュ状に接続している状況を示している。電力変換器102aを例にとると、電力変換器102aは各々の対応する直流送電網5004の送電線を介して、電力変換器102b、102c、102dと電気的に接続している。すなわち、1対N(電力変換器102aでは1対3)の接続となっている。図1においては、各機器を接続する線において、太線は電力送電としての接続を意味し、一方、細線は通信としての接続を意味している。
ここで直流送電網5004は単線表現をしているが実際にはそれぞれ、図2の直流送電網5004p、5004nとして示されているように、2本のケーブルから構成される。直流送電網5004上にはそれぞれ断路器と直流センサ(後述)を含む装置106を配置し、装置106と電力変換器102は其々通信線104によって接続している。さらに電力変換器102a、102b、102c、102dはDC指令所4000と通信線4002によって接続している。
図2は、装置106の詳細を示している。この装置は直流送電線5004p、5004nに対してそれぞれ断路器1064と直流センサ1062が設置されており、断路器1064および直流センサ1062は通信線104と接続している。装置106は、各直流送電線5004毎に2つ、各直流送電線5004の両端付近に設けられている。なお、断路器1064の代わりに直流遮断器としても良い。本実施例は、断路器を用いるのが望ましい例である。
直流センサ1062は通信線104を介して直近の電力変換器102に接続されて、直流センサ1062の検出情報は該直近の電力変換器102に送信される。また、断路器1064は通信線104を介して直近の電力変換器102に接続されて、該直近の電力変換器102の指令により、クローズ・オープンの動作をする。
ここで断路器1064が開放動作する前提として直流電流が零となっている必要がある。
直流電流を零とする動作は本実施例では、電力変換器102a、102b、102c、102dが担う。また直流センサ1062は直流送電網5004p、5004n上の電流値を測定しており、逐次電力変換器へ送信する役割を担っている。断路器1064は、電力変換器102a、102b、102c、102dからの指令により開閉動作をする機能を有する。
図3以降において、直流送電網5004上における直流事故が発生した時の電力変換器102、直流送電網5004、DC指令所4000におけるそれぞれの動作フローを示す。
直流送電網5004において直流事故5000が発生すると(S1)、直流センサ1062から通信線104により接続した電力変換器102に対して直流電流方向、電流変化率値を送信する(m1)。送信を受けた電力変換器102は、直流電流方向、電流変化率値の許容閾値を超えた場合に直流事故を検出し(S4)、直流電流方向、電流変化率値、直流事故判定結果をDC指令所4000へ送信する(m2)。その後、事故区間に属する電力変換器102は、電力変換器102の直流電圧を零に制御し、直流電流が零となるようにする。もちろん直流送電網5004上における電力変換器102のうちの、直流電力を送電している方の電力変換器102が直流電流が零となるようにすれば良い。
m2を受信したDC指令所4000は、配下にある電力変換器102からの直流センサ1062の情報を収集し(S3)、直流事故発生前の直流送電網5004上の電流値並びに電流方向と比較し、事故区間を特定し(S6)、直流送電網5004上の事故地点を含む区間情報を電力変換器102へ送信する(m3)。なお、電力変換器102からDC指令所4000への送信は、電力変換器102が直流事故を検出したときに行っても良いし、また、所定時間毎に定期的に、直流電流方向、電流変化率値、直流事故の有無を含めて行っても良い。
その後、事故区間に属する電力変換器102は、事故区間に該当する断路器1064をオープンにする指令を該当する断路器1064に対して送信し(m4)、直流送電網上では事故区間切離しが実行される(S7)。事故区間切離しが完了すると、断路器1064は開放動作が正常完了したことを電力変換器102へ戻し(m5)、電力変換器102は数秒ウェイト後、電力変換器102は当該電力変換器102の配下の断路器1064の開放動作が完了したことをDC指令所4000へ送信する(m6)。その後DC指令所4000では、事故区間切離し後の直流送電網上の各々の断路器1064の開閉状況を集計し、事故区間切離し後の直流系統が確定する(S8)。その後、電力潮流最適計算を実施し、電力変換器102毎の電圧値ΔVを決定したのちに、直流電流が零となっている電力変換器102へ送信する(m7)。その後m7を受信した電力変換器102は、事故区間に該当するオープンとなっていた断路器1064をクローズにする指令を該当断路器1064に対して送信し、直流電流が零の状態から電流を徐々に直流送電網5004へ流れるよう立ち上げる(S11)。もしも直流電圧が上昇しない場合には、直流事故が継続していると判断し(S12)、再度S5の処理へ戻る。ここで、数回、この処理を行って、なお直流電圧が上昇しない場合には、断路器1064をクローズにしたまま、電力変換器102は運転を実施する。すなわち、直流事故が起きた事故区間を迂回して、他の直流送電網を用いて、直流送電を行う。例えば、事故点5002について、いま、電力変換器102aが直流送電を行い、電力変換器102dが受電しており、電力変換器102aから電力変換器102dへ送電すると仮定すると、電力変換器102b近傍の送電線或いは、電力変換器102c近傍の送電線を介して、電力変換器102aから電力変換器102dへの送電が可能となる。
一方、もしも直流事故が継続していないと判断したならば(S12),電力変換器102は運転継続を実施する。このように、DC指令所4000が、事故区間切離し後の直流送電網上の直流系統を確定するので、各電力変換器102及び各断路器1064に対して再開の指令が可能となる。
図4、図5において、前述図3の説明のごとく直流送電網上5004で直流事故が発生した場合の動作の状況を示す。
図4について説明する。直流事故5000が直流送電網5004上で発生すると(S1)、装置106内に備えてある直流センサがそれぞれ電力変換器102へ直流電流方向、電流変化率値を送信する(S2,m1)。その後、電力変換器102は直流系統上での事故を検出したのちに直流電流を零となるよう制御する(S4)。
ここで、仮に、電力変換器102aが直流送電網5004に対して直流電力を出力し、一方、電力変換器102b、102c、102dは直流電力を交流電力に変換して交流系統に出力したとする。各電力変換器102は、自己が直流送電網5004に対して直流電力を出力しているか、或いは、直流送電網5004から直流電力を受け取っているかを認識できる。そのため、この場合には、電力変換器102aが直流電流を零となるよう制御することとなる。
その後DC指令所4000へ直流電流方向、電流変化率値、電力変換器102毎の直流事故判定結果が通信線4002を介して集約される(m2)。その後DC指令所4000では、其々の電力変換器102から送信されてきた直流センサ1062の情報を収集し(S3)、直流事故発生前の直流送電網上の電流値並びに電流方向と比較し、事故区間5002を特定する(S6)。また電力変換器201は、直流事故検出後(S4),直流事故を検出した電力変換器102の直流電流を零にする(S5)。
ここで、仮に事故が継続した場合に、電力変換器102aが直流送電網5004に対して直流電力を出力し、一方、電力変換器102b、102c、102dは直流電力を交流電力に変換して交流系統に出力した場合には、電力変換器102dは、電力変換器102c、102dの近傍を通る直流送電網5004から直流電力を受け取とることで、交流系統への電力供給を継続することができる。
もちろん他の場合にも、基本的には、事故が起きた場合には、メッシュ上に構成された直流送電網5004の一部で直流送電が中断するが、他の健全な直流送電網5004を介して直流電力の継続が可能となる。
図5について説明する。直流電流方向、電流変化率値、電力変換器102毎の直流事故判定結果を受信したDC指令所4000は、事故区間切離し後の直流送電網上の各々の断路器1064の開閉状況を集計し、事故区間切離し後の直流系統が確定したのちに、電力変換器102へ事故区間情報を送信する(m3)。電力変換器201は、装置106X1、106X2それぞれに断路器を開放動作する指令を通信線104を介して送信する。その後、事故区間5002は分離される。電力潮流最適計算を実施し、電力変換器102毎の電圧値ΔVを決定し通信線4002を介して電力変換器102へ各々送信する。事故区間5002が分離された後の直流送電網に対して電力変換器102は、徐々に直流電流を流すことで立ち上げ動作を行う。
図4,5動作において、電力変換器102は、交流側電圧を保持する。
図6において、電力変換器102の内部構成について説明する。電力変換器102は、交流側3相分のそれぞれに対応させて3つのレグを構成している。この各々のレグは、上アーム及び下アームから構成される。単位変換器1024を交流側3相分のそれぞれの上下アームに直列に並べて接続している。単位変換器1024は、IGBTとダイオード、ならびにコンデンサにより構成される。これらの要素により構成される回路は、コンデンサ電圧を順方向及び逆方向に端子に出力するフルブリッジ回路であってもよいし、或いは、コンデンサ電圧を一方向に端子に出力するチョッパ回路であってもよい。このように、単位変換器1024はフルブリッジ回路またはチョッパ回路であり、各アームは、単位変換器1024群でフルブリッジ回路とチョッパ回路の混在としていてもよい。
また、単位変換器1024には、光通信等の通信線1026を介して中央制御装置1022と接続している。中央制御装置1022は、直流電圧から交流電流、或いは、交流電圧から直流電圧へ電力変換をするための波形制御計算を逐次行い、IGBTのオン・オフ動作を行うための指令値を生成し、前述の通信線1026を介してオン・オフ指令を各単位変換器1024へ送信する。このオン・オフ指令により、各単位変換器1024の各IGBTがオン・オフ動作を行い、各単位変換器1024の出力が上下アームにおいて重畳され、直流電圧を3相交流電流に、或いは、3相交流電圧を直流電圧に電力変換される。また、中央制御装置1022に通信104が接続されており、断路器1064、ならびに直流センサ1062からの情報を受信できる形になっている。さらに通信線4002が中央制御装置1022と接続しており、DC指令所4000と通信が出来るようになっている。
以上の実施例について纏めると、自励式直流送電システムにおいて、AD/DC変換器が1対1ばかりでなく、1対Nに広がる多端子構成が今後欧州の洋上ウィンドファームプロジェクトを軸に世界に拡大する可能性があるところ、その際の直流事故が発生した場合の復帰のためのシーケンスについて、直流送電システムが大規模化し直流系統によるメッシュトポロジーが構築されると、直流事故時に全変換器から電流が事故個所に対して流入することになり、直流送電システムにおける直流系統上の直流電圧が低下し零にまで推移することになる。すると全変換器が一挙に停止し、系統崩壊に至ることになることからこの課題を最小限に抑えるための保護方式を検討する必要がある。
ここで直流遮断器による直流系統事故除去方式では、こうした高い直流電圧値に耐えうる直流遮断器はまだ商用ベースの製品は存在せず、現在の技術では直流遮断器の構成に相当数の半導体スイッチを使用する必要があり膨大なコストを要するが、本実施例では、高価な直流遮断器を用いることなく事故区間を切り離す多端子HVDCシステムを実現する(もちろん、現実には、直流遮断器を用いる選択肢もある)。すなわち、電源またはエネルギー貯蔵素子を備えた単位変換器を少なくとも2つ直列接続して構成した単位変換器を複数備え持つ交流と直流を変換する電力変換装置において,前述の電力変換装置は、中央制御装置を備え、電力変換装置からみた直流系統側には断路器と直流センサが備えられているものである。
この直流送電システムにおいて、直流センサは中央制御装置に通信線を介して接続しており、もしも電流センサが直流事故を検出した場合には、中央制御装置にその情報が伝達され前記電力変換装置が直流電圧を0または負に絞ると同時に断路器を開放し、直流系統内で事故区間の特定と事故区間切り離し後、電力変換装置は直流電流0から立ち上げることを特徴とする復帰のためのシーケンスを実行する。
101…交流系統
102a、102b、102c、102d…電力変換器
106(1064)…断路器
1062…直流センサ
4000…DC指令所
4002…送電線
5004(5004n、5004p)…直流送電線

Claims (8)

  1. 第1の送電路の一方側に第1の電力変換装置の直流側を接続し、第2の送電路の一方側に第2の電力変換装置の直流側を接続し、前記第1の送電路の他方側と前記第2の送電路の他方側に第3の電力変換装置の直流側を接続し、前記第1の送電路と第2の送電路の各々に遮断手段を配置した直流送電システムの送電を制御する制御システムであって、前記送電路の事故を検出し、前記事故の検出された送電路に接続される直流を出力している変換装置の出力を停止させ、その後、前記事故の検出された送電路の遮断手段を作動させることを特徴とする直流送電制御システム。
  2. 請求項1において、前記第1の電力変換装置の直流側と前記第3の電力変換装置の直流側は第3の送電路で接続されていることを特徴とする直流送電制御システム。
  3. 請求項1又は2において、前記送電路にセンサが配置されており、前記事故は前記センサにより検出され、前記センサの出力に基づいて前記遮断手段が作動されることを特徴とする直流送電制御システム。
  4. 請求項3において、前記変換装置の出力を停止させて前記事故の検出された送電路の遮断手段を作動させた後に、前記事故が継続しているか否かを判定し,前記事故が除去されていれば前記電力変換装置の変換運転をなさしめることを特徴とする直流送電制御システム。
  5. 請求項4において、DC指令部が、前記事故の情報を収集すると共に、前記変換装置に対して変換装置の停止を指示すること特徴とする直流送電制御システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、前記変換装置のうちの少なくとも1つは、複数のフルブリッジ回路の直列体アームを複数備えた複数の電力変換装置として構成されること特徴とする直流送電制御システム。
  7. 請求項6において、前記変換装置は、単位変換装置を少なくとも2つ直列接続して構成した第1のアームと,第1のリアクトルと,第2のリアクトルと,単位変換装置を少なくとも2つ直列接続して構成した第2のアームとを直列接続して構成したレグを少なくとも2つ並列接続して構成されており,前記第1,第2のリアクトルの接続点を交流端子とし,前記少なくとも2つ並列接続されたレグの並列接続点を直流端子とし、前記第1,第2のアームが,片極性電圧を出力可能な第1種単位変換装置と,両極性電圧を出力可能な第2種単位変換装置の少なくとも2種類の単位変換装置とから構成されていることを特徴とする直流送電制御システム。
  8. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、前記電力変換装置の再立ち上げ時には,高圧直流系統を構成する電力変換装置群のうちAVR制御端子となり電圧が決定されたときに,その他の電力変換装置群がAPR制御端子となるシステムにおいて, AVR制御端子が直流電圧をランプ上に立ち上げたときに,その他APR制御端子が自端に流入してくる直流電流の立ち上がりを直流センサで検知してからAPR制御端子が直流電流=0を維持しながら直流電圧を徐々に立上ることを特徴とする直流送電制御システム。
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