JP2014112314A - 表示端末、表示端末の制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ページ送りの最中に特定ページのコンテンツの存在をユーザに知覚させる。
【解決手段】電子書籍端末は、電子書籍のページ送りを指示するページ送り操作がユーザにより行われると、そのページ送り操作に従って電子書籍のページ送りを行う(S1〜S3)。電子書籍端末は、連続的にページ送りを行う期間において、振動条件を満たす特定ページにページ送りしたと判断すると(S4;YES)、その特定ページのコンテンツの存在をユーザに知覚させるべく、バイブレータにより自端末を振動させる(S5)。振動条件を満たす特定ページは、例えば、章や単元等の所定の規則で複数ページのコンテンツを分類したときの分類語と開始ページや、電子書籍端末でよくコンテンツが表示されているページ(ユーザがよく見ているページ)や、他端末でよくコンテンツが表示されているページ(人気度の高いページ)である。
【選択図】図4
【解決手段】電子書籍端末は、電子書籍のページ送りを指示するページ送り操作がユーザにより行われると、そのページ送り操作に従って電子書籍のページ送りを行う(S1〜S3)。電子書籍端末は、連続的にページ送りを行う期間において、振動条件を満たす特定ページにページ送りしたと判断すると(S4;YES)、その特定ページのコンテンツの存在をユーザに知覚させるべく、バイブレータにより自端末を振動させる(S5)。振動条件を満たす特定ページは、例えば、章や単元等の所定の規則で複数ページのコンテンツを分類したときの分類語と開始ページや、電子書籍端末でよくコンテンツが表示されているページ(ユーザがよく見ているページ)や、他端末でよくコンテンツが表示されているページ(人気度の高いページ)である。
【選択図】図4
Description
本発明は、コンテンツデータに含まれるコンテンツをユーザの操作に従って表示する技術に関する。
電子書籍等のコンテンツデータに含まれるデジタルコンテンツを表示する表示端末において、紙媒体を扱っている場合に近い感覚をユーザに与えるための技術が、例えば特許文献1から3に開示されている。特許文献1は、タブレット型コンピュータの側面部に複数のフィルムを重ねたフリップセンサを設け、このフリップセンサのフィルムを弾く操作を受け付けてページめくりを行うことを開示している。特許文献2は、傾斜面状に構成されたセンサに指を接触させる操作を受け付けてページめくりを行うことを開示している。特許文献3は、電子ブックのページめくりがユーザにより行われるたびに、ページがめくられたことをユーザに知覚させるための振動を出力することを開示している。
ところで、特許文献1及び2に記載の発明では、ユーザにより行われたページめくりの操作によってコンテンツの表示ページが定まる。特許文献3に記載の発明では、ページめくりが行われている期間において継続的に振動を出力する。これらの発明では、ユーザがページ送り操作を行っている最中に、ユーザは各ページのコンテンツを見ることができないか又は短時間しか見ることしかできないから、特定のページのコンテンツにユーザを注目させることが難しい。
これに対し、本発明の目的は、ページ送りの最中に特定ページのコンテンツの存在をユーザに知覚させることである。
これに対し、本発明の目的は、ページ送りの最中に特定ページのコンテンツの存在をユーザに知覚させることである。
上述した課題を解決するため、本発明の表示端末は、複数ページに区分されたコンテンツデータに含まれるコンテンツを表示面に表示する表示端末であって、ユーザにより行われたページ送り操作を検出する操作検出部と、前記操作検出部が検出したページ送り操作に従って前記コンテンツデータのページ送りを行うように、前記表示面でのコンテンツの表示を制御する表示制御部と、前記ページ送りによって前記複数ページの一部である特定ページを通過した場合には、自端末を振動させる振動制御部とを備える。
本発明の表示端末において、前記振動制御部は、前記コンテンツデータに含まれるコンテンツが自端末又は他端末で表示されたときのユーザの操作実績に基づいて、前記特定ページを決定するようにしてもよい。
この表示端末において、前記振動制御部は、自端末又は他端末のユーザにより行われた操作の操作量が多いページをより優先させて、前記特定ページを決定するようにしてもよい。
これらの表示端末において、前記振動制御部は、前記他端末における前記操作実績と、自端末のユーザと当該他端末のユーザとの関係を表すパラメータとに基づいて、前記特定ページを決定するようにしてもよい。
この表示端末において、前記振動制御部は、自端末又は他端末のユーザにより行われた操作の操作量が多いページをより優先させて、前記特定ページを決定するようにしてもよい。
これらの表示端末において、前記振動制御部は、前記他端末における前記操作実績と、自端末のユーザと当該他端末のユーザとの関係を表すパラメータとに基づいて、前記特定ページを決定するようにしてもよい。
本発明の表示端末において、前記振動制御部は、自端末の現在位置と前記コンテンツの属性とに基づいて、前記特定ページを決定するようにしてもよい。
本発明の表示端末において、前記振動制御部は、現在時刻と前記コンテンツの属性とに基づいて、前記特定ページを決定するようにしてもよい。
本発明の表示端末において、前記振動制御部は、現在時刻と前記コンテンツの属性とに基づいて、前記特定ページを決定するようにしてもよい。
本発明の表示端末において、前記表示制御部は、前記ページ送りによって前記特定ページを通過した後に、当該特定ページに関する情報を前記表示面に表示し、その表示中にユーザにより所定の操作が行われると、当該特定ページのコンテンツを前記表示面に表示するようにしてもよい。
本発明の表示端末において、前記振動制御部は、前記特定ページが満たす条件に応じて前記振動を異ならせるようにしてもよい。
本発明の表示端末において、前記振動制御部は、前記特定ページが満たす条件に応じて前記振動を異ならせるようにしてもよい。
本発明の表示端末の制御方法は、複数ページに区分されたコンテンツデータに含まれるコンテンツを表示面に表示する表示端末の制御方法であって、ユーザにより行われたページ送り操作を検出するステップと、検出したページ送り操作に従って前記コンテンツデータのページ送りを行うように、前記表示面でのコンテンツの表示を制御するステップと、前記ページ送りによって前記複数ページの一部である特定ページを通過した場合には、前記表示端末を振動させるステップとを有する。
本発明のプログラムは、複数ページに区分されたコンテンツデータに含まれるコンテンツを表示面に表示する表示端末のコンピュータに、ユーザにより行われたページ送り操作を検出するステップと、検出したページ送り操作に従って前記コンテンツデータのページ送りを行うように、前記表示面でのコンテンツの表示を制御するステップと、前記ページ送りによって前記複数ページの一部である特定ページを通過した場合には、前記表示端末を振動させるステップとを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、ページ送りの最中に特定ページのコンテンツの存在をユーザに知覚させることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態である電子書籍端末10のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、電子書籍端末10は、制御部11と、操作入力部12と、通信部13と、表示部14と、記憶部15と、バイブレータ16とを備える。電子書籍端末10は、電子書籍に含まれるコンテンツを表示する、電子書籍専用の表示端末である。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)を有するマイクロコンピュータを備える。CPUは、ROMや記憶部15に記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより、電子書籍端末10の各部を制御する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態である電子書籍端末10のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、電子書籍端末10は、制御部11と、操作入力部12と、通信部13と、表示部14と、記憶部15と、バイブレータ16とを備える。電子書籍端末10は、電子書籍に含まれるコンテンツを表示する、電子書籍専用の表示端末である。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)を有するマイクロコンピュータを備える。CPUは、ROMや記憶部15に記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより、電子書籍端末10の各部を制御する。
操作入力部12は、ページ送り操作部121及び図示せぬ物理キーを備え、ユーザに操作される操作装置である。ページ送り操作部121は、電子書籍のページ送りを指示する操作(以下、「ページ送り操作」という。)を検出して、検出した操作を示す操作信号を制御部11に出力するセンサである。また、操作入力部12は、表示面141に重ねて設けられた透明のタッチセンサを有し、このタッチセンサを用いて、ユーザの指等を表示面141に接触させる操作を検出してもよい。通信部13は、無線通信回路やアンテナを有し、ネットワークに接続して通信するためのインタフェースである。
表示部14は、例えば液晶ディスプレイであり、複数画素を配列した矩形の表示面141に画像を表示する。記憶部15は、例えばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)やフラッシュメモリ等の記憶装置を備え、制御部11により実行されるプログラムや複数の電子書籍(例えば電子書籍A)を記憶する。電子書籍は、複数ページに区分され、各ページに割り当てられたコンテンツを含むコンテンツデータである。電子書籍は、例えば、表紙や本文に相当するコンテンツを含む。電子書籍に含まれるコンテンツは、ユーザに視認される画像コンテンツであり、例えば、文字(文字列)や挿絵や図形等の文字以外の要素によって構成される。記憶部15は、電子書籍端末10にプリインストールされた電子書籍や、電子書籍端末10を所有するユーザが購入した電子書籍を記憶している。
バイブレータ16は、振動モータ等の振動発生装置であり、電子書籍端末10(言い換えれば電子書籍端末10の筐体)を振動させる。バイブレータ16は、携帯電話端末やスマートフォン等でバイブレーション機能を実現するために用いられるバイブレータと同等の構成であってよい。
図2は、電子書籍端末10の外観の様子を表す図である。図2(a)は、電子書籍端末10の表面(おもてめん)を平面視した様子を表す図である。図2(b)は、ユーザが電子書籍端末10を把持したときの様子を示す図である。
電子書籍端末10は、全体として板状(薄い直方体状)に形成され、ユーザが片手に持つことができる程度の寸法の表示端末である。ページ送り操作部121は、電子書籍端末10を正面から見たときの表示面141に左右方向に隣り合うように2つ設けられ、それぞれが、ユーザが指等を接触させて行う接触操作を検出する。図2(b)に示すように、例えば、ユーザは右手で裏面側から包み込むように電子書籍端末10を把持する。そして、ユーザは、右側のページ送り操作部121に接触させた指F(ここでは親指)を、ページ送り操作部121に接触させた状態で移動させる(スライドさせる)ことにより、ページ送り操作を行う。電子書籍端末10は、例えば、左から右方向に指Fを移動させるページ送り操作を検出すると、ページ番号を大きくする方向に電子書籍のページ送りを行い、右から左方向に指Fを移動させるページ送り操作を検出すると、ページ番号を小さくする方向に電子書籍のページ送りを行う。このページ送り操作に際して、ユーザの指Fは表示面141に重ならないか、又は、ほとんど重ならないので、ユーザにとっては、表示面141の表示内容の視認が妨げられることがない。
電子書籍端末10は、全体として板状(薄い直方体状)に形成され、ユーザが片手に持つことができる程度の寸法の表示端末である。ページ送り操作部121は、電子書籍端末10を正面から見たときの表示面141に左右方向に隣り合うように2つ設けられ、それぞれが、ユーザが指等を接触させて行う接触操作を検出する。図2(b)に示すように、例えば、ユーザは右手で裏面側から包み込むように電子書籍端末10を把持する。そして、ユーザは、右側のページ送り操作部121に接触させた指F(ここでは親指)を、ページ送り操作部121に接触させた状態で移動させる(スライドさせる)ことにより、ページ送り操作を行う。電子書籍端末10は、例えば、左から右方向に指Fを移動させるページ送り操作を検出すると、ページ番号を大きくする方向に電子書籍のページ送りを行い、右から左方向に指Fを移動させるページ送り操作を検出すると、ページ番号を小さくする方向に電子書籍のページ送りを行う。このページ送り操作に際して、ユーザの指Fは表示面141に重ならないか、又は、ほとんど重ならないので、ユーザにとっては、表示面141の表示内容の視認が妨げられることがない。
電子書籍端末10は、ページ送り操作(換言すれば、コンテンツの表示ページの切替操作)を検出すると、ページ番号を大きくする方向又は小さくする方向にコンテンツの表示ページを切り替えることにより、電子書籍のページ送りを実現する。ここにおいて、電子書籍端末10は、1回のページ送り操作に応じて、電子書籍において1又は複数ページ単位でページ送りを行うが、この実施形態では1ページ単位でページ送りを行うものとする。
なお、ユーザが電子書籍端末10を左手で把持した場合については、図2に関する前述の説明において、「右手」を「左手」に読み替えることで説明することができる。また、左手で電子書籍端末10を把持したユーザは、左側のページ送り操作部121を用いてページ送り操作を行う。
なお、ユーザが電子書籍端末10を左手で把持した場合については、図2に関する前述の説明において、「右手」を「左手」に読み替えることで説明することができる。また、左手で電子書籍端末10を把持したユーザは、左側のページ送り操作部121を用いてページ送り操作を行う。
図3は、電子書籍端末10の制御部11における、電子書籍に含まれるコンテンツの表示に関する機能構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、電子書籍端末10の制御部11は、操作検出部111と、表示制御部112と、振動制御部113とに相当する機能を実現する。
操作検出部111は、操作入力部12に対してユーザにより行われた操作を検出する。操作検出部111は、例えば、ページ送り操作部121から操作信号を取得することにより、ページ送り操作を検出する。
操作検出部111は、操作入力部12に対してユーザにより行われた操作を検出する。操作検出部111は、例えば、ページ送り操作部121から操作信号を取得することにより、ページ送り操作を検出する。
表示制御部112は、所定の画像を表示面141に表示するように、表示部14を制御する。表示制御部112は、例えば、記憶部15に記憶されている電子書籍に含まれるコンテンツを表示面141に表示する。また、表示制御部112は、操作検出部111が検出したページ送り操作に従って電子書籍のページ送りを行うように、表示面141でのコンテンツの表示を制御する。
振動制御部113は、バイブレータ16を制御して振動を発生させることにより、電子書籍端末10を振動させる。振動制御部113は、例えば、ページ送りによって電子書籍に含まれる特定ページを通過した場合には、電子書籍端末10を振動させるように、バイブレータ16を制御する。この特定ページは、電子書籍に含まれる複数ページ(つまり全ページ)のうちの一部のページであり、所定の振動条件を満たしたページである。すなわち、振動制御部113は、電子書籍のページ送りが行われるたびに、電子書籍端末10を振動させるわけではない。
図4は、電子書籍端末10が電子書籍に含まれるコンテンツを表示するときの動作の手順を示すフローチャートである。図5及び図6は、表示面141の表示内容の変化の様子を説明する図である。以下では、ユーザがページ番号を大きくする方向のページ送り操作を行う場合の、電子書籍端末10の動作を説明する。
なお、図5、図6及びその他の図面において表示面141の表示内容(コンテンツ)を例示する場合に、表示面141の範囲内の右下隅部に算用数字を示しているときには、この算用数字はページ番号を意味している。また、以下に例示する電子書籍は、横書きで左開きの書籍に対応している。
なお、図5、図6及びその他の図面において表示面141の表示内容(コンテンツ)を例示する場合に、表示面141の範囲内の右下隅部に算用数字を示しているときには、この算用数字はページ番号を意味している。また、以下に例示する電子書籍は、横書きで左開きの書籍に対応している。
電子書籍端末10は、ユーザがこれから閲覧する電子書籍を指定する操作を操作入力部12により検出すると、指定された電子書籍に含まれるコンテンンツの表示面141での表示を開始する(ステップS1)。ここでは、ジャンルが小説である電子書籍Aが、ユーザにより指定されたものとする。この場合、電子書籍端末10は、電子書籍Aの表紙に相当するコンテンツsa1を表示面141に表示する(図5(a)参照)。コンテンツsa1は、電子書籍Aのタイトルを意味する文字列を含む。
次に、電子書籍端末10は、電子書籍のコンテンツの表示中に、ページ送り操作部121によってページ送り操作を検出したかどうかを判断する(ステップS2)。例えばユーザが表示中のコンテンツを閲覧中である等の理由で、電子書籍端末10は、ページ送り操作を検出していないと判断すると(ステップS2;NO)、ステップS7の処理に進む。次に、電子書籍端末10は、電子書籍のコンテンツの表示を終了するかどうかを判断する(ステップS7)。電子書籍端末10は、電子書籍のコンテンツの表示を終了するための操作を検出していないと判断すると、ステップS7の処理で「NO」と判断し、ステップS2の処理に戻る。
ステップS2の処理で、電子書籍端末10がページ送り操作を検出したと判断すると(ステップS2;YES)、電子書籍のページ送りを行う(ステップS3)。ここでは、電子書籍端末10は、同一の電子書籍内でページ番号を「1」だけ大きくするようにページ送りを行う。このページ送り操作により、電子書籍端末10は、電子書籍Aの表紙の次のページである第1ページのコンテンツsa2に切り替えて、表示面141に表示する(図5(b)参照)。コンテンツsa2は、電子書籍Aの本文に記述された見出しである「第1章」という文字列を含む。
次に、電子書籍端末10は、振動条件を満たす特定ページにページ送りしたかどうかを判断する(ステップS4)。ここでの振動条件を満たす特定ページは、電子書籍毎に予め決められた一部のページである。より具体的には、ジャンルが小説である電子書籍Aで、コンテンツが複数章で構成されている場合、各章の開始ページが、振動条件を満たす特定ページとして決められているものとする。
なお、小説以外のジャンルの電子書籍の場合であっても、章や単元等の所定の規則に従ってコンテンツを分類したときの、その分類毎の開始ページを、振動条件を満たす特定ページとするとよい。
なお、小説以外のジャンルの電子書籍の場合であっても、章や単元等の所定の規則に従ってコンテンツを分類したときの、その分類毎の開始ページを、振動条件を満たす特定ページとするとよい。
ステップS4の処理で、電子書籍端末10が、電子書籍Aが「第1章」の開始ページである第1ページにページ送りしたと判断した場合、ステップS4の処理では「YES」と判断する。この場合、電子書籍端末10は、バイブレータ16を制御して、電子書籍端末10を振動させる(ステップS5)。ここにおいて、電子書籍端末10は、所定時間(例えば1秒)だけ振動させると、その振動を停止させる。電子書籍端末10を把持しているユーザは、電子書籍端末10が振動したことによって、電子書籍Aにおける章の開始ページにページ送りされたことを知覚することができる。
次に、電子書籍端末10は、ページ送り操作の検出が終了したかどうかを判断する(ステップS6)。ここにおいて、電子書籍端末10は、ページ送り操作部121によってユーザによるページ送り操作を継続して検出している場合には、ステップS6の処理で「NO」と判断し、ステップS3の処理に戻る。例えば、ユーザが、図2(b)に示すページ送り操作を連続して行っている場合には、電子書籍端末10はページ送り操作が継続して行われていると判断する。
ステップS3の処理に戻ると、電子書籍端末10は、電子書籍のページ送りを行う。ここでは、電子書籍端末10は、電子書籍Aの第3ページのコンテンツsa3を表示面141に表示する(図5(c)参照)。コンテンツsa3は、電子書籍Aの第1章の開始ページではないページである。ステップS4の処理で、電子書籍端末10は、振動条件を満たす特定ページにページ送りしたかどうかを判断する。ここにおいて、電子書籍Aの第3ページは章の開始ページではないから、電子書籍端末10はステップS4の処理で「NO」と判断し、ステップS6の処理に進む。電子書籍端末10は、振動条件を満たす特定ページ以外のページ、すなわち、章の開始ページ以外のページにページ送りした場合は、バイブレータ16によって自端末を振動させない。
以降においても、電子書籍端末10は、ページ送り操作を検出してページ送りを行っている期間においては、ステップS3からS6の処理を繰り返し実行する。
電子書籍端末10は、第3ページのコンテンツsa4(図5(d)参照)や第4ページのコンテンツsa5(図5(e)参照)等の章の開始ページ以外のページにページ送りした場合、バイブレータ16によって自端末を振動させない。すなわち、電子書籍端末10は、自端末を振動させることなく、ページ送りによりこれらの各ページを通過させることとなる。
電子書籍端末10は、第3ページのコンテンツsa4(図5(d)参照)や第4ページのコンテンツsa5(図5(e)参照)等の章の開始ページ以外のページにページ送りした場合、バイブレータ16によって自端末を振動させない。すなわち、電子書籍端末10は、自端末を振動させることなく、ページ送りによりこれらの各ページを通過させることとなる。
ページ送りを継続して行い、電子書籍端末10が、ステップS3の処理で、電子書籍Aの第45ページにページ送り行ったとする。このとき、電子書籍端末10は、電子書籍Aの第45ページのコンテンツsa6を表示面141に表示する(図6(a)参照)。コンテンツsa6は、電子書籍Aの第2章の開始ページである。この場合、電子書籍端末10は、ステップS4の処理で、振動条件を満たす特定ページにページ送りを行ったと判断する(つまり、ステップS4で「YES」)。この場合、電子書籍端末10は、ステップS5の処理で、バイブレータ16によって自端末を振動させる。電子書籍端末10を把持しているユーザは、この振動の発生によって、章の開始ページにページ送りされたことを知覚することができる。更に、振動の発生が2回目であることから、第2章の開始ページにページ送りされたことをユーザは把握することができる。
ここで、ユーザが第2章の開始ページである第45ページのコンテンツを閲覧したいと考えたとする。この場合にユーザがページ送り操作を停止すると、電子書籍端末10は、ステップS6の処理で「YES」と判断する。この場合、電子書籍端末10は、ステップS7の処理に進んで、前述のステップS7の処理に関する説明と同様にして、電子書籍のコンテンツの閲覧を終了するかどうかを判断することとなる。
ところで、ユーザが2回目の振動を知覚してからページ送り操作を停止しても、既に第45ページを通過した後、すなわち、コンテンツの表示ページが第45ページよりも後であることがある。例えば、ユーザが早く先のページのコンテンツを表示させたいと考えていて、表示面141の表示を見ずに(又はほとんど見ずに)、連続的にページ送りさせるページ送り操作を行っていた場合がこれに該当する。ここで、電子書籍端末10がページ送りによって第45ページの次ページである第46ページのコンテンツsa7を表示面141に表示していた場合を考える(図6(b)参照)。この場合、ユーザはページ番号を小さくする方向に電子書籍Aをページ送りさせるように、ページ送り操作部121を操作すればよい。電子書籍端末10は、このページ送り操作を検出すると、第45ページに戻ってコンテンツsa6を表示面141に表示する。以上の手順で、電子書籍端末10はページ送りによって振動条件を満たす特定ページを通過した場合に自端末を振動させるので、ユーザが表示面141の表示内容を見ずに(又はほとんど見ずに)ページ送り操作をした場合であっても、電子書籍端末10の振動によって、ユーザは目的のページのコンテンツを閲覧しやすくなる。
以降においても、電子書籍端末10は、ページ送り操作を検出してページ送りを行っている期間において、振動条件を満たす特定ページを通過していない場合には、自端末を振動させないようにし、振動条件を満たす特定ページを通過した場合には自端末を振動させる。電子書籍端末10は、連続的にページ送りを行った後、第3章の開始ページである電子書籍Aの第93ページのコンテンツsa8を表示面141に表示したときにも、自端末を振動させる(図6(c)参照)。
そして、電子書籍端末10は、ステップS7の処理で、電子書籍のコンテンツの表示を終了すると判断した場合には(ステップS7;YES)、電子書籍のコンテンツの表示を終了する。
そして、電子書籍端末10は、ステップS7の処理で、電子書籍のコンテンツの表示を終了すると判断した場合には(ステップS7;YES)、電子書籍のコンテンツの表示を終了する。
以上説明した第1実施形態では、電子書籍端末10は、ユーザにより行われたページ送り操作に従って連続的にページ送りを行い、振動条件を満たす特定ページを通過した場合には、自端末を振動させる。この振動を手がかりとして、電子書籍端末10を把持するユーザは、この特定ページのコンテンツを閲覧することができる。また、電子書籍端末10は、振動を用いてコンテンツの存在をユーザに知覚させるので、例えば音を鳴らして知覚させる場合に比べて、このユーザ以外の第三者に迷惑が掛かる可能性が低い。また、電子書籍端末10は、あくまで、振動条件を満たす特定ページのコンテンツの存在をユーザに知覚させるために自端末を振動させるのであり、強制的に特定ページのコンテンツを表示するわけではない。よって、ユーザは、振動を感じても更にページ送りを継続すると判断すれば、ページ送り操作をそのまま継続させて行えばよい。よって、例えば大量のページ送りをユーザが行いたい場合であっても、電子書籍端末10においてこのページ送りが妨げられることがない。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
上述した第1実施形態では、電子書籍端末10は、電子書籍毎に予め決められたページを、振動条件を満たす特定ページとしていた。これに対し、この第2実施形態の電子書籍端末10は、自端末や他端末においてこの電子書籍のコンテンツがどのように表示されたかを反映させて、振動条件を満たす特定ページを決定する。
この実施形態の電子書籍端末10のハードウェア構成は、上述した第1実施形態と同じであるから、ここではその説明を省略する。以下の説明において、上述した第1実施形態と同じハードウェア構成及び処理ステップについては同一の符号を付して表し、その説明については適宜省略する。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
上述した第1実施形態では、電子書籍端末10は、電子書籍毎に予め決められたページを、振動条件を満たす特定ページとしていた。これに対し、この第2実施形態の電子書籍端末10は、自端末や他端末においてこの電子書籍のコンテンツがどのように表示されたかを反映させて、振動条件を満たす特定ページを決定する。
この実施形態の電子書籍端末10のハードウェア構成は、上述した第1実施形態と同じであるから、ここではその説明を省略する。以下の説明において、上述した第1実施形態と同じハードウェア構成及び処理ステップについては同一の符号を付して表し、その説明については適宜省略する。
図7は、電子書籍端末10の制御部11における、電子書籍に含まれるコンテンツの表示に関する機能構成を示す機能ブロック図である。図7に示すように、電子書籍端末10の制御部11は、操作検出部111と、表示制御部112と、振動制御部113とに相当する機能を実現する。操作検出部111及び表示制御部112の機能は、上述した第1実施形態と同じでよく、ここではこれらの機能の説明を省略する。
振動制御部113は、記憶部15に記憶された操作実績DB(Data Base)151を参照して、電子書籍に含まれるコンテンツが自端末又は他端末で表示されたときのユーザの操作実績に基づいて、振動条件を満たす特定ページを決定する。振動制御部113は、ユーザのページ送り操作に従って電子書籍のページ送りを行い、操作実績に基づいて決定した特定ページを通過した場合には、自端末を振動させるようにバイブレータ16を制御する。振動制御部113は、例えば、自端末又は他端末のユーザによる操作の操作量が多いページをより優先させて、振動条件を満たす特定ページを決定する。
振動制御部113は、記憶部15に記憶された操作実績DB(Data Base)151を参照して、電子書籍に含まれるコンテンツが自端末又は他端末で表示されたときのユーザの操作実績に基づいて、振動条件を満たす特定ページを決定する。振動制御部113は、ユーザのページ送り操作に従って電子書籍のページ送りを行い、操作実績に基づいて決定した特定ページを通過した場合には、自端末を振動させるようにバイブレータ16を制御する。振動制御部113は、例えば、自端末又は他端末のユーザによる操作の操作量が多いページをより優先させて、振動条件を満たす特定ページを決定する。
図8は、操作実績DB151の構成を示す図である。図8に示すように、操作実績DB151は、「書籍ID」と、「ページ番号」と、「ジャンル」と、「表示回数」と、「表示時間」と、「人気度」という各情報を対応付けたデータベースである。
操作実績DB151に書き込まれている書籍IDは、電子書籍を識別する識別情報である。書籍IDは、ISBN(International Standard Book Number)コードのように、電子書籍を一意に特定できる情報である。操作実績DB151に書き込まれているページ番号は、対応付けられた書籍IDの電子書籍の各ページのページ番号である。操作実績DB151に書き込まれているカテゴリは、対応付けられた書籍ID及びページ番号で定まるページのコンテンツが属するカテゴリを示し、いわば、コンテンツの属性の一種である。このカテゴリは、コンテンツの内容に対応し、各ページのコンテンツに予め割り当てられている。
操作実績DB151に書き込まれている書籍IDは、電子書籍を識別する識別情報である。書籍IDは、ISBN(International Standard Book Number)コードのように、電子書籍を一意に特定できる情報である。操作実績DB151に書き込まれているページ番号は、対応付けられた書籍IDの電子書籍の各ページのページ番号である。操作実績DB151に書き込まれているカテゴリは、対応付けられた書籍ID及びページ番号で定まるページのコンテンツが属するカテゴリを示し、いわば、コンテンツの属性の一種である。このカテゴリは、コンテンツの内容に対応し、各ページのコンテンツに予め割り当てられている。
操作実績DB151に書き込まれている表示回数は、対応付けられた書籍ID及びページ番号で定まるページのコンテンツが、電子書籍端末10で表示された総回数である。操作実績DB151に書き込まれている表示時間は、対応付けられた書籍ID及びページ番号で定まるページのコンテンツが、電子書籍端末10で表示された総時間である。操作実績DB151に書き込まれている人気度は、対応付けられた書籍ID及びページ番号で定まるページのコンテンツの人気の度合いを示す。操作実績DB151に書き込まれている人気度は、人気度が高い順に、「◎」、「○」、「△」で表されるものとする。このコンテンツの人気度は、例えば、電子書籍端末10及び他端末におけるコンテンツの表示回数や表示時間等、コンテンツがよく表示された場合により高くなるように設定される。
操作実績DB151に書き込まれる情報のうち、「書籍ID」、「ページ番号」及び「カテゴリ」で示される各情報は、例えば、対応する電子書籍が電子書籍端末10に記憶させられたときに、操作実績DB151に書き込まれる。操作実績DB151に書き込まれる情報のうち、「表示回数」及び「表示時間」で示される各情報は、例えば、電子書籍端末10の制御部11によりこれらの情報が収集されて、制御部11により更新される。操作実績DB151に書き込まれる情報のうち、「人気度」で示される情報は、所定のサーバから電子書籍端末10が通信によりその情報を取得して、制御部11によって更新されるとよい。また、電子書籍端末10が、「表示回数」や「表示時間」の情報をこのサーバに適宜送信することで、この情報が人気度に反映されるようにしてもよい。
操作実績DB151に書き込まれる情報のうち、コンテンツの表示回数、表示時間及び人気度は、ユーザの操作に応じてコンテンツがどのように表示されたかによって決定付けられる。よって、これらの各情報は、電子書籍端末10や他端末においてコンテンツが表示されたときの操作実績を反映した内容となる。
操作実績DB151に書き込まれる情報のうち、コンテンツの表示回数、表示時間及び人気度は、ユーザの操作に応じてコンテンツがどのように表示されたかによって決定付けられる。よって、これらの各情報は、電子書籍端末10や他端末においてコンテンツが表示されたときの操作実績を反映した内容となる。
次に、電子書籍端末10が電子書籍に含まれるコンテンツを表示するときの動作を説明する。この実施形態でも、電子書籍端末10は図4に示すフローチャートに従って動作する。ただし、電子書籍端末10が、ステップS4の処理で操作実績DB151を参照する点で、上述した第1実施形態の動作と相違する。電子書籍端末10は、例えば以下の(動作例1)から(動作例4)で説明するように動作して、振動条件を満たす特定ページを決定する。
(動作例1)電子書籍端末10での表示回数又は表示時間
動作例1では、電子書籍端末10が、操作実績DB151に書き込まれている表示回数又は表示時間が閾値以上である特定ページを通過した場合に、自端末を振動させる。すなわち、電子書籍端末10は、自端末のユーザによってコンテンツがよく閲覧されているページを通過する場合に、このコンテンツの存在をユーザに知覚させるように、自端末を振動させる。
動作例1では、電子書籍端末10が、操作実績DB151に書き込まれている表示回数又は表示時間が閾値以上である特定ページを通過した場合に、自端末を振動させる。すなわち、電子書籍端末10は、自端末のユーザによってコンテンツがよく閲覧されているページを通過する場合に、このコンテンツの存在をユーザに知覚させるように、自端末を振動させる。
図9は、動作例1における表示面141の表示内容の変化の様子を示す図である。
動作例1では、表示回数の閾値を「10」とし、表示時間の閾値を「3:00」として、電子書籍端末10は、どちらか一方が閾値を上回るページについてはページ送りにより通過する場合に自端末を振動させる。よって、電子書籍端末10は、ステップS3からS6の処理を繰り返し実行する期間において、第1ページのコンテンツsb1(図9(a)参照)を表示するときには、自端末を振動させないようにし、第2ページのコンテンツsb2を表示するときには、自端末を振動させる(図9(b)参照)。また、電子書籍端末10は、第2ページのコンテンツsb3(図9(c)参照)を表示するときや、第4ページのコンテンツsb3を表示するときは、自端末を振動させない(図9(d)参照)。更にページ送りを行い、電子書籍端末10は、第88ページのコンテンツsb5(図9(e)参照)を表示するときには、自端末を振動させ、第89ページのコンテンツsb6を表示するときにも、自端末を振動させる(図9(f)参照)。
動作例1では、表示回数の閾値を「10」とし、表示時間の閾値を「3:00」として、電子書籍端末10は、どちらか一方が閾値を上回るページについてはページ送りにより通過する場合に自端末を振動させる。よって、電子書籍端末10は、ステップS3からS6の処理を繰り返し実行する期間において、第1ページのコンテンツsb1(図9(a)参照)を表示するときには、自端末を振動させないようにし、第2ページのコンテンツsb2を表示するときには、自端末を振動させる(図9(b)参照)。また、電子書籍端末10は、第2ページのコンテンツsb3(図9(c)参照)を表示するときや、第4ページのコンテンツsb3を表示するときは、自端末を振動させない(図9(d)参照)。更にページ送りを行い、電子書籍端末10は、第88ページのコンテンツsb5(図9(e)参照)を表示するときには、自端末を振動させ、第89ページのコンテンツsb6を表示するときにも、自端末を振動させる(図9(f)参照)。
(動作例2)人気度
動作例2では、電子書籍端末10が、操作実績DB151に書き込まれている人気度が閾値以上である特定ページを通過した場合に、自端末を振動させる。すなわち、電子書籍端末10は、自端末のみならず第三者を含むユーザがよく見ているページのコンテンツの存在を、ユーザに知覚させることができる。
動作例2では、電子書籍端末10が、操作実績DB151に書き込まれている人気度が閾値以上である特定ページを通過した場合に、自端末を振動させる。すなわち、電子書籍端末10は、自端末のみならず第三者を含むユーザがよく見ているページのコンテンツの存在を、ユーザに知覚させることができる。
図10は、動作例2における表示面141の表示内容の変化の様子を示す図である。
動作例2では、電子書籍端末10は、人気度の閾値を「◎」とし、人気度が閾値を上回るページについてはページ送りにより通過する場合に、自端末を振動させる。よって、電子書籍端末10は、ステップS3からS6の処理を繰り返し実行する期間において、表紙に相当するコンテンツsb1(図10(a)参照)や、第1ページのコンテンツsb2(図10(b)参照)を表示するときには、自端末を振動させない。電子書籍端末10は、ステップS3からS6の処理を繰り返し実行する期間において、第2,3ページのコンテンツsb3,sb4(図10(c),(d)参照)を表示するときには、自端末を振動させる。また、電子書籍端末10は、第88ページのコンテンツsb5(図10(e)参照)を表示するときには、バイブレータ16によって自端末を振動させるが、第89ページのコンテンツsb6(図10(f)参照)を表示するときには、自端末を振動させない。
動作例2では、電子書籍端末10は、人気度の閾値を「◎」とし、人気度が閾値を上回るページについてはページ送りにより通過する場合に、自端末を振動させる。よって、電子書籍端末10は、ステップS3からS6の処理を繰り返し実行する期間において、表紙に相当するコンテンツsb1(図10(a)参照)や、第1ページのコンテンツsb2(図10(b)参照)を表示するときには、自端末を振動させない。電子書籍端末10は、ステップS3からS6の処理を繰り返し実行する期間において、第2,3ページのコンテンツsb3,sb4(図10(c),(d)参照)を表示するときには、自端末を振動させる。また、電子書籍端末10は、第88ページのコンテンツsb5(図10(e)参照)を表示するときには、バイブレータ16によって自端末を振動させるが、第89ページのコンテンツsb6(図10(f)参照)を表示するときには、自端末を振動させない。
(動作例3)振動条件を満たす特定ページを指定する操作
動作例3では、電子書籍端末10は、表示面141にコンテンツを表示しているときに、ユーザにより行われたそのコンテンツを指定する操作(以下、「コンテンツ指定操作」という。)を検出すると、このページを示すページ情報を、例えば操作実績DB151に書き込んで記憶しておく。そして、電子書籍端末10は、以降、記憶しておいたページ情報が示すページを、振動条件を満たす特定ページとして決定する。電子書籍端末10は、例えば、表示面141へのコンテンツの表示中に表示面141を押す操作(いわゆるタップ操作)やその表示中に物理キーを押す操作を、コンテンツ指定操作として検出する。
この動作例3によれば、例えば、ユーザが表示面141に表示されたコンテンツを気に入る等して、今後も閲覧しようと考えた場合に、ユーザがコンテンツ指定操作を行うことで、ユーザは振動条件を満たす特定ページを自ら指定することができる。
動作例3では、電子書籍端末10は、表示面141にコンテンツを表示しているときに、ユーザにより行われたそのコンテンツを指定する操作(以下、「コンテンツ指定操作」という。)を検出すると、このページを示すページ情報を、例えば操作実績DB151に書き込んで記憶しておく。そして、電子書籍端末10は、以降、記憶しておいたページ情報が示すページを、振動条件を満たす特定ページとして決定する。電子書籍端末10は、例えば、表示面141へのコンテンツの表示中に表示面141を押す操作(いわゆるタップ操作)やその表示中に物理キーを押す操作を、コンテンツ指定操作として検出する。
この動作例3によれば、例えば、ユーザが表示面141に表示されたコンテンツを気に入る等して、今後も閲覧しようと考えた場合に、ユーザがコンテンツ指定操作を行うことで、ユーザは振動条件を満たす特定ページを自ら指定することができる。
(動作例4)コンテンツのカテゴリ
動作例4では、電子書籍端末10が、操作実績DB151に書き込まれているコンテンツのカテゴリに基づいて決定した特定ページを通過した場合に、自端末を振動させる。すなわち、電子書籍端末10は、自端末のユーザが興味のあるカテゴリを操作実績DB151に基づいて解析し、解析したカテゴリに属するコンテンツの存在を知覚させるように自端末を振動させる。
動作例4では、電子書籍端末10が、操作実績DB151に書き込まれているコンテンツのカテゴリに基づいて決定した特定ページを通過した場合に、自端末を振動させる。すなわち、電子書籍端末10は、自端末のユーザが興味のあるカテゴリを操作実績DB151に基づいて解析し、解析したカテゴリに属するコンテンツの存在を知覚させるように自端末を振動させる。
図11は、動作例4における表示面141の表示内容の変化の様子を示す図である。
動作例3では、電子書籍端末10は、動作例1のように表示回数又は表示時間が閾値を上回っているコンテンツのカテゴリを特定し、そのカテゴリのコンテンツが割り当てられたページを通過する場合に、自端末を振動させる。よって、電子書籍端末10は、ステップS3からS6の処理を繰り返し実行する期間において、第1から第4ページのコンテンツsb1からsb4(図11(a)から(d)参照)へのページ送りが行われても自端末を振動させないが、カテゴリが「科学」に属する第103ページのコンテンツsb6を表示するときには、自端末を振動させる(図11(e)参照)。
この動作例4によれば、電子書籍端末10のユーザの嗜好に合ったカテゴリを操作実績に基づいて推測して、閲覧を推奨するページのコンテンツの存在をユーザに知覚させることができる。
動作例3では、電子書籍端末10は、動作例1のように表示回数又は表示時間が閾値を上回っているコンテンツのカテゴリを特定し、そのカテゴリのコンテンツが割り当てられたページを通過する場合に、自端末を振動させる。よって、電子書籍端末10は、ステップS3からS6の処理を繰り返し実行する期間において、第1から第4ページのコンテンツsb1からsb4(図11(a)から(d)参照)へのページ送りが行われても自端末を振動させないが、カテゴリが「科学」に属する第103ページのコンテンツsb6を表示するときには、自端末を振動させる(図11(e)参照)。
この動作例4によれば、電子書籍端末10のユーザの嗜好に合ったカテゴリを操作実績に基づいて推測して、閲覧を推奨するページのコンテンツの存在をユーザに知覚させることができる。
電子書籍端末10は、前述した(動作例1)から(動作例4)の動作例を複数組み合わせて、振動条件を満たす特定ページを決定してもよい。
また、電子書籍端末10は、自端末又は他端末における他の操作実績に基づいて特定ページを決定してもよい。電子書籍端末10は、他端末においてコンテンツ指定操作が行われたページを、自端末において振動条件を満たす特定ページとして決定してもよい。この場合のコンテンツ指定操作は、上述した動作例3で説明した操作と同じ操作であってよい。また、コンテンツ指定操作は、表示中のコンテンツを拡大表示させる操作であってもよい。この場合、電子書籍端末10は、自端末又は他端末でコンテンツを拡大表示させた回数又は/及び時間に基づいて、振動条件を満たす特定ページを決定してもよい。コンテンツを拡大表示させるということは、ユーザがコンテンツを注意深く閲覧したと推測することができ、このコンテンツがユーザの嗜好に合うコンテンツである、と推測することができるからである。
また、電子書籍端末10は、自端末又は他端末における他の操作実績に基づいて特定ページを決定してもよい。電子書籍端末10は、他端末においてコンテンツ指定操作が行われたページを、自端末において振動条件を満たす特定ページとして決定してもよい。この場合のコンテンツ指定操作は、上述した動作例3で説明した操作と同じ操作であってよい。また、コンテンツ指定操作は、表示中のコンテンツを拡大表示させる操作であってもよい。この場合、電子書籍端末10は、自端末又は他端末でコンテンツを拡大表示させた回数又は/及び時間に基づいて、振動条件を満たす特定ページを決定してもよい。コンテンツを拡大表示させるということは、ユーザがコンテンツを注意深く閲覧したと推測することができ、このコンテンツがユーザの嗜好に合うコンテンツである、と推測することができるからである。
電子書籍端末10は、自端末又は/及び他端末でのコンテンツ指定操作の有無だけでなく、自端末又は/及び他端末においてコンテンツ指定操作が行われた回数に基づいて、振動条件を満たす特定ページを決定してもよい。この場合、電子書籍端末10は、例えば、コンテンツ指定操作の回数が閾値以上であるすべてのページや、コンテンツ指定操作の回数が多い順に所定数のページを、振動条件を満たす特定ページとして決定するとよい。
また、電子書籍端末10が操作実績で採用していた表示回数や表示時間は、1日当たりの単位時間当たりの表示回数や表示時間であってもよい。
また、電子書籍端末10が操作実績で採用していた表示回数や表示時間は、1日当たりの単位時間当たりの表示回数や表示時間であってもよい。
以上のとおり、電子書籍端末10は、自端末又は他端末のユーザにより行われた操作の操作量が多いページをより優先させて、振動条件を満たす特定ページを決定することにより、自端末又は他端末のユーザの注目度が高かったページにページ送りしたときに、自端末を振動させやすくなる。
ただし、電子書籍端末10は、前述の(動作例1)で、自端末を振動させるページと振動させないページとを逆にしてもよい。こうすれば、電子書籍端末10は、ユーザが未だ閲覧していない(又はほとんど閲覧していない)コンテンツの存在をユーザに知覚させることができ、ユーザによるコンテンツの見落としを防ぐことができる。
ただし、電子書籍端末10は、前述の(動作例1)で、自端末を振動させるページと振動させないページとを逆にしてもよい。こうすれば、電子書籍端末10は、ユーザが未だ閲覧していない(又はほとんど閲覧していない)コンテンツの存在をユーザに知覚させることができ、ユーザによるコンテンツの見落としを防ぐことができる。
また、電子書籍端末10は、コンテンツの操作実績を解析して振動条件を満たす特定ページを決定する場合に、コンテンツの属性として、(動作例4)で説明したカテゴリ以外の属性を用いてもよい。電子書籍端末10は、例えば、コンテンツで取り上げられている人物や物、場所(自端末のユーザの自宅からの距離)、日時(例えば、イベントの開催日時)等のコンテンツの属性に基づいて、ユーザの嗜好に合った属性のコンテンツを推定して、このコンテンツが割り当てられたページを、振動条件を満たす特定ページと決定してもよい。この場合、電子書籍端末10は、例えば、自端末のユーザが興味のある人物や物、場所、日時等を予めユーザに指定させておき、ユーザの指定内容に合致するコンテンツが割り当てられたページを、振動条件を満たす特定ページとして決定するとよい。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。本発明は、例えば、以下のような形態で実施することも可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
(変形例1)
電子書籍端末10は、自端末の現在位置とコンテンツの属性とに基づいて、振動条件を満たす特定ページを決定してもよい。
この変形例1において、電子書籍端末10は、自端末の現在位置を測定するための測位機能(例えば、GPS(Global Positioning System)測位機能)を有する。電子書籍端末10は、例えば所定期間毎に測位して、自端末の現在位置を特定する。そして、電子書籍端末10は、電子書籍に含まれるコンテンツを表示する場合には、自端末の現在位置と関連の深い属性のコンテンツが割り当てられたページにページ送りしたときに、自端末を振動させる。ここでの属性は、コンテンツが属するカテゴリであるものとする。例えば、電子書籍端末10は、測定した現在位置がデパートの中又はデパートの近くである場合には、買い物情報を表すコンテンツが割り当てられたページにページ送りしたときに、自端末を振動させる。また、電子書籍端末10は、測定した現在位置が映画館の中又は映画館の近くである場合には、映画情報を表すコンテンツが割り当てられたページにページ送りしたときに、自端末を振動させる。
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。本発明は、例えば、以下のような形態で実施することも可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
(変形例1)
電子書籍端末10は、自端末の現在位置とコンテンツの属性とに基づいて、振動条件を満たす特定ページを決定してもよい。
この変形例1において、電子書籍端末10は、自端末の現在位置を測定するための測位機能(例えば、GPS(Global Positioning System)測位機能)を有する。電子書籍端末10は、例えば所定期間毎に測位して、自端末の現在位置を特定する。そして、電子書籍端末10は、電子書籍に含まれるコンテンツを表示する場合には、自端末の現在位置と関連の深い属性のコンテンツが割り当てられたページにページ送りしたときに、自端末を振動させる。ここでの属性は、コンテンツが属するカテゴリであるものとする。例えば、電子書籍端末10は、測定した現在位置がデパートの中又はデパートの近くである場合には、買い物情報を表すコンテンツが割り当てられたページにページ送りしたときに、自端末を振動させる。また、電子書籍端末10は、測定した現在位置が映画館の中又は映画館の近くである場合には、映画情報を表すコンテンツが割り当てられたページにページ送りしたときに、自端末を振動させる。
一方で、電子書籍端末10は、自端末の現在位置と関連がない又はあまり関連がない属性のコンテンツを表示するときには、自端末を振動させない。例えば、電子書籍端末10は、現在位置がデパートの中又はデパートの近くである場合には、ジャンルが小説である電子書籍のコンテンツを表示しても、自端末を振動させない。電子書籍端末10は、現在位置に関連深いコンテンツが割り当てられたページにページ送りしたときに振動させることにより、ユーザが居る位置で役立つコンテンツを、ユーザに発見させやすくすることができる。
電子書籍端末10の位置とこの位置に関連の深いコンテンツの属性との関係については、どのようにして決められてもよいが、例えば、電子書籍の製造者等により決められてもよいし、ユーザにより指定されてもよい。また、電子書籍端末10がコンテンツに含まれるキーワードを抽出し、このキーワードを解析してこのコンテンツに関連深い位置を特定してもよい。このキーワードは、例えば、コンテンツの属性(例えばコンテンツが属するカテゴリ)を特定できるようなキーワードである。
電子書籍端末10の位置とこの位置に関連の深いコンテンツの属性との関係については、どのようにして決められてもよいが、例えば、電子書籍の製造者等により決められてもよいし、ユーザにより指定されてもよい。また、電子書籍端末10がコンテンツに含まれるキーワードを抽出し、このキーワードを解析してこのコンテンツに関連深い位置を特定してもよい。このキーワードは、例えば、コンテンツの属性(例えばコンテンツが属するカテゴリ)を特定できるようなキーワードである。
(変形例2)
電子書籍端末10は、現在時刻とコンテンツの属性とに基づいて、振動条件を満たす特定ページを決定してもよい。この変形例2において、電子書籍端末10は、時刻を計る計時機能を用いて現在時刻を計る。そして、電子書籍端末10は、電子書籍に含まれるコンテンツを表示する場合には、現在時刻と関連の深い属性のコンテンツが割り当てられたページにページ送りしたときに、振動条件を満たしたと判断して自端末を振動させる。ここでの属性は、コンテンツが属するカテゴリであるものとする。例えば、電子書籍端末10は、現在時刻が昼間の時間帯である場合には、レストラン等の飲食店に関する情報のコンテンツが割り当てられたページにページ送りしたときに、自端末を振動させる。また、電子書籍端末10は、現在時刻が夕方の時間帯である場合には、買い物情報を表すコンテンツが割り当てられたページにページ送りしたときに、自端末を振動させる。
電子書籍端末10は、現在時刻とコンテンツの属性とに基づいて、振動条件を満たす特定ページを決定してもよい。この変形例2において、電子書籍端末10は、時刻を計る計時機能を用いて現在時刻を計る。そして、電子書籍端末10は、電子書籍に含まれるコンテンツを表示する場合には、現在時刻と関連の深い属性のコンテンツが割り当てられたページにページ送りしたときに、振動条件を満たしたと判断して自端末を振動させる。ここでの属性は、コンテンツが属するカテゴリであるものとする。例えば、電子書籍端末10は、現在時刻が昼間の時間帯である場合には、レストラン等の飲食店に関する情報のコンテンツが割り当てられたページにページ送りしたときに、自端末を振動させる。また、電子書籍端末10は、現在時刻が夕方の時間帯である場合には、買い物情報を表すコンテンツが割り当てられたページにページ送りしたときに、自端末を振動させる。
一方で、電子書籍端末10は、現在時刻と関連のない又はあまり関連のない属性のコンテンツを表示するときには、振動を発生させない。例えば、現在時刻が夜間である場合には、電子書籍端末10は、買い物情報を表すコンテンツが割り当てられたページにページ送りしても、振動を発生させない。このように、電子書籍端末10は、現在時刻に関連深いコンテンツが割り当てられたページについて振動させることにより、現在時刻においてユーザに役立つコンテンツを、発見させやすくすることができる。
時刻とこの時刻に関連の深いコンテンツの属性との関係については、どのようにして決められてもよいが、例えば、電子書籍の製造者等により決められてもよいし、ユーザにより指定されてもよい。また、電子書籍端末10がコンテンツに含まれるキーワードを抽出し、このキーワードを解析してこのコンテンツに関連深い時刻を特定してもよい。このキーワードは、例えば、コンテンツの属性(例えばコンテンツが属するカテゴリ)を特定できるようなキーワードである。
時刻とこの時刻に関連の深いコンテンツの属性との関係については、どのようにして決められてもよいが、例えば、電子書籍の製造者等により決められてもよいし、ユーザにより指定されてもよい。また、電子書籍端末10がコンテンツに含まれるキーワードを抽出し、このキーワードを解析してこのコンテンツに関連深い時刻を特定してもよい。このキーワードは、例えば、コンテンツの属性(例えばコンテンツが属するカテゴリ)を特定できるようなキーワードである。
また、変形例1及び変形例2の振動条件を組み合わせて、電子書籍端末10は、電子書籍に含まれるコンテンツを表示する場合に、自端末の現在位置及び現在時刻と、コンテンツの属性とに基づいて、振動条件を満たす特定ページを決定してもよい。例えば、電子書籍端末10は、夕方にデパートの中又はその近くを現在位置として特定した場合には、買い物情報のページにページ送りしたときに振動させる。その一方で、現在位置又は現在時刻の一方でも振動条件を満たさなければ、電子書籍端末10は、買い物情報のページにページ送りしたときに振動させない。これにより、電子書籍端末10は、ユーザが置かれる状況に適したコンテンツを、ユーザに発見させやすくすることができる。
(変形例3)
電子書籍端末10は、電子書籍に含まれるコンテンツを表示する場合に、他端末における操作実績と、自端末のユーザとこの他端末のユーザとの関係を表すパラメータ(以下、「関係パラメータ」という。)とに基づいて、振動条件を満たす特定ページを決定してもよい。関係パラメータは、例えば、電子書籍端末10のユーザと他端末のユーザとの親密さの度合い(親密度)を表すパラメータである。この関係パラメータは、例えば、電子書籍端末10と他端末との間で行われた通信の履歴に基づいて、電子書籍端末10により算出される。このために、電子書籍端末10は、通信相手毎に、この通信相手と行った通信の履歴をデータベースに記憶しておく。通信履歴としては、例えば、電子メールをやりとりした回数や通話回数(つまり音声通信の回数)、SNS(Social Networking Service)を用いて通信した回数を1つ以上用いることができる。よって、この変形例3の電子書籍端末10は、必要に応じて、電子メールを用いた通信や音声通信、SNS等を用いた通信等を行うための機能を有している必要がある。
電子書籍端末10は、電子書籍に含まれるコンテンツを表示する場合に、他端末における操作実績と、自端末のユーザとこの他端末のユーザとの関係を表すパラメータ(以下、「関係パラメータ」という。)とに基づいて、振動条件を満たす特定ページを決定してもよい。関係パラメータは、例えば、電子書籍端末10のユーザと他端末のユーザとの親密さの度合い(親密度)を表すパラメータである。この関係パラメータは、例えば、電子書籍端末10と他端末との間で行われた通信の履歴に基づいて、電子書籍端末10により算出される。このために、電子書籍端末10は、通信相手毎に、この通信相手と行った通信の履歴をデータベースに記憶しておく。通信履歴としては、例えば、電子メールをやりとりした回数や通話回数(つまり音声通信の回数)、SNS(Social Networking Service)を用いて通信した回数を1つ以上用いることができる。よって、この変形例3の電子書籍端末10は、必要に応じて、電子メールを用いた通信や音声通信、SNS等を用いた通信等を行うための機能を有している必要がある。
例えば、電子書籍端末10と他端末との間でやり取りされたメールの数が多いほど、電子書籍端末10のユーザと他端末のユーザとが、より親密であると推測することができる。そこで、電子書籍端末10は、やり取りされたメールの数が多いほど、親密度を高いことを示す関係パラメータを算出する。また、電子書籍端末10と他端末との間で行われた通話回数が多いほど、これらのユーザがより親密であると推測することができる。そこで、電子書籍端末10は、通話の回数が多いほど、親密度を高いことを示す関係パラメータを算出してもよい。また、電子書籍端末10は、SNSについての通信履歴を用いて関係パラメータを算出する場合、例えば、一方のユーザがSNSを用いてコメントしたことに対して他方のユーザがSNSを用いてコメントしたときに、1回の交流がなされたとみなし、この交流の回数が多いほど、親密度を高いことを示す関係パラメータを算出するとよい。
なお、電子書籍端末10が関係パラメータを算出するのではなく、サーバ等の他装置でこの関係パラメータが算出されてもよい。また、通信履歴と関係パラメータとの上記の関係はあくまで一例であり、通信履歴を用いた別のアルゴリズムを用いて関係パラメータが算出されてもよい。
なお、電子書籍端末10が関係パラメータを算出するのではなく、サーバ等の他装置でこの関係パラメータが算出されてもよい。また、通信履歴と関係パラメータとの上記の関係はあくまで一例であり、通信履歴を用いた別のアルゴリズムを用いて関係パラメータが算出されてもよい。
電子書籍端末10は、電子書籍のコンテンツを表示する場合には、他端末での操作実績を参照するとともに、この他端末のユーザについて算出した関係パラメータとを取得して、各ページが振動条件を満たしたかどうかを判断する。ここにおける他端末の振動条件は、例えば動作例1〜3で説明したような、各ページのコンテンツの表示回数や表示時間、コンテンツ指定操作の有無や操作回数等を用いることができる。電子書籍端末10は、所定期間毎に他端末での操作実績を取得して、これを記憶部15に記憶させておくとよい。
電子書籍端末10は、電子書籍のコンテンツを表示する場合には、関係パラメータがより親密度が高い値を示す場合ほど、振動条件が満たしやすくなるように、他端末での操作実績に基づいて、振動条件を満たす特定ページを決定する。例えば、電子書籍端末10は、関係パラメータが閾値以上である他端末で振動条件を満たした特定ページについては、自端末においても振動条件を満たす特定ページとして決定する。また、電子書籍端末10は、コンテンツの表示回数や表示時間、コンテンツ指定操作の回数等の操作実績を表す値が閾値を超えた場合に、振動条件を満たすと判断するときには、この閾値を、関係パラメータに応じて異ならせてもよい。この場合、電子書籍端末10は、関係パラメータが高い場合ほど閾値を低くするとよい。この変形例3によれば、電子書籍端末10は、親しいユーザが興味を持ったコンテンツの存在を、自端末のユーザにも把握させやすくすることができる。
なお、関係パラメータは、親密度を示すパラメータに限らず、例えば、友人や同僚、家族等のユーザとの人間関係そのものを表すパラメータであってもよい。また、関係パラメータは、通信履歴に基づいて算出されるとユーザ負担が少なくて済むが、電子書籍端末10のユーザにより手動で設定されてもよい。
なお、関係パラメータは、親密度を示すパラメータに限らず、例えば、友人や同僚、家族等のユーザとの人間関係そのものを表すパラメータであってもよい。また、関係パラメータは、通信履歴に基づいて算出されるとユーザ負担が少なくて済むが、電子書籍端末10のユーザにより手動で設定されてもよい。
(変形例4)
電子書籍端末10は、ページ送りにより振動条件を満たす特定ページを通過した後であっても、ユーザに大きな操作負担を強いることなくこの特定ページに戻してコンテンツを表示する構成を備えていてもよい。
図12は、この変形例における表示面141の表示内容の変化の様子を示す図である。
図12(a)に示すように、電子書籍端末10が第45ページのコンテンツsa6を表示し、このページを、振動条件を満たす特定ページとして、自端末を振動させたとする。この場合、電子書籍端末10は、振動条件を満たす特定ページにページ送りしてから所定期間内においては、表示面141に特定ページに戻るために操作すべきソフトボタンを表示面141に表示する。そして、電子書籍端末10は、このソフトボタンを指示するユーザの操作を検出すると、振動条件を満たす特定ページのコンテンツの表示に戻す。具体的には、電子書籍端末10は、第45ページを通過した後、第46ページ又は第47ページのコンテンツsa7,sa8を表示したときに、「第2章に入りました。第2章の先頭ページに戻りますか?」というメッセージを記したソフトボタンBを表示面141に表示する(図12(b),(c)参照)。すなわち、電子書籍端末10は、表示面141に特定ページに関する情報(ここでは、特定ページのコンテンツに対応した情報)を表示する。そして、図12(d)に示すように、ユーザが指Fを表示面141に接触させてソフトボタンBを指示する操作を行うと、電子書籍端末10は、最後に通過した特定ページにページ移動して、この特定ページのコンテンツsa6の表示に戻す(図12(e)参照)。
この変形例4によれば、電子書籍端末10が振動条件を満たす特定ページを通過した後に、この特定ページのコンテンツの表示戻すためにユーザに強いられる操作負担が減る。
電子書籍端末10は、ページ送りにより振動条件を満たす特定ページを通過した後であっても、ユーザに大きな操作負担を強いることなくこの特定ページに戻してコンテンツを表示する構成を備えていてもよい。
図12は、この変形例における表示面141の表示内容の変化の様子を示す図である。
図12(a)に示すように、電子書籍端末10が第45ページのコンテンツsa6を表示し、このページを、振動条件を満たす特定ページとして、自端末を振動させたとする。この場合、電子書籍端末10は、振動条件を満たす特定ページにページ送りしてから所定期間内においては、表示面141に特定ページに戻るために操作すべきソフトボタンを表示面141に表示する。そして、電子書籍端末10は、このソフトボタンを指示するユーザの操作を検出すると、振動条件を満たす特定ページのコンテンツの表示に戻す。具体的には、電子書籍端末10は、第45ページを通過した後、第46ページ又は第47ページのコンテンツsa7,sa8を表示したときに、「第2章に入りました。第2章の先頭ページに戻りますか?」というメッセージを記したソフトボタンBを表示面141に表示する(図12(b),(c)参照)。すなわち、電子書籍端末10は、表示面141に特定ページに関する情報(ここでは、特定ページのコンテンツに対応した情報)を表示する。そして、図12(d)に示すように、ユーザが指Fを表示面141に接触させてソフトボタンBを指示する操作を行うと、電子書籍端末10は、最後に通過した特定ページにページ移動して、この特定ページのコンテンツsa6の表示に戻す(図12(e)参照)。
この変形例4によれば、電子書籍端末10が振動条件を満たす特定ページを通過した後に、この特定ページのコンテンツの表示戻すためにユーザに強いられる操作負担が減る。
この変形例4において、電子書籍端末10は、振動条件を満たす特定ページを通過してから所定時間内(例えば5秒以内)に限ってソフトボタンを表示する代わりに、所定ページ数(例えば5ページ分)を更にページ送りするまで、ソフトボタンを表示してもよい。また、電子書籍端末10は、複数の特定ページを通過した場合には、どの特定ページにも戻れるようにソフトボタン(例えば、特定ページ毎のソフトボタン)を表示してもよい。また、電子書籍端末10は、ソフトボタン形式で特定ページに関する情報を表示するのではなく、例えば、特定ページに関する情報を表示した後に、物理キーの操作を受け付けた場合に、この特定ページのコンテンツの表示に戻してもよい。
(変形例5)
上述した第2実施形態のように、特定ページとして決定される振動条件が複数ある場合には、その振動条件の内容に応じて、ステップS5の処理で発生させる振動を異ならせたり、表示を異ならせたりしてもよい。
図13は、この変形例5における表示面141の表示内容の変化の様子を示す図である。
図13(a)に示すように、電子書籍端末10が、(動作例1)のように表示回数や表示時間に基づいて決定した特定ページを通過した場合には、「あなたがよく見ているページです。」というメッセージM1をコンテンツsb2に重ねて表示するとともに、振動を1回だけ発生させる。図13(b)に示すように、電子書籍端末10が、(動作例2)のように人気度に基づいて決定した特定ページを通過した場合には、「人気度が高いページです。」というメッセージM2をコンテンツsb3に重ねて表示するとともに、振動を2回発生させる。図13(c)に示すように、電子書籍端末10が、(動作例3)のようにユーザによって指定された特定ページを通過した場合には、「あなたが指定したページです。」というメッセージM3をコンテンツsb8に重ねて表示するとともに、振動を3回発生させる。図13(d)に示すように、電子書籍端末10が、(動作例4)のようにコンテンツのカテゴリに基づいて決定した、振動条件を満たす特定ページを通過した場合には、「あなたにおすすめのページです。」というメッセージM4をコンテンツsb5に重ねて表示するとともに、振動を4回発生させる。
上述した第2実施形態のように、特定ページとして決定される振動条件が複数ある場合には、その振動条件の内容に応じて、ステップS5の処理で発生させる振動を異ならせたり、表示を異ならせたりしてもよい。
図13は、この変形例5における表示面141の表示内容の変化の様子を示す図である。
図13(a)に示すように、電子書籍端末10が、(動作例1)のように表示回数や表示時間に基づいて決定した特定ページを通過した場合には、「あなたがよく見ているページです。」というメッセージM1をコンテンツsb2に重ねて表示するとともに、振動を1回だけ発生させる。図13(b)に示すように、電子書籍端末10が、(動作例2)のように人気度に基づいて決定した特定ページを通過した場合には、「人気度が高いページです。」というメッセージM2をコンテンツsb3に重ねて表示するとともに、振動を2回発生させる。図13(c)に示すように、電子書籍端末10が、(動作例3)のようにユーザによって指定された特定ページを通過した場合には、「あなたが指定したページです。」というメッセージM3をコンテンツsb8に重ねて表示するとともに、振動を3回発生させる。図13(d)に示すように、電子書籍端末10が、(動作例4)のようにコンテンツのカテゴリに基づいて決定した、振動条件を満たす特定ページを通過した場合には、「あなたにおすすめのページです。」というメッセージM4をコンテンツsb5に重ねて表示するとともに、振動を4回発生させる。
以上のとおり、電子書籍端末10が、特定ページが満たす振動条件に応じて振動を異ならせれば、ユーザは、どのような理由で決定された特定ページを通したかを、直感的に把握することができる。これにより、例えば、一部の振動条件のコンテンツだけをユーザが探し出したい場合の負担が減る。
また、電子書籍端末10は、振動回数のほかに、振動条件に応じて、例えば振動の強さ(大きさ)、振動が継続する時間の長さ及び振動の周波数の1つ以上を異ならせてもよい。すなわち、電子書籍端末10は、振動条件を満たす特定ページが満たした条件に応じて、ユーザが知覚する振動を異ならせればよい。
なお、電子書籍端末10は、振動条件を満たす特定ページが満たした条件に応じて振動を異ならせる一方で、メッセージM1からM4のような振動条件を説明するメッセージを表示しないようにしてもよい。
また、上述した変形例5の構成を採用した場合には、電子書籍端末10は、振動条件を満たしたと判断した場合の関係パラメータに応じて、自端末の振動を異ならせてもよい。これにより、電子書籍端末10のユーザは、例えば自身との親密度が高い特定のユーザが興味を持ったコンテンツの存在を、電子書籍端末10の振動によって直感的に把握することができる。
また、電子書籍端末10は、振動回数のほかに、振動条件に応じて、例えば振動の強さ(大きさ)、振動が継続する時間の長さ及び振動の周波数の1つ以上を異ならせてもよい。すなわち、電子書籍端末10は、振動条件を満たす特定ページが満たした条件に応じて、ユーザが知覚する振動を異ならせればよい。
なお、電子書籍端末10は、振動条件を満たす特定ページが満たした条件に応じて振動を異ならせる一方で、メッセージM1からM4のような振動条件を説明するメッセージを表示しないようにしてもよい。
また、上述した変形例5の構成を採用した場合には、電子書籍端末10は、振動条件を満たしたと判断した場合の関係パラメータに応じて、自端末の振動を異ならせてもよい。これにより、電子書籍端末10のユーザは、例えば自身との親密度が高い特定のユーザが興味を持ったコンテンツの存在を、電子書籍端末10の振動によって直感的に把握することができる。
(変形例6)
電子書籍端末10は、ページ送り操作を検出する期間において、1ページ単位でページ送りするのではなく、複数ページ単位でページ送りしてもよい。この場合、電子書籍端末10は、ページ送りした複数ページの中に、振動条件を満たす特定ページが1ページ以上含まれているときに、ステップS5の処理で自端末を振動させるとよい。その際に、2ページ以上の振動条件を満たす特定ページを通過した場合に、電子書籍端末10は、通過した特定ページのページ数に応じて振動を異ならせてもよい。ここでも、電子書籍端末10は、例えば、振動回数、振動の強さ、振動が継続する時間の長さ及び振動の周波数の1つ以上を、特定ページのページ数に応じて異ならせるとよい。
電子書籍端末10は、ページ送り操作を検出する期間において、1ページ単位でページ送りするのではなく、複数ページ単位でページ送りしてもよい。この場合、電子書籍端末10は、ページ送りした複数ページの中に、振動条件を満たす特定ページが1ページ以上含まれているときに、ステップS5の処理で自端末を振動させるとよい。その際に、2ページ以上の振動条件を満たす特定ページを通過した場合に、電子書籍端末10は、通過した特定ページのページ数に応じて振動を異ならせてもよい。ここでも、電子書籍端末10は、例えば、振動回数、振動の強さ、振動が継続する時間の長さ及び振動の周波数の1つ以上を、特定ページのページ数に応じて異ならせるとよい。
(変形例7)
電子書籍端末10は、ページ送り操作部121によりページ送り操作を検出するのではなく、他の操作装置を用いてページ送り操作を検出してもよい。電子書籍端末10は、例えば、表示面141に重ねて設けられた接触センサ又は近接センサを用いてページ送り操作を検出してもよい。この場合、電子書籍端末10は、例えば、表示面141を押す操作や表示面141上で指を移動させる操作(いわゆるスライド操作)を、ページ送り操作として検出する。また、電子書籍端末10は、物理キーや音声入力操作を用いてページ送り操作を検出してもよい。この場合、電子書籍端末10は、ページ送り操作専用の操作装置(ここではページ送り操作部121)を有しなくてよい。
電子書籍端末10は、ページ送り操作部121によりページ送り操作を検出するのではなく、他の操作装置を用いてページ送り操作を検出してもよい。電子書籍端末10は、例えば、表示面141に重ねて設けられた接触センサ又は近接センサを用いてページ送り操作を検出してもよい。この場合、電子書籍端末10は、例えば、表示面141を押す操作や表示面141上で指を移動させる操作(いわゆるスライド操作)を、ページ送り操作として検出する。また、電子書籍端末10は、物理キーや音声入力操作を用いてページ送り操作を検出してもよい。この場合、電子書籍端末10は、ページ送り操作専用の操作装置(ここではページ送り操作部121)を有しなくてよい。
(変形例8)
電子書籍端末10は、電子書籍専用の表示端末でなくてもよく、例えばタブレット型コンピュータや携帯電話機、携帯型ゲーム機、携帯型音楽プレーヤ、PDA(Personal Digital Assistant)等の、電子書籍のコンテンツを表示可能な他の表示端末であってもよい。
電子書籍端末10は、表示面141に2ページ以上のコンテンツを同時に表示してもよいし、右開きの書籍に対応した電子書籍に基づいてコンテンツを表示してもよい。
本発明のコンテンツデータは、電子書籍でなくてもよい。本発明のコンテンツデータは、複数ページに区分され、且つ、各ページに割り当てられた表示目的のコンテンツを含んでいればよく、例えば、各種の画像ファイルや文書ファイルであってもよい。
上述した実施形態において、電子書籍端末10の制御部11が実現する各機能は、複数のプログラムの組み合わせによって実現され、又は、複数のハードウェア資源の協働によって実現されうる。
また、本発明は、コンピュータや制御部11が実行するプログラムや表示端末の制御方法として把握することも可能である。
電子書籍端末10は、電子書籍専用の表示端末でなくてもよく、例えばタブレット型コンピュータや携帯電話機、携帯型ゲーム機、携帯型音楽プレーヤ、PDA(Personal Digital Assistant)等の、電子書籍のコンテンツを表示可能な他の表示端末であってもよい。
電子書籍端末10は、表示面141に2ページ以上のコンテンツを同時に表示してもよいし、右開きの書籍に対応した電子書籍に基づいてコンテンツを表示してもよい。
本発明のコンテンツデータは、電子書籍でなくてもよい。本発明のコンテンツデータは、複数ページに区分され、且つ、各ページに割り当てられた表示目的のコンテンツを含んでいればよく、例えば、各種の画像ファイルや文書ファイルであってもよい。
上述した実施形態において、電子書籍端末10の制御部11が実現する各機能は、複数のプログラムの組み合わせによって実現され、又は、複数のハードウェア資源の協働によって実現されうる。
また、本発明は、コンピュータや制御部11が実行するプログラムや表示端末の制御方法として把握することも可能である。
10…電子書籍端末、11…制御部、111…操作検出部、112…表示制御部、113…振動制御部、12…操作入力部、121…ページ送り操作部、13…通信部、14…表示部、141…表示面、15…記憶部、16…バイブレータ。
Claims (10)
- 複数ページに区分されたコンテンツデータに含まれるコンテンツを表示面に表示する表示端末であって、
ユーザにより行われたページ送り操作を検出する操作検出部と、
前記操作検出部が検出したページ送り操作に従って前記コンテンツデータのページ送りを行うように、前記表示面でのコンテンツの表示を制御する表示制御部と、
前記ページ送りによって前記複数ページの一部である特定ページを通過した場合には、自端末を振動させる振動制御部と
を備える表示端末。 - 前記振動制御部は、
前記コンテンツデータに含まれるコンテンツが自端末又は他端末で表示されたときのユーザの操作実績に基づいて、前記特定ページを決定する
請求項1に記載の表示端末。 - 前記振動制御部は、
自端末又は他端末のユーザにより行われた操作の操作量が多いページをより優先させて、前記特定ページを決定する
請求項2に記載の表示端末。 - 前記振動制御部は、
前記他端末における前記操作実績と、自端末のユーザと当該他端末のユーザとの関係を表すパラメータとに基づいて、前記特定ページを決定する
請求項2又は3に記載の表示端末。 - 前記振動制御部は、
自端末の現在位置と前記コンテンツの属性とに基づいて、前記特定ページを決定する
請求項1から4のいずれか1項に記載の表示端末。 - 前記振動制御部は、
現在時刻と前記コンテンツの属性とに基づいて、前記特定ページを決定する
請求項1から5のいずれか1項に記載の表示端末。 - 前記表示制御部は、
前記ページ送りによって前記特定ページを通過した後に、当該特定ページに関する情報を前記表示面に表示し、その表示中にユーザにより所定の操作が行われると、当該特定ページのコンテンツを前記表示面に表示する
請求項1から6のいずれか1項に記載の表示端末。 - 前記振動制御部は、
前記特定ページが満たす条件に応じて前記振動を異ならせる
請求項1から7のいずれか1項に記載の表示端末。 - 複数ページに区分されたコンテンツデータに含まれるコンテンツを表示面に表示する表示端末の制御方法であって、
ユーザにより行われたページ送り操作を検出するステップと、
検出したページ送り操作に従って前記コンテンツデータのページ送りを行うように、前記表示面でのコンテンツの表示を制御するステップと、
前記ページ送りによって前記複数ページの一部である特定ページを通過した場合には、前記表示端末を振動させるステップと
を有する表示端末の制御方法。 - 複数ページに区分されたコンテンツデータに含まれるコンテンツを表示面に表示する表示端末のコンピュータに、
ユーザにより行われたページ送り操作を検出するステップと、
検出したページ送り操作に従って前記コンテンツデータのページ送りを行うように、前記表示面でのコンテンツの表示を制御するステップと、
前記ページ送りによって前記複数ページの一部である特定ページを通過した場合には、前記表示端末を振動させるステップと
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012266566A JP2014112314A (ja) | 2012-12-05 | 2012-12-05 | 表示端末、表示端末の制御方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012266566A JP2014112314A (ja) | 2012-12-05 | 2012-12-05 | 表示端末、表示端末の制御方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014112314A true JP2014112314A (ja) | 2014-06-19 |
Family
ID=51169408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012266566A Pending JP2014112314A (ja) | 2012-12-05 | 2012-12-05 | 表示端末、表示端末の制御方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014112314A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018043136A1 (ja) * | 2016-08-31 | 2018-03-08 | ソニー株式会社 | 信号処理装置、信号処理方法、プログラム、および電子機器 |
-
2012
- 2012-12-05 JP JP2012266566A patent/JP2014112314A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018043136A1 (ja) * | 2016-08-31 | 2018-03-08 | ソニー株式会社 | 信号処理装置、信号処理方法、プログラム、および電子機器 |
CN109643164A (zh) * | 2016-08-31 | 2019-04-16 | 索尼公司 | 信号处理装置、信号处理方法、程序以及电子器件 |
CN109643164B (zh) * | 2016-08-31 | 2022-05-03 | 索尼公司 | 信号处理装置、信号处理方法、程序以及电子器件 |
US11334160B2 (en) | 2016-08-31 | 2022-05-17 | Sony Corporation | Signal processing device, signal processing method, and electronic device |
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