JP2014111631A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. 被検者から採取された血球細胞から単核球を分離するステップと、Ｔ細胞を前記単核球から除去するステップと、前記Ｔ細胞が除去された残りの細胞集団を、ＧＭ−ＣＳＦ及びＳＣＦを含む培地で培養するステップとを含む調製方法によって調製される樹状細胞集団を含むことを特徴とする、樹状細胞移植療法用医薬品組成物。
2. 前記樹状細胞集団は、ＣＤ１１ｃ陽性細胞の割合が高められたものであることを特徴とする、請求項１に記載の樹状細胞移植療法用医薬品組成物。
3. 前記Ｔ細胞を前記単核球から除去するステップは、ＣＤ３を表面に発現する細胞を除去することによって達成されることを特徴とする、請求項１に記載の樹状細胞移植療法用医薬品組成物。
4. 前記ＧＭ−ＣＳＦ及びＳＣＦを含む培地で培養するステップは、少なくとも３週間実行されることを特徴とする、請求項１ないし３のいずれか１つに記載の樹状細胞移植療法用医薬品組成物。
5. 前記ＧＭ−ＣＳＦ及びＳＣＦを含む培地で培養するステップは、少なくとも４週間実行され、その後、ＧＭ−ＣＳＦ及びＩＬ−４を含む培地に切り替えて培養するステップを含むことを特徴とする、請求項１ないし４のいずれか１つに記載の樹状細胞移植療法用医薬品組成物。
6. 前記血球細胞は、末梢血、臍帯血、骨髄及び／又はリンパ節から採取されることを特徴とする、請求項１ないし５のいずれか１つに記載の樹状細胞移植療法用医薬品組成物。
7. 前記血球細胞は末梢血からアフェレーシス法により採取されることを特徴とする、請求項６に記載の樹状細胞移植療法用医薬品組成物。
8. がん又は感染症を治療するためであることを特徴とする、請求項１ないし７のいずれか１つに記載の樹状細胞移植療法用医薬品組成物。
9. 自己免疫疾患、アレルギー疾患又は１型糖尿病を治療するためであることを特徴とする、請求項１ないし７のいずれか１つに記載の樹状細胞移植療法用医薬品組成物。
10. 請求項１ないし７のいずれか１つに記載の樹状細胞移植療法用医薬品組成物に含まれる樹状細胞と異なるＨＬＡ遺伝子型を有する患者に移植されることを特徴とする、請求項７又は８に記載の樹状細胞移植療法用医薬品組成物。
11. 樹状細胞集団の調製方法であって、
    被検者から採取された血球細胞から単核球を分離するステップと、
    Ｔ細胞を前記単核球から除去するステップと、
    前記Ｔ細胞が除去された残りの細胞集団を、ＧＭ−ＣＳＦ及びＳＣＦを含む培地で培養するステップとを含む、
    方法。
12. 請求項１１に記載の方法であって、
    前記ＧＭ−ＣＳＦ及びＳＣＦを含む培地で培養するステップにおいて、前記Ｔ細胞が除去された残りの細胞集団に占めるＣＤ１１ｃ陽性細胞の割合が高められることを特徴とする、
    方法。
13. 請求項１１または１２に記載の方法であって、
    前記Ｔ細胞を前記単核球から除去するステップは、ＣＤ３を表面に発現する細胞を除去することによって達成されることを特徴とする、
    方法。
14. 請求項１１ないし１３のいずれか１つに記載の方法であって、
    前記ＧＭ−ＣＳＦ及びＳＣＦを含む培地で培養するステップは、少なくとも３週間実行されることを特徴とする、
    方法。
15. 請求項１１ないし１４のいずれか１つに記載の方法であって、
    前記ＧＭ−ＣＳＦ及びＳＣＦを含む培地で培養するステップは、少なくとも４週間実行され、その後、ＧＭ−ＣＳＦ及びＩＬ−４を含む培地に切り替えて培養するステップを含むことを特徴とする、
    方法。
16. 請求項１１ないし１５のいずれか１つに記載の方法であって、
    前記血球細胞は、末梢血、臍帯血、骨髄及び／又はリンパ節から採取されることを特徴とする、
    方法。
17. 請求項１６に記載の方法であって、
    前記血球細胞は末梢血からアフェレーシス法により採取されることを特徴とする、
    方法。