JP2014110622A - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014110622A
JP2014110622A JP2012265771A JP2012265771A JP2014110622A JP 2014110622 A JP2014110622 A JP 2014110622A JP 2012265771 A JP2012265771 A JP 2012265771A JP 2012265771 A JP2012265771 A JP 2012265771A JP 2014110622 A JP2014110622 A JP 2014110622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
pixel
image processing
processing apparatus
defective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012265771A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6674182B2 (ja
Inventor
Yasushi Inami
康 伊波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hanwha Techwin Co Ltd
Original Assignee
Samsung Techwin Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Techwin Co Ltd filed Critical Samsung Techwin Co Ltd
Priority to JP2012265771A priority Critical patent/JP6674182B2/ja
Priority to KR1020130102662A priority patent/KR102015585B1/ko
Publication of JP2014110622A publication Critical patent/JP2014110622A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6674182B2 publication Critical patent/JP6674182B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】コストの低減を図りつつ、欠陥画素を検出することが可能な、画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】同一の被写体を同一の撮像素子によって撮像することにより得られた、第1の画像と、第1の画像よりも露光時間が短い第2の画像とを処理する画像処理装置であって、第1の画像と第2の画像とにおける対応する位置の画素の画素値に基づいて、欠陥画素を判定する欠陥判定部を備える、画像処理装置が提供される。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関する。
デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、防犯カメラなどの撮像装置では、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Device Image Sensor)などの光電変換素子(撮像素子)が複数配置されたイメージセンサが用いられている。上記のようなイメージセンサは、受光量に応じた画像信号(電気信号)を出力する。
ここで、上記のようなイメージセンサには、例えば、入射光に反応しない撮像素子や過度に反応する撮像素子など、欠陥を有する撮像素子(以下、「欠陥画素」と示す。)が含まれていることがほとんどである。そのため、上記のような撮像装置では、製造段階において欠陥画素の位置を検出し、検出された欠陥画素の位置の情報(データ)をメモリなどに記録し、撮像ごとに当該欠陥画素の位置の情報を用いて、画像信号が示す画像における欠陥画素に対応する画素の信号が補正されている。
また、画像信号に基づいて、画像信号が示す画像における判定対象の注目画素が、欠陥画素に対応する画素であるかを判定する技術が開発されている。画像信号が示す画像における注目画素の周辺の画素の画素値を参照して、注目画素が欠陥画素に対応する画素であるか否かを判定することにより欠陥画素を判定する技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術や、特許文献2に記載の技術、特許文献3に記載の技術が挙げられる。
特開2012−134685号公報 特開2012−095219号公報 特開2008−301142号公報
撮像装置の製造段階において欠陥画素の位置を検出する場合には、例えば、初めに、撮像素子を遮光した状態で得られた画像信号が示す画像と所定の閾値とを比較し、当該画像における閾値よりも高い輝度を示す画素を、欠陥画素に対応する画素として検出する。そして、検出された画素の位置を、欠陥画素の位置として記録媒体に記録する。
また、撮像装置の製造段階において欠陥画素の位置を検出する場合には、次に、ある一定の光量の状態で得られた画像信号が示す画像と所定の閾値とを比較し、当該画像における閾値よりも低い輝度を示す画素を、欠陥画素に対応する画素として検出する。そして、検出された画素の位置を、欠陥画素の位置として記録媒体に記録する。
しかしながら、撮像装置の製造段階において欠陥画素の位置を検出する場合には、撮像装置の製造段階において欠陥画素検出工程を設けなければならないので、撮像装置の製造コストの増加を招いている。また、撮像装置の製造段階において欠陥画素の位置を検出する場合には、欠陥画素の位置の情報を記憶する記録媒体を、撮像装置に設ける必要がある。そのため、撮像装置の製造段階において欠陥画素の位置を検出する場合には、撮像装置のコストの増加を招いている。
また、例えば、上記特許文献1に記載の技術や、上記特許文献2に記載の技術、上記特許文献3に記載の技術などの既存の技術のように、画像信号に基づいて、画像信号が示す画像における注目画素の周辺の画素の画素値を参照して、欠陥画素を判定する場合には、上記撮像装置の製造段階における欠陥画素検出工程は必要ではなく、また、欠陥画素の位置の情報を記憶する記録媒体を、撮像装置に設ける必要もない。よって、上記画像信号に基づいて欠陥画素を検出する既存の技術を用いる場合には、コストの低減を図りつつ、欠陥画素を検出することができる可能性はある。
しかしながら、例えば、注目画素が高周波領域に存在する場合には、注目画素の周辺の画素である周辺画素の画素値は、一様ではない。そのため、注目画素が高周波領域に存在する場合には、周辺画素の画素値を参照したとしても、注目画素が欠陥画素に対応する画素であるかを判定することが困難である。また、画像信号を出力したイメージセンサにおいて欠陥画素が、欠陥画素の検出に係る一定領域内に複数存在する場合には、周辺画素の画素値を参照したとしても、注目画素が欠陥画素に対応する画素であるかを判定することは困難である。よって、上記画像信号に基づいて欠陥画素を検出する既存の技術を用いたとしても、欠陥画素を検出することができるとは限らない。
さらに、上記画像信号に基づいて欠陥画素を検出する既存の技術を用いる場合において精度よく欠陥画素を検出するには、注目画素との比較を行う周辺画素数を増やす必要がある。そのため、上記画像信号に基づいて欠陥画素を検出する既存の技術を用いる場合において精度よく欠陥画素を検出するには、より多くのラインメモリが必要になることから、撮像装置などの欠陥画素を検出する装置のコストの増加を招く恐れがある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、コストの低減を図りつつ、欠陥画素を検出することが可能な、新規かつ改良された画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点によれば、同一の被写体を同一の撮像素子によって撮像することにより得られた、第1の画像と、上記第1の画像よりも露光時間が短い第2の画像とを処理する画像処理装置であって、上記第1の画像と上記第2の画像とにおける対応する位置の画素の画素値に基づいて、欠陥画素を判定する欠陥判定部を備える、画像処理装置が提供される。
かかる構成によって、コストの低減を図りつつ、欠陥画素を検出することができる。
また、上記欠陥判定部は、上記第1の画像と上記第2の画像とにおける対応する位置の画素において、露光時間と画素値との間に線形の関係が成立するか否かに基づいて、欠陥画素を判定してもよい。
また、上記欠陥判定部は、上記第1の画像における画素値が、下記の条件式を満たさない場合に、対応する画素を欠陥画素であると判定してもよい。
Figure 2014110622
また、上記欠陥判定部における判定結果に基づいて、上記第1の画像および上記第2の画像それぞれにおける、欠陥画素と判定された画素に対応する画素値を補正する欠陥補正部をさらに備えていてもよい。
また、上記欠陥補正部において補正された第1の画像と第2の画像とを合成する合成部をさらに備えていてもよい。
また、上記目的を達成するために、本発明の第2の観点によれば、同一の被写体を同一の撮像素子によって撮像することにより得られた、第1の画像と、上記第1の画像よりも露光時間が短い第2の画像とを処理する画像処理方法であって、上記第1の画像と上記第2の画像とにおける対応する位置の画素の画素値に基づいて、欠陥画素を判定するステップを有する、画像処理方法が提供される。
かかる方法を用いることによって、コストの低減を図りつつ、欠陥画素を検出することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の第3の観点によれば、同一の被写体を同一の撮像素子によって撮像することにより得られた、第1の画像と、上記第1の画像よりも露光時間が短い第2の画像とを処理するプログラムであって、コンピュータを、上記第1の画像と上記第2の画像とにおける対応する位置の画素の画素値に基づいて、欠陥画素を判定する欠陥判定手段として機能させるためのプログラムが提供される。
かかるプログラムが用いられることによって、コストの低減を図りつつ、欠陥画素を検出することができる。
本発明によれば、コストの低減を図りつつ、欠陥画素を検出することができる。
本発明の実施形態に係る画像処理方法に係る処理を説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係る画像処理方法に係る処理を説明するための説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るワイドダイナミックレンジ処理を説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係るワイドダイナミックレンジ処理を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置における、欠陥画素と判定された画素の補正に係る処理の一例を説明するための流れ図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置が備える合成部の構成の一例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(本発明の実施形態に係る画像処理方法)
本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成の一例について説明する前に、本発明の実施形態に係る画像処理方法について説明する。以下では、本発明の実施形態に係る画像処理方法に係る処理を、本発明の実施形態に係る画像処理装置が行うものとして説明する。
上述したように、撮像装置の製造段階において欠陥画素の位置を検出する場合には、コストの増加を招く恐れがある。また、上記画像信号に基づいて欠陥画素を検出する既存の技術のように、画像信号に基づいて、画像信号が示す画像における注目画素の周辺の画素の画素値を参照して、欠陥画素を判定する場合には、欠陥画素を検出することができるとは限られず、また、検出精度を向上させるためにはコストの増加を招く恐れがある。
そこで、本発明の実施形態に係る画像処理装置は、画像信号に基づいて欠陥画素を検出する。より具体的には、本発明の実施形態に係る画像処理装置は、同一の被写体を同一の撮像素子によって撮像することにより得られた、露光時間の異なる2つの画像(画像信号が示す画像)における対応する位置の画素の画素値に基づいて、欠陥画素を判定する。
以下では、本発明の実施形態に係る露光時間の異なる2つの画像のうち、一の画像を「第1の画像」と示し、第1の画像よりも露光時間が短い他の画像を「第2の画像」と示す。また、以下では、本発明の実施形態に係る第1の画像を「Long Frame」と示す場合があり、また、本発明の実施形態に係る第2の画像を「Short Frame」と示す場合がある。
以下、本発明の実施形態に係る画像処理方法に係る処理について、より具体的に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理方法に係る処理を説明するための説明図である。ここで、図1は、正常な撮像素子における、露光時間(「Exposure time」と示す場合がある。)と画素値との一例を示している。
上述したように、イメージセンサが備えるCMOSなどの撮像素子(光電変換素子)は、受光量に応じた画像信号(電気信号)を出力する。ここで、撮像素子に光が入射される時間、すなわち露光時間が長ければ長いほど、受光量が増えることから、露光時間に応じて画素値は線形に大きくなる。
図2は、本発明の実施形態に係る画像処理方法に係る処理を説明するための説明図である。ここで、図2は、正常な撮像素子における露光時間と画素値との一例(図2に示す“通常画素”)と、正常ではない撮像素子における露光時間と画素値との一例(図2に示す“欠陥画素”)とを示している。ここで、図2に示す“Long Exposure time”は、本発明の実施形態に係る第1の画像に対応する露光時間の一例を示しており、図2に示す“Short Exposure time”は、本発明の実施形態に係る第2の画像に対応する露光時間の一例を示している。
図2に示すように、正常ではない撮像素子、すなわち欠陥画素では、撮像により得られる画像において、露光時間と画素値との間に、図2の通常画素に示すような線形の関係は成立しない。
そこで、本発明の実施形態に係る画像処理装置は、図1、図2を参照して示した線形の関係に着目して、第1の画像と第2の画像における対応する位置の画素の画素値に基づいて、欠陥画素を判定することによって、欠陥画素を検出する。
より具体的には、本発明の実施形態に係る画像処理装置は、例えば、第1の画像における判定対象の画素の画素値が、下記の条件式1を満たさない場合に、判定対象の画素(当該画素値に対応する画素)を、欠陥画素であると判定する。ここで、下記の条件式1に基づく判定は、露光の状況変化に影響されているか否かを判定する処理に相当する。本発明の実施形態に係る画像処理装置は、下記の条件式1を満たさない場合に、判定対象の画素が露光の状況変化に影響されていないとして、判定対象の画素を欠陥画素と判定する。
Figure 2014110622
・・・(条件式1)
ここで、上記条件式1に示す露光率は、Long Frame露光時間(第1の画像に対応する露光時間)と、Short Frame露光時間(第2の画像に対応する露光時間)との比であり、例えば下記の数式1で表される。なお、本発明の実施形態に係る露光率の算出方法が、下記の数式1に限られないことは、言うまでもない。
K=(第1の画像に対応する露光時間)/(第2の画像に対応する露光時間)
・・・(数式1)
また、上記数式1に示す誤差αは、画像信号に含まれうるノイズ成分に対応する値である。本発明の実施形態に係る誤差αの値としては、例えば、予め設定された固定値が挙げられる。なお、本発明の実施形態に係る誤差αの値は、ユーザ操作などに基づき変更可能な可変値であってもよい。
なお、本発明の実施形態に係る欠陥画素の判定方法は、上記条件式1を用いる方法に限られない。例えば、本発明の実施形態に係る画像処理装置は、第1の画像と第2の画像とにおける対応する位置の画素において、露光時間と画素値との間に線形の関係が成立するか否かに基づいて、欠陥画素を判定することができる。ここで、露光時間と画素値との間に線形の関係が成立するか否かに基づく欠陥画素の判定は、例えば、画素値が露光の状況変化に影響されているか否かを判定する方法に相当する。本発明の実施形態に係る欠陥画素の判定方法の他の例については、後述する。
本発明の実施形態に係る画像処理装置は、例えば上記のように、第1の画像と第2の画像における対応する位置の画素の画素値に基づいて、欠陥画素を判定する。
ここで、本発明の実施形態に係る画像処理装置は、画像信号に基づいて欠陥画素を検出するので、撮像装置の製造段階において欠陥画素の位置を検出する場合のような、例えば本発明の実施形態に係る画像処理装置の製造段階において欠陥画素検出工程は、必要ない。また、本発明の実施形態に係る画像処理装置は、画像信号に基づいて欠陥画素を検出するので、撮像装置の製造段階において欠陥画素の位置を検出する場合のように、欠陥画素の位置の情報を記憶する記録媒体を常に備える必要はない。
よって、本発明の実施形態に係る画像処理装置が、本発明の実施形態に係る画像処理方法に係る処理を行うことによって、撮像装置の製造段階において欠陥画素の位置を検出する場合よりも、コストの低減を図ることができる。
また、本発明の実施形態に係る画像処理装置は、上記画像信号に基づいて欠陥画素を検出する既存の技術のように、判定対象の画素の周辺画素の画素値を用いずに、第1の画像と第2の画像における対応する位置の画素の画素値に基づいて欠陥画素を判定する。よって、判定対象の画素が高周波領域に存在場合であっても、本発明の実施形態に係る画像処理装置は、欠陥画素を判定することができる。
また、本発明の実施形態に係る画像処理装置は、欠陥画素の判定に際して、上記画像信号に基づいて欠陥画素を検出する既存の技術のように、より多くのラインメモリは必要ない。よって、本発明の実施形態に係る画像処理方法に係る処理が行われることによって、上記画像信号に基づいて欠陥画素を検出する既存の技術が用いられる場合よりも、コストの低減を図ることができる。
したがって、本発明の実施形態に係る画像処理装置は、本発明の実施形態に係る画像処理方法に係る処理を行うことによって、コストの低減を図りつつ、欠陥画素を検出することができる。
(本発明の実施形態に係る画像処理装置)
次に、上述した本発明の実施形態に係る画像処理方法に係る処理を行うことが可能な、本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成の一例について説明する。
[1]第1の実施形態に係る画像処理装置
図3は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。ここで、図3では、第1の画像を“Long Frame”と示し、第2の画像を“Short Frame”と示している。
画像処理装置100は、例えば、欠陥判定部102を備える。
また、画像処理装置100は、例えば、制御部(図示せず)や、ROM(Read Only Memory。図示せず)、RAM(Random Access Memory。図示せず)、記憶部(図示せず)、ユーザが操作可能な操作部(図示せず)、様々な画面を表示画面に表示する表示部(図示せず)、外部装置と通信を行うための通信部(図示せず)、撮像部(図示せず)などを備えていてもよい。画像処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバスにより上記各構成要素間を接続する。
ここで、制御部(図示せず)は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や各種処理回路などで構成され、画像処理装置100全体を制御する。また、制御部(図示せず)は、例えば、欠陥判定部102の役目を果たしてもよい。なお、欠陥判定部102は、欠陥判定部102の処理を実現可能な専用の(または汎用の)処理回路で構成されていてもよいことは、言うまでもない。
また、制御部(図示せず)は、例えば、欠陥画素の有無、および/または、欠陥画素の位置などを示す判定データを記憶部(図示せず)に記録する処理や、判定データを外部装置に対して送信させる送信制御処理などを行う役目を果たしてもよい。
ROM(図示せず)は、制御部(図示せず)が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAM(図示せず)は、制御部(図示せず)により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記憶部(図示せず)は、画像処理装置100が備える記憶手段であり、例えば、画像データや、アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、記憶部(図示せず)としては、例えば、ハードディスク(Hard Disk)などの磁気記録媒体や、フラッシュメモリ(flash memory)などの不揮発性メモリ(nonvolatile memory)などが挙げられる。また、記憶部(図示せず)は、画像処理装置100から着脱可能であってもよい。
操作部(図示せず)としては、例えば、ボタンや、方向キー、あるいは、これらの組み合わせなどが挙げられる。また、画像処理装置100は、例えば、画像処理装置100の外部装置としての操作入力デバイス(例えば、キーボードやマウスなど)と接続することも可能である。
表示部(図示せず)としては、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescence display)などが挙げられる。なお、表示部(図示せず)は、例えばタッチスクリーンなどのように、表示とユーザ操作とが可能なデバイスであってもよい。また、画像処理装置100は、表示部(図示せず)の有無に関わらず、画像処理装置100の外部装置としての表示デバイス(例えば、外部ディスプレイなど)と接続することもできる。
通信部(図示せず)は、画像処理装置100が備える通信手段であり、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)、外部装置と無線/有線で通信を行う。ここで、通信部(図示せず)としては、例えば、通信アンテナおよびRF(Radio Frequency)回路(無線通信)や、IEEE802.15.1ポートおよび送受信回路(無線通信)、IEEE802.11bポートおよび送受信回路(無線通信)、あるいはLAN(Local Area Network)端子および送受信回路(有線通信)などが挙げられる。また、本発明の実施形態に係るネットワークとしては、例えば、LANやWAN(Wide Area Network)などの有線ネットワーク、無線LAN(WLAN;Wireless Local Area Network)や基地局を介した無線WAN(WWAN;Wireless Wide Area Network)などの無線ネットワーク、あるいは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルを用いたインターネットなどが挙げられる。
撮像部(図示せず)は、例えば静止画像や動画像を撮像する役目を果たす。撮像部(図示せず)を備える場合には、画像処理装置100は、例えば、撮像部(図示せず)から伝達される画像信号を処理することが可能である。
ここで、本発明の実施形態に係る撮像部(図示せず)としては、例えば、レンズ/撮像素子が挙げられる。レンズ/撮像素子は、例えば、光学系のレンズと、CMOSなどの撮像素子を複数用いたイメージセンサとで構成される。
欠陥判定部102は、本発明の実施形態に係る画像処理方法に係る処理を行う役目を果たし、第1の画像と第2の画像とにおける対応する位置の画素の画素値に基づいて、欠陥画素を判定する。より具体的には、欠陥判定部102は、例えば、第1の画像における画素値が、上記条件式1を満たさない場合に、対応する画素を欠陥画素であると判定する。
ここで、欠陥判定部102が処理する第1の画像(Long Frame)、および第2の画像(Short Frame)としては、例えば、撮像部(図示せず)や外部装置である撮像装置が撮像することにより生成した画像が挙げられるが、欠陥判定部102が処理する第1の画像(Long Frame)、および第2の画像(Short Frame)は、上記に限られない。例えば、欠陥判定部102は、記憶部(図示せず)や外部記録媒体から読み出された第1の画像および第2の画像や、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)接続された外部装置から受信した第1の画像および第2の画像を、処理することも可能である。
また、欠陥判定部102は、例えば、欠陥画素の有無、および/または、欠陥画素の位置などを示す判定データを出力する。
画像処理装置100は、例えば図3に示す構成によって、本発明の実施形態に係る画像処理方法に係る処理を行う。したがって、画像処理装置100は、例えば図3に示す構成によって、コストの低減を図りつつ、欠陥画素を検出することができる。
なお、本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成は、図3に示す構成に限られない。例えば、本発明の実施形態に係る画像処理装置は、露光時間が異なる第1の画像(Long Frame)と第2の画像(Short Frame)とを合成してダイナミックレンジ(「Dynamic Range」と示す場合がある。)が広い画像を生成する、ワイドダイナミックレンジ処理をさらに行うことも可能である。
そこで、次に、ワイドダイナミックレンジ処理をさらに行うことが可能な、第2の実施形態に係る画像処理装置について説明する。
[2]第2の実施形態に係る画像処理装置
第2の実施形態に係る画像処理装置(以下、「画像処理装置200」と示す場合がある。)の構成の一例をについて説明する前に、まず、本発明の実施形態に係るワイドダイナミックレンジ処理について説明する。
図4は、本発明の実施形態に係るワイドダイナミックレンジ処理を説明するための説明図である。ここで、図4に示すAは、撮像される被写体の輝度の一例を示しており、図4に示すBは、図4のAに示す被写体が撮像されることにより得られた画像信号が示す画素値の一例を示している。
1つの撮像素子に蓄積することができる受光量(最大電荷量)は決まっており、ダイナミックレンジが不足していると、図4のBに示すように“白とび”や“黒つぶれ”とよばれる画質の低下を招く現象が生じる。
上記のような“白とび”や“黒つぶれ”などの発生を防止するために、露光時間が異なる第1の画像(Long Frame)と第2の画像(Short Frame)とを合成する処理が、ワイドダイナッミクレンジ処理である。
図5は、本発明の実施形態に係るワイドダイナミックレンジ処理を説明するための説明図である。
画像処理装置200は、第1の画像と、閾値TH0および閾値TH1(TH1>TH0)とを用いた閾値処理によって、第1の画像と第2の画像とを選択的に合成する。より具体的には、例えば、第1の画像の位置(x,y)に対応する画素の画素値Long Frame(x,y)と、閾値TH0および/または閾値TH1とを用いて、例えば下記の(a)〜(c)に示すように、画素値Long Frame(x,y)と、第2の画像の位置(x,y)に対応する画素の画素値Short Frame(x,y)とを、選択的に合成する。
(a)ケース1(図5に示すAに対応):Long Frame(x,y)<TH0の場合
画像処理装置200は、画素値Long Frame(x,y)を出力する。つまり、ケース1の場合には、画像処理装置200は、合成を行わない。
(b)ケース2(図5に示すBに対応):TH0≦Long Frame(x,y)≦TH1の場合
画像処理装置200は、例えば下記の数式2に示すように、画素値Long Frame(x,y)と画素値Short Frame(x,y)とを合成し、合成した画素値Combination Frame(x,y)を出力する。ここで、下記の数式2に示す“K”は、露光率を示す。また、下記の数式2に示す“β”は、画素値Long Frame(x,y)と画素値Short Frame(x,y)とを合成する割合を示す係数である。
Combination Frame(x,y)=Long Frame(x,y)×(1−β)+Short Frame(x,y)×K×β
・・・(数式2)
(c)ケース3(図5に示すCに対応):Long Frame(x,y)>TH1の場合
画像処理装置200は、画素値Short Frame(x,y)を出力する。つまり、ケース3の場合には、画像処理装置200は、合成を行わない。
画像処理装置200は、例えば上記(a)〜上記(c)に示す処理を行うことによって、第1の画像と第2の画像とを選択的に合成することによって、ダイナミックレンジがより広い画像(以下、「Wide Dynamic Rage Frame」と示す場合がある。)を得る。
次に、上述したワイドダイナミックレンジ処理をさらに行うことが可能な、第2の実施形態に係る画像処理装置200の構成の一例について説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置200の構成の一例を示すブロック図である。ここで、図6では、図3と同様に、第1の画像を“Long Frame”と示し、第2の画像を“Short Frame”と示している。また、図6では、本発明の実施形態に係るワイドダイナミックレンジ処理が行われた後の画像、すなわち、第1の画像と第2の画像とが選択的に合成されたダイナミックレンジがより広い画像を、「Wide Dynamic Range Frame」と示している。
画像処理装置200は、例えば、欠陥判定部102と、欠陥補正部202と、合成部204とを備える。
また、画像処理装置200は、例えば、第1の実施形態に係る画像処理装置100と同様に、制御部(図示せず)や、ROM(図示せず)、RAM(図示せず)、記憶部(図示せず)、ユーザが操作可能な操作部(図示せず)、様々な画面を表示画面に表示する表示部(図示せず)、外部装置と通信を行うための通信部(図示せず)、撮像部(図示せず)などを備えていてもよい。画像処理装置200は、例えば、データの伝送路としてのバスにより上記各構成要素間を接続する。
ここで、制御部(図示せず)は、例えば、CPUや各種処理回路などで構成され、画像処理装置200全体を制御する。また、制御部(図示せず)は、例えば、欠陥判定部102、欠陥補正部202、合成部204のうちの1または2以上の役目を果たしてもよい。なお、欠陥判定部102、欠陥補正部202、および合成部204は、各部の処理を実現可能な専用の(または汎用の)処理回路で構成されていてもよいことは、言うまでもない。
また、制御部(図示せず)は、例えば、処理後の画像Wide Dynamic Range Frameを、記憶部(図示せず)に記録する処理や、処理後の画像Wide Dynamic Range Frameを外部装置に対して送信させる送信制御処理などを行う役目を果たしてもよい。
欠陥判定部102は、図3に示す第1の実施形態に係る欠陥判定部102と同様に、第1の画像と第2の画像とにおける対応する位置の画素の画素値に基づいて、欠陥画素を判定する。そして、欠陥判定部102は、判定結果を示す判定データを欠陥補正部202へ伝達する。
欠陥補正部202は、欠陥判定部102における判定結果に基づいて、第1の画像および第2の画像それぞれにおける、欠陥画素と判定された画素に対応する画素値を補正する。そして、欠陥補正部202は、選択的に補正された第1の画像を示す画像信号と第2の画像を示す画像信号とを、合成部204に伝達する。
ここで、欠陥補正部202における補正処理としては、例えば、欠陥画素と判定された画素の周辺画素の画素値を参照して、欠陥画素と判定された画素の画素値を線形補間する処理が挙げられる。なお、欠陥補正部202における補正処理は、上記に限られない。例えば、欠陥補正部202は、画素値を補正することが可能な任意の処理を、補正処理として行うことが可能である。
なお、上記では、欠陥補正部202が、欠陥判定部102における判定結果に基づいて、欠陥画素と判定された画素に対応する画素値を補正する例を示したが、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置が備える欠陥補正部における処理は、上記に限られない。例えば、第2の実施形態に係る欠陥補正部は、欠陥判定部102と同様の機能をさらに有し、第1の画像および第2の画像に基づいて欠陥画素を判定して、欠陥画素と判定された画素に対応する画素値を選択的に補正してもよい。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置200における、欠陥画素と判定された画素の補正に係る処理の一例を説明するための流れ図である。図7では、欠陥判定部102における欠陥画素の判定に係る処理の他の例を併せて示している。ここで、図7に示すステップS100、S102、S106の処理が、欠陥判定部102における処理に該当し、また、図7に示すステップS104、S108〜S112の処理が、欠陥補正部202における処理に該当する。また、図7に示すステップS100〜S110の処理は、第1の画像(Long Frame)および第2の画像(Short Frame)の全画素に対して行われる。以下では、図7に示す処理を、画像処理装置200が行うものとして説明する。
画像処理装置200は、第1の画像における判定対象の画素の画素値Long Frame Pixelが、飽和状態を判定するための飽和画素判定閾値THより小さいか否か(または、飽和画素判定閾値TH以下か否か。以下、同様とする。)を判定する(S100)。ここで、飽和画素判定閾値THは、例えば、予め設定された固定値であってもよいし、ユーザ操作などに応じて変更可能な可変値であってもよい。
ステップS100において、画素値Long Frame Pixelが飽和画素判定閾値THより小さいと判定された場合、すなわち、画素値Long Frame Pixelが飽和していないと判定された場合には、画像処理装置200は、例えば、画素値Long Frame Pixelが上記条件式1を満たすか否かを判定する(S102)。
ステップS102において、画素値Long Frame Pixelが上記条件式1を満たすと判定された場合には、画素値が露光の状況変化に影響されているので、欠陥画素に該当しないと判定する。そして、画像処理装置200は、判定対象の画素の画素値を補正しない(S104)。
また、ステップS102において、画素値Long Frame Pixelが上記条件式1を満たすと判定されない場合には、画素値が露光の状況変化に影響されていないので、画像処理装置200は、欠陥画素に該当すると判定する。そして、画像処理装置200は、判定対象の画素の画素値を補正する(S110)。
ステップS100において、画素値Long Frame Pixelが飽和画素判定閾値THより小さいと判定されない場合、すなわち、画素値Long Frame Pixelが飽和していると判定された場合には、画像処理装置200は、例えば、下記の条件式2を満たすか否かを判定する(S106)。
下記の条件式2に示す“Short Frame Pixel”は、第2の画像における判定対象の画素の画素値を示している。また、下記の条件式2に示す“K”は、露光率を示している。ここで、下記の条件式2に基づく判定は、“第1の画像と第2の画像とにおける対応する位置の画素において、露光時間と画素値との間に線形の関係が成立するか否かに基づく欠陥画素を判定方法”の他の例に該当する。
TH≦(Short Frame Pixel×K)
・・・(条件式2)
ステップS106において画素値Short Frame Pixelが上記条件式2を満たすと判定された場合には、画像処理装置200は、画素値が露光の状況変化に影響されているので、欠陥画素に該当しないと判定する。そして、画像処理装置200は、判定対象の画素の画素値を補正しない(S108)。
また、ステップS106において画素値Short Frame Pixelが上記条件式2を満たすと判定されない場合には、画像処理装置200は、画素値が露光の状況変化に影響されていないので、欠陥画素に該当すると判定する。そして、画像処理装置200は、判定対象の画素の画素値を補正する(S110)。
例えば、第1の画像(Long Frame)および第2の画像(Short Frame)の全画素に対して、ステップS100〜S110の処理が行われると、画像処理装置200は、選択的に補正された第1の画像(Long Frame)および第2の画像(Short Frame)を出力する。
画像処理装置200は、欠陥判定部102と欠陥補正部202とにおいて、例えば図7に示す処理を行う。なお、第2の実施形態に係る画像処理装置200における、欠陥画素の判定、および欠陥画素と判定された画素の補正に係る処理が、図7に示す例に限られないことは、言うまでもない。
再度図6を参照して、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置200の構成の一例について説明する。合成部204は、上述した本発明の実施形態に係るワイドダイナミックレンジ処理を行う役目を果たし、欠陥補正部202において補正された第1の画像と第2の画像とを合成する。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置200が備える合成部204の構成の一例を示すブロック図である。合成部204は、例えば、乗算部210と、レベル判定部212と、合成処理部214とを備える。
乗算部210は、第2の画像(Short Frame)に露光率Kを乗算する。そして、乗算部210は、乗算された画像を示す画像信号を合成処理部214へ伝達する。
レベル判定部212は、第1の画像(Long Frame)と、閾値TH0および閾値TH1(TH1>TH0)とを用いた閾値処理によって、第1の画像の画素値Long Frame(x,y)それぞれのレベルを判定する。そして、レベル判定部212は、判定結果を、合成処理部214で伝達する。ここで、レベル判定部212における処理は、上記(a)〜上記(c)のどのケースに該当するかを判定する処理に該当する。
合成処理部214は、レベル判定部212から伝達される判定結果に基づいて、第1の画像(Long Frame)と、第2の画像(Short Frame)とを選択的に合成する。より具体的には、合成処理部214は、レベル判定部212から伝達される判定結果に基づいて、例えば上記(a)〜上記(c)に示す処理を行う。
合成部204は、例えば図8に示す構成によって、上述した本発明の実施形態に係るワイドダイナミックレンジ処理を行う。なお、第2の実施形態に係る合成処理部204の構成が、図8に示す構成に限られないことは、言うまでもない。
第2の実施形態に係る画像処理装置200は、例えば図6に示す構成によって、図3に示す第1の実施形態に係る画像処理装置100と同様に、本発明の実施形態に係る画像処理方法に係る処理を行う。したがって、画像処理装置200は、例えば図6に示す構成によって、図3に示す第1の実施形態に係る画像処理装置100と同様に、コストの低減を図りつつ、欠陥画素を検出することができる。
また、画像処理装置200は、例えば図6に示す構成によって、欠陥画素の検出結果(判定結果)に基づいて、検出された欠陥画素に対応する画素値を補正し、さらに、本発明の実施形態に係るワイドダイナミックレンジ処理によりダイナミックレンジがより広い画像を生成することができる。
なお、本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成は、図3に示す第1の実施形態に係る構成や、図6に示す第2の実施形態に係る構成に限られない。例えば、本発明の実施形態に係るワイドダイナミックレンジ処理を行う外部装置と連携して処理を行う場合などには、本発明の実施形態に係る画像処理装置は、図6に示す構成において合成部204を備えない構成をとることも可能である。
以上、本発明の実施形態として画像処理装置を挙げて説明したが、本発明の実施形態は、かかる形態に限られない。本発明の実施形態は、例えば、デジタルカメラなどの撮像装置や、PC(Personal Computer)やサーバなどのコンピュータ、テレビ受像機などの表示装置、携帯電話やスマートフォンなどの通信装置、映像/音楽再生装置(または映像/音楽記録再生装置)、ゲーム機など、画像信号を処理することが可能な様々な機器に適用することができる。また、本発明の実施形態は、例えば、上記のような機器に組み込むことが可能な、画像処理IC(Integrated Circuit)に適用することもできる。
(本発明の実施形態に係るプログラム)
コンピュータを、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置として機能させるためのプログラム(例えば、コンピュータを、欠陥判定部として機能させることが可能なプログラム)が、コンピュータにおいて実行されることによって、コストの低減を図りつつ、欠陥画素を検出することができる。
また、コンピュータを、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置として機能させるためのプログラム(例えば、コンピュータを、欠陥判定部、欠陥補正部、および合成部204として機能させることが可能なプログラム)が、コンピュータにおいて実行されることによって、さらに、検出された欠陥画素に対応する画素値を補正して、ダイナミックレンジがより広い画像を生成することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では、コンピュータを、本発明の実施形態に係る画像処理装置として機能させるためのプログラム(コンピュータプログラム)が提供されることを示したが、本発明の実施形態は、さらに、上記プログラムを記憶させた記録媒体も併せて提供することができる。
100、200 画像処理装置
102 欠陥判定部
202 欠陥補正部
204 合成部
210 乗算部
212 レベル判定部
214 合成処理部

Claims (7)

  1. 同一の被写体を同一の撮像素子によって撮像することにより得られた、第1の画像と、前記第1の画像よりも露光時間が短い第2の画像とを処理する画像処理装置であって、
    前記第1の画像と前記第2の画像とにおける対応する位置の画素の画素値に基づいて、欠陥画素を判定する欠陥判定部を備えることを特徴とする、画像処理装置。
  2. 前記欠陥判定部は、前記第1の画像と前記第2の画像とにおける対応する位置の画素において、露光時間と画素値との間に線形の関係が成立するか否かに基づいて、欠陥画素を判定することを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記欠陥判定部は、前記第1の画像における画素値が、下記の条件式を満たさない場合に、対応する画素を欠陥画素であると判定することを特徴とする、請求項2に記載の画像処理装置。
    Figure 2014110622
  4. 前記欠陥判定部における判定結果に基づいて、前記第1の画像および前記第2の画像それぞれにおける、欠陥画素と判定された画素に対応する画素値を補正する欠陥補正部をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記欠陥補正部において補正された第1の画像と第2の画像とを合成する合成部をさらに備えることを特徴とする、請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 同一の被写体を同一の撮像素子によって撮像することにより得られた、第1の画像と、前記第1の画像よりも露光時間が短い第2の画像とを処理する画像処理方法であって、
    前記第1の画像と前記第2の画像とにおける対応する位置の画素の画素値に基づいて、欠陥画素を判定するステップを有することを特徴とする、画像処理方法。
  7. 同一の被写体を同一の撮像素子によって撮像することにより得られた、第1の画像と、前記第1の画像よりも露光時間が短い第2の画像とを処理するプログラムであって、
    コンピュータを、前記第1の画像と前記第2の画像とにおける対応する位置の画素の画素値に基づいて、欠陥画素を判定する欠陥判定手段として機能させるためのプログラム。
JP2012265771A 2012-12-04 2012-12-04 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム Active JP6674182B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012265771A JP6674182B2 (ja) 2012-12-04 2012-12-04 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
KR1020130102662A KR102015585B1 (ko) 2012-12-04 2013-08-28 영상 처리 장치 및 영상 처리 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012265771A JP6674182B2 (ja) 2012-12-04 2012-12-04 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014110622A true JP2014110622A (ja) 2014-06-12
JP6674182B2 JP6674182B2 (ja) 2020-04-01

Family

ID=51030990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012265771A Active JP6674182B2 (ja) 2012-12-04 2012-12-04 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6674182B2 (ja)
KR (1) KR102015585B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10542184B2 (en) 2017-01-25 2020-01-21 Ricoh Company, Ltd. Photoelectric conversion device, defective pixel determining method, image forming apparatus, and recording medium

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000358195A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像信号処理装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008301142A (ja) 2007-05-31 2008-12-11 Fujitsu Microelectronics Ltd 固体撮像素子および画素補正方法
JP2012095219A (ja) 2010-10-28 2012-05-17 Canon Inc 撮像装置およびその制御方法
JP5526014B2 (ja) 2010-12-21 2014-06-18 株式会社日立製作所 撮像装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000358195A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像信号処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10542184B2 (en) 2017-01-25 2020-01-21 Ricoh Company, Ltd. Photoelectric conversion device, defective pixel determining method, image forming apparatus, and recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
KR102015585B1 (ko) 2019-08-28
KR20140071877A (ko) 2014-06-12
JP6674182B2 (ja) 2020-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7724301B2 (en) Determination of mechanical shutter exposure time
US8581992B2 (en) Image capturing apparatus and camera shake correction method, and computer-readable medium
US9215379B2 (en) Imaging apparatus and imaging processing method for detecting and correcting flash band
TWI395958B (zh) 壞點偵測校正設備、系統及偵測校正壞點的方法
JP6791962B2 (ja) 撮像装置
US20150271405A1 (en) System for auto-hdr capture decision making
US10306210B2 (en) Image processing apparatus and image capturing apparatus
JP2015033107A (ja) 画像処理装置および画像処理方法、並びに、電子機器
JP6351271B2 (ja) 画像合成装置、画像合成方法、およびプログラム
JP2015130630A (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
US20080055431A1 (en) Dark frame subtraction using multiple dark frames
US9686523B2 (en) Method for image processing and an electronic device thereof
US11032483B2 (en) Imaging apparatus, imaging method, and program
US8547440B2 (en) Image correction for image capturing with an optical image stabilizer
US8848069B2 (en) Apparatus and method for deciding scanning pattern of an imaging device
US20180139471A1 (en) Method and system to refine coding of p-phase data
US8873808B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and program
JP6674182B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
US11399145B2 (en) Image processing device, imaging apparatus, image processing method, and program
US20180091721A1 (en) Imaging apparatus, control method and program
JP7231598B2 (ja) 撮像装置
JP2019153972A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、及び、プログラム
JP2017126959A (ja) 撮像装置およびその制御方法ならびにプログラム
JP2017005612A (ja) 撮像装置、撮像方法、並びにプログラム
JP2023051391A (ja) 撮像装置、撮像制御方法、及び撮像制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130219

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171027

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180320

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20181221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20181221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190320

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20190524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6674182

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250