JP2014108726A - 乗員保護装置の制御装置及び車両用診断装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の衝突事故が発生して装置が交換された場合にも事故歴の有無を判別可能な乗員保護装置の制御装置及び車両用診断装置を提供する。
【解決手段】車両に搭載される乗員保護装置の制御を行う乗員保護装置の制御装置は、車両内の他の装置から送出された車速信号を取得して時間積分することにより累積走行距離を算出する算出手段S3と、前記算出手段によって算出された累積走行距離を格納するEEPROM5とを備える。よって、EEPROM5に格納された累積走行距離を読み出して、オドメータから取得される車両の実走行距離情報と比較することにより、車両の衝突事故が発生して装置が交換された場合にも事故歴の有無が容易に判別可能になるという優れた効果を奏する。
【選択図】図1
【解決手段】車両に搭載される乗員保護装置の制御を行う乗員保護装置の制御装置は、車両内の他の装置から送出された車速信号を取得して時間積分することにより累積走行距離を算出する算出手段S3と、前記算出手段によって算出された累積走行距離を格納するEEPROM5とを備える。よって、EEPROM5に格納された累積走行距離を読み出して、オドメータから取得される車両の実走行距離情報と比較することにより、車両の衝突事故が発生して装置が交換された場合にも事故歴の有無が容易に判別可能になるという優れた効果を奏する。
【選択図】図1
Description
本発明は、エアバッグ等の乗員保護装置を制御するための乗員保護装置の制御装置及び車両用診断装置に関する。
車両の衝突事故が起きて乗員保護装置であるエアバッグが膨出したとき、車両を修理するため、膨出したエアバッグが取り払われるのは当然であるが、エアバッグを制御するエアバッグECUも一般的には取り外され交換される。
ところで、特許文献1には、車両の状態を検出するセンサ部と、日時を検出する時計部と、補助メモリ部と、主メモリと、前記センサ部により検出された情報を前記補助メモリ部に一時的に記憶し、前記時計部で検出された一定の時間毎に前記補助メモリ部に記憶された情報を前記主メモリに転送する制御部とを有し、前記センサ部、前記時計部、前記補助メモリ部、前記主メモリ及び前記制御部がいずれも前記車両に搭載される車両管理システムに関する技術が開示されている。
特許文献1に記載された車両管理システムによれば、車両に搭載されたセンサ部により車両の状態が検出され、その結果が補助メモリ部に一時的に記憶される。そして、制御部は、時計部で検出された一定の時間毎に、補助メモリ部に記憶された情報を主メモリに転送する。このように、特許文献1に記載された車両管理システムは、車両の価値に関する情報を正確に提供することができる。
しかしながら、上述した車両管理システムによれば、車両情報をホストコンピュータへ転送する必要があるため、車両の情報管理システムが複雑で煩瑣なものとなる。また、最後の情報転送後に、車載ユニットが交換されたときには、その間の情報が失われるという問題がある。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、車両の衝突事故が発生して装置が交換された場合にも事故歴の有無を判別可能な乗員保護装置の制御装置及び車両用診断装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、車両に搭載される乗員保護装置の制御を行う乗員保護装置の制御装置であって、車両内の他の装置から送出された車速信号を取得して時間積分することにより累積走行距離を算出する算出手段(S3)と、 前記算出手段によって算出された累積走行距離を格納する不揮発性メモリ(5)とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、算出手段(S3)が車両内の他の装置から送出された車速信号を取得して時間積分することにより累積走行距離を算出し、不揮発性メモリ(5)が前記算出手段によって算出された累積走行距離を格納する。よって、不揮発性メモリ(5)に格納された累積走行距離を読み出して、オドメータから取得される車両の実走行距離情報と比較することにより、車両の衝突事故が発生して装置が交換された場合にも事故歴の有無が容易に判別可能になるという優れた効果を奏する。具体的には、当該装置が交換されていない場合(すなわち、事故歴無しの場合)は、累積走行距離と実走行距離とが誤差分を除いて略同一となる。一方、事故が発生して当該装置が交換された場合は、累積走行距離は交換後の走行により累積された距離であるため、実走行距離よりも短くなっており、事故歴が有る可能性の有ることを容易に判別できる。また、中古車査定の際に、累積走行距離の値が実走行距離の値よりも大きい場合には、オドメータの巻き戻しを容易に発見することができる。
以下、本発明を具体化した各実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態に係るエアバッグECU2が搭載される車両のシステム構成について、図1を参照しつつ説明する。図1に示すように、車両は、ローカルエリアネットワークであるCAN1と、それに接続される複数のECUと、ツールインターフェース13とを備える。
まず、本発明の第1実施形態に係るエアバッグECU2が搭載される車両のシステム構成について、図1を参照しつつ説明する。図1に示すように、車両は、ローカルエリアネットワークであるCAN1と、それに接続される複数のECUと、ツールインターフェース13とを備える。
CAN1は、車載用ローカルエリアネットワークの通信プロトコルとしてのCAN(Controller Area Network)を備えた二本の通信線からなるシリアル通信バスである。CANは、その転送レートを異にする、情報系、パワートレイン系、ボディ系のような複数種のものが使用される。本発明におけるCAN1は、エンジンECU12のように車速信号(車両情報)を発信するECUを接続するものであることが好ましい。但し、異なるCAN間であっても、それらのCANを統合するECUを介して車両情報を各ECU間で伝送することができる。したがって、車速信号を発信するECUは、エンジンECU12とは異なり他のCANに接続されるものであってもよい。
CAN1に接続されるECUは、前記のエンジンECU12のほかに、エアバッグECU2及びメータECU7がある。また、ブレーキECU、クルーズECU、イモビECU、パワーステアリングECU、ハイブリッドECUなども接続されることがある。
エアバッグECU2は、例えばマイクロコンピュータを主体とするもので、一時記憶メモリであるRAM3、データの書き換え不可能な不揮発性メモリであるROM4及び電気的にデータの書き換え可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)5を備える。エアバッグECU2は、乗員保護装置としてのエアバッグ6を制御する装置であり、車両に搭載された図示しない加速度センサ等のセンサ信号とROM4又はEEPROM5に書き込まれた閾値とに基づいて車両が衝突したか否かを判定し、衝突したと判定した場合に、エアバッグ6の着火ユニットへの点火を行ってエアバッグ6を膨出させる。
メータECU7は、例えばマイクロコンピュータを主体とするもので、一時記憶メモリであるRAM8、データの書き換え不可能な不揮発性メモリであるROM9及びデータの書き換え可能な不揮発性メモリであるEEPROM10を備える。メータECU7は、ROM9又はEEPROM10に書き込まれた各種のプログラムを読み込み、実行することにより各種の車両情報の演算処理を行うものである。メータECU7には、積算走行距離計であるオドメータ15、以下図示しないスピードメータ、タコメータ、ターニングライト及び各種警告灯の表示器等が組み合わされたコンビネーションメータ11が接続されている。コンビネーションメータ11は、各ECUから受信する車両情報に基づいて実走行距離(オドメータ距離)、車速、エンジン回転数、方向指示、ドアの開閉状態、変速機のシフトレンジ等、車両の各種状態を表示する。
車両用診断ツール(以下単に「ツール」とも称する)14は、工場やディーラーといった特定の作業場で、ツールインターフェース13に設けた図示しないコネクタに、作業者によって車両に外部接続される車両用診断装置である。ツール14は、ツールインターフェース13とCAN1を介して、各ECUから車両情報を読み出して収集・処理したり、各種データやプログラムを各ECUへ転送したりすることができる。ツール14としては、各種目的に応じて専用のものを用いることが好ましいが、パソコンを使用することが可能なようにツールインターフェース13が構成されることもある。
次に、エアバッグECU2のEEPROM5における累積走行距離データ及びメータECU7のEEPROM10における実走行距離データの更新の流れについて、図2に示す流れ図を参照しつつ説明する。
車両のスタートキー(押ボタン)スイッチを操作することにより制御装置の電源がONとなる(S1)。エアバッグECU2及びメータECU7は、エンジンECU12などから発信される車速信号をCAN1の伝送により受信する(S2)。エアバッグECU2及びメータECU7は、受信した車速信号を所定時間間隔で積分して車両の走行距離を求めそれをRAM3、8に格納する(S3)。制御装置の電源OFFを検出して、制御装置の電源がOFFか否かを判断する(S4)。制御装置の電源がOFFでないときには、S2及びS3の工程を繰り返して実行する。制御装置の電源がOFFになったとき、エアバッグECU2のEEPROM5から累積走行距離のデータが、メータECU7のEEPROM10から実走行距離のデータがそれぞれ読み出される(S5)。読み出した累積走行距離又は実走行距離のデータ値に、S3でRAM3、8に格納した走行距離値を加算する(S6)。合算して求めたエアバッグECU2における累積走行距離のデータをEEPROM5に、メータECU7における実走行距離のデータをEEPROM10にそれぞれ書き込む(S7)。メータECU7は、この累積走行距離のデータに基づく実走行距離としてのオドメータ距離をオドメータ15に表示させる。但し、オドメータ15に表示するオドメータ距離は、上述した流れのS4に記載されたような電源OFF時にEEPROM10を更新したものではなく、リアルタイムでEEPROM10を更新した(例えば、走行距離1kmごと)ものであってもよい。また、このような累積走行距離の更新処理を、エアバッグECU2のEEPROM5に適用可能なことは言うまでもない。
次に、エアバッグECU2における事故歴判定処理の流れについて、図3に示す流れ図を参照しつつ説明する。
車両のスタートキー(押ボタン)スイッチを操作することにより制御装置の電源がONとなる(S11)。エアバッグECU2は、エアバッグECU2のEEPROM5から累積走行距離のデータを読み出す(S12)。エアバッグECU2は、CAN1を介して、メータECU7のEEPROM10から実走行距離のデータ(オドメータ距離)を読み出す(S13)。エアバッグECU2は、オドメータ距離とEEPROM5の累積走行距離との差(絶対値)がオドメータ距離に対して所定の比率以上であるか否かを判断する(S14)。なお、この所定の比率はエアバッグECU2及びメータECU7それぞれで実行される車速信号の積分処理における誤差を考慮した値としてROM4又はEEPROM5に格納されている。また、所定の比率は、車両ごとに適宜設定可能であるが、例えば、5〜10%程度に設定してもよい。オドメータ距離とEEPROM5の累積走行距離との差がオドメータ距離に対して所定の比率未満であるとき、エアバッグECU2は、当該車両が事故歴無しと判定する(S16)。オドメータ距離とEEPROM5の累積走行距離との差がオドメータ距離に対して所定の比率以上であるとき、エアバッグECU2は、当該車両が事故歴有りの可能性有りと判定する(S15)。車両のツールインターフェース13にツール14を接続し、ツール14は、CAN1を介して、エアバッグECU2から事故歴を読み出す。ツール14は、その旨を車両情報として表示する(S17)。尚、S14が車両の事故歴の有無を判定する判定手段として機能するものである。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態に係る乗員保護装置の制御装置としてのエアバッグECU2は、車両内の他の装置(エンジンECU12)から送出された車速信号をCAN1を介して取得して時間積分することにより累積走行距離を算出する算出手段S3と、前記算出手段によって算出された累積走行距離を格納するEEPROM5とを備える。
よって、EEPROM5に格納された累積走行距離を読み出して、オドメータ15から取得される車両の実走行距離情報(オドメータ距離)と比較することにより、車両の衝突事故が発生して装置が交換された場合にも事故歴の有無が容易に判別可能になるという優れた効果を奏する。
具体的には、当該装置(エアバッグECU2)が交換されていない場合(すなわち、事故歴無しの場合)は、累積走行距離と実走行距離とが誤差分を除いて略同一となる。一方、事故が発生して当該装置が交換された場合は、累積走行距離は装置交換後の走行により累積された距離であるため、実走行距離よりも短くなっており、事故歴が有る可能性のあることを容易に判別できる。また、中古車査定の際に、累積走行距離の値が実走行距離の値よりも大きい場合には、オドメータの巻き戻しの可能性があることを容易に発見することができる。
また、エアバッグECU2は、CAN1を介して車両のオドメータ15から取得した実走行距離と、EEPROM5に格納された累積走行距離との比較に基づいて、車両の事故歴の有無を判定する判定手段S14をさらに備えている。特に、判定手段S14は、実走行距離と累積走行距離との差が実走行距離に対して所定の比率未満である場合に事故歴無しと判定し、差が所定の比率以上である場合に事故歴有りの可能性有りと判定する。
よって、エアバッグECU2により、当該車両における事故歴の有無を自動的に判別することができる。
よって、EEPROM5に格納された累積走行距離を読み出して、オドメータ15から取得される車両の実走行距離情報(オドメータ距離)と比較することにより、車両の衝突事故が発生して装置が交換された場合にも事故歴の有無が容易に判別可能になるという優れた効果を奏する。
具体的には、当該装置(エアバッグECU2)が交換されていない場合(すなわち、事故歴無しの場合)は、累積走行距離と実走行距離とが誤差分を除いて略同一となる。一方、事故が発生して当該装置が交換された場合は、累積走行距離は装置交換後の走行により累積された距離であるため、実走行距離よりも短くなっており、事故歴が有る可能性のあることを容易に判別できる。また、中古車査定の際に、累積走行距離の値が実走行距離の値よりも大きい場合には、オドメータの巻き戻しの可能性があることを容易に発見することができる。
また、エアバッグECU2は、CAN1を介して車両のオドメータ15から取得した実走行距離と、EEPROM5に格納された累積走行距離との比較に基づいて、車両の事故歴の有無を判定する判定手段S14をさらに備えている。特に、判定手段S14は、実走行距離と累積走行距離との差が実走行距離に対して所定の比率未満である場合に事故歴無しと判定し、差が所定の比率以上である場合に事故歴有りの可能性有りと判定する。
よって、エアバッグECU2により、当該車両における事故歴の有無を自動的に判別することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を車両用診断装置に適用した第2実施形態について、図4を参照しつつ説明する。ツール14は、第1実施形態の乗員保護装置の制御装置(エアバッグECU2)を搭載する車両に接続されて診断を行う車両用診断装置である。尚、図4に示す流れ図は、修理や中古車査定のため車両が工場やディーラーへ持ち込まれた際に、制御装置の車両情報を作業者が収集して検討する工程を示すものである。
次に、本発明を車両用診断装置に適用した第2実施形態について、図4を参照しつつ説明する。ツール14は、第1実施形態の乗員保護装置の制御装置(エアバッグECU2)を搭載する車両に接続されて診断を行う車両用診断装置である。尚、図4に示す流れ図は、修理や中古車査定のため車両が工場やディーラーへ持ち込まれた際に、制御装置の車両情報を作業者が収集して検討する工程を示すものである。
車両のツールインターフェース13にツール14を接続する(S21)。ツール14は、CAN1を介して、エアバッグECU2のEEPROM5から累積走行距離のデータを読み出す(S22)。ツール14は、CAN1を介して、メータECU7のEEPROM10からオドメータ距離のデータを読み出す(S23)。ツール14は、オドメータ距離とEEPROM5の累積走行距離との差がオドメータ距離に対して所定の比率以上であるか否かを判断する(S24)。なお、この所定の比率はエアバッグECU2及びメータECU7それぞれで実行される車速信号の積分処理における誤差を考慮した値としてツール14に格納されている。また、所定の比率は、車両ごとに適宜設定可能であるが、例えば、5〜10%程度に設定してもよい。オドメータ距離とEEPROM5の累積走行距離との差(絶対値)がオドメータ距離に対して所定の比率以上であるとき、ツール14は当該車両がエアバッグECUを交換した事故歴有りの可能性有りの車両であることを表示する(S25)。一方、オドメータ距離とEEPROM5の累積走行距離との差がオドメータ距離に対して所定の比率未満であるとき、ツール14は当該車両がエアバッグECU2を交換したことのない事故歴なしの車両であることを表示する(S26)。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態のツール14によれば、EEPROM5から累積走行距離を読み出すと共に、車両のオドメータ15から実走行距離を取得し、実走行距離と累積走行距離との比較に基づいて、車両の事故歴の有無を判定する判定手段S24を備える。特に、判定手段S24は、実走行距離と累積走行距離との差が実走行距離に対して所定の比率未満である場合に事故歴無しと判定し、差が所定の比率以上である場合に事故歴有りの可能性有りと判定する。
よって、ツール14において当該車両における事故歴の有無を自動的に判別することができる。尚、ツール14を用いる場合には、エアバッグECU2自体が図3に示す事故歴判定処理機能を備えることは必要とされない。
よって、ツール14において当該車両における事故歴の有無を自動的に判別することができる。尚、ツール14を用いる場合には、エアバッグECU2自体が図3に示す事故歴判定処理機能を備えることは必要とされない。
なお、本発明は、当業者の知識に基づいて様々な変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものを含む。また、前記変更等を加えた実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限りいずれも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
例えば、第1実施形態では、エアバッグECU2が図3に示す事故歴判定処理機能を有する構成としたが、当該機能は本発明において必須ではない。すなわち、エアバッグECU2のEEPROM5に累積走行距離が格納されていれば、事故歴判定は第2実施形態のツール14で行ってもよいし、或いは、単にEEPROM5から累積走行距離をツールで読み出して、作業者が累積走行距離の値をオドメータ距離の値と比較することにより事故歴判定を行ってもよい。
また、第1実施形態では、エアバッグECU2が図3に示す事故歴判定処理機能を有する構成としたが、メータECU7が事故歴判定処理機能を有するように構成することもできる。
また、上述の実施形態では、オドメータ15はメータECU7で制御され、メータECU7にオドメータ距離を格納する不揮発性メモリとしてのEEPROM10を備える例を説明したが、オドメータ自体がオドメータ距離を格納する不揮発性メモリを備えるような構成であってもよい。
また、第1実施形態では、エアバッグECU2が図3に示す事故歴判定処理機能を有する構成としたが、メータECU7が事故歴判定処理機能を有するように構成することもできる。
また、上述の実施形態では、オドメータ15はメータECU7で制御され、メータECU7にオドメータ距離を格納する不揮発性メモリとしてのEEPROM10を備える例を説明したが、オドメータ自体がオドメータ距離を格納する不揮発性メモリを備えるような構成であってもよい。
1 CAN
2 エアバッグECU(乗員保護装置の制御装置)
5 EEPROM(不揮発性メモリ)
6 エアバッグ(乗員保護装置)
7 メータECU
10 EEPROM
11 コンビネーションメータ
12 エンジンECU
14 車両用診断ツール(車両用診断装置)
15 オドメータ
2 エアバッグECU(乗員保護装置の制御装置)
5 EEPROM(不揮発性メモリ)
6 エアバッグ(乗員保護装置)
7 メータECU
10 EEPROM
11 コンビネーションメータ
12 エンジンECU
14 車両用診断ツール(車両用診断装置)
15 オドメータ
Claims (5)
- 車両に搭載される乗員保護装置の制御を行う乗員保護装置の制御装置であって、
車両内の他の装置から送出された車速信号を取得して時間積分することにより累積走行距離を算出する算出手段(S3)と、
前記算出手段によって算出された累積走行距離を格納する不揮発性メモリ(5)と
を備えたことを特徴とする乗員保護装置の制御装置。 - 車両のオドメータ(15)から取得した実走行距離と、前記不揮発性メモリ(5)に格納された前記累積走行距離との比較に基づいて、車両の事故歴の有無を判定する判定手段(S14,S24)をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の乗員保護装置の制御装置。
- 前記判定手段(S14,S24)は、前記実走行距離と前記累積走行距離との差が前記実走行距離に対して所定の比率未満である場合に事故歴無しと判定し、前記差が前記所定の比率以上である場合に事故歴有りの可能性有りと判定することを特徴とする請求項2に記載の乗員保護装置の制御装置。
- 請求項1に記載の乗員保護装置の制御装置を搭載した車両に接続されて診断を行う車両用診断装置(14)であって、
前記不揮発性メモリ(5)から前記累積走行距離を読み出すと共に、車両のオドメータ(15)から実走行距離を取得し、前記実走行距離と前記累積走行距離との比較に基づいて、車両の事故歴の有無を判定する判定手段(S24)を備えたことを特徴とする車両用診断装置。 - 前記判定手段(S24)は、前記実走行距離と前記累積走行距離との差が前記実走行距離に対して所定の比率未満である場合に事故歴無しと判定し、前記差が前記所定の比率以上である場合に事故歴有りの可能性有りと判定することを特徴とする請求項4に記載の車両用診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012264239A JP2014108726A (ja) | 2012-12-03 | 2012-12-03 | 乗員保護装置の制御装置及び車両用診断装置 |
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Cited By (2)
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US11941924B2 (en) | 2020-12-09 | 2024-03-26 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control device, vehicle, non-transitory storage medium, and operation method of control device |
JP7491203B2 (ja) | 2020-12-09 | 2024-05-28 | トヨタ自動車株式会社 | 制御装置、システム、車両、プロブラム及び制御装置の動作方法 |
-
2012
- 2012-12-03 JP JP2012264239A patent/JP2014108726A/ja active Pending
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