JP2014105972A - 空気調和機用室外ユニット - Google Patents

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桂司 佐藤
Atsushi Kakimoto
敦 柿本
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Abstract

【課題】空気調和機用室外ユニットにおいて、熱交換器での熱交換効率を向上させる。
【解決手段】室外ユニット1は、筐体1Aと、熱交換器2と、吹出口3と、送風機4と、ダクト5とを備えている。ダクト5の上端部及び下端部は、それぞれ吹出口3及び筐体1Aの内部空間に連通するように開口し、筐体1Aの上部から筐体1Aの下部に向けて鉛直方向に延びている。第4ダクト側面部5Dの鉛直方向の長さ及び第5ダクト側面部5Eの鉛直方向の長さは、第1ダクト側面部5Aの鉛直方向の長さ、第2ダクト側面部5Bの鉛直方向の長さ及び第3ダクト側面部5Cの鉛直方向の長さよりも長い。
【選択図】図1B

Description

本発明は、空気を筐体の側面部から吸い込み、筐体の上方に向かって吹き出す空気調和機用室外ユニットに関するものである。
従来の空気調和機用室外ユニットとしては、空気を筐体の側面部から吸い込み、筐体の上方に向かって吹き出すものが知られている。特許文献1に開示された室外ユニット101は、図6に示すように、筐体101A、熱交換器102、ベルマウス103A、送風機104及びモータ104を備えている。熱交換器102は、筐体101Aの側面部に配置されている。筐体101Aの上部には、空気を上方に吹き出すための吹出口103を有するベルマウス103Aが設けられている。送風機104は、筐体101Aの内部空間の空気を吸引するように筐体101Aの上部に設けられている。送風機104の下部にモータ104Aが設けられている。モータ104Aによって送風機104が駆動される。
送風機104を動作させると、筐体101Aの側面部から流入した空気が熱交換器102を通過し、筐体101Aの内部空間へ流入する。そして、送風機104によって筐体101Aの内部空間から空気が吸引され、吹出口103を通って上方へと吹き出される。
実開昭59−84373号公報
従来の室外ユニット101において、熱交換器102を通過する空気の流量分布は特に考慮されていない。そのため、熱交換器102での熱交換効率に更なる向上の余地が残されている。
本発明は、空気調和機用室外ユニットにおいて、熱交換器での熱交換効率を向上させることを目的とする。
すなわち、本開示は、
空気の流入を許容するように開口した第1側面部、第2側面部及び第3側面部を有する筐体と、
前記第1側面部、前記第2側面部及び前記第3側面部に沿って前記筐体の中に配置された熱交換器と、
前記熱交換器を通じて前記筐体の内部空間に導かれた空気を前記筐体の上方に向かって吹き出すように前記筐体の上部に設けられた吹出口と、
前記筐体の上部に設けられ、前記筐体の前記内部空間から空気を吸引する送風機と、
上端部及び下端部がそれぞれ前記吹出口及び前記筐体の前記内部空間に連通するように開口し、前記筐体の上部から前記筐体の下部に向けて鉛直方向に延びているダクトと、
を備え、
前記筐体の前記内部空間は、前記送風機によって吸引された空気が前記ダクトの内側を通過して前記吹出口に流れる第1流路と、前記吸引された空気が前記ダクトの外側を通過して前記吹出口に流れる第2流路とを有し、
前記熱交換器は、前記第1側面部、前記第2側面部及び前記第3側面部にそれぞれ対向している第1平坦部、第2平坦部及び第3平坦部と、前記第1平坦部と前記第2平坦部との間に屈曲して設けられた第1コーナー部と、前記第2平坦部と前記第3平坦部との間に屈曲して設けられた第2コーナー部と、を有し、
前記ダクトは、前記第1平坦部、前記第2平坦部、前記第3平坦部、前記第1コーナー部及び前記第2コーナー部にそれぞれ対向している第1ダクト側面部、第2ダクト側面部、第3ダクト側面部、第4ダクト側面部及び第5ダクト側面部を有し、
(i)前記第4ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び前記第5ダクト側面部の鉛直方向の長さは、それぞれ、前記第1ダクト側面部の鉛直方向の長さ、前記第2ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び前記第3ダクト側面部の鉛直方向の長さよりも長い、又は、(ii)前記第4ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び前記第5ダクト側面部の鉛直方向の長さは、それぞれ、前記第1ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び前記第3ダクト側面部の鉛直方向の長さと等しく、かつ前記第2ダクト側面部の鉛直方向の長さよりも長い、空気調和機用室外ユニットを提供する。
上記の空気調和機用室外ユニットによれば、熱交換器の上部側を通過する空気の流量と、熱交換器の下部側を通過する空気の流量とがバランスし、熱交換器を通過する空気の流量分布を最適化でき、熱交換器での熱交換効率を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る空気調和機用室外ユニットを示す、筐体の上面部及びベルマウスの一部を省略した平面図 図1Aに示す空気調和機用室外ユニットを示す、筐体の側面部及び熱交換器の側面部を省略した正面図 図1Aに示す空気調和機用室外ユニットを示す、筐体の側面部及び熱交換器の側面部を省略した側面図 図1Aに示す空気調和機用室外ユニットの内部における空気の流れを示す図 図1Aに示す空気調和機用室外ユニットの内部の空気の圧力分布を示す図 従来の空気調和機用室外ユニットの内部における空気の流れを示す図 従来の空気調和機用室外ユニットの内部の空気の圧力分布を示す図 従来の空気調和機用室外ユニットに鉛直方向の長さが同一のダクトを設けたときにおける空気調和機用室外ユニットの内部における空気の流れを示す図 従来の空気調和機用室外ユニットに鉛直方向の長さが同一のダクトを設けたときにおける空気調和機用室外ユニットの内部の空気の圧力分布を示す図 図1Aに示すダクトの平面図 図1Aに示すダクトの正面図 図4Aに示すダクトの側面図 図4Aに示すダクトの斜視図 変形例におけるダクトの斜視図 図1Aに示す空気調和機用室外ユニットが用いられるビル用マルチ空気調和システムの構成図 従来の空気調和機用室外ユニットの正面断面図
従来の室外ユニット101では、送風機104の動作によって送風機104の直下に低圧力場が形成される。送風機104に近接した位置において、空気は、熱交換器102の上部側を通過し、直接送風機104の直下へと流入する。従って、熱交換器102の上部側を通過する空気の流量は相対的に多い。一方、送風機104から遠く離れた位置において、空気は、熱交換器102の下部側を通過する。熱交換器102の下部側は、送風機104の直下に形成された低圧力場から遠く離れているので、熱交換器102の下部側を通過する空気の流量は相対的に少ない。また、送風機104から遠く離れた位置において熱交換器102のコーナー部の下部側を通過する空気の流量は、熱交換器102の平坦部の下部側を通過する空気の流量に比べて少ない。このため、熱交換器102の上部側を通過する空気の流量と、熱交換器102の下部側を通過する空気の流量とがバランスせず、熱交換器102を通過する空気の流量分布が不均一になる。すなわち、熱交換器102の上部側では、通過する空気の流量の増加により伝熱性能が過大となり、熱交換器102の下部側では、通過する空気の流量の減少により伝熱性能が過小となることで、熱交換器102の性能が低下する問題がある。
本開示の第1の態様は、
空気の流入を許容するように開口した第1側面部、第2側面部及び第3側面部を有する筐体と、
前記第1側面部、前記第2側面部及び前記第3側面部に沿って前記筐体の中に配置された熱交換器と、
前記熱交換器を通じて前記筐体の内部空間に導かれた空気を前記筐体の上方に向かって吹き出すように前記筐体の上部に設けられた吹出口と、
前記筐体の上部に設けられ、前記筐体の前記内部空間から空気を吸引する送風機と、
上端部及び下端部がそれぞれ前記吹出口及び前記筐体の前記内部空間に連通するように開口し、前記筐体の上部から前記筐体の下部に向けて鉛直方向に延びているダクトと、
を備え、
前記筐体の前記内部空間は、前記送風機によって吸引された空気が前記ダクトの内側を通過して前記吹出口に流れる第1流路と、前記吸引された空気が前記ダクトの外側を通過して前記吹出口に流れる第2流路とを有し、
前記熱交換器は、前記第1側面部、前記第2側面部及び前記第3側面部にそれぞれ対向している第1平坦部、第2平坦部及び第3平坦部と、前記第1平坦部と前記第2平坦部との間に屈曲して設けられた第1コーナー部と、前記第2平坦部と前記第3平坦部との間に屈曲して設けられた第2コーナー部と、を有し、
前記ダクトは、前記第1平坦部、前記第2平坦部、前記第3平坦部、前記第1コーナー部及び前記第2コーナー部にそれぞれ対向している第1ダクト側面部、第2ダクト側面部、第3ダクト側面部、第4ダクト側面部及び第5ダクト側面部を有し、
(i)前記第4ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び前記第5ダクト側面部の鉛直方向の長さは、それぞれ、前記第1ダクト側面部の鉛直方向の長さ、前記第2ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び前記第3ダクト側面部の鉛直方向の長さよりも長い、又は、(ii)前記第4ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び前記第5ダクト側面部の鉛直方向の長さは、それぞれ、前記第1ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び前記第3ダクト側面部の鉛直方向の長さと等しく、かつ前記第2ダクト側面部の鉛直方向の長さよりも長い、空気調和機用室外ユニットを提供する。
上記の構成によれば、熱交換器の上部側では、熱交換器の上部側を通過する空気が第2流路を通過することによって、熱交換器の上部側を通過する空気のための流路断面積が減少する。言い換えると、圧力損失が高まるので、熱交換器の上部側を通過する空気の流量が減少する。一方、熱交換器の下部側では、熱交換器の下部側を通過する空気が第1流路を通過する。そのため、送風機の直下に形成された低圧力場によってダクトの下部の空気の吸い込み量が増加し、熱交換器の下部側を通過する空気の流量が増加する。さらに、第4ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び第5ダクト側面部の鉛直方向の長さは、それぞれ、第1ダクト側面部の鉛直方向の長さ、第2ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び第3ダクト側面部の鉛直方向の長さよりも長い。又は、第4ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び第5ダクト側面部の鉛直方向の長さは、それぞれ、第1ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び第3ダクト側面部の鉛直方向の長さと等しく、かつ第2ダクト側面部の鉛直方向の長さよりも長い。このような構造を持ったダクトを設けると、熱交換器の第1コーナー部及び第2コーナー部の下部側を通過する空気の流量が増加する。その結果、熱交換器の上部側を通過する空気の流量と、熱交換器の下部側を通過する空気の流量とがバランスし、熱交換器を通過する空気の流量分布を最適化でき、熱交換器での熱交換効率を向上させることができる。
第2の態様は、第1の態様に加え、前記第1ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び前記第3ダクト側面部の鉛直方向の長さは、それぞれ、前記第2ダクト側面部の鉛直方向の長さより長い、空気調和機用室外ユニットを提供する。このような構成によれば、第1平坦部を通過して第1流路へ流れる空気の流量が増加し、第3平坦部を通過して第1流路へ流れる空気の流量が増加する。一方、第2平坦部を通過して第1流路へ流れる空気の流量が減少する。このため、第1ダクト側面部と第1平坦部との間における第2流路を通過する空気の流量減らすことができ、第3ダクト側面部と第3平坦部との間における第2流路を通過する空気の流量を減らすことができる。そして、第2ダクト側面部と第2平坦部との間における第2流路を通過する空気の流量を増やすことができる。従って、第1ダクト側面部と第1平坦部との間における第2流路を通過する空気の流量及び第3ダクト側面部と第3平坦部との間における第2流路を通過する空気の流量と、第2ダクト側面部と第2平坦部との間における第2流路を通過する空気の流量とをバランスさせることができる。
第3の態様は、第1又は第2の態様に加え、前記送風機の中心軸と前記第1平坦部との間の距離は、前記中心軸と前記第2平坦部との間の距離及び前記中心軸と前記第3平坦部との間の距離と同一であり、前記第1ダクト側面部と前記第1平坦部との間の距離は、前記第2ダクト側面部と前記第2平坦部との間の距離及び前記第3ダクト側面部と前記第3平坦部との間の距離と同一である、空気調和機用室外ユニットを提供する。このような構成によれば、第2流路の幅が一定になるので、送風機によって吸引される空気の圧力分布が変動しにくくなる。従って、圧力分布が変動することによって生じる抵抗を低減でき、送風機の負荷の上昇を抑えることができるので、熱交換器での熱交換効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、本発明は、以下の実施形態によって限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1A〜図1Cは、本発明の第1実施形態における空気調和機用室外ユニットの内部構成について示した図である。
図1A〜図1Cに示すように、室外ユニット1は、筐体1A、熱交換器2、ベルマウス3A、送風機4、モータ4A、ダクト5、制御ボックス7、圧縮機8、アキュムレータ9及びオイルセパレータ10を備えている。熱交換器2は、筐体1Aの中に配置されている。ベルマウス3Aは、筐体1Aの上部に設けられ、上端部において開口する吹出口3を有している。送風機4は、ベルマウス3Aの内部に配置され、吹出口3の下方に位置している。モータ4Aは、ベルマウス3Aの内部に配置され、送風機4の下部に位置している。モータ4Aは、送風機4を駆動する。ダクト5は、筐体1Aの上部から筐体1Aの下部に向けて鉛直方向に延びている。筐体1Aの内部空間は、第1流路11と、第2流路12と、を有している。第1流路11は、送風機4によって吸引された空気がダクト5の内側を通過して吹出口3に流れる流路である。第2流路12は、吸引された空気がダクト5の外側を通過して吹出口3に流れる流路である。
筐体1Aは、鉛直方向に長い直方体のケースである。具体的には、筐体1Aは、第1側面部1B、第2側面部1C、第3側面部1D及び第4側面部1Eを有する。第1側面部1B、第2側面部1C及び第3側面部1Dは、それぞれ、空気の流入を許容するように開口している。第4側面部1Eは、空気の通過を禁止するように構成されている。筐体1Aの内部には、第1側面部1B、第2側面部1C及び第3側面部1Dの内側に沿うように、平面視でU字形状の熱交換器2が配置されている。第4側面部1Eの内部には、制御ボックス7が装着及び固定されている。
制御ボックス7は、送風機4等の電気部品を制御する制御回路(図示せず)を内蔵する直方体のケースであって、第4側面部1Eの内側面にねじによって固定されている。制御ボックス7の内側側面7Aは、長方形の平坦面を有しており、ダクト5の一部を構成している。制御ボックス7の内側側面7Aと対向する位置にダクト5の側面部を設ける場合に比べて、ダクト5の断面積を大きくできるので、第1流路11を通過する空気のための流路断面積が増加し、熱交換器2の下部側を通過する空気の流量をさらに増加させることができる。
なお、熱交換器2の配置は、上記の配置に限定されない。例えば、第4側面部1Eの一部が空気の流入を許容するように構成されているとき、第4側面部1Eの一部の内側に沿うように、熱交換器2が配置されていてもよい。熱交換器2が鉛直方向に対して平行に配置されていることも必須ではない。熱交換器2が鉛直方向及び水平方向の両方に対して多少傾斜していてもよい。
ベルマウス3Aは、熱交換器2の上端部より上方に設けられ、ラッパ状に開口する円筒部材である。ベルマウス3Aの下端部の開口の直径は、ベルマウス3Aの吹出口3(上端部の開口)の直径より大きい。
送風機4は、送風機4の下部に配置されたモータ4Aによって回転し、筐体1Aの内部空間から空気を吸引する。送風機4は、複数(例えば4枚)の羽根を有している。送風機4の中心軸Oは、吹出口3の中心(ベルマウス3Aの中心)と一致している。送風機4の最大外径は、ベルマウス3Aの最小内径である吹出口3の直径より小さい。送風機4及びモータ4Aの鉛直方向の長さは、ベルマウス3Aのより鉛直方向の長さより小さい。すなわち、送風機4及びモータ4Aは、ベルマウス3Aの内部に配置されている。
モータ4Aの下端部は、第1支持部材6A及び第2支持部材6Bにねじにより固定されている。第1支持部材6A及び第2支持部材6Bは、それぞれ、熱交換器2の上端部の位置において、第2側面部1Cの上部と第4側面部1Eの上部とを連結している。第1支持部材6A及び第2支持部材6Bは、第1側面部1B及び第3側面部1Dと平行に配置された平板かつ棒状の部材である。第1支持部材6A及び第2支持部材6Bは、モータ4Aの中心軸からそれぞれ第1側面部1B及び第3側面部1D側に離れている。モータ4Aの中心軸と第1支持部材6Aとの間の距離は、モータ4Aの中心軸と第2支持部材6Bとの間の距離と同一である。第1支持部材6A及び第2支持部材6Bは、第2側面部1Cにおける熱交換器2の上部及び制御ボックス7の上部を横切っている。なお、モータ4Aは、送風機4の下端部に装着された円筒状のケース部材に内蔵されている。このケース部材もモータ4Aの一部を構成している。従って、モータ4Aの下端部は、円筒状のケース部材の下端部を意味している。
熱交換器2は、第1側面部1B、第2側面部1C及び第3側面部1Dのそれぞれに対応する内側部分として、第1平坦部2A、第2平坦部2B及び第3平坦部2Cを有している。さらに、熱交換器2は、第1平坦部2Aと第2平坦部2Bとの間に屈曲して設けられた第1コーナー部2Dと、第2平坦部2Bと第3平坦部2Cとの間に屈曲して設けられた第2コーナー部2Eと、を有している。第1コーナー部2Dは、滑らかに湾曲して第1平坦部2A及び第2平坦部2Bと連結されている。第2コーナー部2Eは、滑らかに湾曲して第2平坦部2B及び第3平坦部2Cと連結されている。なお、第1平坦部2A、第2平坦部2B及び第3平坦部2Cの内側面は、伝熱フィンによって凹凸形状を有している。ただし、本明細書では、第1平坦部2Aを構成している多数の伝熱フィンの内側のエッジを通る面を、第1平坦部2Aの内側面と定義する。同様に、第2平坦部2Bを構成している多数の伝熱フィンの内側のエッジを通る面を、第2平坦部2Bの内側面と定義する。第3平坦部2Cを構成している多数の伝熱フィンの内側のエッジを通る面を、第3平坦部2Cの内側面と定義する。
図1Aに示すように、送風機4の中心軸Oと第1平坦部2Aとの間の最短距離(O−Aの距離)は、送風機4の中心軸Oと第2平坦部2Bとの間の最短距離(O−Bの距離)及び送風機4の中心軸Oと第3平坦部2Cとの間の最短距離(O−Cの距離)と同一である。また、送風機4の中心軸Oと第1平坦部2Aとの間の最短距離は、送風機4の中心軸Oと制御ボックス7の制御ボックス7の内側側面7Aとの間の最短距離と同一である。すなわち、第1側面部1B、第2側面部1C、第3側面部1D及び制御ボックス7の制御ボックス7の内側側面7Aで囲まれる領域は、平面視で正方形となっている。
送風機4の中心軸Oと第1コーナー部2Dとの間の最短距離(O−Dの距離)は、送風機4の中心軸Oと第2コーナー部2Eとの間の最短距離(O−Eの距離)と同一である。送風機4の中心軸Oと第1コーナー部2Dとの間の最短距離(O−Dの距離)及び送風機4の中心軸Oと第2コーナー部2Eとの間の最短距離(O−Eの距離)は、送風機4の中心軸Oと第1平坦部2Aとの間の最短距離(O−Aの距離)、送風機4の中心軸Oと第2平坦部2Bとの間の最短距離(O−Bの距離)、送風機4の中心軸Oと第3平坦部2Cとの間の最短距離(O−Cの距離)及び送風機4の中心軸Oと制御ボックス7の制御ボックス7の内側側面7Aとの間の最短距離のいずれよりも長い。
図1A〜図1C及び図4A〜図4Dに示すように、ダクト5は、1枚の金属板を折り曲げて形成した部材であって、制御ボックス7の内側側面7Aに装着及び固定された部材である。ダクト5は、第1ダクト側面部5A、第2ダクト側面部5B、第3ダクト側面部5C、第4ダクト側面部5D及び第5ダクト側面部5E、を有している。第1ダクト側面部5A、第2ダクト側面部5B、第3ダクト側面部5C、第4ダクト側面部5D及び第5ダクト側面部5Eは、それぞれ、熱交換器2の第1平坦部2A、第2平坦部2B、第3平坦部2C、第1コーナー部2D及び第2コーナー部2Eに対向している。第1ダクト側面部5A及び第3ダクト側面部5Cの一端部は、それぞれ、第4ダクト側面部5D及び第5ダクト側面部5Eに連結されている。第1ダクト側面部5A及び第3ダクト側面部5Cの他端部は、制御ボックス7の内側側面7Aにねじにより固定されている。第2ダクト側面部5Bの両端部は、第4ダクト側面部5D及び第5ダクト側面部5Eに連結されている。すなわち、ダクト5は、第1ダクト側面部5A、第4ダクト側面部5D、第2ダクト側面部5B、第5ダクト側面部5Eと及び第3ダクト側面部5Cの順に連結された部材である。すなわち、本実施形態では、ダクト5も平面視でU字形状を有している。
図2Aに示すように、ダクト5の上端部5Fの高さ(筐体1Aの下面を基準とした鉛直方向の高さ)は、熱交換器2の上端部の高さに一致している。すなわち、第1ダクト側面部5Aの上端部、第2ダクト側面部5Bの上端部、第3ダクト側面部5Cの上端部、第4ダクト側面部5Dの上端部及び第5ダクト側面部5Eの上端部は、すべて熱交換器2の上端部と同じ高さに位置している。第1ダクト側面部5Aの下端部5G及び第3ダクト側面部5Cの下端部5Iは、同じ高さに位置している。第4ダクト側面部5Dの下端部5J及び第5ダクト側面部5Eの下端部5Kは、同じ高さに位置している。第4ダクト側面部5Dの下端部5J及び第5ダクト側面部5Eの下端部5Kは、第1ダクト側面部5Aの下端部5G、第2ダクト側面部5Bの下端部5H及び第3ダクト側面部5Cの下端部5Iより下方に位置している。
第4ダクト側面部5Dの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Jとの間の長さ)及び第5ダクト側面部5Eの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Kとの間の長さ)は、それぞれ、第1ダクト側面部5Aの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Gとの間の長さ)、第2ダクト側面部5Bの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Hとの間の長さ)及び第3ダクト側面部5Cの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Iとの間の長さ)よりも長い。
このような構造を持ったダクト5を設けると、熱交換器2の第1コーナー部2D及び第2コーナー部2Eの下部側を通過する空気の流量が増加する。従って、熱交換器2の上部側を通過する空気の流量と、熱交換器2の下部側を通過する空気の流量とがバランスし、熱交換器2を通過する空気の流量分布を改善でき、熱交換器2での熱交換効率を向上させることができる。
図2Aに示すように、第1ダクト側面部5Aの下端部5G及び第3ダクト側面部5Cの下端部5Iは、第2ダクト側面部5Bの下端部5Hより下方に位置している。すなわち、第1ダクト側面部5Aの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Gとの間の長さ)及び第3ダクト側面部5Cの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Iとの間の長さ)は、それぞれ、第2ダクト側面部5Bの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Hとの間の長さ)よりも長い。
この構成によれば、第1平坦部2Aを通過して第1流路11へ流れる空気の流量が増加し、第3平坦部2Cを通過して第1流路11へ流れる空気の流量が増加する。一方、第2平坦部2Bを通過して第1流路11へ流れる空気の流量が減少する。このため、第1ダクト側面部5Aと第1平坦部2Aとの間における第2流路12を通過する空気の流量減らすことができ、第3ダクト側面部5Cと第3平坦部2Cとの間における第2流路12を通過する空気の流量を減らすことができる。そして、第2ダクト側面部5Bと第2平坦部2Bとの間における第2流路12を通過する空気の流量を増やすことができる。従って、第1ダクト側面部5Aと第1平坦部2Aとの間における第2流路12を通過する空気の流量及び第3ダクト側面部5Cと第3平坦部2Cとの間における第2流路を通過する空気の流量と、第2ダクト側面部5Bと第2平坦部2Bとの間における第2流路12を通過する空気の流量とをバランスさせることができる。
図1Aに示すように、第1ダクト側面部5Aと第1平坦部2Aとの間の最短距離(F−Aの距離)は、第2ダクト側面部5Bと第2平坦部2Bとの間の最短距離(G−Bの距離)及び第3ダクト側面部5Cと第3平坦部2Cとの間の最短距離(H−Cの距離)と同一である。図2Aに示す第1平坦部2A、第2平坦部2B及び第3平坦部2Cにおける第2流路12の断面積は、同一であってもよい。また、第4ダクト側面部5Dと第1コーナー部2Dとの間の最短距離は、第5ダクト側面部5Eと第2コーナー部2Eとの間の最短距離と同一である。第4ダクト側面部5Dと第1コーナー部2Dとの間の最短距離は、第1ダクト側面部5Aと第1平坦部2Aとの間の最短距離(F−Aの距離)より長い。
なお、第4ダクト側面部5D及び第5ダクト側面部5Eをそれぞれ第1コーナー部2D及び第2コーナー部2Eに沿うように湾曲させてもよい。この場合には、第4ダクト側面部5Dと第1コーナー部2Dとの間の最短距離及び第5ダクト側面部5Eと第2コーナー部2Eとの間の最短距離を、第1ダクト側面部5Aと第1平坦部2Aとの間の最短距離(F−Aの距離)に一致させることができる。
第2ダクト側面部5Bの上部は、第1支持部材6A及び第2支持部材6Bの下面にねじにより固定されている。第1ダクト側面部5A及び第3ダクト側面部5Cの他端部は制御ボックス7の内側側面7Aにねじにより固定されている。第1ダクト側面部5A、第4ダクト側面部5D、第2ダクト側面部5B、第5ダクト側面部5Eと及び第3ダクト側面部5C及び制御ボックス7の内側側面7Aで囲まれる領域が、平面視で六角形であり、この囲まれた領域がダクト5の内側の第1流路11を形成している。
第1ダクト側面部5Aと第3ダクト側面部5Cとの間の長さ(ダクト5の水平方向の長さ)は、吹出口3の直径よりやや小さくなるように形成されている。例えば、第1ダクト側面部5Aと第3ダクト側面部5Cとの間の長さは、吹出口3の直径の80%程度である。
筐体1Aの高さ方向において、ダクト5の上端部5Fは、ベルマウス3Aの下端部と、熱交換器2の上端部との間に位置している。もし、熱交換器2の上端部よりもダクト5の上端部5Fが下方にあった場合、熱交換器2の上端部から流入した空気がダクト5の上端部5Fから第1流路11側へ逆流し、ダクト5の下端部から流入した第1流路11の流量を減少させてしまうおそれがある。しかし、本実施形態では、ダクト5の上端部5Fが熱交換器2の上端部より上側に位置しているので、熱交換器2の上部側を通過する空気を第2流路12のみを通過させることによって、熱交換器2の上部側を通過する空気の流量をさらに減少させることができる。
以上のように構成された室外ユニット1について、以下にて、その動作、作用を説明する。
まず、比較として、図3A及び図3Bに、従来の室外ユニット201の内部における空気の流れ及び内部の空気の圧力分布を示し、その動作について説明する。従来の室外ユニット201の構成は、ダクト5を除き、本実施形態の室外ユニット1の構成と同じある。
従来の室外ユニット201の内部の空気の流量分布230を図3Aに示す。熱交換器202の空気の流量分布230は、熱交換器202の上部側を通過する空気の流量分布230Aと、熱交換器202の下部側を通過する空気の流量分布230Bとによって形成されている。従来の室外ユニット201では、送風機204の動作によって送風機204の直下に低圧力場が形成される。送風機204に近接した位置の熱交換器202の上部側を通過する空気は直接送風機204の直下へと流入する。従って、熱交換器202の上部側を通過する空気の流量が相対的に多い。一方、送風機204から遠く離れた位置の熱交換器202の下部側を通過する空気は、送風機204の直下に形成された低圧力場から遠く離れているので、熱交換器202の下部側を通過する空気の流量が相対的に少ない。このため、熱交換器202の上部側を通過する空気の流量と、熱交換器202の下部側を通過する空気の流量とがバランスせず、熱交換器202を通過する空気の流量分布が不均一になる。
送風機204の中心軸における筐体201Aの内部空間220の鉛直方向の空気の圧力分布を図3Bに示す。図3Bでは、筐体201Aの内部空間220の鉛直方向の空気の圧力分布250を実線で示し、筐体201Aの周囲圧力である大気圧40を破線で示す。ここでは、送風機204の直下を鉛直方向の基準点とする。送風機204の直下とは、第1支持部材206A及び第2支持部材206Bの下面の位置、すなわち、熱交換器202の上端部の位置である。
図3Bに示すように、送風機204の直下は、空気の圧力が最も低くなるので、大気圧40と送風機204の直下の圧力との差圧が最も大きくなる。筐体201Aの内外に圧力差があると、流れが生じる。また、圧力差が大きければ大きいほど、空気の流量が増加するので、熱交換器202の上部側では、通過する空気の流量が多い。一方、送風機204から離れるにつれて、筐体201Aの内部空間220における圧力は大気圧40へと近づく。この結果、大気圧240と送風機204から離れた位置における圧力との差圧が小さくなる。従って、熱交換器202の下部側では、通過する空気の流量が少ない。
次に、図3C及び図3Dに、本発明者らによって発明された別の室外ユニット301の内部における空気の流れ及び内部の空気の圧力分布を示し、その動作について説明する。室外ユニット301の構成は、ダクト305を除き、従来の室外ユニット201の構成と同じである。ただし、図3Cに示すように、ダクト305の下端部305Gの高さは、すべて同じ高さに位置している。第1ダクト側面部305Aの下端部、第2ダクト側面部305Bの下端部、第3ダクト側面部305Cの下端部、第4ダクト側面部305Dの下端部及び第5ダクト側面部305Eの下端部は、すべて同じ高さに位置している。従って、室外ユニット301のダクト305の構成は、本実施形態の室外ユニット1のダクト5の構成と異なっている。
室外ユニット301の内部の空気の流量分布330を図3Cに示す。熱交換器302の空気の流量分布330は、熱交換器302の上部側(ダクト305の上端部305Fと下端部305Gとの間の部分)を通過する空気の流量分布330Aと、熱交換器302の下部側(ダクト305の下端部305Gより下側の部分)を通過する空気の流量分布330Bとによって形成されている。室外ユニット301の内部の空気の流量分布330と、従来の室外ユニット201の内部の空気の流量分布230とを比較すると、熱交換器302の上部側を通過する空気の流量は、従来の熱交換器202の上部側を通過する空気の流量より少ない。なぜなら、熱交換器302の上部側を通過する空気のための流路断面積、すなわち、第2流路312の断面積が小さいからである。また、ダクト305の壁面と空気流との摩擦作用によって、流動損失が増加するからである。一方、熱交換器302の下部側を通過する空気の流量は、従来の熱交換器202の下部側を通過する空気の流量より多い。なぜなら、熱交換器302の下部側では、熱交換器302の下部側を通過する空気が第1流路311を通過するので、送風機304の直下に形成された低圧力場によってダクト305の下部の空気の吸い込み量が増加するからである。
送風機304の中心軸における筐体301Aの内部空間320の鉛直方向の空気の圧力分布を図3Dに示す。図3Dでは、筐体301Aの内部空間320の鉛直方向の空気の圧力分布350を実線で示し、従来の筐体201Aの内部空間220の鉛直方向の空気の圧力分布250を破線で示し、筐体301Aの周囲圧力である大気圧40を破線で示す。ここでは、送風機304の直下を鉛直方向の基準点とする。送風機304の直下とは、送風機304の下部に設けられた第1支持部材306A及び第2支持部材306Bの下面の位置、すなわち、熱交換器302の上端部の位置である。
図3Dに示すように、筐体301Aの内部空間320の空気の圧力分布350は、ダクト305の下端部305Gより上側の第1流路311の空気の圧力分布350Aと、ダクト305の下端部305Gより下側の空気の圧力分布350Bとによって形成されている。ダクト305の下端部305Gより上側の第1流路311の空気の圧力は、ダクト305を設置することによって、ダクト305の周囲の空気、すなわち、ダクト305の下端部305Gより上側の第2流路312に流入する空気の影響を受けにくい。従って、ダクト305の下端部305Gより上側の第1流路311の空気の圧力は、ダクト305の上端部304Fから下端部305Gにわたってやや上昇するものの、大気圧40と比較して、低圧に保たれる。一方、ダクト305の下端部305Gより下側の空気の圧力と大気圧40との差圧は、ダクト305がない場合の差圧(圧力分布250で表される圧力と大気圧40との差圧)と比較して大幅に拡大する。前述したように、筐体301Aの内外の圧力差が大きければ大きいほど空気の流量が増加するので、ダクト305の下端部305Gより下側では、従来の熱交換器202の下部側と比較して通過する空気の流量が多い。
図3Cを参照して説明したダクト305は、確かに、高さ方向における空気の流量分布の改善に貢献する。ただし、本実施形態の室外ユニット1に設けられたダクト5によれば、更なる改善を期待できる。すなわち、第1平坦部2A、第2平坦部2B、第3平坦部2C、第1コーナー部2D及び第2コーナー部2Eのそれぞれにおける空気の流量分布が考慮されたダクト5によって、より理想的な空気の流量分布を達成できる。以下、図2A及び図2Bに、本実施形態の室外ユニット1の内部における空気の流れ及び内部の空気の圧力分布を示し、その動作について説明する。
本実施形態の室外ユニット1の内部の空気の流量分布30を図2Aに示す。図2Aでは、第1平坦部2A及び第3平坦部2Cから吸引される空気の流量分布30を示す。熱交換器2の空気の流量分布30は、熱交換器2の上部側(第1ダクト側面部5Aの上端部5Fと下端部5Gとの間の部分)を通過する空気の流量分布30Aと、熱交換器2の下部側(第1ダクト側面部5Aの下端部5Gより下側の部分)を通過する空気の流量分布30Bとによって形成されている。本実施形態の室外ユニット1の内部の空気の流量分布30と、従来の室外ユニット201の内部の空気の流量分布230とを比較すると、本実施形態の熱交換器2の上部側を通過する空気の流量は、従来の熱交換器202の上部側を通過する空気の流量より少ない。なぜなら、熱交換器2の上部側を通過する空気のための流路断面積、すなわち、第2流路12の断面積が小さいからである。また、ダクト5の壁面と空気流との摩擦作用によって、流動損失が増加するからである。一方、本実施形態の熱交換器2の下部側を通過する空気の流量は、従来の熱交換器202の下部側を通過する空気の流量より多い。なぜなら、熱交換器2の下部側では、熱交換器2の下部側を通過する空気が第1流路11を通過するので、送風機4の直下に形成された低圧力場によってダクト5の下部の空気の吸い込み量が増加するからである。
送風機4の中心軸Oにおける筐体1Aの内部空間20の鉛直方向の空気の圧力分布を図2Bに示す。図2Bでは、本実施形態の筐体1Aの内部空間20の鉛直方向の空気の圧力分布50、51、52を実線で示し、従来の筐体201Aの内部空間220の鉛直方向の空気の圧力分布250を破線で示し、筐体1Aの周囲圧力である大気圧40を破線で示す。なお、筐体1Aの内部空間20の空気の圧力分布50は、熱交換器2の第2平坦部2Bから吸引された空気のみによる圧力分布である。つまり、圧力分布50は、第1平坦部2A、第3平坦部2C、第1コーナー部2D及び第2コーナー部2Eから筐体1Aに空気が流入しないと仮定した場合の圧力分布である。同様に、筐体1Aの内部空間20の空気の圧力分布51は、熱交換器2の第1平坦部2A又は第3平坦部2Cから吸引された空気のみによる圧力分布である。つまり、圧力分布51は、第2平坦部2B、第1コーナー部2D及び第2コーナー部2Eから筐体1Aに空気が流入しないと仮定した場合の圧力分布である。筐体1Aの内部空間20の空気の圧力分布52は、熱交換器2の第1コーナー部2D又は第2コーナー部2Eから吸引された空気のみによる圧力分布である。つまり、圧力分布52は、第1平坦部2A、第2平坦部2B及び第3平坦部2Cから筐体1Aに空気が流入しないと仮定した場合の圧力分布である。ここでは、送風機4の直下を鉛直方向の基準点とする。送風機4の直下とは、送風機4の下部に設けられた第1支持部材6A及び第2支持部材6Bの下面の位置、すなわち、熱交換器2の上端部の位置である。
図2Bに示すように、熱交換器2の第2平坦部2Bから吸引された空気の圧力分布50は、圧力分布50Aと、圧力分布50Bとによって形成されている。圧力分布50Aは、第2ダクト側面部5Bの下端部5Hより上側の第1流路11の空気の圧力分布である。圧力分布50Bは、下端部5Hより下側の空気の圧力分布である。下端部5Hより上側の第1流路11の空気の圧力は、ダクト5を設置することによって、ダクト5の周囲の空気、すなわち、下端部5Hより上側の第2流路12に流入する空気の影響を受けにくい。従って、下端部5Hより上側の第1流路11の空気の圧力は、上端部5Fから下端部5Hにわたってやや上昇するものの、大気圧40と比較して、低圧に保たれる。一方、下端部5Hより下側の空気の圧力と大気圧40との差圧は、ダクト305がない場合の差圧(圧力分布250で表される圧力と大気圧40との差圧)と比較して大幅に拡大する。その結果、下端部5Hより下側では、従来の熱交換器202の下部側と比較して通過する空気の流量が多い。
熱交換器2の第1平坦部2A又は第3平坦部2Cから吸引された空気の圧力分布51は、圧力分布51Aと、圧力分布51Bとによって形成されている。圧力分布51Aは、第1ダクト側面部5Aの下端部5G又は第3ダクト側面部5Cの下端部5Iの上側の第1流路11の空気の圧力分布である。圧力分布51Bは、下端部5G又は下端部5Iより下側の空気の圧力分布である。下端部5G又は下端部5Iより上側の第1流路11の空気の圧力は、ダクト5を設置することによって、ダクト5の周囲の空気、すなわち、下端部5G又は下端部5Iより上側の第2流路12に流入する空気の影響を受けにくい。従って、下端部5G又は下端部5Iより上側の第1流路11の空気の圧力は、上端部5Fから下端部5G又は下端部5Iにわたってやや上昇するものの、大気圧40と比較して、低圧に保たれる。また、第1ダクト側面部5Aの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Gとの間の長さ)及び第3ダクト側面部5Cの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Iとの間の長さ)は、ダクト305の鉛直方向の長さ(上端部305Fと下端部305Gとの間の長さ)よりも長い。従って、熱交換器2の第1平坦部2A又は第3平坦部2Cから吸引された空気の圧力は、熱交換器302の第1平坦部302A又は第3平坦部302Cから吸引された空気の圧力よりも低い。このため、ダクト5の下端部5G又は下端部5Iより下側の空気の圧力と大気圧40との差圧(圧力分布51で表される圧力と大気圧40との差圧)は、ダクト305の下端部305Gより下側の空気の圧力と大気圧40との差圧(圧力分布350で表される圧力と大気圧40との差圧)より大きい。その結果、ダクト5の下端部5G又は下端部5Iより下側を通過する空気の流量は、ダクト305の下端部305Gより下側を通過する空気の流量よりも多い。
熱交換器2の第1コーナー部2D又は第2コーナー部2Eから吸引された空気の圧力分布52は、圧力分布52Aと、圧力分布52Bとによって形成されている。圧力分布521Aは、第4ダクト側面部5Dの下端部5J又は第5ダクト側面部5Eの下端部5Kの上側の第1流路11の空気の圧力分布である。圧力分布52Bは、下端部5G又は下端部5Iより下側の空気の圧力分布である。下端部5J又は下端部5Kより上側の第1流路11の空気の圧力は、ダクト5を設置することによって、ダクト5の周囲の空気、すなわち、下端部5J又は下端部5Kより上側の第2流路12に流入する空気の影響を受けにくい。従って、下端部5J又は下端部5Kより上側の第1流路11の空気の圧力は、上端部5Fから下端部5J又は下端部5Kにわたってやや上昇するものの、大気圧40と比較して、低圧に保たれる。また、第4ダクト側面部5Dの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Jとの間の長さ)及び第5ダクト側面部5Eの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Kとの間の長さ)は、ダクト305の鉛直方向の長さ(上端部305Fと下端部305Gとの間の長さ)よりも長い。従って、熱交換器2の第1コーナー部2D又は第2コーナー部2Eから吸引された空気の圧力は、熱交換器302の第1コーナー部302D又は第2コーナー部302Eから吸引された空気の圧力よりも低い。このため、ダクト5の下端部5J又は下端部5Kより下側の空気の圧力と大気圧40との差圧(圧力分布52で表される圧力と大気圧40との差圧)は、ダクト305の下端部305Gより下側の空気の圧力と大気圧40との差圧(圧力分布350で表される圧力と大気圧40との差圧)より大きい。その結果、ダクト5の下端部5J又は下端部5Kより下側を通過する空気の流量は、ダクト305の下端部305Gより下側を通過する空気の流量よりも多い。
熱交換器2の第1コーナー部2D又は第2コーナー部2Eから吸引された空気の圧力は、熱交換器2の第2平坦部2Bから吸引された空気の圧力及び熱交換器2の第1平坦部2A又は第3平坦部2Cから吸引された空気の圧力より低い。なぜなら、第4ダクト側面部5Dの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Jとの間の長さ)及び第5ダクト側面部5Eの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Kとの間の長さ)は、それぞれ、第1ダクト側面部5Aの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Gとの間の長さ)、第2ダクト側面部5Bの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Hとの間の長さ)及び第3ダクト側面部5Cの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Iとの間の長さ)よりも長いからである。この構成により、熱交換器2の上部側を通過する空気の流量と、熱交換器2の下部側を通過する空気の流量とがバランスし、熱交換器2を通過する空気の流量分布を改善でき、熱交換器2での熱交換効率を向上させることができる。
また、熱交換器2の第1平坦部2A又は第3平坦部2Cから吸引された空気の圧力は、熱交換器2の第2平坦部2Bから吸引された空気の圧力よりも低い。なぜなら、第1ダクト側面部5Aの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Gとの間の長さ)及び第3ダクト側面部5Cの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Iとの間の長さ)は、それぞれ、第2ダクト側面部5Bの鉛直方向の長さ(上端部5Fと下端部5Hとの間の長さ)よりも長いからである。この構成により、第2平坦部2B及び第3平坦部2Cにおける第2流路12を通過する空気の流量と、第1平坦部2Aにおける第2流路12を通過する空気の流量とをバランスさせることができる。
また、本実施形態の変形例として、図4Eに示すように、第4ダクト側面部5Dの鉛直方向の長さ及び第5ダクト側面部5Eの鉛直方向の長さは、それぞれ、第1ダクト側面部5Aの鉛直方向の長さ及び第3ダクト側面部5Cの鉛直方向の長さと等しく、かつ第2ダクト側面部5Bの鉛直方向の長さよりも長くしてもよい。第4ダクト側面部5Dの鉛直方向の長さ及び第5ダクト側面部5Eの鉛直方向の長さは、第1ダクト側面部5Aの鉛直方向の長さ及び第3ダクト側面部5Cの鉛直方向の長さと同じであっても、第2ダクト側面部5Bの鉛直方向の長さよりも長くなっている分だけ、熱交換器2の第1コーナー部2D及び第2コーナー部2Eの下部側を通過する空気の流量が増加する。従って、熱交換器2の上部側を通過する空気の流量と、熱交換器2の下部側を通過する空気の流量とがバランスし、熱交換器2を通過する空気の流量分布を改善でき、熱交換器2での熱交換効率を向上させることができる。
次に、図5を参照して、室外ユニット1が使用されたビル用マルチ空気調和システムを説明する。
ビル用マルチ空気調和システムは、室外ユニット1と、室内ユニット91A及び91Bと、冷媒配管93A、93B、96A及び96Bと、を有している。室外ユニット1は、建物90の室外に配置されている。室内ユニット91A及び91Bは、それぞれ、建物90の室内の部屋90A及び90Bに配置されている。冷媒配管93A及び96Aは、室外ユニット1、と室内ユニット91Aとを接続している。冷媒配管93B及び96Bは、室外ユニット1と、室内ユニット91Bとを接続している。冷媒配管93A及び93Bは、それぞれ、室外ユニット1の付近では1つの配管であるが、部屋90Bと部屋90Aとの間において2つの配管に分岐している。冷媒配管96A及び96Bも同様である。本実施形態では、1つの室外ユニット1に対して、2つの室内ユニット91A及び91Bが並列に接続されているが、室内ユニット91A及び91Bの数は複数であれば3以上であってもよい。室外ユニット1内には、熱交換器2、圧縮機8(一例としてロータリ圧縮機)、アキュムレータ9、四方弁92、膨張装置(図示せず)、が配置されている。室内ユニット91A及び91Bには、それぞれ、膨張装置94A及び94B(一例として膨張弁)並びに室内熱交換器95A及び95Bが配置されている。
ビル用マルチ空気調和システムが冷房モードで動作する場合には、圧縮機8で高温及び高圧の過熱状態とされた冷媒は、四方弁92を通り、室外ユニット1の熱交換器2へ達する。熱交換器2は、凝縮器として作用し、冷媒から熱交換器2を通過する空気へと熱が放出される。熱交換器2において、冷媒は、高圧の過冷却冷媒となる。冷媒は、その後、冷媒配管93A及び93Bを通って、室内ユニット91A及び91Bへ搬送される。冷媒は、膨張装置94A及び94Bにおいて膨張され、低圧及び低温の気液二相状態となる。その後、冷媒は、室内熱交換器95A及び95Bへ達する。このとき、室内熱交換器95A及び95Bは、蒸発器として作用し、冷媒の吸熱作用によって、それぞれ、部屋90A及び90Bを冷房する。吸熱後、冷媒は冷媒配管96A及び96Bを通って、室外ユニット1へと戻る。冷媒は、四方弁92及びアキュムレータ9を通った後、低圧の気相状態で圧縮機8へと戻る。
ビル用マルチ空気調和システムが暖房モードで動作する場合には、高温及び高圧の冷媒は、圧縮機8を出た後、四方弁92及び冷媒配管96A及び96Bを通って、室内ユニット91A及び91Bの室内熱交換器95A及び95Bへ達する。このとき、室内熱交換器95A及び95Bが凝縮器として作用するので、冷媒は周囲空気へ放熱する。すなわち、部屋90A及び90Bが暖房される。高圧の過冷却冷媒は、室内熱交換器95A及び95Bを出た後、膨張装置94A及び94Bにおいて膨張し、低圧及び低温の気液二相状態となる。その後、冷媒は、冷媒配管93A及び93Bを通り、室外ユニット1へと戻る。室外ユニット1では、冷媒は、四方弁92を通った後、室外ユニット1の熱交換器2へと導かれる。このとき、熱交換器2は、蒸発器として作用するので、冷媒は、熱交換器2を通過する空気から熱を奪う。その後、四方弁92及びアキュムレータ9を通り、低圧の気相状態で圧縮機8へと戻る。
このように、本実施形態の室外ユニット1を用いた場合でも、従来タイプの室内ユニット91A及び91Bと組み合わせることにより、ビル用マルチ空気調和システムを構成できる。本実施形態によれば、熱交換器2を通過する空気の流量分布を最適化でき、熱交換器2での熱交換効率が向上することができるので、ビル用マルチ空気調和システムの性能を向上することができる。
具体的には、部屋90A及び90B内を冷房する場合においては、室外ユニット1の熱交換器2での熱交換効率の向上に伴い、室外ユニット1の熱交換器2の放熱量が増加するので、室内ユニット91A及び91Bの室内熱交換器95A及び95Bの吸熱量も増加する。その結果、ビル用マルチ空気調和システムの冷房性能が改善されうる。一方、部屋90A及び90B内を暖房する場合においては、同様に、室外ユニット1の熱交換器2での熱交換効率の向上に伴って、室外ユニット1の熱交換器2の吸熱量が増加するので、室内ユニット91A及び91Bの室内熱交換器95A及び95Bの放熱量が増加する。その結果、ビル用マルチ空気調和システムの暖房性能が改善されうる。
1 室外ユニット
1A 筐体
1B 第1側面部
1C 第2側面部
1D 第3側面部
1E 第4側面部
2 熱交換器
2A 第1平坦部
2B 第2平坦部
2C 第3平坦部
2D 第1コーナー部
2E 第2コーナー部
3 吹出口
3A ベルマウス
4 送風機
4A モータ
5 ダクト
5A 第1ダクト側面部
5B 第2ダクト側面部
5C 第3ダクト側面部
5D 第4ダクト側面部
5E 第5ダクト側面部
5F 上端部
5G 第1ダクト側面部の下端部
5H 第2ダクト側面部の下端部
5I 第3ダクト側面部の下端部
5J 第4ダクト側面部の下端部
5K 第5ダクト側面部の下端部
6A 第1支持部材
6B 第2支持部材
7 制御ボックス
7A 内側側面
8 圧縮機
9 アキュムレータ
10 オイルセパレータ
11 第1流路
12 第2流路
20 内部空間
21 上部空間
22 下部空間
30 流量分布
30A 流量分布
30B 流量分布
40 大気圧
50、51、52 圧力分布
50A、51A、52A 圧力分布
50B、51B、52B 圧力分布
90 建物
90A、90B 部屋
91A、91B 室内ユニット
92 四方弁
93A、93B 冷媒配管
94A、94B 膨張装置
95A、95B 室内熱交換器
96A、96B 冷媒配管
O 送風機の中心軸

Claims (3)

  1. 空気の流入を許容するように開口した第1側面部、第2側面部及び第3側面部を有する筐体と、
    前記第1側面部、前記第2側面部及び前記第3側面部に沿って前記筐体の中に配置された熱交換器と、
    前記熱交換器を通じて前記筐体の内部空間に導かれた空気を前記筐体の上方に向かって吹き出すように前記筐体の上部に設けられた吹出口と、
    前記筐体の上部に設けられ、前記筐体の前記内部空間から空気を吸引する送風機と、
    上端部及び下端部がそれぞれ前記吹出口及び前記筐体の前記内部空間に連通するように開口し、前記筐体の上部から前記筐体の下部に向けて鉛直方向に延びているダクトと、
    を備え、
    前記筐体の前記内部空間は、前記送風機によって吸引された空気が前記ダクトの内側を通過して前記吹出口に流れる第1流路と、前記吸引された空気が前記ダクトの外側を通過して前記吹出口に流れる第2流路とを有し、
    前記熱交換器は、前記第1側面部、前記第2側面部及び前記第3側面部にそれぞれ対向している第1平坦部、第2平坦部及び第3平坦部と、前記第1平坦部と前記第2平坦部との間に屈曲して設けられた第1コーナー部と、前記第2平坦部と前記第3平坦部との間に屈曲して設けられた第2コーナー部と、を有し、
    前記ダクトは、前記第1平坦部、前記第2平坦部、前記第3平坦部、前記第1コーナー部及び前記第2コーナー部にそれぞれ対向している第1ダクト側面部、第2ダクト側面部、第3ダクト側面部、第4ダクト側面部及び第5ダクト側面部を有し、
    (i)前記第4ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び前記第5ダクト側面部の鉛直方向の長さは、それぞれ、前記第1ダクト側面部の鉛直方向の長さ、前記第2ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び前記第3ダクト側面部の鉛直方向の長さよりも長い、又は、(ii)前記第4ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び前記第5ダクト側面部の鉛直方向の長さは、それぞれ、前記第1ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び前記第3ダクト側面部の鉛直方向の長さと等しく、かつ前記第2ダクト側面部の鉛直方向の長さよりも長い、空気調和機用室外ユニット。
  2. 前記第1ダクト側面部の鉛直方向の長さ及び前記第3ダクト側面部の鉛直方向の長さは、それぞれ、前記第2ダクト側面部の鉛直方向の長さより長い、請求項1に記載の空気調和機用室外ユニット。
  3. 前記送風機の中心軸と前記第1平坦部との間の距離は、前記中心軸と前記第2平坦部との間の距離及び前記中心軸と前記第3平坦部との間の距離と同一であり、
    前記第1ダクト側面部と前記第1平坦部との間の距離は、前記第2ダクト側面部と前記第2平坦部との間の距離及び前記第3ダクト側面部と前記第3平坦部との間の距離と同一である、請求項1または2に記載の空気調和機用室外ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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