JP2014105769A - 液化天然ガスの供給システム、及び、液化天然ガスの供給方法 - Google Patents

液化天然ガスの供給システム、及び、液化天然ガスの供給方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014105769A
JP2014105769A JP2012258855A JP2012258855A JP2014105769A JP 2014105769 A JP2014105769 A JP 2014105769A JP 2012258855 A JP2012258855 A JP 2012258855A JP 2012258855 A JP2012258855 A JP 2012258855A JP 2014105769 A JP2014105769 A JP 2014105769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
natural gas
liquefied natural
lng
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012258855A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Nakamichi
憲治 中道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2012258855A priority Critical patent/JP2014105769A/ja
Publication of JP2014105769A publication Critical patent/JP2014105769A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

【課題】供給先タンクに対し、所定の組成を有する液化天然ガスを供給可能な液化天然ガスの供給システム、及び、液化天然ガスの供給方法を提供する。
【解決手段】液化天然ガスの供給システムは、液化天然ガスを貯蔵可能な第1タンク及び第2タンクと、第1タンクに貯蔵されている液化天然ガス又は該液化天然ガスから発生したボイルオフガスの組成と関連する第1測定値を取得可能な第1分析装置と、第2タンクに貯蔵されている液化天然ガス又は該液化天然ガスから発生したボイルオフガスの組成と関連する第2測定値を取得可能な第2分析装置と、第1分析装置及び第2分析装置によって取得された第1測定値及び第2測定値に基づいて、第1タンク及び第2タンクの各々から供給先タンクに供給する液化天然ガスの量を決定するように構成された制御装置とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、液化天然ガスの供給システム、及び、液化天然ガスの供給方法に関する。
液化天然ガス(LNG)は、例えば特許文献1に記載されているように、タンクで貯蔵している間に組成及び密度が変化し、層状をなすことが知られている。下層の低密度の液と、上層の高密度の液が反転して入れ替わるロールオーバ現象が発生すると、急激にBOG(ボイルオフガス)が発生し、このBOGによりLNGタンク内の圧力が急上昇し、安定操業が極めて困難になるとされている。
かかるロールオーバ現象を未然に検知して防止するために、LNGの密度計測装置が開発されている。例えば、特許文献1が開示するLNGタンク内液密度計測装置は、タンク内に設置される複数の導圧管を有し、導圧管の下端は、異なる高さに配置されている。そして、このLNGタンク内液密度計測装置では、1組の導圧管を通じてガスがタンク内に供給されるように構成されており、ガスの圧力差と導圧管の下端の高低差に基づいて、導圧管の下端間における液化天然ガスの密度が求められる。
特許文献2には、LNGの気化ガスと液化石油ガス(LPG)の気化ガスを混合し、所定の組成を有する都市ガスとして供給する技術が記載されている(特許文献1の段落0002〜0006参照)。
特開平10−48115号公報 特開2011−46969号公報
LNGの組成は、貯蔵期間のみならず、産出地によっても異なる。このため、本発明者の考えでは、LNGの普及が進むと、一つのLNGの貯蔵施設でも、組成の異なるLNGを取り扱うようになると考えられる。
一方、船舶等の燃料としてLNGを使用する場合、LNGの熱量は組成によって変化するので、LNGの組成が変わると機関の出力が変化してしまう。このため、本発明者の考えでは、船舶等の燃料としてLNGを供給する場合、機関の仕様に応じて、供給する液化天然ガスの組成が指定されることが考えられる。そして、液化天然ガスの貯蔵施設には、指定された組成の液化天然ガスを供給する能力を有することが求められるようになると考えられる。
ここで、特許文献2には、LNGの気化ガスとLPGの気化ガスを混合し、所定の組成を有する都市ガスとして供給することが記載されているが、熱量を調整したLNGを外部に供給することは記載されていない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされ、供給先タンクに対し、所定の組成を有する液化天然ガスを供給可能な液化天然ガスの供給システム、及び、液化天然ガスの供給方法を提供することを目的とする。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、液化天然ガスを貯蔵可能な第1タンク及び第2タンクと、前記第1タンクに貯蔵されている液化天然ガス又は該液化天然ガスから発生したボイルオフガスの組成と関連する第1測定値を取得可能な第1分析装置と、前記第2タンクに貯蔵されている液化天然ガス又は該液化天然ガスから発生したボイルオフガスの組成と関連する第2測定値を取得可能な第2分析装置と、前記第1分析装置及び前記第2分析装置によって取得された第1測定値及び第2測定値に基づいて、前記第1タンク及び前記第2タンクの各々から供給先タンクに供給する液化天然ガスの量を決定するように構成された制御装置とを備えることを特徴とする液化天然ガスの供給システムが提供される。
この構成では、第1測定値及び第2測定値に基づいて、供給量決定装置が、第1タンク及び第2タンクの各々から供給先タンクに供給するLNGの量を決定することにより、所定の組成を有するLNGを供給先タンクに供給可能である。
一実施形態では、液化天然ガスの供給システムは、前記第1タンク及び前記第2タンクから前記供給先タンクに供給する液化天然ガスの温度を調整可能な温度調整装置を更に備える。
この構成によれば、温度調整装置によって、温度を調整したLNGを供給先タンクに供給可能である。供給先タンクに残留しているLNGと供給するLNGとの間で組成が違う場合、沸点も異なる。このため、供給先タンクに残留しているLNGと供給するLNGとの間で組成が異なると、供給先タンクにLNGを供給したときに、沸点の差に応じて、残留しているLNGと供給しているLNGの一方が気化してしまうことがある。この構成によれば、温度調整装置によって温度を調整したLNGを供給先タンクに供給することで、供給先タンクでのLNGの気化が防止され、供給時のLNGの消費が防止される。
一実施形態では、前記温度調整装置は、第1温度調整装置及び第2温度調整装置からなり、前記第1温度調整装置は、前記第1タンクから前記供給先タンクに供給する液化天然ガスの温度を、前記第2タンクから前記供給先タンクに供給する液化天然ガスと合流する前に調整可能であり、前記第2温度調整装置は、前記第2タンクから前記供給先タンクに供給する液化天然ガスの温度を、前記第1タンクから前記供給先タンクに供給する液化天然ガスと合流する前に調整可能である。
この構成によれば、第1温度調整装置及び第2温度調整装置によって、第1タンクから供給されるLNGと第2タンクから供給されるLNGが合流する前に、第1タンク及び第2タンクから供給されるLNGの温度がそれぞれ調整される。このため、第1タンクのLNGと第2タンクのLNGの組成が異なっていても、合流時にLNGの気化が防止され、供給時のLNGの消費が防止される。
一実施形態では、液化天然ガスの供給システムは、前記供給先タンクから回収した液化天然ガスを貯蔵可能であって、前記第1タンク及び前記第2タンクのうち一方又は両方に、前記回収した液化天然ガスを供給可能な回収タンクを更に備える。
供給先タンクに残存している液化天然ガスは、貯蔵時間が長く、組成が大きく変化している可能性が高い。そして、組成が大きく変化している液化天然ガスが残存していると、供給した液化天然ガスと混合され、供給先タンク内のLNGの組成が所定の組成から外れてしまうおそれがある。
この構成によれば、供給先タンクに残存している液化天然ガスを予め回収することにより、第1タンク及び第2タンクから供給先タンクに供給する液化天然ガスが、残存している液化天然ガスと混じることがない。このため、液化天然ガスの供給後においても、供給先タンク内の液化天然ガスの組成を、所定の組成に一致させることができる。
一方、回収した液化天然ガスを、第1タンク及び第2タンクのうち一方又は両方に供給することにより、液化天然ガスを有効に利用することができる。
一実施形態では、液化天然ガスの供給システムは、前記回収タンクに貯蔵されている液化天然ガス又は該液化天然ガスから発生したボイルオフガスの組成と関連する第3測定値を測定可能な第3分析装置を更に備え、前記制御装置は、前記第1分析装置、前記第2分析装置及び前記第3分析装置によって測定された第1測定値、第2測定値及び第3測定値に基づいて、前記回収タンクから前記第1タンク及び前記第2タンクに供給する液化天然ガスの量を決定するように構成されている。
この構成によれば、第1測定値、第2測定値及び第3測定値に基づいて、回収タンクから第1タンク及び第2タンクに供給するLNGの量を調整可能である。このため、例えば、第1タンクのLNGに含まれるエタン、プロパン及びブタン等の重質成分の濃度を高くし、第2タンクのLNGに含まれるメタンの濃度を、第1タンクに比べて相対的に高くすることができる。このように、第1タンクのLNGの組成と第2タンクのLNGの組成の相違が大きくなるように、回収タンクのLNGを第1タンク及び第2タンクに供給することで、第1タンク及び第2タンクからLNGを供給する際に、調整可能な組成範囲が広くなる。
一実施形態では、液化天然ガスの供給システムは、前記回収タンクと前記第1タンク及び前記第2タンクのうち一方又は両方との間に設けられ、前記回収した液化天然ガスの温度を調整可能な第3温度調整装置を更に備える。
この構成によれば、回収タンクから第1タンク及び第2タンクにLNGが供給される際、第3温度調整装置によってLNGの温度が調整される。このため、第1タンクのLNG及び第2タンクのLNGと、回収タンクのLNGの組成が異なっていても、第1タンク及び第2タンク内でのLNGの気化が防止され、供給時のLNGの消費が防止される。
また、本発明の少なくとも一実施形態によれば、 第1タンクに貯蔵されている液化天然ガス又は該液化天然ガスから発生したボイルオフガスの組成を分析する第1分析工程と、
第2タンクに貯蔵されている液化天然ガス又は該液化天然ガスから発生したボイルオフガスの組成を分析する第2分析工程と、前記第1分析工程及び前記第2分析工程によって測定された組成に基づいて、前記第1タンク及び前記第2タンクの各々から供給先タンクに供給する液化天然ガスの量を決定する供給量決定工程とを備えることを特徴とする液化天然ガスの供給方法が提供される。
この構成では、第1測定値及び第2測定値に基づいて、第1タンク及び第2タンクの各々から供給先タンクに供給するLNGの量を決定することにより、所定の組成を有するLNGを供給先タンクに供給可能である。
本発明によれば、供給先タンクに対し、所定の組成を有する液化天然ガスを供給可能な液化天然ガスの供給システム、及び、液化天然ガスの供給方法が提供される。
本発明の一実施形態の液化天然ガスの供給システムの構成を、供給先の船舶とともに概略的に示す図である。 図1の液化天然ガスの供給システムが実行する液化天然ガスの供給方法の概略的な手順を示すフローチャートである。 本発明の他の一実施形態の液化天然ガスの供給システムの構成を、供給先の船舶とともに概略的に示す図である。 本発明の他の一実施形態の液化天然ガスの供給システムの構成を、供給先の船舶とともに概略的に示す図である。 本発明の他の一実施形態の液化天然ガスの供給システムの構成を、供給先の船舶とともに概略的に示す図である。 本発明の他の一実施形態の液化天然ガスの供給システムの構成を概略的に示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態及び参考例について説明する。ただし、実施形態及び参考例に記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状及び相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、本発明の一実施形態の液化天然ガス供給システム(以下、単に供給システムともいう)の構成を、供給先の船舶とともに概略的に示す図である。
供給システムは、例えば、陸上、洋上、又は、船舶等に設けられる。供給システムは、液化天然ガス(LNG)を燃料とする船舶等の輸送機械、或いは、LNGを運搬するタンカー、タンクローリ、或いは、タンクコンテナにLNGを供給可能である。
供給システムからLNGの供給を受ける船舶は、例えば、タンク(供給先タンク)10、液量計12、分析装置14、機関16、燃焼器17、及び、制御装置18を有する。タンク10は、供給システムから受け取ったLNGを貯蔵可能であり、そして、貯蔵しているLNGを機関16に供給可能である。
液量計12は、供給先タンク10に貯蔵されているLNGの貯蔵量を測定可能である。液量計12は、例えば差圧計からなり、供給先タンク10の上部と下部の圧力差に基づいて、LNGの貯蔵量を測定可能である。
分析装置14は、供給先タンク10内のLNGが気化して生じたボイルオフガス(BOG)の組成を分析可能である。分析装置14としては、ラマン分析装置やガスクロマトグラフィー分析装置を用いることができる。本実施形態では、分析装置14は、供給先タンク10の上部とガス管を介して接続されており、BOGの組成を自動的に測定可能である。
機関16は、LNGを燃料とするガスエンジンであり、LNGを燃焼させて船舶の推進力を発生する。機関16は、LNGを燃焼させて電力を発生してもよい。
燃焼器17は、供給先タンク10内の圧力を適正に保つために、供給先タンク10内の余剰のBOGを燃焼させて処理するための装置である。
制御装置(船舶側制御装置)18は、例えば、コンピュータによって構成され、コンピュータは、CPU(中央演算処理装置)、メモリ、外部記憶装置及び入出力装置等を有する。
制御装置18は、液量計12及び分析装置14と電気的に接続されており、液量計12によって測定されたLNGの貯蔵量、及び、分析装置14によって測定されたBOGの組成が、制御装置18に入力される。
制御装置18は、入力されたLNGの貯蔵量に基づいて、供給ステーションに要求するLNGの量(要求量)を決定可能である。また、制御装置18は、入力されたLNGの貯蔵量及びBOGの組成に基づいて、供給ステーションに要求するLNGの組成(要求組成)を決定可能である。
供給システムは、第1タンク20、第2タンク22、第1分析装置24、第2分析装置26、及び、制御装置28を有する。
第1タンク20及び第2タンク22は、液化天然ガス(LNG)を貯蔵可能な貯蔵タンクであり、第1タンク20及び第2タンク22には、例えば、図示しないパイプラインやLNGタンカーから、LNGが必要に応じて供給される。貯蔵タンクの数は2つ以上であればよい。
第1タンク20及び第2タンク22には、第1液量計29及び第2液量計30がそれぞれ設けられている。供給先タンク10に貯蔵されているLNGの貯蔵量を測定可能である。第1液量計29及び第2液量計30は、例えば差圧計からなり、第1タンク20及び第2タンク22の上部と下部の圧力差に基づいて、LNGの貯蔵量を測定可能である。
また、第1タンク20及び第2タンク22の底部には、貯蔵しているLNGを供給先に供給するための第1供給管31及び第2供給管32の一端がそれぞれ接続されている。第1供給管31及び第2供給管32の他端は、例えばT字継手を介して合流管34の一端に接続され、合流管34が、供給先タンク10に脱離可能に接続される。
第1供給管31及び第2供給管32には、第1供給ポンプ36及び第2供給ポンプ38がそれぞれ設けられるとともに、第1流量調整弁40及び第2流量調整弁42がそれぞれ設けられている。
第1分析装置24は、第1タンク20に貯蔵されているLNGから発生したボイルオフガス(BOG)の組成を測定可能な分析装置である。第1分析装置24として、例えば、ラマン分析装置やガスクロマトグラフィー分析装置を用いることができる。本実施形態では、第1分析装置24は、第1タンク20の上部とガス管を介して接続されており、BOGの組成を自動的に測定可能である。
第2分析装置26は、第2タンク22に貯蔵されているLNGから発生したボイルオフガス(BOG)の組成を測定可能な分析装置である。第2分析装置26として、例えば、ガスクロマトグラフィー分析装置やラマン分析装置を用いることができる。本実施形態では、第2分析装置26は、第2タンク22の上部とガス管を介して接続されており、BOGの組成を自動的に測定可能である。
制御装置28は、例えば、コンピュータによって構成され、コンピュータは、CPU(中央演算処理装置)、メモリ、外部記憶装置及び入出力装置等を有する。
制御装置28は、第1分析装置24及び第2分析装置26と電気的に接続されており、第1分析装置24によって測定されたBOGの組成(第1測定値)及び第2分析装置26によって測定されたBOGの組成(第2測定値)が、制御装置28に入力される。
制御装置28には、供給先タンク10に供給すべきLNGの組成に関連する情報として、船舶の制御装置18によって決定された要求組成が入力されている。制御装置28は、船舶の制御装置18から通信等により自動的に要求組成情報を取得してもよいし、作業員が要求組成を制御装置28に入力してもよい。
制御装置28は、第1供給ポンプ36、第2供給ポンプ38、第1流量調整弁40及び第2流量調整弁42を制御可能であり、第1タンク20及び第2タンク22から供給先タンク10に供給されるLNGの組成が、要求組成に一致するように、第1供給ポンプ36、第2供給ポンプ38、第1流量調整弁40及び第2流量調整弁42を制御可能である。
具体的には、制御装置28は、機能でみたときに供給量決定部44を有しており、供給量決定装置を構成している。供給量決定部44は、制御装置28に入力された要求組成、第1分析装置24によって測定されたBOGの組成、及び、第2分析装置26によって測定されたBOGの組成に基づいて、第1タンク20から供給先タンク10に供給するLNGの量、及び、第2タンク22から供給先タンク10に供給するLNGの量を決定する。そして、制御装置28は、決定した量に一致するように、第1供給ポンプ36、第2供給ポンプ38、第1流量調整弁40及び第2流量調整弁42を制御する。
ここで図2は、図1の供給システムが実行するLNGの供給方法の概略的な手順を示している。
供給方法は、第1測定工程S10、第2測定工程S12、要求組成取得工程S14、要求量取得工程S16、供給量決定工程S18及び供給実行工程S20を有する。
第1測定工程S10では、第1分析装置24によって第1タンク20内のBOGの組成が測定される。
第2測定工程S12では、第2分析装置26によって第2タンク22内のBOGの組成が測定される。
要求組成取得工程S14では、船舶の制御装置28によって決定された要求組成が、供給システムの制御装置28に入力される。
要求量取得工程S16では、船舶の制御装置28によって決定された要求組成が、供給システムの制御装置28に入力される。
供給量決定工程S18では、制御装置28が、入力された要求組成、第1分析装置24によって測定されたBOGの組成(第1測定値)、及び、第2分析装置26によって測定されたBOGの組成(第2測定値)に基づいて、第1タンク20から供給先タンク10に供給するLNGの量、及び、第2タンク22から供給先タンク10に供給するLNGの量を決定する。
供給実行工程S20では、制御装置28は、決定した量に一致するように、第1供給ポンプ36、第2供給ポンプ38、第1流量調整弁40及び第2流量調整弁42を制御しながら、第1タンク20及び第2タンク22から、供給先タンク10にLNGを供給する。
上述した供給システム及び供給方法では、第1測定値及び第2測定値に基づいて、第1タンク20及び第2タンク22の各々から供給先タンク10に供給するLNGの量を決定することにより、所定の組成を有するLNGを供給先タンク10に供給可能である。
以下、本発明の他の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態の説明では、先行する実施形態と同一又は類似の構成については、同一の名称又は符号を付して説明を省略又は簡略化する。
図3は、本発明の他の一実施形態の供給システムの構成を、供給先の船舶とともに概略的に示している。
図3の供給システムは、第1分析装置24が、第1タンク20に貯蔵されているLNGの組成を分析可能であり、第2分析装置26が、第2タンク22に貯蔵されているLNGの組成を分析可能であり、分析装置14が、供給先タンク10に貯蔵されているLNGの組成を分析可能である点において、図1の供給システムと異なっている。
このため、第1分析装置24は、第1タンク20の底部に液管を介して接続され、第1タンク20の底部に貯蔵されているLNGの組成を自動的に測定可能である。
第2分析装置26は、第2タンク22の底部に液管を介して接続され、第2タンク22の底部に貯蔵されているLNGの組成を自動的に測定可能である。
分析装置14は、供給先タンク10の底部に液管を介して接続され、供給先タンク10の底部に貯蔵されているLNGの組成を自動的に測定可能である。
図1の供給システムでは、BOGの組成を測定することで、間接的にLNGの組成を測定している。しかしながら、BOGの組成は、LNGの組成と関連を有するものの同じではない。図3の供給システムによれば、LNGの組成を直接測定することで、LNGの組成を正確に測定することができ、要求組成により近い組成を有するLNGを供給先タンク10に供給することができる。
なお、第1分析装置24及び第2分析装置26は、LNGの組成に関連する計測値を取得可能であればよく、熱量を測定するものであってもよい。
図4、本発明の他の一実施形態の供給システムの構成を、供給先の船舶とともに概略的に示している。
図4の供給システムは、合流管34に温度調整装置46が設けられている点において、図3の供給システムと異なっている。
温度調整装置46は、熱交換器からなり、合流管34を通じて供給先タンク10に供給されるLNGと、冷媒との間で熱交換を行うことにより、LNGを冷却可能である。
冷媒としては、液体窒素や天然ガス(NG)等を用いることができる。
供給先タンク10に残留しているLNGと供給するLNGとの間で組成が違う場合、沸点も異なる。このため、供給先タンク10に残留しているLNGと供給するLNGとの間で組成が異なると、供給先タンク10にLNGを供給したときに、沸点の差に応じて、残留しているLNGと供給しているLNGの一方が気化してしまうことがある。
図4の供給システムによれば、温度調整装置46によって温度を調整したLNGを供給先タンクに供給することで、供給先タンク10でのLNGの気化が防止され、供給時のLNGの消費が防止される。
図5、本発明の他の一実施形態の供給システムの構成を、供給先の船舶とともに概略的に示している。
図5の供給システムは、供給先タンク10に残存しているLNGを回収する回収系統を備える点において、図4の供給システムと異なっている。
回収系統は、回収タンク48、回収管50、回収ポンプ52及び開閉弁54を有する。
回収タンク48は、回収したLNGを貯蔵可能なタンクである。回収タンク48には、回収管50の一端が接続され、回収管50の他端は、供給先タンク10の底部に脱離可能に接続される。
回収管50には、回収ポンプ52及び開閉弁54が設けられ、開閉弁54を開いた状態で回収ポンプ52を作動させることにより、供給先タンク10からLNGを回収することができる。
また、回収系統は、第3液量計56、第3分析装置58、第3供給管60、第3供給ポンプ62、及び、第3流量調整弁64を有する。
第3流量計56は、回収タンク48に設けられ、回収タンク48に貯蔵されているLNGの貯蔵量を測定可能である。第3液量計は、例えば差圧計からなり、回収タンク48の上部と下部の圧力差に基づいて、LNGの貯蔵量を測定可能である。
第3分析装置58は、回収タンク48内のLNGの組成を分析可能である。第3分析装置58としては、ラマン分析装置やガスクロマトグラフィー分析装置を用いることができる。本実施形態では、第3分析装置58は、供給先タンク10の底部と液管を介して接続されており、LNGの組成を自動的に測定可能である。第3分析装置58によって測定されたLNGの組成(第3測定値)は、制御装置28に入力される。
なお、第3分析装置58は、第1分析装置24及び第2分析装置26と同様に、LNGの組成に関連する計測値を取得可能であればよく、BOGの組成や、LNG又はBOGの熱量を測定するものであってもよい。
第3供給管60の一端は、回収タンク48の底部に接続され、第3供給管60の他端は、合流管34に接続されている。第3供給ポンプ62及び第3流量調整弁64は、第3供給管60に設けられている。
制御装置28は、第1分析装置24、第2分析装置26及び第3分析装置58によって測定されたLNGの組成に基づいて、第1タンク20、第2タンク22及び回収タンク48から供給先タンク10に供給するLNGの量(割合)を決定可能である。
そして、制御装置28は、第1供給ポンプ、第2供給ポンプ、第3供給ポンプ、第1流量調整弁、第2流量調整弁、及び、第3流量調整弁を制御して、決定した量に一致するように、第1タンク20、第2タンク22及び回収タンク48から供給先タンク10に供給するLNGの量を調整可能である。
更に、回収系統は、補充管66、第1補充管68、第2補充管70、第1補充流量調整弁72、第2補充流量調整弁74、及び、温度調整装置(第3温度調整装置)76を有する。
補充管66の一端は、例えばT字継手を介して第3供給管60に接続され、補充管66の他端には、第1補充管68及び第2補充管70の一端が、例えばT字継手を介して接続されている。なお、補充管66の一端は、第3供給ポンプ62と第3流量調整弁64との間を延びる第3供給管60に部分に接続されている。
第1補充流量調整弁72及び第2補充流量調整弁74は、第1補充管68及び第2補充管70にそれぞれ設けられ、第1補充管68及び第2補充管70を流れるLNGの流量をそれぞれ調整可能である。
温度調整装置76は、補充管66に設けられている。温度調整装置76は、熱交換器からなり、補充管66を通じて第1タンク20及び第2タンク22に供給されるLNGと、冷媒との間で熱交換を行うことにより、LNGを冷却可能である。
冷媒としては、液体窒素や天然ガス(NG)等を用いることができる。
制御装置28は、第1分析装置24、第2分析装置26及び第3分析装置58によって測定されたLNGの組成に基づいて、回収タンク48から第1タンク20及び第2タンク22に供給するLNGの量(補充量)を決定可能である。つまり制御装置28は、機能でみたときに、補充量を決定する補重量決定部77を有する。
そして、制御装置28は、第3供給ポンプ、第1補充流量調整弁及び第2補充流量調整弁を制御して、決定した量に一致するように、回収タンク48から第1タンク20及び第2タンク22に供給するLNGの量を調整可能である。
なお、本実施形態では、制御装置28は、回収タンクから48から供給先タンク10へのLNGの供給と、回収タンク48から第1タンク20及び第2タンク22へのLNGの供給のうち、何れか一方を択一的に行うように構成されている。
供給先タンク10に残存しているLNGは、貯蔵時間が長く、組成が大きく変化している可能性が高い。そして、組成が大きく変化しているLNGが残存していると、供給したLNGと混合され、供給先タンク10内のLNGの組成が所定の組成から外れてしまうおそれがある。
図5の供給システムによれば、供給先タンク10に残存している液化天然ガスを予め回収することにより、第1タンク20及び第2タンク22から供給先タンク10に供給するLNGが、残存しているLNGと混じることがない。このため、LNGの供給後においても、供給先タンク10内のLNGの組成を、所定の組成に一致させることができる。
また、図5の供給システムによれば、第1測定値、第2測定値及び第3測定値に基づいて、回収タンク48から第1タンク20及び第2タンク22に供給するLNGの量を調整可能である。このため、例えば、第1タンク20のLNGに含まれるエタン、プロパン及びブタン等の重質成分の濃度を高くし、第2タンク22のLNGに含まれるメタンの濃度を、第1タンク20に比べて相対的に高くすることができる。
このように、第1タンク20のLNGの組成と第2タンク22のLNGの組成の相違が大きくなるように、回収タンク48のLNGを第1タンク20及び第2タンク22に供給することで、第1タンク20及び第2タンク22からLNGを供給する際に、調整可能な組成範囲が広くなる。
図6、本発明の他の一実施形態の供給システムの概略的な構成を示している。
図6の供給システムは、温度調整装置46に代えて、第1供給管31及び第2供給管32に第1温度調整装置78及び第2温度調整装置80がそれぞれ設けられている点において、図5の供給システムと異なっている。
第1温度調整装置78は、熱交換器からなり、第1供給管31を通じて供給先タンク10に供給されるLNGと、冷媒との間で熱交換を行うことにより、LNGを冷却可能である。
第2温度調整装置80は、熱交換器からなり、第2供給管32を通じて供給先タンク10に供給されるLNGと、冷媒との間で熱交換を行うことにより、LNGを冷却可能である。
冷媒としては、液体窒素や天然ガス(NG)等を用いることができる。
また、図6の供給システムは、第3供給管60に第3温度調整装置76が設けられている点において、図5の供給システムと異なっている。
図6の供給システムによれば、第1温度調整装置78及び第2温度調整装置80によって、第1タンク20から供給されるLNGと第2タンク22から供給されるLNGが合流する前に、第1タンク20及び第2タンク22から供給されるLNGの温度がそれぞれ調整される。このため、第1タンク20のLNGと第2タンク22のLNGの組成が異なっていても、合流時にLNGの気化が防止され、供給時のLNGの消費が防止される。
更に、回収タンク48から供給されるLNGについても合流管34に合流前に、第3温度調整装置76によって温度が調整される。このため、回収タンク48のLNGの組成が、第1タンク20及び第2タンク22のLNGの組成と異なっていても、合流時にLNGの気化が防止され、供給時のLNGの消費が防止される。
また、図6の供給システムによれば、回収タンク48から第1タンク20及び第2タンク22にLNGが供給される際、第3温度調整装置76によってLNGの温度が調整される。このため、第1タンク20のLNG及び第2タンク22のLNGと、回収タンク48のLNGの組成が異なっていても、第1タンク20及び第2タンク22内でのLNGの気化が防止され、供給時のLNGの消費が防止される。
本発明は、上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変更を加えた形態や、これらの実施形態を適宜組み合わせた形態も含む。
10 タンク(供給先タンク)
12 液量計
14 分析装置
16 機関
18 制御装置
20 第1タンク
22 第2タンク
24 第1分析装置
26 第2分析装置
28 制御装置
29 第1液量計
30 第2液量計
36 第1供給ポンプ
38 第2供給ポンプ
40 第1流量調整弁
42 第2流量調整弁
44 供給量決定部
46 温度調整装置
48 回収タンク
50 回収管
52 回収ポンプ
54 開閉弁
56 第3液量計
58 第3分析装置
60 第3供給管
62 第3供給ポンプ
64 第3流量調整弁
72 第1補充流量調整弁
74 第2補充流量調整弁
76 温度調整装置(第3温度調整装置)
77 補充量決定部

Claims (7)

  1. 液化天然ガスを貯蔵可能な第1タンク及び第2タンクと、
    前記第1タンクに貯蔵されている液化天然ガス又は該液化天然ガスから発生したボイルオフガスの組成と関連する第1測定値を取得可能な第1分析装置と、
    前記第2タンクに貯蔵されている液化天然ガス又は該液化天然ガスから発生したボイルオフガスの組成と関連する第2測定値を取得可能な第2分析装置と、
    前記第1分析装置及び前記第2分析装置によって取得された第1測定値及び第2測定値に基づいて、前記第1タンク及び前記第2タンクの各々から供給先タンクに供給する液化天然ガスの量を決定するように構成された制御装置と
    を備えることを特徴とする液化天然ガスの供給システム。
  2. 前記第1タンク及び前記第2タンクから前記供給先タンクに供給する液化天然ガスの温度を調整可能な温度調整装置を更に備える
    ことを特徴とする請求項1記載の液化天然ガスの供給システム。
  3. 前記温度調整装置は、第1温度調整装置及び第2温度調整装置からなり、
    前記第1温度調整装置は、前記第1タンクから前記供給先タンクに供給する液化天然ガスの温度を、前記第2タンクから前記供給先タンクに供給する液化天然ガスと合流する前に調整可能であり、
    前記第2温度調整装置は、前記第2タンクから前記供給先タンクに供給する液化天然ガスの温度を、前記第1タンクから前記供給先タンクに供給する液化天然ガスと合流する前に調整可能である
    ことを特徴とする請求項2記載の液化天然ガスの供給システム。
  4. 前記供給先タンクから回収した液化天然ガスを貯蔵可能であって、前記第1タンク及び前記第2タンクのうち一方又は両方に、前記回収した液化天然ガスを供給可能な回収タンクを更に備える
    ことを特徴とする請求項1記載の液化天然ガスの供給システム。
  5. 前記回収タンクに貯蔵されている液化天然ガス又は該液化天然ガスから発生したボイルオフガスの組成と関連する第3測定値を測定可能な第3分析装置を更に備え、
    前記制御装置は、前記第1分析装置、前記第2分析装置及び前記第3分析装置によって測定された第1測定値、第2測定値及び第3測定値に基づいて、前記回収タンクから前記第1タンク及び前記第2タンクに供給する液化天然ガスの量を決定するように構成されている
    ことを特徴とする請求項4記載の液化天然ガスの供給システム。
  6. 前記回収タンクと前記第1タンク及び前記第2タンクのうち一方又は両方との間に設けられ、前記回収した液化天然ガスの温度を調整可能な第3温度調整装置を更に備える
    ことを特徴とする請求項5記載の液化天然ガスの供給システム。
  7. 第1タンクに貯蔵されている液化天然ガス又は該液化天然ガスから発生したボイルオフガスの組成を分析する第1分析工程と、
    第2タンクに貯蔵されている液化天然ガス又は該液化天然ガスから発生したボイルオフガスの組成を分析する第2分析工程と、
    前記第1分析工程及び前記第2分析工程によって測定された組成に基づいて、前記第1タンク及び前記第2タンクの各々から供給先タンクに供給する液化天然ガスの量を決定する供給量決定工程と
    を備えることを特徴とする液化天然ガスの供給方法。
JP2012258855A 2012-11-27 2012-11-27 液化天然ガスの供給システム、及び、液化天然ガスの供給方法 Pending JP2014105769A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012258855A JP2014105769A (ja) 2012-11-27 2012-11-27 液化天然ガスの供給システム、及び、液化天然ガスの供給方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012258855A JP2014105769A (ja) 2012-11-27 2012-11-27 液化天然ガスの供給システム、及び、液化天然ガスの供給方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014105769A true JP2014105769A (ja) 2014-06-09

Family

ID=51027455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012258855A Pending JP2014105769A (ja) 2012-11-27 2012-11-27 液化天然ガスの供給システム、及び、液化天然ガスの供給方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014105769A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016101914A1 (zh) * 2014-12-25 2016-06-30 成都华气厚普机电设备股份有限公司 一种无人值守lng加气站站控系统及方法
JP2016205317A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 株式会社Ihi 燃料ガス供給システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016101914A1 (zh) * 2014-12-25 2016-06-30 成都华气厚普机电设备股份有限公司 一种无人值守lng加气站站控系统及方法
RU2676499C1 (ru) * 2014-12-25 2018-12-29 Чэнду Хуаци Хопу Холдинг Ко., Лтд Способ управления станцией для автоматической заправочной станции спг
JP2016205317A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 株式会社Ihi 燃料ガス供給システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102265257B1 (ko) 증발가스 재액화 시스템 및 선박
Wang et al. Comparison study on the accuracy and efficiency of the four forms of hydraulic equation of a natural gas pipeline based on linearized solution
KR101943256B1 (ko) 가스 소비 부재에 가연성 가스를 급송하고 상기 가연성 가스를 액화하기 위한 설비
Sharafian et al. Performance analysis of liquefied natural gas storage tanks in refueling stations
Baek et al. Novel design of LNG (liquefied natural gas) reliquefaction process
CA2929039C (en) Method and device for regulating the pressure in a liquefied natural gas vessel
JP2014105769A (ja) 液化天然ガスの供給システム、及び、液化天然ガスの供給方法
Lukaszewski et al. Application of inverse methods based algorithms to Liquefied Natural Gas (LNG) storage management
Xu et al. The influence of chemical composition of LNG on the supercritical heat transfer in an intermediate fluid vaporizer
KR102595438B1 (ko) 선박 운항에 따른 액화가스의 bor 산출 및 bor을 활용한 자율운항 방법 및 이를 실행하기 위한 컴퓨터 프로그램이 기록된, 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
Arrhenius et al. Variations of fuel composition during storage at Liquefied Natural Gas refuelling stations
JP2014106098A (ja) 液化天然ガスの密度計測システム、該システムを備える液化天然ガス施設及び液化天然ガスの密度計測方法
Wood et al. Weathering/ageing of liquefied natural gas cargoes during marine transport and processing on floating storage units and FSRU
Stringari et al. Toward an optimized design of the LNG production process: Measurement and modeling of the solubility limits of p-xylene in methane and methane+ ethane mixtures at low temperature
Srikanth et al. Estimation of thin-film contribution in phase change calculations involving cryogenic propellants
US11885741B2 (en) Analysis device, liquefied gas production plant, and property analysis method
SE541662C2 (en) Arrangement, system and method for treating a closed container
KR102235002B1 (ko) 비-냉각, 가압, 액화 천연 가스 탱크에서 수송되는 에너지의 양을 실시간으로 계산하는 방법 및 시스템
JP2010175261A (ja) 熱量測定方法および熱量測定装置
Lin et al. Coriolis metering technology for CO2 transportation for carbon capture and storage
Camarotti et al. Cold pressurant gas bubble point experiments for coarse mesh screen channel liquid acquisition devices in liquid nitrogen
KR20120042309A (ko) 이중관 열교환기 형태인 충전 lng에 의한 bog 재액화 장치
KR20200002562A (ko) 액화가스 저장탱크, 가스연료 공급 시스템 및 선박
WO2019057541A1 (fr) Dispositif et procede d'alimentation en gaz a indice de methane optimise d'au moins un moteur thermique, en particulier d'un navire de transport de gaz liquefie
WO2016096514A1 (en) Apparatus and method for supplying liquid fuel gas