JP2014104028A - 制御基板ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機および制御装置の識別情報と紐付けされた識別情報を光学的に認識可能な光学式認識コードとして印刷された封印シールを備え、この封印シールの光学式認識コードが容易に読取り可能な制御基板ケースを提供する。
【解決手段】封印シール44は、特定情報を示す二次元バーコード55が外部から読み取り可能な特定情報部44aを備える。この封印シール44は、受部ケース42および蓋部ケース43を分離することにより破損させられる。制御基板ケース40は、封印シール44が貼付される貼付部49を備える。封印シール44の特定情報部44aには、特定情報が光学的に認識可能な二次元バーコード55として印刷されている。遊技機から制御基板ケース40を取り外すことなく、少なくとも一方向から二次元バーコード55が光学的に認識可能になる貼付部49の認識用貼付面61に特定情報部44aが配置される。
【選択図】図9

Description

本発明は遊技機用の制御基板ケースに関する。
一般的なパチンコ遊技機Pは、たとえば、図11に示すように、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた本体枠2と、本体枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられたガラス扉3等を備えており、ガラス扉3にはガラスやプラスチック等からなる透明板4が取り付けられている。
また、図12に示すように、機枠1の左側枠部には上側軸受け体5と下側軸受け体(図示せず)が固着されており、この下側軸受け体よりも下方の左下隅部には大型のスピーカ6が配設されている。一方、本体枠2の左側枠部の上下両端には第1ピン(図示せず)が設けられており、これら両第1ピンが対応する上下の軸受け体に軸支されることにより、本体枠2は機枠1に対して開閉自在となっている。
本体枠2の上部内側には遊技盤7が収納されており、この遊技盤7の盤面(前面)は透明板4を透して目視可能となっている。遊技盤7はガイドレール8等によって区画形成された遊技領域9を有しており、詳細な説明は省略するが、遊技領域9には可変表示装置や始動入賞口、一般入賞口、アタッカ装置、遊技釘、風車、アウト口等が設けられている。遊技盤7よりも下方の本体枠2はガラス扉3によって覆い隠される設置部2bとなっており、この設置部2b内の下部中央には遊技球を遊技領域9に向けて発射する発射装置10が配設されている。
ガラス扉3の左側枠部の上下両端には第2ピン(図示せず)が設けられており、これら両第2ピンを本体枠2の上下の軸孔(図示せず)に挿入することにより、ガラス扉3は本体枠2に対して開閉自在となっている。図11に戻り、ガラス扉3には遊技盤7の盤面に対向する大きな開口3aが開設されており、この開口3aは透明板4によって塞がれている。ガラス扉3の前面上部には比較的小型のスピーカ12が左右に1個ずつ配設されており、これらスピーカ12と前述した大型のスピーカ6とによって遊技に関する様々な効果音を発するようになっている。また、ガラス扉3の前面下部には、遊技盤7の裏面に配設された球払出装置(後述する)から払い出された遊技球を収容する上段受皿13と、上段受皿13から排出された遊技球を収容する下段受皿14と、遊技者による押下操作が可能なプッシュ釦15とが設けられており、上段受皿13の右側方には発射装置10の発射強度を調整するための操作ハンドル16が配設されている。
図13に示すように、このパチンコ機Pの背面側には、遊技に関する主要な処理を行う主制御処理部17と、主制御処理部17からの指令を受けて可変表示装置やスピーカ等の各種装置を制御する副制御処理部18と、賞球払出装置19と、主制御処理部17からの指令を受けて賞球払出装置19を制御する払出制御処理部20と、操作ハンドル16の回動量に応じて発射装置10の作動を制御する発射制御処理部21と、賞球数や大当たり回数等の各種情報を遊技場のホールコンピュータに出力する外部端子基板22等が設けられている。
主制御処理部17は、CPU、ROM、RAM等がワンチップに搭載された遊技用ワンチップマイコン(マイクロコンピュータ、マイクロコントローラ)が実装された制御基板(メイン基板)を備えており、このCPUがROMに格納された各種プログラムやデータを読み込んで実行することにより、遊技に関する主要な処理が行われる。主制御処理部17の制御基板は制御基板ケース30内に収納されており、この制御基板ケース30が固定台を介して遊技盤7の裏面に支持されている。
また、制御基板ケース30は、制御基板を受け入れて制御基板が固定されている受部ケース31と、受部ケース31に係合して外部から制御基板への操作を防止する蓋部ケース32を備えており、これら受部ケース31と蓋部ケース32は、後述のように固定されている。
このようなパチンコ遊技機や、パチスロ(スロットマシン)では、大当たりの抽選等の遊技の制御を行う制御回路(制御装置)を備えた主制御処理部17の制御基板から、例えば、制御装置のプログラムやプログラムで使用されるデータが記憶されたROMを異なるデータやプログラムが記憶された別のROMに代えてしまう不正が行われることがあった。このような不正が行われると、プログラムやプログラムで使用されるデータを変更することにより、大当たりの発生の仕方等が変わってしまい、遊技のやり方によっては、通常より遊技球の払出を多くすることが可能になる。
現在、上述のように遊技機用ワンチップマイコンとして、プログラム等用のROMやRAMを内蔵したマイコンが使用されており、制御基板に対する不正を行う場合に、制御基板ごと交換したり、遊技機用ワンチップマイコンを交換したりすることが行われる場合がある。
それに対して、遊技機では、上述のように制御基板を制御基板ケース30内に収納した状態で、遊技機Pの遊技盤7の裏面側に取り付けるような構造となっている。この制御基板ケース30は、上述の受部ケース31と蓋部ケース32とからなり、外部から制御基板の主要部に触れないようになっている。
但し、電源端子や、信号の入出力端子には、外部から配線を接続可能になっている。
また、受部ケース31と蓋部ケース32は、カシメ部33により接合されている。
カシメ部33では、カシメネジ等を用いて制御基板ケース30の1つの側部側で、受部ケース31と、蓋部ケース32とを接合している。カシメ部33では、受部ケース31と蓋部ケース32とを取り外し困難になるように接合しているとともに、接合を解除する場合に、カシメ部33の一部を破壊しないと、受部ケース31から蓋部ケース32を取り外せないようになっており、カシメ部33で受部ケース31と蓋部ケース32とを取り外すと、カシメ部33が破損し、外部から受部ケース31と蓋部ケース32とが取り外されたことがわかるようになっている。この場合に、一度カシメ部33を破損させてしまうと、
修復が困難であり、元の状態に回復できず、制御基板ケースを開けたことを隠すことが困難になっている。
また、修理等のために、制御基板ケース30を正規に開放する場合には、たとえば、カシメ部33を切り取ることにより、受部ケース31と蓋部ケース32とを分離して、内部の制御基板を取り出している。したがって、修理のために制御基板を取り出した後に新たな制御基板ケース30に制御基板を収納する必要がある。
また、制御基板ケース30の別の位置では、受部ケース31と蓋部ケース32とに跨って図示しない封印シールが貼られており、受部ケース31と蓋部ケース32とを分離すると、封印シールが破損したり、剥がれたりするようになっている。封印シールが剥がれた場合には、封印シールおよび封印シールが貼られた部分に、開封跡が残り、開封したことが分かるようになっている。また、封印シールは、平たい形状の制御基板ケースの側縁部で、受部ケース31と蓋部ケース32とに跨るように貼付されることから、断面形状がL字状やコ字状の状態で制御基板ケースに貼付されている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、封印シールには、開封されたか否かを判定するためだけに用いられるものではなく、制御基板ケース30(封印シール)毎に異なる識別情報(特定情報)が封印シールに付けられている。すなわち、封印シールは、各制御基板ケース(封印シール)を認識可能にする特定情報を有するものとなっている。ここで、制御基板ケース(封印シール)を認識可能とするとは、例えば、所謂ID(identification)としての特定情報により、各制御基板ケースを個々に識別可能な状態に認識できるということである。
この特定情報は、例えば、特許文献2に示すように封印シールに設けられた微細なICタグ(RFID)に記憶されている。したがって、同様の封印シールであっても、ICタグに記憶されている識別情報は異なるものとなる。
この封印シールの特定情報は、制御基板に設けられた制御装置および記憶装置としての遊技用ワンチップマイコン毎に付けられて、各遊技機の遊技用ワンチップマイコンを識別可能な識別情報(制御装置情報)と紐付けされて例えば遊技機を管理するためのデータベースに記憶されている。また、封印シールの特定情報は、各遊技機毎に付けられて各遊技機を識別可能な識別情報(遊技機情報)と紐付けてされて上述のデータベースに記憶されている。
すなわち、遊技機管理用のデータベースにおいて、各遊技機単位に遊技機の遊技機情報と、遊技用ワンチップマイコンの制御装置情報と、封印シールの特定情報とが紐付けされており、いずれか一つの識別情報が分かれば他の二つの識別情報がわかるようになっている。
なお、遊技機の遊技機情報は、例えば、シール等に記載されて遊技機の見やすい部分(正面でなく背面であってもよい)に、貼付される。また、遊技用ワンチップマイコンの識別情報は、遊技用ワンチップマイコンに搭載されたROM等に記憶されており、例えば、制御基板ケースに設けられた開口から制御基板の識別情報を読み出すための接続端子に読取装置のコネクタ部を接続することにより、遊技用ワンチップマイコンに記憶された制御装置情報を読み取り可能になっている。
また、封印シールのIDタグに記憶された特定情報は、IDタグ用の読取装置により読取り可能である。
これら三つの識別情報は、データベース上で互いに各遊技機毎に紐付けされており、遊技機において、三つの識別情報を読み取って、データベースを検索した場合い、三つの識別情報が互いに紐付けされた一組のデータであることが確認できるようになっている。
ここで、搭載されたROMに不正なプログラムやデータが書き込まれた遊技用ワンチップマイコンと、制御基板ケース30内の遊技用ワンチップマイコンとを交換したり、制御基板ケース内の遊技用ワンチップマイコンに記憶されているデータやプログラムを書き換えたりする不正行為を行う場合に、制御基板ケース30を壊したり、封印シールを破損したりする可能性が高い。このような場合には、制御基板ケース30や封印シールが破損していることで不正行為が直ぐにばれてしまうので、制御基板ケース30を交換したり、封印シールを交換したり、制御基板ケース30と一緒に制御基板を交換したりすることが考えられる。この場合に、封印シールの特定情報や、遊技用ワンチップマイコンの制御装置情報が、遊技機の遊技機情報に紐付けされた特定情報や制御装置情報と異なるものとなってしまう。
これにより、遊技機情報、制御装置情報、特定情報を確認することで、遊技のプログラムやそのデータを変えてしまうような不正行為をより確実に見つけ出すことができる。
特開2012−5723号公報 特開2012−170548号公報
ところで、上述のように紐付けされた識別情報で不正行為を早期に発見するためには、頻繁に識別情報をチェックする必要がある。確かに、カシメ部や封印シールと合わせて、上述の紐付けされた識別情報を用いることにより識別情報をチェックしなくとも抑止効果を望むことができるが、一度不正行為を行っても長い期間不正行為が露見しないことが分かってしまうと、抑止効果もなくなってしまう。
したがって、上述の識別情報のチェックを比較的頻繁に行うことが望まれるが、必ずしもICタグの読取装置が普及しているとはいいがたく、遊技店によっては、ICタグの読取装置がなく、封印シールの特定情報をチェックするこができない場合があった。
そこで、一般に携帯電話機に読取用のアプリケーションが搭載されている二次元バーコード(光学式認識コード)としてのQRコード(登録商標)と、通常の文字列とにより、識別情報を封印シールに印刷することが提案されている。
ここで、ICタグからのデータの読み取りは、ICタグに読取装置を近接させて電源供給のために電波を照射するとともに、微弱な電波による信号を受信することで行われる。
したがって、ICタグが封印シールにより制御基板ケースのどのような位置に貼付されても、読取装置を近接できれば、データの読み取りが可能である。また、封印シールの部分に封印シールを保護するための透明なカバーを取り付けるが、透明なカバーが読取装置の近接を妨げなければ、カバーにより、データの読み取りが阻害されるようなことがない。
それに対して、二次元バーコードでは、ICタグの読取装置に比較して読取装置(光学式認識装置)が普及しているが、読取装置のセンサ(例えば、デジタルカメラ)が二次元バーコードに対して所定の角度範囲内で向き合える構造となっているなど、ICタグの読み取りと異なり、二次元バーコードを読み取り可能とするための様々な条件が存在し、ICタグの場合に比較して読取りが難しくなる。
また、透明カバーで二次元バーコードが印刷された封印シールを覆う構造の場合に、透明カバーが読み取りを阻害する可能性がある。特に、透明カバー側に制御基板ケース30の角部を覆うための屈曲部分や、湾曲部分があると、読取装置が上述のように二次元バーコードに対して所定の角度範囲内で対向した状態でも、二次元バーコードとセンサとの間に透明カバーの屈曲部や湾曲部が介在してしまうような状況では、透明カバーによる光の屈折や反射により2次元バーコードの光学的読み取りが困難になってしまう。
以上のように、ICタグに代えて、2次元バーコードを用いることにより識別情報の読み取りが難しくなる。また、識別情報を示す2次元バーコードと、文字列として印刷された識別情報とが封印シールに印刷されている場合に、二次元バーコードの光学的な読み取りに失敗しても、係員が目視認識して封印シールの文字列を書き写すことにより識別情報を得ることができる。しかし、この場合も印刷された文字列が操作者に視認できる位置にある必要がある。また、文字列を操作者が書き写した後に、上述のように紐付けされた各識別情報が登録されたデータベースに対して文字列を入力する場合に、文字列を手作業で書き写す際と、文字列を手作業で入力する際に文字列を間違える虞がある。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたもので、遊技機や、遊技用ワンチップマイコン等の制御装置の識別情報と紐付けされた識別情報を光学的に認識可能な光学式認識コードとして印刷された封印シールを備え、この封印シールの光学式認識コードが容易に読取り可能な制御基板ケースを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の制御基板ケースは、遊技用制御基板を受け入れる受部ケースと、
この受部ケースに係合されて、前記受部ケースとともに前記遊技用制御基板への外部からの操作を防止する蓋部ケースと、
これら前記受部ケースおよび前記蓋部ケースを互いに固定するとともに固定解除した場合に固定解除したことが視認可能でかつ固定解除前の状態に回復不可能なカシメ部と、
前記遊技機を特定可能な遊技機情報および前記遊技用制御基板上の記憶手段を有する制御装置を特定可能な制御装置情報の両方に紐付けされた特定情報を外部から読み取り可能な特定情報部を備え、前記受部ケースおよび前記蓋部ケースを分離することにより破損させられるとともに破損させられた場合に破損したことが視認可能で破損前の状態に回復困難な封印シールと、
前記封印シールが貼付される貼付部とを備える遊技機用の制御基板ケースであって、
前記封印シールの前記特定情報部には、前記特定情報が光学的に認識可能な光学式認識コードとして印刷され、
前記貼付部は、前記封印シールの前記特定情報部が貼付された場合に、前記遊技機から取り外すことなく、少なくとも一方向から前記光学式認識コードが光学的に認識可能になる認識用貼付面を備え、
前記封印シールは、前記光学式認識コードが印刷された前記特定情報部が前記認識用貼付面に位置するように前記貼付部に貼付されていることを特徴とする。
このような構成によれば、封印シールの特定情報部に印刷された光学式認識コードが認識用貼付面に位置することになり、少なくとも一方向から光学式認識コードを読取装置により読み取ることが可能になる。この読取装置で読み取った光学式認識コードは、例えば、読取装置のモニタに表示されるとともに、紐付けされた各識別情報が登録されたデータベースに入力可能になっていることが好ましい。なお、読取装置に上述のデータベースを記憶する記憶装置が備えられ、読取られた特定情報、制御装置情報および遊技機情報の組み合わせが、データベース上で互いに紐付けされた特定情報、制御装置情報および遊技機情報の組み合わせと一致するか否か判定可能としてもよい。この場合に、特定情報の読取装置が、遊技機の遊技機情報を読み取るための機能を有していてもよいし、制御装置の制御装置情報を読み取るための機能を有していてもよい。
本発明の上記構成において、前記認識用貼付面は、前記受部ケースの一部と、前記蓋部ケースの一部とから構成され、前記受部ケースと前記蓋部ケースとを分離した際に、前記認識用貼付面が分断されることにより前記封印シールを破損することが好ましい。
認識用貼付面が、受部ケースの一部と、蓋部ケースの一部とからなっているので、認識用貼付面にだけに封印シールが貼られていても、封印シールとして機能することになる。すなわち、受部ケースと蓋部ケースとを分離した場合に、認識用貼付面が分断され、封印シールが復元不能に破損されるので、認識用貼付面に封印シールが貼られていれば、封印シールとして機能することになる。したがって、封印シールが認識用貼付面以外に貼られる必要がなく、例えば、封印シールをL字状やコ字状に曲げてはる必要はなく、一つの平面とされた認識用貼付面に封印シールを貼ればよく、この場合に、封印シールのいずれの箇所でも特定情報部として光学式認識コードを印刷することができる。なお、認識用貼付面は、上述のように光学式認識コードを読み取れる方向なら遊技機に対していずれの方向を向いていてもよいが、読取りの作業性を考慮した場合に、遊技機の背面側を向いていることが好ましい。
また、本発明の上記構成において、前記貼付部には、前記認識用貼付面に隣接または近接するとともに前記認識用貼付面との間に角部を挟んで前記認識用貼付面とは異なる方向を向き、かつ、前記受部ケースの一部と、前記蓋部ケースの一部とから構成される接合貼付面を備え、
前記封印シールは、前記角部で屈曲した状態で前記認識用貼付面と前記接合貼付面とに跨って貼付され、前記受部ケースと前記蓋部ケースとを分離した際に前記接合貼付面が分断されることにより前記封印シールを破損することが好ましい。
このような構成によれば、封印シールを制御基板ケースの側縁部で重なった状態に配置される受部ケースと蓋部ケースとに跨って封印シールをL字状またはコ字状に貼る際に、認識用貼付面と、受部ケースの一部と蓋部ケースの一部とから構成される接合貼付面との間に制御基板ケースの角部が配置されることになり、少なくともL字状に封印シールが貼られることになる。この場合も、認識用貼付面に封印シールの特定情報部が貼付されていれば、特定情報部に印刷された光学式認識コードを、少なくとも一方向から読取装置により読取ることが可能になる。
また、封印シールは、受部ケースと蓋部ケースとを分離した際に分断される接合貼付面に貼られた部分が、破損させられることになり、封印シールとして問題なく機能することになる。
本発明によれば、封印シールに遊技機の識別情報(遊技機情報)と制御装置の識別情報(制御装置情報)と紐付けされた識別情報(特定情報)が光学式認識コードとして封印シールに印刷されている場合に、光学式認識コードの読み取りを容易にすることができる。
本発明の第1実施形態に係る制御基板ケースが備えられるパチンコ遊技機の遊技盤を示す正面図である。 前記制御基板ケースが備えられた遊技盤を示す背面図である。 前記制御基板ケースが備えられた遊技盤を示す背面側斜視図である。 前記制御基板ケースが備えられた遊技盤を示す側面図である。 前記制御基板ケースを示す斜視図である。 前記制御基板ケースを示す平面図である。 前記制御基板ケースを示す正面図である。 図7のA−A矢視断面図である。 前記制御基板ケースの封印シールの貼付状態を説明するための貼付部概略図である。 本発明の第2実施例にかかる制御基板ケースの封印シールの貼付状態を示す概略図である。 従来のパチンコ遊技機を示す斜視図である。 従来のガラス扉を開放したパチンコ遊技機を示す斜視図である。 従来のパチンコ遊技機を示す背面図である。
本発明の第1の実施の形態のパチンコ遊技機の制御基板ケースについて図面を参照して説明する。
図1から図4は、第1の実施の形態の制御基板ケース40を備える遊技盤7を示すものである。この遊技盤7は、背景技術で説明したようにパチンコ遊技機Pの本体枠2に収納されて支持されるものである。なお、基本的に制御基板ケース40以外の遊技盤7を含むパチンコ遊技機の構成は、従来と略同様の構成とすることができる。
図1では、遊技盤7の可変表示装置としての液晶ディスプレイ51の前側に配置される装飾用部材を外した状態で図示しており、遊技盤7の前記装飾部材が配置される部分は開口となっている。
遊技盤7の背面の液晶ディスプレイ51の後方側に、副制御処理部52が配置され、その下側に主制御処理部53が備えられている。これら副制御処理部52および主制御処理部53は、例えば、主制御処理部53の制御基板ケース40を除いて従来の副制御処理部18および主制御処理部17と同様の構成のものを用いることができる。主制御処理部17には、制御基板41を収納する上述の制御基板ケース40が備えられている。
図5から図8に示すように、制御基板ケース40は、遊技用制御基板41が受け入れられて固定された状態に収納される受部ケース42と、この受部ケース42に係合して、受部ケース42に固定された制御基板41を覆うように配置される蓋部ケース43と、後述の封印シール44と、この封印シール44を覆って保護する断面コ字状の透明カバー45とを備える。
受部ケース42は、扁平な矩形箱状に形成され、内部に受部ケース42より少し面積が小さい制御基板41が固定された状態に収納されている。
蓋部ケース43は、受部ケース42に係合されて箱状の受部ケース42の開口を塞ぎ、受部ケース42と蓋部ケース43とにより、受部ケース42内の制御基板41への外部からの操作、例えば、実装された部品としての遊技用ワンチップマイコン等を取り外したりすることができないようにしている。
なお、制御基板41には、副制御処理部52へのコマンドの送信や、ホールコンピュータへの管理用の情報の出力や、電源の入力のために、図7に示すように複数のコネクタ41a,41b,41c,41d,41e,41fが設けており、蓋部ケース43は、制御基板41のこれらコネクタ41a,41b,41c,41d,41e,41fの部分を露出するようになっている。
また、制御基板41上に実装される図示しない遊技用ワンチップマイコンには、当該遊技用ワンチップマイコンを各パチンコ遊技機の遊技用ワンチップマイコン毎に識別可能な識別情報としての制御装置情報が例えばROM等の不揮発性の記憶装置に記憶されている。この制御装置情報を読み取る所定の読取装置のコネクタが接続可能なコネクタ部41gが制御基板41に設けられている。
蓋部ケース43には、このコネクタ部41gの部分に切欠部が設けられ、コネクタ部41gの部分が読取装置のコネクタを接続可能に開放された状態となっている。
また、受部ケース42に蓋部ケース43を係合した状態で、受部ケース42と蓋部ケース43を分離できないように固定するカシメ部46が設けられている。
カシメ部46では、受部ケース42と蓋部ケース43とがカシメネジ47(図8に図示)により締結されているとともに、カシメネジ47の頭部が受部ケース42側の筒状の構造内に挿入された状態で封入されており、カシメ部46を復元できない状態に破損させないと、受部ケース42と蓋部ケース43とを分離できない構造となっている。この場合に、カシメ部46を見た際に、カシメ部46が破損もしくは除去されていることにより、制御基板ケース40を開けたことが分かることになる。
通常、受部ケース42と蓋部ケース43とを分離する際には、カシメ部46を切断して切り離すことになる。
また、カシメ部46は、左右方向に長い横長の矩形状の制御基板ケース40の左右端部のうちの例えば図上左側(遊技機を背面側から見た場合)の端部に設けられている。
また、制御基板ケース40の右側の端部には、封印シール44を貼付するための貼付部49(図8に図示)が設けられている。上述の透明カバー45は、略矩形状の制御基板ケース40の貼付部49を覆う形状となっており、その為に断面コ字状となっている。
図9に概略を示すように制御基板ケース40の右側端部の貼付部49は、受部ケース42の右端部と、蓋部ケース43の右端部とがパチンコ遊技機の前後方向に重なった状態とされた部分の表面部分で、断面形状がコ字状となっている。なお、図9には、制御基板ケース40の貼付部49の概略として、制御基板ケース40の貼付部49およびその近傍の側面と、貼付前の封印シール44の平面を示すものである。
ここで、遊技機としてのパチンコ遊技機の前後方向とは、パチンコ遊技機で遊技する遊技者を向く方向が前であり、この遊技者がパチンコ遊技機を見る方向が後である。
制御基板ケース40の貼付部49では、遊技機の前後方向で後側の受部ケース42と前側の蓋部ケース43とが重ねあわされている。
この貼付部49の受部ケース42側の遊技機の前後方向において後側を向く面(後述の認識用貼付面61)と、上述の端面(後述の接合貼付面62)とにL字状に封印シール44が貼れるようになっている。なお、貼付部49は、上述のようにコ字状となっており、貼付部49の受部ケース42の遊技機の後側を向く認識用貼付面61と、貼付部49の受部ケース42の端面と蓋部ケース43の端面とからなる接合貼付面62と、貼付部49の蓋部ケース43の遊技機の前側を向く面に跨って封印シール44をコ字状に貼付するものとしてもよい。
第1の実施の形態において、前記貼付部49は、遊技機の前後方向の後側を向き、かつ受部ケース42からなる認識用貼付面61と、この認識用貼付面61の図中右側に、この認識用貼付面61に直交する接合貼付面とを備えることになる。
接合貼付面62は、貼付部49において制御基板ケース40の端面となる部分で、遊技機の前後方向に沿っており、この前後方向に直交する側方を向く面である。この接合貼付面62は、受部ケース42の端面からなる第1接合貼付面62aと、蓋部ケース43の端面からなる第2接合貼付面62bとが略同一平面に収まるように配置されたものである。この接合貼付面62は、受部ケース42と、蓋部ケース43とを分離した際に、分断されるようになっている。
また、遊技機の後側を向く認識用貼付面61と、遊技機の前後方向に沿った接合貼付面62との間には、角部63が設けられている。認識用貼付面61と接合貼付面62とは、角部63を挟んで直角に配置されている。
認識用貼付面61は、後述のように封印シール44の二次元バーコード55が印刷された特定情報部44aを貼れるので、封印シール44が貼られた状態で二次元バーコードを光学式読取装置で読み取れる状態となっている必要がある。ここで、認識用貼付面61が平面であれば、問題がないが、大きく湾曲していたり、凹凸が有ったりすると、封印シール44を貼った際に、二次元バーコード55の形状に歪みが生じ、読取装置による読み取りが難しくなる。したがって、認識用貼付面61は、多少緩やかに湾曲していてもよいが、できるだけ平面となっていることが好ましい。
封印シール44には、制御基板ケース40に貼られる面(接着面、粘着面)の反対側の表面側に封印シール44毎に異なり、封印シール44および封印シール44が貼られている制御基板ケース40を識別可能な識別情報として特定情報が二次元バーコード55(例えば、QRコード(登録商標))として印刷されている。また、二次元バーコード55の隣には、二次元バーコード55に変換された特定情報と同じ特定情報を示す文字列(数字列)54が印刷されている。
したがって、識別情報としての特定情報は、光学式認識コードとしての二次元バーコード55から二次元バーコード用の光学式読取装置で読み取ることができる。また、特定情報は、目視により特定情報を示す文字列54を読むことによっても認識可能である。
また、封印シール44の上述の二次元バーコード55と文字列54が印刷された部分が特定情報部44aとされている。封印シール44の特定情報部44aの図中右隣が、制御基板ケース40の受部ケース42と蓋部ケース43とを分離した際に、破損する破損部44bとされている。
封印シール44は、特定情報部44aが認識用貼付面61に貼られ、破損部44bが接合貼付面62に貼られる。この際に、封印シール44は、角部63で屈曲した状態とされるので、特定情報部44aと破損部44bとで断面L字状の形状になる。
なお、図9に示される封印シール44においては、認識用貼付面61に貼られる特定情報部44aと接合貼付面62に貼られる破損部44bの間に破線を図示したが、封印シール44に認識用貼付面61と、接合貼付面62との間に破線を印刷しても、印刷しなくてもよい。
また、特定情報部44aに光学式認識コードとしての二次元バーコード55が印刷されていれば、特定情報部44aに特定情報を示す文字列54を印刷しなくてもよいし、文字列54が特定情報部44a以外の例えば破損部44bに印刷されていてもよい。基本的に特定情報を示す光学式認識コードが印刷されている部分が特定情報部44aになる。なお、文字列54を目視で読み易くする上では、文字列も特定情報部44aに配置されて認識用貼付面61に配置されることが好ましい。
このような遊技機用の制御基板ケース40にあっては、封印シール44の二次元バーコード55が印刷された特定情報部44aが、制御基板ケース40の例えば遊技機の背面側から見て右端部にある貼付部49の遊技機の背面側を向く認識用貼付面61に貼られているので、遊技機の後方側から比較的容易に二次元バーコード55を読取装置で読み取ることができる。
なお、パチンコ遊技機においては、機枠1に扉状に開閉自在に設けられた本体枠2を開放することにより、遊技盤7の背面側にある制御基板ケース40を、例えば、遊技場の島設備の内側から外側に向けた状態にできる。この状態では、遊技盤7の背面側に取り付けられた制御基板ケース40の貼付部49の遊技盤7の背面側を向く認識用貼付面61に配置された特定情報部44aの二次元バーコード55を容易に読取装置で読み取ることができる。
また、封印シール44の接合貼付面62に貼られる破損部44bは、制御基板ケース40の受部ケース42と、蓋部ケース43を分離した際に、接合貼付面62が、受部ケース42の第1接合貼付面62aと、蓋部ケース43の第2接合貼付面62bとが分断され、接合貼付面62に貼付された封印シール44の破損部44bが破損することになる。この際には、封印シール44が復元不能に破損するとともに、破損を目視で確認可能になっている。
この封印シール44の破損部44bの破損は、回復できない状態の破損となり、一度、受部ケース42と蓋部ケース43と分離した場合に、制御基板ケース40を交換したり、封印シール44を綺麗に貼りなおしたりすることができない限り、分離したことが分かるようになっている。
したがって、開封されたことを確認可能な封印シール44は、封印シール44および制御基板ケース40を光学式認識コードにより認識できるとともに、容易に光学式認識コードを光学式読取装置により読取ることが可能になる。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態は、第1の実施の形態の制御基板ケース40の貼付部49の構造と、封印シール44の形状を変更したものであり、その他の構成は第1の実施の形態と同様の構成となっている。
第2の実施の形態においては、貼付部49が第1の実施の形態と同様に、受部ケース42と蓋部ケース43とからなるが、図10に示すように貼付部49において、蓋部ケース43の右側端部が受部ケース42の右側端部より長くされるとともに、蓋部ケース43の右側端部がパチンコ遊技機の後側に向かって直角に屈曲したL字状の形状とされている。
蓋部ケース43の屈曲部分は、受部ケース42の右側端部の端面に略接触した状態とされ、貼付部49の受部ケース42のパチンコ遊技機の後側を向く面と、蓋部ケース43の屈曲した端部の先端面とが略同一の平面内に配置されるようになっている。
この受部ケース42のパチンコ遊技機の後側を向く面(例えば、遊技機背面の取付状態で検査員に臨む側の面)と、蓋部ケース43の屈曲した端部の先端面とから貼付部49の認識用貼付面61が形成される。また、認識用貼付面61は、第1の実施の形態における接合貼付面62を兼ねたものとなっている。接合貼付面62である認識用貼付面61は、受部ケース42の遊技機の後側を向く面である第1接合貼付面62aと、蓋部ケース43の遊技機の後側を向く先端面である第2接合貼付面62bとからなる。第1接合貼付面62aと第2接合貼付面62bとの境64は、貼付部49の端側の端部に配置されることになり、封印シール44は、この境64を跨いで貼付される必要がある。
この認識用貼付面61を兼ねる接合貼付面62が、一つの平面から構成されることから、上述のように特定情報を示す二次元バーコード55が印刷されるとともに開封時に破損されて開封を報知する封印シール44が平面状に貼られるようになっている。すなわち、封印シール44は、L字状やコ字状に折り曲げられることなく、平らな状態で貼付部49に貼付される。なお、貼付部49も断面コ字状やL字状ではなく、断面直線状になる。
この接合貼付面62を兼ねる認識用貼付面61には、封印シール44が略全面に渡って貼付される。また、封印シール44の全てが認識用貼付面61に貼られることから、封印シール44の全体を特定情報部44aとすることができる。また、認識用貼付面61が接合貼付面62を兼ねて、受部ケース42と蓋部ケース43の分離時に分断されて封印シール44を破損させることから、封印シール44の全体が特定情報部44aであるとともに、その少なくとも一部が受部ケース42と蓋部ケース43との分離時に破損させられる破損部44bを兼ねたものとなっている。
第2実施形態においても、封印シール44が貼られる貼付部49に、受部ケース42の一部である第1接合貼付面62aと、蓋部ケース43の一部である第2接合貼付面62bとからなる接合貼付面62があることから、受部ケース42と蓋部ケース43を分離すると、第1の実施の形態の場合と同様に接合貼付面62が分断されて封印シール44が破損することになる。
したがって、第2の実施の形態の制御基板ケース40は、第1の実施の形態の場合と同様の作用効果を奏する。
なお、封印シール44を受部ケース42と蓋部ケース43の分離時に破損する方法としては、上述のように接合貼付面62が分断される構成だけではなく、例えば、受部ケースからなる認識用貼付面61にスリットを設け、受部ケース42から蓋部ケース43を分離する際に、前記スリットに蓋部ケース43に設けられた突出部が貫通(挿通)された状態でスリットに沿って移動する構造が考えられる。この場合に、スリットに跨って貼られた封印シール44がスリットに沿って移動する突出部により破損させられることになる。
また、例えば、貼付部49が受部ケース42と蓋部ケース43とが互いに対向する部分に設けられ、これら受部ケース42と蓋部ケース43とに封印シールが挟まれた状態で配置されるとともに、受部ケース42と蓋部ケース43との両方に貼付された状態としてもよい。
この場合に、受部ケース42と蓋部ケース43を分離する場合に、封印シール44が両面から引っ張られて破損することになる。
なお、この場合には、受部ケース42の封印シール44が貼られる部分が認識用貼付面61になるが、少なくとも受部ケースの認識用貼付面61が設けられる部分を透明にして、認識用貼付面61に貼られる封印シール44の二次元バーコード55および文字列54を遊技機後方側から認識可能とする必要がある。この場合に透明カバー45を設けないものとしてもよい。なお、透明カバー45は、必ずしも必須ではなく、第1および第2の実施の形態でも透明カバー45を設けないものとしてもよい。
また、封印シール44を破損する方法として、受部ケース42と蓋部ケース43を分離する際に受部ケースの認識用貼付面61を構成する部分が折れることにより封印シール44を破損するものであってもよいし、受部ケース42と蓋部ケース43を分離する際に作動する機械的な構造により封印シール44を破損するものとしてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、この実施の形態による本発明の開示の一部をなす論述および図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
40 制御基板ケース
41 遊技用制御基板
42 受部ケース
43 蓋部ケース
44 封印シール
44a 特定情報部
46 カシメ部
49 貼付部
53 二次元バーコード(光学式認識コード)
61 認識用貼付面
62 接合貼付面
63 角部

Claims (3)

  1. 遊技用制御基板を受け入れる受部ケースと、
    この受部ケースに係合されて、前記受部ケースとともに前記遊技用制御基板への外部からの操作を防止する蓋部ケースと、
    これら前記受部ケースおよび前記蓋部ケースを互いに固定するとともに固定解除した場合に固定解除したことが視認可能でかつ固定解除前の状態に回復困難なカシメ部と、
    前記遊技機を特定可能な遊技機情報および前記遊技用制御基板上の記憶手段を有する制御装置を特定可能な制御装置情報の両方に紐付けされた特定情報を外部から読み取り可能な特定情報部を備え、前記受部ケースおよび前記蓋部ケースを分離することにより破損させられるとともに破損させられた場合に破損したことが視認可能で破損前の状態に回復困難な封印シールと、
    前記封印シールが貼付される貼付部とを備える遊技機用の制御基板ケースであって、
    前記封印シールの前記特定情報部には、前記特定情報が光学的に認識可能な光学式認識コードとして印刷され、
    前記貼付部は、前記封印シールの前記特定情報部が貼付された場合に、前記遊技機から取り外すことなく、少なくとも一方向から前記光学式認識コードが光学的に認識可能になる認識用貼付面を備え、
    前記封印シールは、前記光学式認識コードが印刷された前記特定情報部が前記認識用貼付面に位置するように前記貼付部に貼付されていることを特徴とする遊技機用の制御基板ケース。
  2. 前記認識用貼付面は、前記受部ケースの一部と、前記蓋部ケースの一部とから構成され、前記受部ケースと前記蓋部ケースとを分離した際に、前記認識用貼付面が分断されることにより前記封印シールを破損することを特徴とする請求項1に記載の遊技機用の制御基板ケース。
  3. 前記貼付部には、前記認識用貼付面に隣接または近接するとともに前記認識用貼付面との間に角部を挟んで前記認識用貼付面とは異なる方向を向き、かつ、前記受部ケースの一部と、前記蓋部ケースの一部とから構成される接合貼付面を備え、
    前記封印シールは、前記角部で屈曲した状態で前記認識用貼付面と前記接合貼付面とに跨って貼付され、前記受部ケースと前記蓋部ケースとを分離した際に前記接合貼付面が分断されることにより前記封印シールを破損することを特徴とする請求項1に記載の遊技機用の制御基板ケース。
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