JP2014102600A - 半導体装置のテスト支援方法 - Google Patents

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智彦 大内
Nobuyuki Yoshioka
信行 吉岡
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健治 塩沢
Eiichi Murakami
英一 村上
Yutaka Hoshi
豊 星
Shuji Nomura
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Abstract

【課題】半導体装置のテストでの未検出箇所に対応するレイアウトを抽出して視覚化することで、半導体装置の不良流出率を低下させる。
【解決手段】未検出セグメント検索処理(121)と、レイアウト抽出処理(122)と、レイアウトビューア処理(18)とをコンピュータが実行する。未検出セグメント検索処理は、半導体装置の故障シミュレーションで得られた故障リストに基づいて、上記故障シミュレーションでテスト未検出とされたポートに接続されているセグメントを未検出セグメントとして検索する。レイアウト抽出処理は、上記未検出セグメント検索処理で得られた未検出セグメントと、上記半導体装置の設計データとに基づいて、上記未検出セグメントに対応するレイアウト図形を得る。レイアウトビューア処理は、上記レイアウト抽出処理で得られたレイアウト図形を表示装置で可視化する。これにより、未検出セグメントを容易に認識することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の故障シミュレーションで得られた故障リストを用いて、上記半導体装置のテストを支援するためのテスト支援技術に関する。
半導体装置の製造工程で発生する微細な粒子状の異物等を「パーティクル」といい、このパーティクルが存在すると不良となってしまうような箇所の集合を「クリティカルエリア」という。クリティカルエリアを特定し、その面積を算出する技術として、クリティカルエリアアナリシス(Critical Area Analysis;CAA)が知られている。CAAについては、非特許文献1にも記載されている。
特許文献1には、半導体製造時のシステム検証を階層化し、各階層におけるシステム検証のためのテストクラスタを設計用データベースに設けることにより、設計中に検証を行う際に設計用データベースを提供する集積回路の設計方法が記載されている。
特許文献2には、効率的に検出率を向上する方法及び未検出箇所が不良になる確率を低減させる手法により、多層配線層の検査工程を含む半導体製品の製造技術において、検査の迅速性を損なうことなく、半導体製品の製造歩留まりを向上させる技術が記載されている。
特開2000−315223号公報 特開2012−164022号公報
A. V. Ferris−Prabhu, "Modeling of critical area in yield forecasts," IEEE J. Solid State Circuits, vol. SC−20, no. 4, pp. 874−880, Aug. 1985.
半導体装置のテスト検出率は、テストモデル毎に計算されており、テストモデル毎のテスト検出率の向上が図られている。テストでの未検出(テスト未検出)を対策するために、テスト上の改善も行われている。しかし、半導体装置の大規模化、複雑化により、同一モデルのテストであれば、検出率が100%に近づくほど、テスト時間が急増する。検査の迅速性を損なうことなく、半導体装置の故障リスクが高い箇所を視覚的に把握可能とすることは、半導体装置の不良流出率を低下させる上で重要と考えられる。しかし上記特許文献や非特許文献には、半導体装置の故障リスクが高い箇所のレイアウト図形を可視化することについては考慮されていない。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
課題を解決するための手段のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、未検出セグメント検索処理と、レイアウト抽出処理と、レイアウトビューア処理とをコンピュータが実行する。未検出セグメント検索処理は、半導体装置の故障シミュレーションで得られた故障リストに基づいて、上記故障シミュレーションでテスト未検出とされたポートに接続されているセグメントを未検出セグメントとして検索する。レイアウト抽出処理は、上記未検出セグメント検索処理で得られた未検出セグメントと、上記半導体装置の設計データとに基づいて、上記未検出セグメントに対応するレイアウト図形を得る。
課題を解決するための手段のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、半導体装置の故障リスクが高い箇所のレイアウト図形を可視化することにより、半導体装置の故障リスクが高い箇所を容易に認識することができる。
ワークステーションで行われるテスト支援のための処理のフローチャートである。 半導体装置のレイアウトの実施に用いられるワークステーションの構成例ブロック図である。 故障シミュレーションにおけるスキャンテストやファンクションテストで得られるスタック故障リストの説明図である。 スタック故障における未検出セグメントの説明図である。 モジュールの出力ポートが未検出の場合と、モジュールの入力ポートが未検出の場合の未検出セグメントの分岐に関する説明図である。 故障シミュレーションにおけるIDDQテストで得られるブリッジ故障リストの説明図である。 ブリッジ故障における未検出セグメントの説明図である。 ブリッジ故障とオープン故障におけるテスト未検出クリティカルエリアの説明図である。 テスト未検出クリティカルエリアの定義説明図である。 ディスプレイでの表示例の説明図である。 ワークステーションで行われるテスト支援のための処理のフローチャートである。 テストパタンの並べ替えについての説明図である。 欠陥検出率(テスト品質)とテストパタン数との関係説明図である。 長いネットを優先的にテストすることで欠陥検出の効率向上を図る場合の処理のフローチャートである。 テスト未検出のネット長とクリティカルエリアとの関係説明図である。 ネット数とネット長との関係説明図である。 欠陥検出率(テスト品質)とテストパタンとの関係説明図である。
1.実施の形態の概要
先ず、本願において開示される代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面中の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕代表的な実施の形態に係る第1のテスト支援方法は、未検出セグメント検索処理(121)と、レイアウト抽出処理(122)と、レイアウトビューア処理(18)とをコンピュータが実行する。
未検出セグメント検索処理(121)は、半導体装置の故障シミュレーションで得られた故障リストに基づいて、上記故障シミュレーションでテスト未検出とされたポートに接続されているセグメントを未検出セグメントとして検索する。
レイアウト抽出処理(122)は、上記未検出セグメント検索処理で得られた未検出セグメントと、上記半導体装置の設計データとに基づいて、上記未検出セグメントに対応するレイアウト図形を得る。
レイアウトビューア処理(18)は、上記レイアウト抽出処理で得られたレイアウト図形を表示装置(31)で可視化する。
このように上記レイアウト抽出処理で得られたレイアウト図形が表示装置で可視化されることにより、半導体装置の故障リスクが高い箇所を容易に認識することができる。これにより半導体装置の設計者は、設計データの不都合箇所を容易に理解することができるので、不都合箇所に対する対策の高効率化を図ることができる。また、上記のように合成テスト未検出図形が表示装置に表示されると、そのような表示に基づいて、設計の不都合箇所に対する対策を講ずることができるので、不良流出率の低下を図ることができる。
〔2〕上記未検出セグメント検索処理には、ノードの論理状態が固定されているスタック故障の場合の未検出セグメント検索処理を含めることができる。
上記スタック故障の場合の未検出セグメント検索処理では、上記故障シミュレーションでテスト未検出とされたポートが出力ポートの場合、上記出力ポートに接続された全セグメントが未検出セグメントとされ、上記半導体装置の故障シミュレーションでテスト未検出とされたポートが入力ポートの場合、上記入力ポートに接続される分岐が未検出セグメントとされる。これにより、未検出セグメント検索処理を適切に行うことができる。
〔3〕上記未検出セグメント検索処理は、複数のノードがショートしているブリッジ故障の場合の未検出セグメント検索処理を含む。
上記ブリッジ故障の場合の未検出セグメント検索処理においては、任意の時刻で異電位にならないネットペアが未検出セグメントとすることができる。
〔4〕上記ブリッジ故障の場合の未検出セグメント検索処理には、任意の時刻で異電位にならないネットペアにおけるネット間の距離が、予め設定された値以下となる部位を強調するための認識層の形成情報を付加する処理を含めることができる。
このように任意の時刻で異電位にならないネットペアにおけるネット間の距離が、予め設定された値以下となる部位を強調するための認識層の形成情報が付加されることにより、上記認識層を表示装置に表示することができる。そのような表示が行われることにより、注目すべきエリアを容易に認識することができる。
〔5〕上記コンピュータが実行する処理には、上記レイアウト抽出処理で得られたレイアウト図形に基づいて、CAAにより、テスト未検出クリティカルエリア図形を形成する処理(17)を含めることができる。
上記レイアウトビューア処理では、上記レイアウト抽出処理で得られたレイアウト図形と、上記CAAにより得られたテスト未検出クリティカル図形とを表示装置(31)で可視化するための処理が行われる。
〔6〕代表的な実施の形態に係る第2のテスト支援方法は、故障リスト作成処理と、未検出セグメント検索処理(121)と、レイアウト抽出処理(122)と、クリティカルエリア作成処理と、テストパタン並べ替え処理(904)とをコンピュータが実行する。
故障リスト作成処理は、テストパタンを用いた故障シミュレーション(906)により半導体装置の故障リストを作成する。
未検出セグメント検索処理(121)は、上記故障リストに基づいて、上記故障シミュレーションでテスト未検出とされたポートに接続されているセグメントを未検出セグメントとして検索する。
レイアウト抽出処理(122)は、上記未検出セグメント検索処理で得られた未検出セグメントと、上記半導体装置の設計データとに基づいて、上記未検出セグメントに対応するレイアウト図形を得る。
クリティカルエリア作成処理は、上記レイアウト抽出処理で得られたレイアウト図形に基づいて、CAAにより、テストパタン毎のクリティカルエリアを求める(17)。
テストパタン並べ替え処理(904)は、上記クリティカルエリア作成処理で得られた、テストパタン毎のクリティカルエリアに基づいて、欠陥検出率が高い順に、上記故障シミュレーションの入力であるテストパタンの並べ替えを行う。
このようにテストパタンの並べ替えが行われた結果、その後の故障シミュレーションでは、欠陥がより多く検出されるテストパタンによる故障シミュレーションを優先的に行うことができるので、同一のテストパタン数における欠陥検出率が高くなる。
〔7〕代表的な実施の形態に係る第3のテスト支援方法は、故障リスト作成処理と、未検出セグメント検索処理(121)と、レイアウト抽出処理(122)と、クリティカルエリア作成処理と、ネット長領域分析処理(143)と、テストパタン追加処理(147)とをコンピュータが実行する。
故障リスト作成処理は、テストパタンを用いた故障シミュレーション(148)により半導体装置の故障リストを作成する。
未検出セグメント検索処理(121)は、上記故障リストに基づいて、上記故障シミュレーションでテスト未検出とされたポートに接続されているセグメントを未検出セグメントとして検索する。
レイアウト抽出処理(122)は、上記未検出セグメント検索処理で得られた未検出セグメントと、上記半導体装置の設計データとに基づいて、上記未検出セグメントに対応するレイアウト図形を得る。
クリティカルエリア作成処理は、上記レイアウト抽出処理で得られたレイアウト図形に基づいて、CAAにより、テスト未検出ネット毎のクリティカルエリアを求める(17)。
ネット長領域分析処理(143)は、上記半導体装置の設計データに基づいてネット長領域の分析を行う。
テストパタン追加処理(147)は、上記クリティカルエリア作成処理の処理結果と、上記ネット長領域分析処理の結果とに基づいて、ネット長が長い順に優先的に故障シミュレーションが行われるように、上記故障シミュレーションで用いられるテストパタンを追加する。このようなテストパタンの追加が行われることにより、ネット長が長い順に優先的に故障シミュレーションが行われるため、欠陥検出率の改善を図ることができる。
2.実施の形態の詳細
実施の形態について更に詳述する。
《実施の形態1》
図2には、半導体装置のレイアウトの実施に用いられるワークステーションが示される。図2に示されるワークステーション30は、特に制限されないが、ディスプレイ(表示装置)31、ワークステーション本体32、記憶装置33、及び入力装置34を含んで成る。ワークステーション本体32は、所定のプログラムを実行するためのCPU(中央処理装置)を備えており、このワークステーション本体32が、コンピュータの一例とされる。記憶装置33は、例えばハードディスク装置であり、ワークステーション本体32で実行される各種EDAツール(プログラム)331や、半導体装置の故障リスト332、半導体装置の設計データ333が格納される。ワークステーション本体32で実行されるEDAツール331には、自動配置配線処理を行うための自動配置配線用プログラム、半導体装置の故障シミュレーションを行う故障シミュレータ、テスト未検出図形抽出ツール、CAAツール、レイアウトビューアなどが含まれる。設計データ333には、ネットリスト、配置配線情報、デザインルールライブラリ、セルライブラリが含まれる。入力装置34は、例えばキーボードやマウスであり、半導体装置の設計者の操作により、ワークステーション本体32に対して各種情報を入力することができる。ディスプレイ31は、ワークステーション本体32から供給された表示用データを可視化する。
上記構成のワークステーション30を用いて半導体装置の設計支援、及び設計された半導体装置のテスト支援を行うことができる。
図1には、ワークステーション30で行われるテスト支援のための処理の流れが示される。
テスト支援のための基本的な処理で参照される故障リスト332には、スタック故障リスト101、ブリッジ故障リスト102、その他の故障リスト103が含まれる。その他の故障リスト103は、スタック故障リスト101及びブリッジ故障リスト102を除く故障リストを指す。
スタック故障リスト101は、ノードの論理状態が、論理値‘1’又は‘0’に固定され、ノードの状態に拘わらず変化しない故障のリストである。スタック故障リスト101は、スキャンテストやファンクションテストによって得ることができる。スキャンテストやファンクションテストは、故障シミュレータによって行われる。尚、スタック故障は縮退故障とも呼ばれる。
ブリッジ故障リスト102は、複数のノードがショート(短絡)している故障のリストである。ブリッジ故障リスト102は、IDDQテストによって得られる。このIDDQテストは、故障シミュレータによって行われる。
ワークステーション30で行われるテスト支援のための基本的な処理で参照される設計データ333には、特に制限されないが、LEF(Library Exchange Format)によるLEFデータ111、DEF(Design Exchange Format)によるDEFデータ112が含まれる。また設計データ333には、チップのマスク・レイアウト・パタンであるGDSデータ113が含まれる。
ワークステーション30で行われるテスト支援のための処理では、先ず、テスト未検出図形作成処理12が行われる。このテスト未検出図形作成処理12には、未検出セグメント検索処理121及びレイアウト抽出処理122が含まれる。この未検出セグメント検索処理121及びレイアウト抽出処理122は、テスト未検出図形抽出ツール12がワークステーション本体32で実行されることによって実現される。
未検出セグメント検索処理121では、半導体装置の故障シミュレーションで得られた故障リストに基づいて、未検出セグメントが検索される。
故障シミュレーションにおけるスキャンテストやファンクションテストで得られるスタック故障リスト101には、例えば図3に示されるように、「故障の種類」、「ポートインスタンス名」、「検出の状態」などの項目が含まれ、そのようなスタック故障リスト101を参照することで、未検出セグメントの検索が可能になる。未検出セグメントは、スタック故障の場合と、ブリッジ故障の場合とで互いに異なる。
スタック故障の場合の未検出セグメントは、例えば図4に示されるように、入力又は出力のためのポート305を備えた複数のモジュール302が配置されて半導体チップ301が形成されている場合、上記故障シミュレーションで検出されなかったポート(「未検出ポート」という)303に接続されているセグメントが未検出セグメントとされる。この未検出セグメントは、出力ポートが未検出の場合と、入力ポートが未検出の場合とで異なる。
例えば図5の(A)に示されるように、モジュール505の出力ポート506が未検出の場合、この出力ポート506に接続されるネットにおける全てのセグメント(破線で示す)507が未検出セグメントとされる。また、図5の(B)に示されるように、モジュール508の入力ポート509が未検出の場合、この入力ポート509に接続されるネットの分岐を含む信号源までのセグメント(破線で示す)510が未検出セグメントとされる。
故障シミュレーションにおけるIDDQテストで得られるブリッジ故障リスト102には、例えば図6に示されるように、ブリッジ故障に係る「ネットインスタンス名」が記述され、そのようなブリッジ故障リスト102を参照することで、未検出セグメント(未検出ネットペア)の検索が可能になる。
ブリッジ故障の場合の未検出セグメントは、例えば図7に示されるように、互いに隣接配置され、且つ、任意の時刻で異電位にならないネットペア701,702が未検出セグメントとして検索される。しかし、このようなネットペア701,702において、例えば703で示されるように、ネット間の距離が十分に離れている箇所は、ブリッジ故障のリスクは低い。これに対して、未検出セグメントとして検索されたネットペア701,702において、例えば705で示されるように、ネット間の距離が、予め設定された値以下となる部位は、ブリッジ故障のリスクが高くなる。そこで本例では、未検出セグメントとして検索されたネットペア701,702において、ネット間の距離が、予め設定された値以下となる部位(705)を強調するための認識層704の形成情報を付加する処理が行われる。認識層704は、例えば未検出セグメントとして検索されたネットペア701,702において、ネット間の距離が、予め設定された値以下となる部位(705)に重畳される網掛け領域とされる。
レイアウト抽出処理122では、上記未検出セグメント検索処理121で得られた未検出セグメントと、上記半導体装置の設計データ333とに基づいて、上記未検出セグメントに対応するレイアウト図形が得られる。レイアウト図形には、スタックテスト未検出図形13、ブリッジテスト未検出図形14、その他テスト未検出図形15が含まれる。
スタックテスト未検出図形13は、スタック故障リストに基づく未検出セグメント検索処理121で得られた未検出セグメントに対応する箇所のレイアウトが抽出されることで得られる。
ブリッジテスト未検出図形14は、ブリッジ故障リストに基づく未検出セグメント検索処理121で得られた未検出セグメントに対応する箇所のレイアウトが抽出されることで形成される。
その他テスト未検出図形15は、その他の故障リストに基づく未検出セグメント検索処理121で得られた未検出セグメントに対応する箇所のレイアウトが抽出されることで形成される。
スタックテスト未検出図形13、ブリッジテスト未検出図形14、及びその他テスト未検出図形15は、合成することができ、この合成によって、合成テスト未検出図形16が得られる。合成テスト未検出図形16は、レイアウトビューアによって、ディスプレイ31に表示することができる(18)。また、合成テスト未検出図形16は、必要に応じてCAAツールでの処理(17)に使用することができる。CAAツールでの処理(17)では、テスト未検出クリティカルエリアを特定し、その面積を算出することによってテスト未検出クリティカルエリア図形19を得ることができる。CAAツールでの処理(17)で得られたテスト未検出クリティカルエリア図形19は、レイアウトビューアでの処理(18)によって、ディスプレイ31に表示することができる。
CAAツールでの処理(17)によって得られたテスト未検出クリティカルエリアデータ20と、上記半導体装置の製造ライン欠陥密度データ21とに基づいて、不良流出率22を予測することができる。不良流出率22は、次式の演算により予測することができる。この予測は、ワークステーション本体32で実行することができる。
Figure 2014102600
ηは、欠陥がテストで検出される確率で、それは次式によって得られる。
Figure 2014102600
本例においては、CAAツールでの処理(17)で得られたテスト未検出クリティカルエリアデータ20を用いることにより、レイアウトごとの欠陥検出感度の違いを、η(欠陥がテストで検出される確率)に反映させることができる。このように、η(欠陥がテストで検出される確率)に、テスト未検出クリティカルエリアが考慮されることにより、不良流出率の高精度な予測が可能になる。
次に、ステップ17のCAAツールでの処理について説明する。
CAAツールは、本来、検出欠陥についてのクリティカルエリアを特定し、その面積を算出する機能を有する。このCAAツールでの処理対象を合成テスト未検出図形16とすることにより、ブリッジ故障やオープン故障についてのテスト未検出クリティカルエリアを特定し、その面積を算出することができる。
図8の(A)にはブリッジ故障の例が示される。テストで検出されている配線(検出配線)と、テストで未検出の配線(未検出配線)との間の欠陥は、テストで検出されるため、検出欠陥とされる。未検出配線間の欠陥は、テストで検出されないため、未検出欠陥とされる。検出・未検出配線間のクリティカルエリアは検出可能とされる。このようなブリッジ故障の場合のテスト未検出クリティカルエリアは、図9の(A)に示されるように、「未検出配線間クリティカルエリア」から、「検出配線間クリティカルエリア」と、「検出・未検出配線間クリティカルエリア」を減算することで求められる。
図8の(B)にはオープン故障の例が示される。検出配線と未検出配線とに跨る欠陥は、テストで検出されるため、検出欠陥とされる。検出配線のクリティカルエリアは、検出可能とされる。互いに隣接する二つの未検出配線上の欠陥は、テストで検出されないため、未検出欠陥とされる。このようなオープン故障の場合のテスト未検出クリティカルエリアは、図9の(B)に示されるように、「未検出配線クリティカルエリア」から「検出配線間クリティカルエリア」を減算することで求められる。
図10には、ディスプレイ31での表示例が示される。
ディスプレイ31に表示されている図形は、合成テスト未検出図形16がレイアウトビューアによって表示されたものである(18)。未検出セグメント102には、テスト未検出クリティカルエリアが重畳されている。未検出セグメントが集中する箇所101では、それに重畳されるテスト未検出クリティカルエリアの面積も大きくなる。ネットペア103も未検出セグメントであるが、このネットペア103には、ネット間の距離が、予め設定された値以下となる部位(705)を強調するための認識層704が重畳されている。例えば未検出セグメントが黒色で表示される場合、テスト未検出クリティカルエリアは赤色で表示すると、未検出セグメントとテスト未検出クリティカルエリアとの関係が明確となる。テスト未検出クリティカルエリアを赤色で表示する場合、認識層704を青色で表示すれば、テスト未検出クリティカルエリアと認識層とを明確に区別することができる。
実施の形態1によれば、以下の作用効果を得ることができる。
(1)未検出セグメント検索処理121では、半導体装置の故障シミュレーションで得られた故障リストに基づいて、未検出セグメントが検索される。レイアウト抽出処理122では、未検出セグメント検索処理121で得られた未検出セグメントと、半導体装置の設計データ333とに基づいて、未検出セグメントに対応するレイアウト図形が得られる。スタックテスト未検出図形13、ブリッジテスト未検出図形14、及びその他テスト未検出図形15は、合成することができ、この合成によって、合成テスト未検出図形16が得られる。合成テスト未検出図形16は、レイアウトビューアでの処理(18)によって、ディスプレイ31に表示される。このような表示が行われることで、半導体装置の故障リスクが高い箇所を容易に認識することができる。それにより半導体装置の設計者は、設計データの不都合箇所を容易に理解することができるので、不都合箇所に対する対策の高効率化を図ることができる。また、上記のように合成テスト未検出図形16がレイアウトビューアでの処理(18)によってディスプレイ31に表示されると、そのような表示に基づいて、設計の不都合箇所に対する対策を講ずることができるので、不良流出率の低下を図ることができる。
(2)ブリッジ故障の場合の未検出セグメント検索処理は、任意の時刻で異電位にならないネットペアを未検出セグメントとする場合において、任意の時刻で異電位にならないネットペアにおけるネット間の距離が、予め設定された値以下となる部位を強調するための認識層の形成情報を付加する。これにより、レイアウトビューアは、任意の時刻で異電位にならないネットペアにおけるネット間の距離が、予め設定された値以下となる部位を強調して表示することができる。このような表示により、注目すべきエリアを容易に認識することができる。
(3)レイアウト抽出処理で得られたレイアウト図形に基づいて、CAAツールにより、テスト未検出クリティカルエリア図形を形成するテスト未検出クリティカルエリア図形形成処理が行われ(17)、その処理結果がレイアウトビューアによってディスプレイ31に表示される(18)。このようにテスト未検出クリティカルエリア図形が可視化されることにより、不都合箇所に対する対策の高効率化は更に顕著になる。
《実施の形態2》
図11には、ワークステーション30で行われるテスト支援のための処理の流れが示される。
図11に示される処理では、テストパタン905に基づく故障シミュレーションが故障シミュレータ906によって行われ、この故障シミュレーションの結果、故障リスト332として、スキャン故障リスト901が得られる。テスト未検出図形作成処理12では、図1に示される場合と同様に、未検出セグメント検索処理121及びレイアウト抽出処理122が行われることで、テスト未検出図形が形成される。本例では、スキャン故障リストに基づいてテスト未検出図形作成処理が行われるため、レイアウト抽出処理122で形成されたレイアウト図形を、「スキャンテスト未検出図形」と称する。
CAAツールは、スキャンテスト未検出図形902に基づくクリティカルエリアアナリシスにより、テストパタン毎のクリティカルエリアを求めるクリティカルエリア作成処理を行う(17)。このクリティカルエリア作成処理によって、テストパタン毎に、クリティカルエリアが示されたレイアウト図形903が得られる。
CAAツールによるクリティカルエリア作成処理(17)によって、例えば図12の(A)に示されるように、テストパタン毎に、クリティカルエリアが示されたレイアウト図形903として、LC1,LC2,LC3が得られたものとする。レイアウト図形LC1は、テストパタン1を用いた場合の故障シミュレーションにより得られた図形であり、クリティカルエリアは比較的少ない。レイアウト図形LC2は、テストパタン2を用いた場合の故障シミュレーションにより得られた図形であり、クリティカルエリアは中程度とされる。レイアウト図形LC3は、テストパタン3を用いた場合の故障シミュレーションにより得られた図形であり、クリティカルエリアは比較的多い。
上記のように、テストパタン毎に、クリティカルエリアが示されたレイアウト図形903が得られると、クリティカルエリアが多い順にテストパタンの並べ替えが行われる(904)。例えば図12の(A)に示される例では、レイアウト図形LC1,LC2,LC3の順にクリティカルエリアが多くなる。このため、図12の(B)に示されるように、レイアウト図形LC1とLC3とを入れ替えると、レイアウト図形は、クリティカルエリアが多い順に並べ替えられ、それに対応するように、故障シミュレータ906での故障シミュレーションが行われるように、テストパタン905の並べ替えが行われる。このようにテストパタン905の並べ替えが行われた結果、その後の故障シミュレーションでは、欠陥がより多く検出されるテストパタンによる故障シミュレーションを優先的に行うことができるので、スキャンテストの効率化を図ることができる。
図13には、欠陥検出率(テスト品質)とテストパタン数との関係が示される。
曲線131は、テストパタンの並べ替え前のテストパタン数と欠陥検出率との関係を示し、曲線132は、テストパタンの並べ替え後のテストパタン数と欠陥検出率との関係を示している。テストパタン905の並べ替えが行われた結果、その後の故障シミュレーションでは、欠陥がより多く検出されるテストパタンによる故障シミュレーションを優先的に行うことができるので、同一のテストパタン数(破線で示す)における欠陥検出率が高くなる。
《実施の形態3》
テスト未検出のネット長とクリティカルエリアとは、例えば図15に示されるように、強い相関関係を有する。長いネットを優先的にテストすることで欠陥検出の効率向上を図ることができる。
図16は、ネット数(%)とネット長(%)との関係を示している。尚、図16の(A)と(B)とは、横軸及び縦軸のスケールが異なる。
ネット長が長い順に並べると、傾きが異なる3つの領域(第1領域、第2領域、第3領域)に分かれる。このうち、第1領域と第2領域とのネット長の合計は、全体の80%程度であるが、ネット数の割合は20%に留まる。そこでこの20%のネットを優先的にテストすれば、80%の長さをカバーすることができ、それによって欠陥検出の効率向上を図ることができる。
図14には、長いネットを優先的にテストすることで欠陥検出の効率向上を図る場合の処理の流れが示される。この処理はワークステーション30で行われる。
ステップ141でのテスト未検出ネット毎のクリティカルエリアの計算処理は、図1におけるテスト未検出図形作成処理121や、CAAツールでの処理(17)に相当する。ただし、ステップ141での処理では、テスト未検出ネット毎にクリティカルエリアの計算が行われる点が、図1の場合と異なる。このステップ141での処理により、クリティカルエリアでソートされたテスト未検出ネット名リスト142が得られる。
ネット長領域分析ツール143は、EDAツール331に含まれるツールの一つとされ、設計データ333を参照することで、ネット長領域を分析する。このネット長領域の分析により、領域分割されたネットリスト144が得られる。つまり、図16に示されるように、傾きが異なる3つの領域(第1領域、第2領域、第3領域)に分割されたネットリスト144が形成される。
次に、クリティカルエリアでソートされたテスト未検出ネット名リスト142と、領域分割されたネット名リスト144とに基づいて、故障シミュレーション148で使用されるテストパタンが決定される。
すなわち、クリティカルエリアでソートされたテスト未検出ネット名リスト142と、領域分割されたネット名リスト144とに基づいて、テスト追加ネットの候補の作成が行われる(145)。このテスト追加ネットの候補の作成処理によって、テスト追加ネット名リスト146が形成される。上記テスト追加ネット名リスト146に従ってテストパタンが追加されて、故障シミュレータ148での故障シミュレーションが行われる。換言すれば、テストパタンの追加を、第1領域と第2領域とに制限するためのテスト追加ネット名リスト146が形成され、それに従ってテストパタンの追加が行われる。故障シミュレータ148は、EDAツール331に含まれるツールの一つとされ、この故障シミュレータ148での故障シミュレーションの結果によって、故障リスト332が更新される。
そしてテストパタンを追加するか否かの判別が行われる(149)。この判別において、テスト追加ネット名リスト146に記載されている全てのテスト追加ネットについての故障シミュレーションが完了していない場合には、テストパタンを追加する(Y)と判断されて、テストパタンの追加が行われて(147)、故障シミュレータ148による故障シミュレーションが行われる。上記ステップ149の判別において、テスト追加ネット名リスト146に記載されている全てのテスト追加ネットについての故障シミュレーションが完了している場合には、テストパタンを追加しない(N)と判断されて、テストパタンの追加が終了される。
図17には、欠陥検出率(テスト品質)とテストパタンとの関係が示される。クリティカルエリアを考慮したテストパタンの追加は、曲線172のように欠陥検出率の大幅な改善が期待できるのに対して、クリティカルエリアを考慮しない場合には、曲線171のように欠陥検出率の改善は小さい。上記のようにネット長とクリティカルエリアとは強い相関関係を有しているため、クリティカルエリアをネット長で代用しても同様のことがいえる。従って、ネット長領域分析ツール143により、領域分割されたネット名リスト144が形成され、それに基づいて、テストパタンの追加を第1領域と第2領域とに制限するためのテスト追加ネット名リスト146が形成され、それに従ってテストパタンの追加が行われる場合にも、図17における曲線172のように欠陥検出率の大幅な改善が期待できる。
また、図16の(A),(B)に示されるように、第1領域と第2領域とのネット長の合計は、全体の80%程度であるが、ネット数の割合は20%に留まることから、ステップ145のテスト追加ネットの候補作成によって作成されたテスト追加ネット名リスト146に従って、20%のネットを優先的にテストすればよい。それにより、80%の長さをカバーすることができ、それによって欠陥検出の効率向上を図ることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
17 CAAツール
18 レイアウトビューア
30 ワークステーション
31 ディスプレイ
32 ワークステーション本体
33 記憶装置
34 入力装置
331 EDAツール
332 故障リスト
333 設計データ

Claims (7)

  1. 半導体装置の故障シミュレーションで得られた故障リストに基づいて、上記故障シミュレーションでテスト未検出とされたポートに接続されているセグメントを未検出セグメントとして検索する未検出セグメント検索処理と、
    上記未検出セグメント検索処理で得られた未検出セグメントと、上記半導体装置の設計データとに基づいて、上記未検出セグメントに対応するレイアウト図形を得るレイアウト抽出処理と、
    上記レイアウト抽出処理で得られたレイアウト図形を表示装置で可視化するためのレイアウトビューア処理と、をコンピュータが実行する、半導体装置のテスト支援方法。
  2. 上記未検出セグメント検索処理は、ノードの論理状態が固定されているスタック故障の場合の未検出セグメント検索処理を含み、
    上記スタック故障の場合の未検出セグメント検索処理は、上記故障シミュレーションで未検出とされたポートが出力ポートの場合、上記出力ポートに接続された全セグメントを未検出セグメントとし、上記半導体装置の故障シミュレーションで未検出とされたポートが入力ポートの場合、上記入力ポートに接続される分岐を未検出セグメントとする、請求項2記載の半導体装置のテスト支援方法。
  3. 上記未検出セグメント検索処理は、複数のノードがショートしているブリッジ故障の場合の未検出セグメント検索処理を含み、
    上記ブリッジ故障の場合の未検出セグメント検索処理は、任意の時刻で異電位にならないネットペアを未検出セグメントとする、請求項2記載の半導体装置のテスト支援方法。
  4. 上記ブリッジ故障の場合の未検出セグメント検索処理は、任意の時刻で異電位にならないネットペアにおけるネット間の距離が、予め設定された値以下となる部位を強調するための認識層の形成情報を付加する処理を含む、請求項3記載の半導体装置のテスト支援方法。
  5. 上記コンピュータが実行する処理には、上記レイアウト抽出処理で得られたレイアウト図形に基づいて、クリティカルエリアアナリシスにより、テスト未検出クリティカルエリア図形を形成するテスト未検出クリティカルエリア図形形成処理が含まれ、
    上記レイアウトビューア処理では、上記レイアウト抽出処理で得られたレイアウト図形と、上記クリティカルエリアアナリシスにより得られたテスト未検出クリティカル図形とを表示装置で可視化するための処理が行われる、請求項4記載の半導体装置のテスト支援方法。
  6. テストパタンを用いた故障シミュレーションにより半導体装置の故障リストを作成する故障リスト作成処理と、
    上記故障リストに基づいて、上記故障シミュレーションでは検出されなかったポートに接続されているセグメントを未検出セグメントとして検索する未検出セグメント検索処理と、
    上記未検出セグメント検索処理で得られた未検出セグメントと、上記半導体装置の設計データとに基づいて、上記未検出セグメントに対応するレイアウト図形を得るレイアウト抽出処理と、
    上記レイアウト抽出処理で得られたレイアウト図形に基づいて、クリティカルエリアアナリシスにより、テストパタン毎のクリティカルエリアを求めるクリティカルエリア作成処理と、
    上記クリティカルエリア作成処理で得られた、テストパタン毎のクリティカルエリアに基づいて、欠陥検出率が高い順に、上記故障シミュレーションで使用されるテストパタンの並べ替えを行うテストパタン並べ替え処理と、をコンピュータが実行する、半導体装置のテスト支援方法。
  7. テストパタンを用いた故障シミュレーションにより半導体装置の故障リストを作成する故障リスト作成処理と、
    上記故障リストに基づいて、上記故障シミュレーションでは検出されなかったポートに接続されているセグメントを未検出セグメントとして検索する未検出セグメント検索処理と、
    上記未検出セグメント検索処理で得られた未検出セグメントと、上記半導体装置の設計データとに基づいて、上記未検出セグメントに対応するレイアウト図形を得るレイアウト抽出処理と、
    上記レイアウト抽出処理で得られたレイアウト図形に基づいて、クリティカルエリアアナリシスにより、テスト未検出ネット毎のクリティカルエリアを求めるクリティカルエリア作成処理と、
    上記半導体装置の設計データに基づいてネット長領域の分析を行うネット長領域分析処理と、
    上記クリティカルエリア作成処理の処理結果と、上記ネット長領域分析処理の結果とに基づいて、ネット長が長い順に優先的に故障シミュレーションが行われるように、上記故障シミュレーションで用いられるテストパタンを追加するテストパタン追加処理と、をコンピュータが実行する、半導体装置のテスト支援方法。
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