JP2014101319A - 殺菌、殺線虫又は殺バクテリア剤組成物 - Google Patents

殺菌、殺線虫又は殺バクテリア剤組成物 Download PDF

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晃一 西尾
Hirotomo Shimomiya
大智 下宮
Yosuke Nakayama
陽介 中山
Motohiro Kaji
基浩 梶
Sachiko Ito
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Abstract

【課題】新規な殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物及び病害虫の防除方法を提供する。
【解決手段】式(1)で表される置換ピリダジン化合物と、公知の殺菌、殺線虫又は殺バクテリア剤を含む組成物。

[式中、HetはD1−1〜D1−3を、mは1〜4の整数を、nは0又は1の整数を、R及びRはG−1〜G−5を表し、pは0〜5の整数を表し、qは0〜4の整数を表し、rは0〜3の整数を表し、sは0〜2の整数を表し、R、R、R、Rは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基等を表す。]
【選択図】なし

Description

本発明は、新規な置換ピリダジン化合物又はその塩から選ばれる一種以上の有効成分と、公知の殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤から選ばれる一種以上の有効成分とを混合してなることを特徴とする有害生物防除剤に関するものである。
例えば、特許文献1及び非特許文献1には、ある種の置換ピリダジン化合物が開示されているが、本発明の組成物における第一の有効成分である式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩に関しては何ら開示されていない。さらに、その殺菌剤、特に農園芸用殺菌剤としての有用性も全く知られていない。
また、本発明の組成物において式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩と共に用いられる第2の有効成分である殺菌活性、殺線虫活性又は殺バクテリア活性を有する有効成分群A、有効成分群B、有効成分群C、有効成分群D、有効成分群E、有効成分群F、有効成分群G、有効成分群H及び有効成分群Iとして記載されている有効成分も、全て公知化合物である(例えば、非特許文献2参照。)。
国際公開第2010/036553号
Heterocycles,2010年,81巻,395頁 ザ・ペスティサイド・マニュアル(The Pesticide Manual)14版、The British Crop Protection Council、2006年
農園芸病害の防除を目的とする農園芸用殺菌剤の開発が進み、多種多様な薬剤が今日まで実用に供されてきた。
しかしながら、こうした薬剤の長年にわたる使用により、近年、農園芸病害が薬剤抵抗性を獲得し、従来用いられてきた既存の殺菌剤による防除が困難となる場面が増えてきている。また、既存の農園芸用殺菌剤の一部のものは毒性が高く、或いはあるものは環境中に長期間残留することにより、生態系を攪乱するという問題も顕在化しつつある。このような状況下、高度な殺菌活性を有するのみならず、低毒性且つ低残留性の新規な農園芸用殺菌剤の開発が常に期待されている。
しかしその一方、生物群としての病原菌や昆虫の多様性、その加害様式、加害場面の多様性を考えれば、これら新規の薬剤、あるいは既存の公知薬剤を単独で使用するだけでは、全ての防除場面で、全ての病害及び有害生物を有効に防除することははなはだ難しい。そこで、複数の殺菌、殺線虫又は殺バクテリア剤を適切に組み合わせて、より高い防除効力を誘導し、防除困難な病害や有害生物を防除する新たな方法もまた、強く要望されるに至っている。
本発明者らは、このような状況に鑑み、鋭意研究を続けた結果、下記の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩と、公知の殺菌、殺線虫又は殺バクテリア活性を有する有効成分とを含有する組成物が、それぞれ単独での使用からは予測し得ない優れた相乗的殺菌、殺線虫又は殺バクテリア効果を奏することを見いだし、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、下記〔1〕〜〔14〕の組成物(以下、本発明組成物と称する。)および〔15〕〜〔24〕の防除方法(以下、本発明方法と称する。)に関するものである。
〔1〕
式(1):
[式中、Hetは、D1−1乃至D1−3の何れかで示されるピリジン環を表し、
及びRは、各々独立してG−1乃至G−5の何れかで示される環を表し、
は、水素原子、ヒドロキシ基、メルカプト基、ハロゲン原子、シアノ基、ホルミル基、カルボキシル基、C〜Cアルキル基、C〜Cアルケニル基、C〜Cアルキニル基、ハロ(C〜C)アルキル基、ハロ(C〜C)アルケニル基、ハロ(C〜C)アルキニル基、C〜Cアルコキシ基、ハロ(C〜C)アルコキシ基、C〜Cアルケニルオキシ基、C〜Cアルキニルオキシ基、C〜Cアルキルチオ基、ハロ(C〜C)アルキルチオ基、C〜Cアルケニルチオ基、C〜Cアルキニルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、ハロ(C〜C)アルキルスルフィニル基、C〜Cアルケニルスルフィニル基、C〜Cアルキニルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、ハロ(C〜C)アルキルスルホニル基、C〜Cアルケニルスルホニル基、C〜Cアルキニルスルホニル基、C〜Cアルキルカルボニル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、−C(O)NH、−C(O)NHRd1、−C(O)N(Re1)Rd1、−C(S)NH、−C(S)NHRd1又は−C(S)N(Re1)Rd1を表し、
及びRは、各々独立してヒドロキシ基、メルカプト基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、カルボキシル基、C〜Cアルキル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキル基、ハロ(C〜C)アルキル基、C〜Cアルケニル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルケニル基、ハロ(C〜C)アルケニル基、C〜Cアルキニル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキニル基、ハロ(C〜C)アルキニル基、C〜Cアルコキシ基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルコキシ基、ハロ(C〜C)アルコキシ基、C〜Cアルケニルオキシ基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルケニルオキシ基、ハロ(C〜C)アルケニルオキシ基、C〜Cアルキニルオキシ基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキニルオキシ基、ハロ(C〜C)アルキニルオキシ基、−OC(O)R、−OC(O)OR、C〜Cアルキルチオ基、ハロ(C〜C)アルキルチオ基、C〜Cアルケニルチオ基、ハロ(C〜C)アルケニルチオ基、C〜Cアルキニルチオ基、ハロ(C〜C)アルキニルチオ基、−SC(O)Ri、−SC(O)OR、C〜Cアルキルスルフィニル基、ハロ(C〜C)アルキルスルフィニル基、C〜Cアルケニルスルフィニル基、ハロ(C〜C)アルケニルスルフィニル基、C〜Cアルキニルスルフィニル基、ハロ(C〜C)アルキニルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、ハロ(C〜C)アルキルスルホニル基、C〜Cアルケニルスルホニル基、ハロ(C〜C)アルケニルスルホニル基、C〜Cアルキニルスルホニル基、ハロ(C〜C)アルキニルスルホニル基、トリ(C〜C)アルキルシリル基、−NH、−NHRd2、−N(Re2)Rd2、−N=CH−N(R)R、−C(O)NH、−C(O)NHRd2、−C(O)N(Re2)Rd2、−C(S)NH、−C(S)NHRd2、−C(S)N(Re2)Rd2又は−C(O)N=CH−N(R)Rを表し、R及びRが同一の環又は異なる環を表す場合、各々のRは同一であっても又は互いに相異なっていてもよく、
は、C〜Cアルキル基を表し、
d1及びRe1は、各々独立してC〜Cアルキル基、ハロ(C〜C)アルキル基、C〜Cアルケニル基又はC〜Cアルキニル基を表すか、或いは、Rd1とRe1が一緒になってC〜Cアルキレン鎖を表し、これにより、結合する窒素原子と共に3〜8員環を形成してもよく、このときこのアルキレン鎖は酸素原子、硫黄原子又はNHによって中断されてよく、
d2及びRe2は、各々独立してC〜Cアルキル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキル基、ハロ(C〜C)アルキル基、C〜Cアルケニル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルケニル基、C〜Cアルキニル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、−C(O)R、−C(O)OR、−CH=N−OR、フェニル基又はフェニル(C〜C)アルキル基を表すか、或いは、Rd2とRe2が一緒になってC〜Cアルキレン鎖を表し、これにより、結合する窒素原子と共に3〜8員環を形成してもよく、このときこのアルキレン鎖は酸素原子、硫黄原子又はNHによって中断されてよく、
は、ヒドロキシ基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、カルボキシル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、トリ(C〜C)アルキルシリル基、フェニル基、−NH、−NHR、−N(R)R、−C(O)R、−C(S)R、−C(O)OR、−C(O)SR、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(O)NHR、−C(S)NHR、−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、又はRによって任意に置換された3〜6員飽和複素環を表し、
及びRは、各々独立してC〜Cアルキル基、C〜Cアルケニル基、C〜Cアルキニル基、ハロ(C〜C)アルキル基、フェニル基又はフェニル(C〜C)アルキル基を表すか、或いは、RとRが一緒になってC〜Cアルキレン鎖を表し、これにより、結合する窒素原子と共に3〜8員環を形成してもよく、このときこのアルキレン鎖は酸素原子、硫黄原子又はNHによって中断されてよく、
は、C〜Cアルキル基、C〜Cアルケニル基、C〜Cアルキニル基、ハロ(C〜C)アルキル基、フェニル基又はフェニル(C〜C)アルキル基を表し、
mは、1,2,3又は4の整数を表し、
nは、0又は1の整数を表し、
pは、0,1,2,3,4又は5の整数を表し、
qは、0,1,2,3又は4の整数を表し、
rは、0,1,2又は3の整数を表し、
sは、0、1又は2の整数を表し、
及びRが同一の環又は異なる環を表す場合、各々のp、q、r及びsは同一であっても又は互いに相異なっていてもよい。]で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、下記の有効成分群A乃至Iより選ばれる1種又は2種以上を含有する殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
有効成分群A:アゾキシストロビン、クレソキシム−メチル、ピラクロストロビン、ピコキシストロビン、フルオキサストロビン、ジモキシストロビン、オリサストロビン、メトミノストロビン、トリフロキシストロビン、アミスルブロム、シアゾファミド、ファモキサドン、アメトクトラジン、トリクロピリカルブ及びS−2200;
有効成分群B:ペンチオピラド、フルトラニル、フラメトピル、ボスカリド、ビキサフェン、カルボキシン、メプロニル、チフルザミド、フルオピラム、イソフェタミド、セダキサン、オキシカルボキシン、イソピラザム、ペンフルフェン、フルキサピロキサド及びベンゾビンジフルピル;
有効成分群C:シメコナゾール、テブコナゾール、フェンブコナゾール、ヘキサコナゾール、イミベンコナゾール、トリアジメホン、テトラコナゾール、プロチオコナゾール、エポキシコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、プロピコナゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、ペンコナゾール、ブロムコナゾール、トリアジメノール、フルトリアホール、ミクロブタニル、エタコナゾール、ビテルタノール、トリホリン、ピリフェノックス、ヌアリモール、フェナリモル、イマザリル、トリフルミゾール、ペフラゾエート、オキスポコナゾールフマル酸塩、プロクロラズ、アルジモルフ、トリデモルフ、フェンプロピモルフ、ドデモルフ酢酸塩、フェンプロピモルフ、ピペラリン、スピロキサミン、フェンヘキサミド、フェンピラズアミン及びピリソキサゾール;
有効成分群D:ベノミル、カルベンダジム、フベリダゾール、チアベンダゾール、チオファネート−メチル、ジエトフェンカルブ及びゾキサミド;
有効成分群E:キノキシフェン、フルジオキソニル、イプロジオン、プロシミドン及びテブフロキン;
有効成分群F:シプロジニル、メパニピリム及びピリメタニル;
有効成分群G:水酸化第二銅、塩基性炭酸銅、塩基性硫酸銅、オキシキノリン銅、塩基性塩化銅、硫酸銅、ボルドー液、石灰硫黄合剤、硫黄、マンコゼブ、マンネブ、チウラム、キャプタン、フォルペット、クロロタロニル、イミノクタジン−アルベシル酸塩、ポリカーバメート、ジチアノン及びドジン;
有効成分群H:アシベンゾラル−S−メチル、プロベナゾール、イソチアニル及びチアジニル;
有効成分群I:ジメトモルフ、マンジプロパミド、ベンチアバリカルブ−イソプロピル、メタラキシル、メタラキシル−M、シモキサニル、ホセチル−アルミニウム、フルスルファミド、シフルフェナミド、メトラフェノン、ピリオフェノン、オキサチアピプロリン、ペンシクロン、フルオピコリド、フルアジナム、トリシクラゾール、カルプロパミド、フサライド、ジクロシメット、フルチアニル、トルプロカルブ、NF−171、MIF−1002、SB4303及びNK−1001。
〔2〕
式(1)において、
及びRは、各々独立してG−1、G−2、G−4又はG−5を表し、
は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C〜Cアルキル基、C〜Cアルケニル基、C〜Cアルキニル基、ハロ(C〜C)アルキル基、C〜Cアルコキシ基、ハロ(C〜C)アルコキシ基、C〜Cアルケニルオキシ基、C〜Cアルキニルオキシ基、C〜Cアルキルチオ基、ハロ(C〜C)アルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、ハロ(C〜C)アルキルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、ハロ(C〜C)アルキルスルホニル基、−C(O)NH又は−C(S)NHを表し、
及びRは、各々独立してヒドロキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C〜Cアルキル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキル基、ハロ(C〜C)アルキル基、C〜Cアルケニル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルケニル基、ハロ(C〜C)アルケニル基、C〜Cアルキニル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキニル基、ハロ(C〜C)アルキニル基、C〜Cアルコキシ基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルコキシ基、ハロ(C〜C)アルコキシ基、C〜Cアルケニルオキシ基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルケニルオキシ基、ハロ(C〜C)アルケニルオキシ基、C〜Cアルキニルオキシ基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキニルオキシ基、ハロ(C〜C)アルキニルオキシ基、−OC(O)R、−OC(O)OR、C〜Cアルキルチオ基、ハロ(C〜C)アルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、ハロ(C〜C)アルキルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、ハロ(C〜C)アルキルスルホニル基、トリ(C〜C)アルキルシリル基、−NH、−NHRd2、−N(Re2)Rd2、−N=CH−N(R)R、−C(O)NH、−C(O)NHRd2、−C(S)NH又は−C(O)N=CH−N(R)Rを表し、R及びRが同一の環又は異なる環を表す場合、各々のRは同一であっても又は互いに相異なっていてもよく、
d2及びRe2は、各々独立してC〜Cアルキル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキル基、C〜Cアルケニル基、C〜Cアルキニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、−C(O)R、−C(O)OR又は−CH=N−ORを表し、
は、ヒドロキシ基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、トリ(C〜C)アルキルシリル基、フェニル基、−NH、−NHR、−N(R)R、−C(O)R、−C(O)OR又はRによって任意に置換された3〜6員飽和複素環を表し、
及びRは、各々独立してC〜Cアルキル基を表し、
は、C〜Cアルキル基、ハロ(C〜C)アルキル基又はフェニル基を表す上記〔1〕記載の殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
〔3〕
式(1)において、
は、G−1、G−2−1又はG−5−1を表し、
は、G−1又はG−4−1を表し、
は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C〜Cアルキル基、ハロ(C〜C)アルキル基、C〜Cアルコキシ基、ハロ(C〜C)アルコキシ基、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、−C(O)NH又は−C(S)NHを表し、
及びRは、各々独立してヒドロキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C〜Cアルキル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキル基、ハロ(C〜C)アルキル基、C〜Cアルコキシ基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルコキシ基、ハロ(C〜C)アルコキシ基、C〜Cアルケニルオキシ基、C〜Cアルキニルオキシ基、−OC(O)R、−OC(O)OR、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、−NH、−NHRd2、−N(Re2)Rd2、−N=CH−N(R)R、−C(O)NH、−C(O)NHRd2又は−C(O)N=CH−N(R)Rを表し、R及びRが同一の環又は異なる環を表す場合、各々のRは同一であっても又は互いに相異なっていてもよく、
d2及びRe2は、各々独立してC〜Cアルキル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキル基、C〜Cアルキルスルホニル基、−C(O)R、−C(O)OR又は−CH=N−ORを表し、
は、シアノ基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cアルキルチオ基、トリ(C〜C)アルキルシリル基、フェニル基、−N(R)R、−C(O)R、−C(O)OR又はオキシラン−2−イルを表す上記〔2〕記載の殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
〔4〕
式(1)において、
Hetは、D1−1を表し、
は、G−1又はG−2−1を表し、
は、G−1を表し、
は、ハロゲン原子、シアノ基又はC〜Cアルキル基を表し、
及びRは、各々独立してハロゲン原子、C〜Cアルコキシ基又はRによって任意に置換された(C〜C)アルコキシ基を表し、
は、シアノ基又はC〜Cアルコキシ基を表す上記〔3〕記載の殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
〔5〕
式(1)において、
は、G−1を表し、
は、ハロゲン原子又はC〜Cアルキル基を表し、
及びRは、各々独立してハロゲン原子又はC〜Cアルコキシ基を表す上記〔4〕記載の殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
〔6〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Aより選ばれる1種又は2種以上を含有する殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
〔7〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Bより選ばれる1種又は2種以上を含有する殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
〔8〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Cより選ばれる1種又は2種以上を含有する殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
〔9〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Dより選ばれる1種又は2種以上を含有する殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
〔10〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Eより選ばれる1種又は2種以上を含有する殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
〔11〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Fより選ばれる1種又は2種以上を含有する殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
〔12〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Gより選ばれる1種又は2種以上を含有する殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
〔13〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Hより選ばれる1種又は2種以上を含有する殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
〔14〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Iより選ばれる1種又は2種以上を含有する殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
〔15〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群A乃至Iより選ばれる1種又は2種以上を同時に、または時間的に近接して施用する病害の防除方法。
〔16〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Aより選ばれる1種又は2種以上を同時に、または時間的に近接して施用する病害の防除方法。
〔17〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Bより選ばれる1種又は2種以上を同時に、または時間的に近接して施用する病害の防除方法。
〔18〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Cより選ばれる1種又は2種以上を同時に、または時間的に近接して施用する病害の防除方法。
〔19〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Dより選ばれる1種又は2種以上を同時に、または時間的に近接して施用する病害の防除方法。
〔20〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Eより選ばれる1種又は2種以上を同時に、または時間的に近接して施用する病害の防除方法。
〔21〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Fより選ばれる1種又は2種以上を同時に、または時間的に近接して施用する病害の防除方法。
〔22〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Gより選ばれる1種又は2種以上を同時に、または時間的に近接して施用する病害の防除方法。
〔23〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Hより選ばれる1種又は2種以上を同時に、または時間的に近接して施用する病害の防除方法。
〔24〕
上記〔1〕〜〔5〕の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、上記〔1〕記載の有効成分群Iより選ばれる1種又は2種以上を同時に、または時間的に近接して施用する病害の防除方法。
本発明組成物および本発明方法の特徴は、第1に各化合物を単独で使用した場合に比べ、その殺菌効力が明らかに増強されるとともに即効的な殺菌効果が付与されることが期待できることである。第2に、既存の殺菌剤に観られない広い殺菌スペクトラムや、長い残効性が誘導されることが期待できることである。第3に、各化合物を単独で使用した場合に比べ、投下薬量を低下させうることが期待できることである。
即ち、本発明組成物および本発明方法は、相乗的殺菌効果を奏することが期待できるものである。この相乗的殺菌効果は、各化合物の有する殺菌効果からは予測し得ぬものであり、本発明組成物および本発明方法の有用性は各種病害に対して各化合物を単独で使用するよりも確実な防除効果を発揮し得る点にあるといえる。
本発明に包含される化合物には、置換基の種類によってはE−体及びZ−体の幾何異性体が存在する場合があるが、本発明はこれらE−体、Z−体又はE−体及びZ−体を任意の割合で含む混合物を包含するものである。
また、本発明に包含される化合物は、置換基同士の立体障害を原因とする制限された結合回転により、1種又は2種以上の回転異性体として存在する場合があるが、本発明は全ての回転異性体又は任意の割合で含むジアステレオマーの混合物を包含するものである。また、本発明に包含される化合物は、1個又は2個以上の不斉炭素原子の存在に起因する光学活性体が存在するが、本発明は全ての光学活性体又はラセミ体を包含する。
また、本発明に包含される化合物には、置換基の種類によって互変異性体が存在する場合があるが、本発明は全ての互変異性体又は任意の割合で含む互変異性体の混合物を包含するものである。例えば式(1)[式中、Rはヒドロキシ基を表し、R、R及びHetは前記と同じ意味を表す。]で表される化合物の場合、次のような互変異性体を包含するものである。
本発明に包含される化合物のうちで、常法に従って酸付加塩にすることができるものは、例えば、フッ化水素酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸等のハロゲン化水素酸の塩、硝酸、硫酸、燐酸、塩素酸、過塩素酸等の無機酸の塩、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸等のスルホン酸の塩、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、フマール酸、酒石酸、蓚酸、マレイン酸、リンゴ酸、コハク酸、安息香酸、マンデル酸、アスコルビン酸、乳酸、グルコン酸、クエン酸等のカルボン酸の塩又はグルタミン酸、アスパラギン酸等のアミノ酸の塩とすることができる。
或いは、本発明に包含される化合物のうちで、常法に従って金属塩にすることができるものは、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウムといったアルカリ金属の塩、カルシウム、バリウム、マグネシウムといったアルカリ土類金属の塩又はアルミニウムの塩とすることができる。
次に本明細書において示した各置換基の具体例を以下に示す。ここで、n−はノルマル、i−はイソ、s−はセカンダリー及びtert−はターシャリーを各々意味し、Phはフェニルを意味する。
本明細書におけるハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子が挙げられる。尚、本明細書中「ハロ」の表記もこれらのハロゲン原子を表す。
本明細書におけるC〜Cアルキルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状の炭化水素基を表し、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、s−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、1,1−ジメチルプロピル基、n−ヘキシル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルケニルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状で、且つ分子内に1個又は2個以上の二重結合を有する不飽和炭化水素基を表し、例えばビニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、1−メチルエテニル基、2−ブテニル基、2−メチル−2−プロペニル基、3−メチル−2−ブテニル基、1,1−ジメチル−2−プロペニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルキニルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状で、且つ分子内に1個又は2個以上の三重結合を有する不飽和炭化水素基を表し、例えばエチニル基、1−プロピニル基、2−プロピニル基、1−ブチニル基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、1,1−ジメチル−2−プロピニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるハロ(C〜C)アルキルの表記は、炭素原子に結合した水素原子が、ハロゲン原子によって任意に置換された、炭素原子数がa〜b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状の炭化水素基を表し、このとき、2個以上のハロゲン原子によって置換されている場合、それらのハロゲン原子は互いに同一でも、又は互いに相異なっていてもよい。例えばフルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ヨードメチル基、ジフルオロメチル基、ジクロロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロジフルオロメチル基、トリクロロメチル基、ブロモジフルオロメチル基、2−フルオロエチル基、2−クロロエチル基、2−ブロモエチル基、2,2−ジフルオロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、2−クロロ−2,2−ジフルオロエチル基、2,2,2−トリクロロエチル基、1,1,2,2−テトラフルオロエチル基、2−クロロ−1,1,2−トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル基、1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロピル基、ヘプタフルオロプロピル基、2,2,2−トリフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル基、1,2,2,2−テトラフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル基、2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチル基、ノナフルオロブチル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるハロ(C〜C)アルケニルの表記は、炭素原子に結合した水素原子が、ハロゲン原子によって任意に置換された、炭素原子数がa〜b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状で、且つ分子内に1個又は2個以上の二重結合を有する不飽和炭化水素基を表す。このとき、2個以上のハロゲン原子によって置換されている場合、それらのハロゲン原子は互いに同一でも、又は互いに相異なっていてもよい。例えば2,2−ジクロロビニル基、2−フルオロ−2−プロペニル基、2−クロロ−2−プロペニル基、3−クロロ−2−プロペニル基、2−ブロモ−2−プロペニル基、3,3−ジフルオロ−2−プロペニル基、2,3−ジクロロ−2−プロペニル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニル基、2,3,3−トリフルオロ−2−プロペニル基、2,3,3−トリクロロ−2−プロペニル基、1−(トリフルオロメチル)エテニル基、4,4−ジフルオロ−3−ブテニル基、3,4,4−トリフルオロ−3−ブテニル基、3−クロロ−4,4,4−トリフルオロ−2−ブテニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるハロ(C〜C)アルキニルの表記は、炭素原子に結合した水素原子が、ハロゲン原子によって任意に置換された、炭素原子数がa〜b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状で、且つ分子内に1個又は2個以上の三重結合を有する不飽和炭化水素基を表す。このとき、2個以上のハロゲン原子によって置換されている場合、それらのハロゲン原子は互いに同一でも、又は互いに相異なっていてもよい。例えば2−クロロエチニル基、2−ブロモエチニル基、2−ヨードエチニル基、3−クロロ−2−プロピニル基、3−ブロモ−2−プロピニル基、3−ヨード−2−プロピニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルコキシの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルキル−O−基を表し、例えばメトキシ基、エトキシ基、n−プロピルオキシ基、i−プロピルオキシ基、n−ブチルオキシ基、i−ブチルオキシ基、s−ブチルオキシ基、tert−ブチルオキシ基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルケニルオキシの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルケニル−O−基を表し、例えば2−プロペニルオキシ基、2−ブテニルオキシ基、2−メチル−2−プロペニルオキシ基、3−メチル−2−ブテニルオキシ基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルキニルオキシの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルキニル−O−基を表し、例えば2−プロピニルオキシ基、2−ブチニルオキシ基、3−ブチニルオキシ基などが具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルキルカルボニルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルキル−C(O)−基を表し、例えばアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルコキシカルボニルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルキル−O−C(O)−基を表し、例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n−プロピルオキシカルボニル基、i−プロピルオキシカルボニル基、tert−ブチルオキシカルボニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルキルカルボニルオキシの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルキル−C(O)−O−基を表し、例えばアセトキシ基、プロピオニルオキシ基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルコキシカルボニルオキシの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルキル−O−C(O)−O−基を表し、例えばメトキシカルボニルオキシ基、エトキシカルボニルオキシ基、n−プロピルオキシカルボニルオキシ基、i−プロピルオキシカルボニルオキシ基、i−ブチルオキシカルボニルオキシ基、tert−ブチルオキシカルボニルオキシ基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルキルチオの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルキル−S−基を表し、例えばメチルチオ基、エチルチオ基、n−プロピルチオ基、i−プロピルチオ基、n−ブチルチオ基、i−ブチルチオ基、s−ブチルチオ基、tert−ブチルチオ基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルケニルチオの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルケニル−S−基を表し、例えば2−プロぺニルチオ基、2−ブテニルチオ基、2−メチル−2−プロぺニルチオ基、3−メチル−2−ブテニルチオ基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルキニルチオの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルキニル−S−基を表し、例えば2−プロピニルチオ基、2−ブチニルチオ基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルキルスルフィニルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルキル−S(O)−基を表し、例えばメチルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、n−プロピルスルフィニル基、i−プロピルスルフィニル基、n−ブチルスルフィニル基、i−ブチルスルフィニル基、s−ブチルスルフィニル基、tert−ブチルスルフィニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルケニルスルフィニルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルケニル−S(O)−基を表し、例えば2−プロぺニルスルフィニル基、2−ブテニルスルフィニル基、2−メチル−2−プロぺニルスルフィニル基、3−メチル−2−ブテニルスルフィニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルキニルスルフィニルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルキニル−S(O)−基を表し、例えば2−プロピニルスルフィニル基、2−ブチニルスルフィニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルキルスルホニルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルキル−SO−基を表し、例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル基、n−プロピルスルホニル基、i−プロピルスルホニル基、n−ブチルスルホニル基、i−ブチルスルホニル基、s−ブチルスルホニル基、tert−ブチルスルホニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルケニルスルホニルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルケニル−SO−基を表し、例えば2−プロぺニルスルホニル基、2−ブテニルスルホニル基、2−メチル−2−プロぺニルスルホニル基、3−メチル−2−ブテニルスルホニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるC〜Cアルキニルスルホニルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルキニル−SO−基を表し、例えば2−プロピニルスルホニル基、2−ブチニルスルホニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるハロ(C〜C)アルコキシの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるハロアルキル−O−基を表し、例えばジフルオロメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、クロロジフルオロメトキシ基、ブロモジフルオロメトキシ基、2−フルオロエトキシ基、2−クロロエトキシ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ基、1,1,2,2,−テトラフルオロエトキシ基、2−クロロ−1,1,2−トリフルオロエトキシ基、1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロピルオキシ基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるハロ(C〜C)アルケニルオキシの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるハロアルケニル−O−基を表し、例えば2−フルオロ−2−プロペニルオキシ基、2−クロロ−2−プロペニルオキシ基、3,3−ジフルオロ−2−プロペニルオキシ基、3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ基、2,3,3−トリフルオロ−2−プロペニルオキシ基、4,4−ジフルオロ−3−ブテニルオキシ基、3,4,4−トリフルオロ−3−ブテニルオキシ基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるハロ(C〜C)アルキニルオキシの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるハロアルキニル−O−基を表し、例えば3−クロロ−2−プロピニルオキシ基、3−ブロモ−2−プロピニルオキシ基、3−ヨード−2−プロピニルオキシ等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるハロ(C〜C)アルキルチオの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるハロアルキル−S−基を表し、例えばジフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルチオ基、クロロジフルオロメチルチオ基、ブロモジフルオロメチルチオ基、2,2,2−トリフルオロエチルチオ基、1,1,2,2−テトラフルオロエチルチオ基、2−クロロ−1,1,2−トリフルオロエチルチオ基、ペンタフルオロエチルチオ基、1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロピルチオ基、ヘプタフルオロプロピルチオ基、1,2,2,2−テトラフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチルチオ基、ノナフルオロブチルチオ基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるハロ(C〜C)アルケニルチオの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるハロアルケニル−S−基を表し、例えば2−フルオロ−2−プロペニルチオ基、2−クロロ−2−プロペニルチオ基、3,3−ジフルオロ−2−プロペニルチオ基、3,3−ジクロロ−2−プロペニルチオ基、2,3,3−トリフルオロ−2−プロペニルチオ基、4,4−ジフルオロ−3−ブテニルチオ基、3,4,4−トリフルオロ−3−ブテニルチオ基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるハロ(C〜C)アルキニルチオの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるハロアルキニル−S−基を表し、例えば3−クロロ−2−プロピニルチオ基、3−ブロモ−2−プロピニルチオ基、3−ヨード−2−プロピニルチオ等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるハロ(C〜C)アルキルスルフィニルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるハロアルキル−S(O)−基を表し、例えばジフルオロメチルスルフィニル基、トリフルオロメチルスルフィニル基、クロロジフルオロメチルスルフィニル基、ブロモジフルオロメチルスルフィニル基、2,2,2−トリフルオロエチルスルフィニル基、1,2,2,2−テトラフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチルスルフィニル基、ノナフルオロブチルスルフィニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるハロ(C〜C)アルケニルスルフィニルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるハロアルケニル−S(O)−基を表し、例えば2−フルオロ−2−プロペニルスルフィニル基、2−クロロ−2−プロペニルスルフィニル基、3,3−ジフルオロ−2−プロペニルスルフィニル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニルスルフィニル基、4,4−ジフルオロ−3−ブテニルスルフィニル基、3,4,4−トリフルオロ−3−ブテニルスルフィニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるハロ(C〜C)アルキニルスルフィニルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるハロアルキニル−S(O)−基を表し、例えば3−クロロ−2−プロピニルスルフィニル基、3−ブロモ−2−プロピニルスルフィニル基、3−ヨード−2−プロピニルスルフィニル等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるハロ(C〜C)アルキルスルホニルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるハロアルキル−SO−基を表し、例えばジフルオロメチルスルホニル基、トリフルオロメチルスルホニル基、クロロジフルオロメチルスルホニル基、ブロモジフルオロメチルスルホニル基、2,2,2−トリフルオロエチルスルホニル基、1,1,2,2−テトラフルオロエチルスルホニル基、2−クロロ−1,1,2−トリフルオロエチルスルホニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるハロ(C〜C)アルケニルスルホニルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるハロアルケニル−SO−基を表し、例えば2−フルオロ−2−プロペニルスルホニル基、2−クロロ−2−プロペニルスルホニル基、3,3−ジフルオロ−2−プロペニルスルホニル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニルスルホニル基、4,4−ジフルオロ−3−ブテニルスルホニル基、3,4,4−トリフルオロ−3−ブテニルスルホニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるハロ(C〜C)アルキニルスルホニルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるハロアルキニル−SO−基を表し、例えば3−クロロ−2−プロピニルスルホニル基、3−ブロモ−2−プロピニルスルホニル基、3−ヨード−2−プロピニルスルホニル等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書におけるトリ(C〜C)アルキルシリルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルキル基が、3個結合したケイ素原子を表し、このとき、それらのアルキル基は互いに同一でも、又は互いに相異なっていてもよい。例えばトリメチルシリル基、トリエチルシリル基、トリ(i−プロピル)シリル基、i−プロピルジメチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「Riによって任意に置換された3〜6員飽和複素環」の表記は、任意のRによって、炭素原子に結合した水素原子が置換された3〜6員飽和複素環を表し、環を構成する原子として酸素原子及び硫黄原子から選ばれるヘテロ原子を1個以上含んでも良い。例えばオキシラン、メチルオキシラン、3-メチルオキセタン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン等が具体例として挙げられる。このとき、それぞれの3〜6員飽和複素環上の置換基Rが2個以上存在するとき、それぞれのRは互いに同一でも異なってもよい。
本明細書におけるフェニル(C〜C)アルキルの表記は、フェニル基によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換された炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルキル基を表し、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「Rによって任意に置換された(C〜C)アルキル基」の表記は、任意のRによって、炭素原子に結合した水素原子が置換された炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルキル基を表し、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C〜C)アルキル基上の置換基Rが2個以上存在するとき、それぞれのRは互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「Rによって任意に置換された(C〜C)アルケニル基」の表記は、任意のRによって、炭素原子に結合した水素原子が置換された炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルケニル基を表し、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C〜C)アルケニル基上の置換基Rが2個以上存在するとき、それぞれのRは互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「Rによって任意に置換された(C〜C)アルキニル基」の表記は、任意のRによって、炭素原子に結合した水素原子が置換された炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルキニル基を表し、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C〜C)アルキニル基上の置換基Rが2個以上存在するとき、それぞれのRは互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「Rによって任意に置換された(C〜C)アルコキシ基」の表記は、任意のRによって、炭素原子に結合した水素原子が置換された炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルコキシ基を表し、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C〜C)アルコキシ基上の置換基Rが2個以上存在するとき、それぞれのRは互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「Rによって任意に置換された(C〜C)アルケニルオキシ基」の表記は、任意のRによって、炭素原子に結合した水素原子が置換された炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルケニルオキシ基を表し、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C〜C)アルケニルオキシ基上の置換基Rが2個以上存在するとき、それぞれのRは互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「Rによって任意に置換された(C〜C)アルキニルオキシ基」の表記は、任意のRによって、炭素原子に結合した水素原子が置換された炭素原子数がa〜b個よりなる前記の意味であるアルキニルオキシ基を表し、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C〜C)アルキニルオキシ基上の置換基Rが2個以上存在するとき、それぞれのRは互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における
[Rd1とRe1が一緒になってC〜Cアルキレン鎖を表し、これにより、結合する窒素原子と共にd〜e員環を形成してもよく、このときこのアルキレン鎖は酸素原子、硫黄原子又はNHによって中断されてよく、]
[Rd2とRe2が一緒になってC〜Cアルキレン鎖を表し、これにより、結合する窒素原子と共にd〜e員環を形成してもよく、このときこのアルキレン鎖は酸素原子、硫黄原子又はNHによって中断されてよく、]
[RとRが一緒になってC〜Cアルキレン鎖を表し、これにより、結合する窒素原子と共にd〜e員環を形成してもよく、このときこのアルキレン鎖は酸素原子、硫黄原子又はNHによって中断されてよく、]
等の表記の具体例として、例えばアジリジン、アゼチジン、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ホモピペリジン、ヘプタメチレンイミン等が挙げられ、各々の指定の原子数の範囲で選択される。
次に本発明の組成物の内、第一有効成分として含有される、前記式(1)で表される置換ピリダジン化合物の製造法を以下に説明する。
(製造法1)
本発明化合物のうち、Rが塩素原子又は臭素原子である一般式(1−1)で表される化合物は、例えば、一般式(2)で表される化合物をハロゲン化剤と反応させることにより製造することができる。
(式中、R31は塩素原子又は臭素原子を表し、R、R及びHetは前記と同じ意味を表す。)
一般式(1−1)で表される本発明化合物は、一般式(2)で表される化合物又はその塩と、ハロゲン化剤とを溶媒中又は無溶媒で、場合によっては塩基存在下反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えばトルエン等の炭化水素類、アセトニトリル等のニトリル類、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類等が挙げられ、好ましくは、トルエン、1,2−ジクロロエタン等が挙げられる。
ハロゲン化剤としては、例えばオキシ塩化リン、オキシ臭化リン等が挙げられる。また、オキシ塩化リンを溶媒として用いることもできる。ハロゲン化剤の当量としては、化合物(2)に対して、0.1から100当量の範囲で用いることができ、1から50当量の範囲が好ましい。
塩基を用いる場合、用いられる塩基としては、例えばN,N−ジエチルアニリン、N,N−ジメチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、5−エチル−2−ピコリン、トリブチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)又は1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン(DBN)等の有機塩基類が挙げられる。
反応温度は、室温から反応混合物の還流温度の範囲で行うことができ、50℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。
反応時間としては、5分から100時間の範囲で行うことができ、1時間から48時間の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(1−1)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物を水に加え、析出する固体を濾取することにより一般式(1−1)で表される化合物が得られる。また、例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより化合物(1−1)が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。
(製造法2)
本発明化合物のうち、RがC〜Cアルコキシ基又はC〜Cアルキルチオ基である一般式(1−2)で表される化合物は、例えば、一般式(1−1)で表される化合物と一般式(21)で表される化合物を反応させることにより製造することができる。
(式中、R31は塩素原子又は臭素原子を表し、R32はC〜Cアルコキシ基又はC〜Cアルキルチオ基を表し、Aは水素原子、ナトリウム原子又はカリウム原子を表し、R、R及びHetは前記と同じ意味を表す。)
一般式(1−2)で表される本発明化合物は、一般式(1−1)で表される化合物と一般式(21)で表される化合物とを溶媒中又は無溶媒で、場合によっては塩基存在下反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えばメタノール、エタノール等の低級アルコール類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N’−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、ジメチルスルホキシド或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。好ましくは、R32に対応するアルコール類及びテトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン及びこれらの混合物等が挙げられる。
該反応は塩基の存在下に行うことができる。用いることのできる塩基としては、例えばピリジン、2,6−ルチジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリブチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)又は1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン(DBN)等の有機塩基類、水素化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等の無機塩基類が挙げられる。塩基の当量としては、一般式(1−1)で表される化合物に対して0.1から100当量の範囲で用いることができ、1から40当量の範囲が好ましい。
反応温度は−80℃から反応混合物の還流温度まで任意の温度を設定することができ、0℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。
反応時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常5分から100時間の範囲で任意に設定でき、1時間から48時間の範囲が好ましい。
基質の当量としては、化合物(21)は化合物(1−1)に対して、0.5から50当量の範囲で用いることができ、1から20当量の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(1−2)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより化合物(1−2)が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。
(製造法3)
本発明化合物のうち、Rがフッ素原子である一般式(1−3)で表される化合物は、例えば、一般式(1−1)で表される化合物と、フッ素化剤を反応させることにより製造することができる。
(式中、R31は塩素原子又は臭素原子を表し、R、R及びHetは前記と同じ意味を表す。)
一般式(1−3)で表される本発明化合物は、一般式(1−1)で表される化合物とフッ素化剤とを溶媒中又は無溶媒で、場合によっては塩基存在下反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N’−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、ジメチルスルホキシド或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。好ましくは、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド及びこれらの混合物等が挙げられる。
フッ素化剤としては、例えばフッ化カリウム、二フッ化水素テトラブチルホスホニウム等が挙げられる。フッ素化剤の当量としては、化合物(1−1)に対して、0.5から50当量の範囲で用いることができ、1から20当量の範囲が好ましい。
該反応は塩基の存在下に行うことができる。用いることのできる塩基としては、例えばピリジン、2,6−ルチジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリブチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)又は1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン(DBN)等の有機塩基類、水素化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等の無機塩基類が挙げられる。塩基の当量としては、一般式(1−1)で表される化合物に対して0.1から100当量の範囲で用いることができ、1から40当量の範囲が好ましい。
反応温度は−80℃から反応混合物の還流温度まで任意の温度を設定することができ、0℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。
反応時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常5分から100時間の範囲で任意に設定でき、1時間から48時間の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(1−3)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより一般式(1−3)で表される化合物が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。
(製造法4)
本発明化合物のうち、Rが水素原子である一般式(1−4)で表される化合物は、例えば、一般式(1−1)で表される化合物と、パラジウム触媒とを反応させることにより製造することができる。
(式中、R31は塩素原子又は臭素原子を表し、R、R及びHetは前記と同じ意味を表す。)
一般式(1−4)で表される本発明化合物は、一般式(1−1)で表される化合物とパラジウム触媒とを溶媒中又は無溶媒で、塩基存在下反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えば水、メタノール、エタノール等の低級アルコール類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N’−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、ジメチルスルホキシド或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。好ましくは、水、メタノール、ブタノール、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド及びこれらの混合物等が挙げられる。
パラジウム触媒としては、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、[1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン]パラジウムジアセテート(II)等が挙げられる。パラジウム触媒の当量としては、化合物(1−1)に対して、0.005から20当量の範囲で用いることができ、0.01から5当量の範囲が好ましい。
塩基としては、例えばピリジン、2,6−ルチジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリブチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)又は1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン(DBN)等の有機塩基類、水素化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等の無機塩基類が挙げられる。塩基の当量としては、化合物(1−1)に対して、0.1から100当量の範囲で用いることができ、1から40当量の範囲が好ましい。
反応温度は−80℃から反応混合物の還流温度まで任意の温度を設定することができ、0℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。
反応時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常5分から100時間の範囲で任意に設定でき、1時間から48時間の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(1−4)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより一般式(1−4)で表される化合物が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。
(製造法5)
本発明化合物のうち、RがC〜Cアルキル基である一般式(1−5)で表される化合物は、例えば、一般式(1−1)で表される化合物と、アルキル化剤とを反応させることにより製造することができる。
(式中、R31は塩素原子又は臭素原子を表し、R33はC〜Cアルキル基を表し、R、R及びHetは前記と同じ意味を表す。)
一般式(1−5)で表される本発明化合物は、一般式(1−1)で表される化合物とアルキル化剤とを触媒存在下、溶媒中又は無溶媒で、場合によっては塩基存在下反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えば水、メタノール、エタノール等の低級アルコール類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N’−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、ジメチルスルホキシド或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。好ましくは、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド及びこれらの混合物等が挙げられる。
アルキル化剤としては、例えば2,4,6−トリメチルボロキシン、塩化メチルマグネシウム等が挙げられる。アルキル化剤の当量としては、化合物(1−1)に対して、0.5から50当量の範囲で用いることができ、1から20当量の範囲が好ましい。
触媒としては、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリド ジクロロメタン付加物、テトラキス(トリフェニルホスフィン)ニッケル(0)等が挙げられる。触媒の当量としては、化合物(1−1)に対して、0.005から20当量の範囲で用いることができ、0.01から5当量の範囲が好ましい。
該反応は塩基の存在下に行うことができる。用いることのできる塩基としては、例えばピリジン、2,6−ルチジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリブチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)又は1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン(DBN)等の有機塩基類、水素化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等の無機塩基類が挙げられる。塩基の当量としては、化合物(1−1)に対して、0.1から100当量の範囲で用いることができ、1から40当量の範囲が好ましい。
反応温度は−80℃から反応混合物の還流温度まで任意の温度を設定することができ、0℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。
反応時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常5分から100時間の範囲で任意に設定でき、1時間から48時間の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(1−5)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより一般式(1−5)で表される化合物が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。
(製造法6)
本発明化合物のうち、Rがシアノ基である一般式(1−6)で表される化合物は、例えば、一般式(1−1)で表される化合物と、シアノ化剤とを反応させることにより製造することができる。
(式中、R31は塩素原子又は臭素原子を表し、R、R及びHetは前記と同じ意味を表す。)
一般式(1−6)で表される本発明化合物は、一般式(1−1)で表される化合物とシアノ化剤とを溶媒中又は無溶媒で、場合によっては塩基存在下、場合によってはパラジウム触媒存在下反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えば水、メタノール、エタノール等の低級アルコール類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N’−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、ジメチルスルホキシド或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。好ましくは、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド及びこれらの混合物等が挙げられる。
シアノ化剤としては、例えばシアン化カリウム、シアン化ナトリウム、シアン化銅、シアン化亜鉛等が挙げられる。シアノ化剤の当量としては、化合物(1−1)に対して、0.5から50当量の範囲で用いることができ、1から20当量の範囲が好ましい。
該反応は塩基の存在下に行うことができる。用いることのできる塩基としては、例えばピリジン、2,6−ルチジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリブチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)又は1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン(DBN)等の有機塩基類、水素化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等の無機塩基類が挙げられる。塩基の当量としては、化合物(1−1)に対して、0.1から100当量の範囲で用いることができ、1から40当量の範囲が好ましい。
該反応はパラジウム触媒の存在下に行うことができる。用いることのできるパラジウム触媒としては、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリド ジクロロメタン付加物等が挙げられる。パラジウム触媒の当量としては、化合物(1−1)に対して、0.005から20当量の範囲で用いることができ、0.01から5当量の範囲が好ましい。
反応温度は−80℃から反応混合物の還流温度まで任意の温度を設定することができ、0℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。
反応時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常5分から100時間の範囲で任意に設定でき、1時間から48時間の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(1−6)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより一般式(1−6)で表される化合物が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。
(製造法7)
本発明化合物のうち、RがC〜Cアルキルスルフィニル基又はC〜Cアルキルスルホニル基である一般式(1−8)で表される化合物は、例えば、製造法2の方法により製造することのできる一般式(1−7)で表される化合物と、酸化剤とを反応させることにより製造することができる。
(式中、R34はC〜Cアルキルチオ基を表し、R35はC〜Cアルキルスルフィニル基又はC〜Cアルキルスルホニル基を表し、R、R及びHetは前記と同じ意味を表す。)
一般式(1−8)で表される本発明化合物は、製造法2の方法により製造することのできる一般式(1−7)で表される化合物と酸化剤とを溶媒中又は無溶媒で、場合によっては触媒存在下反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えば水、酢酸等の低級カルボン酸類、メタノール、エタノール等の低級アルコール類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N’−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、ジメチルスルホキシド或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。好ましくは、水、酢酸、テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、クロロホルム、N−メチルピロリドン及びこれらの混合物等が挙げられる。
酸化剤としては、例えば過酸化水素水、次亜塩素酸ナトリウム、3−クロロ過安息香酸等が挙げられる。酸化剤の当量としては、化合物(1−7)に対して、0.5から50当量の範囲で用いることができ、1から20当量の範囲が好ましい。
該反応は触媒の存在下に行うことができる。用いることのできる触媒としては、例えばタングステン酸ナトリウム二水和物等が挙げられる。触媒の当量としては、化合物(1−7)に対して、0.005から20当量の範囲で用いることができ、0.01から5当量の範囲が好ましい。
反応温度は−80℃から反応混合物の還流温度まで任意の温度を設定することができ、0℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。
反応時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常5分から100時間の範囲で任意に設定でき、1時間から48時間の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(1−8)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより一般式(1−8)で表される化合物が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。
(製造法8)
本発明化合物のうち、Hetがピリジン環、RがC〜Cアルコキシ基又はC〜Cアルキルチオ基である一般式(1−9)で表される化合物は、例えば下記の反応式で示されるルートにしたがって製造することができる。
(式中、Ra1は塩素原子、フッ素原子又は臭素原子を表し、Ra2はC〜Cアルコキシ基又はC〜Cアルキルチオ基を表し、Aは水素原子、ナトリウム原子又はカリウム原子を表し、R31は塩素原子又は臭素原子を表し、R、R、R及びnは前記と同じ意味を表し、ここに限りmは0、1、2又は3の整数を表す。)
(製造工程1)
一般式(2−1)で表される化合物は、一般式(2)で表される化合物と一般式(22)で表される化合物とを溶媒中又は無溶媒で、場合によっては塩基存在下反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えばメタノール、エタノール等の低級アルコール類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N’−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、ジメチルスルホキシド或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。好ましくは、Ra2に対応するアルコール類及びテトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド及びこれらの混合物等が挙げられる。
該反応は塩基の存在下に行うことができる。用いることのできる塩基としては、例えばピリジン、2,6−ルチジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリブチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)又は1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン(DBN)等の有機塩基類、水素化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等の無機塩基類が挙げられる。塩基の当量としては、化合物(2)に対して、0.1から100当量の範囲で用いることができ、1から40当量の範囲が好ましい。
基質の当量としては、化合物(22)は化合物(2)に対して、0.5から50当量の範囲で用いることができ、1から20当量の範囲が好ましい。
反応温度は−80℃から反応混合物の還流温度まで任意の温度を設定することができ、0℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。
反応時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常5分から100時間の範囲で任意に設定でき、1時間から48時間の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(2−1)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより化合物(2−1)が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。
(製造工程2)
一般式(1−9)で表される本発明化合物は、一般式(2−1)で表される化合物又はその塩より、製造法1に記載の方法に準じて反応させることにより製造することができる。
(製造法9)
本発明化合物のうち、Hetがピリジン環、Rがシアノ基である一般式(1−10)で表される化合物は、例えば下記の反応式で示されるルートにしたがって製造することができる。
(式中、Ra1は塩素原子、フッ素原子又は臭素原子を表し、R31は塩素原子又は臭素原子を表し、R、R、R及びnは前記と同じ意味を表し、ここに限りmは0、1、2又は3の整数を表す。)
(製造工程1)
一般式(2−2)で表される化合物は、一般式(2)で表される化合物と、シアノ化剤とを溶媒中又は無溶媒で、場合によってはパラジウム触媒存在下、場合によっては塩基存在下反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えばメタノール、エタノール等の低級アルコール類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N’−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、ジメチルスルホキシド或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。好ましくは、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド及びこれらの混合物等が挙げられる。
シアノ化剤としては、例えばシアン化カリウム、シアン化ナトリウム、シアン化銅、シアン化亜鉛等が挙げられる。シアノ化剤の当量としては、化合物(2)に対して、0.5から50当量の範囲で用いることができ、1から20当量の範囲が好ましい。
該反応はパラジウム触媒の存在下に行うことができる。用いることのできるパラジウム触媒としては、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリド ジクロロメタン付加物等が挙げられる。パラジウム触媒の当量としては、化合物(2)に対して、0.005から20当量の範囲で用いることができ、0.01から5当量の範囲が好ましい。
該反応は塩基の存在下に行うことができる。用いることのできる塩基としては、例えばピリジン、2,6−ルチジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリブチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)又は1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン(DBN)等の有機塩基類、水素化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等の無機塩基類が挙げられる。塩基の当量としては、化合物(2)に対して、0.1から100当量の範囲で用いることができ、1から40当量の範囲が好ましい。
反応温度は−80℃から反応混合物の還流温度まで任意の温度を設定することができ、0℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。
反応時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常5分から100時間の範囲で任意に設定でき、1時間から48時間の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(2−2)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより化合物(2−2)が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。
(製造工程2)
一般式(1−10)で表される本発明化合物は、一般式(2−2)で表される化合物又はその塩より、製造法1に記載の方法に準じて反応させることにより製造することができる。
(製造法10)
本発明化合物のうち、Hetがピリジン環、RがC〜Cアルキルスルフィニル基又はC〜Cアルキルスルホニル基である一般式(1−12)で表される化合物は、例えば、製造法8の方法により製造することのできる一般式(1−11)で表される化合物と、酸化剤とを反応させることにより製造することができる。
(式中、Ra1はC〜Cアルキルチオ基を表し、Ra2はC〜Cアルキルスルフィニル基又はC〜Cアルキルスルホニル基を表し、R、R、R、R及びnは前記と同じ意味を表し、ここに限りmは0、1、2又は3の整数を表す。)
一般式(1−12)で表される本発明化合物は、製造法8の方法により製造することのできる一般式(1−11)で表される化合物と酸化剤とを溶媒中又は無溶媒で、場合によっては触媒存在下反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えば水、酢酸等の低級カルボン酸類、メタノール、エタノール等の低級アルコール類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N’−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、ジメチルスルホキシド或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。好ましくは、水、酢酸、テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、クロロホルム、N−メチルピロリドン及びこれらの混合物等が挙げられる。
酸化剤としては、例えば過酸化水素水、次亜塩素酸ナトリウム、3−クロロ過安息香酸等が挙げられる。酸化剤の当量としては、化合物(1−11)に対して、0.5から50当量の範囲で用いることができ、1から20当量の範囲が好ましい。
該反応は触媒の存在下に行うことができる。用いることのできる触媒としては、例えばタングステン酸ナトリウム二水和物等が挙げられる。触媒の当量としては、化合物(1−11)に対して、0.005から20当量の範囲で用いることができ、0.01から5当量の範囲が好ましい。
反応温度は−80℃から反応混合物の還流温度まで任意の温度を設定することができ、0℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。
反応時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常5分から100時間の範囲で任意に設定でき、1時間から48時間の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(1−12)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより一般式(1−12)で表される化合物が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。
(製造法11)
本発明化合物のうち、Rがベンゼン環、RがC〜Cアルキルスルフィニル基又はC〜Cアルキルスルホニル基である一般式(1−14)で表される化合物は、例えば、前記の製造法により製造することのできる一般式(1−13)で表される化合物と、酸化剤とを反応させることにより製造することができる。
(式中、Rb1はC〜Cアルキルチオ基を表し、Rb2はC〜Cアルキルスルフィニル基又はC〜Cアルキルスルホニル基を表し、Het、R、R及びRは前記と同じ意味を表し、ここに限りpは0,1,2,3又は4の整数を表す。)
一般式(1−14)で表される本発明化合物は、前記の製造法により製造することのできる一般式(1−13)で表される化合物と酸化剤とを溶媒中又は無溶媒で、場合によっては触媒存在下反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えば水、酢酸等の低級カルボン酸類、メタノール、エタノール等の低級アルコール類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N’−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、ジメチルスルホキシド或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。好ましくは、水、酢酸、テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、クロロホルム、N−メチルピロリドン及びこれらの混合物等が挙げられる。
酸化剤としては、例えば過酸化水素水、次亜塩素酸ナトリウム、3−クロロ過安息香酸等が挙げられる。酸化剤の当量としては、化合物(1−13)に対して、0.5から50当量の範囲で用いることができ、1から20当量の範囲が好ましい。
該反応は触媒の存在下に行うことができる。用いることのできる触媒としては、例えばタングステン酸ナトリウム二水和物等が挙げられる。触媒の当量としては、化合物(1−13)に対して、0.005から20当量の範囲で用いることができ、0.01から5当量の範囲が好ましい。
反応温度は−80℃から反応混合物の還流温度まで任意の温度を設定することができ、0℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。
反応時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常5分から100時間の範囲で任意に設定でき、1時間から48時間の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(1−14)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより一般式(1−14)で表される化合物が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。
(製造法12)
本発明化合物のうち、Rがベンゼン環、Rがヒドロキシ基である一般式(1−16)で表される化合物は、例えば、前記の製造法により製造することのできる一般式(1−15)で表される化合物と、三臭化ホウ素とを反応させることにより製造することができる。
(式中、Rb1はC〜Cアルコキシ基を表し、Het、R、R 及びは前記と同じ意味を表し、ここに限りpは0、1,2,3又は4の整数を表す。)
一般式(1−16)で表される本発明化合物は、前記の製造法により製造することのできる一般式(1−15)で表される化合物と三臭化ホウ素とを溶媒中又は無溶媒で、反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えばベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。好ましくは、トルエン、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン及びこれらの混合物等が挙げられる。
三臭化ホウ素の当量としては、化合物(1−15)に対して、0.5から50当量の範囲で用いることができ、1から20当量の範囲が好ましい。
反応温度は−80℃から反応混合物の還流温度まで任意の温度を設定することができ、−20℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。
反応時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常5分から100時間の範囲で任意に設定でき、1時間から48時間の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(1−16)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより一般式(1−16)で表される化合物が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。
(製造法13)
本発明化合物のうち、Rが−C(O)NHである一般式(1−17)で表される化合物は、例えば、製造法6の方法により製造することのできる一般式(1−6)で表される化合物と、一般式(23)で表される化合物とを反応させることにより製造することができる。
(式中、Aはリチウム原子、ナトリウム原子又はカリウム原子を表し、R、R及びHetは前記と同じ意味を表す。)
一般式(1−17)で表される本発明化合物は、製造法6の方法により製造することのできる一般式(1−6)で表される化合物と一般式(23)で表される化合物とを溶媒中又は無溶媒で、場合によっては酸化剤存在下反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えば水、メタノール、エタノール等の低級アルコール類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N’−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、ジメチルスルホキシド或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。好ましくは、水、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド及びこれらの混合物等が挙げられる。
基質の当量としては、化合物(23)は化合物(1−6)に対して、0.5から50当量の範囲で用いることができ、1から20当量の範囲が好ましい。
該反応は酸化剤の存在下に行うことができる。用いることのできる酸化剤としては、例えば過酸化水素水等が挙げられる。酸化剤の当量としては、化合物(1−6)に対して、0.005から20当量の範囲で用いることができ、0.01から10当量の範囲が好ましい。
反応温度は−80℃から反応混合物の還流温度まで任意の温度を設定することができ、0℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。
反応時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常5分から100時間の範囲で任意に設定でき、1時間から48時間の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(1−17)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより一般式(1−17)で表される化合物が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。
(製造法14)
本発明化合物のうち、Rが−C(S)NHである一般式(1−18)で表される化合物は、例えば、製造法6の方法により製造することのできる一般式(1−6)で表される化合物と、水硫化ナトリウムとを反応させることにより製造することができる。
(式中、R、R及びHetは前記と同じ意味を表す。)
一般式(1−18)で表される本発明化合物は、製造法6の方法により製造することのできる一般式(1−6)で表される化合物と水硫化ナトリウムとを溶媒中又は無溶媒で、場合によっては触媒存在下反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えば水、メタノール、エタノール等の低級アルコール類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N’−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、ジメチルスルホキシド或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。好ましくは、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン及びこれらの混合物等が挙げられる。
水硫化ナトリウムの当量としては、化合物(1−6)に対して、0.5から50当量の範囲で用いることができ、1から20当量の範囲が好ましい。
該反応は触媒の存在下に行うことができる。用いることのできる触媒としては、例えば塩化マグネシウム等が挙げられる。触媒の当量としては、化合物(1−6)に対して、0.005から20当量の範囲で用いることができ、0.01から5当量の範囲が好ましい。
反応温度は−80℃から反応混合物の還流温度まで任意の温度を設定することができ、0℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。
反応時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常5分から100時間の範囲で任意に設定でき、1時間から48時間の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(1−18)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより一般式(1−18)で表される化合物が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。
製造法1に用いられる一般式(2)で表される化合物は、例えば下記の反応式で示されるルートにしたがって製造することができる。
(反応式1)
(式中、Lは良好な脱離基、例えば塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等を表し、R、R及びHetは前記と同じ意味を表す。)
(製造工程1)
一般式(5)で表される化合物は、例えば、一般式(6)で表される化合物と一般式(7)で表される化合物とを溶媒中又は無溶媒で、塩基存在下反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N’−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、ジメチルスルホキシド或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。好ましくは、アセトニトリル、プロピオニトリル、テトラヒドロフラン及びこれらの混合物等が挙げられる。
用いることのできる塩基としては、例えばトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリブチルアミン、4−ジメチルアミノピリジン、ピリジン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)又は1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン(DBN)等の有機塩基類、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド又はカリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属のアルコラート類、水素化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム等の無機塩基類が挙げられる。好ましくはトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン及びピリジン等が挙げられる。塩基の当量としては、化合物(7)に対して、1から20当量の範囲で用いることができ、1から5当量の範囲が好ましい。
反応温度は,−80℃から反応混合物の還流温度の範囲で行うことができ、0℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。
反応時間としては、5分から100時間の範囲で行うことができ、1時間から48時間の範囲が好ましい。基質の当量としては、化合物(7)は化合物(6)に対して、0.5から20当量の範囲で用いることができ、0.5から5当量の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(5)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより化合物(5)が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。また、反応終了後、後処理することなく反応混合物をそのまま製造工程2に用いることもできる。
製造工程1の一般式(6)で表される化合物の或るものは公知化合物であり、一部は市販品として入手できる。また、それ以外のものも文献記載の公知の方法、例えば国際公開第2010/036553号等に記載の方法に準じて容易に製造することができる。
(製造工程2)
一般式(4)で表される化合物は、例えば、一般式(5)で表される化合物を溶媒中又は無溶媒で、塩基と反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N’−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、ジメチルスルホキシド或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。好ましくは、アセトニトリル、プロピオニトリル、テトラヒドロフラン及びこれらの混合物等が挙げられる。
用いることのできる塩基としては、例えばトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリブチルアミン、4−ジメチルアミノピリジン、ピリジン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)又は1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン(DBN)等の有機塩基類、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド又はカリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属のアルコラート類、水素化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム等の無機塩基類が挙げられる。好ましくは1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)又は1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン(DBN)等が挙げられる。塩基の当量としては、化合物(5)に対して、1から20当量の範囲で用いることができ、1から5当量の範囲が好ましい。
反応温度は,−80℃から反応混合物の還流温度の範囲で行うことができ、0℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。
反応時間としては、5分から100時間の範囲で行うことができ、1時間から48時間の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(4)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより化合物(4)が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。また、反応終了後、後処理することなく反応混合物をそのまま製造工程3に用いることもできる。
(製造工程3)
一般式(3)で表される化合物は、例えば、一般式(4)で表される化合物を溶媒中又は無溶媒で、酸化剤と反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N’−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、ジメチルスルホキシド或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。好ましくは、アセトニトリル、プロピオニトリル、テトラヒドロフラン及びこれらの混合物等が挙げられる。
用いることのできる酸化剤としては、例えば、酸素を含有する混合ガス又は酸素ガス等が挙げられる。
反応温度は,−80℃から反応混合物の還流温度の範囲で行うことができ、0℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。反応時間としては、5分から100時間の範囲で行うことができ、1時間から48時間の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(3)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより化合物(3)が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。
(製造工程4)
一般式(2)で表される化合物は、例えば、一般式(3)で表される化合物を溶媒中又は無溶媒で、ヒドラジンと反応させることにより得ることができる。溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては反応に不活性であればよく、例えばメチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、s−ブチルアルコール又はtert−ブチルアルコール等の低級アルコール類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N’−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、ジメチルスルホキシド或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。好ましくは、メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、s−ブチルアルコール、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン及びこれらの混合物等が挙げられる。
用いることのできるヒドラジンとしては、例えば、ヒドラジン一水和物等が挙げられる。ヒドラジンの当量としては、化合物(3)に対して、1から20当量の範囲で用いることができ、1から5当量の範囲が好ましい。
反応温度は,−80℃から反応混合物の還流温度の範囲で行うことができ、0℃から反応混合物の還流温度の範囲が好ましい。
反応時間としては、5分から100時間の範囲で行うことができ、1時間から48時間の範囲が好ましい。
反応終了後は、反応溶液中から通常の後処理により一般式(2)で表される化合物を得ることができる。例えば、反応混合物を濃縮することにより化合物(2)が得られる。また、例えば、反応混合物に必要に応じてn−ヘキサン、ジイソプロピルエーテル又はクロロホルムなどの溶媒を加え、析出する固体を濾取することにより化合物(2)が得られる。さらに、例えば、反応混合物に水及びトルエン、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はクロロホルム等の抽出溶媒を加えて抽出後、有機層を乾燥、濃縮することにより化合物(2)が得られる。化合物を精製する必要が生じた場合には、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の精製法によって分離、精製することができる。
製造工程1に用いられる一般式(7)で表される化合物は、例えば下記の反応式で示されるルートにしたがって製造することができる。
(反応式2)
(式中、Lは良好な脱離基、例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子等を表し、RはC〜Cアルキル基、例えばメチル、エチル等を表し、Hetは前記と同じ意味を表す。)
一般式(9)で表される化合物を文献記載の公知の方法、例えば国際公開第2007/066601号記載の方法に準じてマロン酸ジエステル(22)と反応させることにより一般式(8)で表される化合物を製造することができる。
一般式(8)で表される化合物を文献記載の公知の方法、例えば米国特許出願公報第2010/0069328号公報記載の方法に準じて反応させることにより一般式(7)で表される化合物を製造することができる。
ここで用いられる一般式(9)で表される化合物の或るものは公知化合物であり、一部は市販品として入手できる。また、それ以外のものも文献記載の一般的な公知化合物の合成方法に準じて容易に製造することができる。
製造工程1に用いられる一般式(7)で表される化合物は、例えば下記の反応式で示されるルートにしたがって製造することができる。
(反応式3)
(式中、RはC〜Cアルキル基、例えばメチル、エチル等を表し、Hetは前記と同じ意味を表す。)
一般式(11)で表される化合物を文献記載の公知の方法、例えばBulletin of the Chemical Society of Japan,1979年,52巻,2013頁記載の方法に準じて反応させることにより一般式(10)で表される化合物を製造することができる。
一般式(10)で表される化合物を文献記載の公知の方法、例えば米国特許出願公報2007/0015752公報記載の方法に準じて反応させることにより一般式(7)で表される化合物を製造することができる。
ここで用いられる一般式(11)で表される化合物の或るものは公知化合物であり、一部は市販品として入手できる。また、それ以外のものも文献記載の一般的な公知化合物の合成方法に準じて容易に製造することができる。
本発明組成物及び本発明方法における第1の有効成分である式(1)で表される置換ピリダジン化合物は、既存の殺菌剤に対して抵抗性の発達した病原菌に対しても有効である。また、式(1)で表される置換ピリダジン化合物は、ある種の病原菌に対しては極低薬量で発病を抑えるとともに残効性も備え、結果的に顕著な防除効果を発揮するものである。しかしながら、いうまでもなくこの式(1)で表される置換ピリダジン化合物のみを単独で用いて、あらゆる分野の全ての病害虫を完全に防除することは困難である。
一方、本発明組成物及び本発明方法において、式(1)で表される置換ピリダジン化合物と共に用いられる、もう一方の有効成分群A乃至Iからなる化合物は、殺菌、殺線虫又は殺バクテリア剤として公知のものである。下記の第1表乃至第9表に具体的な名称を例示するが、この例示はいかなる限定をも課すものでは無い。これらの有効成分には殺菌・殺線虫スペクトラムが狭い、残効性が短いといった課題を抱えているものがあると同時に、近年、耐性菌の出現による防除効果の著しい低下といった問題が指摘されているものもあり、満足のいく防除効果を得るために薬剤の散布薬量や散布回数が増加する傾向にあることから、人畜あるいは水生生物に対する危険性の増加など、環境安全性の面からも改善が求められているものもある。
有効成分群A:電子伝達系複合体IIIのQoまたはQi領域を阻害する作用性の化合物
〔第1表〕
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No. 化合物名(一般名) No. 化合物名(一般名)
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A01 アゾキシストロビン A09 トリフロキシストロビン
A02 クレソキシム−メチル A10 アミスルブロム
A03 ピラクロストロビン A11 シアゾファミド
A04 ピコキシストロビン A12 ファモキサドン
A05 フルオキサストロビン A13 アメトクトラジン
A06 ジモキシストロビン A14 トリクロピリカルブ
A07 オリサストロビン A15 S-2200(試験名)
A08 メトミノストロビン
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有効成分群B:電子伝達系複合体IIを阻害する作用性の化合物
〔第2表〕
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No. 化合物名(一般名) No. 化合物名(一般名)
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B01 ペンチオピラド B09 フルオピラム
B02 フルトラニル B10 イソフェタミド
B03 フラメトピル B11 セダキサン
B04 ボスカリド B12 オキシカルボキシン
B05 ビキサフェン B13 イソピラザム
B06 カルボキシン B14 ペンフルフェン
B07 メプロニル B15 フルキサピロキサド
B08 チフルザミド B16 ベンゾビンジフルピル
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有効成分群C:脂質の生合成を阻害する作用性の化合物
〔第3表〕
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No. 化合物名(一般名) No. 化合物名(一般名)
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C01 シメコナゾール C23 エタコナゾール
C02 テブコナゾール C24 ビテルタノール
C03 フェンブコナゾール C25 トリホリン
C04 ヘキサコナゾール C26 ピリフェノックス
C05 イミベンコナゾール C27 ヌアリモール
C06 トリアジメホン C28 フェナリモル
C07 テトラコナゾール C29 イマザリル
C08 プロチオコナゾール C30 トリフルミゾール
C09 エポキシコナゾール C31 ペフラゾエート
C10 イプコナゾール C32 オキスポコナゾールフマル酸塩
C11 メトコナゾール C33 プロクロラズ
C12 プロピコナゾール C34 アルジモルフ
C13 シプロコナゾール C35 トリデモルフ
C14 ジフェノコナゾール C36 フェンプロピモルフ
C15 ジニコナゾール C37 ドデモルフ酢酸塩
C16 フルキンコナゾール C38 フェンプロピモルフ
C17 フルシラゾール C39 ピペラリン
C18 ペンコナゾール C40 スピロキサミン
C19 ブロムコナゾール C41 フェンヘキサミド
C20 トリアジメノール C42 フェンピラズアミン
C21 フルトリアホール C43 ピリソキサゾール
C22 ミクロブタニル
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有効成分群D:有糸核分裂を阻害する作用性の化合物
〔第4表〕
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No. 化合物名(一般名) No. 化合物名(一般名)
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D01 ベノミル D05 チオファネート−メチル
D02 カルベンダジム D06 ジエトフェンカルブ
D03 フベリダゾール D07 ゾキサミド
D04 チアベンダゾール
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有効成分群E:シグナル伝達経路を阻害する作用性の化合物
〔第5表〕
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No. 化合物名(一般名) No. 化合物名(一般名)
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E01 キノキシフェン E04 プロシミドン
E02 フルジオキソニル E05 テブフロキン
E03 イプロジオン
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有効成分群F:メチオニン生合成を阻害する作用性の化合物
〔第6表〕
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No. 化合物名(一般名) No. 化合物名(一般名)
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F01 シプロジニル F03 ピリメタニル
F02 メパニピリム
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有効成分群G:多作用点を有する化合物
〔第7表〕
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No. 化合物名(一般名) No. 化合物名(一般名)
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G01 水酸化第二銅 G11 マンネブ
G02 塩基性炭酸銅 G12 チウラム
G03 塩基性硫酸銅 G13 キャプタン
G04 オキシキノリン銅 G14 フォルペット
G05 塩基性塩化銅 G15 クロロタロニル
G06 硫酸銅 G16 イミノクタジン−アルベシル酸塩
G07 ボルドー液 G17 ポリカーバメート
G08 石灰硫黄合剤 G18 ジチアノン
G09 硫黄 G19 ドジン
G10 マンコゼブ
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有効成分群H:植物に抵抗性を誘導する化合物
〔第8表〕
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No. 化合物名(一般名) No. 化合物名(一般名)
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H01 アシベンゾラル−S−メチル H03 イソチアニル
H02 プロベナゾール H04 チアジニル
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有効成分群I:その他の作用性を有する化合物
〔第9表〕
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No. 化合物名(一般名) No. 化合物名(一般名)
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I01 ジメトモルフ I14 フルオピコリド
I02 マンジプロパミド I15 フルアジナム
I03 ベンチアバリカルブ−イソプロピル I16 トリシクラゾール
I04 メタラキシル I17 カルプロパミド
I05 メタラキシル-M I18 フサライド
I06 シモキサニル I19 ジクロシメット
I07 ホセチル−アルミニウム I20 フルチアニル
I08 フルスルファミド I21 トルプロカルブ
I09 シフルフェナミド I22 NF-171(試験名)
I10 メトラフェノン I23 MIF-1002(試験名)
I11 ピリオフェノン I24 SB-4303(試験名)
I12 オキサチアピプロリン I25 NK-1001(試験名)
I13 ペンシクロン
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このような状況下、本発明者らは優れた病害虫防除活性を示し、且つ哺乳動物、魚類及び天敵・益虫等の非標的生物に対する悪影響の少ない有害生物防除方法を開発することを目標に鋭意研究を続けた結果、式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩と、公知の殺菌、殺線虫又は殺バクテリア活性を有する有効成分とを含有する組成物を用いることで、極めて有効に各種有害生物を防除することが可能となることを見いだし、本発明を完成した。
本発明組成物及び本発明方法の特徴は、第1に、各薬剤の単独での施用の場合に比べ、その殺菌、殺線虫又は殺バクテリア効力が明らかに増強されるとともに、速効的な殺菌、殺線虫又は殺バクテリア効果が付与されることである。第2に、既存の殺菌、殺線虫又は殺バクテリア剤に観られない広い殺菌、殺線虫又は殺バクテリアスペクトラムや、長い残効性が誘導されることである。第3に、各有効成分を単独で使用した場合に比べ、投下薬量を低下させうることである。第4に、散布処理、粒剤処理、種子処理、土壌混和、水面施用などに様々な防除体系に適用しうることである。
即ち、本発明組成物及び本発明方法は、相乗的殺菌、殺線虫又は殺バクテリア効果を奏するものである。この相乗的殺菌、殺線虫又は殺バクテリア効果は、各単剤の有する殺菌、殺線虫又は殺バクテリア効果からは予測し得ぬものであり、本発明組成物及び本発明方法の有用性は各種病害虫に対して各化合物を単独で使用するよりも、より確実な防除効果を発揮し得る点にあるといえる。
そのような相乗的病害虫防除効果を奏する式(1)で表される置換ピリダジン化合物と、公知の殺菌、殺線虫又は殺バクテリア活性を有する有効成分との組み合わせの例を以下に挙げる。以下の表記において、例えば「(1-01)+(A01)」は第10表のNo.1-01の化合物と第1表のNo. A01のアゾキシストロビンの組み合わせを表している。
有効成分の組み合わせの例:(1-01)+(A01)、(1-01)+(A02)、(1-01)+(A03)、(1-01)+(A04)、(1-01)+(A05)、(1-01)+(A06)、(1-01)+(A07)、(1-01)+(A08)、(1-01)+(A09)、(1-01)+(A10)、(1-01)+(A11)、(1-01)+(A12)、(1-01)+(A13)、(1-01)+(A14)、(1-01)+(A15)、(1-01)+(B01)、(1-01)+(B02)、(1-01)+(B03)、(1-01)+(B04)、(1-01)+(B05)、(1-01)+(B06)、(1-01)+(B07)、(1-01)+(B08)、(1-01)+(B09)、(1-01)+(B10)、(1-01)+(B11)、(1-01)+(B12)、(1-01)+(B13)、(1-01)+(B14)、(1-01)+(B15)、(1-01)+(B16)、(1-01)+(C01)、(1-01)+(C02)、(1-01)+(C03)、(1-01)+(C04)、(1-01)+(C05)、(1-01)+(C06)、(1-01)+(C07)、(1-01)+(C08)、(1-01)+(C09)、(1-01)+(C10)、(1-01)+(C11)、(1-01)+(C12)、(1-01)+(C13)、(1-01)+(C14)、(1-01)+(C15)、(1-01)+(C16)、(1-01)+(C17)、(1-01)+(C18)、(1-01)+(C19)、(1-01)+(C20)、(1-01)+(C21)、(1-01)+(C22)、(1-01)+(C23)、(1-01)+(C24)、(1-01)+(C25)、(1-01)+(C26)、(1-01)+(C27)、(1-01)+(C28)、(1-01)+(C29)、(1-01)+(C30)、(1-01)+(C31)、(1-01)+(C32)、(1-01)+(C33)、(1-01)+(C34)、(1-01)+(C35)、(1-01)+(C36)、(1-01)+(C37)、(1-01)+(C38)、(1-01)+(C39)、(1-01)+(C40)、(1-01)+(C41)、(1-01)+(C42)、(1-01)+(C43)、(1-01)+(D01)、(1-01)+(D02)、(1-01)+(D03)、(1-01)+(D04)、(1-01)+(D05)、(1-01)+(D06)、(1-01)+(D07)、(1-01)+(E01)、(1-01)+(E02)、(1-01)+(E03)、(1-01)+(E04)、(1-01)+(E05)、(1-01)+(F01)、(1-01)+(F02)、(1-01)+(F03)、(1-01)+(G01)、(1-01)+(G02)、(1-01)+(G03)、(1-01)+(G04)、(1-01)+(G05)、(1-01)+(G06)、(1-01)+(G07)、(1-01)+(G08)、(1-01)+(G09)、(1-01)+(G10)、(1-01)+(G11)、(1-01)+(G12)、(1-01)+(G13)、(1-01)+(G14)、(1-01)+(G15)、(1-01)+(G16)、(1-01)+(G17)、(1-01)+(G18)、(1-01)+(G19)、(1-01)+(H01)、(1-01)+(H02)、(1-01)+(H03)、(1-01)+(H04)、(1-01)+(I01)、(1-01)+(I02)、(1-01)+(I03)、(1-01)+(I04)、(1-01)+(I05)、(1-01)+(I06)、(1-01)+(I07)、(1-01)+(I08)、(1-01)+(I09)、(1-01)+(I10)、(1-01)+(I11)、(1-01)+(I12)、(1-01)+(I13)、(1-01)+(I14)、(1-01)+(I15)、(1-01)+(I16)、(1-01)+(I17)、(1-01)+(I18)、(1-01)+(I19)、(1-01)+(I20)、(1-01)+(I21)、(1-01)+(I22)、(1-01)+(I23)、(1-01)+(I24)、(1-01)+(I25)、
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1種又は複数の式(1)で表される置換ピリダジン化合物及び1種又は複数の殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤は、次の様にして様々な施用方法により施用することができる。
I.同時施用、即ち、
a)混合施用(すなわち、例えばすぐに利用可能な製剤などの混合物として、又はタンク混合として)
b)個別施用(すなわち、別々のタンクによる施用)、あるいは、
II.連続的な個別施用、この場合、その順序は、一般に本防除方法の結果にいかなる影響も及ぼさない。
したがって、有害菌類、線虫及びバクテリアを防除する方法は、少なくとも1種の式(1)で表される置換ピリダジン化合物及び少なくとも1種の殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤を別々にまたは、一緒に施用することにより、あるいは、少なくとも1種の式(1)で表される置換ピリダジン化合物及び少なくとも1種の殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤の混合物により、播種の前もしくは後に、あるいは植物出芽の前もしくは後に、種子、植物又は土壌に散布又は散粉することによって行われる。
本発明組成物及び本発明方法における有効成分間の比率は、1種又は複数の式(1)で表される置換ピリダジン化合物と、1種又は複数の殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤を、通常、500:1〜1:100、好ましくは20:1〜1:50、特に5:1〜1:20の重量比で施用することができる。使用する式(1)で表される置換ピリダジン化合物及び殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤の重量比は、化合物の性質に応じて、100:1〜1:100、好ましくは20:1〜1:20、特に10:1〜1:10の範囲で用いることが出来る。
本発明組成物及び本発明方法における有効成分の好ましい処理量は、防除すべき対象病原菌の種類などにより左右されるが、通常は式(1)で表される置換ピリダジン化合物が0.1〜1000ga.i./ha、有効成分群Aから選ばれるものが0.1〜1000ga.i./haであり、好ましくは式(1)で表される化合物が1〜300ga.i./haであり、有効成分群表4から選ばれるものが1〜300ga.i./haである。
本発明組成物及び本発明方法は、農園芸作物及び樹木などを加害するいわゆる農業病害及び同様の場面で発生、加害する線虫類の何れの有害生物防除にも有効に適用できる。本発明組成物又は本発明方法を用いて防除しうる農業病害及び線虫類には、具体的に、例えば、下記に示すものが挙げられるが、本発明組成物及び本発明方法の対象病害虫はこれらのみに限定されるものではない。
本発明化合物を用いて防除しうる具体的な病原菌としては、例えば、
コンニャクの病害:乾腐病Dry rot(Fusarium oxysporum, F. solani f. sp. radicicola)、白絹病Stem rot(Athelia rolfsii)、根腐病Root rot(Pythium aristosporum)、葉枯病Bacterial leaf blight(Acidovorax konjaci)、腐敗病Soft rot(Erwinia carotovora subsp. carotovora)。
サトイモの病害:汚斑病Leaf mold(Cladosporium colocasiae)、乾腐病Dry rot(Fusarium oxysporum f. sp. colocasiae)、黒斑病Black rot(Ceratocystis sp.)、疫病Phytophthora blight(Phytophthora colocasiae)、根腐病(Pythium aristosporum, P. myriotylum)、軟腐病Bacterial soft rot(Pectobacterium carotovorum)、
ネギ科作物の病害:黄斑病Leaf spot(Heterosporium allii)、黒斑病Alternaria leaf spot(Alternaria porri)、葉枯病Leaf spot(Pleospora herbarum, Stemphylium botryosum, S. vesicarium)、紅色根腐病Pink root rot(Pyrenochaeta terrestris, Pyrenochaeta sp.)、白斑葉枯病Leaf blight(Botrytis cinerea, B. byssoidea, B. squamosa)、ラッキョウ灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、タマネギ灰色腐敗病Onion gray mold neck rot(Botrytis allii)、小菌核腐敗病Small sclerotial rot(Botrytis squamosa)、小菌核病Leaf blight(Ciborinia allii)、ニラ乾腐病Dry rot(Fusarium oxysporum)、ラッキョウ乾腐病Fusarium basal rot(Fusarium oxysporum f. sp. allii, F. solani f. sp. radicicola)、タマネギ乾腐病Onion fusarium basal rot(Fusarium oxysporum f. sp. cepae)、さび病Rust(Puccinia allii)、黒穂病Smut(Urocystis cepulae)、黒腐菌核病Allium white rot(Sclerotium cepivorum)、白絹病Southern blight(Athelia rolfsii)、苗立枯病Damping-off(Rhizoctonia solani, Pythium sp.)、べと病Downy mildew(Peronospora destructor)、疫病Phytophthora blight(Phytophthora nicotianae)、白色疫病Leaf blight(Phytophthora porri)、タマネギ腐敗病Onion soft rot(Burkholderia cepacia)、春腐病Bacterial rot(Pseudomonas cichorii, P. marginalis pv. marginalis, Erwinia sp.)、ニラ株腐細菌病Bacterial basal bulb rot(Pseudomonas sp.)、軟腐病Bacterial soft rot(Pectobacterium carotovorum)。
アスパラガスの病害:褐斑病Leaf spot(Cercospora asparagi)、斑点病Stemphylium leaf spot(Stemphylium botryosum)、茎枯病Stem blight(Phomopsis asparagi)。
ナガイモの病害:褐色腐敗病Brown rot(Fusarium oxysporum, F. solani f. sp. pisi, f. sp. radicicola)、炭疽病Anthracnose(Glomerella cingulata)、葉渋病Leaf spot(Pseudophloeosporella dioscoreae)。
イネの病害:小黒菌核病Stem rot(Helminthosporium sigmoideum var. irregulare)、ごま葉枯病Brown spot(Cochliobolus miyabeanus)、苗立枯病Seedling blight(Phoma sp., Trichoderma viride, Fusarium solani, Gibberella avenacea, Mucor fragilis, Rhizopus arrhizus, R. chinensis, R. oryzae, Pythium arrhenomanes, P. graminicola, P. irregulare, P. spinosum, P. sylvaticum)、稲こうじ病False smut(Villosiclava virens)、ばか苗病“Bakanae”disease(Gibberella fujikuroi)、いもち病Blast(Magnaporthe grisea)、小球菌核病Stem rot(Magnaporthe salvinii)、紋枯病Sheath blight(Thanatephorus cucumeris)、もみ枯細菌病Bacterial grain rot(Burkholderia gladioli, B. glumae)、苗立枯細菌病Bacterial seedling blight(Burkholderia plantarii)、褐条病Bacterial brown stripe(Acidovorax avenae subsp. avenae)、白葉枯病Bacterial leaf blight(Xanthomonas oryzae pv. oryzae)、内穎褐変病Bacterial palea browning(Pantoea ananatis)。
ムギ類の病害:コムギ葉枯病Speckled leaf blotch(Mycosphaerella graminicola)、ふ枯病Glume blotch(Phaeosphaeria nodorum)、斑点病Spot blotch(Cochliobolus sativus)、オオムギ斑葉病Barley stripe(Pyrenophora graminea)、オオムギ網斑病Barley net blotch(Pyrenophora teres)、オオムギうどんこ病Barley powdery mildew(Blumeria graminis f. sp. hordei)、コムギうどんこ病Wheat powdery mildew(Blumeria graminis f. sp. tritici)、ライムギうどんこ病Rye powdery mildew(Blumeria graminis f. sp. secalis)、眼紋病Eyespot(Tapesia acuformis, T. yallundae)、雪腐大粒菌核病Sclerotinia snow blight(Sclerotinia borealis)、麦角病Ergot(Claviceps purpurea)、赤かび病Fusarium blight(Fusarium crookwellense, F. culmorum, Gibberella avenacea, G. zeae )、立枯病Take-all(Gaeumannomyces graminis)、紅色雪腐病Snow mold(Monographella nivalis)、条斑病Cephalosporium stripe(Cephalosporium gramineum)、雲形病Scald(Rhynchosporium secalis)、黒さび病Stem rust(Puccinia graminis)、オオムギ小さび病Barley leaf rust(Puccinia hordei)、赤さび病Brown rust(Puccinia recondita)、黄さび病Stripe rust(Puccinia striiformis var. striiformis)、から黒穂病Flag smut(Urocystis agropyri)、堅黒穂病Covered smut(Ustilago hordei)、裸黒穂病Loose smut(Ustilago nuda)、コムギなまぐさ黒穂病Bunt(Tilletia caries, T. laevis)、オオムギなまぐさ黒穂病Stinking smut(Tilletia controversa)、雪腐小粒菌核病Typhula snow blight(Typhula incarnate, T. ishikariensis var. ishikariensis)、株腐病Foot-rot(Ceratobasidium cornigerum)、褐色雪腐病Browning root rot(Pythium graminicola, P. horinouchiense, P. iwayamai, P. okanoganense, P. paddicum, P. vanterpoolii, P. volutum)、ライムギかさ枯病Bacterial halo blight(Pseudomonas syringae pv. coronafaciens)、黒節病Bacterial black node(Pseudomonas syringae pv. syringae)。
シバの病害:ダラースポット病Dollar spot(Sclerotinia homoeocarpa)、フェアリーリング病Fairy rings(Bovista dermoxantha, Conocybe apala, Lepista subnuda, Lycoperdon curtisii, L. perlatum, Marasmius oreades)、擬似葉腐病Rhizoctonia patch(Ceratobasidium spp.)、葉腐病Brown patch, Large patch(Rhizoctonia solani)、さび病Rust(Puccinia zoysiae)、ピシウム病Pythium blight(Pythium graminicola, P. periplocum, P. vanterpoolii)。
サトウキビの病害:葉焼病Leaf scorch(Stagonospora sacchari)、梢頭腐敗病Top rot(Fusarium moniliforme var. majus, Gibberella fujikuroi, G. fujikuroi var. subglutinans)、黄さび病Orange rust(Puccinia kuehnii)、褐さび病Brown rust(Puccinia melanocephala)、黒穂病Sugarcane smut(Sporisorium scitamineum)。
トウモロコシの病害:ごま葉枯病Southern leaf blight(Cochliobolus heterostrophus)、すす紋病Northern leaf blight(Setosphaeria turcica)、苗立枯病Seedling blight(Gibberella avenacea, Penicillium sp.)、南方さび病Southern rust(Puccinia polysora)、黒穂病Corn smut(Ustilago maydis)、紋枯病Sheath blight(Thanatephorus cucumeris)、根腐病Browning root rot(Pythium arrhenomanes, P. graminicola)。
バナナの病害:シガトカ病Black sigatoka(Mycosphaerella fijiensis)、斑葉病Yellow sigatoka leaf spot(Mycosphaerella musicola)、パナマ病Panama disease(Fusarium oxysporum f. sp. cubense)。
ショウガ科作物の病害:葉枯病Leaf spot(Mycosphaerella zingiberis)、ショウガ白星病Leaf spot(Phyllosticta zingiberis)、いもち病Blast(Pyricularia zingiberis)、紋枯病(Rhizoctonia solani)、根茎腐敗病Root rot(Pythium ultimum, P. zingiberis)。
テンサイの病害:褐斑病Cercospora leaf spot(Cercospora beticola)、斑点病Ramularia leaf spot(Ramularia beticola)、蛇の眼病Leaf spot(Pleospora betae)、うどんこ病Powdery mildew(Erysiphe betae)、葉腐病Leaf blight・根腐病Root rot(Thanatephorus cucumeris)、黒根病Aphanomyces root rot(Aphanomyces cochlioides)、苗立枯病Damping-off(Pleospora betae, Fusarium sp., Colletotrichum dematium, Rhizoctonia solani, Aphanomyces cochlioides, Pythium debaryanum)。
ホウレンソウの病害:褐斑病Leaf spot(Cercospora beticola)、斑点病Leaf mold(Cladosporium variabile)、萎凋病Fusarium wilt(Fusarium oxysporum f. sp. spinaciae)、炭疽病Anthracnose(Colletotrichum dematium f. spinaciae)、株腐病Foot rot(Rhizoctonia solani)、根腐病Root rot(Aphanomyces cochlioides)、べと病Downy mildew(Peronospora farinosa f. sp. spinaciae)、立枯病Damping-off(Pythium aphanidermatum, P. myriotylum, P. paroecandrum, P. ultimum var. ultimum)、斑点細菌病Bacterial leaf spot(Pseudomonas syringae pv. spinaciae)。
ブドウの病害:褐斑病Isariopsis leaf spot(Pseudocercospora vitis)、黒とう病Anthracnose(Elsinoe ampelina)、うどんこ病Powdery mildew(Uncinula necator)、灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、枝膨病Swelling arm(Diaporthe kyushuensis)、芽枯病Bud blight(Diaporthe rudis)、つる割病Dead arm(Phomopsis viticola)、晩腐病Ripe rot(Colletotrichum acutatum, Glomerella cingulata)、さび病Rust(Physopella ampelopsidis)、べと病Downy mildew(Plasmopara viticola)。
マメ科作物の病害:ダイズ紫斑病Purple stain(Cercospora kikuchii)、ソラマメ輪紋病Ring spot(Cercospora zonata)、ラッカセイ褐斑病Brown Leaf spot(Mycosphaerella arachidis)、ラッカセイ黒渋病Leaf spot(Mycosphaerella berkeleyi)、エンドウ褐紋病Mycosphaerella blight(Mycosphaerella pinodes)、角斑病Angular leaf spot(Phaeoisariopsis griseola)、エンドウ褐斑病Ascochyta blight(Ascochyta pisi)、ソラマメ褐斑病Brown spot(Didymella fabae)、うどんこ病Powdery mildew(Erysiphe pisi, Sphaerotheca fuliginea)、灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、ソラマメ赤色斑点病Chocolate spot(Botrytis cinerea, B. elliptica, B. fabae)、菌核病Stem rot(Sclerotinia sclerotiorum)、黒根腐病Crown and root rot(Calonectria ilicicola)、エンドウ立枯病Root rot(Fusarium arthrosporioides, F. avenaceum, F. sporotrichioides)、インゲンマメ根腐病Fusarium root-rot(Fusarium cuneirostrum)、アズキ萎凋病Fusarium wilt(Fusarium oxysporum f. sp. adzukicola)、ソラマメ立枯病Stem wilt(Fusarium avenaceum, F. oxysporum f. sp. fabae)、エンドウ根腐病Root rot(Fusarium solani f. sp. pisi)、インゲンマメ炭疽病Anthracnose(Colletotrichum lindemuthianum)、アズキ炭疽病Anthracnose(Colletotrichum phaseolorum)、ダイズ炭疽病Anthracnose(Colletotrichum trifolii, C. truncatum, Glomerella glycines, Gloeosporium sp.)、落葉病Brown stem rot(Phialophora gregata)、ダイズさび病Soybean rust(Phakopsora pachyrhizi)、アズキさび病Rust(Uromyces phaseoli var. azukicola)、インゲンマメさび病Rust(Uromyces phaseoli var. phaseoli)、さび病Rust(Uromyces viciae-fabae var. viciae-fabae)、白絹病Southern blight(Athelia rolfsii)、ダイズべと病Downy mildew(Peronospora manshurica)、ダイズ茎疫病Phytophthora root and stem rot(Phytophthora sojae)、アズキ茎疫病(Phytophthora vignae f. sp. adzukicola)、ダイズ葉焼病Bacterial pustule(Xanthomonas campestris pv. glycines)、ダイズ斑点細菌病Bacterial blight(Pseudomonas savastanoi pv. glycinea)、インゲンマメかさ枯病Halo blight(Pseudomonas savastanoi pv. phaseolicola)、アズキ褐斑細菌病(Pseudomonas syringae pv. syringae)。
ホップの病害:うどんこ病Powdery mildew(Oidium sp., Sphaerotheca intermedia)、灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、萎凋病Hop wilt(Verticillium albo-atrum)、べと病Downy mildew(Pseudoperonospora humuli)。
イチジクの病害:酵母腐敗病Souring(Candida sorbosa, Candida sp., Pichia kluyveri)、そうか病Fig scab(Sphaceloma caricae)、灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、株枯病Ceratocystis canker(Ceratocystis fimbriata)、白紋羽病White root rot(Rosellinia necatrix)、炭疽病Anthracnose(Glomerella cingulata)、さび病Rust(Phakopsora nishidana)、黒かび病Rhizopus rot(Rhizopus stolonifer var. stolonifer)、疫病White powdery rot(Phytophthora palmivora)。
クワの病害:裏うどんこ病Powdery mildew(Phyllactinia moricola)、芽枯病Twig blight(Hypomyces solani f. sp. mori, f. sp. pisi, Gibberella baccata)、胴枯病Dieback(Diaporthe nomurai)、白紋羽病White root rot(Rosellinia necatrix)、紫紋羽病Violet root rot(Helicobasidium longisporum)、赤渋病Red rust(Aecidium mori)、縮葉細菌病Bacterial blight(Pseudomonas syringae pv. mori)、枝軟腐病Shoot soft rot(Pectobacterium carotovorum)。
バラの病害:枝枯病Stem canker(Leptosphaeria coniothyrium)、うどんこ病Powdery mildew(Podosphaera pannosa, Uncinuliella simulans)、黒星病Black spot(Diplocarpon rosae)、灰色かび病Botrytis blight(Botrytis cinerea)、さび病Rust(Kuehneola japonica, Phragmidium fusiforme, P. mucronatum, P. rosae-multiflorae)、べと病Downy mildew(Peronospora sparsa)、根頭がんしゅ病Crown gall(Agrobacterium tumefaciens)。
イチゴの病害:じゃのめ病Leaf spot(Mycosphaerella fragariae)、うどんこ病Powdery mildew(Sphaerotheca aphanis var. aphanis)、灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、萎黄病Fusarium wilt(Fusarium oxysporum f. sp. fragariae)、輪斑病Leaf blight(Phomopsis obscurans)、炭疽病Crown rot(Colletotrichum acutatum, C. fragariae, Glomerella cingulata)、疫病Phytophthora rot(Phytophthora cactorum, P. nicotianae, Phytophthora sp.)、根腐病Red stele(Phytophthora fragariae)。
ビワの病害:ごま色斑点病Entomosporium leaf spot(Diplocarpon mespili)、灰斑病Gray leaf spot(Pestalotia eriobotrifolia, Pestalotiopsis funereal, P. neglecta)、白紋羽病White root rot(Rosellinia necatrix)、炭疽病Anthracnose(Colletotrichum acutatum, Glomerella cingulata)、がんしゅ病Canker(Pseudomonas syringae pv. eriobotryae)。
リンゴの病害:黒点病Fruit spot(Mycosphaerella pomi)、斑点落葉病Alternaria blotch(Alternaria mali)、黒星病Scab(Venturia Inaequalis)、輪紋病Ring rot(Botryosphaeria berengeriana f. sp. piricola)、すす点病Fly speck(Schizothyrium pomi)、うどんこ病Powdery mildew(Podosphaera leucotricha)、褐斑病Blotch(Diplocarpon mali)、モニリア病Blossom blight(Monilinia mali)、腐らん病Valsa canker(Valsa ceratosperma)、白紋羽病White root rot(Rosellinia necatrix)、炭疽病Bitter rot(Colletotrichum acutatum, Glomerella cingulata)、すす斑病Sooty blotch(Phyllachora pomigena)、紫紋羽病Violet root rot(Helicobasidium longisporum)、赤星病Rust(Gymnosporangium yamadae)、火傷病Fire blight(Erwinia amylovora)。
ナシの病害:黒斑病Black spot(Alternaria kikuchiana)、褐色斑点病Brown spot(Stemphylium sp.)、黒星病Scab(Venturia nashicola)、輪紋病Ring rot(Botryosphaeria berengeriana f. sp. piricola)、枝枯病Shoot blight(Botryosphaeria dothidea)、うどんこ病Powdery mildew(Phyllactinia mali)、胴枯病Phomopsis canker(Phomopsis fukushii)、紅粒がんしゅ病Coral spot(Nectria cinnabarina)、白紋羽病White root rot(Rosellinia necatrix)、炭疽病Anthracnose(Colletotrichum acutatum, Glomerella cingulata)、赤星病Rust(Gymnosporangium asiaticum)、疫病Phytophthora fruit rot(Phytophthora cactorum, P. syringae)、黒斑細菌病Bacterial black spot(Pseudomonas syringae pv. syringae)、火傷病Fire blight(Erwinia amylovora)。
アンズの病害:黒星病Scab(Venturia carpophila)、環紋葉枯病Zonate leaf spot(Grovesinia pruni)、灰星病Brown rot(Monilinia fructicola, M. fructigena, M. laxa)、黒粒枝枯病Shoot blight(Coryneum sp.)、炭疽病Anthracnose(Gloeosporium sp., Colletotrichum acutatum)、せん孔細菌病Bacterial shot hole(Xanthomonas campestris pv. pruni)。
ウメの病害:黒星病Scab(Venturia carpophila)、灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、環紋葉枯病Zonate leaf spot(Grovesinia pruni)、灰星病Brown rot(Monilia mumecola, Monilinia fructicola, M. laxa)、炭疽病Anthracnose(Colletotrichum acutatum, Glomerella cingulata)、すす斑病Sooty blotch(Peltaster sp.)、変葉病Chloranthy(Blastospora smilacis)、かいよう病Bacterial canker(Pseudomonas syringae pv. morsprunorum, Erwinia sp.)。
スモモの病害:ふくろ実病Plum pockets(Taphrina pruni)、灰星病Brown rot(Monilinia fructicola, M. fructigena)、炭疽病Anthracnose(Colletotrichum acutatum)、黒斑病Bacterial leaf spot(Xanthomonas arboricola pv. pruni)。
モモの病害:縮葉病Leaf curl(Taphrina deformans)、黒星病Scab(Venturia carpophila)、いぼ皮病Blister canker(Botryosphaeria berengeriana f. sp. perscicae)、うどんこ病Powdery mildew(Podosphaera pannosa, P. tridactyla var. tridactyla)、灰星病Brown rot(Monilinia fructicola, M. fructigena)、ホモプシス腐敗病Phomopsis rot(Phomopsis sp.)、胴枯病Cytospora canker(Leucostoma persoonii)、炭疽病Anthracnose(Colletotrichum acutatum, Glomerella cingulata)、果実赤点病Fruit red spot(Ellisembia sp.)、褐さび病Brown rust(Tranzschelia discolor)、せん孔細菌病Bacterial shot hole(Xanthomonas arboricola pv. pruni, Pseudomonas syringae pv. syringae, Brenneria nigrifluens)。
オウトウの病害:褐色せん孔病Cylindrosporium leaf spot(Mycosphaerella cerasella, Blumeriella jaapii)、灰星病Brown rot(Monilinia fructicola, M. fructigena, M. laxa)、幼果菌核病Young-fruit rot(Monilinia kusanoi)、白紋羽病White root rot(Rosellinia necatrix)、炭疽病Anthracnose(Colletotrichum acutatum, Glomerella cingulata)、黒かび病Rhizopus rot(Rhizopus stolonifer var. stolonifer)、樹脂細菌病Bacterial canker(Pseudomonas syringae, P. s. pv. syringae, P. viridiflava)。
ウリ類の病害:黒星病Scab(Cladosporium cucumerinum)、褐斑病Corynespora leaf spot(Corynespora cassiicola)、つる枯病Gummy stem blight(Didymella bryoniae)、うどんこ病Powdery mildew(Erysiphe betae, Leveillula taurica, Oidium sp., Podosphaera xanthii, Sphaerotheca fuliginea)、灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、菌核病Sclerotinia rot(Sclerotinia sclerotiorum)、つる割病Fusarium wilt(Fusarium oxysporum f. sp. cucumerinum, f. sp. lagenariae, f. sp. luffae, f. sp. melonis, f. sp. niveum)、立枯病Fusarium basal rot(Fusarium solani f. sp. cucurbitae)、キュウリホモプシス根腐病(Phomopsis sp.)、黒点根腐病Root rot(Monosporascus cannonballus)、カボチャ白斑病Plectosporium blight(Monographella cucumerina)、炭疽病Anthracnose(Colletotrichum orbiculare, Glomerella cingulata)、白絹病Southern blight(Athelia rolfsii)、苗立枯病Damping-off(Rhizoctonia solani, Pythium cucurbitacearum, P. debaryanum, P. spinosum)、べと病Downy mildew(Pseudoperonospora cubensis)、スイカ褐色腐敗病Brown rot(Phytophthora capsici)、疫病Phytophthora rot(Phytophthora capsici, P. cryptogea, P. melonis, P. nicotianae)、綿腐病Pythium fruit rot(Pythium aphanidermatum)、果実汚斑細菌病Bacterial fruit blotch(Acidovorax avenae subsp. citrulli)、褐斑細菌病Bacterial spot(Xanthomonas campestris pv. cucurbitae)、キュウリ縁枯細菌病Marginal blight(Pseudomonas marginalis pv. marginalis, P. viridiflava)、斑点細菌病Angular leaf spot(Pseudomonas syringae pv. lachrymans)。
クリの病害:胴枯病Endothia canker(Cryphonectria parasitica)、炭疽病Anthracnose(Glomerella cingulata)。
アブラナ科野菜の病害:白斑病White spot(Pseudocercosporella capsellae)、根朽病Black leg(Leptosphaeria maculans)、黒斑病Alternaria leaf spot(Alternaria brassicae, A. brassicicola, A. japonica)、黒すす病Alternaria sooty spot(Alternaria brassicicola)、ワサビ墨入病Black leg(Phoma wasabiae)、灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、ナタネ雪腐菌核病Snow mold(Sclerotinia nivalis, Typhula japonica, T. incarnate, T. ishikariensis var. ishikariensis)、菌核病Sclerotinia rot(Sclerotinia sclerotiorum)、萎黄病Yellows(Fusarium oxysporum f. sp. conglutinans)、ダイコン萎黄病Yellows(Fusarium oxysporum f. sp. raphani)、ダイコンバーティシリウム黒点病Verticillium black spot(Verticillium albo-atrum, V. dahliae)、ハクサイ黄化病Yellows(Verticillium dahliae)、キャベツバーティシリウム萎凋病Verticillium wilt(Verticillium longisporum)、炭疽病Anthracnose(Colletotrichum dematium, C. destructivum, C. higginsianum)、苗立枯病Damping-off(Rhizoctonia solani)、根こぶ病Club root(Plasmodiophora brassicae)、白さび病White rust(Albugo macrospora)、ワサビ白さび病White rust(Albugo wasabiae)、コマツナべと病Downy mildew(Hyaloperonospora brassicae)、ワサビべと病Downy mildew(Peronospora alliariae-wasabi)、べと病Downy mildew(Peronospora parasitica)、キャベツ苗立枯病Damping-off(Pythium buismaniae, P. zingiberis, Rhizoctonia solani)、立枯病Damping-off(Pythium sp.)、黒腐病Black rot(Xanthomonas campestris pv. campestris)、ブロッコリー花蕾腐敗病Head rot(Pseudomonas fluorescens, P. viridiflava, Pectobacterium carotovorum)、黒斑細菌病Bacterial black spot(Pseudomonas syringae pv. maculicola)、軟腐病Bacterial soft rot(Pectobacterium carotovorum, P. wasabiae)。
パパイアの病害:軟腐病Phytophthora blight(Phytophthora nicotianae)。
オクラの病害:葉すす病Brown leaf mold(Pseudocercospora abelmoschi)、果実黒斑病Alternaria rot(Alternaria alternata)、輪紋病Pod spot(Phoma exigua var. exigua)、うどんこ病Powdery mildew(Leveillula taurica)、灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、黒根病Black root rot(Thielaviopsis basicola)、苗立枯病Damping-off(Rhizoctonia solani, Pythium ultimum var. ultimum, Pythium sp.)、葉枯細菌病(Pseudomonas cichorii, P. viridiflava)。
マンゴーの病害:炭疽病Anthracnose(Colletotrichum acutatum, Glomerella cingulata)。
カンキツ類の病害:黄斑病Greasy spot(Mycosphaerella citri, M. horii)、そうか病Scab(Elsinoe fawcettii)、黒腐病Black rot(Alternaria citri)、緑かび病Common green mold(Penicillium digitatum)、青かび病Blue mold(Penicillium italicum)、灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、黒点病Melanose(Diaporthe citri)、小黒点病Melanose like blemish(Alternaria citri, Diaporthe rudis)、白紋羽病White root rot(Rosellinia necatrix)、炭疽病Anthracnose(Glomerella cingulata)、褐色腐敗病Brown rot(Phytophthora citricola, P. citrophthora, P. nicotianae, P. palmivora)、かいよう病Citrus canker(Xanthomonas citri subsp. citri)。
キウイフルーツの病害:すす斑病Sooty spot(Pseudocercospora actinidiae)、果実軟腐病Soft rot(Botryosphaeria dothidea, Lasiodiplodia theobromae, Diaporthe sp.)、灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、白紋羽病White root rot(Rosellinia necatrix)、炭疽病Anthracnose(Colletotrichum acutatum, Glomerella cingulata)、花腐細菌病Bacterial blossom blight(Pseudomonas marginalis pv. marginalis, P. syringae pv. syringae, P. viridiflava)、かいよう病Bacterial canker(Pseudomonas syringae pv. actinidiae)。
カキの病害:角斑落葉病Angular leaf spot(Cercospora kaki)、円星落葉病Circular leaf spot(Mycosphaerella nawae)、黒星病Black spot(Fusicladium levieri)、すす点病Fly speck(Schizothyrium pomi)、うどんこ病Powdery mildew(Phyllactinia kakicola)、灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、黒星落葉病Black leaf spot(Discostroma sp.)、炭疽病Anthracnose(Glomerella cingulata)。
ブルーベリーの病害:灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、ハ゛ルテ゛ンシア葉枯病Valdensia leaf blight(Valdensia heterodoxa)。
チャの病害:褐色円星病Brown round spot(Cercospora chaae, Pseudocercospora ocellata)、炭疽病Anthracnose(Discula theae-sinensis)、輪斑病Gray blight(Pestalotiopsis longiseta, P. theae)、白紋羽病White root rot(Rosellinia necatrix)、赤葉枯病Brown blight(Glomerella cingulata)、網もち病Net blister blight(Exobasidium reticulatum)、もち病Blister blight(Exobasidium vexans)、黒葉腐病Black rot(Ceratobasidium sp.)、赤焼病Bacterial shoot blight(Pseudomonas syringae pv. theae)。
シソの病害:斑点病Corynespora leaf spot(Corynespora cassiicola)、さび病Rust(Coleosporium plectranthi)。
ゴマの病害:白絹病Stem rot(Athelia rolfsii)、青枯病Bacterial wilt(Ralstonia solanacearum)、斑点細菌病Bacterial leaf spot(Pseudomonas syringae pv. sesami)。
サツマイモの病害:つる割病Stem rot(Fusarium oxysporum f. sp. batatas, F. solani)、黒斑病Black rot(Ceratocystis fimbriata)、紫紋羽病Violet root rot(Helicobasidium longisporum)、軟腐病Soft rot(Rhizopus stolonifer var. stolonifer, R. tritici)、立枯病Soil rot(Streptomyces ipomoeae)。
トマトの病害:葉かび病Leaf mold(Mycovellosiella fulva)、すすかび病Cercospora leaf mold(Pseudocercospora fuligena)、褐色輪紋病Corynespora target spot(Corynespora cassiicola)、輪紋病Early blight(Alternaria solani)、斑点病Leaf spot(Stemphylium lycopersici, S. solani)、褐色根腐病Brown root rot(Pyrenochaeta lycopersici)、うどんこ病Powdery mildew(Leveillula taurica, Oidium neolycopersici, Oidium sp.)、灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、菌核病Stem rot(Sclerotinia sclerotiorum)、萎凋病Fusarium wilt(Fusarium oxysporum f. sp. lycopersici)、根腐萎凋病Crown and root rot(Fusarium oxysporum f. sp. radicis-lycopersici)、半身萎凋病Verticillium wilt(Verticillium dahliae)、白絹病Southern blight(Athelia rolfsii)、苗立枯病Damping-off(Rhizoctonia solani, Pythium vexans)、疫病Late blight(Phytophthora infestans)、かいよう病Bacterial canker(Clavibacter michiganensis subsp. michiganensis)、青枯病Bacterial wilt(Ralstonia solanacearum)、斑点細菌病Bacterial spot(Xanthomonas campestris pv. vesicatoria)、軟腐病Bacterial soft rot(Pectobacterium carotovorum)。
ナスの病害:すすかび病Leaf mold(Mycovellosiella nattrassii)、褐色円星病Leaf spot(Paracercospora egenula)、黒枯病Black blight(Corynespora cassiicola)、褐斑病Early blight(Alternaria solani)、うどんこ病Powdery mildew(Erysiphe cichoracearum, Leveillula taurica, Sphaerotheca fuliginea)、灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、菌核病Stem rot(Sclerotinia sclerotiorum)、半枯病(Fusarium oxysporum f. sp. melongenae)、半身萎凋病Verticillium wilt(Verticillium dahliae)、褐紋病Brown spot(Phomopsis vexans)、白絹病Southern blight(Athelia rolfsii)、苗立枯病Damping-off(Rhizoctonia solani)、褐色腐敗病Brown rot(Phytophthora capsici)、疫病Late blight(Phytophthora infestans)、青枯病Bacterial wilt(Ralstonia solanacearum)、褐斑細菌病Necrotic leaf spot(Pseudomonas cichorii)。
ジャガイモの病害:夏疫病Early blight(Alternaria solani)、乾腐病Dry rot(Fusarium oxysporum, Fusarium solani f. sp. eumartii, f. sp. radicicola)、炭疽病Anthracnose(Colletotrichum coccodes)、黒あざ病Black scurf(Thanatephorus cucumeris)、粉状そうか病Powdery Scab(Spongospora subterranea f. sp. subterranea)、疫病Late blight(Phytophthora infestans)、輪腐病Ring rot(Clavibacter michiganensis subsp. Sepedonicus)、そうか病Scab(Streptomyces spp.)、青枯病Bacterial wilt(Ralstonia solanacearum)、黒あし病Black leg(Dickeya dianthicola, Pectobacterium atrosepticum, P. carotovorum)、軟腐病Bacterial soft rot(Pectobacterium carotovorum)。
トウガラシ・ピーマンの病害:斑点病Frogeye leaf spot(Cercospora capsici)、黒枯病Corynespora blight(Corynespora cassiicola)、白斑病Stemphyrium leaf spot(Stemphylium lycopersici)、うどんこ病Powdery mildew(Leveillula taurica)、灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、菌核病Sclerotinia rot(Sclerotinia sclerotiorum)、萎凋病Fusarium wilt(Fusarium oxysporum)、炭疽病Anthracnose(Colletotrichum acutatum, C. capsici, C. nigrum)、白絹病Southern blight(Athelia rolfsii)、苗立枯病Damping-off(Rhizoctonia solani)、疫病Phytophthora blight(Phytophthora capsici)、青枯病Bacterial wilt(Ralstonia solanacearum)、斑点細菌病Bacterial spot(Xanthomonas campestris pv. vesicatoria)、軟腐病Bacterial soft rot(Pectobacterium carotovorum)。
タバコの病害:赤星病Brown spot(Alternaria alternata)、腰折病Sore shin(Rhizoctonia solani)、疫病Black shank(Phytophthora nicotianae)、立枯病Bacterial wilt(Ralstonia solanacearum)。
セロリーの病害:斑点病Early blight(Cercospora apii)、葉枯病Late blight(Septoria apiicola)、軟腐病Bacterial soft rot(Pectobacterium carotovorum)。
ミツバの病害:菌核病Sclerotinia rot(Sclerotinia sclerotiorum)、株枯病(Fusarium oxysporum f. sp. apii)、さび病Rust(Puccinia tokyensis)、立枯病(Rhizoctonia solani)、べと病Downy mildew(Plasmopara nivea)、根腐病(Pythium aphanidermatum, P. apleroticum, Pythium sp.)。
ニンジンの病害:斑点病Cercospora blight(Cercospora carotae)、黒葉枯病Leaf blight(Alternaria dauci)、黒斑病Alternaria black rot(Alternaria radicina)、うどんこ病Powdery mildew(Erysiphe heraclei)、菌核病Sclerotinia rot(Sclerotinia minor, S. sclerotiorum)、乾腐病Dry rot(Fusarium solani f. sp. radicicola, Gibberella avenacea)、紫紋羽病Violet root rot(Helicobasidium longisporum)、白絹病Southern blight(Athelia rolfsii)、白絹病Southern blight(Athelia rolfsii)、根腐病Damping-off(Rhizoctonia solani)、しみ腐病Brown blotted root rot(Pythium sulcatum)、根頭がんしゅ病Crown gall(Agrobacterium tumefaciens)、軟腐病Bacterial soft rot(Pectobacterium carotovorum)。
パセリの病害:斑点病Leaf spot(Cercospora apii)、うどんこ病Powdery mildew(Erysiphe heraclei)、疫病(Phytophthora nicotianae)、軟腐病Bacterial soft rot(Pectobacterium carotovorum)。
タラノキの病害:そうか病Spot anthracnose(Elsinoe araliae)、立枯疫病(Phytophthora cactorum)。
ウドの病害:黒斑病Leaf spot(Alternaria panax, Alternaria sp.)、菌核病Sclerotinia rot(Sclerotinia sclerotiorum)、萎凋病Verticillium wilt(Verticillium dahliae, V. nigrescens)、白絹病Southern blight(Athelia rolfsii)、疫病Phytophthora rot(Phytophthora cactorum)。
レタスの病害:灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、菌核病Stem rot(Sclerotinia sclerotiorum)、根腐病Root rot(Fusarium oxysporum f. sp. lactucae)、すそ枯病Bottom rot(Rhizoctonia solani)、べと病Downy mildew(Bremia lactucae)、斑点細菌病Bacterial spot(Xanthomonas axonopodis pv. vitians)、腐敗病Bacterial rot(Pseudomonas cichorii, P. marginalis pv. Marginalis, P. viridiflava)、軟腐病Bacterial soft rot(Pectobacterium carotovorum)。
キクの病害:黒斑病Leaf spot(Septoria chrysanthemella)、褐斑病Leaf blight(Septoria obesa)、花腐病Ray blight(Didymella chrysanthemi)、うどんこ病Powdery mildew(Erysiphe cichoracearum var. cichoracearum)、灰色かび病Botrytis blight(Botrytis cinerea)、菌核病Stem rot(Sclerotinia sclerotiorum)、半身萎凋病Wilt(Verticillium dahliae)、褐さび病Rust(Phakopsora artemisiae)、白さび病Rust(Puccinia horiana)、黒さび病Rust(Puccinia tanaceti var. tanaceti)、花枯病Petal blight(Itersonilia perplexans)、白絹病Southern blight(Athelia rolfsii)、立枯病Root and stem rot(Ceratobasidium cornigerum, Rhizoctonia solani)、べと病Downy mildew(Peronospora danica)、疫病Phytophthora rot(Phytophthora cactorum, Phytophthora sp.)、根頭がんしゅ病Crown gall(Agrobacterium tumefaciens)、青枯病Bacterial wilt(Ralstonia solanacearum)、軟腐病Bacterial stem rot(Pectobacterium carotovorum)。
シュンギクの病害:葉枯病Leaf blight(Cercospora chrysanthemi)、炭疽病Anthracnose(Colletotrichum acutatum)、べと病Downy mildew(Peronospora chrysanthemi-coronarii)。
ヒマワリの病害:褐斑病Leaf spot(Septoria helianthi)、黒斑病Leaf spot(Alternaria helianthi)、うどんこ病Powdery mildew(Erysiphe cichoracearum, Golovinomyces cichoracearum var. latisporus, Oidium sp., Podosphaera fusca)、灰色かび病Gray mold(Botrytis cinerea)、菌核病Sclerotinia rot(Sclerotinia sclerotiorum)、苗立枯病Root and stem rot(Rhizoctonia solani)、べと病Downy mildew(Plasmopara halstedii)、斑点細菌病Bacterial leaf spot(Pseudomonas syringae pv. helianthi)、空胴病(Pectobacterium carotovorum)。
フキの病害:半身萎凋病Verticillium wilt(Verticillium dahliae)、白絹病Southern blight(Athelia rolfsii)。
ゴボウの病害:黒斑病Leaf spot(Phoma exigua var. exigua)、うどんこ病Powdery mildew(Podosphaera fusca)、黒条病Black streak(Itersonilia perplexans)、黒あざ病Black scurf(Rhizoctonia solani)、根腐病(Pythium irregulare)、黒斑細菌病Bacterial spot(Xanthomonas campestris pv. nigromaculans)
等が挙げられるが、本発明化合物を用いて防除しうる植物病害はこれらのみに限定されるものではない。
また、本発明化合物を用いて防除しうる有害線虫としては具体的に、例えば、ジャガイモシストセンチュウPotato cyst nematode(Globodera rostochiensis)、ムギシストセンチュウCereal cyst nematode(Heterodera avenae)、ダイズシストセンチュウSoybean cyst nematode(Heterodera glycines)、アレナリアネコブセンチュウPeanut root-knot nematode(Meloidogyne arenaria)、キタネコブセンチュウNorthern root-knot nematode(Meloidogyne hapla)、サツマイモネコブセンチュウSouthern root-knot nematode(Meloidogyne incognita)、ジャワネコブセンチュウJavanese root-knot nematode(Meloidogyne javanica)、ミナミネグサレセンチュウCoffee root-lesion nematode(Pratylenchus coffeae)、チャネグサレセンチュウTea root-lesion nematode(Pratylenchus loosi)、キタネグサレセンチュウCobb's root-lesion nematode(Pratylenchus penetrans)、クルミネグサレセンチュウWalnut root-lesion nematode(Pratylenchus vulnus)等のハリセンチュウ目(Tylenchida)線虫、
腎虫Giant kidney worm(Dioctophyma renale)、有環毛細線虫Thread worms(Capillaria annulata)、捻転毛細線虫Cropworm(Capillaria contorta)、肝毛細線虫Capillary liver worm(Capillaria hepatica)、穿通毛細線虫(Capillaria perforans)、フィリピン毛細線虫(Capillaria philippinensis)、豚毛細線虫(Capillaria suis)、牛鞭虫Whipworm(Trichuris discolor)、羊鞭虫Whipworm(Trichuris ovis)、豚鞭虫Pig whipworm(Trichuris suis)、ヒト鞭虫Human whipworm(Trichuris trichiura)、犬鞭虫Dog whipworm(Trichuris vulpis)、旋毛虫Pork worm(Trichinella spiralis)等のエノプルス目(Enoplida)線虫、
乳頭糞線虫Intestinal threadworm(Strongyloides papillosus)、猫糞線虫(Strongyloides planiceps)、豚糞線虫Pig threadworm(Strongyloides ransomi)、ヒト糞線虫Threadworm(Strongyloides stercoralis)、ミクロネマ属(Micronema spp.)等の桿線虫目(Rhabditida)線虫、
ブラジル鉤虫Hookworm(Ancylostoma braziliense)、犬鉤虫Dog hookworm(Ancylostoma caninum)、ズビニ鉤虫Old World hookworm(Ancylostoma duodenale)、猫鉤虫Cat hookworm(Ancylostoma tubaeforme)、狭頭鉤虫The Northern hookworm of dogs(Uncinaria stenocephala)、牛鉤虫Cattle hookworm(Bunostomum phlebotomum)、羊鉤虫Small ruminant hookworm(Bunostomum trigonocephalum)、アメリカ鉤虫New World hookworm(Necator americanus)、シアトストーマム属(Cyathostomum spp.)、シリコシクラス属(Cylicocyclus spp.)、シリコドントフォラス属(Cylicodontophorus spp.)、シリコステファナス属(Cylicostephanus spp.)、ロバ円虫(Strongylus asini)、無歯円虫(Strongylus edentatus)、馬円虫Blood worm(Strongylus equinus)、普通円虫Blood worm(Strongylus vulgaris)、羊縮小線虫Large-mouthed bowel worm(Chabertia ovina)、インド腸結節虫Nodular worm(Oesophagostomum brevicaudatum)、コロンビア腸結節虫Nodule worm(Oesophagostomum columbianum)、豚腸結節虫Nodule worm(Oesophagostomum dentatum)、アメリカ腸結節虫Nodular worm(Oesophagostomum georgianum)、腸結節虫Nodular worm(Oesophagostomum maplestonei)、豚盲結虫Nodular worm(Oesophagostomum quadrispinulatum)、牛腸結節虫Nodular worm(Oesophagostomum radiatum)、山羊腸結節虫Nodular worm(Oesophagostomum venulosum)、スクリジャビン開嘴虫(Syngamus skrjabinomorpha)、鶏開嘴虫Gapeworm(Syngamus trachea)、豚腎虫Swine kidney worm(Stephanurus dentatus)、クーペリアCattle bankrupt worm(Cooperia oncophora)、紅色毛様線虫Red stomach worm(Hyostrongylus rubidus)、皺胃毛様線虫Stomach hair worm(Trichostrongylus axei)、蛇状毛様線虫(Trichostrongylus colubriformis)、東洋毛様線虫Oriental trichostrongylus(Trichostrongylus orientalis)、捻転胃虫Red stomach worm(Haemonchus contortus)、牛捻転胃虫Cattle stomach worm(Mecistocirrus digitatus)、オステルターグ胃虫Brown stomach worm(Ostertagia ostertagi)、糸状肺虫Common lungworm(Dictyocaulus filaria)、牛肺虫Bovine lungworm(Dictyocaulus viviparus)、細頸毛円虫Thin-necked intestinal worm(Nematodirus filicollis)、豚肺虫Swine lungworm(Metastrongylus elongatus)、犬肺虫Lungworm(Filaroides hirthi)、肺毛細線虫Lungworm(Crenosoma aerophila)、キツネ肺虫Fox lungworm(Crenosoma vulpis)、広東住血線虫Rat lung worm(Angiostrongylus cantonensis)、住血線虫French heartworm(Angiostrongylus vasorum)、プロトストロンギラス属(Protostrongylus spp.)等の円虫目(Strongylida)線虫、
イネシンガレセンチュウRice white tip nematode(Aphelenchoides besseyi)、マツノザイセンチュウPine wood nematode(Bursaphelenchus xylophilus)等の葉線虫目(Aphelenchida)線虫、
ヒト蟯虫Pinworm(Enterobius vermicularis)、馬蟯虫Equine pinworm(Oxyuris equi)、ウサギ蟯虫Rabbit pinworm(Passalurus ambiguus)等の蟯虫目(Oxyurida)線虫、
豚回虫Pig roundworm(Ascaris suum)、馬回虫Horse roundworm(Parascaris equorum)、犬小回虫Dog roundworm(Toxascaris leonina)、犬回虫Dog intestinal roundworm(Toxocara canis)、猫回虫Feline roundworm(Toxocara cati)、牛回虫Large cattle roundworm(Toxocara vitulorum)、アニサキス属(Anisakis spp.)、シュードテラノーバ属(Pseudoterranova spp.)、鶏盲腸虫Caecal worm(Heterakis gallinarum)、鶏回虫Chicken roundworm(Ascaridia galli)等の回虫目(Ascaridida)線虫、
メジナ虫Guinea worm(Dracunculus medinensis)、ドロレス顎口虫(Gnathostoma doloresi)、剛棘顎口虫(Gnathostoma hispidum)、日本顎口虫(Gnathostoma nipponicum)、有棘顎口虫Reddish‐coloured worm(Gnathostoma spinigerum)、犬胃虫Dog stomach worm(Physaloptera canis)、猫胃虫Cat stomach worm(Physaloptera felidis, P. praeputialis)、ラーラ胃虫Feline/canine stomach worm(Physaloptera rara)、東洋眼虫Eye worm(Thelazia callipaeda)、ロデシア眼虫Bovine eyeworm(Thelazia rhodesi)、大口馬胃虫Large mouth stomach worm(Draschia megastoma)、小口胃虫Equine stomach worm(Habronema microstoma)、ハエ胃虫Stomach worm(Habronema muscae)、美麗食道虫Gullet worm(Gongylonema pulchrum)、類円豚胃虫Thick stomach worm(Ascarops strongylina)、牛パラフィラリアParafilaria(Parafilaria bovicola)、多乳頭糸状虫(Parafilaria multipapillosa)、沖縄糸状虫(Stephanofilaria okinawaensis)、バンクロフト糸状虫Bancroft filaria(Wuchereria bancrofti)、マレー糸状虫(Brugia malayi)、頸部糸状虫Neck threadworm(Onchocerca cervicalis)、ギブソン糸状虫(Onchocerca gibsoni)、咽頭糸状虫Cattle filarial worm(Onchocerca gutturosa)、回旋糸状虫(Onchocerca volvulus)、指状糸状虫Bovine filarial worm(Setaria digitata)、馬糸状虫Peritoneal worm(Setaria equina)、唇乳頭糸状虫(Setaria labiatopapillosa)、マーシャル糸状虫(Setaria marshalli)、犬糸状虫Dog heartworm(Dirofilaria immitis)、ロア糸状虫African eye worm(Loa loa)等の旋尾線虫目(Spirurida)線虫、
等が挙げられるが、本発明化合物を用いて防除しうる農園芸分野の有害線虫及び家畜、家禽、愛玩動物等の外部又は内部寄生虫はこれらのみに限定されるものではない。
次に本発明組成物を用いる場合の製剤の配合例を示す。但し本発明の配合例は、これらのみに限定されるものではない。なお、以下の配合例において「部」は重量部を意味し、「有効成分」は式(1)で表される置換ピリダジン化合物及びその塩と、有効成分群Aより選ばれるものの総称である。
本発明組成物を農薬として使用するにあたっては、式(1)で表される置換ピリダジン化合物及びその塩より選ばれる1種又は2種以上と、有効成分群表4より選ばれる1種又は2種以上を混合物としてそのまま使用することもできるが、通常適当な固体担体又は液体担体と混合し、更に所望により界面活性剤、浸透剤、展着剤、増粘剤、凍結防止剤、結合剤、固結防止剤、崩壊剤、消泡剤、防腐剤および分解防止剤等を添加して、液剤(soluble concentrate)、乳剤(emulsifiable concentrate)、水和剤(wettable powder)、水溶剤(water soluble powder)、顆粒水和剤(water dispersible granule)、顆粒水溶剤(water soluble granule)、懸濁剤(suspension concentrate)、乳濁剤(concentrated emulsion)、サスポエマルジョン(suspoemulsion)、マイクロエマルジョン(microemulsion)、粉剤(dustable powder)、粒剤(granule)、錠剤(tablet)及び乳化性ゲル剤(emulsifiable gel)等任意の剤型の製剤にて実用に供することができる。また、省力化および安全性向上の観点から、上記任意の剤型の製剤を、水溶性カプセルおよび水溶性フィルムの袋等の水溶性包装体に封入して供することもできる。
固体担体としては、例えば石英、方解石、海泡石、ドロマイト、チョーク、カオリナイト、パイロフィライト、セリサイト、ハロサイト、メタハロサイト、木節粘土、蛙目粘土、陶石、ジークライト、アロフェン、シラス、きら、タルク、ベントナイト、活性白土、酸性白土、軽石、アタパルジャイト、ゼオライトおよび珪藻土等の天然鉱物質、例えば焼成クレー、パーライト、シラスバルーン、バーミキュライト、アタパルガスクレーおよび焼成珪藻土等の天然鉱物質の焼成品、例えば炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素アンモニウムおよび塩化カリウム等の無機塩類、例えばブドウ糖、果糖、しょ糖および乳糖などの糖類、例えば澱粉、粉末セルロースおよびデキストリン等の多糖類、例えば尿素、尿素誘導体、安息香酸および安息香酸の塩等の有機物、例えば木粉、コルク粉、トウモロコシ穂軸、クルミ殻およびタバコ茎等の植物類、フライアッシュ、ホワイトカーボン(例えば、含水合成シリカ、無水合成シリカおよび含水合成シリケート等)ならびに肥料等が挙げられる。
液体担体としては、例えばキシレン、アルキル(C9またはC10等)ベンゼン、フェニルキシリルエタンおよびアルキル(C1またはC3等)ナフタレン等の芳香族炭化水素類、マシン油、ノルマルパラフィン、イソパラフィンおよびナフテン等の脂肪族炭化水素類、ケロシン等の芳香族炭化水素と脂肪族炭化水素の混合物、エタノール、イソプロパノール、シクロヘキサノール、フェノキシエタノールおよびベンジルアルコール等のアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ヘキシレングリコール、ポリエチレングリコールおよびポリプロピレングリコール等の多価アルコール、プロピルセロソルブ、ブチルセロソルブ、フェニルセロソルブ、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテルおよびプロピレングリコールモノフェニルエーテル等のエーテル、アセトフェノン、シクロヘキサノンおよびγ−ブチロラクトン等のケトン、脂肪酸メチルエステル、コハク酸ジアルキルエステル、グルタミン酸ジアルキルエステル、アジピン酸ジアルキルエステルおよびフタル酸ジアルキルエステル等のエステル、N−アルキル(C1、C8またはC12等)ピロリドン等の酸アミド、大豆油、アマニ油、ナタネ油、ヤシ油、綿実油およびヒマシ油等の油脂、ジメチルスルホキシドならびに水が挙げられる。
これら固体および液体担体は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。
界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル(モノまたはジ)フェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマー、ポリオキシエチレン脂肪酸(モノまたはジ)エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ヒマシ油エチレンオキサイド付加物、アセチレングリコール、アセチレンアルコール、アセチレングリコールのエチレンオキサイド付加物、アセチレンアルコールのエチレンオキサイド付加物およびアルキルグリコシド等のノニオン性界面活性剤、アルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物の塩、アルキルナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物の塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸または燐酸エステル塩、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキルフェニルエーテル硫酸または燐酸エステル塩、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル硫酸または燐酸エステル塩、ポリカルボン酸塩(例えば、ポリアクリル酸塩、ポリマレイン酸塩およびマレイン酸とオレフィンとの共重合物等)およびポリスチレンスルホン酸塩等のアニオン性界面活性剤、アルキルアミン塩およびアルキル4級アンモニウム塩等のカチオン性界面活性剤、アミノ酸型およびベタイン型等の両性界面活性剤、シリコーン系界面活性剤ならびにフッ素系界面活性剤が挙げられる。
これら界面活性剤の含有量は、特に限定されるものではないが、本発明組成物の製剤100重量部に対し、通常0.05〜20重量部の範囲が望ましい。また、これら界面活性剤は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。
本発明組成物の施用薬量は適用場面、施用時期、施用方法、栽培作物等により差異は有るが、一般には有効成分量としてヘクタール(ha)当たり0.005〜50kg程度が適当である。
次に本発明組成物を用いる場合の製剤の配合例を示す。但し本発明の配合例は、これらのみに限定されるものではない。なお、以下の配合例において「部」は重量部を意味し、「有効成分」は式(1)で表される置換ピリダジン化合物及びその塩と、有効成分群A乃至Iより選ばれるものの総称である。
〔水和剤〕
有効成分 0.1〜80部
固体担体 5〜98.9部
界面活性剤 1〜10部
その他 0〜5部
その他として、例えば固結防止剤、分解防止剤等が挙げられる。
〔乳剤〕
有効成分 0.1〜30部
有機溶剤 45〜95部
界面活性剤 4.9〜30部
水 0〜50部
その他 0〜10部
その他として、例えば展着剤、分解防止剤等が挙げられる。
〔懸濁剤〕
有効成分 0.1〜70部
液体担体 15〜98.89部
界面活性剤 1〜12部
その他 0.01〜30部
その他として、例えば凍結防止剤、増粘剤等が挙げられる。
〔顆粒水和剤〕
有効成分 0.1〜90部
固体担体 0〜98.9部
界面活性剤 1〜20部
その他 0〜10部
その他として、例えば結合剤、分解防止剤等が挙げられる。
〔液剤〕
有効成分 0.01〜70部
液体担体 20〜99.99部
その他 0〜10部
その他として、例えば凍結防止剤、展着剤等が挙げられる。
〔粒剤〕
有効成分 0.01〜80部
固体担体 10〜99.99部
その他 0〜10部
その他として、例えば結合剤、分解防止剤等が挙げられる。
〔粉剤〕
有効成分 0.01〜30部
固体担体 65〜99.99部
その他 0〜5部
その他として、例えばドリフト防止剤、分解防止剤等が挙げられる。
次に、本発明組成物を有効成分とする製剤例をより具体的に示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
尚、以下の配合例において、「部」は重量部を意味する。
〔配合例1〕水和剤
化合物No.1−01 10部
有効成分No.A10 10部
パイロフィライト 74部
ソルポール5039 4部
(非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混合物:東邦化学工業(株)商品名)
カープレックス#80D 2部
(合成含水珪酸:塩野義製薬(株)商品名)
以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。
〔配合例2〕乳剤
化合物No.1−02 3部
有効成分No.B08 2部
キシレン 75部
N−メチリピロリドン 15部
ソルポール2680 15部
(非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混合物:東邦化学工業(株)商品名)
以上を均一に混合して乳剤とする。
〔配合例3〕乳剤
化合物No.1−03 2部
有効成分No.C09 2部
DBE 36部
(アジピン酸ジメチル、グルタル酸ジメチル、コハク酸ジメチルの混合物:インビスタ(INVISTA)社製商品名)
アジピン酸イソブチル 30部
N−メチルピロリドン 10部
ソプロフォールBSU 14部
(非イオン性界面活性剤:ローディア(Rhodia)社商品名)
ローダカル70BC 6部
(アニオン性界面活性剤:ローディア(Rhodia)社商品名)
以上を均一に混合して乳剤とする。
〔配合例4〕乳剤
化合物No.1−07 2部
有効成分No.D01 2部
DBE 11部
(アジピン酸ジメチル、グルタル酸ジメチル、コハク酸ジメチルの混合物:インビスタ(INVISTA)社製商品名)
アジピン酸イソブチル 30部
N−メチルピロリドン 5部
ソプロフォールBSU 14部
(非イオン性界面活性剤:ローディア(Rhodia)社商品名)
ローダカル70BC 6部
(アニオン性界面活性剤:ローディア(Rhodia)社商品名)
プロピレングリコール 10部
水 20部
以上を均一に混合して乳剤とする。
〔配合例5〕懸濁剤
化合物No.1−10 15部
有効成分No.E02 10部
アグリゾールS−710 10部
(非イオン性界面活性剤:花王(株)商品名)
ルノックス1000C 0.5部
(アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名)
キサンタンガム 0.2部
水 64.3部
以上を均一に混合した後、湿式粉砕して懸濁剤とする。
〔配合例6〕顆粒水和剤
化合物No.1−14 40部
有効成分No.F02 35部
ハイテノールNE−15 5部
(アニオン性界面活性剤:第一工業製薬(株)商品名)
バニレックスN 10部
(アニオン性界面活性剤:日本製紙(株)商品名)
カープレックス#80D 10部
(合成含水珪酸:塩野義製薬(株)商品名)
以上を均一に混合粉砕した後、少量の水を加えて攪拌混合し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して顆粒水和剤とする。
〔配合例7〕粒剤
化合物No.1−17 3部
有効成分No.G15 2部
ベントナイト 50部
タルク 45部
以上を均一に混合粉砕した後、少量の水を加えて攪拌混合し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して粒剤とする。
〔配合例8〕粉剤
化合物No.2−01 2部
有効成分No.B09 1部
カープレックス#80D 0.5部
(合成含水珪酸:塩野義製薬(株)商品名)
カオリナイト 95部
リン酸ジイソプロピル 1.5部
以上を均一に混合粉砕して粉剤とする。
使用に際しては、上記の各製剤を水で1〜20000倍に希釈して、有効成分が1ヘクタール(ha)当たり0.005〜50kgになるように散布する。
本発明組成物には、更に各種補助剤を含有させることができる。使用できる補助剤としては、増粘剤、有機溶剤、凍結防止剤、消泡剤、防菌防黴剤および着色剤等があり、下記のものが挙げられる。
増粘剤としては、特に制限はなく、有機、無機の天然物、合成品および半合成品を用いることができ、例えば、ザンサンガム(キサンタンガム)、ウェランガムおよびラムザンガム等のヘテロ多糖類、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウムおよびポリアクリルアミド等の水溶性高分子化合物、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースおよびヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体、モンモリロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ベントナイト、ラポナイトおよび合成スメクタイト等のスメクタイト系粘土鉱物等を例示することができる。これらの増粘剤は一種または二種以上混合してもよく、混合する場合の比も自由に選択できる。これらの増粘剤はそのまま添加してもよく、またあらかじめ水に分散させたものを添加しても良い。また、本発明組成物中の含有量も自由に選択することができる。
凍結防止剤としては、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコールおよびプロピレングリコール、グリセリン等を用いることができる。好ましくはプロピレングリコール、グリセリンである。また、本発明組成物中の含有量も自由に選択することができる。
他の補助剤として、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ポリアクリレート、アルギネート、ゼラチン、アラビアゴム、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、メチルビニルエーテル、無水マレイン酸の共重合体、ポリエチレングリコール、ワックス、コロイド状シリカが挙げられる。
半固体調製物は皮膚上に塗布するか、もしくは広げるか、または体腔中に導入することにより投与できる。ゲルは注射用液剤について上記したように調製した溶液に、軟膏状の粘稠性を有する透明な物質を生じさせるに十分なシックナーを加えることにより調製できる。
更にシリコーン系エマルジョン等の消泡剤、防菌防黴剤および着色剤等を配合してもよい。
以下に本発明の有害生物防除剤組成物の第1の有効成分である式(1)で表される置換ピリダジン化合物の合成例、試験例を実施例として具体的に述べることで、本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
〔合成例〕
合成例1
3−クロロ−5−(4−クロロフェニル)−4−(3,5−ジクロロピリジン−2−イル)−6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン(化合物No.1−01)
5−(4−クロロフェニル)−4−(3,5−ジクロロピリジン−2−イル)−6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン−3(2H)−オン1.0g(2.23mmol)及びオキシ塩化リン7mlを氷冷下にて混合した後、加熱還流下2時間攪拌した。攪拌終了後、該反応混合物を氷水に添加し、反応を停止させた。反応終了後、該反応液を酢酸エチルにて抽出(50ml×1回)した。得られた有機層を水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー{n−ヘキサン:酢酸エチル=7:3(体積比、以下同じである)}にて精製した後、析出した結晶を、ジイソプロピルエーテル3mlで洗浄することにより、目的物0.69gを白色結晶として得た。
合成例2
3−クロロ−4−(3−クロロ−5−フルオロピリジン−2−イル)−6−(2−フルオロフェニル)−5−フェニルピリダジン(化合物No.1−07)
4−(3−クロロ−5−フルオロピリジン−2−イル)−6−(2−フルオロフェニル)−5−フェニルピリダジン−3(2H)−オン0.47g(1.18mmol)、オキシ臭化リン1.79g(6.25mmol)及びトルエン10mlの混合溶液を加熱還流下8時間撹拌した。反応終了後、該反応混合物に氷水を添加し反応を停止させた後、該反応液を酢酸エチルにて抽出(30ml×1回)した。得られた有機層を、飽和食塩水次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=7:3)にて精製し、目的物0.40gを白色結晶として得た。
合成例3
3−クロロ−5−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3,5−ジクロロピリジン−2−イル)−6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン(化合物No.1−10)
3−クロロ−4−(3,5−ジクロロピリジン−2−イル)−5−(3,5−ジメトキシフェニル)−6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン1.00g(2.04mmol)、N−クロロこはく酸イミド0.30g(2.24mmol)及びクロロホルム10mlの混合溶液を50℃にて5時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、N−クロロこはく酸イミド0.03g(0.22mmol)を添加した。反応溶液を室温にて2日間撹拌した後、50℃にて3時間撹拌を継続した。反応終了後、該反応混合物を放冷した後、反応混合物中に析出したこはく酸イミドを濾別した。得られた濾液の溶媒を減圧下にて留去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=7:3)にて精製し、目的物1.90gを白色結晶として得た。
合成例4
3−クロロ−4−(3−クロロ−5−メトキシピリジン−2−イル)−5−(3−フルオロ−5−メトキシフェニル)−6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン(化合物No.1−14)
工程1;4−(3−クロロ−5−メトキシピリジン−2−イル)−5−(3−フルオロ−5−メトキシフェニル)−6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン−3(2H)−オンの合成
4−(3,5−ジクロロピリジン−2−イル)−5−(3−フルオロ−5−メトキシフェニル)−6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン−3(2H)−オン34.1g(74.1mmol)、ナトリウムメトキシドの28重量%メタノール溶液42.9g(222.3mmol)及びN−メチルピロリドン200mlの混合溶液を100℃にて21時間撹拌した。攪拌終了後、該反応混合物に1N塩酸を添加し、反応を停止させた。反応液中に析出した結晶を濾取し、粗物を得た。得られた粗物及びエタノール340gの混合溶液を80℃に加熱した後、5℃まで冷却後、1時間撹拌した。該混合溶液中に析出した結晶を濾取し、目的物16.37gを結晶として得た。
融点:205〜207℃
工程2;3−クロロ−4−(3−クロロ−5−メトキシピリジン−2−イル)−5−(3,5−ジメトキシフェニル)−6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン(化合物No.1−13)の合成
合成例1に準じた方法により、工程1の目的物16.37g(36.0mmol)より目的物13.90gを白色結晶として得た。
合成例5
4−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−5−(3−クロロ−5−メトキシピリジン−2−イル)−3−(2−フルオロフェニル)−6−メチルピリダジン(化合物No.1−13)
工程1;4−(3−クロロ−5−メトキシピリジン−2−イル)−5−(3,5−ジメトキシフェニル)−6−(2−フルオロフェニル)−3−メチルピリダジンの合成
3−クロロ−4−(3−クロロ−5−メトキシピリジン−2−イル)−5−(3,5−ジメトキシフェニル)−6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン0.5g(1.03mmol)、炭酸セシウム1.01g(3.09mmol)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリド ジクロロメタン付加物0.04g(0.05mmol)、2,4,6−トリメチルボロキシン0.14g(1.13mmol)、1,4−ジオキサン10ml及び水1mlの混合溶液を、窒素雰囲気下、90℃にて17時間攪拌した。攪拌終了後、水を添加し反応を停止させた後、該反応液を酢酸エチルにて抽出(50ml×1回)した。得られた有機層を水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=7:3)にて精製し、目的物0.39gを結晶として得た。
融点:155〜157℃
工程2;4−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−5−(3−クロロ−5−メトキシピリジン−2−イル)−3−(2−フルオロフェニル)−6−メチルピリダジン(化合物No.1−12)の合成
4−(3−クロロ−5−メトキシピリジン−2−イル)−5−(3,5−ジメトキシフェニル)−6−(2−フルオロフェニル)−3−メチルピリダジン0.29g(0.62mmol)、N−クロロこはく酸イミド0.08g(0.62mmol)及びクロロホルム3mlの混合溶液を室温にて3日間撹拌した後、40℃にて10時間撹拌を継続した。反応終了後、該反応混合物を放冷した後、水を添加し反応を停止させた。該反応液をクロロホルムにて抽出(10ml×1回)した。得られた有機層を水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=7:3)にて精製し、目的物0.10gを白色結晶として得た。
合成例6
4−(3−クロロ−5−フルオロピリジン−2−イル)−5−(3−フルオロ−5−メトキシフェニル)−6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン−3−カルボニトリル(化合物No.1−18)
3−クロロ−4−(3−クロロ−5−フルオロピリジン−2−イル)−5−(3−フルオロ−5−メトキシフェニル)−6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン0.23g(0.50mmol)、シアン化亜鉛0.09g(0.75mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)0.06g(0.05mmol)及びN−メチルピロリドン2.5mlの混合溶液を、窒素雰囲気下、120℃にて5時間撹拌した。攪拌終了後、氷冷下アンモニア水10mlを添加し、反応を停止させた後、該反応液を酢酸エチルにて抽出(50ml×1回)した。得られた有機層を水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=7:3)にて精製し、目的物0.19gを白色結晶として得た。
合成例7
3−クロロ−4−(3−クロロ−5−メトキシピリジン−2−イル)−6−(2−フルオロフェニル)−5−(3−(メトキシメトキシ)−5−メトキシフェニル)ピリダジン(化合物No.1−20)
工程1;3−(6−クロロ−5−(3−クロロ−5−メトキシピリジン−2−イル)−3−(2−フルオロフェニル)ピリダジン−4−イル)−5−メトキシフェノールの合成
3−クロロ−4−(3−クロロ−5−メトキシピリジン−2−イル)−5−(3,5−ジメトキシフェニル)−6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン1.00g(2.06mmol)、三臭化ホウ素のジクロロメタン溶液(1mol/L)0.69ml(0.69mmol)及びジクロロメタン1.5mlを氷冷下にて混合した後、室温にて17時間攪拌した。攪拌終了後、該反応混合物に氷水を添加し反応を停止させた後、該反応液を塩化メチレンにて抽出(30ml×1回)した。得られた有機層を、飽和食塩水次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=6:4)にて精製し、目的物0.38gを白色結晶として得た。
融点:191〜193℃
工程2;3−クロロ−4−(3−クロロ−5−メトキシピリジン−2−イル)−6−(2−フルオロフェニル)−5−(3−(メトキシメトキシ)−5−メトキシフェニル)ピリダジン(化合物No.1−18)の合成
3−(6−クロロ−5−(3−クロロ−5−メトキシピリジン−2−イル)−3−(2−フルオロフェニル)ピリダジン−4−イル)−5−メトキシフェノール0.10g(0.21mmol)、炭酸セシウム0.21g(0.63mmol)、ヨードメチルメチルエーテル0.11g(0.63mmol)及びアセトニトリル3mlの混合溶液を、80℃にて2時間攪拌した。反応終了後、該反応混合物中の過剰の炭酸セシウム及び反応により生じた塩を濾別した。得られた濾液を減圧下にて溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=7:3)にて精製し、目的物0.02gを白色結晶として得た。
合成例8
2−(3−(6−クロロ−5−(3−クロロ−5−メトキシピリジン−2−イル)−3−(2−フルオロフェニル)ピリダジン−4−イル)−5−メトキシフェノキシ)アセトニトリル(化合物No.1−21)
3−(6−クロロ−5−(3−クロロ−5−メトキシピリジン−2−イル)−3−(2−フルオロフェニル)ピリダジン−4−イル)−5−メトキシフェノール0.38g(0.80mmol)、炭酸セシウム0.78g(2.40mmol)、2−ブロモアセトニトリル0.29g(2.40mmol)及びアセトニトリル5mlの混合溶液を、60℃にて1時間攪拌した。反応終了後、該反応混合物に氷水を添加し反応を停止させた後、該反応液を酢酸エチルにて抽出(30ml×1回)した。得られた有機層を、飽和食塩水次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=7:3)にて精製し、目的物0.28gを白色結晶として得た。
合成例9
3−クロロ−5−(5−クロロピリジン−3−イル)−4−(3,5−ジクロロピリジン−2−イル)−6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン(化合物No.2−01)
合成例1に準じた方法により、5−(5−クロロピリジン−3−イル)−4−(3,5−ジクロロピリジン−2−イル)−6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン−3(2H)−オン0.13g(0.29mmol)より目的物0.11gを白色結晶として得た。
参考例1
工程1;2−(3,5−ジクロロピリジン−2−イル)酢酸の合成
マロン酸ジエチル57.8g(0.36mol)、2,3,5−トリクロロピリジン30.0g(0.16mol)、炭酸セシウム117.6g(0.36mol)及びジメチルスルホキシド200mlの混合溶液を、110℃にて9時間加熱攪拌した。攪拌終了後、該反応混合物を放冷した後、水を添加し、酢酸エチルにて抽出(400ml×1回)した。得られた有機層を水洗後、飽和食塩水次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1〜3:2)にて精製した。得られた粗(3,5−ジクロロピリジン−2−イル)マロン酸ジエチル、水酸化ナトリウム32.8g(0.82mol)、エタノール200ml及び水100mlの混合溶液を、60℃にて2時間加熱撹拌した。攪拌終了後、該反応混合物を10℃に冷却し、濃塩酸を添加し、pH3〜4とした。室温にて2時間撹拌した後、該反応液中に析出した結晶を濾取し、目的物17.9gを白色結晶として得た。
工程2;5−(4−クロロフェニル)−4−(3,5−ジクロロピリジン−2−イル)−6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン−3(2H)−オンの合成
2−(3,5−ジクロロピリジン−2−イル)酢酸0.76g(3.69mmol)、2−ブロモ−1−(4−クロロフェニル)−2−(2−フルオロフェニル)エタノン1.21g(3.69mmol)、トリエチルアミン0.63g(6.27mmol)及びアセトニトリル10mlの混合溶液を、室温にて3時間撹拌した。反応混合物に1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)1.24g(8.12mmol)を加え、室温にて2時間撹拌した後、空気雰囲気下で2時間撹拌を継続した。攪拌終了後、反応混合物に1N塩酸を加え、酸性とし、酢酸エチルにて抽出(50ml×1回)した。得られた有機層を水洗後、飽和食塩水、無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥、減圧下にて溶媒を留去した。得られた粗4−(4−クロロフェニル)−3−(3,5−ジクロロピリジン−2−イル)−5−(2−フルオロフェニル)−5−ヒドロキシフラン−2(5H)−オン及びエタノール10mlの混合溶液に、室温にてヒドラジン一水和物0.28g(5.59mmol)を滴下し、85℃にて5時間撹拌した。反応終了後、該反応混合物を放冷した後、該反応混合物中に析出した結晶を濾取し、目的物1.01gを白色結晶として得た。
参考例2
工程1;2−(2−クロロピリジン−3−イル)酢酸の合成
2−クロロ−ニコチンアルデヒド1.91g(13.5mmol)、メチル(メチルスルフィニル)メチルスルフィド(FAMSO)1.68g(13.5mmol)、ベンジルトリメチルアンモニウムヒドロキシドの40重量%メタノール溶液1.7ml及びテトラヒドロフラン10mlの混合溶液を、60℃にて2時間加熱撹拌した。攪拌終了後、該反応混合物を放冷した後、希塩酸を加え、酸性とした後、酢酸エチルにて抽出(100ml×1回)した。得られた有機層を水洗後、飽和食塩水次いで無水硫酸ナトリウムにて乾燥・脱水、減圧下にて溶媒を留去した。得られた粗2−クロロ−3−(2−(メチルスルフィニル)−2−(メチルチオ)ビニル)ピリジンをエタノール5mlに溶解し、別途調製した塩化水素のエタノール溶液{塩化アセチル3.14g(40.0mmol)及びエタノール40mlより調製した}に滴下した。滴下終了後、加熱還流下2時間攪拌した。攪拌終了後、反応混合物を放冷した後、該反応混合物にクロロホルムを添加した。得られた有機層を水洗後、飽和食塩水次いで無水硫酸ナトリウムの順で乾燥・脱水、減圧下にて溶媒を留去した。得られた粗2−(2−クロロピリジン−3−イル)酢酸エチルのエタノール溶液40mlに、1N水酸化ナトリウム水溶液40mlを添加し、室温にて3時間撹拌した。攪拌終了後、該反応混合物に水を添加し、水層を分取した。得られた水層をクロロホルムにて洗浄(120ml×1回)した。さらに濃塩酸を加え、pH3〜4とした後、水層中に析出した結晶を濾取し、目的物0.56gを白色結晶として得た。
工程2;4−(2−クロロピリジン−3−イル)−5−(3,5−ジメトキシフェニル)−6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン−3(2H)−オンの合成
参考例1の工程2に準じた方法により、目的物1.00gを白色結晶として得た。
本発明の有害生物防除剤組成物の第1の有効成分である式(1)で表される置換ピリダジン化合物の例を第10表及び第11表に示すが、本発明の有害生物防除剤組成物の有効成分として用いられる置換ピリダジン化合物はこれらのみに限定されるものではない。
なお、表中Meとの記載はメチル基を表し、同様にCN及びNCはシアノ基をそれぞれ表す。また表中、「-」は無置換を意味する。
また表中、「*1」は、「樹脂状」を意味する。また表中、「*2」は、置換基同士の立体障害を原因とする制限された結合回転により生じる2種以上のジアステレオマーの混合物であることを意味する。
〔第10表〕
―――――――――――――――――――――――――――――
No. Ra1 Rb1 Rb2 R3 融点(℃)
―――――――――――――――――――――――――――――
1-01 Cl 4-Cl 2-F Cl 179-180
1-02 F 4-F - Cl 162-163
1-03 F 4-F - Br 150-151
1-04 F 3-F 2-F Cl 106-107
1-05 MeO 2-F 2-F Cl 133-134
1-06 F 2-F 2-F Cl 126-127
1-07 F - 2-F Br 125-127
1-08 MeO 4-MeO - Cl *1
1-09 F 3,5-di-MeO 2-F Cl 114-115
1-10 Cl 2-Cl-3,5-di-MeO 2-F Cl 90-94 *2
1-11 - 2-Cl-3,5-di-MeO 2-F Cl 192-199 *2
1-12 MeO 2-Cl-3,5-di-MeO 2-F Cl 164-168 *2
1-13 MeO 2-Cl-3,5-di-MeO 2-F Me 173-176 *2
1-14 MeO 3-F-5-MeO 2-F Cl 104-106
1-15 MeO 3-F-5-MeO 2-F Br 135-137
1-16 F 3-F-5-MeO 2-F Cl 121-122
1-17 F 3-F-5-MeO - Br 158-159
1-18 F 3-F-5-MeO 2-F CN 137-139
1-19 F 3-F-5-MeO 2-F Br 130-132
1-20 MeO 3-MeOCH2O-5-MeO 2-F Cl 101-103
1-21 MeO 3-NC-CH2O-5-MeO 2-F Cl 55-57
―――――――――――――――――――――――――――――
〔第11表〕
―――――――――――――――――――――――――――――
No. Ra1 Rb1 Rb2 R3 融点(℃)
―――――――――――――――――――――――――――――
2-01 Cl 5-Cl 2-F Cl *1
―――――――――――――――――――――――――――――
本発明の有害生物防除剤組成物の第1の有効成分である式(1)で表される置換ピリダジン化合物のうち、融点の記載のない化合物の1H−NMRデータを第12表に示す。
また、表中の記号は下記の意味を表す。
s:シングレット、d:ダブレット、t:トリプレット、q:カルテット、sep:セプテット、m:マルチプレット、brs:ブロードピーク。
なおプロトン核磁気共鳴ケミカルシフト値は、基準物質としてMeSi(テトラメチルシラン)を用い、重クロロホルム溶媒中で、300MHzにて測定した。
〔第12表〕
――――――――――――――――――――――――――――――
No. 1H-NMR (CDCl3, Me4Si, 300MHz)
――――――――――――――――――――――――――――――
1-08 δ8.22 (d, 1H, J=2.4Hz), 7.39-7.23 (m, 5H),
7.16 (d, 1H, J=2.4Hz), 6.86 (d, 2H, J=8.9Hz),
6.60 (d, 2H, J=8.9Hz), 3.87 (s, 3H),
3.71 (s, 3H)。
2-01 δ8.52 (d, 1H, J=2.1Hz), 8.35 (d, 1H, J=2.3Hz),
8.10-8.05 (m, 1H), 7.76 (d, 1H, J=2.3Hz),
7.65-7.59 (m, 1H), 7.46-7.37 (m, 1H),
7.32-7.25 (m, 2H), 6.95-6.88 (m, 1H)。
――――――――――――――――――――――――――――――
本発明の有害生物防除剤組成物の第1の有効成分である式(1)で表される置換ピリダジン化合物のうち、2種以上のジアステレオマーの混合物である場合は、ジアステレオマーの混合比及び各々のジアステレオマーの1H−NMRデータを第13表に示すが、本発明の有害生物防除剤組成物の有効成分として用いられる置換ピリダジン化合物はこれらのみに限定されるものではない。
また、表中の記号は下記の意味を表す。
s:シングレット、d:ダブレット、t:トリプレット、q:カルテット、sep:セプテット、m:マルチプレット、brs:ブロードピーク。
なおプロトン核磁気共鳴ケミカルシフト値は、基準物質としてMeSi(テトラメチルシラン)を用い、重クロロホルム溶媒中で、300MHzにて測定した。
〔第13表〕
――――――――――――――――――――――――――――――
No. ジアステレオマー混合比 (A:B)
1H-NMR (CDCl3, Me4Si, 300MHz)
――――――――――――――――――――――――――――――
1-10 1-10(A):1-10(B)=67:33
1-10(A) δ8.45 (d, 1H, J=2.4Hz),
7.70 (d, 1H, J=2.4Hz), 7.52-7.41 (m, 1H),
7.36-7.26 (m, 1H), 7.16-7.04 (m, 1H),
6.99-6.87 (m, 1H), 6.41-6.36 (m, 1H),
6.31-6.25 (m, 1H), 3.68 (s, 3H),
3.64 (s, 3H)。
1-10(B) δ8.38 (d, 1H, J=2.3Hz),
7.75 (d, 1H, J=2.3Hz), 7.52-7.41 (m, 1H),
7.36-7.26 (m, 1H), 7.16-7.04 (m, 1H),
6.99-6.87 (m, 1H), 6.36-6.32 (m, 1H),
6.31-6.25 (m, 1H), 3.69 (s, 3H),
3.65 (s, 3H)。
1-11 1-11(A):1-11(B)=50:50
1-11(A) δ8.52 (d, 1H, J=4.7Hz),
7.67 (d, 1H, J=8.4Hz), 7.55-7.44 (m, 1H),
7.36-7.22 (m,2H), 7.16-7.07 (m, 1H),
6.94-6.88 (m, 1H), 6.44-6.38 (m, 1H),
6.28-6.21 (m, 1H), 3.67 (s, 3H),
3.62 (s, 3H)。
1-11(B) δ8.42 (d, 1H, J=4.7Hz),
7.72 (d, 1H, J=8.4Hz), 7.54-7.47 (m, 1H),
7.38-7.19 (m,2H), 7.16-7.08 (m, 1H),
7.01-6.87 (m, 1H), 6.42-6.35 (m, 1H),
6.27-6.21 (m, 1H), 3.68 (s, 3H),
3.63 (s, 3H)。
1-12 1-12(A):1-12(B)=67:33
1-12(A) δ8.18 (d, 1H, J=2.7Hz), 7.53-7.42 (m, 1H),
7.38-7.24 (m, 1H), 7.16 (d, 1H, J=2.7Hz),
7.14-7.05 (m, 1H), 7.00-6.86 (m, 1H),
6.45-6.39 (m, 1H), 6.29-6.23 (m, 1H),
3.85 (s, 3H), 3.67 (s, 3H), 3.63 (s, 3H)。
1-12(B) δ8.11 (d, 1H, J=2.7Hz), 7.53-7.42 (m, 1H),
7.38-7.24 (m, 1H), 7.21 (d, 1H, J=2.7Hz),
7.14-7.05 (m, 1H), 7.00-6.86 (m, 1H),
6.39-6.34 (m, 1H), 6.29-6.23 (m, 1H),
3.84 (s, 3H), 3.68 (s, 3H), 3.65 (s, 3H)。
1-13 1-13(A):1-13(B)=57:43
1-13(A) δ8.14 (d, 1H, J=2.6Hz), 7.50-7.41 (m, 1H),
7.36-7.22 (m, 1H), 7.19 (d, 1H, J=2.6Hz),
7.13-7.04 (m, 1H), 6.96-6.85 (m, 1H),
6.40-6.35 (m, 1H), 6.25-6.20 (m, 1H),
3.84 (s, 3H), 3.68 (s, 3H), 3.64 (s, 3H),
2.56 (s, 3H)。
1-13(B) δ8.20 (d, 1H, J=2.7Hz), 7.54-7.42 (m, 1H),
7.36-7.20 (m, 1H), 7.15 (d, 1H, J=2.7Hz),
7.13-7.04 (m, 1H), 6.96-6.85 (m, 1H),
6.38-6.33 (m, 1H), 6.26-6.22 (m, 1H),
3.85 (s, 3H), 3.68 (s, 3H), 3.61 (s, 3H),
2.57 (s, 3H)。
――――――――――――――――――――――――――――――
〔試験例〕
次に、本発明の有用性を明らかにするため、以下の効力試験例において具体的に説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
〔試験例1〕 灰色かび病に対する予防試験
前記の第10表及び第11表に記載された化合物と、第1表乃至第9表に記載された有効成分を製剤例に準じて調整した。この薬剤を所定の濃度となるように水で希釈し、試験用薬液を得た。次に、90cmのプラスチックポットにキュウリ(品種:相模半白)を植え、子葉期に調整した薬液5mlをスプレーガンにて散布処理し、風乾後、処理葉を切り取り、プラスチック容器に入れた。キュウリ灰色かび病菌(Botrytis cinerea)の分生胞子懸濁液と溶解させたPDA培地を1:1の割合で混合し、処理葉に30μlずつ滴下接種した。接種後、20℃、多湿下に3日間置いた後、形成された病斑の接種葉に占める割合を測定し、下記の計算式に従い防除価を算出し、その結果を第14表、第15表及び第16表に記した。
防除価=〔1−(処理区病斑面積率/無処理区病斑面積率)〕×100
また、各薬液濃度に対する防除価から、コルビー法(Colby S.R.1976,Weeds15,20−22)を用いて相乗作用を算出した。計算方法は以下の通りである。
E=X+Y−XY/100
X:x濃度におけるA剤の防除価
Y:y濃度におけるB剤の防除価
E:A剤とB剤の混合処理時に期待される理論値
得られた結果が、期待値よりも観察値が大きければ相乗作用、観察値よりも期待値が大きければ拮抗作用、観察値と期待値が同じであれば相加作用と解析される。
〔第14表〕
――――――――――――――――――――
化合物No. 濃度(ppm) 防除価
――――――――――――――――――――
1-01 3 20
1-02 3 70
1-03 3 20
1-04 3 40
1-05 3 50
1-06 1 40
1-07 10 80
1-08 1 60
1-09 3 60
1-10 1 40
1-11 1 80
1-12 1 75
1-13 1 80
1-14 3 85
1-15 1 80
1-16 1 80
1-17 1 60
――――――――――――――――――――
〔第15表〕
――――――――――――――――――――
化合物No. 濃度(ppm) 防除価
――――――――――――――――――――
A01 3 30
A02 10 45
A10 100 0
B04 3 60
B08 50 20
C02 20 45
C09 10 60
C41 25 30
D01 3 50
E02 3 60
E03 35 50
F02 8 55
G15 50 50
――――――――――――――――――――

〔第16表〕 〔第16表〕(続き)
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値 化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
1-01(3)+A01(3) 65 44 1-02(3)+A01(3) 90 79
1-01(3)+A02(10) 70 56 1-02(3)+A02(10) 95 84
1-01(3)+A10(100) 20 20 1-02(3)+A10(100) 100 70
1-01(3)+B04(3) 70 68 1-02(3)+B04(3) 90 88
1-01(3)+B08(50) 60 36 1-02(3)+B08(50) 85 76
1-01(3)+C02(20) 80 56 1-02(3)+C02(20) 85 84
1-01(3)+C09(10) 70 68 1-02(3)+C09(10) 95 88
1-01(3)+C41(25) 70 44 1-02(3)+C41(25) 85 79
1-01(3)+D01(3) 60 60 1-02(3)+D01(3) 100 85
1-01(3)+E02(3) 75 68 1-02(3)+E02(3) 100 88
1-01(3)+E03(35) 60 60 1-02(3)+E03(35) 100 85
1-01(3)+F02(8) 70 64 1-02(3)+F02(8) 95 87
1-01(3)+G15(50) 60 60 1-02(3)+G15(50) 90 85
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
〔第16表〕(続き) 〔第16表〕(続き)
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値 化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
1-03(3)+A01(3) 60 44 1-04(3)+A01(3) 70 58
1-03(3)+A02(10) 60 56 1-04(3)+A02(10) 70 67
1-03(3)+A10(100) 40 20 1-04(3)+A10(100) 45 40
1-03(3)+B04(3) 75 68 1-04(3)+B04(3) 90 76
1-03(3)+B08(50) 45 36 1-04(3)+B08(50) 100 52
1-03(3)+C02(20) 80 56 1-04(3)+C02(20) 70 67
1-03(3)+C09(10) 70 68 1-04(3)+C09(10) 85 76
1-03(3)+C41(25) 50 44 1-04(3)+C41(25) 60 58
1-03(3)+D01(3) 75 60 1-04(3)+D01(3) 70 70
1-03(3)+E02(3) 70 68 1-04(3)+E02(3) 80 76
1-03(3)+E03(35) 70 60 1-04(3)+E03(35) 100 70
1-03(3)+F02(8) 70 64 1-04(3)+F02(8) 95 73
1-03(3)+G15(50) 80 60 1-04(3)+G15(50) 90 70
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
〔第16表〕(続き) 〔第16表〕(続き)
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値 化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
1-05(3)+A01(3) 100 65 1-06(1)+A01(3) 95 58
1-05(3)+A02(10) 100 73 1-06(1)+A02(10) 100 67
1-05(3)+A10(100) 100 50 1-06(1)+A10(100) 40 40
1-05(3)+B04(3) 100 80 1-06(1)+B04(3) 95 76
1-05(3)+B08(50) 65 60 1-06(1)+B08(50) 95 52
1-05(3)+C02(20) 80 73 1-06(1)+C02(20) 80 67
1-05(3)+C09(10) 80 80 1-06(1)+C09(10) 90 76
1-05(3)+C41(25) 85 65 1-06(1)+C41(25) 90 58
1-05(3)+D01(3) 80 75 1-06(1)+D01(3) 100 70
1-05(3)+E02(3) 100 80 1-06(1)+E02(3) 90 76
1-05(3)+E03(35) 90 75 1-06(1)+E03(35) 70 70
1-05(3)+F02(8) 90 78 1-06(1)+F02(8) 75 73
1-05(3)+G15(50) 90 75 1-06(1)+G15(50) 70 70
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
〔第16表〕(続き) 〔第16表〕(続き)
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値 化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
1-07(10)+A01(3) 100 86 1-08(1)+A01(3) 80 72
1-07(10)+A02(10) 100 89 1-08(1)+A02(10) 80 78
1-07(10)+A10(100) 100 80 1-08(1)+A10(100) 60 60
1-07(10)+B04(3) 100 92 1-08(1)+B04(3) 90 84
1-07(10)+B08(50) 100 84 1-08(1)+B08(50) 70 68
1-07(10)+C02(20) 90 89 1-08(1)+C02(20) 80 78
1-07(10)+C09(10) 100 92 1-08(1)+C09(10) 100 84
1-07(10)+C41(25) 90 86 1-08(1)+C41(25) 90 72
1-07(10)+D01(3) 100 90 1-08(1)+D01(3) 90 80
1-07(10)+E02(3) 100 92 1-08(1)+E02(3) 100 84
1-07(10)+E03(35) 100 90 1-08(1)+E03(35) 90 80
1-07(10)+F02(8) 100 91 1-08(1)+F02(8) 100 82
1-07(10)+G15(50) 90 90 1-08(1)+G15(50) 85 80
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
〔第16表〕(続き) 〔第16表〕(続き)
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値 化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
1-09(3)+A01(3) 75 72 1-10(1)+A01(3) 60 58
1-09(3)+A02(10) 95 78 1-10(1)+A02(10) 80 67
1-09(3)+A10(100) 70 60 1-10(1)+A10(100) 70 40
1-09(3)+B04(3) 100 84 1-10(1)+B04(3) 90 76
1-09(3)+B08(50) 80 68 1-10(1)+B08(50) 80 52
1-09(3)+C02(20) 90 78 1-10(1)+C02(20) 70 67
1-09(3)+C09(10) 95 84 1-10(1)+C09(10) 80 76
1-09(3)+C41(25) 78 72 1-10(1)+C41(25) 60 58
1-09(3)+D01(3) 98 80 1-10(1)+D01(3) 70 70
1-09(3)+E02(3) 100 84 1-10(1)+E02(3) 90 76
1-09(3)+E03(35) 90 80 1-10(1)+E03(35) 95 70
1-09(3)+F02(8) 100 82 1-10(1)+F02(8) 90 73
1-09(3)+G15(50) 88 80 1-10(1)+G15(50) 90 70
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
〔第16表〕(続き) 〔第16表〕(続き)
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値 化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
1-11(1)+A01(3) 100 86 1-12(1)+A01(3) 95 83
1-11(1)+A02(10) 100 89 1-12(1)+A02(10) 95 86
1-11(1)+A10(100) 100 80 1-12(1)+A10(100) 98 75
1-11(1)+B04(3) 95 92 1-12(1)+B04(3) 100 90
1-11(1)+B08(50) 100 84 1-12(1)+B08(50) 85 80
1-11(1)+C02(20) 90 89 1-12(1)+C02(20) 90 86
1-11(1)+C09(10) 100 92 1-12(1)+C09(10) 100 90
1-11(1)+C41(25) 90 86 1-12(1)+C41(25) 100 83
1-11(1)+D01(3) 100 90 1-12(1)+D01(3) 100 88
1-11(1)+E02(3) 100 92 1-12(1)+E02(3) 90 90
1-11(1)+E03(35) 98 90 1-12(1)+E03(35) 95 88
1-11(1)+F02(8) 98 91 1-12(1)+F02(8) 90 89
1-11(1)+G15(50) 90 90 1-12(1)+G15(50) 90 88
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
〔第16表〕(続き) 〔第16表〕(続き)
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値 化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
1-13(1)+A01(3) 95 86 1-14(3)+A01(3) 100 90
1-13(1)+A02(10) 98 89 1-14(3)+A02(10) 100 92
1-13(1)+A10(100) 85 80 1-14(3)+A10(100) 100 85
1-13(1)+B04(3) 98 92 1-14(3)+B04(3) 100 94
1-13(1)+B08(50) 98 84 1-14(3)+B08(50) 100 88
1-13(1)+C02(20) 98 89 1-14(3)+C02(20) 100 92
1-13(1)+C09(10) 100 92 1-14(3)+C09(10) 98 94
1-13(1)+C41(25) 95 86 1-14(3)+C41(25) 100 90
1-13(1)+D01(3) 100 90 1-14(3)+D01(3) 100 93
1-13(1)+E02(3) 98 92 1-14(3)+E02(3) 95 94
1-13(1)+E03(35) 100 90 1-14(3)+E03(35) 100 93
1-13(1)+F02(8) 100 91 1-14(3)+F02(8) 100 93
1-13(1)+G15(50) 100 90 1-14(3)+G15(50) 100 93
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
〔第16表〕(続き) 〔第16表〕(続き)
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値 化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
1-15(1)+A01(3) 98 86 1-16(1)+A01(3) 100 86
1-15(1)+A02(10) 95 89 1-16(1)+A02(10) 100 89
1-15(1)+A10(100) 80 80 1-16(1)+A10(100) 95 80
1-15(1)+B04(3) 100 92 1-16(1)+B04(3) 100 92
1-15(1)+B08(50) 98 84 1-16(1)+B08(50) 100 84
1-15(1)+C02(20) 100 89 1-16(1)+C02(20) 100 89
1-15(1)+C09(10) 95 92 1-16(1)+C09(10) 100 92
1-15(1)+C41(25) 100 86 1-16(1)+C41(25) 98 86
1-15(1)+D01(3) 100 90 1-16(1)+D01(3) 100 90
1-15(1)+E02(3) 100 92 1-16(1)+E02(3) 95 92
1-15(1)+E03(35) 95 90 1-16(1)+E03(35) 100 90
1-15(1)+F02(8) 100 91 1-16(1)+F02(8) 100 91
1-15(1)+G15(50) 100 90 1-16(1)+G15(50) 100 90
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
〔第16表〕(続き)
―――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値
―――――――――――――――――
1-17(1)+A01(3) 85 72
1-17(1)+A02(10) 100 78
1-17(1)+A10(100) 90 60
1-17(1)+B04(3) 98 84
1-17(1)+B08(50) 100 68
1-17(1)+C02(20) 90 78
1-17(1)+C09(10) 100 84
1-17(1)+C41(25) 100 72
1-17(1)+D01(3) 85 80
1-17(1)+E02(3) 100 84
1-17(1)+E03(35) 98 80
1-17(1)+F02(8) 90 82
1-17(1)+G15(50) 80 80
―――――――――――――――――
〔試験例2〕 キュウリべと病に対する予防試験
前記の第10表及び第11表に記載された化合物と、第1表乃至第9表に記載された有効成分を製剤例に準じて調整した。この薬剤を所定の濃度となるように水で希釈し、試験用薬液を得た。次に、120cmのプラスチックポットにキュウリ(品種:相模半白)を育成し、調整した薬液10mlをスプレーガンにて散布処理し、風乾後、キュウリべと病菌 (Pseudoperenospora cubensis) の胞子懸濁液を噴霧接種し、温度20℃、湿度95%以上の接種箱に24時間入れた。5日間ガラス温室に置いた後、形成された病斑面積の接種葉に占める割合を測定し、試験例1と同様の計算式に従い防除価を算出し、その結果を第17表、第18表及び第19表に記した。
〔第17表〕
――――――――――――――――――――
化合物No. 濃度(ppm) 防除価
――――――――――――――――――――
1-01 120 44
1-02 120 56
1-03 120 44
1-04 120 72
1-05 120 67
1-06 120 56
1-07 120 44
1-08 120 89
1-09 120 78
1-10 120 67
1-11 120 67
1-12 120 78
1-13 120 72
1-14 120 33
1-15 120 83
1-16 120 72
1-17 120 78
――――――――――――――――――――
〔第18表〕
――――――――――――――――――――
化合物No. 濃度(ppm) 防除価
――――――――――――――――――――
A10 1 78
――――――――――――――――――――
〔第19表〕 〔第19表〕(続き)
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値 化合物No.[濃度(ppm)] 防除価 理論値
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
1-01(120)+A10(1) 89 88 1-10(120)+A10(1) 94 93
1-02(120)+A10(1) 94 90 1-11(120)+A10(1) 97 93
1-03(120)+A10(1) 89 88 1-12(120)+A10(1) 100 95
1-04(120)+A10(1) 94 94 1-13(120)+A10(1) 94 94
1-05(120)+A10(1) 94 93 1-14(120)+A10(1) 89 85
1-06(120)+A10(1) 100 90 1-15(120)+A10(1) 100 96
1-07(120)+A10(1) 94 88 1-16(120)+A10(1) 94 94
1-08(120)+A10(1) 100 98 1-17(120)+A10(1) 97 95
1-09(120)+A10(1) 100 95
――――――――――――――――― ―――――――――――――――――
本発明組成物及び本発明方法は、各種病害の防除に使用できる。

Claims (14)

  1. 式(1):

    [式中、Hetは、D1−1乃至D1−3の何れかで示されるピリジン環を表し、

    及びRは、各々独立してG−1乃至G−5の何れかで示される環を表し、

    は、水素原子、ヒドロキシ基、メルカプト基、ハロゲン原子、シアノ基、ホルミル基、カルボキシル基、C〜Cアルキル基、C〜Cアルケニル基、C〜Cアルキニル基、ハロ(C〜C)アルキル基、ハロ(C〜C)アルケニル基、ハロ(C〜C)アルキニル基、C〜Cアルコキシ基、ハロ(C〜C)アルコキシ基、C〜Cアルケニルオキシ基、C〜Cアルキニルオキシ基、C〜Cアルキルチオ基、ハロ(C〜C)アルキルチオ基、C〜Cアルケニルチオ基、C〜Cアルキニルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、ハロ(C〜C)アルキルスルフィニル基、C〜Cアルケニルスルフィニル基、C〜Cアルキニルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、ハロ(C〜C)アルキルスルホニル基、C〜Cアルケニルスルホニル基、C〜Cアルキニルスルホニル基、C〜Cアルキルカルボニル基、C〜Cアルコキシカルボニル基、−C(O)NH、−C(O)NHRd1、−C(O)N(Re1)Rd1、−C(S)NH、−C(S)NHRd1又は−C(S)N(Re1)Rd1を表し、
    及びRは、各々独立してヒドロキシ基、メルカプト基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、カルボキシル基、C〜Cアルキル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキル基、ハロ(C〜C)アルキル基、C〜Cアルケニル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルケニル基、ハロ(C〜C)アルケニル基、C〜Cアルキニル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキニル基、ハロ(C〜C)アルキニル基、C〜Cアルコキシ基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルコキシ基、ハロ(C〜C)アルコキシ基、C〜Cアルケニルオキシ基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルケニルオキシ基、ハロ(C〜C)アルケニルオキシ基、C〜Cアルキニルオキシ基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキニルオキシ基、ハロ(C〜C)アルキニルオキシ基、−OC(O)R、−OC(O)OR、C〜Cアルキルチオ基、ハロ(C〜C)アルキルチオ基、C〜Cアルケニルチオ基、ハロ(C〜C)アルケニルチオ基、C〜Cアルキニルチオ基、ハロ(C〜C)アルキニルチオ基、−SC(O)Ri、−SC(O)OR、C〜Cアルキルスルフィニル基、ハロ(C〜C)アルキルスルフィニル基、C〜Cアルケニルスルフィニル基、ハロ(C〜C)アルケニルスルフィニル基、C〜Cアルキニルスルフィニル基、ハロ(C〜C)アルキニルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、ハロ(C〜C)アルキルスルホニル基、C〜Cアルケニルスルホニル基、ハロ(C〜C)アルケニルスルホニル基、C〜Cアルキニルスルホニル基、ハロ(C〜C)アルキニルスルホニル基、トリ(C〜C)アルキルシリル基、−NH、−NHRd2、−N(Re2)Rd2、−N=CH−N(R)R、−C(O)NH、−C(O)NHRd2、−C(O)N(Re2)Rd2、−C(S)NH、−C(S)NHRd2、−C(S)N(Re2)Rd2又は−C(O)N=CH−N(R)Rを表し、R及びRが同一の環又は異なる環を表す場合、各々のRは同一であっても又は互いに相異なっていてもよく、
    は、C〜Cアルキル基を表し、
    d1及びRe1は、各々独立してC〜Cアルキル基、ハロ(C〜C)アルキル基、C〜Cアルケニル基又はC〜Cアルキニル基を表すか、或いは、Rd1とRe1が一緒になってC〜Cアルキレン鎖を表し、これにより、結合する窒素原子と共に3〜8員環を形成してもよく、このときこのアルキレン鎖は酸素原子、硫黄原子又はNHによって中断されてよく、
    d2及びRe2は、各々独立してC〜Cアルキル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキル基、ハロ(C〜C)アルキル基、C〜Cアルケニル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルケニル基、C〜Cアルキニル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、−C(O)R、−C(O)OR、−CH=N−OR、フェニル基又はフェニル(C〜C)アルキル基を表すか、或いは、Rd2とRe2が一緒になってC〜Cアルキレン鎖を表し、これにより、結合する窒素原子と共に3〜8員環を形成してもよく、このときこのアルキレン鎖は酸素原子、硫黄原子又はNHによって中断されてよく、
    は、ヒドロキシ基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、カルボキシル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、トリ(C〜C)アルキルシリル基、フェニル基、−NH、−NHR、−N(R)R、−C(O)R、−C(S)R、−C(O)OR、−C(O)SR、−C(O)NH、−C(S)NH、−C(O)NHR、−C(S)NHR、−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、又はRによって任意に置換された3〜6員飽和複素環を表し、
    及びRは、各々独立してC〜Cアルキル基、C〜Cアルケニル基、C〜Cアルキニル基、ハロ(C〜C)アルキル基、フェニル基又はフェニル(C〜C)アルキル基を表すか、或いは、RとRが一緒になってC〜Cアルキレン鎖を表し、これにより、結合する窒素原子と共に3〜8員環を形成してもよく、このときこのアルキレン鎖は酸素原子、硫黄原子又はNHによって中断されてよく、
    は、C〜Cアルキル基、C〜Cアルケニル基、C〜Cアルキニル基、ハロ(C〜C)アルキル基、フェニル基又はフェニル(C〜C)アルキル基を表し、
    mは、1,2,3又は4の整数を表し、
    nは、0又は1の整数を表し、
    pは、0,1,2,3,4又は5の整数を表し、
    qは、0,1,2,3又は4の整数を表し、
    rは、0,1,2又は3の整数を表し、
    sは、0、1又は2の整数を表し、
    及びRが同一の環又は異なる環を表す場合、各々のp、q、r及びsは同一であっても又は互いに相異なっていてもよい。]で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、下記の有効成分群A乃至Iより選ばれる1種又は2種以上を含有する殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
    有効成分群A:アゾキシストロビン、クレソキシム−メチル、ピラクロストロビン、ピコキシストロビン、フルオキサストロビン、ジモキシストロビン、オリサストロビン、メトミノストロビン、トリフロキシストロビン、アミスルブロム、シアゾファミド、ファモキサドン、アメトクトラジン、トリクロピリカルブ及びS−2200;
    有効成分群B:ペンチオピラド、フルトラニル、フラメトピル、ボスカリド、ビキサフェン、カルボキシン、メプロニル、チフルザミド、フルオピラム、イソフェタミド、セダキサン、オキシカルボキシン、イソピラザム、ペンフルフェン、フルキサピロキサド及びベンゾビンジフルピル;
    有効成分群C:シメコナゾール、テブコナゾール、フェンブコナゾール、ヘキサコナゾール、イミベンコナゾール、トリアジメホン、テトラコナゾール、プロチオコナゾール、エポキシコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、プロピコナゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、ペンコナゾール、ブロムコナゾール、トリアジメノール、フルトリアホール、ミクロブタニル、エタコナゾール、ビテルタノール、トリホリン、ピリフェノックス、ヌアリモール、フェナリモル、イマザリル、トリフルミゾール、ペフラゾエート、オキスポコナゾールフマル酸塩、プロクロラズ、アルジモルフ、トリデモルフ、フェンプロピモルフ、ドデモルフ酢酸塩、フェンプロピモルフ、ピペラリン、スピロキサミン、フェンヘキサミド、フェンピラズアミン及びピリソキサゾール;
    有効成分群D:ベノミル、カルベンダジム、フベリダゾール、チアベンダゾール、チオファネート−メチル、ジエトフェンカルブ及びゾキサミド;
    有効成分群E:キノキシフェン、フルジオキソニル、イプロジオン、プロシミドン及びテブフロキン;
    有効成分群F:シプロジニル、メパニピリム及びピリメタニル;
    有効成分群G:水酸化第二銅、塩基性炭酸銅、塩基性硫酸銅、オキシキノリン銅、塩基性塩化銅、硫酸銅、ボルドー液、石灰硫黄合剤、硫黄、マンコゼブ、マンネブ、チウラム、キャプタン、フォルペット、クロロタロニル、イミノクタジン−アルベシル酸塩、ポリカーバメート、ジチアノン及びドジン;
    有効成分群H:アシベンゾラル−S−メチル、プロベナゾール、イソチアニル及びチアジニル;
    有効成分群I:ジメトモルフ、マンジプロパミド、ベンチアバリカルブ−イソプロピル、メタラキシル、メタラキシル−M、シモキサニル、ホセチル−アルミニウム、フルスルファミド、シフルフェナミド、メトラフェノン、ピリオフェノン、オキサチアピプロリン、ペンシクロン、フルオピコリド、フルアジナム、トリシクラゾール、カルプロパミド、フサライド、ジクロシメット、フルチアニル、トルプロカルブ、NF−171、MIF−1002、SB4303及びNK−1001。
  2. 式(1)において、
    及びRは、各々独立してG−1、G−2、G−4又はG−5を表し、
    は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C〜Cアルキル基、C〜Cアルケニル基、C〜Cアルキニル基、ハロ(C〜C)アルキル基、C〜Cアルコキシ基、ハロ(C〜C)アルコキシ基、C〜Cアルケニルオキシ基、C〜Cアルキニルオキシ基、C〜Cアルキルチオ基、ハロ(C〜C)アルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、ハロ(C〜C)アルキルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、ハロ(C〜C)アルキルスルホニル基、−C(O)NH又は−C(S)NHを表し、
    及びRは、各々独立してヒドロキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C〜Cアルキル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキル基、ハロ(C〜C)アルキル基、C〜Cアルケニル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルケニル基、ハロ(C〜C)アルケニル基、C〜Cアルキニル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキニル基、ハロ(C〜C)アルキニル基、C〜Cアルコキシ基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルコキシ基、ハロ(C〜C)アルコキシ基、C〜Cアルケニルオキシ基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルケニルオキシ基、ハロ(C〜C)アルケニルオキシ基、C〜Cアルキニルオキシ基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキニルオキシ基、ハロ(C〜C)アルキニルオキシ基、−OC(O)R、−OC(O)OR、C〜Cアルキルチオ基、ハロ(C〜C)アルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、ハロ(C〜C)アルキルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、ハロ(C〜C)アルキルスルホニル基、トリ(C〜C)アルキルシリル基、−NH、−NHRd2、−N(Re2)Rd2、−N=CH−N(R)R、−C(O)NH、−C(O)NHRd2、−C(S)NH又は−C(O)N=CH−N(R)Rを表し、R及びRが同一の環又は異なる環を表す場合、各々のRは同一であっても又は互いに相異なっていてもよく、
    d2及びRe2は、各々独立してC〜Cアルキル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキル基、C〜Cアルケニル基、C〜Cアルキニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、−C(O)R、−C(O)OR又は−CH=N−ORを表し、
    は、ヒドロキシ基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、トリ(C〜C)アルキルシリル基、フェニル基、−NH、−NHR、−N(R)R、−C(O)R、−C(O)OR又はRによって任意に置換された3〜6員飽和複素環を表し、
    及びRは、各々独立してC〜Cアルキル基を表し、
    は、C〜Cアルキル基、ハロ(C〜C)アルキル基又はフェニル基を表す請求項1記載の殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
  3. 式(1)において、
    は、G−1、G−2−1又はG−5−1を表し、
    は、G−1又はG−4−1を表し、

    は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C〜Cアルキル基、ハロ(C〜C)アルキル基、C〜Cアルコキシ基、ハロ(C〜C)アルコキシ基、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、−C(O)NH又は−C(S)NHを表し、
    及びRは、各々独立してヒドロキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C〜Cアルキル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキル基、ハロ(C〜C)アルキル基、C〜Cアルコキシ基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルコキシ基、ハロ(C〜C)アルコキシ基、C〜Cアルケニルオキシ基、C〜Cアルキニルオキシ基、−OC(O)R、−OC(O)OR、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、−NH、−NHRd2、−N(Re2)Rd2、−N=CH−N(R)R、−C(O)NH、−C(O)NHRd2又は−C(O)N=CH−N(R)Rを表し、R及びRが同一の環又は異なる環を表す場合、各々のRは同一であっても又は互いに相異なっていてもよく、
    d2及びRe2は、各々独立してC〜Cアルキル基、Rによって任意に置換された(C〜C)アルキル基、C〜Cアルキルスルホニル基、−C(O)R、−C(O)OR又は−CH=N−ORを表し、
    は、シアノ基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cアルキルチオ基、トリ(C〜C)アルキルシリル基、フェニル基、−N(R)R、−C(O)R、−C(O)OR又はオキシラン−2−イルを表す請求項2記載の殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
  4. 式(1)において、
    Hetは、D1−1を表し、
    は、G−1又はG−2−1を表し、
    は、G−1を表し、
    は、ハロゲン原子、シアノ基又はC〜Cアルキル基を表し、
    及びRは、各々独立してハロゲン原子、C〜Cアルコキシ基又はRによって任意に置換された(C〜C)アルコキシ基を表し、
    は、シアノ基又はC〜Cアルコキシ基を表す請求項3記載の殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
  5. 式(1)において、
    は、G−1を表し、
    は、ハロゲン原子又はC〜Cアルキル基を表し、
    及びRは、各々独立してハロゲン原子又はC〜Cアルコキシ基を表す請求項4記載の殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
  6. 請求項1乃至5の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、請求項1記載の有効成分群Aより選ばれる1種又は2種以上を含有する殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
  7. 請求項1乃至5の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、請求項1記載の有効成分群Bより選ばれる1種又は2種以上を含有する殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
  8. 請求項1乃至5の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、請求項1記載の有効成分群Cより選ばれる1種又は2種以上を含有する殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
  9. 請求項1乃至5の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、請求項1記載の有効成分群Eより選ばれる1種又は2種以上を含有する殺菌剤、殺線虫剤又は殺バクテリア剤組成物。
  10. 請求項1乃至5の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、請求項1記載の有効成分群A乃至Iより選ばれる1種又は2種以上を同時に、または時間的に近接して施用する病害の防除方法。
  11. 請求項1乃至5の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、請求項1記載の有効成分群Aより選ばれる1種又は2種以上を同時に、または時間的に近接して施用する病害の防除方法。
  12. 請求項1乃至5の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、請求項1記載の有効成分群Bより選ばれる1種又は2種以上を同時に、または時間的に近接して施用する病害の防除方法。
  13. 請求項1乃至5の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、請求項1記載の有効成分群Cより選ばれる1種又は2種以上を同時に、または時間的に近接して施用する病害の防除方法。
  14. 請求項1乃至5の中から選ばれるいずれか1項に記載の式(1)で表される置換ピリダジン化合物又はその塩より選ばれる1種又は2種以上と、請求項1記載の有効成分群Eより選ばれる1種又は2種以上を同時に、または時間的に近接して施用する病害の防除方法。
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