JP2014099290A - コネクタおよび組電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】単電池等の複数の接続対象物にいずれの方向に位置ズレが生じていても、複数の接続対象物を互いに導電接続することができるコネクタを提供する。
【解決手段】単電池10の電極13に取り付けられた第1のコネクタ部30がコネクタ中心軸C0と平行に延びる第1のバスバー受け入れ部を有し、単電池20の電極23に取り付けられた第2のコネクタ部50がコネクタ中心軸C0と平行で且つ第1のバスバー受け入れ部33に対して垂直に延びる第2のバスバー受け入れ部を有し、バスバー70の第1の導電部71が第1のコネクタ部30の第1のバスバー受け入れ部と平行な面内で移動可能に第1のコネクタ部30に保持され、バスバー70の第2の導電部72が第2のコネクタ部50の第2のバスバー受け入れ部と平行な面内で移動可能に第2のコネクタ部50に保持される。
【選択図】図1

Description

この発明は、コネクタに係り、特に、複数の単電池の電極を接続して組電池とするためのコネクタに関する。
また、この発明は、コネクタを用いて複数の単電池を導電接続した組電池にも関している。
近年、環境に優しい自動車として、電気自動車およびハイブリッド車等が注目されており、これらの車両に用いられる電源装置として、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、その他の二次電池等の複数の電池セルに形成された電極端子を互いに接続することにより所望の電圧もしくは電流出力を得るものが知られている。
例えば、特許文献1には、図20に示されるように、一方の単電池1の負極に形成された平板形状の電極端子2を、他方の単電池3の正極に形成された筒形状の電極端子4に挿入して嵌め込むことにより、これら一対の単電池1および3を互いに導電接続する電池モジュールが開示されている。
このような平板形状の電極端子2と筒形状の電極端子4を用いることにより、簡便に複数の単電池を導電接続して高出力を得ることができる。
特開2012−138284号公報
特許文献1に開示された電池モジュールでは、平板形状の電極端子2を筒形状の電極端子4に挿入することで、これら電極端子2および4を互いに接触させるため、電極端子2および4の幅方向においては、予め、筒形状の電極端子4の幅を平板形状の電極端子2の幅よりも大きく形成することにより、一対の単電池1および3の間にわずかな位置ズレが生じても、この位置ズレを吸収して電極端子2および4を互いに接続することができる。
しかしながら、電極端子2および4の厚さ方向においては、筒形状の電極端子4の内面により平板形状の電極端子2を挟み込んで、これら電極端子2および4を互いに確実に接触させる必要があることから、予め、筒形状の電極端子4の内部空間の高さを平板形状の電極端子2の厚さよりも大きく形成することはできない。このため、一対の単電池1および3の間に電極端子2および4の厚さ方向における位置ズレを生じると、筒形状の電極端子4に平板形状の電極端子2を挿入することが不可能となり、単電池1および3を導電接続して電池モジュールを形成することができなくなってしまう。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、単電池等の複数の接続対象物にいずれの方向に位置ズレが生じていても、複数の接続対象物を互いに導電接続することができるコネクタを提供することを目的とする。
また、この発明は、そのようなコネクタを用いて複数の単電池を導電接続した組電池を提供することも目的とする。
この発明に係るコネクタは、一対の接続対象物にそれぞれ形成された電極同士を接続することにより、前記一対の接続対象物を互いに導電接続するコネクタにおいて、コネクタ中心軸を有し、一方の接続対象物の電極に取り付けられると共にコネクタ中心軸と平行に延びる平面状の第1のバスバー受け入れ部を有する第1のコネクタ部と、他方の接続対象物の電極に取り付けられると共にコネクタ中心軸と平行で且つ第1のバスバー受け入れ部に対して垂直に延びる平面状の第2のバスバー受け入れ部を有する第2のコネクタ部と、第1のコネクタ部および第2のコネクタ部の間に掛け渡され、第1のコネクタ部の第1のバスバー受け入れ部と平行で且つ第1のバスバー受け入れ部に接触する平面状の第1の導電部と、第1の導電部に対して垂直で且つ第2のコネクタ部の第2のバスバー受け入れ部と平行で且つ第2のバスバー受け入れ部に接触する平面状の第2の導電部とを有し、第1の導電部と第2の導電部が互いに接続されたバスバーとを備え、第1の導電部は第1のバスバー受け入れ部と平行な面内で移動可能に第1のコネクタ部に保持され、第2の導電部は第2のバスバー受け入れ部と平行な面内で移動可能に第2のコネクタ部に保持されるものである。
好ましくは、第1のコネクタ部は、第1のバスバー受け入れ部が形成された第1のコネクタ本体と、第1のコネクタ本体に取り付けられ且つ第1のバスバー受け入れ部に受け入れられたバスバーの第1の導電部を第1のバスバー受け入れ部に向けて弾力的に押しつける第1の板バネを有し、第2のコネクタ部は、第2のバスバー受け入れ部が形成された第2のコネクタ本体と、第2のコネクタ本体に取り付けられ且つ第2のバスバー受け入れ部に受け入れられたバスバーの第2の導電部を第2のバスバー受け入れ部に向けて弾力的に押しつける第2の板バネを有する。
この場合、第1のコネクタ本体および第2のコネクタ本体は、それぞれ複数の支柱を有し、第1の板バネおよび第2の板バネは、複数の支柱に取り外し可能に取り付けられることが好ましい。
さらに、複数の支柱は、コネクタ中心軸に直交する方向に対向し且つそれぞれ切り欠きを有する一対の回転用支柱と、回転用支柱からコネクタ中心軸に沿って離れると共にコネクタ中心軸に直交する方向に対向し且つそれぞれ切り欠きを有する一対の係留用支柱とを含み、第1の板バネおよび第2の板バネは、それぞれ、一対の回転用支柱の間隔および一対の係留用支柱の間隔より狭い幅を有し且つ中間部が屈曲された板状の板バネ本体部と、板バネ本体部の一端から板バネ本体部の幅方向両側に突出するように形成され且つ一対の回転用支柱の切り欠きに回転可能に掛けられる回転軸部と、板バネ本体部の他端から板バネ本体部の幅方向両側に突出するように形成され且つ一対の係留用支柱の切り欠きに嵌められる係留軸部とを含み、係留軸部は、一対の係留用支柱の間隔より長く、回転軸部を一対の回転用支柱の切り欠きに掛けた状態で、板バネを回転軸部の周りに回転させて係留軸部を一対の係留用支柱に向けて押しつけることにより、一対の係留用支柱を弾性変形させつつ係留軸部が一対の係留用支柱の切り欠きに嵌められることが好ましい。
バスバーの第1の導電部は、コネクタ中心軸に沿った方向において、第1のバスバー受け入れ部よりも長く、第1のコネクタ本体の一対の回転用支柱の間および一対の係留用支柱の間をそれぞれ通して第1のバスバー受け入れ部に接触し、バスバーの第2の導電部は、コネクタ中心軸に沿った方向において、第2のバスバー受け入れ部よりも長く、第2のコネクタ本体の一対の回転用支柱の間および一対の係留用支柱の間をそれぞれ通して第2のバスバー受け入れ部に接触するように構成することができる。
この場合、バスバーの第1の導電部は、第1のコネクタ本体の一対の回転用支柱の間隔および一対の係留用支柱の間隔より狭い幅を有し、バスバーの第2の導電部は、第2のコネクタ本体の一対の回転用支柱の間隔および一対の係留用支柱の間隔より狭い幅を有することが好ましい。
さらに、バスバーの第1の導電部および第2の導電部は、それぞれ、コネクタ中心軸に沿った先端部に抜け落ち防止用の第1の突起部および第2の突起部を有することが好ましい。
このようなバスバーは、1枚の金属板を折り曲げて形成することができる。
また、第1のバスバー受け入れ部および第2のバスバー受け入れ部は、コネクタ中心軸に沿った方向において、互いに重なるように位置し、バスバーの第1の導電部は、第1のバスバー受け入れ部のコネクタ中心軸に直交する方向の幅よりも長く、第1のコネクタ本体の一対の回転用支柱と一対の係留用支柱との間を通して第1のバスバー受け入れ部に接触し、バスバーの第2の導電部は、第2のバスバー受け入れ部のコネクタ中心軸に直交する方向の幅よりも長く、第2のコネクタ本体の一対の回転用支柱と一対の係留用支柱との間を通して第2のバスバー受け入れ部に接触するように構成してもよい。
この場合、バスバーの第1の導電部は、第1のコネクタ本体の一対の回転用支柱と一対の係留用支柱との間隔より狭い幅を有し、バスバーの第2の導電部は、第2のコネクタ本体の一対の回転用支柱と一対の係留用支柱との間隔より狭い幅を有することが好ましい。
このようなバスバーとして、1枚の帯板を直角に折り曲げて長さ方向に二分することで、折り曲げ部分の両側にそれぞれ第1の導電部および第2の導電部を形成したものを用いることができる。
第1のコネクタ本体および第2のコネクタ本体は、それぞれ1枚の金属板を折り曲げて形成することができる。
また、第1のバスバー受け入れ部および第2のバスバー受け入れ部は、それぞれ、コネクタ中心軸と平行に直線状に突出形成されてバスバーの第1の導電部および第2の導電部に接触する第1の接触部および第2の接触部を有することが好ましい。
なお、一対の接続対象物は、それぞれ電極が形成された電極形成面が互いに同一面を形成する、あるいは、互いに平行となるように配置され、第1のコネクタ部を、第1のバスバー受け入れ部が一方の接続対象物の電極形成面に沿って平行に延びるように一方の接続対象物の電極に取り付け、第2のコネクタ部を、第2のバスバー受け入れ部が他方の接続対象物の電極形成面に対して垂直に延びるように他方の接続対象物の電極に取り付けることもできる。
また、この発明に係る組電池は、接続対象物として単電池を使用し、上記のコネクタを用いて複数の単電池を互いに導電接続したものである。
この発明によれば、一方の接続対象物の電極に取り付けられた第1のコネクタ部の第1のバスバー受け入れ部と他方の接続対象物の電極に取り付けられた第2のコネクタ部の第2のバスバー受け入れ部が、コネクタ中心軸と平行に延びると共に互いに垂直に延び、バスバーの第1の導電部が第1のバスバー受け入れ部と平行な面内で移動可能に第1のコネクタ部に保持され、第1の導電部に対して垂直な第2の導電部が第2のバスバー受け入れ部と平行な面内で移動可能に第2のコネクタ部に保持されるので、単電池等の複数の接続対象物にいずれの方向に位置ズレが生じていても、複数の接続対象物を互いに導電接続することが可能となる。
この発明の実施の形態1に係るコネクタを示す斜視図である。 実施の形態1に係るコネクタに用いられた第1のコネクタ部を示す斜視図である。 第1のコネクタ部のコネクタ本体を示す斜視図である。 第1のコネクタ部のコネクタ本体に形成された接触部をY1−Y1線に沿って示す断面図である。 第1のコネクタ部に使用された板バネを示し、(A)は斜視図、(B)は側面図である。 第1のコネクタ部のコネクタ本体に板バネを装着する状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係るコネクタに用いられた第2のコネクタ部を示す斜視図である。 第2のコネクタ部のコネクタ本体を示す斜視図である。 第2のコネクタ部のコネクタ本体に板バネを装着する状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係るコネクタに用いられたバスバーを示す斜視図である。 第1のコネクタ部のコネクタ本体および第2のコネクタ部のコネクタ本体をそれぞれ対応する単電池に取り付けた状態を示す斜視図である。 それぞれ対応する単電池に取り付けられた第1のコネクタ部のコネクタ本体および第2のコネクタ部のコネクタ本体にバスバーを嵌め込んだ状態を示す斜視図である。 一対の単電池に取り付けられたコネクタを示し、(A)は平面図、(B)は側面図である。 複数の単電池が配列され且つ両端部にそれぞれ第1のコネクタ部が取り付けられた電池モジュールを示す斜視図である。 複数の単電池が配列され且つ両端部にそれぞれ第2のコネクタ部が取り付けられた電池モジュールを示す斜視図である。 実施の形態1に係るコネクタを用いて複数の電池モジュールを接続した組電池を示す斜視図である。 実施の形態1の変形例に係るコネクタのコネクタ本体に形成された接触部をY1−Y1線に沿って示す断面図である。 実施の形態2に係るコネクタを示し、(A)〜(C)は、コネクタによる接続動作を段階的に示す斜視図である。 実施の形態2に係るコネクタを示す平面図である。 従来のコネクタの構成を示す斜視図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1に、この発明の実施の形態1に係るコネクタを示す。コネクタは、互いに近接して配置された一対の単電池10および20を互いに導電接続するものである。単電池10および20は、それぞれ、ほぼ平板形状の絶縁ケース11および21を有し、絶縁ケース11および21の内部に所定の起電力を発生する電池セル部分が収容されている。絶縁ケース11および21は、それぞれ電極形成面12および22を備え、電極形成面12および22にそれぞれ起電力を取り出すための電極13および23が形成されている。このような一対の単電池10および20は、双方の電極形成面12および22が互いに同一面を形成する、あるいは、互いに平行となるように配置されている。
なお、図1は、一対の単電池10および20が設計通りに配置され、互いの間に位置ズレを生じていない状態を示している。
コネクタは、コネクタ中心軸C0を有し、一方の単電池10の電極13にボルト14により取り付けられた第1のコネクタ部30と、他方の単電池20の電極23にボルト24により取り付けられた第2のコネクタ部50と、これら第1のコネクタ部30および第2のコネクタ部50の間に掛け渡されたバスバー70を備えている。なお、コネクタ中心軸C0は、双方の単電池10および20の間に位置ズレがない状態では、単電池10および20の電極13および23を互いに結ぶ直線Eと平行に配置されている。
第1のコネクタ部30は、第1のコネクタ本体31と、第1のコネクタ本体31に取り付けられた第1の板バネ32を有し、同様に、第2のコネクタ部50は、第2のコネクタ本体51と、第2のコネクタ本体51に取り付けられた第2の板バネ52を有している。第1の板バネ32は、単電池10の電極形成面12に対してほぼ平行となるように配置され、第2の板バネ52は、電池20の電極形成面22に対して垂直となるように配置されている。
バスバー70は、コネクタ中心軸C0に沿って細長く形成されており、単電池10側に延びる平面状の第1の導電部71と、この第1の導電部71に対して垂直で且つ単電池20側に延びる平面状の第2の導電部72を有している。そして、第1の導電部71が、第1のコネクタ部30の第1のコネクタ本体31に接触して第1の板バネ32により保持され、第2の導電部72が、第2のコネクタ部50の第2のコネクタ本体51に接触して第2の板バネ52により保持されている。
ここで、便宜上、コネクタ中心軸C0が延びる方向をX方向、単電池10および20の電極形成面12および22が延びる面をXY面、電極形成面12および22に垂直な方向をZ方向と呼ぶものとする。
図2に示されるように、第1のコネクタ部30は、第1のコネクタ本体31と、第1のコネクタ本体31に取り外し可能に取り付けられた第1の板バネ32から構成されている。
第1のコネクタ本体31は、図3に示されるように、中心線C1に沿って延びる、ほぼ矩形の平面状の第1のバスバー受け入れ部33を有している。中心線C1方向における第1のバスバー受け入れ部33の中間部の両側に、中心線C1に直交する方向に互いに対向する一対の回転用支柱34が形成され、中心線C1方向の一端部の両側には、中心線C1に直交する方向に互いに対向する一対の係留用支柱35が形成されている。一対の回転用支柱34には、それぞれ係留用支柱35とは反対側を向いた切り欠き36が形成され、一対の係留用支柱35には、それぞれ回転用支柱34とは反対側を向いた切り欠き37が形成されている。
なお、第1のバスバー受け入れ部33は、中心線C1に沿った長さL1と中心線C1に直交する方向の幅W1を有し、一対の回転用支柱34および一対の係留用支柱35は、互いに中心線C1に沿って距離L2だけ離れて配置されると共にそれぞれ中心線C1に直交する方向の間隔W2を有するものとする。
また、第1のバスバー受け入れ部33の中心線C1方向の他端側には、第1のバスバー受け入れ部33と同一面を形成し且つ中心線C1から離れる方向に突出する突出片38が形成され、この突出片38に取付孔39が形成されている。取付孔39は、ボルト14を用いて第1のコネクタ本体31を単電池10の電極13に取り付けるためのものである。
さらに、第1のバスバー受け入れ部33の表面上には、中心線C1に沿って直線状に突出する第1の接触部40が形成されている。
このような第1のコネクタ本体31は、1枚の金属板を折り曲げることにより形成することができる。また、第1の接触部40は、図4に示されるように、第1のコネクタ本体31を構成する金属板に絞り加工を施すことで形成することができる。
第1の板バネ32の構成を図5(A)および(B)に示す。第1の板バネ32は、ほぼ矩形の板状の板バネ本体部41を有し、板バネ本体部41の一端部に、回転軸部42が形成され、板バネ本体部41の他端部には、回転軸部42と平行に係留軸部43が形成されている。
板バネ本体部41は、第1のコネクタ本体31の一対の回転用支柱34および一対の係留用支柱35のそれぞれの中心線C1に直交する方向の間隔W2よりも狭い幅W3を有しており、板バネ本体部41の中間部は、回転軸部42および係留軸部43の間で断面が「く」の字状に屈曲した形状となっている。
回転軸部42は、第1のコネクタ本体31の一対の回転用支柱34の切り欠き36に掛けられるものであり、第1のコネクタ本体31の一対の回転用支柱34の間隔W2よりも長い長さを有し、板バネ本体部41の幅方向両側に突出するように形成されている。
一方、係留軸部43は、第1のコネクタ本体31の一対の係留用支柱35の切り欠き37に嵌められるものであり、第1のコネクタ本体31の一対の係留用支柱35の間隔W2よりもわずかに長い長さW4を有し、板バネ本体部41の幅方向両側に突出するように形成されている。
また、回転軸部42から係留軸部43までの長さL3は、第1のコネクタ本体31の一対の回転用支柱34の切り欠き36から一対の係留用支柱35の切り欠き37までの長さにほぼ等しい値を有している。
図6に示されるように、第1の板バネ32の回転軸部42を第1のコネクタ本体31の一対の回転用支柱34の切り欠き36に掛けた状態で、回転軸部42の周りに第1の板バネ32を回転させて係留軸部43を第1のコネクタ本体31の一対の係留用支柱35に押しつけると、係留軸部43が一対の係留用支柱35の間隔W2よりもわずかに長い長さW4を有しているので、一対の係留用支柱35が係留軸部43によってそれぞれ外側へ弾性変形し、一対の係留用支柱35の間隔が広げられる。さらに、第1の板バネ32を回転させると、係留軸部43の両端部がそれぞれ一対の係留用支柱35の切り欠き37に嵌められ、それぞれの係留用支柱35の弾性変形が解消されて一対の係留用支柱35は元の状態に戻る。
このようにして、第1のコネクタ本体31に第1の板バネ32を容易に取り付けることができる。
また、第1のコネクタ本体31に取り付けられた第1の板バネ32は、一対の係留用支柱35の間隔を広げて、一対の係留用支柱35の切り欠き37から係留軸部43を外すことで、容易に第1のコネクタ本体31から取り外すことができる。
一方、第2のコネクタ部50は、図7に示されるように、第2のコネクタ本体51と、第2のコネクタ本体51に取り外し可能に取り付けられた第2の板バネ52から構成されている。
第2のコネクタ本体51は、図8に示されるように、中心線C2に沿って延びる、ほぼ矩形の平面状の第2のバスバー受け入れ部53を有している。中心線C2方向における第2のバスバー受け入れ部53の中間部の両側に、中心線C2に直交する方向に互いに対向する一対の回転用支柱54が形成され、中心線C2方向の一端部の両側には、中心線C2に直交する方向に互いに対向する一対の係留用支柱55が形成されている。一対の回転用支柱54には、それぞれ係留用支柱55とは反対側を向いた切り欠き56が形成され、一対の係留用支柱55には、それぞれ回転用支柱54とは反対側を向いた切り欠き57が形成されている。
これらの第2のバスバー受け入れ部53、回転用支柱54および係留用支柱55は、それぞれ第1のコネクタ本体31における第1のバスバー受け入れ部33、回転用支柱34および係留用支柱35と同一形状および同一の大きさに形成されている。すなわち、第2のバスバー受け入れ部53は、中心線C2に沿った長さL1と中心線C1に直交する方向の幅W1を有し、一対の回転用支柱54および一対の係留用支柱55は、互いに中心線C2に沿って距離L2だけ離れて配置されると共にそれぞれ中心線C2に直交する方向の間隔W2を有している。
また、第2のバスバー受け入れ部53の中心線C2方向の他端側には、第2のバスバー受け入れ部53に対して垂直で且つ回転用支柱54および係留用支柱55とは反対方向に突出する突出片58が形成され、この突出片58に取付孔59が形成されている。取付孔59は、ボルト24を用いて第2のコネクタ本体51を単電池20の電極23に取り付けるためのものである。
さらに、第2のバスバー受け入れ部53の表面上には、中心線C2に沿って直線状に突出する第2の接触部60が形成されている。
このような第2のコネクタ本体51は、第1のコネクタ本体31と同様に、1枚の金属板を折り曲げることにより形成することができる。また、第2の接触部60は、第1のコネクタ本体31の第1の接触部40と同様に、第2のコネクタ本体51を構成する金属板に絞り加工を施すことで形成することができる。
図7に示される第2の板バネ52は、第1の板バネ32と同一形状および同一の大きさに形成され、ほぼ矩形の板状の板バネ本体部61と、板バネ本体部61の一端部に形成された回転軸部62と、板バネ本体部61の他端部に形成された係留軸部63を有している。
第1のコネクタ部30と同様に、第2の板バネ52の回転軸部62を第2のコネクタ本体51の一対の回転用支柱54の切り欠き56に掛けた状態で、図9に示されるように、回転軸部62の周りに第2の板バネ52を回転させて係留軸部63を第2のコネクタ本体51の一対の係留用支柱55に押しつけると、一対の係留用支柱55が係留軸部63によってそれぞれ外側へ弾性変形した後、係留軸部63の両端部がそれぞれ一対の係留用支柱55の切り欠き57に嵌められ、第2のコネクタ本体51に第2の板バネ52を容易に取り付けることができる。
また、第2のコネクタ本体51に取り付けられた第2の板バネ52は、一対の係留用支柱55の間隔を広げて、一対の係留用支柱55の切り欠き57から係留軸部63を外すことで、容易に第2のコネクタ本体51から取り外すことができる。
図10に、バスバー70の構成を示す。バスバー70は、互いに共通の方向に延びる細長い平面状の第1の導電部71と細長い平面状の第2の導電部72を有し、これら第1の導電部71および第2の導電部72が、それぞれの端部の連結部分73で互いに垂直方向を向くように接続されたものである。第1の導電部71および第2の導電部72は、互いに同じ形状および同じ大きさに形成され、それぞれ、連結部分73を除いた長さL5と幅W5を有している。なお、第1の導電部71および第2の導電部72の長さL5は、第1のバスバー受け入れ部33および第2のバスバー受け入れ部53の長さL1よりも大きく形成され、幅W5は、第1のコネクタ本体31の一対の回転用支柱34の間隔、一対の係留用支柱35の間隔、並びに、第2のコネクタ本体51の一対の回転用支柱54の間隔、一対の係留用支柱55の間隔であるW2より小さく形成されている。
また、第1の導電部71および第2の導電部72の先端部には、それぞれ垂直に折り曲げられることで、第1の突起部74および第2の突起部75が形成されている。これら第1の突起部74および第2の突起部75は、第1のコネクタ部30および第2のコネクタ部50に保持されたバスバー70が第1のコネクタ部30および第2のコネクタ部50から抜け落ちることを防止するためのものである。
なお、これら第1の突起部74および第2の突起部75の間の距離により、バスバー70の全長L6が定義されるものとする。
このようなコネクタにおいて、第1のコネクタ本体31、第2のコネクタ本体51およびバスバー70は、低抵抗で高熱伝導率の金属から形成され、第1の板バネ32および第2の板バネ52は、比較的熱クリープの小さい、例えばステンレス等の金属から形成されることが好ましい。
次に、実施の形態1のコネクタにより、一対の単電池10および20を互いに導電接続する方法について説明する。
まず、図11に示されるように、一対の単電池10および20を互いに近接して配置し、第1の板バネ32が装着されていない第1のコネクタ本体31を一方の単電池10の電極13にボルト14を用いて取り付けると共に、第2の板バネ52が装着されていない第2のコネクタ本体51を他方の単電池20の電極23にボルト24を用いて取り付ける。
このとき、第1のバスバー受け入れ部33の中心線C1および第2のバスバー受け入れ部53の中心線C2が、それぞれ、双方の単電池10および20の電極13および23を互いに結ぶ直線Eと平行に延びるように、すなわちX方向に沿うように、第1のコネクタ本体31および第2のコネクタ本体51が取り付けられる。このように配置された第1のバスバー受け入れ部33の中心線C1および第2のバスバー受け入れ部53の中心線C2と平行に、コネクタ中心軸C0が形成されることとなる。
なお、電極13は単電池10の電極形成面12に形成され、第1のコネクタ本体31において、ボルト14を通す取付孔39が形成された突出片38が第1のバスバー受け入れ部33と同一面を形成しているので、第1のバスバー受け入れ部33は、単電池10の電極形成面12に対して平行に延びることとなる。また、電極23は単電池20の電極形成面22に形成され、第2のコネクタ本体51において、ボルト24を通す取付孔59が形成された突出片58が第2のバスバー受け入れ部53に対して垂直に形成されているので、第2のバスバー受け入れ部53は、単電池20の電極形成面22に対して垂直に延びることとなる。
なお、一対の単電池10および20は、単電池10に取り付けられた第1のコネクタ本体31の第1のバスバー受け入れ部33の第2のコネクタ本体51とは反対側の端部から、単電池20に取り付けられた第2のコネクタ本体51の第2のバスバー受け入れ部53の第1のコネクタ本体31とは反対側の端部までの距離L7が、バスバー70の全長L6よりも短くなるように、予め配置されているものとする。
次に、第1のバスバー受け入れ部33および第2のバスバー受け入れ部53の双方を同時に臨むように、例えば単電池10の電極形成面12および単電池20の電極形成面22に対して45度の斜めの方向から、バスバー70を第1のコネクタ本体31および第2のコネクタ本体51に接近させ、図12に示されるように、バスバー70の第1の導電部71を第1のコネクタ本体31の一対の回転用支柱34の間および一対の係留用支柱35の間をそれぞれ通して第1のバスバー受け入れ部33の上に重ねて位置させると共に、バスバー70の第2の導電部72を第2のコネクタ本体51の一対の回転用支柱54の間および一対の係留用支柱55の間をそれぞれ通して第2のバスバー受け入れ部53の上に重ねて位置させる。
ここで、第1の板バネ32および第2の板バネ52を、それぞれ第1のコネクタ本体31および第2のコネクタ本体51に装着することにより、図1に示したようなコネクタが単電池10および20に組み付けされる。
すなわち、図6に示したように、第1の板バネ32の回転軸部42を第1のコネクタ本体31の一対の回転用支柱34の切り欠き36に掛けた後、回転軸部42の周りに第1の板バネ32を回転させて係留軸部43を第1のコネクタ本体31の一対の係留用支柱35に押しつけることで、一対の係留用支柱35がそれぞれ外側へ弾性変形し、係留軸部43の両端部が一対の係留用支柱35の切り欠き37に嵌め込まれる。
同様に、図9に示したように、第2の板バネ52の回転軸部62を第2のコネクタ本体51の一対の回転用支柱54の切り欠き56に掛けた後、回転軸部62の周りに第2の板バネ52を回転させて係留軸部63を第2のコネクタ本体51の一対の係留用支柱55に押しつけることで、一対の係留用支柱55がそれぞれ外側へ弾性変形し、係留軸部63の両端部が一対の係留用支柱55の切り欠き57に嵌め込まれる。
これにより、バスバー70の第1の導電部71は、第1の板バネ32の板バネ本体部41の屈曲部分によって第1のコネクタ本体31の第1のバスバー受け入れ部33に向けて押しつけられ、第1のバスバー受け入れ部33に突出形成されている第1の接触部40に接触して、バスバー70と第1のコネクタ本体31とが接続される。
同様に、バスバー70の第2の導電部72は、第2の板バネ52の板バネ本体部61の屈曲部分によって第2のコネクタ本体51の第2のバスバー受け入れ部53に向けて押しつけられ、第2のバスバー受け入れ部53に突出形成されている第2の接触部60に接触して、バスバー70と第2のコネクタ本体51とが接続される。
その結果、単電池10の電極13と単電池20の電極23が、第1のコネクタ部30、バスバー70および第2のコネクタ部50を介して互いに導電接続され、一対の単電池10および20による組電池が形成されることとなる。
このとき、バスバー70の第1の導電部71および第2の導電部72の幅W5は、予め、第1のコネクタ本体31の一対の回転用支柱34の間隔、一対の係留用支柱35の間隔、並びに、第2のコネクタ本体51の一対の回転用支柱54の間隔、一対の係留用支柱55の間隔であるW2より小さく形成されているので、双方の単電池10および20が設計通りに配置されて、第1の導電部71および第2の導電部72がそれぞれ第1のバスバー受け入れ部33の中心線C1および第2のバスバー受け入れ部53の中心線C2上に配置されている状態においては、図13(A)に示されるように、第1の導電部71の両側部と第1のコネクタ本体31の回転用支柱34および係留用支柱35との間に、ΔW=(W2−W5)/2だけの遊びが形成され、同様に、図13(B)に示されるように、第2の導電部72の両側部と第2のコネクタ本体51の回転用支柱54および係留用支柱55との間にも、ΔW=(W2−W5)/2だけの遊びが形成される。
このため、バスバー70の第1の導電部71は、単電池10の電極13に取り付けられた第1のコネクタ本体31に対して、第1のバスバー受け入れ部33と平行で且つコネクタ中心軸C0に垂直な方向、すなわちY方向に移動可能に第1のコネクタ部30に保持され、バスバー70の第2の導電部72は、単電池20の電極23に取り付けられた第2のコネクタ本体51に対して、第2のバスバー受け入れ部53と平行で且つコネクタ中心軸C0に垂直な方向、すなわちZ方向に移動可能に第2のコネクタ部50に保持されることとなる。
また、第1のコネクタ本体31の端部から第2のコネクタ本体51の端部までの距離L7が、バスバー70の全長L6よりも短くなるように、一対の単電池10および20が配置されているので、双方の単電池10および20が設計通りに配置されると共にバスバー70が第1のコネクタ本体31および第2のコネクタ本体51に対して均等な位置に配置されたものとすると、図13(A)および(B)に示されるように、バスバー70の第1の突起部74と第1のコネクタ本体31の端部との間および第2の突起部75と第2のコネクタ本体51の端部との間に、それぞれΔL=(L6−L7)/2だけの遊びが形成される。
さらに、バスバー70の第1の導電部71および第2の導電部72の長さL5は、それぞれ、第1のバスバー受け入れ部33および第2のバスバー受け入れ部53の長さL1よりも大きく形成されている。
このため、バスバー70は、単電池10の電極13に取り付けられた第1のコネクタ本体31および単電池20の電極23に取り付けられた第2のコネクタ本体51に対して、コネクタ中心軸C0に沿った方向、すなわちX方向に移動可能に第1のコネクタ部30および第2のコネクタ部50に保持されることとなる。
このように、設計通りに配置された単電池10および20に対して、X方向にΔL、Y方向およびZ方向にそれぞれΔWの遊びが形成されているので、実際に配置された一対の単電池10および20の間に、X方向、Y方向およびZ方向のいずれの方向に位置ズレが生じても、また、XYZのうち複数の方向に位置ズレが生じても、ズレ量が上述した遊びΔWおよびΔLの範囲内であれば、第1のコネクタ部30および第2のコネクタ部50に対するバスバー70の位置が調整されることで、位置ズレを吸収することができ、双方の単電池10および20を互いに導電接続することが可能となる。
また、バスバー70の第1の導電部71および第2の導電部72は、それぞれ第1のバスバー受け入れ部33に突出形成された第1の接触部40および第2のバスバー受け入れ部53に突出形成された第2の接触部60と接触するため、バスバー70が第1のコネクタ本体31および第2のコネクタ本体51に対して、X方向に延びる軸の周りにローリングを生じても、第1の導電部71および第2の導電部72を第1の接触部40および第2の接触部60に確実に接触させることができ、単電池10および20の導電接続の信頼性を確保することが可能となる。
なお、第1の接触部40および第2の接触部60は、例えば板厚1.2mmの第1のコネクタ本体31および第2のコネクタ本体51を用いた場合に、0.6mm程度の高さに形成されることが好ましい。
この実施の形態1に係るコネクタを用いて、それぞれ複数の単電池が接続された電池モジュール同士を接続して組電池を形成することもできる。
図14に、複数の単電池10が互いに配列された第1の電池モジュールB1を示す。複数の単電池10が、Y方向に配列され、順次、平板形状の接続部材80を用いて接続されている。接続部材80の両端部が、それぞれ互いに隣接する単電池10の電極にボルトによって固定される。第1の電池モジュールB1の両端部に位置する単電池10の電極には、それぞれ第1のコネクタ本体31が取り付けられている。それぞれの第1のコネクタ本体31は、第1のバスバー受け入れ部33がX方向に沿って延びるような向きに取り付けられる。
図15に、複数の単電池20が互いに配列された第2の電池モジュールB2を示す。第1の電池モジュールB1と同様に、複数の単電池20が、Y方向に配列され、順次、平板形状の接続部材80を用いて接続されている。第2の電池モジュールB2の両端部に位置する単電池20の電極には、それぞれ第2のコネクタ本体51が取り付けられている。それぞれの第2のコネクタ本体51は、第2のバスバー受け入れ部53がX方向に沿って延びるような向きに取り付けられる。
そして、図16に示されるように、複数の第1の電池モジュールB1と複数の第2の電池モジュールB2を交互にX方向に配列し、第1の電池モジュールB1の端部に位置する単電池10に取り付けられた第1のコネクタ本体31を有する第1のコネクタ部30と第2の電池モジュールB2の端部に位置する単電池20に取り付けられた第2のコネクタ本体51を有する第2のコネクタ部50によりバスバー70を保持することで、互いに隣接する第1の電池モジュールB1と第2の電池モジュールB2とが導電接続される。
このようにして、順次、複数の第1の電池モジュールB1と複数の第2の電池モジュールB2を交互に導電接続し、組電池を形成することができる。
この組電池においては、互いに隣接する第1の電池モジュールB1と第2の電池モジュールB2が、実施の形態1に係るコネクタを用いて互いに接続されるので、第1の電池モジュールB1と第2の電池モジュールB2との間に位置ズレが生じていても、コネクタによって位置ズレを吸収しつつ互いに導電接続することが可能となる。
なお、上記の実施の形態1に係るコネクタでは、第1のコネクタ本体31の第1の接触部40および第2のコネクタ本体51の第2の接触部60が、それぞれ第1のコネクタ本体31および第2のコネクタ本体51を構成する金属板に絞り加工を施すことで形成したが、これに限るものではなく、図17に示されるように、金属板の所定部分の厚さを他の部分の厚さより大きくすることにより、第1のバスバー受け入れ部33に第1の接触部40Aを形成することもできる。第2のコネクタ本体51の第2の接触部についても、同様である。
実施の形態2
図18(A)に、実施の形態2に係るコネクタの構成を示す。
このコネクタは、上述した実施の形態1のコネクタで用いられた第1のコネクタ部30および第2のコネクタ部50と、これら第1のコネクタ部30および第2のコネクタ部50の間に掛け渡されるバスバー90を有している。
すなわち、実施の形態2に係るコネクタは、実施の形態1のコネクタにおいて、バスバー70の代わりにバスバー90を用いるものである。
また、第1のコネクタ部30および第2のコネクタ部50は、それぞれ対応する単電池に取り付けられて、第1のバスバー受け入れ部33と第2のバスバー受け入れ部53がX方向において互いに重なるように、配置される。特に、第1のコネクタ本体31の回転用支柱34および係留用支柱35のX方向の位置が、それぞれ第2のコネクタ本体51の係留用支柱55および回転用支柱54のX方向の位置と等しくなるように、第1のコネクタ部30および第2のコネクタ部50が配置される。
なお、図18(A)は、第1のコネクタ部30および第2のコネクタ部50がそれぞれ取り付けられる一対の単電池が設計通りに配置され、互いの間に位置ズレを生じていない状態を示している。
バスバー90は、1枚の金属帯板を直角に折り曲げて長さ方向に二分することで、折り曲げ部分の両側に第1の導電部91と第2の導電部92を形成したものである。
第1の導電部91および第2の導電部92は、いずれも、第1のコネクタ本体31における回転用支柱34と係留用支柱35との間の離間距離および第2のコネクタ本体51における回転用支柱54と係留用支柱55との間の離間距離であるL2より小さな幅W8を有している。
また、第1の導電部91および第2の導電部92は、いずれも、第1のコネクタ本体31の第1のバスバー受け入れ部33の幅および第2のコネクタ本体51の第2のバスバー受け入れ部53の幅であるW1より大きな長さL8を有している。
このようなバスバー90を、例えば第1のバスバー受け入れ部33および第2のバスバー受け入れ部53に対して45度の斜めの方向から、第1のコネクタ本体31および第2のコネクタ本体51に接近させ、図18(B)に示されるように、バスバー90の第1の導電部91を第1のコネクタ本体31の一対の回転用支柱34と一対の係留用支柱35との間を通して第1のバスバー受け入れ部33の上に重ねて位置させると共に、バスバー90の第2の導電部92を第2のコネクタ本体51の一対の回転用支柱54と一対の係留用支柱55との間を通して第2のバスバー受け入れ部53の上に重ねて位置させる。
ここで、図18(C)に示されるように、第1の板バネ32および第2の板バネ52を、それぞれ第1のコネクタ本体31および第2のコネクタ本体51に装着することにより、バスバー90の第1の導電部91が、第1の板バネ32によって第1のコネクタ本体31の第1のバスバー受け入れ部33に押しつけられて接触すると共に、バスバー90の第2の導電部92が、第2の板バネ52によって第2のコネクタ本体51の第2のバスバー受け入れ部53に押しつけられて接触する。
その結果、第1のコネクタ本体31が取り付けられている一方の単電池の電極と、第2のコネクタ本体51が取り付けられている他方の単電池の電極とが、第1のコネクタ部30、バスバー90および第2のコネクタ部50を介して互いに導電接続される。
このとき、バスバー90の第1の導電部91および第2の導電部92の長さL8は、第1のコネクタ本体31の第1のバスバー受け入れ部33の幅および第2のコネクタ本体51の第2のバスバー受け入れ部53の幅であるW1より大きな値を有しているので、バスバー90の第1の導電部91は、第1のコネクタ本体31に対して、第1のバスバー受け入れ部33と平行で且つコネクタ中心軸C0に垂直な方向、すなわちY方向に移動可能に第1のコネクタ部30に保持され、バスバー90の第2の導電部92は、第2のコネクタ本体51に対して、第2のバスバー受け入れ部53と平行で且つコネクタ中心軸C0に垂直な方向、すなわちZ方向に移動可能に第2のコネクタ部50に保持されることとなる。
また、バスバー90の第1の導電部91および第2の導電部92の幅W8は、第1のコネクタ本体31における回転用支柱34と係留用支柱35との間の離間距離および第2のコネクタ本体51における回転用支柱54と係留用支柱55との間の離間距離であるL2より小さな値を有しているので、バスバー90の第1の導電部91および第2の導電部92は、第1のコネクタ本体31および第2のコネクタ本体51に対して、コネクタ中心軸C0に沿った方向、すなわちX方向に移動可能に第1のコネクタ部30および第2のコネクタ部50に保持されることとなる。
この実施の形態2のコネクタにおいても、設計通りに配置された一対の単電池に対して、バスバー90がXYZ方向にそれぞれ移動可能であるので、実際に配置された双方の単電池の間に、X方向、Y方向およびZ方向のいずれの方向に位置ズレが生じても、また、XYZのうち複数の方向に位置ズレが生じても、第1のコネクタ部30および第2のコネクタ部50に対するバスバー90の位置が調整されることで、位置ズレを吸収することができ、双方の単電池を互いに導電接続することが可能となる。
この実施の形態2に係るコネクタは、第1のコネクタ本体31が取り付けられる単電池と第2のコネクタ本体51が取り付けられる単電池が互いに接近して配置されている場合に、特に有効なものである。
上記の実施の形態1および2に係るコネクタでは、バスバー70または90を、装用の単電池の電極形成面に対して斜めの方向から第1のコネクタ本体31および第2のコネクタ本体51に装着した後、第1の板バネ32および第2の板バネ52によって保持するため、極めて容易にコネクタの接続作業を行うことが可能となる。
また、実施の形態2に係るコネクタでは、バスバー90の第1の導電部91を第1のコネクタ本体31の一対の回転用支柱34と一対の係留用支柱35との間を通して装着すると共に、第2の導電部92を第2のコネクタ本体51の一対の回転用支柱54と一対の係留用支柱55との間を通して装着するため、図18(A)〜(C)に示したように、コネクタの接続作業の初めから、第1の板バネ32および第2の板バネ52をそれぞれ回転用支柱34および54に取り付けておくこともできる。
実施の形態3
上記の実施の形態1および2に係るコネクタは、導電接続しようとする一対の単電池の電極を互いに結ぶ直線Eと平行なコネクタ中心軸C0を有していたが、これに限るものではない。例えば、図19に示される単電池10および20は、設計時において、互いに一直線上に配列されずに、単電池20が単電池10に対して偏った位置に配置されている。このような設計時の単電池10および20に対し、実施の形態3のコネクタでは、第2のコネクタ本体51Aが、実施の形態1における第2のコネクタ本体51の突出片58よりも長い突出片58Aを有しており、これにより、コネクタ中心軸C0が、一方の単電池10に沿った向きに設定されている。すなわち、コネクタ中心軸C0が、一対の単電池10および20の電極13および23を互いに結ぶ直線Eに対して傾斜している。
この場合、コネクタ中心軸C0が延びる方向をX方向とすると、バスバー70は、第1のコネクタ本体31および第2のコネクタ本体51Aに対してX方向に移動可能に第1のコネクタ部30および第2のコネクタ部50に保持されると共に、バスバー70の第1の導電部71は、第1のコネクタ本体31に対してY方向に移動可能に第1のコネクタ部30に保持され、バスバー70の第2の導電部72は、第2のコネクタ本体51Aに対してZ方向に移動可能に第2のコネクタ部50に保持される。
すなわち、実際に配置された一対の単電池10および20の間に、X方向、Y方向およびZ方向のいずれの方向に位置ズレが生じても、第1のコネクタ部30および第2のコネクタ部50に対するバスバー70の位置が調整されることで、位置ズレを吸収することができ、双方の単電池10および20を互いに導電接続することが可能となる。
なお、図19に示されるように、設計時において、互いに偏った位置に配置された単電池10および20に対し、実施の形態1または2のコネクタを用いれば、コネクタ中心軸C0が、一対の単電池10および20の電極13および23を互いに結ぶ直線Eと平行に設定され、実際に配置された単電池10および20の間に位置ズレが生じても、コネクタにより位置ズレを吸収することができることは、言うまでもない。
同様に、第1のコネクタ本体の第1のバスバー受け入れ部は、必ずしも単電池の電極形成面に対して平行に延びる必要はなく、電極形成面に対して傾斜していてもよい。この場合も、第2のコネクタ本体の第2のバスバー受け入れ部が、第1のバスバー受け入れ部と同じくコネクタ中心軸C0と平行に延びると共に第1のバスバー受け入れ部に対して垂直であれば、これら第1のコネクタ部と第2のコネクタ部にバスバーを保持させることで、いずれの方向に対しても位置ズレを吸収し得るコネクタが形成される。
なお、上記の実施の形態1〜3では、第1のコネクタ部における第1のバスバー受け入れ部と第2のコネクタ部における第2のバスバー受け入れ部とが、互いに同一形状および同一の大きさに形成されていたが、これに限るものではない。第1のバスバー受け入れ部および第2のバスバー受け入れ部の形状および大きさが互いに異なっていても、バスバーの第1の導電部および第2の導電部がそれぞれ第1のバスバー受け入れ部および第2のバスバー受け入れ部に対応した形状および大きさを有していれば、同様にして、いずれの方向に対しても位置ズレを吸収し得るコネクタを実現することができる。
1,3,10,20 単電池、 2,4 電極端子、 11,21 絶縁ケース、 12,22 電極形成面、 13,23 電極、 14,24 ボルト、 30 第1のコネクタ部、 31 第1のコネクタ本体、 32 第1の板バネ、 33 第1のバスバー受け入れ部、 34,54 回転用支柱、 35,55 係留用支柱、 36,37,56,57 切り欠き、 38,58,58A 突出片、 39,59 取付孔、 40,40A 第1の接触部、 41,61 板バネ本体部、 42,62 回転軸部、 43,63 係留軸部、 50 第2のコネクタ部、 51,51A 第2のコネクタ本体、 52 第2の板バネ、 53 第2のバスバー受け入れ部、 60 第2の接触部、 70,90 バスバー、 71,91 第1の導電部、 72,92 第2の導電部、 73 連結部分、 74 第1の突起部、 75 第2の突起部、 80 接続部材、 E 一対の単電池の電極を互いに結ぶ直線、 C0 コネクタ中心軸、 C1,C2 中心線、 B1 第1の電池モジュール、 B2 第2の電池モジュール。

Claims (15)

  1. 一対の接続対象物にそれぞれ形成された電極同士を接続することにより、前記一対の接続対象物を互いに導電接続するコネクタにおいて、
    コネクタ中心軸を有し、
    一方の接続対象物の電極に取り付けられると共に前記コネクタ中心軸と平行に延びる平面状の第1のバスバー受け入れ部を有する第1のコネクタ部と、
    他方の接続対象物の電極に取り付けられると共に前記コネクタ中心軸と平行で且つ前記第1のバスバー受け入れ部に対して垂直に延びる平面状の第2のバスバー受け入れ部を有する第2のコネクタ部と、
    前記第1のコネクタ部および前記第2のコネクタ部の間に掛け渡され、前記第1のコネクタ部の前記第1のバスバー受け入れ部と平行で且つ前記第1のバスバー受け入れ部に接触する平面状の第1の導電部と、前記第1の導電部に対して垂直で且つ前記第2のコネクタ部の前記第2のバスバー受け入れ部と平行で且つ前記第2のバスバー受け入れ部に接触する平面状の第2の導電部とを有し、前記第1の導電部と前記第2の導電部が互いに接続されたバスバーと
    を備え、
    前記第1の導電部は前記第1のバスバー受け入れ部と平行な面内で移動可能に前記第1のコネクタ部に保持され、前記第2の導電部は前記第2のバスバー受け入れ部と平行な面内で移動可能に前記第2のコネクタ部に保持されることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記第1のコネクタ部は、前記第1のバスバー受け入れ部が形成された第1のコネクタ本体と、前記第1のコネクタ本体に取り付けられ且つ前記第1のバスバー受け入れ部に受け入れられた前記バスバーの前記第1の導電部を前記第1のバスバー受け入れ部に向けて弾力的に押しつける第1の板バネを有し、
    前記第2のコネクタ部は、前記第2のバスバー受け入れ部が形成された第2のコネクタ本体と、前記第2のコネクタ本体に取り付けられ且つ前記第2のバスバー受け入れ部に受け入れられた前記バスバーの前記第2の導電部を前記第2のバスバー受け入れ部に向けて弾力的に押しつける第2の板バネを有する請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第1のコネクタ本体および前記第2のコネクタ本体は、それぞれ複数の支柱を有し、前記第1の板バネおよび前記第2の板バネは、前記複数の支柱に取り外し可能に取り付けられる請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記複数の支柱は、前記コネクタ中心軸に直交する方向に対向し且つそれぞれ切り欠きを有する一対の回転用支柱と、前記回転用支柱から前記コネクタ中心軸に沿って離れると共に前記コネクタ中心軸に直交する方向に対向し且つそれぞれ切り欠きを有する一対の係留用支柱とを含み、
    前記第1の板バネおよび前記第2の板バネは、それぞれ、前記一対の回転用支柱の間隔および前記一対の係留用支柱の間隔より狭い幅を有し且つ中間部が屈曲された板状の板バネ本体部と、前記板バネ本体部の一端から前記板バネ本体部の幅方向両側に突出するように形成され且つ前記一対の回転用支柱の切り欠きに回転可能に掛けられる回転軸部と、前記板バネ本体部の他端から前記板バネ本体部の幅方向両側に突出するように形成され且つ前記一対の係留用支柱の切り欠きに嵌められる係留軸部とを含み、
    前記係留軸部は、前記一対の係留用支柱の間隔より長く、前記回転軸部を前記一対の回転用支柱の切り欠きに掛けた状態で、前記板バネを前記回転軸部の周りに回転させて前記係留軸部を前記一対の係留用支柱に向けて押しつけることにより、前記一対の係留用支柱を弾性変形させつつ前記係留軸部が前記一対の係留用支柱の切り欠きに嵌められる請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記バスバーの前記第1の導電部は、前記コネクタ中心軸に沿った方向において、前記第1のバスバー受け入れ部よりも長く、前記第1のコネクタ本体の前記一対の回転用支柱の間および前記一対の係留用支柱の間をそれぞれ通して前記第1のバスバー受け入れ部に接触し、
    前記バスバーの前記第2の導電部は、前記コネクタ中心軸に沿った方向において、前記第2のバスバー受け入れ部よりも長く、前記第2のコネクタ本体の前記一対の回転用支柱の間および前記一対の係留用支柱の間をそれぞれ通して前記第2のバスバー受け入れ部に接触する請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記バスバーの前記第1の導電部は、前記第1のコネクタ本体の前記一対の回転用支柱の間隔および前記一対の係留用支柱の間隔より狭い幅を有し、
    前記バスバーの前記第2の導電部は、前記第2のコネクタ本体の前記一対の回転用支柱の間隔および前記一対の係留用支柱の間隔より狭い幅を有する請求項5に記載のコネクタ。
  7. 前記バスバーの前記第1の導電部および前記第2の導電部は、それぞれ、前記コネクタ中心軸に沿った先端部に抜け落ち防止用の第1の突起部および第2の突起部を有する請求項5または6に記載のコネクタ。
  8. 前記バスバーは、1枚の金属板を折り曲げて形成されたものである請求項5〜7のいずれか一項に記載のコネクタ。
  9. 前記第1のバスバー受け入れ部および前記第2のバスバー受け入れ部は、前記コネクタ中心軸に沿った方向において、互いに重なるように位置し、
    前記バスバーの前記第1の導電部は、前記第1のバスバー受け入れ部の前記コネクタ中心軸に直交する方向の幅よりも長く、前記第1のコネクタ本体の前記一対の回転用支柱と前記一対の係留用支柱との間を通して前記第1のバスバー受け入れ部に接触し、
    前記バスバーの前記第2の導電部は、前記第2のバスバー受け入れ部の前記コネクタ中心軸に直交する方向の幅よりも長く、前記第2のコネクタ本体の前記一対の回転用支柱と前記一対の係留用支柱との間を通して前記第2のバスバー受け入れ部に接触する請求項4に記載のコネクタ。
  10. 前記バスバーの前記第1の導電部は、前記第1のコネクタ本体の前記一対の回転用支柱と前記一対の係留用支柱との間隔より狭い幅を有し、
    前記バスバーの前記第2の導電部は、前記第2のコネクタ本体の前記一対の回転用支柱と前記一対の係留用支柱との間隔より狭い幅を有する請求項9に記載のコネクタ。
  11. 前記バスバーは、1枚の帯板を直角に折り曲げて長さ方向に二分することで、折り曲げ部分の両側にそれぞれ前記第1の導電部および前記第2の導電部を形成したものである請求項9または10に記載のコネクタ。
  12. 前記第1のコネクタ本体および前記第2のコネクタ本体は、それぞれ1枚の金属板を折り曲げて形成されたものである請求項2〜11のいずれか一項に記載のコネクタ。
  13. 前記第1のバスバー受け入れ部および前記第2のバスバー受け入れ部は、それぞれ、前記コネクタ中心軸と平行に直線状に突出形成されて前記バスバーの前記第1の導電部および前記第2の導電部に接触する第1の接触部および第2の接触部を有する請求項1〜12のいずれか一項に記載のコネクタ。
  14. 前記一対の接続対象物は、それぞれ前記電極が形成された電極形成面が互いに同一面を形成する、あるいは、互いに平行となるように配置され、
    前記第1のコネクタ部は、前記第1のバスバー受け入れ部が一方の接続対象物の電極形成面に沿って平行に延びるように前記一方の接続対象物の電極に取り付けられ、
    前記第2のコネクタ部は、前記第2のバスバー受け入れ部が他方の接続対象物の電極形成面に対して垂直に延びるように前記他方の接続対象物の電極に取り付けられる請求項1〜13のいずれか一項に記載のコネクタ。
  15. 前記接続対象物として単電池を使用し、請求項1〜14のいずれか一項に記載のコネクタを用いて複数の単電池を互いに導電接続したことを特徴とする組電池。
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