JP2014097130A - 高周波コイル及び磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

高周波コイル及び磁気共鳴イメージング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】単一の高周波コイルにおけるコイルエレメント同士の重なり合いから生じる電磁的干渉を容易に低減することができる高周波コイル及び磁気共鳴イメージング装置を提供すること。
【解決手段】実施形態に係る高周波コイルは、複数のコイルエレメントを備える。また、実施形態に係る高周波コイルは、撮像部位に対して配置した際に周回によって重なり合うコイルエレメントのうち、一方のコイルエレメントを、所定周波数で共振する同調回路から、前記所定周波数で共振しない非同調回路に切り替え可能である。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、高周波コイル及び磁気共鳴イメージング装置に関する。
近年、四肢や関節等の様々な部位をひとつのコイルで撮像できるように、複数のコイルエレメントを備える多チャンネル型の高周波コイルが登場した。このような高周波コイルは、全体的に若しくは部分的に可撓性を有し、例えば、被検体に密着させながら撮像部位を巻くように配置される。
ここで、被検体の大きさや撮像部位の形状によっては、巻かれたコイルエレメント同士が重なり合う場合がある。重なり合うコイルエレメント同士は、電磁的干渉をするため、SNR(Signal Noise Ratio)の低下につながるおそれがある。このため、従来、例えば、重なり合うコイルエレメント間にスペーサーを挿入してコイルエレメント同士の距離を離すことで、電磁的干渉を低減している。また、例えば、様々なサイズの高周波コイルを用意し、撮像部位に合わせた高周波コイルを選択することで、コイルエレメント同士の重なり合い自体を回避している。
特開2011−36452号公報
本発明が解決しようとする課題は、単一の高周波コイルにおけるコイルエレメント同士の重なり合いから生じる電磁的干渉を容易に低減することができる高周波コイル及び磁気共鳴イメージング装置を提供することである。
実施形態に係る高周波コイルは、複数のコイルエレメントを備える。また、実施形態に係る高周波コイルは、撮像部位に対して配置した際に周回によって重なり合うコイルエレメントのうち、一方のコイルエレメントを、所定周波数で共振する同調回路から、前記所定周波数で共振しない非同調回路に切り替え可能である。
図1は、第1の実施形態に係るMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置の構成を示す図。 図2は、第1の実施形態に係る受信コイルを説明するための図。 図3は、第1の実施形態に係る受信コイルのボタンスイッチを説明するための図。 図4は、第1の実施形態に係る受信コイルのバンドを説明するための図。 図5は、第1の実施形態における画像再構成の処理手順を示す図。 図6は、第1の実施形態の変形例に係る受信コイルを説明するための図。 図7は、第1の実施形態の変形例に係る受信コイルを説明するための図。 図8は、第1の実施形態の変形例に係る受信コイルを説明するための図。 図9は、第2の実施形態に係る受信コイルを説明するための図。 図10は、第2の実施形態における非同調化対象決定の処理手順を示す図。 図11は、第2の実施形態における非同調化対象決定の処理手順を説明するための図。 図12は、第2の実施形態における画像再構成の処理手順を示す図。
以下、図面を参照しながら、実施形態に係る高周波コイル及び磁気共鳴イメージング装置(以下、MRI装置)を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るMRI装置100の構成を示す図である。なお、被検体PはMRI装置100に含まれない。静磁場磁石1は、中空の円筒形状に形成され、内部の空間に一様な静磁場を発生する。静磁場磁石1は、例えば、永久磁石、超伝導磁石等である。傾斜磁場コイル2は、中空の円筒形状に形成され、内部の空間に傾斜磁場を発生する。具体的には、傾斜磁場コイル2は、静磁場磁石1の内側に配置され、傾斜磁場アンプ3から電力の供給を受けて、傾斜磁場を発生する。傾斜磁場アンプ3は、シーケンス制御部10から送信される制御信号に従って、傾斜磁場コイル2に電力を供給する。
寝台4は、被検体Pが載置される天板4aを備え、天板4aを、被検体Pが載置された状態で、撮像口である傾斜磁場コイル2の空洞内へ挿入する。通常、寝台4は、長手方向が静磁場磁石1の中心軸と平行になるように設置される。寝台制御部5は、寝台4を駆動して、天板4aを長手方向及び上下方向へ移動する。
送信コイル6は、高周波磁場を発生する。具体的には、送信コイル6は、傾斜磁場コイル2の内側に配置され、送信部7から高周波パルス(以下、RF(Radio Frequency)パルス)の供給を受けて、高周波磁場を発生する。送信部7は、シーケンス制御部10から送信される制御信号に従って、ラーモア周波数に対応するRFパルスを送信コイル6に送信する。
受信コイル8は、磁気共鳴信号(以下、MR(Magnetic Resonance)信号)を受信する。具体的には、受信コイル8は、傾斜磁場コイル2の内側に配置され、高周波磁場の影響によって被検体Pから放射されるMR信号を受信する。また、受信コイル8は、受信したMR信号を受信部9に出力する。
ここで、第1の実施形態に係る受信コイル8は、複数のコイルエレメントを備える多チャンネル型の高周波コイルである。また、受信コイル8は、全体的に、若しくは部分的に可撓性を有し、その曲げ方向が一様に決まっているものを想定する。更に、受信コイル8を被検体Pに密着させながら撮像部位を巻くように配置した際、内側に配置されるコイルエレメントは、通常同じコイルエレメントになることを想定する。なお、コイルエレメントとチャンネルとの対応関係は必ずしも1対1の場合に限られず、多対1や1対多、N対M等、適宜分配合成される場合もある。
受信部9は、シーケンス制御部10から送られる制御信号に従って、受信コイル8から出力されたMR信号に基づきMR信号データを生成する。具体的には、受信部9は、受信コイル8から出力されたMR信号をデジタル変換することによってMR信号データを生成し、生成したMR信号データを、シーケンス制御部10を介して計算機システム20に送信する。なお、受信部9は、静磁場磁石1や傾斜磁場コイル2等を備える架台装置側に備えられていてもよい。
シーケンス制御部10は、傾斜磁場アンプ3、送信部7、及び受信部9を制御する。具体的には、シーケンス制御部10は、計算機システム20から送信されたパルスシーケンス実行データに基づく制御信号を、傾斜磁場アンプ3、送信部7、及び受信部9に送信する。
計算機システム20は、インタフェース部21と、画像再構成部22と、記憶部23と、入力部24と、表示部25と、制御部26とを備える。インタフェース部21は、シーケンス制御部10に接続され、シーケンス制御部10と計算機システム20との間で送受信されるデータの入出力を制御する。画像再構成部22は、シーケンス制御部10から送信されたMR信号データから画像データを再構成し、再構成した画像データを記憶部23に格納する。
記憶部23は、撮像条件に含まれるパラメータに設定されたパラメータ値、画像再構成部22によって格納された画像データや、MRI装置100において用いられるその他のデータを記憶する。例えば、記憶部23は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等である。
入力部24は、撮像条件を編集するための各種指示や撮像指示等を操作者から受け付ける。例えば、入力部24は、撮像条件に含まれるパラメータに対するパラメータ値の設定指示等を受け付ける。例えば、入力部24は、マウス、キーボード等である。表示部25は、撮像条件の編集画面や画像等を表示する。
制御部26は、上述した各部を制御することによってMRI装置100を総括的に制御する。例えば、制御部26は、撮像条件の編集を操作者から受け付けると、受け付けた撮像条件に基づいてパルスシーケンス実行データを生成し、生成したパルスシーケンス実行データをシーケンス制御部10に送信する。例えば、制御部26は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路である。
さて、第1の実施形態に係る多チャンネル型の受信コイル8は、撮像部位に対して配置した際に周回によって重なり合うコイルエレメントのうち、撮像部位からみて外側(遠い方)のコイルエレメントを、所定周波数で共振する同調回路から、所定周波数で共振しない非同調回路に切り替え可能な構成を備える。
図2は、第1の実施形態に係る受信コイル8を説明するための図である。図2に示すように、第1の実施形態に係る受信コイル8は、MR信号を受信するための複数のコイルエレメント101を備える。また、各コイルエレメント101は、コイルエレメント101内に直列に配置されたLC並列共振回路201を備える。また、LC並列共振回路201内には、インダクタンス(L)及びキャパシタ(C)の他に、PINダイオード301が配置される。なお、図2においては、コイルエレメント101が一列に配置される例を示すが、実施形態はこれに限られるものではなく、コイルエレメント101は複数列に配置されてもよい。また、コイルエレメント101の数は、5に限られるものではない。
また、図2に示すように、各コイルエレメント101は、コイルエレメント101単位に配置されたスイッチ601の切り替えによって、第1経路401と第2経路501とに選択的に接続可能である。第1経路401は、RFパルスの送受信タイミングに合わせてPINダイオード301のオン及びオフを制御する制御信号を、MRI装置100の本体側から受信するための経路である。また、第2経路501は、PINダイオード301をオンに制御するために必要な電流の供給を固定電源電圧(以下、固定バイアス)から受けるための経路である。
なお、図2においては、チョークコイル(RFC(Radio Frequency Choke Coil))の図示を省略したが、受信コイル8は、回路内にチョークコイルを更に配置してもよい。チョークコイルは、送信コイル6による高周波エネルギーでピンダイオード301が破損しないように、高周波をカットする役割を果たす。このため、チョークコイルは、例えば、各ピンダイオード301の前後(電源側及びGND側)に配置される。また、チョークコイルは、必要に応じて、第2経路501にも配置される。後述する第1の実施形態の変形例やその他の実施形態においても同様に、各図においてチョークコイルの図示を省略したが、適宜、チョークコイルを配置することができる。
このような構成の下、第1の実施形態においては、MR信号の受信に用いるコイルエレメント101については、第1経路401に接続させ、少なくともMR信号を受信するタイミングでは同調回路として機能させる。一方、MR信号の受信に用いないコイルエレメント101については、第2経路501に接続させ、RFパルスの送受信タイミングにかかわらず、非同調回路として機能させる。
LC並列共振回路201のキャパシタ(C)は、コイルエレメント101に直列に配置され、コイルエレメント101特定の共振周波数を持つための適切な容量で構成される。PINダイオード301がオフに制御されると、コイルエレメント101、及び、LC並列共振回路201のうちのキャパシタ(C)で構成される回路は、コイルエレメント101特定の共振周波数で共振し、同調回路として機能する。LC並列共振回路201のインダクタンス(L)及びキャパシタ(C)は、コイルエレメント101、及び、LC並列共振回路201のうちのキャパシタ(C)で構成される同調回路と同じ周波数に調整されている。このため、PINダイオード301がオンに制御されると、LC並列共振回路201のインピーダンスは理想状態で無限大になる。これによって、コイルエレメント101は、非同調回路(特定の共振周波数で共振しない)として機能する。
通常、各コイルエレメント101は、送信コイル6によってRFパルスが照射されているタイミングでは、非同調回路として機能し、MR信号を受信するタイミングでは、同調回路として機能するように制御される。すなわち、送信コイル6によってRFパルスが照射されているタイミングでは、第1経路401から受信した制御信号によって、PINダイオード301がオンに制御される。一方、MR信号を受信するタイミングでは、第1経路401から受信した制御信号によって、PINダイオード301がオフに制御される。
第1の実施形態においては、この通常の制御とは別に、撮像部位に対して配置した際に周回によって重なり合うコイルエレメント101のうち、撮像部位からみて外側のコイルエレメント101については、撮像中、常に、非同調回路として機能させる。このため、第1経路401とは別に第2経路501を設け、スイッチ601の切り替えによってコイルエレメント101を第2経路501に選択的に接続し、PINダイオード301の制御を、制御信号系から固定バイアス系に切り替える。そして、固定バイアスからの電流供給によってPINダイオード301をオンに制御することで、コイルエレメント101を非同調化する。
なお、図2に示すように、スイッチ601は、各々が直列に配置されているため、あるひとつのスイッチ601が第2経路501に切り替えられると、それ以降のコイルエレメント101は、いずれも電気的には第2経路501に切り替えられることになる。例えば、図2に示すように、コイルエレメント101の『3』のスイッチ601が第2経路501に切り替えられると、それ以降のコイルエレメント101『4』及び『5』は、いずれも電気的に第2経路501に切り替えられる。
ここで、第1の実施形態に係る受信コイル8は、このスイッチ601の切り替えを、受信コイル8が備える機械的なボタンスイッチによって実現する。図3は、第1の実施形態に係る受信コイル8のボタンスイッチ602を説明するための図である。図3に示すように、例えば、ボタンスイッチ602は、一部のコイルエレメント101の内周側(コイル面内)に備えられる。そして、例えば、ユーザは、受信コイル8を被検体に装着させ、撮像部位に対して配置させた際に、コイルエレメント101同士の重なり合いを自ら目視によって確認して、その重なり合うコイルエレメント101のうち、撮像部位からみて外側に位置付けられるコイルエレメント101のボタンスイッチ602を押せばよい。
また、上述したように、スイッチ601は、各々が直列に配置されている。このため、ユーザは、受信コイル8の装着に際して、最初に重なり合いを生じる外側のコイルエレメント101のボタンスイッチ602を押せばよい。すると、重なり合いを生じる後続のコイルエレメント101についても、非同調回路に切り替わる。
また、例えば、図3に示すように、ボタンスイッチ602は、バンド603等(例えば、バンド、ベルト、フック等)で受信コイル8を固定する際に、そのバンド603によって同時に押されるような構成となっていてもよい。例えば、図3に示す受信コイル8を被検体Pに巻きつけ、受信コイル8の端に設けられた2本のバンド603を、図3において点線の円で示すコイルエレメント101、及び、これに並列に配置されたコイルエレメント101それぞれに通したとする。図4は、第1の実施形態に係る受信コイル8のバンド603を説明するための図である。図4の(A)は、被検体Pに巻きつけられた受信コイル8を横からみた図であり、(B)は、図3に示す点線の円内を拡大して示す図である。バンド603は、例えば、図4の(A)に示すように、コイルエレメント101に通される。この場合、例えば、図4の(B)に示すように、ボタンスイッチ602のボタンをバンド603で押す仕組みにすればよい。なお、図3において斜線で示すコイルエレメント101は、点線の円で示すコイルエレメント101、及び、これに並列に配置されたコイルエレメント101それぞれにバンド603が通され、ボタンスイッチ602が押されることで、非同調回路に切り替わるコイルエレメント101を意味する。なお、仮にボタンスイッチ602がコイルエレメント101の外周側に備えられると、不用意に誤って押される可能性もあるため、内周側に備える方が望ましいとも考えられる。
なお、図3においては、一部のコイルエレメント101にボタンスイッチ602が備えられる例を示した。例えば、受信コイル8の曲げ半径上、他のコイルエレメント101と重なり合うことが物理的にほぼ不可能、若しくは、撮像部位からみて内側に位置付けられると考えられるコイルエレメント101については、そもそもボタンスイッチ602を備えないことができる。しかしながら、実施形態はこれに限られるものではなく、ボタンスイッチ602は、全てのコイルエレメント101に備えられてもよい。あるいは、ボタンスイッチ602は、複数のコイルエレメント101から構成されるユニット毎に備えられてもよい。例えば、複数列にまたがるユニット(セクション)毎に備えられてもよい。また、図3においては、受信コイル8がバンド603を備える例を説明したが、実施形態はこれに限られるものではなく、受信コイル8は、バンド603を備えなくてもよい。この場合、例えば、ユーザが直接ボタンスイッチ602を押せばよい。
こうして、受信コイル8は、重なり合わないコイルエレメント101、及び、重なり合うコイルエレメント101のうち内側のコイルエレメント101においては、制御信号によって制御される通常の動作を行い、重なり合うコイルエレメント101のうち外側のコイルエレメント101については、撮像中、非同調回路として機能する。
図5は、第1の実施形態における画像再構成の処理手順を示す図である。上述したように、第1の実施形態においては、撮像中、常に、非同調回路として機能し、画像の再構成に用いるべきMR信号を受信しないコイルエレメント101が存在する。このため、第1の実施形態においては、このようなコイルエレメント101からの信号を画像の再構成に用いないようにする。
具体的には、画像再構成部22は、シーケンス制御部10から各チャンネルのMR信号データを取得する(ステップS101)。一方、制御部26は、撮像後(若しくは撮像中)に、第2経路501(固定バイアスライン)に流れる電流量をモニターしておく(ステップS102)。
LC並列共振回路201のPINダイオード301に流れる直流の電流量はそれぞれほぼ一定(例えば、i[A(アンペア)])になるので、第1経路401から第2経路501に切り替えた分だけ、電流量I[A]は増えると考えられる。すなわち、I[A]=i[A]×k(k=0,1,2,・・・)の関係式が成り立つ。
そこで、制御部26は、i[A]×k≦I[A]<i[A]×(k+1)の関係式にあてはまるkを算出し(ステップS103)、第2経路501に切り替えられたコイルエレメント101を判別する。すなわち、kを算出することで、第2経路501に切り替えられたコイルエレメント101の数が判明するので、外側に位置付けられる端のコイルエレメント101からその数分のコイルエレメント101までを、第2経路501に切り替えられたコイルエレメント101として判別する。
そして、制御部26は、ステップS103の結果から、第1経路401に接続されているコイルエレメント101(若しくはユニット)を1〜(N−k)までと判断し、これらのコイルエレメント101に対応するチャンネルの信号を画像の再構成に使用するよう、画像再構成部22を制御する(ステップS104)。
上述したように、第1の実施形態によれば、撮像部位に対して配置した際に周回によって重なり合うコイルエレメントのうち、撮像部位からみて外側のコイルエレメントのみ、非同調回路に切り替え可能な構成を有するので、単一の高周波コイルにおけるコイルエレメント同士の重なり合いから生じる電磁的干渉を容易に低減することができる。
例えば、スペーサーを挿入する必要がないので、ユーザの手間を軽減してスループットを向上することができ、また、スペーサーを挿入し忘れてSNRが低下してしまうおそれも回避することができる。SNRの低下は、必ずしもユーザが気付かない場合もあり、このような場合には画質の劣化にもつながっていた。この点、第1の実施形態によれば、ユーザの手間が軽減され、また、高周波コイル自体に切り替えの仕組みが備わっていることで、切り替えの操作が忘れずに行われる可能性も高くなる。結果として、SNRの低下を防ぎ、コイルエレメント同士の重なり合いに起因する画質劣化を最小限にすることができる。また、様々なサイズの高周波コイルを用意する必要もないので、経済的である。
また、バンド等を併用した仕組みによって、高周波コイル装着時に同時に切り替えの設定をできるようにすれば、ユーザの手間を更に軽減し、切り替え忘れを更に回避することができる。
なお、図6〜図8は、第1の実施形態の変形例に係る受信コイル8を説明するための図である。図2においては、各コイルエレメント101が、第1経路401とは別の第2経路501に接続可能に構成される例を示したが、実施形態はこれに限られるものではない。
例えば、図6に示すように、各コイルエレメント101に、もうひとつのLC並列共振回路701を接続し、PINダイオード301や固定バイアスからの電流を使用せずに、物理的な接触によってLC並列共振回路701のオン及びオフを制御してもよい。LC並列共振回路701がオンに制御されると、コイルエレメント101は非同調化される。かかる構成の場合、各コイルエレメント101に個別にLC並列共振回路701を設ければよいので、第2経路501を設ける手法に比較して、簡易に構成することができる。
また、例えば、図7に示すように、第1経路401と第2経路501とを切り替えるためのスイッチは、直列に配置するのではなく、各々独立に動作するように配置してもよい。
また、上述した第1の実施形態においては、制御部26が、PINダイオード301に流れる電流量をモニターし、モニターした電流量に基づいて、非同調回路に切り替えられたコイルエレメント101を特定する例を説明したが、実施形態はこれに限られるものではない。例えば、制御部26は、第2経路501の電圧をモニターし、モニターした電圧に基づいて、非同調回路に切り替えられたコイルエレメント101を特定してもよい。例えば、図8に示す受信コイル8は、スイッチ801を有する。このスイッチ801は、各コイルエレメント101が第2経路501側に接続されるように切り替えられる場合(図8において点線で示す)には、同時に、第1経路401側の回路が接地されるように切り替えられる(図8において点線で示す)。
例えば、制御部26は、図8に示す受信コイル8において、第2経路501(バイアスライン)の電圧をモニターすればよい。ここで、第2経路501(バイアスライン)は、定電流回路であると想定する。また、LC並列共振回路201のPINダイオード301をオンに制御するために必要な電流を第2経路501に流す場合に、第2経路501で観測される電圧を『V2』とする。また、電圧『V2』の最大値を『Vmax』とする。
第2経路501側に切り替えられているスイッチ801がひとつも無い場合、すなわち、コイルエレメント101同士の重なり合いが無い場合、第2経路501で観測される電圧は、最大値『Vmax』となる。一方、k番目のコイルエレメント101が第2経路501側に切り替えられている場合、第2経路501で観測される電圧は、V2=I×R×(N−k+1)となる。ここで、『R』は、ピンダイオード301ひとつあたりの抵抗であり、『N』は、コイルエレメント101の総数である。なお、実際には、チョークコイル等の抵抗も考慮される。例えば、『3』のコイルエレメント101から第2経路501側に切り替えられている場合、第2経路501で観測される電圧は、『3』、『4』及び『5』の3つのコイルエレメント101に電流I[A]を流すための電圧『V2』となる。
そこで、制御部26は、電圧『V2』が最大値『Vmax』の場合には、第2経路501に切り替えられたコイルエレメント101が無いと判別する。また、制御部26は、その他の場合には、V2=I×R×(N−k+1)の関係式にあてはまるkを算出し、第2経路501に切り替えられたコイルエレメント101を判別する。その後は、上述した第1の実施形態と同様であり、制御部26は、算出したkの結果から、第1経路401に接続されているコイルエレメント101を1〜(N−k)までと判断し、これらのコイルエレメント101に対応するチャンネルの信号を画像の再構成に使用するよう、画像再構成部22を制御する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係るMRI装置100は、第1の実施形態に係るMRI装置100と同様の構成を備える。第2の実施形態に係る受信コイル8も、全体的に、若しくは部分的に可撓性を有し、その曲げ方向が一様に決まっているものを想定する。更に、受信コイル8を被検体Pに密着させながら撮像部位を巻くように配置した際、内側に配置されるコイルエレメントは、通常同じコイルエレメントになることを想定する。もっとも、第2の実施形態に係る受信コイル8は、ノイズレベルの変化を検出することで、重なり合いを生じているコイルエレメント101を自動的に判定し、コイルエレメント101の非同調化を自動的に行う。
図9は、第2の実施形態に係る受信コイル8を説明するための図である。図9に示すように、第2の実施形態に係る受信コイル8は、各コイルエレメント101(若しくは、複数のコイルエレメント101から構成されるユニット)が、個別に、制御信号系の経路に接続される。これは、第2の実施形態においては、同調回路として動作するコイルエレメント101の数を、手動でなく自動的に増やしながらノイズレベルを測定する手法を用いるので、コイルエレメント101毎に個別に制御信号を送信する仕組みが必要となるからである。なお、図2に示したように、制御信号系がひとつにまとめられる場合には、個別に、機械的なスイッチを設けてもよい。
図10は、第2の実施形態における非同調化対象決定の処理手順を示す図である。また、図11は、第2の実施形態における非同調化対象決定の処理手順を説明するための図である。図10に示すように、まず、ユーザは、受信コイル8を被検体に装着させ、ユーザインタフェース上で、使用する受信コイル8の選択を行う(ステップS201)。
次に、制御部26は、まず、1〜nまでのコイルエレメント(若しくはユニット)に対して、通常の同調回路として動作するように制御信号を送信する(ステップS202)。n+1〜N(Nは最大数)までのコイルエレメント(若しくはユニット)は、非同調回路として動作させればよい。なお、初期値の「n」は、受信コイル8の曲げ半径上、他のコイルエレメント101と重なり合うことが物理的にほぼ不可能、若しくは、撮像部位からみて内側に位置付けられると考えられるコイルエレメント101に設定すればよい。例えば、図11において、コイルエレメント101「N1」から「N3」までが、どのような撮像部位に巻きつけたとしても、他のコイルエレメント101と重なり合わないとすると、初期値「n」は、「3」になる。また、この初期値「n」は、予め記憶部23に記憶しておけばよい。
そして、制御部26は、この状態で、重なり合いが生じ得るコイルエレメント101とは反対側の端のコイルエレメント101のノイズレベルN1(n)を測定し(ステップS203)、測定したノイズレベルN1(n)を記憶部23に格納する(ステップS204)。例えば、図11において、端のコイルエレメント101は、コイルエレメント101「N1」である。
続いて、制御部26は、nに1を加えた値をn´として(ステップS205)、1〜n´までのコイルエレメント101(若しくはユニット)に対して、通常の同調回路として動作するように制御信号を送信する(ステップS206)。すなわち、制御部26は、通常の同調回路として動作するコイルエレメント101を、1つずつ増やす。例えば、図11において、コイルエレメント101「N4」、「N5」、「N6」、「N7」の順に増やしていく。
そして、制御部26は、この状態で、再び、端の1番目のコイルエレメント101のノイズレベルN1(n´)を測定し(ステップS207)、ステップS204で記憶部23に格納されたノイズレベルN1(n)を用いて、N1(n´)/N1(n)を計算する(ステップS208)。
仮に、コイルエレメント101同士が重なり合い、電磁的干渉が発生すると、ノイズレベルは極端の大きくなり、N1(n´)/N1(n)の値も極端に大きくなると考えられる。そこで、制御部26は、予め定めた閾値と、N1(n´)/N1(n)の値とを比較する(ステップS209)。
N1(n´)/N1(n)の値が閾値未満の場合(ステップS209,No)、依然として、重なり合うコイルエレメント101が同調回路として動作していない状態であると考えられる。そこで、制御部26は、n´がコイルエレメント(若しくはユニット)の最大数「N」であるか否かを判断し(ステップS210)、最大数「N」でない場合には(ステップS210,No)、ステップS205の処理に戻る。そして、制御部26は、ステップS205からステップS209の処理を繰り返す。なお、n´が最大数「N」の場合には(ステップS210,Yes)、制御部26は、処理を終了する。例えば、コイルエレメント101に重なり合いが発生しなかった場合が考えられる。
一方、N1(n´)/N1(n)の値が閾値以上の場合(ステップS209,Yes)、重なり合うコイルエレメント101が、同調回路として動作した結果、電磁的干渉が発生した状態であると考えられる。そこで、制御部26は、そのときのn´以降のコイルエレメント101を全て非同調回路として動作させる制御信号を送信し、処理を終了する。
図12は、第2の実施形態における画像再構成の処理手順を示す図である。上述したように、第2の実施形態においても、撮像中、常に、非同調回路として機能し、画像の再構成に用いるべきMR信号を受信しないコイルエレメント101が存在する。このため、第2の実施形態においても、このようなコイルエレメント101からの信号を画像の再構成に用いないようにする。
具体的には、画像再構成部22は、シーケンス制御部10から各チャンネルのMR信号データを取得する(ステップS301)。一方、制御部26は、図10に示した処理によって決定されたコイルエレメント101の情報を、例えば記憶部23から取得し、同調回路として動作しているコイルエレメント101に対応するチャンネルを選定する(ステップS302)。そして、制御部26は、ステップS302において選定したチャンネルの信号を画像の再構成に使用するよう、画像再構成部22を制御する(ステップS303)。
上述したように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、撮像部位に対して配置した際に周回によって重なり合うコイルエレメントのうち、撮像部位からみて外側のコイルエレメントのみ、非同調回路に切り替え可能な構成を有するので、単一の高周波コイルにおけるコイルエレメント同士の重なり合いから生じる電磁的干渉を容易に低減することができる。また、第2の実施形態によれば、重なり合うコイルエレメントの判定から非同調回路への切り替えまで全て自動化することが可能であるので、手間の軽減や切り替えのし忘れも防止することができる。
なお、非同調化対象決定の処理手順は、位置決め画像撮像や感度マップ撮像等のプリスキャンに先立って実行することができる。位置決め画像撮像や感度マップ撮像における各コイルエレメントのオン/オフが、位置決め画像撮像や感度マップ撮像に先立って決定される。例えば、制御部26は、上述したように、ユーザインタフェース上でユーザによって撮像に用いる受信コイル8の選択が受け付けられたこと(上述したステップS201)をトリガーとして、非同調化対象決定の処理手順を行うことができる。また、例えば、制御部26は、最初のスキャンである位置決め画像撮像のスタートボタンが押下されたことをトリガーとして、この位置決め画像撮像に先立って、非同調化対象決定の処理手順を行うことができる。非同調化対象を決定する目的専用のプリスキャンの実行は、不要である。
(その他の実施形態)
なお、実施形態は、上述した実施形態に限られるものではない。例えば、上述した実施形態においては、高周波コイルとして受信コイル8を想定したが、実施形態はこれに限られるものではない。例えば、高周波コイルは、受信機能のみならず、送信機能を併せて有する送受信兼用のものでもよい。また、上述した実施形態において、受信コイル8は、曲げ方向が一様に決まっているものを想定し、更に、内側に配置されるコイルエレメントが通常同じコイルエレメントになることを想定したが、これに限られるものではない。
また、上述した実施形態においては、重なり合うコイルエレメントのうち撮像部位からみて外側のコイルエレメントを非同調回路に切り替える例を説明した。一般に、被検体に近いコイルエレメントで受信されたMR信号データを用いて画像を再構成する方が、SNRが向上すると考えられるからである。もっとも、実施形態はこれに限られるものではなく、内側のコイルエレメントを非同調回路に切り替えてもよい。
以上述べた少なくとも一つの実施形態の高周波コイル及び磁気共鳴イメージング装置によれば、単一の高周波コイルにおけるコイルエレメント同士の重なり合いから生じる電磁的干渉を容易に低減することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 MRI装置
8 受信コイル
101 コイルエレメント
201 LC並列共振回路
301 PINダイオード

Claims (11)

  1. 複数のコイルエレメントを備え、
    撮像部位に対して配置した際に周回によって重なり合うコイルエレメントのうち、一方のコイルエレメントを、所定周波数で共振する同調回路から、前記所定周波数で共振しない非同調回路に切り替え可能であることを特徴とする高周波コイル。
  2. 前記重なり合うコイルエレメントのうち、前記撮像部位からみて外側のコイルエレメントを非同調回路に切り替え可能であることを特徴とする請求項1に記載の高周波コイル。
  3. 各コイルエレメントは、インダクタンス、キャパシタンス、及びPINダイオードを有する並列共振回路を備え、
    前記PINダイオードのオン及びオフを制御することで、各コイルエレメントを、同調回路から非同調回路に切り替え可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の高周波コイル。
  4. 各コイルエレメントは、高周波パルスの送受信タイミングに合わせてPINダイオードのオン及びオフを制御する制御信号を受信するための第1経路と、第1経路とは異なる第2経路とに選択的に接続可能であり、前記第1経路から前記第2経路に選択的に接続されて、前記PINダイオードをオンに制御するために必要な電流の供給を受けることで、同調回路から非同調回路に切り替えられることを特徴とする請求項3に記載の高周波コイル。
  5. 少なくともひとつのコイルエレメントは、前記第1経路から前記第2経路への接続の切り替えを操作可能なスイッチを備えることを特徴とする請求項4に記載の高周波コイル。
  6. 前記複数のコイルエレメントのうち、前記高周波コイルの曲げ半径上、他のコイルエレメントと重なり合いを生じ得る位置のコイルエレメントに、前記スイッチを備えることを特徴とする請求項5に記載の高周波コイル。
  7. 複数のコイルエレメントを有し、撮像部位に対して配置した際に周回によって重なり合うコイルエレメントのうち、一方のコイルエレメントを、所定周波数で共振する同調回路から、前記所定周波数で共振しない非同調回路に切り替え可能な高周波コイルと、
    制御部とを備え、
    各コイルエレメントは、インダクタンス、キャパシタンス、及びPINダイオードを有する並列共振回路を備え、高周波パルスの送受信タイミングに合わせてPINダイオードのオン及びオフを制御する制御信号を受信するための第1経路と、第1経路とは異なる第2経路とに選択的に接続可能であり、前記第1経路から前記第2経路に選択的に接続されて、PINダイオードをオンに制御するために必要な電流の供給を受けることで、同調回路から非同調回路に切り替えられ、
    前記制御部は、前記第2経路に流れる電流量又は電圧をモニターし、モニターした電流量又は電圧に基づいて、非同調回路に切り替えられたコイルエレメントを特定し、同調回路として動作中のコイルエレメントからの信号を用いて画像を再構成することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  8. 複数のコイルエレメントを有し、撮像部位に対して配置した際に周回によって重なり合うコイルエレメントのうち、一方のコイルエレメントを、所定周波数で共振する同調回路から、前記所定周波数で共振しない非同調回路に切り替え可能な高周波コイルと、
    制御部とを備え、
    前記制御部は、重なり合いを生じたコイルエレメントを判定し、判定の結果に基づいて、重なり合うコイルエレメントのうち、一方のコイルエレメントを、非同調回路に切り替えることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  9. 前記制御部は、コイルエレメントのノイズレベルを測定することで、重なり合いを生じたコイルエレメントを判定することを特徴とする請求項8に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  10. 前記制御部は、前記複数のコイルエレメントのうち、端に位置付けられるコイルエレメントのノイズレベルを測定することで、重なり合いを生じたコイルエレメントを判定することを特徴とする請求項9に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  11. 前記制御部は、同調回路として動作中のコイルエレメントからの信号を用いて画像を再構成することを特徴とする請求項8〜10のいずれかひとつに記載の磁気共鳴イメージング装置。
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