JP2014094110A - 遊技機の基板ケースユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】不正行為を容易に発見することが可能な遊技機の基板ケースユニットを提供する。
【解決手段】サブ制御基板ケース560と画像制御基板ケース520とを備えた基板ケースユニット510において、サブ制御基板ケース560と画像制御基板ケース520との上方の側部に跨って設けられ、サブ制御基板ケース560を画像制御基板ケース520の背面側に揺動自在に連結する連結機構600と、サブ制御基板ケース560と画像制御基板ケース520との下方の側部に跨って設けられ、サブ制御基板ケース560が画像制御基板ケース520に対して略平行に重なる平行位置およびサブ制御基板ケース560が前記平行位置から揺動して画像制御基板ケース520に対し傾斜する傾斜位置において、サブ制御基板ケース560を画像制御基板ケース520に対して固定保持可能なケース保持機650とが設けられている。
【選択図】図20

Description

本発明は、スロットマシン等の遊技機に用いられる基板ケースユニットに関する。
スロットマシン等の遊技機には、各種制御基板が収容された基板ケースが取り付けられている(例えば、特許文献1および特許文献2を参照)。例えば、スロットマシンの前面扉の背面側には、画像表示装置の作動を制御する画像制御基板が収容された画像制御基板ケースや、画像表示装置で表示される演出態様を決定する演出制御基板が収容された演出制御基板ケースが取り付けられている。
特開2010−240066号公報 特開平11−76569号公報
近年、画像制御基板ケースと演出制御基板ケースとの間隙部に、不正行為を行うための部品が取り付けられる事態が増加しつつある。これに対し、前面扉を開けた状態で、画像制御基板ケースと演出制御基板ケースとの間隙部を視認して異常の有無を確認する方法が考えられる。しかしながら、従来の構成では、演出制御基板ケースが画像制御基板ケースに対して平行に重なって取り付けられていたため、画像制御基板ケースと演出制御基板ケースとの間隙部を視認するのが難しかった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、不正行為を容易に発見することが可能な遊技機の基板ケースユニットを提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明に係る遊技機の基板ケースユニットは、前方に開口を有する箱状に形成された本体部材と、前記本体部材に対して前記開口を開閉可能に取り付けられた開閉部材と、前記開閉部材の前面側に設けられた画像表示装置とを備えた遊技機の基板ケースユニットであって、前記画像表示装置で表示される演出態様を決定する演出制御基板が収容された演出制御基板ケースと、前記演出態様に応じた前記画像表示装置の作動を制御する画像制御基板が収容され、前記演出制御基板ケースとともに前記開閉部材の背面側に取り付けられて、前記開閉部材が前記開口を閉じた状態で前記演出制御基板ケースとともに前記本体部材の内部に位置する画像制御基板ケースと、前記演出制御基板ケースと前記画像制御基板ケースとの一方の側部に跨って設けられ、前記演出制御基板ケースを前記画像制御基板ケースの背面側に揺動自在に連結する連結機構と、前記演出制御基板ケースと前記画像制御基板ケースとの他方の側部に跨って設けられ、前記演出制御基板ケースが前記画像制御基板ケースに対して略平行に重なる平行位置および前記演出制御基板ケースが前記平行位置から揺動して前記画像制御基板ケースに対し傾斜する傾斜位置において、前記演出制御基板ケースを前記画像制御基板ケースに対して固定保持可能なケース保持機構とを備えている。
本発明によれば、不正行為を容易に発見することができる。
スロットマシンの前面扉を示す分解斜視図である。 スロットマシンの内部構造を示す正面図である。 スロットマシンの前面扉を示す背面図である。 右フィーバーランプを前方から見た分解斜視図である。 右フィーバーランプを後方から見た分解斜視図である。 ランプベースを前方から見た斜視図である。 透光部材を後方から見た斜視図である。 右フィーバーランプの側断面図である。 右フィーバーランプが前面扉に取り付けられた状態を示す側断面図である。 前面扉の右上部を示す平断面図である。 前面扉の上部を分解した斜視図である。 前面扉の右上部を示す側断面図である。 (a)(b)ともに前面扉の右上部を示す斜視図である。 前面扉の下部を分解した斜視図である。 前面扉の右下部を示す側断面図である。 前面扉から演出表示装置を取り外した状態を示す分解斜視図である。 演出表示装置の分解斜視図である。 演出表示装置の分解斜視図である。 (a)は演出表示装置の平断面図であり、(b)は演出表示装置の側面図である。 基板ケースユニットの斜視図である。 基板ケースユニットの側面図である。 基板ケースユニットの背面図である。 基板ケースユニットの平面図である。 (a)は演出制御基板ケースが画像制御基板ケースの背面側に平行に重なった状態を示す斜視図であり、(b)は演出制御基板ケースが画像制御基板ケースの背面側に平行に重なった状態を示す側面図である。 画像制御基板ケースを前方から見た分解斜視図である。 画像制御基板ケースを後方から見た分解斜視図である。 演出制御基板ケースを後方から見た分解斜視図である。 (a)は基板ケースユニットにおいて軸カバー部材を取り外した状態を示す部分拡大図であり、(b)は基板ケースユニットにおいて軸カバー部材を取り付けた状態を示す部分拡大図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、図1〜図3を参照しながら、遊技機の実施形態としてスロットマシンSMの概要について説明する。なお、本実施形態において、図1の各矢印で示す方向をそれぞれ、上下方向、前後方向、左右方向として説明する。スロットマシンSMは、図2に示す箱状の基体部10と、図1に示す前面扉20とを主体に構成される。基体部10は前方に開口10aを有する箱状に形成され、基体部10の前部に前面扉20が取り付けられる。前面扉20は、不図示のヒンジ機構を用いて基体部10の左前部に枢支され、基体部10の開口10aを揺動開閉可能に構成される。
図2に示すように、基体部10の内部中央には、3つのリール12a,12b,12cを備えるリールユニット11が設けられ、前面扉20に設けられたリール表示窓22を通して3つのリール12a,12b,12cに描かれている図柄を視認することができるようになっている。基体部10の内部下側には、スロットマシンSMに搭載された種々の装置に電源を供給する電源ユニット13や、メダルを貯留しておくホッパーを備えるメダル払出装置14が設けられている。基体部10内の内部上側には、スロットマシンSMで行われる遊技を全体的に制御するメイン制御装置15が設けられている。
図1に示すように、前面扉20には前面枠21が形成されており、前面枠21の略中央部にリール表示窓22が形成されている。前面扉20の前面側中央には、リール表示窓22の下方に位置して操作パネル23が設けられている。操作パネル23の前面側には、スタートスイッチ24、および3つのストップスイッチ25a,25b,25cが設けられている。操作パネル23の上面側には、各種ベットスイッチ26、各種演出操作スイッチ27、およびメダル投入口28が設けられている。また、前面扉20の前面側中央には、リール表示窓22の左方に位置して演出表示装置400が設けられている。
前面扉20の前面側上部には、所定の演出画像を表示する画像表示装置30、および左右のフィーバーランプ100,200が設けられている。前面扉20の前面側下部には、疑似スピーカーユニット300、およびメダル払出装置14から払い出されたメダルが貯留される受け皿34が設けられている。
前面扉20が基体部10の開口10aを閉じた状態では、前面扉20の背面側が基体部10の内部側に位置する。この前面扉20の背面側には、制御ユニット500、左右の上部スピーカーユニット40,45、左右のサブスピーカーユニット50,55、および左右の下部スピーカーユニット60,65が設けられている。
次に、前面扉20の前面側上部に設けられた左右のフィーバーランプ100,200について、図4〜図10を参照しながら説明する。なお、左右のフィーバーランプ100,200は同様の構成であるため、左フィーバーランプ100の詳細な説明を省略し、右フィーバーランプ200について詳細な説明を行う。右フィーバーランプ200は、図4および図5に示すように、ランプ基板210と、ランプハウスブラケット220と、透光部材230と、インナーカバー240と、アウターカバー250とを有して構成される。
図4に示すように、ランプ基板210の表面側(前面側)には、透光部材230の第1透光部231を介して発光する複数の第1電飾用LED211,211,…と、透光部材230の第2透光部233a〜233cを介して発光する複数の第2電飾用LED212,212,…と、右上部スピーカーユニット45の前方を照明するためのスピーカー照明用LED219とが設けられている。ランプ基板210は、サブ制御ユニット500のサブ制御基板506(詳細は後述)と電気的に接続され、サブ制御基板506から出力されたランプ制御信号に基づいて、各LED211,212,219の発光制御を行う。第1電飾用LED211、第2電飾用LED212、およびスピーカー照明用LED219として、例えばマルチカラーLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)が用いられる。また、ランプ基板210には、図5に示すように、複数のボス穴213,213,…がランプ基板210を貫通して形成されている。また、ランプ基板210の裏面側(背面側)には、第1電飾用LED211、第2電飾用LED212、およびスピーカー照明用LED219以外の各種回路部品214,214,…が設けられている。
ランプハウスブラケット220は、有色樹脂材料を用いて、図4および図5に示すように開口を有する箱形に形成され、ランプ基板210に対して略平行に延びる底板部221と、底板部221の外周部から略直角に延びる外壁部225とを有している。図5に示すように、底板部221の背面側には、ランプ基板210の複数のボス穴213,213,…にそれぞれ嵌合する複数のボス部224,224,…が設けられている。底板部221の各ボス部224,224,…をそれぞれランプ基板210のボス穴213,213,…に嵌合させて、ネジ等の固定部材(図示せず)によりランプ基板210を各ボス部224,224,…に取り付け固定することで、底板部221および外壁部225の後部によりランプ基板210の表面が覆われた状態で、ランプ基板210がランプハウスブラケット220(底板部221)の背面側に取り付けられる。
図5および図6に示すように、底板部221には、第1電飾用LED211をランプハウスブラケット220内のランプ空間Sに露出させる第1露出穴222が複数形成されている。また、底板部221の左側、右側、および下側には、ランプ基板210の左側、右側、および下側にそれぞれ設けられた第2電飾用LED212をランプハウスブラケット220内のランプ空間Sに露出させる左側第2露出穴223a、右側第2露出穴223b、および下側第2露出穴223cが形成されている。底板部221における外壁部225の近傍には、インナーカバー240の内側係止片241を挿通させる穴部を有し、該穴部に挿通された内側係止片241が係止可能な内側係止部226が複数形成されている。
外壁部225は、図6に示すように、底板部221とともにランプ基板210の前方を囲んで、ランプハウスブラケット220の内部空間としてランプ空間Sを形成する。このランプ空間S内において、底板部221における左側第2露出穴223aの周辺部に、底板部221の前面から略直角(前方)に延びる左側内壁部228aが左側第2露出穴223aを囲むように形成される。底板部221における右側第2露出穴223bの周辺部には、左側内壁部228aと同様に右側内壁部228bが形成される。底板部221における下側第2露出穴223cの周辺部には、左側内壁部228aと同様に下側内壁部228cが形成される。
外壁部225の外壁面には、アウターカバー250の外側係止片251が係止可能な突起状の外側係止部227が複数形成されている。なお、外壁部225には、ネジ等の固定部材(図示せず)により右フィーバーランプ200を前面扉20に取り付け固定するための取付ボス225aが背面側に延びて形成されている。また、外壁部225の下部には、右フィーバーランプ200を前面扉20に仮固定するための下部係止片225bが背面側に延びて形成されている。また、ランプハウスブラケット220の下部には、スピーカー照明用LED219をランプ空間Sの外下方に露出させるスピーカー照明用開口部229が底板部221と外壁部225とに跨って形成されている。
透光部材230は、透明若しくは半透明の樹脂材料を用いて、図4および図5に示すように凹凸を有する板状に形成され、ランプハウスブラケット220のランプ空間S内に収容される。また、透光部材230は、ランプ空間S内においてランプ基板210と略平行な板状に形成された第1透光部231と、ランプ空間S内において第2電飾用LED212の光軸方向(前後方向)に延びる柱状に形成された3つの第2透光部233a〜233cと、第1透光部231の外周部から略直角に(後方に)延びる支持リブ235とを有している。
第1透光部231は、第1電飾用LED211から射出された光を透過させる。第1透光部231の表面(前面)には、第1電飾用LED211からの光を拡散させる微細な凹凸を有した拡散面232が形成される。また、第1透光部231は、図8〜図10に示すように、透光部材230の外周部に設けられた支持リブ235により、ランプ空間S内においてランプ基板210(およびランプハウスブラケット220の底板部221)に対し所定間隔をおいて略平行になるように支持される。なお、支持リブ235には、図7に示すように、インナーカバー240の内側係止片241を通すための逃げ溝236が複数形成されている。
左側第2透光部233aは、図4および図5に示すように、第1透光部231の左側に前後に突出して形成され、ランプ基板210の左側の第2電飾用LED212から射出された光を透過させる。図8および図9に示すように、左側第2透光部233aの前部は、第1透光部231の表面(前面)から突出してインナーカバー240まで延伸し、インナーカバー240の左側抜き穴部242aに挿通されるようになっている。一方、左側第2透光部233aの後部は、第1透光部231の裏面(背面)から突出して第2電飾用LED212の近傍まで延伸し、左側内壁部228aの内側に挿入されるようになっている。また、図7に示すように、第2電飾用LED212と対向する左側第2透光部233aの後端面には、溝部234aが形成されている。
右側第2透光部233bは、図4および図5に示すように、第1透光部231の右側に前後に突出して形成され、ランプ基板210の右側の第2電飾用LED212から射出された光を透過させる。図8および図9に示すように、右側第2透光部233bの前部は、第1透光部231の表面(前面)から突出してインナーカバー240まで延伸し、インナーカバー240の右側抜き穴部242bに挿通されるようになっている。右側第2透光部233bの後部は、第1透光部231の裏面(背面)から突出して第2電飾用LED212の近傍まで延伸し、右側内壁部228bの内側に挿入されるようになっている。また、図7に示すように、第2電飾用LED212と対向する右側第2透光部233bの後端面には、溝部234bが形成されている。
下側第2透光部233cは、図4および図5に示すように、第1透光部231の下側に前後に突出して形成され、ランプ基板210の下側の第2電飾用LED212から射出された光を透過させる。図8および図9に示すように、下側第2透光部233cの前部は、第1透光部231の表面(前面)から突出してインナーカバー240まで延伸し、インナーカバー240の下側抜き穴部242cに挿通されるようになっている。下側第2透光部233cの後部は、第1透光部231の裏面(背面)から突出して第2電飾用LED212の近傍まで延伸し、下側内壁部228cの内側に挿入されるようになっている。また、図7に示すように、第2電飾用LED212と対向する下側第2透光部233cの後端面には、溝部234cが形成されている。
図4および図5に示すように、インナーカバー240は、有色半透明の樹脂材料を用いてランプハウスブラケット220におけるランプ空間Sの前方を覆う蓋状に形成され、前面側に所定の装飾が施されている。インナーカバー240の外周部には、ランプハウスブラケット220の内側係止部226に係止可能な内側係止片241が複数形成される。インナーカバー240の各内側係止片241,241,…をそれぞれランプハウスブラケット220の内側係止部226,226,…に係止させることで、図8および図9に示すように、インナーカバー240がランプ空間Sの前方を覆ってランプハウスブラケット220に取り付けられる。インナーカバー240の左側には、左側第2透光部233aの前部が挿通される左側抜き穴部242aが形成される。インナーカバー240の右側には、右側第2透光部233bの前部が挿通される右側抜き穴部242bが形成される。インナーカバー240の下側には、下側第2透光部233cの前部が挿通される下側抜き穴部242cが形成される。
図4および図5に示すように、アウターカバー250は、透明の樹脂材料を用いてランプハウスブラケット220およびインナーカバー240の前方を覆う蓋状に形成される。アウターカバー250の外周部には、ランプハウスブラケット220の外側係止部227に係止可能な外側係止片251が複数形成される。アウターカバー250の各外側係止片251,251,…をそれぞれランプハウスブラケット220の外側係止部227,227,…に係止させることで、図8および図9に示すように、アウターカバー250がインナーカバー240の前方を覆ってランプハウスブラケット220に取り付けられる。
以上のように構成される右フィーバーランプ200を組み立てるには、まず、ランプハウスブラケット220の各ボス部224,224,…をそれぞれランプ基板210のボス穴213,213,…に嵌合させて、ネジ等の固定部材(図示せず)によりランプ基板210を各ボス部224,224,…に取り付け固定する。これにより、ランプハウスブラケット220の底板部221および外壁部225の後部によりランプ基板210の表面(前面)が覆われた状態で、ランプ基板210がランプハウスブラケット220(底板部221)の背面側に取り付けられる。
次に、透光部材230をランプハウスブラケット220のランプ空間S内に収容する。なおこのとき、透光部材230の左側第2透光部233a、右側第2透光部233b、および下側第2透光部233cの後部をそれぞれ、ランプハウスブラケット220の左側内壁部228a、右側内壁部228b、および下側内壁部228cの内側に挿入する。次に、インナーカバー240の各内側係止片241,241,…をそれぞれランプハウスブラケット220の内側係止部226,226,…に係止させる。これにより、インナーカバー240がランプ空間Sの前方を覆ってランプハウスブラケット220に取り付けられる。次に、アウターカバー250の各外側係止片251,251,…をランプハウスブラケット220の外側係止部227,227,…に係止させる。これにより、アウターカバー250がインナーカバー240の前方を覆ってランプハウスブラケット220に取り付けられる。
このようにして、ランプ基板210を有する右フィーバーランプ200が組み立てられる。そして、右フィーバーランプ200を前面扉20の右上部に前方から差し込んで、ネジ等の固定部材(図示せず)により前面扉20の背面側から右フィーバーランプ200を前面扉20に対して固定することで、前面扉20の右上部に右フィーバーランプ200が取り付けられる。
従来のフィーバーランプは、前面扉に凹設された基板取付部にランプ基板が取り付けられ、当該ランプ基板を覆うように透光部材が前面扉に取り付けられる構成となっている。そのため、従来の遊技機では、フィーバーランプを前面扉に取り付ける際、ランプ基板と透光部材とを取り付けるごとに前面扉の向きを変える必要があり、遊技機の組立工数が増える一因となっている。
これに対し、本実施形態によれば、ランプハウスブラケット220における底板部221の背面側にランプ基板210が取り付けられ、底板部221の前方に形成されたランプ空間S内に透光部材230が収容されるため、ランプ基板210を含めて右フィーバーランプ200をユニット化することが可能になる。これにより、右フィーバーランプ200を前面扉20の右上部に容易に取り付けることができるので、前面扉20の組立工程と分けて、右フィーバーランプ200の組立工程を進められることから、前面扉20の組立工数すなわちスロットマシンSMの組立工数を低減させることが可能になり、スロットマシンSMの製造コストを低減させることができる。
なお、左フィーバーランプ100は右フィーバーランプ200と同様の構成である。そのため、右フィーバーランプ200と同様に、左フィーバーランプ100を前面扉20の左上部に容易に取り付けることができるので、前面扉20の組立工程と分けて、左フィーバーランプ100の組立工程を進められることから、前面扉20の組立工数すなわちスロットマシンSMの組立工数をより低減させることが可能になり、スロットマシンSMの製造コストをより低減させることができる。
右フィーバーランプ200のランプ基板210は、サブ制御ユニット500のサブ制御基板506から出力されたランプ制御信号に基づいて、各LED211,212,219の発光制御を行う。第1電飾用LED211が点灯すると、第1電飾用LED211から射出された光は、透光部材230の第1透光部231を透過し、第1透光部231の拡散面232で拡散されてインナーカバー240およびアウターカバー250を透過する。そのため、各第1電飾用LED211,211,…の点灯により、右フィーバーランプ200の前面から全体的に均一な光を発光させることができる。
第2電飾用LED212が点灯すると、ランプ基板210の左側の第2電飾用LED212から射出された光は、透光部材230の左側第2透光部233aを透過し、左側第2透光部233aの前端部から射出されてアウターカバー250の左部分を透過する。ランプ基板210の右側の第2電飾用LED212から射出された光は、透光部材230の右側第2透光部233bを透過し、右側第2透光部233bの前端部から射出されてアウターカバー250の右部分を透過する。ランプ基板210の下側の第2電飾用LED212から射出された光は、透光部材230の下側第2透光部233cを透過し、下側第2透光部233cの前端部から射出されてアウターカバー250の下部分を透過する。
なおこのとき、左側第2透光部233a、右側第2透光部233b、および下側第2透光部233cの後部は、ランプハウスブラケット220の左側内壁部228a、右側内壁部228b、および下側内壁部228cの内側にそれぞれ挿入されているため、各第1電飾用LED211,211,…から射出された光が直接、左側第2透光部233a、右側第2透光部233b、および下側第2透光部233cに入射することはない。そのため、各第2電飾用LED212,212,…の点灯により、右フィーバーランプ200の前面における左部分、右部分、および下部分の一部の領域から、他の全体的な領域と趣の異なる鮮明な光(例えば、白色光)を発光させることができる。
このように、本実施形態によれば、透光部材230の第1透光部231は、拡散面232を有している。また、透光部材230の左側第2透光部233a、右側第2透光部233b、および下側第2透光部233cの前部は、第1透光部231の前面から突出してインナーカバー240まで延伸し、左側第2透光部233a、右側第2透光部233b、および下側第2透光部233cの後部は、第1透光部231の背面から突出して各第2電飾用LED212,212,…の近傍まで延伸しランプハウスブラケット220の左側内壁部228a、右側内壁部228b、および下側内壁部228cの内側にそれぞれ挿入される。これにより、各第1電飾用LED211,211,…から射出された光が直接、左側第2透光部233a、右側第2透光部233b、および下側第2透光部233cに入射することはない。そのため、簡便な構成で、異なる色の光を同時に明瞭に発光させることができる。また、拡散面232が形成された第1透光部231の背面側に、左側内壁部228a、右側内壁部228b、および下側内壁部228cが配置されるため、左側内壁部228a、右側内壁部228b、および下側内壁部228cによる影が外部から視認されることはなく、異なる色の光をきれいに発光させることができる。
また、左側第2透光部233a、右側第2透光部233b、および下側第2透光部233cの後端面にそれぞれ溝部234a〜234cが形成されていることで、前方から各第2透光部233a,233b,233cを介して各第2電飾用LED212,212,…が視認されにくくなり、右フィーバーランプ200の装飾性を向上させることができる。
また、左側第2透光部233a、右側第2透光部233b、および下側第2透光部233cの前部がそれぞれ、インナーカバー240まで延伸して左側抜き穴部242a、右側抜き穴部242b、および下側抜き穴部242cに挿通されることで、第1透光部231を透過する光はインナーカバー240を透過し、左側第2透光部233a、右側第2透光部233b、および下側第2透光部233cを透過する光はインナーカバー240を透過しないため、簡便な構成でより確実に、異なる色の光を同時に明瞭に発光させることができる。
また、第1電飾用LED211および第2電飾用LED212として発光ダイオードが用いられることで、第1電飾用LED211から射出された光は第1透光部231の拡散面232で拡散光となり、第2電飾用LED212から射出された光はそのまま指向性の高い光として各第2透光部233a〜233cを透過するため、異なる色の光を明瞭に区別して発光させることができる。
なお、左フィーバーランプ100は右フィーバーランプ200と同様の構成である。そのため、左フィーバーランプ100についても、上述した右フィーバーランプ200と同様の効果を得ることができる。
ところで、右フィーバーランプ200のスピーカー照明用LED219が点灯すると、右上部スピーカーユニット45の前方が照明されるようになっている。そこで、左右の上部スピーカーユニット40,45の取付構造について、図11〜図13を参照しながら説明する。左右の上部スピーカーユニット40,45は、図11に示すように、矩形枠状に形成されたスピーカー取付枠41を利用して、ネジ等の固定部材(図示せず)により前面扉20の上部背面側に取り付け固定される。
前面扉20の左上部における左フィーバーランプ100の下方には、左上部スピーカーユニット40の前部の振動板を前面扉20の前方に露出させる円形状の左上部スピーカー穴42が形成される。この左上部スピーカー穴42には、左上部フロントカバー160および左上部サイドカバー165が取り付けられる。前面扉20の右上部における右フィーバーランプ200の下方には、右上部スピーカーユニット45の前部の振動板を前面扉20の前方に露出させる円形状の右上部スピーカー穴47が形成される。この右上部スピーカー穴47には、右上部フロントカバー260および右上部サイドカバー265が取り付けられる。
右上部フロントカバー260は、複数の穴部を有する円盤状に形成され、右上部サイドカバー265の前方開口部を覆うようにして、右上部サイドカバー265の前部に取り付けられる。右上部サイドカバー265は、前面扉20の右上部スピーカー穴47の形状に合わせて前後に開口した筒状に形成され、図12に示すように、右上部フロントカバー260とともに右上部スピーカー穴47の内壁部に前面扉20の背面側から取り付けられる。これにより、右上部フロントカバー260によって右上部スピーカー穴47の前部が覆われる。右上部サイドカバー265の上部には、スピーカー照明用LED219からの光を右上部サイドカバー265の内側に導く光導入口266が形成される。また、図13にも示すように、右上部スピーカー穴47の上壁部には、右フィーバーランプ200(ランプハウスブラケット220)のスピーカー照明用開口部229と右上部サイドカバー265の光導入口266とを連通させる光通過穴48が形成される。
これにより、右フィーバーランプ200のスピーカー照明用LED219が点灯すると、スピーカー照明用LED219から射出された光は、図12に示すように、ランプハウスブラケット220のスピーカー照明用開口部229、右上部スピーカー穴47の光通過穴48、および右上部サイドカバー265の光導入口266を通過し、右上部サイドカバー265の内周面に照射される。右上部サイドカバー265の内周面に照射された光の一部は、右上部サイドカバー265の前方に反射して右上部フロントカバー260を通り、遊技者の眼の位置に到達する。このとき遊技者には、あたかも右上部スピーカーユニット45から発光しているように視認される。
従来の遊技機には、スピーカーユニットに演出用のランプが設けられたものがある。しかしながら、スピーカーユニットの振動板より背面側に演出用のランプを設ける場合、振動板を透明部材で構成する必要があり、一般的な振動板(コーン紙等)を使用することができない。また、スピーカーユニットの振動板より前面側に演出用のランプを設ける場合、ランプ基板がスピーカーユニットの前方を塞がないように、構造が複雑で自由度の少ない構成となる。
これに対し、本実施形態によれば、前面扉20における右上部スピーカー穴47の上壁部に、右フィーバーランプ200(ランプハウスブラケット220)のスピーカー照明用開口部229と右上部サイドカバー265の光導入口266とを連通させる光通過穴48が形成されるため、右フィーバーランプ200のスピーカー照明用LED219から射出された光は、スピーカー照明用開口部229、光通過穴48、および光導入口266を通過し、右上部サイドカバー265の内周面に照射される。これにより、右上部スピーカーユニット45に演出用のランプを設ける必要がなく、簡便な構成で、光と音を組み合わせたより高度な演出を行うことができる。また、右上部スピーカーユニット45に演出用のランプを設ける必要がないため、ランプ基板等が右上部スピーカーユニット45の前方を塞ぐことがないことから、音質の低下を招くことなく、右上部スピーカーユニット45の前方を照明することができる。
なお、左上部フロントカバー160および左上部サイドカバー165は、右上部フロントカバー260および右上部サイドカバー265と同様の構成であるため、詳細な説明を省略する。すなわち、前面扉20における左上部スピーカー穴42の上壁部に、左フィーバーランプ100のスピーカー照明用開口部(図示せず)と左上部サイドカバー165の光導入口(図示せず)とを連通させる光通過穴(図示せず)が形成される。これにより、左フィーバーランプ100のスピーカー照明用LED(図示せず)から射出された光は、右フィーバーランプ200のスピーカー照明用LED219と同様に、左上部サイドカバー165の内周面に照射される。左上部サイドカバー165の内周面に照射された光の一部は、左上部サイドカバー165の前方に反射して左上部フロントカバー160を通り、遊技者の眼の位置に到達する。このとき遊技者には、あたかも左上部スピーカーユニット40から発光しているように視認される。そのため、右上部スピーカーユニット45と同様の効果を得ることができる。
次に、前面扉20の前面側右下部に設けられた疑似スピーカーユニット300について、図14〜図15を参照しながら説明する。図14に示すように、疑似スピーカーユニット300は、スピーカー型装飾部材310と、疑似スピーカー照明基板320と、キャップ部材330と、カバー部材340とを有して構成される。
スピーカー型装飾部材310は、有色の樹脂材料を用いて円盤状に形成され、ネジ等の固定部材(図示せず)により、前面扉20の前面側右下部に形成された疑似スピーカー取付部68に取り付け固定される。スピーカー型装飾部材310は、スピーカーのコーン型振動板の前面形状を模して形成された疑似スピーカー部311と、疑似スピーカー部311の外周部から略直角に(後方に)延びる支持リブ313とを有している。疑似スピーカー部311は、疑似スピーカー部311の外周部に設けられた支持リブ313により、図15に示すように、疑似スピーカー取付部68の底面(前面)に対して略平行に支持される。疑似スピーカー部311の中央部には、疑似スピーカー照明基板320およびキャップ部材330を支持する突起状のランプ支持部312が形成される。図14に示すように、支持リブ313には、スピーカー型装飾部材310を前面扉20の疑似スピーカー取付部68に仮固定するための疑似スピーカー係止片314が背面側に延びて複数形成されている。また、支持リブ313には、カバー部材340のカバー係止片341が係止可能な突起状のカバー係止部315が複数形成されている。
図14に示すように、疑似スピーカー照明基板320は、正八角形の板状に形成されて、ネジ等の固定部材(図示せず)により、スピーカー型装飾部材310のランプ支持部312に取り付け固定される。疑似スピーカー照明基板320の表面側(背面側)には、疑似スピーカー部311の外周部内側と対向する8個の疑似スピーカー照明用LED321,321,…が、疑似スピーカー照明基板320における正八角形の辺部に沿って1個ずつ設けられている。疑似スピーカー照明基板320は、サブ制御ユニット500のサブ制御基板506(詳細は後述)と電気的に接続され、サブ制御基板506から出力されたランプ制御信号に基づいて、疑似スピーカー照明用LED321の発光制御を行う。疑似スピーカー照明用LED321として、例えば単色の(例えば、青色の)LEDが用いられる。
キャップ部材330は、有色の樹脂材料を用いてスピーカーキャップの形状を模した円板状に形成され、疑似スピーカー照明基板320の裏面側(前面側)を覆うようにして疑似スピーカー照明基板320に取り付けられる。すなわち、図15に示すように、8個の疑似スピーカー照明用LED321,321,…はそれぞれ、疑似スピーカー部311の外周部内側に向けて露出するようになっている。
カバー部材340は、透明の樹脂材料を用いて、スピーカー型装飾部材310、疑似スピーカー照明基板320、およびキャップ部材330の前方を覆う蓋状に形成される。カバー部材340の外周部には、スピーカー型装飾部材310のカバー係止部315に係止可能なカバー係止片341が複数形成される。カバー部材340の各カバー係止片341,341,…をそれぞれスピーカー型装飾部材310のカバー係止部315,315,…に係止させることで、図15に示すように、カバー部材340がスピーカー型装飾部材310の前方を覆うようにスピーカー型装飾部材310に取り付けられる。
前面扉20の背面側右下部には、振動板66が前面扉20の前方を向くように右下部スピーカーユニット65が取り付けられる。図15に示すように、疑似スピーカーユニット300(スピーカー型装飾部材310)は、前面扉20の前方から見たときに右下部スピーカーユニット65の一部と重なるように上方にずれて配置される。右下部スピーカーユニット65は、いわゆるダイナミック型スピーカーユニットであり、前部に音を発するコーン型の振動板66を有している。前面扉20におけるスピーカー型装飾部材310の下方近傍に位置して右下部スピーカーユニット65の振動板66と対向する部分、すなわち受け皿34の右背面部には、右下部スピーカーユニット65の振動板66から前方に発せられた音を前面扉20の前面側に導く右下部スピーカー穴67が形成されている。
右下部スピーカーユニット65の背面側には、右下部スピーカーユニット65の背面側を覆うリアカバー70が取り付けられる。リアカバー70の上部は、右下部スピーカーユニット65よりも上方に突出して前方に開口するように形成されている。また、前面扉20における疑似スピーカー取付部68の中央には、リアカバー70の上部開口とスピーカー型装飾部材310の内部空間とを連通させる導音通路69が前後に貫通して形成されている。この導音通路69は、右下部スピーカーユニット65の振動板66から後方のリアカバー70の内部に発せられた音をリアカバー70の上部開口からスピーカー型装飾部材310の内部空間に導くようになっている。
なお、前面扉20の背面側左下部には、振動板(図示せず)が前面扉20の前方を向くように左下部スピーカーユニット60が取り付けられる(図3を参照)。図14に示すように、受け皿34の左背面部には、左下部スピーカーユニット60の振動板から前方に発せられた音を前面扉20の前面側に導く左下部スピーカー穴62が形成されている。
以上のように構成される疑似スピーカーユニット300において、右下部スピーカーユニット65が作動すると、右下部スピーカーユニット65の振動板66から前方に発せられた音は、右下部スピーカー穴67を通って前面扉20の前方に放音される。一方、右下部スピーカーユニット65の振動板66から後方のリアカバー70の内部に発せられた音は、リアカバー70の上部開口から前面扉20の導音通路69を通ってスピーカー型装飾部材310の内部空間に導かれる。これにより、右下部スピーカーユニット65から発せられた音が直接的に疑似スピーカーユニット300(スピーカー型装飾部材310)の下方近傍に位置する右下部スピーカー穴67から前方に放音されるとともに、スピーカー型装飾部材310の内部空間に導かれた音が間接的にスピーカー型装飾部材310から前方に放音されるため、疑似スピーカーユニット300自身は音を発生させていないにも拘らず、あたかも疑似スピーカーユニット300(スピーカー型装飾部材310)から音が発生しているように遊技者に感じられる。
またこのとき、疑似スピーカー照明基板320は、サブ制御ユニット500のサブ制御基板506から出力されたランプ制御信号に基づいて、疑似スピーカー照明用LED321の発光制御を行う。疑似スピーカー照明用LED321が点灯すると、疑似スピーカー照明用LED321から射出された光は、疑似スピーカー部311の外周部に部分的に照射される。そのため、8つの疑似スピーカー照明用LED321,321,…の点灯により、疑似スピーカー部311の外周部を全体的に照明して、当該疑似スピーカー部311の外周部を円環状に発光させることができる。これにより、疑似的にスピーカーの振動板(実際には、スピーカー型装飾部材310)を利用した視覚的な演出を行うことができ、光と音を組み合わせたより高度な演出が可能となる。
このように、本実施形態によれば、前面扉20における疑似スピーカーユニット300(スピーカー型装飾部材310)の近傍で右下部スピーカーユニット65の振動板66と対向する部分に、右下部スピーカーユニット65の振動板66から前方に発せられた音を前面扉20の前面側に導く右下部スピーカー穴67が形成され、前面扉20における疑似スピーカー取付部68に、右下部スピーカーユニット65の振動板66から後方のリアカバー70の内部に発せられた音をスピーカー型装飾部材310に導く導音通路が形成されている。これにより、スピーカーの振動板よりも固い材料(樹脂材料等)を用いて、遊技者にスピーカーの振動板を視覚的および聴覚的に(疑似的に)認識させることができるため、工具等により穴を開けられてスロットマシンSMの内部に不正にアクセスされることを防止することができ、不正行為を防止しつつより高度な演出を行うことが可能になる。
また、スピーカー型装飾部材310の中央部に、スピーカー型装飾部材310(疑似スピーカー部311)の外周部を照明して環状に発光させる疑似スピーカー照明基板320が設けられることで、疑似的にスピーカーの振動板(実際には、スピーカー型装飾部材310)を利用した視覚的な演出を行うことができ、不正行為を防止しつつ、光と音を組み合わせたより高度な演出が可能となる。
次に、前面扉20の前面側左部に設けられた演出表示装置400について、図16〜図19を参照しながら説明する。図16および図17に示すように、演出表示装置400は、ベース部401と、プリズム保持枠405と、プリズム部材410と、液晶表示装置420と、液晶カバー425と、天井部430と、上部ランプ基板435と、バックライト基板440と、左バックライト部450と、右バックライト部455と、各種装飾部材470,470,…とを有して構成される。ベース部401は、所定の装飾が施されて重ねられた複数の板状部材から構成され、図18に示すように、上面でプリズム保持枠405を支持する。
プリズム保持枠405は、有色半透明の樹脂材料を用いて形成され、図17および図18に示すように、ベース部401に支持された底部406と、底部406の前側に立設された枠部407と、枠部407の左後側に形成された左カバー部408とを有している。底部406は、プリズム部材410の下面部413の形状に合わせた略三角形状に形成され、上面でプリズム部材410を支持する。枠部407は、プリズム部材410の前面部411の外周形状に合わせた矩形枠状に形成され、図19(a)に示すように、プリズム部材410の前面部411に重ねられた液晶表示部421の外周部が背面側に当接する。左カバー部408は、プリズム部材410の左側面部414の形状に合わせた矩形板状に形成され、図19(a)に示すように、プリズム部材410の左側面部414の略前半分の領域を覆うようになっている。
なお、図16に示すように、左カバー部408は、外部に露出するように配置されており、これにより、演出表示装置400の表示部にプリズム状の立体感を持たせることができる。
図17および図18に示すように、プリズム部材410は、透明の樹脂材料を用いて三角柱状に形成され、前方に面する長方形状の前面部411と、上方に面する正三角形状の上面部412と、下方に面する正三角形状の下面部413と、左後方に面する長方形状の左側面部414と、右後方に面する長方形状の右側面部415とを有している。前面部411は、外周部が上面部412、下面部413、左側面部414、および右側面部415の前端部からそれぞれ突出する長方形の薄板状に形成される。プリズム部材410は、図19に示すように、前面部411の外周部が液晶表示部421を介してプリズム保持枠405の枠部407に当接する状態で、プリズム保持枠405の底部406に支持される。なお、詳細な図示を省略するが、左側面部414および右側面部415には、上下方向に延びる所定の装飾模様(図示せず)が溝状に形成されている。
液晶表示装置420は、透過型液晶を用いて構成され、図17に示すように、所定の演出表示を行う液晶表示部421と、液晶表示部421の右側部に電気的に接続された液晶制御基板422とを有している。液晶表示部421は、プリズム部材410の前面部411の形状に合わせた矩形板状に形成され、図18および図19にも示すように、プリズム部材410の前面部411に重なるように取り付けられる。液晶表示部421の表示領域は、プリズム保持枠405の枠部407に囲まれた領域とほぼ同じ大きさに設定されており、液晶表示部421の表示領域を通してプリズム部材410の内部を視認可能に構成されている。液晶制御基板422は、サブ制御ユニット500のサブ制御基板506(詳細は後述)と電気的に接続され、サブ制御基板506から出力された画像制御信号に基づいて、液晶表示部421の画像表示制御を行う。図17〜図19に示すように、液晶カバー425は、透明の樹脂材料を用いて、プリズム保持枠405の枠部407の形状に合わせた矩形板状に形成され、枠部407の開口を塞ぐように枠部407の前部に取り付けられる。
天井部430は、図17に示すように、所定の装飾が施されて重ねられた複数の板状部材から構成され、図18に示すように、プリズム部材410の上面部412を覆うようにプリズム保持枠405の上部に取り付けられる。天井部430の下面側には、上部ランプ基板435がプリズム部材410(上面部412)と天井部430との間に位置するように取り付けられる。
図17に示すように、上部ランプ基板435は、プリズム部材410の上面部412の形状に合わせた略三角形の板状に形成される。上部ランプ基板435の上面には、上部LED436が略前方を向くように設けられている。上部ランプ基板435は、サブ制御ユニット500のサブ制御基板506と電気的に接続され、サブ制御基板506から出力されたランプ制御信号に基づいて、上部LED436の発光制御を行う。上部LED436として、例えばマルチカラーLEDが用いられる。
図17に示すように、バックライト基板440は、プリズム部材410の高さに合わせた長方形の板状に形成され、プリズム部材410の後方に配設される。バックライト基板440の表面側(前面側)には、左右のバックライト部450,455(プリズム部材410)の後端部と対向する6個のバックライトLED441,441,…が、バックライト基板440における長方形の一方の長辺部に沿って並ぶように設けられている。バックライト基板440は、サブ制御ユニット500のサブ制御基板506と電気的に接続され、サブ制御基板506から出力されたランプ制御信号に基づいて、バックライトLED441の発光制御を行う。バックライトLED441として、例えば白色LEDが用いられる。
図18および図19(a)に示すように、左バックライト部450は、左保持板451と、左導光板452と、左シート部材453とを有し、プリズム部材410の左側面部414における略後半分の領域に重なるように取り付けられる。左保持板451は、白色の樹脂材料を用いて、プリズム部材410の左側面部414に沿って折れ曲がった板状に形成され、前面側に左導光板452を受容して保持する凹部が形成されている。左導光板452は、透明の樹脂材料を用いて、プリズム部材410の左側面部414に沿って折れ曲がった板状に形成され、左保持板451の前面に重なるように保持される。左導光板452の背面には、左導光板452の内部を進む光を乱反射させるための微細な凹凸状の反射ドット(図示せず)が形成される。また、左導光板452の後端部は、バックライト基板440のバックライトLED441,441,…に向けて露出するようになっている。左シート部材453は、左導光板452から射出された光を拡散させる拡散シート(拡散板)や、左導光板452から射出された光の向きを変えるプリズムシート等が重なって構成され、左導光板452の前面に重なるように配置される。
右バックライト部455は、右保持板456と、右導光板457と、右シート部材458とを有し、プリズム部材410の右側面部415における略後半分の領域に重なるように取り付けられる。右保持板456は、白色の樹脂材料を用いて、プリズム部材410の右側面部415に沿って折れ曲がった板状に形成され、前面側に右導光板457を受容して保持する凹部が形成されている。右導光板457は、透明の樹脂材料を用いて、プリズム部材410の右側面部415に沿って折れ曲がった板状に形成され、右保持板456の前面に重なるように保持される。右導光板457の背面には、右導光板457の内部を進む光を乱反射させるための微細な凹凸状の反射ドット(図示せず)が形成される。また、右導光板457の後端部は、バックライト基板440のバックライトLED441,441,…に向けて露出するようになっている。右シート部材458は、右導光板457から射出された光を拡散させる拡散シート(拡散板)や、右導光板457から射出された光の向きを変えるプリズムシート等が重なって構成され、右導光板457の前面に重なるように配置される。
以上のように構成される演出表示装置400において、液晶制御基板422は、サブ制御ユニット500のサブ制御基板506から出力された画像制御信号に基づいて、液晶表示部421の画像表示制御を行う。また、バックライト基板440は、サブ制御ユニット500のサブ制御基板506から出力されたランプ制御信号に基づいて、バックライトLED441の発光制御を行う。また、上部ランプ基板435は、サブ制御ユニット500のサブ制御基板506から出力されたランプ制御信号に基づいて、上部LED436の発光制御を行う。
バックライトLED441が点灯すると、バックライトLED441から射出された光は、左バックライト部450の左導光板452の後端部と、右バックライト部455の右導光板457の後端部とに入射する。左導光板452の後端部に入射した光は、左導光板452の内部を反射しながら進み、左導光板452の背面側の反射ドット(図示せず)で乱反射した光が左導光板452の前面および左シート部材453を通ってプリズム部材410の内部に達する。一方、右導光板457の後端部に入射した光は、右導光板457の内部を反射しながら進み、右導光板457の背面側の反射ドット(図示せず)で乱反射した光が右導光板457の前面および右シート部材458を通ってプリズム部材410の内部に達する。左バックライト部450および右バックライト部455の前面全体から均一にプリズム部材410の内部に射出された光は、プリズム部材410の内部を前方に進んで前面部411を通り、液晶表示部421の背面側に照射される。
なおこのとき、左バックライト部450から射出されてプリズム部材410の右側面部415における略前半分の領域に達した光は、光の入射角が全反射角より大きいため、当該右側面部415における略前半分の領域で反射して前面部411を通り、液晶表示部421の背面側に照射される。同様に、右バックライト部455から射出されてプリズム部材410の左側面部414における略前半分の領域に達した光は、光の入射角が全反射角より大きいため、当該左側面部414における略前半分の領域で反射して前面部411を通り、液晶表示部421の背面側に照射される。そのため、左バックライト部450および右バックライト部455の大きさをプリズム部材410の左側面部414および右側面部415よりも小さくすることが可能となり、装置の小型化、低コスト化を図ることができる。
このようにして、左右のバックライト部450,455により照明された液晶表示部421に所定の演出が表示される。このとき、遊技者は液晶表示部421に表示される演出に重ねてプリズム部材410の内部を視認することができる。プリズム部材410の左側面部414および右側面部415における略後半分の領域には、所定の装飾模様(図示せず)が形成されている。さらに、左側面部414および右側面部415における略前半分の領域には、全反射により反対側の側面部(左側面部414および右側面部415における略後半分の領域)に形成された所定の装飾模様の像が映し出される。そのため、遊技者がプリズム部材410の内部を視認したとき、所定の装飾模様が液晶表示部421の奥に重なっているように視認される。これにより、奥行きのある多彩な演出表示を行うことが可能となる。
例えば、バックライトLED441の光量を比較的大きい光量に変化させると、プリズム部材410の所定の装飾模様が明るくなって見えにくくなるので、遊技者には液晶表示部421に表示される演出のみが視認される。また、液晶表示部421が表示を行わない場合、遊技者には液晶表示部421の表示領域を通してプリズム部材410の内部のみが視認される。このとき、バックライトLED441が点灯すると、上述の場合と同様に、所定の装飾模様が液晶表示部421の奥に(重なって)形成されているように視認される。また、バックライトLED441の代わりに、上部LED436が点灯する場合、上部LED436から前方に射出された光は、天井部430に形成された不図示の反射部で下方に乱反射し、プリズム部材410の上面部412を通ってプリズム部材410の内部に達する。そのため、遊技者には、バックライトLED441が点灯する場合と異なった趣で、所定の装飾模様が液晶表示部421の奥に(重なって)形成されているように視認される。またこのとき、上部LED436としてマルチカラーLEDを用いて、発光色を変化させるようにすれば、遊技者に視認される装飾模様の色を変化させることできる。このようにして、奥行きのある多彩な演出表示を行うことができる。なお、上部ランプ基板435は、プリズム部材410の上面部412での全反射により、遊技者に視認されにくくなっている。
従来の遊技機には、画像表示装置とは別に小型の演出表示装置が設けられたものがある。画像表示装置と演出表示装置とを組み合わせることによって、より多彩な演出が可能となる。しかしながら、このような従来の演出表示装置では、平面的な演出表示(例えば、画像表示装置よりも粗いドットによる演出表示等)を行うものが多く、より多彩な演出表示が求められていた。
これに対し、本実施形態によれば、プリズム部材410の前面部411に重なるように透過性を有する液晶表示部421が設けられ、プリズム部材410の左側面部414および右側面部415に重なるように左バックライト部450および右バックライト部455が設けられている。そのため、遊技者は液晶表示部421に表示される演出に重ねてプリズム部材410の内部を視認することができ、奥行きのある多彩な演出表示を行うことが可能となる。
次に、前面扉20の上部背面側に設けられたサブ制御ユニット500について、図20〜図28を参照しながら説明する。図20〜図22に示すように、サブ制御ユニット500は、画像制御基板501と、サブ制御基板506と、これらが収容される基板ケースユニット510とを有して構成される。画像制御基板501は、サブ制御基板506と電気的に接続され、サブ制御基板506から出力された画像制御信号に基づいて、画像表示装置30の画像表示制御を行う。サブ制御基板506は、メイン制御装置15と電気的に接続され、メイン制御装置15から出力された各種コマンドに基づいて、スロットマシンSMの演出制御を統括的に行う。
例えば、サブ制御基板506は、画像制御基板501と電気的に接続され、メイン制御装置15から出力された各種コマンドに基づいて、画像表示装置30で表示される演出態様を決定し、当該演出態様に応じた画像制御信号を画像制御基板501に出力する。また、サブ制御基板506は、液晶制御基板422、上部ランプ基板435、およびバックライト基板440と電気的に接続され、メイン制御装置15から出力された各種コマンドに基づいて、演出表示装置400で表示される演出態様を決定し、当該演出態様に応じた画像制御信号を液晶制御基板422に、ランプ制御信号を上部ランプ基板435およびバックライト基板440にそれぞれ出力する。また、サブ制御基板506は、ランプ基板210と電気的に接続され、メイン制御装置15から出力された各種コマンドに基づいて、右フィーバーランプ200および右上部スピーカーユニット45(並びに、左フィーバーランプ100および左上部スピーカーユニット40)での発光による演出態様を決定し、当該演出態様に応じたランプ制御信号をランプ基板210に出力する。
図20〜図22に示すように、基板ケースユニット510は、画像制御基板501が収容される画像制御基板ケース520と、サブ制御基板506が収容されるサブ制御基板ケース560と、画像制御基板ケース520とサブ制御基板ケース560とを連結する連結機構600と、サブ制御基板ケース560を画像制御基板ケース520に対して固定保持可能なケース保持機構650とを有して構成される。図25〜図26に示すように、画像制御基板ケース520は、第1ケース本体部材521と、第1ケース蓋部材531と、ヒートシンク部材541と、放熱シート551と、冷却ファン556とを有している。
第1ケース本体部材521は、透明の樹脂材料を用いて前面側が開口した矩形箱状に形成され、第1ケース本体部材521の前面開口部を塞ぐようにして、前面扉20の上部背面側に取り付けられる。これにより、第1ケース本体部材521の前面側に、第1ケース本体部材521と画像表示装置30の背面とに囲まれて冷却風通過路527が形成される。第1ケース本体部材521の左右側部には、ネジ等の固定部材(図示せず)により第1ケース本体部材521を前面扉20の背面側に取り付けるためのケース取付部522が形成される。
第1ケース本体部材521の背面部には、基板支持部523と、蓋支持部524と、放熱部材取付部525とが形成される。基板支持部523は、画像制御基板501を支持可能なボス状に形成され、画像制御基板501の外周形状に合わせて6つ配設される。蓋支持部524は、第1ケース蓋部材531を支持可能なボス状に基板支持部523よりも高く形成され、第1ケース蓋部材531の外周形状に合わせて4つ配設される。放熱部材取付部525は、ヒートシンク部材541の放熱プレート542に係止可能な爪状に形成される。放熱部材取付部525の内側には、ヒートシンク部材541の放熱フィン543の形状に合わせた矩形穴状の放熱フィン挿通穴526が形成される。放熱フィン543を放熱フィン挿通穴526に挿通させて、放熱プレート542の縁部に放熱プレート取付部525の爪部を係止させることで、ヒートシンク部材541が放熱プレート取付部525に取り付けられる。
第1ケース本体部材521の上部には、冷却ファン556を受容可能な穴状の冷却ファン受容部528が形成され、第1ケース本体部材521の前面側に閉じて形成された冷却風通過路527と第1ケース本体部材521の上方外部とが連通するようになっている。一方、第1ケース本体部材521の下部には、細長く小さな複数の冷却風排出穴529,529,…が左右方向に並んで形成され、第1ケース本体部材521の前面側に閉じて形成された冷却風通過路527と第1ケース本体部材521の下方外部とが連通するようになっている。
第1ケース蓋部材531は、透明の樹脂材料を用いて前面側が開口した矩形蓋状に形成される。第1ケース蓋部材531の4つの隅部に蓋取付穴532が形成され、ネジ等の第1蓋固定部材559を蓋取付穴532に挿通させて第1ケース本体部材521の蓋支持部524に固定することにより、第1ケース蓋部材531が画像制御基板501を覆うように第1ケース本体部材521の背面側に取り付け固定される。第1ケース蓋部材531の上部には、複数の小孔を有する冷却ファンカバー部533が形成されており、第1ケース本体部材521の冷却ファン受容部528に受容された冷却ファン556の上面を覆うようになっている。これにより、冷却ファン556は、第1ケース本体部材521の前面側に閉じて形成された冷却風通過路527の上端に配置され、外部から冷却風通過路527に冷却風を送り込むようになっている。
ヒートシンク部材541は、熱伝導性の高い金属材料を用いて矩形板状に形成され、左右方向に延びる長方形板状の放熱プレート542と、放熱プレート542に対して垂直な面内で上下方向に延びる薄板状の放熱フィン543とを有している。放熱フィン543は、放熱プレート542の前面側に繋がって形成され、第1ケース本体部材521の放熱フィン挿通穴526に挿通されて冷却風通過路527に露出するようになっている。放熱プレート542の背面には、画像制御基板501の画像制御CPU502に重なるように放熱シート551が接合される。放熱シート551は、熱伝導性および絶縁性の高い樹脂材料(例えば、シリコンシート等)を用いて略正方形の薄板状に形成され、放熱プレート542と画像制御CPU502との間に挟まれるようになっている。
図27に示すように、サブ制御基板ケース560は、第2ケース本体部材561と、第2ケース蓋部材571と、ケース封止部材581とを有している。第2ケース本体部材561は、透明の樹脂材料を用いて背面側が開口した矩形箱状に形成される。第2ケース本体部材561の内側(背面側)には、基板支持リブ562と、蓋取付ボス563と、カバー取付ボス564とが形成されている。基板支持リブ562は、サブ制御基板506を支持可能なリブ状に形成され、第2ケース本体部材561の内側(背面側)に縦横に延在している。蓋取付ボス563は、サブ制御基板506の穴部より小さなボス状に形成され、第2ケース蓋部材571の外周形状に合わせて4つ配設される。カバー取付ボス564は、サブ制御基板506の穴部より小さなボス状に形成され、第2ケース本体部材561の内側(背面側)における左上部(第2ケース本体部材561の背面側から見て右上部)に配設される。
第2ケース蓋部材571は、透明の樹脂材料を用いて前面側が開口した矩形蓋状に形成される。第2ケース蓋部材571の4つの隅部にケース取付穴部572が形成され、ネジ等の第2蓋固定部材(図示せず)をケース取付穴部572に挿通させて第2ケース本体部材561の蓋取付ボス563に固定することにより、第2ケース蓋部材571がサブ制御基板506を覆うように第2ケース本体部材561の背面側に取り付け固定される。第2ケース蓋部材571の左上部(第2ケース蓋部材571の背面側から見て右上部)には、サブ制御基板506の左上部に設けられたメイン制御装置用コネクタ507を露出させる第1コネクタ露出部573が形成されている(図28(a)を参照)。メイン制御装置用コネクタ507には、メイン制御装置15に繋がるハーネスの端子部(図示せず)が電気的に接続されるようになっている。また、第2ケース蓋部材571の下部には、サブ制御基板506の下部に設けられた各種コネクタ(図示せず)を露出させる第2コネクタ露出部574が形成されている。
ケース封止部材581は、第2ケース蓋部材571のケース取付穴部572の形状に合わせた有底筒状に形成される。ケース封止部材581は、ケース取付穴部572に挿入されて係合するように構成されており、第2蓋固定部材(図示せず)が挿通されたケース取付穴部572を塞いで封止するようになっている。
図20〜図22に示すように、連結機構600は、サブ制御基板ケース560と画像制御基板ケース520との上方の側部に跨って設けられ、サブ制御基板ケース560に設けられた第1ヒンジ軸601および第2ヒンジ軸602と、画像制御基板ケース520に設けられた第1軸係合部611および第2軸係合部612と、軸カバー部材631およびカバー封止部材636とを有している。図27に示すように、第1ヒンジ軸601は、第2ケース本体部材561の右上部(第2ケース本体部材561の背面側から見て左上部)に丸棒状に形成され、第2ケース本体部材561の右側方(第2ケース本体部材561の背面側から見て左側方)に突出するようになっている。第2ヒンジ軸602は、第2ケース本体部材561の左上部(第2ケース本体部材561の背面側から見て右上部)に丸棒状に形成され、第2ケース本体部材561の左側方(第2ケース本体部材561の背面側から見て右側方)に突出するようになっている。
第1軸係合部611は、第1ケース本体部材521の右上部(第1ケース本体部材521の背面側から見て左上部)において左方(第1ケース本体部材521の背面側から見て右方)に開口した筒状に形成され、第1ヒンジ軸601が回転自在に係合する。第2軸係合部612は、第1ケース本体部材521の左上部(第1ケース本体部材521の背面側から見て右上部)において弾性変形可能な爪状に形成され、第2ヒンジ軸602が回転自在に係合する。図24および図28(a)に示すように、第1ヒンジ軸601を第1軸係合部611に挿入して係合させ、この状態で第2ヒンジ軸602を第2軸係合部612に係合させることにより、サブ制御基板ケース560が画像制御基板ケース520の背面側に揺動自在に連結される。このとき、第2軸係合部612が弾性変形可能な爪状に形成されているため、第2ヒンジ軸602を第2軸係合部612に容易に係合させて、画像制御基板ケース520とサブ制御基板ケース560とを容易に連結することができる。
図28(b)に示すように、軸カバー部材631は、透明の樹脂材料を用いて、第2軸係合部612と第2ヒンジ軸602との係合部および係合部近傍を覆う蓋状に形成され、軸カバー部632と、コネクタカバー部633と、カバー取付穴部634とを有している。軸カバー部632は、曲面形の庇状に形成され、サブ制御基板ケース560の揺動位置に拘らず、爪状に形成された第2軸係合部612と第2ヒンジ軸602との係合部を背面側から覆うようになっている。コネクタカバー部633は、第2ケース蓋部材571の第1コネクタ露出部573の形状に合わせた矩形蓋状に形成され、第1コネクタ露出部573によって露出したサブ制御基板506のメイン制御装置用コネクタ507(図28(a)を参照)を覆うようになっている。コネクタカバー部633の左側部(コネクタカバー部633の背面側から見て右側部)は、第2ケース本体部材561の左側部(第2ケース本体部材561の背面側から見て右側部)まで覆うように前方に延びて形成されており、メイン制御装置用コネクタ507への不正なアクセスを防止するようになっている。カバー取付穴部634はコネクタカバー部633の上部に形成され、ネジ等のカバー固定部材(図示せず)をカバー取付穴部634に挿通させて第2ケース本体部材561のカバー取付ボス564に固定することにより、軸カバー部材631が第2軸係合部612と第2ヒンジ軸602との係合部および係合部近傍を覆うように第2ケース本体部材561の左上部背面側に取り付け固定される。
カバー封止部材636は、軸カバー部材631のカバー取付穴部634の形状に合わせた有底筒状に形成される。カバー封止部材636は、カバー取付穴部634に挿入されて係合するように構成されており、カバー固定部材(図示せず)が挿通されたカバー取付穴部634を塞いで封止するようになっている。
図20〜図24に示すように、ケース保持機構650は、サブ制御基板ケース560と画像制御基板ケース520との下方の側部に跨って設けられ、基板ケース支持部材651と、画像制御基板ケース520に設けられた第1軸受容部661および本体受容部662と、サブ制御基板ケース560に設けられた第2軸受容部671および係止部673とを有している。図25および図27に示すように、基板ケース支持部材651は、樹脂材料を用いてサブ制御基板ケース560を支持可能な板状に形成され、本体プレート部652と、第1軸部653と、操作片部654と、第2軸部656とを有している。本体プレート部652は板状に形成されており、本体プレート部652の一端に第1軸部653が形成され、本体プレート部652の他端に第2軸部656が形成されている。
第1軸部653は、左右方向に延びる丸棒状に形成され、本体プレート部652の一端側部より左右に突出するようになっている。第2軸部656は、左右方向に延びる丸棒状に形成され、本体プレート部652の他端側部より左右に突出するようになっている。操作片部654は、第1軸部653の胴部に本体プレート部652の延長線上に沿って突出するように形成され、基板ケース支持部材651を揺動させるための操作が行われるようになっている。操作片部654には、サブ制御基板ケース560に設けられた係止部673が挿通される挿通穴655が形成される。
第1軸受容部661は、第1ケース蓋部材531の下部背面側に凹設されており、基板ケース支持部材651の第1軸部653が回転自在に係合する。これにより、基板ケース支持部材651が画像制御基板ケース520の第1ケース蓋部材531に対して揺動自在に連結される。本体受容部662は、第1ケース蓋部材531の下部背面側において基板ケース支持部材651の本体プレート部652および第2軸部656を受容可能に凹設されており、本体受容部662の下端部が第1軸受容部661と繋がるようになっている。これにより、基板ケース支持部材651を第1ケース蓋部材531に対して略平行になるように揺動させたとき、基板ケース支持部材651(本体プレート部652および第2軸部656)が本体受容部662に受容される。このとき、サブ制御基板ケース560を画像制御基板ケース520に対して略平行に重なる平行位置に揺動させることができる(図24を参照)。
図20〜図23に示すように、第2軸受容部671は、第2ケース本体部材561の下端部と第2ケース蓋部材571の下端部とに跨って凹設されており、基板ケース支持部材651の第2軸部656を受容して係止させるように構成される。これにより、本体受容部662に受容された基板ケース支持部材651の第2軸部656を揺動させて第2軸受容部671に係止させると、基板ケース支持部材651により、サブ制御基板ケース560が画像制御基板ケース520に対し傾斜する傾斜位置で支持された状態に保持される(図20〜図23を参照)。係止部673は、第2ケース蓋部材571の下端部に爪状に突出して形成され、サブ制御基板ケース560が平行位置に揺動したときに、基板ケース支持部材651の挿通穴655に挿通されて操作片部654に係止するように構成される。これにより、サブ制御基板ケース560が平行位置で保持される(図24を参照)。なお、第2ケース本体部材561の前面側には、第1ケース蓋部材531の本体受容部662に受容された基板ケース支持部材651の本体プレート部652に当接可能な突起部672(図21を参照)が形成されている。
以上のように構成されるサブ制御ユニット500を前面扉20の背面側に組み付けるには、まず、図25〜図26に示すように、画像制御基板ケース520の第1ケース本体部材521を前面扉20の背面側に取り付ける。このとき、ネジ等の固定部材(図示せず)を第1ケース本体部材521のケース取付部522に挿通させて前面扉20に固定する。これにより、第1ケース本体部材521の前面開口部が画像表示装置30に塞がれて、第1ケース本体部材521の前面側に、第1ケース本体部材521と画像表示装置30の背面とに囲まれて冷却風通過路527が形成される。
次に、ヒートシンク部材541を第1ケース本体部材521の放熱プレート取付部525に取り付ける。このとき、ヒートシンク部材541の放熱フィン543を第1ケース本体部材521の放熱フィン挿通穴526に挿通させて、ヒートシンク部材541の放熱プレート542の縁部に放熱プレート取付部525の爪部を係止させる。また、冷却ファン556を第1ケース本体部材521の冷却ファン受容部528に受容させて取り付けるようにする。
次に、ヒートシンク部材541の放熱プレート542の背面に放熱シート551を重ねて接合させる。なおこのとき、画像制御基板501の取り付け時に、画像制御基板501の画像制御CPU502が重なるように放熱シート551を配置する。
次に、画像制御基板501を第1ケース本体部材521の基板支持部523に取り付け固定する。これにより、ヒートシンク部材541の放熱プレート542と画像制御基板501の画像制御CPU502との間に放熱シート551が挟まれる状態で、画像制御基板501が基板支持部523に支持される。
次に、図27に示すように、第1ケース蓋部材531を第1ケース本体部材521に取り付ける。このとき、ネジ等の第1蓋固定部材559を第1ケース蓋部材531の蓋取付穴532に挿通させて第1ケース本体部材521の蓋支持部524に固定する。これにより、第1ケース本体部材521と第1ケース蓋部材531とに囲まれた画像制御基板ケース520の収容空間に、画像制御基板501、ヒートシンク部材541、冷却ファン556等が収容される。
次に、予めサブ制御基板506を収容して組み立てられたサブ制御基板ケース560を画像制御基板ケース520に連結させる。このとき、図24および図28(a)に示すように、連結機構600の第1ヒンジ軸601を第1軸係合部611に挿入して係合させ、この状態で第2ヒンジ軸602を第2軸係合部612に係合させる。これにより、サブ制御基板ケース560が画像制御基板ケース520の背面側に揺動自在に連結される。
次に、軸カバー部材631をサブ制御基板ケース560における第2ケース本体部材561の右上部背面側に取り付ける。このとき、ネジ等のカバー固定部材(図示せず)を軸カバー部材631のカバー取付穴部634に挿通させて第2ケース本体部材561のカバー取付ボス564に固定する。また、カバー封止部材636をカバー取付穴部634に挿入して係合させ、カバー固定部材が挿通されたカバー取付穴部634を塞いで封止する。これにより、軸カバー部材631が第2軸係合部612と第2ヒンジ軸602との係合部および係合部近傍を覆うように第2ケース本体部材561の左上部背面側に取り付け固定される。
また、ケース保持機構650の基板ケース支持部材651を第1ケース蓋部材531に取り付ける。このとき、基板ケース支持部材651の第1軸部653を第1ケース蓋部材531の第1軸受容部661に係合させ、基板ケース支持部材651(本体プレート部652および第2軸部656)を第1ケース蓋部材531に対して略平行になるように揺動させて本体受容部662に受容させる。そして、サブ制御基板ケース560を前述の平行位置に揺動させ、第2ケース蓋部材571に形成された係止部673を基板ケース支持部材651の挿通穴655に挿通させて操作片部654に係止させる。
このようにして、サブ制御ユニット500が前面扉20の背面側に組み付けられる。このとき、図24(a)に示すように、ケース保持機構650によりサブ制御基板ケース560が画像制御基板ケース520に対して平行位置に固定保持されるため、前面扉20に対して画像制御基板ケース520およびサブ制御基板ケース560の両方が略平行となり、サブ制御基板ケース560が画像制御基板ケース520および前面扉20に対して傾斜した状態よりも、前面扉20の搬送スペースを小さくすることが可能となり、サブ制御ユニット500が組み付けられた前面扉20を容易に搬送等することができる。
従来より遊技機には、サブ制御基板(演出制御基板)で決定した演出態様に応じて画像表示装置の作動を制御する画像制御基板が設けられている。近年、視認性の高い多彩な演出を表示するため、演算能力の高いCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)が用いられつつある。CPUの演算能力が高くなると、CPUからの発熱量も高くなるため、専用の冷却部品(本実施形態におけるヒートシンク部材541や冷却ファン556等)が必要となる。しかしながら、このような冷却部品を備えた基板ケースは、組み立てが煩雑となりやすい。
これに対し、本実施形態によれば、第1ケース本体部材521の前面側に、第1ケース本体部材521と画像表示装置30の背面とに囲まれて冷却風通過路527が形成され、ヒートシンク部材541の放熱プレート542が第1ケース本体部材521の背面側(内側)に設けられた放熱プレート取付部525に取り付けられるとともに、ヒートシンク部材541の放熱フィン543が第1ケース本体部材521の放熱フィン挿通穴526に挿通されて冷却風通過路527に露出するようになっている。そのため、ヒートシンク部材541を予め第1ケース本体部材521の放熱プレート取付部525に取り付けた状態で、放熱シート551等を用いて、画像制御基板501の画像制御CPU502をヒートシンク部材541に対して容易に接合させることができるので、冷却部品(ヒートシンク部材541や冷却ファン556)を備えた画像制御基板ケース520を容易に組み立てることが可能となる。
また、第1ケース本体部材521と画像表示装置30の背面とに囲まれて冷却風通過路527が形成されるため、発熱しやすい画像表示装置30の背面部とヒートシンク部材541の放熱フィン543とを一度に効率よく冷却することができる。また、第1ケース本体部材521と画像表示装置30の背面とに囲まれた冷却風通過路527に、ヒートシンク部材541の放熱フィン543が露出するため、画像制御基板501の画像制御CPU502を冷却するヒートシンク部材541が外部に露出しないので、ヒートシンク部材541と第1ケース本体部材521との隙間から画像制御基板501に不正にアクセスするような不正行為を防止することができる。
前面扉20を基体部10に取り付けた後は、ケース保持機構650によりサブ制御基板ケース560が画像制御基板ケース520に対して揺動位置に固定保持される。これにより、前面扉20を基体部10に対して開いたときに、画像制御基板ケース520に対して傾斜したサブ制御基板ケース560の裏側(前面側)を容易に視認することができる。
サブ制御基板ケース560を平行位置から揺動位置に揺動させるには、図24(b)に示すように、基板ケース支持部材651の操作片部654を押圧揺動操作して、第1軸部653を中心に基板ケース支持部材651を後方に向けて揺動させる。そうすると、操作片部654に対する係止部673の係止が解除され、基板ケース支持部材651の揺動に伴って第2軸部656に押圧されたサブ制御基板ケース560が平行位置から揺動位置に向けて揺動する。そして、サブ制御基板ケース560が揺動位置まで揺動すると、第2軸部656が第2軸受容部671に受容されて係止され、基板ケース支持部材651がサブ制御基板ケース560を支持する状態で停止する。これにより、サブ制御基板ケース560を平行位置から揺動位置まで容易に揺動させることができる。このようにして、図20〜図23に示すように、ケース保持機構650によりサブ制御基板ケース560が画像制御基板ケース520に対して揺動位置に固定保持される。
このように、本実施形態によれば、サブ制御基板ケース560が画像制御基板ケース520に対して略平行に重なる平行位置およびサブ制御基板ケース560が当該平行位置から揺動して画像制御基板ケース520に対し傾斜する傾斜位置において、サブ制御基板ケース560を画像制御基板ケース520に対して固定保持可能なケース保持機構650が設けられている。そのため、画像制御基板ケース520とサブ制御基板ケース560との間隙部に、不正行為を行うための部品が取り付けられても、画像制御基板ケース520に対して傾斜したサブ制御基板ケース560の裏側(前面側)を容易に視認することができるので、不正行為を容易に発見することができる。
また、画像制御基板ケース520とサブ制御基板ケース560との連結機構600が、サブ制御基板ケース560に取り付けられて第2ヒンジ軸602および第2軸係合部612を覆う軸カバー部材631と、軸カバー部材631に形成されたカバー取付穴部634を封止するカバー封止部材636とを有していることで、サブ制御基板ケース560だけを不正に交換するような不正行為を容易に発見することができる。
また、ケース保持機構650によりサブ制御基板ケース560が傾斜位置に固定保持された状態で、前面扉20が基体部10に対して開閉されることで、前面扉20を基体部10に対して開いたときに、画像制御基板ケース520に対して傾斜したサブ制御基板ケース560の裏側(前面側)を容易に視認することができるので、不正行為をより容易に発見することができる。
上述の実施形態において、第1電飾用LED211、第2電飾用LED212、およびスピーカー照明用LED219として、マルチカラーLEDが用いられているが、これに限られるものではない。例えば、第1電飾用LED211、第2電飾用LED212、およびスピーカー照明用LED219のうち少なくともいずれかを、単色のLEDや、2色のLED等としてもよい。
上述の実施形態において、疑似スピーカー照明用LED321として、単色のLEDが用いられているが、これに限られるものではない。例えば、疑似スピーカー照明用LED321として、2色のLEDや、マルチカラーLED等が用いられてもよい。
上述の実施形態において、上部LED436として、マルチカラーLEDが用いられているが、これに限られるものではない。例えば、上部LED436として、単色のLEDや、2色のLED等が用いられてもよい。
上述の実施形態において、バックライトLED441として、白色LEDが用いられているが、これに限られるものではない。例えば、バックライトLED441として、マルチカラーLED等が用いられてもよい。
上述の実施形態において、3つの第2透光部233a〜233cが設けられているが、これに限られるものではない。例えば、第2透光部の数は、1つでも2つでもよく、任意に設定することが可能である。また、第2透光部の前面側から見た形状を文字形状にしてもよく、このようにすれば、下地に対して異なる色の文字を明瞭に発光させることが可能である。
上述の実施形態において、疑似スピーカーユニット300が前面扉20の前面側右下部に設けられているが、これに限られるものではない。例えば、疑似スピーカーユニットは、前面扉20の前面側左下部に、左下部スピーカーユニット60の一部と重なるように設けられてもよく、前面扉20の前面側におけるスピーカーユニットの近傍に設けられていればよい。
上述の実施形態において、プリズム部材410が三角柱状に形成されているが、これに限られるものではない。例えば、プリズム部材は、五角柱状に形成されてもよく、全反射を利用してプリズム部材の側面部を視認可能に構成された多角柱状に形成されていればよい。
上述の実施形態において、本発明が適用される遊技機の一例として、スロットマシンSMを例示して説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、雀球遊技機や、アレンジボール機、パチンコ機などについても同様に適用し、同様の効果を得ることができる。
SM スロットマシン(遊技機)
S ランプ空間
10 基体部(本体部材)
20 前面扉(開閉部材)
40 左上部スピーカーユニット
42 左上部スピーカー穴
45 右上部スピーカーユニット
47 右上部スピーカー穴
48 光通過穴
65 右下部スピーカーユニット
66 振動板
67 右下部スピーカー穴
68 疑似スピーカー取付部
69 導音通路
70 リアカバー
100 左フィーバーランプ(電飾装置)
160 左上部フロントカバー
165 左上部サイドカバー
166 光導入口
200 右フィーバーランプ(電飾装置)
210 ランプ基板
211 第1電飾用LED(第1発光体)
212 第2電飾用LED(第2発光体)
219 スピーカー照明用LED
220 ランプハウスブラケット(ベース部材)
225 外壁部(225a 取付ボス、225b 下部係止片)
228a 左側内壁部
228b 右側内壁部
228c 下側内壁部
229 スピーカー照明用開口部
230 透光部材
231 第1透光部
232 拡散面
233a 左側第2透光部
233b 右側第2透光部
233c 下側第2透光部
234a〜234c 溝部
240 インナーカバー(ランプカバー)
242a 左側抜き穴部
242b 右側抜き穴部
242c 下側抜き穴部
250 アウターカバー(ランプカバー)
260 右上部フロントカバー
265 右上部サイドカバー
266 光導入口
300 疑似スピーカーユニット
310 スピーカー型装飾部材
311 疑似スピーカー部
320 疑似スピーカー照明基板(照明手段)
321 疑似スピーカー照明用LED
400 演出表示装置
405 プリズム保持枠
410 プリズム部材
420 液晶表示装置
421 液晶表示部
422 液晶制御基板
435 上部ランプ基板
436 上部LED
440 バックライト基板
441 バックライトLED
450 左バックライト部
455 右バックライト部
500 サブ制御ユニット
501 画像制御基板
502 画像制御CPU
506 サブ制御基板(演出制御基板)
507 メイン制御装置用コネクタ
510 基板ケースユニット
520 画像制御基板ケース
521 第1ケース本体部材
525 放熱プレート取付部
526 放熱フィン挿通穴
527 冷却風通過路
528 冷却ファン受容部
529 冷却風排出穴
531 第1ケース蓋部材
533 冷却ファンカバー部
541 ヒートシンク部材
542 放熱プレート
543 放熱フィン
551 放熱シート
556 冷却ファン
560 サブ制御基板ケース(演出制御基板ケース)
561 第2ケース本体部材
563 蓋取付ボス
564 カバー取付ボス
571 第2ケース蓋部材
573 第1コネクタ露出部
574 第2コネクタ露出部
600 連結機構
601 第1ヒンジ軸
602 第2ヒンジ軸
611 第1軸係合部
612 第2軸係合部
631 軸カバー部材
634 カバー取付穴部
646 カバー封止部材
650 ケース保持機構
651 基板ケース支持部材
661 第1軸受容部
662 本体受容部
671 第2軸受容部
672 突起部
673 係止部

Claims (3)

  1. 前方に開口を有する箱状に形成された本体部材と、前記本体部材に対して前記開口を開閉可能に取り付けられた開閉部材と、前記開閉部材の前面側に設けられた画像表示装置とを備えた遊技機の基板ケースユニットであって、
    前記画像表示装置で表示される演出態様を決定する演出制御基板が収容された演出制御基板ケースと、
    前記演出態様に応じた前記画像表示装置の作動を制御する画像制御基板が収容され、前記演出制御基板ケースとともに前記開閉部材の背面側に取り付けられて、前記開閉部材が前記開口を閉じた状態で前記演出制御基板ケースとともに前記本体部材の内部に位置する画像制御基板ケースと、
    前記演出制御基板ケースと前記画像制御基板ケースとの一方の側部に跨って設けられ、前記演出制御基板ケースを前記画像制御基板ケースの背面側に揺動自在に連結する連結機構と、
    前記演出制御基板ケースと前記画像制御基板ケースとの他方の側部に跨って設けられ、前記演出制御基板ケースが前記画像制御基板ケースに対して略平行に重なる平行位置および前記演出制御基板ケースが前記平行位置から揺動して前記画像制御基板ケースに対し傾斜する傾斜位置において、前記演出制御基板ケースを前記画像制御基板ケースに対して固定保持可能なケース保持機構とを備えていることを特徴とする遊技機の基板ケースユニット。
  2. 前記連結機構は、
    前記演出制御基板ケースの前記一方の側部に形成されたヒンジ軸と、
    前記画像制御基板ケースの前記一方の側部に形成されて前記ヒンジ軸が回転自在に係合する軸係合部と、
    前記演出制御基板ケースに取り付けられて前記ヒンジ軸および前記軸係合部を覆う軸カバー部材と、
    前記軸カバー部材に形成された取付穴部に挿通されて前記軸カバー部材を前記演出制御基板ケースに対して取り付け固定する固定部材と、
    前記固定部材が挿通された前記取付穴部を封止する封止部材とを有していることを特徴とする請求項1に記載の遊技機の基板ケースユニット。
  3. 前記ケース保持機構により前記演出制御基板ケースが前記傾斜位置に固定保持された状態で、前記開閉部材が前記本体部材に対して開閉されることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機の基板ケースユニット。
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