JP2014093796A - 電力伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的な電力伝送を行うことが可能な電力伝送システムを提供する。
【解決手段】本発明の電力伝送システムは、送電アンテナ105と、前記送電アンテナ105と対向配置され、前記送電アンテナ105から電磁場を介して電磁気的エネルギーを受電する受電アンテナ201と、を有する電力伝送システムであって、前記送電アンテナ105は、水平面内において周回する送電側導電体505からなり、インダクタンス成分を有する送電コイル510と、キャパシタンス成分を有する送電コンデンサ530とからなり、前記送電コンデンサ530は、前記送電コイル510の最内端Pにおいて電気接続されることを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、磁気共鳴方式によってワイヤレスで電力の送受を行う電力伝送システムに関する。
近年、電源コードなどを用いることなく、ワイヤレスで電力(電気エネルギー)を伝送する技術の開発が盛んとなっている。ワイヤレスで電力を伝送する方式の中でも、特に注目されている技術として、磁気共鳴方式と呼ばれるものがある。この磁気共鳴方式は2007年にマサチューセッツ工科大学の研究グループが提案したものであり、これに関連する技術は、例えば、特許文献1(特表2009−501510号公報)に開示されている。
磁気共鳴方式のワイヤレス電力伝送システムは、送電側アンテナの共振周波数と、受電側アンテナの共振周波数とを同一とすることで、送電側アンテナから受電側アンテナに対し、効率的にエネルギー伝達を行うものであり、電力伝送距離を数十cm〜数mとすることが可能であることが大きな特徴の一つである。
上記のような磁気共鳴方式のワイヤレス電力伝送システムに用いるアンテナの具体的な構成についてもこれまでいくつか提案がされてきた。例えば、特許文献2(特開2010−74937号公報)には、電源から電力を受けて送電を行なう送電コイルから電力を受電する非接触受電装置であって、前記送電コイルから送電された電力を電磁共鳴により受電する受電コイルと、前記受電コイルを内部に収容するコイルケースと、前記コイルケースの外部に配置され、前記受電コイルの共鳴周波数を調整するために前記受電コイルに電気的に接続されるコンデンサとを備える、非接触受電装置が開示されている。
特表2009−501510号公報 特開2010−74937号公報
従来の電力伝送システムで用いられているアンテナにおいては、受電コイルに電気的に接続される調整用のコンデンサは、受電コイルが収容されたコイルケースの外部に配置された構造となっている。
しかしながら、従来の構造における受電コイルと調整用コンデンサとのレイアウトでは必ずしも、効率的な電力伝送を行うことができない、という問題もあった。
上記問題を解決するために、本発明に係る電力伝送システムは、送電アンテナと、前記送電アンテナと対向配置され、前記送電アンテナから電磁場を介して電磁気的エネルギーを受電する受電アンテナと、を有する電力伝送システムであって、前記送電アンテナは、水平面内において周回する送電側導電体からなり、インダクタンス成分を有する送電コイルと、キャパシタンス成分を有する送電コンデンサとからなり、前記送電コンデンサは、前記送電コイルの最内端において電気接続されることを特徴とする。
また、本発明に係る電力伝送システムは、前記受電アンテナは、水平面内において前記送電側導電体と同方向に周回する受電側導電体からなり、インダクタンス成分を有する受電コイルと、キャパシタンス成分を有する受電コンデンサとからなり、前記受電コンデン
サは、前記受電コイルの最外端において電気接続されることを特徴とする。
また、本発明に係る電力伝送システムは、前記受電アンテナは、水平面内において前記送電側導電体と逆方向に周回する受電側導電体からなり、インダクタンス成分を有する受電コイルと、キャパシタンス成分を有する受電コンデンサとからなり、前記受電コンデンサは、前記受電コイルの最内端において電気接続されることを特徴とする。
また、本発明に係る電力伝送システムは、前記受電アンテナが前記受電コイルと前記受電コンデンサとからなる直列共振器であると共に、前記送電アンテナが前記送電コイルと前記送電コンデンサとからなる直列共振器であることを特徴とする。
本発明に係る電力伝送システムは、送電アンテナにおける送電コイルと送電コンデンサのレイアウト、及び、受電アンテナにおける受電コイルと受電コンデンサのレイアウトが最適とされているので、高い伝送効率で電力伝送を行うことが可能となる。
本発明の実施形態に係る電力伝送システムのブロック図である。 電力伝送システムのインバーター部を示す図である。 本発明の実施形態に係る受電アンテナ201の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る受電アンテナ201による電力伝送の様子を示す断面の模式図である。 本発明の実施形態に係る受電アンテナ201におけるコンデンサ400の取り付け構造を説明する図である。 本発明の実施形態に係る電力伝送システムに用いる送電アンテナ105と受電アンテナ201の模式図である。 送電アンテナ105と受電アンテナ201とを近接させたときの送電効率の周波数依存性例を示す図である。 第1極値周波数における電流と電界の様子を模式的に示す図である。 第2極値周波数における電流と電界の様子を模式的に示す図である。 2つの極値を与える極値周波数のうち磁気壁が生じる極値周波数(第1周波数)での特性を示す図である。 2つの極値を与える極値周波数のうち電気壁が生じる極値周波数(第2周波数)での特性を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る電力伝送システムに用いる送電アンテナ105と受電アンテナ201の模式図である。 本発明の実施形態に係る電力伝送システム100の等価回路を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施形態に係るアンテナが用いられる電力伝送システムのブロック図である。なお、本発明に係るアンテナは、電力伝送システムを構成する受電側のアンテナと送電側のアンテナのいずれにも適用可能であるが、以下の実施形態においては主として受電側のアンテナに本発明のアンテナを適用した例につき説明する。
本発明のアンテナが用いられる電力伝送システムとしては、例えば、電気自動車(EV)やハイブリッド電気自動車(HEV)などの車両への充電のためのシステムが想定されている。電力伝送システムは、上記のような車両に対して電力を非接触で伝送するため、当該車両を停車させることが可能な停車スペースに設けられる。車両のユーザーはこの電
力伝送システムが設けられている停車スペースに車両を停車させて、車両に搭載されている受電アンテナ201と、前記送電アンテナ105とを対向させることによって電力伝送システムからの電力を受電する。
電力伝送システムでは、電力伝送システム100側の送電アンテナ105から、受電側システム200側の受電アンテナ201へ効率的に電力を伝送する際、送電アンテナ105の共振周波数と、受電アンテナ201の共振周波数とを同一とすることで、送電側アンテナから受電側アンテナに対し、効率的にエネルギー伝達を行うようにする。
電力伝送システム100におけるAC/DC変換部101は、入力される商用電源を一定の直流に変換するコンバータである。このAC/DC変換部101からの出力は電圧制御部102において、所定の電圧に昇圧されたりする。この電圧制御部102で生成される電圧の設定は主制御部110から制御可能となっている。
インバーター部103は、電圧制御部102から供給される電圧から所定の交流電圧を生成して、整合器104に入力する。図2は電力伝送システムのインバーター部を示す図である。インバーター部103は、例えば図2に示すように、フルブリッジ方式で接続されたQA乃至QDからなる4つの電界効果トランジスタ(FET)によって構成されている。
本実施形態においては、直列接続されたスイッチング素子QAとスイッチング素子QBの間の接続部T1と、直列接続されたスイッチング素子QCとスイッチング素子QDとの間の接続部T2との間に整合器104が接続される構成となっており、スイッチング素子QA
とスイッチング素子QDがオンのとき、スイッチング素子QBとスイッチング素子QCがオ
フとされ、スイッチング素子QBとスイッチング素子QCがオンのとき、スイッチング素子QAとスイッチング素子QDがオフとされることで、接続部T1と接続部T2との間に矩形波の交流電圧を発生させる。なお、本実施形態においては、各スイッチング素子のスイッチングによって生成される矩形波の周波数の範囲は数100kHz〜数1000kHz程度である。
上記のようなインバーター部103を構成するスイッチング素子QA乃至QDに対する駆動信号は主制御部110から入力されるようになっている。また、インバーター部103を駆動させるための周波数は主制御部110から制御することができるようになっている。
整合器104は、所定の回路定数を有する受動素子から構成され、インバーター部103からの出力が入力される。そして、整合器104からの出力は送電アンテナ105に供給される。整合器104を構成する受動素子の回路定数は、主制御部110からの指令に基づいて調整することができるようになっている。主制御部110は、送電アンテナ105と受電アンテナ201とが共振するように整合器104に対する指令を行う。
送電アンテナ105は、インダクタンス成分を有するコイルから構成されており、対向するようにして配置される車両搭載の受電アンテナ201と共鳴することで、送電アンテナ105から出力される電気エネルギーを受電アンテナ201に送ることができるようになっている。
電力伝送システム100の主制御部110はCPUとCPU上で動作するプログラムを保持するROMとCPUのワークエリアであるRAMなどからなる汎用の情報処理部である。この主制御部110は、図示されている主制御部110と接続される各構成と協働するように動作する。
また、通信部120は車両側の通信部220と無線通信を行い、車両との間でデータの送受を可能にする構成である。通信部120によって受信したデータは主制御部110に転送され処理されるようになっている。また、主制御部110は所定情報を、通信部120を介して車両側に送信することができるようになっている。
次に、車両側に設けられている構成について説明する。車両の受電側のシステムにおいて、受電アンテナ201は、送電アンテナ105と共鳴することによって、送電アンテナ105から出力される電気エネルギーを受電するものである。このような受電アンテナ201は、車両の底面部に取り付けられるようになっている。
受電アンテナ201で受電された交流電力は、整流部202において整流され、整流された電力は充電制御部203を通して電池204に蓄電されるようになっている。充電制御部203は主制御部210からの指令に基づいてバッテリー205の蓄電を制御する。また、充電制御部203は電池204の残量管理なども行い得るように構成される。
主制御部210はCPUとCPU上で動作するプログラムを保持するROMとCPUのワークエリアであるRAMなどからなる汎用の情報処理部である。この主制御部210は、図示されている主制御部210と接続される各構成と協働するように動作する。
インターフェイス部230は、車両の運転席部に設けられ、ユーザー(運転者)に対し所定の情報などを提供したり、或いは、ユーザーからの操作・入力を受け付けたりするものであり、表示装置、ボタン類、タッチパネル、スピーカーなどで構成されるものである。ユーザーによる所定の操作が実行されると、インターフェイス部230から操作データとして主制御部210に送られ処理される。また、ユーザーに所定の情報を提供する際には、主制御部210からインターフェイス部230に対して、所定情報を表示するための表示指示データが送信される。
また、車両側の通信部220は送電側の通信部120と無線通信を行い、送電側のシステムとの間でデータの送受を可能にする構成である。通信部220によって受信したデータは主制御部210に転送され、また、主制御部210は所定情報を通信部220を介して送電システム側に送信することができるようになっている。
電力伝送システムで、電力を受電しようとするユーザーは、上記のような送電側のシステムが設けられている停車スペースに車両を停車させ、インターフェイス部230から充電を実行する旨の入力を行う。これを受けた主制御部210は、充電制御部203からのバッテリー205の残量を取得し、バッテリー205の充電に必要な電力量を算出する。算出された電力量と送電を依頼する旨の情報は、車両側の通信部220から送電側のシステムの通信部120に送信される。これを受信した送電側システムの主制御部110は電圧制御部102、インバーター部103、整合器104を制御することで、車両側に電力を伝送するようになっている。
次に、以上のように構成される電力伝送システム100で用いるアンテナの具体的な構成について説明する。以下、受電アンテナ201に本発明の構成を採用した例について説明するが、本発明のアンテナは送電アンテナ105に対しても適用し得るものである。
図3は本発明の実施形態に係る受電アンテナ201の分解斜視図である。また、図4は本発明の実施形態に係る受電アンテナ201による電力伝送の様子を示す断面の模式図である。なお、以下の実施形態では、コイル体300として矩形平板状のものを例に説明するが、本発明のアンテナはこのようなこのような形状のコイルに限定されるものではない
。例えば、コイル体300として円形平板状のものなども利用し得る。
このようなコイル体300は、受電アンテナ201における磁気共鳴アンテナ部として機能する。磁気共鳴アンテナ部は、このコイル体300のインダクタンス成分のみならず、コンデンサ400に基づくキャパシタンス成分をも含むものである。「磁気共鳴アンテナ部」は、コイル体270のインダクタンス成分のみならず、その浮游容量に基づくキャパシタンス成分、或いは意図的に追加したコンデンサに基づくキャパシタンス成分をも含むものである。
樹脂ケース260は、受電アンテナ201のインダクタンス成分を有するコイル体300を収容するために用いられるものである。この樹脂ケース260は、例えばポリカーボネートなどの樹脂により構成される開口を有する箱体の形状をなしている。
樹脂ケース260の矩形状の底板部261の各辺からは側板部262が、前記底板部261に対して垂直方向に延在するようにして設けられている。そして、樹脂ケース260の上方においては、側板部262に囲まれるような上方開口部263が構成されている。樹脂ケース260を車両本体部に取り付けるためには、従来周知の任意の方法を用いることができる。なお、上方開口部263の周囲には、車両本体部への取り付け性を向上するために、フランジ部材などを設けるようにしても良い。
コイル体300は、ガラスエポキシ製の矩形平板状の基材310と、この表面側と裏面側に形成されている導電部により構成されている。より具体的には、基材310は主面として第1面311と、この第1面311と表裏の関係にある第2面312とを有しており、このうち第1面311に渦巻き状の第1面導電部330がコイルとして形成されることで、受電アンテナ201にインダクタンス成分が付与される。
基材310上の第1面311において、渦巻き状のコイルを形成する第1面導電部330の内周側には第1面最内端部331が、また、外周側には第1面最外端部332がそれぞれ設けられている。
第1面最内端部331においては、第1面311と第2面312との間を貫通する最内端部貫通孔333が、また、第1面最外端部332においては、第1面311と第2面312との間を貫通する最外端部貫通孔334が、それぞれ設けられている。
導電線路241、導電線路242は受電アンテナ201と整流部202とを電気的に接続するものであり、このうち、導電線路241は第1面導電部330の第1面最内端部331と電気的に接続される。このために、図示するように、導電線路241の端子243を、第1面最内端部331上に配すると共に、基材310上の第1面311側からネジ251を、導電線路241の端子243の孔部、及び、最内端部貫通孔333に挿通し、基材310上の第2面312側においてナット252と螺合させる。これにより、導電線路241は第1面最内端部331と電気的に導通接続されると共に、機械的に固着される。
一方、第1面最外端部332においては、受電アンテナ201におけるキャパシタンス成分となるコンデンサ400が直接的に固着される構成となっている。第1面最外端部332におけるコンデンサ400の固着構造について、図5も参照して説明する。図5は本発明の実施形態に係る受電アンテナ201におけるコンデンサ400の取り付け構造を説明する図である。この図5は、第1面最内端部331におけるコンデンサ400の取り付け断面を模式的に示している。
まず、本発明の実施形態に係る受電アンテナ201に好適に用い得るコンデンサ400
の概略について説明する。
コンデンサ400を構成する誘電体401の一方には金属製の第1接続端子部403と導電材料からなる第1薄膜電極407が配され、他方には金属製の第2接続端子部404と導電材料からなる第2薄膜電極408が配されて、これらにより、誘電体401をサンドイッチ状に挟むことで容量を確保する。本発明の受電アンテナ201においては、誘電体401に用いる誘電材料として、酸化チタンが主成分として含まれるもの、或いは、チタン酸バリウムが主成分として含まれるものを用いることが好ましい。これら材料は誘電率が高く、したがって、これらを用いたコンデンサ400はコンパクトであるにもかかわらずキャパシタンスが高く、受電アンテナ201の体積容量を減らすことが可能となる。
また、本発明の受電アンテナ201においては、誘電体401に用いる誘電材料として、チタン酸マグネシウムが主成分として含まれるもの、或いは、ステアタイト系材料が主成分として含まれるものを用いることも好ましい態様である。このような誘電材料は、誘電率が高く、したがって、これらを用いたコンデンサ400はコンパクトであるにもかかわらずキャパシタンスが高く、受電アンテナ201の体積容量を減らすことが可能となるからである。
コンデンサ400の一方側に設けられた金属製の第1接続端子部403には、第1ネジ孔405が設けられている。導電線路242の端子244を、この第1ネジ孔405上に配すると共に、ネジ253を、導電線路242の端子244の孔部、及び、第1ネジ孔405に挿通し、螺着させる。これにより、導電線路242とコンデンサ400の一方側の第1接続端子部403との電気的導通、及び機械的固着が図られる。
また、コンデンサ400の他方側に設けられた金属製の第2接続端子部404には、第2ネジ孔406が設けられている。コンデンサ400の第2接続端子部404を、第1面最外端部332上に配するようにし、第2面312側から、ネジ254を最外端部貫通孔334と第2ネジ孔406に挿通して、ネジ254と第2ネジ孔406とを螺着する。これにより、コンデンサ400の第2接続端子部404と、第1面導電部330の第1面最外端部332とを電気的に導通させると共に、コンデンサ400と基材310とを機械的に固着させる。
上記のように渦巻き状をなす第1面導電部330の内周側の第1面最内端部331、及び外周側の第1面最外端部332には、それぞれ導電線路241、導電線路242が電気接続される。これにより、受電アンテナ201によって受電した電力を整流部202へと導けるようになっている。このようなコイル体300は樹脂ケース260の矩形状の底板部261上に載置され、適当な固着手段によって底板部261上に固着される。
本発明に係るアンテナは、コンデンサ400は、コイルを形成する第1面導電部330の第1面最外端部332に固着されているので、このような構成の本発明に係るアンテナによれば、コイルとコンデンサ400との間の電気接続部におけるリアクタンス成分の変動がなく、また、コイルとコンデンサ400との間の電気接続部における抵抗成分も実質的にないので、アンテナの特性が安定し、効率的な電力伝送を行うことが可能となる。
コイル体270上には、コイル体270と第1距離d1離間されてフェライト基材28
0が配されている。フェライト基材280としては、比抵抗が大きく、透磁率が大きく、磁気ヒステリシスが小さいものが望ましい。フェライト基材280は、ケース体260に対して適当な手段により固着されることで、コイル体270の上方に第1距離d1の空間
を空けて配されるようになっている。このようなレイアウトにより、送電アンテナ105側で発生する磁力線は、フェライト基材280を透過する率が高くなり、送電アンテナ1
05から受電アンテナ201への電力伝送において、車両本体部を構成する金属物による磁力線への影響が軽微となる。
また、ケース体260の上方開口部263においては、前記上方開口部263を覆うような矩形平板状のアルミニウム基材290が、フェライト基材280の上方に第2距離d2をおいて配されるようになっている。このようなアルミニウム基材290に用いる金属
材料としてはアルミニウム以外の金属を用いることも可能である。
本実施形態においては、アルミニウム基材290が前記上方開口部263を覆うように配されることで、コイル体270に対する車両本体金属部の影響を抑制することが可能となり、受信アンテナ201のアンテナとしての特性を確定することが可能となる。本実施形態によれば、アンテナの特性が確定しているために、受信アンテナ201を取り付ける車種に関わりなく、同様の電力伝送特性を期待することが可能となり、アンテナとしての汎用性が広がることとなる。
また、本実施形態においては、受電アンテナ201は上方開口部263にある車体取り付け部265を利用して車両本体部に取り付けられる。このような車体取り付け部265の構造は従来周知のものを適宜用いることができる。なお、上方開口部263の周囲には、車両本体部への取り付け性を向上するために、フランジ部材などを設けるようにしても良い。
以上のように本発明のアンテナは、主面を有する絶縁性の基材271上に所定の導電部272が形成されてなるコイル体270と、コイル体270上にコイル体270と第1距離d1離間されて配されるフェライト基材280と、フェライト基材280上にフェライ
ト基材280と第2距離d2離間されて配されるアルミニウム基材290と、アルミニウ
ム基材290上に配される車体取り付け部265と、を有している。
ところで、本実施形態では、図4に示すように、受電アンテナ201においては、コンデンサ400を、コイルを形成する第1面導電部330の第1面最内端部331に固着させるのではなく、コンデンサ400は、第1面導電部330の第1面最外端部332に固着するようにしている。
逆に、送電アンテナ105においては、コンデンサ400は、第1面導電部330の第1面最内端部331に固着させるようにし、第1面導電部330の第1面最外端部332に固着するようにしていない。
ここで、本実施形態に係る送電アンテナ105と受電アンテナ201の概要を模式的に図6を参照して説明する。図6は本発明の実施形態に係る電力伝送システムに用いる送電アンテナ105と受電アンテナ201の模式図である。
送電アンテナ105は、模式的にみると、水平面内において周回する送電側導電体505からなり、インダクタンス成分を有する送電コイル510と、キャパシタンス成分を有する送電コンデンサ530とからなり、送電コンデンサ530は、送電コイル510の最内端(P)において電気接続されることを特徴としている。
また、受電アンテナ201は、模式的にみると、水平面内において送電側導電体505と同方向に周回する受電側導電体605からなり、インダクタンス成分を有する受電コイル610と、キャパシタンス成分を有する受電コンデンサ630とからなり、受電コンデンサ630は、受電コイル610の最外端(Q)において電気接続されることを特徴とし
ている。
ところで、送電アンテナ105においては、水平面内で送電側導電体505が送電コイル510を形成するために、最内端Pから最外端Qまで周回する際、「反時計回り」となる。
一方、受電アンテナ201においても、水平面内で受電側導電体605が受電コイル610を形成するために、最内端Pから最外端Qまで周回する際、「反時計回り」となる。
なお、本明細書においては、「時計回り」、「反時計回り」は、紙面を表からみたときの、コイルが周回する方向として定義する。
本実施形態においては、これらをもって、水平面内において送電側導電体505と受電側導電体605とが同方向に周回することと定義している。
本発明に係る電力伝送システム100においては、上記のような送電コイル510と送電コンデンサ530のレイアウトからなる送電アンテナ105と、受電コイル610と受電コンデンサ630のレイアウトからなる受電アンテナ201とを用いて、電気壁が生じる周波数で電力伝送を実行すると、高い伝送効率で電力伝送を実行することを実験的に見いだした。
以上のように、本発明に係る電力伝送システムは、送電アンテナ105における送電コイル510と送電コンデンサ530のレイアウト、及び、受電アンテナ201における受電コイル610と受電コンデンサ630のレイアウトが最適とされているので、高い伝送効率で電力伝送を行うことが可能となる。
次に、磁気共鳴方式のワイヤレス電力伝送システムにおける磁気壁を生じる第1極値周波数fm、及び、電気壁を生じる第2極値周波数feについて説明する。
磁気共鳴方式のワイヤレス電力伝送システムにおいては、図7に示すように、第1極値周波数fm、第2極値周波数feの2つがあるが、電力伝送を行うときには、これらのいずれかの周波数でこれを行うことが好ましい。特に、好ましいのは、上記のような送電アンテナ105と受電アンテナ201のレイアウトに基づき、電気壁を生じる第2極値周波数feによって電力伝送を実行する場合である。
図8は第1極値周波数における電流と電界の様子を模式的に示す図である。第1極値周波数においては、送電アンテナ105のコイルに流れる電流と、受電アンテナ201のコイルに流れる電流とで位相が略等しくなり、磁界ベクトルが揃う位置が送電アンテナ105のコイルや受電アンテナ201のコイルの中央部付近となる。この状態を、送電アンテナ105と受電アンテナ201との間の対称面に対して磁界の向きが垂直となる「磁気壁」が生じているものとして考える。
また、図9は第2極値周波数における電流と電界の様子を模式的に示す図である。第2極値周波数においては、送電アンテナ105のコイルに流れる電流と、受電アンテナ201のコイルに流れる電流とで位相がほぼ逆となり、磁界ベクトルが揃う位置が送電アンテナ105のコイルや受電アンテナ201のコイルの対称面付近となる。この状態を、送電アンテナ105と受電アンテナ201との間の対称面に対して磁界の向きが水平となる「電気壁」が生じているものとして考える。
なお、以上のような電気壁や磁気壁などの概念に関しては、居村岳広、堀洋一「電磁界共振結合による伝送技術」IEEJ Journal,Vol.129,No.7,20
09、或いは、居村岳広、岡部浩之、内田利之、堀洋一「等価回路から見た非接触電力伝送の磁界結合と電界結合に関する研究」IEEJ Trans.IA,Vol.130,No.1,2010などに記載されているものを本明細書においては準用している。
図10は2つの極値を与える極値周波数のうち磁気壁が生じる極値周波数(第1周波数)での特性を示す図である。図10(A)は電池204(負荷)の負荷変化変動に伴う送電側の電圧(V1)、電流(I1)の変動の様子を示す図であり、図10(B)は電池204(負荷)の負荷変化変動に伴う受電側の電圧(VB)、電流(IB)の変動の様子を示す図である。図10に示すような特性によれば、受電側で電池204(負荷)の負荷増大と共に、電圧が増大する特性があることがわかる。
以上のような磁気壁が生じる周波数においては、電池204側からみて受電アンテナ201が定電流源として見えるものである。このような受電アンテナ201が定電流源のように動作する周波数で、電力伝送を行った場合に、仮に負荷側である電池204などの不具合により緊急停止が起きたとすると、受電アンテナ201の両端部の電圧が上昇してしまうこととなる。
一方、図11は2つの極値を与える極値周波数のうち電気壁が生じる極値周波数(第2周波数)での特性を示す図である。図11(A)は電池204(負荷)の負荷変化変動に伴う送電側の電圧(V1)、電流(I1)の変動の様子を示す図であり、図11(B)は電池204(負荷)の負荷変化変動に伴う受電側の電圧(VB)、電流(IB)の変動の様子を示す図である。図11に示すような特性によれば、受電側で電池204(負荷)の負荷増大と共に、電流が減少する特性があることがわかる。
以上のような電気壁が生じる周波数においては、電池204側からみて受電アンテナ201が定電圧源として見えるものである。このような受電アンテナ201が定電圧源のように動作する周波数で、電力伝送を行った場合に、仮に負荷側である電池204などの不具合により緊急停止が起きたとしても、受電アンテナ201の両端部の電圧が上昇することはない。したがって、本発明に係る電力伝送システムによれば、負荷が急激に低下した際に電圧が高圧になることがなく、安定して電力伝送を行うことが可能となるのである。
図10の特性においては、受電側の電池204(負荷)にとっては、充電回路が電流源として見えることとなり、図11の特性においては、受電側の電池204(負荷)にとっては、充電回路が電圧源として見えることとなる。負荷が増大することに伴い、電流が減少する図11に示す特性の方が、電池204(負荷)にとっては好ましいので、本実施形態においては、第1極値周波数、第2極値周波数の2つがある場合については、送電アンテナ105と受電アンテナ201との間の対称面に電気壁が生じる極値周波数を選定するようにしている。
また、2つの極値を与える周波数が2つある場合に、送電アンテナ105と受電アンテナ201との間の対称面に電気壁が生じる極値周波数を選定すると、電池204(負荷)にとって、充電回路が電圧源として見えるので、充電制御により電池204への出力が変動した際にインバーター部103の出力も伴って増減するために扱いやすい、というメリットがある。また、受電側の充電制御部203が緊急停止した際にも供給電力も自動的に最小化するため無駄な装置も必要ない。
また、2つの極値を与える周波数が2つある場合に、送電アンテナ105と受電アンテナ201との間の対称面に電気壁が生じる極値周波数を選定すると、受電側の充電制御部203からみて受電側の整流部202が電圧源として見えるので、充電制御により電池204への出力が変動した際に送電側の電圧制御部102の出力も伴って増減するために扱
いやすい、というメリットがある。
これに対して、2つの極値を与える周波数が2つある場合に、送電アンテナ105と受電アンテナ201との間の対称面に磁気壁が生じる極値周波数を選定すると、受電側の充電制御部203が出力を小さくした際に伴って供給電圧を制御する必要がありそのための通信手段や検知手段が必要となり、コストがかかることとなる。
次に本発明の他の実施形態について説明する。図12は本発明の実施形態に係る電力伝送システムに用いる送電アンテナ105と受電アンテナ201の模式図である。
送電アンテナ105は、模式的にみると、水平面内において周回する送電側導電体505からなり、インダクタンス成分を有する送電コイル510と、キャパシタンス成分を有する送電コンデンサ530とからなり、送電コンデンサ530は、送電コイル510の最内端(P)において電気接続されることを特徴としている。
また、受電アンテナ201は、模式的にみると、水平面内において送電側導電体505と逆方向に周回する受電側導電体605からなり、インダクタンス成分を有する受電コイル610と、キャパシタンス成分を有する受電コンデンサ630とからなり、受電コンデンサ630は、受電コイル610の最内端(P)において電気接続されることを特徴としている。
ところで、送電アンテナ105においては、水平面内で送電側導電体505が送電コイル510を形成するために、最内端Pから最外端Qまで周回する際、「反時計回り」となる。
これに対して、受電アンテナ201においては、水平面内で受電側導電体605が受電コイル610を形成するために、最内端Pから最外端Qまで周回する際、「時計回り」となる。
本実施形態においては、これらをもって、水平面内において送電側導電体505と受電側導電体605とが逆方向に周回することと定義している。
他の実施形態に係る電力伝送システム100においては、上記のような送電コイル510と送電コンデンサ530のレイアウトからなる送電アンテナ105と、受電コイル610と受電コンデンサ630のレイアウトからなる受電アンテナ201とを用いて、電気壁が生じる周波数で電力伝送を実行すると、高い伝送効率で電力伝送を実行することを実験的に見いだした。
以上のように、本発明に係る電力伝送システムは、送電アンテナ105における送電コイル510と送電コンデンサ530のレイアウト、及び、受電アンテナ201における受電コイル610と受電コンデンサ630のレイアウトが最適とされているので、高い伝送効率で電力伝送を行うことが可能となる。
次ぎに、以上のように構成される送電アンテナ105・受電アンテナ201それぞれの回路定数(インダクタンス成分、キャパシタンス成分)について説明する。図13は本発明の実施形態に係る電力伝送システム100の等価回路を示す図である。
図13に示す等価回路において、送電アンテナ105のインダクタンス成分がL1、キ
ャパシタンス成分がC1、抵抗成分がRt1であり、受電アンテナ201のインダクタンス
成分がL2、キャパシタンス成分がC2、抵抗成分がRt2であり、送電アンテナ105と受
電アンテナ201との間の相互インダクタンスがMであることを示している。また、Rは電池204の内部抵抗を示している。また、送電アンテナ105と受電アンテナ201との間の結合係数はkによって示される。
また、本実施形態においては、送電アンテナ105は、インダクタンス成分L1、キャ
パシタンス成分C1である直列共振器を、また、受電アンテナ201は、インダクタンス
成分L2、キャパシタンス成分C2である直列共振器を構成するものと考えている。
まず、磁気共鳴方式の電力伝送では、電力伝送システム100側の送電アンテナ105から、受電側システム200側の受電アンテナ201へ効率的に電力を伝送する際、送電アンテナ105の共振周波数と、受電アンテナ201の共振周波数とを同一とすることで、送電側アンテナから受電側アンテナに対し、効率的にエネルギー伝達を行うようにしている。このための条件は、下式(1)によって表すことができる。
Figure 2014093796
これを、インダクタンス成分がL1、キャパシタンス成分がC1、インダクタンス成分がL2、キャパシタンス成分がC2のみの関係で示すと、下式(2)に要約することができる。
Figure 2014093796
また、送電アンテナ105のインピーダンスは下式(3)により、また、受電アンテナ201のインピーダンスは下式(4)により、表すことができる。なお、本明細書においては、下式(3)及び下式(4)によって定義される値をそれぞれのアンテナのインピーダンスとして定義する。
Figure 2014093796
Figure 2014093796
磁気共鳴方式の電力伝送システム100の受電側システムにおいて、電池204が定電圧充電モードに移行すると、電池204の電圧が一定なので、充電電力によって入力インピーダンスが変化する。電池204への充電電力が大きければ入力インピーダンスは低く、充電電力が小さければ入力インピーダンスは高くなる。受電側における受電アンテナ201は、効率の面から、電池204の充電電力に応じた入力インピーダンスに近いインピーダンスに設定することが望ましい。
一方、送電側における電源から見た送電アンテナ105への入力インピーダンスは、効率の面から高ければ高いほどよい。これは電源の内部抵抗分により電流の2乗比例でロスが発生するためである。
以上のことから、(3)式で示される送電アンテナ105のインピーダンスと、(4)式で示される受電アンテナ201のインピーダンスとの間には、下式(5)の関係が満たされることが望ましい。
Figure 2014093796
これを、インダクタンス成分がL1、キャパシタンス成分がC1、インダクタンス成分がL2、キャパシタンス成分がC2のみの関係で示すと、下式(6)に要約することができる。
Figure 2014093796
以上のように、本発明に係る電力伝送システム100においては、送電アンテナ105の回路定数と、受電アンテナ201の回路定数とが上記の式(2)及び式(6)を満たすようにされているために、受電側システムで電池204の充電を行う場合に、効率的な電力伝送を行うことが可能となる。
送電アンテナ105の回路定数と、受電アンテナ201の回路定数におけるインダクタンス成分の観点から、上記の式(2)及び式(6)のような各関係を成立させるためには、基材271上に形成される渦巻き状の導電部272の寸法、レイアウト、及び、磁性体など補助部材の調整を行うことを挙げることができる。
より具体的には、図3に示す導電部272のパターンで説明すると、送電アンテナ105の導電部272の長辺、短辺のいずれか、あるいは両方を受電アンテナ201のそれらよりも大きくして導電部272の全長を長くする、或いは、送電アンテナ105の導電部272の巻き数を受電アンテナ201のそれよりも多くする、送電アンテナ105の適所にフェライト等の磁性体を追加する、等が考えられる。
さらに、送電アンテナ105のインピーダンスと受電アンテナ201のインピーダンスと電池204の内部インピーダンスとの関係についても言及する。
受電側システムにおいて、電池204に対して効率的に充電が行える条件として、受電アンテナ201のインピーダンスと、電池204のインピーダンスとが整合していることを挙げることができる。
すなわち、本実施形態では、式(2)及び式(6)の条件に加えて、さらに、式(4)の受電アンテナ201のインピーダンスと電池204のインピーダンスRとの間に、
Figure 2014093796
の関係を持たせることで、受電側システムで電池204の充電を行う場合、システム全体として、効率的な電力伝送を行うことを可能とすることができる。
本発明に係る電力伝送システムは、送電アンテナにおける送電コイルと送電コンデンサのレイアウト、及び、受電アンテナにおける受電コイルと受電コンデンサのレイアウトが最適とされているので、高い伝送効率で電力伝送を行うことが可能となる。
100・・・電力伝送システム
101・・・AC/DC変換部
102・・・電圧制御部
103・・・インバーター部
104・・・整合器
105・・・送電アンテナ
110・・・主制御部
120・・・通信部
201・・・受電アンテナ
202・・・整流部
203・・・充電制御部
204・・・電池
210・・・主制御部
220・・・通信部
230・・・インターフェイス部
241・・・導電線路、
242・・・導電線路、
243・・・端子、
244・・・端子、
251・・・ネジ、
252・・・ナット、
253・・・ネジ、
254・・・ネジ、
260・・・樹脂ケース
261・・・底板部
262・・・側板部
263・・・上方開口部
280・・・磁性シールド
290・・・アルミニウム基材
300・・・コイル体
310・・・基材
311・・・第1面
312・・・第2面
313・・・中間層
330・・・第1面導電部
331・・・第1面最内端部
332・・・第1面最外端部
333・・・最内端部貫通孔、
334・・・最外端部貫通孔、
400・・・コンデンサ
401・・・誘電体
403・・・第1接続端子部
404・・・第2接続端子部
405・・・第1ネジ孔
406・・・第2ネジ孔
407・・・第1薄膜電極
408・・・第2薄膜電極
505・・・送電側導電体
510・・・送電コイル
530・・・送電コンデンサ
605・・・受電側導電体
610・・・受電コイル
630・・・受電コンデンサ

Claims (4)

  1. 送電アンテナと、
    前記送電アンテナと対向配置され、前記送電アンテナから電磁場を介して電磁気的エネルギーを受電する受電アンテナと、を有する電力伝送システムであって、
    前記送電アンテナは、水平面内において周回する送電側導電体からなり、インダクタンス成分を有する送電コイルと、キャパシタンス成分を有する送電コンデンサとからなり、
    前記送電コンデンサは、前記送電コイルの最内端において電気接続されることを特徴とする電力伝送システム。
  2. 前記受電アンテナは、水平面内において前記送電側導電体と同方向に周回する受電側導電体からなり、インダクタンス成分を有する受電コイルと、キャパシタンス成分を有する受電コンデンサとからなり、
    前記受電コンデンサは、前記受電コイルの最外端において電気接続されることを特徴とする請求項1に記載の電力伝送システム。
  3. 前記受電アンテナは、水平面内において前記送電側導電体と逆方向に周回する受電側導電体からなり、インダクタンス成分を有する受電コイルと、キャパシタンス成分を有する受電コンデンサとからなり、
    前記受電コンデンサは、前記受電コイルの最内端において電気接続されることを特徴とする請求項1に記載の電力伝送システム。
  4. 前記受電アンテナが前記受電コイルと前記受電コンデンサとからなる直列共振器であると共に、前記送電アンテナが前記送電コイルと前記送電コンデンサとからなる直列共振器であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電力伝送システム。
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