JP2014093551A - 機器制御装置、機器制御システム、機器制御方法及びプログラム - Google Patents

機器制御装置、機器制御システム、機器制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】人感センサによる誤検出を回避するとともに、タグの電池寿命を一定水準以上に維持しながら機器制御が行えるようにする。
【解決手段】機器制御領域における人の存在の有無を温度変化に基づいて検出するように設置される人感センサと、機器制御領域を含む通信可能範囲に位置するタグと通信を行うように設置されるタグリーダと、照明機器を制御する機器制御装置とを備える機器制御システムにおいて、機器制御装置は、人感センサが人の存在を検出したのに応じて照明機器を点灯させ、人感センサにより人の存在しないことが検出され、かつ、タグリーダがタグと通信を行っていない状態に応じて、照明機器を消灯させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、機器制御装置、機器制御システム、機器制御方法及びプログラムに関する。
焦電式の人感センサにより人の存在を検知して照明を制御する照明制御システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、関連付けされた照明機器を識別する照明識別子を記憶するタグと、このタグから無線通信経由で照明識別子を受信するのに応じて、照明識別子が示す照明機器の点灯に係る制御を行うタグリーダを備えた照明制御システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2012−155875号公報 特開2011−175759号公報
しかし、焦電式の人感センサは、温度変化に応じて人の存在を検出するために、例えば人がほぼ静止しているような状態が続いた場合には、人が存在していないとの誤った検出結果を出力してしまうという問題がある。
また、タグの1種として、アクティブ型のRFID(Radio Frequency IDentification)タグがしばしば用いられる。アクティブ型のRFIDタグは、内蔵の電池により駆動されることで通信時に比較的大きな電力を使用できる。これにより、アクティブ型のRFIDタグは、例えば数十メートル程度という、パッシブ型のRFIDタグと比較して相当に長い通信距離による通信を行うことが可能である。
しかし、アクティブ型のRFIDタグは、電池を使用しているために、いずれは交換する必要がある。一例として、一般的なボタン電池を使用するアクティブ型のRFIDタグにおいて、その通信間隔が3分に設定されている場合に電池寿命が約3年というものがある。
例えば、照明などの機器の制御にアクティブ型のRFIDタグを使用する場合において、上記のように3分程度の通信間隔が設定されているとする。この場合、ユーザがアクティブ型のRFIDタグを所持してタグリーダと通信可能な場所に移動したとしても、機器が応答するまでに最大で3分程度の遅延が生じることになり、非常に使いにくい。
このような機器の応答の遅延への対策としては、アクティブ型のRFIDタグの通信間隔を、例えば数秒程度に短くすればよい。しかし、通信間隔を短くすることによっては、単位時間における消費電力量が増加するために電池の寿命が短くなってしまう。例えば、上記のように通信間隔が3分程度の場合に電池の寿命が約3年のアクティブ型のRFIDタグについて、通信間隔を3秒程度にまで短縮した場合、電池の寿命も例えば約20日程度にまで短縮されてしまう。例えば、この約20日ごとによる短期間の電池交換作業は相当に面倒なものになる。また、電池交換が頻繁になることによるコストアップも好ましいことではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、人感センサによる誤検出を回避するとともに、タグの電池寿命を一定水準以上に維持しながら機器制御が行えるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様としての機器制御装置は、所定の領域における人の存在の有無を前記領域における温度変化に基づいて検出するように設置される人感センサと、前記領域を含む通信可能範囲に位置するタグと通信を行うように設置されるタグ対応通信装置と、機器のそれぞれと通信を実行する通信部と、前記人感センサが人の存在を検出したのに応じて前記機器の所定の機能動作を開始させ、前記人感センサにより人の存在しないことが検出され、かつ、前記タグ対応通信装置が前記タグと通信を行っていない状態に応じて、前記機器の所定の機能動作を停止させる機器動作制御部とを備える。
また、本発明の機器制御装置は、前記機器動作制御部により開始された機器の所定の機能動作が実行中のときに、前記タグ対応通信装置が前記タグと通信を行うのに応じて、前記機能動作における所定の調整項目を変更する調整制御部をさらに備えてもよい。
また、本発明の機器制御装置において、複数の領域ごとに設置される人感センサと、前記複数の領域ごとに設置される機器と、タグを所持するユーザと、前記調整項目に対応する調整パラメータとの対応付けを少なくとも示す制御情報を記憶する制御情報記憶部をさらに備え、前記調整制御部は、前記機器動作制御部により開始された機器の所定の機能動作が実行中のときに、前記タグ対応通信装置が前記タグと通信を行うのに応じて、前記制御情報に基づいて、前記タグを所持するユーザに対応付けられた機器の調整項目を、前記タグを所持するユーザに対応付けられた調整パラメータにしたがって変更してもよい。
また、本発明の機器制御装置において、前記機器制御装置は、複数の領域ごとに設置される人感センサと、前記複数の領域ごとに設置される機器と、タグを所持するユーザとの対応付けを少なくとも示す制御情報を記憶する制御情報記憶部をさらに備え、前記機器動作制御部は、前記制御情報に基づいて、人の存在を検出した人感センサに対応付けられた機器の所定の機能動作を開始させるとともに、前記制御情報に基づいて、人の存在しないことを検出した人感センサに対応付けられたユーザが所持するタグが通信を行っていない状態であることを判定するのに応じて、前記人の存在しないことを検出した人感センサに対応付けられた機器の所定の機能動作を停止させてもよい。
また、本発明の一態様としての機器制御システムは、所定の領域における人の存在の有無を前記領域における温度変化に基づいて検出するように設置される人感センサと、前記領域を含む通信可能範囲に位置するタグと通信を行うように設置されるタグ対応通信装置と、機器を制御する機器制御装置とを備え、前記機器制御装置は、前記人感センサが人の存在を検出したのに応じて前記機器の所定の機能動作を開始させ、前記人感センサにより人の存在しないことが検出され、かつ、前記タグ対応通信装置が前記タグと通信を行っていない状態に応じて、前記機器の所定の機能動作を停止させる機器動作制御部を備える。
また、本発明の一態様としての機器制御方法は、所定の領域における人の存在の有無を前記領域における温度変化に基づいて検出するように設置される人感センサと、前記領域を含む通信可能範囲に位置するタグと通信を行うように設置されるタグ対応通信装置と、機器のそれぞれと通信を実行する通信ステップと、前記人感センサが人の存在を検出したのに応じて前記機器の所定の機能動作を開始させ、前記人感センサにより人の存在しないことが検出され、かつ、前記タグ対応通信装置が前記タグと通信を行っていない状態に応じて、前記機器の所定の機能動作を停止させる機器動作制御ステップとを備える。
また、本発明の一態様としてのプログラムは、コンピュータに、所定の領域における人の存在の有無を前記領域における温度変化に基づいて検出するように設置される人感センサと、前記領域を含む通信可能範囲に位置するタグと通信を行うように設置されるタグ対応通信装置と、機器のそれぞれと通信を実行する通信ステップと、前記人感センサが人の存在を検出したのに応じて前記機器の所定の機能動作を開始させ、前記人感センサにより人の存在しないことが検出され、かつ、前記タグ対応通信装置が前記タグと通信を行っていない状態に応じて、前記機器の所定の機能動作を停止させる機器動作制御ステップとを実行させるためのものである。
以上説明したように、本発明によれば、焦電式の人感センサによる誤検出を回避するとともに、タグの電池寿命を一定水準以上に維持しながら機器制御を行うことができるという効果が得られる。
本実施形態における機器制御システムの構成例を示す図である。 本実施形態における機器制御領域の区画例を示す図である。 本実施形態における人感センサの設置例を示す図である。 本実施形態におけるタグリーダの設置例を示す図である。 本実施形態における機器制御装置の構成例を示す図である。 本実施形態における制御情報の内容例を示す図である。 本実施形態における機器制御装置が実行する処理手順例を示す図である。 本実施形態における機器制御装置の制御に応じた照明機器の状態遷移例を示す図である。
[機器制御システムの構成例]
図1は、本実施形態における機器制御システムの構成例を示している。
本実施形態の機器制御システムにおいては、オフィスOFとしての室内空間を、複数の機器制御領域ARに区画する。
一例として、機器制御領域ARは、それぞれ、1人のユーザYが業務を行う場所として割り当てられた席ごとに対応して区画されている。なお、機器制御領域ARは、複数のユーザYに対応して割り当てられてもよいが、説明をわかりやすくすることの便宜上、ここでは、1つの機器制御領域ARが1人のユーザYに割り当てられた例を挙げる。
1つの機器制御領域ARにおいては、図示するように、例えば人感センサ100と照明機器210と調光装置220が設置される。
人感センサ100は、人の存在の有無を温度変化に基づいて検出する。そして、この人感センサ100は、機器制御領域ARにおける人の存在の有無を、その機器制御領域ARにおける温度変化に基づいて検出するように設置される。なお、本実施形態における人感センサ100には、例えば焦電式が採用される。つまり、本実施形態の人感センサ100は、光(赤外線を含む)による温度変化を焦電効果よって検出することにより人の存在の有無を検出する。
照明機器210は、機器制御領域ARにおける照明を行うように設置される。照明機器210は、その機能動作として点灯を行う。この照明機器210の点灯と消灯の動作は、機器制御装置400によって制御される。
つまり、機器制御装置400は、例えばネットワークNWを経由して、制御対象の照明機器210に対して点灯を指示する。この指示に応じて、制御対象の照明機器210は消灯状態から点灯するように動作する。また、機器制御装置400は、ネットワークNWを経由して、制御対象の照明機器210に対して消灯を指示する。この指示に応じて、制御対象の照明機器210は点灯状態から消灯するように動作する。照明機器210は、機器制御装置が制御する機器の一例である。
調光装置220は、機器制御装置400の制御に応じて照明機器210の照度を調整する。つまり、機器制御装置400は、照明機器210に設定すべき照度をネットワークNW経由で調光装置220に対して指示する。調光装置220は、指示された照度となるように照明機器210の照度を調整する。
なお、この図では、照明機器210と調光装置220とがそれぞれ個別の機器、装置である例を示しているが、例えば照明機器210が調光装置220としての調光機能を備える構成であってもよい。
また、オフィスOFに入場するユーザは、タグ310を所持する。このタグ310は、例えば、アクティブ型のRFID(Radio Frequency IDentification)タグである。
アクティブ型のRFIDタグは、内蔵の電池により駆動される。このために、電池を内蔵しないパッシブ型よりも大きな電力が使用可能であるため、通信時においては例えば数十メートル程度の通信距離による通信が可能である。
タグ310は、その所有者であるユーザYが予め固定的に定められており、対応の所有者であるユーザYのユーザIDが記憶される。このユーザIDは、機器制御装置400によって、例えば、そのユーザIDが示すユーザYの席である機器制御領域ARの領域ID、照明機器210の機器ID、この機器制御領域ARにおける人感センサ100のセンサIDなどと対応付けられている。
タグ310は、自己が記憶しているユーザIDを、例えば3分程度の送信間隔ごとに送信する。
タグリーダ(タグ対応通信装置)320は、オフィスOFにおいて設置され、通信可能範囲に位置するタグ310と通信を実行する。このタグリーダ320は、通信可能なタグ310がある場合に、このタグリーダ320から送信されたユーザIDを受信する。タグリーダ320は、受信したユーザIDの情報をネットワークNW経由で機器制御装置400に送信する。
機器制御装置400は、照明機器210を制御する。具体的に、機器制御装置400は、照明機器210の点灯と消灯を制御し、点灯中においては照度を制御する。
なお、機器制御システムおけるネットワークNWは、有線であってもよいし無線であってもよい。また、機器制御装置400は、例えばHEMS(Home Energy Management System)といわれるシステムにおいて備えられるものであってもよい。
[機器制御領域の区画例]
次に、図2を参照してオフィスOFにおける機器制御領域ARの区画例について説明する。図2は、オフィスOFを平面方向から見た図である。
図2は、オフィスOFの平面方向における形状が長方形の場合において、このオフィスOFを平面方向において18個の機器制御領域ARに分割した例を示している。このように分割された18個の機器制御領域ARには、それぞれを一意に識別するための領域IDが付与される。この図では、18個の機器制御領域ARに対して、領域ID=a1〜a18をそれぞれ設定した例を示している。
本実施形態における機器制御領域ARは、それぞれが予め定められたユーザYごとの自席である。したがって、機器制御領域ARは、それぞれが、異なるユーザYに対応する。これに応じて、機器制御領域ARの各々には、対応のユーザYに付与されたユーザIDも割り当てられる。図2では、領域ID=a1〜a18の機器制御領域ARごとにユーザID=Y1〜Y18が対応付けられた例を示している。
また、図1にて説明したように、人感センサ100は、機器制御領域ARごとに備えられる。つまり、図2に示す区画にしたがった場合、人感センサ100は、図3に示すように、18個の機器制御領域ARごとに1つ設置される。
そのうえで、これらの人感センサ100には、それぞれを一意に識別するためのセンサIDが付与される。図3では、領域ID=a1〜a18の機器制御領域ARの人感センサ100ごとに、それぞれ、センサID=s1〜s18が付与された例を示している。
このように機器制御領域ARごとに設置される人感センサ100は、自己が備えられた機器制御領域ARにおける人の存在の有無を検出する。
また、人感センサ100が機器制御領域ARごとの人の存在の有無を検出できるように機器制御領域ARごとに設置されるのに対して、タグリーダ320については、オフィスOFにおける複数の機器制御領域ARを通信可能範囲に含むように設置してよい。タグリーダ320と通信するタグ310は、前述のようにアクティブ型のRFIDタグであるために、例えばその通信距離は数十メートル程度である。このために、タグリーダ320については、オフィスOFにおける任意の位置に存在するタグ310の通信可能範囲に少なくとも1つが存在しているように設置すればよいからである。
図4は、オフィスOFにおけるタグリーダ320の設置例を示している。この図の例では、オフィスOFに対して2つのタグリーダ320を設置した例を示している。
この図の場合、一方のタグリーダ320は、オフィスOFにおける領域ID=a1〜a9の9つの機器制御領域ARから成る左半分の領域において、そのほぼ中央である領域ID=a5の機器制御領域ARに設置されている。
この領域ID=a5の機器制御領域ARに設置されるタグリーダ320は、自己を中心とする通信可能範囲BD1を形成する。この通信可能範囲BD1の半径が例えばタグ310の通信距離に対応する。図4に示されるように、この通信可能範囲BD1は、オフィスOFにおける18個の機器制御領域ARのうち、左半分の領域ID=a1〜a9の9つの機器制御領域ARを含む。これにより、領域ID=a5の機器制御領域ARに設置されるタグリーダ320は、領域ID=a1〜a9の機器制御領域ARのうちのいずれに位置するタグ310とも通信が可能である。
また、他方のタグリーダ320は、オフィスOFにおける領域ID=a10〜a18の9つの機器制御領域ARから成る右半分の領域において、そのほぼ中央である領域ID=a14の機器制御領域ARに設置されている。
この領域ID=a14の機器制御領域ARに設置されるタグリーダ320が形成する通信可能範囲BD2も、例えばその半径はタグ310の通信距離に対応する。そして、この通信可能範囲BD2は、オフィスOFにおける18個の機器制御領域ARのうち、右半分の領域ID=a10〜a18の9つの機器制御領域ARを含む。これにより、領域ID=a14の機器制御領域ARに設置されるタグリーダ320は、領域ID=a10〜a18の機器制御領域ARのうちのいずれに位置するタグ310とも通信が可能である。
このように、タグ310は、オフィスOFにおけるいずれの機器制御領域ARに位置していても、これら2つのタグリーダ320のうちのいずれか一方と確実に通信を行うことができる。
[機器管理装置の構成例]
図5は、機器制御装置400の構成例を示している。機器制御装置400は、通信部401、機器動作制御部402、調整制御部403、制御情報記憶部404を備える。
通信部401は、ネットワークNWを経由して、オフィスOFにおける人感センサ100、照明機器210、調光装置220及びタグリーダ320などと通信を実行する。
なお、この図では、ネットワークNW経由で人感センサ100、照明機器210、調光装置220及びタグリーダ320などと通信する構成を示している。しかし、例えば人感センサ100、照明機器210、調光装置220及びタグリーダ320の間で異なる通信方式を採用する場合、通信部401は、これらの通信方式に対応して通信を行うようにすればよい。
機器動作制御部402は、人感センサ100が人の存在を検出したのに応じて機器の所定の機能動作を開始させる。つまり、機器動作制御部402は、人感センサ100が機器制御領域ARにおける人の存在を検出したのに応じて、その機器制御領域ARにおける照明機器210を点灯させる。
また、機器動作制御部402は、人感センサ100により人の存在しないことが検出され、かつ、タグリーダ320がタグ310と通信を行っていない状態に応じて、機器の所定の機能動作を停止させる。
具体的に、上記の状態は、人感センサ100により機器制御領域ARに人の存在しないことが検出され、かつ、タグリーダ320が、この機器制御領域ARの席のユーザYのユーザIDを記憶するタグ310と通信を行っていない状態である。そして、この状態に応じて、機器動作制御部402は、照明機器210を消灯する。
調整制御部403は、機器動作制御部402により開始された機器の所定の機能動作が実行中のときに、タグリーダ320がタグ310と通信を行うのに応じて、機能動作における所定の調整項目を変更する。
具体的に、調整制御部403は、照明機器210が点灯中のときに、タグリーダ320がその照明機器210が設置された機器制御領域ARのユーザYが所持するタグ310と通信を行うのに応じて、照明機器210の照度(調整項目)を変更する。
制御情報記憶部404は、制御情報を記憶する。制御情報は、例えば複数の機器制御領域ARごとに設置される人感センサ100と、複数の機器制御領域ARごとに設置される照明機器210と、タグ310を所持するユーザとの対応付けを示す。本実施形態における制御情報は、さらに前記調整項目に対応する調整パラメータが対応付けられる。
図6は制御情報の構造例を示している。この図に示す制御情報は、図2に示したように機器制御領域ARを18個に区画した場合に対応している。つまり、制御情報は、18個の機器制御領域ARごとに対応するレコードを有し、1つのレコードにおいて、領域ID、照明機器ID、調光装置ID、ユーザID、センサID及びユーザ個別照度を含む構造である。
領域IDは、図2にて説明したように、機器制御領域ARを一意に識別する識別子である。
照明機器IDは、対応の機器制御領域ARに設置される照明機器210を一意に識別するための識別子である。
調光装置IDは、対応の照明機器IDが示す照明機器210を調光する調光装置220一意に識別するための識別子である。
ユーザIDは、対応の機器制御領域ARを自席として使用するユーザYを一意に識別する識別子である。
センサIDは、対応の機器制御領域ARに設置される人感センサ100を一意に識別する識別子である。
ユーザ個別照度(調整パラメータ)は、対応のユーザIDが示すユーザYに応じて個別に設定された照度である。このユーザ個別照度には、例えば対応のユーザIDが示すユーザYの好みに応じた照度が設定される。
このように、制御情報によっては、機器制御領域ARごとに、照明機器、調光装置、ユーザ及びユーザ個別照度が対応付けられる。
そして、機器動作制御部402は、制御情報に基づいて、人の存在を検出した人感センサ100に対応付けられた機器の所定の機能動作を開始させる。また、機器動作制御部402は、制御情報に基づいて、人の存在しないことを検出した人感センサ100に対応付けられたタグ310が通信を行っていない状態であることを判定するのに応じて、この人の存在しないことを検出した人感センサ100に対応付けられた機器の所定の機能動作を停止させる。
つまり、機器動作制御部402は、制御情報を参照することにより、機器制御領域ARごとのユーザYの存在状況に応じて、照明機器210の点灯と消灯を適切に制御することができる。
例えば人感センサ100は、検出情報に自己のセンサIDを付加してネットワークNW経由で機器制御装置400に送信する。機器動作制御部402は、通信部401にて受信された検出情報を入力する。人感センサ100は、入力した検出情報が人の存在を検出したことを示す場合に、この検出情報に付加されたセンサIDを含むレコードにおける機器IDを制御情報から取得し、この機器IDの照明機器210を点灯させるように制御する。
また、例えば機器動作制御部402は、人感センサ100が人の存在していないことを検出したのに応じて、制御情報を参照することにより、この人感センサ100が設置された機器制御領域ARの席のユーザYのユーザIDを取得する。
より具体的には、機器動作制御部402は、人が存在していないことを検出した人感センサ100の検出情報に付加されたセンサIDと同じレコードに含まれるユーザIDを制御情報から取得する。
タグリーダ320はタグ310と通信を行って受信したユーザIDを、ネットワークNW経由で機器制御装置400に送信する。機器動作制御部402は、通信部401にて受信されたユーザIDのうちで、上記のように制御情報から取得したユーザIDと一致するものがあるか否かについて判定する。これにより、制御情報から取得したユーザIDのユーザが所持するタグ310がタグリーダ320と通信を行っていない状態であるか否かを判定することができる。機器動作制御部402は、このタグ310がタグリーダ320と通信を行っていないことを判定するのに応じて、照明機器210を消灯させるように制御する。
また、調整制御部403は、機器動作制御部402により開始された機器の所定の機能動作が実行中のときに、タグリーダ320がタグ310と通信を行うのに応じて、制御情報に基づいて、タグ310を所持するユーザに対応付けられた機器の調整項目を、このタグ310を所持するユーザに対応付けられた調整パラメータにしたがって変更する。
つまり、調整制御部403は、タグリーダ320がタグ310から受信したユーザIDを入力し、入力したユーザIDと同じレコードに含まれる照明機器IDを制御情報から取得する。そして、調整制御部403は、取得した照明機器IDの照明機器210が機器動作制御部402の制御によって点灯中の状態であるか否かについて判定する。
照明機器210が点灯中の状態であると判定した場合、調整制御部403は、制御情報においてこの点灯中の照明機器210の照明機器IDと同じレコードに含まれる調光装置IDと、ユーザ個別照度とを制御情報から取得する。調整制御部403は、取得した調光装置IDが示す調光装置220に対して取得したユーザ個別照度による調光を指示する。これにより、照明機器210が、制御情報のユーザ個別照度が示す照度となるように変更される。
前述のように、ユーザ個別照度は、例えば対応の機器制御領域ARを使用するユーザYの好みを反映するように設定することができる。これにより、機器制御領域ARにユーザYが存在している状態のときには、その機器制御領域ARの照明機器210について、その機器制御領域ARを自席とするユーザの好みに応じた照度を設定することができる。
[処理手順例]
図7は、機器制御装置400が照明機器210の制御のために実行する処理手順例を示している。
機器制御装置400において機器動作制御部402は、現時点から検出維持時間Tsを遡った期間内において、人感センサ100が人を検出したか否かについて判定する(ステップS101)。
焦電式による本実施形態の人感センサ100は、機器制御領域ARにおける温度変化が生じたことを検出することにより人が存在していると検出する。このために、人感センサ100は、ユーザYが動いていればその動きを温度変化として検出し、人が存在していると検出する。しかし、人感センサ100は、ユーザYがほぼ静止した状態のときには温度変化を検出しないために、人が存在していないと誤検出する。
しかし、例えば業務内容によってはユーザYがほぼ同じ姿勢でいる場合も多く、したがって、機器制御領域ARのユーザYがほぼ静止しているような状態になることは、しばしばあるものと考えられる。このときに、人感センサ100について、温度変化が生じたときのみに対応して人が存在していることを示す検出情報を出力するように構成すると、機器制御領域ARにおいてユーザYが存在しているのにもかかわらず、人感センサ100は人が存在していないことを示す検出情報の出力に切り替えてしまうことになる。
そこで、このような不具合の緩和のために、本実施形態では、人感センサ100について、温度変化を検出した時点から予め定めた一定時間が経過するまでは、人が存在していることを示す検出情報を継続して出力するようにしている。このように温度変化を検出した時点から人が存在していることを示す検出情報が継続して出力される一定時間が検出維持時間Tsである。この検出維持時間Tsの長さについては特に限定されないが、例えば30秒程度とすることが考えられる。
なお、検出維持時間Tsは、機器制御装置400により設定するようにしてもよい。
つまり、人感センサ100については、温度変化が生じたときのみに対応して人が存在していることを示す検出情報を出力するようにしておく。そのうえで、人が存在していることを示す検出情報を人感センサ100から受信するのに応じて、機器動作制御部402が、この検出情報の受信タイミングから検出維持時間Tsが経過するまでは、人が存在していることを示す検出情報が出力されているとみなすというものである。
図7において、人感センサ100が人を検出したと判定した場合(ステップS101−YES)、機器動作制御部402は、さらに以下の判定を行う。つまり、機器動作制御部402は、現時点から通信間隔時間Trを遡った期間内において、ステップS101にて人の存在が検出された機器制御領域ARの席のユーザYが所持するタグ310とタグリーダ320との間での通信が行われた否かについて判定する(ステップS102)。
ここで、タグ310は一定の時間間隔ごとに自己が記憶するユーザIDを送信するという通信動作を実行する。このようにタグ310が送信動作を実行する際の時間間隔が通信間隔時間Trである。
通信間隔時間Trは、例えば、タグ310が内蔵する電池の寿命が一定水準以上に維持されるようにすることと、調光制御の開始が遅くなりすぎないようにすることを考慮して設定すればよい。なお、ここでの一定水準以上の電池の寿命とは、例えば電池交換の頻度やこれにかかるコストなどを許容範囲内とすることができる程度の時間的な長さである。一例として、通信間隔時間Trは、例えば3分程度とすることができる。
タグ310とタグリーダ320との間での通信が行われていないとの判定(ステップS102−NO)は、例えば以下のような状態のもとで得られる。
つまり、ユーザYは、オフィスOFに入場して自分の席に対応する機器制御領域ARに移動してきたのであるが、まだ、オフィスOFに入場してから次の通信間隔時間Trに至っていない。このために、そのユーザYが所持するタグ310とタグリーダ320との間で最初の通信が実行されていない、というような状態である。
そこで、機器動作制御部402は、ステップS101にて人の存在を検出した人感センサ100と同じ機器制御領域ARに設置される照明機器210について、予め定めた基準照度により点灯が開始されるように制御する(ステップS103)。この際、機器動作制御部402は、例えばその点灯が開始されるように照明機器210に対する制御を行うとともに、照明機器210が基準照度で点灯する状態となるように、同じ機器制御領域ARに設置される調光装置220を制御する。
ステップS103の処理を終了した後、機器動作制御部402は、ステップS101に処理を戻す。
例えば、タグ310とタグリーダ320との間での通信が行われていない場合(ステップS102−NO)、既にステップS101により機器制御領域ARにおいて人の存在が検出されてはいる。しかし、検出された人がその機器制御領域ARを自席とするユーザYであるとは限らない。タグ310とタグリーダ320との間での通信が行われていない場合、人の存在が検出された機器制御領域ARの席のユーザYがオフィスOFにて入場していない可能性が有るからである。
これに対して、タグ310とタグリーダ320との間での通信が行われたことを判定した場合(ステップS102−YES)、オフィスOFにおいて、ステップS101にて人の存在が検出された機器制御領域ARの席のユーザは確実に存在している。この場合、その機器制御領域ARにおいて、ここを自席とするユーザYが存在している可能性が高い。
そこで、この場合の調整制御部403は、ステップS102に対応してタグ310がタグリーダ320に送信したユーザIDを、タグリーダ320から入力する。そのうえで、調整制御部403は、制御情報記憶部404に記憶される制御情報から、入力したユーザIDを含むレコードに含まれるユーザ個別照度を取得する(ステップS104)。
そして、調整制御部403は、ステップS101にて人の存在が検出された機器制御領域ARの照明機器210が、ステップS104により取得したユーザ個別照度が示す照度で点灯するように、同じ機器制御領域ARの調光装置220を制御する(ステップS105)。これにより、機器制御領域ARにおける調光は、その機器制御領域ARを自席とするユーザYの好みとなるように調整される。調整制御部403は、ステップS105の処理を終了した後、ステップS101に処理を戻す。
また、現時点から検出維持時間Tsまで遡った期間内に人感センサ100が人を検出しなかった場合(ステップS101−NO)、機器動作制御部402は、以下の判定を行う。つまり、機器動作制御部402は、現時点から通信間隔時間Trを遡った期間内において、ステップS101にて人の存在が検出されなかった機器制御領域ARの席のユーザYが所持するタグ310とタグリーダ320との間での通信が行われた否かについて判定する(ステップS106)。このステップS106の処理自体は、ステップS102と同様である。
ステップS106にてタグ310とタグリーダ320との間での通信が行われと判定された場合には(ステップS106−YES)、以下のような状況である可能性がある。
つまり、ユーザYは自席の機器制御領域ARに存在して例えば業務などを行ってはいる。しかし、ユーザYがほとんど静止した状態を長く続けているために、人感センサ100が検出維持時間Tsを経過して人の存在を検出していないことを示す検出情報を出力しているという状況である。
このような状況の場合には、機器制御領域ARにおいてユーザYが存在しているのであるから、照明機器210を消灯させるのではなく、これまでの点灯状態を維持するほうが好ましい。
そこで、この場合の機器動作制御部402あるいは調整制御部403は、特に処理を実行することなく、ステップS101に処理を戻す。
例えば、先にステップS103の処理を実行したのに応じて現在は基準照度により照明機器210を点灯させている場合、ステップS106からステップS101に戻る手順によっては、基準照度による照明機器210の点灯がそのまま継続される。
また、先にステップS105の処理を実行したのに応じて現在はユーザ個別照度により照明機器210を調光して点灯させている場合、ステップS106からステップS101に戻る手順によっては、同様にユーザ個別照度にしたがった調光がそのまま継続される。
また、ステップS106にてタグ310とタグリーダ320との間での通信が行われてないと判定された場合には(ステップS106−NO)、ユーザYがオフィスOFに存在していない状況であることになる。
そこで、この場合の機器動作制御部402は、ステップS101にて人の存在が検出されない機器制御領域ARにおける照明機器210が消灯した状態となるように制御を実行する(ステップS107)。ステップS107の処理を終了した後、機器動作制御部402は、ステップS101に処理を戻す。
[照明機器の動作例]
図8のタイミングチャートを参照して、機器制御装置400が図7のフローチャートにしたがった処理を実行するのに応じて得られる照明機器210の状態遷移例について説明する。
図8には、或る1つの機器制御領域ARにおける人感センサ100の検出タイミングと、この機器制御領域ARを自席とするユーザYが所持するタグ310とのタグリーダ320の通信結果と、照明機器210の動作状態が示されている。
また、図8に示す人感センサ100におけるHレベルは、人の存在を検出していることを示す検出情報を出力している状態を示し、Lレベルは人の存在を検出していないことを示す検出情報を出力している状態を示す。また、通信結果におけるHレベルは、タグリーダ320がタグ310から送信されたユーザIDを受信するという通信が実行されたタイミングを示し、Lレベルはこの通信が行われていないタイミングを示す。
図8において、時刻t1以前においては、人感センサ100により人の存在が検出されておらず、かつ、タグリーダ320もタグ310と未だ通信を実行していない状態である。
この状態に対応して、図7の処理においては、ステップS101において「NO」と判定され、かつ、ステップS106においても「NO」と判定される。そこで、機器動作制御部402は、ステップS107の処理を実行する。これに応じて、図8に示すように、時刻t1以前における照明機器210は消灯の状態にある。
そして、時刻t1に至って人感センサ100が人の存在を検出する。これにより、図7の処理においては、ステップS101において「YES」と判定される。ただし、このときには、タグリーダ320はタグ310と通信を行っていないため、ステップS102においては「NO」と判定される。そこで、機器動作制御部402はステップS103により、基準照度により照明機器210を点灯させる。これにより、時刻t1において、照明機器210は、消灯の状態から点灯の状態に変化する。
次に、時刻t1から或る時間を経過した時刻t2において、タグリーダ320がタグ310と通信が行われる。このとき、人感センサ100は、時刻t1からの検出維持時間Tsを継続させている。したがって、この場合に対応する図7の処理としては、ステップS101にて「YES」と判定され、ステップS102においても「YES」と判定される。
これに応じて、調整制御部403はステップS104、S105の処理によってユーザ個別照度にしたがった調光制御を実行する。これにより、時刻t2以降における照明機器210は、基準照度による点灯からユーザ個別照度が示す照度で点灯されるように調光される状態に変化する。
ここで、時刻t1から検出維持時間Tsを経過した時刻t3に至ったタイミングにおいて、ユーザYは、機器制御領域ARにおいてほぼ静止した状態にあった場合の例について説明する。このとき、人感センサ100は、機器制御領域ARにおける温度変化を検出できない。このため、人感センサ100は、時刻t3において、人が存在していないことを示す検出情報を出力する状態に変化する。
時刻t3以降において、例えばユーザYは機器制御領域ARに存在しているが、ほとんど静止した状態でいる。これにより、時刻t3以降における人感センサ100は、人が存在していないことを示す検出情報の出力を継続する。
ただし、時刻t3以降において、ユーザYは、機器制御領域ARに存在し続けている。
このために、ユーザYが所持するタグ310は、時刻t2にて最初にタグリーダ320と通信を実行して以降、通信間隔時間Trごとに定期的にタグリーダ320と通信を実行する。図8においては、時刻t2以降において、時刻t4、t5、t6、t7のタイミングでタグ310がタグリーダ320と通信を行った結果が示されている。
そして、例えば、時刻t7から通信間隔時間Trを経過した時刻t8に至るまでの途中において、ユーザがオフィスOFから退出したとする。
これにより、時刻t8において、タグリーダ320はタグ310と通信を行わない状態になる。したがって、時刻t8のタイミングに対応する図7の処理は、ステップS101にて「NO」の判定が得られ、かつ、ステップS106においても「NO」の判定が得られる。
そこで、機器動作制御部402は、ステップS107により照明機器210を消灯させる。これに応じて、照明機器210は、時刻t8においてユーザ個別照度が示す照度で点灯していた状態から、消灯の状態に変換する。
このように、本実施形態においては、まず、照明機器210の点灯開始にあたっては、人感センサ100の検出情報を利用する。
例えば人感センサ100は、商用電源などの電源系統から電力供給を受けて動作させることが一般的であり、定常的に動作させても電池切れなどの心配はない。これにより、人感センサ100については定常的に検出を行って検出情報を出力させることができる。そのうえで、人感センサ100が人の存在を検出したことを示す検出情報に応じて照明機器210を点灯させるようにすれば、例えば機器制御領域ARにユーザYが入ってきたのに応じてすぐに照明機器210を自動で点灯させることができる。
また、焦電式の人感センサ100は、実際には人が存在していながらも、温度変化が無い状態では人が存在していないものとして検出してしまう。しかし、照明機器210が一旦点灯された後は、タグ310がタグリーダ320と定期的に通信を実行している限りは、機器動作制御部402が照明機器210を点灯させるように制御する。これにより、例えばユーザYがほぼ静止している状態であるのに応じて人感センサ100が人の存在を検出しない状態であっても、照明機器210の点灯が継続される。
そのうえで、本実施形態では、人感センサ100により人の存在していないことが検出されていることに加え、さらに、タグ310がタグリーダ320と通信を実行していないという条件を満たした場合に照明機器210を消灯させるようにしている。これにより、ユーザYが機器制御領域ARに確実に存在していない状態の下で照明機器210を消灯させることができる。
このように、本実施形態においては、人感センサ100とタグ310とを併用して照明機器210の点灯制御を行っている。これにより、本実施形態においては、人感センサ100を利用しながらも、例えばユーザYがほぼ静止して温度変化が検出されない状態になったとしても、ユーザYが存在している可能性の高い場合には、照明機器210の点灯を継続させることができる。
また、例えば、タグ310とタグリーダ320の通信によって点灯開始の制御を行うこととした場合において、ユーザYの存在の検出に応答してすぐに照明機器210を点灯させようとすると、通信間隔時間Trを数秒程度にまで短くする必要がある。このように通信間隔時間Trが短縮されてしまうと、電池の寿命が著しく短くなってしまう。
これに対して、本実施形態においては、照明機器210の点灯開始については人感センサ100の検出情報のみを利用し、その後の点灯を維持すべきかどうかの判断にタグ310とタグリーダ320との通信結果を利用している。これにより、タグ310については、例えば通信間隔時間Trについて数分程度に設定することができる。これにより、タグ310の電池の寿命を一定水準以上に保つことが可能になる。
さらに、本実施形態においては、タグ310にユーザIDを記憶させて、このユーザIDをタグリーダ320に送信させることで、人感センサ100によりその存在が検知されたユーザYを特定することができる。このことを利用して、本実施形態では、制御情報においてユーザごとにユーザ個別照度を格納することで、例えば機器制御領域ARごとにおいてユーザの好みに応じた照度を照明機器210に設定するという、きめ細かな調光制御が可能になっている。
[変形例]
続いて、本実施形態の変形例について説明する。
これまでの説明では、機器制御装置400が照明機器210を制御対象として、その点灯、消灯、調光を制御していた。
しかし、本実施形態における機器制御装置400は、例えば照明機器210以外の機器を制御対象とすることができる。一例として、機器制御装置400は、例えばオフィスOFなどの施設における空調機器を制御することもできる。
そこで、変形例として、機器制御装置400が空調機器を制御対象とする機器制御システムの一例について説明する。
このような機器制御システムでは、図1のオフィスOFにおいて例えば機器制御領域ARごとに空調機器(図示せず)を設置する。そして、制御情報記憶部404が記憶する制御情報においては、レコードごとに空調機器IDとユーザ個別設定温度をさらに含める。空調機器IDは、機器制御領域ARごとの空調機器を一意に識別する識別子であり、ユーザ個別設定温度は、例えば対応のユーザYの好みに応じて設定された空調機器の設定温度である。
変形例における機器制御装置400が実行する処理手順例は、図7に準ずる。
ただし、ステップS103において、機器動作制御部402は、例えば基準の設定温度により空調機器の空調動作を開始させる。また、調整制御部403は、ステップS104において、制御情報からユーザ個別設定温度を取得し、ステップS105において、空調機器の設定温度をユーザ個別設定温度が示す値に設定する。また、機器動作制御部402は、ステップS107において、空調機器の空調動作を停止させる。
このように、変形例においては、人感センサ100により人の存在していることが検出されるのに応じてその機器制御領域ARにおける空調機器の空調動作が開始される。また、空調動作が行われているときに、タグ310とタグリーダ320との通信が行われるのに応じて、機器制御領域ARにおいて、例えばユーザの好みに応じた温度が設定される。また、人感センサ100により人の存在していないことが検出され、かつ、タグ310とタグリーダ320との通信が行われない状態となるのに応じて空調機器の空調動作が停止される。
なお、これまでの説明においては、オフィスOFにおいて機器の制御を行う場合を例に挙げたが、例えば図書館などの公共施設や食堂のような場所などをはじめ、オフィス以外の環境にも本発明の構成による機器制御は適用可能である。
また、図5に示した機器制御装置400における各機能部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより機器制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100 人感センサ
210 照明機器
220 調光装置
310 タグ
320 タグリーダ
400 機器制御装置
401 通信部
402 機器動作制御部
403 調整制御部
404 制御情報記憶部

Claims (7)

  1. 所定の領域における人の存在の有無を前記領域における温度変化に基づいて検出するように設置される人感センサと、前記領域を含む通信可能範囲に位置するタグと通信を行うように設置されるタグ対応通信装置と、機器のそれぞれと通信を実行する通信部と、
    前記人感センサが人の存在を検出したのに応じて前記機器の所定の機能動作を開始させ、前記人感センサにより人の存在しないことが検出され、かつ、前記タグ対応通信装置が前記タグと通信を行っていない状態に応じて、前記機器の所定の機能動作を停止させる機器動作制御部と
    を備える機器制御装置。
  2. 前記機器動作制御部により開始された機器の所定の機能動作が実行中のときに、前記タグ対応通信装置が前記タグと通信を行うのに応じて、前記機能動作における所定の調整項目を変更する調整制御部をさらに備える
    請求項1に記載の機器制御装置。
  3. 複数の領域ごとに設置される人感センサと、前記複数の領域ごとに設置される機器と、タグを所持するユーザと、前記調整項目に対応する調整パラメータとの対応付けを少なくとも示す制御情報を記憶する制御情報記憶部をさらに備え、
    前記調整制御部は、
    前記機器動作制御部により開始された機器の所定の機能動作が実行中のときに、前記タグ対応通信装置が前記タグと通信を行うのに応じて、前記制御情報に基づいて、前記タグを所持するユーザに対応付けられた機器の調整項目を、前記タグを所持するユーザに対応付けられた調整パラメータにしたがって変更する
    請求項2に記載の機器制御装置。
  4. 前記機器制御装置は、
    複数の領域ごとに設置される人感センサと、前記複数の領域ごとに設置される機器と、タグを所持するユーザとの対応付けを少なくとも示す制御情報を記憶する制御情報記憶部をさらに備え、
    前記機器動作制御部は、
    前記制御情報に基づいて、人の存在を検出した人感センサに対応付けられた機器の所定の機能動作を開始させるとともに、
    前記制御情報に基づいて、人の存在しないことを検出した人感センサに対応付けられたユーザが所持するタグが通信を行っていない状態であることを判定するのに応じて、前記人の存在しないことを検出した人感センサに対応付けられた機器の所定の機能動作を停止させる
    請求項1または2に記載の機器制御装置。
  5. 所定の領域における人の存在の有無を前記領域における温度変化に基づいて検出するように設置される人感センサと、前記領域を含む通信可能範囲に位置するタグと通信を行うように設置されるタグ対応通信装置と、機器を制御する機器制御装置とを備え、
    前記機器制御装置は、
    前記人感センサが人の存在を検出したのに応じて前記機器の所定の機能動作を開始させ、前記人感センサにより人の存在しないことが検出され、かつ、前記タグ対応通信装置が前記タグと通信を行っていない状態に応じて、前記機器の所定の機能動作を停止させる機器動作制御部を備える
    機器制御システム。
  6. 所定の領域における人の存在の有無を前記領域における温度変化に基づいて検出するように設置される人感センサと、前記領域を含む通信可能範囲に位置するタグと通信を行うように設置されるタグ対応通信装置と、機器のそれぞれと通信を実行する通信ステップと、
    前記人感センサが人の存在を検出したのに応じて前記機器の所定の機能動作を開始させ、前記人感センサにより人の存在しないことが検出され、かつ、前記タグ対応通信装置が前記タグと通信を行っていない状態に応じて、前記機器の所定の機能動作を停止させる機器動作制御ステップと
    を備える機器制御方法。
  7. コンピュータに、
    所定の領域における人の存在の有無を前記領域における温度変化に基づいて検出するように設置される人感センサと、前記領域を含む通信可能範囲に位置するタグと通信を行うように設置されるタグ対応通信装置と、機器のそれぞれと通信を実行する通信ステップと、
    前記人感センサが人の存在を検出したのに応じて前記機器の所定の機能動作を開始させ、前記人感センサにより人の存在しないことが検出され、かつ、前記タグ対応通信装置が前記タグと通信を行っていない状態に応じて、前記機器の所定の機能動作を停止させる機器動作制御ステップと
    を実行させるためのプログラム。
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