JP2014093060A - 文字入力装置、文字入力方法及びプログラム - Google Patents

文字入力装置、文字入力方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】タッチパネルから文字を入力しやすくする。
【解決手段】文字入力装置は、タッチの軌跡情報を受け付ける受付部801と、軌跡情報に基づいて第1の入力方式に従って特定された文字を、文字列記憶部811に追記する入力部809と、文字を追記した場合に、文字列記憶部811を当該文字の追記前の状態に復元するための復元情報を蓄積する第1蓄積部817と、入力方式を切り替える指示を受け付けた場合に、復元情報に基づいて文字列記憶部を文字の追記前の状態に復元し、軌跡情報に基づいて第2の入力方式に従って特定された文字を、文字列記憶部811に追記する再入力部823とを備える。
【選択図】図8

Description

本技術は、タッチパネルを用いた文字入力技術に関する。
利用者が手書き文字入力方式とソフトウェアキーボード入力方式を選択して使用する装置がある。通常、選択された入力方式に従って操作画面も切り替わる。
これに対して、同じ操作画面で両入力方式に対応する方法がある。つまり、ソフトウェアキーボード上で手書き文字入力も受け付ける。この場合、入力方式は自動的に判定され、判定された入力方式に従って文字が入力される。
ある方法では、筆跡の始点及び終点がソフトウェアキーボード上の同一キー内で閉じているか否かによって、入力方式を判定する。また、タッチからリリースまでの移動軌跡のサイズによって入力方式を判定する方法もある。更に、タッチ位置の停留時間によって入力方式を判定する方法もある。
しかし、いずれの方法においても利用者が意図していない入力方式によって、期待していない文字が入力されることが起こり得る。
特開2005−31786号公報 特開平9−319502号公報 特開平7−271781号公報
一側面では、タッチパネルから文字を入力しやすくすることを目的とする。
一態様の文字入力装置は、タッチパネルにおけるタッチの軌跡情報を受け付ける受付部と、軌跡情報に基づいて第1の入力方式に従って特定された文字を、文字列記憶部に追記する入力部と、文字を追記した場合に、文字列記憶部を当該文字の追記前の状態に復元するための復元情報を蓄積する第1蓄積部と、入力方式を切り替える指示を受け付けた場合に、復元情報に基づいて文字列記憶部を文字の追記前の状態に復元し、軌跡情報に基づいて第2の入力方式に従って特定された文字を、文字列記憶部に追記する再入力部とを含む。
一態様によれば、タッチパネルから文字を入力しやすくなる。
図1は、操作画面の例を示す図である。 図2は、操作画面の例を示す図である。 図3は、操作画面の例を示す図である。 図4は、操作画面の例を示す図である。 図5は、操作画面の例を示す図である。 図6は、操作画面の例を示す図である。 図7は、携帯端末装置のハードウエア構成例を示す図である。 図8は、携帯端末装置のモジュール構成例を示す図である。 図9は、全体処理フローの例を示す図である。 図10は、文字入力処理フローの例を示す図である。 図11は、別方式表示処理(A)フローの例を示す図である。 図12は、再入力処理フローの例を示す図である。 図13は、リセット処理フローの例を示す図である。 図14は、操作画面の例を示す図である。 図15は、別方式表示処理(B)フローの例を示す図である。
[実施の形態1]
まず、本実施の形態に係る文字入力の操作例について説明する。本実施の形態では、フリック文字入力方式と手書き文字入力方式に対応する携帯端末装置の例について説明する。
フリック文字入力方式は、スマートフォンなどで採用されている日本語入力方式である。あ段の文字を表すキーボタンを中心に潜在的に十字型あるいは扇型に配列された、い段、う段、え段、お段の文字をフリック操作によって特定する方式である。
手書き文字入力方式は、スライド操作によって受け付けられる軌跡を、文字を構成する各画の筆順や線を描く方向に照らし合わせ、自動認識によって文字を特定する方法である。この例では、オンラインによる文字認識を前提としているが、文字の形体によって判定するオフラインによる文字認識を用いてもよい。
共通のタッチ領域におけるタッチ操作によって、携帯端末装置は、フリック文字入力方式と手書き文字入力方式を自動的に判定して文字を受け付ける。以下に、手書き文字入力方式による入力を意図していながら、フリック文字入力方式により入力されてしまう第1の操作例と、フリック文字入力方式による入力を意図していながら、手書き文字入力方式により入力されてしまう第2の操作例とを示す。
まず、手書き文字入力方式による入力を意図していながら、フリック文字入力方式により入力されてしまう第1の操作例について図1乃至図3を用いて説明する。図に示すように操作画面は、文字入力領域101、入力結果表示領域103、補助表示領域105及び確定ボタン107を有する。
図1は、手書き文字入力方式により「い」と入力しようとしていながら、フリック文字入力方式により「とほ」と入力されてしまった状態を示している。
文字入力領域101は、ポインティング領域である。文字入力領域101は、フリック文字入力方式用のボタンを表示し、フリック操作を受け付けるとともに、手書き文字入力方式による筆画に相当するスライド操作を受け付ける。
この図では、携帯電話の典型的なテンキー入力のソフトウェアキーボードの例を示している。但し、本実施の形態は、キー配列に依存しない。従って、テンキータイプだけではなく、QWERTYタイプなど他の様々な配列のキーボードであっても構わない。
入力結果表示領域103は、携帯端末装置で判定した入力方式に従って特定された文字を表示する領域である。補助表示領域105は、携帯端末装置で判定した入力方式以外の入力方式で特定される文字、あるいは文字を想起させる情報を表示するための領域である。この例では、手書き文字入力方式で特定される文字を想起させるために、軌跡の形体(筆跡)を表示している。
このように筆跡を示すことによって、手書き入力方式に切り替えた場合に再入力される文字を推測することができる。また、受け付けられている軌跡を確認することもできる。
確定ボタン107は、入力結果を確定させる指示を受け付けるためのボタンである。
スライド範囲111は、手書き文字入力方式で入力しようとした「い」の第1画を意図してタッチした第1軌跡を示している。スライド範囲113は、手書き文字入力方式で入力しようとした「い」の第2画を意図してタッチした第2軌跡を示している。スライド範囲111とスライド範囲113とは、説明の便宜のために示したものであって、画面には表示されない。
携帯端末装置は、第1軌跡に基づいてフリック文字入力方式に従って文字「と」を特定し、第2軌跡に基づいてフリック文字入力方式に従って文字「ほ」を特定し、その結果「と」と「ほ」の文字を入力結果表示領域103に表示している。
図2は、手書き文字入力方式への切り替えを指示する様子を示している。補助表示領域105は、入力方式を切り替える指示を受け付けるアイコンを兼ねている。この例では、携帯端末装置は、補助表示領域105をタッチされた場合に、フリック文字入力方式から手書き文字入力方式へ切り替える指示を受け付ける。
このように、文字を想起させる形体をタッチするという直感的な操作によって、期待される入力結果へ誘導することができる。
図3は、手書き文字入力方式に従って再入力された状態を示している。携帯端末装置は、第1軌跡と第2軌跡に基づいて手書き文字入力方式に従って文字「い」を特定し、その結果「と」と「ほ」の文字を取り消し、改めて「い」の文字を入力結果表示領域103に表示している。軌跡表示311は、第1軌跡を表示している。軌跡表示313は、第2軌跡を表示している。手書き文字入力方式に従って入力した場合には、判定の基礎となった軌跡を表示する。
次に、フリック文字入力方式による入力を意図していながら、手書き文字入力方式により入力されてしまう第2の操作例について図4乃至図6を用いて説明する。図4は、フリック文字入力方式により「えめ」と入力しようとしていながら、手書き文字入力方式により「こ」と入力されてしまった状態を示している。
第1の操作例と同様に、文字入力領域101に対するタッチ操作に基づいて文字を入力している。軌跡表示411は、フリック文字入力方式で「え」と入力しようとしたフリック操作に相当する第1軌跡を示している。軌跡表示413は、フリック文字入力方式で「め」と入力しようとしたフリック操作に相当する第2軌跡を示している。
携帯端末装置は、第1軌跡と第2軌跡に基づいて手書き文字入力方式に従って文字「こ」を特定し、その結果「こ」の文字を入力結果表示領域103に表示している。補助表示領域105は、第1軌跡に基づいてフリック文字入力方式に従って特定される「え」と第2軌跡に基づいてフリック文字入力方式に従って特定される「め」を表示している。この表示によって、文字入力方式を切り替えた場合に再入力される文字を予め確認することができる。
図5は、フリック文字入力方式への切り替えを指示する様子を示している。補助表示領域105は、第1の操作例と同様に、入力方式を切り替える指示を受け付ける。この例では、携帯端末装置は、補助表示領域105をタッチされた場合に、手書き文字入力方式からフリック文字入力方式へ切り替える指示を受け付けたと判断する。
このように、意図した文字をタッチするという直感的な操作によって、期待される入力結果へ誘導することができる。
図6は、フリック文字入力方式に従って再入力された状態を示している。携帯端末装置は、第1軌跡に基づいてフリック文字入力方式に従って文字「え」を特定し、第2軌跡に基づいてフリック文字入力方式に従って文字「め」を特定し、その結果「こ」の文字を取り消し、改めて「え」と「め」の文字を入力結果表示領域103に表示している。
このように動作することによって、ユーザが誤判定に気付いたときに、「誤入力を消して再入力する」手間を省き、直ちに正しい結果を得ることができる。また、判定困難な文字の入力に関して「あらかじめモード切り替える」操作を省ける。
次に、携帯端末装置のハードウエア構成について説明する。図7に、携帯端末装置のハードウエア構成例を示す。携帯端末装置700は、プロセッサ701、記憶部703、アンテナ711、無線制御部713、オーディオ制御部715、スピーカ717、マイク719、ディスプレイ721、タッチパッド723、キー群725及び加速度センサ727を有している。
プロセッサ701は、モデムCPU(Central Processing Unit)とアプリケーションCPUからなることもある。記憶部703は、例えば、ROM(Read Only Memory)705とRAM(Random Access Memory)707とフラッシュメモリ709を有している。ROM705は、例えば、アプリケーションなどのプログラムを格納している。RAM707は、例えば、アプリケーションなどのプログラムを展開する領域を含んでいる。フラッシュメモリ709は、例えば、ユーザデータを格納する。
タッチパッド723は、例えば、ディスプレイ721の表示画面上に配置されたパネル状のセンサであり、タッチ操作による指示を受け付ける。ディスプレイ721は、例えば、アプリケーションが表示させる各種画面を表示する。具体的には、ディスプレイ721とタッチパッド723を一体としたタッチパネルとして用いられる。タッチパッド723は、ポインティングデバイス(位置入力装置)の例である。キー群425の各ハードキーは、筐体の一部に設けられている。
ディスプレイ721は、有機EL(electroluminescence)方式あるいは液晶方式であってもよい。ディスプレイ721は、ソフトウェアキーボードや入力筆跡を表示するのに十分な表示分解能を有していれば足りる。
タッチパッド723は、抵抗膜方式、静電容量方式、光学式あるいは電磁誘導方式であってもよい。タッチパッド723は、ソフトウェアキーボードへのタッチ入力および筆跡入力が行える程度のサンプリングレートおよび分解能を有していれば足りる。また、同様のポインティング性能があればタッチパネルでなくても良い。マウスやトラックボール、カメラ映像のリアルタイム解析による物体トラッキングなど、任意のポインティングデバイスを用いてもよい。
アンテナ711は、例えば、セルラー方式、無線LAN(Local Area Network)、近距離通信方式などの無線データを受信する。無線制御部713は、無線通信の制御を行う。無線通信の制御により、電話の音声通信やメールのデータ通信が行われる。
オーディオ制御部715は、音データに関するアナログ/デジタル変換とデジタル/アナログ変換を行う。スピーカ717は、アナログデータを音として出力する。マイク719は、音をアナログデータに変換する。
図8に、携帯端末装置のモジュール構成例を示す。携帯端末装置は、受付部801、経過判定部803、軌跡情報記憶部805、方式判定部807、文字入力部809、文字列記憶部811、入力文字表示部813、復元情報生成部815、復元情報記憶部817、軌跡情報登録部819、別方式表示部821、再入力部823及びリセット部825を有している。
受付部801は、タッチパッド723で発生したイベントによって、文字入力領域101、補助表示領域105及び確定ボタン107への操作を受け付ける。
受付部801は、ポインティングデバイスからのポインティング座標入力を受け付ける。ポインティングデバイスとしてマウスやトラックボールを用いる場合には、ボタン押下中の座標入力を受け付ける。物体トラッキングによる場合には、ボタン押下に相当するアクション(例えばトラッキング物体に付されているボタンの押下、あるいは物体を手前に突き出す動作など)を契機に座標の受け付けを行う。
経過判定部803は、文字入力領域101への前回のタッチ操作からの経過期間を判定する。
例えば、一文字を手書き入力する際、通常は筆画間で時間的な間を空けず一気に書く。それに比べ、キーによる文字入力方式(フリック文字入力方式を含む)から手書き文字入力方式へ移行する場合、またはその逆に手書き文字入力方式からキーによる文字入力方式へ移行する場合には、ユーザ側の意識の切替えによって間が空く。本実施の形態では、この間に相当する期間を判定する。そのため、前回タッチ操作の終了時点から今回タッチ操作の開始時点までの無入力時間が一文字の筆画間に生じる時間より大きくなることに基づいて、経過時間のしきい値を設定する。また、軌跡入力位置の停留時間によって、リセットするか否かを判定するようにしてもよい。
軌跡情報記憶部805は、受付部801で受け付けた文字入力領域101へのタッチ操作毎の軌跡情報を蓄積する。軌跡情報は、スライド過程の各点における座標の他、各点がタッチされた時刻を含んでいる。
方式判定部807は、文字入力方式を判定する。この例では、フリック文字入力方式かあるいは手書き文字入力方式かを判定する。
方式判定部807は、スライドの始点から終点までの軌跡のサイズや形状、入力時間などをしきい値と照合することにより、フリック文字入力方式であるか手書き文字入力方式であるかを判定する。
単純にキー押下と手書き入力を区別する場合には、軌跡の長さが定数値よりも大きければ手書き入力と判定し、小さければキー押下と判定する方法がある。軌跡の形状による判定としては次のような方法がある。まずストロークから特徴点を抽出し、その特徴点列に対して時系列で隣り合うベクトルの傾きの差を算出する。傾き差が一定値以上かつ、ベクトル長が一定値以上のときに手書きの軌跡であると判定する。すなわち、ストロークに一定以上のはっきりした屈曲部が存在する場合に、フリック入力ではなく手書き入力であると判断する。特徴点抽出は様々なものが提案されており、前後の屈曲の大きな点を拾う方法などが知られている。本実施の形態はこれらの判定方法には依存しないので、詳細は省略する。
尚、手書き文字入力方式では、ある文字に相当する画の入力に続けて、更に画を追加することによって別の文字となることもある。従って、軌跡を受け付ける度に、文字入力方式を判定し直す方法が好ましくない場合もある。一度手書き入力と判定した後は、一定の無入力時間が経過するかあるいはユーザによる明示的な確定操作がない限り、手書き入力判定方式を継続することも有効である。
文字入力部809は、判定された文字入力方式に従って特定される文字を文字列記憶部811に書き込む。文字列記憶部811は、特定された文字を文字列バッファに順次記憶する。つまり、文字入力部809は、文字列バッファに文字を追記する。入力文字表示部813は、文字列記憶部811に記憶されている文字を表示する。
復元情報生成部815は、文字の入力を取り消し、文字列記憶部811の状態を元に戻すための復元情報を生成する。
復元情報記憶部817は、生成された復元情報を順次記憶する。つまり、復元情報記憶部817は、復元情報を蓄積し、リセット部825によりリセットされるまで蓄積された復元情報を保持する。
復元情報は、文字入力結果を指定時点の状態に戻すための情報である。例えば、単純に入力文字数をカウントする方法、あるいはアンドゥのための情報を用いる方法がある。文字列「ABC」に続けて「DEFG」を入力し、再び文字列「ABC」の状態に戻すためには、後の入力文字数4をカウントし、復元処理で後の入力文字数分の文字削除を行う方法がある。あるいは、最初の文字数3を保持し、復元処理で最初の文字数3を残して他の文字を削除する方法もある。ソフトウェアキーに削除やカーソル移動キーといった編集機能キーが含まれている場合には、ワープロやエディタアプリと同様のアンドゥ機能を用いることによって、復元処理で任意のキー入力結果を無効化する方法もある。
軌跡情報登録部819は、文字入力領域101へのタッチ操作に基づく軌跡情報を軌跡情報記憶部805に記憶させる。つまり、軌跡情報記憶部805は、軌跡情報を蓄積し、リセット部825によりリセットされるまで蓄積された軌跡情報を保持する。
別方式表示部821は、別の入力方式に切り替えた場合の入力結果を示唆する情報を表示する。
再入力部823は、文字列記憶部811に書き込まれた文字を上述の復元処理により取り消し、別の入力方式に従って特定された文字を書き込む。
次に、処理の流れについて説明する。図9に、全体処理フローの例を示す。受付部801は、イベントを受け付け(S901)、文字入力領域101のタッチ操作であるか否かを判定する(S903)。
受け付けたイベントが文字入力領域101におけるタッチ操作であると判定した場合には、経過判定部803は、経過判定処理を行う(S905)。経過判定部803は、軌跡情報記憶部805から前回の軌跡情報を取得する。そして、前回の軌跡情報に含まれる前回のタッチ終了時点から所定期間を経過しているか否かを判定する。経過判定部803が所定の期間を経過したと判定したか否かによって、処理が分岐する(S907)。
経過判定部803が所定の期間を経過していないと判定した場合には、方式判定部807は、方式判定処理を行う(S909)。受け付けたイベントにより特定される軌跡に従って、フリック文字入力方式あるいは手書き文字入力方式のいずれであるかを判定する。
続いて、文字入力部809は、文字入力処理を行う(S911)。図10に、文字入力処理フローの例を示す。文字入力部809は、判定された方式がフリック文字入力方式であるか手書き文字入力方式であるかによって処理を分岐させる(S1001)。
判定された方式がフリック文字入力方式である場合には、文字入力部809は、フリック文字入力方式処理を行う(S1003)。フリック文字入力方式処理では、フリック操作による開始点とベクトルに従って文字を特定する。以下、フリック文字入力方式処理により文字を特定する例について説明する。
ボタン内でタッチが閉じている場合には、タッチされた位置に対応するボタンに示された文字(母音「あ」の文字)を特定する。例えば、「た」と表示されたボタンをタッチした場合には、文字「た」が特定される。
イベントが左方へのフリックである場合には、タッチされた位置に対応するボタンに示された文字と同じ子音であり、母音が「い」である文字を特定する。例えば、「た」と表示されたボタンから左方へフリックした場合には、文字「ち」が特定される。
イベントが上方へのフリックである場合には、タッチされた位置に対応するボタンに示された文字と同じ子音であり、母音が「う」である文字を特定する。例えば、「た」と表示されたボタンから上方へフリックした場合には、文字「つ」が特定される。
イベントが右方へのフリックである場合には、タッチされた位置に対応するボタンに示された文字と同じ子音であり、母音が「え」である文字を特定する。例えば、「た」と表示されたボタンから右方へフリックした場合には、文字「て」が特定される。
イベントが下方へのフリックである場合には、タッチされた位置に対応するボタンに示された文字と同じ子音であり、母音が「お」である文字を特定する。例えば、「た」と表示されたボタンから下方へフリックした場合には、文字「と」が特定される。
文字入力部809は、特定した文字を文字列記憶部811の文字列バッファに加える(S1005)。
判定された方式が手書き文字入力方式である場合には、文字入力部809は、手書き文字入力方式処理を行う(S1007)。手書き文字入力方式処理では、軌跡情報記憶部805に蓄積されている軌跡情報により特定される軌跡と受け付けたイベントにより特定される軌跡とに基づいて、所定の認識ロジックに従って、文字を特定する。手書き文字入力方式による文字認識は周知の技術であるので、詳細な説明を省略する。
判定された方式が手書き文字入力方式である場合には、文字入力部809は、受け付けたタッチ操作に係る軌跡を表示する(S1009)。そして、文字入力部809は、特定した文字を文字列記憶部811の文字列バッファに加える(S1005)。前述した図4に示した軌跡表示411と軌跡表示413は、この処理によって表示される。
図9に示した処理の説明に戻って、入力文字表示部813は、入力文字を表示する(S913)。具体的には、文字列記憶部811の文字列バッファに記憶されている文字列を表示する。このとき、S911で書き込まれた未確定の文字に下線を付するようにしてもよい。図1の入力結果表示領域103に示された文字列「とほ」及び図4の入力結果表示領域103に示された文字「こ」は、いずれも未確定の文字であることを示す下線が付されている。
復元情報生成部815は、復元情報を生成する(S915)。復元情報については、前述の通りである。
軌跡情報登録部819は、軌跡情報を登録する(S917)。軌跡情報については、前述の通りである。
そして、別方式表示部821は、別方式表示処理(A)を行う(S919)。尚、別方式表示処理(B)については、実施の形態2で説明する。
図11に、別方式表示処理(A)フローの例を示す。別方式表示部821は、S909で判定された文字入力方式がフリック文字入力方式であるか手書き文字入力方式であるかによって処理を分岐させる(S1101)。S909で判定された文字入力方式がフリック文字入力方式である場合には、別方式表示部821は、軌跡の形体を表示する(S1103)。具体的には、別方式表示部821は、軌跡情報記憶部805に蓄積されている軌跡情報群により再現される軌跡を補助表示領域105の大きさに縮小して、補助表示領域105に表示する。例えば図1の補助表示領域105に示された軌跡の形体は、この処理により表示される。
一方、S909で判定された文字入力方式が手書き文字入力方式である場合には、別方式表示部821は、軌跡情報記憶部805に蓄積されている軌跡情報毎にフリック文字入力方式処理を行う(S1105)。この処理により、各軌跡に基づいてフリック文字入力方式に従って文字を特定する。そして、別方式表示部821は、特定した文字を補助表示領域105に表示する(S1107)。補助表示領域105に表示された文字は、再入力される候補の文字である。S1105におけるフリック文字入力方式処理は文字の特定を行うが、図10に示した文字入力処理とは異なり、文字列記憶部811の文字列バッファへの書き込みは行わない。例えば図4の補助表示領域105に示された候補文字「え」と「め」は、この処理により表示される。
図9に示した処理の説明に戻って、別方式表示処理(A)を終えると、S901に戻る。
続いて、S903でイベントが文字入力領域101のタッチ操作でないと判定した場合には、受付部801は、受け付けたイベントが切替指示であるか否かを判定する(S921)。この例では、受付部801は、補助表示領域105をタッチされた場合に切替指示であると判定する。但し、補助表示領域105以外に切り替えを指示するアイコンなどの手段を設けてもよい。また、携帯端末装置700が備える加速度センサ727により計測された加速度が、所定値よりも大きい場合に切替指示を受け付けたと判定するようにしてもよい。また、所定値以上の加速度を所定期間内に所定回数以上検出した場合に、切替指示を受け付けたと判定するようにしてもよい。この判断は、携帯端末装置を振る動作を検知することに相当する。
受け付けたイベントが切替指示であると判定した場合には、再入力部823は、再入力処理を行う(S923)。
図12に、再入力処理フローの例を示す。再入力部823は、文字列記憶部811の文字入力バッファを復元する(S1201)。具体的には、再入力部823は、方式判定部807に記憶されている復元情報を用いて、文字列記憶部811の文字入力バッファを文字の追記前の状態に復元する。再入力部823は、切り替えた方式がフリック文字入力方式あるいは手書き文字入力方式であるかによって処理を分岐させる(S1203)。この例のように、2つの文字入力方式に対応している場合には、現時点で用いられていない文字入力方式が、切り替えた方式となる。受け付けたイベントに応じて、切り替えた方式を特定するようにしてもよい。
切り替えた方式がフリック文字入力方式である場合には、再入力部823は、軌跡情報記憶部805に蓄積されている軌跡情報毎にフリック文字入力方式処理を行う(S1205)。この処理により、各軌跡に基づいてフリック文字入力方式に従って文字を特定する。そして、再入力部823は、特定した文字を文字列バッファに加える(S1207)。
一方、切り替えた方式が手書き文字入力方式である場合には、再入力部823は、軌跡情報記憶部805に蓄積されている軌跡情報群について手書き文字入力方式処理を行う(S1209)。再入力部823は、軌跡情報記憶部805に蓄積されている軌跡情報群を取得し、これらの軌跡情報群に基づいて、手書き文字入力方式に従って文字を特定する。
再入力部823は、軌跡情報記憶部805に蓄積されている軌跡情報群に基づいて文字入力領域101に軌跡を表示する(S1211)。図3に示された軌跡表示311と軌跡表示313は、この処理によって表示される。そして、再入力部823は、特定した文字を文字列バッファに加える(S1207)。
図9に示した処理の説明に戻って、入力文字表示部813は、再入力された文字を表示する(S925)。具体的には、入力文字表示部813は、文字列記憶部811の文字列バッファに記憶されている文字列を表示する。前述と同様に、未確定の文字に下線を付するようにしてもよい。図3の入力結果表示領域103に示された文字「い」と図6の入力結果表示領域103に示された文字列「えめ」は、この処理によって表示される。
S921でイベントが切替指示でないと判定した場合には、受付部801は、受け付けたイベントが確定指示であるか否かを判定する(S927)。この例では、受付部801は、確定ボタン107をタッチされた場合に切替指示であると判定する。イベントが確定指示であると判定した場合には、リセット部825は、リセット処理を行う(S929)。
図13に、リセット処理フローの例を示す。リセット部825は、復元情報をリセットする(S1301)。つまり、リセット部825は、復元情報記憶部817に蓄積された復元情報を削除する。更に、リセット部825は、軌跡情報をリセットする(S1303)。つまり、リセット部825は、軌跡情報記憶部805に蓄積された軌跡情報を削除する。これらの処理によって、入力された文字が確定した状態になる。
図9に示した処理の説明に戻って、入力文字表示部813は、文字列を再表示する(S931)。この処理では、未確定の状態を示す下線を省いて、文字列記憶部811の文字列バッファに記憶している文字列を表示する。従って、図1乃至図6に示した確定ボタン107をタッチすると、それぞれ入力結果表示領域103に表示されている下線は消える。
イベントが確定指示でないと判定した場合には、受付部801は、受け付けたイベントが終了指示であるか否かを判定する(S933)。イベントが終了指示であると判定した場合には、処理を終了する。イベントが終了指示でないと判定した場合には、S901に戻る。
また、S907で経過判定部803が所定の期間を経過したと判定した場合には、リセット部825は、上述と同様にリセット処理を行い(S935)、入力文字表示部813は、上述と同様に文字列を再表示する(S937)。
それまでの文字入力方式と異なる文字入力方式で入力しようとする場合に、利用者の意識の切り替えによる間が生じやすい。従って、所定の期間が経過した場合に、不要な軌跡情報をクリアすることによって、その後の文字入力について誤判定を防止できる。また、不要な復元情報をクリアすることによって、予期しない文字変換を防止できる。
本実施の形態によれば、意図しない入力方式で入力された文字を取り消す操作と、再び文字入力するためのタッチ操作を省くことができる。
[実施の形態2]
図1に示した補助表示領域105の軌跡の形体に代えて、手書き文字入力方式に切り替えた場合の候補文字を表示する例について説明する。
図14に、実施の形態2に係る操作画面の例を示す図である。図1と同様に、手書き文字入力方式により「い」と入力しようとしていながら、フリック文字入力方式により「とほ」と入力されてしまった状態を示している。入力結果表示領域103、スライド範囲111及びスライド範囲113は、図1と同様である。補助表示領域105には、フリック文字入力方式に従って特定される「い」の候補文字が表示されている。
本実施の形態では、図9のS919において、別方式表示部821は別方式表示処理(B)を行う。図15は、別方式表示処理(B)フローの例を示す図である。別方式表示部821は、S909で判定された文字入力方式がフリック文字入力方式であるか手書き文字入力方式であるかによって処理を分岐させる(S1101)。
判定された文字入力方式が手書き文字入力方式である場合には、別方式表示部821は、軌跡情報記憶部805に蓄積されている軌跡情報毎にフリック文字入力方式処理を行う(S1105)。この処理により、各軌跡に基づいてフリック文字入力方式に従って文字を特定する。そして、別方式表示部821は、特定した文字を補助表示領域105に表示する(S1107)。これらの処理は、前述の別方式表示処理(A)と同様である。
判定された文字入力方式がフリック文字入力方式である場合には、別方式表示部821は、軌跡情報記憶部805に蓄積されている軌跡情報群に基づいて手書き文字入力方式処理(S1501)を行う。別方式表示部821は、手書き文字入力方式に従って特定された文字を表示する(S1503)。表示された文字は、手書き文字入力方式により再入力される候補の文字である。
読点や中黒といった点記号の手書き入力は、ソフトウェアキーによる入力との判別が難しい。このような場合に判定を誤っても、ユーザが誤入力された内容を消して、明示的に文字入力方式を切り替えた後に再入力する手間を省くことができる。
本実施の形態に係る文字入力装置及び文字入力方法は、表示装置一体型のタッチパネルデバイスを搭載した計算機システム及びその上で動作するソフトウェアとして実装される。計算機システムは、携帯電話やスマートフォンの他、例えばPDA(Personal Digital Assistants)あるいは小型PC(Personal computer)であってもよい。
以上本技術の一実施の形態を説明したが、本技術はこれに限定されるものではない。例えば、上述の機能ブロック構成は実際のプログラムモジュール構成に対応するものではない。
また、上で説明した各記憶領域の構成は一例であって、上記のような構成でなければならないわけではない。さらに、処理フローにおいても、処理結果が変わらなければ処理の順番を入れ替えることも可能である。さらに、並列に実行させるようにしても良い。
以上述べた実施の形態をまとめると、以下のようになる。
一態様の文字入力装置は、タッチパネルにおけるタッチの軌跡情報を受け付ける受付部と、軌跡情報に基づいて第1の入力方式に従って特定された文字を、文字列記憶部に追記する入力部と、文字を追記した場合に、文字列記憶部を当該文字の追記前の状態に復元するための復元情報を蓄積する第1蓄積部と、入力方式を切り替える指示を受け付けた場合に、復元情報に基づいて文字列記憶部を文字の追記前の状態に復元し、軌跡情報に基づいて第2の入力方式に従って特定された文字を、文字列記憶部に追記する再入力部とを含む。
このようにすれば、意図しない入力方式で入力された文字を取り消す操作と、再び文字入力するためのタッチ操作を省くことができる。
更に、受け付けた軌跡情報を蓄積する第2蓄積部を有してもよい。第1の入力方式が複数の軌跡情報を用いる方式である場合には、入力部は蓄積されている軌跡情報を用いて文字を特定し、第2の入力方式が複数の軌跡情報を用いる方式である場合には、再入力部は蓄積されている軌跡情報を用いて文字を特定するようにしてもよい。
このようにすれば、例えば手書き文字入力方式のように複数の筆跡情報を用いる方式に対応できる。
更に、軌跡情報を受け付けた場合に、前回軌跡情報を受け付けときから所定期間を経過しているか否かを判定する判定部を有するようにしてもよい。また、所定期間を経過していると判定した場合には、第1蓄積部及び第2蓄積部の情報をリセットするリセット部とを有するようにしてもよい。
このようにすれば、一定の無操作時間が生じた場合に、先に入力された文字を確定することができる。具体的には、第1蓄積部に残った不要な復元情報をクリアすることによって、予期しない文字変換を防止できる。更に、第2蓄積部に残った不要な軌跡情報をクリアすることによって、文字の誤判定を防止できる。
文字列記憶部に記憶されている文字列を表示する第1表示部を有するようにしてもよい。また、蓄積されている軌跡情報と受け付けた軌跡情報とに基づく軌跡の形体を表示する第2表示部を有するようにしてもよい。
このようにすれば、手書き文字入力方式に切り替えた場合に再入力される文字を推測することができる。また、受け付けられている軌跡を確認することもできる。
文字列記憶部に記憶されている文字列を表示する第1表示部を有するようにしてもよい。また、蓄積されている軌跡情報と受け付けた軌跡情報とに基づいて、第2の入力方式に従った候補文字を表示する第2表示部を有するようにしてもよい。
このようにすれば、第2の入力方式を切り替えた場合に、再入力される文字を予め確認することができる。
第2表示部が表示している領域をタッチされた場合に、再入力部は入力方式を切り替える指示を受け付けたと判断するようにしてもよい。
このようにすれば、文字そのもの、あるいは文字を想起させる形体をタッチするという直感的な操作によって、期待される入力結果へ誘導することができる。
更に、加速度を検知する手段を有するようにしてもよい。また、再入力部は、検知した加速度に基づいて、入力方式を切り替える指示を受け付けたと判断するようにしてもよい。
このようにすれば、単純な操作で入力方式を切り替えることができる。
なお、上記処理をプロセッサに行わせるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納されるようにしてもよい。尚、中間的な処理結果は、一般的にメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
タッチパネルにおけるタッチの軌跡情報を受け付ける受付部と、
前記軌跡情報に基づいて第1の入力方式に従って特定された文字を、文字列記憶部に追記する入力部と、
前記文字を追記した場合に、前記文字列記憶部を前記文字の追記前の状態に復元するための復元情報を蓄積する第1蓄積部と、
入力方式を切り替える指示を受け付けた場合に、前記復元情報に基づいて前記文字列記憶部を前記文字の追記前の状態に復元し、前記軌跡情報に基づいて第2の入力方式に従って特定された文字を、前記文字列記憶部に追記する再入力部と
を有する文字入力装置。
(付記2)
更に、
受け付けた前記軌跡情報を蓄積する第2蓄積部
を有し、
前記第1の入力方式が複数の軌跡情報を用いる方式である場合には、前記入力部は蓄積されている前記軌跡情報を用いて文字を特定し、
前記第2の入力方式が複数の軌跡情報を用いる方式である場合には、前記再入力部は蓄積されている前記軌跡情報を用いて文字を特定する
付記1記載の文字入力装置。
(付記3)
更に、
前記軌跡情報を受け付けた場合に、前回軌跡情報を受け付けときから所定期間を経過しているか否かを判定する判定部と、
前記所定期間を経過していると判定した場合には、前記第1蓄積部及び前記第2蓄積部の情報をリセットするリセット部と
を有する付記2記載の文字入力装置。
(付記4)
前記文字列記憶部に記憶されている文字列を表示する第1表示部と、
蓄積されている前記軌跡情報と受け付けた前記軌跡情報とに基づく軌跡の形体を表示する第2表示部と
を有する付記2又は3記載の文字入力装置。
(付記5)
前記文字列記憶部に記憶されている文字列を表示する第1表示部と、
蓄積されている前記軌跡情報と受け付けた前記軌跡情報とに基づいて、前記第2の入力方式に従った候補文字を表示する第2表示部と
を有する付記2又は3記載の文字入力装置。
(付記6)
前記第2表示部が表示している領域をタッチされた場合に、前記再入力部は前記入力方式を切り替える指示を受け付けたと判断する
付記4又は5記載の文字入力装置。
(付記7)
更に、
加速度を検知する手段
を有し、
前記再入力部は、検知した加速度に基づいて、前記再入力部は前記入力方式を切り替える指示を受け付けたと判断する
付記1乃至6のいずれか1つ記載の文字入力装置。
(付記8)
タッチパネルにおけるタッチの軌跡情報を受け付ける処理と、
前記軌跡情報に基づいて第1の入力方式に従って特定された文字を、文字列記憶部に追記する処理と、
前記文字を追記した場合に、前記文字列記憶部を前記文字の追記前の状態に復元するための復元情報を蓄積する処理と、
入力方式を切り替える指示を受け付けた場合に、前記復元情報に基づいて前記文字列記憶部を前記文字の追記前の状態に復元し、前記軌跡情報に基づいて第2の入力方式に従って特定された文字を、前記文字列記憶部に追記する処理と
を含む文字入力方法。
(付記9)
文字列記憶部を有する情報処理装置に、
タッチパネルにおけるタッチの軌跡情報を受け付ける処理と、
前記軌跡情報に基づいて第1の入力方式に従って特定された文字を、前記文字列記憶部に追記する処理と、
前記文字を追記した場合に、前記文字列記憶部を前記文字の追記前の状態に復元するための復元情報を蓄積する処理と、
入力方式を切り替える指示を受け付けた場合に、前記復元情報に基づいて前記文字列記憶部を前記文字の追記前の状態に復元し、前記軌跡情報に基づいて第2の入力方式に従って特定された文字を、前記文字列記憶部に追記する処理と
を実行させるためのプログラム。
101 文字入力領域 103 入力結果表示領域
105 補助表示領域 107 確定ボタン
111 スライド範囲 113 スライド範囲
311 軌跡表示 313 軌跡表示
411 軌跡表示 413 軌跡表示
700 携帯端末装置 701 プロセッサ
703 記憶部 705 ROM
707 RAM 709 フラッシュメモリ
711 アンテナ 713 無線制御部
715 オーディオ制御部 717 スピーカ
719 マイク 721 ディスプレイ
723 タッチパッド 725 キー群
727 加速度センサ 801 受付部
803 経過判定部 805 軌跡情報記憶部
807 方式判定部 809 文字入力部
811 文字列記憶部 813 入力文字表示部
815 復元情報生成部 817 復元情報記憶部
819 軌跡情報登録部 821 別方式表示部
823 再入力部 825 リセット部

Claims (9)

  1. タッチパネルにおけるタッチの軌跡情報を受け付ける受付部と、
    前記軌跡情報に基づいて第1の入力方式に従って特定された文字を、文字列記憶部に追記する入力部と、
    前記文字を追記した場合に、前記文字列記憶部を前記文字の追記前の状態に復元するための復元情報を蓄積する第1蓄積部と、
    入力方式を切り替える指示を受け付けた場合に、前記復元情報に基づいて前記文字列記憶部を前記文字の追記前の状態に復元し、前記軌跡情報に基づいて第2の入力方式に従って特定された文字を、前記文字列記憶部に追記する再入力部と
    を有する文字入力装置。
  2. 更に、
    受け付けた前記軌跡情報を蓄積する第2蓄積部
    を有し、
    前記第1の入力方式が複数の軌跡情報を用いる方式である場合には、前記入力部は蓄積されている前記軌跡情報を用いて文字を特定し、
    前記第2の入力方式が複数の軌跡情報を用いる方式である場合には、前記再入力部は蓄積されている前記軌跡情報を用いて文字を特定する
    請求項1記載の文字入力装置。
  3. 更に、
    前記軌跡情報を受け付けた場合に、前回軌跡情報を受け付けときから所定期間を経過しているか否かを判定する判定部と、
    前記所定期間を経過していると判定した場合には、前記第1蓄積部及び前記第2蓄積部の情報をリセットするリセット部と
    を有する請求項2記載の文字入力装置。
  4. 前記文字列記憶部に記憶されている文字列を表示する第1表示部と、
    蓄積されている前記軌跡情報と受け付けた前記軌跡情報とに基づく軌跡の形体を表示する第2表示部と
    を有する請求項2又は3記載の文字入力装置。
  5. 前記文字列記憶部に記憶されている文字列を表示する第1表示部と、
    蓄積されている前記軌跡情報と受け付けた前記軌跡情報とに基づいて、前記第2の入力方式に従った候補文字を表示する第2表示部と
    を有する請求項2又は3記載の文字入力装置。
  6. 前記第2表示部が表示している領域をタッチされた場合に、前記再入力部は前記入力方式を切り替える指示を受け付けたと判断する
    請求項4又は5記載の文字入力装置。
  7. 更に、
    加速度を検知する手段
    を有し、
    前記再入力部は、検知した加速度に基づいて、前記再入力部は前記入力方式を切り替える指示を受け付けたと判断する
    請求項1乃至6のいずれか1つ記載の文字入力装置。
  8. タッチパネルにおけるタッチの軌跡情報を受け付ける処理と、
    前記軌跡情報に基づいて第1の入力方式に従って特定された文字を、文字列記憶部に追記する処理と、
    前記文字を追記した場合に、前記文字列記憶部を前記文字の追記前の状態に復元するための復元情報を蓄積する処理と、
    入力方式を切り替える指示を受け付けた場合に、前記復元情報に基づいて前記文字列記憶部を前記文字の追記前の状態に復元し、前記軌跡情報に基づいて第2の入力方式に従って特定された文字を、前記文字列記憶部に追記する処理と
    を含む文字入力方法。
  9. 文字列記憶部を有する情報処理装置に、
    タッチパネルにおけるタッチの軌跡情報を受け付ける処理と、
    前記軌跡情報に基づいて第1の入力方式に従って特定された文字を、前記文字列記憶部に追記する処理と、
    前記文字を追記した場合に、前記文字列記憶部を前記文字の追記前の状態に復元するための復元情報を蓄積する処理と、
    入力方式を切り替える指示を受け付けた場合に、前記復元情報に基づいて前記文字列記憶部を前記文字の追記前の状態に復元し、前記軌跡情報に基づいて第2の入力方式に従って特定された文字を、前記文字列記憶部に追記する処理と
    を実行させるためのプログラム。
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