JP2014092720A - 映像表示装置、及び映像表示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】破綻のない映像を視認できる。
【解決手段】実施形態の映像表示装置は、表示部と、枠部と、光学素子と、を備える。枠部は、当該表示部の外周に設けられている。光学素子は、枠部上及び当該枠部との境界を含んだ表示部上の一部領域に設けられた光学素子であって、枠部上を含んだ外周領域について、表示部から出力される映像を、表示部から枠部の方向に拡大させると共に、当該外周領域より内側の内周領域について、表示部から出力される映像を、枠部から表示部の方向に拡大させる。
【選択図】図2
【解決手段】実施形態の映像表示装置は、表示部と、枠部と、光学素子と、を備える。枠部は、当該表示部の外周に設けられている。光学素子は、枠部上及び当該枠部との境界を含んだ表示部上の一部領域に設けられた光学素子であって、枠部上を含んだ外周領域について、表示部から出力される映像を、表示部から枠部の方向に拡大させると共に、当該外周領域より内側の内周領域について、表示部から出力される映像を、枠部から表示部の方向に拡大させる。
【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、映像表示装置、及び映像表示システムに関する。
従来から、映像表示装置の大型化は高価になるため、複数の映像表示装置を隣接して配置することで、全体で大画面を構成する技術がある。
映像表示装置の表示部の外周には外枠が存在するため、複数の映像表示装置を隣接して配置した場合に、外枠による継ぎ目が生じていた。このため、表示部の前にレンズを配置し、当該レンズで映像を外枠方向に拡大することで、視聴者が視認できる継ぎ目の幅を低減する技術が提案されている。
しかしながら、従来技術のレンズで拡大して、継ぎ目の幅を低減する技術は、視聴者が正面以外の方向から視聴することを考慮していない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、視聴者が正面以外の方向からの視聴を考慮した映像表示装置、及び映像表示システムを提供することを目的とする。
実施形態の映像表示装置は、表示部と、枠部と、光学素子と、を備える。枠部は、当該表示部の外周に設けられている。光学素子は、枠部上及び当該枠部との境界を含んだ表示部上の一部領域に設けられた光学素子であって、枠部上を含んだ外周領域について、表示部から出力される映像を、表示部から枠部の方向に拡大させると共に、当該外周領域より内側の内周領域について、表示部から出力される映像を、枠部から表示部の方向に拡大させる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る映像表示装置、及び映像表示システムの実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態では、映像表示装置、及び映像表示システムの一例を示したものであり、他の形態であっても良い。
図1は、本実施形態にかかる4個の映像表示装置で構成される、映像表示システムの一形態である4面タイリングディスプレイの例を示した図である。
図1に示す例では、4個の映像表示装置101、102、103、104の各々は、表示部131、132、133、134と、当該表示部131〜134の外周に設けられた外枠部121、122、123、124と、で構成されている。
図1に示す例では、4個の映像表示装置101〜104をタイリングして一つの大画面ディスプレイとして利用している。本実施形態にかかる4面タイリングディスプレイでは、映像表示装置を水平方向及び垂直方向に2列づつ配置している。
なお、本実施形態は、このような配置手法に制限するものではなく、2列以上であっても良いし、水平方向又は垂直方向のみに複数の映像表示装置を配置しても良い。
そして、図1に示す様に、4個の映像表示装置101、102、103、104を配置した場合に、外枠部121〜124による継ぎ目111、112が十字状に形成される。
換言すれば、4個の映像表示装置101、102、103、104で大画面表示を行う場合に、当該継ぎ目111、112で画面が途切れることになる。そこで、本実施形態では、映像表示装置101、102、103、104の各々について、外枠部及び外枠部との境界を含む表示部の一部の領域に光学素子を設けて、映像表示装置101、102、103、104から出力される映像を拡大表示することで、視聴者に対して当該外枠部が細くなる又は見えなくさせることとした。これにより、4個の映像表示装置101、102、103、104がつながりを有する一つのディスプレイとして映像を表示できる。
図2は、本実施形態にかかる複数の映像表示装置101〜104の各々に設けられた光学素子の領域を示した図である。図2に示す例では、4個の映像表示装置101、102、103、104の外枠部121〜124及び表示部131〜134の一部である、領域201〜208のそれぞれに光学素子が配置されている。領域201〜208のうち、他の光学素子の領域と交わらない部分については、複数の映像表示装置101〜104の間の境界線に垂直する方向に映像を拡大するリニアレンズ(1次元方向のみに曲率を持つ)が設けられている。リニアレンズとしては例えば、シリンドリカルレンズなどが考えられるが、他の光学系を用いても良い。
一方、複数の光学素子の領域が交わる領域211〜214については、垂直方向及び水平方向(2次元領域)で映像を拡大するサーキュラレンズが設けられている。
図2に示す光学系(光学素子)は、4個の映像表示装置101、102、103、104の外枠部及び表示部の一部領域で設けられ、表示部から出力される映像を拡大させる。
図2に示す様に、4個の映像表示装置101、102、103、104のそれぞれに設けられた光学素子は、他の映像表示装置に隣接する外枠部周辺で、表示部から外枠部の方向に(水平方向及び垂直方向のうちいずれか一つ以上)に映像を拡大している。
図3は、図2の第1の表示領域251において、継ぎ目112を覆うように水平方向に設けられた、光学素子の配置を示した図である。図3に示す例では、外枠部121、123上及び表示部131、133上の一部を含む、領域203、204に光学素子(レンズ)が設けられている。そして、領域203では、光学素子の光軸301を有し、光学素子(レンズ)204では、光学素子の光軸302を有している。そして、光学素子は、光学素子(レンズ)203のうち、光軸301より外枠部121(継ぎ目112)側の外周領域について、表示部131から出力される映像を、表示部131から外枠部121の方向に拡大させると共に、光軸301より内側の内周領域について、表示部131から出力される映像を、外枠部121から表示部の方向に拡大させる。なお、領域204も、領域203と線対称の拡大が行われる。
図3に示す例では、上下の映像表示装置101、103の間の境界を基準として、線対称に光学素子(レンズ)203、204が配置されている。継ぎ目112の領域において、光学素子(レンズ)203、204が、縮小画像データを拡大表示する。これにより、映像が切れ目無く表示される。
図4は、図2の第2の表示領域252において、交差する継ぎ目111、112を覆うように設けられた、光学素子の配置を示した図である。図4に示す例では、領域203、204、205、206に光学素子(レンズ)が設けられている。そして、光学素子(レンズ)205では、光学素子の光軸401を有し、光学素子(レンズ)206では、光学素子の光軸402を有している。そして、光学素子は、領域205のうち、光軸401より外枠部(継ぎ目111)側の外周領域について、表示部133から出力される映像を、表示部133から外枠部123(継ぎ目111)の方向に拡大させると共に、光軸401より内側の内周領域について、表示部123から出力される映像を、外枠部123(継ぎ目111)から表示部123の中心方向に拡大させる。
リニアレンズの光軸301、302、401、402の延長線の交点がレンズの中心となる。そして、領域211のサーキュラレンズでは、レンズの中心414を基準に映像を拡大し、領域212のサーキュラレンズでは、レンズ中心の411を基準に映像を拡大し、領域213のサーキュラレンズでは、レンズの中心413を基準に映像を拡大し、領域214のサーキュラレンズでは、レンズの中心412を基準に映像を拡大している。このように、各領域211〜214は、2次元の拡大光学系となる。
そして、複数の映像表示装置では、光学素子で拡大されることを前提とした縮小画像データが、表示部から出力される。次に、縮小画像データが出力される領域について説明する。
図5は、図2の第1の表示領域251において、継ぎ目112を覆うために出力される縮小画像の表示領域を示した図である。
図5に示す例では、縮小画像データは表示領域501、502から出力される。そして、縮小画像データは、光学素子の光軸301を中心に、矢印511、512の方向に縮小されている。換言すれば、縮小画像データは、領域203に配置された光学素子により、光軸301を中心に、矢印511、512の反対方向に拡大される。これにより、継ぎ目112が視聴者に見えなくなる上、映像表示装置101の表示部131の内側方向にも縮小画像データが拡大される。なお、縮小画像データの縮小率は、光学素子で拡大される拡大率に対応している。このように、縮小画像データが当該拡大率で拡大された結果、視聴者には通常の映像として認識される。
図6は、図2の第2の表示領域252において、継ぎ目111、112を覆うために出力される縮小画像の表示領域を示した図である。
図6に示す例では、図5と同様に、縮小画像データは表示領域501、502から出力される他、表示領域601、602からも出力される。そして、表示領域501、502と、表示領域601、602と、が重畳する表示領域611においては、垂直方向及び水平方向のそれぞれ(2次元方向)について縮小されている。例えば、映像表示装置101で出力される縮小画像データは、レンズ(光学素子)の中心414を基準に、矢印方向に縮小されている。そして、縮小画像データは、図5と同様に、光学素子により、レンズの中心414を基準に矢印と反対方向に拡大される。
図6に示す例では、4枚の映像表示装置101〜104は、接点を点対称にレンズ(光学素子)が配置されている。これにより、他の映像表示装置102〜104も、それぞれレンズの中心411〜413を基準として縮小される。
そして、映像表示装置101〜104では、外枠部の領域まで、縮小画像データが光学素子によって拡大される。これにより、各映像表示装置101〜104は、接点まで切れ目無く映像をつなぐことができる。これにより、継ぎ目111,112を視聴者に視認できなくすることができる。
このように、映像表示装置101〜104では、表示部131〜134が映像を表示する表示領域のうち、縮小映像データを出力する領域は、レンズに縮小映像データが投影される領域よりも小さくなる。
次に、映像表示装置101〜104の表示部の内側方向にも縮小画像データが拡大させる理由について説明する。図7は、映像表示装置101〜104による表示の概念を示した図である。図7に示す例では、表示部702から予め定められた距離離れたところに光学素子701が設けられている例とする。そして、光学素子701で拡大表示された虚像703が示されている。なお、予め定められた距離は、実施の態様により定められるものとする。
表示部702では、通常の画像データを出力する領域713と、縮小画像データを出力する領域712と、外枠部711と、が存在する。そして、縮小画像データが、光学素子701により、外枠部711が視聴者に視認できなくなるように拡大表示されている。
図7に示す様に、外枠部711が配置された外側方向だけではなく、表示部702の内側方向にも、縮小画像データが拡大されている。仮に内側方向に縮小画像データを拡大しない場合、視聴者が映像表示装置101の中心部から外枠方向をのぞき込むように視聴すると、図示されていないが縮小画像データが視認できるという問題が生じることになる。一方、視聴者が、その逆方向(映像表示装置101の外枠側から中心部の方向)でのぞき込むように視聴すると、通常画像が光学素子に拡大されて視認できるという問題も生じる。つまり、正面以外で視聴した場合に、拡大率の異なる画像が視認される。そこで、本実施形態では、内側方向についても縮小画像データを拡大することとした。これにより、光学素子701で拡大表示された虚像703が示され“○”の領域まで画像拡大される。画像が拡大されるため“●”の領域まで通常の画像データを出力する領域713が存在できる。
例えば、視点751から(換言すると、映像表示装置101の中心部から外枠部711方向に)視聴者がのぞき込んだ場合であっても、光学素子の裏側に通常の画像データを出力する領域713があり、縮小画像データを視認できることを抑止し、画像データの制作者側が意図した破綻のない映像データの表示が可能となる。(光学素子裏側でも通常画像領域713内の“●”が観察できる)逆方向の視点752から(換言すると、映像表示装置101の外枠側から中心部の方向に)視聴者がのぞき込んだ場合であっても、光学素子701で拡大表示された虚像703があり、通常画像が拡大されて視認できることを抑止し、画像データの制作者側が意図した破綻のない映像データの表示が可能となる。また、視聴者が正面以外の角度からでも適切に映像を視認できるように、表示部702が表示する通常画像データと縮小画像データとの間に、重複した映像(重複領域とも称す)が含まれている。これにより、視点751や視点752から視聴した場合でも適切に映像を視聴できる。つまり、設計された視点751から視点752の間では、視聴者は、光学素子701を介した画像データとして、(通常の画像データの拡大を抑止して)縮小画像データが拡大された映像を視認し、光学素子701を介しない画像データとして、(縮小画像データの視認を抑止し)通常の画像データを視認できる。
図8は、映像表示装置101〜104の表面に設けられた光学系を示した図である。図8に示す例では、光学素子701と、外枠部862を含む表示部702と、光学素子701で拡大表示された虚像703と、が示されている。
薄い光学素子(レンズ)701が、表示部702の領域861から出力される縮小画像データを拡大する。このように、本実施形態では、薄いレンズ701を、外枠部862上から領域861上に配置している。そして、当該レンズ701が、表示部702の領域861から出力される縮小画像データを拡大する。拡大された縮小画像データの虚像851により、外枠部862を視認できなくさせる。なお、虚像703の領域813は、外枠部862が拡大表示される領域である。
また、θとなる角度803から視聴者が表示部702を観察した時に、外枠部862を視認できないように、重複領域812を設けておく。この重複領域に対応する画像データはあらかじめ計算された領域863に、縮小画像データとして出力する。
さらに、逆のθ’となる角度801から視聴者が観察した時に、映像に不連続が生じない様に、領域864が出力する縮小画像データを、通常画像領域で出力される通常画像データと、重複させておく。このように、重複領域811を設けることで、不連続が生じることを抑止されたため、θ''となる角度802からθ'となる角度801までの間、破綻のない映像の表示が可能となる。
図9は、映像表示装置101〜104における表面に設けられた光学系に関する数式を説明するための図である。なお、以下に示す例は、一例であって他の態様であっても良い。
レンズ倍率mとした場合に、縮小画像データを出力する領域712に含まれる長さx、β、αは、虚像703において、領域901で長さmx、領域902で長さmβ、重複領域812で長さmα、重複領域811で長さmα’として表示される。
まずレンズ倍率mは、レンズ701の光軸から外枠部711方向の距離dと縮小画像領域の重複部分を含まない、レンズ701の中心からの長さβに基づいて、以下の式(1)で求めることができる。
m=d/β…(1)
外枠部711の幅Wと、縮小画像データの重複部分の領域863の長さαから、外枠部711をすべて覆うための、レンズ701の中心点から端部までの長さdは、以下の式(2)で表すことができる。なお、表示部702の領域712が縮小画像データを出力する領域とする。
d=β+α+W…(2)
d=β+α+W…(2)
そして、d=mβの条件を満たした場合に、視聴者が正面から視聴した場合に外枠部711が見えなくなる。一方、長さαの重複部分の領域863を設けたことで、θの角度803まで、視聴者は破綻無く映像を視認できる。
また、レンズ701の焦点距離f、表示部702からレンズ701までの距離A(負の値で表せられる)は、以下の式(3)で示される。
A=−f(1+β/d)=−f(1+1/m)…(3)
この時、レンズ701から虚像703の現れる距離B(負の値で表せられる)は、以下の式(4)で示される。
B=A(d/β)=m*A…(4)
この場合の重複領域が、観察できる角度θは、以下の式(5)で示される。
tanθ=−α/B*d/β=−α/B*m…(5)
tanθ=−α/B*d/β=−α/B*m…(5)
レンズの間から覗けるθ”となる角度802と、通常画像領域の重複領域が観察できる角度θ’とした時、仮に、|θ|=|θ”|=|θ’|の条件を満足するようにした場合、レンズ701背面の通常画像の領域幅aと、通常画像領域の重複領域に対応する通常領域の幅a’の関係は|a’|=|a|となる。この場合、レンズ701の中心から通常領域側の縮小画像領域幅xとの関係は、以下の式(6)で示すことができる。
mx=x+a―m*a…(6)
mx=x+a―m*a…(6)
また、レンズ701と、表示部702との距離Aとの関係から、以下の式(7)も導き出させる。
|a|=|A|*tan|θ|…(7)
|a|=|A|*tan|θ|…(7)
そして、式(6)、(7)から以下に示す式(8)を導き出せる。
x=|A|*tan|θ|*(1−m)/(m+1)…(8)
x=|A|*tan|θ|*(1−m)/(m+1)…(8)
式(8)により、角度θまで視聴した場合に破綻無く映像を表示するための、縮小画像データを出力する領域のレンズ701の中心からの長さxを導き出せる。
図9で示したように、表示部702から縮小画像データと通常の画像データとを出力することで、正面から角度θまで傾いた位置からでも、破綻無く映像を視聴できる。
(変形例)
上述した実施形態では、2次元表示の場合について説明した。しかしながら、この映像表示装置101〜104を立体視表示に適用しても良い。
上述した実施形態では、2次元表示の場合について説明した。しかしながら、この映像表示装置101〜104を立体視表示に適用しても良い。
ところで、拡大された画像の虚像は、奥行き位置がディスプレイ面と異なる。このため、観察位置が異なる場合に、通常の画像データを出力する領域と、縮小画像データが拡大された領域との間に視差(見えの違い)が生じる。特に水平方向は人間の目が左右に分かれているためずれが目立つ可能性がある。
しかしながら、水平方向(場合によっては垂直方向にも)視差を持たせて立体像を再現する立体視可能な映像表示装置にも、上述した光学系による拡大制御を用いることで、視聴者が視認できる継ぎ目の幅を低減する。
本変形例では、光学素子701が、表示される奥行き位置を、縮小画像データを拡大する領域に対応する箇所だけ奥行きのズレを補正する。これによって虚像による奥行きのずれ(視差)を補正できる。
上述した実施形態及び変形例によれば、4面タイリングディスプレイに対して、正面以外の角度から視認した場合でも、視聴者は破綻のない映像を認識できる。さらには、表示部とレンズとの間に(レンズの)樹脂が設けられていないため、レンズを薄く軽量にできる。これにより、コストを削減できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
101〜104…映像表示装置、111、112…継ぎ目、121〜124…外枠部、131〜134…表示部、203、204、205、206…レンズ。
Claims (7)
- 表示部と、
当該表示部の外周に設けられた枠部と、
前記枠部上及び当該枠部との境界を含んだ前記表示部上の一部領域に設けられた光学素子であって、前記枠部上を含んだ外周領域について、前記表示部から出力される映像を、前記表示部から前記枠部の方向に拡大させると共に、当該外周領域より内側の内周領域について、前記表示部から出力される映像を、前記枠部から前記表示部の方向に拡大させる光学素子と、
を備える映像表示装置。 - 前記表示部は、前記映像を表示する表示領域のうち、前記光学素子により拡大される領域について、前記光学素子で拡大される拡大率に対応する縮小率で縮小させた映像を出力する、
請求項1に記載の映像表示装置。 - 前記表示部が前記映像を表示する表示領域のうち、前記縮小率で縮小させた縮小映像を出力する領域は、前記光学素子に当該縮小映像が投影される領域よりも小さい、
請求項2に記載の映像表示装置。 - 前記光学素子は、前記表示部から出力される映像を、前記表示部から前記枠部の方向として、水平方向及び垂直方向に拡大させる、
請求項1又は3に記載の映像表示装置。 - 前記表示部と前記光学素子との間が予め定められた距離だけ離れている、
請求項2に記載の映像表示装置。 - 前記光学素子は、表示部から出力される映像の立体視表示が可能であり、縮小画像データを拡大する領域に対応する箇所だけ、奥行きのズレが補正されている、
請求項1乃至5のいずれか一つに記載の映像表示装置。 - 複数の映像表示装置を組み合わせて連動した映像を表示する映像表示システムにおいて、
前記映像表示システムは、
表示部と、
当該表示部の外周に設けられた枠部と、
前記枠部上及び当該枠部との境界を含んだ前記表示部上の一部領域に設けられた光学素子であって、前記枠部上を含んだ外周領域について、前記表示部から出力される映像を、前記表示部から前記枠部の方向に拡大させると共に、当該外周領域より内側の内周領域について、前記表示部から出力される映像を、前記枠部から前記表示部の方向に拡大させる光学素子と、を備える、
映像表示システム。
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