JP2014092261A - ジョイント - Google Patents

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幸啓 麻
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Abstract

【課題】トルクリミッタ自体を装備することなく、ジョイント等の破損を回避することができるジョイントを提供する。
【解決手段】複数の球体29a等と、各球体29a等を受ける窪部22a等が側面に形成されている内ハブ20と、内ハブ20を収容する収容部17と各窪部22a等で受けられた球体29a等が収容される複数の長手溝12a等とを有する外ハブ10と、外ハブ10と内ハブ20との間の最大トルクに到達したことを条件に各球体29a等が収容されている各長手溝29a等からこれらに隣接する各長手溝29b等に移動させるための弾性部28a等とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車、航空機、船舶、産業機械、プリンタ、ファクシミリなどの紙送部、玩具などにおけるギアボックス、風力発電用風車の回転軸などの動力伝達部に用いられるジョイントに関する。
従来、「内周面の円周方向等分位置に軸方向に延びるトラック溝を備えた外輪部材と、外周面の円周方向等分位置に軸方向に延びるトラック溝を備えた内輪部材と、内・外輪部材のトラック溝間に介在するトルク伝達部とを有し、トルク伝達部を、ギア部を備えたジャーナル部材と、ジャーナル部材に回転自在に担持されたローラーとで構成し、ローラーを外輪部材のトラック溝に収容させ、内輪部材のトラック溝の底面にギア部を設けるとともにジャーナル部材のギア部を内輪のギア部と噛み合わせることによりジャーナル部材が内輪に対して傾くことを可能にした摺動式等速ジョイント」がある(特許文献1)。
特開2000−27881号公報
しかし、特許文献1に記載されているジョイントは、過大トルクがかかった場合に、ジョイント自体が破損したり、これに連結されているシャフトが破損したりといったことが起こりうる。過大トルクは、例えば、船舶のスクリューに用いられているジョイントの場合であれば、水流の緩急の変化の際に生じるし、風力発電用風車の回転軸に用いられているジョイントの場合であれば、突風が吹いた場合に生じる。
ジョイント等の破損を回避するには、トルクリミッタを装備することも考えられるが、通常、トルクリミッタは大型のものが多いので、設置スペース上の制約を受ける。また、トルクリミッタは高価なものも多いので、ジョイントシステム全体としてみても高価となってしまう。
そこで、本発明は、トルクリミッタ自体を装備することなく、ジョイント等の破損を回避することができるジョイントを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明のジョイントは、
複数の球体(例えば、図1,図5の符号29a、29e)と、
前記各球体を受ける窪部(例えば、図1,図5の符号22a、22e)が側面に形成されている内ハブ(例えば、図1の符号20)と、
前記内ハブを収容する収容部(例えば、図2,図6の符号17)と前記各窪部で受けられた球体が収容される複数の長手溝(例えば、図2,図6の符号12a等)とを有する外ハブ(例えば、図2,図6の符号10)と、
前記外ハブと前記内ハブとの間の最大トルクに到達したことを条件に前記各球体が収容されている各長手溝からこれらに隣接する各長手溝に移動させるための弾性部(例えば、図1,図5の符号28a、28e)とを備える。
本発明によれば、いわば、トルクリミッタ機能付きのジョイント、とりわけ、トルクリミッタ機能付きユニバーサルジョイントを提供することができる。
前記弾性部は、前記各窪部と前記各球体との間に位置する、複数の皿ばね、コイルスプリング、又はゴムによって実現することができるし、前記各窪部間又は前記長手溝間に切り欠きを設けることで実現することもできる。
また、本発明のジョイントは、前記内ハブと前記外ハブとの連結部を覆う、蛇腹部を備えるとよい。
前記内ハブは、前記各窪部が形成される頭部と、前記頭部に隣接していて軸心の偏角を許容する首部とを有する、請求項1記載のジョイント。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図において、同様の部分には、同一符号を付している。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るジョイントを構成部品である内ハブ20の側面断面図及び平面図である。図2は、本発明の実施形態1に係るジョイントを構成部品である外ハブ10の側面断面図及び平面図である。
図3は、図1に示す内ハブ20と図2に示す外ハブ10とを連結した状態を示す側面図である。図2に示す外ハブ10と図1に示す内ハブ20とは、外ハブ10に形成されている収容部17に、内ハブ20の頭部21を収容することで連結可能である。
内ハブ20は、プラスチック製、金属製などとすることができる。図1〜図3には、金属製の好適な内ハブ20及び外ハブ10の例を示している。なお、このような金属製の場合の具体例としては、鉄製、アルミニウム製などが挙げられる(プラスチック製の好適な例については、図5等を用いて後述する)。さらに、鉄製の場合には、窒化処理或いは焼入れをしたものを用いることができる。また、アルミニウム製の場合には、ジュラルミン系のアルミニウム合金(例えば、2017系又は5056系)を用いることができる。
図1に示すように、内ハブ20は、概形が円柱状の頭部21と、同じく概形が円柱状ではあるが頭部21より径の大きな胴部24と、頭部21と胴部24との間に位置する首部23とに大別される。
内ハブ20の頭部21には、その側面に球体29a等を受ける半球状の球体受け22a等が形成されている。図1に示す球体受け22a等は、ドリルによって穴開けした場合を例示しており、途中までは円筒状となっているが、先端は円錐状となっている。しかし、球体受け22a等は、エンドミルを用いて形成してもよく、この場合には、球体受け22a等の形状は円筒状となる。さらに言えば、球体受け22a等の形状は、これらに限定的ではなく、半球状、円錐状V字状などとしてもよい。
球体受け22a等内には、グリースなどが塗布され、その後、複数の皿ばねで構成される弾性部28a等が配置される。弾性部28a等の上には球体29a等が配置される。弾性部28a等は、後述するように、ジョイントに対して過大トルクがかかった場合に、ジョイント等の破損を回避するためのものである。
なお、本実施形態では、弾性部28a等は、これに限定されるものではないが、太陽ステンレス社製で、厚みが0.5mmのステンレス素材を円錐状にし、高低差が0.8mm、外形が1.25φとしたステンレス製の皿ばねを、凹面相互或いは凸面相互に対向させる態様で(直列使用法)、例えば凸面が同じ向きになる態様で(並列使用法)、または、これらを適宜組み合わせた態様で、10枚〜15枚程度重ね合わせることで、弾性部28a等を構成している。なお、弾性部28a等は、皿ばねで構成することが必須ではなく、コイルスプリング、ゴムなどを用いて実現してもよい。
球体29a等は、ステンレス、アルミナ系などのセラミック、金属等、プラスチックなどから成る。ここでは、球体29a等の数は「6」の例を示しているが、「6」に限定されるものではなく、「4」でも「5」でも「8」でも「9」でも「10」でもよい。球体29a等の数は、ジョイント本体の大きさ、材料(硬度)に応じて決定することができる。球体29aの数が「3」以上の場合には、いわゆるユニバーサルジョイントとなる。ただ、一般的には、当業者であれば、通常、球体の数は偶数として対称性を持たせるであろう。
さらに、球体の数を決定するに際しては、外ハブ10及び内ハブ20の硬性と球体29a等の硬性とのずれが大きい場合には、ジョイント使用時に硬性が低い方が変形しないような数とするとよい。一般的には、ジョイントが大きくするならば、球体の数を増やすようにするとよい。
なお、図1(b)には、球体受け22a,22eについて、弾性部28a,28eと球体29a,29eを取り付けた例を示しているが、実際には、他の球体受け22b〜22d,22f〜22hについても、図示しない弾性部及び球体29a,29eが取り付けられる点に留意されたい。
また、内ハブ20の胴部24には、図示しないシャフトを受けるための開口部25が底面に形成されている。胴部24には、開口部25で受けたシャフトを、留める図示しない螺子を受ける螺子穴26a,26bが側面に形成されている。
内ハブ20の首部23は、頭部21と胴部24との間に位置しており、内ハブ20及び外ハブ10にそれぞれ連結されるシャフトの偏角を許容する部分として機能する。すなわち、首部23を設けることで、シャフト間に角度をつけても、首部23による括れによって、外ハブ10の端部に内ハブ20が当たることを防止できる。
なお、内ハブ20は、典型的には、ダイカスト成型によって作成してもよいし、その後、球体受け22a等は掘削などによって作成するとよい。
図2に示すように、外ハブ10は、内ハブ20の頭部21を収容する収容部17と、収容部17に対して一体的に一定間隔で形成されていて各球体受け22a等で受けられた球体29a等が収容される複数の長手溝12a等とを有する第1部分11を含む。
長手溝12a等には、球体29a等との摩擦を緩和するために、グリースなどが塗布される。球体29a等を受ける部分を長手溝12a等とすることで、外ハブ10と内ハブ20との間のエンドプレイが実現できる。
また、外ハブ10は、図示しないシャフトを受けるための開口部15が底面に形成されていて、開口部15で受けたシャフトをその側面から留める図示しない螺子を受ける螺子穴16a,16bが側面に形成されている第2部分13を含む。
外ハブ10も、内ハブ20と同様に、プラスチック製、金属製などとすることができる。なお、図2のものは、金属製の場合の例示である。また、外ハブ10についても、ダイカスト成形することができ、例えば、長手溝12a等は掘削などによって作成してもよることができる。
外ハブ10と内ハブ20との連結部分には、球体受け22a等内及び長手溝12a等に塗布されたグリースなどが、ジョイントの周囲に飛散することを防止するために、蛇腹などで覆うとよい。
なお、外ハブ10及び内ハブ20に連結されるシャフトは、ステンレス、セラミックなどから成り、一般的には、その寸法は開口部15,25よりもやや小さい径のものが用いられる。
本実施形態のジョイントも、通常時には、既知のジョイントと同様に、例えば、外ハブ10に連結されているシャフトが回転されるときには、それが内ハブ20に伝達され、内ハブ20に連結されているシャフトが回転する。
しかし、仮に、外ハブ10に連結されているシャフトが外力等によって高回転し、これによって、ジョイントに対して過大トルクがかかった場合には、既知のものであれば、ジョイント自体が破損したり、シャフトが破損したりといったことが起こりうる。
本実施形態のジョイントは、このような事態を回避するためのものであり、そのために、弾性部28a等を設けている。弾性部28a等を設けると、ジョイントに対して過大トルクがかかった場合にも、弾性部28a等の存在により、球体29a等が長手溝12a等に対して変位し、弾性部28a等が球体29a等によって押し縮められる。
この結果、典型的には、球体29aは、後述する最大トルクに到達したときに、長手溝12aから外れ、これに隣接する長手溝12bに向けて移動し、やがて長手溝12bに収容されることになる。このため、本実施形態のジョイントは、ジョイント自体が破損したり、シャフトが破損したりといったことが回避できる。
なお、これに限定されるものではないが、参考まで、本実施形態のジョイントの各パーツの寸法などの条件を例示すると、以下のようになる。
外ハブ10:長さ50.0mm〜60.0mm(例えば57.0mm)、直径80.0mm〜90.0mm(例えば84.0mm)、収容部17の深さ30.0mm〜40.0mm(例えば34.0mm)、収容部17の直径70.0mm〜75.0mm(例えば73.9mm)、長手溝12a等の深さ2.0mm〜2.5mm(例えば2.1mm)、長手溝12a等の幅25.0mm〜35.0mm(例えば30.0mm)、長手溝12a等のアール6.35±0.03mm、開口部15の直径40.0mm〜50.0mm(例えば45.0mm)
内ハブ20:長さ90.0mm〜110.0mm(例えば100.0mm)、胴部24の直径80.0mm〜90.0mm(例えば84.0mm)、胴部24の長さ25.0mm〜35.0mm(例えば30.0mm)、首部23の直径60.0mm〜65.0mm(例えば62.0mm)、首部23の長さ15.0mm〜25.0mm(例えば20.0mm)、頭部21の直径65.0mm〜70.0mm(例えば67.0mm)、頭部21の長さ15.0mm〜20.0mm(例えば19.0mm)、開口部15の直径40.0mm〜50.0mm(例えば45.0mm)
球体受け22a等:球体受け22a等の円筒部の直径12.0mm〜13.0mm(例えば12.8mm)、頭部21の端面から球体受け22a等の軸心までの距離8.0mm〜12.0mm(例えば10.0mm)
弾性部28a等:SUS304製の皿ばねを13枚〜15枚(例えば、球体受け22a等の底面に凹面を対向させて並列使用法で2枚を並べ、それらの上に凹面相互を対向させる直列使用法で6組12枚並べる)
球体29a等:ステンレス製、直径12.0〜13.0(例えば、12.7mm)
上記の各寸法等、カッコ書きに例示している条件としたジョイントの最大トルクを計測したところ約65N・mで、このときに、内ハブ20と外ハブ10との間の回転角は、約2degだった。この計測結果を図4に示す。
図4は、図3に示すジョイントのトルク特性を示す図である。図4の横軸には回転角(deg)を示し、縦軸にはトルク(N・m)を示している。図4に示すように、内ハブ20と外ハブ10との間の回転角が1degのときに約60N・mで、内ハブ20と外ハブ10との間の回転角が2degのときに約65N・mという最大トルクが計測された。
それから、内ハブ20と外ハブ10との間の回転角が3degのときに回転トルクが約55N・mに低下し、内ハブ20と外ハブ10との間の回転角が4degのときに回転トルクが約37N・mとなり、内ハブ20と外ハブ10との間の回転角が5degのときに回転トルクが約20N・mとなった。以後、回転角が進むにつれて傾らかに回転トルクは低下していき、回転角が360degのときに回転トルクが0となった。
また、皿ばねの枚数などの条件を変更させて最大トルクを計測してみた。球体受け22a等の底面に凹面を対向させて単一使用法で1枚並べ、その上に凹面相互を対向させる直列使用法で6組12枚並べた場合には、最大トルクは約42N・mだった。また、球体受け22a等の底面に凹面を対向させて単一使用法で1枚並べ、その上に凹面相互を対向させる直列使用法で7組14枚並べた場合には、最大トルクは約90N・mだった。さらに、球体受け22a等の底面に凹面を対向させて並列使用法で3枚を並べ、それらの上に凹面相互を対向させる直列使用法で6組12枚並べた場合には、最大トルクは約87N・mだった。
このことから、ジョイントの接続対象、シャフトなどの強度に応じて決定される最大トルクに基づいて、皿ばねの枚数などの条件を選択すればよいことがわかる。
本実施形態のジョイントは、これに限定されるものではないが、自動車、航空機、船舶、産業機械などにおけるギアボックス等、風力発電用風車の回転軸などの動力伝達部に好適に用いることができる。
(実施形態2)
図5は、本発明の実施形態2に係るジョイントを構成部品である内ハブ20の側面断面図及び平面図であり、図1に対応する。図6は、本発明の実施形態2に係るジョイントを構成部品である外ハブ10の側面断面図及び平面図であり、図2に対応する。
図7は、図5に示す内ハブ20と図6に示す外ハブ10とを連結した状態を示す側面図である。図7に示すジョイントは、内ハブ20及び外ハブ10を、プラスチック製とした場合の好適な例を示している。図7は、図5及び図6に示す構成部品を連結した状態を示す側面図である。
ここで、図7に示すジョイントは、図3に示したジョイントと対比すると、プラスチックの弾性力を利用して、弾性部28a等を変更している点が相違する。すなわち、本実施形態のジョイントは、球体受け22a〜22h間に切り欠きを設けることで、複数の皿ばねで構成される弾性部28a等に代えて、球体受け22a等の各々が形成されている部分を、弾性部28a等として機能させている。
ここでいうプラスチックは、引張強さ、弾性のほか、耐摩耗性に優れたものが好ましく、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド、フッ素樹脂(四フッ化エチレン)などの熱可塑性プラスチック、ポリアミノビスマレイミドなどの熱硬化性プラスチックが挙げられる。
本実施形態のジョイントも、過大トルクがかかったときに、弾性部28a等がその弾性力によって、球体29a等とともに内ハブ20の軸心に向けて変位する。この結果、球体29aは、長手溝12aから外れ、これに隣接する長手溝12bに向かい、長手溝12bに納まることになる。このため、本実施形態のジョイントも、ジョイント自体が破損したり、シャフトが破損したりといったことが回避できる。
なお、本実施形態では、内ハブ20の球体受け22a〜22h間に切り欠きを設けることで、弾性部28a等を実現しているが、外ハブ10の長手溝12a〜12h間に切り欠きを設けることで、弾性部28a等を実現してもよい。弾性部28a等の幅、長さは、必要とされる最大トルクに基づいて適宜選択すればよい。
また、これに限定されるものではないが、参考まで、本実施形態のジョイントの各パーツの寸法などの条件を例示すると、以下のようになる。
外ハブ10:ポリアセタール、長さ14.0mm〜20.0mm(例えば16.5mm)、直径25.0mm〜30.0mm(例えば28.0mm)、収容部17の深さ5.0mm〜10.0mm(例えば7.5mm)、収容部17の直径20.0mm〜30.0mm(例えば24.7mm)、長手溝12a等の深さ0.5mm〜1.0mm(例えば0.8mm)、長手溝12a等の幅5.5mm〜8.0mm(例えば5.8mm)、長手溝12a等のアール1.5±0.05mm、開口部15の直径10.0mm〜15.0mm(例えば12.0mm)
内ハブ20:ポリアセタール、長さ15.0mm〜25.0mm(例えば20.0mm)、胴部24の直径25.0mm〜30.0mm(例えば28.0mm)、胴部24の長さ5.0mm〜10.0mm(例えば8.0mm)、首部23の直径20.0mm〜30.0mm(例えば23.0mm)、首部23の長さ8.0mm〜15.0mm(例えば11.0mm)、首部23の肉厚5.0mm〜10.0mm(例えば7.0mm)、開口部15の直径10.0mm〜15.0mm(例えば12.0mm)
球体受け22a等:球体受け22a等の円筒部の直径3.0mm〜4.0mm(例えば3.24mm)、頭部21の端面から球体受け22a等の軸心までの距離2.0mm〜5.0mm(例えば3.5mm)
弾性部28a等:長さが10.0mm〜15.0mm(例えば10.5mm)、幅が0.5mm〜1.5mm(例えば1.0mm)の切り欠き部を形成
球体29a等:ステンレス製、直径3.0〜4.0(例えば、3.175mm)
本実施形態のジョイントは、これに限定されるものではないが、プリンタ、ファクシミリなどの紙送部、玩具などにおけるギアボックス等の各種動力伝達部に好適に用いることができる。
以上、実施形態1,2のジョイントは、エンドプレイ、偏角といったミスアライメントに対応するものであるが、このままでは偏心には対応できない。しかし、これらをシャフトを介して連結した一組で用いれば、そのシャフトの長さに応じた偏心にも対応することができる。したがって、これに付随して、一組のジョイントセットの両端に連結されるシャフト軸も偏心させることができる。
なお、図3に示す構成のジョイントをプラスチック製とすることもでき、また、図7に示す構成のジョイントを金属製とすることもできる。
本発明の実施形態1に係るジョイントを構成部品である内ハブ20の側面断面図及び平面図である。 本発明の実施形態1に係るジョイントを構成部品である外ハブ10の側面断面図及び平面図である。 図1に示す内ハブ20と図2に示す外ハブ10とを連結した状態を示す側面図である。 図3に示すジョイントのトルク特性を示す図である。 本発明の実施形態2に係るジョイントを構成部品である内ハブ20の側面断面図及び平面図である。 本発明の実施形態2に係るジョイントを構成部品である外ハブ10の側面断面図及び平面図である。 図5に示す内ハブ20と図6に示す外ハブ10とを連結した状態を示す側面図である。
10 外ハブ
20 内ハブ
29 球体

Claims (5)

  1. 複数の球体と、
    前記各球体を受ける窪部が側面に形成されている内ハブと、
    前記内ハブを収容する収容部と前記各窪部で受けられた球体が収容される複数の長手溝とを有する外ハブと、
    前記外ハブと前記内ハブとの間の最大トルクに到達したことを条件に前記各球体が収容されている各長手溝からこれらに隣接する各長手溝に移動させるための弾性部とを備える、ジョイント。
  2. 前記弾性部は、前記各窪部と前記各球体との間に位置する、複数の皿ばね、コイルスプリング、又はゴムによって実現される、請求項1記載のジョイント。
  3. 前記弾性部は、前記各窪部間又は前記長手溝間に切り欠きを設けることで実現される、請求項1記載のジョイント。
  4. 前記内ハブと前記外ハブとの連結部を覆う、蛇腹部を備える、請求項1記載のジョイント。
  5. 前記内ハブは、前記各窪部が形成される頭部と、前記頭部に隣接していて軸心の偏角を許容する首部とを有する、請求項1記載のジョイント。
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