JP2014092028A - エンジンの故障診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン利用者の不具合の訴えに対し、適切な診断ができるエンジンの故障診断装置を提供する。
【解決手段】エンジンと、エンジンを始動させる始動スイッチとを備え、エンジンの始動時に故障が発生したとき、エンジンの情報を保存する故障診断装置において、始動スイッチの操作回数を計測する始動操作カウンタと、操作回数毎に始動スイッチの操作時間を計測する第1タイマと、エンジンの始動開始から終了までの時間を計測する第2タイマと、第2タイマの時間が設定値を越えたとき、操作回数と操作時間と始動開始から終了までの時間とを記憶する記憶部と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

この発明はエンジンの故障診断装置に係り、特に、エンジンの始動時に故障判定がなさたとき、エンジンの情報を保存する記憶部を備えたエンジンの故障診断装置に関する。
従来、エンジンの故障診断装置では、故障内容を識別する故障コードや故障時の走行状態を保存できる機能が、特定のシステム、特定の部品の故障に限られていた。しかし、エンジンの利用者が修理に特ち込む不具合は、エンジンの始動不良のように現行の故障診断プログラムでは診断できずに故障コードが残っていない場合が多い。これらの症状がすぐ再現できれば、診断者による原因特定は容易ではあるが、再現性の低い故障では故障原因の解析が非常に困難となる。
そこで、エンジンの故障診断装置には、エンジンの利用者が不具合を訴えて修理を依頼した際、工場などの診断者が不具合の実態を把握するために、始動時の情報を記憶させる記憶部を備えるものが提案されている。例えば、下記特許文献1においては、エンジンの始動を開始した後、スタータモータの駆動時間が設定時間を越えたとき、エンジンの始動不良と判定し故障コードを保存するように構成した故障診断装置が開示されている。
特開2004−44407
しかしながら、特許文献1の故障診断装置は、スタータモータの駆動後の時間が設定時間を越えない限り、始動不良の故障データを保存しない。
このため、例えばエンジンの利用者が、短い時間に始動スイッチを操作してスタータモータを駆動し、エンジンを始動できなかった場合、スタータモータの駆動時間が設定時間よりも短かいため、始動不良の診断結果の故障データが保存されることは無くなってしまう。
また、例えばエンジンの利用者が、短い時間に始動スイッチを操作してスタータモータを駆動することを複数回行い、エンジンを始動できなかった場合にも、各回毎のスタータモータの駆動時間が設定時間よりも短かいため、始動不良の診断結果の故障データを保存しなくなってしまう。
このような構成の故障診断装置は、利用者が、短い時間にエンジンの始動操作を行ったことを原因とする不具合の訴えに対し、診断者は始動不良の故障データを参照できないため、適切な診断を行うことができず、利用者に適切な提案をすることができないという問題があった。
そこで、この発明は、上記の問題に鑑みて成されたものであり、エンジン利用者の不具合の訴えに対し、適切な診断ができるエンジンの故障診断装置を提供することを目的とする。
この発明は、エンジンと、前記エンジンを始動させる始動スイッチとを備え、前記エンジンの始動時に故障が発生したとき、前記エンジンの情報を保存する故障診断装置において、前記始動スイッチの操作回数を計測する始動操作カウンタと、前記操作回数毎に前記始動スイッチの操作時間を計測する第1タイマと、前記エンジンの始動開始から終了までの時間を計測する第2タイマと、前記第2タイマの時間が設定値を越えたとき、前記操作回数と前記操作時間と前記始動開始から終了までの時間とを記憶する記憶部と、を備えたことを特徴とする。
上記のように構成すれば、エンジンの故障診断装置は、故障判定を行い、操作回数と操作時間と始動開始から終了までの時間とを記憶するため、診断者はエンジンの利用者が始動開始から終了までの間に短時間の始動操作を複数回行っていることを認識できる。従って、診断者は、利用者に対して適切な始動方法を提案することができる。
図1はエンジンの故障診断装置の故障診断制御のメインフローチャートである。(実施例) 図2はエンジンの故障診断装置の始動時間積算制御のフローチャートである。(実施例) 図3はエンジンの故障診断装置の故障診断制御のフローチャートである。(実施例) 図4は車両に搭載されたエンジンの故障診断装置のシステム構成図である。(実施例) 図5はエンジンの故障診断装置の通信のハード構成図である。(実施例)
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説明する。
図1〜図5は、この発明の実施例を示すものである。図4において、車両1は、駆動動力源であるエンジン2を搭載し、故障診断装置3を搭載している。故障診断装置3は、車両1に搭載された制御対象の各種デバイス(アクチュエータ等)を制御するための複数の第1電子制御装置4A、第2電子制御装置4B…に故障診断プログラムを備えている。複数の第1電子制御装置4A、第2電子制御装置4B…は、シリアル通信可能で双方向のデータ通信が可能な車両側通信線(CAN:CONTROLLER AREA NETWORK等)5を介して互いに接続され、通常時には互いにデータを送受信しながら制御対象を制御する。車両側通信線5には、車両側コネクタ6を設けている。
また、故障診断装置3は、車両側通信線5に外部接続が可能な故障診断テスタ7を備えている。故障診断テスタ7は、前記車両側コネクタ6に結合・離脱可能な車外コネクタ8を設けた車外通信線9を備えている。故障診断テスタ3は、車両側通信線5及び車外通信線9を介して複数の第1電子制御装置4A、第2電子制御装置4B…中の少なくとも一つ、例えば第1電子制御装置4Aに接続され、この接続した第1電子制御装置4Aの故障診断(OBD:On Board Diagnostic)を実行するものである。
前記複数の第1電子制御装置4A、第2電子制御装置4B…は、図5に示すように構成されている。なお、複数の第1電子制御装置4A、第4電子制御装置4B…は、同一構造であるので、ここでは、以下のように、第1電子制御装置4Aについてのみ説明する。
第1車両用制御装置4Aは、制御対象の各種デバイスを制御する、例えば、エンジンコントールモジュール(ECM)、ボディコントロールモジュール(BCM)等の複数の車両用制御装置(エレクトリックコントロールユニット(ECU))中から選択されたものであり、故障診断機能(自己診断)を有している。
第1電子制御装置4Aは、車両側通信線5に接続した通信ポート10と、通信ポート10に連絡する入力処理回路11と、演算処理を行う中央処理装置(CPU)12と、制御対象用データ記憶手段(ROM)13と、中央処理装置用記憶手段(EEPROM)14と、演算処理用データ記憶手段(RAM)15と、通信ポート10に連絡する出力制御回路16と、電源供給回路17とを備えている。
前記入力処理回路11は、エンジン1を始動させるために操作される始動スイッチ18やエンジン2の状態を検出する各種センサ19などからの信号を入力信号線20により入力して波形処理し、前記通信ポート10に出力する。前記中央処理装置12は、前記通信ポート10に連絡するとともに前記入力処理回路11からの信号に基づいて目的の制御対象に対する最適制御量を演算し、この演算結果に基づいた制御信号を前記通信ポート10を介して出力制御回路16に出力する。この中央処理装置12は、故障診断プログラムを備えている。
前記制御対象用データ記憶手段13は、制御対象の制御用プログラムやデータを格納する書き換え可能な不揮発性メモリからなる。前記中央処理装置用記憶手段14は、中央処理装置12の制御用プログラム(故障診断プログラムを含む)やデータ(故障データを含む)を保存するEEPROMからなる。前記演算処理用データ記憶手段15は、揮発性メモリからなり、前記中央処理装置12が演算を行うためのデータを保存する演算データ記憶部21を備えるとともに、自己の故障データ(DTC:Diagnostic Troub1e Code)や他の電子制御装置の故障データ(DTC)を保存するバックアップデータ記憶部22を備える。
前記出力制御回路16は、中央処理装置12からの制御信号を受けて制御信号線23により車両1に搭載された制御対象のアクチュエータ(燃料噴射弁等)24を駆動するように出力する。前記電源供給回路17は、電力線25によって電力を供給する電源26を接続し、イグニッション信号線27によってイグニッションスイッチ28を接続している。電源供給回路17は、イグニッションスイッチ28のON時に電源26から電力が供給される。電源26は、車両側電源線29及び車両側グランド線30を前記車両側コネクタ6に接続している。
一方、前記故障診断テスタ7は、車外コネクタ8に車外電源線31及び車外グランド線32を接続している。故障診断テスタ7は、車外コネクタ8を車両側コネクタ6に接続すると、電源26から電源を供給されて起動し、第1電子制御装置4A、第2電子制御装置4B…の内部の演算処理用データ記憶手段15のバックアップデータ記憶部23に保存された故障データ、走行状態等を読み出し、複数の第1電子制御装置4A、第2電子制御装置4B…の中央処理装置12により故障診断プログラムを実行する。
前記エンジン2の故障診断装置3は、エンジン2の始動時に故障が発生したとき、エンジン2の情報を保存する。この故障診断装置3は、中央処理装置12に、始動操作カウンタ33と、第1タイマ34と、第2タイマ35と、を備えている。
始動操作カウンタ33は、エンジン2を始動するために操作される始動スイッチ18の操作された回数(以下「操作回数」と記す。)を計測する。第1タイマ34は、始動スイッチ18の操作された回数毎に、始動スイッチ18の操作されていた時間(以下「操作時間」と記す。)を計測する。第2タイマ35は、エンジン2の始動を開始した時から、エンジン2の始動が終了した時までの時間(以下「総始動時間」と記す。)を計測する。
前記エンジン2の始動開始から終了までの時間(総始動時間)は、第1タイマ34の計測開始からエンジン2の始動が成功するまでの時間、又は第1タイマ34の計測開始からエンジン2の始動を失敗するまでの時間である。つまり、総始動時間は、始動スイッチ18の操作でエンジン2の始動操作が開始され、始動スイッチ18の操作が少なくとも1回、あるいは1回以上行われた後、エンジン2の始動が成功した場合、あるいは失敗した場合にかかわらず、始動スイッチ18の操作が行われなくなってエンジン2の始動操作が終了した時までの時間を積算したものである。
前記故障診断装置3は、前記始動操作カウンタ33の計測した操作回数と、第1タイマ34の計測した操作時間と、第2タイマ35の計測した総始動時間とを記憶する記憶部として、前記中央処理装置用記憶手段14を備えている。中央処理装置12は、第2タイマ35の計測した総始動時間が設定値を越えたとき、始動操作カウンタ33の計測した操作回数と、第1タイマ34の計測した操作時間と、第2タイマ35の計測した始動開始から終了までの総始動時間とを、中央処理装置用記憶手段14に記憶する。
次に、故障診断装置3の作用を、図1〜図3に従って説明する。
故障診断装置3は、図1に示すように、故障診断制御のプログラムがスタートすると(100)、始動時間積算制御を実行し(200)、故障診断制御を実行し(300)、リターンする(400)。
前記始動時間積算制御(200)においては、図2に示すように、エンジン2が始動前(エンジン回転数=0)であるかを判断する(201)。エンジン回転数は、エンジン2に設けられたクランク角センサの出力値に基づき算出する。この判断(201)がNOの場合は、ステップ200に戻る(210)。この判断(201)がYESの場合は、始動スイッチ18が操作されてエンジン2を始動開始(エンジン回転数>0)したかを判断する(202)。
この判断(202)がNOの場合は、この判断を繰り返す。この判断(202)がYESの場合は、第1タイマ34と第2タイマ35との計時を開始し(203)、第1タイマ34の計測時間αを積算(An←An−1+α)し(204)、第2タイマ35の計測時間βを積算(Bn←Bn−1+β)し(205)、エンジン2が始動(エンジン回転数>設定値)したかを判断する(206)。
第1タイマ34と第2タイマ35との計測時間の積算は、バックアップデータ記憶部22に記憶された時間に加算することで行われる。なお、An−1とBn−1は、前回までの積算時間である。
前記判断(206)がYESの場合は、始動操作カウンタ33の操作回数Cを増加(C←C+1)させ(207)、始動操作カウンタ33の操作回数Cと第1タイマ34の操作時間Anと第2タイマ35の総始動時間Bnとをバックアップデータ記憶部22に入力して記憶し(208)、始動操作カウンタ33と第1タイマ34と第2タイマ35とをリセットし(209)、ステップ200にリターンする(210)。
一方、前記判断(206)がNOの場合は、始動スイッチ18の操作によるエンジン2の始動操作が終了(エンジン回転数=0)したかを判断する(211)。
この判断(211)がNOの場合は、ステップ204に戻り、第1タイマ34、第2タイマ35の計測時間α、βを積算する。この判断(211)がYESの場合は、始動操作カウンタ33の操作回数Cを増加(C←C+1)させ(212)、始動操作カウンタ33の操作回数Cと第1タイマ34の操作時間Anと第2タイマ35の総始動時間Bnとをバックアップデータ記憶部22に入力して記憶し(213)、第1タイマ34をリセットし(214)、ステップ200にリターンする(210)。
即ち、故障診断装置3は、一回のエンジン2の始動操作が終了したものとみなして、当該始動操作の時間を計測する第1タイマ34の計測時間を始動操作カウンタ33のカウンタ値と共にバックアップデータ記憶部22に入力した後(213)、第1タイマ34のみをリセットする(214)。なお、故障診断装置3は、第1タイマ34が第1回目に計測した操作時間と第2回目に計測した操作時間とを、別途バックアップデータ記憶部22に入力する。
前記故障診断制御(300)においては、図3に示すように、今回のエンジン2の始動時間An(第1タイマ35の操作時間)が第1の設定時間を超えていないか(An<第1の設定時間)を判断する(301)。
始動時間Anが第1の設定時間を超えていず、判断(301)がYESの場合は、第2タイマ35の総始動時間Bnが第2の設定時間を越えていないか(βn<第2の設定時間)を判断する(302)。始動時間Anが第1の設定時間を超えていて、判断(301)がNOの場合は、ステップ309に移行する。
総始動時間Bnが第2の設定時間を越えていず、前記判断(302)がYESの場合は、ステップ300に戻る(303)。総始動時間Bnが第2の設定時間を越えていて、前記判断(302)がNOの場合は、各種データ(水温、大気圧、吸気圧など)を中央処理装置用記憶手段14に保存し(304)、エンジン2が始動可能(エンジン回転数>設定値)かを判断する(305)。この判断(305)は、図2に示す判断(206)を最終確認するために設けられている。
前記判断(305)がYESの場合は、(1)総始動時間Bnが超過、(2)エンジン2が始動可能、(3)今回の始動時間An、(4)総始動時間Bn、(5)始動操作カウンタ34の操作回数C、の診断情報を中央処理装置用記憶手段14に保存し(306)、ステップ300に戻る(303)。
前記判断(305)がNOの場合は、エンジン2が始動不能(エンジン回転数=0)かを判断する(307)。この判断(307)は、図2に示す判断(207)を最終確認するために設けられている。なお、始動不能を判定する回転数は0でなく、所定値以下でもよい。
前記判断(307)がYESの場合は、(1)総始動時間Bnが超過、(2)エンジン2が始動不能、(3)今回の始動時間An、(4)総始動時間Bn、(5)始動操作カウンタ34の操作回数C、の診断情報を中央処理装置用記憶手段14に保存し(308)、ステップ300に戻る(303)。前記判断(307)がNOの場合は、判断(305)に戻る。
また、前記判断(301)において、始動時間Anが第1の設定時間を超えていて、NOの場合は、各種データ(水温、大気圧、吸気圧など)を中央処理装置用記憶手段14に保存し(309)、エンジン2が始動可能(エンジン回転数>設定値)かを判断する(310)。
この判断(310)がYESの場合は、(1)今回の始動時間Anが超過、(2)エンジン2が始動可能、(3)今回の始動時間An、の診断情報を中央処理装置用記憶手段14に保存し(311)、ステップ300に戻る(312)。
前記判断(310)がNOの場合は、エンジン2が始動不能(エンジン回転数=0)かを判断する(313)。なお、始動不能を判定する回転数は0でなく、所定値以下でもよい。
この判断(313)がYESの場合は、(1)今回の始動時間Anが超過、(2)エンジン2が始動不能、(3)今回の始動時間An、の診断情報を中央処理装置用記憶手段14に保存し(314)、ステップ300に戻る(312)。この判断(313)がNOの場合は、判断(310)に戻る。
このように、エンジン2の始動時に故障が発生したとき、エンジン2の情報を保存する故障診断装置3は、第2タイマ35が計測したエンジン2の始動開始から終了までの時間(総始動時間)が設定時間を越えたとき、操作回数と操作時間と始動開始から終了までの時間(総始動時間)とを記憶する気憶部として中央処理装置用記憶手段14を備えている。始動開始から終了までの時間は、第1タイマ34の計測開始から、エンジン2の始動が成功するまで、又は失敗するまでの間の時間である。
この構成によれば、エンジン2の故障診断装置3は、エンジン2の始動時に故障判定を行い、操作回数と操作時間と始動開始から終了までの時間とを記憶するため、診断者はエンジン2の利用者が始動開始から終了までの間に短時間の始動操作を複数回行っていることを認識できる。従って、診断者は、利用者に対して適切な始動方法を提案することができる。
なお、この発明は、上述実施例に限定されるものではなく、応用改変が可能である。
例えば、エンジン2の始動時間は、エンジン水温等の外部要因によって異なるため、エンジン2の始動時間Anを判定する第1の設定時間(図3のステップ301)は、始動時エンジン水温等によって、異なる値を適用する仕組みであることが望ましい。
また、複数回始動を試みた場合の総始動時間Bn、及び、始動を試みた操作回数Cのリセットタイミング(図2のステップ209)は、例えば、イグニッションスイッチ28のOFF操作時、イグニッション28のON操作時、あるいは、前回始動操作の経験後に始動操作が無い状態を設定時間経過した時、などとすることができる。
この発明は、エンジン利用者の不具合の訴えに対し、適切な診断ができるエンジンの故障診断装置を提供することができるものであり、エンジンを含み複数の電子制御装置を搭載した車両に適用可能である。
1 車両
2 エンジン
3 故障診断装置
4A 第1電子制御装置
4B 第2電子制御装置
5 車両側通信線
6 車両側コネクタ
7 故障診断テスタ
8 車外コネクタ
9 車外通信線
10 通信ポート10
11 入力処理回路
12 中央処理装置(CPU)
13 制御対象用データ記憶手段(ROM)
14 中央処理装置用記憶手段(EEPROM)
15 演算処理用データ記憶手段(RAM)
16 出力制御回路
17 電源供給回路
18 始動スイッチ
21 演算データ記憶部
22 バックアップデータ記憶部
26 電源
28 イグニッションスイッチ
33 始動操作カウンタ
34 第1タイマ
35 第2タイマ

Claims (2)

  1. エンジンと、前記エンジンを始動させる始動スイッチとを備え、前記エンジンの始動時に故障が発生したとき、前記エンジンの情報を保存する故障診断装置において、前記始動スイッチの操作回数を計測する始動操作カウンタと、前記操作回数毎に前記始動スイッチの操作時間を計測する第1タイマと、前記エンジンの始動開始から終了までの時間を計測する第2タイマと、前記第2タイマの時間が設定値を越えたとき、前記操作回数と前記操作時間と前記始動開始から終了までの時間とを記憶する記憶部と、を備えたことを特徴とするエンジンの故障診断装置。
  2. 前記始動開始から終了までの時間は、前記第1タイマの計測開始から、前記エンジンの始動が成功するまで、又は失敗するまでの間であることを特徴とする請求項1記載のエンジンの故障診断装置。
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