JP2014091251A - 素子の製造方法及び素子の製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】輪帯状の回折パターンを転写する場合であっても、気泡を逃がすことが容易で気泡欠陥が発生しにくい素子の製造方法及び素子の製造装置を提供すること。
【解決手段】転写部10tに形成された複数の輪帯状の溝18gのうち少なくとも外側の一部(具体的には複数の溝18gb)がロール状モールド100の回転軸AXに対して略平行に延びる転写部10tの辺部18fにおいて離間しているので、溝18gの多い回折形状を転写する場合であっても、気泡を輪帯状の溝18gから周囲に逃しやすく、回折形状に欠損が発生しにくい。
【選択図】 図1

Description

この発明は、光学素子等のパターンを転写するための微細な凹凸形状を有するロール状モールドを用いる素子の製造方法及び当該素子の製造に用いる素子の製造装置に関する。
光学フィルム等の製造方法として、円筒状の成形型の母線に沿って成形面上に樹脂組成物を直接塗布し、成形型の成形面に接するようにシート状の支持体を供給することで樹脂組成物を成型面上で広げつつ光照射による硬化を行って、微細構造化表面を支持体に転写して製品を得るものが存在する(特許文献1参照)。この方法では、ストライプ状に樹脂組成物を塗布することで、例えば網目状のような成形面上の各種溝パターンを支持体上に転写することを可能にしている。
凹凸パターンを備えたフィルムの製造方法として、基材フィルム上に紫外線硬化樹脂層を厚く塗布し、紫外線硬化樹脂層を挟むように型ロールの周囲に押圧しつつ基材フィルムを供給し、型ロールの周囲に巻き付いた基材フィルムの裏面側から紫外線を照射することで、基材フィルム上に硬化した形状転写層を形成するものが存在する(特許文献2参照)。この方法では、型ロールと押しロールとの会合部に樹脂を滞留させ中心から周辺に広がるように充填させることで、脱気を確実なものとしている。
ところで、円や楕円といった輪帯状の回折パターンを転写する場合、気泡が溝等の特定箇所に止まりやすく、気泡欠陥が発生しやすくなり、転写ロールの回転速度を上げることが容易でなくなる。
特表2004−529791号公報 特開2006−21538号公報
本発明は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、輪帯状の回折パターンを転写する場合であっても、気泡を逃がすことが容易で気泡欠陥が発生しにくい素子の製造方法及び素子の製造装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る素子の製造方法は、回折形状を有する素子の製造方法であって、回折形状を転写するための複数の輪帯状の溝を形成した転写部を有するロール状モールドを回転させるとともに、当該ロール状モールド上に樹脂を供給し、樹脂基材を樹脂を介して転写部に対して押し付ける塗布押圧工程と、樹脂基材と転写部とに挟まれた樹脂に対して硬化光を照射することにより、樹脂を固化させ、素子を成形する硬化工程と、ロール状モールドから素子を離型する離型工程とを備え、転写部に形成された複数の輪帯状の溝のうち少なくとも外側の一部は、ロール状モールドの回転軸に対して略平行に延びる転写部の辺部において離間している。
上記製造方法では、転写部に形成された複数の輪帯状の溝のうち少なくとも外側の一部が転写部の辺部において離間しているので、溝の多い回折形状を転写する場合であっても、気泡を輪帯状の溝から周囲に逃しやすく、回折形状に欠損が発生しにくい。
本発明の具体的な側面では、上記製造方法において、複数の輪帯状の溝のうち少なくとも一部は、ロール状モールドの回転軸に対して略平行に延びる転写部の辺部において離間している。この場合、樹脂の流れの方向の終端側で溝が離間するので、気泡の除去が確実になる。
本発明の別の側面では、複数の輪帯状の溝は、複数の円形状溝、複数の楕円形状溝、及び複数の四角形状溝のいずれかで構成される。これらの円形状溝、楕円形状溝、及び四角形状溝は、輪帯状であるため転写に際して本来気泡がたまりやすいが、少なくとも外側の溝を離間させることで、このような問題を回避できる。
本発明のさらに別の側面では、ロール状モールドは、複数の転写部を有し、隣接する転写部間に凹形状及び凸形状の少なくともいずれか一方である境界部を設け、塗布押圧工程及び硬化工程において、素子集合体を成形し、素子集合体から個々の素子を切り出す切断工程をさらに備える。この場合、複数の転写部で並列的に成形又は転写を行うことができるが、転写部の境界に設けた凹形状や凸形状には、気泡をトラップする効果があり、転写部に気泡が残ることを抑制できる。
本発明のさらに別の側面では、ロール状モールドの境界部は、隣接する転写部間に断面三角形状及び断面台形状の少なくともいずれか一方の畝形状を有する。この場合、転写部を凹所に形成でき、転写パターンが保護される。
本発明のさらに別の側面では、ロール状モールドの境界部は、隣接する転写部間に断面V字形状及び断面台形状の少なくともいずれか一方の溝形状を有する。この場合、転写後のパターンを凹所に形成でき、転写後のパターンが保護される。
本発明のさらに別の側面では、素子の外形よりも大きい凹部を有する押圧ニップロールで離型した素子を外部に搬送する。この場合、ロール状モールドに対して樹脂基材を適度に押圧することができ、気泡の追い出しが容易になるとともに、樹脂基材の搬出が迅速になる。この際、押圧ニップロールに設けた凹部が素子よりも大きな外形を有するので、押圧ニップロールによって素子が変形する等の影響を低減することができる。
上記目的を達成するため、本発明に係る素子の製造装置は、回折形状を有する素子を製造する素子の製造装置であって、回折形状を転写するための複数の輪帯状の溝を形成した転写部を有するロール状モールドを備え、転写部に形成された複数の輪帯状の溝のうち少なくとも外側の一部は、ロール状モールドの回転軸に対して略平行に延びる転写部の辺部において離間している。
上記製造装置では、転写部に形成された複数の輪帯状の溝のうち少なくとも外側の一部がロール状モールドの回転軸に対して略平行に延びる転写部の辺部において離間しているので、回折形状を転写する場合であっても、気泡を輪帯状の溝から周囲に逃しやすく、回折形状に欠損が発生しにくい。
本発明の具体的な側面では、上記製造装置において、複数の輪帯状の溝は、複数の円形状溝、複数の楕円形状溝、及び複数の四角形状溝のいずれかで構成される。
本発明の別の側面では、素子を外部に搬送する押圧ニップロールを備え、押圧ニップロールは、素子の外形よりも大きい凹部を有する。
本発明のさらに別の側面では、ロール状モールドは、複数の転写部を有し、隣接する転写部間に凹形状及び凸形状の少なくともいずれか一方が設けられる。
本発明の第1実施形態で用いられるロール状モールドの外観を説明する斜視図である。 図1のロール状モールドを組み込んだ製造装置を説明する概念図である。 ロール状モールドに形成された転写パターンを説明する展開図である。 ロール状モールドに形成された1つの単位転写領域を説明する図であり、ロール状モールドによって得られる光学素子に対応する。 (A)は、ロール状モールドの表面側の断面図であり、(B)は、(A)の部分拡大断面図である。 (A)は、一対のパターン部間に設けられる境界部を説明する断面図であり、(B)は、(A)の境界部の変形例を説明する断面図である。 (A)〜(G)は、図1のロール状モールドの製造手順を説明する図である。 (A)〜(F)は、ロール状モールドを用いた素子の製造手順を説明する図である。 第2実施形態に係るロール状モールドに形成された転写パターンを説明する展開図である。 (A)及び(B)は、第3実施形態に係るロール状モールドに形成された転写パターンを説明する図である。 (A)は、第4実施形態に係るロール状モールドにおける転写部及び境界部の形状を説明する図であり、(B)は、変形例のロール状モールドにおける転写部及び境界部の形状を説明する図である。 (A)及び(B)は、第5実施形態に係るロール状モールドの製造装置の搬送系に設けたニップロールのロール面を説明する図である。 搬送系に設けたニップロールのロール面の変形例を説明する図である。 搬送系に設けたニップロールのロール面の別の変形例を説明する図である。
以下、本発明に係る素子の製造方法及び装置の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態においては、支持部材としての円筒状ロールに適用したロール状モールド等について説明する。
〔第1実施形態〕
図1に示すように、ロール状モールド100は、フィルム状モールド10と、円筒状ロール20とを備える。ロール状モールド100は、後述する駆動装置によって回転軸AXを中心として回転させることで、対象に対して回折素子である光学素子200(図3参照)のパターンを転写することができる。本実施形態では、1枚のフィルム状モールド10を円筒状ロール20の表面20aに貼りつけている。フィルム状モールド10の表面10aには、2次元的に配列された多数の単位転写領域18すなわち多数の転写部10tが形成されており、多数の光学素子200を一括して形成できるようになっている。
図2に示す素子の製造装置30は、多数の光学素子200を一括して成形するための装置であり、ロール状モールド100と、供給系31と、排出系32と、駆動制御装置33と、樹脂供給装置34と、UV照射装置35と、減圧装置36とを備える。
供給系31は、複数のタッチロール31a,31bと、ニップロール31dとを有し、シート状の樹脂基材2をロール状モールド100に供給することを可能にする。ニップロール31dは、樹脂基材2をロール状モールド100上に固定されたフィルム状モールド10に押し付ける際の押圧力を調整することができ、このフィルム状モールド10の表面10aを被覆する樹脂の厚みを調整することを可能にする。排出系32は、タッチロール32aと、駆動ロール32cと、ニップロール32eとを有し、形状転写後の樹脂基材2をロール状モールド100から所望のテンションで引き出すことを可能にする。駆動ロール32cとニップロール32eとは、協働してロール状モールド100に巻き付いた樹脂基材2を引き出す役割を有する。駆動制御装置33は、駆動装置38aを動作させることによってロール状モールド100を所望の速度で回転させることができ、駆動装置38aを動作させることによって排出系32の駆動ロール32cを回転させ、樹脂基材2上に形状転写層21(図8(C)参照)を設けたシート状の素子集合体80を所望の張力で引っ張り出すことを可能にする。樹脂供給装置34は、これに付随してノズル34aを有しており、ロール状モールド100上のフィルム状モールド10の表面10aにロール状モールド100の母線に沿って紫外線硬化性樹脂を線状に供給する。UV照射装置35は、光透過性の樹脂基材2越しに硬化光である紫外線UVを照射することで、フィルム状モールド10と樹脂基材2との間に挟まれた紫外線硬化性樹脂を硬化させる。減圧装置36は、円筒状ロール20の表面20aから空気を吸引することで、円筒状ロール20の表面20aにフィルム状モールド10を離脱可能に密着・固定させる。なお、フィルム状モールド10は、円筒状ロール20に巻きつけていない状態で矩形の薄い可撓性を有する板となっている。
図3は、図1のフィルム状モールド10の表面10aに形成された転写パターンを説明する展開図である。フィルム状モールド10の表面10aは、回転軸AXに平行な軸方向ABとこれに垂直な周方向CDとに連続的に繰り返される多数の矩形の単位転写領域18に区画されている。各単位転写領域18内には、立体的な形状の転写を可能にする転写部10tが設けられており、矩形の輪郭を有する単位転写パターン19が形成されている。つまり、フィルム状モールド10上に形成された転写パターン10cは、格子状の配列のパターンであり、多数の単位転写パターン19を軸方向ABと周方向CDとに連続的に繰り返したものとなっている。隣接する一対の単位転写領域18の間には、帯状の境界部12が設けられている。境界部12には、特にパターンが設けられておらず、本実施例の場合、突起状の部分となっている。
図4は、図3のフィルム状モールド10の表面10aに形成された1つの単位転写領域18を説明する図であり、単位転写領域18の形状は、最終製品である光学素子200の形状に対応するものとなっている。つまり、単位転写領域18に形成された単位転写パターン19を反転した形状が光学素子200の表面に形成される。
図示のように、各単位転写領域18は、転写部10tとして輪帯状の溝構造を有する。つまり、各単位転写領域18は、回折形状に対応する多数の同芯の溝18gを含む単位転写パターン19を有する。単位転写パターン19を構成する各溝18gは、回転軸AXを中心とする楕円の経路に沿って延びている楕円形状溝である。ただし、各単位転写領域18は、中央部18aにおいて、閉じた複数の溝18gaを有するが、4辺に対応する周辺部18bにおいて、開いた複数の溝18gbを有する。つまり、周辺部18bには、矩形の外縁18dで切り取ったため溝18gbが離間した複数の溝部分18sが存在する。離間した一組の溝部分18sすなわち溝18gbは、これを延長した場合、閉じた楕円となる。つまり、各溝18gは、中央部18aでも周辺部18bでも、中心軸OAを中心として軸方向ABと周方向CDとに関して対称な形状を有している。
図5(A)に示すように、フィルム状モールド10の表面10aには、その周面10bに沿って凹凸パターンである複数の単位転写領域18が繰り返し形成されている。図5(B)に示すように、1つの単位転写領域18に設けた転写部10tは、全体して窪みとなっており、転写部10t内には、回折形状に対応する多数の断面V字状の溝18gが形成されている。隣接する一対の転写部10t間に設けられた境界部12は、上部が平坦な突起となっている。単位転写領域18の窪みの深さはd1であり、単位転写領域18内のパターンの厚みはd2である。ここで、d1>d2となっており、単位転写領域18内のパターンは、境界部12よりも低く、周面10b上にはみ出さないものとなっている。なお、d1は、d2の5倍以下とする。また、d1は、成形後のパターンの劣化が少ない条件下では、d2よりも小さくすることができ、例えばd2の0.5倍以上とする。
なお、図5(B)中に部分的に拡大して示すように、フィルム状モールド10は、パターン部11とガラス基材部15とを有する。パターン部11の表面上には、保護膜13と離型膜14とが形成されている。保護膜13は、パターン部11と離型膜14との間に介在しており、離型膜14は、フィルム状モールド10の最表面を形成している。離型膜14を設けることにより、後述する光学素子200の製造時にロール状モールド100からシート状の素子集合体80を容易に離型させることができるようになる。保護膜13を設けることにより、離型膜14の密着性を良くし、パターン部11から離型膜14が剥離することを防ぐことができる。パターン部11は、紫外線硬化性樹脂で形成される。紫外線硬化性樹脂として、例えばアクリル系樹脂やエポキシ系樹脂等が用いられる。なお、耐熱性があるエポキシ系樹脂を用いることが好ましい。離型膜14は、例えばフッ素系化合物、炭化水素化合物等で形成される。保護膜13は、ガラス基材部15との相性が良い無機系化合物で形成される。無機系化合物として、例えばSiO等が用いられる。保護膜13の厚みは、耐久性が維持される最適な厚みとし、例えば5nm以上100nm以下、好ましくは10nm以上50nm以下である。
図6(A)に示すように、一対の単位転写領域18又は転写部10tの間には、断面台形状の境界部12が設けられている。境界部12の上端は平坦面12aとなっており、両側に段差状の窪み12bが形成されている。つまり、境界部12は畝状の突起となっている。
図4に戻って、単位転写領域18の下流側の1つの辺部18fは、転写又は成形の際に、つまり単位転写領域18の表面に紫外線硬化性樹脂を塗布し樹脂基材2との間に挟む際に、単位転写パターン19に沿って流れる紫外線硬化性樹脂の樹脂流Gが集まる部分となっている。ここで、辺部18fには、図6(A)に示す畝状の突起である境界部12が存在しており、周辺部18bの開いた複数の溝18gbに沿って流れた樹脂流Gが気泡を含む場合、この樹脂流Gをトラップする効果がある。
図6(B)は、図6(A)に示す境界部12の変形例である。この場合、境界部12は、三角形の断面を有する畝状の突起となっている。境界部12の上端はエッジ12cとなっており、両側に段差状の窪み12bが形成されている。窪み12bは、気泡をトラップする効果を高めることができる。エッジ12cを挟む両斜面の傾斜角度は、例えば20°〜60°程度とする。この場合も、転写又は成形の際に、境界部12が、紫外線硬化性樹脂に巻き込まれた気泡をトラップする。
以下、図7(A)〜7(G)を参照しつつ、ロール状モールド100の製造方法について説明する。
まず、図7(A)に示すように、平板状のガラス基材部15の一方の面側に紫外線硬化性樹脂JS1を塗布する(塗布工程)。塗布方法として、ディスペンサー、スピンコート、ダイコート等が用いられる。なお、この工程及び以後の工程を含む処理に際して、ガラス基材部15は、平坦な支持台上に吸着等によって支持される。
次に、図7(B)に示すように、インプリント成形により、紫外線硬化性樹脂JS1にマスターモールド50の形状を付与する(パターン部形成工程)。具体的には、ガラス基材部15上の紫外線硬化性樹脂JS1にマスターモールド50の型面を押圧し、紫外線UVを照射して紫外線硬化性樹脂JS1を硬化させる。硬化後にマスターモールド50からガラス基材部15とともに紫外線硬化性樹脂JS1を離型する。これにより、図7(C)に示すように、ガラス基材部15上にパターン部11が形成される。その後、ポストキュアを行い、紫外線硬化性樹脂JS1を完全に硬化させる。以上により、製品形状を反転したフィルム状モールド10を得る。なお、図面では簡略化しているが、マスターモールド50には、製品形状である光学素子200に対応するパターン形状が複数配置されている。マスターモールド50として、例えば金属(電鋳)型、ガラス型、Si型等が用いられる。
次に、図7(D)に示すように、パターン部11の表面上に保護膜13となる無機系化合物を形成する(保護膜形成工程)。この際、基材がガラス製であるため、比較的撓みにくくかつ高温にも耐えられるため、高温下での処理が可能である。保護膜13の形成には、例えばCVD法が用いられる。フィルム状モールド10をCVD装置のチャンバー60内に固定し、成膜する。
次に、図7(E)に示すように、保護膜13の表面上に離型膜14となる例えばフッ素系化合物を形成・成膜する(離型膜形成工程)。これにより、図7(F)に示す離型処理されたフィルム状モールド10を得る。図示を省略しているが、フィルム状モールド10の表面10aには、多数の単位転写領域18が形成され、それぞれに単位転写パターン19が形成されている(図5(B)参照)。離型膜14の形成には、例えばディッピング法が用いられる。具体的には、容器70に入れたフッ素系化合物中に保護膜13を成膜したフィルム状モールド10を浸漬する。なお、離型膜14の形成法として、スピンコート法、スプレー法、蒸着法等を用いてもよい。通常、フッ素系化合物を塗布した後に自然乾燥で溶媒を蒸発させて乾燥塗膜とする。
最後に、図7(G)に示すように、フィルム状モールド10のパターン部11が形成されていない他方の面(裏面)側を円筒状ロール20に貼りつけ、固定する(固定工程)。真空チャックによって貼りつける場合、図2の減圧装置36を動作させ吸引によって貼りつける。
以下、図8(A)〜8(F)を参照しつつ、光学素子200の製造方法について説明する。
まず、図8(A)に示すように、紫外線硬化性樹脂JS2の供給を受けて回転するロール状モールド100に対して樹脂基材2を巻きつけるように供給することで、樹脂基材2とフィルム状モールド10との間に挟むようにして樹脂基材2上に紫外線硬化性樹脂JS2を塗布する(塗布工程)。この結果、紫外線硬化性樹脂JS2にロール状モールド100の形状が転写される。つまり、樹脂基材2上の紫外線硬化性樹脂JS2に上述したロール状モールド100を押し付けることで、紫外線硬化性樹脂JS2にフィルム状モールド10の転写パターン10cを反転したパターンが形成される(押圧工程)。
以上において、フィルム状モールド10の表面10aに形成された転写パターン10cは、図4に示すように各単位転写領域18において多数の同芯の溝18gを含む単位転写パターン19を有し、単位転写パターン19の周辺で溝18gが離間して開いた状態となっているので、紫外線硬化性樹脂JS2の塗布に際して単位転写パターン19の溝18gに気泡が残りにくくなっている。さらに、単位転写領域18よりも周辺の境界部12の方が高くなっているので、境界部12やその周囲に気泡をトラップすることができ、単位転写パターン19の部分に気泡が残ることを抑制できる。
その後、図8(B)に示すように、樹脂基材2に紫外線(硬化光)を局所的に照射して紫外線硬化性樹脂JS2を硬化させることで、樹脂基材2上に形状転写層21を形成する(硬化工程)。なお、硬化工程は、ロール状モールド100が回転して、樹脂基材2上でパターンが転写された紫外線硬化性樹脂JS2又は形状転写層21が図2のUV照射装置35の位置に移動した段階で行なわれる。
その後、図8(C)に示すように、ロール状モールド100から樹脂基材2とともに形状転写層21を離型することで、樹脂基材2上に形状転写層21をラミネートしたシート状の素子集合体80を得る(離型工程)。なお、離型工程は、ロール状モールド100が回転して、樹脂基材2上で硬化した紫外線硬化性樹脂JS2からなる形状転写層21が図2のタッチロール32aの位置に移動した段階で行なわれる。
このように、回転するロール状モールド100に巻きつけるように樹脂基材2を供給することで、紫外線硬化性樹脂JS2の塗布、押圧によるパターンの転写、パターンの硬化、離型を連続して行なうことができる。
製造された素子構造体は、ロール状モールド100の周囲から外部に搬送される。以上により、ロール状モールド100のパターン部11が樹脂基材2上の紫外線硬化性樹脂JS2に転写され、図8(D)に示すように、所定の大きさの樹脂基材2上に複数の光学素子200のパターン219がブロック状に形成されマトリックス状に配列された素子集合体80を得る。素子集合体80を構成する各光学素子200に形成されたパターン219は、回折パターン219aとなっている(図8(E)参照)。
最後に、図8(F)に示すように、素子集合体80を破線に沿って切断し個片化する。これにより、同一のパターン219を有する多数の光学素子200を一括して製造することができる。切断の方法として、打ち抜き刃による切断、COレーザーによる切断、ダイシングカット等が用いられる。なお、製品によって、個片化せずに顧客へ納品する場合もあり、この場合、素子集合体80を切断しない。
以上の説明から明らかなように、本実施形態による素子の製造方法では、転写部10tに形成された複数の輪帯状の溝18gのうち少なくとも外側の一部(具体的には複数の溝18gb)がロール状モールド100の回転軸AXに対して略平行に延びる転写部10tの辺部18fにおいて離間しているので、回折形状を転写する場合であっても、気泡を輪帯状の溝18gから周囲に逃しやすく、回折形状に欠損が発生しにくい。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態に係るロール状モールド等について説明する。なお、第2実施形態に係るロール状モールド等は、第1実施形態のロール状モールド等を一部変更したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様であるものとする。
図9に示すように、本実施形態のロール状モールドに固定されるフィルム状モールド10の表面10aには、多数の単位転写領域18が千鳥配置で形成されている。このように、単位転写領域18の配置パターンは、格子状に限らず様々なものとできる。
〔第3実施形態〕
以下、第3実施形態に係るロール状モールド等について説明する。なお、第3実施形態に係るロール状モールド等は、第1実施形態のロール状モールド等を一部変更したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様であるものとする。
図10(A)に示すように、本実施形態のロール状モールドに固定されるフィルム状モールド10の表面10aには、円形に延びる多重の溝18gからなる単位転写領域18が形成されている。つまり、単位転写領域18は、多数の円形状溝からなる。この場合も、溝18gは、周辺部において開いたものとなっており、溝18gに気泡が残りにくくなっている。
図10(B)に示すように、本実施形態の変形例のロール状モールドに固定されるフィルム状モールド10の表面10aには、菱形に延びる多重の溝18gからなる単位転写領域18が形成されている。つまり、単位転写領域18は、多数の四角形状溝からなる。この場合も、溝18gは、周辺部において開いたものとなっており、溝18gに気泡が残りにくくなっている。なお、単位転写領域に形成するパターンとしては、四角形状溝に限らず、六角形等の多角形の溝パターンも可能である。さらに、楕円や多角形を組み合わせた複合溝パターンも可能である。これらのパターンは、同心に配置できるが、非同心に配置することもできる。
〔第4実施形態〕
以下、第4実施形態に係るロール状モールド等について説明する。なお、第4実施形態に係るロール状モールド等は、第1実施形態のロール状モールド等を一部変更したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様であるものとする。
図11(B)に示すように、一対の単位転写領域18又は転写部10tの間には、断面V字状の溝である境界部12が設けられている。境界部12に底面はなく、その側面は斜面12kとなっている。両斜面12kの傾き角は、例えば20°〜60°程度の範囲とする。
〔第5実施形態〕
以下、第5実施形態に係るロール状モールド等について説明する。なお、第5実施形態に係るロール状モールド等は、第1実施形態のロール状モールド等を一部変更したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様であるものとする。
図6(A)等に示すように、境界部12を凸部とした場合、得られる素子集合体80において、光学素子200のパターン219の周囲が溝で囲まれる。この場合、図2示す素子の製造装置30において、形状転写の各種条件にもよるが、排出系32に設けたニップロール32eの表面32eaと素子集合体80のパターン219とが接触して、パターン219が変形するといった素子の劣化が生じる可能性がある。
図12(A)及び12(B)は、このような事情を考慮して、ニップロール32eの表面32eaに凹凸パターンを形成したものを示している。図12(A)の展開図及び図12(B)の断面図に示すように、ニップロール32eの表面32eaには、周期的なストライプ状に配置された多数の凹部32sが形成されている。これらの凹部32sは、送り方向に垂直な軸方向ABに延び、周方向CDに沿って一定間隔で配列されている。凹部32sの軸方向ABの長さは、素子集合体80のシートの送り方向に垂直な幅以上確保され、凹部32sの周方向CDの幅は、パターン219又は単位転写領域18の転写部10tの送り方向の幅に相当するものとなっており、凹部32sの周方向CDの配列周期(距離)は、パターン219又は単位転写領域18の配列周期に相当するものとなっている。凹部32sの深さは、パターン219又は転写部10tの突起量が100μmであるとき、マージンをとって例えば120〜200μmとする。このようなニップロール32eと素子集合体80とが位置決めされて素子集合体80の送り動作が行われている場合、素子集合体80のパターン219の外周9と凹部32sの周囲に設けた凸枠部32tの頂面32saとが当接して素子集合体80を支持し、凹部32sとパターン219(転写部10tに相当)との離間状態が保たれ、素子集合体80のパターン219とニップロール32eの表面32eaとの接触又はこれに伴う変形が回避される。
図13は、図12(A)に示すニップロール32eの表面形状の変形例を示す。図13に示すニップロール32eの場合、ニップロール32eの表面32eaに形成された凹部32sは、送り方向に平行な周方向CDに沿って延び、軸方向ABに一定間隔で配列されている。凹部32sの軸方向ABの幅は、パターン219又は単位転写領域18の転写部10tの送り方向に垂直な方向の幅に相当するものとなっており、凹部32sの軸方向ABの配列周期(距離)は、パターン219又は転写部10tの配列周期に相当するものとなっている。この場合も、凹部32sによって、素子集合体80のパターン219とニップロール32eの表面32eaとの接触又はこれに伴う変形が回避される。
図14は、図12(A)に示すニップロール32eの表面形状の変形例を示す。図14に示すニップロール32eの場合、ニップロール32eの表面32eaに形成された凹部32uは、矩形となっている。凹部32uの軸方向ABの幅は、パターン219又は単位転写領域18の転写部10tの送り方向に垂直な方向の幅の2倍に相当するものとなっており、凹部32uの周方向CDの幅は、パターン219又は転写部10tの送り方向の幅の2倍に相当するものとなっている。この場合、凹部32uと4つのパターン219との対向状態が保たれ、素子集合体80のパターン219とニップロール32eの表面32eaとの接触又はこれに伴う変形が回避される。なお、凹部32uの形状は、対向させるパターン219の個数や配列に応じて変更することができ、例えば凹部32uの形状を1つのパターン219に対応するものとできる。
以上、実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態において、製品形状を反転したフィルム状モールド10を作製したが、製品形状を反転したマスター型を準備し、製品形状を有したサブマスター型を複製し、さらにもう一度転写させ製品形状を反転したサブサブマスター型を作成してもよい。
また、単位転写領域18又は転写部10tの配列方向は、周方向CDや軸方向ABに限らず、これらに対して傾けた方向とすることができる。この際、単位転写領域18が矩形であれば、単位転写領域18は周方向CD又は樹脂の流れの方向にして傾いたものとなる。
9…外周、 10…フィルム状モールド、 10a…表面、 10c…転写パターン、 10t…転写部、 11…パターン部、 12…境界部、 15…ガラス基材部、 18…単位転写領域、 18a…中央部、 18b…周辺部、 18d…外縁、 18f…辺部、 18g…溝、 18s…溝部分、 19…単位転写パターン、 20…円筒状ロール、 21…形状転写層、 30…製造装置、 31…供給系、 31d…ニップロール、 32…排出系、 32c…駆動ロール、 32e…ニップロール、 32s,32u…凹部、 32t…凸枠部、 33…駆動制御装置、 34…樹脂供給装置、 35…UV照射装置、 80…素子集合体、 100…ロール状モールド、 200…光学素子、 219…パターン、 AB…軸方向、 AX…回転軸、 AX…軸、 CD…周方向、 G…樹脂流、 JS1,JS2…紫外線硬化性樹脂

Claims (11)

  1. 回折形状を有する素子の製造方法であって、
    前記回折形状を転写するための複数の輪帯状の溝を形成した転写部を有するロール状モールドを回転させるとともに、当該ロール状モールド上に樹脂を供給し、樹脂基材を前記樹脂を介して前記転写部に対して押し付ける塗布押圧工程と、
    前記樹脂基材と前記転写部とに挟まれた前記樹脂に対して硬化光を照射することにより、前記樹脂を固化させ、素子を成形する硬化工程と、
    前記ロール状モールドから前記素子を離型する離型工程とを備え、
    前記転写部に形成された前記複数の輪帯状の溝のうち少なくとも外側の一部は、前記転写部の辺部において離間していることを特徴とする素子の製造方法。
  2. 前記複数の輪帯状の溝のうち少なくとも一部は、前記ロール状モールドの回転軸に対して略平行に延びる前記転写部の辺部において離間していることを特徴とする請求項1に記載の素子の製造方法。
  3. 前記複数の輪帯状の溝は、複数の円形状溝、複数の楕円形状溝、及び複数の四角形状溝のいずれかで構成されることを特徴とする請求項1及び2のいずれか一項に記載の素子の製造方法。
  4. 前記ロール状モールドは、複数の前記転写部を有し、
    隣接する前記転写部間に凹形状及び凸形状の少なくともいずれか一方である境界部を設け、
    前記塗布押圧工程及び硬化工程において、前記素子集合体を成形し、
    前記素子集合体から個々の前記素子を切り出す切断工程をさらに備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載の素子の製造方法。
  5. 前記ロール状モールドの境界部は、隣接する前記転写部間に断面三角形状及び断面台形状の少なくともいずれか一方の畝形状を有することを特徴とする請求項4に記載の素子の製造方法。
  6. 前記ロール状モールドの境界部は、隣接する前記転写部間に断面V字形状及び断面台形状の少なくともいずれか一方の溝形状を有することを特徴とする請求項4に記載の素子の製造方法。
  7. 前記素子の外形よりも大きい凹部を有する押圧ニップロールで離型した前記素子を外部に搬送することを特徴とする請求項1から6までのいずれか一項に記載の素子の製造方法。
  8. 回折形状を有する素子を製造する素子の製造装置であって、
    前記回折形状を転写するための複数の輪帯状の溝を形成した転写部を有するロール状モールドを備え、
    前記転写部に形成された前記複数の輪帯状の溝のうち少なくとも外側の一部は、前記ロール状モールドの回転軸に対して略平行に延びる前記転写部の辺部において離間していることを特徴とする素子の製造装置。
  9. 前記複数の輪帯状の溝は、複数の円形状溝、複数の楕円形状溝、及び複数の四角形状溝のいずれかで構成されることを特徴とする請求項8に記載の素子の製造装置。
  10. 前記素子を外部に搬送する押圧ニップロールを備え、
    前記押圧ニップロールは、前記素子の外形よりも大きい凹部を有することを特徴とする請求項8及び9のいずれか一項に記載の素子の製造装置。
  11. 前記ロール状モールドは、複数の前記転写部を有し、隣接する前記転写部間に凹形状及び凸形状の少なくともいずれか一方が設けられることを特徴とする請求項8から10までのいずれか一項に記載の素子の製造装置。
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