JP2014091251A - 素子の製造方法及び素子の製造装置 - Google Patents
素子の製造方法及び素子の製造装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014091251A JP2014091251A JP2012242764A JP2012242764A JP2014091251A JP 2014091251 A JP2014091251 A JP 2014091251A JP 2012242764 A JP2012242764 A JP 2012242764A JP 2012242764 A JP2012242764 A JP 2012242764A JP 2014091251 A JP2014091251 A JP 2014091251A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- transfer
- shape
- mold
- grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
【解決手段】転写部10tに形成された複数の輪帯状の溝18gのうち少なくとも外側の一部(具体的には複数の溝18gb)がロール状モールド100の回転軸AXに対して略平行に延びる転写部10tの辺部18fにおいて離間しているので、溝18gの多い回折形状を転写する場合であっても、気泡を輪帯状の溝18gから周囲に逃しやすく、回折形状に欠損が発生しにくい。
【選択図】 図1
Description
図1に示すように、ロール状モールド100は、フィルム状モールド10と、円筒状ロール20とを備える。ロール状モールド100は、後述する駆動装置によって回転軸AXを中心として回転させることで、対象に対して回折素子である光学素子200(図3参照)のパターンを転写することができる。本実施形態では、1枚のフィルム状モールド10を円筒状ロール20の表面20aに貼りつけている。フィルム状モールド10の表面10aには、2次元的に配列された多数の単位転写領域18すなわち多数の転写部10tが形成されており、多数の光学素子200を一括して形成できるようになっている。
まず、図7(A)に示すように、平板状のガラス基材部15の一方の面側に紫外線硬化性樹脂JS1を塗布する(塗布工程)。塗布方法として、ディスペンサー、スピンコート、ダイコート等が用いられる。なお、この工程及び以後の工程を含む処理に際して、ガラス基材部15は、平坦な支持台上に吸着等によって支持される。
まず、図8(A)に示すように、紫外線硬化性樹脂JS2の供給を受けて回転するロール状モールド100に対して樹脂基材2を巻きつけるように供給することで、樹脂基材2とフィルム状モールド10との間に挟むようにして樹脂基材2上に紫外線硬化性樹脂JS2を塗布する(塗布工程)。この結果、紫外線硬化性樹脂JS2にロール状モールド100の形状が転写される。つまり、樹脂基材2上の紫外線硬化性樹脂JS2に上述したロール状モールド100を押し付けることで、紫外線硬化性樹脂JS2にフィルム状モールド10の転写パターン10cを反転したパターンが形成される(押圧工程)。
以下、第2実施形態に係るロール状モールド等について説明する。なお、第2実施形態に係るロール状モールド等は、第1実施形態のロール状モールド等を一部変更したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様であるものとする。
以下、第3実施形態に係るロール状モールド等について説明する。なお、第3実施形態に係るロール状モールド等は、第1実施形態のロール状モールド等を一部変更したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様であるものとする。
以下、第4実施形態に係るロール状モールド等について説明する。なお、第4実施形態に係るロール状モールド等は、第1実施形態のロール状モールド等を一部変更したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様であるものとする。
以下、第5実施形態に係るロール状モールド等について説明する。なお、第5実施形態に係るロール状モールド等は、第1実施形態のロール状モールド等を一部変更したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様であるものとする。
Claims (11)
- 回折形状を有する素子の製造方法であって、
前記回折形状を転写するための複数の輪帯状の溝を形成した転写部を有するロール状モールドを回転させるとともに、当該ロール状モールド上に樹脂を供給し、樹脂基材を前記樹脂を介して前記転写部に対して押し付ける塗布押圧工程と、
前記樹脂基材と前記転写部とに挟まれた前記樹脂に対して硬化光を照射することにより、前記樹脂を固化させ、素子を成形する硬化工程と、
前記ロール状モールドから前記素子を離型する離型工程とを備え、
前記転写部に形成された前記複数の輪帯状の溝のうち少なくとも外側の一部は、前記転写部の辺部において離間していることを特徴とする素子の製造方法。 - 前記複数の輪帯状の溝のうち少なくとも一部は、前記ロール状モールドの回転軸に対して略平行に延びる前記転写部の辺部において離間していることを特徴とする請求項1に記載の素子の製造方法。
- 前記複数の輪帯状の溝は、複数の円形状溝、複数の楕円形状溝、及び複数の四角形状溝のいずれかで構成されることを特徴とする請求項1及び2のいずれか一項に記載の素子の製造方法。
- 前記ロール状モールドは、複数の前記転写部を有し、
隣接する前記転写部間に凹形状及び凸形状の少なくともいずれか一方である境界部を設け、
前記塗布押圧工程及び硬化工程において、前記素子集合体を成形し、
前記素子集合体から個々の前記素子を切り出す切断工程をさらに備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載の素子の製造方法。 - 前記ロール状モールドの境界部は、隣接する前記転写部間に断面三角形状及び断面台形状の少なくともいずれか一方の畝形状を有することを特徴とする請求項4に記載の素子の製造方法。
- 前記ロール状モールドの境界部は、隣接する前記転写部間に断面V字形状及び断面台形状の少なくともいずれか一方の溝形状を有することを特徴とする請求項4に記載の素子の製造方法。
- 前記素子の外形よりも大きい凹部を有する押圧ニップロールで離型した前記素子を外部に搬送することを特徴とする請求項1から6までのいずれか一項に記載の素子の製造方法。
- 回折形状を有する素子を製造する素子の製造装置であって、
前記回折形状を転写するための複数の輪帯状の溝を形成した転写部を有するロール状モールドを備え、
前記転写部に形成された前記複数の輪帯状の溝のうち少なくとも外側の一部は、前記ロール状モールドの回転軸に対して略平行に延びる前記転写部の辺部において離間していることを特徴とする素子の製造装置。 - 前記複数の輪帯状の溝は、複数の円形状溝、複数の楕円形状溝、及び複数の四角形状溝のいずれかで構成されることを特徴とする請求項8に記載の素子の製造装置。
- 前記素子を外部に搬送する押圧ニップロールを備え、
前記押圧ニップロールは、前記素子の外形よりも大きい凹部を有することを特徴とする請求項8及び9のいずれか一項に記載の素子の製造装置。 - 前記ロール状モールドは、複数の前記転写部を有し、隣接する前記転写部間に凹形状及び凸形状の少なくともいずれか一方が設けられることを特徴とする請求項8から10までのいずれか一項に記載の素子の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012242764A JP5900289B2 (ja) | 2012-11-02 | 2012-11-02 | 素子の製造方法及び素子の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012242764A JP5900289B2 (ja) | 2012-11-02 | 2012-11-02 | 素子の製造方法及び素子の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014091251A true JP2014091251A (ja) | 2014-05-19 |
JP5900289B2 JP5900289B2 (ja) | 2016-04-06 |
Family
ID=50935694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012242764A Expired - Fee Related JP5900289B2 (ja) | 2012-11-02 | 2012-11-02 | 素子の製造方法及び素子の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5900289B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05169015A (ja) * | 1991-12-25 | 1993-07-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 光拡散シートの製造方法 |
JPH07314567A (ja) * | 1994-05-25 | 1995-12-05 | Toppan Printing Co Ltd | フレネルレンズシートの製造方法 |
JP2002210758A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-30 | Toppan Printing Co Ltd | ロール状成形型およびその成形型を用いた樹脂成形品の製造方法 |
-
2012
- 2012-11-02 JP JP2012242764A patent/JP5900289B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05169015A (ja) * | 1991-12-25 | 1993-07-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 光拡散シートの製造方法 |
JPH07314567A (ja) * | 1994-05-25 | 1995-12-05 | Toppan Printing Co Ltd | フレネルレンズシートの製造方法 |
JP2002210758A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-30 | Toppan Printing Co Ltd | ロール状成形型およびその成形型を用いた樹脂成形品の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5900289B2 (ja) | 2016-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7654815B2 (en) | Belt-shaped mold and nanoimprint system using the belt-shaped mold | |
US8597767B2 (en) | Optical element, roller type nanoimprinting apparatus, and process for producing die roll | |
JP6173354B2 (ja) | 光透過型インプリント用モールド、大面積モールドの製造方法 | |
DK2923817T3 (en) | Process for making an embossing mold, embossing mold and equipment for making an embossing mold | |
JP2009145742A (ja) | ワイヤグリッド偏光子の製造方法 | |
JP6244312B2 (ja) | インプリント用モールドの製造方法 | |
WO2014010516A1 (ja) | インプリント方法、及びインプリント装置 | |
JP2008194977A (ja) | 成形体の製造方法及び製造装置 | |
JP2007073696A (ja) | パターン形成方法、パターン形成装置およびパターン形成ずみフィルム | |
JP2010177457A (ja) | インプリント用のロール状転写フィルムの製造方法、およびインプリント用のロール状転写フィルム | |
TWI592741B (zh) | 光罩及光罩的製造方法 | |
JP5900289B2 (ja) | 素子の製造方法及び素子の製造装置 | |
JP2010225785A (ja) | インプリント用の転写フィルムの製造方法、及びインプリント用の転写フィルム | |
JPWO2017047635A1 (ja) | インプリント用モールドの製造方法 | |
JP2011073389A (ja) | 光学用フィルムの製造方法 | |
JP4329122B2 (ja) | 凹凸状シートの製造方法及び製造装置 | |
US9855703B2 (en) | Method of forming aligned pattern in pattern formation region by using imprint process | |
JP2005138296A (ja) | 凹凸状シートの製造方法及び製造装置 | |
JP6591161B2 (ja) | フィルム状微細構造転写装置及びフィルム状微細構造体の製造方法 | |
JP2014162111A (ja) | パターン転写用金型とこれを用いたパターン転写装置 | |
JP2010199401A (ja) | 成形体の製造方法及び製造装置 | |
JP2011238721A (ja) | インプリント加工装置、インプリント加工方法およびインプリント加工物 | |
JP2012081619A (ja) | 表面凹凸パターンを有する部材の製造方法 | |
JP2006001050A (ja) | フィルム構造体の形成方法及びフィルム構造体 | |
TW201441050A (zh) | 光學複合膜之製造設備及製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150313 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151117 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160209 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160222 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5900289 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |