JP2014089833A - 光照射による植物の影の投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主として暗い室内において植物に光を照射することによって、室内の天井部に明暗部分を生じさせ、それによって天井部に植物の影を投影させることができるという、上記従来の植物への光照射装置や植物のディスプレイ装置等によっては得ることができなかった独自の効果を現出しうる、光照射による植物の影の投影装置を提供することを課題とする
【解決手段】植物を植設するための植栽基盤が収容される内側容器と、該内側容器内の植栽基盤に植設される植物に対して下方から光を照射する光源と、前記内側容器と光源とが収容され、不透明な側壁部が上下方向に延在する筒状に形成された外側容器とが具備されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、光照射による植物の影の投影装置、さらに詳しくは、癒し効果等を目的として、植物に光を照射することでその植物の影を主として暗い室内の天井部に投影させる植物の影の投影装置に関する。
従来、癒し効果等を目的として、植物に光を照射する照明装置や植物のディスプレイ装置に関する特許出願として、たとえば特許文献1や特許文献2のような特許出願がなされている。
特許文献1に係る発明は照明装置に関するもので、当該特許文献1の請求項1に記載されているように、光源を備えた装置本体と、その光源から照射される光を通過させるための光通過空間を形成し得るような植物保持体とが具備され、その植物保持体には、植物を光通過空間側に延出する姿勢で保持するための植栽部がさらに具備された構成からなるものである。
この特許文献1に係る発明によれば、当該特許文献1の段落[0033]に記載されているように、照射された光が、光通過空間に延出する植物の葉によって部分的に遮られて室内空間における床面や壁面や家具等に至るようになり、木漏れ日的な照明を実現することができ、木漏れ日的な光を創出することで、見る者にストレスの解消や癒し等を与えることができる。
また特許文献2に係る発明は植物のディスプレイ装置に関するもので、当該特許文献2の請求項1に記載されているように、窓部が前面側に間隔をおいてパネルで囲われたディスプレイユニットと、その窓部に臨んで設置される植生パネルと、その植生パネルに植え付けられた低背な植物を前面側の側方から照らす照明装置とが具備され、照明装置には、複数個のLED照明と、そのLED照明の前側近傍に配置される導光レンズとがさらに具備され、LED照明の光が導光レンズによって植生パネルの表面に均一に照射されるように構成されたものである。
この特許文献2に係る発明によれば、当該特許文献2の段落[0011]に記載されているように、LED照明の光を導光レンズによって植生パネルの表面に均一に照射することによって、植物の緑を美しく見せ、それによって癒し等を与えることができる。
しかし、上記特許文献1に係る照明装置は、光の照射により植物自体に明暗の部分を生じさせるものであり、また特許文献2に係る植物のディスプレイ装置は、光の照射により植物自体の色を美しく見せるものであり、光を照射することで壁面等に明暗の部分を生じさせて植物の影を壁面等に投影させるようなものではない。そして、そのような植物の影を壁面等に投影させるような装置は未だ開発されていない。
特開2012−104420号公報 特開2011−239706号公報
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、主として暗い室内において植物に光を照射することによって、室内の天井部に明暗部分を生じさせ、それによって天井部に植物の影を投影させることができるという、上記従来の植物への光照射装置や植物のディスプレイ装置等によっては得ることができなかった独自の効果を現出しうる、光照射による植物の影の投影装置を提供することを課題とする。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、植物を植設するための植栽基盤が収容される内側容器と、該内側容器内の植栽基盤に植設される植物に対して下方から光を照射する光源と、前記内側容器と光源とが収容され、不透明な側壁部が上下方向に延在する筒状に形成された外側容器とが具備されていることを特徴とする光照射による植物の影の投影装置を提供するものである。
このような構成からなる植物の影の投影装置は、内側容器に植栽基盤が収容され、該植栽基盤に植物が植設された状態で、外側容器が主として暗い室内の床面等の任意の箇所に設置され、光源からの光が、内側容器内の植栽基盤に植設された植物に照射されるようにして使用されるものである。
この場合において、光源は、内側容器内の植栽基盤に植設される植物に対して下方から光を照射しうるように設けられているので、光源から植物に対して照射される光は、下側から上向きに照射されることとなり、その結果、照射される光と、その光が植物によって遮られる影の部分とで、暗い室内の天井部に明暗部分が生じることになり、それによって、植物の影が室内の天井部に投影されることとなる。また上下方向に延在する筒状の外側容器の側壁部は不透明に形成されているので、外側容器内で下方の光源から植物に対して照射される光は、外側容器の外部に不用意に透過されるおそれがなく、上下方向に延在する筒状の外側容器の側壁部に反射されつつ或いは直進しつつ、該外側容器の内部に極力沿うようにして下側から上向きに進行することとなり、その結果、植物の影は、室内の天井部に鮮明に投影されることとなる。
以上のように、本発明によれば、主として暗い室内において植物に光を照射することによって、室内の天井部に明暗部分を生じさせ、それによって天井部に植物の影を投影させることができるという、従来の植物への光照射装置や植物のディスプレイ装置等によっては得ることができなかった独自の効果を現出しうる、光照射による植物の影の投影装置を提供することができる。
一実施形態の植物の影の投影装置の概略側面図。 同投影装置の縦断面図。 外側容器を概略的に示す平面図。 外側容器を概略的に示す底面図。 光透過板を示す図で、(A)は平面図、(B)は(A)のA−A線断面図。 支持脚を示す側面図。 光源保持台を示す図で、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線断面図。 他実施形態の植物の影の投影装置の概略側面図。 同投影装置の縦断面図。 外側容器を概略的に示す平面図。 外側容器を概略的に示す底面図。
本実施形態の光照射による植物の影の投影装置は、植物を植設するための植栽基盤が収容される内側容器と、該内側容器内の植栽基盤に植設される植物に対して下方から光を照射する光源と、前記内側容器と光源とが収容され、不透明な側壁部が上下方向に延在する筒状に形成された外側容器とが具備されているものである。
このような光照射による植物の影の投影装置は、主として室内の天井部に光が照射されるようにして用いられる。植栽基盤としては、たとえば土壌が用いられ、土壌としては、天然土壌、人工土壌のいずれも用いられうる。また、たとえば植物を植生させうる繊維状物等、土壌以外の植栽基盤も使用されうる。植物の種類も特に限定されるものではないが、内側容器内で植栽基盤に植設され、下方の光源からの光の照射によって室内の天井部に影が投影されるような植物に本発明が適用されることとなる。室内の天井部に投影される影は、具体的には植物の葉、花、茎等の形状の輪郭に沿った影である。
内側容器としては、植栽基盤が収容され、植栽基盤に植物が植設されるようなものであればよく、たとえば上面が開口する筒状のような形状のものが用いられる。また内側容器の材質も特に限定されるものではなく、セラミック等の無機材料製のもの、金属製のもの、木製のもの、合成樹脂製のもの、繊維製のもの等が使用される。尚、植物の葉や花等の形状の輪郭に沿った影が天井部に投影されるためには、その植物の葉や花等が内側容器の外側にはみ出すように、内側容器内の植栽基盤に植物が植設されることが望ましい。従って、植物の葉や花等が内側容器の外側にはみ出すように、植物と内側容器との大きさの調整がなされることが望ましい。
外側容器としては、内側容器と光源とが収容されるようなものであり、上下方向に延在する側壁部が不透明に形成されたようなものであればよい。たとえば上面が開口する有底筒状のような形状に形成される。尚、上面が開口していることは本発明に必須の条件ではなく、たとえば透明な蓋状のプレートが上面に設けられていてもよい。ただし、光源からの光は透明な蓋状のプレートを透過するものの、完全に透過するわけではないので、下側から上側に向かう光の進行を妨げないようにする観点からは、上面が開口する筒状に形成されていることが望ましい。
また、外側容器の底面部は、光源を設置する観点からは形成されていることが望ましく、従って上記のような有底筒状に外側容器が形成されていること望ましいが、外側容器に底面部が形成されることは本発明に必須の条件ではない。要は、内側容器内の植栽基盤に植設される植物に対して下方から光を照射しうるように、光源が設けられていればよい。
さらに外側容器の側壁は、下側から上側に向かってわずかに幅広となるテ−パ状となるように形成されることが望ましい。下側から上側に向かってわずかに幅広となるテ−パ状となるように形成されることで、その不透明な側壁部に沿って光はわずかに斜め上向きに進行し易くなり、天井部には外延の明の部分の内側に植物の影の暗の部分が生じ、全体として植物の葉や花等の影の輪郭が欠落することなくきれいに天井部に投影されることとなる。このような観点から、外側容器の底面部に対して側壁部のなす角度は、95°〜105°程度が好ましい。ただし側壁部が真っ直ぐ、すなわち外側容器の底面部に対して側壁部のなす角度が90°となるように形成されていてもよい。
さらに外側容器の材質も、たとえば金属製のもの、セラミック等の無機材料製のもの、木製のもの、塗料、染料、顔料等で不透明に着色された合成樹脂製若しくは繊維製のもの等が使用される。
さらに、内側容器の外壁と外側容器の内壁との間の間隔は、内側容器の径の1/2〜1/5程度であることが好ましい。内側容器の外壁と外側容器の内壁との間の間隔が内側容器の径の1/2以下とされることで、光が拡散しすぎないようにすることができ、外側容器の側壁の内面側に沿って、光は上向きに進行し易くなる。一方、内側容器の外壁と外側容器の内壁との間の間隔が内側容器の径の1/5以上とされることで、光が上向きに進行するのが妨げられるおそれが少なくなる。
また、光源の種類も問うものではなく、たとえばLED電球等が光源として使用される。また白熱灯等も使用されうる。
光源の上部には、たとえば光を透過させる光透過板が設けられ、その光透過板上に内側容器が設置される。光透過板は、たとえば外側容器の内壁面に沿って設けられた支持脚に支持されることによって外側容器内に設置される。光透過板の下方には光源が設けられ、それによって内側容器の下方に光源に設けられることとなる。光源からの光は光透過板を透過し、内側容器に収容された植物に照射されることとなる。光源からの光は、光透過板を透過する一方で、外側容器内で拡散する。しかし、外側容器の側壁が不透明であるので、外側容器の外側へ不用意に光が透過されることはなく、外側容器の側壁の内面側で反射されつつ或いは直進しつつ外側容器の内部に極力沿うようにして上向きに進行し易くなる。
光透過板の外側縁と、外側容器の側壁の内面との間にわずかな隙間が形成されるように、光透過板が外側容器内に配置されることが望ましい。このような隙間が形成されることによって、光透過板の下部に熱がこもるのが防止され、前記隙間から熱が上側に放出されることとなる。
光透過板は、たとえばアクリル酸やメタクリル酸をモノマーとする重合体若しくは共重合体からなる樹脂で構成される。このようなアクリル樹脂系の樹脂で構成され、透明に形成されることによって光が透過されるように構成されている。光源は、たとえば外側容器の底面に設置された光源保持台に保持される。外側容器内に設置される光源の数も限定されるものではなく、1個であってもよく、2個以上であってもよい。要は内側容器内の植栽基盤に植設される植物に対して下方から光を照射しうるように設けられていればよい。
以下、本発明のより具体的な実施形態について図面に従って説明する。
(実施形態1)
一実施形態の植物の影の投影装置は、図1及び図2に示すように、植物3が植設される植栽基盤2が収容される内側容器1と、該植物3に対して下方から光を照射しうる光源4と、前記内側容器1及び光源4が上下に配置されるように収容され、該光源4からの光を不用意に透過させない不透明な外側容器5とを具備するものである。内側容器1は着色された不透明なポリプロピレンで構成され、外側容器5は、内側面及び外側面に金属色の塗料が塗装された不透明なABS樹脂で構成されている。
また、内側容器1及び外側容器5は、いずれも側壁が下側から上側に向かってわずかに径大となるテーパ面を有する有底円筒状に形成されている。具体的には内側容器1及び外側容器5の側壁が底面部と約100°の角度をなすように形成されている。さらに、植栽基盤2としては天然土壌が用いられている。
内側容器1は載置台6に載置されており、該載置台6は光透過板7に載置されている。そして、この光透過板7は、外側容器5の内壁面5bに沿って4箇所に設けられた支持脚8に支持されている。すなわち、4箇所の支持脚8の上端8aに光透過板7が載置されている。支持脚8の外側縁8bは、図6に示すように、外側容器5の内壁面に沿うように下側から上側に向かってテーパ状に広がるように形成されている。また同図に示すように、支持脚8の上端8aは平坦に形成され、該上端8aの直下の外側縁8cは、真っ直ぐに形成されている。
光透過板7は、図5(A)に示すように平面円形のものであり、同図(B)のように周縁には立ち上がり部7aが形成されている。そして、図2に示すように、光透過板7の外側部分が支持脚8の上端8aに当接し、該光透過板7の立ち上がり部7aが支持脚8の上端8aの直下の外側縁8cに当接して、該光透過板7の立ち上がり部7aが、支持脚8の上端8aの直下の外側縁8cに係止されている。このように光透過板7の立ち上がり部7aが、支持脚8の上端8aの直下の外側縁8cに係止されることで、光透過板7はガタつくことなく支持脚8に支持されることとなる。
また、このように光透過板7の立ち上がり部7aが、支持脚8の上端8aの直下の外側縁8cに係止された状態において、光透過板7の外側縁と外側容器1の側壁の内面との間には、隙間が形成されている。このような隙間が形成されることで、光透過板7の下部に熱がこもるのが防止され、光源4の熱はその隙間から上側に放出されることとなる。
また上記のように、光透過板7及び載置台6に内側容器1が載置された状態において、外側容器5の上端5aの高さが内側容器1の上端1aの高さよりも高くなるように内側容器1の高さが設定されている。
外側容器5の底面部5cの中央には、光源保持台9が設けられている。この光源保持台9は、図7に示すように、内壁面9aが下側から上側に向かってテーパ状に広がるような略円筒状に形成されており、同図(A)に示すように上下方向に切欠部10が形成されている。そして、光源4の下部4aが前記光源保持台9に嵌入されることによって、光源4が光源保持台9に保持されている。光源4は、外側容器5の底面部5cの中央に設けられることとなるので、結果として、光源4は内側容器1の真下に設けられることとなる.
光源4としては、本実施形態ではLED電球が用いられている。また外側容器5の底面部5cにおける中央の光源保持台9の側方には、孔11が穿設されている。この孔11は、後述のように、コード12を外側容器5の外側に延出するためのものであるとともに、光源4の熱を外側容器5の外部に放出するためのものである。
また外側容器5の底面部5cの裏面側には、図2及び図4に示すように、脚部14が突設されている。この脚部14は、図4に示すように、底面視において一箇所に切欠部15を有する略リング状に形成されている。
光源4の下部4aにはコード12が接続されており、そのコード12は、前記外側容器5の底面部5cの孔11から該外側容器5の外側に延出されている。コード12の先端にはプラグ13が設けられている。
そして、上記のような構成からなる植物の影の投影装置を使用する場合には、植物の影が室内の天井部に投影されるような夜間等の暗い室内の床面の適宜の位置に外側容器5が載置され、プラグ13が電源の差し込み口に差し込まれて使用される。これによって光源4が点灯して発光する。
光源4の上部には、支持脚8に支持されて透明な光透過板7が設置されており、その光透過板7上に、載置台6を介して内側容器1が載置されているので、光源4からの光は透明な光透過板7を透過し、内側容器1に収容された植物に照射される。この場合において、外側容器5は、金属色の塗料が塗装された不透明なABS樹脂で構成されているので、光源からの光は外側容器5の内壁面5bに反射され、外側容器5の外側に光が不用意に透過するおそれが少なく、従って光源4から直進する光及び外側容器5の内壁面5bに反射された光が、内側容器1に収容された植物に効率的に照射されることとなる。
特に、外側容器5の上端5aの高さが内側容器1の上端1aの高さよりも高くなるように内側容器1の高さが設定されているので、光源4からの光が、より効率的に植物に照射されることとなる。
このように光源4から植物に光が照射されることで、進行する光と、その光が植物によって遮られる影とにより、室内の天井部に明暗部分が生じることとなり、それによって植物の影が天井に投影されることとなる。特に、本実施形態では、外側容器5が金属色に塗装されたABS樹脂で構成されているので、光源4からの光は外側容器5の内壁面5bに反射され、また外側容器5の上端5aの高さが内側容器1の上端1aの高さよりも高くなるように内側容器1の高さが設定されているので、光源4からの光は外側容器5の外側へ不用意に透過することがなく、内側容器1内の植栽基盤2に植設され植物3に効率的に照射されることとなり、それによって天井部に投影される植物の影が非常に鮮明なものとなる。
また光源4からの光は、金属色に塗装された外側容器5によって反射され、該外側容器5の外側に不用意に透過されることがないので、いわゆる間接照明的な効果も現出されることとなる。
以上のように、本実施形態では、光源4からの光を植物に照射することで、暗い室内の天井部に植物の鮮明な影を投影することができ、従来の植物への光照射装置や植物のディスプレイ装置等によっては得ることができなかった効果を現出させることが可能となる。
(実施形態2)
本実施形態では、図9に示すように、外側容器5内に光源4が3個設けられており、この点で光源4が1個のみ設けられていた上記実施形態1と相違している。この光源4の個数に応じて、光源保持台9は、図10に示すように、外側容器5の底面部5cに、3個等角間隔に設けられている。従って、該光源保持台9に保持される光源4も、外側容器5内で等角間隔に3個配置されることとなる。このような光源保持台9に光源4が嵌入されることにより、3個の光源4は、実施形態1のように内側容器1の真下ではなく、真下からわずかに側方の斜め下の位置に設けられることとなる。ただし、内側容器1の下方に光源4が設けられている点では実施形態1と共通している。
また本実施形態では、図10に示すように、光透過板7を支持するための支持脚8のうち、幅の短い支持脚8が計6個設けられているとともに、幅の長い支持脚8が計3個設けられて、計9個の支持脚8が設けられている。この点で、計4個の支持脚8が設けられていた実施形態1と相違する。
さらに本実施形態では、外側容器5の底面部5cの裏面側の脚部14の計3箇所に切欠部15が形成されており、この点で切欠部15が1箇所にのみ形成されていた実施形態1と相違する。
さらに本実施形態では、コード12を外側容器5の外側に延出させるための孔11が、外側容器5の底面部5cの中央に穿設されており、その孔11の穿設位置が実施形態1と相違する。
内側容器1及び外側容器5の形状と材質、植栽基盤2として天然土壌が用いられている点、支持脚8に光透過板7が支持され、該光透過板7に載置台6を介して内側容器1が載置されている点、外側容器5の内壁面5bに沿って支持脚8が設けられている点、支持脚8の上端8aの直下の外側縁8cに光透過板7の立ち上がり部7aが係止されている点、光源4が光源保持台9に保持されている点、光透過板7及び載置台6に内側容器1が載置された状態において、外側容器5の上端5aの高さが内側容器1の上端1aの高さよりも高くなるように内側容器1の高さが設定されている点等は、実施形態1と共通するため、その説明は省略する。
本実施形態においては、外側容器5内に光源4が3個設けられているので、実施形態1のものに比べて、外側容器5や内側容器1がより大きな装置に適用することができ、その分、内側容器1に収容される植物についても、より大きな植物を用いることができる。
本実施形態においても、光源4からの光が植物に照射されて、暗い室内の天井部に植物の鮮明な影を投影することができ、従来の植物への光照射装置や植物のディスプレイ装置等によっては得ることができなかった効果を現出させることが可能となる。
(その他の実施形態)
尚、上記実施形態では、透明な光透過板7を内側容器1の下側で且つ光源4の上部に設けたため、光源4からの光が光透過板7を透過して、内側容器1に収容された植物に好適に照射されるという効果が得られたが、このような透明な光透過板7を用いることは本発明に必須の条件ではない。たとえば不透明なプレートにスリットを形成したようなものを、上記実施形態の透明な光透過板7に代えて、内側容器1を載置するプレートとして用いることができる。この場合には、光源からの光はプレートのスリットを通過して内側容器1に収容された植物に照射されることとなる。
また上記実施形態では、外側容器5としてABS樹脂製のものを用いたため、外側容器5の強度が強く、熱や湿気にも強いという好ましい効果が得られたが、外側容器5の材質はABS樹脂に限定されるのではなく、外側容器5の素材は限定されるものではない。たとえば金属製のものを用いることも可能であり、この場合には、塗装をせずとも光源4からの光が外側容器5の内壁面5bで反射され、内側容器1に収容された植物に光が効率的に照射されるという好ましい効果が得られることとなる。いずれにしても、外側容器5の素材は限定されるものではなく、要は光源からの光を透過させない素材で外側容器5が構成されていればよい。
さらに、上記実施形態では、光透過板7及び載置台6に内側容器1が載置された状態において、外側容器5の上端5aの高さが内側容器1の上端1aの高さよりも高くなるように内側容器1の高さが設定されていたため、光源4からの光が、より効率的に植物に照射されるという好ましい効果が得られたが、内側容器1の高さがこのように設定されることは、本発明に必須の条件ではない。
さらに、外側容器5や内側容器1の形状も上記実施形態の有底円筒状に限らず、有底角筒状であってもよい。
1 内側容器
2 植栽基盤
3 植物
4 光源
5 外側容器

Claims (1)

  1. 植物(3)を植設するための植栽基盤(2)が収容される内側容器(1)と、該内側容器(1)内の植栽基盤(2)に植設される植物に対して下方から光を照射する光源(4)と、前記内側容器(1)と光源(4)とが収容され、不透明な側壁部が上下方向に延在する筒状に形成された外側容器(5)とが具備されていることを特徴とする光照射による植物の影の投影装置。
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