JP3232189U - 門松 - Google Patents

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Abstract

【課題】装飾性を向上可能な門松を提供する。【解決手段】門松10は、筒形状の胴部を有する竹部材17と、竹部材17に設けられた照明装置14と、胴部に設けられ、かつ、照明装置14の光を、胴部を通過させて竹部材17の外部へ射出させる光通過部28と、を有し、光通過部28は、胴部における光通過部28とは異なる箇所30の光透過率より高い光透過率である。【選択図】図2

Description

本考案は、照明装置を有する門松に関する。
照明装置を有する門松の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された門松は、筒体(竹部材)と、筒体の下端面を超えて突出されてベースに差し込まれる差し込み片と、筒体の内部に設けられたライト(照明装置)と、を有する。ライトはバッテリーから供給される電力によって点灯する。ライトを点灯することで、夜間や暗所における門松の装飾性が向上する。
特開2016−195719号公報
本願考案者は、特許文献1に記載されている照明装置の光は、竹部材の上端の開口部から竹部材の外部を照らすため、門松の装飾性の点で改善の余地がある、という課題を認識した。
本考案の目的は、装飾性を向上可能な門松を提供することである。
一実施形態の門松は、筒形状の胴部を有する竹部材と、前記竹部材に設けられて光を照射する照明装置と、前記胴部に設けられ、かつ、前記照明装置の光を、前記胴部を通過させて前記竹部材の外部へ射出させる光通過部と、を有し、前記光通過部は、前記胴部における前記光通過部とは異なる箇所の光透過率より高い光透過率である構造を有する。
一実施形態の門松によれば、照明装置の光が胴部を通過して竹部材の外部へ射出されるため、装飾性が向上する。
本実施形態における門松の全体斜視図である。 門松の部分的な正面図である。 (A)は、胴部の中心線を含む竹部材の側面断面図、(B)は、(A)のII−II線における平面断面図である。
以下、門松の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、門松の実施形態を説明するための各図において、同一装置、同一要素、同一箇所には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1及び図2に示す門松10は、竹部材17、飾り部12、菰部13及び照明装置14を有し、図1では、門松10が支持部15で支持された状態が示されている。支持部15は、門松10の設置場所に置かれる土台であり、支持部15は、例えば、円盤状の板、円盤状の鉄等で構成されている。門松10は、支持部15によって支持され、かつ、支持部15上で動かないように固定されている。
菰部13は、複数本の竹部材16を有し、複数本の竹部材16は、長さが異なり、かつ、上端が斜めに切断されている。複数本の竹部材16は、支持部15上にそれぞれが略垂直に立てられている。門松10を真上から見ると、複数本の竹部材16が略環状に並べられている。飾り部12は、主として菰部13の内側及び菰部13の上に設けられている。飾り部12は、松、梅、南天、杉、葉牡丹等の自然植物(天然植物)、または、人工植物を有する。門松10を真上から平面視すると、飾り部12の一部は、菰部13の外側に張り出している。
竹部材17は、複数本、例えば、3本設けられている。竹部材17は、自然竹(天然竹)、または、人工竹(模造竹、模擬竹)の何れでもよい。自然竹は、例えば、真竹、孟宗竹、淡竹等のうちの何れでもよい。人工竹は、合成樹脂製、金属製等の何れでもよい。竹の外面(表面)の色は、例えば緑色である。竹部材17は、筒形状、例えば円筒形状であり、図3(A)のように、竹部材17の胴部18の中心を通る中心線A1が、略垂直になるように、支持部15に設けられている。竹部材17の下端は、支持部15によって直接または間接に支持されている。竹部材17は、胴部18の上端面が中心線A1に対して垂直に切断された「寸胴型」、または、胴部18の上端面が中心線A1に対して非垂直(斜め)に切断された「そぎ型」の何れでもよい。
3本の竹部材17の上端は、中心線A1に沿った方向の位置、つまり高さがそれぞれ異なる。3竹の竹部材17の節は、竹部材17の内部B1で全て除去されている。門松10を真上から見た平面視で、3本の竹部材17は、全て環状の菰部13の内側に配置されている。図1のように、3本の竹部材17の胴部18は、菰部13の上に位置し、かつ、門松10を周囲から見て胴部18の一部が飾り部12から露出している。このため、門松10の周囲に居る人間は、竹部材17の胴部18の外面19を目視可能である。
照明装置14は、竹部材17の内部B1、具体的には、胴部18の内部B1に設けられている。照明装置14は、光源を有する発光器である。照明装置14は、例えば、図3(A)のように、光源として2個のLED(Light Emitting Diode)20A,20Bと、2個のLED20A,20Bを支持するプレート21と、を有する。図3(B)では、LED20Aが、中心線A1を中心として設ける例が示されている。
プレート21は、支柱22から中心線A1に対して交差する向きに突出されており、支柱22は中心線A1に沿った方向の長さを有する棒材である。支柱22の材質は、木材、金属、合成樹脂の何れでもよい。支柱22は、内部B1に略垂直に立てられた状態で、竹部材17に対して固定要素、例えば、ねじによって固定されている。照明装置14は、1本の竹部材17の胴部18の内部B1に間隔をおいて複数設けられている。複数の照明装置14は、中心線A1に沿った方向に等間隔で設けられている。なお、図2及び図3(A)では、便宜上、1つの照明装置14のみを示してある。
2個のLED20A,20Bの一部を覆うカバー23が、それぞれ設けられている。カバー23は、例えば、遮光性の合成樹脂である。1個のカバー23は、LED20Aに対して中心線A1に沿った方向に移動可能である。他のカバー23は、LED20Bに対して中心線A1に沿った方向に移動可能である。2個のLED20A,20Bの電圧は、12Vまたは100Vの何れでもよく、2個のLED20A,20Bの発光色は、例えば、電球色である。1個のLED20Aは、プレート21の上部に取り付けられ、1個のLED20Bはプレート21の下部に取り付けられている。
カバー23が設けられていることにより、LED20Aの光は、プレート21よりも上に向けて光が照射され、LED20Bの光は、プレート21よりも下に向けて光が照射される。カバー23をそれぞれ中心線A1に沿った方向に移動させることにより、LED20A,20Bが光を照射する向き、光の照射範囲C1,C2、及び最大角度θ1,θ2を調整可能である。図3(A)のように、胴部18の中心線A1を含む竹部材17の側面断面視で、LED20Aによる光の照射範囲(照射角度)C1の最も外側を示す線分と、中心線A1との間の最大角度θ1は、90度未満に設定されている。また、LED20Bによる光の照射範囲C2の最も外側を示す線分と、中心線A1との間の最大角度θ2は、90度未満に設定されている。
さらに、電線24が、竹部材17の胴部18の内部B1から外部B2に亘って設けられており、電線24は、2個のLED20A,20Bにそれぞれ接続されている。電線24の端部にプラグ25が設けられている。また、竹部材17の外部B2に電源26、例えば、交流電源が設けられており、プラグ25を電源26に接続すると、電源26の電力を2個のLED20A,20Bに供給することが可能である。
3本の竹部材17の胴部18には、それぞれ光通過部28が設けられている。光通過部28の光透過率(光透過割合)は、胴部18における光通過部28とは異なる箇所30より光透過率(光透過割合)が高い。光通過部28は、LED20A,20Bから照射された光の一部を胴部18の外部B2へ導く通路(経路)である。光通過部28は、一例として、胴部18を半径方向に貫通する孔29によって構成されている。胴部18の外面19を平らに展開すると、孔29の内周形状は円形である。光通過部28は、胴部18の内部B1と外部B2とをつないでいる。
図2、図3(A),(B)に示すように、孔29は、1本の竹部材17の胴部18にそれぞれ複数設けられている。図3(A)のように、孔29は、中心線A1に沿った方向に間隔をおいて複数設けられている。また、図3(B)のように、孔29は、中心線A1を中心とする胴部18の円周方向に間隔をおいて複数設けられている。胴部18の円周方向において、複数の孔29が設けられている範囲は、例えば、図1のように門松10を正面から見た場合に、胴部18の外面19が1本毎に見える範囲内である。図3(B)のように竹部材17の1本を平面断面視すると、中心線A1を中心とする前方で180度の範囲E1内である。
孔29は、その中心線D1の延長上に中心線A1が位置するように、胴部18を貫通していてもよいし、中心線D1が中心線A1と交差しないように、胴部18を貫通していてもよい。また、複数の孔29の中心線D1は、互いに平行であってもよいし、平行でなくてもよい。光通過部28は、複数の孔29の組み合わせにより構成された絵31を、胴部18の外面19に表示している。絵31は、模様、図柄等を含む。模様は、和模様、例えば、青海波、市松文様、七宝つなぎ等の何れでもよい。
本実施形態の門松10によれば、プラグ25を電源26に接続すると、電源26の電力が各LED20A,20Bに供給され、各LED20A,20Bが点灯する。LED20A,20Bから照射された光の一部は、胴部18の内面で反射され、かつ、孔29を通って、つまり、光通過部28を通って外部B2へ照射される。このため、門松10の周囲に居る人間からは、胴部18の外面19が光って見えるため、門松10の装飾性が向上する。また、光通過部28によって絵31が表現されるため、絵31が胴部18の外面19から浮き上がって見え、門松10の装飾性が更に向上する。
また、LED20A,20Bの色が、胴部18の外面19の色とは異なると、門松10の装飾性が更に向上する。さらに、LED20A,20Bの光は、プレート21に対して上方または下方へ向けて照射される。このため、光の一部が胴部18の内面で反射して光通過部28を通過する。つまり、光が直接に光通過部28を通過することを防止でき、門松10を目視する人間の防眩性が向上する。なお、菰部13を構成する竹部材16が、光通過部28及び箇所30を備え、竹部材16の内部に照明装置14が設けられていてもよい。竹部材16の材質、竹部材16の光通過部28の構成は、竹部材17の材質、竹部材17の光通過部28の構成と同じである。
本実施形態に係る門松は、実施形態で図面を用いて説明した門松に限定されない。例えば、照明装置の光源は、LEDに限定されず、白熱電球、蛍光灯、アーク灯、HIDランプ(High-Intensity Discharge Lamp)等でもよい。照明装置1つあたりの光源の数は、1個でもよいし、3個以上でもよい。さらに、光源としてLEDを設ける場合、胴部の内面に、胴部の中心線に沿った方向に複数個を直接取り付けてもよい。また、光源の光の色は、青、赤等でもよい。照明装置は、竹の内部に設けることに限定されず、竹の胴部に埋め込まれていてもよい。
また、照明装置と電源とを接続する電気回路に、光源を点灯及び消灯させるスイッチを設けることも可能である。さらに、電気回路に、光源を所定時間おきに点滅させるスイッチ、またはタイマーを設けることも可能である。なお、電気回路にスイッチを設ける場合、スイッチは竹部材の外部に設けるか、または、竹部材の胴部の外面に設けることが可能である。さらに、スイッチは、無線によって作動を制御可能な構成でもよい。
さらに、光通過部の一例である孔は、光透過性のフィルム、フィルタ、合成樹脂、ガラス等の被覆材で覆われているか、または、孔が被覆材で埋められていてもよい。さらに、被覆材の色を変更すれば、光源の色を変更せずに済む。
さらに、光通過部は、竹部材に孔を設けずに構成してもよい。例えば、竹部材における光通過部の材質と、竹部材における光通過部とは異なる箇所の材質とを異ならせることにより、光通過部の光透過率(光透過割合)を、異なる箇所より光透過率(光透過割合)を高くすることも可能である。さらに、竹部材における光通過部の厚さを、光通過部とは異なる箇所の厚さよりも小さくすることにより、光通過部の光透過率(光透過割合)を、異なる箇所より光透過率(光透過割合)を高くすることも可能である。この場合、光通過部の材質と、光通過部とは異なる箇所の材質とは、同じでもよいし異なっていてもよい。つまり、光通過部は、光通過部とは異なる箇所の光透過率より高い光透過率である構造は、胴部の孔の設定、胴部の厚さの設定、胴部の材質の選択を含む。
さらに、電源が交流電源(商用電源)であり、光源の電圧が12Vである場合、電源と光源との間に変圧器を設け、変圧器によって降圧して光源に電圧を印加する。電源は、交流電源に代えて直流電源であってもよい。さらに、直流電源は、竹の外部または竹の内部の何れに設けられていてもよい。直流電源は、一次電池、二次電池を含む。菰部は、環状に巻いた藁と、藁の周囲を縛った縄とを有していてもよい。さらに、菰部は、バケツ形状、または壺形状の容器と、容器の周囲に巻いた縄とを有していてもよい。
本実施形態で説明した事項の技術的意味の一例は、次の通りである。門松10は、門松の一例である。竹部材16,17は、竹部材の一例である。照明装置14は、照明装置の一例である。胴部18は、胴部の一例である。外部B2は、外部の一例である。光通過部28は、光通過部の一例である。孔29は、孔の一例である。外面19は、外面の一例である。箇所30は、光通過部とは異なる箇所の一例である。
10…門松、14…照明装置、16,17…竹部材、18…胴部、19…外面、28…光通過部、29…孔、30…箇所、31…絵、C1,C2…照射範囲、θ1,θ2…最大角度

Claims (3)

  1. 筒形状の胴部を有する竹部材と、
    前記竹部材に設けられて光を照射する照明装置と、
    前記胴部に設けられ、かつ、前記照明装置の光を、前記胴部を通過させて前記竹部材の外部へ射出させる光通過部と、
    を有し、
    前記光通過部は、前記胴部における前記光通過部とは異なる箇所の光透過率より高い光透過率である構造を有する、門松。
  2. 請求項1記載の門松において、
    前記光通過部は、前記胴部を貫通する複数の孔を有し、
    前記光通過部は、前記複数の孔の組み合わせによって構成された絵を前記胴部の外面に表示する、門松。
  3. 請求項1または2記載の門松において、
    前記胴部の中心線を含む前記竹部材の断面視で、
    前記照明装置の光の照射範囲の最大角度は、前記胴部の中心線に対して90度未満である、門松。
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