JP2014088793A - バルブシート及びシリンダヘッド - Google Patents

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博文 東
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Masahiro Fujimoto
昌弘 藤本
Kimihiko Sato
公彦 佐藤
Kazuyuki Miyamoto
和志 宮本
Atsushi Hoshikawa
淳 星川
Noritsugu Osawa
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Abstract

【課題】
装着精度を確保するとともに、効率的に放熱させることができるようにした、バルブシート及びこれが装着されるシリンダヘッドを提供する。
【解決手段】
エンジンのシリンダヘッド2において燃焼室4に通じる吸排気ポートの開口部20に装着され、吸排気ポートを開閉するバルブ1が当接するリング形状のバルブシート10であって、リング形状の外周面12に形成され、シリンダヘッド1に螺合するネジ山部12aと、リング形状の上面13において外周面12の中心軸を回転中心とした非平面の回転体形状に形成され、シリンダヘッド2に接触する回転体形状部13aと、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンの吸気ポート又は排気ポートを開閉するバルブのバルブシートと、このバルブシートが装着されるシリンダヘッドとに関するものである。
従来、バルブシートは、エンジンのシリンダヘッドに形成された吸気ポート又は排気ポートに圧入されることにより装着されている。このように圧入でバルブシートが装着されると、シリンダヘッドの装着箇所近傍に応力が発生するため、シリンダヘッドの肉厚を確保する必要がある。また、圧入時の応力により歪みが発生し、バルブシートの装着精度を確保することができないおそれがある。そのため、圧入を用いることなくバルブシートを装着する技術が開発されており、このような技術が特許文献1及び2に示されている。
特許文献1のバルブシートは、外周面が円錐台形状に形成されており、その装着前には、外周面に複数の突条が設けられている。このバルブシートをシリンダヘッドに押圧して接合し、これらの接合部を抵抗加熱溶接することによりバルブシートが装着される。この装着時には、バルブシートの表面の酸化被膜や不純物等が突条に破壊されるとともに、溶融又は軟化したシリンダヘッドの一部が突条間の溝に沿って接合部から押し流され、バルブシートの外周面とシリンダヘッドの新生面とが密着する。
特許文献2のバルブシートの接合構造は、軟質金属製のシリンダヘッドに硬質金属製のバルブシートを圧接したものである。このバルブシートの外周部に設けられた縮径部には、圧接時に生じる軟質金属(シリンダヘッド)の固相流動体が充填され、この固相流動体が固化することにより、バルブシートはシリンダヘッド側に物理的に固定される。
特開平11−50906号公報 特開2002−235514号公報
特許文献1の技術では、シリンダヘッドへのバルブシートの装着に抵抗加熱溶接を用いるため、これらの装着箇所及びこの周辺に熱負荷がかかる。これにより、歪みが発生し、バルブシートの装着精度を確保することができないおそれがある。また、特許文献2の技術では、バルブシートをシリンダヘッドに圧接することにより、シリンダヘッドを固相流動体にして充填し固化するため、バルブシートの装着精度を確保することができないおそれがある。
また、これらの特許文献1及び2の技術では、バルブシートとシリンダヘッドとが平面状に接触しているため、これらの接触面積の不足により、バルブシートからシリンダヘッドへの放熱を効率よく行なうことができないおそれがある。さらに、バルブシートの装着に溶接又は圧接を用いるため、バルブシートの取り外しや再装着が困難である。
本発明は、かかる課題に鑑み創案されたものであり、装着精度を確保するとともに、効率的に放熱させることができるようにした、バルブシート及びこれが装着されるシリンダヘッドを提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明のバルブシートは、エンジンのシリンダヘッドにおいて燃焼室に通じる吸排気ポートの開口部に装着され、前記吸排気ポートを開閉するバルブが当接するリング形状のバルブシートであって、前記リング形状の外周面に形成され、前記シリンダヘッドに螺合するネジ山部と、前記リング形状の上面において前記外周面の中心軸を回転中心とした非平面の回転体形状に形成され、前記シリンダヘッドに接触する回転体形状部と、を備えたことを特徴としている。
(2)前記回転体形状部が、前記上面から前記シリンダヘッド側に向かって突設されたガイド部を有することが好ましい。
(3)前記ガイド部が、先細り形状に形成されたことが好ましい。
(4)前記回転体形状部が、波状又は凹凸状に形成された波部を有することが好ましい。
(5)前記回転体形状部が、前記上面から前記燃焼室側に向かって凹設された凹部を有することが好ましい。
(6)本発明のシリンダヘッドは、上記のバルブシートが装着されるシリンダヘッドであって、前記開口部は、前記外周面に対応する内側の周面に形成されるとともに前記ネジ山部に螺合するネジ溝部と、前記上面に対応する下側面に、前記周面の中心軸を回転中心とした非平面形状であって前記回転体形状部に対応する形状に形成された雌型回転体形状部と、を備えたことを特徴としている。
(7)前記雌型回転体形状部が、前記下側面から前記燃焼室側の反対側に向かって凹設されるとともに前記ガイド部に対応する形状に形成されたガイド溝部を有することが好ましい。
(8)前記ガイド溝部が、先細り形状に形成されたことが好ましい。
(9)前記雌型回転体形状部が、波状又は凹凸状に形成された波受部を有することが好ましい。なお、この波受部が前述の波部に対応する形状であることが好ましい。
(10)前記雌型回転体形状部が、前記下側面から前記燃焼室側に向かって突設されるとともに前記凹部に対応する形状に形成された凸部を有することが好ましい。
本発明のバルブシートによれば、外周面に形成されたネジ山部がシリンダヘッドに螺合するため、外周面はシリンダヘッドと接触し、また、上面に形成された非平面の回転体形状である回転体形状部はシリンダヘッドと接触するため、平面状に接触しているものに比較して、バルブシートとシリンダヘッドとの接触面積が大きくなる。このため、バルブシートからシリンダヘッドへの熱伝導が効率的に行なわれることとなり、バルブシートを効率的に放熱させることができる。
このバルブシートの放熱に伴い、これに当接するバルブも放熱され冷却されることになるため、燃焼室に臨むバルブの触火面も冷却されることになる。よって、エンドガスの温度が高温になることを抑制し、ノッキングを抑制することができる。
バルブシートの外周面にはネジ山部が形成されているため、このネジ山部を螺合することによりバルブシートを装着することができる。これにより、バルブシートの装着位置の管理を容易化することができ、バルブシートの装着精度を確保することができる。また、取り外しや再装着を容易に行なうことができ、メンテナンス性を向上させることができる。
バルブシートの装着時には、この上面に形成された回転体形状部が回転しつつシリンダヘッドの開口部に近接して接触するが、回転体形状部は回転体形状に形成されているため、シリンダヘッドに引っ掛かることなくバルブシートを装着することができる。
上記のように、バルブシートをネジ山部の螺合により装着した場合には、圧入等で装着するときに比較して、シリンダヘッドにかかる応力は極めて小さくなる。したがって、シリンダヘッドの肉厚を薄くすることができる。例えば、シリンダヘッドにおいて、冷却水が流通するウォータジャケットをバルブシートに近づけて形成することができ、効率的な放熱を促進させることができる。
本発明のシリンダヘッドは、バルブシートに対応する形状に形成されているため、上記の効果と同様の効果を得ることができる。
本発明の一実施形態にかかるバルブシート及びこれが装着されたシリンダヘッドの要部断面図である。 図1のバルブシートの一部を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施形態にかかるバルブシートを取り出して示す斜視図である。 本発明の一実施形態の第1変形例にかかるバルブシートの一部を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施形態の第2変形例にかかるバルブシートの一部を拡大して示す断面図である。
以下、図面を用いて、本発明のバルブシート及びこれが装着されるシリンダヘッドにかかる実施形態について説明する。本発明のバルブシート及びシリンダヘッドは、エンジンの一部を構成するものであり、エンジンの燃焼室を形成している周壁の一部を構成するものでもある。本実施形態では、エンジンの載置方向に拘らず、エンジンの燃焼室側を下方とし、その逆を上方とし、これらの上下方向に直交する方向を水平方向とし、燃焼室に通じる吸排気ポートを開閉するバルブのステムの延在軸に向かう側を内側、その逆を外側として説明する。
〔一実施形態〕
図3に示すように、バルブシート10は、リング形状に形成された部材である。バルブシート10の表面は、内周面11と外周面12と上面13と下面14とから構成されている。
内周面11は、その下部11a(図1参照)が下方になるに従って外側に位置し、下部11aよりも上方では上下方向に沿って延在している。外周面12は、上下方向に沿って延在し、ネジ山部12aが螺刻されている。上面13及び下面14は、水平方向に沿って延在し、上面13には、非平面であって回転体形状の波部(回転体形状部)13aが形成されている。回転体形状とは、外周面12の中心軸Cを回転中心として、上面13の上下方向断面形状を回転させて生ずる立体形状をいう。ここでは、波部13aとして、三つの凸状に形成された部位とこれらの部位の間に凹状に形成された部位とが等間隔に形成されたものを示すが、波部13aにおいて各凹状の部位の形成される数は三つに限られず、四つ以上又は二つ以下でもよく、凹状の部位と凹状の部位との間隔が等しくなくてもよい。
図1に示すように、バルブシート10は、その外周面12及び上面13に対応する形状に形成されたシリンダヘッド2に装着される。具体的には、バルブシート10は、エンジンのシリンダヘッド2において燃焼室4に通じる吸排気ポートPの開口部20に装着される。なお、開口部20とは、シリンダヘッド2の一部であり、吸排気ポートPの周辺部位を意味する。
このバルブシート10は、吸排気ポートPのそれぞれに装備されるが、各バルブシート10及びこれが装着されるシリンダヘッド2の開口部20の構成は同様であるため、ここでは一つの吸排気ポートP(以下、単に「ポートP」という)周辺に配設されるバルブシート10及びシリンダヘッド2の開口部20について説明する。
バルブシート10は、バルブ1(二点鎖線で閉鎖時のものを示す)の繰り返しの当接による摩耗(リセッション)を防ぐとともに、バルブ1の当接時に燃焼室4の機密を保つものである。このバルブシート10には、バルブ1が繰り返し当接するため、シリンダヘッド2よりも耐摩耗強度に優れた例えば鋼鉄製のものが用いられる。一方、シリンダヘッド2には、例えばアルミ合金製のものが用いられる。
バルブシート10を形成する鋼鉄等の材料の熱伝導率λ1は、シリンダヘッド2を形成するアルミ合金等の材料の熱伝導率λ2よりも小さい。つまり、バルブシート10は、シリンダヘッド2よりも熱が伝わり難い。なお、熱伝導率とは、熱の伝わりやすさを表す物質定数の一つであり、熱の流れに垂直な単位面積を通り、単位温度勾配につき1秒間に流れる熱量をいう。
バルブ1は、ステム1aと傘部1bとを有する。このバルブ1は、ステム1aの延在方向に沿って往復動し、傘部1bとバルブシート10との当接によりポートPが閉鎖され、離隔によりポートPが開放される。ポートPが閉鎖されている場合には、傘部1bの周縁上部に位置するバルブフェースvfと内周面11の下部11aとが当接し、傘部1bの下部に位置する触火面dfは、燃焼室4を密閉する周壁として機能し、燃焼ガスに曝される。なお、バルブシート10の下面14も、触火面dfと同様に、燃焼室を密閉する周壁として機能し、燃焼ガスに曝される。
シリンダヘッド2の開口部20は、その表面として、内側の周面21と下側を向いている下側面22とを有する。この周面21は、バルブシート10の外周面12に対応した形状に形成され、下側面22は、バルブシート10の上面13に対応した形状に形成されている。また、バルブシート10が装着されている場合には、バルブシート10の外周面12と開口部20の周面21とが面状に接触し、バルブシート10の上面13と開口部20の下側面22とが面状に接触している。
バルブシート10の一部を拡大した図2に示すように、バルブシート10の上面13に形成された波部13aは、その断面が矩形波状に形成されており、上方に水平方向に沿って位置する頂面13uと、その下方に水平方向に沿って位置する底面13dと、これらの面13u,13dを接続するとともに上下方向に沿って延在する立面13eとを有する。
一方、開口部20の下側面22には、周面21の中心軸Cを回転中心とした非平面の回転体形状であって、バルブシート10の波部13aに対応した形状の波受部(雌型回転体形状部)22aが形成されている。この波受部22aは、上方に水平方向に沿って位置し、頂面13uに対応して形成された雌型頂面22uと、下方に水平方向に沿って位置し、底面13dに対応して形成された雌型底面22dと、これらの面22u,22dを接続するとともに上下方向に沿って延在し、立面13eに対応して形成された雌型立面22eとを有する。
つまり、バルブシート10の上面13は、平面状に形成された上面P1(図2中に一点鎖線で示す)に比較して、立面22eの表面積分だけ、シリンダヘッド2との接触面積が大きい。
バルブシート10の波部13aは、平面状に形成された上面P1を基準にした高さ(変位量)がL1に設定されている。換言すれば、波部13aの腹の突設方向への変位量がL1に設定されている。ここでは、波部13aの腹の凹設方向への変位量もL1に設定されている。バルブシート10の上面13と開口部20の下側面22との接触面積は、変位量L1が大きくなるに従って大きくなり、また、波部13aの形成ピッチが細かくなるに従って大きくなる。この変位量L1は、確保すべき接触面積に応じて設定することができる。なお、変位量L1は、その増減に応じて、バルブシート10とシリンダヘッド2との接触面積も増減するが、バルブシート10の体積は略増減しない又は増減しない。よって、波部13aは、バルブシート10の体積増加を招くことなくその表面積を増加させる部位といえる。
同様に、開口部20の下側面22は、平面状に形成された下側面P1(ここでは、平面状に形成された上面P1と重なるため同符号を使用している)を基準にした波受部22aの高さ(変位量)がL1に設定されている。
また、開口部20の周面21には、バルブシート10の外周面12に形成されたネジ山部12aに対応した形状のネジ溝部21aが螺刻されている。雄ネジであるネジ山部12aと雌ネジであるネジ溝部21aとが螺合することにより、バルブシート10は、シリンダヘッド2の開口部20に装着されている。
つまり、バルブシートの外周面12は、平面状に形成された外周面P2(図2中に一点鎖線で示す)に比較して、シリンダヘッド2との接触面積が大きい。
次に、シリンダヘッド2に装着されたバルブシート10の熱の移動について説明する。
バルブシート10とシリンダヘッド2との間の伝熱量Qは、これらの接触面積Sと、バルブシート10の温度θ1と、シリンダヘッド2の温度θ2とから、下記の式(1)で示すことができる。
Figure 2014088793
上記の式(1)は、バルブシート10とシリンダヘッド2との間の伝熱量Qが、これらの接触面積Sと、バルブシート10の温度θ1とシリンダヘッド2の温度θ2との温度差とに比例することを表している。
なお、上記した通りシリンダヘッド2の熱伝導率λ2はバルブシート10の熱伝導率λ1よりも大きいので、バルブシート10からシリンダヘッド2への熱は滞ることなく伝達される。
よって、バルブシート10は、シリンダヘッド2の開口部20との接触面積Sに応じて、シリンダヘッド2に伝熱する。この接触面積Sは、上記の通り、バルブシート10の外周面12及び上面13の表面積、即ち、外周面12に形成されたネジ山部12aの表面積と上面13に形成された波部13aの表面積とを合わせた面積に対応する。
〔作用・効果〕
バルブシート10をシリンダヘッド2の開口部20に装着するには、バルブシート10の外周面12に螺刻されたネジ山部12aと、開口部20の周面21に螺刻されたネジ溝21aとを螺合させて、バルブシート10を上方に進入させる。この際、バルブシート10の上面13に形成された波部13aは、開口部20の下側面22に回転しながら近接する。詳細には、波部13aの立面13eと波受部22aの雌型立面22eとが摺動しながら、波部13aの頂面13uと波受部22aの雌型頂面22uとが回転しつつ近接した後に接触する。
よって、装着されたバルブシート10では、その波部13aの全ての面13u,13e,13dが開口部20の波受部22aの全ての面22u,22e,22dに面状に接触するとともに、ネジ山部12aの全ての面が開口部20のネジ溝部21aの全ての面に接触する。
したがって、本発明の一実施形態にかかるバルブシート10によれば、シリンダヘッド2に接触するバルブシート10の外周面12及び上面13には、ネジ山部12aと回転体形状の波部13aとが形成されているため、平面で接触しているものに比較して、バルブシート10とシリンダヘッド2の開口部20との接触面積が大きくなる。このため、バルブシート10からシリンダヘッド2への熱伝導が効率的に行なわれることとなり、バルブシート10を効率的に放熱させることができる。
このバルブシート10の放熱に伴い、これに当接するバルブ1も放熱され冷却されることになるため、燃焼室4に臨むバルブ1の触火面dfも冷却されることになる。よって、燃焼室4の周縁の燃焼ガス(エンドガス)の温度が高温になることを抑制し、ノッキングを抑制することができる。
バルブシート10の外周面12にはネジ山部12aが形成されているため、このネジ山部12aを螺合することによりバルブシート10を装着することができる。これにより、バルブシート10の装着位置の管理を容易化することができ、バルブシート10の装着精度を確保することができる。また、取り外しや再装着を容易に行なうことができ、メンテナンス性を向上させることができる。
バルブシート10の装着時には、この上面13に形成された波部13aが回転しつつシリンダヘッド2の開口部20に近接して接触するが、波部13aは回転体形状に形成されているため、シリンダヘッド2の開口部20に引っ掛かることなくバルブシート10を装着することができる。
このようにバルブシート10をネジ山部12aの螺合により装着した場合には、圧入等で装着するときに比較して、シリンダヘッド2にかかる応力は極めて小さくなる。したがって、シリンダヘッド2の肉厚を薄くすることができる。例えば、シリンダヘッド2において、冷却水が流通するウォータジャケットをバルブシート10に近づけて形成することができ、効率的な放熱を促進させることができる。
波部13aは、バルブシート10の体積増加を招くことなくその表面積を増加させるため、シリンダヘッド2よりも熱伝導率が低いため熱の伝達速度が遅いバルブシート10において、バルブ1に当接される箇所とシリンダヘッド2との距離を伸ばすことがなく、効率的に放熱することができる。
シリンダヘッド2の開口部20は、バルブシート10の外周面12のネジ山部12aに対応する形状に形成された周面21のネジ溝21aと、上面13の波部13aに対応する形状に形成された下側面22の波受部22aとを有するため、上記のバルブシート10と同様の効果を得ることができる。
〔変形例〕
次に、図面を用いて本発明の一実施形態にかかる変形例について説明する。本発明の変形例にかかるバルブシート及びシリンダヘッドは、バルブシートの上面に形成された回転体形状部の形状と、これに対応する形状に形成されたシリンダヘッドの下側面の雌型回転体形状部の形状とが、上述の形状と異なる。以下の説明では、これらの異なる点を説明する。なお、ここでいう異なる点を除いては上述の一実施形態の構成と同様の構成になっており、これらについては、同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、上述した一実施形態に関わらず、かかる趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。本変形例の各構成は、必要に応じて取捨選択することができ、適宜組み合わせてもよい。
〈第1変形例〉
図4に示すように、第1変形例のバルブシート10には、回転体形状に形成されたガイド部(回転体形状部)13bが上面13からシリンダヘッド2側に向かって突設されている。このガイド部13bの表面は、内側に位置する傾斜面A1と、上下方向に沿って外側に位置する立面A2と、これらの面A1,A2の上端を接続する頂面A3とから構成されている。この傾斜面A1は、その下端(基端)から上端に向けて外側に傾斜した面である。つまり、ガイド部13bは、先細り形状に形成されている。
このガイド部13の上下方向の長さ、すなわち、平面状に形成された上面P1(図4中に一点鎖線で示す)を基準にした突設方向への変位量L2は、上述の一実施形態における波部13a(図2参照)の変位量L1よりも大きい。逆に言えば、一実施形態における波部13aの腹の突設方向への変位量L1は、第1変形例のガイド13の変位量L2よりも小さい。
一方、シリンダヘッド2の開口部20では、その下側面22に、バルブシート10のガイド部13bに対応した形状にガイド溝部(雌型回転体形状部)22bが燃焼室4(図1参照)側の反対側に向って凹設され形成されている。具体的には、ガイド溝部22bは、内側に位置するとともに下端よりも上端が外側に傾斜し、傾斜面A1に対応して形成された雌型傾斜面B1と、上下方向に沿って外側に位置し、立面A2に対応して形成された雌型立面B2と、これらの面B1,B2の上端を接続し、頂面A3に対応して形成された雌型頂面B3とを有する。つまり、ガイド溝部22bも先細り形状に形成されている。
同様に、ガイド溝部22bの上下方向の長さ、すなわち、平面状に形成された下側面P1を基準にした凹設方向への変位量L2は、上述の一実施形態における波受部22a(図2参照)の変位量L1よりも大きい。逆に言えば、一実施形態における波受部22aの腹の凹設方向への変位量L1は、第1変形例のガイド溝部22bの下側面P1を基準にした変位量L2よりも小さい。
つまり、バルブシート10の上面13は、平面状に形成された上面P1に比較して、傾斜面A1及び立面A2の表面積分だけ、シリンダヘッド2との接触面積が大きい。
これらのガイド部13b及びガイド溝部22bは、互いに対応する先細り形状に形成されているため、バルブシート10の装着を案内する機能を有する。
なお、バルブシート10の外周面12に形成されたネジ山部12aや開口部20の周面21に形成されたネジ溝部21aといったその他の構成は、上述の一実施形態の構成と同様である。
バルブシート10をシリンダヘッド2の開口部20に装着するには、バルブシート10のネジ山部12aと開口部20のネジ溝部21aとを螺合させて、バルブシート10を上方に進入させる。この際、バルブシート10のガイド部13bは、開口部20のガイド溝部22bに回転しながら近接する。詳細には、ガイド部13b及びガイド溝部22bの変位量L2は、波部13a及び波受部22aの変位量L1よりも長いため、上述の一実施形態の装着に比較して、バルブシート10の上面13と開口部20の下側面22との摺動、すなわち、ガイド部13bの立面A2とガイド溝部22bの雌型立面B2との摺動が初期段階から行なわれる。そして、ガイド部13bの傾斜面A1及び頂面A3とガイド溝部22の雌型傾斜面B1及び雌型頂面B3とが近接した後に接触する。
つまり、ガイド部13b及びガイド溝部22bの変位量L2が大きいため、バルブシート10とシリンダヘッド2の開口部20との摺動が初期段階から行なわれ、バルブシート10を案内することができる。また、ガイド部13b及びガイド溝部22bは先細り形状に形成されているため、バルブシート10の案内及び装着を安定させることができる。これにより、装着作業の負担を軽減させることができる。
これと同時に、装着されたバルブシート10は、ガイド部13bの表面A1,A2,A3は、シリンダヘッド2のガイド溝部22bの表面B1,B2,B3に面状に接触するため、これらの接触面積を大きくすることができ、バルブシート10からシリンダヘッド2への熱伝導の効率化に寄与する。
ガイド部13及びガイド溝部22bは、先細り形状に形成されているため、接触面積を確保しつつ、バルブシート10の体積増加を抑えることができる。このようにバルブシート10の体積増加を抑えることにより、シリンダヘッド2よりも熱伝導率が低いため熱の伝達速度が遅いバルブシート10において、バルブ1(図1参照)に当接される箇所とシリンダヘッド2との距離を短縮することができ、速やかに放熱することができる。
〈第2変形例〉
図5に示すように、第2変形例のバルブシート10は、回転体形状に形成された凹部(回転体形状部)13cが上面13から燃焼室4(図1参照)側に向かって凹設されている。この凹部13cは、上面13を基準に第1変形例で上述のガイド部13bを上下反転させた形状を有する。つまり、凹部13cの表面は、内側に位置するとともに上端よりも下端が外側に傾斜した傾斜面C1と、上下方向に沿って外側に位置する立面C2と、これらの面C1,C2の下端を接続する底面C3とから構成されている。よって、凹部13cは、先細り形状に形成されている。
この凹部13cは、第1変形例のガイド部13bと同様に、上面P1を基準にした凹設方向への変位量L3が、上述の一実施形態における波部13a(図2参照)の腹の突設方向への変位量L1よりも大きい。逆に言えば、波部13aの変位量L1は、凹部13cの変位量L3よりも小さい。
一方、シリンダヘッド2の開口部20には、回転体形状に形成された凸部22cが下側面22から燃焼室4(図1参照)側に向かって突設されている。この凸部22cは、下側面22を基準に第1変形例で上述のガイド溝部22bを上下反転させた形状を有する。つまり、凸部22cは、内側に位置するとともに上端よりも下端が外側に傾斜し、傾斜面C1に対応して形成された雌型傾斜面D1と、上下方向に沿って外側に位置し、立面C2に対応して形成された雌型立面D2と、これらの面D1,D2を接続し、底面C3に対応して形成された雌型底面D3とを有する。
なお、平面状の下側面P1を基準にした突設方向への凸部22cの変位量L3が、上述の一実施形態における波受部22a(図2参照)の腹の凹設方向への変位量L1よりも大きく、逆に言えば、波受部22aの変位量L1は、凸部22cの変位量L3よりも小さいことが好ましい。
波受部22aの変位量L1は、バルブシート10とシリンダヘッド2との接触面積に相関があるが、バルブシート10の体積には相関がない。一方、凸部22cの変位量L3は、大きくなるに従ってバルブシートの体積は減少する。つまり、この変位量L3が大きくなるに従って、バルブシート10において、バルブ1(図1参照)から伝熱される箇所とシリンダヘッド10へ伝熱される箇所との距離が短縮される。このため、凸部22cの変位量L3は、放熱特性に応じて設定することができる。
このバルブシート10の上面13は、平面状に形成された上面P1に比較して、傾斜面C1及び立面C2の表面積分だけ、シリンダヘッド2との接触面積が大きい。また、これらの凹部13c及び凸部22cは、互いに対応する先細り形状に形成されているため、バルブシート10の装着を案内する機能を有する。
その他の構成は、上述の一実施形態の構成と同様である。
第2変形例のバルブシート10をシリンダヘッド2の開口部20を装着する際には、第1変形例の装着と同様に、凹部13c及び凸部22cの変位量L3が大きいため、バルブシート10の上面13と開口部20の下側面22との摺動が初期段階から行なわれ、バルブシート10を案内することができる。また、凹部13c及び凸部22cが先細り形状に形成されているため、バルブシート10の案内及び装着を安定させることができる。これにより、装着作業の負担を軽減させることができる。
さらに、第2変形例のバルブシート10及びシリンダヘッド2によれば、バルブシート10の上面13を凹設した凹部13cと、この凹部13cに対応する形状に突設されたシリンダヘッド2の凸部22cとを有するため、シリンダヘッド2よりも熱が伝わり難いバルブシート10の体積を減少させつつ、これらの接触面積を大きくしている。これにより、シリンダヘッド2よりも熱伝導率が低いため熱の伝達速度が遅いバルブシート10において、バルブ1(図1参照)に当接される箇所とシリンダヘッド2との距離を短縮することができ、バルブシート10の熱抵抗を小さくすることができる。延いては、バルブシート10からシリンダヘッド2への熱伝導を効率よく行なうことができ、速やかにバルブ1(図1参照)を放熱することができる。
[その他]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
上述の一実施形態では、バルブシート10の上面13に断面矩形波形状の波部13aが形成されたものを示したが、断面矩形波形状は波部13aに限られず、バルブシート10の上面13に少なくとも非平面が形成されていればよく、例えば、上面13の断面に正弦波や三角波といったその他の波状又は凹凸状が形成されてもよい。同様に、シリンダヘッド2の下側面22の形状も凹凸に限られず、少なくとも非平面が形成されていればよい。この場合も、バルブシート10の上面13とシリンダヘッド2の開口部20の下側面22との接触面積を大きくすることができる。
上述の一実施形態の変形例では、ガイド部13bに傾斜面A1が形成されたものを示したが、この傾斜面A1に替えて、内側に位置し上下方向に沿った立面が形成されていてもよい。この場合の開口部20のガイド溝部22bには、ガイド部13bに傾斜面A1の配向に対応して形成された傾斜面B1に替えて、上下方向に沿った立面が内側に形成される。同様に、凹部13cの傾斜面C1に替えて、内側に位置し上下方向に沿った立面が形成されていてもよい。この場合の開口部20の凸部22cには、凹部13cの傾斜面C1の配向に対応して形成された傾斜面D1に替えて、上下方向に沿った立面が内側に形成される。かかる場合にも、バルブシート10とシリンダヘッド2との接触面積を大きくすることができ、バルブシート10を効率的に放熱することができる。
また、バルブシート10の上面13において、上述の一実施形態で説明した波部13aと、上述の一実施形態の変形例で説明したガイド部13b又は凹部13cとの両方が形成されてもよい。この場合には、シリンダヘッド2の下側面22も対応する形状に形成される。したがって、バルブシート10とシリンダヘッド2との接触面積をさらに大きくすることができるとともに、バルブシート10の装着を安定させることができる。例えば、バルブシート10の上面13に、第2変形例の凹部13cと一実施形態の波部13aとが形成される場合には、凹部13cの表面積と波部13aの形成ピッチや変位量に応じた表面積とを合わせた表面積で、バルブシート10とシリンダヘッド2とが接触する。このため、バルブシート10の体積を減少させつつ、単に凹部13c又は波部13aが形成されるときよりも接触面積を大きくする。したがって、バルブシート10の放熱の効率をさらに向上させることができる。
また、バルブシート10の外周面12に形成されたネジ山部12aの形状と、これに対応するシリンダヘッド2の開口部20の周面21に形成されたネジ溝部21aとの形状とには、三角ネジ,丸ネジ,角ネジといった種々のネジ山形状を適用することができる。これらのネジ山部12a及びネジ溝部21aの形状は、例えば、ネジ山部12aの二つの斜面のうち、一方の斜面がそれに向かい合うネジ溝部21aと接触するとともに、他方の斜面がそれに向かい合うネジ溝部21aと接触するように形成されていることが好ましい。この場合、バルブシート10の装着時の螺合にかかるトルクが増大するが、バルブシート10とシリンダヘッド2との接触面積を確実に大きくすることができる。
1 バルブ
1a ステム
2 シリンダヘッド
4 燃焼室
10 バルブシート
11 内周面
12 外周面
12a ネジ山部
13 上面
13a 波部(回転体形状部)
13b ガイド部(回転体形状部)
13c 凹部(回転体形状部)
20 開口部
21 周面
21a ネジ溝部
22 下側面
22a 波受部(雌型回転体形状部)
22b ガイド溝部(雌型回転体形状部)
22c 凸部(雌型回転体形状部)
C 中心軸

Claims (10)

  1. エンジンのシリンダヘッドにおいて燃焼室に通じる吸排気ポートの開口部に装着され、前記吸排気ポートを開閉するバルブが当接するリング形状のバルブシートであって、
    前記リング形状の外周面に形成され、前記シリンダヘッドに螺合するネジ山部と、
    前記リング形状の上面において前記外周面の中心軸を回転中心とした非平面の回転体形状に形成され、前記シリンダヘッドに接触する回転体形状部と、を備えた
    ことを特徴とする、バルブシート。
  2. 前記回転体形状部が、前記上面から前記シリンダヘッド側に向かって突設されたガイド部を有する
    ことを特徴とする、請求項1記載のバルブシート。
  3. 前記ガイド部が、先細り形状に形成された
    ことを特徴とする、請求項2記載のバルブシート。
  4. 前記回転体形状部が、波状又は凹凸状に形成された波部を有する
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載のバルブシート。
  5. 前記回転体形状部が、前記上面から前記燃焼室側に向かって凹設された凹部を有する
    ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載のバルブシート。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載のバルブシートが装着されるシリンダヘッドであって、
    前記開口部は、
    前記外周面に対応する内側の周面に形成されるとともに前記ネジ山部に螺合するネジ溝部と、
    前記上面に対応する下側面に、前記周面の中心軸を回転中心とした非平面形状であって前記回転体形状部に対応する形状に形成された雌型回転体形状部と、を備えた
    ことを特徴とする、シリンダヘッド。
  7. 前記雌型回転体形状部が、前記下側面から前記燃焼室側の反対側に向かって凹設されるとともに前記ガイド部に対応する形状に形成されたガイド溝部を有する
    ことを特徴とする、請求項6記載のシリンダヘッド。
  8. 前記ガイド溝部が、先細り形状に形成された
    ことを特徴とする、請求項7記載のシリンダヘッド。
  9. 前記雌型回転体形状部が、波状又は凹凸状に形成された波受部を有する
    ことを特徴とする、請求項6〜8の何れか1項に記載のシリンダヘッド。
  10. 前記雌型回転体形状部が、前記下側面から前記燃焼室側に向かって突設されるとともに前記凹部に対応する形状に形成された凸部を有する
    ことを特徴とする、請求項6〜9の何れか1項に記載のシリンダヘッド。
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