JP2014085690A - Rfタグ交換システム及びrfタグ交換方法 - Google Patents

Rfタグ交換システム及びrfタグ交換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】交換コストを抑制できる。
【解決手段】物品1に取り付けられた識別情報2bと識別情報2bのデータ長を表すデータ長情報2aとが格納されたRFタグ2を、識別情報3bと更新内容を表す更新フラグ3cと識別情報3b及び更新フラグ3cを合わせたデータ長を表すデータ長情報3aとが格納されたRFタグ3に交換するRFタグ交換システム10では、リーダライタ装置4に、RFタグ2の識別情報2bを読み取らせ、RFタグ3の識別情報3bに、読み取った識別情報2bを上書きさせて、更新フラグ3cを更新させる。また、リーダライタ装置4に、RFタグ2の識別情報2bと共にデータ長情報2aを読み取らせ、RFタグ3のデータ長情報3aに、読み取ったRFタグ2のデータ長情報2aを上書きさせ、さらに、RFタグ2を無効化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、RFタグ交換システム及びRFタグ交換方法に関する。
商品、部品、製品等の物品の管理を行うに当たって、RF(Radio Frequency)タグが用いられている。例えば、部品に取り付けた、当該部品の識別情報が記録されたRFタグに対して、部品の使用状況を書き込むことができる。また、リーダライタ装置により、部品の使用状況を読み出して、当該部品の交換時期等を判断することができる(例えば、特許文献1を参照)。
特開2008−220832号公報
ところで、RFタグは、寿命、適用周波数帯の変更によるRFタグの通信特性の変化(通信距離の低下)等により、交換を行わなければならない。
RFタグの交換は、交換対象のRFタグを取り外し、新たなRFタグを取り付ける交換作業が発生する。このような交換作業と共に、交換対象のRFタグに記録されている情報を読み出し、読み出した情報を新しいRFタグに書き込むという書換作業も発生する。特に、交換対象のRFタグの数が多い場合には、このような交換作業及び書換作業が煩雑となり、時間も要し、交換コストが嵩むという問題点があった。
本発明は、このような点を鑑みてなされたものであって、交換コストを抑制できるRFタグ交換システム及びRFタグ交換方法が提供される。
上記課題を解決するために、物品に取り付けられた第1のRFタグを、第2のRFタグに交換するRFタグ交換システムにおいて、前記第1のRFタグ及び前記第2のRFタグと通信を行って、前記第1のRFタグ及び前記第2のRFタグに対して情報の読み取り及び書き込みを行うリーダライタ装置と、第1の識別情報と前記第1の識別情報のデータ長を表す第1のデータ長情報とが格納された前記第1のRFタグと共に、第2の識別情報と更新内容を表す更新フラグと前記第2の識別情報及び前記更新フラグを合わせたデータ長を表す第2のデータ長情報とが格納された前記第2のRFタグが前記物品に取り付けられ、前記リーダライタ装置に、前記第1のRFタグの前記第1の識別情報を読み取らせ、前記第2のRFタグの前記第2の識別情報に、読み取った前記第1の識別情報を上書きさせて、前記更新フラグを更新させて、前記第1のRFタグを無効化させる書換制御処理部を有する交換制御装置と、を備えるRFタグ交換システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、物品に取り付けられた第1のRFタグを、第2のRFタグに交換するRFタグ交換方法において、第1の識別情報と前記第1の識別情報のデータ長を表す第1のデータ長情報とが格納された前記第1のRFタグと共に、第2の識別情報と更新内容を表す更新フラグと前記第2の識別情報及び前記更新フラグを合わせたデータ長を表す第2のデータ長情報とが格納された前記第2のRFタグが前記物品に取り付けられ、前記第1のRFタグ及び前記第2のRFタグと通信を行って、前記第1のRFタグ及び前記第2のRFタグに対して情報の読み取り及び書き込みを行うリーダライタ装置に、前記第1のRFタグの前記第1の識別情報を読み取らせ、前記第2のRFタグの前記第2の識別情報に、読み取った前記第1の識別情報を上書きさせて、前記更新フラグを更新させて、前記第1のRFタグを無効化させる、RFタグ交換方法が提供される。
上記のRFタグ交換システム及びRFタグ交換方法では、交換対象のRFタグから新たに取り付けるRFタグに情報を自動的に書き換えることができる。
第1の実施の形態に係るRFタグ交換システム及びRFタグ交換方法を示す図である。 第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムの構成の一例を示す図である。 RFタグの構成の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムのハードウェア構成の一例を示す図である。 リーダライタ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備える機能を表す機能ブロックの一例を示す図である。 第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備えるRFタグ情報格納部に格納された情報の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備える交換条件情報格納部に格納された情報の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備える交換処理結果情報格納部に格納された情報の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置で実行されるRFタグ交換処理のフローチャートである。 第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備えるRFタグ情報格納部に格納される情報の更新状態を示す図(その1)である。 第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備えるRFタグ情報格納部に格納される情報の更新状態を示す図(その2)である。 第3の実施の形態に係るRFタグ交換システムのハードウェア構成の一例を示す図である。 第3の実施の形態に係るRFタグ交換システムのハードウェア構成の一例を示す図である。 第3の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備える機能を表す機能ブロックの一例を示す図である。 第3の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置で実行されるRFタグ交換処理のフローチャートである。 第4の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備える交換条件情報格納部に格納された情報の一例を示す図である。 第4の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置で実行されるRFタグ交換処理のフローチャートである。 第4の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備えるRFタグ情報格納部に格納された情報の更新状態を示す図である。 第4の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備える交換処理結果情報格納部に格納された情報の一例を示す図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態のRFタグ交換システムでは、交換対象のRFタグが取り付けられた物品に対して、新たにRFタグを取り付けて、交換対象のRFタグの情報を読み取り、新たなRFタグに読み取った情報を書き込んで、交換対象のRFタグを無効にするものである。このようなRFタグ交換システム及びRFタグ交換方法について、図1を用いて説明する。
図1は、第1の実施の形態に係るRFタグ交換システム及びRFタグ交換方法を示す図である。
なお、図1(A)は、RFタグ交換システム10を示す図であり、図1(B)〜(D)はRFタグに格納される情報の変化を模式的に示す図である。また、図1(C),(D)の破線で囲まれた項目については無効の状態であることを表している。
RFタグ交換システム10は、物品1に取り付けられたRFタグ2(第1のRFタグ)を、RFタグ3(第2のRFタグ)に交換するものである。
このようなRFタグ交換システム10は、図1(A)に示すように、物品1のRFタグ2からRFタグ3に交換するものであって、リーダライタ装置4と、交換制御装置6とを備える。
まず、物品1には、交換対象のRFタグ2と、新設するRFタグ3とが取り付けられている。
RFタグ2は、図1(B)に示されるように、識別情報2bと識別情報2bのデータ長であるデータ長情報2aとを保持する。例えば、識別情報2bのデータ長は、xxビットであり、データ長情報2aもxxビットであることを表している。
RFタグ3は、図1(B)に示されるように、識別情報3bと更新フラグ3cと、識別情報3b及び更新フラグ3cを合わせたデータ長であるデータ長情報3aとを保持する。例えば、識別情報3bのデータ長はxxビット、更新フラグ3cのデータ長はaビットであって、データ長情報3aはxx+aビットであることを表している。なお、新設されるRFタグ3には、識別情報3bは初期値として任意の情報が対応付けられている。
リーダライタ装置4は、アンテナ5が接続されており、RFタグ2及びRFタグ3と通信を行って、RFタグ2,3に対して情報の読み取り及び書き込みを行う。リーダライタ装置4は、交換制御装置6と通信可能に接続されており、交換制御装置6からの制御に基づき、RFタグ2,3に対する情報の読み取り並びに書き込みを行う。
なお、RFタグ2,3が保持する情報は、例えば、EPC(Electronic Product Code)のフォーマットに基づくものである。これは、データ長情報に基づき、リーダライタ装置4が読み取れる範囲が限定される。例えば、RFタグ3の識別情報のデータ長が96ビット、更新フラグのデータ長が32ビット、データ長情報がこれらを合わせた128ビットである場合には、リーダライタ装置4は、RFタグ3に対する通常の読み取りコマンドにより、データ長情報に基づき、識別情報及び更新フラグを読み取ることができる。一方、RFタグ3の識別情報のデータ長が96ビット、更新フラグのデータ長が32ビットであって、データ長情報が96ビットである場合には、リーダライタ装置4は、通常の読み取りコマンドでは、データ長情報に基づき、識別情報のみを読み取り、更新フラグの読み取りを行わない。
なお、この場合でも、読み取りコマンドの種類によっては、リーダライタ装置4は、データ長情報が96ビットでありながら、識別情報に加えて、更新フラグも読み取ることができる。以降では特に断りが無い限りは、リーダライタ装置4は、通常の読み取りコマンドにより、RFタグから読み取りを行うものとする。
交換制御装置6は、RFタグ情報格納部6aと、読取処理部6b、書込処理部6c、書換制御処理部6dを有する。
RFタグ情報格納部6aには、少なくとも、RFタグ2,3から読み取った識別情報と、識別情報のデータ長を表すデータ長情報、RFタグ3の更新内容を表す更新フラグが格納されている。
読取処理部6bは、後述する書換制御処理部6dからの信号に基づき、リーダライタ装置4に、RFタグ2,3からRFタグ2,3に格納されている情報を読み取らせる。
書込処理部6cは、後述する書換制御処理部6dからの信号に基づき、リーダライタ装置4に、RFタグ2,3に対して情報を書き込ませる。
書換制御処理部6dは、識別情報2bと識別情報2bのデータ長を表すデータ長情報2aとが格納されRFタグ2と共に、識別情報3bと更新内容を表す更新フラグ3cと識別情報3b及び更新フラグ3cを合わせたデータ長を表すデータ長情報3aとが格納されたRFタグ3が物品1に取り付けられ、リーダライタ装置4に、RFタグ2の識別情報2bを読み取らせ、RFタグ3の識別情報3bに、読み取った識別情報2bを上書きさせて、更新フラグ3cを更新させて、第1のRFタグを無効化させる。
なお、このような読取処理部6bと、書込処理部6c、書換制御処理部6dは、交換制御装置6が備える図示しないCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)によってRFタグ交換制御プログラムが実行されることにより、その処理機能が実現されるようにすることも可能である。
次に、このようなRFタグ交換システム10によるRFタグ2,3に対するRFタグ交換方法について説明する。
まず、交換対象のRFタグ2が取り付けられている物品1に対して、新たに、RFタグ3を取り付ける。
RFタグ交換システム10のリーダライタ装置4は、読取処理部6bからの読み取り要求に応じて、アンテナ5から所定周波数の電波を出力して、物品1のRFタグ2,3からのRFタグ2,3が保持する情報をアンテナ5で受け付ける。
読取処理部6bは、このようにして読み取ったRFタグ2からの情報である、データ長情報2aと識別情報2bとをRFタグ情報格納部6aに格納する。また、読取処理部6bは、同様にして、RFタグ3からの情報である、データ長情報3aと、識別情報3b、更新フラグ3cをRFタグ情報格納部6aに格納する。
なお、RFタグ情報格納部6aには、図1(B)に示すように、RFタグ2については「データ長情報2a、識別情報2b」が、RFタグ3については「データ長情報3a、識別情報3b、更新フラグ3c」がそれぞれ格納される。
次いで、書換制御処理部6dは、書込処理部6cに、RFタグ3の識別情報3bのRFタグ2の識別情報2bによる上書き要求と共に、更新フラグ3c(例えば、書き換えを行った日付、書き換え回数等)の更新要求を通知する。
書込処理部6cは、通知された要求に基づき、リーダライタ装置4に、RFタグ3の識別情報3bをRFタグ2の識別情報2bに上書きさせ、更新フラグ3cを更新させる(更新フラグ3c1に更新)。
また、書換制御処理部6dは、書込処理部6cに、RFタグ2の無効化要求を通知する。書込処理部6cは、通知された無効化要求に基づき、リーダライタ装置4に、RFタグ2のデータ長情報2a及び識別情報2bを無効化させる。
これにより、図1(C)に示されるように、RFタグ2は無効化されると共に、RFタグ3は、識別情報3bが、識別情報2bに書き換えられる。
なお、書換制御処理部6dは、RFタグ情報格納部6aに格納されているRFタグ2,3に対しても同様の書き換えを行う。
さらに、書換制御処理部6dは、書込処理部6cに、RFタグ3のデータ長情報3aのRFタグ2のデータ長情報2aによる上書き要求を通知する。
書込処理部6cは、通知された要求に基づき、リーダライタ装置4に、RFタグ3のデータ長情報3aをRFタグ2のデータ長情報2aに上書きさせる。
これにより、図1(D)に示されるように、RFタグ3は、データ長情報3aが、RFタグ2のデータ長情報2aに書き換えられる。このため、RFタグ3では、データ長情報2a(0〜xx)に対応するデータ長の識別情報2b(0〜xx)が有効なデータとなり、更新フラグ3c1(xx+1〜xx+a)は無効となる。
なお、書換制御処理部6dは、RFタグ情報格納部6aに格納されているRFタグ2,3に対しても同様の書き換えを行わせる。
以上の処理により、RFタグ2からRFタグ3へのRFタグ交換処理が完了する。これにより、リーダライタ装置4は、書換後のRFタグ3に対して読み取りを実行すると、書換後のRFタグ3では、データ長情報に基づき、識別情報のみを読み取ることができるようになり、以後、物品1の管理等はRFタグ3のみが用いられるようになる。
このように物品1に取り付けられた、識別情報2bと識別情報2bのデータ長を表すデータ長情報2aとが格納されたRFタグ2を、識別情報3bと更新内容を表す更新フラグ3cと識別情報3b及び更新フラグ3cを合わせたデータ長を表すデータ長情報3aとが格納されたRFタグ3に交換するRFタグ交換システム10では、リーダライタ装置4に、RFタグ2の識別情報2bを読み取らせ、RFタグ3の識別情報3bに、読み取った識別情報2bを上書きさせて、更新フラグ3cを更新させて、RFタグ2を無効化させる。また、リーダライタ装置4に、RFタグ2の識別情報2bと共にデータ長情報2aを読み取らせ、RFタグ3のデータ長情報3aに、読み取ったRFタグ2のデータ長情報2aを上書きさせる。したがって、交換対象のRFタグ2が取り付けられた物品1に対して、新たに取り付けたRFタグ3にRFタグ2の情報が書き換えられて、RFタグ2が無効となる。これにより、RFタグ2からRFタグ3への交換処理を容易に、かつ、効率的に行うことができ、交換コストを抑制することができるようになる。また、交換対象のRFタグ2の数が増えることによる交換漏れの発生を防ぐこともできるようになる。
[第2の実施の形態]
以下、第2の実施の形態について、第1の実施の形態についてより具体的に説明する。
まず、第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムについて図2を用いて説明する。
図2は、第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムの構成の一例を示す図である。
RFタグ交換システム100は、交換対象のRFタグ60が取り付けられた管理対象物50に新たにRFタグ70を取り付けて、RFタグ60,70に対して交換処理を行うものである。
このようなRFタグ交換システム100は、図2に示すように、コンピュータ(PC)等の制御装置200(交換制御装置)に、モニタ等の表示装置300と、例えば、キーボードである入力装置400、アンテナ600が接続されたリーダライタ装置500がそれぞれ接続されて構成されている。
制御装置200は、RFタグ交換システム100を制御するものである。
表示装置300は、例えば、モニタであって、制御装置200に入力された情報、演算された情報等を表示することができるものである。
入力装置400は、例えば、キーボード、マウス等であって、制御装置200に対して情報を入力するものである、
リーダライタ装置500は、アンテナ600に接続されており、RFタグに対して情報の読み取り及び書き込みを実行することができる。
次に、管理対象物50に取り付けられるRFタグ60,70について図3を用いて説明する。
図3は、RFタグの構成の一例を示す図である。
なお、図3(A)はRFタグ60,70の、図3(B)はICチップ62,72の構成についてそれぞれ表している。
管理対象物50に取り付けられるRFタグ60,70は、図3(A)に示されるように、アンテナ部61,71と、アンテナ部61,71と接続されたIC(Integrated Circuit)チップ62,72とを備え、例えば、管理対象物に対する貼付面側に粘着加工が施されているラベル状のものである。
アンテナ部61,71は、例えば、UHFの周波数帯の電波を送受信するためのアンテナである。アンテナ部61,71は、他の通信装置から受信した電波に含まれる受信信号をICチップ62,72に出力する。また、アンテナ部61,71は、ICチップ62,72から取得する送信信号を他の通信装置に送信する。
ICチップ62,72は、例えば、UHFの周波数帯での通信について、それぞれの通信可能距離が運用に際して適切な距離となるよう調整される。このために、例えば、RFタグ60,70を誘電体により覆われた構成とする。誘電体の比誘電率は、インピーダンスマッチングにより各周波数帯の通信可能距離が適切な距離となるよう選択される。
さらに、ICチップ62,72は、図3(B)に示されるように、回路部63,73が内蔵されている。
回路部63,73は、アンテナ部61,71に接続されたアンテナ端631,731と、記憶部632,732、電源制御部633,733、送信部634,734、受信部635,735、制御部636,736を備える。
アンテナ端631,731は、アンテナ部61,71と接続される。アンテナ端631,731は、アンテナ部61,71から取得する受信信号を電源制御部633,733及び受信部635,735にそれぞれ出力する。また、アンテナ端631,731は、送信部634,734から取得する送信信号をアンテナ部61,71に出力し、出力された送信信号はアンテナ部61,71から他の通信装置に送信される。
記憶部632,732は、制御部636,736の処理に必要なプログラムや他の通信装置から送信された送信信号の情報を格納するための不揮発性のメモリである。また、記憶部632,732には、当該回路部63,73が内蔵されたRFタグ60,70が付される管理対象物50の識別情報等の情報の他に、回路部63,73の個別識別情報であるタグID(Identification Data)、データ長情報が、回路部73には、さらに、更新フラグが予めそれぞれ記憶されている。なお、新たに新設されるRFタグ70の記憶部632に記憶されているタグID、更新フラグは初期値として任意の値が設定されている。また、これらの情報は、既述の通り、EPCフォーマットに基づくものである。
電源制御部633,733は、回路部63,73に接続されるアンテナ部61,71がリーダライタ装置500からの受信信号により回路部63,73を駆動する電力を生成して、回路部63,73の各部に供給する。
送信部634,734は、制御部636,736から取得する処理結果を変調及びUHFの周波数帯の送信信号に周波数変換してアンテナ端631,731に出力する。
受信部635,735は、アンテナ端631,731から取得するUHFの周波数帯の受信信号を周波数変換及び復調して、受信信号に含まれる処理要求を抽出し、制御部636,736に出力する。
制御部636,736は、受信部635,735から取得する処理要求に応じた処理を実行し、その結果を送信部634,734に出力する。
次に、RFタグ交換システム100を構成する各装置のハードウェア構成について、図4を用いて説明する。
図4は、第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムのハードウェア構成の一例を示す図である。
RFタグ交換システム100の制御装置200は、既述の通り、表示装置300と、入力装置400、アンテナ600が接続されたリーダライタ装置500がそれぞれ接続されて、RFタグ交換システム100全体を制御する。
このような制御装置200は、CPU200aと、メモリ部200b、通信処理部200c、グラフィック処理部200d、入出力インタフェース200eが互いにバス200fで接続されている。
メモリ部200bは、例えば、RAM(Random Access Memory)並びにHDD(Hard Disk Drive)であって、CPU200aに実行させるOS(Operating System)、各種アプリケーション並びにプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。メモリ部200bには、CPU200aによる処理に必要なプログラムが起動されると、当該プログラムが読み込まれる。
通信処理部200cは、図示しないネットワークを介して外部機器と相互に通信を行う。例えば、リーダライタ装置500は、当該通信処理部200cにより通信させるようにすることも可能である。
グラフィック処理部200dには、表示を行うための表示装置300が接続されている。このグラフィック処理部200dは、CPU200aからの命令にしたがって、表示装置300の表示領域に画像を表示させる。
入出力インタフェース200eには、例えば、マウス、キーボード等の入力を行うための入力装置400、リーダライタ装置500が接続されている。入出力インタフェース200eは、入力装置400及びリーダライタ装置500からの信号を、バス200fを介してCPU200aに送信する。
続いて、RFタグ交換システム100を構成するリーダライタ装置500のハードウェア構成について、図5を用いて説明する。
図5は、リーダライタ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
リーダライタ装置500は、アンテナ600(図2参照)に接続されたアンテナ端501と、記憶部502、送信部503、受信部504、制御部505、通信インタフェース506、雑音除去部507を備える。
アンテナ600は、図2に記載の通り、RFタグ交換システム100に設けられ、アンテナ端501と接続される。上記のRFタグ60,70のアンテナ部61,71と同様に、例えば、UHFの周波数帯の電波を送受信するためのものである。アンテナ600は、RFタグ60,70から受信した電波に含まれる受信信号をアンテナ端501に出力する。また、アンテナ600は、アンテナ端501から取得する送信信号をRFタグ60,70に送信する。
アンテナ端501は、図2に記載のアンテナ600と接続される。アンテナ端501は、アンテナ600から取得する受信信号を受信部504に出力する。また、アンテナ端501は、送信部503から取得する送信信号をアンテナ600に出力し、出力された送信信号はアンテナ600からRFタグ60,70に送信される。
記憶部502は、制御部505の処理に必要なプログラム等を格納するための不揮発性のメモリである。
送信部503は、制御部505から取得する処理結果を変調及びUHFの周波数帯の送信信号に周波数変換してアンテナ端501に出力する。
受信部504は、アンテナ端501から取得するUHFの周波数帯の受信信号を周波数変換及び復調して、受信信号に含まれる処理要求を抽出し、制御部505に出力する。
制御部505は、受信部504及び制御装置200による処理要求に応じた処理を行う。
通信インタフェース506は、制御部505及び制御装置200にそれぞれ接続されている。通信インタフェース506は制御装置200からの処理要求の信号を制御部505に送信し、制御部505からの信号を制御装置200に送信する。
なお、図4では、リーダライタ装置500は、制御装置200の入出力インタフェース200eに接続されていることから、当該通信インタフェース506は入出力インタフェース200eと接続している。また、図示は省略するが、リーダライタ装置500は、通信インタフェース506からインターネットを介して通信処理部200cを通じて制御装置200と通信可能に接続することも可能である。
雑音除去部507は、受信部504が受信した受信信号を制御部505に出力する前に、当該受信信号から雑音(ノイズ)を除去する。
このような構成を有するRFタグ交換システム100の制御装置200が有する機能について図6を用いて説明する。
図6は、第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備える機能を表す機能ブロックの一例を示す図である。
制御装置200は、メモリ部200b(図4参照)に、RFタグ情報格納部201と、交換条件情報格納部202、交換処理結果情報格納部203が割り当てられる。
ここで、RFタグ情報格納部201と、交換条件情報格納部202、交換処理結果情報格納部203に格納される具体的な情報の一例について図7〜図9を用いてそれぞれ説明する。
図7は、第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備えるRFタグ情報格納部に格納された情報の一例を示す図である。
図8は、第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備える交換条件情報格納部に格納された情報の一例を示す図である。
また、図9は、第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備える交換処理結果情報格納部に格納された情報の一例を示す図である。
RFタグ情報格納部201は、リーダライタ装置500が、RFタグ60,70から読み取った情報及び書き込んだ情報が格納される。
RFタグ情報格納部201には、例えば、図7に示すように、読み取り処理によりRFタグ60,70から読み取った時の日時、データ長(ビット数)の情報(「データ長」と表示)、タグID、更新フラグに関する情報が格納されている。なお、図7は、交換処理完了後のRFタグ情報格納部201に格納される情報を示している。更新フラグは、更新回数、更新日時、RFタグの有効期限、更新場所コード、更新機器コード、更新作業者コード等の更新内容を表すものである。また、RFタグ情報格納部201には、交換処理の対象となった2組のRFタグ60,70に対応付けられた交換処理番号、交換対象のRFタグ60及び新設されるRFタグ70にそれぞれ対応付けられる新旧フラグに関する情報が格納されている。なお、交換処理番号は、既述の通り、交換処理の対象となった2組のRFタグ60,70に設定されるために、どのRFタグ同士で交換処理を行ったのかを確認することが可能となる。さらに、RFタグ情報格納部201には、リーダライタ装置500が、書き込み処理によりRFタグ60,70に書き込んだ時の日時、データ長(ビット数)の情報(「データ長」と表示)、タグID、更新フラグに関する情報が格納されて、交換対象のRFタグ60を無効化した際の日時に関する情報が格納されている。なお、RFタグ情報格納部201は、読み取り処理、書き込み処理、無効化処理をそれぞれ行ったリーダライタ装置500の識別情報をそれぞれ格納することも可能である。
交換条件情報格納部202は、読み取った2組のRFタグが交換処理の対象であるか否かを判定するための情報が格納されている。なお、交換条件情報格納部202に格納される交換条件情報は予め設定される。交換条件情報格納部202は、例えば、図8に示されるように、新旧フラグと、2組のRFタグが交換処理の対象であることを判定するための条件を表す判定条件、データ長、タグID、更新フラグに関する情報が格納されている。なお、図8の判定条件の「データ長:01」は、交換対象のRFタグ(旧)と、新設するRFタグ(新)との判定にデータ長を用いることを意味している。
交換処理結果情報格納部203は、交換処理の前後におけるRFタグの情報が格納されている。交換処理結果情報格納部203は、例えば、図9に示すように、交換処理後について、交換処理時の日時、データ長(ビット数)の情報(「データ長」と表示)、タグID、更新フラグに関する情報と共に、交換処理番号の情報を格納する。交換処理結果情報格納部203は、交換処理前の対象のRFタグのデータ長(ビット数)の情報(「データ長」と表示)、タグID、更新フラグに関する情報と共に、交換処理が正常に実施されたか否かを表す交換処理結果の情報を格納する。
このような情報を格納するRFタグ情報格納部201と、交換条件情報格納部202、交換処理結果情報格納部203が制御装置200が備えるメモリ部200bに割り当てられる。
さらに、当該制御装置200は、図6に示すように、CPU200aにより、読取処理部204と、書込処理部205、表示制御部206、対象判定部207、書換制御処理部208の機能が実現される。
読取処理部204は、書換制御処理部208からの読み取り要求に基づき、入出力インタフェース200eを介して、リーダライタ装置500によりRFタグ60,70の情報を読み取らせる。読取処理部204は、読み取った情報をRFタグ情報格納部201に格納、または、書換制御処理部208に出力する。
書込処理部205は、書換制御処理部208からの書き込み要求に基づき、入出力インタフェース200eを介して、リーダライタ装置500によりRFタグ60,70に情報を書き込ませて、または、無効にさせる。
表示制御部206は、書換制御処理部208からの表示要求に基づき、グラフィック処理部200dを介して表示装置300に画像を表示させる。
対象判定部207は、書換制御処理部208からの判定要求に基づき、交換条件情報格納部202を参照して、RFタグ情報格納部201に格納されているRFタグ60,70について判定する。
書換制御処理部208は、交換対象のRFタグ60の情報を、新設するRFタグ70に書き込むための書き換え処理を、読取処理部204と、書込処理部205、対象判定部207に実行させる。書換制御処理部208は、書き換えたRFタグ70の情報を交換処理結果情報格納部203に格納させる。
次に、このような機能を有する制御装置200を備えるRFタグ交換システム100で実行されるRFタグ交換処理について図10と共に、RFタグ交換処理に伴い更新される情報について図7〜図9、図11及び図12を用いてそれぞれ説明する。
図10は、第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置で実行されるRFタグ交換処理のフローチャートである。
また、図11及び図12は、第2の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備えるRFタグ情報格納部に格納される情報の更新状態を示す図である。
なお、図11(A)は、図10のステップS11に対応するRFタグ情報格納部201の状態を、図11(B)は、図10のステップS14に対応するRFタグ情報格納部201の状態をそれぞれ表している。また、図12は、図10のステップS15,S16に対応するRFタグ情報格納部201の情報を表している。
まず、ユーザは、交換対象のRFタグ60が取り付けられている管理対象物50に、新たに、RFタグ70を取り付ける。ユーザは、当該管理対象物50をリーダライタ装置500に対する所定位置に配置する。そして、ユーザによる制御装置200に対する操作入力に基づき、制御装置200は、リーダライタ装置500に管理対象物50のRFタグ60,70に保持されている情報を読み取らせるごとに、以下の処理が実行される。
[ステップS11] 読取処理部204は、リーダライタ装置500で管理対象物50に取り付けられているRFタグから読み取った情報を、RFタグ情報格納部201に格納する。
例えば、図2の管理対象物50のRFタグ60,70の情報が読み取られる。読み取られたRFタグ60,70の情報は、図11(A)に示されるように、RFタグ情報格納部201に格納される。図11(A)の場合では、RFタグ60,70の情報の読み取り処理は、「08/31、11:00」に行われている。番号1に格納されたRFタグの情報は、タグIDが「000011112222333344445555」であり、このデータ長のデータ長情報が「96」である。番号2に格納されたRFタグの情報は、タグIDが「00000000000000000001」、更新フラグが「01000001」であり、これらを合わせたデータ長のデータ長情報は「128」である。
[ステップS12] 対象判定部207は、RFタグ情報格納部201を参照して、ステップS11で読み取ったRFタグの数が2つであるか否かを判定する。
次の処理は、RFタグが2つある場合(交換処理対象)にはステップS13が実行され、2つのRFタグが無い場合(交換処理対象外)にはステップS20が実行される。
図11(A)の場合では、番号1及び番号2を合わせて2つのRFタグに関する情報が読み取られているために、次の処理は、ステップS13が実行される。
[ステップS13] 対象判定部207は、ステップS11でRFタグ情報格納部201に格納した2つのRFタグにそれぞれ1つのデータ長情報が含まれているか否かを判定する。
次の処理は、RFタグに1つのデータ長情報がある場合(交換処理対象)にはステップS14が実行され、1つのデータ長情報が無い場合(交換処理対象外)にはステップS20が実行される。
図11(A)の場合には、番号1及び番号2のRFタグにはデータ長情報として「96」及び「128」がそれぞれ含まれており、次の処理は、ステップS14が実行される。
[ステップS14] 書換制御処理部208は、ステップS11でRFタグ情報格納部201に格納した2つのRFタグに共通する交換処理番号をそれぞれ設定する。
また、書換制御処理部208は、交換条件情報格納部202を参照して、ステップS11で格納した2つのRFタグに、データ長に応じて、交換対象のRFタグであることを表す「旧」、新たに新設されるRFタグであることを表す「新」をそれぞれ対応付ける。
例えば、書換制御処理部208は、番号1及び番号2のRFタグに対して、RFタグ情報格納部201において、図11(B)に示すように、交換処理番号として「08310001」をそれぞれ対応付ける。
また、交換条件情報格納部202は、図8に示すように、判定条件に「データ長」が設定されており、データ長の「96」に「旧」が、データ長の「128」に「新」がそれぞれ対応付けられている。書換制御処理部208は、このような交換条件情報格納部202を参照して、RFタグ情報格納部201において、ステップS11で格納した番号1及び番号2のRFタグに、データ長に基づいて、図11(B)に示すように、新旧フラグとして「旧」及び「新」をそれぞれ対応付ける。これにより、番号1に対応するのはRFタグ60(RFタグ(旧))であり、番号2に対応するのはRFタグ70(RFタグ(新))であることを特定することができる。
[ステップS15] 書換制御処理部208は、書込処理部205からリーダライタ装置500に、RFタグ(新)のタグIDをRFタグ(旧)のタグIDに書き換えさせる。さらに、書換制御処理部208は、書込処理部205からリーダライタ装置500に、RFタグ(新)の更新フラグを設定させる。
なお、書換制御処理部208は、RFタグ情報格納部201においても同様に書き換える。
例えば、書換制御処理部208は、RFタグ情報格納部201を参照し、書込処理部205からリーダライタ装置500に、RFタグ(新)(RFタグ70)のタグIDに、RFタグ(旧)(RFタグ60)のタグID「000011112222333344445555」に加え、RFタグ(新)(RFタグ70)の更新フラグとして「01000001」を書き込ませる。なお、この場合は、もともと設定されていた更新フラグを再び設定する。
また、書換制御処理部208は、このような書き換えに伴い、図12に示すように、番号2(RFタグ(新):RFタグ70)に対して、書き込み処理を行った日時「08/31、11:01」を書き込み、上記同様にして、タグIDを書き換えて、更新フラグを書き込む。
[ステップS16] 書換制御処理部208は、書込処理部205からリーダライタ装置500にRFタグ(旧)を無効化させる。
また、書換制御処理部208は、RFタグ情報格納部201に対しても、このような無効化を行った日時を書き込む。
例えば、書換制御処理部208は、書込処理部205からリーダライタ装置500に、RFタグ(旧)(RFタグ60)を無効化させる。
また、書換制御処理部208は、図12に示すように、番号1(RFタグ(旧):RFタグ60)に対して、無効化処理を行った日時「08/31、11:02」を書き込む。
[ステップS17] 書換制御処理部208は、書込処理部205からリーダライタ装置500に、RFタグ(新)をRFタグ(旧)(RFタグ60)のデータ長情報で更新させる。
これにより、RFタグ(新)では、書き換えたデータ長に伴って、タグIDのみの読み取りが有効となり、更新フラグに対する読み取りが行われなくなる。
例えば、書換制御処理部208は、書込処理部205からリーダライタ装置500に、RFタグ(新)(RFタグ70)において、ステップS14で対応づけたRFタグ(旧)(RFタグ60)のデータ長情報「96」で更新させて反映させる。これにより、RFタグ(新)(RFタグ70)では、データ長「96」に対応して、タグIDのみの読み取りが可能となり、更新フラグの読み取りが不可となる。
また、書換制御処理部208は、図7に示すように、番号2(RFタグ(新):RFタグ70)に対して、上記同様にして、書き込み処理におけるデータ長情報を書き換える。
[ステップS18] 書換制御処理部208は、交換処理結果情報格納部203にステップS14〜S17での交換処理による交換処理前後のRFタグ(新)の情報及び交換処理の成否(交換処理結果)を保存させる。
例えば、書換制御処理部208は、RFタグ(新)について、図9に示すように、交換処理結果情報格納部203の番号1に、交換処理の前後の交換処理日時、データ長情報、タグID、更新フラグについてそれぞれ保存する。さらに、書換制御処理部208は、交換処理結果情報格納部203に、交換処理番号、交換処理結果についても保存する。
[ステップS19] 書換制御処理部208は、交換処理結果情報格納部203を参照して、表示制御部206からグラフィック処理部200dを介して表示装置300に、交換処理結果を表示させる。
これにより、ユーザは、RFタグ60からRFタグ70に交換して、交換後のRFタグ70に含まれる情報を確認することができる。
[ステップS20] 書換制御処理部208は、交換処理結果情報格納部203にステップS11で格納した、交換処理の対象外となったRFタグの情報及び交換処理の成否(交換処理結果)を保存させる。
[ステップS21] 書換制御処理部208は、交換処理結果情報格納部203を参照して、表示制御部206からグラフィック処理部200dを介して表示装置300に、交換処理結果を表示させる。
これにより、ユーザは、交換処理の対象外となったRFタグを確認することができる。
このように管理対象物50に取り付けられたタグIDとタグIDのデータ長を表すデータ長情報とが格納されたRFタグ60を、タグIDと更新内容を表す更新フラグとタグID及び更新フラグを合わせたデータ長を表すデータ長情報とが格納されたRFタグ70に交換するRFタグ交換システム100では、リーダライタ装置500に、RFタグ60のタグIDを読み取らせ、RFタグ70のタグIDに、読み取ったRFタグ60のタグIDを上書きさせて、更新フラグを更新させ、RFタグ60を無効化させる。また、リーダライタ装置500に、RFタグ60のタグIDと共にデータ長情報を読み取らせ、RFタグ70のデータ長情報に、読み取ったRFタグ60のデータ長情報を上書きさせる。したがって、交換対象のRFタグ60が取り付けられた管理対象物50に対して、新たに取り付けたRFタグ70にRFタグ60の情報が書き換えられて、RFタグ60が無効となる。これにより、RFタグ60からRFタグ70への交換処理を容易に、かつ、効率的に行うことができ、交換コストを抑制することができるようになる。また、交換対象のRFタグ60の数が増えることによる交換漏れの発生を防ぐこともできるようになる。
RFタグ70には、更新フラグが含まれるために、データ長を変更することで、当該更新フラグを読み取ることができ、読み取った更新フラグからこれまでの交換内容を把握することが可能となる。また、RFタグ70は交換処理前後の情報が、交換処理結果情報格納部203に格納されるために、交換処理が行われたRFタグ70に関する情報の移設等を容易に行うことができる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態では、第2の実施の形態において、RFタグの交換処理を自動的に実行するようにした例を挙げて説明する。
第3の実施の形態のRFタグ交換システムの構成、ハードウェア構成並びに制御装置が備える機能について図13〜図15を用いて説明する。
図13は、第3の実施の形態に係るRFタグ交換システムのハードウェア構成の一例を示す図である。
図14は、第3の実施の形態に係るRFタグ交換システムのハードウェア構成の一例を示す図である。
また、図15は、第3の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備える機能を表す機能ブロックの一例を示す図である。
RFタグ交換システム100aは、図13に示されるように、第2の実施の形態のRFタグ交換システム100において、新たに、管理対象物50を収納できる読み取りボックス800が設置されている。また、読み取りボックス800には、アンテナ600と共にセンサ装置700が内蔵されている。なお、読み取りボックス800は、例えば、アルミニウム等の外部からの電波の内部への侵入を防止できる材質で構成されている。
また、センサ装置700は、読み取りボックス800に対して収納された管理対象物50のRFタグ60,70を検知することができる。なお、読み取りボックス800は、アルミニウム等で構成されていることから、読み取りボックス800内の管理対象物50に対して、アンテナ600及びセンサ装置700は、読み取りボックス800の外部からの別の電波の影響を受けずに、管理対象物50の検知、並びに管理対象物50のRFタグ60,70に対する読み出し及び書き込みを行うことができる。
このようなセンサ装置700は、図14に示されるように、入出力インタフェース200eに接続されており、管理対象物50の収納を検知すると当該検知信号をバス200fを介してCPU200aに送信する。
また、制御装置200では、センサ装置700からの検知信号に基づき、図15に示されるように、書換制御処理部208が読取処理部204に読み取り要求を通知する。読取処理部204は、入出力インタフェース200eを介してリーダライタ装置500による管理対象物50に対する読み取りを実行させる。
次に、このようなRFタグ交換システム100aで実行されるRFタグ交換処理について図16を用いて説明する。
図16は、第3の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置で実行されるRFタグ交換処理のフローチャートである。
なお、図16のフローチャートで実行される各処理は、図10のフローチャートで実行される処理と同じものには、同じステップ番号を付しており、当該処理の詳細の説明については省略する。
[ステップS111] センサ装置700は、読み取りボックス800内に収納される管理対象物50の検知を待機する。センサ装置700は、読み取りボックス800内に対する管理対象物50の収納を検知すると、当該検知信号を入出力インタフェース200eを介して書換制御処理部208に通知し、次の処理のステップS112が実行される。
[ステップS112] 書換制御処理部208は、読取処理部204に読み取り要求を通知して、読取処理部204は入出力インタフェース200eを介してリーダライタ装置500による管理対象物50のRFタグ60,70に対する読み取りを実行させる。
リーダライタ装置500により管理対象物50に取り付けられたRFタグ60,70の情報が読み取られると、図10に示した処理が実行される。
このように、センサ装置700を設けることにより、管理対象物50が収納されたことを検知でき、RFタグ交換処理を自動的に実行できるようになる。
また、センサ装置700は、読み込みボックス800により、誤読をせずに、管理対象物50のRFタグ60,70に対する読み出し及び書き込みを行うことができるようになる。
なお、センサ装置700は、第3の実施の形態では、制御装置200に接続されているものの、制御装置200に代わって、リーダライタ装置500に接続することも可能である。この場合には、センサ装置700で管理対象物50の収納を検知すると、リーダライタ装置500による読み出しを実行させることができる。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態では、第2の実施の形態において、例えば、交換対象のRFタグが過去に少なくとも1回は交換処理が行われたことがあり、交換条件情報格納部の判定条件に新たな判定条件が追加された場合のRFタグ交換処理について説明する。
なお、第4の実施の形態のRFタグ交換システムの構成、ハードウェア構成は、第2の実施の形態(図2〜図6)と同様である。
第4の実施の形態のRFタグ交換システムの制御装置の交換条件情報格納部について図17を用いて説明する。
図17は、第4の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備える交換条件情報格納部に格納された情報の一例を示す図である。
交換条件情報格納部202aは、第2の実施の形態と同様に、新旧フラグと、2組のRFタグが交換処理の対象であることを判定するための条件を表す判定条件、データ長、タグID、更新フラグに関する情報が格納されている。
交換条件情報格納部202aは、図17に示す判定条件として、「データ長:01」に加えて、さらに、「更新フラグ:02」が追加されている。判定条件の「更新フラグ:02」は、交換対象のRFタグ(旧)の更新フラグに基づき、当該RFタグ(旧)が交換時期に該当しているか否かを判定することを意味している。例えば、図17の場合では、更新フラグに「12083001」が設定されている。これは、使用期限が「12/8/30」以前であれば交換対象であることを表している。対象判定部207(図6参照)は、この使用期限と、RFタグ(旧)の更新フラグとに基づき、RFタグ(旧)が交換時期に該当するか否かを判定する。
次に、このような交換条件情報格納部202aを有する制御装置200を備えるRFタグ交換システム100で実行されるRFタグ交換処理について図18並びに図19及び図20を用いてそれぞれ説明する。
図18は、第4の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置で実行されるRFタグ交換処理のフローチャートである。なお、図18のフローチャートで実行される各処理は、図10のフローチャートで実行される処理と同じものには、同じステップ番号を付しており、当該処理の詳細の説明については省略する。
また、図19は、第4の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備えるRFタグ情報格納部に格納される情報の更新状態を示す図である。
なお、図19(A)は、図18のステップS14に対応するRFタグ情報格納部201の状態を、図19(B)は、図18のステップS121に対応するRFタグ情報格納部201の状態をそれぞれ表している。
図20は、第4の実施の形態に係るRFタグ交換システムの制御装置が備える交換処理結果情報格納部に格納された情報の一例を示す図である。
まず、第2の実施の形態と同様に、ユーザの制御装置200に対する操作入力に基づき、リーダライタ装置500に管理対象物50のRFタグ60,70に保持されている情報を読み取らせるごとに、制御装置200では以下の処理が実行される。
ステップS11〜S14の処理後、RFタグ情報格納部201には、例えば、図19(A)に示すように、RFタグに対する情報が書き込まれて、以下のステップS121が実行される。
[ステップS121] 書換制御処理部208は、読取処理部204に、RFタグ(旧)の更新フラグの読み取り要求を通知する。
なお、この際、書換制御処理部208は、読取処理部204に対して、RFタグ(旧)に対して、128ビットに対応した読み込みコマンドに基づく読み取り要求を通知する。
リーダライタ装置500は、128ビットに対応した読み込みコマンドに応じて、RFタグ(旧)に対して読み取りを行うと、RFタグ(旧)は、128ビットのデータ長に合わせて、タグIDに加えて更新フラグまで読み取らせることが可能となる。
これにより、読取処理部204は、例えば、図19(B)に示されるように、リーダライタ装置500が読み取ったRFタグ(旧)(RFタグ60)から更新フラグを取得し、RFタグ情報格納部201に格納する。
[ステップS122] 対象判定部207は、交換条件情報格納部202を参照して、RFタグ(旧)の更新フラグによる交換対象判定を行う。即ち、対象判定部207は、RFタグ情報格納部201のRFタグ(旧)の更新フラグから、当該RFタグ(旧)が交換時期に該当するか否かを判定する。
次の処理は、当該RFタグ(旧)が交換時期に該当する場合には、ステップS15の処理が実行され、該当しない場合にはステップS20の処理が実行される。
図17では、使用期限が「8/30」以前であれば交換対象であることを表している。一方、図19(B)では、RFタグ(旧)の更新フラグから使用期限が「08/30」である。このため、RFタグ(旧)が交換対象であることが判定される。
以下、RFタグ交換処理は、第2の実施の形態(図10)と同様に、ステップS15〜S21の処理を実行されて、ステップS18で、RFタグ(新)について、図20に示すような、交換処理結果情報格納部203に、交換処理の前後の交換処理日時、データ長情報、タグID、更新フラグ、交換処理番号、交換処理結果が保存される。また、ステップS19では、図20に基づき、表示装置300に、交換処理結果を表示させる。
このように管理対象物50に取り付けられたタグIDとタグIDのデータ長を表すデータ長情報とが格納されたRFタグ60を、タグIDと更新内容を表す更新フラグとタグID及び更新フラグを合わせたデータ長を表すデータ長情報とが格納されたRFタグ70に交換するRFタグ交換システム100では、リーダライタ装置500に、RFタグ60のタグIDを読み取らせ、RFタグ70のタグIDに、読み取ったRFタグ60のタグIDを上書きさせて、更新フラグを更新させ、RFタグ60を無効化させる。また、リーダライタ装置500に、RFタグ60のタグIDと共にデータ長情報を読み取らせ、RFタグ70のデータ長情報に、読み取ったRFタグ60のデータ長情報を上書きさせる。したがって、交換対象のRFタグ60が取り付けられた管理対象物50に対して、新たに取り付けたRFタグ70にRFタグ60の情報が書き換えられて、RFタグ60が無効となる。これにより、RFタグ60からRFタグ70への交換処理を容易に、かつ、効率的に行うことができ、交換コストを抑制することができるようになる。また、交換対象のRFタグ60の数が増えることによる交換漏れの発生を防ぐこともできるようになる。
RFタグ70には、更新フラグが含まれるために、データ長を変更してRFタグ情報を読み取り処理もしくは、128ビットに対応した読み込みコマンドで読み取り処理をすることで、当該更新フラグを読み取ることができ、読み取った更新フラグからこれまでの交換内容を把握することが可能となる。また、RFタグ70は交換処理前後の情報が、交換処理結果情報格納部203に格納されるために、交換処理が行われたRFタグ70に関する情報の移設等を容易に行うことができる。
また、RFタグ60のこれまでの変更内容を表す更新フラグを読み取り、当該更新フラグの使用期限に基づき、RFタグ60が交換処理の対象であるか否かを判定できる。これにより、RFタグ60を使用期限まで有効に利用することができるようになる。
第4の実施の形態においても、第3の実施の形態に記載したアンテナ600及びセンサ装置700が内蔵された読み取りボックス800を適用することができる。これにより、管理対象物50のRFタグ60,70に対する読み出しを自動的に実行することができるようになる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、制御装置200,200aが有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどが挙げられる。磁気記録装置としては、例えば、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどが挙げられる。光ディスクとしては、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD(Compact Disc)−ROM(Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などが挙げられる。光磁気記録媒体としては、例えば、MO(Magneto-Optical disk)などが挙げられる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
RFタグ交換制御プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、プログラムで記述された処理の一部を、電子回路に置き換えることが可能である。例えば、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)などの電子回路で実現してもよい。
1 物品
2,3 RFタグ
2a,3a データ長情報
2b,3b 識別情報
3c,3c1 更新フラグ
4 リーダライタ装置
5 アンテナ
6 交換制御装置
6a RFタグ情報格納部
6b 読取処理部
6c 書込処理部
6d 書換制御処理部
10 RFタグ交換システム

Claims (8)

  1. 物品に取り付けられた第1のRFタグを、第2のRFタグに交換するRFタグ交換システムにおいて、
    前記第1のRFタグ及び前記第2のRFタグと通信を行って、前記第1のRFタグ及び前記第2のRFタグに対して情報の読み取り及び書き込みを行うリーダライタ装置と、
    第1の識別情報と前記第1の識別情報のデータ長を表す第1のデータ長情報とが格納された前記第1のRFタグと共に、第2の識別情報と更新内容を表す更新フラグと前記第2の識別情報及び前記更新フラグを合わせたデータ長を表す第2のデータ長情報とが格納された前記第2のRFタグが前記物品に取り付けられ、前記リーダライタ装置に、前記第1のRFタグの前記第1の識別情報を読み取らせ、前記第2のRFタグの前記第2の識別情報に、読み取った前記第1の識別情報を上書きさせて、前記更新フラグを更新させて、前記第1のRFタグを無効化させる書換制御処理部を有する交換制御装置と、
    を備えることを特徴とするRFタグ交換システム。
  2. 前記交換制御装置の前記書換制御処理部は、前記リーダライタ装置に、前記第1のRFタグの前記第1の識別情報と共に前記第1のデータ長情報を読み取らせ、前記第2のRFタグの前記第2のデータ長情報に、読み取った前記第1のRFタグの前記第1のデータ長情報を上書きさせる、
    ことを特徴とする請求項1記載のRFタグ交換システム。
  3. 前記交換制御装置は、前記リーダライタ装置が読み取ったRFタグの数が2つであるか否かを判定する対象判定部をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のRFタグ交換システム。
  4. 前記対象判定部は、前記リーダライタ装置が読み取ったRFタグの数が2つである場合に、2つの前記RFタグには、それぞれ1つのデータ長情報を含んでいるか否かをさらに判定する、
    ことを特徴とする請求項3記載のRFタグ交換システム。
  5. 前記対象判定部は、2つの前記RFタグの前記データ長情報のデータ長に応じて、2つの前記RFタグは前記第1のRFタグと前記第2のRFタグとであると識別する、
    ことを特徴とする請求項4記載のRFタグ交換システム。
  6. 前記交換制御装置の前記書換制御処理部は、前記リーダライタ装置に、前記第1のRFタグに対して前記第2のデータ長情報に応じた読み取り形式により、前記第1のRFタグが備える更新内容を表す更新フラグを読み取らせて、
    前記対象判定部は、前記リーダライタ装置が読み取った前記第1のRFタグの前記更新フラグに基づき、前記第1のRFタグが交換対象であるか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項5記載のRFタグ交換システム。
  7. 前記物品が所定の位置に収納されたことを検知するセンサ装置をさらに備え、
    前記リーダライタ装置は、前記センサ装置が前記物品を検知したことに基づき、前記第1のRFタグ及び前記第2のRFタグの読み取りを開始する、
    ことを特徴とする請求項1記載のRFタグ交換システム。
  8. 物品に取り付けられた第1のRFタグを、第2のRFタグに交換するRFタグ交換方法において、
    第1の識別情報と前記第1の識別情報のデータ長を表す第1のデータ長情報とが格納された前記第1のRFタグと共に、第2の識別情報と更新内容を表す更新フラグと前記第2の識別情報及び前記更新フラグを合わせたデータ長を表す第2のデータ長情報とが格納された前記第2のRFタグが前記物品に取り付けられ、
    前記第1のRFタグ及び前記第2のRFタグと通信を行って、前記第1のRFタグ及び前記第2のRFタグに対して情報の読み取り及び書き込みを行うリーダライタ装置に、
    前記第1のRFタグの前記第1の識別情報を読み取らせ、前記第2のRFタグの前記第2の識別情報に、読み取った前記第1の識別情報を上書きさせて、前記更新フラグを更新させて、前記第1のRFタグを無効化させる、
    ことを特徴とするRFタグ交換方法。
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