JP2014085669A - 光を合成するシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】光を合成するシステムを提供する。
【解決手段】光を合成するシステムは、各デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)からの各オン状態光を受光可能な各入射面を含むプリズムを備える。少なくとも1つの界面は、プリズムから各オン状態光を受光可能である。ミラーは、少なくとも1つの界面において、第2のプリズムを通じて第1のオン状態光を送信し、第2のプリズムを通じて戻る第1のオン状態光と合致する第2のオン状態光を反射することが可能である。ミラーの法線並びに第1のオン状態光及び第2のオン状態光のそれぞれにより形成される各角度のそれぞれは、内部全反射角よりも小さい。DMDの各戻り作動距離と、各プリズムのそれぞれの形状との合成は、DMDのそれぞれの各照明経路及び各反射経路が互いに干渉しないように選択される。
【選択図】図1

Description

本明細書は、一般的な投影システムに関し、特に、光を合成するシステムに関するものである。
投影システムにおいて光を合成するプリズムは、照明と、内部全反射(total internal reflection(“TIR”))面と同様のプリズムの内部へのオフ状態の経路と、を有する。また、現在のオフ状態光は、プリズムの側面に当たる。これらの3つの散乱源は、光の散乱を増加させ、よって、投影システムのコントラスト比の上限を低減する。ダイクロイックプレートがプリズムの代わりに用いられうるが、ダイクロイックプレートは、非常に薄くする必要があり、そのため、投影光学経路への光学的な収差を導かない。
本明細書の一態様は、第1のDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)からの第1のオン状態光を受光可能な第1の入射面を含む第1のプリズムと、第2のDMDからの第2のオン状態光を受光可能な第2の入射面を含む第2のプリズムと、前記第1のオン状態光及び前記第2のオン状態光を受光可能な前記第1のプリズムと前記第2のプリズムとの間の少なくとも1つの界面と、前記少なくとも1つの界面において、前記第2のプリズムを通じて前記第1のオン状態光を送信し、前記第2のプリズムを通じて戻る前記第1のオン状態光と合致する前記第2のオン状態光を反射することが可能であるミラーであって、前記ミラーの法線並びに前記第1のオン状態光及び前記第2のオン状態光のそれぞれにより形成される各角度のそれぞれが、内部全反射角よりも小さい、ミラーと、前記第1のDMD及び前記第2のDMDのそれぞれの各照明経路及び各反射経路が互いに干渉しないように選択される、前記第1のDMD及び前記第2のDMDの各戻り作動距離と、前記第1のプリズム及び前記第2のプリズムのそれぞれの各形状との合成と、を備える光を合成するシステムを提供する。
前記第1の入射面は、前記第1のオン状態光の第1の中心経路にほぼ直角であり、前記第2の入射面は、前記第2のオン状態光の第2の中心経路にほぼ直角であり、前記第2のプリズムの出射面は、前記第1の中心経路にほぼ直角である。
前記ミラーと前記第1の入射面及び前記第2の入射面のそれぞれとのさらなる角度のそれぞれは、前記内部全反射角よりも小さい。
前記第1のオン状態光及び前記第2のオン状態光のそれぞれは、円錐を含み、前記ミラーの法線と前記円錐のそれぞれのエッジとにより形成される各角度は、それぞれ、前記内部全反射角よりも小さい。
前記光を合成するシステムは、前記第1のプリズムと前記第2のプリズムとの間にエアギャップをさらに備えることができ、前記少なくとも1つの界面は前記エアギャップにある。前記光を合成するシステムは、前記エアギャップの距離を維持するために前記第1のプリズム及び前記第2のプリズムを保持することが可能なハーネスをさらに備えることができる。前記光を合成するシステムは、前記エアギャップの距離を維持するために前記第1のプリズムと前記第2のプリズムとの間に一又はそれ以上のスペーサをさらに備えることができる。
前記光を合成するシステムは、前記第1のプリズムと前記第2のプリズムとの間に光学エポキシをさらに備えることができる。
前記ミラーは、前記少なくとも1つの界面へのコーティング及びダイクロイックミラーの一方又は両方を含むことができる。
前記少なくとも1つの界面以外で前記第1のオン状態光及び前記第2のオン状態光が伝搬する前記第1のプリズム及び前記第2のプリズムの面は、それぞれ反射防止コーティングで被覆されることができる。
前記光を合成するシステムは、前記第1のDMD及び前記第2のDMDをさらに備えることができる。
前記光を合成するシステムは、前記第1のオン状態光及び前記第2のオン状態光が前記第2のプリズムを出射するとき、前記第1のオン状態光及び前記第2のオン状態光を受光することが可能な投影光学素子をさらに備えることができる。
前記光を合成するシステムは、前記第1のDMD及び前記第2のDMDの各オフ状態光を吸収する各光ダンプをさらに備えることができる。
前記第1のプリズム及び前記第2のプリズムの各形状の少なくとも1つは、断面が三角形状でありうる。
前記光を合成するシステムは、前記第1のプリズムと前記第2のプリズムとの間に少なくとも1つの間隔プリズムをさらに備えることができる。
前記光を合成するシステムは、第3のDMDからの第3のオン状態光を受光可能な第3の入射面を含む第3のプリズムと、合致された前記第1及び第2のオン状態光及び前記第3のオン状態光を受光可能な前記第2のプリズムと前記第3のプリズムとの間の少なくとも1つの第2の界面と、前記少なくとも1つの第2の界面において、前記第3のプリズムを通じて前記第1及び第2のオン状態光を送信し、前記第3のプリズムを通じて戻る合致された前記第1及び第2のオン状態光と合致する前記第3のオン状態光を反射することが可能である第2のミラーであって、前記第2のミラーの法線並びに合致された前記第1及び2のオン状態光及び前記第3のオン状態光のそれぞれにより形成される各角度のそれぞれが、前記内部全反射角よりも小さい、第2のミラーと、前記第1のDMD、前記第2のDMD及び前記第3のDMDのそれぞれの各オフ状態の経路及び各照明経路及び各反射経路が互いに干渉しないように選択される、前記第1のDMD、前記第2のDMD及び前記第3のDMDの各戻り作動距離と、前記第1のプリズム、前記第2のプリズム及び前記第3のプリズムのそれぞれの各形状との合成と、をさらに備えることができる。
本明細書に記載される各種実施のよりよい理解のため、及びそれらがどのように実行されるかをより明確に示すために、例示のためのみに、添付の図面が参照される。
図1は、制限されない実施に係る光を合成するシステムを示す。 図2は、制限されない実施に係る光を合成するシステムを示す。 図3は、制限されない実施に係る、さらなる素子を示す、光を合成するシステムを示す。 図4は、制限されない実施に係る、素子間の幾何学的関係を示す、図1の光を合成するシステムを示す。 図5は、制限されない実施に係る、3つのデジタルマイクロミラー装置を有する光を合成するシステムを示す。 図6は、制限されない実施に係る、3つのデジタルマイクロミラー装置を有する光を合成するシステムを示す。 図7は、制限されない実施に係る、2つのデジタルマイクロミラー装置を有する光を合成するシステムを示す。 図8は、制限されない実施に係る、2つのデジタルマイクロミラー装置を有する光を合成するシステムを示す。 図9は、制限されない実施に係る、3つのデジタルマイクロミラー装置を有する光を合成するシステムを示す。
図1は、制限されない実施に係る光を合成するシステム100を示す。光を合成するシステム100は、また、以下ではシステム100として置き換え可能に示され、第1のプリズム101−1と、第2のプリズム101−2と、第1のデジタルマイクロミラー装置(digital micromirror device(DMD))103−1と、第2のDMD103−2と、を備える。第1のプリズム101−1は、第1の入射面105−1において第1のDMD103−1から第1のオン状態光を受光することが可能である。図示された実施では、第1の入射面105−1は、第1のオン状態光の第1の中心経路107−1と直角であるが、他の実施では、第1の入射面105−1は、第1の中心経路107−1と直角でなくてもよい。第2のプリズム101−2は、第2の入射面105−2において第2のDMD103−2から第2のオン状態光を受光することが可能である。図示された実施では、第2の入射面105−2は、第1のオン状態光の第2の中心経路107−2と直角であるが、他の実施では、第2の入射面105−2は、第2の中心経路107−2と直角でなくてもよい。
システム100は、さらに、第1のオン状態光及び第2のオン状態光を受光する第1のプリズム101−1と第2のプリズム101−2との間の少なくとも1つの界面111−1,111−2を含む。一又はそれ以上の界面111−1,111−2は、第1の中心経路107−1及び第2の中心経路107−2にあり、プリズム101−1は、第1の界面111−1を含み、第1の界面111−1は、入射面105−1とは反対側の面を含み、プリズム101−2は、第2の界面111−2を含み、第2の界面111−2は、入射面105−2とは反対側の面を含むことがわかる。例えば、界面111−1,111−2の一方は、第1の中心経路107−1及び第2の中心経路107−2がほぼ交差する場所に位置付けられるが、界面111−1,111−2の他方は、界面111−1,111−2の間のギャップの反対側に位置付けられる。
システム100は、さらに、界面111−1,111−2の一方又は両方におけるミラー113を含み、ミラー113は、第1の中心経路107−1に沿って第2のプリズム101−2を通じて第1のオン状態光を送信し、第1のオン状態光と合致する第2のプリズム101−2を通じて第1の中心経路107−1に沿って第2のオン状態光を反射することができる。ミラー113の法線並びに第1のオン状態光及び第2のオン状態光のそれぞれにより形成される各角度のそれぞれは、内部全反射角よりも小さい。
また、図3について以下に説明するように、第1のDMD103−1及び第2のDMD103−2の各戻り作動距離115−1,115−2と、第1のプリズム101−1及び第2のプリズム101−2のそれぞれの各形状との合成は、第1のDMD103−1及び第2のDMD103−2のそれぞれの各オフ状態の経路及び各照明経路が、第1のプリズム101−1及び第2のプリズム101−2を通過する及び/又は互いに干渉しないように選択される。
故に、システム100は、第1のDMD103−1からの第1のオン状態光を受光することが可能な第1の入射面105−1を含む第1のプリズム101−1と、第2のDMD103−2からの第2のオン状態光を受光することが可能な第2の入射面105−2を含む第2のプリズム101−2と、第1のオン状態光及び第2のオン状態光を受光する第1のプリズム101−1と第2のプリズム101−2との間の少なくとも1つの界面111−1,111−2と、少なくとも1つの界面111−1,111−2において、第2のプリズム101−2を通じて第1のオン状態光を送信し、第2のプリズム101−2を通じて戻る第1のオン状態光と合致する第2のオン状態光を反射することが可能であるミラー113であって、ミラー113の法線並びに第1のオン状態光及び第2のオン状態光のそれぞれにより形成される各角度のそれぞれが、内部全反射角よりも小さい、ミラー113と、第1のDMD103−1及び第2のDMD103−2のそれぞれの各照明経路及び各反射経路が互いに干渉しないように選択される、第1のDMD103−1及び第2のDMD103−2の各戻り作動距離と、第1のプリズム101−1及び第2のプリズム101−2のそれぞれの各形状との合成と、を含む。
第1のプリズム101−1及び第2のプリズム101−2は、以下、一括してプリズム101とも示され、通常は1つのプリズム101としても示される。第1のDMD103−1及び第2のDMD103−2は、以下、一括してDMD103とも示され、通常は1つのDMD103としても示される。第1の入射面105−1及び第2の入射面105−2は、以下、一括して入射面105とも示され、通常は1つの入射面105としても示される。第1の中心経路107−1及び第2の中心経路107−2は、以下、一括して経路107とも示され、通常は1つの中心経路107としても示される。界面111−1,111−2は、以下、一括して界面111とも示され、通常は1つの界面111としても示される。戻り作動距離115−1,115−2は、以下、一括して戻り作動距離115とも示され、通常は1つの戻り作動距離115としても示される。
プリズム101のそれぞれは、任意の適切な材料を含むことができ、ガラス、高温ガラス、Pyrex(登録商標)等を含むがこれに限定されない。プリズム101のそれぞれは、例えば、1.5の屈折率を含むことがさらに理解される。
各DMD103は、各中心経路107に沿ってオン状態光を反射し、それにより、画像の各成分を形成し、プリズム101は、オン状態光が画像に合成され、その後投影されるように、各DMD103からのオン状態光を合成することがさらに理解される。また、図1は、2次元的であるが、各DMD103は、三次元円錐形状及び/又はエタンデュ及び/又はf値を有する各中心経路107に沿ってオン状態光を反射する。例えば、経路117−1a,117−1bは、第1のDMD103−1から反射されるオン状態光の円錐のエッジを示し、経路117−2a,117−2bは、第2のDMD103−2から反射されるオン状態光の円錐のエッジを示す。経路117−1a,117−1b,117−2a,117−2bは、以下、一括して経路117としても示され、通常は1つの経路117としても示される。ミラー113の法線及び経路117のそれぞれにより形成される各角度も、光の各円錐のオン状態光が、第1のプリズム101−1及び第2のプリズム101−2のいずれかの内部で反射されないように、内部全反射角よりも小さいことがわかる。
図1から、戻り作動距離115は、経路117−2aが、経路117−1aと交差し、故に、経路117−2aに沿う第2のDMD103−2からの光が、経路117−1aに沿うミラー113から反射され、同様に、経路117−2bが、経路117−1bと交差し、故に、経路117−2bに沿う第2のDMD103−2からの光が、経路117−1bに沿うミラー113から反射されることもわかる。しかし、戻り作動距離115は、DMD103の各照明経路が、各反射経路107,117と干渉しないように選ばれる。すなわち、照明光は、プリズム101を通過し、DMD103から反射される光と干渉しない。これは、図3を参照してより詳細に説明される。
ミラー113は、第1のDMD103−1からのオン状態光を送信し、第2のDMD103−2からのオン状態光を反射することが可能であるダイクロイックミラーを含みうることがさらに理解される。すなわち、ミラー113は、界面111の少なくとも1つへのコーティングを含む。例えば、各DMD103からのオン状態光は、通常、異なった波長範囲であり、故に、ミラー113は、DMD103−1と関連付けられる第1の波長範囲での光を送信し、DMD103−2と関連付けられる第2の波長範囲での光を反射することが可能であり、第2の波長範囲は、第1の波長範囲とは異なっている。
さらに、以下に図4を参照してさらに詳細に説明されるように、ダイクロイックミラーは、経路107及びミラー113の法線により形成される各角度及び/又は経路117及びミラー113の法線により形成される各角度において、第1のDMD103−1からのオン状態光を送信し、第2のDMD103−2から反射するように設計されうる。
さらに、図示された実施では、ミラー113は、第2のプリズム101−2の界面111−2に位置付けられるが、他の実施では、ミラー113は、第1のプリズム101−1の界面111−1に位置付けられうることが理解される。すなわち、ミラー113は、界面111の一又はそれ以上に位置付けられうる。実際には、いくつかの実施では、システム100は、界面111の一方のそれぞれにおいて2つのミラーを含むことができ、それぞれがDMD103−1と関連付けられる第1の波長範囲で光を送信し、DMD103−2と関連付けられる第2の波長範囲で光を反射することが可能である。
第2のプリズム101−2の出射面119は、出射面119からの内部反射を低減するために第1の中心経路107−1に直角であることがさらに理解される。しかし、他の実施では、出射面119は、直角でなくてもよい。しかし、いくつかの実施では、プリズム101内の内部反射を低減するために、入射面105が各経路107と直角であり、出射面119が中心経路107−1と直角であることが、設計ルールでそれぞれ考慮されうるが、これに限定されるものではない。
さらに、入射面105及び出射面119のそれぞれは、ミラー113で被覆されない界面111と同様に、それぞれ反射防止コーティングで被覆されうることが理解される。入射面105及び出射面119が各経路107に対して直角ではなく、出射面119が中心経路107−1に直角ではないとき、各反射防止コーティングは、入射面105及び出射面119での光の入射角での送信用に最適化されうる。
一又はそれ以上の入射面105及び出射面119が直角でない制限されない実施では、直角でない面105,119は、各経路107から直角でない約0°から約10°の範囲内、各経路107から直角でない約0°から約20°の範囲内の一方又は両方でありうる。実際には、さらに別の実施では、直角でない面105,119は、約20°よりも大きくなりうる。しかし、面105,119が各経路107からより直角でなく、面105,119の反射防止コーティングを用いて補償することがより困難になりうることが理解される。実際には、面105,119は、システム100における逸れた反射及び散乱の可能性を軽減するために、各経路とほぼ直角であることが好ましい。
図1に示すように、システム100は、さらに、プリズム101,エアギャップにおける界面111の間にあるエアギャップを含む。いくつかの実施では、システム100は、さらに、界面111でのプリズム101間の距離を維持するためにプリズム101を保持するハーネス(図示せず)等を含みうる。例えば、このようなハーネスは、プリズム101間に適合する一又はそれ以上のスペーサを含むことができ、当該スペーサは、界面111でのプリズム101間の距離を維持するためにエアギャップと同一の厚さになる。
それに替えて、システム100は、界面111でのプリズム101間に光学エポキシ(図示せず)等を含みうる。しかし、システム100が投影システムで通常使用され、かつDMD103からの光が非常に強いとき、投影システムの期待される寿命に亘って投影システムの光の強度及び熱に耐えうる光学エポキシが通常選択される。
システム100は、さらに、投影光学素子121を含むことができるが、投影レンズを含むことに限定されない。投影光学素子121は、第1のオン状態光及び第2のオン状態光が第2のプリズム101−2に存在するとき、第1の中心経路107−1に沿って第1のオン状態光及び第2のオン状態光を受光することが可能である。投影光学素子121は、例えば、スクリーン(図示せず)に、合成されたオン状態光により形成される画像を投影しうる。さらに、オン状態光が通常、円錐形状であるとき、投影光学素子121は、通常、オン状態光の円錐を受光することが可能である。
図示された実施では、プリズム101の各形状の少なくとも1は、断面が三角形状である。特に、三角形状の断面のプリズムは、平坦な面を実現するための研磨が相対的に容易である。しかし、他の実施では、プリズム101の材料の量を低減するために、プリズム101の一又はそれ以上は、断面が三角形状である必要は無いが、研磨が困難になりうる。いずれにしても、プリズム面の研磨は、従来技術のソリューションと同様に、ダイクロイックプレートの研磨よりも廉価かつ困難性が低い。
例えば、システム100と実質的に同様であり、同じ要素には同じ符号が付されるが、プリズム101−2がプリズム101a−2に置き換えられ、入射面105−2及び出射面119とそれぞれ同様な入射面105a−2及び出射面119aを含むシステム100aについて示す図2に着目する。しかし、プリズム101a−2は、断面が矩形状であり、プリズム101a−2の大きさは、プリズム101−2の大きさとほぼ同一であるが、底部を通じて光が伝送されないときに、(図1のプリズム101−2に対する)底部は、除去及び/又はなくなる。実際には、光が伝送されないプリズム101の任意の部位は、通常、余分であり、省略されうることが理解される。しかし、これは、プリズム101の大きさ及びプリズム101の材料の量の両方を軽減しうるが、複雑な形状をもたらし、断面が三角形状のプリズムよりも研磨がより困難になりうる。
次に、システム100のさらなる態様を示し、本実施のさらなる設計ルールを図示する図3に着目する。システム100の全ての構成要素ではないが、図1に示すように、明確化のために図示及び/又は符号が付され、それが、それでもなお、存在することがわかる。いずれにしても、図3は、DMD103の各照明経路301−1,317−1a,317−1b,301−2,317−2a,317−2b及びDMD103の各オフ状態経路303−1,303−2を示し(照明経路301−1,301−2もまた、以下、一括して照明経路301として示され、通常は1つの照明経路301として示され、さらに、照明経路317−1a,317−1b,317−2a,317−2bもまた、以下、一括して照明経路317として示され、通常は1つの照明経路317として示され、さらに、オフ状態経路303−1,303−2もまた、以下、一括してオフ状態経路303として示され、通常は1つのオフ状態経路303として示される)。経路317は、経路301に沿ってDMD103へ入射する照明光の円錐の各エッジを示す。経路303に沿って伝搬するオン状態光も円錐形状である一方、反射されるオフ状態の円錐のエッジは、明確に図示されないが、それでもなお、存在することが理解される。
いずれにしても、各DMD103の各マイクロミラーは、オン状態及びオフ状態を含み、画像生成器等により制御されるように、関連付けられたピクセルがオン又はオフになるかどうかに応じて旋回する。
また、与えられた波長範囲の各光源(図示せず)は、各照明経路310に沿って、与えられたDMD103を照射し、各マイクロミラーがオン状態のとき、オン状態光は、各オン状態の中心経路107に沿って反射され、同様に、各マイクロミラーがオフ状態のとき、オフ状態光は、各オフ状態の経路303に沿って反射される。
いずれにしても、上述したように、DMD103の戻り作動距離115の合成及び各プリズム101の各形状は、各DMD103の各照明経路301,317がプリズム101を通過するように選択され、さらに、各照明経路301,317が反射経路107,117に干渉しないように選択される。すなわち、プリズム101と交差する経路301,317の何れも経路107,317と干渉しない。経路303の何れもプリズム101と交差しないことも理解される。
実際には、所与の戻り作動距離115と共に、反射された光に干渉しない照明経路は、本実施のさらなる設計ルールに考慮されうることが理解される。
また、図3は、相対的に大きな戻り作動距離115を示しているが、作動投影システムの戻り作動距離115は、約50mmから約150mmの範囲であり得る。しかし、戻り作動距離は、DMD103の大きさ、及び照明光のf値に依存しうる(つまり、照明光の円錐がプリズム101を通過する)。実際には、最小戻り作動距離は、経路107,117に沿って反射される光と干渉しないと共に、プリズム101を通過し、かつDMD103を照射するために照明光に必要な最も小さい戻り作動距離により求められうる(つまり、照明光及び経路107,117に反射される光のそれぞれの円錐は干渉しない)。最大戻り作動距離は、システム100のハウジング(図示せず)の物理的成約、及び/又は中心経路107に沿うDMDにより反射される光により形成されるスポットの大きさにより求められうる。すなわち、このようなスポットは、戻り作動距離115と共に増加し、各入射面105の領域内に少なくとも存在する。成功したプロトタイプでは、戻り作動距離115は、約115mmであった。よって、大きさは、図示されたシステムの例よりも、実施されるシステムでより狭くなっている。また、プリズム101のそれぞれの形状は、経路107,301,303、当該経路に関連付けられる円錐の経路、及び/又は照明光の一又はそれ以上のエタンデュ、オフ状態光、及びオン状態光と共に、戻り作動距離115に依存しうる。通常、戻り作動距離115は、本実施の光を合成するシステムを設計するときに、システム100(及び/又はシステム100a)で使用する空間を最小化するために最小化されうる。
面105、界面111及び出射面119のそれぞれの各大きさは、全てのオン状態光がプリズム101に入射及び出射するように、オン状態光のエタンデュ/円錐形状と同等であることも理解される。すなわち、面105、界面111及び出射面119のそれぞれの各大きさは、円錐が入射面105、界面111及び出射面11に入射/出射するときに、オン状態光の関連付けられた円錐の断面と少なくとも同じ大きさである。面105、界面111及び出射面119のこのような大きさは、本実施のさらなる設計ルールで考慮されうることが理解される。
さらに図3に示すように、システム100は、各DMD103の各オン状態光を吸収する各光ダンプ305−1,305−2を含むことができ、以下、一括して光ダンプ305としても示され、通常は1つの光ダンプ305として示される。各光ダンプ305は、オフ状態経路303に沿って配置される。
次に、本実施のさらなる設計ルールと共に、システム100のさらなる態様を示す図4に着目する。システム100の全ての要素が、明確化のために図示及び/又は符号が付されてはいないが、それらがそれでもなお、存在することが理解される。いずれにしても、図4は、ミラー113への法線401をさらに示す。ミラー113の法線401によりそれぞれ形成される各角度θ1,θ2並びに第1の中心経路107−1及び第2の中心経路107−2は、各プリズム101のそれぞれの内部全反射角よりも小さい。しかし、プリズム101のそれぞれが同一材料を含むとき、それぞれの内部全反射角は同一である。
界面111−1及び入射面105−1により形成される角度θ1’は、角度θ1と同様であり、界面111−2及び入射面105−2により形成される角度θ2’は、角度θ2と同様であり、界面111のそれぞれがミラー113と平行であり、入射面105が各中心経路107と直角であると仮定することがさらに理解される。よって、これらの実施では、界面111−1及び入射面105−1により形成される角度θ1’は、また、内部全反射角よりも小さく、界面111−2及び入射面105−2により形成される角度θ2’は、また、内部全反射角よりも小さい。
しかし、界面111(つまり、ミラー113が配置されない界面111)は、ミラー113及び/又は界面111−2と平行である必要はないことが理解される。一方、界面111−1はミラー113と平行である、及び/又は界面111−2は、システム100の内部反射を低減するために機能する。
システム100がプリズム101間のエアギャップを含むとき、プリズム101のそれぞれの内部全反射角は、約42°であり、よって、角度θ1,θ2,θ1’,θ2’のそれぞれは、約42°よりも小さく、プリズム101のそれぞれは、約1.5の屈折率を有するガラスを含むと仮定する。しかし、42°の角度は、特段の制限が考慮されず、プリズム101の屈折率に依存し、実際、任意の内部全反射角は、本実施の範囲内である。プリズム101の屈折率が1.5ではないとき、内部全反射角は、約42°ではなく、したがって、角度θ1,θ2,θ1’,θ2’の制限が調整されうることが理解される。
法線401と経路117のそれぞれとの間の角度もまた、オン状態光の円錐のエッジのオン状態光が内部的に反射されないように、内部全反射角よりも小さいことがさらに理解される。しかし、再度プリズム101が約1.5の屈折率を有すると仮定すると、法線401と各経路117との角度は、約42°よりも小さく、角度θ1,θ2のそれぞれは、約35°となりうる。
具体的には、経路117−1a,117−2aのそれぞれが法線401に対する経路107よりも大きい角度であると、角度θ1,θ2,θ1’,θ2’の大きさは、法線401と経路117−1a,117−2aとの各角度が、プリズム101が約1.5の屈折率を有するとき、内部全反射角よりも小さい、又は約42°となるようになりうる。
実際には、経路117−1a,117−2aのそれぞれとミラー113の法線との角度は、角度θ1,θ2,θ1’,θ2’を求めるために用いられうる。さらに、経路117−1a,117−2aのそれぞれとミラー113の法線との角度は、通常、円錐角及び/又はエタンデュ角及び/又はオン状態光のf値、すなわち、経路117−a,117−2aに沿って伝搬するオン状態を確保し、内部全反射を受けないことを確保するための大きな円錐角、大きな角度θ1’,θ2’にさらに依存する。
図4からは、界面111と入射面105−2との間の角度θ2’は、中心経路107−2に沿って伝搬するオン状態光が、第2のプリズム101−2を通じて中心経路107−1に沿って反射されるようになり(つまり、入射の角度が反射の角度に等しい)、入射面105−2が中心経路107−2に直角であると仮定する。
ここで、2つのDMD103のみを含む光を合成するシステム100,100aは、2つの異なる光源からの光が合成されるように記載されている。このようなシステム100,100aは、2つのDMD投影システムを含むことができ、それに替えて、DMDの1つが、2つの異なる色(例えば、赤及び青)の一方を反射し、他方のDMDが1つの色(例えば、緑)を反射するが、これに限定されるものではない。しかし、本実施は、そのように限定されず、実際、システム100,100aは、少なくとも第3のDMD103を含むように適合されうる。
例えば、図5に着目すると、図5はシステム100bを示し、これは、システム100と実質的に同様であり、構成要素に同様の符号が付されるが、“b”が付記される。しかし、システム100bは、第3のプリズム101b−3と、3つの異なる光源からの光が合成されうるような、対応する第3のプリズム103b−3と、を含む。よって、システム100のように、システム100bは、第1のプリズム101b−1と、第2のプリズム10b−2と、第1のDMD103b−1と、第2のDMD103b−2と、を含む。第1のプリズム101b−1は、第1のオン状態光の第1の中心経路107b−1に直角である第1の入射面105b−1を含む。第2のプリズム101b−2は、第2のオン状態光の第2の中心経路107b−2に直角である第2の入射面105b−2を含む。第1のプリズム101b−1は、界面111−1と同様の界面111b−1を含み、第2のプリズム101b−2は、界面111−2と同様の界面111b−2を含む。システム100bは、さらに、界面111b−2における第1のミラー113b−1を含む(しかし、それに替えて、第1のミラー113b−1は、界面111b−2に位置付けられうる)。各戻り作動距離115b−1,115b−2、経路117b−1a,117b−1b、経路117b−2a,117b−2b及び投影光学素子121bも示される。
しかし、システム100bは、さらに、第3の入射面105b−3において第3のDMDから第3のオン状態光を受光する第3のプリズム101b−3を含む。図示されるように、第3の入射面105b−3は、第3のオン状態光の第3の中心経路107b−3に直角であるが、他の実施では、第3の入射面105b−3は、第3の中心経路107b−3に直角ではない。第2のプリズム101b−2は、界面111b−2に対向する界面111b−3、及び隣接する第3のプリズム101b−3を含み、第3のプリズム101b−3は、界面111b−4及び隣接する111b−3を含み、第3のプリズム101b−3の出射面119bに対向する。第2のプリズム101b−2と第3のプリズム101b−3との間の界面111b−3,111b−4の少なくとも1つは、合致された第1及び第2のオン状態光並びに第3のオン状態光を受光することが可能である。
システム100bは、さらに、界面111b−3,111b−4の一又はそれ以上(界面111b−4で図示される)における第2のミラー113b−2を含む。経路107b−1に沿って合致された第1及び第2のオン状態光並びに第3のオン状態光を送信可能であり、かつ第3のプリズム101b−3を通じて戻る合致した第1及び第2のオン状態光に合致する第3のオン状態光を反射可能であり、第2のミラー113b−2の法線、並びに合致した第1及び第2のオン状態光及び第3のオン状態光のそれぞれにより形成される各角度は、内部全反射角よりも小さい。
すなわち、DMD101b−1からのオン状態光は、DMD101b−1の第1の波長範囲及びDMD101b−2の第2の波長範囲とは異なる第3の波長範囲内にあり、ミラー113b−2は、第1及び第2の波長範囲からの光を送信し、第3の波長範囲からの光を反射することが可能である。
第3のミラー101b−3は、さらに、図示されるような、第1の中心経路107b−2に直角である出射面119bを含むが、他の実施では、直角でなくてもよい。
第1のDMD103b−1、第2のDMD103b−2及び第3のDMD103b−3それぞれの各戻り作動距離115b−1,115b−2,115b−3、並びに第1のプリズム101b−1、第2のプリズム101b−2及び第3のプリズム101b−3のそれぞれの各形状の組み合わせは、各オフ状態の経路及び第1のDMD103b−1、第2のDMD103b−2及び第3のDMD103b−3、第1のプリズム101b−1、第2のプリズム101b−2及び第3のプリズム101b−3のそれぞれの各照明経路が互いに干渉しないように選択されることがさらに理解される。実際には、第3のプリズム101b−3、経路107b−3,117b−3a,117b−3bの角度、界面111b−3,111b−4等は、上述したように、同一の設計ルールに依存する。
第1のプリズム101b−1、第2のプリズム101b−2及び第3のプリズム101b−3は、以下、一括してプリズム101bとしても示され、通常は1つのプリズム101bとして示される。第1のDMD103b−1、第2のDMD103b−2及び第3のDMD103b−3は、以下、一括してDMD103bとしても示され、通常は1つのDMD103bとして示される。
ことが理解される。プリズム101b−2は、断面が三角形状ではないが、ミラー113b−1、入射面105b−2及び界面111b−3に適合するために断面が矩形状であり、界面111b−2、界面111b−3及び界面111b−4はほぼ平行であると仮定する。プリズム101b−3もまた、界面111b−4と入射面105b−3及び出射面119bとの両方に適合するために矩形状である。すなわち、記載された設計ルールのための本明細書の用途は、断面が矩形状であるプリズム101b−2をもたらす。
ミラー113b−2の法線及び経路107b−1,107b−3,117b−1a,117b−3aのそれぞれにより形成される各角度は、上述したように、内部全反射角度よりも小さことがさらに理解される。
面105b−1,105b−2,105b−3、界面111b−1,111b−2,111b−3,111b−4及び出射面110bのそれぞれの各サイズは、全てのオン状態光がプリズム101b−1,101b−2,101b−3へ入力及び出力するようにオン状態光のエタンデュ/円錐形状に整合することがさらに理解される。
図示されていないが、システム100bは、さらに含む。上述したように、DMD103b−1,103b−2,103b−3のそれぞれのオフ状態の経路に配置される各光ダンプを含みうることが理解される。
いずれにしても、プリズム101bは、例えば、スクリーンへの投影のために、投影光学素子121bにより受光されるDMD103bのそれぞれからのオン状態光を合成する。いくつかの実施では、DMD103bは、投影光学素子121bによる投影のためのフルカラー画像を形成するためにプリズム101bにより合成されうる赤色光、緑色光及び青色光とそれぞれ関連付けられる。
DMD103b−2,103b−3のそれぞれがプリズム101bの同一側に配置されるが、本実施はこれに限定されるものではない。
例えば、次に、図6に着目すると、図6はシステム100cを示し、これは、システム100bと実質的に同様であり、構成要素に同様の符号が付されるが、“b”ではなく“c”が付記される。しかし、システム100cでは、DMD103c−2,103c−3は、プリズム101c−1,101c−2,101c−3の反対側に配置される。
システム100cは、第1のプリズム101c−1、第2のプリズム101c−2、第3のプリズム101c−3、第1のDMD103c−1、第2のDMD103c−2及び第3のDMD103c−3を含む。第1のプリズム101c−1は、図示されるように第1のオン状態光の第1の中心経路107c−1と直角である第1の入射面105c−1を含むが、他の実施では、第1の入射面105c−1は、第1の中心経路107c−1と直角ではない。第2のプリズム101c−2は、図示されるように第2のオン状態光の第1の中心経路107c−2と直角である第2の入射面105c−2を含むが、他の実施では、第2の入射面105c−2は、第2の中心経路107c−2と直角ではない。第1のプリズム101c−1は、さらに、界面111b−1と同様の界面111c−1を含み、第2のプリズム101c−2は、さらに、界面111b−2と同様の界面111c−2を含む。システム100cは、さらに、界面111c−1において第1のミラー113c−1を含む。各戻り作動距離115c−1,115c−2は、経路117c−1a,117c−1b、経路117c−2a,117c−2b及び投影光学素子121cとしても図示される。
システム100cは、さらに、図示されるように第3のオン状態光の第3の中心経路107c−3と直角である第3の入射面105c−3において第3のDMD103c−3からのオン状態光を受光する第3のプリズム101c−3を含むが、他の実施では、第3の入射面105c−3は、第3の中心経路107c−3と直角ではない。故に、第2のプリズム101c−2は、界面111c−1とは反対側の界面111c−3と、隣接する第3のプリズム101c−3と、を含み、第3のプリズム101c−3は、界面111c−3と隣接し、第3のプリズム101c−3の対向する出射面119cと対向する界面111c−4を含む。
システム100cは、さらに、界面111c−4において、第3のプリズム101c−2を通じて、それぞれDMD103c−1,103c−2からの第1のオン状態光及び第2のオン状態光を送信し、第3のプリズム101c−3を通じて第1の中心経路107c−3に沿って第3のオン状態光を反射する第2のミラー113c−2を含む。ミラー113c−2の法線及び第1の中心経路107c−1、並びにミラー113c−2の法線及び第3の中心経路107c−3により形成される第2の各角度は、上述したように、それぞれ、内部全反射角よりも小さい。さらに、界面111c−3,111c−4は、第1の中心経路107c−1及び第3の中心経路107c−3上のそれぞれにある。図示されるように、第3のプリズム10c−3の出射面119cは、第1の中心経路107c−1と直角であるが、他の実施では、出射面119cは、第1の中心経路107c−1と直角ではない。
第1のDMD103c−1、第2のDMD103c−2及び第3のDMD103c−3それぞれの各戻り作動距離115c−1,115c−2,115c−3、並びに第1のプリズム101c−1、第2のプリズム101c−2及び第3のプリズム101c−3のそれぞれの各形状は、第1のDMD103c−1、第2のDMD103c−2及び第3のDMD103c−3の各照明経路及び各反射経路が互いに干渉しないように選択され、さらに、第1のプリズム101c−1、第2のプリズム101c−2及び第3のプリズム101c−3のそれぞれを通過する。
第1のプリズム101c−1、第2のプリズム101c−2及び第3のプリズム101c−3は、以下、一括してプリズム101cとしても示され、通常は1つのプリズム101cとして示される。第1のDMD103c−1、第2のDMD103c−2及び第3のDMD103c−3は、以下、一括してDMD103cとしても示され、通常は1つのDMD103cとして示される。入射面105c−1、入射面105c−2及び入射面105c−3は、以下、一括して入射面105cとしても示され、通常は1つの入射面105cとして示される。戻り作動距離115c−1、戻り作動距離115c−2及び戻り作動距離115c−3は、以下、一括して戻り作動距離115cとしても示され、通常は1つの戻り作動距離115cとして示される。
いずれにしても、これらの実施では、システム100bのDMD103b−2,103b−3と対比して、システム100cのDMD103c−2,103c−3は、プリズム101cの反対側にある。これは、DMD103cの幾何学形状及び各戻り作動距離115cから開始し、かつ前述された設計ルールを適用することにより、プリズム101bとは異なる形状のプリズム101cを用いることにより実現される。これらの設計ルールから、プリズム101cのそれぞれの形状は、システム100cのそれらの各位置と同様に、求められうる。例えば、プリズム101cのそれぞれは、これらの実施では、プリズム101b−2,101b−3とは対称的に、三角形状である、
本明細書に記載される概念は、4又はそれ以上のDMD及び対応するプリズムの光を合成するシステムに拡張されうる。例えば、システム100b,100cのいずれも、追加のプリズムが、追加DMDからの光を受光するための第3のプリズム101b−3,101c−3の後に、上述したようなDMDからの光を合成するために追加のミラーと共に加えられうることがさらに理解される。
次に、図7に着目すると、図7はシステム100dを示し、これは、システム100と実質的に同様であり、構成要素に同様の符号が付される。しかし、プリズム101間には、DMD103に対して一又はそれ以上のプリズム101の位置を調節するために、プリズム101間に配置される間隔プリズム702が配置される。すなわち、DMD103−1の戻り作動距離715−1及びDMD103−2の戻り作動距離715−2の一方又は両方は、システム100の戻り作動距離115とはそれぞれ異なる。図示される実施では、間隔プリズム702は、それぞれが界面111−1,111−2に隣接する対向する面711−1,711−2を有し、断面が三角形状であり、通常は互いにかつ界面111と平行である。面711−1,711−2は、以下、一括して面7771として置き換え可能に示され、通常は1つの面711として示される。
また、いくつかの実施では、ミラー113は、面711−2に配置されうる。それに替えて、ミラー113は、面711−1に配置されることができ、プリズム101−1の形状及び間隔プリズム702は、経路107,117を適合/含む。
いずれにしても、間隔プリズム702は、プリズム101が実装され、異なる戻り作動距離715である異なる投影システムにおいて、一又はそれ以上の異なる形状を構成するプリズム101を隔てるために用いられる。すなわち、間隔プリズム702は、設計者が、システム100dのプリズム101をより柔軟に配置することができる。
さらに、間隔プリズム702は、断面が矩形状である必要はない。例えば、次に、図8に着目すると、図8はシステム100eを示し、これは、システム100と実質的に同様であり、構成要素に同様の符号が付される。しかし、プリズム101−1は、プリズム101e−1に置き換えられ、プリズム101e−1,101−2間には、DMD103に対して一又はそれ以上のプリズム101e−1,101−2の位置を調節するために間隔プリズム802が配置される。すなわち、DMD103−1の戻り作動距離815−1及びDMD103−2の戻り作動距離815−2の一方又は両方は、システム100の戻り作動距離115とはそれぞれ異なる。さらに、プリズム101e−1は、界面111e−1が界面111−1と平行ではない点でプリズム101−1とは異なる(しかし、入射面105e−1は入射面105−1と同様である)。故に、間隔プリズム802は、それぞれが界面111e−1,111−2と隣接する対向する面811−1,811−2を有し、断面が矩形状である。面811−1は、内部全反射角を低減するために界面111e−1とほぼ平行であり、面811−2は、内部全反射角を低減するために界面111−2とほぼ平行である。
また、いくつかの実施では、ミラー113は、面811−2に配置されうる。しかし、これらの実施では、ミラー113は、ミラー113が、システム100dの設計ルールに合致する角度にならないとき、面111e−1又は面811−1に配置されない(具体的には、ミラー113は、第2のプリズム101−2を通じて第1のオン状態光を送信可能であり、第2のプリズム101−2を通じて戻る第1のオン状態光に合致する第2のオン状態光を反射することが可能であり、ミラー113の法線並びに第1のオン状態光及び第2のオン状態光のそれぞれにより形成される各角度は、内部全反射角よりも小さい)。
いずれにしても、間隔プリズム802は、プリズム101e−1,101が実装され、異なる戻り作動距離815である異なる投影システムにおいて、一又はそれ以上の異なる形状を構成するプリズム101e−1,101−2を隔てるために用いられる。
間隔プリズム802は、また、3又はそれ以上のDMD及び関連するプリズムの光を合成するシステムで用いられうる。例えば、次に、図9に着目すると、図9はシステム100fを示し、これは、システム100cと実質的に同様であり、構成要素に同様の符号が付されるが、“c”ではなく“f”が付記される。システム100fは、第1のプリズム101f−1、第2のプリズム101f−2、第3のプリズム101f−3、第1のDMD103f−1、第2のDMD103f−2及び第3のDMD103f−3を含む。第1のプリズム101c−1は、第1のオン状態光の第1の中心経路107f−1と直角である第1の入射面105f−1を含む。第2のプリズム101f−1は、第2のオン状態光の第2の中心経路107f−2と直角である第2の入射面105f−2を含む。第1のプリズム101f−1は、界面111c−1と同様の界面111f−1を含み、第2のプリズム101f−2は、界面111c−2と同様の界面111f−2を含む。システム100fは、さらに、界面111f−2において第1のミラー113f−1を含む(しかし、第1のミラー113f−1は、それに替えて、界面111f−2に配置されうる)。各戻り作動距離115f−1,115f−2は、また、経路117f−1a,117f−1b、経路117f−2a,117f−2b及び投影光学素子121fとして図示される。
戻り作動距離115f−1,115f−2,115f−3は、図9において異なる長さで表されているが、他の実施では、戻り作動距離は、全て同一の長さであることがさらに理解される。実際には、成功したプロトタイプのモデルでは、全ての戻り作動距離は、同一の長さであった。
いずれにしても、第3のプリズム101f−3は、第3の入射面105f−3における第3のDMD103f−3からの第3のオン状態光を受光するためのものである。図示されるように、第3のプリズム101f−3は、第3のオン状態光の第3の中心経路107f−3と直角であるが、他の実施では、第3のプリズム101f−3は、第3の中心経路107f−3と直角ではない。
DMD103f−1,103f−2,103f−3は、以下、DMD103fとして置き換え可能に示され、入射面105f−1,105f−2,105f−3は、以下、入射面105fとして置き換え可能に示される。いずれにしても、DMD103と比較して、DMD103fの横寸法は、各入射面105fよりもわずかに小さいだけであることが理解される。システム100fでの効果は、経路117f−1bが出射面119fをちょうどぎりぎりで通過することである。
しかし、これらの実施では、システム100fは、さらに、プリズム101f−2,101f−3間に間隔プリズム902を含み、間隔プリズム902は、間隔プリズム702,802と対照的に断面が矩形状である。プリズム902は、面911−1,911−2を含む。
故に、第2のプリズム101f−2は、面911−1に隣接する界面111f−3を含み、第3のプリズム101f−3は、面911−2に隣接し、かつ第3のプリズム101f−3の出射面119fに対抗する界面111f−4を含む。第2のプリズム101f−2及び第3のプリズム101f−3間の界面111f−3,111f−4及び面911−1,911−2は、合致する第1及び第2のオン状態光並びに第3のオン状態光を受光することが可能である。
システム100fは、さらに、面911−2及び界面111−4(界面11f−4において図示される)の一方又は両方において第2のミラー113f−2を含む。経路107f−1に沿う第3のプリズム101f−3を通じて合致した第1及び第2のオン状態光を送信し、かつ第3のプリズム101f−3を通じて戻る合致した第1及び第2のオン状態光と合致する第3のオン状態光を反射することが可能であり、第2のミラー113f−2の法線並びに合致した第1及び第2のオン状態光及び第3のオン状態光のそれぞれにより形成される各角度のそれぞれは、上述したように、内部全反射角よりも小さい。
第3のプリズム101f−3は、さらに、図示されるように、第1の中心経路107f−2と直角である出射面119fを含むが、他の実施では、直角でなくてもよい。
第1のDMD103f−1、第2のDMD103f−2及び第3のDMD103f−3のそれぞれの各戻り作動距離115f−1,115f−2,115f−3と第1のプリズム101f−1、第2のプリズム101f−2、第3のプリズム101f−3及び間隔プリズム902のそれぞれの各形状との合成は、第1のプリズム101f−1、第2のプリズム101f−2、第3のプリズム101f−3のそれぞれの第1のDMD103f−1、第2のDMD103f−2及び第3のDMD103f−3のそれぞれの各オフ状態の経路及び各照明経路が互いに干渉しないように選択される。実際には、第3のプリズム101f−3、経路107f−3,117f−3a,117f−3fの角度、界面111f−3,111f−4等は、上述したように、同一の設計ルールの対象となる。
すなわち、間隔プリズム902は、システム100fの設計時に、システム100f等が配置される異なる投影システムの異なる形状をより柔軟に構成することができる。例えば、プリズム101f−1,101f−2,101f−3の幾何学形状と同様に、DMD103f及び入射面105fの幾何学/相対的サイズにより、光経路117f−1bは、出射面119fをぎりぎりで通過し、間隔プリズム902がシステム100fの幾何学形状を調節するように存在しない場合には、光経路117f−1bは、プリズム101f−3の上面に衝突し、全体的な減少及びシステム100fでの散乱を生じる。
また、プリズム101f−1,101f−2,101f−3は、断面が三角形状ではなく、プリズム101f−1,101f−2は、断面が矩形状であり、プリズム101f−3は、断面が五角形状である。プリズム101f−2及び間隔プリズム902は、プリズム101f−2と間隔プリズム902との合成と同様の形状を有するプリズムにより置き換えられうるが、このようなプリズムは、複雑な形状になり、第2のプリズム101f−2及び間隔プリズム902を個別に研磨する場合よりも研磨がより困難になる。
さらに、間隔プリズム902は、断面が矩形状であるが、間隔プリズム902は、任意の適切な形状でありうる。さらに、いくつかの実施では、ミラー113f−2は、面911−2に配置されうる。しかし、これらの実施では、ミラー113f−2は、ミラー113f−2がシステム100fの設計ルールに合致する角度にならないときに、面111f−1又は面911−1に配置されない(具体的には、ミラー113f−2は、第3のプリズム101f−3を通じて合致した第1及び第2のオン状態光を送信可能であり、第3のプリズム101f−3を通じて戻る合致した第1及び第2のオン状態光に合致する第3のオン状態光を反射することが可能であり、ミラー113f−2の法線並びに合致した第1及び第2のオン状態光と第3のオン状態光のそれぞれにより形成される各角度は、内部全反射角よりも小さい)。
システム100fは、各プリズム101f−1,101f−2,101f−3,902間に約0.025mm、約+0.010mm/−0.002mmの許容誤差を有し、入射面105f−1及び出射面119fの間に約145mmの水平距離を有するエアギャップを有するプロトタイプの成功したモデルを表すことがさらに理解される。しかし、これらの大きさは、特に限定して考慮されない。
いずれにしても、間隔プリズム902は、プリズム101f−1,101f−2,101f−3が実装され、異なる戻り作動距離115f−1,115f−2,115f−3を有する異なる投影システムでの一又はそれ以上の様々な幾何学形状を構成するプリズム101f−2,101f−3を隔てるために用いられ、システム100fの効率を向上させる。
いずれにしても、上述したように、プリズムの光を合成するシステムを設けることにより、以下の効果が理解される。
・照明光、オフ状態光又は内部全反射は、本実施の光を合成するプリズム内では発生しない。したがって、これらの光源から散乱が発生しない
・オフ状態光は、本実施の光を合成するプリズムの側面に衝突しない。したがって、逸れたオフ状態光からの散乱が発生しない。
・オン状態のみが適合に必要であるため、従来の光を合成するシステムよりもプリズムを小さくできる。さらに、DMDがプリズムに垂直に回転するため、プリズムは、高さをより短くできる(例えば、照明経路を適合するために45°のガラスを必要としない)。
・赤へシフトする内部反射を生じない。
・ミラーは、単にダイクロイックミラーを通過し(つまり、一方が透過、一方が反射)、故に、それらの設計及び仕様は、従来のダイクロイックミラーよりも簡素になり、それらの入射角(angle of incidence(AOI))要件も低くなる。
・角度をつけた又は非対称のダイクロイックプレートを必要としない。
・照明内部全反射プリズムを必要とせず、部品点数を削減する。
当業者は、さらなる別の実施及び変更が可能であり、上記の例は、一又はそれ以上の実施の実例であることを理解するであろう。したがって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ制限される。

Claims (16)

  1. 光を合成するシステムであって、
    第1のDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)からの第1のオン状態光を受光可能な第1の入射面を含む第1のプリズムと、
    第2のDMDからの第2のオン状態光を受光可能な第2の入射面を含む第2のプリズムと、
    前記第1のオン状態光及び前記第2のオン状態光を受光可能な前記第1のプリズムと前記第2のプリズムとの間の少なくとも1つの界面と、
    前記少なくとも1つの界面において、前記第2のプリズムを通じて前記第1のオン状態光を送信し、前記第2のプリズムを通じて戻る前記第1のオン状態光と合致する前記第2のオン状態光を反射することが可能であるミラーであって、前記ミラーの法線並びに前記第1のオン状態光及び前記第2のオン状態光のそれぞれにより形成される各角度のそれぞれが、内部全反射角よりも小さい、ミラーと、
    前記第1のDMD及び前記第2のDMDのそれぞれの各照明経路及び各反射経路が互いに干渉しないように選択される、前記第1のDMD及び前記第2のDMDの各戻り作動距離と、前記第1のプリズム及び前記第2のプリズムのそれぞれの各形状との合成と、を備える光を合成するシステム。
  2. 前記第1の入射面は、前記第1のオン状態光の第1の中心経路にほぼ直角であり、前記第2の入射面は、前記第2のオン状態光の第2の中心経路にほぼ直角であり、前記第2のプリズムの出射面は、前記第1の中心経路にほぼ直角である、請求項1に記載の光を合成するシステム。
  3. 前記ミラーと前記第1の入射面及び前記第2の入射面のそれぞれとのさらなる角度のそれぞれは、前記内部全反射角よりも小さい、請求項1に記載の光を合成するシステム。
  4. 前記第1のオン状態光及び前記第2のオン状態光のそれぞれは、円錐を含み、前記ミラーの法線と前記円錐のそれぞれのエッジとにより形成される各角度は、それぞれ、前記内部全反射角よりも小さい、請求項1に記載の光を合成するシステム。
  5. 前記第1のプリズムと前記第2のプリズムとの間にエアギャップをさらに備え、前記少なくとも1つの界面は前記エアギャップにある、請求項1に記載の光を合成するシステム。
  6. 前記エアギャップの距離を維持するために前記第1のプリズム及び前記第2のプリズムを保持することが可能なハーネスをさらに備える、請求項5に記載の光を合成するシステム。
  7. 前記エアギャップの距離を維持するために前記第1のプリズムと前記第2のプリズムとの間に一又はそれ以上のスペーサをさらに備える、請求項6に記載の光を合成するシステム。
  8. 前記第1のプリズムと前記第2のプリズムとの間に光学エポキシをさらに備える、請求項1に記載の光を合成するシステム。
  9. 前記ミラーは、前記少なくとも1つの界面へのコーティング及びダイクロイックミラーの一方又は両方を含む、請求項1に記載の光を合成するシステム。
  10. 前記少なくとも1つの界面以外で前記第1のオン状態光及び前記第2のオン状態光が伝搬する前記第1のプリズム及び前記第2のプリズムの面は、それぞれ反射防止コーティングで被覆される、請求項1に記載の光を合成するシステム。
  11. 前記第1のDMD及び前記第2のDMDをさらに備える、請求項1に記載の光を合成するシステム。
  12. 前記第1のオン状態光及び前記第2のオン状態光が前記第2のプリズムを出射するとき、前記第1のオン状態光及び前記第2のオン状態光を受光することが可能な投影光学素子をさらに備える、請求項1に記載の光を合成するシステム。
  13. 前記第1のDMD及び前記第2のDMDの各オフ状態光を吸収する各光ダンプをさらに備える、請求項1に記載の光を合成するシステム。
  14. 前記第1のプリズム及び前記第2のプリズムの各形状の少なくとも1つは、断面が三角形状である、請求項1に記載の光を合成するシステム。
  15. 前記第1のプリズムと前記第2のプリズムとの間に少なくとも1つの間隔プリズムをさらに備える、請求項1に記載の光を合成するシステム。
  16. 第3のDMDからの第3のオン状態光を受光可能な第3の入射面を含む第3のプリズムと、
    合致された前記第1及び第2のオン状態光及び前記第3のオン状態光を受光可能な前記第2のプリズムと前記第3のプリズムとの間の少なくとも1つの第2の界面と、
    前記少なくとも1つの第2の界面において、前記第3のプリズムを通じて前記第1及び第2のオン状態光を送信し、前記第3のプリズムを通じて戻る合致された前記第1及び第2のオン状態光と合致する前記第3のオン状態光を反射することが可能である第2のミラーであって、前記第2のミラーの法線並びに合致された前記第1及び2のオン状態光及び前記第3のオン状態光のそれぞれにより形成される各角度のそれぞれが、前記内部全反射角よりも小さい、第2のミラーと、
    前記第1のDMD、前記第2のDMD及び前記第3のDMDのそれぞれの各オフ状態の経路及び各照明経路及び各反射経路が互いに干渉しないように選択される、前記第1のDMD、前記第2のDMD及び前記第3のDMDの各戻り作動距離と、前記第1のプリズム、前記第2のプリズム及び前記第3のプリズムのそれぞれの各形状との合成と、をさらに備える、請求項1に記載の光を合成するシステム。
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