JP2014083042A - 細胞の評価方法およびその利用 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】細胞の運動を解析することで、幹細胞コロニーを同定できることを見出した。本発明は、対象から得た細胞を培養系において評価する方法であって、細胞の移動速度を指標に、細胞の増殖能を評価する工程を含む方法を提供する。細胞の移動速度は、培養系における細胞がインターバル撮像された複数の細胞画像の特定ピクセルでの輝度の変化に基づく値として求めることができ、またインターバル撮像された2枚の細胞画像から、特定領域内の各ピクセルにおける輝度差の絶対値を算出し、特定領域内の輝度差の絶対値の総量を特定領域の面積値で除したモーション・インデックスで代替することができる。
【選択図】図3
Description
[1]対象から得た細胞を培養系において評価する方法であって、細胞の移動速度を指標に、細胞の増殖能を評価する工程を含む、方法。
[2]対象が、受傷組織および健常組織を有しており、対象から得た細胞が、対象の健常組織から得た、受傷部位に移植するための自家培養組織を作製するためのものである、[1]に記載の方法。
[3]組織が、皮膚または角膜であり、自家培養組織が、自家培養表皮または自家培養角膜上皮である、[1]または[2]に記載の方法。
[4]細胞の移動速度が、培養系における特定領域内の複数の細胞の平均移動速度である、[1]〜[3]のいずれか一に記載の方法。
[5]細胞の移動速度が、インターバル撮像された複数の細胞画像の特定ピクセルでの輝度の変化に基づく値で代替される、[1]〜[3]のいずれか一に記載の方法。
[6]複数の細胞の平均移動速度が、インターバル撮像された2枚の細胞画像から、特定領域内の各ピクセルにおける輝度差の絶対値を算出し、特定領域内の輝度差の絶対値の総量を特定領域の面積値で除したモーション・インデックスで代替される、[4]に記載の方法。
[7]対象から得た細胞中の幹細胞を同定する方法であって、培養系中の細胞の移動速度を指標に、細胞の増殖能を評価する工程を含む、方法。
[8]対象が、受傷組織および健常組織を有しており、対象から得た細胞が、対象の健常組織から得た、受傷部位に移植するための自家培養組織を作製するためのものである、[7]に記載の方法。
[9]組織が、皮膚または角膜であり、自家培養組織が、自家培養表皮または自家培養角膜上皮である、[7]または[8]に記載の方法。
受傷組織および健常組織を有する対象の健常組織から得た細胞を培養し、受傷部位に移植するための自家培養組織を作製する工程、および
対象から得た細胞を培養系において、移動速度を指標に評価する工程
を含む、製造方法。
[11]自家培養組織が、自家培養表皮または自家培養角膜上皮である、[10]に記載の方法。
[12]移動速度が、培養系における特定領域内の複数の細胞の平均移動速度である、[10]または[11]に記載の方法。
[13]細胞の移動速度が、培養系における細胞がインターバル撮像された複数の細胞画像の特定ピクセルでの輝度の変化に基づく値として求められる、[10]〜[12]のいずれか一に記載の方法。
[14]複数の細胞の平均移動速度が、モーション・インデックスで代替される、[12]に記載の方法。
[16]受傷組織および健常組織を有する対象の健常組織から得た細胞がインターバル撮像された複数の細胞画像を入力する画像入力部と、
入力された複数の細胞画像から、モーション・インデックスを算出するモーション・インデックス算出部と、
を備える細胞画像解析装置。
[17]モーション・インデックス閾値を予め記憶する閾値記憶部と、
算出されたモーション・インデックスとモーション・インデックス閾値とを比較し、閾値を超える領域を増殖性細胞領域として特定する増殖性細胞領域特定部をさらに備える、[16]に記載の細胞画像解析装置。
[18]コンピュータに対し、
受傷組織および健常組織を有する対象の健常組織から得た細胞がインターバル撮像された複数の細胞画像を入力する画像入力ステップと、
入力された複数の細胞画像から、モーション・インデックスを算出する、モーション・インデックス算出ステップと、
を実行させるためのプログラム。
[19]コンピュータが、モーション・インデックス閾値を予め記憶する閾値記憶部を備えており、算出されたモーション・インデックスとモーション・インデックス閾値を比較し、閾値を超える領域を増殖性細胞領域として特定するステップをさらに実行させるための、[18]に記載のプログラム。
本発明により、非侵襲的に、培養条件や幹細胞の増殖性を評価することができる。
本発明で「n1〜n2」で範囲を表すときは、特に記載した場合を除き、両端の値を含む。
本発明は、対象から得た細胞を培養系において評価する方法であって、細胞の移動速度を指標に、細胞の増殖能を評価する工程を含む方法を提供する。本発明において「培養系」というときは、特に記載した場合を除き、細胞が体外で維持・培養されている状態を指す。
本発明は、対象から得た細胞を培養系において評価する方法であって、細胞の移動速度を指標に、細胞の増殖能を評価する工程を含む方法、および対象から得た細胞中の幹細胞を同定する方法であって、培養系中の細胞の移動速度を指標に、細胞の増殖能を評価する工程を含む方法を提供する。本発明はまた、増殖性を維持するために適した培養条件を評価する方法であって、培養系中の細胞の移動速度を指標に、細胞の増殖能を評価する工程を含む方法も提供する。
本発明の別の態様においては、自家培養組織を含む、培養組織の製造方法を提供する。本発明で「培養組織」というときは、特に記載した場合を除き、ヒトの細胞を用いて体外で培養し、再構築させた組織モデルをいう。培養組織の例は、培養表皮、培養角膜上皮、培養軟骨である。
本発明はまた、細胞画像解析のための装置およびプログラムを提供する。
・そのコロニーまたは領域が、増殖性細胞領域であるか否か
・画像中の増殖性細胞領域の数
・各増殖性細胞領域の面積および/または各増殖性細胞領域の面積の総和
・画像中の細胞領域の面積の総和と細胞核増殖性細胞領域の面積の総和との比
ヒト表皮角化細胞は、形態的に区別可能な少なくとも2種類のコロニーを形成する。一つはグローイング・コロニーと呼ばれ、小型の増殖性の細胞から構成され、もう一方は、ターミナル・コロニーと呼ばれ、増殖活性を消失しつつある扁平な細胞から構成される(前掲非特許文献11)。グローイング・コロニーでは、細胞は密集形態を維持しつつも、自発的に移動しているのが観察された(図1a)。対照的に、ターミナル・コロニー内の細胞は、ほぼ静止していた(図1b)。グローイング・コロニー内における細胞の移動速度は21.0 ± 9.76 mm/h (mean ± s.d.)(7つのコロニーで86細胞の結果)、ターミナル・コロニーでは6.55 ± 3.60 mm/h (mean ± s.d.)(7つのコロニーで43細胞の結果)であった(図1aおよび1b)。またグローイング・コロニーでは、個々の細胞の移動速度に多様性があり(図1a)、またコロニー内部の細胞の方が、コロニーの辺縁部よりも比較的早く移動していた(図1c)。
細胞運動に関する過程を阻害する低分子化合物を使用することで、コロニー内の角化細胞の集団運動について実験を行った。この実験のために、コロニー内の集団的な細胞移動を評価する方法を開発した(図3および図3についての図面の簡単な説明)。この方法によって、簡便にコロニー内の細胞移動速度とよく相関性を保った値(motion index)を得た(図2)。 2-deoxy-D-glucose (2-DDG)によって細胞内のATPを欠乏させた場合、コロニー内の角化細胞移動は著しく阻害された(図4)。
培養系における角化幹細胞の維持と自己複製は、表皮再生のための移植の成否に大きく関与している(前掲非特許文献11)。今回、我々は、ヒト表皮角化幹細胞コロニーは、高い移動能力を持った細胞によって構成されていることを明らかにした。この発見は、細胞運動の解析によって、培養角化細胞の増殖能を評価し、移植に適した角化細胞のモニタリングと品質を評価するための非襲侵的な方法の基礎となる。
[細胞培養]
ヒト新生児の包皮から単離された表皮角化細胞(KURABO)を用いた。角化細胞は、放射線照射またはマイトマイシンCで処理された3T3-J2細胞(Harvard大学Howard Green教授より分与)をフィーダー細胞として、37℃、10%二酸化炭素条件下で培養した。また培養液の組成は以下のとおりである:Dulbecco-Vogt modification of Eagle’s medium (DMEM)とHam's F12 mediumの3:1混合液に 10% fetal calf serum (FCS), 5 mg/ml insulin, 0.4 mg/ml hydrocortisone, 10-10 M cholera toxin, および 2 x 10-9 M triiodothyronine (T3)を添加(前掲非特許文献1,3)。培地は4日ごとに交換し、培養は最終的に3.7%ホルマリンで固定した後、1%ローダミンBで染色した。コロニーは実体顕微鏡下で観察し計測した。またクローン解析は前掲非特許文献2の方法によった。2-deoxy-D-glucoseはSigma-aldrichから購入した。
35mmの培養皿に3T3細胞をフィーダー細胞として角化細胞を低密度で播種し、6または7日間、培養した。その後、タイム・ラプス観察のため、角化細胞を37℃、10%二酸化炭素条件下に設定した顕微鏡観察用のチャンバー(ZEISS)に移し、Axiovert 200M microscope (Zeiss)でタイプ・ラプス観察を行った。画像は5分間隔で、180分間取得した。タイム・ラプス画像から、細胞移動速度をgraphic tablet (Wacom)上でMetaMorpho (Molecular Devices)またはVolocity (PerkinElmer)を用いて計算した。細胞の移動速度の計算は、各5分間の移動距離を追跡し、180分間での総移動距離から算出した。
5分間隔で2枚のグローイング・コロニーの位相差画像を取得し、2枚の連続画像から、Adobe Photoshopのイメージ>演算コマンドの描画モード「差の絶対値」を実行することによって、1300x1030個ある各ピクセル間の輝度の差の絶対値を算出した。さらにコロニー内のピクセルでの輝度の差の絶対値の総量をコロニーの面積値で平均化したものをmotion indexとした。コロニー面積の計算は、graphic tablet (Wacom)上でVolocity (PerkinElmer)を用いて計算した。
Claims (19)
- 対象から得た細胞を培養系において評価する方法であって、細胞の移動速度を指標に、細胞の増殖能を評価する工程を含む、方法。
- 対象が、受傷組織および健常組織を有しており、対象から得た細胞が、対象の健常組織から得た、受傷部位に移植するための自家培養組織を作製するためのものである、請求項1に記載の方法。
- 組織が、皮膚または角膜であり、自家培養組織が、自家培養表皮または自家培養角膜上皮である、請求項1または2に記載の方法。
- 細胞の移動速度が、培養系における特定領域内の複数の細胞の平均移動速度である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- 細胞の移動速度が、細胞がインターバル撮像された複数の細胞画像の特定ピクセルでの輝度の変化に基づく値で代替される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
- 複数の細胞の平均移動速度が、インターバル撮像された2枚の細胞画像から特定領域内の各ピクセルにおける輝度差の絶対値を算出し、特定領域内の輝度差の絶対値の総量を特定領域の面積値で除したモーション・インデックスで代替される、請求項4に記載の方法。
- 対象から得た細胞中の幹細胞を同定する方法であって、培養系中の細胞の移動速度を指標に、細胞の増殖能を評価する工程を含む、方法。
- 対象が、受傷組織および健常組織を有しており、対象から得た細胞が、対象の健常組織から得た、受傷部位に移植するための自家培養組織を作製するためのものである、請求項7に記載の方法。
- 組織が、皮膚または角膜であり、自家培養組織が、自家培養表皮または自家培養角膜上皮である、請求項7または8に記載の方法。
- 自家培養組織の製造方法であって:
受傷組織および健常組織を有する対象の健常組織から得た細胞を培養し、受傷部位に移植するための自家培養組織を作製する工程、および
対象から得た細胞を培養系において、移動速度を指標に評価する工程
を含む、製造方法。 - 自家培養組織が、自家培養表皮または自家培養角膜上皮である、請求項10に記載の方法。
- 移動速度が、培養系における特定領域内の複数の細胞の平均運動速度である、請求項7または11に記載の方法。
- 細胞の移動速度が、培養系における細胞がインターバル撮像された複数の細胞画像の特定ピクセルでの輝度の変化に基づく値として求められる、請求項10〜12のいずれか1項に記載の方法。
- 複数の細胞の平均移動速度を、モーション・インデックスとして求められる、請求項12に記載の方法。
- 請求項1〜6のいずれか1項の評価方法を実施するための、装置。
- 受傷組織および健常組織を有する対象の健常組織から得た細胞がインターバル撮像された複数の細胞画像を入力する画像入力部と、
入力された複数の細胞画像から、モーション・インデックスを算出するモーション・インデックス算出部と、
を備える細胞画像解析装置。 - モーション・インデックス閾値を予め記憶する閾値記憶部と、
算出されたモーション・インデックスとモーション・インデックス閾値とを比較し、閾値を超える領域を増殖性細胞領域として特定する増殖性細胞領域特定部と
をさらに備える、請求項16に記載の細胞画像解析装置。 - コンピュータに対し、
受傷組織および健常組織を有する対象の健常組織から得た細胞がインターバル撮像された複数の細胞画像を入力する画像入力ステップと、
入力された複数の細胞画像から、モーション・インデックスを算出する、モーション・インデックス算出ステップと、
を実行させるためのプログラム。 - コンピュータが、モーション・インデックス閾値を予め記憶する閾値記憶部を備えており、
算出されたモーション・インデックスとモーション・インデックス閾値を比較し、閾値を超える領域を増殖性細胞領域として特定するステップと、
をさらに実行させるための、請求項18に記載のプログラム。
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