JP2014082776A - 画像処理装置,キャリブレーション方法,プログラム,および記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 プリンタのCPUは、文字線画用キャリブレーション用画像データを呼び出し、エンジンによって文字線画用キャリブレーション用画像を出力させる。その文字線画用キャリブレーション用画像をスキャナによってスキャンさせ、各階調の画像毎にスキャンデータの平均値を読み込み、濃度変換テーブルを用いて濃度に変換する。そして、その各階調の濃度を用いて、文字線画用ガンマ変換テーブルを修正する(文字線画用パラメータを調整する)。
【選択図】 図2
Description
また、スキャナと一体となっているカラー複写機のような画像処理装置、もしくはスキャナと接続されている画像処理装置の場合には、スキャナにより出力画像を読み取ることで上記のような検査および調整を行うキャリブレーション機能が搭載されていることが多い。
しかし、このような均一パッチと文字線画とでは、同じ入力信号でも、異なる濃度となることがある。具体的には、現像電界のエッジ効果等の影響で、文字線画領域には、均一パッチ領域に比べ、多くのトナーが載ることが多い。よって、均一パッチの出力画像を用いたキャリブレーションでは、文字線画領域の濃度を適切に調整することは不可能である。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、線画の濃度を適切な値に調整できるようにすることを目的とする。
この場合、上記キャリブレーション画像出力手段によって出力される上記キャリブレーション画像に含まれる文字画像もしくは線画像の太さの指定を外部から受け付ける文字線画太さ指定受付手段と、それによって受け付けた上記指定に応じて上記文字画像もしくは線画像の太さを変更する文字線画太さ変更手段とを設けてもよい。また、上記キャリブレーション画像に含まれる文字画像もしくは線画像を、複数の太さの文字画像もしくは線画像や、複数の方向の線画像から構成してもよい。
この発明による記録媒体は、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
〔第1実施形態〕
まず、この発明による画像処理装置の第1実施形態について説明する。なお、この第1実施形態では、特定方向の文字線画(以下単に「線画」ともいう)をキャリブレーション用画像として用いることとする。
図1は、この発明による画像処理装置の第1実施形態であるスキャナ一体型のプリンタの内部構成例を示すブロック図である。
コントローラ200は、CPU201と、NVRAM202と、プログラムROM203と、RAM204と、エンジンインタフェース205と、パネルインタフェース207と、ホストインタフェース209と、ディスクインタフェース210と、スキャナインタフェース212とから構成されている。
NVRAM202は、パネル装置208からのユーザによる指示の内容等のデータを記憶する不揮発性のメモリ(記憶手段)であり、プログラムROM203は、コントローラ200の制御プログラムが格納されている読み出し専用のメモリである。なお、NVRAM202に、制御プログラムを格納することもできる。
エンジンインタフェース205は、エンジン206とコマンドおよびステータス情報や、印刷データ(CMYKビットマップイメージ)の通信を行うインタフェースであり、その印刷データに基づいて用紙等の記録媒体上に画像を印刷(形成)する実際の印刷動作はエンジン206が行う。
ホストインタフェース209は、セントロニクスあるいはRS232Cが使用され、ホストコンピュータ100と通信を行うインタフェースである。
ディスクインタフェース210は、ディスク装置211と通信を行うためのインタフェースである。
スキャナインタフェース212は、スキャナ213とコマンドおよびステータス情報や、読取データの通信を行うインタフェースである。原稿の画像を読み取る実際の読取動作は、スキャナ213が行う。
ここで、プリンタ10の画像出力動作を簡単に説明する。
ホストコンピュータ100において、ユーザの操作によって印刷コマンドが入力されると、R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)の画像データおよび印刷設定データがプリンタ10へ送られる。
これらのRGBオブジェクトデータは、RGBからCMYKへの色変換処理、CMYK単色毎のガンマ変換処理等の画像処理が施され、CMYK信号から成るオブジェクトデータに変換される。これらの処理はCPU201によって実施される。
最後に、CPU201によって、エンジン206に対応する中間調処理等が施され、エンジンインタフェース205に送出される。
なお、スキャナ213によって原稿から読み取ったRGB画像データも、同様に処理することができる。
次に、ガンマ変換処理の切り替えを説明する。
第1実施形態では、ガンマ変換処理を、文字線画とその他一般画像とで切り替える。具体的には、画像濃度制御パラメータである文字線画用ガンマ変換テーブル(文字線画用パラメータ)と一般画像用ガンマ変換テーブル(一般画像用パラメータ)とを用意してディスク装置211(又はNVRAM202)に記憶保持しておき、オブジェクト毎に文字線画であるかどうかを判定し、その判定結果に応じて使用するガンマ変換テーブルを選択する。
次に、キャリブレーション動作を説明する。
第1実施形態におけるキャリブレーションは、ガンマ変換処理に用いるガンマ変換テーブルを修正(画像濃度制御パラメータを調整)することで、出力画像の濃度(又は測色値)を制御する。
図2は、図1のCPU201による一般画像用キャリブレーション機能の動作の一例を示すフローチャートである。
プリンタ10のCPU201は、パネル装置208からユーザ操作によるキャリブレーション実行コマンドが入力されると、図2の動作を開始する。
CPU201は、キャリブレーション用画像の出力後、ステップS2へ進み、キャリブレーション用画像をスキャナで読み込むように促すユーザへの指示をパネル装置208に表示させる。
すなわち、パネル装置208からユーザ操作による読み込み開始コマンドが入力されるため、読み込みを開始し、スキャナ213によってキャリブレーション用画像をスキャンさせ、各階調の画像毎にスキャンデータの平均値を読み込む(取得する)。これは、次のステップS4で濃度を推定するためのデータであるため、1次元データで十分である。よって、例えば、RGBスキャナであれば、G信号のみを使用すれば良い。
CPU201は、最後にステップS5へ進み、各階調の濃度データを用いて、ガンマ変換テーブルを修正する。以下に、その修正処理の詳細を示す。
CPU201は、まず図4のステップS11の処理を行う。つまり、得られた濃度データは、離散的な階調値に対する値しかないため、線形補間あるいはスプライン補間等を行って、階調値「0〜255」の256階調全てに対応する濃度(実測濃度)を求め、それらの関係を示す実測濃度テーブルを求める。図5に示すグラフ(線図)の細線Aは、ステップS11で求めた階調値「0〜255」に対応する実測濃度を示す実測濃度テーブルの一例である。
次に、ステップS13へ進み、2つの濃度テーブル、つまり実測濃度テーブルと目標濃度テーブルとを用いて、ガンマ変換テーブルを作成する。図6に、そのガンマ変換テーブル作成処理のサブルーチンの一例を示す。
図4に戻り、CPU201は、最後のステップS14へ進み、ガンマ変換処理にセットされているガンマ変換テーブルを、ステップS13で作成した新規なガンマ変換テーブルに更新する。
このガンマ変換テーブルを用いたガンマ変換処理を実施することにより、ガンマ変換前のCMYK階調値に対する濃度が規格値通りになり、期待する濃度で画像が出力されることになる。
次に、この発明に関わる文字線画用キャリブレーション機能の動作を説明する。
以下、図2に示したフローチャートに沿って、一般画像用キャリブレーション機能の動作と異なる部分について説明する。
スキャナ213での読み込みを促す指示を表示させるステップS2での処理は、一般画像用キャリブレーション機能の動作と同じである。
その後のスキャンデータを濃度に変換するステップS4、およびガンマ変換テーブルを修正するステップS5については、一般画像用キャリブレーション機能の動作と同じである。
上記の説明では、線画領域を2値化により検出する方法を用いたが、より簡単には、階調毎の線画の位置、および3本の線画が十分含まれ、かつ他の階調の線画が含まれるような、おおよその領域を記憶しておいて、その領域全体の平均値を用いても良い。この場合は、白領域を含む領域の平均値を用いるため、濃度検出の分解能が落ちるというデメリットがあるが、一方で、線画領域を検出する仕組みが不要であるというメリットがある。
このように、文字線画用のキャリブレーション画像を出力し、そのキャリブレーション画像の濃度(もしくは測色値)を測定して、その濃度に基づいて文字線画用ガンマ変換テーブル(文字線画用パラメータ)を調整できるため、その文字線画用ガンマ変換テーブルに基づいて出力画像の濃度を制御することにより、線画の濃度を適切な値にすることができる。つまり、文字線画用のキャリブレーション画像を用いてキャリブレーションを実行することにより、文字や線画を出力する際の濃度を、期待する濃度で出力するための調整を高精度に行うことができる。
なお、図8に示した線画の太さは固定としているが、ユーザによる指定に応じて、太さを可変とすることも可能である。
キャリブレーション画像の線画は、出力したい画像の文字線画の太さに対応していることが好ましいため、固定の場合は、最も良く使われると予想される太さ、例えば、1pt前後の太さにしておくのが良い。
そこで、例えば、図8と同等のレイアウトで、太さの異なる複数のキャリブレーション画像をディスク装置211等に保持しておくとともに、外部(パネル装置208又はホストコンピュータ100)からユーザによる太さ指定を受け付け、その太さ指定に応じてキャリブレーション画像の線画の太さを変更し、対応するキャリブレーション画像を選択して出力することで実現できる。
次に、この発明による画像処理装置の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の画像処理装置を第1実施形態と同じ図1に示したプリンタ10とし、第1実施形態と異なる部分のみ説明する。
第2実施形態では、複数の太さの線画をキャリブレーション用画像として用いることとする。
図9に、第2実施形態で用いる文字線画用キャリブレーション画像の一例を示す。この例の文字線画用キャリブレーション画像では、同一色、同一階調に対して、1pt,3pt,6ptの太さの線画が配置されている。
この太さ毎のスキャンデータの活用方法としては、例えば、平均値を求め、平均値に従って文字線画用のガンマ変換テーブルを修正する方法が考えられる。これにより、様々な太さの文字線画に対し、適切な濃度調整ができる。
このように、同一色、同一階調に対して複数の太さの線画を含む文字線画用のキャリブレーション画像を用いてキャリブレーションを実行することにより、文字線画の太さによりトナー載り量が異なる場合に対しても、文字や線画を出力する際の濃度を、期待する濃度で出力するための調整を高精度に行うことができる。
次に、この発明による画像処理装置の第3実施形態について説明する。なお、第3実施形態の画像処理装置を第1実施形態と同じ図1に示したプリンタ10とし、第1,第2実施形態と異なる部分のみ説明する。
第3実施形態では、縦方向と横方向の線画をキャリブレーション用画像として用いることとする。
図10に、第3実施形態で用いる文字線画用キャリブレーション画像の一例を示す。この例の文字線画用キャリブレーション画像では、同一色、同一階調に対して、縦方向、その方向と直交する横方向の線画が配置されている。
この方向毎のスキャンデータの活用方法としては、例えば、平均値を求め、平均値に従って文字線画用のガンマ変換テーブルを修正する方法が考えられる。これにより、様々な方向の文字線画に対し、適切な濃度調整ができる。
次に、この発明による画像処理装置の第4実施形態について説明する。なお、第4実施形態の画像処理装置を、第1実施形態と同じ図1に示したプリンタ10とし、第1〜第3実施形態と異なる部分のみ説明する。
第4実施形態では、文字線画濃度低減処理パラメータ調整を行うこととする。
このように、ガンマ変換テーブル以外でも、濃度調整可能な仕組みがあれば、キャリブレーション機能を活用して調整することが可能である。
このプログラムは、画像処理装置を制御するコンピュータであるCPUに、この発明に関わる選択手段(選択工程),キャリブレーション画像出力手段(キャリブレーション画像出力工程),測定手段(測定工程),濃度調整手段(濃度調整工程),文字線画太さ指定受付手段,および文字線画太さ変更手段としての機能を実現させるためのプログラムであり、このようなプログラムをCPUに実行させることにより、上述したような作用効果を得ることが可能になる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
201:CPU 202:NVRAM 203:プログラムROM
204:RAM 205:エンジンインタフェース 206:エンジン
207:パネルインタフェース 208:パネル装置
209:ホストインタフェース 210:ディスクインタフェース
211:ディスク装置 212:スキャナインタフェース 213:スキャナ
また、スキャナと一体となっているカラー複写機のような画像処理装置、もしくはスキャナと接続されている画像処理装置の場合には、スキャナにより出力画像を読み取ることで上記のような検査および調整を行うキャリブレーション機能が搭載されていることが多い。
しかし、このような均一パッチと文字線画とでは、同じ入力信号でも、異なる濃度となることがある。具体的には、現像電界のエッジ効果等の影響で、文字線画領域には、均一パッチ領域に比べ、多くのトナーが載ることが多い。よって、均一パッチの出力画像を用いたキャリブレーションでは、文字線画領域の濃度を適切に調整することは不可能である。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、キャリブレーションを実行することにより、線画の濃度を適切な値に調整できるようにすることを目的とする。
この場合も、上記キャリブレーション画像出力手段によって出力される上記キャリブレーション画像に含まれる文字画像もしくは線画像の太さの指定を外部から受け付ける文字線画太さ指定受付手段と、それによって受け付けた上記指定に応じて上記文字画像もしくは線画像の太さを変更する文字線画太さ変更手段とを設けてもよい。また、上記キャリブレーション画像に含まれる文字画像もしくは線画像を、複数の太さの文字画像もしくは線画像や、複数の方向の線画像から構成してもよい。
この発明による記録媒体は、上記いずれかのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
〔第1実施形態〕
まず、この発明による画像処理装置の第1実施形態について説明する。なお、この第1実施形態では、特定方向の文字線画(以下単に「線画」ともいう)をキャリブレーション画像として用いることとする。
図1は、この発明による画像処理装置の第1実施形態であるスキャナ一体型のプリンタの内部構成例を示すブロック図である。
コントローラ200は、CPU201と、NVRAM202と、プログラムROM203と、RAM204と、エンジンインタフェース205と、パネルインタフェース207と、ホストインタフェース209と、ディスクインタフェース210と、スキャナインタフェース212とから構成されている。
NVRAM202は、パネル装置208からのユーザによる指示の内容等のデータを記憶する不揮発性のメモリ(記憶手段)であり、プログラムROM203は、コントローラ200の制御プログラムが格納されている読み出し専用のメモリである。なお、NVRAM202に、制御プログラムを格納することもできる。
エンジンインタフェース205は、エンジン206とコマンドおよびステータス情報や、印刷データ(CMYKビットマップイメージ)の通信を行うインタフェースであり、その印刷データに基づいて用紙等の記録媒体上に画像を印刷(形成)する実際の印刷動作はエンジン206が行う。
ホストインタフェース209は、セントロニクスあるいはRS232Cが使用され、ホストコンピュータ100と通信を行うインタフェースである。
ディスクインタフェース210は、ディスク装置211と通信を行うためのインタフェースである。
スキャナインタフェース212は、スキャナ213とコマンドおよびステータス情報や、読取データの通信を行うインタフェースである。原稿の画像を読み取る実際の読取動作は、スキャナ213が行う。
ここで、プリンタ10の画像出力動作を簡単に説明する。
ホストコンピュータ100において、ユーザの操作によって印刷コマンドが入力されると、R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)の画像データおよび印刷設定データがプリンタ10へ送られる。
これらのRGBオブジェクトデータは、RGBからCMYKへの色変換処理、CMYK単色毎のガンマ変換処理等の画像処理が施され、CMYK信号から成るオブジェクトデータに変換される。これらの処理はCPU201によって実施される。
最後に、CPU201によって、エンジン206に対応する中間調処理等が施され、エンジンインタフェース205に送出される。
なお、スキャナ213によって原稿から読み取ったRGB画像データも、同様に処理することができる。
次に、ガンマ変換処理の切り替えを説明する。
第1実施形態では、ガンマ変換処理を、文字線画とその他一般画像とで切り替える。具体的には、画像濃度制御パラメータである文字線画用ガンマ変換テーブル(文字線画用パラメータ)と一般画像用ガンマ変換テーブル(一般画像用パラメータ)とを用意してディスク装置211(又はNVRAM202)に記憶保持しておき、オブジェクト毎に文字線画であるかどうかを判定し、その判定結果に応じて使用するガンマ変換テーブルを選択する。
次に、キャリブレーション動作を説明する。
第1実施形態におけるキャリブレーションは、ガンマ変換処理に用いるガンマ変換テーブルを修正(画像濃度制御パラメータを調整)することで、出力画像の濃度(又は測色値)を制御する。
図2は、図1のCPU201による一般画像用のキャリブレーション機能の動作の一例を示すフローチャートである。
プリンタ10のCPU201は、パネル装置208からユーザ操作によるキャリブレーション実行コマンドが入力されると、図2の動作を開始する。
CPU201は、キャリブレーション画像の出力後、ステップS2へ進み、キャリブレーション画像をスキャナで読み込むように促すユーザへの指示をパネル装置208に表示させる。
すなわち、パネル装置208からユーザ操作による読み込み開始コマンドが入力されるため、読み込みを開始し、スキャナ213によってキャリブレーション画像をスキャンさせ、各階調の画像毎にスキャンデータの平均値を読み込む(取得する)。これは、次のステップS4で濃度を推定するためのデータであるため、1次元データで十分である。よって、例えば、RGBスキャナであれば、G信号のみを使用すれば良い。
CPU201は、最後にステップS5へ進み、各階調の濃度データを用いて、ガンマ変換テーブルを修正する。以下に、その修正処理の詳細を示す。
CPU201は、まず図4のステップS11の処理を行う。つまり、得られた濃度データは、離散的な階調値に対する値しかないため、線形補間あるいはスプライン補間等を行って、階調値「0〜255」の256階調全てに対応する濃度(実測濃度)を求め、それらの関係を示す実測濃度テーブルを求める。図5に示すグラフ(線図)の細線Aは、ステップS11で求めた階調値「0〜255」に対応する実測濃度を示す実測濃度テーブルの一例である。
次に、ステップS13へ進み、2つの濃度テーブル、つまり実測濃度テーブルと目標濃度テーブルとを用いて、ガンマ変換テーブルを作成する。図6に、そのガンマ変換テーブル作成処理のサブルーチンの一例を示す。
図4に戻り、CPU201は、最後のステップS14へ進み、ガンマ変換処理にセットされているガンマ変換テーブルを、ステップS13で作成した新規なガンマ変換テーブルに更新する。
このガンマ変換テーブルを用いたガンマ変換処理を実施することにより、ガンマ変換前のCMYK階調値に対する濃度が規格値通りになり、期待する濃度で画像が出力されることになる。
次に、この発明に関わる文字線画用のキャリブレーション機能の動作を説明する。
以下、図2に示したフローチャートに沿って、一般画像用のキャリブレーション機能の動作と異なる部分について説明する。
スキャナ213での読み込みを促す指示を表示させるステップS2での処理は、一般画像用のキャリブレーション機能の動作と同じである。
その後のスキャンデータを濃度に変換するステップS4、およびガンマ変換テーブルを修正するステップS5については、一般画像用のキャリブレーション機能の動作と同じである。
上記の説明では、線画領域を2値化により検出する方法を用いたが、より簡単には、階調毎の線画の位置、および3本の線画が十分含まれ、かつ他の階調の線画が含まれるような、おおよその領域を記憶しておいて、その領域全体の平均値を用いても良い。この場合は、白領域を含む領域の平均値を用いるため、濃度検出の分解能が落ちるというデメリットがあるが、一方で、線画領域を検出する仕組みが不要であるというメリットがある。
このように、文字線画用のキャリブレーション画像を出力し、そのキャリブレーション画像の濃度(もしくは測色値)を測定して、その濃度に基づいて文字線画用ガンマ変換テーブル(文字線画用パラメータ)を調整できるため、その文字線画用ガンマ変換テーブルに基づいて出力画像の濃度を制御することにより、線画の濃度を適切な値にすることができる。つまり、文字線画用のキャリブレーション画像を用いてキャリブレーションを実行することにより、文字や線画を出力する際の濃度を、期待する濃度で出力するための調整を高精度に行うことができる。
なお、図8に示した線画の太さは固定としているが、ユーザによる指定に応じて、太さを可変とすることも可能である。
キャリブレーション画像の線画は、出力したい画像の文字線画の太さに対応していることが好ましいため、固定の場合は、最も良く使われると予想される太さ、例えば、1pt前後の太さにしておくのが良い。
そこで、例えば、図8と同等のレイアウトで、太さの異なる複数のキャリブレーション画像をディスク装置211等に保持しておくとともに、外部(パネル装置208又はホストコンピュータ100)からユーザによる太さ指定を受け付け、その太さ指定に応じてキャリブレーション画像の線画の太さを変更し、対応するキャリブレーション画像を選択して出力することで実現できる。
次に、この発明による画像処理装置の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の画像処理装置を第1実施形態と同じ図1に示したプリンタ10とし、第1実施形態と異なる部分のみ説明する。
第2実施形態では、複数の太さの線画をキャリブレーション画像として用いることとする。
図9に、第2実施形態で用いる文字線画用のキャリブレーション画像の一例を示す。この例の文字線画用のキャリブレーション画像では、同一色、同一階調に対して、1pt,3pt,6ptの太さの線画が配置されている。
この太さ毎のスキャンデータの活用方法としては、例えば、平均値を求め、平均値に従って文字線画用のガンマ変換テーブルを修正する方法が考えられる。これにより、様々な太さの文字線画に対し、適切な濃度調整ができる。
このように、同一色、同一階調に対して複数の太さの線画を含む文字線画用のキャリブレーション画像を用いてキャリブレーションを実行することにより、文字線画の太さによりトナー載り量が異なる場合に対しても、文字や線画を出力する際の濃度を、期待する濃度で出力するための調整を高精度に行うことができる。
次に、この発明による画像処理装置の第3実施形態について説明する。なお、第3実施形態の画像処理装置を第1実施形態と同じ図1に示したプリンタ10とし、第1,第2実施形態と異なる部分のみ説明する。
第3実施形態では、縦方向と横方向の線画をキャリブレーション画像として用いることとする。
図10に、第3実施形態で用いる文字線画用のキャリブレーション画像の一例を示す。この例の文字線画用のキャリブレーション画像では、同一色、同一階調に対して、縦方向、その方向と直交する横方向の線画が配置されている。
この方向毎のスキャンデータの活用方法としては、例えば、平均値を求め、平均値に従って文字線画用のガンマ変換テーブルを修正する方法が考えられる。これにより、様々な方向の文字線画に対し、適切な濃度調整ができる。
次に、この発明による画像処理装置の第4実施形態について説明する。なお、第4実施形態の画像処理装置を、第1実施形態と同じ図1に示したプリンタ10とし、第1〜第3実施形態と異なる部分のみ説明する。
第4実施形態では、文字線画濃度低減処理パラメータ調整を行うこととする。
このように、ガンマ変換テーブル以外でも、濃度調整可能な仕組みがあれば、キャリブレーション機能を活用して調整することが可能である。
このプログラムは、画像処理装置を制御するコンピュータであるCPUに、この発明に関わる選択手段(選択工程),キャリブレーション画像出力手段(キャリブレーション画像出力工程),測定手段(測定工程),濃度調整手段(濃度調整工程),文字線画太さ指定受付手段,および文字線画太さ変更手段としての機能を実現させるためのプログラムであり、このようなプログラムをCPUに実行させることにより、上述したような作用効果を得ることが可能になる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
201:CPU 202:NVRAM 203:プログラムROM
204:RAM 205:エンジンインタフェース 206:エンジン
207:パネルインタフェース 208:パネル装置
209:ホストインタフェース 210:ディスクインタフェース
211:ディスク装置 212:スキャナインタフェース 213:スキャナ
Claims (14)
- 画像濃度制御パラメータに基づいて出力画像の濃度もしくは測色値を制御するキャリブレーション機能を有する画像処理装置であって、
文字線画用のキャリブレーション機能あるいは一般画像用のキャリブレーション機能を選択する選択手段と、
該選択手段による選択結果に応じて、文字画像もしくは線画像から構成される文字線画用のキャリブレーション画像、あるいは前記文字線画用とは異なる均一なパッチ画像から構成される一般画像用のキャリブレーション画像を出力するキャリブレーション画像出力手段と、
該キャリブレーション画像出力手段によって出力されたキャリブレーション画像の濃度もしくは測色値を測定する測定手段と、
該測定手段によって測定された濃度もしくは測色値に基づいて前記画像濃度制御パラメータを調整する濃度調整手段とを設けたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置において、
前記画像濃度制御パラメータは、文字線画用パラメータと一般画像用パラメータとからなり、
前記濃度調整手段は、前記選択手段による選択結果に応じて、前記文字線画用パラメータ又は前記一般画像用パラメータを選択して調整することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1又は2に記載の画像処理装置において、
前記文字線画用のキャリブレーション画像に含まれる文字画像もしくは線画像の太さの指定を外部から受け付ける文字線画太さ指定受付手段と、
該文字線画太さ指定受付手段によって受け付けた前記指定に応じて、前記文字画像もしくは線画像の太さを変更する文字線画太さ変更手段とを設けたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記文字線画用のキャリブレーション画像に含まれる文字画像もしくは線画像は、複数の太さの文字画像もしくは線画像から構成されていることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記文字線画用のキャリブレーション画像に含まれる文字画像もしくは線画像は、複数の方向の線画像から構成されていることを特徴とする画像処理装置。 - 画像濃度制御パラメータに基づいて出力画像の濃度もしくは測色値を制御するキャリブレーション機能を備えた画像処理装置であって、
文字画像もしくは線画像と均一なパッチ画像がともに含まれるキャリブレーション画像を出力するキャリブレーション画像出力手段と、
該キャリブレーション画像出力手段によって出力されたキャリブレーション画像の濃度もしくは測色値を測定する測定手段と、
該測定手段によって測定された濃度もしくは測色値に基づいて前記画像濃度制御パラメータを調整する濃度調整手段とを設けたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項6に記載の画像処理装置において、
前記キャリブレーション画像出力手段によって出力される前記キャリブレーション画像に含まれる文字画像もしくは線画像の太さの指定を外部から受け付ける文字線画太さ指定受付手段と、
該文字線画太さ指定受付手段によって受け付けた前記指定に応じて前記文字画像もしくは線画像の太さを変更する文字線画太さ変更手段とを設けたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項6又は7に記載の画像処理装置において、
前記キャリブレーション画像に含まれる文字画像もしくは線画像は、複数の太さの文字画像もしくは線画像から構成されていることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項6乃至8のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記キャリブレーション画像に含まれる文字画像もしくは線画像は、複数の方向の線画像から構成されていることを特徴とする画像処理装置。 - 画像濃度制御パラメータに基づいて出力画像の濃度もしくは測色値を制御する画像処理装置におけるキャリブレーション方法であって、
文字線画用のキャリブレーション機能あるいは一般画像用のキャリブレーション機能を選択する選択工程と、
該選択工程による選択結果に応じて、文字画像もしくは線画像から構成される文字線画用のキャリブレーション画像、あるいは前記文字線画用とは異なる均一なパッチ画像から構成される一般画像用のキャリブレーション画像を出力するキャリブレーション画像出力工程と、
該キャリブレーション画像出力工程によって出力されたキャリブレーション画像の濃度もしくは測色値を測定する測定工程と、
該測定工程によって測定された濃度もしくは測色値に基づいて前記画像濃度制御パラメータを調整する濃度調整工程とを有することを特徴とするキャリブレーション方法。 - 画像濃度制御パラメータに基づいて出力画像の濃度もしくは測色値を制御する画像処理装置におけるキャリブレーション方法であって、
文字画像もしくは線画像と均一なパッチ画像がともに含まれるキャリブレーション画像を出力するキャリブレーション画像出力工程と、
該キャリブレーション画像出力工程によって出力されたキャリブレーション画像の濃度もしくは測色値を測定する測定工程と、
該測定工程によって測定された濃度もしくは測色値に基づいて前記画像濃度制御パラメータを調整する濃度調整工程とを有することを特徴とするキャリブレーション方法。 - 画像濃度制御パラメータに基づいて出力画像の濃度もしくは測色値を制御するキャリブレーション機能を有する画像処理装置を制御するコンピュータに、
文字線画用のキャリブレーション機能あるいは一般画像用のキャリブレーション機能を選択する選択機能と、
該選択機能による選択結果に応じて、文字画像もしくは線画像から構成される文字線画用のキャリブレーション画像、あるいは前記文字線画用とは異なる均一なパッチ画像から構成される一般画像用のキャリブレーション画像を出力するキャリブレーション画像出力機能と、
該キャリブレーション画像出力機能によって出力されたキャリブレーション画像の濃度もしくは測色値を測定する測定機能と、
該測定機能によって測定された濃度もしくは測色値に基づいて前記画像濃度制御パラメータを調整する濃度調整機能とを実現させるためのプログラム。 - 画像濃度制御パラメータに基づいて出力画像の濃度もしくは測色値を制御するキャリブレーション機能を有する画像処理装置を制御するコンピュータに、
文字画像もしくは線画像と均一なパッチ画像がともに含まれるキャリブレーション画像を出力するキャリブレーション画像出力機能と、
該キャリブレーション画像出力機能によって出力されたキャリブレーション画像の濃度もしくは測色値を測定する測定機能と、
該測定機能によって測定された濃度もしくは測色値に基づいて前記画像濃度制御パラメータを調整する濃度調整機能とを実現させるためのプログラム。 - 請求項12又は13に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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