JP2014081736A - 指情報読取り装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】認証支援端末12は、筐体上の第1入力面40に、被認証者の親指の情報を読取るための第1読取り部42を備え、筐体上の第2入力面20に、被認証者の人差し指および中指の情報を読取るための第2読取り部24および第3読取り部30を備える。認証支援端末12では、第1入力面40と第2入力面20のなす角が鋭角になるよう筐体上に第1入力面40と第2入力面20を設けた。
【選択図】図2
Description
図2は、認証支援端末12の外観を示す斜視図である。第2入力面20には、暗証番号入力装置22と第2読取り部24と第3読取り部30とが配置される。後述するように、第2読取り部24は、右手の人差し指もしくは左手の中指の情報を読取るためのセンサを含み、第3読取り部30は、右手の中指もしくは左手の人差し指の情報を読取るためのセンサを含む。
図8は、認証サーバ14の機能構成を示すブロック図である。認証サーバ14は、被認証者情報保持部150と、認証要求受付部152と、照合部154と、認証結果提供部156を備える。
被認証者が購入を希望する商品情報を小売店舗の店員がレジ10へ入力すると、レジ10は商品代金の額、すなわち決済金額を認証支援端末12へ送信し、認証支援端末12の決済金額取得部134はその決済金額を取得する。決済金額が受け付けられると(S10のY)、スキャン指示部142は、指のスキャンを指示するメッセージをタッチパネル52に表示させる(S12)。被認証者はその指示にしたがって認証支援端末12に3本の指をスキャンさせる。スキャン画像検出部120は、第1ラインセンサ44、第2ラインセンサ26、第3ラインセンサ32が被認証者の指画像を読取るまで待機し(S14のN)、指画像が読取られると(S14のY)、被認証者の親指・人差し指・中指の画像をスキャンデータ保持部124へ格納する(S16)。
認証サーバ14は、認証要求に設定された第1〜第3の指特徴情報および暗証番号の組み合わせに整合するレコードが被認証者情報保持部150に存在する場合に、被認証者の正当性を確認できたとして認証成功を示す認証結果を認証支援端末12へ提供する。整合するレコードが存在しなければ、認証失敗を示す認証結果を認証支援端末12へ提供する。認証支援端末12の認証結果取得部132は、認証サーバ14による認証結果を取得する(S40)。認証結果が認証失敗を示す場合(S42のN)、確認画面表示部136は、認証失敗画面をタッチパネル52に表示させ(S46)、認証支援端末12は一連の認証支援処理を終了する。
上記実施の形態でも既述したが、被認証者が3本の指で認証支援端末12を把持すると、すなわち被認証者が認証支援端末12の各読取り部に指を押し当てると、第1圧力センサ46、第2圧力センサ28、第3圧力センサ34のそれぞれが押圧を検知し、スキャン状態検出部122は、各圧力センサが検知した押圧の大きさを検出する。ここでスキャン状態検出部122は、各圧力センサが検知した押圧の大きさに応じて、押圧が正常範囲か否かを示す、言い換えれば、指のスキャンを正確に行える状態か否かを示すメッセージ(テキストや画像等)をタッチパネル52に表示させてもよい。例えば、押圧が所定の圧力閾値以上、もしくは下限の圧力閾値と上限の圧力閾値の範囲内である場合に、指のスキャンを正常に行える状態であることを示すメッセージをタッチパネル52に表示させてもよい。この場合、図6には不図示のランプを点灯させる等、他の出力手段を介して、指のスキャンを正常に行える状態であることを被認証者へ通知してもよい。逆に、押圧が所定の圧力閾値未満、もしくは下限の圧力閾値と上限の圧力閾値の範囲外である場合は、指のスキャンを正常に行える状態でないことを示すメッセージをタッチパネル52に表示させてもよく、所定のランプの消灯状態を維持してもよい。被認証者はタッチパネル52の表示内容やランプの点灯状態を確認した上で、各読取り部で指を滑らせる行為を実施することにより、適切な指画像を読取らせやすくなる。すなわちこの変形例によると、被認証者が適切な押圧で認証支援端末12を把持することを支援でき、認証に適した指画像を取得しやすくして、認証の精度および効率を高めることができる。
上記実施の形態では、読取り対象の3本の指による押圧のいずれかが所定の圧力閾値未満の場合に、エラー推定部140は認証に失敗することを推定するとした。すなわち、同じタイミングのスキャンにおいて読取り対象の3本の指による押圧がいずれも圧力閾値以上でなければ、被認証者へ再スキャンを指示することとした。変形例として、読取り対象の3本の指による押圧について、1回以上のスキャンに亘り少なくとも一度、圧力閾値以上となれば、エラー推定部140は認証に失敗すると推定しなくてもよい。
上記実施の形態では、エラー推定部140は、読取り対象の3本の指による押圧にもとづいて認証成否を推定することとしたが、押圧以外のスキャン情報にもとづいて認証が失敗すると推定してもよい。例えば、被認証者の指に対する実際のスキャン品質が悪く、そのスキャン画像を認証データとして利用できない場合に、認証が失敗すると推定してもよい。また例えば、典型的な指画像としてのテンプレートデータを予め保持しておき、スキャンデータ保持部124に保持された指画像とテンプレートデータとを公知のマッチング処理により比較した結果、その差異の大きさが所定の閾値以上であれば認証が失敗すると推定してもよい。また、ラインセンサで取得された指画像のデータサイズが、所定の閾値未満の場合(すなわち通常の指画像のデータサイズを予め定めた基準と比較して小さすぎる場合)に認証が失敗すると推定してもよい。さらにまた、スキャン画像検出部120は、ラインセンサにおける指の撮像開始から終了までの時間を検出してもよく、その時間が、所定の閾値未満の場合(すなわち通常、指を撮像するために要する時間を予め定めた基準と比較して小さすぎる場合)に認証が失敗すると推定してもよい。
上記実施の形態では、スキャン状態を検出するセンサとして圧力センサを用いたが、変形例として、指がスキャンに適した所定位置にあるか否かを判定するためのセンサとして、発光体からの受光状態(受光有無)を判定する複数の光センサが各読取り部に配設されてもよい。エラー推定部140は、複数の光センサのいずれかが受光状態であるときに指画像が取得された場合に、認証が失敗すると推定してもよい。
上記実施の形態では、指画像を取得するセンサとしてラインセンサを用いることとしたが、変形例として、エリア(面)センサであってもよい。この変形例によると、被認証者は読取り対象の指を動かすことが不要となり、被認証者の負担を低減させやすくなる。ただし、ラインセンサの方が一般的に低コストというメリットがある。
上記実施の形態では、第2読取り部24と第3読取り部30を同一平面(第2入力面20)上に設けることとしたが、必ずしも同一平面上に設ける必要はなく、第2読取り部24と第3読取り部30を筐体上の別の面に設けてもよい。例えば、第2読取り部24の設置面と第3読取り部30の設置面とが鈍角を形成するよう各面を筐体上に設けてもよい。
上記実施の形態では、認証支援端末12は、右手の指のスキャンと左手の指のスキャンに共用の第1読取り部42、第2読取り部24、第3読取り部30を1組備えることとした。変形例として、認証支援端末12は、右手の指画像読取りのための第1読取り部42、第2読取り部24、第3読取り部30の組(総称して「右手読取り部」とも呼ぶ。)と、左手の指画像読取りのための第1読取り部42、第2読取り部24、第3読取り部30の組(総称して「左手読取り部」とも呼ぶ。)の両方を備えてもよい。なお、右手読取り部と左手読取り部の一方のみを備えてもよい。以下では、右手読取り部と左手読取り部の両方を備えることとして説明する。
上記実施の形態では、読取った3本の指の情報全てを使用して個人認証を実施することとした。変形例として、2本の指の情報を使用して個人認証を実施してもよい。例えば、認証支援端末12の認証要求送信部130は、読取った3本の指の情報のうち、読取り品質(スキャン品質)が相対的に良好な2つの指の情報を認証サーバ14へ送信してもよい。例えば、認証要求送信部130は、スキャン時の押圧が大きい方から2つの指情報を送信対象として選択してもよく、押圧の最適値が予め定められている場合は、その最適値に近い方から2つの指情報を送信対象として選択してもよい。認証サーバ14は、2つの指情報によりユーザがユニークに特定できた場合、すなわち整合レコードが1つ存在した場合に、被認証者の認証に成功したと判定してもよい。
上記実施の形態では、認証支援端末12は、暗証番号入力装置22およびタッチパネル52を備えることとしたがこれらは必須ではない。また、商品販売システム100等の認証システムにおいて要求される認証精度の高低に応じて、暗証番号入力装置22を用いた暗証番号の入力有無が決定されてよく、暗証番号による認証の補完がなされてもよい。例えば、高い認証精度が要求され、指情報による認証だけでは不十分と想定される場合に、指のスキャンに加えて暗証番号の入力を被認証者へ要求してもよい。
Claims (5)
- 筐体上の第1面に設けられ、被認証者の親指の情報を読取るための第1読取り部と、
前記筐体上の第2面に設けられ、被認証者の親指以外の指の情報を読取るための第2読取り部と、
を備え、
前記第1面と前記第2面のなす角が鋭角になるよう前記筐体上に前記第1面と前記第2面を設けたことを特徴とする指情報読取り装置。 - 前記第1読取り部と前記第2読取り部のそれぞれに、被認証者の指を所定の読取り位置に導くための溝を形成し、
前記第1読取り部の溝の幅を、前記第2読取り部の溝の幅より長く形成したことを特徴とする請求項1に記載の指情報読取り装置。 - 前記第2読取り部と近接して設けられ、被認証者の親指以外の指の情報を読取るための第3読取り部をさらに備え、
前記第2読取り部と前記第3読取り部の中央位置に対向する前記第1面の位置に前記第1読取り部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の指情報読取り装置。 - 前記第2読取り部と近接して設けられた第3読取り部をさらに備え、
前記第2読取り部は、被認証者の右手の人差し指の情報を読取る一方、前記第3読取り部は、被認証者の右手の中指の情報を読取るものであり、
前記第2読取り部と前記第3読取り部の中央位置から前記第2読取り部の方向へずれた位置に対向する前記第1面の位置に前記第1読取り部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の指情報読取り装置。 - 前記第1読取り部と前記第2読取り部の少なくとも1つで読取られた情報にもとづいて被認証者に対する認証の成否を事前に推定する推定部と、
被認証者に対する認証の失敗が推定された場合に、指の情報を再度読取らせるための被認証者の行為を促す指示部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の指情報読取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012228242A JP2014081736A (ja) | 2012-10-15 | 2012-10-15 | 指情報読取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014081736A true JP2014081736A (ja) | 2014-05-08 |
Family
ID=50785892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012228242A Pending JP2014081736A (ja) | 2012-10-15 | 2012-10-15 | 指情報読取り装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2014081736A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07171137A (ja) * | 1993-11-02 | 1995-07-11 | Hamamatsu Photonics Kk | 指紋読み取り装置 |
JPH08315143A (ja) * | 1995-05-15 | 1996-11-29 | Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk | 指紋照合装置 |
JP2008250536A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Nec Corp | 携帯情報端末 |
JP2009116516A (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-28 | Casio Comput Co Ltd | 電子機器 |
-
2012
- 2012-10-15 JP JP2012228242A patent/JP2014081736A/ja active Pending
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