JP2014081407A - 反射型表示装置及び反射型表示装置の製造方法 - Google Patents

反射型表示装置及び反射型表示装置の製造方法 Download PDF

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雅規 梅谷
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Abstract

【課題】隔壁が形成されている基板と他方の基板とが貼り合わされる際、余剰な液状の表示媒体が、最外周にある隔壁より外側に流出し、接続電極に接触することを防止する反射型表示装置を提供する。さらに、洗浄によって最外周にある隔壁が基板から剥離し、封入した液状の表示媒体が流出することによる接続電極の汚染を防止する反射型表示装置の製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも一方が透明であり、各々電極が形成された2枚の基板11,12と、2枚の基板間に設けられた隔壁15と、隔壁により区画されたセル内に配置された液状の表示媒体16と、隔壁のうち最外周にある隔壁より外側に設けられ、2枚の基板と接するシール部17と、シール部より外側であり、2枚の基板のうち少なくとも一方の基板において少なくとも一方の面上に設けられた接続電極18を有し、最外周にある隔壁とシール部との間の空間に液状の表示媒体が配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、反射型表示装置及び反射型表示装置の製造方法に関するものである。
反射型表示装置として、最近、表示媒体に含まれる電気応答性材料として電気泳動体を用いた電気泳動表示装置が広く用いられている。電気泳動表示装置とは、空気中または溶媒中の電気泳動体(通常は電気泳動する粒子)の電気的な泳動、すなわち粒子移動を利用して情報を表示する装置である。通常、2枚の基板間に電界を与えることで電気的な泳動の状態が制御され、それによって所望の表示が実現されるように構成される。電気泳動体としては、荷電粒子の他、荷電粉体をも利用され得る。その場合、当該荷電粉体は気体中を電気的に泳動する。
電気泳動表示装置は、近年では特に、電子ペーパーとしての応用が注目されている。電子ペーパーとして応用する場合には、印刷物レベルの視認性、情報書き換えの容易性、低消費電力、軽量といった利点を享受できる。
しかし、電気泳動表示装置では、粒子や粉体の沈降や偏在に起因して、表示の不良、特にコントラストの低下が生じることがある。この現象を防止するために、上下の基板間に隔壁を形成して、電気泳動する粒子や粉体の泳動空間、すなわち移動空間を微小な空間に分割することが採用されている。この微小な空間は、セルあるいは画素と呼ばれている。各セルの中に、電気泳動体を含むインキやガス(表示媒体)が封入されている。例えば特許文献1には、表示媒体として帯電性粒子を含むガスを使用した電気泳動表示装置が開示されている。
表示媒体が液状である場合には、セルの中に表示媒体が封入される際、セル内に気泡が残らないように隔壁が形成されている方の基板と他方の基板とが貼り合わされる必要がある。この点において、空気が存在しない真空環境下で当該封入工程が実施されれば気泡の残存は確実に防止できると考えられるが、液状の表示媒体に用いられる溶剤は一般に揮発性が高いため、表示媒体の性状が変化してしまうおそれがある。したがって、真空環境は利用できず、空気が存在する環境が利用される。そこで、気泡が残存するのを防止するためには、隔壁が形成されている基板と他方の基板とが貼り合わされる際、セルの容積以上の表示媒体が基板上に配置されて、当該表示媒体は、セルから溢れ出されながらセル内に封入される必要がある。
特開2012−22065号
しかしながら、隔壁が形成されている基板と他方の基板とが貼り合わされる際、セル内に封入されなかった液状の表示媒体、すなわち余剰な液状の表示媒体は、最外周にある隔壁より外側に流出して接続電極に接触するという問題がある。さらに、隔壁が形成されている基板と他方の基板とが貼り合わされた後に洗浄を行う場合があるが、洗浄によって最外周にある隔壁が基板から剥離し、封入した液状の表示媒体の一部が流出して接続電極をさらに汚染してしまうという問題もある。
上記問題を解決するために、本発明は液状の表示媒体を用いた反射型表示装置において、最外周にある隔壁より外側にシール部を設けることにより、接続電極を汚染しにくい反射型表示装置を提供する。
本発明は、少なくとも一方が透明であり、各々電極が形成された2枚の基板と、前記2枚の基板間に設けられた隔壁と、前記隔壁により区画されたセル内に配置された液状の表示媒体と、前記隔壁のうち最外周にある隔壁より外側に設けられ、前記2枚の基板と接するシール部と、前記シール部より外側であり、前記2枚の基板のうち少なくとも一方の基板において少なくとも一方の面上に設けられた接続電極とを有し、前記最外周にある隔壁と前記シール部との間の空間に前記液状の表示媒体が配置されていることを特徴とする反射型表示装置を提供する。
本発明によれば、最外周にある隔壁より外側にシール部を設けることにより、隔壁が形成されている基板と他方の基板とが貼り合わされる際、余剰な液状の表示媒体が、最外周にある隔壁より外側に流出しても、最外周にある隔壁とシール部との間の空間に溜まるため、接続電極を汚染してしまうのを抑えることができる。さらに、最外周にある隔壁より外側にシール部を設けることにより、隔壁が形成されている基板と他方の基板とが貼り合わされた後の洗浄において、洗浄によって最外周にある隔壁が基板から剥離し、封入した液状の表示媒体の一部が流出して接続電極をさらに汚染してしまうのを抑えることができる。
また、前記2枚の基板のうち前記接続電極が形成されている基板と対向している基板の端から外側に前記シール部が突出している、ようにしてもよい。
本発明は、透明電極が形成された透明な一方の基板と対向電極および接続電極が形成された他方の基板との間に設けられた隔壁により区画されたセル内に少なくとも1種以上の電気応答性材料を含む表示媒体が封入されていて、2枚の基板間に所定の電界が与えられる際に前記表示媒体が所定の情報を表示する、反射型表示装置の製造方法であって、一方の基板または他方の基板に前記隔壁を形成する隔壁形成工程と、前記2枚の基板を貼り合せた際に、前記隔壁のうち最外周の隔壁の外側の位置となるように前記一方の基板または前記他方の基板にシール部形成用材料を配置するシール部形成用材料配置工程と、前記一方の基板または前記他方の基板に前記セルの容積を超える量の液状の表示媒体を配置する表示媒体配置工程と、前記表示媒体配置工程で配置した前記液状の表示媒体のうち前記セルの容積を超える余剰な前記液状の表示媒体を溢れ出させながら前記一方の基板と前記他方の基板とを貼り合せる貼合工程と、前記シール部形成用材料を硬化させてシール部を形成するシール部形成工程と、前記一方の基板または前記他方の基板における前記シール部が配置された位置を切断し、前記接続電極を露出させる切断工程と、貼り合わされた前記一方の基板または前記他方の基板を洗浄する洗浄工程とを有することを特徴とする反射型表示装置の製造方法を提供する。
本発明の反射型表示装置によれば、液状の表示媒体を用いた反射型表示装置において、接続電極が表示媒体により汚染されることを抑制させることができる。
図1は、本発明に係る反射型表示装置の一例を示す概略断面図である。 図2は、本発明に係る反射型表示装置の別の一例を示す概略断面図である。 図3は、本発明に係る反射型表示装置のさらに別の一例を示す概略断面図である。 図4は、本発明に係る反射型表示装置の製造方法の一例を示す概略断面図である。 図5は、本発明に係る反射型表示装置の製造方法の別の一例を示す概略断面図である。
1.反射型表示装置
以下、図1により、本発明の反射型表示装置10について説明する。図1は反射型表示装置10の概略断面図である。
図1に示す反射型表示装置10は、少なくとも一方が透明であり、透明電極13aまたは対向電極13bが形成された2枚の基板11、12と、2枚の基板11、12間に設けられた隔壁15と、隔壁15により区画されたセル14内に配置された液状の表示媒体16と、隔壁15のうち最外周にある隔壁15より外側に設けられ、2枚の基板11、12と接するシール部17と、シール部17より外側であり、2枚の基板11、12のうち少なくとも一方の基板において少なくとも一方の面上に設けられた接続電極18とを有し、最外周にある隔壁15とシール部17との間の空間に液状の表示媒体16が配置されている。ここで、本実施形態における「セル」とは、前述の2枚の基板11、12と隔壁15とにより形成される画素に対応する空間部のことをいう。また、図1において、実際の反射型表示装置10では全てのセル14に液状の表示媒体16が配置されているが、液状の表示媒体16を配置していない状態の部分をセル14として示している。さらに、本実施形態における「最外周にある隔壁より外側」とは、図1に示すように、反射型表示装置10を断面から見た際、2枚の基板11、12間に形成された隔壁15のうち、最外周にある隔壁15よりも外側のことをいう。また、本実施形態における「断面」とは、基板11の透明電極13aまたは基板12の対向電極13bが形成された面に垂直な方向に切断したときの断面をいう。
1−1.基板
次に、基板11、12について説明する。基板11、12のうち、少なくとも一方の基板は透明性を有している。ここで、本発明における「透明性」とは、2枚の基板11、12間に電界を与えて、後述する液状の表示媒体16中の電気応答性材料を移動させて画像を表示した際に、基板11、12を通して表示された画像を視認できる程度の透明性のことをいう。
基板11、12の材料としては、ガラスや樹脂等を用いることが好ましい。ガラスの具体例としては、無アルカリガラスやアルカリガラス等を挙げることができる。また、樹脂の具体例としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、アクリル、塩化ビニル等を挙げることができる。
また、本実施形態の2枚の基板11、12は、同じ材料でもよいし、異なる材料でもよい。特に、一方の基板がガラスであり、他方の基板が可撓性を有している樹脂であることが好ましい。2枚の基板11、12にこのような材料を用いることで、後述の貼合工程において、可撓性を有している樹脂を用いた基板を撓ませながらガラスを用いた他方の基板に貼り合せることができるので、セル14内に気泡が残らないように貼り合わされることができる。
基板11、12の厚さは、特に限定は無いが、具体的には、基板11、12の材料がガラスである場合には、基板11、12の厚さは0.05mm〜2mmであることが好ましい。基板11、12の厚さが0.05mmよりも小さい場合には、基板11、12の強度が低下し、割れやすくなり、反射型表示装置10の耐久性が低下する。また、基板11、12の厚さが2mmよりも大きい場合には、反射型表示装置10の重量が重くなる。
基板11、12の材料が樹脂である場合には、基板11、12の厚さは0.01mm〜2mmであることが好ましい。基板11、12の厚さが0.01mmよりも小さい場合には、基板11、12の強度が低下し、撓みやすくなるため基板表面の平坦性が低下し、画像を表示した際の画質が低下する。また、基板11、12の厚さが2mmよりも大きい場合には、基板11、12の透過性が低下し、画像を表示した際のコントラストが低下する。
1−2.透明電極
次に、透明電極13aについて説明する。透明電極13aは基板11、12において、透明性を有している基板の少なくとも一方の面上に形成されている。図1に示すように、本実施形態では、基板11の一方の面上に透明電極13aが形成されているものとする。また、透明性を有する基板と同様に透明電極13aも透明性を有している。
透明電極13aの材料としては、具体的には、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)等を挙げることができる。
透明電極13aの形成方法としては、スパッタリング法、真空蒸着法、化学気相成長法(CVD法)等を挙げることができる。
また、透明電極13aの厚さは、導電性が確保できれば特に限定は無いが、形成した透明電極13aは透過率が50%〜99%となる厚さであることが好ましく、特に透過率が70%〜95%となる厚さであることがより好ましい。透過率の測定には、例えば、島津製作所製分光光度計UV3100PC等を挙げることができる。
1−3.対向電極
次に、対向電極13bについて説明する。対向電極13bは、透明電極13aが形成される基板に対向する基板の少なくとも一方の面上に形成されている。図1に示すように、本実施形態では、基板12の一方の面上に対向電極13bが形成されているものとする。
対向電極13bの材料としては、具体的には、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)、アルミニウム、金、銀、銅、クロム等の金属類、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン等の導電性高分子等を挙げることができる。
対向電極13bの形成方法としては、一般的な成膜方法であれば特に限定は無く、具体的には、スパッタリング法、真空蒸着法、化学気相成長法(CVD法)、エッチング法等を挙げることができる。
1−4.接続電極
次に、接続電極18について説明する。2枚の基板11、12のうち少なくとも一方の基板において、少なくとも一方の面上に接続電極18は形成されており、後述するシール部17よりも外側に接続電極18は形成されている。図1に示すように、本実施形態では、基板12の一方の面上に接続電極18が形成されている。ここで、本実施形態における「シール部より外側」とは、図1に示すように、反射型表示装置10を断面から見た際に、シール部17に対して最外周にある隔壁15が形成されている側とは反対側のことをいう。
また、接続電極18は、図1に示すように、対向電極13bと接触している。さらに、接続電極18は、図1では省略しているが、駆動装置等に接続されている。
接続電極18の材料としては、具体的には、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)、アルミニウム、金、銀、銅等の金属類、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン等の導電性高分子等を挙げることができる。
また、接続電極18の形成方法としては、具体的には、スパッタリング法、真空蒸着法、化学気相成長法(CVD法)、エッチング法等を挙げることができる。
また、接続電極18の厚さとしては、50nm〜10μmが好ましい。接続電極18の厚さが50nmより小さい場合、接続電極18の抵抗が高くなり導通がとれないおそれがある。また、接続電極18の厚さが10μmより大きい場合、接続電極18がカールしたり割れたりしてしまうおそれがある。ここで、本実施形態における「接続電極18の厚さ」とは、図1に示すように、反射型表示装置10を断面から見た際に、基板11の透明電極13aが形成されている面または基板12の対向電極13bが形成されている面に対して垂直な方向における接続電極18の長さである。
また、接続電極18の幅としては、1mm〜30mmが好ましい。接続電極18の幅が1mmより小さい場合、駆動装置等の接続端子の位置合せがずれて、接続不良が発生するおそれがある。また、接続電極18の幅が30mmより大きい場合、反射型表示装置10において画像が表示されない部分の面積が大きくなってしまい、反射型表示装置10自体が大型化してしまうおそれがある。ここで、本実施形態における「接続電極18の幅」とは、図1に示すように、反射型表示装置10を断面から見た際に、基板11の透明電極13aが形成されている面または基板12の対向電極13bが形成されている面に平行な方向における接続電極18の長さである。
1−5.液状の表示媒体
次に、液状の表示媒体16について説明する。液状の表示媒体16は、溶剤等の分散液中に少なくとも1種類以上の電気応答性材料を含む液状の表示媒体が用いられる。
電気応答性材料としては、電荷粒子材料、液晶材料があり、電荷粒子材料には白や黒、カラーなどの色づけされた粒子が電場に応答して移動するいわゆる電気泳動材料、または、粒子が2色に色分けされた電場により回転するツイストボールに代表される材料、または、電場により移動するナノ粒子材料等がある。一方、液晶材料はPDCL(Polymer Dispersed Liquid Crystal)で知られる透過と散乱を電気的に制御する材料や液晶に色素を混合した材料、コレステリック液晶材料等がある。
1−6.隔壁
次に、隔壁15について説明する。隔壁15は2枚の基板11、12間に設けられている。また、図1に示すように、2枚の基板11、12間に隔壁15を設けることにより、セル14を形成している。隔壁15を設けることにより、2枚の基板11、12間の距離が均一になり反射型表示装置10の表示画像がムラ無く均一になり、液状の表示媒体16中の電荷粒子材料の沈降や偏在に起因した表示不良を抑えることができる。
隔壁15の厚さとしては、1μm〜500μmであることが好ましい。隔壁15の厚さが1μmよりも小さい場合には、液状の表示媒体16の充填量が少なく、表示画像のコントラストが低くなるおそれがある。また、隔壁15の厚さが500μmよりも大きい場合には、液状の表示媒体16を駆動させる電圧が高くなりすぎてしまうおそれがある。
隔壁15の材料としては、隔壁15が形成されれば特に限定は無く、公知の材料を用いることができる。具体的には、紫外線硬化性化合物、熱硬化性化合物、常温硬化性化合物等が挙げられる。
隔壁15の形成方法としては、フォトリソグラフィ法、型転写(エンボス加工)法等が挙げられる。
1−7.シール部
次にシール部17について説明する。シール部17は2枚の基板11、12間に設けられている。また、シール部17は最外周にある隔壁15より外側に配置されている。このようにすることにより、隔壁15が形成されている基板11と他方の基板12とが貼り合わされる際、セル14内に封入されなかった液状の表示媒体16、すなわち余剰な液状の表示媒体16が、最外周にある隔壁より外側に流出しても、最外周にある隔壁15とシール部17との間の空間に溜まるため、表示媒体16が接続電極18を汚染してしまうのを抑えることができる。さらに、隔壁15が形成されている基板と他方の基板とが貼り合わされた後、接続電極18等に接触している余剰な液状の表示媒体16を除去するために洗浄を行うが、最外周にある隔壁15より外側にシール部17を設けることにより、洗浄によって最外周にある隔壁15が基板から剥離し、封入した液状の表示媒体16の一部が流出して接続電極18をさらに汚染してしまうのを抑えることができる。
また、図2に示すように、2枚の基板のうち接続電極18が形成されている基板12に対向している基板11の端から外側にシール部17が突出しているようにしてもよい。このようにすることにより、基板11の端が製造ライン中にある装置等に引っかかり、基板11が剥がれてしまうのを抑えることができる。
さらに、後述の切断工程において、駆動装置等と接続電極18とを接続するために、接続電極18が形成されている基板12と対向している基板11を切断して、接続電極18を露出させる。このような場合に、基板11におけるシール部17が配置されている位置を切断することにより、接続電極18が形成されている基板12の対向電極13bが損傷するという問題を起こりにくくし、基板11のみを容易に切断することができる。
シール部17の厚さとしては、隔壁15の厚さと同じであることが好ましい。シール部17の厚さが隔壁15の厚さと異なると、シール部17付近の基板11、12の距離が不均一になり、画像を表示した際に表示ムラとなるおそれがある。ここで、本実施形態における「シール部17の厚さ」とは、図1に示すように、反射型表示装置10を断面から見た際に、基板11の透明電極13aが形成されている面または基板12の対向電極13bが形成されている面に対して垂直な方向におけるシール部17の長さである。
また、シール部17の幅としては、0.5mm〜5.0mmであることが好ましい。シール部17の幅が0.5mmより小さい場合、反射型表示装置10の強度が不足するおそれがある。また、シール部17の幅が5.0mmより大きい場合、反射型表示装置10において画像が表示されない部分の面積が大きくなってしまい、反射型表示装置10自体が大型化してしまうおそれがある。ここで、本実施形態における「シール部17の幅」とは、図1に示すように、反射型表示装置10を断面から見た際に、基板11の透明電極13aが形成されている面または基板12の対向電極13bが形成されている面に対して平行な方向におけるシール部17の長さである。
また、図1に示すように、シール部17の幅の中線から最外周にある隔壁15の幅の中線までの距離L1は、1μm以下であることが好ましい。1μmより大きい場合、基板11,12間の距離を一定に保てず、表示画像が乱れるおそれがある。ここで、本実施形態における「最外周にある隔壁15の幅」とは、図1に示すように、反射型表示装置10を断面から見た際に、基板11の透明電極13aが形成されている面または基板12の対向電極13bが形成されている面に対して平行な方向における最外周にある隔壁15の長さである。
また、図1に示すように、シール部17の幅の中線から接続電極18の幅の中線までの距離L2は、反射型表示装置10の大きさにもよるが、500μm〜50mmが好ましい。500μmより小さい場合、駆動装置等の接続端子の位置合せがずれて、接続不良が発生するおそれがある。また、50mmより大きい場合、反射型表示装置10において画像が表示されない部分の面積が大きくなってしまい、反射型表示装置10自体が大型化してしまうおそれがある。
また、図3に示すように、最外周にある隔壁15より外側に設けた第1シール部171のさらに外側に第2シール部172を設けてもよいし、第2シール部172の外側にさらにシール部を設けてもよい。最外周にある隔壁15より外側にシール部17を複数設けることにより、反射型表示装置10の強度をさらに向上させることができる。さらに、後述の貼合工程において、余剰な液状の表示媒体16が、最外周にある隔壁15と第1シール部171との間の空間に溜まるだけでなく、第1シール部171と第2シール部172との間の空間にも溜まることができるので、接続電極18等をより汚染しにくくすることができる。
また、シール部17と基板11、12との接着力としては、3N/25mm以上であることが好ましい。接着力が3N/25mmより小さい場合、基板11、12が剥離するおそれがある。ここで、本実施形態における「接着力」とは、基板11、12からシール部17を剥がしたときの荷重で規定することができ、JISK6854−2の180度剥離接着強さ試験に準じて測定される値である。
2.反射型表示装置の第1の製造方法
本実施形態における反射型表示装置10の第1の製造方法は、透明電極13aが形成された透明な一方の基板と対向電極13bおよび接続電極18が形成された他方の基板との間に設けられた隔壁15により区画されたセル14内に少なくとも1種以上の電気応答性材料を含む表示媒体16が封入されていて、2枚の基板11、12間に所定の電界が与えられる際に表示媒体16が所定の情報を表示する、反射型表示装置10の製造方法であって、一方の基板または他方の基板に隔壁15を形成する隔壁形成工程と、2枚の基板11、12を貼り合せた際に、隔壁15のうち最外周の隔壁15の外側の位置となるように前記一方の基板または他方の基板にシール部形成用材料17aを配置するシール部形成用材料配置工程と、一方の基板または他方の基板にセル14の容積を超える量の液状の表示媒体16を配置する表示媒体配置工程と、表示媒体配置工程で配置した液状の表示媒体16のうちセル14の容積を超える余剰な液状の表示媒体16を溢れ出させながら一方の基板と他方の基板とを貼り合せる貼合工程と、シール部形成用材料17aを硬化させてシール部17を形成するシール部形成工程と、一方の基板または他方の基板におけるシール部17が配置された位置を切断し、接続電極18を露出させる切断工程と、貼り合わされた一方の基板または他方の基板を洗浄する洗浄工程とを有する。
以下の本実施形態における反射型表示装置10の第1の製造方法では、隔壁15が基板11に形成され、シール部17が基板12に形成される場合について説明する。なお、この製造方法は本実施形態における反射型表示装置10を製造するための一態様である。
以下、図4(a)〜(f)を用いて反射型表示装置10の製造方法について、各工程を詳細に説明する。
2−1.隔壁形成工程
図4(a)に隔壁形成工程を示す。図4(a)は、一方の面上に透明電極13aが形成された基板11に隔壁15が形成されている。前述の方法により基板11の一方の面上に隔壁15が形成される。
本実施形態において、基板11の透明電極13aが形成された面上に隔壁15が形成される。また、基板11が視認される側に配置されるため、基板11および基板11の一方の面上に形成された透明電極13aは透明性を有している。
2−2.シール部形成用材料配置工程
図4(b)にシール部形成用材料配置工程を示す。図4(b)は、一方の面上に対向電極13bおよび接続電極18が形成された基板12にシール部形成用材料17aが配置されている。基板12の一方の面上にシール部形成用材料17aが配置され、後述の貼合工程において2枚の基板11、12を貼り合せた際に、最外周にある隔壁15よりも外側にシール部17が配置されるように、シール部形成用材料17aは配置される。
シール部形成用材料17aの配置方法としては、ディスペンサによる塗工法、印刷法、熱圧着法等が挙げられる。
本実施形態において、基板12の対向電極13bが形成された面上にシール部形成用材料17aが配置される。また、基板12は視認される側に対して反対側に配置されるため、基板12および基板12の一方の面上に形成された対向電極13bは透明性を有していなくてもよい。
また、シール部形成用材料17は、基板12に配置される場合に限定されず、基板11に配置されてもよい。
2−2−1.シール部形成用材料
シール部17を形成するシール部形成用材料17aとしては、紫外線硬化性化合物、紫外線熱硬化性化合物、熱硬化性化合物、常温硬化性化合物等が挙げられる。特に、紫外線硬化性化合物を用いるのが好ましい。紫外線硬化性化合物を用いることにより、シール部17と基板11および基板12とを十分に接着することができる。また、紫外線硬化性化合物を用いてシール部17を形成することにより、シール部17に含まれる不純物が液状の表示媒体16中へ溶出するといった問題を低減することができるため、液状の表示媒体16の劣化を抑えることができる。本実施形態における、「紫外線熱硬化性化合物」とは、紫外線と熱により硬化する化合物のことをいう。
紫外線硬化性化合物としては、具体的には、イーエッチシー(株)製LCB−610、(株)スリーボンド製3025G、積水化学工業(株)製フォトレックS−WB、協立化学産業(株)製World Rock 723等を挙げることができる。これらのシール部形成用材料17aは液状の表示媒体16中に溶出しにくいので、これらのシール部形成用材料17aを用いて形成したシール部17の溶出による液状の表示媒体16の劣化を抑えることができる。また、これらのシール形成材料17aにより形成したシール部17は水分を透過しにくいため、外部からの水分の浸透による液状の表示媒体16の劣化を抑えることができる。
2−3.表示媒体配置工程
図4(c)表示媒体配置工程を示す。図4(c)は、透明電極13aが形成された基板11上にセル14の容量を超える液状の表示媒体16が配置されている。液状の表示媒体16はディスペンサ、インクジェット、ダイコート等を用いて滴下される。滴下された液状の表示媒体16は、スキージ、ドクターブレード、ドクターナイフ等を用いて、最外周にある隔壁15より外側の周縁の領域に滴下された液状の表示媒体16を掻き取りながら基板11上に配置される。この際、隔壁15が形成された領域においては、セル容積を超える量の液状の表示媒体16が配置されている。
2−4.貼合工程
図4(d)に貼合工程を示す。図4(d)は、基板11の隔壁15が形成されている面と基板12のシール部17が形成されている面とが互いに向かい合って配置され、所定の押圧力で貼り合わされている。所定の押圧力を付与することで、前述の通りセル14の容積を超える液状の表示媒体16をセル14から溢れ出させながらセル14内に液状の表示媒体16を封入させることができる。
押圧力としては、0.01MPa〜0.7aMPaが好ましく、特に0.1MPa〜0.4MPaがより好ましい。押圧力が0.01MPaより小さい場合には、余剰な液状の表示媒体16や気泡が残ってしまい、表示ムラが発生するおそれがある。また、押圧力が0.7MPaより大きい場合には、隔壁15が潰れて、液状の表示媒体16を押し出しすぎてしまい、表示コントラストが低下するおそれがある。
また、2枚の基板を貼り合せるために、隔壁15と基板12または対向電極13bとの間や、シール部17と基板11または透明電極13aとの間に接着層を設けてもよい。
2−5.シール部形成工程
図4(e)にシール部形成工程を示す。図4(e)は、シール部形成用材料配置工程で配置されたシール部形成用材料17aを硬化させて、シール部17を形成している。シール部形成用材料17aを硬化させる方法としては、特に限定はなく、使用するシール部形成用材料17aの種類に応じて、公知の硬化方法を用いることができる。
2−6.切断工程
図4(f)に切断工程を示す。図4(f)は、駆動装置等と接続電極18とを接続するために、接続電極18が形成されている基板12と対向している基板11を切断して、接続電極18を露出させる。また、シール部17が配置されている位置に対応する基板11が切断され、切断された基板11が除去されている。
基板11を切断する方法としては、特に限定はなく、公知の方法を用いることができる。具体的には、カッターナイフ、打抜き、レーザー、超音波、スクライブを形成してスクライブに圧力を加えて切断する方法等が挙げられる。
2−7.洗浄工程
図4(g)に洗浄工程を示す。図4(g)は、貼り合せた基板11および基板12を洗浄して得られた反射型表示装置10を示す。
洗浄方法としては、特に限定されないが、具体的には、水、有機溶剤、洗剤等による洗浄、ワイパーによる拭取り等が挙げられる。
3.反射型表示装置の第2の製造方法
次に、図5(a)〜(e)を用いて、本実施形態の反射型表示装置10の第2の製造方法について説明する。第2の製造方法では、大型サイズの基板11および基板12を用いて、複数個の反射型表示装置10を一度に得ることができる。この製造方法により、一度に複数個の反射型表示装置10を得ることができるため、生産効率を向上させることができる。なお、図5(f)、(g)の工程以外は、第1の製造方法と同様であるため、詳細な説明は省略する。また、図5では、反射型表示装置10を断面から見た際に、基板11の透明電極13aが形成されている面または基板12の対向電極13bが形成されている面に平行な方向において、所望な情報を表示する表示領域21が2つ示されているが、これに限定されない。
まず、図5(a)に示すように、一方の面上に透明電極13aが形成された基板11に隔壁15を形成する(隔壁形成工程)。
次に、図5(b)に示すように、一方の面上に対向電極13bおよび接続電極18が形成された基板12にシール部形成用材料17aを配置する。基板12の一方の面上にシール部形成用材料17aが配置され、後述の貼合工程において基板11と基板12を貼り合せた際に、各々の表示領域21における各々の最外周にある隔壁15よりも外側にシール部17配置されるように、シール部形成用材料17aは配置される(シール部形成用材料配置工程)。
次に、図5(c)に示すように、透明電極13aが形成された基板11上に液状の表示媒体16を配置する(表示媒体配置工程)。
次に、図5(d)に示すように、基板11の隔壁15が形成されている面と基板12のシール部形成用材料17aが配置されている面とを互いに貼り合わせる(貼合工程)。
次に、図5(e)に示すように、シール部形成用材料配置工程で配置されたシール部形成用材料17aを硬化させて、シール部17を形成する(シール部形成工程)。
次に、図5(f)に示すように、基板11においてシール部17が配置されている位置を切断し、切断した基板11を除去する。次に、図5(g)に示すように、貼り合わされている基板11ごとに基板12を切断して、貼り合せた基板11および基板12を個片化する(切断工程)。
また、基板11および基板12を切断する方法としては、特に限定はなく、公知の方法を用いることができる。具体的には、カッターナイフ、打抜き、レーザー、超音波、ダイヤモンドカッターを用いたスクライブ法等が挙げられる。特に、基板が樹脂等の材料である場合には、カッターナイフ、打抜きといった方法を用いることが好ましい。また、基板がガラス等である場合には、ダイヤモンドカッターを用いたスクライバーで切断することが好ましい。
次に、図5(h)に示すように、貼り合せた基板11および基板12を洗浄して、反射型表示装置10を得る(洗浄工程)。
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明する。なお、本発明は以下の実施例で得られた内容のみには限定されない。
厚さ100μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(帝人・デュポン社製、テトロンK)を準備し、PETフィルムの一方の面上に透明電極として酸化インジウムスズ(ITO)を形成した。また、ITOはスパッタリング法により形成した。
次に、ITOを形成したPETフィルムに、厚さ30μmのネガ型のドライフィルムレジスト(デュポンMRCドライフィルムレジスト(株)製、リストンFXG2030)をラミネートして、100℃、1分間の条件で加熱し、露光マスクを使用して、500mJ/cm2の露光量で露光した。その後、1%の水酸化カリウム(KOH)水溶液を用いて現像を行い、200℃、60分間の条件で焼成することにより、隔壁を形成した。なお、PETフィルム上には、表示領域が複数になるように、多面付けで隔壁が形成されている。
一方、厚さ0.5mmの無アルカリガラス基板(日本電気硝子製、OA−10G)を第2基板とし、表示領域が複数になるように電極が形成されているTFTアレイを準備した。その後、TFTアレイの表示領域の外側、すなわち後述のPETフィルムとガラスを貼り合せた際に、PETフィルムに形成された各々の表示領域における各々の最外周の隔壁の外側に配置されるように、ディスペンサを用いて紫外線硬化性化合物(イーエッチシー(株)製、LCB−610)をTFTアレイに塗布した。
次に、以下の成分を有する液状の表示媒体を用い、ディスペンサから滴下し、スキージ(ニューロング製スキージ)にてスキージ処理し、PETフィルム上に液状の表示媒体を塗布した。
<表示媒体成分>
・二酸化チタン…60重量部
・分散液 …40重量部
次に、大気中にてPETフィルムに塗布した液状の表示媒体の上にガラス基板を配置し、重ね合わせて、所定の押圧力を付与し、PETフィルム上の液状の表示媒体を押し出しながらPETフィルムとガラス基板とを密着させた。ここで、所定の押圧力は、0.01MPa〜0.7MPaが好ましく、特に0.1MPa〜0.4MPaがより好ましい。
次に、貼り合せたPETフィルムおよびガラス基板に紫外線を照射して、紫外線硬化性化合物を硬化させてシール部を形成した。
次に、カッターナイフを用いたカッティングマシンにより、シール部が配置された位置に対応するPETフィルムを切断し、接続電極を露出するために当該接続電極上のPETフィルムを除去した。その後、ダイヤモンドカッターを用いたスクライバーにより、ガラス基板を割断し、個片化した。
次に、水洗シャワーにて貼り合せたPETフィルムおよびガラス基板の洗浄を行い、余剰な液状の表示媒体等を除去して、反射型表示装置を得た。
得られた反射型表示装置は、シール部より外側に液状の表示媒体は確認されず、接続電極が汚染されておらず、表示欠陥無く画像を表示させることができた。
10 反射型表示装置
11 第1基板
12 第2基板
13a 透明電極
13b 対向電極
14 セル
15 隔壁
16 液状の表示媒体
17 シール部
17a シール部形成用材料
18 接続電極
21 表示領域
171 第1シール部
172 第2シール部

Claims (3)

  1. 少なくとも一方が透明であり、各々電極が形成された2枚の基板と、
    前記2枚の基板間に設けられた隔壁と、
    前記隔壁により区画されたセル内に配置された液状の表示媒体と、
    前記隔壁のうち最外周にある隔壁より外側に設けられ、前記2枚の基板と接するシール部と、
    前記シール部より外側であり、前記2枚の基板のうち少なくとも一方の基板において少なくとも一方の面上に設けられた接続電極とを有し、
    前記最外周にある隔壁と前記シール部との間の空間に前記液状の表示媒体が配置されていることを特徴とする反射型表示装置。
  2. 前記2枚の基板のうち前記接続電極が形成されている基板と対向している基板の端から外側に前記シール部が突出していることを特徴とする請求項1に記載の反射型表示装置。
  3. 透明電極が形成された透明な一方の基板と対向電極および接続電極が形成された他方の基板との間に設けられた隔壁により区画されたセル内に少なくとも1種以上の電気応答性材料を含む表示媒体が封入されていて、2枚の基板間に所定の電界が与えられる際に前記表示媒体が所定の情報を表示する、反射型表示装置の製造方法であって、
    一方の基板または他方の基板に前記隔壁を形成する隔壁形成工程と、
    前記2枚の基板を貼り合せた際に、前記隔壁のうち最外周の隔壁の外側の位置となるように前記一方の基板または前記他方の基板にシール部形成用材料を配置するシール部形成用材料配置工程と、
    前記一方の基板または前記他方の基板に前記セルの容積を超える量の液状の表示媒体を配置する表示媒体配置工程と、
    前記表示媒体配置工程で配置した前記液状の表示媒体のうち前記セルの容積を超える余剰な前記液状の表示媒体を溢れ出させながら前記一方の基板と前記他方の基板とを貼り合せる貼合工程と、
    前記シール部形成用材料を硬化させてシール部を形成するシール部形成工程と、
    前記一方の基板または前記他方の基板における前記シール部が配置された位置を切断し、前記接続電極を露出させる切断工程と、
    貼り合わされた前記一方の基板または前記他方の基板を洗浄する洗浄工程とを有することを特徴とする反射型表示装置の製造方法。
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