JP2014078219A - 読み取りが1回だけ可能であることをnfcタグに実装する方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本明細書に記載の実施形態は、近接場通信に関し、より具体的には、安全な近接場通信の為に、タグの読み取りが1回だけ可能であることを推進することに関する。
【解決手段】読み取りが1回だけ可能であることが有効化されたタグが、データを要求する全ての読み取り器に対して暗号化データを提供する。受信されたデータを復号できるのは、固有アプリケーションを保有する、許可されている読み取り器だけである。データが復号されたら、許可されている読み取り器は、タグに読み取り済みのマーキングを施す。タグに「読み取り済み」のマーキングが施された後、タグは、どの読み取り器から更なるデータアクセス要求があっても、全て無効にする。更に、タグを再利用して、新規データを書き込むことが可能である。
【選択図】図3
【解決手段】読み取りが1回だけ可能であることが有効化されたタグが、データを要求する全ての読み取り器に対して暗号化データを提供する。受信されたデータを復号できるのは、固有アプリケーションを保有する、許可されている読み取り器だけである。データが復号されたら、許可されている読み取り器は、タグに読み取り済みのマーキングを施す。タグに「読み取り済み」のマーキングが施された後、タグは、どの読み取り器から更なるデータアクセス要求があっても、全て無効にする。更に、タグを再利用して、新規データを書き込むことが可能である。
【選択図】図3
Description
本明細書に記載の実施形態は、近接場通信に関し、より具体的には、安全な近接場通信の為に、タグの読み取りが1回だけ可能であることを推進することに関する。
近接場通信(Near Field Communication(NFC))は、NFC対応機器同士をタップするか、(例えば、数センチメートルまで)近づけることにより、それらの機器の間の無線通信の確立を支援する技術である。NFCの用途は、非接触トランザクション、データ交換、無線周波数識別(Radio Frequency Identification(RFID))タグ走査、モバイル決済など、多岐にわたる。更に、NFC対応送受話器を用いて、リアルタイムの旅行情報を閲覧したり、交通機関のチケットを購入したりできる。NFC通信の基本原理は、磁気誘導である。読み取り器が小電流を放射すると、磁場が発生し、この磁場が、データを交換しようとしているNFC対応機器同士の間の物理空間を橋渡しする。この磁場は、クライアント機器内の同様なコイルによって受信され、クライアント機器において電気インパルスに戻されて、データ(例えば、識別番号、ステータス情報、又は他の任意の情報)が伝達される。
NFCシステムでは、タグは、複数の分類モードを有する。分類モードの1つは、電源に基づく。電源に基づいて、タグは、アクティブモード、又はパッシブモード、又はバッテリ支援パッシブモードに分類される。アクティブモードのタグは、自前の電源(バッテリでよい)を保有する。パッシブタグは、電源を全く保有せず、アクティブな電源機器(読み取り器)からのエネルギで動作する。バッテリ支援アクティブタグは、パッシブタグと同様に動作するが、バッテリの支援を受けて、より長い読み取り距離をサポートし、又、タグが読み取り器から独立して動作することを支援する。
NFCタグの別の分類は、NFCフォーラムのタイプ別タグ動作仕様(NFC Forum Type Tag Operation Specifications)に基づく。この観点では、NFCフォーラムは、NFCタグを4つのグループに分類する。これらは、それぞれ、タイプ1、タイプ2、タイプ3、及びタイプ4である。更に、各タグタイプは、読み書きの機能性及び特性が異なってよい。例えば、タイプ1及びタイプ2は、読み取り機能と再書き込み機能とを有する。更に、ユーザは、タグを、読み取り専用となるように構成できる。タイプ3及びタイプ4は、製造元によって、読み取り及び再書き込み可能、又は読み取り専用のいずれかに事前構成される。更に、各タイプのタグは、製品が構築されるプラットフォームに基づいて、異なる製品間で互換性があってよい。更に、タグのメモリサイズは、タグのタイプに基づいて様々であってよい。
既存のNFCベースの通信システムの不利点は、タグの読み取りが、その多数の関係するアプリケーションによって複数回可能であるにもかかわらず、回収できるのは読み取り器での1回のみである点である。このことは、結果として顧客体験を悪化させる可能性がある。特に、タグが、(クーポン配布や購入に付随するギフトのような)1回だけ使用される用途の為に設計される場合である。小売りの分野では、NFCタグを、多くのそのような、1回だけ使用する用途に使用することが必要とされる可能性がある。
NFCでの安全なデータ伝送の既存の方法の1つは、NFCタグに格納されたデータを暗号化するプロセスを開示している。これを行う為に、このシステムは、データの追加セクションをTLVメッセージフレーム内に確保し、これが、読み取り器及びポーリングデバイスの両方に知られている任意の好適な暗号化メカニズムにより暗号化される。この方法の不利点は、その暗号化メカニズムを知っているハッカーがいた場合には、データの安全性が依然として危うい状態でありうる点である。
本明細書に記載の実施形態は、図面を参照しながら以下の詳細説明を読むことにより、よりよく理解されるであろう。
本明細書に記載の実施形態、並びにそれらの実施形態の様々な特徴及び有利な細部について、添付図面に図示され、以下の記載において詳述されている、非限定的な実施形態を参照しながら、より詳細に説明する。本明細書に記載の実施形態を不必要に曖昧にしない為に、周知の構成要素及び処理技術の説明は省略する。本明細書において用いられている実施例が意図しているのは、本明細書に記載の実施形態を実施しうる方法の理解を促進すること、更には、本明細書に記載の実施形態を当業者が実施することを可能にすることに過ぎない。従って、それらの実施例は、本明細書に記載の実施形態の範囲を限定するものとして解釈されてはならない。
本明細書に記載の実施形態は、読み取りが1回だけ可能なNFCタグを実装するプロセスを、そのメカニズムを提供することにより開示する。以下、図面(具体的には、図1から図3)を参照すると、実施形態が示されており、これらの図面を通して、類似の参照符号は、対応する特徴を一貫して表している。
図1は、本明細書に記載の実施形態において開示されているNFCアーキテクチャの全体ブロック図を示している。本システムは、NFC読み取り器(読み取り器)101及びNFCタグ102を含む。一実施形態では、本NFCシステムは、タグからのデータ読み取りが1回だけ可能であることをサポートする。読み取り器101は、専用のNFC読み取り機器であってよく、或いは、NFC機能が装備された任意の機器(例えば、携帯電話)であってもよい。NFCタグは、少量の情報を格納することが可能であり、この情報は、1つ以上のアクティブなNFC機器に転送されることが可能である。タグ102は、パッシブタグであってよく、アクティブな機器(読み取り器101であってよい)から電源をとることにより、起動可能である。更に、タグ102は、情報を読み取り器101に転送する。このメカニズムでは、情報は、タグ102に格納され、任意の好適な暗号化方式を用いて暗号化される。読み取り器101が情報を要求すると、タグ102は、その情報を読み取り器101に提供する。読み取り器101は、受信した情報へのアクセスを許可されている場合のみ、その情報を復号することが可能であってよい。許可されている読み取り器101は、タグ102から受信したデータを復号して情報を取り出す為の固有アプリケーションを保有してよい。読み取り器101は、受信したデータを復号することが可能であれば、受信したデータに含まれる情報を取り出すことが可能である。更に、読み取り器101は、タグ102に「読み取り済み」のマーキングを施すか、タグデータに対して、しかるべき上書きを行う。読み取り器101は、タグに読み取り済みのマーキングを施すことを、メッセージフォーマット内の特定のフィールドの値を事前設定された値に編集/設定することにより、実施することが可能である。タグ102に「読み取り済み」のマーキングが施された後は、読み取り器101は、メッセージフォーマット内の別のフィールドの値を事前定義された値に設定することも可能である。例えば、読み取り器101は、特定のフィールドの値を「ゼロ」に設定することが可能であり、或いは、このフィールドに「無効データ」を書き込むことが可能である。この特定のフィールドにそのような値が設定された後は、タグ102は、元の情報(即ち、許可されている読み取り器に1回送信された情報)を、その情報を要求している他のどの読み取り器101にも送信することができない。
タグ102は、再書き込み可能/再利用可能であってよい。即ち、このタグが使用され、読み取り済みのマーキングが施された後に、このタグの特性/タイプに応じて、しかるべきアプリケーションによって新規データの書き込みに使用可能である。更に、タグ102は、許可されているアプリケーションを有する読み取り器101によるデータ読み取り試行の回数、タグ102にある情報へのアクセスを試行した読み取り器101の資格情報などに関する情報を保持することが可能であってもよく、これらの情報は、アクセス試行中に読み取り器101によってタグ102に書き込まれる。この情報は、タグ102に格納されてよく、ユーザが好適なフォーマットでアクセスすることが可能であってよい。
図2は、本明細書に記載の実施形態において開示されている、TLVデータのメッセージ構造を示している。タグ・長さ・値(Tag Length Value(TLV))は、符号化されて読み取り器101に送信されるべきNFCデータ交換フォーマット(NFC data Exchange Format (NDEF))を含むことが可能である。NDEFは、NFC機器用の共通データフォーマットである。更に、NDEFメッセージは、複数のNDEFレコードを含むことが可能である。TLVデータは、データ又は特定メッセージの開始及び終了を示すフラグを含むことが可能である。例えば、ターミネータTLVは、データ領域中の最後のTLVブロックを示すことが可能である。同様に、NDEFメッセージ内の先頭のレコードは、メッセージ開始フラグでマーキングされてよく、NDEFメッセージ内の末尾のレコードは、メッセージ終了フラグでマーキングされてよい。更に、レコードは、NDEFメッセージ内でのペイロードを搬送する単位である。
更に、各レコードは、送信されるべきペイロード情報を、対応するヘッダとともに収容する。ペイロード情報及びヘッダ情報に加えて、NDEFメッセージは、専用のOTR情報フィールドを含む。OTR(読み取りが1回だけ可能(One Time Readable))フィールドは、更に、上位ニブル及び下位ニブルを含むことが可能である。上位ニブル情報は、タグのタイプを表すことが可能であり、下位ニブル情報は、タグの状態を表すことが可能である。ここで、タグのタイプ情報は、タグが、読み取りが1回だけ可能であることに対応しているかどうかを示し、タグの状態情報は、タグの情報が既に読み取られたかどうかを示す。例えば、OTRフィールドの上位ニブル値0001bは、読み取りが1回だけ可能であることにそのタグが対応していることを示すことが可能であり、OTRフィールドの上位ニブル値0000bは、読み取りが1回だけ可能であることにそのタグが対応していないことを示すことが可能である。同様に、OTRフィールドの下位ニブル値0001bは、そのタグがまだ読み取られていないことを示すことが可能であり、OTRフィールドの下位ニブル値0000bは、そのタグが既に読み取られたことを示すことが可能である。
レコードブロックのそれぞれにおけるヘッダフィールドは更に、3つのフィールド、即ち、「識別子」、「長さ」、及び「タイプ」の各フィールドを含む。「長さ」フィールドの値は、その特定のレコードにカプセル化されているペイロードの長さを示す。このペイロードの長さの値は、ペイロードの長さ/サイズに応じて様々であってよい。例えば、ペイロードの長さは、短いレコードの場合は1オクテットであってよく、通常のレコードの場合は4オクテットであってよい。「タイプ」フィールドは、そのレコードのペイロードで搬送されているデータのタイプを示す。受信側アプリケーションは、この情報を用いて、そのデータタイプに適応させるべき処理メカニズムを決定することが可能である。更に、先頭レコードデータのタイプは、NDEFメッセージ全体のタイプを表すので、メッセージ全体に対する処理コンテキストを提供することが可能である。更に、「識別子」フィールドの情報は、省略可能情報であってよく、任意の特定のNDEFレコード内で搬送されるペイロードをユーザアプリケーションが識別することを可能にする情報であってよい。ペイロード識別子は、特定のレコードへの参照として動作することが可能である。
図3は、フロー図を示しており、このフロー図は、本明細書に記載の実施形態において開示される、読み取りが1回だけ可能であるタグのメカニズムを有効化するプロセスに含まれる各種ステップを示している。特定のタグ102において、読み取りが1回だけ可能であることが有効化されると、許可されている1つの読み取り器101がタグ102の情報を1回だけ取り出すことが可能になり、取り出した後、タグ102は、更なる読み取りサイクルを全て無効にする。一実施形態では、許可されている読み取り器が、タグ102から受信されたデータを復号する固有アプリケーションを保有する読み取り器である。
タグ102は、読み取り器101からデータ要求を受信すると(301)、データが既に読み取られているかどうかをチェックする(302)。タグ102は、データが既に読み取られているかどうかのチェックを、NDEFメッセージヘッダ内の特定のフィールド(OTR情報)の値をチェックすることによって行うことが可能である。一実施形態では、許可されている読み取り器101にデータが与えられて、その許可されている読み取り器101がそのタグに「読み取り済み」のマーキングを施すと、タグ102は、どの読み取り器101から更なるデータ要求があっても、これらを全て無効にする(303)。即ち、タグ102は、元の情報を要求する他の全ての読み取り器101に元の情報を提供することができなくなる。タグ102に「読み取り済み」のマーキングが施されていない場合、タグ102は、タグ102内に存在するデータを、そのデータの要求元である読み取り器101に提供する(304)。
一実施形態では、タグ102にあるデータは、好適な符号化方式を用いて符号化されてよく、許可されている読み取り器101(即ち、必要な固有アプリケーションを保有する読み取り器)だけが、受信された符号化データを復号して情報を取り出すことが可能であってよい。読み取り器101は、許可されている場合には、受信された符号化情報を復号することにより、情報を取り出す(306)。情報が取り出されると、読み取り器101は、タグ102に「読み取り済み」のマーキングを施す(307)。一実施形態では、タグ102に「読み取り済み」のマーキングを施すことは、タグ102に格納されている、メッセージフォーマット内の特定のフィールドを、読み取り器101で、所定のフォーマット又は所定の値に編集/設定することにより、可能である。別の実施形態では、タグが既に読み取られているかどうかを示すフィールドは、フラグであってよく、このフラグは、読み取り器101によって適切に設定されてよい。更に、「読み取り済み」のマーキングが施されたタグは、どの読み取り器101にも情報を提供できず、どの読み取り器101から更なるデータアクセス要求があっても、全て無効にする(303)ことが可能である。
読み取り器101が許可されていない場合、即ち、読み取り器101が固有アプリケーションを保有していない場合、読み取り器は、受信された符号化データを復号することによって情報を取り出すことができないことになる。この場合、読み取り器101は、データ要求を打ち切る(308)。
一実施形態では、特定のタグ102に対して読み取り試行が行われた回数についての情報を、許可されている読み取り器101が追跡することが可能であってよく、これは、データアクセスを試行する読み取り器101によってタグ102に書き込まれた特定の情報をチェックすることにより、可能であってよい。データアクセスを試行する、許可されている各読み取り器101は、そのフィンガープリントをタグ102に書き込むことが可能である。読み取り器101のフィンガープリントは、読み取り器101に関連付けられた何らかの一意のID(例えば、モバイル機器などのIMEIと、他の情報(日付、時刻など)との組み合わせ)を表すものであってよい。更に、この情報を用いて、タグ102に格納されている情報へのアクセスを試行した読み取り器の詳細をチェックすることが可能である。
別の実施形態では、特定のタグ102に対して読み取り試行が行われた回数についての情報を、許可されている読み取り器101がカウンタメカニズムを用いて追跡することが可能であってよい。このプロセスでは、タグ102に格納されている情報が、許可されている読み取り器101によって読み取られて、タグ102に「読み取り済み」のマーキングが施された時点でカウンタが起動される。その後、許可されているどの読み取り器101からでもアクセス試行があるたびに、カウンタ値が更新される。このカウンタ値は、許可されているどの読み取り器101からでもチェックすることが可能であり、これによって、タグ102に対して行われたデータアクセス試行の回数を確認することが可能である。
方法300における各種アクションは、説明されている順序で実行してよく、別の順序で実行してもよく、同時に実行してもよい。更に、実施形態によっては、図3に列挙されているアクションの一部を省略してもよい。
本明細書に開示の実施形態は、少なくとも1つのハードウェア機器で実行されて、ネットワーク要素を制御するネットワーク管理機能を実施する、少なくとも1つのソフトウェアプログラムにより、実装可能である。図2に示された各ネットワーク要素は、ブロックを含み、これらのブロックは、ハードウェア機器、又はハードウェア機器とソフトウェアモジュールとの組み合わせの少なくとも一方であってよい。
上述の、特定実施形態についての説明は、他者が、現在の知識を適用することにより、そのような特定実施形態に対し、一般概念から逸脱することなく、各種用途向けに容易に修正及び/又は適応を施すことが可能であるように、本明細書に記載の実施形態の一般的性質を完全に明らかにするものであり、従って、そのような適応及び修正は、本開示の実施形態の等価物の意味及び範囲の中で理解されるべきであり、そのように理解されることを意図したものである。本明細書において用いられた言い回しや術語は、限定ではなく説明を目的としたものであることを理解されたい。従って、本明細書に記載の実施形態は、好ましい実施形態に関して説明されているが、当業者であれば理解されるように、本明細書に記載の実施形態は、本明細書に記載の特許請求の範囲の趣旨及び範囲の中で修正して実施することが可能である。
Claims (16)
- 近接場通信(NFC)タグと通信する方法であって、
前記NFCタグが、許可されているNFC読み取り器からデータ要求を受信したときに、前記NFCタグ内に存在するデータが読み取り済みかどうかをチェックするステップと、
前記NFCタグ内に存在するデータが読み取り済みではない場合に、前記NFCタグが前記NFC読み取り器に前記データを提供するステップと、
前記NFC読み取り器が前記データを復号したときに、前記NFC読み取り器が前記NFCタグのステータスを読み取り済みに設定するステップであって、前記ステータスは、前記NFCタグの読み取りがもうできないことを示している、前記ステップと、
を含む方法。 - 前記NFCタグは、前記データの読み取りが試行された場合に、前記NFCタグが読み取り済みかどうかのチェックを、前記データ中の「読み取りが1回だけ可能(One Time Readable(OTR))」フィールドに存在する値をチェックすることにより行う、請求項1に記載の方法。
- 前記NFCタグは、前記NFCタグが読み取り済みかどうかのチェックを、前記データ中のフラグのステータスをチェックすることにより行う、請求項1に記載の方法。
- 前記NFC読み取り器が前記NFCタグのステータスを読み取り済みに設定する前記ステップは、前記NFCタグ内の前記データ中の前記「読み取りが1回だけ可能(OTR)」フィールドを所定値に設定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記NFC読み取り器が前記NFCタグのステータスを読み取り済みに設定する前記ステップは、前記NFCタグ内の前記フラグを設定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記NFCタグのステータスが読み取り済みに設定されている場合に、前記NFCタグがNFC読み取り器にデータを提供しないステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
- 前記NFCタグが、前記NFCタグに対してデータ要求を行ったNFC読み取り器のフィンガープリントを記録するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
- 前記NFCタグが、前記NFCタグに対して読み取り試行が行われた回数を追跡するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
- 近接場通信(NFC)タグであって、
前記NFCタグが、NFC読み取り器からデータ要求を受信したときに、前記NFCタグ内に存在するデータが読み取り済みかどうかをチェックするステップと、
前記NFCタグ内に存在するデータが読み取り済みではない場合に、前記NFCタグが前記NFC読み取り器に前記データを提供するステップと、
前記NFC読み取り器から通知を受信したときに、前記NFCタグのステータスを読み取り済みに設定するステップであって、前記ステータスは、前記NFCタグの読み取りがもうできないことを示している、前記ステップと、
を行うように構成されたNFCタグ。 - 前記NFCタグが読み取り済みかどうかのチェックを、前記データ中の「読み取りが1回だけ可能(OTR)」フィールドに存在する値をチェックすることにより行うように構成された、請求項9に記載のNFCタグ。
- 前記NFCタグが読み取り済みかどうかのチェックを、前記データ中のフラグのステータスをチェックすることにより行うように構成された、請求項9に記載のNFCタグ。
- ステータスを読み取り済みに設定する前記ステップを、前記NFCタグ内の前記データ中の前記「読み取りが1回だけ可能(OTR)」フィールドを所定値に設定することにより行うように構成された、請求項9に記載のNFCタグ。
- ステータスを読み取り済みに設定する前記ステップを、前記NFCタグ内の前記フラグを設定することにより行うように構成された、請求項9に記載のNFCタグ。
- 前記NFCタグのステータスが読み取り済みに設定されている場合は、データをNFC読み取り器に提供しないように構成された、請求項9に記載のNFCタグ。
- 前記NFCタグに対してデータ要求を行ったNFC読み取り器のフィンガープリントを記録するように構成された、請求項9に記載のNFCタグ。
- 前記NFC読み取り器により、前記NFCタグに対して読み取り試行が行われた回数を追跡するように構成された、請求項9に記載のNFCタグ。
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