JP2014078147A - 放火威嚇装置および放火威嚇方法 - Google Patents

放火威嚇装置および放火威嚇方法 Download PDF

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昌彦 堀
Kenji Omata
謙二 小俣
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Abstract

【課題】不審者に対して不快感情ないしは嫌悪感情を喚起させるような、効果的な威嚇音を発生させることのできる放火威嚇装置および放火威嚇方法を得る。
【解決手段】所定の監視範囲に不審者が侵入したことを検知するセンサ出力に基づいて、不審者に対して所望の威嚇音を生成する制御部(11)と、制御部(11)で生成された威嚇音を所望の音圧レベルで音響出力する音響出力部(12)とを備え、制御部(11)は、ピンクノイズに基づく音信号として所望の威嚇音を生成するとともに、生成した所望の威嚇音を、所望の音圧レベルとして80dB以上となるようにして、音響出力部(12)を介して出力させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、人感センサ等により所定の監視範囲内に不審者を検出した際に、不審者による放火を未然に防止する目的で、不審者を威嚇するための警報(威嚇音)を出力する放火威嚇装置および放火威嚇方法に関する。
一般住宅用途の簡易型の防犯装置として、人感センサが所定の監視範囲内の人体から放射される熱線を検知して人の存否を検出すると、スピーカから威嚇や警告や報知のための音(以下、威嚇音と総称する)を出力する従来技術がある(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の防犯装置は、不審者(侵入者)に対しては、威嚇音による威嚇効果を発揮できるとともに、威嚇音が周囲への迷惑にならないような配慮がなされている。
特開2005−301355号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
従来の防犯装置に用いられる威嚇音としては、周波数2kHzや4kHzといった、人が聞きやすい周波数帯の音を、継続または断続して提示するものが多い。しかしながら、このような周波数帯の威嚇音を用いる場合には、侵入しようとする不審者が威嚇音に慣れてしまうという問題があった。
従って、不審者による放火を未然に防止するためには、単に威嚇音を発生させるだけではなく、不審者に対して不快感情ないしは嫌悪感情を喚起させるような、効果的な威嚇音を発生させることが重要となってくる。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、不審者に対して不快感情ないしは嫌悪感情を喚起させるような、効果的な威嚇音を発生させることのできる放火威嚇装置および放火威嚇方法を得ることを目的とする。
本発明に係る放火威嚇装置は、所定の監視範囲に不審者が侵入したことを検知するセンサ出力に基づいて、不審者に対して所望の威嚇音を生成する制御部と、制御部で生成された威嚇音を所望の音圧レベルで音響出力する音響出力部とを備えた放火威嚇装置であって、制御部は、ピンクノイズに基づく音信号として所望の威嚇音を生成するとともに、生成した所望の威嚇音を、所望の音圧レベルとして80dB以上となるようにして、音響出力部を介して出力させるものである。
また、本発明に係る放火威嚇方法は、制御部および音響出力部を備えた放火威嚇装置に用いられる放火威嚇方法であって、制御部において、所定の監視範囲に不審者が侵入したことを検知するセンサ出力に基づいて、不審者に対して所望の威嚇音を生成する際に、ピンクノイズに基づく音信号として所望の威嚇音を生成する生成ステップと、生成ステップで生成された所望の威嚇音を、所望の音圧レベルとして80dB以上となるようにして、音響出力部を介して出力する出力ステップとを備えるものである。
本発明に係る放火威嚇装置および放火威嚇方法によれば、ピンクノイズを用いた威嚇音を採用するとともに、所定の音圧レベル以上で音響出力して、不審者に対して生理的に不快な音を提示することにより、不審者に対して不快感情ないしは嫌悪感情を喚起させるような、効果的な威嚇音を発生させることのできる放火威嚇装置および放火威嚇方法を得ることができる。
本発明の実施の形態1における放火威嚇装置の構成図である。
以下、本発明の放火威嚇装置および放火威嚇方法の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
まず始めに、本発明で採用するピンクノイズ、およびこのピンクノイズとの対比としてのホワイトノイズについて、説明する。
ホワイトノイズ(白色雑音:white noise)とは、あらゆる周波数成分のエネルギーを一様に含むものであり、単位周波数帯域(1Hz)に含まれる成分の強さが周波数に無関係で一定となるものである。その一方で、オクターブバンドパスフィルターで測定したオクターブごとのエネルギーは、高い周波数に行くにつれて大きくなるものである。
これに対して、本願で採用するピンクノイズ(1/f雑音:pink noise)とは、ホワイトノイズに−3dB/octの低域通過フィルタを通したものに相当し、高い周波数帯域に行くにつれてエネルギーが右下がりとなるもの(すなわち、周波数に反比例して強度が変化するもの)である。その一方で、オクターブバンドパスフィルターで測定したオクターブごとのエネルギーは、均一となる特性を有している。
さらに、ピンクノイズは、通常、暗騒音として扱われる音であるが、大音量とすることによって聞き慣れない音となる。さらに、人が聞き取り易い周波数帯を中心周波数とすることで、聞き取り易い音響になるという効果も得られる。
上述したように、ピンクノイズは、オクターブごとのエネルギーが均一となる特性を有している。そこで、本願発明では、ピンクノイズに対してある特定の1オクターブの周波数帯のエネルギーだけを取り出した信号として、オクターブバンドノイズを威嚇音として採用することで、さらなる効果を得ている。
人間の可聴域のうち、最も感度が良い(よく聞き取れる)範囲は、2kHz〜4kHzである。そこで、中心周波数が2kHz、または4kHzのオクターブバンドノイズを威嚇音として採用することで、より効果的に威嚇音を聞かせることが可能となる。さらに、一例として80dB以上の大音量とすることによって、威嚇音を聞き慣れない音とすることができる。
図1は、本発明の実施の形態1における放火威嚇装置の構成図である。本実施の形態1における放火威嚇装置10は、制御部11および音響出力部12を備えて構成されている。そして、放火威嚇装置10の外部には、所定の監視範囲内にいる人体から放射される熱線を検知して人の存否を検出する人感センサ1が設けられている。この人感センサ1は、例えば、不審者の存在の有無を検出するための所定の監視範囲に設定される。
そして、制御部11は、人感センサ1の検出結果を読み取ることで、所定の監視範囲内に不審者が存在するか否かを判断することができる。なお、制御部11は、あらかじめ決められた所定の時間帯(すなわち、本来は、人が存在しないはずの時間帯)において、人感センサ1により人の存在を検出した際に、不審者と判断することもできる。
不審者が存在すると判断した場合には、次に、制御部11は、所望の威嚇音を生成する。より具体的には、制御部11は、上述したように、ピンクノイズに基づく音信号として、所望の威嚇音を生成する。また、制御部11は、人間の可聴域のうち、最も感度が良い範囲の威嚇音とするために、中心周波数が2kHz、または4kHzであるオクターブバンドノイズを、所望の威嚇音として生成することもできる。
さらに、制御部11は、生成した威嚇音を、音響出力部12を介して、80dB以上の音圧レベルとして外部に出力することで、不審者に対する威嚇を行う。ここで、放火威嚇装置10から出力される威嚇音は、ピンクノイズに基づく大音量の音響出力とすることで聞き慣れない音となる。さらに、中心周波数が2kHz、または4kHzであるオクターブバンドノイズで構成される威嚇音とすることで、人間の可聴域のうち、最も感度が良い範囲の周波数を備えた音響出力を得ることができる。
この結果、不審者が威嚇音に慣れてしまうことはなく、不審者に対して不快感情ないしは嫌悪感情を喚起させるような、効果的な威嚇音を発生させることのできる放火威嚇装置を実現できる。
なお、上述した威嚇音は、従来技術と同様に、継続または断続して提示することが可能である。
以上のように、実施の形態1によれば、ピンクノイズに基づく音信号としての威嚇音を、所定の音圧レベル以上で出力することで、不審者を威嚇している。この結果、不審者に対して不快感情ないしは嫌悪感情を喚起させるような、効果的な威嚇音を発生させることができ、放火を未然に防止することが可能となる。
さらに、中心周波数が2kHz、または4kHzであるオクターブバンドノイズで構成される音信号としての威嚇音とすることで、人間の可聴域のうち、最も感度が良い範囲の周波数を備えた音響出力を生成することができる。この結果、より効果的な威嚇音を用いて、不審者の威嚇を行うことができる。
また、ピンクノイズを採用することで、オクターブごとのエネルギーは、均一となるため、中心周波数が2kHz、または4kHzであるオクターブバンドノイズのエネルギーは、同じとなる。従って80dB以上の音圧レベルへの変換を、中心周波数の値に依存せずに、均一に行うことができる。
なお、上述した実施の形態1では、不審者を威嚇するために、音響出力を用いる場合について説明した。しかしながら、本発明は、音響出力とともに、フラッシュライト等の光出力を併用することで、不審者を威嚇する効果を高めることも可能である。この場合、フラッシュライトを光らせるタイミングを、音響出力のタイミングと一致させないようにする(意図的にずらす)ことで、不審者が慣れてしまうことを防止し、威嚇音と威嚇光を併用して、より効果的に不審者を威嚇することが可能となる。
1 人感センサ、10 放火威嚇装置、11 制御部、12 音響出力部。

Claims (3)

  1. 所定の監視範囲に不審者が侵入したことを検知するセンサ出力に基づいて、前記不審者に対して所望の威嚇音を生成する制御部と、
    前記制御部で生成された前記威嚇音を所望の音圧レベルで音響出力する音響出力部と
    を備えた放火威嚇装置であって、
    前記制御部は、ピンクノイズに基づく音信号として前記所望の威嚇音を生成するとともに、生成した前記所望の威嚇音を、所望の音圧レベルとして80dB以上となるようにして、前記音響出力部を介して出力させる
    ことを特徴とする放火威嚇装置。
  2. 請求項1に記載の放火威嚇装置において、
    前記制御部は、ピンクノイズに基づいて、中心周波数が2kHzまたは4kHzであるオクターブバンドノイズの音信号として前記所望の威嚇音を生成する
    ことを特徴とする放火威嚇装置。
  3. 制御部および音響出力部を備えた放火威嚇装置に用いられる放火威嚇方法であって、
    前記制御部において、所定の監視範囲に不審者が侵入したことを検知するセンサ出力に基づいて、前記不審者に対して所望の威嚇音を生成する際に、ピンクノイズに基づく音信号として前記所望の威嚇音を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップで生成された前記所望の威嚇音を、所望の音圧レベルとして80dB以上となるようにして、前記音響出力部を介して出力する出力ステップと
    を備えたことを特徴とする放火威嚇方法。
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