JP2014076244A - 照明機能付きの棺 - Google Patents
照明機能付きの棺 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014076244A JP2014076244A JP2012226970A JP2012226970A JP2014076244A JP 2014076244 A JP2014076244 A JP 2014076244A JP 2012226970 A JP2012226970 A JP 2012226970A JP 2012226970 A JP2012226970 A JP 2012226970A JP 2014076244 A JP2014076244 A JP 2014076244A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- coffin
- side direction
- light source
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Abstract
【課題】 遺体の顔だけではなく全体を、蓋を取り外すことなく見ることができ、また遺体を綺麗に見せることができるようにする。
【解決手段】 上面開口状の棺本体1と、この棺本体1の開口状の上面を閉塞する蓋2とで形成する。蓋2を透明状に形成する。この蓋2の裏面に、棺本体1に納められている遺体3を照明するための光源4を設ける。棺本体1を浅底状に形成する。また蓋2は、棺本体1の周壁に連なる垂直状の周壁部2aを備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】 上面開口状の棺本体1と、この棺本体1の開口状の上面を閉塞する蓋2とで形成する。蓋2を透明状に形成する。この蓋2の裏面に、棺本体1に納められている遺体3を照明するための光源4を設ける。棺本体1を浅底状に形成する。また蓋2は、棺本体1の周壁に連なる垂直状の周壁部2aを備えている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、棺に関し、更に詳しくは遺体を綺麗に見せることができるよう形成した照明機能付きの棺に関するものである。
従来、ランプを備えた棺としては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。
この特許文献1に記載の従来品は、棺の蓋の裏面に紫外線ランプが設けられ、蓋が閉じられると棺内の電源ボックスから紫外線ランプに通電し、蓋が開けられると通電を遮断するよう形成されている。
この特許文献1に記載の従来品は、棺の蓋の裏面に紫外線ランプが設けられ、蓋が閉じられると棺内の電源ボックスから紫外線ランプに通電し、蓋が開けられると通電を遮断するよう形成されている。
この従来品は、遺体の体液等に含まれる病原菌を滅菌して、二次感染を防ぐためのものである。そのため、ランプは紫外線ランプであり、蓋は遺体の顔に対応する部分に窓が形成されているだけであった。
而して、近時、例えばエンバーミングの技術等が向上したこともあり、遺体を納棺した後でも、蓋を一々取り外すことなく遺体を見たい、という遺族の要望が多い。
しかるに、従来品は、上記の通り、一旦、蓋をすると、窓から遺体の顔を見ることができるだけであり、またランプは衛生対策が目的のため、遺体を綺麗に見せる、という機能を有するものではなかった。
本発明は、このような従来の実情に鑑み、提案されたものである。
従って、本発明の解決しようとする技術的課題は、遺体の顔だけではなく全体を、蓋を取り外すことなく見ることができ、また遺体を綺麗に見せることができるよう形成した照明機能付きの棺を提供することにある。
従って、本発明の解決しようとする技術的課題は、遺体の顔だけではなく全体を、蓋を取り外すことなく見ることができ、また遺体を綺麗に見せることができるよう形成した照明機能付きの棺を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち、本発明は、図1等に示されるように、上面開口状の棺本体1と、この棺本体1の開口状の上面を閉塞する蓋2とで形成されている棺であって、上記の蓋2が透明状に形成され、この蓋2の裏面に棺本体1に納められている遺体3を照明するための光源4が設けられ、棺本体1が浅底状に形成されていると共に、この棺本体1の周壁に連なる垂直状の周壁部2aを、蓋2が備えて形成されていることを特徴とする(請求項1)。
即ち、本発明は、図1等に示されるように、上面開口状の棺本体1と、この棺本体1の開口状の上面を閉塞する蓋2とで形成されている棺であって、上記の蓋2が透明状に形成され、この蓋2の裏面に棺本体1に納められている遺体3を照明するための光源4が設けられ、棺本体1が浅底状に形成されていると共に、この棺本体1の周壁に連なる垂直状の周壁部2aを、蓋2が備えて形成されていることを特徴とする(請求項1)。
本発明の場合、棺の形状や材質は自由である。光源4としては、例えば発光ダイオード(LED)や蛍光灯、白熱電球等がある。
而して、この場合、本発明は、図1等に示されるように、光源4が、矩形の蓋2の短辺方向の中央位置に、蓋2の長辺方向に沿って設けられているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、遺体3の全体を効率良く照明でき、また棺の長辺方向の両側から遺体3を見易くなるからである。
なぜならこれによると、遺体3の全体を効率良く照明でき、また棺の長辺方向の両側から遺体3を見易くなるからである。
またこの場合、本発明は、蓋2の上面部2bが、長辺方向の全長にわたって平面状に形成されている天面部2b1と、この天面部2b1の両側に長辺方向の全長にわたって天面部2b1から下り傾斜状に形成されている傾斜面部2b2とで形成されているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、蓋2の上に守り刀等を置くことができ、しかも傾斜面部2b2を介して棺の長辺方向の両側から遺体3を見易くなるからである。
なぜならこれによると、蓋2の上に守り刀等を置くことができ、しかも傾斜面部2b2を介して棺の長辺方向の両側から遺体3を見易くなるからである。
本発明は、このように蓋が透明状に形成され、この蓋の裏面に、棺本体に納められている遺体を照明するための光源が設けられ、棺本体が浅底状に形成されていると共に、この棺本体の周壁に連なる垂直状の周壁部を蓋が備えて形成されているものである。
従って、本発明の場合は、遺体が浅底状の棺本体から露出され易くなる。
また本発明は、棺本体が浅底状でも、蓋が垂直状の周壁部を備えているから、この周壁部で棺の高さをカバーできる。
それ故、本発明は、遺体の収納機能を有しながら、蓋を一々取り外すことなく蓋をしたまま遺体を楽に見ることができる。
また本発明は、光源からの光で遺体を照明できる。
従って、これによれば、遺体を見え易くでき、遺体を綺麗に見せることができる、という利点がある。
また本発明は、棺本体が浅底状でも、蓋が垂直状の周壁部を備えているから、この周壁部で棺の高さをカバーできる。
それ故、本発明は、遺体の収納機能を有しながら、蓋を一々取り外すことなく蓋をしたまま遺体を楽に見ることができる。
また本発明は、光源からの光で遺体を照明できる。
従って、これによれば、遺体を見え易くでき、遺体を綺麗に見せることができる、という利点がある。
以下、本発明を実施するための好適な一実施形態を、添付図面に従って説明する。
本発明は、図1等に示されるように、上面開口状の棺本体1と、この棺本体1の開口状の上面を閉塞する蓋2とで形成されている。
本発明は、図1等に示されるように、上面開口状の棺本体1と、この棺本体1の開口状の上面を閉塞する蓋2とで形成されている。
棺本体1は、長方形状の底板1aと、この底板1aの両長辺側に設けられている前後の側板1bと、底板1aの両短辺側に設けられている左右の側板1cとで矩形状に形成されている。また棺本体1は、前後の側板1bと左右の側板1cの高さが低く選定され、浅底状に形成されている。
また本発明の場合、上記の蓋2は、透明状に形成されている。蓋2の材質は、この実施形態ではアクリル樹脂材である。蓋2は、棺本体1の側板1b、1cでなる周壁と連なる垂直状の周壁部2aを備えて形成されている。
また蓋2の上面部2bは、長辺方向の全長にわたって平面状に形成されている天面部2b1と、この天面部2b1の両側に長辺方向の全長にわたって天面部2b1から下り傾斜状に形成されている傾斜面部2b2とで形成されている。
なお、蓋2は、その短辺方向の両側面2cの下部に、把手2dが左右一対状形成されている。
なお、蓋2は、その短辺方向の両側面2cの下部に、把手2dが左右一対状形成されている。
また本発明品は、蓋2の裏面に、棺本体1に納められている遺体3を照明するための光源4が設けられている。この光源4は、この実施形態では発光ダイオード(LED)であり、矩形の蓋2の短辺方向の中央位置に、蓋2の長辺方向に沿って設けられている。
光源4は、具体的には、図3、図6等に示されるように、頭蓋2の天面部2b1の裏面に形成されている収納部5に、LEDが断続的に且つ直列状に複数並べられて形成されている。収納部5は、蓋2の長辺方向に延ばされて細長ケース状に形成されている。収納部5の内寸は、この実施形態では幅が15(mm)、高さが5(mm)、長さは遺体3の頭側に対応する端部が30(mm)ほどあけられ、約1900(mm)に選定されている。
またこの実施形態の本発明は、収納部5に対応する蓋2の上面位置に、幅30(mm)、長さが約1900(mm)にわたってメタリックシルバー塗装6が施されている。また蓋2の短辺方向の両側面2cの周辺部分にも、角を境に、その両側に、幅10(mm)づつ、メタリックシルバー塗装7が施されている。この実施形態の本発明品は、これにより、蓋2の上面部2bの装飾性が高められ、また天面部2b1等から上方へ抜ける光を遮断できるよう形成されている。
8はコンセントであり、9は光源4に接続されている電気コードである。この実施形態の本発明品は、斎場や居宅の部屋のコンセント8を介して光源4に給電可能に形成されている。
次に、この実施形態の本発明品の使用例を説明する。
先ず、使用者は、棺本体1内に遺体3を安置し、次に蓋2で棺本体1の上面を塞ぐ。
次に、使用者は、電気コード9のプラグを斎場や居宅の部屋のコンセント8に差し込む。これにより、光源4が点灯し、遺体3を照明する。
従って、本発明によれば、遺体3を明るく照らすことができ、蓋2を一々取り外すことなく、蓋2を介して遺体3を遺族等に綺麗に見せることができる。
従って、本発明によれば、遺体3を明るく照らすことができ、蓋2を一々取り外すことなく、蓋2を介して遺体3を遺族等に綺麗に見せることができる。
以上の処において、本発明の場合、光源4の取り付け間隔や取り付け個数は任意である。
また本発明は、遺体3の顔色が良くなるよう、暖色系の光を放射するLEDが顔付近に設けられているのでも良い。
また光源4は、光量の調節が可能になるよう調光装置を備えて形成されているのでも良い。
また本発明は、遺体3の顔色が良くなるよう、暖色系の光を放射するLEDが顔付近に設けられているのでも良い。
また光源4は、光量の調節が可能になるよう調光装置を備えて形成されているのでも良い。
また本発明は、図7に示されるように、光源4が、例えば天面部2b1に平行状に設けられているのでも良く、上例の構成に限定されるものではない。
また本発明の場合、光源4の形成位置、形成範囲、種類(点光源、棒状光源、面状光源)等は、適宜選定されるので良い。
また本発明の場合、光源4の形成位置、形成範囲、種類(点光源、棒状光源、面状光源)等は、適宜選定されるので良い。
1 棺本体
2 蓋
2a 周壁部
2b 上面部
2b1 天面部
2b2 傾斜面部
3 遺体
4 光源
5 収納部
6、7 メタリックシルバー塗装
8 コンセント
9 電気コード
2 蓋
2a 周壁部
2b 上面部
2b1 天面部
2b2 傾斜面部
3 遺体
4 光源
5 収納部
6、7 メタリックシルバー塗装
8 コンセント
9 電気コード
Claims (3)
- 上面開口状の棺本体と、この棺本体の開口状の上面を閉塞する蓋とで形成されている棺であって、上記の蓋が透明状に形成され、この蓋の裏面に、棺本体に納められている遺体を照明するための光源が設けられ、棺本体が浅底状に形成されていると共に、この棺本体の周壁に連なる垂直状の周壁部を蓋が備えて形成されていることを特徴とする照明機能付きの棺。
- 請求項1記載の照明機能付きの棺であって、光源が、矩形の蓋の短辺方向の中央位置に、蓋の長辺方向に沿って設けられていることを特徴とする照明機能付きの棺。
- 請求項2記載の照明機能付きの棺であって、蓋の上面部が、長辺方向の全長にわたって平面状に形成されている天面部と、この天面部の両側に長辺方向の全長にわたって天面部から下り傾斜状に形成されている傾斜面部とで形成されていることを特徴とする照明機能付きの棺。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012226970A JP2014076244A (ja) | 2012-10-12 | 2012-10-12 | 照明機能付きの棺 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012226970A JP2014076244A (ja) | 2012-10-12 | 2012-10-12 | 照明機能付きの棺 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014076244A true JP2014076244A (ja) | 2014-05-01 |
Family
ID=50782097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012226970A Pending JP2014076244A (ja) | 2012-10-12 | 2012-10-12 | 照明機能付きの棺 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014076244A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109077887A (zh) * | 2018-09-13 | 2018-12-25 | 杨福保 | 一种混合材质棺材及制作方法 |
-
2012
- 2012-10-12 JP JP2012226970A patent/JP2014076244A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109077887A (zh) * | 2018-09-13 | 2018-12-25 | 杨福保 | 一种混合材质棺材及制作方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
USD511823S1 (en) | Plug-in portion of an air freshener device | |
USD515958S1 (en) | Illuminated signaling device | |
US20160212979A1 (en) | Fish tank | |
USD492595S1 (en) | Packaging for artificial nails | |
USD563003S1 (en) | Portable lamp | |
CA117052S (en) | Combined container and closure | |
JP2014076244A (ja) | 照明機能付きの棺 | |
USD502266S1 (en) | Portable sterilizer for toothbrush | |
CN203407276U (zh) | 一种led多功能花盆 | |
KR102384635B1 (ko) | 납골함 장식대 | |
WO2021226457A1 (en) | Sanitizing devices and methods | |
US9833530B2 (en) | Volatile material dispenser having a faceplate | |
KR200397179Y1 (ko) | 장식용 화분 | |
CN205695240U (zh) | 一种挥发器 | |
CN203647748U (zh) | 筷子消毒机 | |
KR20120138862A (ko) | 자외선 엘이디와 광촉매를 이용한 장롱 공기살균장치 | |
USD501574S1 (en) | Light | |
JP2000236772A (ja) | 生物の飼育鑑賞用ケース | |
JP2006149252A (ja) | 捕虫装置 | |
ES2673297T3 (es) | Ataúd | |
CN206499768U (zh) | 一种美颜仪 | |
USD584808S1 (en) | Air freshener device | |
CA106878S (en) | Led lamp | |
CN213882744U (zh) | 一种智能杀菌餐具盒 | |
JP3166800U (ja) | ウォーターサーバー用照明装置 |