JP2014074318A - 掘削機械の表示システム及び掘削機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】掘掘削機械のオペレータが設計面にしたがって施工を進めるにあたって、オペレータに対してバケットの揺動に伴う掘削縁部の位置を理解しやすく提供すること。
【解決手段】掘削機械の表示システムは、掘削機械の現在位置に関する情報を検出する作業機状態検出部と、処理部とを含む。この処理部は、掘削機械の現在位置に関する情報、本体部の姿勢に関する情報及び掘削縁部の位置の情報及びバケットの外形情報に基づいて、掘削機械を上面から見たときに、バケットのアイコン表示及び掘削縁部の位置を求めて、目標面、バケットのアイコン表示及び掘削縁部の位置を示す画像を表示装置の画面に表示する。
【選択図】図15

Description

本発明は、掘削機械の表示システム及びこれを備えた掘削機械に関する。
一般に、油圧ショベル等の掘削機械は、操作者であるオペレータが操作レバーを操作することで、バケットを含む作業機が駆動されて、作業対象の地面等を掘削する。例えば、特許文献1には、バケットの刃先位置が検出され、埋設管の絶対位置とバケット刃先の絶対位置との関係が決められ、この関係に基づき、掘削位置・深さ決定手段によりバケットによる掘削位置及び掘削深さが決定される技術が記載されている。
特開2003−056010号公報
油圧ショベル等の掘削機械を用い、施工対象の設計面の一部を目標面とし、これにしたがって、作業対象の地面を掘削する場合、掘削機械のオペレータは、目標面とバケット刃先(掘削縁部)との相対的な位置情報を特に必要とする。特許文献1の技術は、バケット刃先(掘削縁部)の位置を側面視による位置で把握できる。しかしながら、特許文献1の技術を用いると、バケットピンを介してバケットが揺動した場合、上面視ではバケットにバケット刃先(掘削縁部)が隠れてしまう。そして、オペレータは、把握できる側面視におけるバケット刃先(掘削縁部)の位置だけで、目標面とバケット刃先(掘削縁部)との相対的な位置情報を推測する必要がある。このため、特許文献1の技術は、バケットの揺動に伴うバケット刃先(掘削縁部)の位置を理解しやすく提供できない可能性がある。
本発明は、掘削機械のオペレータが設計面にしたがって施工を進めるにあたって、オペレータに対してバケットの揺動に伴う掘削縁部の位置を理解しやすく提供することを目的とする。
本発明によれば、掘削縁部を有するバケットを含む作業機と、前記作業機が取り付けられる本体部とを有する掘削機械の表示システムであって、前記掘削機械の現在位置に関する情報、前記本体部の姿勢に関する情報及び前記掘削縁部の位置の情報を検出する作業機状態検出部と、設計地形を示す目標面の位置情報及び前記バケットの外形情報を記憶する記憶部と、前記掘削機械の現在位置に関する情報、前記本体部の姿勢に関する情報及び前記掘削縁部の位置の情報及び前記バケットの外形情報に基づいて、前記掘削機械を上面から見たときに、前記バケット及び前記掘削縁部の位置を求めて、前記目標面、前記バケットを示す画像及び前記掘削縁部の位置を示す画像を表示装置の画面に表示する処理部と、を含む掘削機械の表示システムが提供される。
本発明において、前記処理部は、前記掘削機械を上面から見た前記バケットを示す画像に対する前記掘削縁部の相対的な位置が分かるように前記掘削縁部の位置を示す画像を、前記掘削機械を上面から見た前記画面に常に表示することが好ましい。
本発明において、前記処理部は、前記掘削縁部の位置を示す画像を前記掘削縁部の位置を示す線分の画像として表示し、前記掘削縁部の位置を示す線分の画像を、前記バケットを示す画像と異なる態様で表示することが好ましい。
本発明において、前記線分は、前記掘削縁部における刃先を示すことが好ましい。
本発明によれば、上述した掘削機械の表示システムを備えたことを特徴とする掘削機械が提供される。
本発明は、掘削機械のオペレータが設計面にしたがって施工を進めるにあたって、オペレータに対してバケットの揺動に伴う掘削縁部の位置を理解しやすく提供することができる。
図1は、本実施形態に係る油圧ショベル100の斜視図である。 図2は、油圧ショベル100の側面図である。 図3は、油圧ショベル100の背面図である。 図4は、油圧ショベル100が備える制御系を示すブロック図である。 図5は、設計地形データによって示される設計地形を示す図である。 図6は、案内画面の一例を示す図である。 図7は、案内画面の一例を示す図である。 図8は、掘削縁部P3の現在位置を求める方法の一例を説明するための図である。 図9は、掘削縁部P3の現在位置を求める方法の一例を説明するための図である。 図10は、掘削縁部P3を上面視で表示する手順を示すフローチャートである。 図11は、掘削縁部P3の表示例を説明する説明図である。 図12は、掘削縁部P3の回転を説明するための斜視図である。 図13は、目標面距離DAiを説明するための側面図である。 図14は、上面視で掘削縁部P3を表示した例を、表示部42の画面42Pに示す図である。 図15は、上面視で掘削縁部P3を表示した例を、表示部42の画面42Pに示す図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下の実施形態は、掘削機械の一例として油圧ショベルを説明するが、掘削機械は対象を掘削又は埋め戻す機能を有していれば油圧ショベルに限定されるものではない。
<掘削機械の全体構成>
図1は、本実施形態に係る油圧ショベル100の斜視図である。図2は、油圧ショベル100の側面図である。図3は、油圧ショベル100の背面図である。図4は、油圧ショベル100が備える制御系を示すブロック図である。図5は、設計地形データによって示される設計地形を示す図である。本実施形態において、掘削機械としての油圧ショベル100は、本体部としての車両本体1と作業機2とを有する。車両本体1は、上部旋回体3と走行装置5とを有する。上部旋回体3は、機関室3EGの内部に、図示しない動力発生装置及び油圧ポンプ等の装置を収容している。機関室3EGは、上部旋回体3の一端側に配置されている。
本実施形態において、油圧ショベル100は、例えばディーゼルエンジン等の内燃機関を動力発生装置としているが、油圧ショベル100はこのようなものに限定されない。油圧ショベル100は、例えば、内燃機関と発電電動機と蓄電装置とを組み合わせた、いわゆるハイブリッド方式の動力発生装置を備えるもの等であってもよい。
上部旋回体3は、運転室4を有する。運転室4は、上部旋回体3の他端側に載置されている。すなわち、運転室4は、機関室3EGが配置されている側とは反対側に配置されている。運転室4内には、図4に示す、表示入力装置38及び操作装置25が配置される。これらについては後述する。走行装置5は、履帯5a、5bを有している。走行装置5は、履帯5a、5bが回転することにより走行して、油圧ショベル100を走行させる。作業機2は、上部旋回体3の運転室4側に取り付けられている。
上部旋回体3は、作業機2及び運転室4が配置されている側が前であり、機関室3EGが配置されている側が後である。前に向かって左側が上部旋回体3の左であり、前に向かって右側が上部旋回体3の右である。また、油圧ショベル100又は車両本体1は、上部旋回体3を基準として走行装置5側が下であり、走行装置5を基準として上部旋回体3側が上である。油圧ショベル100が水平面に設置されている場合、下は鉛直方向、すなわち重力の作用方向側であり、上は鉛直方向とは反対側である。
作業機2は、ブーム6とアーム7とバケット8とブームシリンダ10とアームシリンダ11とバケットシリンダ12とを有する。ブーム6の基端部は、ブームピン13を介して車両本体1の前部に揺動可能に取り付けられている。アーム7の基端部は、アームピン14を介してブーム6の先端部に揺動可能に取り付けられている。アーム7の先端部には、バケットピン15を介してバケット8が揺動可能に取り付けられている。バケット8の凹部の縁部8Aには、刃(ツース部材)8Bが取り付けられている。刃8Bの先端は、作業機2が掘削力を発生する掘削縁部P3である。バケット8の種類によっては、バケット8の凹部の縁部8Aに刃8Bがない場合があり、この場合は、バケット8の凹部の縁部8Aが掘削力を発生する掘削縁部P3である。また、バケット8の凹部の底部は尻部8Cと呼ばれ、作業機2は、尻部8Cを地表に押しつけることで整地することができる。
図2に示すように、ブーム6の長さ、すなわち、ブームピン13からアームピン14までの長さは、L1である。アーム7の長さ、すなわち、アームピン14の中心からバケットピン15の中心までの長さはL2である。バケット8の長さ、すなわち、バケットピン15の中心からバケット8の掘削縁部P3までの長さはL3である。
図1に示すブームシリンダ10とアームシリンダ11とバケットシリンダ12とは、それぞれ作動油の圧力(以下、適宜油圧という)によって駆動される油圧シリンダである。ブームシリンダ10はブーム6を駆動して、これを昇降させる。アームシリンダ11は、アーム7を駆動して、アームピン14の周りを揺動させる。バケットシリンダ12は、バケット8を駆動して、バケットピン15の周りを揺動させる。ブームシリンダ10、アームシリンダ11及びバケットシリンダ12等の油圧シリンダと図示しない油圧ポンプとの間には、図3に示す比例制御弁37が配置されている。後述する作業機用電子制御装置26が比例制御弁37を制御することにより、ブームシリンダ10、アームシリンダ11及びバケットシリンダ12に供給される作動油の流量が制御される。その結果、ブームシリンダ10、アームシリンダ11及びバケットシリンダ12との動作が制御される。
図2に示すように、ブーム6とアーム7とバケット8には、それぞれ第1ストロークセンサ16と第2ストロークセンサ17と第3ストロークセンサ18が設けられている。第1ストロークセンサ16は、ブームシリンダ10のストローク長さを検出する。後述する表示制御装置39(図4参照)は、第1ストロークセンサ16が検出したブームシリンダ10のストローク長さから、後述する車両本体座標系のZa軸に対するブーム6の傾斜角θ1を算出する。第2ストロークセンサ17は、アームシリンダ11のストローク長さを検出する。表示制御装置39は、第2ストロークセンサ17が検出したアームシリンダ11のストローク長さから、ブーム6に対するアーム7の傾斜角θ2を算出する。第3ストロークセンサ18は、バケットシリンダ12のストローク長さを検出する。表示制御装置39は、第3ストロークセンサ18が検出したバケットシリンダ12のストローク長さから、アーム7に対するバケット8の傾斜角θ3を算出する。
車両本体1は、作業機状態検出部19を備える。作業機状態検出部19は、油圧ショベル100の現在位置、車両本体1の姿勢、掘削縁部P3の現在位置を検出する。作業機状態検出部19は、RTK−GNSS(Real Time Kinematic - Global Navigation Satellite Systems、GNSSは全地球航法衛星システムをいう)用の2個のアンテナ21、22(以下、適宜GNSSアンテナ21、22という)と、3次元位置センサ23と、傾斜角センサ24と、第1ストロークセンサ16、第2ストロークセンサ17及び第3ストロークセンサ18とを有する。GNSSアンテナ21、22は、車両本体1、より具体的には上部旋回体3に設置される。本実施形態において、GNSSアンテナ21、22は、後述する車両本体座標系のYa軸に沿って一定距離だけ離して設置されている。GNSSアンテナ21、22は、車両本体座標系のXa軸に沿って一定距離だけ離してもよく、車両本体座標系のXa軸−Ya軸の面内で一定距離だけ離してもよい。
GNSSアンテナ21、22が受信したGNSS電波に応じた信号は、3次元位置センサ23に入力される。3次元位置センサ23は、GNSSアンテナ21、22の設置位置P1、P2の位置を検出する。図3に示すように、傾斜角センサ24は、重力の作用する方向、すなわち鉛直方向Ngに対する車両本体1の幅方向の傾斜角θ4(以下、適宜ロール角θ4という)を検出する。なお、本実施形態において、幅方向とは、バケット8の幅方向を意味しており、上部旋回体3の幅方向、すなわち左右方向と一致している。ただし、作業機2が後述するチルトバケットを備える場合には、バケットの幅方向と上部旋回体3の幅方向とが一致しないこともあり得る。
油圧ショベル100は、操作装置25と、作業機用電子制御装置26と、作業機制御装置27と、掘削機械の表示システム(以下、適宜表示システムという)28を備える。操作装置25は、作業機操作部材31と、作業機操作検出部32と、走行操作部材33と、走行操作検出部34とを有する。作業機操作部材31は、オペレータが作業機2を操作するための部材であり、例えば、ジョイスティック又は操作レバーである。作業機操作検出部32は、作業機操作部材31の操作内容を検出して、検出信号として作業機用電子制御装置26へ送る。走行操作部材33は、オペレータが油圧ショベル100の走行を操作するための部材であり、例えば、ジョイスティック又は操作レバーである。走行操作検出部34は、走行操作部材33の操作内容を検出して、検出信号として作業機用電子制御装置26へ送る。
作業機用電子制御装置26は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)の少なくとも一方を含む作業機側記憶部35及びCPU(Central Processing Unit)等の演算部36を有している。作業機用電子制御装置26は、主として作業機2を制御する。作業機用電子制御装置26は、作業機操作部材31の操作に応じて作業機2を動作させるための制御信号を生成して、作業機制御装置27に出力する。作業機制御装置27は比例制御弁37を有しており、作業機用電子制御装置26からの制御信号に基づいて比例制御弁37が制御される。作業機用電子制御装置26からの制御信号に応じた流量の作動油が比例制御弁37から流出し、ブームシリンダ10、アームシリンダ11及びバケットシリンダ12の少なくとも1つに供給される。すると、図1に示すブームシリンダ10、アームシリンダ11及びバケットシリンダ12は、比例制御弁37から供給された作動油に応じて駆動される。その結果、作業機2が動作する。
<表示システム28>
表示システム28は、作業エリア内の地面を掘削して後述する設計面のような形状に形成するための情報をオペレータに提供するためのシステムである。表示システム28は、上述した第1ストロークセンサ16、第2ストロークセンサ17及び第3ストロークセンサ18、3次元位置センサ23及び傾斜角センサ24の他に、表示装置としての表示入力装置38と、表示制御装置39と、警報音を報知させるためのスピーカ等を含む音発生装置46とを有している。
表示入力装置38は、タッチパネル式の入力部41と、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部42とを有する。表示入力装置38は、掘削を行うための情報を提供するための案内画面を表示する。また、案内画面には、各種のキーが表示される。操作者であるオペレータ(油圧ショベル100を点検又は修理する際はサービスマン)は、案内画面上の各種のキーに触れることにより、表示システム28の各種の機能を実行させることができる。案内画面については後に詳細に説明する。
表示制御装置39は、表示システム28の各種の機能を実行する。表示制御装置39は、RAM及びROMの少なくとも一方を含む記憶部43、CPU等の処理部44を有する電子制御装置である。記憶部43は、作業機データを記憶している。作業機データは、上述したブーム6の長さL1、アーム7の長さL2、バケット8の長さL3を含む。また、作業機データは、ブーム6の傾斜角θ1と、アーム7の傾斜角θ2と、バケット8の傾斜角θ3とのそれぞれの最小値及び最大値を含む。
表示制御装置39と作業機用電子制御装置26とは、無線又は有線の通信手段を介して互いに通信可能となっている。表示制御装置39の記憶部43は、予め作成された設計地形データを記憶している。設計地形データは、3次元の設計地形の形状及び位置に関する情報である。設計地形は、作業対象となる地面の目標形状を示す。表示制御装置39は、設計地形データ及び上述した各種のセンサからの検出結果等の情報に基づいて、案内画面を表示入力装置38に表示させる。具体的には、図5に示すように、設計地形は、三角形ポリゴンによってそれぞれ表現される複数の設計面45によって構成されている。なお、図5では、複数の設計面のうち1つのみに符号45が付されており、他の設計面の符号は省略されている。目標作業対象は、これらの設計面45のうち1つ又は複数の設計面である。オペレータは、これらの設計面45のうち1つ又は複数の設計面を目標面70として選択する。目標面70は、複数の設計面45のうち、これから掘削される面である。表示制御装置39は、目標面70の位置をオペレータに知らせるための案内画面を表示入力装置38に表示させる。
<案内画面>
図6、図7は、案内画面の一例を示す図である。案内画面は、目標面70とバケット8の掘削縁部P3との位置関係を示し、作業対象である地面が目標面70と同じ形状になるように油圧ショベル100の作業機2を誘導するための画面である。図6及び図7に示すように、案内画面は、粗掘削モードの案内画面(以下、適宜粗掘削画面53という)と、繊細掘削モードの案内画面(以下、適宜繊細掘削画面54という)とを含む。
(粗掘削画面53)
図6に示す粗掘削画面53は、表示部42の画面42Pに表示される。粗掘削画面53は、作業エリアの設計地形と油圧ショベル100の現在位置とを示す上面図53aと、目標面70と油圧ショベル100との位置関係を示す側面図53bとを含む。粗掘削画面53の上面図53aは、複数の三角形ポリゴンによって上面視による設計地形を表現している。より具体的には、上面図53aは、油圧ショベル100が旋回する平面である旋回平面を投影面として設計地形を表現している。したがって、上面図53aは、油圧ショベル100の真上から見た俯瞰図であり、油圧ショベル100が傾いたときには設計面も傾くことになる。
また、複数の設計面45から目標作業対象として選択された目標面70は、他の設計面45と異なる色で表示される。なお、図6では、油圧ショベル100の現在位置が上面視による油圧ショベルのアイコン61で示されているが、他のシンボルによって示されてもよい。また、上面図53aは、油圧ショベル100を目標面70に対して正対させるための情報を含んでいる。油圧ショベル100を目標面70に対して正対させるための情報は、目標面正対コンパス73として表示される。目標面正対コンパス73は、例えば、矢印形状の指針73Iが矢印R方向に回転して、目標面70に対する正対方向と油圧ショベル100を旋回させるべき方向とを示すアイコンである。油圧ショベル100のオペレータは、目標面正対コンパス73により、目標面70への正対度を確認することができる。
粗掘削画面53の側面図53bは、目標面70とバケット8の掘削縁部P3との位置関係を示す画像と、目標面70とバケット8の掘削縁部P3との間の距離を示す距離情報とを含む。具体的には、側面図53bは、設計面の断面を示す線74と、目標面の断面を示す線79と、側面視による油圧ショベル100のアイコン75とを含む。設計面の断面を示す線74は、目標面70以外の設計面45の断面を示す。目標面の断面を示す線79は目標面70の断面を示す。設計面の断面を示す線74と目標面の断面を示す線79とは、図5に示すように、バケット8の掘削縁部P3の現在位置を通る平面77と設計面45との交線80を算出することにより求められる。交線80は、表示制御装置39の処理部44が求める。バケット8の掘削縁部P3の現在位置を求める方法については後に説明する。
側面図53bにおいて、目標面の断面を示す線79は、設計面の断面を示す線74と異なる色で表示される。なお、図6では線種を変えて、目標面の断面を示す線79と設計面の断面を示す線74とを表現している。また、側面図53bでは、目標面の断面を示す線79及び設計面の断面を示す線74よりも地中側の領域と、これらの線分よりも空中側の領域とは異なる色で示される。図6では、目標面の断面を示す線79及び設計面の断面を示す線74よりも地中側の領域にハッチングを付することにより、色の違いを表現している。
目標面70とバケット8の掘削縁部P3との間の距離を示す距離情報は、数値情報83とグラフィック情報84とを含む。数値情報83は、バケット8の掘削縁部P3と目標面70との間の最短距離を示す数値である。グラフィック情報84は、バケット8の掘削縁部P3と目標面70との距離をグラフィックで示した情報である。グラフィック情報84は、バケット8の掘削縁部P3の位置を示すための案内用の指標である。具体的には、グラフィック情報84は、インデックスバー84aと、インデックスバー84aのうちバケット8の掘削縁部P3と目標面70との間の距離がゼロに相当する位置を示すインデックスマーク84bとを含む。インデックスバー84aは、バケット8の先端と目標面70との最短距離に応じて、各インデックスバー84aが点灯するようになっている。なお、グラフィック情報84の表示のオン/オフが油圧ショベル100のオペレータの操作により変更可能とされてもよい。
上述したように、粗掘削画面53では、目標面の断面を示す線79と油圧ショベル100との相対位置関係及びバケット8の掘削縁部P3と目標面の断面を示す線79との最短距離を示す数値が表示される。油圧ショベル100のオペレータは、目標面の断面を示す線79に沿ってバケット8の掘削縁部P3を移動させることによって、現在の地形が設計地形になるように、容易に掘削することができる。なお、粗掘削画面53には案内画面を切り換えるための画面切換キー65が表示される。オペレータは、画面切換キー65を操作することにより、粗掘削画面53から繊細掘削画面54へ切り換えることができる。
(繊細掘削画面54)
図7に示す繊細掘削画面54は、表示部42の画面42Pに表示される。繊細掘削画面54は、粗掘削画面53よりも目標面70と油圧ショベル100との位置関係を詳細に示している。すなわち、繊細掘削画面54は、粗掘削画面53よりも目標面70とバケット8の掘削縁部P3との位置関係を詳細に示している。繊細掘削画面54は、目標面70とバケット8とを示す正面図54aと、目標面70とバケット8とを示す側面図54bとを含む。繊細掘削画面54の正面図54aには、正面視によるバケット8を示すアイコン89と、正面視による目標面70の断面を示す線78とが含まれる。正面(正面視)とは、図1、図2に示すバケット8を車両本体1側から見ることであり、後述する車両本体座標系のYa軸と平行に見ることである。
繊細掘削画面54の側面図54bには、側面視によるバケット8のアイコン90と、設計面の断面を示す線74と、目標面の断面を示す線79とが含まれる。また、繊細掘削画面54の正面図54aと側面図54bとには、それぞれ、目標面70とバケット8との位置関係を示す情報が表示される。側面(側面視)とは、図1、図2に示すバケットピン15の延在方向(バケット8の揺動中心軸方向)から見ることであり、後述する車両本体座標系のXa軸と平行に見ることである。
正面図54aにおいて目標面70とバケット8との位置関係を示す情報は、距離情報86aと角度情報86bとを含む。距離情報86aは、バケット8の掘削縁部P3と、目標面70との間のZa方向における距離を示したものである。この距離は、バケット8の掘削縁部P3の幅方向における位置のうち目標面70に対する最近接位置と、目標面70との間の距離である。正面図54aには、最近接位置を示すマーク86cがバケット8の正面図のアイコン89に重ねて表示される。角度情報86bは、目標面70とバケット8との間の角度を示す情報である。具体的には、角度情報86bは、バケット8の掘削縁部P3を通る仮想線分と目標面の断面を示す線78との間の角度である。
側面図54bにおいて、目標面70とバケット8との位置関係を示す情報は、距離情報87aと角度情報87bとを含む。距離情報87aは、バケット8の掘削縁部P3と目標面70との間の最短距離、すなわち目標面70の垂線方向におけるバケット8の先端と目標面70との間の距離を示したものである。また、角度情報87bは、目標面70とバケット8との間の角度を示す情報である。具体的には、側面図54bに表示される角度情報87bは、バケット8の底面と目標面の断面を示す線79との間の角度である。
繊細掘削画面54は、上述したバケット8の掘削縁部P3と目標面70との距離をグラフィックで示すグラフィック情報84を含む。グラフィック情報84は、粗掘削画面53のグラフィック情報84と同様に、インデックスバー84aとインデックスマーク84bとを有する。上述したように、繊細掘削画面54では、目標面の断面を示す線78、79とバケット8の掘削縁部P3との相対位置関係が詳細に表示される。油圧ショベル100のオペレータは、目標面の断面を示す線78、79に沿ってバケット8の掘削縁部P3を移動させることによって、現在の地形が3次元の設計地形と同じ形状になるように、さらに容易に掘削することができる。なお、繊細掘削画面54には、上述した粗掘削画面53と同様に画面切換キー65が表示される。オペレータは、画面切換キー65を操作することにより、繊細掘削画面54から粗掘削画面53へ切り換えることができる。
<バケット8の掘削縁部P3の現在位置を求める方法>
目標面の断面を示す線79はバケット8の掘削縁部P3の現在位置から算出される。表示制御装置39は、3次元位置センサ23、第1ストロークセンサ16、第2ストロークセンサ17、第3ストロークセンサ18及び傾斜角センサ24等の検出結果に基づき、グローバル座標系{X、Y、Z}でのバケット8の掘削縁部P3の現在位置を求める。本実施形態において、バケット8の掘削縁部P3の現在位置は、次のようにして求められる。
図8、図9は、掘削縁部P3の現在位置を求める方法の一例を説明するための図である。図8は、油圧ショベル100の側面図であり、図9は、油圧ショベル100の背面図である。バケット8の掘削縁部P3の現在位置を求めるにあたって、表示制御装置39は、図8に示すように、上述したGNSSアンテナ21の設置位置P1を原点とする車両本体座標系{Xa、Ya、Za}を求める。本例では、油圧ショベル100の前後方向、すなわち車両本体1の座標系(車両本体座標系)COMのYa軸方向が、グローバル座標系COGのY軸方向に対して傾斜しているものとする。また、車両本体座標系COMでのブームピン13の座標は(0、Lb1、−Lb2)であり、予め表示制御装置39の記憶部43に記憶されている。車両本体座標系COMにおいて、油圧ショベル100は、上部旋回体3がXa−Ya平面と平行な平面を旋回する。車両本体座標系COMにおいて、油圧ショベル100の作業機2は、ブームシリンダ10とアームシリンダ11とバケットシリンダ12とにより駆動され、ブーム6とアーム7とバケット8とがYa−Za平面に沿って移動する。ブームシリンダ10とアームシリンダ11とバケットシリンダ12とが駆動すると、車両本体1の姿勢(傾き)に応じて定まる車両本体座標系COMにおける、Ya−Za平面に沿ってアーム7が移動し、バケット8が動くことになる。
図4に示す3次元位置センサ23は、図2に示すGNSSアンテナ21、22の設置位置P1、P2を検出する。検出された設置位置P1、P2の座標位置から、式(1)によってYa軸方向の単位ベクトルが算出される。
Figure 2014074318
図8に示すように、YaとZとの2つのベクトルで表される平面を通り、Yaと垂直なベクトルZ’を導入すると、式(2)及び式(3)の関係が成り立つ。式(3)のcは定数である。式(2)及び式(3)から、Z’は式(4)のように表される。さらに、Ya及びZ’と垂直なベクトルをX’とすると、X’は式(5)で示すようになる。
Figure 2014074318
Figure 2014074318
Figure 2014074318
Figure 2014074318
図9に示すように、車両本体座標系COMは、これをYa軸周りに、上述したロール角θ4だけ回転させたものであるから、式(6)のように表される。
Figure 2014074318
また、第1ストロークセンサ16、第2ストロークセンサ17及び第3ストロークセンサ18の検出結果から、上述したブーム6、アーム7、バケット8の現在の傾斜角θ1、θ2、θ3が算出される。車両本体座標系COM内におけるバケット8の掘削縁部P3の座標(xat、yat、zat)は、傾斜角θ1、θ2、θ3及びブーム6、アーム7、バケット8の長さL1、L2、L3を用いて、式(7)、式(8)及び式(9)で求めることができる。バケット8の掘削縁部P3は、車両本体座標系COMのYa−Za平面内を移動するものとする。グローバル座標系COGにおけるバケット8の掘削縁部P3の座標は、式(10)で求めることができる。グローバル座標系COGにおける掘削縁部P3の座標が掘削縁部P3の位置である。
Figure 2014074318
Figure 2014074318
Figure 2014074318
Figure 2014074318
表示制御装置39は、上記のように算出したバケット8の掘削縁部P3の現在位置と、記憶部43に記憶された設計地形データとに基づいて、図5に示すように、3次元設計地形とバケット8の掘削縁部P3を通るYa−Za平面77との交線80を算出する。そして、表示制御装置39は、この交線80のうち目標面70を通る部分を上述した目標面の断面を示す線79として案内画面に表示する。次に、図4に示す表示制御装置39が、バケット8が作業対象となる地面を掘削するときの掘削縁部P3の現在位置を、上面視で表示入力装置38の表示部42の画面42Pに表示させる例について説明する。
<バケット8の掘削縁部P3の上面視表示>
図10は、掘削縁部P3を上面視で表示する手順を示すフローチャートである。掘削縁部P3を図4に示す表示部42の画面42Pに表示させるにあたり、ステップS1において、表示制御装置39、より具体的には処理部44は、バケット寸法の特定を行う。作業機2は、アーム7にバケット8が脱着自在であり、アーム7に付け替えてバケット8を取り付けることができる。図4に示す表示制御装置39の記憶部43には、入力部41から入力された、バケット8の寸法を特定するバケット外形情報が記憶されている。
次に、ステップS2において、処理部44は、油圧ショベル100の現在位置を検出する。表示制御装置39は、3次元位置センサ23からの検出信号に基づいて、車両本体1の現在位置及び車両本体1の姿勢を検出する。
上述したように、車両本体座標系COMにおいて、油圧ショベル100の作業機2は、ブーム6とアーム7とバケット8とがYa−Za平面に沿って、ブームシリンダ10とアームシリンダ11とバケットシリンダ12とにより駆動される。ブームシリンダ10とアームシリンダ11とバケットシリンダ12とが駆動すると、車両本体1の姿勢(傾き)に応じて定まる車両本体座標系COMにおける、Ya−Za平面に沿ってアーム7が移動し、バケット8が動くことになる。そこで、処理部44は、3次元位置センサ23、第1ストロークセンサ16、第2ストロークセンサ17、第3ストロークセンサ18及び傾斜角センサ24等の検出結果に基づき、作業機2の姿勢状態を検出する(ステップS3)。
次に、ステップS4において、処理部44は、バケット8の掘削縁部P3の位置を特定する。具体的には、車両本体座標系COM内におけるバケット8の掘削縁部P3の座標(xat、yat、zat)は、傾斜角θ1、θ2、θ3及びブーム6、アーム7、バケット8の長さL1、L2、L3を用いて、式(7)、式(8)及び式(9)で求めることができる。
次に、ステップS5において、処理部44は、設計地形(作業対象の目標形状)と、バケット8のアイコンと、掘削縁部P3の位置を示す画像を表示部42の画面42Pに上面表示する。
処理部44は、バケット8の掘削縁部P3上の複数の計算点を設定し、各計算点と目標面との距離を算出することにより、設計地形(作業対象の目標形状)と、バケット8の掘削縁部P3と、の最短距離が分かるように、表示部42の画面42Pに表示することができる。図11は、掘削縁部P3の表示例を説明する説明図である。図11に示すように、バケット8は複数の刃8Bの先端を通りバケット8の幅方向寸法に一致する仮想線分LS1を演算する。なお、処理部44は、バケット8の幅方向寸法をステップS1において特定したバケット外形情報から読み出して、仮想線分LS1を演算している。この仮想線分LS1は、後述する掘削縁部P3の位置を示す画像の例としての線分8ALとなる。
次に、処理部44は、仮想線分LS1を、複数(例えば、4つ)の範囲に均等に分け、各範囲の境界及び両端を示す5つの点をそれぞれ第1計算点C1、第2計算点C2、第3計算点C3、第4計算点C4、第5計算点C5として設定する。分割数iは、自然数であり、本実施例ではiは1、2、3、4、5である。すなわち、第1計算点C1、第2計算点C2、第3計算点C3、第4計算点C4、第5計算点C5は、バケット8の掘削縁部P3の幅方向における特定の複数の位置を示す。そして、ステップS2で検出された油圧ショベル100の現在位置に基づいて、処理部44は、第1計算点C1、第2計算点C2、第3計算点C3、第4計算点C4、第5計算点C5の現在位置を算出する。具体的には、処理部44は、上述したバケット8の掘削縁部P3の現在位置の算出方法によって、中央の第3計算点C3の現在位置を算出する。そして、処理部44は、中央の第3計算点C3の現在位置、バケット8の幅方向寸法及び仮想線分LS1の延在方向から他の第1計算点C1、第2計算点C2、第4計算点C4、第5計算点C5の現在位置を算出する。
図12は、掘削縁部P3の回転を説明するための斜視図である。図13は、目標面距離DAiを説明するための側面図である。上述したように、アーム7の先端部には、バケットピン15を介してバケット8が揺動可能に取り付けられている。バケット8は、例えば、目標面70の法面の最上端(法肩)71から目標面の最下端(法尻)72に向かうにしたがって、バケット8のバケットピン15を中心に刃8Bの先端が円弧を描くように回転することがある。これにより、掘削縁部P3の位置を示す線分8ALも円弧を描くように回転する。そして上述したバケット8の長さL3は、この回転の円弧の半径となる。
第i計算点Ciを通るYa−Za平面と、設計面45との交線Miとした場合、ステップS4において、処理部44は、交線Miに含まれる各直線MAi−MCiと第i計算点Ciとの間の距離を算出する。ここでは、交線Miに含まれる各直線MAi−MCiについて第i計算点Ciを通る垂線を算出し、各直線MAi−MCiと第i計算点Ciとの間の距離が算出される。例えば、図13に示すように、第i計算点Ciが目標領域A1、A2、A3のうち目標領域A1内に位置しているときには、第i計算点Ciを通る目標線MAiの垂線が算出され、第i計算点Ciと目標線MAiとの間の最短距離(以下、「目標面距離DAi」と呼ぶ)が算出される。このようにして、処理部44は、図11に示す距離DA1からDA5を算出し、最短距離を目標面距離DA1とする。この目標面距離DA1は、上述した図6に示す数値情報83として表示される。
処理部44は、記憶部43に記憶されている、バケット8の寸法を特定するバケット外形情報に基づいて、上面視でバケット8のアイコン表示(画像)8BLを表示する。上面(上面視)とは、図1、図2に示すバケット8を、上述した車両本体座標系のZa軸と平行な方向で上から見ることである。処理部44は、バケット8のバケット幅、バケット長さ、バケット高さ等の寸法の情報をステップS1において特定したバケット外形情報から読み出して、車両本体座標系のZa軸と平行な方向に投影したバケット8の外形の情報に基づいて、上面視でのバケット8のアイコン表示8BLの画像を求める。処理部44は、上面視でのバケット8のアイコン表示8BLに対して、掘削縁部P3の相対的な位置が分かるように、掘削縁部P3の位置を示す画像を表示部42Pに表示する。図14及び図15は、上面視で掘削縁部P3を表示した例を、表示部42の画面42Pに示す図である。
図14及び図15に示す繊細掘削画面55は、設計地形(作業対象の目標形状)とバケット8とを示す上面図55aと、目標面の断面を示す線79とバケット8とを示す側面図55bとを含む。繊細掘削画面55の上面図55aには、上面視による目標面70が含まれる。
繊細掘削画面55の側面図55bには、側面視によるバケット8のアイコン90と、設計面の断面を示す線74と、目標面の断面を示す線79とが含まれる。また、繊細掘削画面54の上面図55aと側面図55bとには、それぞれ、目標面70とバケット8との位置関係を示す情報が表示される。側面視とは、図1、図2に示すバケットピン15の延在方向(バケット8の揺動中心軸方向)から見ることである。本実施形態の表示制御装置39は、側面図55bを、上面図55aと同時表示することで、オペレータが設計面にしたがって施工を進めるにあたって、オペレータに対してバケット8の揺動に伴う掘削縁部の位置を理解しやすく提供している。表示制御装置39は、側面図55bを非表示として、上面図55aを表示するようにしてもよい。側面図55bには、側面視によるバケット8のアイコン90が表示されている。
図14に示すバケット8は、目標面の法面の最上端(法肩)へ施工を進めるにあたって、掘削縁部P3を上側へ振り上げている。この場合、上面図55aにおいて、掘削縁部P3の位置を示す線分8ALは、バケット8のアイコン表示8BLと同時表示されていても表示部42の画面42に表示される。
図15に示すバケット8は、目標面の法面の最上端(法肩)から目標面の最下端(法尻)へ施工を進めるにあたって、上側から下側へバケット8の掘削縁部P3を揺動している。この場合、上面図55aにおいて、掘削縁部P3の位置を示す線分8ALは、バケット8のアイコン表示8BLによって本来は見えない位置にくる。このため、車両本体座標系のZa軸と平行な方向で上から見たとき(上面から見たとき)に、処理部44は、バケット8のアイコン表示8BLを表示するとともに、バケット8のアイコン表示8BLに対して、掘削縁部P3がある相対的な位置が分かるように、掘削縁部P3の位置を示す画像である、線分8ALを表示部42Pに常に表示する。このため、オペレータは、掘削縁部P3がバケット8のアイコン表示8BLの内部にあっても、掘削縁部P3の位置を認識することができる。
掘削縁部P3の位置を示す画像を表示部42Pに常に表示するために、処理部44は、上面視におけるバケット8のアイコン表示8BLに対する、掘削縁部P3の相対的な位置を求めて、掘削縁部P3の位置を示す画像の表示レイヤーをバケット8のアイコン表示8BLの表示レイヤーの上として、表示部42に表示するよう指示する。これにより、掘削縁部P3を示す画像である、線分8ALは、バケット8のアイコン表示8BLに遮蔽されず、常に表示される。
または、掘削縁部P3の位置を示す画像を表示部42Pに常に表示するために、処理部44は、掘削縁部P3の位置を示す画像と重なるバケット8のアイコン表示8BLの少なくとも一部を透過処理してもよい。ここで、透過処理とは、掘削縁部P3が重なる一部のバケット8の表示を消す、又は透明な表示をすることをいう。これにより、掘削縁部P3を示す画像である、線分8ALは、バケット8のアイコン表示8BLに遮蔽されず、常に表示される。
上述のように、処理部44は、表示されているバケット8のアイコン表示8BLよりも掘削縁部P3の位置を示す線分8ALを優先的に画面55aに上面視で表示する。このため、掘削縁部P3がバケット8の外形によって本来は上面視で見えない位置にきて隠れてしまう場合でも、オペレータは、図15の上面図55aに示すように掘削縁部P3の位置を示す画像(線分8AL)により、掘削縁部P3の位置を把握することができる。その結果、掘削機械の表示システム28は、オペレータが設計面にしたがって施工を進めるにあたって、オペレータに対してバケット8の揺動に伴う掘削縁部P3の位置を理解しやすく提供することができる。
また、処理部44は、表示されているバケット8のアイコン表示8BLよりも掘削縁部P3の位置を示す画像である、線分8ALを優先的に画面55aに上面視で表示し、かつ目標面70を同時表示する。バケット8が動くことにより、目標面70に対するバケット8の位置が変わるが、図14及び図15を比較して分かるように、目標面70、バケット8のアイコン表示8BL及び掘削縁部P3の位置を示す画像である、線分8ALを同時表示していることから、オペレータは、目標面70に対しての相対的なバケット8の位置及び目標面70に対しての相対的な掘削縁部P3の位置を直感的に把握しやすくなる。
なお、処理部44は、掘削縁部P3の位置を示す画像である、線分8ALをバケット8のアイコン表示8BLと異なる態様で表示する。異なる態様として例えば、処理部44は、バケット8のアイコン表示8BLを表示する色とは異なる色で表示し、線分8ALを周囲から目立たせた強調表示をしてもよい。また、処理部44は、バケット8のアイコン表示8BLを表示する線幅よりも太い幅で表示した線分8ALとして、線分8ALを周囲から目立たせた強調表示をしてもよい。あるいは、処理部44は、バケット8のアイコン表示8BLを表示する輝度よりも明るい輝度で表示した線分8ALとし、線分8ALを周囲から目立たせた強調表示をしてもよい。本実施形態では、掘削縁部P3の位置を示す画像である線分8ALを実線で示したがこれに限られない。例えば、線分8ALは、実線、破線、一点鎖線、二点鎖線等の仮想線であってもよい。
処理部44は、線分8ALを、掘削縁部P3の位置を示す画像として使用したがこれに限られず、例えば上述した第1計算点C1、第2計算点C2、第3計算点C3、第4計算点C4、第5計算点C5を示す三角印又は矢印などを使用してもよい。このように、掘削縁部P3の位置を示す画像には、点、文字、線画等の絵柄が連続、または点在し、一見して掘削縁部P3の位置が判別できるシンボルを含む。
以上説明したように、掘削機械の表示システム28は、掘削縁部P3で掘削力を発生するバケット8を含む作業機2と、この作業機2が取り付けられる車両本体1とを動作させるためのシステムである。掘削機械の表示システム28は、作業機状態検出部19と、記憶部43と、処理部44と、を含む。作業機状態検出部19は、油圧ショベル100の現在位置、車両本体1の姿勢、掘削縁部P3の現在位置を検出する。記憶部43は、作業対象の目標形状を示す目標面の位置情報及びバケット8の外形情報を記憶する。
処理部44は、油圧ショベル100の現在位置に関する情報、車両本体1の姿勢、掘削縁部P3の現在位置及びバケット8の外形情報に基づいて、油圧ショベル100の上面から見たときのバケット8のアイコン表示8BL及び掘削縁部P3の位置を求めて、目標面70、バケット8のアイコン表示8BL及び掘削縁部P3の位置を示す画像を表示部42の画面42Pに表示する。ここで、掘削縁部P3の位置示す画像は、線分8ALで示される。このようにすることで、掘削縁部P3がバケット8の外形によって本来は上面視で見えない位置にきて隠れてしまう場合でも、油圧ショベル100のオペレータは、掘削縁部P3の位置を示す画像、例えば線分8ALにより、掘削縁部P3の位置を把握することができ、バケット8の掘削縁部P3が移動する状態を表示部42の画面42Pで確認することができる。その結果、オペレータは、掘削縁部P3の位置を示す画像、例えば線分8ALを視認することで、掘削縁部P3の位置を確認しながら施工を行うことができるので、作業効率が向上する。
掘削縁部P3の位置は、線分8ALで示される場合、線分ALの長さで、オペレータがバケット8の幅を認識することが容易となる。また線分ALが刃先を示し、上述したステップS1において、油圧ショベル100を使用する時点の刃8Bの長さを取り込む場合、オペレータは、刃8Bの摩耗度合いを加味して、設計面にしたがって施工を進めることができる。
本実施形態においては、上述した繊細掘削画面55に上面図55aを表示する例を説明するが、粗掘削画面53にこれを表示してもよい。なお、本実施形態の処理部44は、上述した上面図55a、側面図55bは、車両本体座標系COMおける上面図(Za軸と平行にみた図)、側面図(Xa軸と平行にみた図)として表示した。処理部44は、上面図55a、側面図55bの少なくとも1つを、グローバル座標系における上面図(Z軸と平行にみた図)、側面図(X軸と平行にみた図)として表示してもよい。
以上、本実施形態を説明したが、上述した内容により本実施形態が限定されるものではない。また、上述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、上述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、本実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
例えば、各案内画面の内容は上記のものに限られず、適宜、変更されてもよい。また、表示制御装置39の機能の一部又はすべてが、油圧ショベル100の外部に配置されたコンピュータによって実行されてもよい。また、目標作業対象は、上述したような平面に限らず、点、線又は3次元の形状であってもよい。表示入力装置38の入力部41は、タッチパネル式のものに限られず、ハードキーやスイッチなどの操作部材によって構成されてもよい。
上記の実施形態では、作業機2は、ブーム6、アーム7、バケット8を有しているが、作業機2はこれに限られず、少なくともバケット8を有するものであればよい。また、上記の実施形態では、第1ストロークセンサ16、第2ストロークセンサ17及び第3ストロークセンサ18によって、ブーム6、アーム7、バケット8の傾斜角を検出しているが、傾斜角の検出手段はこれらに限られない。例えば、ブーム6、アーム7、バケット8の傾斜角を検出する角度センサが備えられてもよい。
上記の実施形態では、バケット8を有しているが、バケットはこれに限られず、チルトバケットであってもよい。チルトバケットとは、バケットチルトシリンダを備え、バケットが左右にチルト傾斜することで油圧ショベルが傾斜地にあっても、斜面、平地を自由な形に成形、整地をすることができ、低板プレートによる転圧作業もできるバケットである。
1 車両本体
2 作業機
3 上部旋回体
4 運転室
5 走行装置
8 バケット
8B 刃
19 作業機状態検出部
21、22 アンテナ
23 3次元位置センサ
24 傾斜角センサ
28 掘削機械の表示システム(表示システム)
38 表示入力装置
39 表示制御装置
41 入力部
42 表示部
42P 画面
43 記憶部
44 処理部
45 設計面
46 音発生装置
70 目標面
78、79 目標面の断面を示す線
84 グラフィック情報
100 油圧ショベル
P3 掘削縁部
本発明において、前記掘削縁部が前記バケットの外形によって本来は上面視で見えない位置にきて隠れてしまう場合でも、前記処理部は、前記掘削機械を上面から見た前記バケットを示す画像に対する前記掘削縁部の相対的な位置が分かるように前記掘削縁部の位置を示す画像を、前記バケットを示す画像よりも優先的に前記掘削機械を上面から見た前記画面に常に表示することが好ましい。

Claims (5)

  1. 掘削縁部を有するバケットを含む作業機と、前記作業機が取り付けられる本体部とを有する掘削機械の表示システムであって、
    前記掘削機械の現在位置に関する情報、前記本体部の姿勢に関する情報及び前記掘削縁部の位置の情報を検出する作業機状態検出部と、
    設計地形を示す目標面の位置情報及び前記バケットの外形情報を記憶する記憶部と、
    前記掘削機械の現在位置に関する情報、前記本体部の姿勢に関する情報及び前記掘削縁部の位置の情報及び前記バケットの外形情報に基づいて、前記掘削機械を上面から見たときに、前記バケット及び前記掘削縁部の位置を求めて、前記目標面、前記バケットを示す画像及び前記掘削縁部の位置を示す画像を表示装置の画面に表示する処理部と、
    を含む掘削機械の表示システム。
  2. 前記処理部は、
    前記掘削機械を上面から見た前記バケットを示す画像に対する前記掘削縁部の相対的な位置が分かるように前記掘削縁部の位置を示す画像を、前記掘削機械を上面から見た前記画面に常に表示する、請求項1に記載の掘削機械の表示システム。
  3. 前記処理部は、
    前記掘削縁部の位置を示す画像を前記掘削縁部の位置を示す線分の画像として表示し、前記掘削縁部の位置を示す線分の画像を、前記バケットを示す画像と異なる態様で表示する、請求項1又は2に記載の掘削機械の表示システム。
  4. 前記線分は、前記掘削縁部における刃先を示す、請求項3に記載の掘削機械の表示システム。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の掘削機械の表示システムを備えたことを特徴とする掘削機械。
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